JP2021110858A - プロジェクター - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性の向上及び大型化の抑制を図れるプロジェクターを提供する。【解決手段】プロジェクターは、投射部、位置調整部及び筐体部を備え、投射部は、複数のレンズと、複数のレンズを保持する保持体と、複数のレンズの光軸を中心として回動可能に保持体に設けられ、回動されることによって複数のレンズのうち移動対象のレンズを光軸に沿って移動させる移動枠体とを備え、位置調整部は、移動枠体に接続され、移動枠体とともに回動されるアーム部材と、筐体部の内部に、光軸と略平行な回動軸を中心として回動可能に設けられ、アーム部材とは反対側の端部が光軸に対する直交方向に沿って移動されることによって回動される操作部材と、アーム部材及び操作部材を連結し、操作部材の回動に伴ってアーム部材を回動させる連結機構とを有し、操作部材の回動軸は、アーム部材側の端部よりもアーム部材とは反対側の端部に近い。【選択図】図7
Description
本開示は、プロジェクターに関する。
従来、光源と、光源から出射された光を変調する光変調部と、光変調部によって変調された光を投射する投射部と、を備えたプロジェクターが知られている。このようなプロジェクターとして、投射部が有する複数のレンズの光軸に沿って、複数のレンズのうちフォーカスレンズを移動させて、投射画像のフォーカス状態を調整可能なプロジェクターが知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許文献1に記載のプロジェクターは、移動枠体、回転レバー及び操作用ノブを有するフォーカス調整部を備える。移動枠体は、投射部のレンズ光軸を中心として回転可能に投射部の支持体に保持されている。回転レバーは、移動枠体及び操作用ノブと連結され、移動枠体とともに回転する。操作用ノブは、架設レールに沿って直線状に移動可能に設けられている。操作用開口部を介してプロジェクターの外部から操作用ノブが移動されると、操作用ノブに連結された回転レバーとともに移動枠体が回転される。これにより、投射部のレンズがレンズ光軸に沿って移動され、投射画像のフォーカスが調整される。
特許文献2に記載のプロジェクターは、投射レンズの所要のレンズを移動させるフォーカスリングと、フォーカスリングと噛合する環状のフォーカシング用操作部材と、を備える。フォーカシング用操作部材は、支持ベースに回転可能に支持されている。操作窓を介してプロジェクターの外部からフォーカシング用操作部材が回転されると、フォーカスリングが回転されて、所要のレンズが移動される。これにより、投射画像のフォーカス調整が行われる。
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクターでは、操作用開口部と回転レバーとの間の距離が大きくなると、操作用ノブが大きくなる。この場合、操作用ノブにおける回転レバー側の端部の変位量であって、架設レールと操作用ノブとの間のがたによる変位量が大きくなり、レンズの位置を調整する操作が難しくなる他、架設レールに沿う操作用ノブの移動抵抗が大きくなるという問題がある。
一方、特許文献2に記載のプロジェクターでは、操作窓と各リングとの距離が大きくなると、各操作部材を大きくする必要がある。この場合、各操作部材を収容する外筐が大きくなり、プロジェクターが大型化するという問題がある。
このため、レンズの位置調整についての操作性の向上、及び、プロジェクターの大型化の抑制のうち、少なくともいずれかを図れる構成が要望されていた。
一方、特許文献2に記載のプロジェクターでは、操作窓と各リングとの距離が大きくなると、各操作部材を大きくする必要がある。この場合、各操作部材を収容する外筐が大きくなり、プロジェクターが大型化するという問題がある。
このため、レンズの位置調整についての操作性の向上、及び、プロジェクターの大型化の抑制のうち、少なくともいずれかを図れる構成が要望されていた。
本開示の一態様に係るプロジェクターは、画像を形成する光を投射する投射部と、位置調整部と、前記投射部及び前記位置調整部を収容する筐体部と、を備え、前記投射部は、複数のレンズと、前記複数のレンズを保持する保持体と、前記複数のレンズの光軸を中心として回動可能に前記保持体に設けられ、回動されることによって前記複数のレンズのうち移動対象のレンズを前記光軸に沿って移動させる移動枠体と、を備え、前記位置調整部は、前記移動枠体に接続され、前記移動枠体とともに回動されるアーム部材と、前記筐体部の内部に、前記光軸と略平行な回動軸を中心として回動可能に設けられ、前記アーム部材とは反対側の端部が前記光軸に対する直交方向に沿って移動されることによって回動される操作部材と、前記アーム部材及び前記操作部材を連結し、前記操作部材の回動に伴って前記アーム部材を回動させる連結機構と、を有し、前記操作部材の回動軸は、前記操作部材における前記アーム部材側の端部よりも、前記操作部材における前記アーム部材とは反対側の端部に近いことを特徴とする。
以下、本開示の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの概略構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の使用状態を側方から見た図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、画像情報に応じた画像を形成し、形成した画像をスクリーン等の被投射面PSに投射する画像表示装置である。例えば、プロジェクター1は、床や台等の設置面上に載置されて利用される他、天井や壁等に吊り下げて利用される。
[プロジェクターの概略構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の使用状態を側方から見た図である。
プロジェクター1は、図1に示すように、画像情報に応じた画像を形成し、形成した画像をスクリーン等の被投射面PSに投射する画像表示装置である。例えば、プロジェクター1は、床や台等の設置面上に載置されて利用される他、天井や壁等に吊り下げて利用される。
[プロジェクターの外観構成]
図2は、プロジェクター1の外観を示す斜視図である。
プロジェクター1は、図2に示すように、外装を構成する筐体部2と、筐体部2に取り付けられるカバー部材3と、を備える。
図2は、プロジェクター1の外観を示す斜視図である。
プロジェクター1は、図2に示すように、外装を構成する筐体部2と、筐体部2に取り付けられるカバー部材3と、を備える。
[筐体部の構成]
筐体部2は、天面部21、底面部22、正面部23、背面部24、左側面部25及び右側面部26を備え、略直方体形状に形成されている。
天面部21及び底面部22は、筐体部2において互いに反対側の面である。本実施形態では、天面部21は、後述する操作部材62の操作部623が移動される方向に交差する面であり、第1面部に相当する。
正面部23、背面部24、左側面部25及び右側面部26は、天面部21及び底面部22に交差する側面部である。正面部23と背面部24とは、互いに反対側の面であり、左側面部25と右側面部26とは、互いに反対側の面である。本実施形態では、右側面部26は、第1面部である天面部21に交差する第2面部に相当する。
図1に示した使用状態では、プロジェクター1は、天面部21が上方を向き、かつ、背面部24が被投射面PSに対向するように配置されている。
筐体部2は、天面部21、底面部22、正面部23、背面部24、左側面部25及び右側面部26を備え、略直方体形状に形成されている。
天面部21及び底面部22は、筐体部2において互いに反対側の面である。本実施形態では、天面部21は、後述する操作部材62の操作部623が移動される方向に交差する面であり、第1面部に相当する。
正面部23、背面部24、左側面部25及び右側面部26は、天面部21及び底面部22に交差する側面部である。正面部23と背面部24とは、互いに反対側の面であり、左側面部25と右側面部26とは、互いに反対側の面である。本実施形態では、右側面部26は、第1面部である天面部21に交差する第2面部に相当する。
図1に示した使用状態では、プロジェクター1は、天面部21が上方を向き、かつ、背面部24が被投射面PSに対向するように配置されている。
以下の説明では、互いに交差する三方向を+X方向、+Y方向及び+Z方向とする。本実施形態では、+X方向を左側面部25から右側面部26に向かう方向とし、+Y方向を底面部22から天面部21に向かう方向とし、+Z方向を正面部23から背面部24に向かう方向とする。すなわち、本実施形態では、+X方向、+Y方向及び+Z方向は、互いに直交している。図示を省略するが、+X方向とは反対方向を−X方向とし、+Y方向とは反対方向を−Y方向とし、+Z方向とは反対方向を−Z方向とする。
+Y方向及び−Y方向は、後述する操作部材62の操作部623が移動される方向であり、後述する投射部53の光軸Axに対する直交方向に相当する。
+Y方向及び−Y方向は、後述する操作部材62の操作部623が移動される方向であり、後述する投射部53の光軸Axに対する直交方向に相当する。
天面部21は、第1傾斜部211、第2傾斜部212、凹部213及び画像用開口部214を有する。
