JP2021154867A - 車両用ラッチ装置 - Google Patents

車両用ラッチ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021154867A
JP2021154867A JP2020056914A JP2020056914A JP2021154867A JP 2021154867 A JP2021154867 A JP 2021154867A JP 2020056914 A JP2020056914 A JP 2020056914A JP 2020056914 A JP2020056914 A JP 2020056914A JP 2021154867 A JP2021154867 A JP 2021154867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
vehicle
main body
striker
hood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2020056914A
Other languages
English (en)
Inventor
一匡 佐々木
Kazumasa Sasaki
一匡 佐々木
千里 末次
Chisato Suetsugu
千里 末次
晋 佐伯
Susumu Saeki
晋 佐伯
チャバ センテ
Szente Csaba
チャバ センテ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2020056914A priority Critical patent/JP2021154867A/ja
Priority to CN202110295140.6A priority patent/CN113445834B/zh
Priority to US17/208,144 priority patent/US11719025B2/en
Publication of JP2021154867A publication Critical patent/JP2021154867A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/08Front or rear portions
    • B62D25/10Bonnets or lids, e.g. for trucks, tractors, busses, work vehicles
    • B62D25/12Parts or details thereof
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B51/00Operating or controlling locks or other fastening devices by other non-mechanical means
    • E05B51/02Operating or controlling locks or other fastening devices by other non-mechanical means by pneumatic or hydraulic means
    • E05B51/023Operating or controlling locks or other fastening devices by other non-mechanical means by pneumatic or hydraulic means actuated in response to external pressure, blast or explosion
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/02Vehicle locks characterised by special functions or purposes for accident situations
    • E05B77/08Arrangements for protection of pedestrians
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B81/00Power-actuated vehicle locks
    • E05B81/02Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
    • E05B81/10Hydraulic or pneumatic
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B83/00Vehicle locks specially adapted for particular types of wing or vehicle
    • E05B83/16Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets
    • E05B83/24Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets for car bonnets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】ラッチ本体部をさらに円滑に移動させることができる車両用ラッチ装置を提供すること。【解決手段】車両用ラッチ装置1は、車両のフード11に設けたストライカ12を係止した状態で上昇可能なラッチ本体部3と、通常時にラッチ本体部3を車体側に位置保持する位置保持手段4と、ラッチ本体部3と位置保持手段4との間に介在して、ポップアップ時にラッチ本体部3を上昇させるアクチュエータ5と、を備えている。位置保持手段4には、ラッチ本体部3に設けられたラッチ機構38のラッチ38aに係止されたストライカ12の係止状態を解除するストライカ解除手段48が配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、車両が歩行者等の保護対象物に衝突したときに、保護対象物を受け止めて衝撃を緩和して保護するために、フードを上昇させるための車両用ラッチ装置に関する。
