JP2023130591A - 距離画像撮像素子及び距離画像撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電荷を排出する際に排出不良を発生し難くする。【解決手段】測定対象の空間から入射した光に応じた電荷を発生する光電変換素子と、前記電荷を蓄積する電荷蓄積部と、前記光電変換素子から前記電荷を前記電荷蓄積部に転送する転送経路上に設けられた転送トランジスタと、前記光電変換素子から前記電荷を排出する排出経路上に設けられた電荷排出トランジスタとを少なくとも備える画素回路が半導体基板上に形成された距離画像撮像素子であり、前記光電変換素子の表面における平面視の形状が長方形であり、前記電荷排出トランジスタが2個設けられ、前記光電変換素子の長辺における前記光電変換素子の短辺に平行で当該光電変換素子の中心を通るy軸に、前記長辺に平行で当該光電変換素子の中心を通るx軸に対して線対称となる位置に、2個の前記電荷排出トランジスタが対向して配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、距離画像撮像素子及び距離画像撮像装置に関する。
従来から、光の速度が既知であることを利用し、空間(測定空間)における光の飛行時間に基づいて測定器と対象物との距離を測定する、タイム・オブ・フライト(Time of Flight、以下「TOF」という)方式の距離画像センサが実現されている。TOF方式の距離画像センサでは、測定対象に光(例えば、近赤外光など)パルスを照射し、光パルスを照射した時間と、測定空間における対象物によって反射した光パルス(反射光)が戻ってくる時間との差、つまり、測定器と対象物との間における光の飛行時間に基づいて、測定器と対象物との距離を測定している(例えば、特許文献1参照)。
このような距離画像撮像装置を用いて、所定の距離にある物体までの距離を精度良く測定しようとする場合、上記画素から被写体からの反射光により発生した電荷量を、複数のゲートにより振り替えて精度良く読み出す必要がある。
TOF方式の距離画像センサは、光電変換素子が入射される光の光量を電荷に変換し、変換した電荷を電荷蓄積部に蓄積し、AD変換器により蓄積された電荷の電荷量に対応したアナログ電圧をデジタル値に変換している。
また、TOF方式の距離画像センサは、電荷量に対応したアナログ電圧や、デジタル値に含まれる、測定器と対象物との間における光の飛行時間の情報により、測定器と対象物との距離を求めている。
ここで、距離画像撮像装置においては、光パルスを照射した時点から、被写体で反射した光パルスが戻ってくるまでの遅延時間を、光電変換素子が発生した電荷を、所定の周期毎に電荷蓄積部の各々に蓄積し、それぞれの電荷蓄積部に蓄積された電荷量によって求めている。そして、上記遅延時間と光速とを用いて、距離撮像画像装置から被写体までの距離を求めている。
そのため、光電変換素子から電荷蓄積部へ電荷を転送するため、光電変換素子と電荷蓄積部の各々とには電荷を転送する転送ゲート(トランジスタ)が設けられている。また、電荷を蓄積させることなく排出する期間(ドレイン期間)において光電変換素子が変換した電荷を排出する排出ゲート(トランジスタ)が設けられている。
特許第4235729号公報
しかしながら、排出ゲートのレイアウトに起因して電荷を排出しきれない排出不良が発生する場合がある。例えば、排出ゲートが、光電変換素子の中心から離れた位置にレイアウトされていると、排出ゲートをONした場合に形成される電位のポテンシャル勾配が、光電変換素子の中心から近い位置に排出ゲートをレイアウトした場合と比較して緩やかとなる。この場合、例えば、ドレイン期間に光量が大きい外光を受光すると排出ゲートから電荷を排出しきれない可能性がある。排出ゲートで排出できなかった電荷が転送ゲートに入り込み、転送ゲートに入り込んだ電荷が電荷蓄積部に蓄積されてしまうと距離を測定する精度が劣化する要因の一つとなっていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、電荷を排出する際に排出不良を発生し難くすることができる距離画像撮像素子及び距離画像撮像装置を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明の距離画像撮像素子は、測定対象の空間から入射した光に応じた電荷を発生する光電変換素子と、前記電荷を蓄積する電荷蓄積部と、前記光電変換素子から前記電荷を前記電荷蓄積部に転送する転送経路上に設けられた転送トランジスタと、前記光電変換素子から前記電荷を排出する排出経路上に設けられた電荷排出トランジスタとを少なくとも備える画素回路が半導体基板上に形成された距離画像撮像素子であり、前記光電変換素子の表面における平面視の形状が長方形であり、前記電荷排出トランジスタが2個設けられ、前記光電変換素子の長辺における前記光電変換素子の短辺に平行で当該光電変換素子の中心を通るy軸に、前記長辺に平行で当該光電変換素子の中心を通るx軸に対して線対称となる位置に、2個の前記電荷排出トランジスタが対向して配置されていることを特徴とする。
本発明の距離画像撮像素子は、前記転送トランジスタが2M(Mは整数であり、M≧2)個設けられ、前記長辺の各々にM個の前記転送トランジスタが、前記x軸に対して線対称となる位置にそれぞれ対向して配置されていることを特徴とする。
本発明の距離画像撮像素子は、前記転送トランジスタのチャネル長が、前記電荷排出トランジスタのチャネル長より長いことを特徴とする。
本発明の距離画像撮像素子は、前記転送トランジスタのチャネル領域の全部又は一部にn型不純物によるチャネルドープがなされていることを特徴とする。
本発明の距離画像撮像素子は、前記画素回路の前記光が入射される面側にマイクロレンズが形成されており、当該マイクロレンズの光軸が、前記光電変換素子の入射面に垂直で、かつ当該入射面の中心を貫通することを特徴とする。
本発明の距離画像撮像装置は、上記距離画像撮像素子のいずれかの距離画像撮像素子が備えられた受光部と、前記距離画像撮像素子が撮像した距離画像から、当該距離画像撮像素子から被写体までの距離を求める距離画像処理部とを備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、電荷を排出する際に排出不良を発生し難くすることができる。