第1傾斜部211と第2傾斜部212とは、+Z方向において互いに対向している。第1傾斜部211は、正面部23側である−Z方向に位置し、第2傾斜部212は、背面部24側である+Z方向に位置している。
詳述すると、第1傾斜部211は、天面部21において正面部23側の部位から背面部24側である+Z方向に向かうに従って底面部22側である−Y方向に傾斜している。
第2傾斜部212は、第1傾斜部211における+Z方向の端部から+Z方向に向かうに従って底面部22から離れる方向である+Y方向に傾斜している。
第1傾斜部211と第2傾斜部212とは、+Z方向において互いに対向している。第1傾斜部211は、正面部23側である−Z方向に位置し、第2傾斜部212は、背面部24側である+Z方向に位置している。
詳述すると、第1傾斜部211は、天面部21において正面部23側の部位から背面部24側である+Z方向に向かうに従って底面部22側である−Y方向に傾斜している。
第2傾斜部212は、第1傾斜部211における+Z方向の端部から+Z方向に向かうに従って底面部22から離れる方向である+Y方向に傾斜している。
凹部213は、第1傾斜部211に設けられている。凹部213は、−Y方向で−Z方向に傾斜して形成されている。
画像用開口部214は、投射部53から出射された画像が通過する開口部である。画像用開口部214は、凹部213の底部において、後述する投射部53の開口部5331に対応する位置に設けられている。なお、画像用開口部214が位置する第1傾斜部211に連続して第2傾斜部212が設けられているのは、画像用開口部214から出射された光が天面部21の構成によって遮蔽されることを抑制するためである。
画像用開口部214は、投射部53から出射された画像が通過する開口部である。画像用開口部214は、凹部213の底部において、後述する投射部53の開口部5331に対応する位置に設けられている。なお、画像用開口部214が位置する第1傾斜部211に連続して第2傾斜部212が設けられているのは、画像用開口部214から出射された光が天面部21の構成によって遮蔽されることを抑制するためである。
図3は、筐体部2の一部を拡大して示す斜視図である。詳述すると、図3は、カバー部材3が回動されて露出された右側面部26の一部を拡大して示す斜視図である。
右側面部26は、図3に示すように、開口部261、導入口262、フィルター263、複数の操作ボタン264、及び、操作用開口部265を有する。
右側面部26は、図3に示すように、開口部261、導入口262、フィルター263、複数の操作ボタン264、及び、操作用開口部265を有する。
開口部261は、+X方向から見て+Z方向に長い略長方形状に形成されている。開口部261は、左側面部25側である−X方向に凹んでいる。
導入口262は、開口部261内に設けられている。導入口262は、筐体部2の外部の空気を冷却気体として筐体部2の内部に導入する。
フィルター263は、導入口262に設けられている。フィルター263は、導入口262を通過して筐体部2の内部に導入される空気に含まれる塵埃を捕獲する。フィルター263は、+Z方向における中央に、フィルター263を取り外す際にユーザーによって把持される把持部2631を有する。
導入口262は、開口部261内に設けられている。導入口262は、筐体部2の外部の空気を冷却気体として筐体部2の内部に導入する。
フィルター263は、導入口262に設けられている。フィルター263は、導入口262を通過して筐体部2の内部に導入される空気に含まれる塵埃を捕獲する。フィルター263は、+Z方向における中央に、フィルター263を取り外す際にユーザーによって把持される把持部2631を有する。
複数の操作ボタン264は、開口部261内において導入口262に対する天面部21側である+Y方向に、+Z方向に並んで配置されている。複数の操作ボタン264は、ユーザーによって押下されると、所定の操作信号を、プロジェクター1の動作を制御する図示しない制御部に出力する。
操作用開口部265は、開口部261内において導入口262に対する正面部23側である−Z方向に位置する。操作用開口部265は、+Y方向に長い略矩形状に形成されている。操作用開口部265により、後述する位置調整部6を構成する操作部材62の操作部623が露出される。
操作用開口部265は、開口部261内において導入口262に対する正面部23側である−Z方向に位置する。操作用開口部265は、+Y方向に長い略矩形状に形成されている。操作用開口部265により、後述する位置調整部6を構成する操作部材62の操作部623が露出される。
[カバー部材の構成]
カバー部材3は、開口部261に対応して設けられ、天面部21の一部及び右側面部26の一部に跨る略L字状の板体によって構成されている。
カバー部材3は、±Y方向に回動可能に筐体部2に支持されている。カバー部材3が+Y方向に回動されると、カバー部材3によって開口部261は閉塞され、−Y方向に回動されると、開口部261が開放される。すなわち、カバー部材3は、+Y方向に回動されることによって、導入口262、フィルター263、操作ボタン264、操作用開口部265及び操作部623を覆う。カバー部材3は、−Y方向に回動されることによって、導入口262、フィルター263、操作ボタン264、操作用開口部265及び操作部623を露出させる。
カバー部材3は、導入口262に対応する位置に、複数のスリット31を有する。筐体部2の外部の空気は、複数のスリット31を通り、導入口262を介して、筐体部2の内部に冷却気体として導入される。
カバー部材3は、開口部261に対応して設けられ、天面部21の一部及び右側面部26の一部に跨る略L字状の板体によって構成されている。
カバー部材3は、±Y方向に回動可能に筐体部2に支持されている。カバー部材3が+Y方向に回動されると、カバー部材3によって開口部261は閉塞され、−Y方向に回動されると、開口部261が開放される。すなわち、カバー部材3は、+Y方向に回動されることによって、導入口262、フィルター263、操作ボタン264、操作用開口部265及び操作部623を覆う。カバー部材3は、−Y方向に回動されることによって、導入口262、フィルター263、操作ボタン264、操作用開口部265及び操作部623を露出させる。
カバー部材3は、導入口262に対応する位置に、複数のスリット31を有する。筐体部2の外部の空気は、複数のスリット31を通り、導入口262を介して、筐体部2の内部に冷却気体として導入される。
[プロジェクターの内部構成]
図4は、筐体部2内に収容される冷却部4、画像投射部5及び位置調整部6を正面部23側から見た斜視図である。
プロジェクター1は、筐体部2内に収容される冷却部4、画像投射部5及び位置調整部6を有する。この他、図示を省略するが、プロジェクター1は、プロジェクター1を構成する電子部品に電力を供給する電源部、及び、プロジェクター1の動作を制御する制御部を、筐体部2内に有する。
図4は、筐体部2内に収容される冷却部4、画像投射部5及び位置調整部6を正面部23側から見た斜視図である。
プロジェクター1は、筐体部2内に収容される冷却部4、画像投射部5及び位置調整部6を有する。この他、図示を省略するが、プロジェクター1は、プロジェクター1を構成する電子部品に電力を供給する電源部、及び、プロジェクター1の動作を制御する制御部を、筐体部2内に有する。
[冷却部の構成]
冷却部4は、プロジェクター1を構成する冷却対象を冷却する。冷却部4は、ファン41と、ファン41が配置されるベース42と、を有する。
ファン41は、導入口262を介して筐体部2の内部に導入された冷却気体を吸引し、吸引した冷却気体を冷却対象に流通させる。
ベース42は、筐体部2の内部に固定される。詳しい図示を省略するが、ベース42は、ファン41から吐出された冷却気体が流通するダクトを有する。ベース42は、後述する位置調整部6の操作部材62を+Z方向と平行な回動軸を中心として回動可能に支持する支持部421を、−Z方向の部位に有する。
冷却部4は、プロジェクター1を構成する冷却対象を冷却する。冷却部4は、ファン41と、ファン41が配置されるベース42と、を有する。
ファン41は、導入口262を介して筐体部2の内部に導入された冷却気体を吸引し、吸引した冷却気体を冷却対象に流通させる。
ベース42は、筐体部2の内部に固定される。詳しい図示を省略するが、ベース42は、ファン41から吐出された冷却気体が流通するダクトを有する。ベース42は、後述する位置調整部6の操作部材62を+Z方向と平行な回動軸を中心として回動可能に支持する支持部421を、−Z方向の部位に有する。
[画像投射部の構成]
画像投射部5は、制御部から入力される画像情報に応じた画像を形成し、形成した画像を被投射面PSに投射する。画像投射部5は、光源51、光変調部52及び投射部53を備える。
光源51は、光を出射する。光変調部52は、光源51から出射された光を変調して画像情報に応じた画像を形成する。
なお、光源51及び光変調部52は、一般的なプロジェクターに利用される構成を採用できる。このことから、光源51及び光変調部52についての具体的な説明を省略する。
画像投射部5は、制御部から入力される画像情報に応じた画像を形成し、形成した画像を被投射面PSに投射する。画像投射部5は、光源51、光変調部52及び投射部53を備える。
光源51は、光を出射する。光変調部52は、光源51から出射された光を変調して画像情報に応じた画像を形成する。