従来、車両と保護対象物(歩行者)との衝突時に、フードを上昇させて保護対象物を受け止めることで衝撃を軽減させるポップアップ装置としては、例えば、特許文献1に記載された車両用ラッチ装置が知られている。
特許文献1の車両用ラッチ装置は、フードロック装置支持部(24)にフードロック装置(22)を回動自在に取り付け、フードロック装置(22)に操作ケーブル(52)を連結したラッチ(50)が回動するように組み付けられている。ラッチ(50)と操作ケーブル(52)とは、フードロック装置(22)と一緒に回動する構造になっている。
特開2015−009578号公報(図2及び図3)
特許文献1の車両用ラッチ装置は、操作ケーブル(52)がフードロック装置(22)と共に回動する回動するラッチ(50)側に取り付けてあって、支持ピン(66)を中心として一緒に回動するので、無駄な動きがあった。
そこで、本発明は、ラッチ本体部をさらに円滑に移動させることができる車両用ラッチ装置を提供することを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、車両のフードに設けたストライカを係止した状態で上昇可能なラッチ本体部と、通常時に前記ラッチ本体部を車体側に位置保持する位置保持手段と、前記ラッチ本体部と前記位置保持手段との間に介在して、ポップアップ時に前記ラッチ本体部を上昇させるアクチュエータと、を備える車両用ラッチ装置であって、前記位置保持手段には、前記アクチュエータによって上昇した前記ラッチ本体部の上昇状態を保持するロック部材の保持状態を解除する解除部材が配置されていることを特徴とする。
本発明は、ラッチ本体部をさらに円滑に移動させることができる車両用ラッチ装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両用ラッチ装置の平常時の状態を示す要部概略正面図である。 車両用ラッチ装置の平常時の状態を示す要部概略側面図である。 車両用ラッチ装置の平常時の状態を示す要部概略背面図である。 ポップアップ前の車両用ラッチ装置の状態を示す説明図である。 ポップアップ前の係止部の状態を示す要部拡大斜視図である。 係止部の固定を解除したときの車両用ラッチ装置の状態を示す説明図である。 ポップアップを開始したときの車両用ラッチ装置の状態を示す説明図である。 アクチュエータがラッチ本体部を上昇させたときの車両用ラッチ装置の状態を示す説明図である。 さらにアクチュエータがラッチ本体部を上昇させたときの車両用ラッチ装置の状態を示す説明図である。 ポップアップ完了時の車両用ラッチ装置の状態を示す説明図である。 (a)は、平常時の車両用ラッチ装置の状態を示す概略図、(b)は、ポップアップ完了時の車両用ラッチ装置の状態を示す概略図である。
以下、図1〜図11を参照して本発明の実施形態に係る車両用ラッチ装置1の一例を説明する。なお、車両の進行方向を「前」、後退方向を「後」、鉛直上方側を「上」、鉛直下方側を「下」、車幅方向を「左」、「右」として適宜説明する。
≪車両≫
図1に示すように、本発明の車両用ラッチ装置1が適用される車両は、車体前側にフード11を備えたボンネットタイプの自動車であればよく、乗用車でも作業車やバスでもよく、車種は特に限定されない。以下、車両は、その一例として、車体前部に動力室を有する乗用車を例に挙げて説明する。
車両は、フード11を上昇させて、車両に衝突する保護対象物を保護するポップアップ装置100を備えている。
フード11は、車両に歩行者等の保護対象物(以下、適宜「歩行者」という。)が衝突した際に、歩行者を弾性的に受け止めて、衝撃を緩衝させることが可能なエンジンフードパネルである。フード11は、動力室の上側に設置されたフードスキンと、フードスキンの下面に弾塑性的に接合されたフードフレームと、フード11の前側下面に固定されたストライカ12と、を備えている。
≪ポップアップ装置≫
ポップアップ装置100は、歩行者が車両と衝突した際に、上昇したフード11で歩行者を受け止める機能と、歩行者を受け止めたフード11がパワーユニット(図示省略)に当接するのを防止する機能と、を有する。
ポップアップ装置100は、フード11の前側の左右下方に配置された車両用ラッチ装置1と、フード11の後側の左右下方に配置された車両用ヒンジ装置(図示省略)と、衝突検知装置(図示省略)と、を備えている。
<衝突検知装置>
衝突検知装置(図示省略)は、歩行者が車両の前部に衝突したことを検出する装置である。衝突検知装置(図示省略)は、車両の前端に設置されている。
<車両用ラッチ装置>
図3に示すように、車両用ラッチ装置1は、衝突検知装置(図示省略)で歩行者が車両に衝突したことを検出したときに、ラッチ機構38のラッチ38aがストライカ12をロックした状態で、アクチュエータ5によってフード11を上昇させる装置である。車両用ラッチ装置1は、ラッチ本体部3と、位置保持手段4と、アクチュエータ5と、フードロック機構10と、を備えている。車両用ラッチ装置1は、アクチュエータ5内のガス発生剤を高速燃焼させて発生した高圧ガスによって、ピストンロッド部5bを上方向に突出させることで、ラッチ本体部3及びフード11を上昇させるフード可動装置から成る。車両用ラッチ装置1は、このようにして、車両用ヒンジ装置(図示省略)と一緒にフード11全体を上昇させることで、歩行者がフード11に衝突したときに、衝突時の衝撃吸収性を向上させる機能を果す。
<ベースプレート>
図1に示すベースプレート2は、車両用ラッチ装置1を車体に固定するための車体取付用の金属製板部材である。図3に示すように、ベースプレート2は、車体固定孔2aと、係止孔2bと、ストライカ係合溝2cと、第1リンク軸支孔2dと、ワイヤー固定部2eと、ガイド部2fと、レール部2gと、を有する略正方形の部材である。ベースプレート2は、上下左右に形成された四つの車体固定孔2aに挿入されるボルト(図示省略)によってバルクヘッドの上部等の車体前部に固定されている。
係止孔2bは、ラッチ本体部3がアクチュエータ5によって上昇した際に、ラッチ本体部3に設けられたロック部材34が係合して、ラッチ本体部3が上昇した上昇状態を保持するための孔である。係止孔2bは、ベースプレート2のガイド部2fに沿って上下方向に長い長孔から成る。
