JP2021534054A - 導体を制動するための装置および方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、導体を制動するための装置(100)に関する。装置(100)は、装置(100)内で搬送方向に案内される導体と動作可能に接続され得る制動要素(10)と、装置(100)内で案内される導体と動作可能に接続され得る圧力要素(20)とを備える。圧力要素(20)は、制動要素(10)に対向して配置され、互いに対して移動可能である。圧力要素(20)は、旋回軸(31)上に旋回可能に取り付けられたブレーキレバー(30)上に配置されている。本発明はまた、導体を制動するための方法、および、装置(100)を備えたケーブル処理機械に関する。

Description

本発明は、独立請求項の前段に記載の、導体を制動するための装置、導体を制動するための方法、およびそのような方法を実行するための装置を含むケーブル処理機械に関する。
ケーブルまたはライン処理産業では、処理される材料(ケーブル、導体、またはワイヤ)は、一体的に搬送されるが、典型的にはサイクルで処理される。言い換えれば、これは、処理される材料が加速され、制動されなければならないことを意味する。ラインを輸送するための装置は、例えば特許文献1(EP 2 776 353 B1)から知られている。搬送/処理されるラインは、典型的には、ライン搬送装置の後において搬送方向に処理される。例えば、ラインを切断しなければならない場合、この処理ステップの前にラインを制動して停止しなければならない。ラインは、典型的には、ライン搬送装置によってリールからほどかれる。スプールは移動を開始し、スプールとライン搬送装置との間のループを防止するために同時に制動されなければならない。この目的のために、スプールに直接作用し、スプールを制動する装置が知られている。
しかしながら、このような装置は、例えばラインが、固定されていないケーブル貯蔵部から得られる場合には不適切である。特に、このような構造では、ループを防止するために、ラインを制動するための代替的な解決策が見出されなければならない。
特許文献2(DE 198 60 608 A1)からワイヤブレーキが知られている。この装置では、搬送されるワイヤはブレーキホイールの周りに巻かれ、このブレーキホイールはディスクブレーキによって制動される。制動力は、旋回可能なアームによって制御されるアクチュエータによって調整される。
特許文献2(DE 198 60 608 A1)の装置は、構造が複雑であり、調節が遅く、搬送される材料、この場合はワイヤを数回偏向させ、変形させる必要がある。
特許文献3(DE 588 567 C)は、撚り点の前でコアを制動することによってマルチコア遠隔通信ケーブルのキャパシタンス対称性を改善する撚り機を示している。撚り機は、2つのブレーキディスクを備えており、これらのブレーキディスクは、それらの間を移動可能なコアによって回転するように設定されている。2つのブレーキディスクのうちの少なくとも1つは、コイルばねを用いて調整され、コイルばねの圧力は、調整ねじを用いて調整することができる。
この撚り機の欠点は、制動すべきラインを選択的に制動することができないことである。
特許文献4(EP 3 290 370 A1)は、ワイヤを供給方向に供給するためのワイヤ走行装置を開示している。このワイヤ走行装置は、互いに対向して配置されて互いに対して移動可能に配置されたブレーキローラおよび加圧ローラを有する。加圧ローラは、付勢装置上に配置されている。
このワイヤ走行装置の欠点は、ブレーキローラが駆動されて、ワイヤが供給されるときにブレーキローラをブレーキ方向に回転させることによってワイヤ走行を妨げるように設計されなければならないことである。
欧州特許第2776353号明細書 独国特許出願公開第19860608号明細書 独国特許発明第588567号明細書 欧州特許出願公開第3290370号明細書
本発明の目的は、従来技術の少なくとも1つ以上の欠点を除去する装置、特に、導体を制動するための単純および/または安価および/または材料が節約できる(すなわち、単純、安価、材料が節約できる、という三点のうちの少なくとも一つが実現できる)装置を提供することである。本発明の別の目的は、これに適した方法を提供することである。
これらの目的は、独立請求項に定義される装置および方法によって達成される。さらなる実施形態は、従属請求項から明らかになる。
導体を制動するための、特にケーブルを制動するための、本発明による装置は、装置内で搬送方向に案内される導体と動作可能に接続され得る制動要素を備える。装置はまた、装置内で案内される導体と動作可能に接続され得る圧力要素を有する。圧力要素は、制動要素に対向して配置され、制動要素と圧力要素とは、互いに対して移動可能であるように配置される。圧力要素は、供給装置上に配置される。供給装置は、圧力要素を能動的に移動させることを可能にする装置である。圧力要素は、好ましくは、旋回軸上に旋回可能に取り付けられたブレーキレバー上に、または、直線作動装置上に、配置される。
搬送方向は、本質的に、本発明に従って使用される場合に搬送される導体が延びる方向である。
このような構成は、圧力要素が導体に直接作用することを可能にし、したがって、導体を制動要素と動作可能に接続(作動接続、相互作用)させ、特に、導体を制動要素と圧力要素との間にクランプ(締め付け)することを可能にする。
したがって、締め付けの強さに応じて、制動力の強さを調整することが可能である。
供給装置上に、特に旋回可能に取り付けられたブレーキレバー上にまたは直線作動装置上に圧力要素を配置することにより、制動力を容易に設定することができ、圧力要素を制動要素に対して容易に移動させることができる。
直線作動装置は、好ましくは、本質的に、その移動方向が搬送方向に対して本質的に直角に延びるように配置される。
ブレーキレバーは、好ましくは、その旋回軸が搬送方向に対して本質的に横切る方向に延びるように配置される。したがって、揺動運動は、搬送方向に対して本質的に直角に行われる。ブレーキレバーは、典型的には、細長い。
導体を制動するためにここに記載された装置は、ケーブル処理機械の前に、またはケーブル貯蔵部の後に、単純に配置することができ、その結果、導体は、導体の第1の能動的処理ステップの前に、典型的には導体が真っ直ぐにされる前に、制動される。
圧力要素は、導体と相互作用する摩擦面を有することができる。
これは、導体と圧力要素との間に特定の摩擦を提供することを可能にする。これにより、導体および/または圧力要素の不必要な摩耗を防止することができる。
摩擦面の摩擦係数は、好ましくは0.2未満、好ましくは0.15未満、特に0.05以上である。これは、導体が過度の摩耗を受けず、好ましくは、導体に作用する力が過度に大きくなることなく、意図したように圧力要素が導体と相互作用するのに十分な摩擦を導体が有することを保証する。
制動要素は、好ましくは、導体と相互作用するための摩擦面を有する。制動要素は、特に、セラミック表面を有することができ、好ましくは、セラミックから一体的に作られる。代替的に、制動要素に、プラスチック、天然もしくは人工の織物、または繊維複合材料、または焼結材料などの他の一般的な材料から作製されたコーティングを設けること、またはこれらから製造することもできる。