なお、光源51及び光変調部52は、一般的なプロジェクターに利用される構成を採用できる。このことから、光源51及び光変調部52についての具体的な説明を省略する。
[投射部の構成]
図5は、投射部53の内部構成を模式的に示す断面図である。
投射部53は、光変調部52にて変調された光を投射する。すなわち、投射部53は、光変調部52によって形成された画像を投射する。投射部53は、図5に示すように、複数のレンズ531及び反射ミラー532を備える他、図4及び図5に示すように、保持体533及び移動枠体534を備える。
複数のレンズ531には、光変調部52によって変調された光が入射される。複数のレンズ531は、入射された光を反射ミラー532に出射する。複数のレンズ531は、フォーカスレンズ及びズームレンズのうち、少なくともいずれかを含む。本実施形態では、複数のレンズ531は、少なくともフォーカスレンズを含む。フォーカスレンズは、複数のレンズ531の光軸Axにおける位置が位置調整部6によって調整される調整対象のレンズであって、光軸Axに沿って移動される移動対象のレンズである。以下、移動対象のレンズを、対象レンズという。なお、光軸Axは、+Y方向から見た場合、+Z方向と平行な軸である。光軸Axは、複数のレンズ531のレンズ光軸であり、複数のレンズ531を保持する保持体533の中心軸とは必ずしも一致しない。
図5は、投射部53の内部構成を模式的に示す断面図である。
投射部53は、光変調部52にて変調された光を投射する。すなわち、投射部53は、光変調部52によって形成された画像を投射する。投射部53は、図5に示すように、複数のレンズ531及び反射ミラー532を備える他、図4及び図5に示すように、保持体533及び移動枠体534を備える。
複数のレンズ531には、光変調部52によって変調された光が入射される。複数のレンズ531は、入射された光を反射ミラー532に出射する。複数のレンズ531は、フォーカスレンズ及びズームレンズのうち、少なくともいずれかを含む。本実施形態では、複数のレンズ531は、少なくともフォーカスレンズを含む。フォーカスレンズは、複数のレンズ531の光軸Axにおける位置が位置調整部6によって調整される調整対象のレンズであって、光軸Axに沿って移動される移動対象のレンズである。以下、移動対象のレンズを、対象レンズという。なお、光軸Axは、+Y方向から見た場合、+Z方向と平行な軸である。光軸Axは、複数のレンズ531のレンズ光軸であり、複数のレンズ531を保持する保持体533の中心軸とは必ずしも一致しない。
反射ミラー532は、複数のレンズ531から入射される光を反射しつつ広角化する非球面ミラーである。反射ミラー532は、回転対称でない自由曲面形状に形成された反射面を有する。反射ミラー532は、複数のレンズ531に対して複数のレンズ531の光出射側である−Z方向に、反射面が+Y方向かつ+Z方向を向くように配置される。反射ミラー532は、複数のレンズ531にて−Z方向に導かれた光を+Y方向かつ+Z方向に反射する。
保持体533は、中空状に形成されており、内部に複数のレンズ531及び反射ミラー532を収容して保持する。保持体533は、反射ミラー532にて反射された光、すなわち、画像を形成する光を通過させる開口部5331を、+Y方向の面に有する。開口部5331は、ガラス等の透光板5332によって閉塞されている。
なお、開口部5331及び透光板5332を通過した光は、画像用開口部214を通過して、被投射面PSに投射される。このような投射部53が採用されることによって、被投射面PSとプロジェクター1との距離が小さくても、被投射面PSに広角な画像を表示できる。
なお、開口部5331及び透光板5332を通過した光は、画像用開口部214を通過して、被投射面PSに投射される。このような投射部53が採用されることによって、被投射面PSとプロジェクター1との距離が小さくても、被投射面PSに広角な画像を表示できる。
図6は、+Y方向から見た投射部53及び位置調整部6のアーム部材61のそれぞれの一部を拡大して示す平面図である。
保持体533は、図4及び図6に示すように、外周面に複数のガイドピン5333を有する。複数のガイドピン5333のそれぞれは、移動枠体534に設けられた複数のガイド孔5341のうち、対応するガイド孔5341に挿入され、保持体533の外周に沿う移動枠体534の回動を案内する。
保持体533は、図4及び図6に示すように、外周面に複数のガイドピン5333を有する。複数のガイドピン5333のそれぞれは、移動枠体534に設けられた複数のガイド孔5341のうち、対応するガイド孔5341に挿入され、保持体533の外周に沿う移動枠体534の回動を案内する。
移動枠体534は、図4に示すように、円筒形状に形成されており、保持体533の外周面に沿って光軸Axを中心として回動可能に設けられている。移動枠体534には、後述する位置調整部6を構成するアーム部材61が接続されている。移動枠体534は、アーム部材61の一端が±Y方向に移動されることによって光軸Axを中心として回動され、これにより、図示しないカム機構等によって、複数のレンズ531のうち対象レンズを光軸Axに沿って移動させる。
移動枠体534は、図4及び図6に示すように、光軸Axを中心とする周方向に沿って延出する複数のガイド孔5341を有する。複数のガイド孔5341のそれぞれには、複数のガイドピン5333のうち対応するガイドピン5333が挿入され、移動枠体534の回動がガイドされる。
移動枠体534は、図4及び図6に示すように、光軸Axを中心とする周方向に沿って延出する複数のガイド孔5341を有する。複数のガイド孔5341のそれぞれには、複数のガイドピン5333のうち対応するガイドピン5333が挿入され、移動枠体534の回動がガイドされる。
[位置調整部の構成]
図7は、投射部53及び位置調整部6を示す斜視図である。
位置調整部6は、ユーザーによって操作されて、光軸Axにおける対象レンズの位置を調整する。本実施形態では、対象レンズは、フォーカスレンズであるので、位置調整部6は、投射される画像のフォーカス状態を調整するフォーカス調整部ということもできる。
位置調整部6は、図4及び図7に示すように、アーム部材61及び操作部材62と、アーム部材61及び操作部材62を連結する連結機構63と、を有する。
図7は、投射部53及び位置調整部6を示す斜視図である。
位置調整部6は、ユーザーによって操作されて、光軸Axにおける対象レンズの位置を調整する。本実施形態では、対象レンズは、フォーカスレンズであるので、位置調整部6は、投射される画像のフォーカス状態を調整するフォーカス調整部ということもできる。
位置調整部6は、図4及び図7に示すように、アーム部材61及び操作部材62と、アーム部材61及び操作部材62を連結する連結機構63と、を有する。
[アーム部材の構成]
アーム部材61は、ユーザーによる操作部材62の回動運動を移動枠体534に伝達する。アーム部材61は、移動枠体534の外周に沿う長尺状の板体である。
アーム部材61において−X方向に位置する一方の端部611は、移動枠体534の外面にねじ等の固定部材によって固定される。すなわち、アーム部材61は、移動枠体534と一体化されている。
アーム部材61は、ユーザーによる操作部材62の回動運動を移動枠体534に伝達する。アーム部材61は、移動枠体534の外周に沿う長尺状の板体である。
アーム部材61において−X方向に位置する一方の端部611は、移動枠体534の外面にねじ等の固定部材によって固定される。すなわち、アーム部材61は、移動枠体534と一体化されている。
アーム部材61において+X方向に位置する他方の端部612は、保持体533に対して+X方向に位置する。
端部612は、図6に示すように、光軸Axに直交する+X方向に沿って張り出した形状に形成されている。端部612において−Z方向の端面には、光軸Axと平行に突出するピン613が設けられている。すなわち、アーム部材61は、−Z方向に突出するピン613を有する。
ピン613の先端部分には、他の部分の断面積よりも大きい断面積を有する膨出部614が設けられている。
このようなピン613は、連結機構63を構成する部位であり、操作部材62の長孔6221に挿入され、長孔6221に沿って摺動する。
端部612は、図6に示すように、光軸Axに直交する+X方向に沿って張り出した形状に形成されている。端部612において−Z方向の端面には、光軸Axと平行に突出するピン613が設けられている。すなわち、アーム部材61は、−Z方向に突出するピン613を有する。
ピン613の先端部分には、他の部分の断面積よりも大きい断面積を有する膨出部614が設けられている。
このようなピン613は、連結機構63を構成する部位であり、操作部材62の長孔6221に挿入され、長孔6221に沿って摺動する。
[操作部材の構成]
図8は、操作部材62を−Z方向から見た図であり、図9は、操作部材62を+Y方向から見た図である。
操作部材62は、ユーザーによって操作されてアーム部材61及び移動枠体534を光軸Axを中心として回動させ、ひいては、対象レンズを光軸Axに沿って移動させるものである。操作部材62は、図4に示すように、保持体533に対して+X方向に位置する冷却部4のベース42に、+Z方向に沿う回動軸を中心として回動可能に取り付けられる。すなわち、操作部材62は、保持体533に対する+X方向の位置に回動可能に設けられている。
