JP2021083361A - 作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業者の肩にハーネスが掛けられている状態において、操作棹の前部が後部よりも下方に傾いているように構成される作業機を提供する。【解決手段】 作業機は、操作棹と、操作棹の前部に設けられる工具と、工具を駆動させる原動機と、作業機の重心よりも前方に設けられており、ハーネスの第1端が接続される第1ハーネス接続部と、作業機の重心よりも後方に設けられており、ハーネスの第1端とは反対側の第2端が接続される第2ハーネス接続部と、を備える。作業機を側方から見た場合において、作業機の重心が、第1ハーネス接続部と第2ハーネス接続部を結ぶ線の中点を通過し、第1ハーネス接続部と第2ハーネス接続部を結ぶ線に対して直交する面よりも第1ハーネス接続部側に位置する。【選択図】図4

Description

本明細書で開示する技術は、作業機に関する。
特許文献1には、作業者の肩に掛けられるハーネスを取付け可能な作業機が開示されている。特許文献1の作業機は、操作棹と、操作棹の前部に設けられる工具と、工具を駆動させる原動機と、ハーネスが接続されるハーネス接続部と、を備える。
特開2000−316349号公報
操作棹の前部に設けられている工具を地面等に押し当てて作業が行われる作業機がある。このような作業機では、操作棹の前部を後部よりも下方に傾けた状態で作業が行われる。作業者がハーネスを利用して作業機を支持している状態において、操作棹の前部が後部よりも上方に傾いている場合、操作棹の前部が後部より下方に傾いている場合と比較して、作業者が作業機を利用して作業するときの作業性が悪くなってしまう。
本明細書では、作業者の肩にハーネスが掛けられている状態において、操作棹の前部が後部よりも下方に傾いているように構成される作業機を提供する。
本明細書では、作業者の肩に掛けられるハーネスを取付け可能な作業機が開示される。作業機は、操作棹と、前記操作棹の前部に設けられる工具と、前記工具を駆動させる原動機と、前記作業機の重心よりも前方に設けられており、前記ハーネスの第1端が接続される第1ハーネス接続部と、前記作業機の前記重心よりも後方に設けられており、前記ハーネスの前記第1端とは反対側の第2端が接続される第2ハーネス接続部と、を備え、前記作業機を側方から見た場合において、前記作業機の前記重心が、前記第1ハーネス接続部と前記第2ハーネス接続部を結ぶ線の中点を通過し、前記第1ハーネス接続部と前記第2ハーネス接続部を結ぶ線に対して直交する面よりも前記第1ハーネス接続部側に位置してもよい。
作業者の肩にハーネスが掛けられている状態では、作業者の肩が支点となる。また、作業機の重心には、下向きの力(即ち重力)が作用するため、重心が力点として作用する。上記の構成によれば、作業者の肩にハーネスが掛けられている状態において、作業機の重心が、第1ハーネス接続部と第2ハーネス接続部を結ぶ線に対して直交する面よりも第1ハーネス接続部側に位置するので、操作棹の前部を後部よりも下方に傾ける方向に重力が作用する。従って、作業者の肩にハーネスが掛けられている状態において、操作棹の前部が後部よりも下方に傾いているようにすることができる。この結果、作業者の作業性を向上させることができる。
本実施形態における刈払機2の斜視図である。 本実施形態における刈払機2を後方から見た後面図である。 本実施形態における刈払機2を右方から見た右側面図である。 本実施形態における刈払機2を作業者が支持している状態を示す図である。 本実施例の刈払機2の電気的構成を示す図である。 比較例における刈払機202を右方から見た右側面図である。
1つ又はそれ以上の実施形態において、第2ハーネス接続部は、作業機の後端近傍に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、第2ハーネス接続部が作業機の後端近傍よりも前方側に設けられている場合と比較して、作業機の重心を、第1ハーネス接続部と第2ハーネス接続部を結ぶ線に対して直交する面よりも第1ハーネス接続部側に位置させやすくなる。従って、第1ハーネス接続部を設ける位置の自由度を高めることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、原動機が、モータであってもよい。作業機は、さらに、操作棹の後部に設けられるハウジングと、ハウジングの後部に着脱可能に取付けられ、モータに電力を供給するバッテリと、バッテリを、衝撃から保護するバッテリガードと、を備えていてもよい。第2ハーネス接続部は、バッテリガードに設けられていてもよい。