これにより、導体と制動要素との間に特定の摩擦を与えることができる。したがって、導体および/または制動要素の不必要な摩耗を防止することができる。
制動要素の摩擦面の摩擦係数は、好ましくは0.2未満、好ましくは0.15未満、特に0.05以上である。これは、導体が過度の摩耗を受けず、好ましくは、導体に作用する力が過度に大きくなることなく、導体が十分に制動されることを保証する。
セラミックスからの製造は、耐用年数を増加させ、メンテナンスコストを減少させる。さらに、この材料を選択することによって、表面の特定の摩擦係数を提供することができる。
制動要素および/または圧力要素は、ケーブルを案内するための凹部を有することができる。
これにより、ケーブルを容易かつ正確に案内することができ、再現可能な方法で制動プロセスを繰り返すことができることが保証される。
圧力要素は、好ましくは、搬送方向に対して横切る方向に配置された回転軸の周りに回転可能に取り付けられる。
これにより、圧力要素は、導体の移動に伴って回転することが可能になる。これは、圧力要素の表面と導体との間にスリップがほとんどまたは全くないことを意味する。したがって、導体に対する圧力要素または対応する摩擦面の摩耗および影響をさらに低減することができる。
制動要素は、好ましくは、装置に着脱可能に配置された固定ユニットに配置されている。固定ユニットは、制動要素の装置への安定した固定を可能にする。固定ユニットとして、ストッパ側を有するアングルプレートを設けることができ、このアングルプレートに配置された制動要素を、再現可能な方法で装置に配置することができる。固定ユニットの取り外し可能な配置は、制動要素が交換されることを可能にし、異なるサイズのアングルプレートおよび/または異なる摩擦面を有する制動要素が装置上に配置されることが可能である。
有利には、制動要素は、固定ユニットに永久的に固定され、例えば、固定ユニットからの制動要素の制御されない緩みを防止することができるように接着される。
これに代えて、またはこれに加えて、制動要素は、有利には締め付け爪を用いて固定ユニットに締め付けられ、その結果、制動要素は、固定ユニット上に安定して配置することができ、さらに、導体が制動されたときに機械的に保持され、その結果、制動要素は、移動不能であるか、または滑らない。
有利には、固定ユニット上に保護ユニットが配置され、これは、有利には、固定ユニット上に着脱可能に配置される。保護ユニットは、さらなるアングルプレートとして設計することができ、導体の搬送プロセスおよび制動プロセス中に、装置のユーザのためのアクセス保護として機能する。
これに代えて、またはこれに加えて、制動要素は、搬送方向に対して横切る方向に配置された回転軸の周りに回転可能に取り付けられるようにしてもよい。制動要素は、固定ユニット上に回転可能に配置することができ、その結果、制動要素は、固定ユニットと一緒に容易に交換可能であり、固定ユニット上に容易に取り付けることができる。
これにより、制動要素は、導体の移動に伴って回転することが可能になる。これは、制動要素の表面と導体との間にスリップが殆どまたは全くないことを意味する。したがって、導体に対する制動要素または対応する摩擦面の摩耗および影響をさらに低減することができる。
制動要素上に抑制装置を配置することができる。これにより、制動要素は減速される。
好ましくは、搬送方向に対して横切る方向に配置された回転軸の周りに回転可能に取り付けられたさらなる制動要素がある。制動要素およびさらなる制動要素は、互いに隣り合って、互いに間隔を置いて配置されることができ、その結果、圧力要素は、2つの制動要素の間に少なくとも部分的に案内されることができる。このようにして、圧力要素と2つの制動要素との間に配置された導体は、制動中にローラがけプロセス(屈曲プロセス)によって機械的な導体応力から少なくとも部分的に解放されることができる。さらなる制動要素は、特に摩擦面および/または凹部の設計に関して、上述の制動要素と同様に設計することができる。
作動状態において2つの制動要素のうちの少なくとも1つと少なくとも部分的に非接触制動接続されている制動装置が存在する。作動状態では、制動装置は、2つの制動要素のうちの少なくとも1つに制動作用を及ぼし、その結果、その回転速度が低減される。制動装置は、2つの制動要素のいずれにも接触せず、その結果、回転する制動要素において機械的摩擦効果に基づいて熱の蓄積が生じない。導体の直径を調整するために圧力要素の直線運動または旋回を使用することができ、制動装置によって制動接続の大部分を伝達することができる。
好ましくは、非接触制動接続は調整可能である。したがって、2つの制動要素のうちの少なくとも1つに作用する、制動速度、したがって減速を、導体の直径、導体の種類、または導体絶縁層の厚さなど、導体の種々の特性に適合させることができる。
制動装置は、好ましくは、磁気制動装置であり、磁気制動装置は、少なくとも1つの永久磁石または少なくとも1つの電磁石を含む。永久磁石または電磁石のような磁石によって、単純かつ効率的な制御、または、2つの制動要素のうちの少なくとも1つに対する制動効果の設定が可能である。
永久磁石は、有利には、円筒形または円板形であり、その結果、それらは、簡単かつ特定の用途に合ったように制動装置内に配置することができる。制動装置における永久磁石の形状のさらなる代替実施形態は、例えば、正方形、リング形状、円形、またはセグメント形状である。
制動要素の上または中に、制動力を設定するための、特に制御された、渦電流ブレーキが配置されることが提供され得る。渦電流ブレーキを作動させることにより、制動要素の搬送方向への回転が阻止される。換言すれば、渦電流ブレーキが作動していないとき、制動要素はフリーホイール(惰走)しており、渦電流ブレーキが作動しているとき、フリーホイールは防止される。制御された渦電流ブレーキであれば、それに応じて制動力を調整することができる。少なくとも1つの回転する制動要素内の渦電流ブレーキによって誘導される渦電流は、磁力線によって生成され、それによって、少なくとも1つの回転する制動要素を制動する力の系が生成される。結果として生じる2つの制動要素のうちの少なくとも1つにおける加熱、およびそれから導体に伝達される熱は、機械的制動の場合の導体の加熱と比較して無視できる。
これに代えて、またはこれに加えて、さらなる回転可能に取り付けられた制動要素の上または中に、制動力を設定するための特に制御された上述したような渦電流ブレーキが配置されることが提供され得る。
これに代えて、またはこれに加えて、回転可能に取り付けられた圧力要素の上または中に、制動力を設定するための特に制御された上述したような渦電流ブレーキが配置されることが提供され得る。このようにして、圧力要素を能動的に制動することもできる。
あるいは、磁気制動装置は、少なくとも2つの永久磁石と、少なくとも2つの永久磁石を移動させるための位置決めユニットとを備えるヒステリシスブレーキである。ここに記載されている回転する制動要素は、ヒステリシスブレーキの、磁性材料、例えば強磁性材料からなる、ヒステリシスディスクまたはヒステリシスリングとして設計されている。少なくとも2つの永久磁石は、回転する制動要素内に力線の流れを生じさせる。ここでは、対向する磁極が最も低いトルクを生成するとの動作原理が適用される。しかしながら、磁石のS極とN極がヒステリシスディスクの円周に沿って交互になっている場合、最も強い再磁化が起こり、トルクが最大になる。磁極重ね合わせの角度を変えることによって、トルクを連続的に調整することができ、接触面がないので、設定は無期限に保持される。回転する制動要素に加えられるトルクは、このローラの回転速度とは無関係であり、したがって、停止状態から最大回転速度まで均等に分配される。
