JP2020155924A - 光分岐挿入装置及び光分岐挿入方法 - Google Patents

光分岐挿入装置及び光分岐挿入方法 Download PDF

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Abstract

【課題】多くのトランスポンダを接続可能な構成を、コストを低減して実現する。【解決手段】光分岐挿入装置30Aは、光ファイバの方路1〜D毎に接続され、波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS22a〜22d毎に接続された分岐機能部34a〜34dを備える。分岐機能部34a〜34dで分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するC機能部35a〜35dを備える。1入力とM出力で、2以上の数Kを1組とした組のWSS22c,22dと、1つの分岐機能部34aとの間に接続され、WSS22c,22d毎にドロップされる光信号数(M−D)に、全WSS22a〜22dの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割った正の整数以上の数の光カプラ36a〜36dを備える。光カプラ36aは、1組のWSS毎にドロップされる異波長の光信号を1つに結合して分岐機能部34aへ出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、高速で大容量の光ネットワークに波長分割多重伝送される光信号の方路スイッチの役割を担うROADM(Reconfigurable Optical Add/Drop Multiplexer)としての光分岐挿入装置及び光分岐挿入方法に関する。
光ネットワークの光伝送路に接続される従来の光分岐挿入装置を、図7を参照して説明する。図7は、従来の光分岐挿入装置を備える光伝送装置10の構成を示すブロック図である。光伝送装置10は、光伝送路としての複数本の光ファイバを束ねた方路1,2,3,Dの途中に介在されている。なお、本明細書の説明では図面の左から右側へ光信号が光伝送路に伝送される場合を想定し、このため光伝送路を方路1〜Dと称している。例えば、D=「4」とする。
光伝送装置10は、光伝送路の中継点である例えばビル内に設置されており、光伝送路の任意の経路に、波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)された波長λ1〜λnの光信号を自由に割り当てることが可能となっている。この光伝送装置10は、方路1〜Dの途中に接続される波長クロスコネクト装置20と、この波長クロスコネクト装置20に接続される光分岐挿入装置30とを備える。
波長クロスコネクト装置20は、方路1〜D毎に光アンプ21を介して接続された入力側のD個のWSS(Wavelength Selective Switch:波長選択スイッチ)22a,22b,22c,22dと、これらのWSS22a〜22dに接続された出力側のWSS23a,23b,23c,23dと、これらのWSS23a〜23dの出力側に接続された光アンプ24とを備えて構成されている。WSS22a〜22dは、波長毎の光信号の選択と減衰量調整機能等を有する。
WSS22a〜22dは、1個の入力ポート(1入力ポートという)とM個(例えば、6個)の出力ポート(M出力ポートという)、即ち1×Mの入出力ポートを備える。これを1×MのWSS22a〜22dと表現する。WSS22a〜22dの1入力ポートは各方路1〜Dに接続され、M出力ポートの内、方路数と同数のD個の出力ポート(D出力ポートという)が、出力側のWSS23a〜23dに接続されている。この接続は、WSS22aとWSS23aとに代表して示す。
WSS22a〜22dのM出力ポートからD個を引いた(M−D)個の分岐ポートは、光分岐挿入装置30のD(M−D)個「例えば、4(6−4)=8個」の光アンプ31に接続されている。WSS22a〜22dの分岐ポートは、各方路1〜Dを伝送してきた光信号を、波長λ1〜λn毎にDrop(分岐又はドロップ)する。
なお、出力側のWSS23a〜23dは、D個の入力ポートの他に、後述のトランスポンダ41a…41n,42a…42n,43a…43n,44a…44n(以降、41a〜44n)で中継される光信号が、光分岐挿入装置30を介してAdd(挿入)される挿入ポートを備える。
光分岐挿入装置30は、各光アンプ31の出力ポートが接続された分岐部32と、CD/CDC(Colorless and Directionless/Colorless, Directionless and Contentionless)部33とを備える。