ハーネスが接続される第1ハーネス接続部や第2ハーネス接続部には大きな荷重が作用する。このため、第1ハーネス接続部や第2ハーネス接続部には、強度の高い材料(例えば金属)を用いる必要がある。また、バッテリガードは、バッテリを衝撃から保護するため、強度の高い材料(例えば金属)を用いる必要がある。強度の高い材料は重量が重く、このような材料を多く用いると、作業機の重量増加を招いてしまう。上記の構成によれば、バッテリガードを、第2ハーネス接続部として兼用することができる。従って、作業機の重量が増加することを抑制することができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、操作棹には、作業者が把持するループハンドルが設けられていてもよい。第1ハーネス接続部は、ループハンドルよりも後方側に設けられていてもよい。
例えば、作業者が、左手でループハンドルを把持し、右手で操作棹の後部を把持する場合、ハーネスは作業者の左肩に掛けられる。このような状態において、仮に、第1ハーネス接続部がループハンドルよりも前方側に設けられている場合、ループハンドルを把持する左手とハーネスが接触しやすくなる。上記の構成によれば、第1ハーネス接続部は、ループハンドルよりも後方側に設けられているので、ループハンドルを把持する左手とハーネスが接触することを抑制することができる。従って、作業者の作業性を向上させることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、操作棹には、ループハンドルよりも後方側に作業者が把持するグリップ部が設けられていてもよい。第1ハーネス接続部は、グリップ部に設けられていてもよい。
上記の構成によれば、操作棹上に、第1ハーネス接続部となる部材を別個に設けなくてもよい。従って、作業機の部品点数を削減することができる。
(実施例)
図1〜図3を参照して、刈払機2について説明する。図1に示すように、刈払機2は、刈刃ユニット20と、操作棹30と、ループハンドル40と、グリップユニット50と、後部ハウジング70と、を備えている。以下の説明では、操作棹30の長手方向を前後方向といい、図3の上下方向を上下方向といい、前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向という。
図1の操作棹30は、中空のパイプ形状を有しており、直線状に伸びている。操作棹30の前部30aには刈刃ユニット20が設けられており、操作棹30の後部30bにはグリップユニット50及び後部ハウジング70が設けられている。操作棹30の内部には、伝達シャフト(図示省略)が回転可能に収容されている。操作棹30において、刈刃ユニット20とグリップユニット50の間には、作業者が把持するためのループハンドル40が設けられている。ループハンドル40は、中空のパイプ状であって、操作棹30の上方および側方に膨らむループ形状に形成されている。
刈刃ユニット20は、棹固定部22と、刈刃取付部24と、安全カバー28と、を備えている。棹固定部22には、操作棹30の前端部分が挿入されている。刈刃取付部24には、円板状の刈刃26が取り付けられている。具体的には、刈刃26は、刈刃取付部24内の刈刃シャフト(図示省略)に固定される。刈刃シャフトは、棹固定部22内のギヤ(図示省略)を介して、操作棹30内の伝達シャフトに接続される。安全カバー28は、棹固定部22よりも後方側に設けられている。
グリップユニット50は、グリップハウジング52と、電源スイッチ54と、レバー56と、トリガ58と、第1ハーネス接続部60と、を備えている。グリップハウジング52は、作業者が刈払機2を使用して作業する時に、作業者がループハンドル40を把持した手とは反対の手で把持するための部材である。グリップハウジング52は、操作棹30の外周面を覆う形状に形成された樹脂材料からなる。グリップハウジング52は、右側グリップハウジング52aと、左側グリップハウジング52bと、を備えている。右側グリップハウジング52aと左側グリップハウジング52bとは操作棹30を挟んでいる。
グリップハウジング52の上面には、第1ハーネス接続部60と、電源スイッチ54と、レバー56と、が前側から後側に向かって前後方向に順に並んでいる。グリップハウジング52の下面には、トリガ58が設けられている。電源スイッチ54は、刈払機2のオン状態とオフ状態とを切り替えるためのスイッチである。トリガ58は、作業者がモータ76(図5参照)のオンオフ動作を操作するための部材である。作業者によってレバー56が押し込まれていない状態では、作業者によるトリガ58の押し込み操作が禁止される。一方、作業者によってレバー56が押し込まれると、作業者によるトリガ58の押し込み操作が許容される。作業者は、一方の手の平でレバー56を押し込み、その手の指でトリガ58を押し込むことにより、モータ76を駆動するための操作を行うことができる。