好ましくは、制動装置は、制動装置が非作動状態にある第1の位置から、少なくとも、制動装置が作動状態にある第2の位置まで、制動装置を少なくとも部分的に移動させるための位置決め装置を備える。ここで、位置決め装置は、制動要素に対しておよび/またはさらなる制動要素または圧力要素に対して少なくとも、少なくとも1つの永久磁石を空気圧的に、油圧的に、または電気的に調整する駆動装置を有する。非作動状態では、2つの回転可能な制動要素の少なくとも一方に対し、または圧力要素に対し、制動効果は全くない。制動装置から、回転可能な制動要素のうちの少なくとも1つまでの距離が減少するので、位置決め装置によって制動装置を直接作動させることができ、その結果、少なくとも1つの回転可能な制動要素に対してまたは回転可能な圧力要素に対して制動効果が生じる。有利には、少なくとも1つの永久磁石は、永久磁石が不活性状態にある第1の位置から、永久磁石が活性状態にある第2の位置まで、永久磁石を移動させるための位置決め装置に接続される。回転可能な制動要素までの距離が減少するので、少なくとも1つの永久磁石は、位置決め装置によって直接作動させることができ、その結果、回転可能な制動要素に対して制動効果が生じる。
有利には、装置は、さらなる制動装置が非作動状態にある第1の位置から、少なくとも、さらなる制動装置が作動状態にある第2の位置まで、さらなる制動装置を少なくとも部分的に移動させるためのさらなる位置決め装置を有するさらなる制動装置を備える。ここで、さらなる位置決め装置は、圧力要素に対して少なくとも1つのさらなる永久磁石を空気圧的に、油圧的に、または電気的に調整するさらなる駆動装置を有する。非作動状態では、回転可能に取り付けられた圧力要素に対する制動効果は全くない。さらなる制動装置から、回転可能に取り付けられた圧力要素までの距離が減少するので、さらなる制動装置は、さらなる位置決め装置によって直接作動させることができ、その結果、圧力要素に対して制動効果が生じる。
導体を制動するための装置は、アクチュエータ圧力および導体の直径に対して制動要素と圧力要素との間の距離を設定できるように、供給装置を作動させるための、特に、旋回可能に取り付けられたブレーキレバーを作動させるための、アクチュエータを有することができる。アクチュエータは、特に、空気圧シリンダとして設計することができ、または空気圧シリンダを備えることができる。
アクチュエータによって、機械的に、制動力を設定すること、すなわち、制動要素と圧力要素との間の距離を設定することができる。また、圧力を機械的に設定することも可能であり、それゆえ、制動要素と圧力要素との間の制動力が導体に作用する。
有利には、アクチュエータを用いて圧力要素を少なくとも1つの制動要素上へ引っ張ることができ、アクチュエータは、ブレーキレバーに接続される。制動要素に作用する圧縮力は、特に設定が容易であり、装置のサイズはコンパクトである。
ここで説明する装置は、典型的には、より大きなケーブル処理装置の一部である。典型的には、このケーブル処理装置は、圧縮空気で動作する駆動装置および/または構成要素を既に有している。アクチュエータが空気圧シリンダである場合、アクチュエータを既存の設備に容易に組み込むことができる。
装置は、圧力要素の接触圧力を設定するためのレギュレータおよび/またはコントローラ/制御装置を有することができる。
これにより、圧力要素を容易に制御することができる。制御は、機械制御またはケーブル処理機械の制御に統合され、特に、さらなる機械パラメータに基づいて装置を制御することができる。このようにして、停止状態への導体の制動をピンポイント精度で設定することができ、その結果、ループの形成を防止することができ、導体への応力を低減することができる。
レギュレータおよび/またはコントローラは、制動力を設定するために、好ましくは、駆動装置に電気的に接続される。セントラルコントローラまたは制御装置を使用して、装置の駆動装置が制御され、駆動装置の制御は相互に調整可能である。
装置は、供給装置、特にブレーキレバーを、休止位置に保持するために、保持装置、特にばね作動式の保持装置を有することができる。この目的のために、保持装置は、特に空気圧で作動させることができてブレーキレバーを休止位置に確実に固定する可動保持要素を有することができる。可動保持要素は、ブレーキレバーを休止位置に固定するために、ブレーキレバーのブレーキレバーマウント内に案内されることができる。
その結果、供給装置またはブレーキレバーは、所定の位置、この場合は休止位置に保持されることができる。休止位置は、ケーブルを装置内に挿入することができる位置であり、換言すれば、ブレーキが開いている位置である。
このような構成により、装置を簡単な方法で操作することができ、装置内で案内される導体を簡単に挿入または取り外すことができる。
ブレーキレバーは、手動で、あるいは、空気圧駆動装置、例えば空気圧シリンダによって、休止位置に移動させてそこに保持することができ、その結果、ラインを手動で装置に挿入することができる。したがって、ブレーキレバーは、休止位置に制御可能に移動することができる。
保持装置は、供給装置、特にブレーキレバーが、例えば、対応する膨らみで休止位置にスナップ嵌めを行うような、ばね荷重キャッチとして設計することができる。
特に特定の付勢力を圧力要素に加えるために、付勢装置を、供給装置、特にブレーキレバーに配置することができる。付勢装置は、特に、ばねとして設計することができる。
これによって、供給装置、特にブレーキレバーが、その作業位置、すなわち圧力要素が導体に作用して導体が圧力要素と制動要素との間にクランプされる位置、換言すればブレーキが閉じた状態で、圧力要素を介して導体に特定の圧力を及ぼすことが保証される。
好ましくは、付勢装置は、ブレーキレバーの旋回軸に対して圧力要素の反対側のブレーキレバー上に配置される。
これにより、装置を簡単に構成することができる。
供給装置、特にブレーキレバーには、供給装置またはブレーキレバーを手動で作動させるための操作レバーが配置されていてもよい。特に、操作レバーは、供給装置またはブレーキレバーがその休止位置に運ばれ得るように配置されていてもよい。
これにより、例えば停電の場合に装置が電源消失したとしても、供給装置、特にブレーキレバーを作動させることができる。操作レバーは、ブレーキレバーまたは供給装置を手動で作動させ、導体を装置に挿入または装置から取り外すことを可能にする。
好ましい実施形態では、供給装置および好ましくはその供給装置の旋回軸を有するブレーキレバーと、ブレーキレバーを作動させるためのアクチュエータと、制動要素とは、共通のキャリヤ上に配置される。
その結果、装置を容易に製造することができ、コンパクトなユニットとして提供することができる。個々の要素間の相対距離は容易に設定することができる。
本発明の別の態様は、装置内の導体を制動するための方法に関し、この方法は、以下のステップ:
導体を制動するための搬送方向に沿って導体を配置するステップと、
ブレーキレバーが休止位置から作業位置に移動するように、付勢装置を作動させるステップと、