操作部材62は、図7〜図9に示すように、光軸Ax及び±Y方向のそれぞれに交差する+X方向に沿って延出する形状を有する。操作部材62は、回動軸部621、連結部622、操作部623及び2つの凹部624を有する。
図8は、操作部材62を−Z方向から見た図であり、図9は、操作部材62を+Y方向から見た図である。
操作部材62は、ユーザーによって操作されてアーム部材61及び移動枠体534を光軸Axを中心として回動させ、ひいては、対象レンズを光軸Axに沿って移動させるものである。操作部材62は、図4に示すように、保持体533に対して+X方向に位置する冷却部4のベース42に、+Z方向に沿う回動軸を中心として回動可能に取り付けられる。すなわち、操作部材62は、保持体533に対する+X方向の位置に回動可能に設けられている。
操作部材62は、図7〜図9に示すように、光軸Ax及び±Y方向のそれぞれに交差する+X方向に沿って延出する形状を有する。操作部材62は、回動軸部621、連結部622、操作部623及び2つの凹部624を有する。
回動軸部621は、操作部材62における略中央に位置し、ベース42に回動可能に支持される部位である。回動軸部621は、+Z方向に突出するボス6211(図9)と、−Z方向に突出するボス6212(図7〜図9)と、を有する。
ボス6211は、ベース42に挿入される。
ボス6212は、操作部材62をベース42に取り付ける取付部材7(図4参照)に挿入される。
図4に示すように、取付部材7がベース42に固定されることによって、操作部材62が、+Z方向に沿う回動軸Rxを中心として回動可能にベース42に取り付けられる。
ボス6211は、ベース42に挿入される。
ボス6212は、操作部材62をベース42に取り付ける取付部材7(図4参照)に挿入される。
図4に示すように、取付部材7がベース42に固定されることによって、操作部材62が、+Z方向に沿う回動軸Rxを中心として回動可能にベース42に取り付けられる。
連結部622は、操作部材62において−X方向の端部に設けられている。連結部622は、ピン613とともに連結機構63を構成する部位であり、アーム部材61と操作部材62とを連結する。連結部622は、+Z方向に沿ってピン613が挿通される長孔6221を有する。
長孔6221は、+Z方向に連結部622を貫通している。長孔6221の延出方向は、操作部材62を+X方向に沿って配置した場合に、+X方向に沿う方向であり、長孔6221は、−X方向に開口している。このような長孔6221にピン613が挿通されることによって、アーム部材61と操作部材62とが、操作部材62に対してアーム部材61が回動可能に連結される。すなわち、ピン613及び連結部622によって構成される連結機構63は、アーム部材61及び操作部材62を連結し、操作部材62の回動運動をアーム部材61に伝達して、アーム部材61を回動させる。操作部材62の回動時には、ピン613は、長孔6221の端縁に沿って移動する。
長孔6221は、+Z方向に連結部622を貫通している。長孔6221の延出方向は、操作部材62を+X方向に沿って配置した場合に、+X方向に沿う方向であり、長孔6221は、−X方向に開口している。このような長孔6221にピン613が挿通されることによって、アーム部材61と操作部材62とが、操作部材62に対してアーム部材61が回動可能に連結される。すなわち、ピン613及び連結部622によって構成される連結機構63は、アーム部材61及び操作部材62を連結し、操作部材62の回動運動をアーム部材61に伝達して、アーム部材61を回動させる。操作部材62の回動時には、ピン613は、長孔6221の端縁に沿って移動する。
操作部623は、操作部材62において+X方向の端部に設けられている。操作部623は、操作用開口部265を介して筐体部2の外部に露出する部位であって、操作部材62においてユーザーによって操作される部位である。操作部623は、+X方向に向かうに従って+X方向に直交する断面の面積が小さくなるテーパー状に形成されている。
2つの凹部624は、操作部材62において−Z方向に凹む部位であって、操作部材62近傍に位置する部品を避けるための部位である。2つの凹部624のうち一方の凹部624は、回動軸部621と連結部622との間に設けられ、他方の凹部624は、回動軸部621と操作部623との間に設けられている。
[連結機構の構成]
連結機構63は、上記のように、アーム部材61と操作部材62とを互いに回動可能に連結し、回動軸Rxを中心とする操作部材62の回動に伴って、光軸Axを中心としてアーム部材61を回動させる。連結機構63は、アーム部材61の端部612に設けられたピン613と、操作部材62の連結部622に形成された長孔6221とにより構成される。
連結機構63は、上記のように、アーム部材61と操作部材62とを互いに回動可能に連結し、回動軸Rxを中心とする操作部材62の回動に伴って、光軸Axを中心としてアーム部材61を回動させる。連結機構63は、アーム部材61の端部612に設けられたピン613と、操作部材62の連結部622に形成された長孔6221とにより構成される。
[位置調整部による対象レンズの位置調整]
図10及び図11は、操作部材62が操作された状態の投射部53及び位置調整部6を−Z方向から見た図である。詳述すると、図10は、操作部623が+Y方向に移動された状態の投射部53及び位置調整部6を示す図である。図11は、操作部623が−Y方向に移動された状態の投射部53及び位置調整部6を示す図である。なお、図10及び図11には、アーム部材61と操作部材62との連結状態を見易くするために、XY平面に沿う投射部53の断面が示されている。
図10及び図11に示すように、操作部623が±Y方向に移動されると、操作部材62は、回動軸Rxを中心として±D1方向に回動され、光軸Axを中心としてアーム部材61が±D2方向に回動される。
図10及び図11は、操作部材62が操作された状態の投射部53及び位置調整部6を−Z方向から見た図である。詳述すると、図10は、操作部623が+Y方向に移動された状態の投射部53及び位置調整部6を示す図である。図11は、操作部623が−Y方向に移動された状態の投射部53及び位置調整部6を示す図である。なお、図10及び図11には、アーム部材61と操作部材62との連結状態を見易くするために、XY平面に沿う投射部53の断面が示されている。
図10及び図11に示すように、操作部623が±Y方向に移動されると、操作部材62は、回動軸Rxを中心として±D1方向に回動され、光軸Axを中心としてアーム部材61が±D2方向に回動される。
具体的に、図10に示すように、ユーザーによって操作部623が+Y方向に移動されると、操作部材62は、回動軸Rxを中心として+D1方向に回動される。操作部材62には、複数のレンズ531の光軸Axを中心として回動可能に保持体533に設けられた移動枠体534に固定されたアーム部材61が連結機構63を介して連結されている。このため、操作部材62が+D1方向に回動されると、+X方向に沿って延出する長孔6221における+Y方向の端縁が、ピン613と当接して、ピン613を−Y方向に移動させる。これにより、アーム部材61及び移動枠体534が光軸Axを中心として+D2方向に回動される。すなわち、回動軸Rxを中心として操作部材62が+D1方向に回動されると、アーム部材61及び移動枠体534は、光軸Axを中心として操作部材62の回動方向とは反対方向に回動される。
このように移動枠体534が+D2方向に回動されることによって、光軸Axにおける対象レンズの位置が+Z方向及び−Z方向のうち一方に移動される。これにより、本実施形態では、投射部53によって投射される画像のフォーカス状態が調整される。
このように移動枠体534が+D2方向に回動されることによって、光軸Axにおける対象レンズの位置が+Z方向及び−Z方向のうち一方に移動される。これにより、本実施形態では、投射部53によって投射される画像のフォーカス状態が調整される。
また、図11に示すように、ユーザーによって操作部623が−Y方向に移動されると、操作部材62は、回動軸Rxを中心として+D1方向とは反対方向である−D1方向に回動される。このように、操作部材62が−D1方向に回動されると、長孔6221における−Y方向の端縁が、ピン613と当接して、ピン613を+Y方向に移動させる。これにより、アーム部材61及び移動枠体534は、光軸Axを中心として+D2方向とは反対方向である−D2方向に回動される。すなわち、回動軸Rxを中心として操作部材62が−D1方向に回動されると、アーム部材61及び移動枠体534は、光軸Axを中心として操作部材62の回動方向とは反対方向に回動される。
このように移動枠体534が−D2方向に回動されることによって、光軸Axにおける対象レンズの位置が+Z方向及び−Z方向のうち他方に移動される。これにより、本実施形態では、投射部53によって投射される画像のフォーカス状態が調整される。
このように移動枠体534が−D2方向に回動されることによって、光軸Axにおける対象レンズの位置が+Z方向及び−Z方向のうち他方に移動される。これにより、本実施形態では、投射部53によって投射される画像のフォーカス状態が調整される。
[操作部材における回動軸の位置]
図12は、+X方向に沿うように配置した操作部材62を−Z方向から見た図である。