後部ハウジング70は、前方側の第1ハウジング72と、後方側の第2ハウジング74と、を備えている。第1ハウジング72は、第1右側ハウジング72aと、第1左側ハウジング72bと、を備えている。第1右側ハウジング72aは、右側グリップハウジング52aと一体的に形成されている。第1左側ハウジング72bは、左側グリップハウジング52bと一体的に形成されている。
第2ハウジング74は、第2右側ハウジング74aと、第2左側ハウジング74bと、を備えている。第2ハウジング74には、モータ76(図5参照)と、モータ76の駆動を制御する制御基板78(図5参照)と、が収容されている。制御基板78は、バッテリB1、B2からモータ76に供給される電力を制御することで、モータ76の動作を制御する。モータ76が駆動されると、第2ハウジング74内の出力シャフト(図示省略)、操作棹30内の伝達シャフト(図示省略)、棹固定部22内のギヤ(図示省略)、刈刃取付部24内の刈刃シャフト(図示省略)等を介して、刈刃26が回転される。また、第2ハウジング74の後部には、バッテリB1、B2を着脱可能なバッテリ装着部(図示省略)が設けられている。バッテリ装着部は、バッテリB1、B2をスライド可能に受け入れる。バッテリ装着部におけるバッテリB1、B2のスライド方向は、左右方向である。なお、変形例では、後部ハウジング70に装着されるバッテリの数は1個であってもよいし、3個以上であってもよい。また、バッテリ装着部におけるバッテリのスライド方向は、上下方向、前後方向などであってもよい。
第2ハウジング74の後部には、金属製のバッテリガード80が接続されている。バッテリガード80は、第2ハウジング74とは別体に構成されている。バッテリガード80は、バッテリB1、B2を衝撃から保護する。バッテリガード80は、底壁82(図2参照)と、右壁84と、後壁86と、左壁88(図2参照)と、を備えている。右壁84の前部84aは、第2右側ハウジング74aに連結されている。また、図示省略しているが、左壁88の前部は、第2左側ハウジング74bに連結されている。図2に示すように、後壁86には、第2ハーネス接続部90が設けられている。即ち、第2ハーネス接続部90は、刈払機2の後端近傍に配置される。
図3を参照して、刈払機2に取付け可能なハーネス100について説明する。ハーネス100は、刈払機2を支持するために作業者の肩に掛けられる。
ハーネス100は、ベルト102と、肩パッド104と、第1取付部106と、第2取付部108と、を備えている。肩パッド104は、柔軟材料から形成されている。肩パッド104は、ベルト102の中央部102cに配置される。ベルト102は、第1端102aと、第1端102aとは反対側の第2端102bと、を備えている。第1端102aには、第1取付部106が設けられており、第2端102bには、第2取付部108が設けられている。第1取付部106、第2取付部108は、第1ハーネス接続部60、第2ハーネス接続部90に取付け可能な金具である。
図3の刈払機2において、作業者がハーネス100を肩に掛けると、作業者によって支持されるベルト102の中央部102cが支点となる。また、刈払機2の重心G1には、下向きの力(即ち重力)が作用するため、重心G1が力点となる。ここで、「刈払機2の重心G1」とは、刈刃ユニット20、操作棹30、ループハンドル40、グリップユニット50、後部ハウジング70、バッテリB1、B2、及び、バッテリガード80を含む刈払機2の重心を意味する。この支点と力点の関係によって、刈払機2を右方から見た場合における刈払機2に作用するモーメントの方向が決まり、これによって刈払機2の前後方向の傾斜が決定される。具体的には、刈払機2の重心G1が、第1ハーネス接続部60と第2ハーネス接続部90を結ぶ線の中点C1を通過し、第1ハーネス接続部60と第2ハーネス接続部90を結ぶ線に対して直交する面S1よりも第1ハーネス接続部60側に位置するのか、面S1よりも第2ハーネス接続部90側に位置するのかによって、刈払機2の前後方向の傾斜が決定される。本実施例では、重心G1は、面S1よりも第1ハーネス接続部60側に位置する。この場合、刈払機2には、操作棹30の前部30aを後部30bよりも下方に傾ける方向V1にモーメントが作用する。このため、図4に示すように、刈払機2は、ハーネス100が作業者の肩に掛けられている状態において、地面Pに対して、操作棹30の前部30aが後部30bよりも下方に傾いている状態になる。