導体を制動するための装置において搬送方向に沿って導体を移動させ、導体が制動要素に当接するステップと、
圧力要素が供給装置によって制動要素に対して移動されることによって、および/または、制動要素が能動的に制動されることによって、導体を制動し、導体が制動要素と動作可能に接続されるステップと、
を有する。
このような方法は、制動要素上で付勢された状態で導体を搬送方向に案内することを可能にする。この場合、導体は、ブレーキレバーの作業位置において、圧力要素と制動要素との間にクランプされ、付勢力を受け、このとき、導体は、本質的に制動されずに搬送方向に搬送可能である。さらに、導体に圧力要素を直接作用させ、したがって導体を制動要素と動作可能に接続させ、特に導体を制動要素と圧力要素との間にクランプすることが可能である。導体を停止状態にまで制動することが可能であり、それによって導体の停止状態を選択的に設定することができる。制動は、供給装置によって、および/または制動要素を能動的に制動することによって行われる。このようにして、ブレーキのための装置の後、またはケーブル処理機械における導体のさらなる処理の前に、導体のループを防止することができる。特に、導体を制動するための方法は、上述の導体を制動するための装置上で実行される。
これに代えて、またはこれに加えて、圧力要素がさらなる制動要素に対して移動されることによって、および/または、さらなる制動要素が能動的に制動されることによって、導体がこのさらなる制動要素で制動され、この導体は、このさらなる制動要素とも動作可能に接続される。これにより、導体の選択的な制動がさらに改善される。
これに代えて、またはこれに加えて、回転する制動要素および/またはさらなる制動要素は、その回転速度が減少するように能動的に制動される。この場合、回転する制動要素および/またはさらなる回転する制動要素に、機械的摩擦効果に基づいて熱の蓄積は形成されない。
これに代えて、またはこれに加えて、回転する圧力要素は、その回転速度が減少するように能動的に制動される。この場合、回転する圧力要素に、機械的摩擦効果に基づいて熱の蓄積は形成されない。
好ましくは、ブレーキレバーは、作業位置において導体を付勢するように作用する。これは、例えば圧縮ばねによって可能になる。導体は、圧力要素と制動要素との間にのみクランプされ、それらの間を搬送方向に案内される。
付勢装置は、好ましくは、手動で作動される操作レバーを有する。したがって、ブレーキレバーまたは付勢装置は、使用者によって容易に操作することができる。
好ましくは、制動時に、ブレーキレバーは、導体に対して押圧され、付勢力に加えて、圧力または制動力が導体に作用し、導体が制動される。
特に、制動時に、圧力要素は、アクチュエータによって導体に押圧される。アクチュエータは、調整可能な圧力を導体に加える。
これに代えて、またはこれに加えて、圧力要素は、空気圧シリンダによって導体に押圧される。圧力要素は、導体上へ制御可能に押圧されまたは引っ張られ、その結果、導体は、ピンポイント精度で停止状態に制動され得る。
好ましくは、圧力要素が、制動要素に向かって旋回されるかまたは直線的に移動する。これは、制動力の簡単な調整と、制動要素に対する圧力要素の簡単な移動とを可能にする。
これに代えて、またはこれに加えて、制動装置が、制動装置が非作動状態にある第1の位置から、制動装置が作動状態にある第2の位置に、少なくとも部分的に移動する。有利には、少なくとも1つの永久磁石が制動装置内で移動される。作動状態では、制動装置は制動要素に制動作用を及ぼし、その結果、制動要素の回転速度が低下する。制動装置は、制動要素に接触せず、その結果、回転する制動要素に、機械的摩擦効果に基づいて熱の蓄積は生じない。
これに代えて、またはこれに加えて、さらなる制動装置は、さらなる制動装置が非作動状態にある第1の位置から、さらなる制動装置が作動状態にある第2の位置に、少なくとも部分的に移動する。有利には、少なくとも1つの永久磁石がこのさらなる制動装置内で移動する。作動状態では、このさらなる制動装置が圧力要素に制動作用を及ぼし、その結果、圧力要素の回転速度が低下する。このさらなる制動装置は、圧力要素に接触せず、その結果、回転する圧力要素に、機械的摩擦効果に基づいて熱の蓄積は生じない。
制動装置および/またはさらなる制動装置は、好ましくは、2つの制動要素のうちの少なくとも1つおよび/または圧力要素に対して非接触で制動作用を及ぼす。したがって、2つの制動要素および/または圧力要素のうちの少なくとも1つに作用する、制動速度、したがって減速を、導体の種々の特性に適合させることができる。
好ましくは、装置上の固定ユニットは取り外される。固定ユニットの取り外し可能な配置は、固定ユニットが交換されることを可能にする。固定ユニットの交換は、有利には、導体が制動された後に行われる。
特に、装置から制動要素が取り外される。制動要素を取り外すことにより、装置内の種々の導体のための制動要素の使用または配置が可能になる。
好ましくは、制動力は、アクチュエータおよび/または空気圧シリンダに接続することができてレギュレータコマンドおよび/またはコントローラコマンドを伝達するコントローラまたは制御装置を用いて導体を制動するときに設定され、それによって、停止状態への導体の、目標とされた選択的な制動が可能になる。
好ましくは、コントローラまたはレギュレータまたは制御装置は、レギュレータコマンドおよび/またはコントローラコマンドを、制動装置のおよび/またはさらなる制動装置の駆動装置に転送する。したがって、装置は1つの中央コントローラで制御することができる。
本発明の別の態様は、ここに記載されるような装置を備えるケーブル処理機械に関し、導体は、特に、ここに記載される導体を制動する方法によって制動される。これは、全ての構成要素が互いに調整された、完全なケーブル処理機械を提供することを可能にする。
本発明は、単に例示的な実施形態を表す図面を参照して、より詳細に説明される。
ケーブル処理機械を示す。 導体を制動するための装置の斜視図を示す。 図2による、部分的に隠された要素を有する図を示す。 図3を垂直方向から見た図を示す。 図2による導体を制動するための装置のさらなる斜視図を示し、制動要素は装置から取り外されている。 制動装置を用いて導体を制動するための装置のさらなる実施形態を断面図で示す。 さらなる制動装置を用いて導体を制動するための装置のさらなる実施形態を斜視図で示す。 図7による装置を別の斜視図で示す。 図8による装置を別の斜視図で示す。 制動装置を備えた図7による装置の断面図である。 導体を制動するための方法ステップを示すフローチャートである。
図1は、導体を制動するための装置100を備えるケーブル処理機械1を示す。導体は、ケーブル貯蔵部(より詳細には図示せず)から取り出され、デフレクタ5を介して、導体を制動するための装置100を通過し、その後、ケーブル処理機械1内で処理される。ケーブル処理機械1は、圧着機である。これには、2つの保護フード2および4が設けられ、実際の圧着工具は、保護フード2および4内に配置され、ここでは見えない。処理されるべき物品、この場合はケーブルは、処理後、コンベヤベルト3を介して収集トレイ(図示せず)に置かれる。一般的な処理方向は、図1に矢印で示されている。これは、本質的に、導体の搬送方向7に対応する。搬送方向7において、導体を制動するための装置100の後には、ライン矯正装置6と、ここでは見えないライン搬送装置とが続く。