図12に示すように、操作部材62の回動軸Rxは、連結部622よりも操作部623に近い位置に設定されている。すなわち、操作部材62の回動軸Rxは、操作部材62におけるアーム部材61側の端部である連結部622よりも、操作部材62におけるアーム部材61とは反対側の端部である操作部623に近い。換言すると、回動軸Rxと操作部材62におけるアーム部材61側の端部である連結部622の先端部との間の距離L1は、回動軸Rxと操作部材62におけるアーム部材61とは反対側の端部である操作部623の先端部との間の距離L2よりも大きい。
図12は、+X方向に沿うように配置した操作部材62を−Z方向から見た図である。
図12に示すように、操作部材62の回動軸Rxは、連結部622よりも操作部623に近い位置に設定されている。すなわち、操作部材62の回動軸Rxは、操作部材62におけるアーム部材61側の端部である連結部622よりも、操作部材62におけるアーム部材61とは反対側の端部である操作部623に近い。換言すると、回動軸Rxと操作部材62におけるアーム部材61側の端部である連結部622の先端部との間の距離L1は、回動軸Rxと操作部材62におけるアーム部材61とは反対側の端部である操作部623の先端部との間の距離L2よりも大きい。
このため、回動軸Rxが+X方向の中央に設定された操作部材と比べて、+Y方向に沿う操作部623の移動量が同じ場合でも、操作部材62の回動角を大きくすることができ、ひいては、+Y方向に沿う連結部622の移動量を大きくすることができる。これにより、アーム部材61の回動角及び移動枠体534の回動角を大きくすることができ、光軸Axに沿う対象レンズの移動量を大きくすることができる。従って、操作部623の可動範囲が小さくても、対象レンズを大きく移動させることができるので、操作部材62の回動範囲を小さく設定でき、プロジェクター1の小型化を図ることができる。
[投射部の光軸の位置と操作部材の回動軸の位置との差異]
図13は、複数のレンズ531の光軸Axの位置と操作部材62の回動軸Rxの位置とを示す図である。換言すると、図13は、投射部53及び位置調整部6を−Z方向から見た図である。なお、図13においても、XY平面に沿う投射部53の断面を示している。
図13に示すように、操作部材62の回動軸Rxは、投射部53を構成する複数のレンズ531の光軸Axに対して−Y方向に位置する。具体的に、投射部53及び操作部材62を−Z方向から見た場合に、+X方向に沿って光軸Axと直交する仮想線VL1と、+X方向に沿って回動軸Rxと直交する仮想線VL2とは、距離L3だけ離れており、仮想線VL2は、仮想線VL1に対して−Y方向に位置する。すなわち、回動軸Rxは、光軸Axよりも底面部22側に位置している。
図13は、複数のレンズ531の光軸Axの位置と操作部材62の回動軸Rxの位置とを示す図である。換言すると、図13は、投射部53及び位置調整部6を−Z方向から見た図である。なお、図13においても、XY平面に沿う投射部53の断面を示している。
図13に示すように、操作部材62の回動軸Rxは、投射部53を構成する複数のレンズ531の光軸Axに対して−Y方向に位置する。具体的に、投射部53及び操作部材62を−Z方向から見た場合に、+X方向に沿って光軸Axと直交する仮想線VL1と、+X方向に沿って回動軸Rxと直交する仮想線VL2とは、距離L3だけ離れており、仮想線VL2は、仮想線VL1に対して−Y方向に位置する。すなわち、回動軸Rxは、光軸Axよりも底面部22側に位置している。
ここで、アーム部材61は、金属により構成されているものの、比較的薄く形成されている。このため、仮想線VL1と仮想線VL2とが一致する場合、すなわち、+Y方向における光軸Axの位置及び回動軸Rxの位置とが同じ場合には、操作部材62から伝達される力の作用方向にアーム部材61が撓みやすい。このような場合、操作部材62の回動に応じてアーム部材61が撓むだけで、アーム部材61が固定された移動枠体534が光軸Axを中心として回動しづらくなる。この場合には、操作部623を+Y方向に沿って移動させるユーザーの操作と対象レンズの移動量とが対応しづらくなり、位置調整部6の操作性が低下する。
これに対し、回動軸Rxは、光軸Axよりも−Y方向に位置する。これにより、図10に示したように、操作部材62が+D1方向に回動された場合に、アーム部材61を撓みづらくしつつ、長孔6221の端縁によってピン613を−Y方向に移動させることができる。従って、アーム部材61及び移動枠体534を+D2方向に回動させやすくすることができる。
同様に、図11に示したように、操作部材62が−D1方向に回動された場合に、アーム部材61を撓みづらくしつつ、長孔6221の端縁によってピン613を+Y方向に移動させることができる。従って、アーム部材61及び移動枠体534を−D2方向に回動させやすくすることができる。
このように、操作部623を−Y方向に移動させるユーザーの操作と対象レンズの移動量とを対応させることができ、位置調整部6の操作性を向上させることができる。
同様に、図11に示したように、操作部材62が−D1方向に回動された場合に、アーム部材61を撓みづらくしつつ、長孔6221の端縁によってピン613を+Y方向に移動させることができる。従って、アーム部材61及び移動枠体534を−D2方向に回動させやすくすることができる。
このように、操作部623を−Y方向に移動させるユーザーの操作と対象レンズの移動量とを対応させることができ、位置調整部6の操作性を向上させることができる。
[実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクター1は、以下の効果を有する。
プロジェクター1は、画像を形成する光を投射する投射部53と、位置調整部6と、投射部53及び位置調整部6を収容する筐体部2と、を備える。投射部53は、複数のレンズ531と、複数のレンズ531を保持する保持体533と、移動枠体534と、を備える。移動枠体534は、複数のレンズ531の光軸Axを中心として回動可能に保持体533に設けられ、回動されることによって複数のレンズ531のうち移動対象のレンズを光軸Axに沿って移動させる。位置調整部6は、アーム部材61、操作部材62及び連結機構63を有する。アーム部材61は、移動枠体534に接続され、移動枠体534とともに回動される。操作部材62は、筐体部2の内部に、光軸Axと略平行な回動軸Rxを中心として回動可能に設けられ、アーム部材61とは反対側の端部が光軸Axに対する直交方向である±Y方向に沿って移動されることによって回動される。連結機構63は、アーム部材61及び操作部材62を連結して、操作部材62の回動に伴ってアーム部材61を回動させる。操作部材62の回動軸Rxは、操作部材62におけるアーム部材61側の端部である連結部622よりも、操作部材62におけるアーム部材61とは反対側の端部である操作部623に近い。
以上説明した本実施形態に係るプロジェクター1は、以下の効果を有する。
プロジェクター1は、画像を形成する光を投射する投射部53と、位置調整部6と、投射部53及び位置調整部6を収容する筐体部2と、を備える。投射部53は、複数のレンズ531と、複数のレンズ531を保持する保持体533と、移動枠体534と、を備える。移動枠体534は、複数のレンズ531の光軸Axを中心として回動可能に保持体533に設けられ、回動されることによって複数のレンズ531のうち移動対象のレンズを光軸Axに沿って移動させる。位置調整部6は、アーム部材61、操作部材62及び連結機構63を有する。アーム部材61は、移動枠体534に接続され、移動枠体534とともに回動される。操作部材62は、筐体部2の内部に、光軸Axと略平行な回動軸Rxを中心として回動可能に設けられ、アーム部材61とは反対側の端部が光軸Axに対する直交方向である±Y方向に沿って移動されることによって回動される。連結機構63は、アーム部材61及び操作部材62を連結して、操作部材62の回動に伴ってアーム部材61を回動させる。操作部材62の回動軸Rxは、操作部材62におけるアーム部材61側の端部である連結部622よりも、操作部材62におけるアーム部材61とは反対側の端部である操作部623に近い。
このような構成によれば、移動枠体534に接続されるアーム部材61を回動させる操作部材62は、筐体部2の内部に回動可能に設けられている。このため、例えば+Y方向に沿って設けられた軸部材に沿って全体が移動される操作部材が採用される場合に比べて、操作部材62のがたつきを抑制でき、対象レンズの位置を調整しやすくすることができる。この他、操作部材62の操作抵抗を小さくすることができるので、操作部材62、ひいては、位置調整部6の操作性を向上させることができる。
また、回動軸Rxは、操作部材62における連結部622よりも、操作部623に近い。これによれば、アーム部材61と連結される連結部622の移動量を操作部623の移動量よりも大きくできる。このため、回動軸Rxが操作部623よりも連結部622に近い場合に比べて、対象レンズの位置調整に要する操作部材62の回動角を小さくできる。従って、プロジェクター1の大型化を抑制できる。
また、回動軸Rxは、操作部材62における連結部622よりも、操作部623に近い。これによれば、アーム部材61と連結される連結部622の移動量を操作部623の移動量よりも大きくできる。このため、回動軸Rxが操作部623よりも連結部622に近い場合に比べて、対象レンズの位置調整に要する操作部材62の回動角を小さくできる。従って、プロジェクター1の大型化を抑制できる。