分岐部32は、光カプラ又はWSSとしてのD(M−D)個の分岐機能部34a〜34hを備える。各分岐機能部34a〜34hは、1個の入力ポートと、A分岐(例えば2分岐)したA個(2個)の出力ポート、即ち、1×Aの入出力ポートを備える。
CD/CDC部33は、光カプラ、WSS及びMCS(Multicast Switch)の何れか1つであるD個のC機能部35a〜35dを備える。各C機能部35a〜35dは、D個の入力ポートと、D個以上のB個の出力ポート、即ち、D×Bの入出力ポートを備える。なお、その出力ポート数のB個は、通常、D個以上のより多くの数が好ましい。例えば、B=8であるとする。また、C機能部35a〜35dは、請求項記載のCD/CDC機能部を構成する。
C機能部35a〜35d毎には、B個(8個)のトランスポンダ41a…41n,42a…42n,43a…43n,44a…44nが接続されている。つまり、8個×4=32個のトランスポンダ41a〜44nが接続されている。各トランスポンダ41a〜44nには、これらと同数(32個)の通信装置51a…51n,52a…52n,53a…53n,54a…54nが接続されている。
波長クロスコネクト装置20が接続された各方路1〜Dには光ファイバが束ねられており、光ファイバ毎に、複数波長λ1〜λnの光信号が束ねられて伝送されている。各WSS22a〜22dは、波長λ1〜λn毎にDropの切り替えを行っている。このDropされた波長λ1〜λnの光信号は、光アンプ31を介して分岐部32の分岐機能部34a〜34hに入力される。
各分岐機能部34a〜34hは、各々に入力された光信号を2分岐してCD/CDC部33のC機能部35a〜35dへ出力する。ここで、分岐機能部34a〜34hが光カプラであるとすると、この光カプラとしての例えば分岐機能部34aは、光アンプ31から光信号を、2分岐してC機能部35a,35bへ出力する。
同様に、光カプラとしての分岐機能部34bは、光信号を2分岐してC機能部35a,35bへ出力し、分岐機能部34cは、光信号を2分岐してC機能部35a,35bへ出力し、分岐機能部34dは、光信号を2分岐してC機能部35a,35bへ出力する。
このような出力によって、C機能部35aには、WSS22a〜22d毎にDropされた全ての光信号が入力され、C機能部35bにも、WSS22a〜22d毎にDropされた全ての光信号が入力される。これと同様に、C機能部35c,35dにも光信号が入力される。
一方、分岐機能部34a〜34hがWSSである場合も、光カプラと同様に、光アンプ31から光信号を2分岐してC機能部35a〜35dへ出力する。
ここで、CD/CDC部33において、CD(Colorless and Directionless)機能は、後述のColorless機能とDirectionless機能との、2つを併せ持つ機能である。
Colorless機能は、合分波フィルタに波長可変機能を持たせることにより、ポートに入出力する波長を自在に割り当てる機能である。
Directionless機能は、トランスポンダの集約スイッチの高機能化により、従来は固定されていたトランスポンダの入出力方路を自由に設定可能とする機能である。
また、CD/CDC部33のCDC(Colorless, Directionless and Contentionless)機能は、上記のColorless機能及びDirectionless機能と、後述のContentionless機能との、3つを併せ持つ機能である。
Contentionless機能は、上記のColorless機能及びDirectionless機能の2つを実現する際の制約条件、即ち、同一ノード内において別方路に割り当てられる同一波長を、2つ収容できないという制約を解消する機能である。
また、WSSには、Contention WSSと、Contentionless WSSとの2種類がある。CD/CDC部33に、Contention WSSを用いると上記CD機能になり、Contentionless WSSを用いるとCDC機能になり、また、上記MCSを用いると、CDC機能になる。
MCSは、各WSS22a〜22dでDropされた各方路1〜DからWDM信号である光信号を、それぞれスプリッタで分配する。この分配したWDM信号を光信号可変波長フィルタで選択し、この選択波長の光信号をトランスポンダ41a〜44nへ送信する。このように出力された光信号は、トランスポンダ41a〜44nで中継されて通信装置51a〜54nへ出力される。
この種の技術として、例えば非特許文献1に記載の技術がある。
坂巻陽平 他2名,"より柔軟な光ノードを実現する光スイッチ技術," NTT技術ジャーナル,Vol.25,No.11,pp.16-20,2013.