図3に示すように、ストライカ係合溝2cは、フード11を下降させた際に、ストライカ12の下端部が挿入される溝である。ストライカ係合溝2cは、ベースプレート2の上端部中央に形成されている。
図1または図3に示すように、第1リンク軸支孔2dは、後記する左右の第1リンク31、位置保持手段4、及び、オープンレバー付勢ばね48aをそれぞれ支持するために連結ピン30aが取り付けられる孔である。図3に示すように、第1リンク軸支孔2dは、ベースプレート2の下端部寄りの左右端部にそれぞれ形成されている。
ワイヤー固定部2eは、ストライカ解除手段48に一端部を掛止したケーブル(図示省略)の車両用ラッチ装置1から引き出された部分を固定する部分である。ワイヤー固定部2eは、ベースプレート2から左方向に突出した突出片から成る。
ガイド部2fは、ラッチ本体部3の係合部3a、及び、位置保持手段4の係合部4aを上下方向に摺動自在に挿入して、ラッチ本体部3及び位置保持手段4の動きを上下方向に規制する孔である。ガイド部2fは、ベースプレート2の中央部に横断面視してハット形状に形成されたレール部2gの中央部に、上下方向に延設された長孔から成る。
レール部2gは、横断面視してハット形状に形成されたガイド部分である。レール部2gは、ベースプレート2の中央部に上下方向に延設されている。このレール部2gには、摺動部材33に横断面視してハット形状に形成されたスライド部33aが、上下動自在に係合されている。
<ラッチ本体部>
図8〜図10に示すように、ラッチ本体部3は、ポップアップ時に、車両のフード11に設けたストライカ12を係止した状態で上昇可能な係止用板部材である。ラッチ本体部3と位置保持手段4とは、車両用ラッチ装置1の左右端部に対向配置された一対のリンク機構30によって連結されている。図1に示すように、ラッチ本体部3は、係合部3a(図10参照)と、第1リンク31と、摺動部材33と、ロック部材34(図3参照)と、ロッド支持部材35と、ロッド先端部36と、ロッド支持部材連結板37と、ラッチ機構38と、ストライカ係止部材39と、を有している。
<係合部>
係合部3aは、図3に示すように、ラッチ本体部3の移動(上下)方向に延設されたガイド部2fに移動可能に係合すると共に、図4及び図5に示すように、ポップアップ前の状態で後記する係止部40に係止されるピンである。係合部3aは、ラッチ本体部3の下端部中央に取り付けられている(図9及び図10参照)。図4に示すように、係合部3aは、フック41a,42aに係止することで、ラッチ本体部3が下降した状態を保持する。
<リンク機構>
図4及び図10に示すように、リンク機構30は、位置保持手段4に対して、ラッチ本体部3を水平な状態に維持したまま昇降可能な状態に連結した連結機構である。リンク機構30は、第1リンク31と、第2リンク32と、連結ピン30a,30b,30cと、を左右対称に配置した六節リンク機構から成る。リンク機構30は、ラッチ本体部3の左右端部と、位置保持手段4の左右端部と、を連結している。
第1リンク31の下端部は、位置保持手段4の左右上端部に連結ピン30aによって回動自在に連結されている。第1リンク31の上端部と、第2リンク32の下端部とは、連結ピン30bによって回動自在に連結されている。第2リンク32の上端部は、ラッチ本体部3の左右端部に連結ピン30cによって回動自在に連結されている。
図2に示すように、摺動部材33は、ラッチ本体部3に第2リンク32を介在して連結ピン30cによって連結されて、ラッチ本体部3と一体に上下動する金属製板部材である。図3に示すように、摺動部材33は、摺動部材33の中央部から下方向に延設されたスライド部33aと、スライド部33aの下端部に設けられたスライドピン33b(図5参照)と、を有している。
図3及び図5に示すように、スライド部33aは、ベース2のレール部2g内に上下動自在に嵌められている。
スライドピン33bは、上下方向に延設されたガイド部2fにおいて、係合部3aから下方に予め設置した間隔で、上下動自在に挿入されている。
<ロック部材>
図3に示すように、ロック部材34は、平常時の下降した状態からアクチュエータ5によってラッチ本体部3が上昇した際に、ベースプレート2の係止孔2bにロック部34dが係合してラッチ本体部3の上昇した状態(図10及び図11(b)参照)を維持する部材である。ロック部材34は、ロック部34dを有する金属板製のロック部材本体34aと、ロック部材本体34aを摺動部材33に回動自在に支持するロック部材支持軸34bと、ロック部材本体34aをベースプレート2側に付勢するロック部材付勢ばね34cと、を備えて成る。
図1に示すように、ロッド支持部材35は、アクチュエータ5のピストンロッド部5bの先端面にロッド先端部36によって固定された逆U字状の金属製板部材である。
図1及び図2に示すように、ロッド先端部36は、ピストンロッド部5bの先端面に螺着されて、ピストンロッド部5bからロッド支持部材35に下側から挿入されるねじ等の固定具である。
図1または図2に示すように、ロッド支持部材連結板37は、ロッド支持部材35をラッチ本体部3に連結させるための金属製板部材である。ロッド支持部材連結板37は、アクチュエータ5の上部を覆うように配置されている。ロッド支持部材連結板37には、ロッド支持部材35をロッド支持部材連結板37に固定するための固定ピン37aと、ロッド支持部材連結板37をラッチ本体部3に固定するための固定ピン37bと、が設けられている。
<フードロック機構>
図1に示すように、フードロック機構10は、車体に対して開閉可能なフード11を閉状態に維持する装置である。フードロック機構10は、フード11に設けられたストライカ12と、車体に設けられたラッチ機構38及びストライカ係止部材39と、を備えて構成されている。フードロック機構10は、ストライカ12がラッチ機構38のラッチ38aに係合することでフード11の閉状態を維持する。
図4に示すように、ラッチ機構38は、ストライカ12をラッチ38aに係止させることで、ストライカ12をロック状態に保持する機能を有する装置である。ラッチ機構38は、ストライカ12が挿入されるストライカ係合溝2c(図3参照)が形成されたベースプレート2に、ラッチ38aと、ラッチばね38bと、プレート38cと、解除ばね38dと、ラッチ解除部38e等を組み付けて成る。