図6は比較例の刈払機202を示している。比較例の刈払機202は、第1ハーネス接続部260及び第2ハーネス接続部290が設けられている位置が、実施例の第1ハーネス接続部60及び第2ハーネス接続部90が設けられている位置と異なる。刈払機202では、第1ハーネス接続部260は、グリップユニット50ではなく、ループハンドル40よりも後方の操作棹30上に設けられている。また、第2ハーネス接続部290は、バッテリガード280ではなく、後部ハウジング70上に設けられている。
比較例の刈払機202の場合、刈払機202の重心G2は、第1ハーネス接続部260と第2ハーネス接続部290を結ぶ線の中点C2を垂直に通過する面S2よりも第2ハーネス接続部290側に位置する。この場合、刈払機202には、操作棹30の後部30bを前部30aよりも下方に傾ける方向V2にモーメントが作用する。このため、刈払機202は、ハーネス100が作業者の肩に掛けられている状態において、操作棹30の後部30bが前部30aよりも下方に傾いている状態になる。
以上のように、一実施形態に係る刈払機2は、図1〜図4に示すように、操作棹30と、操作棹30の前部30aに設けられる刈刃ユニット20と、刈刃ユニット20を駆動させるモータ76と、刈払機2の重心G1よりも前方に設けられており、ハーネス100の第1端102aが接続される第1ハーネス接続部60と、刈払機2の重心G1よりも後方に設けられており、ハーネス100の第2端102bが接続される第2ハーネス接続部90と、を備える。図3、図4に示すように、刈払機2を側方から見た場合において、刈払機2の重心G1が、第1ハーネス接続部60と第2ハーネス接続部90を結ぶ線の中点C1を通過し、第1ハーネス接続部60と第2ハーネス接続部90を結ぶ線に直交する面S1よりも第1ハーネス接続部60側に位置する。上記の構成によれば、図3に示すように、作業者の肩にハーネス100が掛けられている状態において、刈払機2の重心G1が、第1ハーネス接続部60と第2ハーネス接続部90を結ぶ線に対して直交する面S1よりも第1ハーネス接続部60側に位置するので、操作棹30の前部30aを後部30bよりも下方に傾ける方向に重力が作用する。従って、作業者の肩にハーネス100が掛けられている状態において、操作棹30の前部30aが後部30bよりも下方に傾いているようにすることができる。この結果、作業者の作業性を向上させることができる。
一実施形態に係る刈払機2では、図1〜図4に示すように、第2ハーネス接続部90は、刈払機2の後端近傍に設けられている。上記の構成によれば、第2ハーネス接続部90が刈払機2の後端近傍よりも前方側に設けられている場合と比較して、刈払機2の重心G1を、第1ハーネス接続部60と第2ハーネス接続部90を結ぶ線に対して直交する面S1よりも第1ハーネス接続部60側に位置させやすくなる。従って、第1ハーネス接続部60を設ける位置の自由度を高めることができる。
一実施形態に係る刈払機2は、図1〜図4に示すように、操作棹30の後部30bに設けられる後部ハウジング70と、後部ハウジング70の後部に着脱可能に取付けられ、モータ76に電力を供給するバッテリB2と、バッテリB2を、衝撃から保護するバッテリガード80と、を備えていている。第2ハーネス接続部90は、バッテリガード80に設けられている。上記の構成によれば、バッテリガード80を、ハーネス100の第2端102bが接続される部材として兼用することができる。従って、刈払機2の重量が増加することを抑制することができる。
一実施形態に係る刈払機2では、図1、図3、図4に示すように、操作棹30には、作業者が把持するループハンドル40が設けられており、第1ハーネス接続部60は、ループハンドル40よりも後方側に設けられている。例えば、作業者が、左手でループハンドル40を把持し、右手で操作棹30の後部30bを把持する場合、ハーネス100は作業者の左肩に掛けられる。上記の構成によれば、ループハンドル40を把持する左手とハーネス100が接触することを抑制することができる。従って、作業者の作業性を向上させることができる。
一実施形態に係る刈払機2では、図1、図3、図4に示すように、操作棹30には、ループハンドル40よりも後方側に作業者が把持するグリップユニット50が設けられており、第1ハーネス接続部60は、グリップユニット50に設けられている。上記の構成によれば、操作棹30上に、第1ハーネス接続部60となる部材を別個に設けなくてもよい。従って、刈払機2の部品点数を削減することができる。
(対応関係)