ところで、上述した光分岐挿入装置30においては、C機能部35a〜35dの数を多くする程に多くのトランスポンダを接続できる。しかし、その数を増やすためには、C機能部35a〜35dの入力側の分岐機能部34a〜34h毎の分岐数を増やす必要がある。分岐機能部34a〜34hに光カプラを用いた場合、分岐数が多くなる程に光カプラから出力される光信号のパワーが減衰する。この減衰のため、分岐数を所定数以上増やす場合、分岐機能部34a〜34hに光カプラが使用できなくなる。
そこで、分岐機能部34a〜34hにWSSを使用した場合、WSSは、出力分岐数を増やしても光信号パワーが弱くならない。しかし、WSSは高価であるため、出力分岐数が増える程に、光分岐挿入装置30がコスト高となってしまう問題がある。
CD/CDC部33において、1つのC機能部(例えばC機能部35a)には、D本全ての方路1〜Dに接続された全WSS22a〜22dでDropされた光信号が、D個の入力ポートに入力される。このため、方路1〜D路数が増えると、入力ポート数Dも増える。入力ポート数Dが増えると、C機能部35aに光カプラを適用した場合は、光信号パワーの損失が増える。また、C機能部35aにWSS又はMCSを適用することを考えると、多入力Dで多出力Bの入出力ポートを必要とするC機能部35aにおいて、高価なWSS又はMCSを実装するのでコスト高となる。結果的に、光分岐挿入装置30がコスト高となってしまう問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、多くのトランスポンダを接続可能な構成を、コストを低減して実現できる光分岐挿入装置及び光分岐挿入方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、複数の光ファイバを有する方路毎に接続され、当該光ファイバに波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS(Wavelength Selective Switch)毎に接続された分岐機能部と、当該分岐機能部で分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するCD/CDC(Colorless and Directionless/Colorless, Directionless and Contentionless)機能部とを有する光分岐挿入装置であって、1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSSと、1つの前記分岐機能部との間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号数(M−D)に、全WSSの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割って得られる正の整数以上の数の光カプラを備え、前記光カプラは、当該光カプラに接続された1組のWSS毎にドロップされる波長の異なる光信号を1つに結合し、この結合された光信号を前記分岐機能部へ出力することを特徴とする光分岐挿入装置である。
請求項4に係る発明は、複数の光ファイバを有する方路毎に接続され、当該光ファイバに波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS毎に接続された分岐機能部と、当該分岐機能部で分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するCD/CDC機能部とを有する光分岐挿入装置の光分岐挿入方法であって、1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSSと、1つの前記分岐機能部との間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号数(M−D)に、全WSSの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割って得られる正の整数以上の数の光カプラを備え、前記光カプラは、当該光カプラに接続された1組のWSS毎にドロップされる波長の異なる光信号を1つに結合し、この結合された光信号を前記分岐機能部へ出力するステップを実行することを特徴とする光分岐挿入方法である。
請求項1の構成及び請求項4の方法によれば、次のような作用効果が得られる。従来は、各WSSでドロップされる複数の光信号の経路毎に1つの分岐機能部を接続していた。言い換えれば、WSS毎にドロップされる光信号数(M−D)「例えば6−4」に、全WSSの数D「例えば4」を乗算した数値D(M−D)「4(6−4)」=8の、分岐機能部を用いていた。
本発明では、上記数値D(M−D)「8」を、1組の数K(例えばK=2とする)で割って得られる正の整数「4」以上の数「4」の光カプラが個々に、K=2個で1組のWSSと、1つの分岐機能部との間に接続される。この2個の光カプラ毎に分岐機能部が接続されるので、分岐機能部の数は、従来の4個の半分の2個で済む。つまり、分岐機能部に高価なWSSを複数用いる場合の装置コストが例えば半分のように、大幅に低減できる。