ラッチ38aは、下降したストライカ12を保持して、フード11が動力室の開口部を閉塞した状態を維持するための保持部材である。ラッチ38aは、ラッチ本体部3に回動可能に軸支されている。ラッチ38aは、運転席に配置されたボンネットオープンレバー(図示省略)を開操作することで、ラッチ解除部38eの係合が外れると、ラッチばね38bの付勢で、ストライカ12をラッチ38aのロック位置から解放されて持ち上げられる。
ラッチ解除部38eは、ラッチ38aを解除方向に付勢するばね部材である。ラッチばね38bは、例えば、圧縮コイルばねから成る。ラッチばね38bは、一端がラッチ38aに掛止され、他端がラッチ本体部3に掛止されている。
ラチェット38cは、ラッチ38aをロック位置に係止するための部材である。
解除ばね38dは、プレート38c及びストライカ係止部材39を係止方向に付勢するばね部材である。解除ばね38dは、例えば、圧縮コイルばねから成る。解除ばね38dは、一端がラッチ解除部38eに掛止され、他端がストライカ係止部材39のばね掛止部39cに掛止されている。
ストライカ係止部材39は、ストライカフック部39aと、ストライカ解除レバー部39bと、ばね掛止部39cと、を備えている。
ストライカフック部39aは、運転席のボンネットオープンレバー(図示省略)を開操作して、ラッチ38aのロック位置から解放されて持ち上げられたストライカ12が係止するフックである。ストライカ解除レバー部39bは、このストライカ解除レバー部39bを操作することで、ストライカフック部39aに係止しているストライカ12を開放して、フード11を開放するための操作部である。
ばね掛止部39cは、前記した解除ばね38dの一端が掛止される部位である。
<位置保持手段>
図1に示すように、位置保持手段4は、平常時にラッチ本体部3を車体側に位置保持するための位置保持用の装置である。位置保持手段4は、リンク機構30と、係止部40と、係合部4aと、アクチュエータブラケット45と、ストライカ解除手段48と、アクチュエータ5と、スライダ6と、アクチュエータ保持部7と、ばね部材SP1と、を備えている。位置保持手段4は、ラッチ本体部3の前側下端部に配置されている。
<係止部>
図4に示すように、係止部40は、ラッチ本体部3の一部である係合部3aを抱持することで、ラッチ本体部3が下降した状態を保持するための部材である。係止部40は、第1係止部41と、第2係止部42と、第3係止部43と、から成る一組の部材によって構成されている。
図4または図5に示すように、第1係止部41、第2係止部42及び第3係止部43は、軸支ピン40aによってアクチュエータブラケット45に回動可能に軸支される板状部材である。第2係止部42と第3係止部43とは、固定ピン40bによって相対回動不能に連結されている。第1係止部41と、第2係止部42及び第3係止部43とは、平常時、フック41a,42aが軸支ピン40aを中心としてハサミのように回動して、ラッチ本体部3の係合部3aを複数方向(左右両側)から挟持(抱持)した状態に係止部抑制部材40cで支持されている。
第1係止部41は、背面視して略S字形状に形成された部材から成る。第1係止部41は、上部側に形成されたフック41aと、下部側に形成されたピン遊挿孔41bと、中央部に形成された軸支ピン設置孔(図示省略)と、を有している。
フック41aは、ラッチ本体部3の係合部3aに右側から係合する部位である。フック41aは、第1係止部41の中央部から上方向に逆J字形状に延びている。
ピン遊挿孔41bは、スライダ6に設けた係止部作動ピン61が上下方向に移動可能に挿入された孔である。ピン遊挿孔41bは、第1係止部41が軸支ピン40aを中心として回動できるように、円柱形状の係止部作動ピン61の外径よりも上下左右方向に大きな孔から成る。ピン遊挿孔41bは、平常時に、斜め右下方向に延設された状態になるように配置されている。つまり、ピン遊挿孔41bは、係止部作動ピン61に左側から当接し、下方ほど右に位置するように傾斜している。
図4に示すように、第2係止部42は、フック41aと対称形状のフック42aを有している。フック41a,42aは、係合部3aを挟持することで、ラッチ本体部3が下降した状態を保持する。フック41a,42aは、係合部3aを挟持している際に、フック41a,42aの先端部が重なって、係合部3aを抱持するように配置されている。フック41a,42aは、係合部3aを解放することで、ラッチ本体部3が上昇するのを可能な状態にする。
第3係止部43は、係止部作動ピン61が上下方向に移動可能に挿入されたピン遊挿孔43aと、係止部40の回動を抑止する係止部抑制部材40cと、を有している。
ピン遊挿孔43aは、第3係止部43が軸支ピン40aを中心として回動できるように、係合部4aの外径よりも上下左右方向に大きな孔から成る。ピン遊挿孔43aは、平常時に、斜め左下方向に延設された状態になるように配置されている。つまり、ピン遊挿孔43aは、係止部作動ピン61に右側から当接し、下方ほど左に位置するように傾斜している。
図5に示すように、係止部抑制部材40cは、第1係止部41に当接することで、フック41a,42aが分離する方向に回動するのを抑止する凸部形状のストッパから成る。図6及び図7に示すように、係止部抑制部材40cは、衝突時、アクチュエータ5(図1参照)の作動で係止部作動ピン61に押されて回動する第1係止部41によって破断されて排除されることで、フック41a,42aの分離方向への回動を可能にする。
<位置保持手段の係合部>
図1に示すように、係合部4aは、スライダ6に複数形成したガイド部6aに上下方向に移動可能に係合する位置保持手段取付ピンから成る。係合部4aは、位置保持手段4のアクチュエータブラケット45の上下左右の複数の位置に設けられて、スライダ6の上下方向に長い長孔から成るガイド部6a内に挿入されている。このため、スライダ6は、ガイド部6aの長さ分だけ上下方向に昇降可能になっている。
アクチュエータブラケット45は、位置保持手段4の本体を構成する板部材である。アクチュエータブラケット45は、アクチュエータ5のシリンダ部5aを挟持したスライダ6とアクチュエータ保持部7とを所定距離L5だけ上下方向に移動可能に支持する金属製ブラケットから成る。アクチュエータブラケット45は、固定ピン45a(図3参照)と、連結ピン30aと、によってベースプレート2に固定されている。