図2は、導体を制動するための装置100の斜視図を示す。ここでは図示されていない導体が、装置100を通って矢印の方向(搬送方向7)に延びている。装置100は、下部にアクチュエータハウジング42を有し、上部にブレーキレバーハウジング35を有する。ブレーキレバーハウジング35の上方には、レギュレータ41が配置されている。装置100は、アングルプレートとして設計された固定ユニット15上に配置された制動要素10を備え、固定ユニット15および制動要素10は、共通のキャリヤ60上に配置されている。固定ユニット15は、ストッパ側18でキャリヤ60上に正確に配置されている。固定ユニット15上には、アクセス保護として保護ユニット17が配置される。固定ユニット15および保護ユニット17は、固定手段16を用いて、それぞれ、キャリヤ60上に着脱可能に配置されている。
図3は、部分的に隠された要素を有する図2による描写を示す。図3では、アクチュエータハウジング42(図2参照)とブレーキレバーハウジング35(図2参照)の両方が隠されている。これは、それぞれのハウジング内の内部要素が見えることを意味する。ブレーキハウジング35(図2参照)内にはブレーキレバー30が配置されており、ブレーキレバー30には、回転軸23の周りに回転可能に圧力要素20が取り付けられている。ブレーキレバー30は、旋回軸31の周りに旋回可能に取り付けられ、この場合、供給装置39を形成する。旋回軸31に対して圧力要素20の反対側には、付勢装置33が配置されている。装置100の下方、すなわちアクチュエータハウジング42(図2参照)内には、本例では空気圧シリンダとして設計されているアクチュエータ40が配置されている。アクチュエータ40は、特に詳細には説明しない要素、例えば空気圧シリンダ44、を介して、移動可能にブレーキレバー30に接続され、ブレーキレバー30をキャリヤ60の方向に引っ張りながら、ブレーキレバー30を旋回軸31の周りに旋回させることができる。この図では、圧力要素20の下に制動要素10は部分的にしか見えない。制動要素10は、アングルプレートとして形成された固定ユニット15に接着されており、装置100上に取り外し可能に配置されている。固定ユニット15を取り外すために、この図では、固定手段16としてねじが設けられている。明確にするために、これは、図3では、装置100の隣に別々に示されている。制動要素10は、摩擦面11を有し、導体を受け入れるための凹部12を備えている。この場合、制動要素10はセラミック製であり、一体的に製造されている。制動要素10は、装置100上に取り外し可能に配置されている。この図では、アクチュエータ40にかかる圧力を設定するためのレギュレータ41と、アクチュエータ40を制御するための制御装置43も見ることができる。この場合、弾性圧力片として設計されている保持装置50も見ることができる。保持装置50は可動な保持要素51を有し、これは、弾性圧力片であり、ブレーキレバー30を休止位置に固定するために、ブレーキレバー30のブレーキレバーマウント52への案内が可能である。
図4は、図3からの図の直交表現を示す。明確にするために、アクチュエータ40は部分的にのみ示されている。レギュレータ41上には、詳細には示されていない2つの空気圧ラインがあり、これらも部分的にのみ示されている。図4は、個々の要素がどのように相互作用するかを示す。ブレーキレバー30は、旋回軸31の周りに旋回可能に取り付けられている。ブレーキレバー30上には圧力要素20が配置され、ブレーキレバー30の旋回運動によって矢印P1の方向に移動することができる。この旋回運動は、アクチュエータ40を作動させることによってトリガされる。アクチュエータ40が制御されるための力に応じて、導体が圧力要素20と制動要素10との間にクランプされる力が変化する。導体が圧力要素20と制動要素10との間にクランプされるための力は、制動力として作用し、空気圧シリンダ44によって加えられる。導体は、制動力を加えることによって、それに応じて多かれ少なかれ制動される。
図4による描写は、休止位置に対応し、すなわち、ブレーキが開いており、供給装置39の空気圧シリンダ44がブレーキレバー30を休止位置に配置している。この位置では、それに応じて導体を装置内に挿入することが可能である。導体の経路は、本質的に、圧力要素20と制動要素10との間に示される矢印の経路に対応する。この矢印は、導体の搬送方向7も示す。圧力要素20は、この場合、ボールベアリングまたはローラベアリングとして形成され、その外周は摩擦面21に対応する。それに応じて、ボールベアリングまたはローラベアリングは、回転軸23の周りに回転可能に取り付けられている。旋回軸31に対して圧力要素20の反対側には、本例では渦巻きばねまたは圧縮ばねとして形成された付勢装置33が配置されている。ブレーキレバー30の付勢装置33の領域には、ブレーキレバー30を手動で作動させるための操作レバー34も配置されている。この場合、全ての構成要素は、共通のキャリヤ60上に配置される。
図5は、図2による装置100を示しており、制動要素10を含む固定ユニット15は、装置100から取り外されているか、または分離されている。そのために固定手段16が取り外され、その結果、保護ユニット17も固定ユニット15から分離されている。固定ユニット15は、ストッパ側18でキャリヤ60上に配置されている。したがって、制動要素10は、例えば、凹部12とは異なる形状の凹部を有する、および/または、摩擦面11とは異なる摩擦面(図示せず)を有する、さらなる制動要素と置き換えることができる。
図6は、導体を制動するための装置200を示す。装置200は、図2〜図5に先に示した装置100とほぼ同じ特徴または構成要素を有する。図6による装置200は、回転軸225の周りに制動要素210が回転可能に取り付けられている点、および、回転可能に取り付けられた制動要素210を非接触制動するための制動装置270が存在する点で、図2〜5による装置100とは異なる。図6による描写は、圧力要素20の制動位置に対応し、すなわち、ブレーキは作動しており、その結果、導体(図示せず)は、回転軸23の周りに回転可能に取り付けられた圧力要素20と、制動要素210との間に能動的にクランプされることができ、また、機械的に制動されることができる。アクチュエータ40は、ブレーキレバー30に接続され、ブレーキレバー30が旋回軸31の周りに旋回することを可能にし、その結果、導体がクランプされるか、またはクランプが解除される。キャリヤ260は、キャリヤ開口部261を有し、そこを通って制動要素210が部分的に延びる。装置200の装置ハウジング201内には、制動装置270が配置されており、この制動装置は、ここでは渦電流ブレーキとして設計されており、永久磁石272を備えている。永久磁石272は、位置決め装置275によって、永久磁石272が非作動状態にある第1の位置X1から、永久磁石272が作動状態にある第2の位置Xまで、機械的に移動することができる。位置決め装置275を用いて、永久磁石272を第1の位置X1に戻すことができる。永久磁石272を移動させるために、位置決め装置275は、少なくとも永久磁石272を制動要素210に対して調整する駆動装置276を有する。