刈払機2が、「作業機」の一例である。刈刃ユニット20が、「工具」の一例である。モータ76が、「原動機」の一例である。後部ハウジング70が、「ハウジング」の一例である。グリップユニット50が、「グリップ部」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(第1変形例)「作業機」は、刈払機2に限定されず、畝刈機、モップ等、操作棹の前部を後部よりも下方に傾けて作業が行われる作業機であってもよい。
(第2変形例)刈払機2の重心G1が面S1よりも第1ハーネス接続部60側に位置していれば、第2ハーネス接続部90は、刈払機2の後端近傍よりも前方側に設けられていてもよい。
(第3変形例)刈払機2の重心G1が面S1よりも第1ハーネス接続部60側に位置していれば、第1ハーネス接続部60は、ループハンドル40よりも前方側に設けられていてもよい。
(第4変形例)第1ハーネス接続部60は、操作棹30上に設けられていてもよい。
(第5変形例)「原動機」は、ブラシ付きのモータであってもよいし、エンジンであってもよい。
(第6変形例)操作棹30の前部30aにハウジングが設けられており、モータ76が当該ハウジング内に設けられていてもよい。
(第7変形例)ループハンドル40に代えて、U字形のハンドルが操作棹30に設けられていてもよい。また、別の変形例では、ループハンドル40に代えて、グリップユニット50とは異なるグリップユニットが操作棹30に設けられていてもよい。
(第8変形例)刈払機2は、バッテリガード80を有していなくてもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:刈払機、20:刈刃ユニット、22:棹固定部、24:刈刃取付部、26:刈刃、28:安全カバー、30:操作棹、30a:前部、30b:後部、40:ループハンドル、50:グリップユニット、52:グリップハウジング、52a:右側グリップハウジング、52b:左側グリップハウジング、54:電源スイッチ、56:レバー、58:トリガ、60:第1ハーネス接続部、70:後部ハウジング、72:第1ハウジング、72a:第1右側ハウジング、72b:第1左側ハウジング、74:第2ハウジング、74a:第2右側ハウジング、74b:第2左側ハウジング、76:モータ、78:制御基板、80:バッテリガード、82:底壁、84:右壁、84a:前部、86:後壁、88:左壁、90:第2ハーネス接続部、100:ハーネス、102:ベルト、102a:第1端、102b:第2端、102c:中央部、104:肩パッド、106:第1取付部、108:第2取付部、202:刈払機、260:第1ハーネス接続部、290:第2ハーネス接続部、B1、B2:バッテリ

Claims (5)

  1. 作業者の肩に掛けられるハーネスを取付け可能な作業機であって、
    操作棹と、
    前記操作棹の前部に設けられる工具と、
    前記工具を駆動させる原動機と、
    前記作業機の重心よりも前方に設けられており、前記ハーネスの第1端が接続される第1ハーネス接続部と、
    前記作業機の前記重心よりも後方に設けられており、前記ハーネスの前記第1端とは反対側の第2端が接続される第2ハーネス接続部と、を備え、
    前記作業機を側方から見た場合において、前記作業機の前記重心が、前記第1ハーネス接続部と前記第2ハーネス接続部を結ぶ線の中点を通過し、前記第1ハーネス接続部と前記第2ハーネス接続部を結ぶ線に対して直交する面よりも前記第1ハーネス接続部側に位置する、作業機。
  2. 前記第2ハーネス接続部は、前記作業機の後端近傍に設けられている、請求項1に記載の作業機。
  3. 前記原動機が、モータであり、
    前記作業機は、さらに、
    前記操作棹の後部に設けられるハウジングと、
    前記ハウジングの後部に着脱可能に取付けられ、前記モータに電力を供給するバッテリと、
    前記バッテリを、衝撃から保護するバッテリガードと、を備えており、
    前記第2ハーネス接続部は、前記バッテリガードに設けられている、請求項2に記載の作業機。
  4. 前記操作棹には、作業者が把持するループハンドルが設けられており、
    前記第1ハーネス接続部は、前記ループハンドルよりも後方側に設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業機。
  5. 前記操作棹には、前記ループハンドルよりも後方側に作業者が把持するグリップ部が設けられており、
    前記第1ハーネス接続部は、前記グリップ部に設けられている、請求項4に記載の作業機。
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