操作部材62は、光軸Axと光軸Axに対する直交方向である+Y方向とのそれぞれに交差する+X方向に沿って延出する形状を有する。
このような構成によれば、操作部材が回動軸Rxを中心とする環状を有する場合に比べて、操作部材62の小型化を図ることができる。従って、位置調整部6を設けたことによるプロジェクター1の大型化を抑制できる。
このような構成によれば、操作部材が回動軸Rxを中心とする環状を有する場合に比べて、操作部材62の小型化を図ることができる。従って、位置調整部6を設けたことによるプロジェクター1の大型化を抑制できる。
連結機構63は、アーム部材61及び操作部材62のうち一方の部材であるアーム部材61に設けられ、光軸Axと平行に突出するピン613と、他方の部材である操作部材62に、+Z方向に沿う光軸Ax及び上記した直交方向である+Y方向のそれぞれに交差する+X方向に沿って設けられ、ピン613が挿通する長孔6221と、を有する。ピン613は、操作部材62が回動された時に長孔6221に沿って移動して、アーム部材61を回動させる。
このような構成によれば、連結機構63を、アーム部材61の一部及び操作部材62の一部によって構成できる。このため、アーム部材61及び操作部材62とは別部材として連結機構63を設ける場合に比べて、位置調整部6の簡素化を図ることができる。従って、プロジェクター1の簡素化を図ることができる。
このような構成によれば、連結機構63を、アーム部材61の一部及び操作部材62の一部によって構成できる。このため、アーム部材61及び操作部材62とは別部材として連結機構63を設ける場合に比べて、位置調整部6の簡素化を図ることができる。従って、プロジェクター1の簡素化を図ることができる。
筐体部2は、+Y方向に交差する第1面部である天面部21と、天面部21に位置し、投射部53から投射された光が通過する画像用開口部214と、を有する。投射部53は、複数のレンズ531から出射された光を反射して、画像用開口部214を介して筐体部2の外部に投射する反射ミラー532を備える。
ここで、投射部53が、反射ミラー532を備えているので、プロジェクター1は、天面部21から被投射面PSに投射する構成となる。このようなプロジェクター1において、操作部623が露出される操作用開口部を天面部21に設けた場合には、対象レンズの位置調整時に、投射部53によって投射された光が、ユーザーの手等によって遮られてしまう可能性がある。
これに対し、プロジェクター1は、移動枠体534を回転させて対象レンズを移動させる構成として、連結機構63により連結されたアーム部材61及び操作部材62を備える。これによれば、操作用開口部265を、筐体部2において天面部21以外の面である右側面部26に設けることができる。従って、投射部53によって投射された光、すなわち画像が遮られることなく、対象レンズの位置調整を実施できる。
ここで、投射部53が、反射ミラー532を備えているので、プロジェクター1は、天面部21から被投射面PSに投射する構成となる。このようなプロジェクター1において、操作部623が露出される操作用開口部を天面部21に設けた場合には、対象レンズの位置調整時に、投射部53によって投射された光が、ユーザーの手等によって遮られてしまう可能性がある。
これに対し、プロジェクター1は、移動枠体534を回転させて対象レンズを移動させる構成として、連結機構63により連結されたアーム部材61及び操作部材62を備える。これによれば、操作用開口部265を、筐体部2において天面部21以外の面である右側面部26に設けることができる。従って、投射部53によって投射された光、すなわち画像が遮られることなく、対象レンズの位置調整を実施できる。
プロジェクター1は、筐体部2に取り付けられるカバー部材3を備える。筐体部2は、天面部21と、天面部21と交差する第2面部である右側面部26と、右側面部26に位置する操作用開口部265を有する。操作部材62は、操作部材62におけるアーム部材61とは反対側の部位に位置し、操作用開口部265を介して露出される操作部623を有する。カバー部材3は、筐体部2に取り付けられて、操作用開口部265及び操作部623を覆う。
このような構成によれば、対象レンズの位置調整後、又は、対象レンズの位置調整を実施しない場合に、操作部623を操作できない状態にプロジェクター1を設定できる。従って、不要に操作部623が操作されてしまうことを抑制でき、投射された画像のフォーカス状態が変化してしまうことを抑制できる。
また、操作用開口部265は、天面部21と交差する右側面部26に位置するので、投射部53によって投射された光が、操作用開口部265にて露出される操作部623を操作するユーザーの手等によって遮られることを効果的に抑制できる。
このような構成によれば、対象レンズの位置調整後、又は、対象レンズの位置調整を実施しない場合に、操作部623を操作できない状態にプロジェクター1を設定できる。従って、不要に操作部623が操作されてしまうことを抑制でき、投射された画像のフォーカス状態が変化してしまうことを抑制できる。
また、操作用開口部265は、天面部21と交差する右側面部26に位置するので、投射部53によって投射された光が、操作用開口部265にて露出される操作部623を操作するユーザーの手等によって遮られることを効果的に抑制できる。
筐体部2は、右側面部26に位置し、筐体部2の外部の空気を筐体部2の内部に導入する導入口262と、導入口262に設けられるフィルター263と、を有する。カバー部材3は、操作用開口部265及び操作部623の他、導入口262及びフィルター263を覆う。
このような構成によれば、カバー部材3によって、操作部材62及びフィルター263のそれぞれを保護できる。また、操作部材62を覆うカバー部材と、フィルター263を覆うカバー部材とを1つのカバー部材3で共用できる。従って、プロジェクター1の部品点数が増加することを抑制でき、プロジェクター1の製造コストの増大を抑制できる。この他、筐体部2とカバー部材3との境界部分の数が少なくなるので、プロジェクター1の外観を良好にできる。
このような構成によれば、カバー部材3によって、操作部材62及びフィルター263のそれぞれを保護できる。また、操作部材62を覆うカバー部材と、フィルター263を覆うカバー部材とを1つのカバー部材3で共用できる。従って、プロジェクター1の部品点数が増加することを抑制でき、プロジェクター1の製造コストの増大を抑制できる。この他、筐体部2とカバー部材3との境界部分の数が少なくなるので、プロジェクター1の外観を良好にできる。
プロジェクター1は、右側面部26に設けられ、カバー部材3によって覆われる操作ボタン264を備える。
このような構成によれば、操作用開口部265がカバー部材3によって覆われる場合には、操作ボタン264はプロジェクター1の外部に露出されない。このため、操作ボタン264が不要に操作されることを抑制できる他、プロジェクター1の外観を良好にできる。
このような構成によれば、操作用開口部265がカバー部材3によって覆われる場合には、操作ボタン264はプロジェクター1の外部に露出されない。このため、操作ボタン264が不要に操作されることを抑制できる他、プロジェクター1の外観を良好にできる。
[実施形態の変形]
本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は、本開示に含まれるものである。
上記実施形態では、操作部材62は、+X方向に沿って延出する形状を有するとした。しかしながら、これに限らず、操作部材は、例えば回動軸Rxを中心とする環状又は円形状に形成されていてもよい。すなわち、操作部材の形状は、上記に限定されない。
本開示は、上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は、本開示に含まれるものである。
上記実施形態では、操作部材62は、+X方向に沿って延出する形状を有するとした。しかしながら、これに限らず、操作部材は、例えば回動軸Rxを中心とする環状又は円形状に形成されていてもよい。すなわち、操作部材の形状は、上記に限定されない。
上記実施形態では、位置調整部6は、投射部53が有する複数のレンズ531のうち、フォーカスレンズを対象レンズとして、フォーカスレンズの光軸Axにおける位置を調整するとした。すなわち、位置調整部6は、投射される画像のフォーカス状態を調整するフォーカス調整部に相当するとした。しかしながら、これに限らず、位置調整部6の対象レンズは、ズームレンズであってもよい。この場合、位置調整部6は、投射される画像のズーム状態を調整するズーム調整部に相当する。
上記実施形態では、操作部材62は、冷却部4のベース42に回動可能に支持されているとした。しかしながら、これに限らず、操作部材62は、筐体部2の内部に配置されていればよく、操作部材62は、ベース42以外の構成に回動可能に支持されていてもよい。例えば、操作部材62は、筐体部2の内部に立設されたリブ等の突出部に支持されていてもよく、筐体部2の内部に配置される他の構成に支持されていてもよい。
上記実施形態では、連結機構63は、アーム部材61のピン613と操作部材62の長孔6221によって構成されるとした。しかしながら、これに限らず、操作部材62に対してアーム部材61が回動可能に、アーム部材61と操作部材62とを連結する連結部材を採用してもよい。