本発明の第1の実施形態の距離画像撮像装置の概略構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施形態の距離画像撮像装置1に用いられる撮像素子(距離画像センサ32)の概略構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施形態の距離画像撮像装置1に用いられる個体撮像素子である距離画像センサ32(距離画像撮像素子)の受光領域320内に配置された画素回路321の構成の一例を示した回路図である。 第1の実施形態における画素回路321の各トランジスタの配置(レイアウトパターン)の一例を示す図である。 図4における光電変換素子PDと転送トランジスタGと電荷排出トランジスタGDとの配置関係の一例を示す図である。 転送トランジスタGによる光電変換素子PDからフローティングディフュージョンFDへの電荷の転送について説明する図である。 電荷排出トランジスタGDによる光電変換素子PDから電源VDDへの電荷の排出について説明する図である。 第2の実施形態における光電変換素子PDと転送トランジスタGと電荷排出トランジスタGDとの配置関係の一例を示す図である。 第2の実施形態における転送トランジスタGによる光電変換素子PDからフローティングディフュージョンFDへの電荷の転送について説明する図である。 第3の実施形態における光電変換素子PDと転送トランジスタGと電荷排出トランジスタGDとの配置関係の一例を示す図である。 第3の実施形態における転送トランジスタGによる光電変換素子PDからフローティングディフュージョンFDへの電荷の転送について説明する図である。 第4の実施形態における画素回路321の光電変換素子PDとマイクロレンズMLとの位置関係を示す図である。 複数の画素回路321が配置された受光領域320の一部分におけるレンズアレイを示す平面図である。 図10におけるマイクロレンズMLが設けられた画素回路321のレンズアレイの断面図である。 図10におけるマイクロレンズMLが設けられた画素回路321のレンズアレイの断面図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、距離画像撮像装置1の概略構成を示したブロック図である。距離画像撮像装置1は、光源部2と、受光部3と、距離画像処理部4とを備える。なお、図1には、距離画像撮像装置1において距離を測定する対象物である被写体Sも併せて示している。距離画像撮像素子は、例えば、受光部3における距離画像センサ32(後述)である。
光源部2は、距離画像処理部4からの制御に従って、距離画像撮像装置1において距離を測定する対象の被写体Sが存在する撮影対象の空間に光パルスPOを照射する。光源部2は、例えば、垂直共振器面発光レーザー(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)などの面発光型の半導体レーザーモジュールである。光源部2は、光源装置21と、拡散板22とを備える。
光源装置21は、被写体Sに照射する光パルスPOとなる近赤外の波長帯域(例えば、波長が850nm~940nmの波長帯域)のレーザー光を発光する光源である。光源装置21は、例えば、半導体レーザー発光素子である。光源装置21は、タイミング制御部41からの制御に応じて、パルス状のレーザー光を発光する。
拡散板22は、光源装置21が発光した近赤外の波長帯域のレーザー光を、被写体Sに照射する面の広さに拡散する光学部品である。拡散板22が拡散したパルス状のレーザー光が、光パルスPOとして出射され、被写体Sに照射される。
受光部3は、距離画像撮像装置1において距離を測定する対象の被写体Sによって反射された光パルスPOの反射光RLを受光し、受光した反射光RLに応じた画素信号を出力する。受光部3は、レンズ31と、距離画像センサ32とを備える。
レンズ31は、入射した反射光RLを距離画像センサ32に導く光学レンズである。レンズ31は、入射した反射光RLを距離画像センサ32側に出射して、距離画像センサ32の受光領域に備えた画素回路に受光(入射)させる。
距離画像センサ32は、距離画像撮像装置1に用いられる撮像素子である。距離画像センサ32は、二次元の受光領域に複数の画素を備える。距離画像センサ32のそれぞれの画素回路(画素回路321)の中に、1つの光電変換素子と、この1つの光電変換素子に対応する複数の電荷蓄積部と、それぞれの電荷蓄積部に電荷を振り分ける構成要素とが設けられる。
距離画像センサ32は、タイミング制御部41からの制御に応じて、光電変換素子が発生した電荷をそれぞれの電荷蓄積部に振り分ける。また、距離画像センサ32は、電荷蓄積部に振り分けられた電荷量に応じた画素信号を出力する。距離画像センサ32には、複数の画素回路が二次元の行列状に配置されており、それぞれの画素回路の対応する1フレーム分の画素信号を出力する。
距離画像処理部4は、距離画像撮像装置1を制御し、被写体Sまでの距離を演算する。距離画像処理部4は、タイミング制御部41と、距離演算部42とを備える。
タイミング制御部41は、距離の測定に要する様々な制御信号を出力するタイミングを制御する。ここでの様々な制御信号とは、例えば、光パルスPOの照射を制御する信号や、反射光RLを複数の電荷蓄積部に振り分ける信号、1フレームあたりの振り分け回数を制御する信号などである。振り分け回数とは、電荷蓄積部CS(図3参照)に電荷を振り分ける処理を繰返す回数である。
距離演算部42は、距離画像センサ32から出力された画素信号に基づいて、被写体Sまでの距離を演算した距離情報を出力する。距離演算部42は、複数の電荷蓄積部CSに蓄積された電荷量に基づいて、光パルスPOを照射してから反射光RLを受光するまでの遅延時間Tdを算出する。距離演算部42は、算出した遅延時間Tdに応じて、距離画像撮像装置1から被写体Sまでの距離を演算する。
このような構成によって、距離画像撮像装置1では、光源部2が被写体Sに照射した近赤外の波長帯域の光パルスPOが被写体Sによって反射された反射光RLを受光部3が受光し、距離画像処理部4が、被写体Sと距離画像撮像装置1との距離を測定した距離情報を出力する。
なお、図1においては、距離画像処理部4を内部に備えた構成の距離画像撮像装置1を示しているが、距離画像処理部4は、距離画像撮像装置1の外部に備える構成要素であってもよい。
次に、距離画像撮像装置1において撮像素子として用いられる距離画像センサ32の構成について説明する。図2は、撮像素子(距離画像センサ32)の概略構成を示したブロック図である。
図2に示すように、距離画像センサ32は、例えば、複数の画素回路321が配置された受光領域320と、制御回路322と、振り分け動作を有した垂直走査回路323と、水平走査回路324と、画素信号処理回路325とを備える。