また、従来では分岐機能部に光カプラを用いた場合、CD/CDC機能部の入力ポートに接続される分岐機能部の出力分岐数が多くなる程に、光カプラから出力される光信号のパワーが減衰し、このため、分岐機能部に光カプラを使用できなかった。しかし、本発明では、上述したように分岐機能部の数を低減できるので、CD/CDC機能部の入力ポート側の分岐機能部による出力分岐数が低減される。このため、出力光信号のパワーが減衰しないように、分岐機能部に安価な光カプラを使用可能となり、装置コストを低減できる。
上述したように、CD/CDC機能部の入力ポート側の分岐機能部による出力分岐数を低減できるので、その入力ポート数を低減できる。この入力ポート数の低減により、CD/CDC機能部に光カプラを使用した際に、光カプラからの光信号パワーの損失を低減できる。このため、CD/CDC機能部に安価な光カプラを使用可能となり、装置コストを低減できる。従って、光分岐挿入装置の多くのトランスポンダを接続可能な構成を低コストで実現できる。
請求項2に係る発明は、複数の光ファイバを有する方路毎に接続され、当該光ファイバに波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS毎に接続された分岐機能部と、当該分岐機能部で分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するCD/CDC機能部とを有する光分岐挿入装置であって、1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSSと、1つの前記分岐機能部との間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号数(M−D)に、全WSSの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割って得られる正の整数以上の数のセレクタを備え、前記セレクタは、1組の前記WSSでドロップされた何れかの光信号を選択して前記分岐機能部へ出力し、1組の一方の前記セレクタが、1組の何れか一方の前記WSSでドロップされた光信号を選択している場合、他方の前記セレクタが、他方の前記WSSでドロップされた光信号を選択する動作を行うことを特徴とする光分岐挿入装置である。
請求項5に係る発明は、複数の光ファイバを有する方路毎に接続され、当該光ファイバに波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS毎に接続された分岐機能部と、当該分岐機能部で分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するCD/CDC機能部とを有する光分岐挿入装置の光分岐挿入方法であって、1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSSと、1つの前記分岐機能部との間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号数(M−D)に、全WSSの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割って得られる正の整数以上の数のセレクタを備え、前記セレクタは、1組の前記WSSでドロップされた何れかの光信号を選択して前記分岐機能部へ出力し、1組の一方の前記セレクタが、1組の何れか一方の前記WSSでドロップされた光信号を選択している場合、他方の前記セレクタが、他方の前記WSSでドロップされた光信号を選択する動作を行うステップを実行することを特徴とする光分岐挿入方法である。
請求項2の構成及び請求項5の方法によれば、請求項1に記載の光カプラを、セレクタに代えるだけでよいので、光アンプと分岐機能部との各個数と、CD/CDC機能部の入力ポート数とを減少でき、装置コストを低減できる。
請求項3に係る発明は、前記WSS毎にドロップ用の出力ポートを増設し、この増設された出力ポートと、前記CD/CDC機能部の入力ポートとの間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号を当該CD/CDC機能部へ伝送するバイパス部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光分岐挿入装置である。
この構成によれば、バイパス部は、WSS又は光カプラを少なくとも2個以上組み合わせて実現可能なので、例えばCD/CDC機能部を構成するWSS数等から比べると極僅かな数である。このため、装置コストの低減を妨げることは無い。従って、光分岐挿入装置全体のコスト低減を図ることができる。