駆動装置276は、コントローラ/制御装置43に電気的に接続され、その結果、コントローラコマンドは、中央コントローラ/制御装置43から駆動装置276に送信される。
図7〜図10は、導体を制動するための装置300を示す。装置300は、図2〜図5または図6に先に示した装置100または200とほぼ同じ特徴または構成要素を有する。図7〜図10に係る装置300は、第1の制動要素310の隣にさらなる制動要素311が存在し、それらがそれぞれ回転軸325、326の周りに回転可能に取り付けられている点、および、回転可能に取り付けられた制動要素310、311を制動するための制動装置370が存在する点で、図6による装置200とは異なる。
装置300は、アングルプレートとして設計された固定ユニット315を備え、その上に制動要素310、311が回転可能に配置され、回転可能に取り付けられた制動要素310、311は、互いに隣り合い、互いに距離を置いて配置される。制動位置において、圧力要素20は、少なくとも部分的に2つの制動要素310、311の間に案内される(図8または図9参照)。このようにして、圧力要素20と2つの制動要素310、311との間に配置された導体は、搬送方向7の制動中に生じるローラがけ効果(屈曲効果)によって導体応力から解放される。
固定ユニット315は、制動要素310、311が部分的に延びるキャリヤ開口部361を有する共通のキャリヤ360上に配置される。固定ユニット315には保護ユニット317が配置されている。固定ユニット315および保護ユニット317は、それぞれ、固定手段316によって、キャリヤ360上に取り外し可能に配置される。固定ユニット315を緩めるために、この図では、固定手段316としてねじが設けられている。
図10による装置300の描写は、圧力要素20の制動位置に対応し、すなわち、ブレーキは作動しており、その結果、導体(図示せず)は、回転軸23の周りに回転可能に取り付けられた圧力要素20と、制動要素310および311との間に能動的にクランプされることができ、また、機械的に制動されることができる。アクチュエータ40は、移動可能にブレーキレバー30に接続され、ブレーキレバー30が旋回軸31の周りに旋回することを可能にし、その結果、導体がクランプされる。キャリヤ360は、キャリヤ開口部361を有し、そこを通って制動要素310および311が部分的に延びる。装置300の装置ハウジング301内には、第1の制動装置370が配置されており、この制動装置は、制動要素を制動するための渦電流ブレーキとして設計されており、永久磁石372、373を備えている。永久磁石372、373は、永久磁石372、373が非作動状態にある第1の位置X1から、少なくとも、永久磁石372、373が作動状態にある第2の位置Xまで、永久磁石372、373を移動させるための位置決め装置375を機械的に備えている。位置決め装置375を用いて、永久磁石372、373を第1の位置X1に戻すことができる。永久磁石372、373を移動させるために、位置決め装置375は、図10の移動矢印に従って、制動要素310、311に対して永久磁石372、373を調整する駆動装置376を有する。駆動装置376は、コントローラ/制御装置43に電気的に接続され、その結果、コントローラコマンドは、中央コントローラ/制御装置43から駆動装置376に送信される。
装置300のブレーキレバーハウジング35内には、さらなる制動装置380が配置されており、この制動装置は、圧力要素20を制動するための渦電流ブレーキとして構成されており、永久磁石382を有している。永久磁石382は、位置決め装置385によって、永久磁石382が非作動状態にある第1の位置Y1から、少なくとも、永久磁石382が作動状態にある第2の位置Yまで、機械的に移動することができる。位置決め装置385を用いて、永久磁石382を第1の位置Y1に戻すことができる。永久磁石382を移動させるために、位置決め装置385は、図10の移動矢印に従って、圧力要素20に対して永久磁石382を調整する駆動装置386を有する。駆動装置386は、コントローラ/制御装置43に電気的に接続され、その結果、コントローラコマンドは、中央コントローラ/制御装置43から駆動装置386に送信される。
装置300の、図示されていないさらなる実施形態は、上述の制動装置370を備えるが、上述のさらなる制動装置380を備えない。
図11による流れ図は、導体を制動するための方法を開示し、使用される参照符号は、上述の図4および図6による装置を参照する。第1のステップ401では、装置100内の搬送方向7に沿って導体が配置される。次のステップ402では、ブレーキレバー30が休止位置(図4参照)から作業位置(図6参照)に移されるように付勢装置33が作動され、圧力要素20と制動要素10との間の導体は、旋回軸31上に取り付けられたブレーキレバー30によって、また、付勢装置33の圧縮ばねによって、付勢されるか、またはクランプされる。付勢装置33は、操作レバー34を用いて手動で操作される。次に、導体を搬送方向7に沿って移動させる(ステップ403)。
続いて、導体を制動するために、供給装置39の空気圧シリンダ44によって圧力要素20が制動要素10に対して移動することによって、導体は、制動要素10と動作可能に接続される(ステップ404)。アクチュエータ40で圧縮空気がスイッチオンされ、その結果、空気圧シリンダによって生成される制動力が、圧力要素20と制動要素10との間で、クランプされた導体に作用する。
次のステップでは、制動装置270の永久磁石272は、制動装置270が非作動状態にある第1の位置X1から、制動装置270が作動状態にある第2の位置Xまで移動される(ステップ405)。制動装置270または永久磁石272は制動要素10に接触しない。
上記に開示された方法では、コントローラまたはレギュレータ41または制御装置43は、レギュレータコマンドおよび/またはコントローラコマンドを制動装置270の駆動装置276に転送する。したがって、装置は中央コントローラで制御することができる。まず、導体を制動するためにアクチュエータ40が制御装置/コントローラ43によって制御され、次に空気圧シリンダ44が加圧され、その結果、圧力要素20と制動要素10との間の導体は、アクチュエータ40に作用する空気圧に対応する制動力を受ける。この制動力はまた、ラインに対し、顕著なローラがけ効果(屈曲効果)を引き起こす。
次に、少なくとも導体が制動された後に、装置100上の固定ユニット15を取り外し、制動要素10を装置100から取り外すことができる。
特許請求の範囲および図面の技術的内容と同様に、参照符号のリストは、本開示の一部である。同じ参照符号は同じ構成要素を示す。
100 装置
1 ケーブル処理機械
2 保護フード
3 コンベヤベルト
4 保護フード
5 デフレクタ
6 ライン矯正装置
7 搬送方向
10 制動要素
11 摩擦面
12 凹部
15 固定ユニット
16 固定手段
17 保護ユニット
18 15のストッパ側
20 圧力要素
21 摩擦面
23 回転軸
30 ブレーキレバー
31 旋回軸
33 付勢装置
34 操作レバー
35 ブレーキレバーハウジング
39 供給装置
40 アクチュエータ
41 レギュレータ
42 アクチュエータハウジング
43 制御装置/コントローラ
44 空気圧シリンダ
50 保持装置
51 保持ユニット
52 ブレーキレバーマウント