受光領域320は、複数の画素回路321が配置された領域であって、図2では、8行8列に二次元の行列状に配置された例を示している。画素回路321は、受光した光量に相当する電荷を蓄積する。制御回路322は、例えば、距離画像処理部4のタイミング制御部41からの指示に応じて、距離画像センサ32の構成要素の動作を制御する。
垂直走査回路323は、制御回路322からの制御に応じて、受光領域320に配置された画素回路321を行ごとに制御する回路である。垂直走査回路323は、画素回路321の電荷蓄積部CSそれぞれに蓄積された電荷量に応じた電圧信号を画素信号処理回路325に出力させる。
画素信号処理回路325は、制御回路322からの制御に応じて、それぞれの列の画素回路321から出力された電圧信号に対して、予め定めた信号処理(例えば、ノイズ抑圧処理やA/D変換処理など)を行う。
水平走査回路324は、制御回路322からの制御に応じて、画素信号処理回路325から出力される信号を、順次、時系列に出力させる回路である。これにより、1フレーム分蓄積された電荷量に相当する画素信号が、距離画像処理部4に順次出力される。以下の説明においては、画素信号処理回路325がA/D変換処理を行い、画素信号がデジタル信号であるものとして説明する。
ここで、距離画像センサ32に備える受光領域320内に配置された画素回路321の構成について説明する。図3は、画素回路321の構成の一例を示した回路図である。図3の画素回路321は、4つの画素信号読み出し部を備えた構成例である。
画素回路321は、1つの光電変換素子PDと、電荷排出トランジスタGD(後述するGD1、GD2)と、対応する出力端子Oから電圧信号を出力する4つの画素信号読み出し部RU(RU1からRU4)とを備える。画素信号読み出し部RUのそれぞれは、転送トランジスタGと、フローティングディフュージョンFDと、電荷蓄積容量Cと、リセットトランジスタRTと、ソースフォロアトランジスタSFと、選択トランジスタSLとを備える。フローティングディフュージョンFDと電荷蓄積容量Cとは、電荷蓄積部CSを構成している。
図3に示した画素回路321において、出力端子O1から電圧信号を出力する画素信号読み出し部RU1は、転送トランジスタG1(転送MOSトランジスタ)と、フローティングディフュージョンFD1と、電荷蓄積容量C1と、リセットトランジスタRT1と、ソースフォロアトランジスタSF1と、選択トランジスタSL1とを備える。画素信号読み出し部RU1では、フローティングディフュージョンFD1と電荷蓄積容量C1とによって電荷蓄積部CS1が構成されている。画素信号読み出し部RU2、RU3及びRU4も同様の構成である。
光電変換素子PDは、入射した光を光電変換して、入射した光(入射光)に応じた電荷を発生させ、発生させた電荷を蓄積する埋め込み型のフォトダイオードである。本実施形態においては、入射光は測定対象の空間から入射される。
画素回路321では、光電変換素子PDが入射光を光電変換して発生させた電荷を4つの電荷蓄積部CS(CS1からCS4)のそれぞれに振り分け、振り分けられた電荷の電荷量に応じたそれぞれの電圧信号を、画素信号処理回路325に出力する。
また、距離画像センサ32に配置される画素回路の構成は、図3に示したような、4つの画素信号読み出し部RU(RU1からRU4)を備えた構成に限定されるものではなく、画素信号読み出し部RUが2M(Mは整数であり、M≧2)個以上の複数の画素信号読み出し部RUを備えた構成の画素回路でもよい。すなわち、2M(Mは整数であり、M≧2)個以上の転送トランジスタGが備えられた構成の画素回路でもよい。
上記距離画像撮像装置1の画素回路321の駆動において、光パルスPOが照射時間Toで照射され、遅延時間Td遅れて反射光RLが距離画像センサ32に受光される。垂直走査回路323は、光パルスPOの照射に同期させて、電荷蓄積部CS1、CS2、CS3及びCS4の順に、光電変換素子PDに発生する電荷を振り替えて、それぞれに蓄積させる。
このとき、垂直走査回路323は、光電変換素子PDから電荷を電荷蓄積部CS1に転送する転送経路上に設けられた転送トランジスタG1をオン状態にする。これにより、光電変換素子PDにより光電変換された電荷が、転送トランジスタG1を介して電荷蓄積部CS1に蓄積される。その後、垂直走査回路323は、転送トランジスタG1をオフ状態にする。これにより、電荷蓄積部CS1への電荷の転送が停止される。このようにして、垂直走査回路323は、電荷蓄積部CS1に電荷を蓄積させる。他の電荷蓄積部CS2、CS3及びCS4においても同様である。
このとき、電荷蓄積部CSに電荷の振り分けを行なう電荷蓄積期間において、蓄積駆動信号TX1、TX2、TX3、TX4の各々が、転送トランジスタG1、G2、G3、G4それぞれに供給される蓄積周期が繰返される。
そして、転送トランジスタG1、G2、G3及びG4の各々を介して、電荷蓄積部CS1、CS2、CS3、CS4それぞれに、光電変換素子PDから入射光に対応した電荷が転送される。電荷蓄積期間に複数の蓄積周期が繰返される。
これにより、電荷蓄積期間における電荷蓄積部CS1、CS2、CS3及びCS4の各々の蓄積周期毎に、電荷蓄積部CS1、CS2、CS3、CS4それぞれに電荷が蓄積される。
また、垂直走査回路323は、電荷蓄積部CS1、CS2、CS3及びCS4の各々の蓄積周期を繰返す際、電荷蓄積部CS4に対する電荷の転送(振替)が終了した後、光電変換素子PDから電荷を排出する排出経路上に設けられた電荷排出トランジスタGDをオンさせる。
これにより、電荷排出トランジスタGDは、電荷蓄積部CS1に対する蓄積周期が開始される前に、直前の電荷蓄積部CS4の蓄積周期の後に光電変換素子PDに発生した電荷を破棄する(すなわち、光電変換素子PDをリセットさせる)。
そして、垂直走査回路323は、受光領域320内に配置された全ての画素回路321の各々から、それぞれ電圧信号を画素信号処理回路325に、画素回路321の行(横方向の配列)単位で順次出力させる。
そして、画素信号処理回路325は、入力される電圧信号の各々に対してA/D変換処理などの信号処理を行ない、水平走査回路324に対して出力する。
水平走査回路324は、信号処理を行った後の電圧信号を、受光領域320の列の順番に、順次、距離演算部42に出力させる。