<ストライカ解除手段>
図1に示すストライカ解除手段48は、ラッチ本体部3に設けられたラッチ機構38のラッチ38aに係止されたストライカ12の係止状態を解除するためのオープンレバーである。ストライカ解除手段48は、連結ピン30aと、付勢ばね48aと、解放部48b(図4参照)と、ケーブル連結部48cと、を有している。ストライカ解除手段48は、リンク機構30の第1リンク31を位置保持手段4に軸支する連結ピン30aによって、ストライカ解除手段48と、ストライカ解除手段48を付勢する付勢ばね48aと共に同軸に軸支されている。
ケーブル連結部48cに連結されたケーブルは、車室内に配置されたボンネットオープンレバー(図示省略)に連結されて、ボンネットオープンレバーの操作でケーブル連結部48cが引っ張られてストライカ解除手段48が連動するようになっている。
ストライカ解除手段48は、ボンネットオープンレバー(図示省略)の操作で連結ピン30aを中心に回動すると、図4に示すように、解放部48bがラッチ解除部38eを押圧して、ストライカ12を解放する方向にラッチ38aを回動させる。
<アクチュエータ>
アクチュエータ5は、ラッチ本体部3から位置保持手段4に跨って配置されて、ポップアップ時に、ラッチ本体部3を上昇させるための上昇駆動装置である。また、アクチュエータ5は、伸長することで、ばね部材SP1のばね力に抗してアクチュエータ保持部7及びスライダ6を下降させて、スライダ6の係止部作動ピン61によって、間接的に係止部40を押して、係止部40が係合部3aに係止する係止状態を解除する。アクチュエータ5は、例えば、燃焼することで高圧ガスを発生するガス発生剤、及び、ガス発生剤の点火装置を収容したシリンダ部5aと、その高圧ガスによってシリンダ部5a内から所定ストロークだけ上方方向に飛び出るピストンロッド部5bと、を備えている。
<スライダ>
図1に示すように、スライダ6は、位置保持手段4に対して所定距離L5だけ上下方向に移動可能に配置された板部材である。スライダ6の下端部には、係止部作動ピン61が突設されている。
<係止部作動ピン>
図4及び図5に示すように、係止部作動ピン61は、スライダ6が下降した際に、一緒に下降して係止部40を揺動させるための係止部作動部材である。係止部作動ピン61は、第1係止部41及び第3係止部43のピン遊挿孔41b,43a内に上下方向に移動可能に配置されている。平常時、係止部作動ピン61は、スライダ6(図1参照)が上昇した位置にあるため、図4に示すように、ピン遊挿孔41b,43a内の上端に配置されて、フック41a,42aが係合部3aを抱持した状態を維持している。ポップアップ時に、係止部作動ピン61は、図6及び図7に示すように、アクチュエータ5によってスライダ6が下降することで、係止部40を軸支ピン40aを中心としてフック41a,42aを解放する方向に回動させる。このとき、回動した第1係止部41は、係止部抑制部材40cを切断する。
≪車両用ラッチ装置の作用≫
次に、図1〜図11を参照して本発明の実施形態に係る車両用ラッチ装置1の作用を説明する。
図1に示すように、平常時、車両用ラッチ装置1は、係止部40により、下降位置に固定されている状態にある。このため、ピストンロッド部5bの上端部にロッド支持部材35、ロッド支持部材連結板37を介在して連結されたラッチ本体部3は、ベースプレート2に対して下降した平常時の状態にある。フード11は、下降した位置状態にあって、動力室の開口部を閉塞した状態を維持している。
また、アクチュエータ5のシリンダ部5aに連結されたスライダ6、アクチュエータ保持部7及び位置保持手段4は、ばね部材SP1によって、上昇した位置状態にある。上昇したスライダ6の係止部作動ピン61は、図4に示すように、ピン遊挿孔41b,43a内の上部にあって、第1係止部41と第2係止部42とで、ラッチ本体部3に一体的に設けられた係合部3aを抱持して、ラッチ本体部3が下降した状態を保持している。
このため、リンク機構30は、図2に示すように、第1リンク31と位置保持手段4とを連結した連結ピン30aと、第2リンク32とラッチ本体部3とを連結した連結ピン30bと、の間隔L3が最も狭くなっている。平常時、ラッチ本体部3の上端部と、位置保持手段4の下端部との間隔L2も、短く、互いに接近した状態に配置されている。よって、車両用ラッチ装置1は、装置全体の上下方向の長さL1を短くして、コンパクトにすることができる。
そして、車両用ラッチ装置1は、イグニッションスイッチ(図示省略)をONすることにより、衝突検知装置(図示省略)が駆動して、車両に歩行者が衝突するのを検出可能な状態になる。これにより、車両用ラッチ装置1も始動可能な状態になる。衝突検知装置(図示省略)は、歩行者が車両に衝突したことを検出した場合、アクチュエータ5に作動信号を発信して作動させる。
すると、アクチュエータ5は、図1に示すシリンダ部5a内のガス発生剤が点火されて、ガス発生剤の燃焼で高圧ガスが発生する。アクチュエータ5は、点火時の反力によって、ばね部材SP1のばね力に抗して、スライダ6、アクチュエータ保持部7を略長孔ピッチ分の距離L5だけ下(矢印a)方向に押し下げる。
図1に示すスライダ6に設けられた係止部作動ピン61は、図6に示ように、傾斜したピン遊挿孔41b,43aの内側面を押圧して摺動することで、第1係止部41と、第2係止部42及び第3係止部43とを軸支ピン40aを中心として回動させながら、ピン遊挿孔41b,43a内の下端まで下(矢印a)方向に移動する。すると、係止部作動ピン61によって回動した係止部40は、図7に示すように、フック41a,42aが拡開した状態になる。
このため、フック41a,42aによって上方向に移動不能に抱持されていた係合部3aは、図7〜図8に示すように、フック41aとフック42aが外(矢印e)方向に広がることで、比較的少ない移動量で瞬時に解放される。このように、車両用ラッチ装置1は、位置保持状態を解除する即応性が速い。