60 キャリヤ
200 装置
201 装置ハウジング
210 制動要素
225 回転軸
260 キャリヤ
261 キャリヤ開口部
270 制動装置
272 永久磁石
275 位置決め装置
276 駆動装置
300 装置
301 装置ハウジング
310 第1制動要素
311 他の制動要素
315 固定ユニット
316 固定手段
317 保護ユニット
325 回転軸
326 回転軸
360 キャリヤ
361 キャリヤ開口部
370 制動装置
372 永久磁石
373 永久磁石
375 位置決め装置
376 駆動装置
380 さらなる制動装置
382 永久磁石
385 さらなる位置決め装置
386 さらなる駆動装置
401〜405 方法ステップ
P1 移動方向
Y 282の第1の位置
Y1 282の第2の位置
X 272または372の第1の位置
X1 272または372の第2の位置

Claims (32)

  1. 導体、特にケーブルを制動するためのケーブル処理装置(100;200;300)であって、
    ケーブル処理装置(100;200;300)(100;200;300)内で搬送方向(7)に案内される導体と動作可能に接続され得る制動要素(10;210;310、311)と、
    ケーブル処理装置(100;200;300)内で案内される導体と動作可能に接続され得る圧力要素(20)とを備え、
    前記圧力要素(20)は、前記制動要素(10;210;310、311)に対向して配置され、
    前記制動要素(10;210;310、311)と前記圧力要素(20)とは、互いに対して移動可能に配置されているケーブル処理装置において、
    前記圧力要素(20)は、供給装置(39)上において、旋回軸(31)上に旋回可能に取り付けられたブレーキレバー(30)上に配置されていることを特徴とする、ケーブル処理装置。
  2. 前記圧力要素(20)は、前記導体と相互作用するための摩擦面(21)を有することを特徴とする、請求項1に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  3. 前記制動要素(10;210;310)は、前記導体と相互作用するための摩擦面(11)を有し、特にセラミック表面を有し、好ましくはセラミックから一体的に作られることを特徴とする、請求項1または2に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  4. 前記制動要素(10;210;310)および/または前記圧力要素(20)は、前記ケーブルを案内するための凹部(12)を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  5. 前記圧力要素(20)は、前記搬送方向(7)に対して横切る方向に配置された回転軸(23)の周りに回転可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  6. 前記制動要素(10;210;310)は、前記ケーブル処理装置(100;200;300)に着脱可能に取り付けられる固定ユニット(15;315)に配置されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  7. 前記制動要素(10;210;310)は、前記搬送方向(7)に対して横切る方向に配置された回転軸(225;325)の周りに回転可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  8. 搬送方向(7)に対して横切る方向に配置された回転軸(326)の周りに回転可能に取り付けられたさらなる制動要素(311)があることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  9. 作動状態において2つの前記制動要素(10;210;310、311)のうちの少なくとも1つと少なくとも部分的に非接触制動接続されている制動装置(270;370、380)が存在し、好ましくは、非接触制動接続は調整可能であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  10. 前記制動装置(270;370、380)は、磁気制動装置であり、前記磁気制動装置は、少なくとも1つの永久磁石(272;372、373、382)または少なくとも1つの電磁石を含むことを特徴とする、請求項9に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  11. 前記制動要素(10;210;310)および/または前記さらなる制動要素(311)の上または中に、制動力を設定するための、特に制御された、渦電流ブレーキが配置されていることを特徴とする、請求項7〜10のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  12. 前記制動装置(270;370、380)は、制動装置(270;370、380)が非作動状態にある第1の位置から、少なくとも、制動装置(270;370、380)が作動状態にある第2の位置まで、制動装置(270;370、380)を少なくとも部分的に移動させるための位置決め装置(275;375、385)を有し、前記位置決め装置(275;375、385)は、制動要素(10;210;310)に対しておよび/またはさらなる制動要素(311)または圧力要素(20)に対して少なくとも、少なくとも1つの永久磁石(272;372、373、382)を空気圧的に、油圧的に、または電気的に調整する駆動装置(276;376、386)を有することを特徴とする、請求項10または11に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  13. 前記装置(100;200;300)は、
    前記制動要素(10;210;310)と前記圧力要素(20)との間の距離または制動力を設定できるように、前記供給装置(39)を作動させるための、特に、旋回可能に取り付けられた前記ブレーキレバー(30)を作動させるための、特に、空気圧シリンダ(44)として設計または備えられる、アクチュエータ(40)を備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  14. 前記ケーブル処理装置(100;200;300)は、前記圧力要素(20)の接触圧力を設定するためのレギュレータ(41)および/またはコントローラ(43)を有することを特徴とする、請求項9に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  15. 前記レギュレータ(41)および/またはコントローラ(43)は、制動力を設定するために、駆動装置(276;376、386)に電気的に接続されていることを特徴とする、請求項14に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  16. 前記ケーブル処理装置(100;200;300)は、前記供給装置(39)を保持するための、特に、前記ブレーキレバー(30)を休止位置に保持するための、特にばね作動式の保持装置(50)を有することを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  17. 