上述したような、垂直走査回路323による電荷蓄積部CSへ電荷の蓄積と光電変換素子PDが光電変換した電荷の破棄とが、1フレームに渡って繰り返し行われる。これにより、所定の時間区間に距離画像撮像装置1に受光された光量に相当する電荷が、電荷蓄積部CSのそれぞれに蓄積される。水平走査回路324は、電荷蓄積部CSのそれぞれに蓄積された、1フレーム分の電荷量に相当する電気信号を、距離演算部42に出力する。
光パルスPOを照射するタイミングと、電荷蓄積部CS(CS1からCS4)のそれぞれに電荷を蓄積させるタイミングとの関係から、電荷蓄積部CS1には、光パルスPOを照射する前の背景光などの外光成分に相当する電荷量が保持される。また、電荷蓄積部CS2、CS3及びCS4には、反射光RL、及び外光成分に相当する電荷量が振り分けられて保持される。電荷蓄積部CS2及びCS3、あるいは電荷蓄積部CS3及びCS4に振り分けられる電荷量の配分(振り分け比率)は、光パルスPOが被写体Sに反射して距離画像撮像装置1に入射されるまでの遅延時間Tdに応じた比率となる。
距離演算部42は、この原理を利用して、以下の(1)あるいは(2)式により、遅延時間Tdを算出する。
Td=To×(Q3-Q1)/(Q2+Q3-2×Q1) …(1)
Td=To+To×(Q4-Q1)/(Q3+Q4-2×Q1) …(2)
ここで、Toは光パルスPOが照射された期間、Q1は電荷蓄積部CS1に蓄積された電荷量、Q2は電荷蓄積部CS2に蓄積された電荷量、Q3は電荷蓄積部CS3に蓄積された電荷量、Q4は電荷蓄積部CS4に蓄積された電荷量を示す。距離演算部42は、例えば、Q4=Q1である場合、(1)式で遅延時間Tdを算出し、一方、Q2=Q1である場合、(2)式で遅延時間Tdを算出する。
(1)式においては、電荷蓄積部CS2及びCS3には反射光により発生された電荷が蓄積されるが、電荷蓄積部CS4には蓄積されない。一方、(2)式においては、電荷蓄積部CS3及びCS4には反射光により発生された電荷が蓄積されるが、電荷蓄積部CS2には蓄積されない。
なお、(1)式あるいは(2)式では、電荷蓄積部CS2、CS3及びCS4に蓄積される電荷量のうち、外光成分に相当する成分が、電荷蓄積部CS1に蓄積された電荷量と同量であることを前提とする。
距離演算部42は、(1)式あるいは(2)式で求めた遅延時間に、光速(速度)を乗算させることにより、被写体Sまでの往復の距離を算出する。
そして、距離演算部42は、上記で算出した往復の距離を1/2とすることにより、被写体Sまでの距離を求める。
図4は、本実施形態における画素回路321の各トランジスタの配置(レイアウトパターン)の一例を示す図である。
この図4は、画素回路321のレイアウトパターンを示している。
また、図4においては、転送トランジスタG1、G2、G3及びG4と、ソースフォロアトランジスタSF1、SF2、SF3及びSF4と、選択トランジスタSL1、SL2、SL3及びSL4と、リセットトランジスタRT1、RT2、RT3及びRT4と、電荷排出トランジスタGD1及びGD2と、光電変換素子PDとの各々のパターンの配置が示されている。上述したトランジスタの各々は、すべて、p型の半導体基板上に形成されたnチャネル型のMOSトランジスタである。
例えば、リセットトランジスタRT1は、p型の半導体基板上において、ドレインRT1_D(n拡散層(n型不純物の拡散層))と、ソースRT1_S(n拡散層)とゲートRT1_Gとの各々で構成されている。
また、コンタクトRT1_Cは、リセットトランジスタRT1のドレインRT1_D(n拡散層)と、ソースRT1_S(n拡散層)との各々の拡散層に設けられた、不図示の配線と接続するコンタクトを示すパターンである。他の転送トランジスタG1からG4、ソースフォロアトランジスタSF1からSF4、選択トランジスタSL1からSL4、リセットトランジスタRT2からRT4、電荷排出トランジスタGD1及びGD2も同様の構成をしている。
光電変換素子PDは、長方形の形状で形成されており、長辺PDL1と、長辺PDL1に平行に対向する長辺PDL2と、短辺PDS1と、短辺PDS1に平行に対向する短辺PDS2とから成る。
ここで、x軸は、光電変換素子PDの長方形のパターンにおいて、当該長方形の短辺PDS1(及びPDS2)に対して直交し(すなわち、長方形の長辺PDL1、PDL2に平行であり)、長方形の中心Oを通る軸である。また、y軸は、x軸に直交し、すなわち長方形の長辺PDL1(及びPDL2)に直交し(長方形の短辺PDS1、PDS2に平行であり)、長方形の中心Oを通る軸である。
電荷排出トランジスタGD1は、長辺PDL1におけるy軸上に配置される。
電荷排出トランジスタGD2は、長辺PDL2におけるy軸上に配置される。
電荷排出トランジスタGD2は、電荷排出トランジスタGD1と、x軸に対して線対称となる位置に配置される。すなわち、電荷排出トランジスタGD2は、長辺PDL2におけるy軸上に、電荷排出トランジスタGD1とx軸に対して線対称となるように配置される。
上述したように、電荷排出トランジスタGD1及びGD2の各々は、y軸上に配置され、かつx軸から同一の距離に配置される。したがって、電荷排出トランジスタGD1及びGD2の各々は、光電変換素子PDの中心Oから同一の距離に配置されている。
電荷排出トランジスタGD1及びGD2の各々が長辺PDL1又はPDL2におけるy軸上に配置することにより、電荷排出トランジスタGD1及びGD2の各々を短辺PDS1又はPDS2に配置した場合より、光電変換素子PDの中心Oから電荷排出トランジスタGD1及びGD2までの距離を短くすることができる。したがって、排出特性を向上させて排出不良が発生し難くすることができる。
転送トランジスタG1及びG2は、電荷排出トランジスタGD1を挟んで、y軸に対して線対称となる位置に配置される。
転送トランジスタG3及びG4は、電荷排出トランジスタGD2を挟んで、y軸に対して線対称となる位置に配置される。
転送トランジスタG3及びG4は、転送トランジスタG1及びG2と、x軸に対して線対称となる位置に配置される。
上述したように、転送トランジスタG1、G2、G3及びG4の各々は、それぞれx軸から同一の距離に配置され、かつ光電変換素子PDの中心Oからも同一の距離に配置されている。
また、転送トランジスタG1からG4の各々は、同一のサイズ(チャネル長及びチャネル幅が同一)であり、同様のトランジスタ特性を有している。
これにより、光電変換素子PDが生成した電荷を同一の転送効率(転送特性)とすることができ、電荷蓄積部CS1からCS4の各々に同一の転送特性にて電荷を蓄積させることが可能となる。したがって、被写体と距離画像撮像装置との間の距離を高い精度で求めることができる。