また、ピン613は、アーム部材61に設けられ、ピン613が挿入される長孔6221は、操作部材62が有するとした。しかしながら、これに限らず、ピンは、操作部材62に設けられ、ピンが挿入される長孔は、アーム部材が有していてもよい。
更に、アーム部材61と操作部材62との連結位置は、操作部材62における投射部53側の端部でなくてもよく、投射部53側の端部から回動軸Rxまでの間の位置であってもよい。
また、ピン613は、アーム部材61に設けられ、ピン613が挿入される長孔6221は、操作部材62が有するとした。しかしながら、これに限らず、ピンは、操作部材62に設けられ、ピンが挿入される長孔は、アーム部材が有していてもよい。
更に、アーム部材61と操作部材62との連結位置は、操作部材62における投射部53側の端部でなくてもよく、投射部53側の端部から回動軸Rxまでの間の位置であってもよい。
上記実施形態では、筐体部2は、第1面部としての天面部21に画像用開口部214を有するとした。投射部53は、複数のレンズ531から出射された光を反射して、画像用開口部214を介して筐体部2の外部に投射する反射ミラー532を有するとした。しかしながら、これに限らず、画像用開口部は、筐体部2において天面部21以外の面に設けられていてもよい。また、投射部53は、反射ミラー532を備えていなくてもよい。すなわち、投射部53は、複数のレンズ531から出射された光を、反射ミラーを介さずに画像用開口部を介して筐体部の外部に投射するものであってもよい。
上記実施形態では、操作部材62の操作部623が露出される操作用開口部265は、筐体部2において画像用開口部214が位置する天面部21に交差する側面部のうち、右側面部26に位置するとした。しかしながら、これに限らず、操作用開口部は、筐体部2において右側面部26以外の面に位置していてもよい。例えば、操作用開口部は、左側面部25に位置していてもよく、天面部21に位置していてもよい。
上記実施形態では、プロジェクター1は、筐体部2に設けられ、操作用開口部265及び操作部623を覆うカバー部材3を備えるとした。しかしながら、これに限らず、プロジェクター1は、カバー部材3を備えていなくてもよい。すなわち、操作用開口部265及び操作部623は、プロジェクター1の外部に常に露出されていてもよい。
上記実施形態では、カバー部材3は、操作用開口部265及び操作部623とともに、導入口262、フィルター263及び操作ボタン264を覆うとした。しかしながら、これに限らず、カバー部材3は、操作用開口部265及び操作部623のみを閉塞するものであってもよい。また、カバー部材3は、操作用開口部265及び操作部623とともに導入口262及びフィルター263を覆い、操作ボタン264を覆わないものであってもよい。一方、カバー部材3は、操作用開口部265及び操作部623とともに操作ボタン264を覆い、導入口262及びフィルター263を覆わないものであってもよい。この場合、導入口262及びフィルター263は、右側面部26、或いは、筐体部2において右側面部26以外の面に設けられ、プロジェクター1の外部に常に露出されていてもよい。操作ボタン264も同様である。
[本開示のまとめ]
以下、本開示のまとめを付記する。
本開示の一態様に係るプロジェクターは、画像を形成する光を投射する投射部と、位置調整部と、前記投射部及び前記位置調整部を収容する筐体部と、を備え、前記投射部は、複数のレンズと、前記複数のレンズを保持する保持体と、前記複数のレンズの光軸を中心として回動可能に前記保持体に設けられ、回動されることによって前記複数のレンズのうち移動対象のレンズを前記光軸に沿って移動させる移動枠体と、を備え、前記位置調整部は、前記移動枠体に接続され、前記移動枠体とともに回動されるアーム部材と、前記筐体部の内部に、前記光軸と略平行な回動軸を中心として回動可能に設けられ、前記アーム部材とは反対側の端部が前記光軸に対する直交方向に沿って移動されることによって回動される操作部材と、前記アーム部材及び前記操作部材を連結し、前記操作部材の回動に伴って前記アーム部材を回動させる連結機構と、を有し、前記操作部材の回動軸は、前記操作部材における前記アーム部材側の端部よりも、前記操作部材における前記アーム部材とは反対側の端部に近いことを特徴とする。
以下、本開示のまとめを付記する。
本開示の一態様に係るプロジェクターは、画像を形成する光を投射する投射部と、位置調整部と、前記投射部及び前記位置調整部を収容する筐体部と、を備え、前記投射部は、複数のレンズと、前記複数のレンズを保持する保持体と、前記複数のレンズの光軸を中心として回動可能に前記保持体に設けられ、回動されることによって前記複数のレンズのうち移動対象のレンズを前記光軸に沿って移動させる移動枠体と、を備え、前記位置調整部は、前記移動枠体に接続され、前記移動枠体とともに回動されるアーム部材と、前記筐体部の内部に、前記光軸と略平行な回動軸を中心として回動可能に設けられ、前記アーム部材とは反対側の端部が前記光軸に対する直交方向に沿って移動されることによって回動される操作部材と、前記アーム部材及び前記操作部材を連結し、前記操作部材の回動に伴って前記アーム部材を回動させる連結機構と、を有し、前記操作部材の回動軸は、前記操作部材における前記アーム部材側の端部よりも、前記操作部材における前記アーム部材とは反対側の端部に近いことを特徴とする。
このような構成によれば、移動枠体に接続されるアーム部材を回動させる操作部材は、筐体部の内部に回動可能に設けられている。このため、例えば上記した移動軸に沿って設けられた軸部材に沿って操作部材の全体が移動される場合に比べて、操作部材のがたつきを抑制でき、移動対象のレンズの位置を調整しやすくすることができる。この他、操作部材の操作抵抗を小さくすることができるので、操作部材、ひいては、位置調整部の操作性を向上させることができる。
また、操作部材の回動軸は、操作部材におけるアーム部材側の端部よりも、操作部材におけるアーム部材とは反対側の端部に近い。これによれば、アーム部材側の端部の移動量をアーム部材とは反対側の端部の移動量よりも大きくできる。このため、回動軸がアーム部材側の端部に近い場合に比べて、移動対象のレンズの位置調整に要する操作部材の回動角を小さくできる。従って、位置調整部を設けたことによるプロジェクターの大型化を抑制できる。
また、操作部材の回動軸は、操作部材におけるアーム部材側の端部よりも、操作部材におけるアーム部材とは反対側の端部に近い。これによれば、アーム部材側の端部の移動量をアーム部材とは反対側の端部の移動量よりも大きくできる。このため、回動軸がアーム部材側の端部に近い場合に比べて、移動対象のレンズの位置調整に要する操作部材の回動角を小さくできる。従って、位置調整部を設けたことによるプロジェクターの大型化を抑制できる。
上記一態様では、前記操作部材は、前記光軸及び前記直交方向のそれぞれに交差する方向に沿って延出する形状を有することが好ましい。
このような構成によれば、操作部材が回動軸を中心とする環状を有する場合に比べて、操作部材の小型化を図ることができる。従って、位置調整部を設けたことによるプロジェクターの大型化を抑制できる。
このような構成によれば、操作部材が回動軸を中心とする環状を有する場合に比べて、操作部材の小型化を図ることができる。従って、位置調整部を設けたことによるプロジェクターの大型化を抑制できる。
上記一態様では、前記連結機構は、前記アーム部材及び前記操作部材のうち一方の部材に設けられ、前記光軸と平行に突出するピンと、前記アーム部材及び前記操作部材のうち他方の部材に、前記光軸及び前記直交方向のそれぞれに交差する方向に沿って設けられ、前記ピンが挿通する長孔と、を有し、前記ピンは、前記操作部材が回動された時に前記長孔に沿って移動して、前記アーム部材を回動させることが好ましい。
このような構成によれば、連結機構を、アーム部材の一部及び操作部材の一部によって構成できる。このため、アーム部材及び操作部材とは別部材として連結機構を設ける場合に比べて、位置調整部の簡素化を図ることができる。従って、プロジェクターの簡素化を図ることができる。
このような構成によれば、連結機構を、アーム部材の一部及び操作部材の一部によって構成できる。このため、アーム部材及び操作部材とは別部材として連結機構を設ける場合に比べて、位置調整部の簡素化を図ることができる。従って、プロジェクターの簡素化を図ることができる。
上記一態様では、前記筐体部は、前記直交方向に交差する第1面部と、前記第1面部に位置し、前記投射部から投射された光が通過する画像用開口部と、を有し、前記投射部は、前記複数のレンズから出射された光を反射して、前記画像用開口部を介して前記筐体部の外部に投射する反射ミラーを備えることが好ましい。
ここで、投射部が、複数のレンズから出射された光を反射する反射ミラーを備えているので、プロジェクターは、筐体部において画像用開口部が位置し、かつ、移動軸に交差する第1面部から被投射面に投射する構成となる。このようなプロジェクターにおいて、操作部材におけるアーム部材とは反対側の端部が露出される開口部を第1面部に設けた場合には、移動対象のレンズの位置調整時に、投射部によって投射された光が、ユーザーの手等によって遮られてしまう可能性がある。