前記供給装置(39)、特に前記ブレーキレバー(30)には、前記圧力要素(20)に付勢力を加えるための、付勢装置(33)、特にばねが配置されていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  18. 前記付勢装置(33)は、前記旋回軸(31)に対して前記圧力要素(20)の反対側の前記ブレーキレバー(30)上に配置されていることを特徴とする、請求項17に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  19. 前記供給装置(39)、特に前記ブレーキレバー(30)には、前記供給装置(39)、特に前記ブレーキレバー(30)を手動で作動させるための操作レバー(34)が配置されていることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  20. 前記供給装置(39)、および特にその供給装置の旋回軸(31)を有する前記ブレーキレバー(30)と、前記供給装置(39)または前記ブレーキレバー(30)を作動させるアクチュエータ(40)と、前記制動要素(10;210;310、311)とは、共通のキャリヤ(60)上に配置されていることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  21. 請求項1〜20のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)において導体を制動するための方法であって、
    導体を制動するためのケーブル処理装置において搬送方向(7)に沿って導体を配置するステップと、
    ブレーキレバー(30)が休止位置から作業位置に移動するように、付勢装置(33)を作動させるステップと、
    導体を制動するためのケーブル処理装置において搬送方向(7)に沿って導体を移動させ、導体が制動要素(10;210;310)に当接するステップと、
    圧力要素(20)が供給装置(39)によって制動要素(10;210;310)に対して移動されることによって、および/または、制動要素(10;210;310)が能動的に制動されることによって、導体を制動し、導体が制動要素(10;210;310)と動作可能に接続されるステップと、
    を有することを特徴とする、方法。
  22. 前記ブレーキレバー(30)は、前記作業位置において前記導体を付勢するように作用し、前記付勢装置(33)は、好ましくは、手動で作動される操作レバー(34)を有することを特徴とする、請求項21に記載の方法。
  23. 制動時に、前記ブレーキレバー(30)は、導体に対して押圧され、特に、前記圧力要素(20)は、アクチュエータ(40)および/または空気圧シリンダ(44)によって導体に押圧されることを特徴とする、請求項21または22に記載の方法。
  24. 前記圧力要素(20)が、前記制動要素(10;210;310)に向かって旋回されるかまたは直線的に移動し、
    および/または、
    制動装置(270;370、380)が、制動装置(270;370、380)が非作動状態にある第1の位置から、制動装置(270;370、380)が作動状態にある第2の位置に、少なくとも部分的に移動することを特徴とする、請求項21〜23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記制動装置(270;370、380)は、前記制動要素(10;210;310)に非接触で制動作用を及ぼすことを特徴とする、請求項21または24に記載の方法。
  26. 前記圧力要素(20)と前記制動要素(10;210;310)との間の距離および/または前記導体を制動するときの制動力は、コントローラ(43)によって設定されることを特徴とする、請求項21〜25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記ケーブル処理装置(100;200;300)上の固定ユニット(15;315)が取り外され、特に、前記ケーブル処理装置(100;200;300)から前記制動要素(10;210;310、311)が取り外されることを特徴とする、請求項21〜26のいずれか1項に記載の方法。
  28. 請求項1〜20のいずれか1項に記載のケーブル処理装置を備え、前記導体は、特に、請求項21〜27のいずれか1項に記載の導体を制動する方法を用いて制動されることを特徴とする、ケーブル処理機械(1)。
  29. 導体、特にケーブルを制動するためのケーブル処理装置(100;200;300)であって、
    ケーブル処理装置(100;200;300)(100;200;300)内で搬送方向(7)に案内される導体と動作可能に接続され得る制動要素(10;210;310、311)と、
    ケーブル処理装置(100;200;300)内で案内される導体と動作可能に接続され得る圧力要素(20)とを備え、
    前記圧力要素(20)は、前記制動要素(10;210;310、311)に対向して配置され、
    前記制動要素(10;210;310、311)と前記圧力要素(20)とは、互いに対して移動可能に配置されているケーブル処理装置において、
    前記圧力要素(20)は、供給装置(39)上および直線作動装置上に配置され、
    作動状態において前記制動要素(10;210;310、311)と少なくとも部分的に非接触制動接続されている制動装置(270;370、380)が存在し、好ましくは、非接触制動接続は調整可能であることを特徴とする、ケーブル処理装置。
  30. 前記制動装置(270;370、380)は、磁気制動装置であり、前記磁気制動装置は、少なくとも1つの永久磁石(272;372、373、382)または少なくとも1つの電磁石を含むことを特徴とする、請求項29に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  31. 前記制動要素(10;210;310)の上または中に、制動力を設定するための、特に制御された、渦電流ブレーキが配置されていることを特徴とする、請求項29または30に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
  32. 前記制動装置(270;370、380)は、制動装置(270;370、380)が非作動状態にある第1の位置から、少なくとも、制動装置(270;370、380)が作動状態にある第2の位置まで、制動装置(270;370、380)を少なくとも部分的に移動させるための位置決め装置(275;375、385)を有し、前記位置決め装置(275;375、385)は、制動要素(10;210;310)に対しておよび/またはさらなる制動要素(311)または圧力要素(20)に対して少なくとも、少なくとも1つの永久磁石(272;372、373、382)を空気圧的に、油圧的に、または電気的に調整する駆動装置(276;376、386)を有することを特徴とする、請求項29〜31のいずれか1項に記載のケーブル処理装置(100;200;300)。
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