リセットトランジスタRT1及びRT2の各々は、リセットトランジスタRT3、RT4それぞれと、x軸に対して線対称に配置されている。
また、ソースフォロアトランジスタSF1及びSF2の各々は、ソースフォロアトランジスタSF3及びSF4それぞれと、x軸に対して線対称に配置されている。
また、選択トランジスタSL1及びSL2の各々は、選択トランジスタSL3及びSL4それぞれと、x軸に対して線対称に配置されている。
なお、図4においては、画素回路321の半導体基板上における各トランジスタの各々の配置を示すものであり、配線パターン及び電荷蓄積容量(C1からC4)の各々は省いて示されている。したがって、電荷蓄積部CS1、CS2、CS3及びCS4の各々は、フローティングディフュージョンFD1、FD2、FD3、FD4それぞれの位置に配置されている。
図5は、図4における光電変換素子PDと転送トランジスタGと電荷排出トランジスタGDとの配置関係の一例を示す図である。
この図5は、光電変換素子PDに対する転送トランジスタG1、G2、G3及びG4と、電荷排出トランジスタGD1及びGD2との配置の位置関係を示している。
電荷排出トランジスタGD1は、ドレインGD1_Dと、ゲートGD1_Gと、ソース(光電変換素子PDのn拡散層)とから形成されている。ドレインGD1_Dは、コンタクト及び配線を介して電源VDDと接続されている。
電荷排出トランジスタGD1は、ゲートGD1_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加されることにより、光電変換素子PDに生成された電荷(電子)を、ドレインGD1_Dに転送する。そして、ドレインGD1_Dは、光電変換素子PDから転送された電荷を電源VDDに排出する。
電荷排出トランジスタGD2は、電荷排出トランジスタGD1と同様の構成であり、ドレインGD2_Dと、ゲートGD2_Gと、ソース(光電変換素子PDのn拡散層)とから形成されている。ドレインGD2_Dは、コンタクト及び配線を介して電源VDDと接続されている。
電荷排出トランジスタGD2は、ゲートGD2_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加されることにより、光電変換素子PDに生成された電荷(電子)を、ドレインGD2_Dに転送する。そして、ドレインGD2_Dは、光電変換素子PDから転送された電荷を電源VDDに排出する。
転送トランジスタG1は、ドレインG1_DとしてのフローティングディフュージョンF1と、ゲートG1_Gと、ソース(光電変換素子PDのn拡散層)とから形成されている。フローティングディフュージョンFD1には、電荷蓄積部CS1が形成されている。ドレインG1_Dは、コンタクト及び配線を介して、ソースフォロアトランジスタSF1のゲートSF1_G、及びリセットトランジスタRT1のソースRT1_Sの各々に接続されている。
転送トランジスタG1は、ゲートG1_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加されることにより、光電変換素子PDに生成された電荷(電子)を、ドレインG1_DとしてのフローティングディフュージョンF1に転送する。そして、フローティングディフュージョンFD1は、光電変換素子PDから転送された電荷を蓄積する。
転送トランジスタG2、G3及びG4の各々は、転送トランジスタG1と同様の構成である。
図6は、転送トランジスタGによる光電変換素子PDからフローティングディフュージョンFDへの電荷の転送について説明する図である。
図6(a)は図5の画素回路321が形成された半導体の線分A-A’における断面構造を示している。
光電変換素子PDは、例えば、表面にp+拡散層(p型不純物の拡散層)の表面保護層が設けられた埋め込み型のフォトダイオードである。
転送トランジスタG1は、光電変換素子PDのn拡散層をソースとし、フローティングディフュージョンFD1のn+拡散層をドレインとして形成されている。
転送トランジスタG1は、ソースからドレインまでの長さが、チャネル長G1_Lとなるように形成される。
フローティングディフュージョンFD1のn+拡散層には、当該n+拡散層からの電荷の流出(放電)を抑制する(漏れ電流阻止)ためのSTI(Shallow trench isolation)及びpwell(p拡散層)が隣接して設けられている。
転送トランジスタG1は、ゲートG1_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加されることにより、光電変換素子PDに生成された電荷(電子)を、ドレインであるフローティングディフュージョンFD1に転送する。そして、フローティングディフュージョンFD1は、転送トランジスタG1から転送された電荷を蓄積する。
転送トランジスタG3は、光電変換素子PDのn拡散層をソースとし、フローティングディフュージョンFD3のn+拡散層をドレインとして形成されている。
転送トランジスタG1は、ソースからドレインまでの長さが、チャネル長G1_Lとなるように形成される。
フローティングディフュージョンFD3のn+拡散層には、当該n+拡散層からの漏れ電流阻止のSTI及びpwellが隣接して設けられている。
転送トランジスタG3は、ゲートG3_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加されることにより、光電変換素子PDに生成された電荷(電子)を、ドレインであるフローティングディフュージョンFD3に転送する。そして、フローティングディフュージョンFD3は、転送トランジスタG3から転送された電荷を蓄積する。
図6(b)は、図6(a)に示す転送トランジスタG1、光電変換素子PD及び転送トランジスタG3の各々の領域におけるポテンシャルの状態を示している。図6(b)は、横軸が領域における位置を示し、縦軸がポテンシャルの高さ(下に行くほどポテンシャル(電位)が高い)を示している。
図6(b)においては、転送トランジスタG1のゲートG1_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加され、一方、転送トランジスタG3のゲートG3_Gに「L」レベルのゲート電圧が印加されている場合のポテンシャルの状態を示している。
転送トランジスタG3のゲートG3_Gが「L」レベルのため、ゲートG3_Gの領域にはポテンシャルバリアPBが形成されていて、光電変換素子PDから転送トランジスタG3のドレインであるフローティングディフュージョンFD3に電荷が転送されない(ドレインに電子が流れ込まない)。