これに対し、本開示に係るプロジェクターは、移動枠体を回転させて移動対象のレンズを移動させる構成として、連結機構により連結されたアーム部材及び操作部材を備える。これによれば、操作部材においてアーム部材とは反対側の端部が露出される開口部を、筐体部において第1面部以外の面に設けることができる。従って、投射部によって投射された光が遮られることなく、移動対象のレンズの位置調整を実施できる。
ここで、投射部が、複数のレンズから出射された光を反射する反射ミラーを備えているので、プロジェクターは、筐体部において画像用開口部が位置し、かつ、移動軸に交差する第1面部から被投射面に投射する構成となる。このようなプロジェクターにおいて、操作部材におけるアーム部材とは反対側の端部が露出される開口部を第1面部に設けた場合には、移動対象のレンズの位置調整時に、投射部によって投射された光が、ユーザーの手等によって遮られてしまう可能性がある。
これに対し、本開示に係るプロジェクターは、移動枠体を回転させて移動対象のレンズを移動させる構成として、連結機構により連結されたアーム部材及び操作部材を備える。これによれば、操作部材においてアーム部材とは反対側の端部が露出される開口部を、筐体部において第1面部以外の面に設けることができる。従って、投射部によって投射された光が遮られることなく、移動対象のレンズの位置調整を実施できる。
上記一態様では、前記筐体部に取り付けられるカバー部材を備え、前記筐体部は、前記直交方向に交差する第1面部と、前記第1面部と交差する第2面部と、前記第2面部に位置する操作用開口部を有し、前記操作部材は、前記操作部材における前記アーム部材とは反対側の部位に位置し、前記操作用開口部を介して露出される操作部を有し、前記カバー部材は、前記筐体部に取り付けられて、前記操作用開口部及び前記操作部を覆うことが好ましい。
なお、カバー部材は、筐体部に対して着脱可能であってもよい。或いは、カバー部材は、筐体部に対してスライド可能又は回動可能に設けられて、一方にスライド又は回動されることによって操作用開口部を開放し、他方にスライド又は回動されることによって操作用開口部を閉塞するものであってもよい。
上記構成によれば、移動対象のレンズの位置調整後、又は、位置調整を実施しない場合に、操作部材を操作できない状態にプロジェクターを設定できる。従って、不要に操作部材が操作されてしまうことを抑制でき、例えば投射された画像のフォーカス状態やズーム状態が変化してしまうことを抑制できる。
なお、カバー部材は、筐体部に対して着脱可能であってもよい。或いは、カバー部材は、筐体部に対してスライド可能又は回動可能に設けられて、一方にスライド又は回動されることによって操作用開口部を開放し、他方にスライド又は回動されることによって操作用開口部を閉塞するものであってもよい。
上記構成によれば、移動対象のレンズの位置調整後、又は、位置調整を実施しない場合に、操作部材を操作できない状態にプロジェクターを設定できる。従って、不要に操作部材が操作されてしまうことを抑制でき、例えば投射された画像のフォーカス状態やズーム状態が変化してしまうことを抑制できる。
上記一態様では、前記筐体部は、前記第2面部に位置し、前記筐体部の外部の空気を前記筐体部の内部に導入する導入口と、前記導入口に設けられるフィルターと、を有し、前記カバー部材は、前記導入口及び前記フィルターを覆うことが好ましい。
このような構成によれば、カバー部材は、操作用開口部だけでなく、導入口及びフィルターを覆うので、操作部材及びフィルターのそれぞれを保護できる。また、操作部材を覆うカバー部材と、フィルターを覆うカバー部材とを1つのカバー部材で共用できる。従って、プロジェクターの部品点数が増加することを抑制でき、プロジェクターの製造コストの増大を抑制できる。この他、筐体部とカバー部材との境界部分の数が少なくなるので、プロジェクターの外観を良好にできる。
このような構成によれば、カバー部材は、操作用開口部だけでなく、導入口及びフィルターを覆うので、操作部材及びフィルターのそれぞれを保護できる。また、操作部材を覆うカバー部材と、フィルターを覆うカバー部材とを1つのカバー部材で共用できる。従って、プロジェクターの部品点数が増加することを抑制でき、プロジェクターの製造コストの増大を抑制できる。この他、筐体部とカバー部材との境界部分の数が少なくなるので、プロジェクターの外観を良好にできる。
上記一態様では、前記第2面部に設けられ、前記カバー部材によって覆われる操作ボタンを備えることが好ましい。
このような構成によれば、操作用開口部がカバー部材によって覆われる場合には、操作ボタンはプロジェクターの外部に露出されない。このため、操作ボタンが不要に操作されることを抑制できる他、プロジェクターの外観を良好にできる。
このような構成によれば、操作用開口部がカバー部材によって覆われる場合には、操作ボタンはプロジェクターの外部に露出されない。このため、操作ボタンが不要に操作されることを抑制できる他、プロジェクターの外観を良好にできる。
1…プロジェクター、2…筐体部、21…天面部(第1面部)、214…画像用開口部、26…右側面部(第2面部)、262…操作用開口部、263…導入口、264…フィルター、265…操作ボタン、3…カバー部材、5…画像投射部、51…光源、52…光変調部、53…投射部、531…レンズ、532…反射ミラー、533…保持体、5333…ガイドピン、534…移動枠体、5341…ガイド孔、6…位置調整部、61…アーム部材、611…端部、612…端部、613…ピン、614…膨出部、62…操作部材、621…回動軸部、622…連結部、6221…長孔、623…操作部、624…凹部、63…連結機構、Ax…光軸、Rx…回動軸。
Claims (7)
- 画像を形成する光を投射する投射部と、
位置調整部と、
前記投射部及び前記位置調整部を収容する筐体部と、を備え、
前記投射部は、
複数のレンズと、
前記複数のレンズを保持する保持体と、
前記複数のレンズの光軸を中心として回動可能に前記保持体に設けられ、回動されることによって前記複数のレンズのうち移動対象のレンズを前記光軸に沿って移動させる移動枠体と、を備え、
前記位置調整部は、
前記移動枠体に接続され、前記移動枠体とともに回動されるアーム部材と、
前記筐体部の内部に、前記光軸と略平行な回動軸を中心として回動可能に設けられ、前記アーム部材とは反対側の端部が前記光軸に対する直交方向に沿って移動されることによって回動される操作部材と、
前記アーム部材及び前記操作部材を連結し、前記操作部材の回動に伴って前記アーム部材を回動させる連結機構と、を有し、
前記操作部材の回動軸は、前記操作部材における前記アーム部材側の端部よりも、前記操作部材における前記アーム部材とは反対側の端部に近いことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターにおいて、
前記操作部材は、前記光軸及び前記直交方向のそれぞれに交差する方向に沿って延出する形状を有することを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1又は請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
前記連結機構は、
前記アーム部材及び前記操作部材のうち一方の部材に設けられ、前記光軸と平行に突出するピンと、
前記アーム部材及び前記操作部材のうち他方の部材に、前記光軸及び前記直交方向のそれぞれに交差する方向に沿って設けられ、前記ピンが挿通する長孔と、を有し、
前記ピンは、前記操作部材が回動された時に前記長孔に沿って移動して、前記アーム部材を回動させることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
前記筐体部は、
前記直交方向に交差する第1面部と、
前記第1面部に位置し、前記投射部から投射された光が通過する画像用開口部と、を有し、
前記投射部は、前記複数のレンズから出射された光を反射して、前記画像用開口部を介して前記筐体部の外部に投射する反射ミラーを備えることを特徴とするプロジェクター。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
前記筐体部に取り付けられるカバー部材を備え、
前記筐体部は、
前記直交方向に交差する第1面部と、
前記第1面部と交差する第2面部と、
前記第2面部に位置する操作用開口部を有し、
前記操作部材は、前記操作部材における前記アーム部材とは反対側の部位に位置し、前記操作用開口部を介して露出される操作部を有し、
前記カバー部材は、前記筐体部に取り付けられて、前記操作用開口部及び前記操作部を覆うことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項5に記載のプロジェクターにおいて、
前記筐体部は、
前記第2面部に位置し、前記筐体部の外部の空気を前記筐体部の内部に導入する導入口と、
前記導入口に設けられるフィルターと、を有し、
前記カバー部材は、前記導入口及び前記フィルターを覆うことを特徴とするプロジェクター。 - 請求項5又は請求項6に記載のプロジェクターにおいて、
前記第2面部に設けられ、前記カバー部材によって覆われる操作ボタンを備えることを特徴とするプロジェクター。
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