ラッチ本体部3と一体の係合部3aは、ラッチ本体部3が高圧ガスでピストンロッド部5b等を介在して瞬時に押し上げられることで、フック41aとフック42aとの間から脱出して、スライドピン33bと共に、ガイド部2f内を上(矢印b,c)方向に移動する。これにより、フード11(図1参照)を上昇させるポップアップが開始される。
ラッチ本体部3は、図7〜図8に示すように、一体に移動する係合部3a及びスライドピン33bの二つの部材が、車両用ラッチ装置1の中央に上下方向に延設されたガイド部2fにガイドされて上昇する。このため、ラッチ本体部3は、安定した状態で真っすぐに上(矢印b,c)方向に移動する。
さらに、ラッチ本体部3の左右下端部と、位置保持手段4の左右上端部とは、六節のリンク機構30によって昇降可能に連結されていることで、アクチュエータ5によって押し上げられるときに、フード11を水平な状態で上昇させることができる。車両用ラッチ装置1は、図10に示すように、リンク機構30が長さL30まで伸長して、リンク機構30のストローク分の距離L6だけラッチ本体部3を跳ね上げて、瞬時にフード11を上昇させることができる。上方向に伸長したリンク機構30は、長方形の形状になるので、変形し難く、上下左右方向の剛性が強いため、フード11をしっかりと支えることができる。
車両用ラッチ装置1でフード11を上昇させたポップアップ状態は、図11(a)、(b)に示すように、ラッチ本体部3と一体の摺動部材33に配置したロック部材34のロック部34dが係止孔2bに係止することで、上昇した状態に位置保持される。これにより、車両用ラッチ装置1によるポップアップ動作が完了する。
車両用ラッチ装置1の作動と同時に、ポップアップ装置100は、フード11の左右後側に配置したヒンジ装置(図示省略)を作動させて、フード11全体を上昇させる。
そして、車両に歩行者が衝突すると、車両用ラッチ装置1は、アクチュエータ5でラッチ本体部3を介在して上昇させたフード11で、歩行者を弾性的に受け止めて衝撃を効率よく吸収することができる。ポップアップ装置100は、フード11を上昇させた状態を維持しているので、フード11が下降してパワーユニットに当接するのを抑制することができる。
このように、本発明は、図1または図4に示すように、車両のフード11に設けたストライカ12を係止した状態で上昇可能なラッチ本体部3と、通常時にラッチ本体部3を車体側に位置保持する位置保持手段4と、ラッチ本体部3と位置保持手段4との間に介在して、ポップアップ時にラッチ本体部3を上昇させるアクチュエータ5と、を備える車両用ラッチ装置1であって、位置保持手段4には、ラッチ本体部3に設けられたラッチ機構38のラッチ38aに係止されたストライカ12の係止状態を解除するストライカ解除手段48が配置されていることが好ましい。
これにより、車両用ラッチ装置1は、ラッチ38aに係止されたストライカ12を解除するストライカ解除手段48が位置保持手段4に配置されて、ラッチ本体部3と別体になっている。このため、ラッチ本体部3及びフード11は、ストライカ解除手段48の動きによる影響を無くすことができる。これにより、ラッチ本体部3及びフード11をさらに円滑に移動させることができる。
また、図1または図4に示すように、ラッチ本体部3と位置保持手段4とを連結するリンク機構30を備え、ストライカ解除手段48は、リンク機構30のリンク(第1リンク31)と同軸に軸支されていることが好ましい。
これにより、ストライカ解除手段48は、リンク機構30の第1リンク31と同軸に軸支されていことによって、軸部材の数を削減することができるので、部品点数及び組付工数を削減してコストダウンを図ることができる。さらに、ストライカ解除手段48は、ラッチ本体部3を車体側に位置保持する位置保持手段4側に配置することができるので、強固に固定させることができる。
[変形例]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。
例えば、車両用ラッチ装置1は、フード11の前側中央部の下方の一か所に一つ設けてもよい。
アクチュエータ5は、少なくとも、ラッチ本体部3を上昇可能な装置であればよく、その構造は特に限定されない。アクチュエータ5は、例えば、電動モータを使用した電動モータ歯車装置や、スプリングによるばね力を利用した装置や、圧縮機による圧縮空気によってプランジャを弾出させる装置や、ピストンシリンダ装置等によってプランジャ(ピストンロッド)を上下動させる装置でもよい。
また、衝突検知装置は、歩行者の検知、車両の前部から歩行者までの距離、歩行者の速度、車両の速度と歩行者の速度の差(相対速度)等を検出するためのデータを取得して、車両が歩行者に衝突するのを予測する衝突予測装置であってもよい。
また、その衝突予測装置は、カメラで取得した画像から動物や、動物以外の異物等を保護対象物として判別して作動するようにしてもよいし、人間だけを保護対象物としてもよいし、自転車等の二輪車も保護対象物として含めてもよい。
また、フード11の下方には、衝突時に、車両用ラッチ装置1によって上昇されたフード11と、車体との隙間からフード11上にエアバックを展開させて、車両に衝突した歩行者を保護するエアバッグ装置を設けてもよい。
また、ラッチ本体部3をリンク機構30を用いて位置保持手段4に対して連結するにあたって、ベースプレート2に対して連結してもよい。
1 車両用ラッチ装置
3 ラッチ本体部
4 位置保持手段
5 アクチュエータ
11 フード
12 ストライカ
30 リンク機構
31 リンク
34 ロック部材
38 ラッチ機構
38a ラッチ
48 ストライカ解除手段

Claims (2)

  1. 車両のフードに設けたストライカを係止した状態で上昇可能なラッチ本体部と、
    通常時に前記ラッチ本体部を車体側に位置保持する位置保持手段と、
    前記ラッチ本体部と前記位置保持手段との間に介在して、ポップアップ時に前記ラッチ本体部を上昇させるアクチュエータと、を備える車両用ラッチ装置であって、
    前記位置保持手段には、前記ラッチ本体部に設けられたラッチ機構のラッチに係止された前記ストライカの係止状態を解除するストライカ解除手段が配置されている
    ことを特徴とする車両用ラッチ装置。
  2. 前記ラッチ本体部と前記位置保持手段とを連結するリンク機構を備え、