一方、転送トランジスタG1のゲートG1_Gが「H」レベルのため、ゲートG1_Gの領域はポテンシャル(電位)が上昇し(ポテンシャルバリアが形成されておらず)、光電変換素子PDから転送トランジスタG1のドレインであるフローティングディフュージョンFD1に電荷が転送される(ドレインに電子が流れ込む)。
転送トランジスタG1、G2、G3及びG4の各々のゲートG1_G、G2_G、G3_G、G4_Gのそれぞれに「H」レベルの電荷を印加した場合、ソース(光電変換素子PDのn拡散層)からドレインG1_D、G2_D、G3_D、G4_Dのそれぞれにかけてのポテンシャルの低下の形状(ポテンシャルの傾き)は同様となる。これは、転送トランジスタG1、G2、G3及びG4の各々が、光電変換素子PDの中心Oからの距離が同様になるように配置されているためである。
すなわち、転送トランジスタG1、G2、G3及びG4の各々から光電変換素子PDの中心Oまでの距離が同様である場合、転送トランジスタG1、G2、G3及びG4の各々から光電変換素子PDの中心O方向に対して拡散層内に延びる電界の強度を同様とすることができる。拡散層内における電界の強度を同様とすることにより、ゲートG1_G、G2_G、G3_G、G4_Gの各々の領域におけるポテンシャルの低下の形状が同様となる。
本実施形態によれば、転送トランジスタG2及びG3の各々が同一の形状で同一の位置に配置されているため、電荷の転送効率が同一である。また、転送トランジスタG1及びG4の各々が同一の形状で同一の位置に配置されているため、電荷の転送効率が同一である。
すなわち、転送トランジスタG1、G2、G3及びG4の各々が、例えば、光電変換素子PDから同一の電荷量の電荷をフローティングディフュージョンFD1、FD2、FD3、FD4それぞれに転送した場合、フローティングディフュージョンFD1、FD2、FD3及びFD4に蓄積される電荷量は同一となる。
これにより、本実施形態によれば、光電変換素子PDが生成した電荷を同一の転送効率(転送特性)により、電荷蓄積部CS1からCS4の各々に蓄積させることが可能となるため、電荷蓄積部CS1からCS4それぞれに蓄積された電荷量を用いて、(1)式あるいは(2)式により、被写体と距離画像撮像装置との間の距離を高い精度で求めることができる。
図7は、電荷排出トランジスタGDによる光電変換素子PDから電源VDDへの電荷の排出について説明する図である。
図7(a)は、図5の画素回路321が形成された半導体のy軸における断面構造を示している。
電荷排出トランジスタGD1は、光電変換素子PDのn拡散層をソースとし、電源VDDに接続されたn拡散層をドレインGD1_Dとして形成されている。
電荷排出トランジスタGD1は、ソースからドレインまでの長さが、チャネル長GD1_Lとなるように形成される。
ドレインGD1_Dのn拡散層には、当該n拡散層からの漏れ電流阻止のSTI及びpwellが隣接して設けられている。
電荷排出トランジスタGD1は、ゲートGD1_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加されることにより、光電変換素子PDに生成された電荷(電子)を、ドレインGD1_Dに転送する(光電変換素子PDの電荷を電源VDDに排出する)。
電荷排出トランジスタGD2は、光電変換素子PDのn拡散層をソースとし、電源VDDに接続されたn拡散層をドレインGD2_Dとして形成されている。
電荷排出トランジスタGD1は、ソースからドレインまでの長さが、チャネル長GD1_Lとなるように形成される。
ドレインGD1_Dのn拡散層には、当該n拡散層からの漏れ電流阻止のSTI及びpwellが隣接して設けられている。
電荷排出トランジスタGD2は、ゲートGD2_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加されることにより、光電変換素子PDに生成された電荷を、ドレインGD2_Dに転送する。
図7(b)は、図7(a)に示す電荷排出トランジスタGD1、光電変換素子PD及び読み出し電荷排出トランジスタGD2の各々の領域におけるポテンシャルの状態を示している。図7(b)は、横軸が領域における位置を示し、縦軸がポテンシャルの高さ(下に行くほどポテンシャル(電位)が高い)を示している。
図7(b)においては、電荷排出トランジスタGD1のゲートGD1_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加され、同様に、電荷排出トランジスタGD2のゲートGD2_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加されている場合のポテンシャルの状態を示している。
電荷排出トランジスタGD1のゲートGD1_Gが「H」レベルのため、ゲートGD1_Gの領域はポテンシャルが上昇し(ポテンシャルバリアが形成されておらず)、光電変換素子PDから電荷排出トランジスタGD1のドレインGD1_Dに電荷が転送される(ドレインGD1_Dに接続された電源VDDに電子が排出される)。
一方、電荷排出トランジスタGD2のゲートGD2_Gが「H」レベルのため、電荷排出トランジスタGD1のゲートGD1_Gと同様に、ゲートGD2_Gの領域にはポテンシャルバリアが形成されず、光電変換素子PDから電荷排出トランジスタGD1のドレインGD1_Dに電荷が転送される。
電荷排出トランジスタGD1及びGD2の各々のゲートGD1_G、及びGD2_Gのそれぞれに「H」レベルの電荷を印加した場合、ソース(光電変換素子PDのn拡散層)からドレインGD1_D、及びGD2_Dの各々にかけてのポテンシャルの低下の形状(ポテンシャルの傾き)は同様となる。これは、電荷排出トランジスタGD1及びGD2の各々が、光電変換素子PDの中心Oからの距離が同様に配置されているためである。
また、電荷排出トランジスタGD1及びGD2の各々は、y軸上に配置されているため、光電変換素子PDの中心OからゲートGD1_G、及びGD2_Gまでの距離が、短い。このため、電荷排出トランジスタGD1及びGD2の各々のゲートGD1_G、及びGD2_Gのそれぞれに「H」レベルの電荷を印加した場合、ソース(光電変換素子PDのn拡散層)からドレインGD1_D、及びGD2_Dの各々にかけてのポテンシャルの低下の形状(ポテンシャルの傾き)を急峻にして、電荷が移動しやすい状態を形成することができる。これにより電荷が排出されやすくして排出特性を向上させ、排出時の排出不良を発生し難くすることができる。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態において、転送トランジスタGのチャネル長を、電荷排出トランジスタGDのチャネル長よりも長く形成する点において、上述した実施形態と相違する。
図8は、本実施形態における画素回路321における、光電変換素子PDと転送トランジスタGと電荷排出トランジスタGDとの配置関係の一例を示す図である。
図8に示すように、転送トランジスタG1、G2、G3、及びG4の各々のゲートG1_G、G2_G、G3_G、及びG4_Gにおけるゲートサイズ(y軸方向の長さ)は、電荷排出トランジスタGDのゲートサイズと比較して長くなるように形成される。
図9は、本実施形態における転送トランジスタGによる光電変換素子PDからフローティングディフュージョンFDへの電荷の転送について説明する図である。
図9(a)は図8の画素回路321が形成された半導体の線分A-A’における断面構造を示している。
転送トランジスタG1は、ソースからドレインまでの長さが、チャネル長G1_L#なるように形成される。チャネル長G1_L#は、図7(a)におけるチャネル長GD1_L、及びGD2_Lよりも長い。
転送トランジスタG3は、ソースからドレインまでの長さが、チャネル長G3_L#なるように形成される。チャネル長G3_L#は、図7(a)におけるチャネル長GD1_L、及びGD2_Lよりも長い。
図9(b)は、図9(a)に示す転送トランジスタG1、光電変換素子PD及び転送トランジスタG3の各々の領域におけるポテンシャルの状態を示している。図9(b)は、横軸が領域における位置を示し、縦軸がポテンシャルの高さ(下に行くほどポテンシャル(電位)が高い)を示している。
図9(b)においては、転送トランジスタG1のゲートG1_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加され、一方、転送トランジスタG3のゲートG3_Gに「L」レベルのゲート電圧が印加されている場合のポテンシャルの状態を示している。
転送トランジスタG1のゲートG1_Gが「H」レベルのため、ゲートG1_Gの領域はポテンシャル(電位)が上昇し、光電変換素子PDから転送トランジスタG1のドレインであるフローティングディフュージョンFD1に電荷が転送される。
この場合において、チャネル長G1_L#が、チャネル長GD1_L、及びGD2_Lよりも長く形成されているので、転送トランジスタG1のゲートG1_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加された場合、x軸方向に、第1の実施形態よりも強い電界を形成することができる。このため、電荷が転送されやすくして転送特性を向上させ、転送時の転送不良を発生し難くすることができる。
<第3の実施形態>
以下、本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態において、転送トランジスタGに、n型不純物をドーピング(添加)する点において、上述した実施形態と相違する。
図10は、本実施形態における画素回路321における、光電変換素子PDと転送トランジスタGと電荷排出トランジスタGDとの配置関係の一例を示す図である。
図10に示すように、転送トランジスタG1、G2、G3、及びG4の各々のドレインG1_D、G2_D、G3_D、及びG4_Dにから、チャネル領域の全部又は一部にかけて、n型不純物をドーピングしたドーピング領域G1_DD、G2_DD、G3_DD、G4_DDを形成する。
ドーピング領域G1_DD、G2_DD、G3_DD、G4_DDを形成することにより、転送トランジスタGのチャネル長G_Lが長い場合であっても、ゲートG_Gに「H」レベルのゲート電圧を印加した場合に、チャネル領域のポテンシャル勾配を高い状態とすることができる。したがって、転送トランジスタGにおいて電荷が転送されやすくして転送トラップを抑制することができる。
図11は、本実施形態における転送トランジスタGによる光電変換素子PDからフローティングディフュージョンFDへの電荷の転送について説明する図である。
図11(a)は図10の画素回路321が形成された半導体の線分A-A’における断面構造を示している。
ドーピング領域G1_DDは、光電変換素子PDのn拡散層(ソース)とフローティングディフュージョンFD1のn+拡散層(ドレイン)の間の領域、及びフローティングディフュージョンFD1のn+拡散層を囲む領域に、n型不純物をドーピングすることにより形成される。
ドーピング領域G3_DDは、光電変換素子PDのn拡散層(ソース)とフローティングディフュージョンFD3のn+拡散層(ドレイン)の間の領域、及びフローティングディフュージョンFD3のn+拡散層を囲む領域に、n型不純物をドーピングすることにより形成される。
図11(b)は、図11(a)に示す転送トランジスタG1、光電変換素子PD及び転送トランジスタG3の各々の領域におけるポテンシャルの状態を示している。図11(b)は、図6(b)と同様に、横軸が領域における位置を示し、縦軸がポテンシャルの高さ(下に行くほどポテンシャル(電位)が高い)を示している。
図11(b)においては、図6(b)と同様に、転送トランジスタG1のゲートG1_Gに「H」レベルのゲート電圧が印加され、転送トランジスタG3のゲートG3_Gに「L」レベルのゲート電圧が印加されている場合のポテンシャルの状態を示している。
図11(b)には、ゲートG1_GからフローティングディフュージョンFD1までの領域に、ポテンシャルカーブPCが形成されることが示されている。ポテンシャルカーブPCの実線は本実施形態のポテンシャルの状態を示している。ポテンシャルカーブPCの点線は図6のポテンシャルの状態を示している。本実施形態では、ゲートG1_GからフローティングディフュージョンFD1にかけて、ドーピング領域G1_DDが形成されているため、図6(b)よりもポテンシャル(電位)が急峻に上昇するポテンシャルカーブPCが形成される。
<第4の実施形態>
以下、本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。
第4の実施形態は、図2における構成と同様の距離画像撮像装置における距離画像撮像素子(距離画像センサ32)であり、図4に示す画素回路321の各々に対して、集光用のマイクロレンズが設けられた構成となっている。
図12は、画素回路321の光電変換素子PDとマイクロレンズMLとの位置関係を示す図である。