    前記ストライカ解除手段は、前記リンク機構のリンクと同軸に軸支されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用ラッチ装置。
JP2020056914A 2020-03-26 2020-03-26 車両用ラッチ装置 Ceased JP2021154867A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020056914A JP2021154867A (ja) 2020-03-26 2020-03-26 車両用ラッチ装置
CN202110295140.6A CN113445834B (zh) 2020-03-26 2021-03-19 车辆用锁闩装置
US17/208,144 US11719025B2 (en) 2020-03-26 2021-03-22 Vehicle latch device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020056914A JP2021154867A (ja) 2020-03-26 2020-03-26 車両用ラッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021154867A true JP2021154867A (ja) 2021-10-07

Family

ID=77809122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020056914A Ceased JP2021154867A (ja) 2020-03-26 2020-03-26 車両用ラッチ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11719025B2 (ja)
JP (1) JP2021154867A (ja)
CN (1) CN113445834B (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014015112A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Nissan Motor Co Ltd フード跳上装置
JP2015009578A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 トヨタ自動車株式会社 車両用ポップアップフード装置
JP2016064778A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 トヨタ自動車株式会社 車両用ポップアップフード装置
US20190338567A1 (en) * 2018-05-04 2019-11-07 Magna Closures Inc. Actuated mechanism for active pedestrian safety latch

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19957868A1 (de) * 1999-12-01 2001-06-07 Volkswagen Ag Sicherheitseinrichtung an einem Fahrzeug zum Schutz von Fußgängern
DE102004046162A1 (de) * 2003-09-23 2005-04-28 Innotec Forschungs & Entw Gmbh Schnellauslösender Fussgängerschutz-Aktuator
DE10350534B3 (de) * 2003-10-29 2005-09-08 Ise Innomotive Systems Europe Gmbh Vorrichtung zum Schutz von Personen bei einem Frontalaufprall auf ein Kraftfahrzeug durch Aufstellen dessen Fronthaube zumindest im frontseitigen Haubenschloßbereich
DE10358740A1 (de) * 2003-12-13 2005-07-14 Ise Innomotive Systems Europe Gmbh Vorrichtung zum Schutz von Personen bei einem Frontalaufprall auf ein Kraftfahrzeug durch aktives Aufstellen dessen Fronthaube zumindest im frontseitigen Haubenschlossbereich
DE102004015819B4 (de) * 2004-03-31 2006-04-13 Ise Innomotive Systems Europe Gmbh Vorrichtung zum Aufstellen der Fronthaube eines Kraftfahrzeuges zumindest im frontseitigen Haubenschloßbereich bei einem drohenden Personenaufprall mit einer Einrichtung zum Reversieren der aufgestellten Fronthaube
DE102005006688A1 (de) * 2005-02-15 2006-08-24 Bayerische Motoren Werke Ag Anordnung einer Klappe an einem Fahrzeug
DE102005060750A1 (de) * 2005-12-16 2007-06-21 BÖCO Böddecker & Co. GmbH & Co. KG Vorrichtung zum Aufstellen einer Fahrzeugtür
DE102008012048A1 (de) * 2008-03-01 2009-09-03 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fußgängerschutzeinrichtung an der Frontklappe eines Kraftfahrzeugs
KR101154299B1 (ko) * 2010-09-28 2012-06-13 현대자동차주식회사 자동차용 액티브 후드 래치 시스템
KR101272517B1 (ko) * 2011-08-01 2013-06-10 현대자동차주식회사 자동차용 액티브 후드 장치
US9512650B2 (en) * 2012-12-10 2016-12-06 Ford Global Technologies, Llc Hood latch release system
CN108482300B (zh) * 2013-05-23 2021-02-02 麦格纳覆盖件有限公司 用于主动式行人安全闩锁的机械辅助机构
CN109881999B (zh) * 2017-11-21 2021-12-03 麦格纳覆盖件有限公司 用于主动式行人安全闩锁的相对移位机构
DE102019101992A1 (de) * 2018-01-29 2019-08-01 Magna Closures Inc. Betätigter Mechanismus für aktive Fußgänger-Sicherheitsverriegelung
US11066854B2 (en) * 2018-01-29 2021-07-20 Magna Closures Inc. Actuated mechanism for active pedestrian safety latch with meshed gears

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014015112A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Nissan Motor Co Ltd フード跳上装置
JP2015009578A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 トヨタ自動車株式会社 車両用ポップアップフード装置
JP2016064778A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 トヨタ自動車株式会社 車両用ポップアップフード装置
US20190338567A1 (en) * 2018-05-04 2019-11-07 Magna Closures Inc. Actuated mechanism for active pedestrian safety latch

Also Published As

Publication number Publication date
CN113445834B (zh) 2022-10-04
CN113445834A (zh) 2021-09-28
US11719025B2 (en) 2023-08-08
US20210301563A1 (en) 2021-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109881999B (zh) 用于主动式行人安全闩锁的相对移位机构
CN110094119B (zh) 用于主动式行人安全闩锁的致动机构
US7073846B2 (en) Bonnet lift with actuator fitted with a hook latching system
EP1749711B1 (en) A motor vehicle with a front bonnet for pedestrian protection
US6942056B2 (en) Safety device for lifting a bonnet of a motor vehicle in the event of a collision
US20210293058A1 (en) Actuated mechanism for active pedestrian safety latch
US7594555B2 (en) Hood lift mechanism and method
US9382731B2 (en) Active hood latch apparatus for vehicle
EP1494895B1 (en) A safety device to lift the rear part of the bonnet or hood of a motor vehicle
JP2021154866A (ja) 車両用ラッチ装置
JP3674296B2 (ja) 自動車のフード跳ね上げ装置
JP3864686B2 (ja) 車両用フードロック装置
KR100973513B1 (ko) 모터 차량의 보닛 또는 후드의 후방 부분을 들어올리는안전 장치
GB2382549A (en) Vehicle bonnet hinge assembly
JP2021154867A (ja) 車両用ラッチ装置
KR101241021B1 (ko) 자동차의 액티브 후드 장치
JP2021154865A (ja) 車両用ラッチ装置
CN111472627B (zh) 用于具有啮合齿轮的主动式行人安全闩锁的致动机构
EP1820703A2 (en) Mechanism and method for lifting the hood or bonnet of a motor vehicle
JP2009056973A (ja) 車両用フードの跳ね上げ装置
JP2002037127A (ja) 車両用フード装置
JP2008114699A (ja) 簡易にフードを引き下げることができるポップアップフード装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20220405

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230627

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230725

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20231128