マイクロレンズMLは、所定の樹脂材料を熱変形することにより生成されており、平面視において、画素回路321の配置領域に対して重なる位置に形成されている。
また、マイクロレンズMLは、光軸(マイクロレンズMLの中心)が、光電変換素子PDの中心Oと平面視において重なる位置に、画素回路321の各々に設けられている。
図13は、複数の画素回路321が配置された受光領域320の一部分におけるレンズアレイを示す平面図である。
受光領域320における3×3の一部分におけるマイクロレンズMLがレンズアレイとして作成された、画素回路321とマイクロレンズMLとの配置関係を示している。
ここで、マイクロレンズアレイにおけるマイクロレンズMLの各々の光軸は、平面視においてそれぞれが重なる画素回路321の中心Oと重なっている。
図14は、図13におけるマイクロレンズMLが設けられた画素回路321のレンズアレイの断面図である。
この図14は、図13における線分B-B’における画素回路321のアレイの断面の形状を示している。また、図11における距離画像撮像素子である距離画像センサ32は、光電変換素子PDであるフォトダイオードが形成された面から光を入射するFSI(Front Side Illumination:表面照射)型である。
そして、半導体層501の上部に、絶縁層により絶縁された配線層502があり、当該配線層502の上部にパッシベーションである誘電体層503が形成されている。そして、上記マイクロレンズMLのレンズアレイ(マイクロレンズアレイ)は、誘電体層503の上部に形成されている。
マイクロレンズアレイにおけるマイクロレンズMLの各々の光軸OAは、半導体層501における光電変換素子PDの表面に対して垂直であり、平面視においてそれぞれが重なる画素回路321の中心Oを貫通している。
図15は、図13におけるマイクロレンズMLが設けられた画素回路321のレンズアレイの断面図である。
この図15は、図13における線分B-B’における画素回路321のレンズアレイの断面の形状を示している。また、図12における距離画像撮像素子である距離画像センサ32は、光電変換素子PDであるフォトダイオードが形成された裏面から光を入射するBSI(Back Side Illumination:表面照射)型である。
そして、半導体層501の上部に絶縁層により絶縁された配線層502が形成されており、当該半導体層501の下部にパッシベーションである誘電体層504が形成されている。そして、上記マイクロレンズMLのレンズアレイは、誘電体層504の下部に形成されている。
レンズアレイにおけるマイクロレンズMLの各々の光軸OAは、半導体層501における光電変換素子PDの表面に対して垂直であり、平面視においてそれぞれが重なる画素回路321の中心Oを貫通している。
上述した構成により、本実施形態によれば、マイクロレンズMLにより、画素回路321に入射される光が集光され、光電変換素子PDに照射されるため、画素回路321に入射される光を効率的に光電変換することが可能となり、入射する光に対する感度を向上させることができる。
本実施形態においては、第1の実施形態の画素回路321に対するマイクロレンズMLの配置を説明したが、第2の実施形態及び第3の実施形態の画素回路321に対しても適用することができ、入射する光に対する感度を向上させることができる。
1…距離画像撮像装置
2…光源部
3…受光部
31…レンズ
32…距離画像センサ(距離画像撮像素子)
321…画素回路
322…制御回路
323…垂直走査回路
324…水平走査回路
325…画素信号処理回路
4…距離画像処理部
41…タイミング制御部
42…距離演算部
CS…電荷蓄積部
FD1,FD2,FD3,FD4…フローティングディフュージョン
G1,G2,G3,G4…転送トランジスタ
GD1,GD2…電荷排出トランジスタ
ML…マイクロレンズ
PD…光電変換素子
PO…光パルス
RT1,RT2,RT3,RT4…リセットトランジスタ
S…被写体
SF1,SF2,SF3,SF4…ソースフォロアトランジスタ
SL1,SL2,SL3,SL4…選択トランジスタ

Claims (6)

  1. 測定対象の空間から入射した光に応じた電荷を発生する光電変換素子と、前記電荷を蓄積する電荷蓄積部と、前記光電変換素子から前記電荷を前記電荷蓄積部に転送する転送経路上に設けられた転送トランジスタと、前記光電変換素子から前記電荷を排出する排出経路上に設けられた電荷排出トランジスタとを少なくとも備える画素回路が半導体基板上に形成された距離画像撮像素子であり、
    前記光電変換素子の表面における平面視の形状が長方形であり、
    前記電荷排出トランジスタが2個設けられ、
    前記光電変換素子の長辺における前記光電変換素子の短辺に平行で当該光電変換素子の中心を通るy軸に、前記長辺に平行で当該光電変換素子の中心を通るx軸に対して線対称となる位置に、2個の前記電荷排出トランジスタが対向して配置されている
    ことを特徴とする距離画像撮像素子。
  2. 前記転送トランジスタが2M(Mは整数であり、M≧2)個設けられ、
    前記長辺の各々にM個の前記転送トランジスタが、前記x軸に対して線対称となる位置にそれぞれ対向して配置されている
    請求項1に記載の距離画像撮像素子。
  3. 前記転送トランジスタのチャネル長が、前記電荷排出トランジスタのチャネル長より長い
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の距離画像撮像素子。
  4. 前記転送トランジスタのチャネル領域の全部又は一部にn型不純物によるチャネルドープがなされている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の距離画像撮像素子。
  5. 前記画素回路の前記光が入射される面側にマイクロレンズが形成されており、当該マイクロレンズの光軸が、前記光電変換素子の入射面に垂直で、かつ当該入射面の中心を貫通する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の距離画像撮像素子。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の距離画像撮像素子が備えられた受光部と、
    前記距離画像撮像素子が撮像した距離画像から、当該距離画像撮像素子から被写体までの距離を求める距離画像処理部と
    を備えることを特徴とする距離画像撮像装置。
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