本発明によれば、多くのトランスポンダを接続可能な構成を、コストを低減して実現する光分岐挿入装置及び光分岐挿入方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の光分岐挿入動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1実施形態の変形例に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の光分岐挿入動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態の変形例に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の構成を示すブロック図である。 従来の光分岐挿入装置を備える光伝送装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書の全図において機能が対応する構成部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。
<第1実施形態の構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す光伝送装置10Aの光分岐挿入装置30Aが、従来の光分岐挿入装置30(図7)と異なる点は、波長クロスコネクト装置20のWSS22a〜22dと、分岐機能部34a〜34dの入力側の光アンプ31との間に、K個の入力ポートと1個の出力ポート(K×1)を有する光カプラ36a,36b,36c,36dを接続した。このK×1の光カプラ36a〜36dの接続により、光アンプ31と分岐機能部34a〜34dとの各個数を1/Kだけ減少させた。更に、C機能部35a〜35dの入力ポート数を、D個(図7)からD/K個に減少させたことにある。
図1の光伝送装置10Aにおいて、図7で例示したD=「4」、M=6個、A=2、B=8の場合は、(M−D)=(6−4)=2、D(M−D)=4(6−4)=8である。
ここで、図1に示す光カプラ36a〜36d毎の入力ポート数K=2とする。即ち、2×1の光カプラ36a〜36dとする。この場合、WSS22a〜22dでDropされた2方路ずつが、2×1の各光カプラ36a〜36dに接続されるので、全ての光カプラ36a〜36dの数は、D(M−D)/K=8/2=4個となる。
光カプラ36a〜36d毎の出力ポートは1個なので、光アンプ31は4個、分岐機能部34a〜34dも4個となり、従来の光分岐挿入装置30(図7)の光アンプ31=8個及び分岐機能部34a〜34h=8個に比べ、本実施形態では各々が半分の4個となる。更に、C機能部35a〜35dの入力ポート数は、1つ当たりD/K=4/2=2個となり、従来の4個の半分となる。
<第1実施形態の動作>
次に、第1実施形態に係る光分岐挿入装置30Aを備える光伝送装置10Aの光分岐挿入動作について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
図2に示すステップS11において、WSS22a〜22dの分岐ポートが、各方路1〜Dを伝送してきた光信号を、波長λ1〜λn毎にDropする。このDropされた各光信号は光カプラ36a〜36dに入力される。
ステップS12において、光カプラ(例えば光カプラ36a)は、WSS22c,22dの各々でDropされた波長の異なる2つの光信号を1つに結合し、この結合された2つの光信号を光アンプ31を介して分岐機能部34aへ出力する。
ステップS13において、分岐機能部34aは、光カプラ36aからの結合された光信号を分岐し、C機能部35a,35b毎のD/K個の入力ポートへ入力する。C機能部35a,35b毎の入力ポートには、他の分岐機能部34bからの光信号も入力される。
ステップS14において、C機能部35a,35b毎のB個の出力ポートから出力された光信号を、トランスポンダ41a〜41nへ送信する。
ステップS15において、トランスポンダ41a〜41nは、それらの光信号を通信装置51a〜51nへ送信する。
<第1実施形態の効果>
第1実施形態に係る光分岐挿入装置30Aは、複数の光ファイバを有する方路1〜D毎に接続され、当該光ファイバに波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS22a〜22d毎に接続された分岐機能部34a〜34dを備える。更に、分岐機能部34a〜34dで分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するCD/CDC機能部としてのC機能部35a〜35dを備える。
第1実施形態の特徴は、1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSS(例えばWSS22c,22d)と、1つの分岐機能部(例えば分岐機能部34a)との間に接続され、WSS22c,22d毎にDropされる光信号数(M−D)に、全WSS22a〜22dの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割って得られる正の整数以上の数の光カプラ36a〜36dを備える。光カプラ(例えば光カプラ36a)は、光カプラ36aに接続された1組のWSS毎にドロップされる波長の異なる複数の光信号を1つに結合し、この結合された光信号を分岐機能部34aへ出力する構成とした。
この構成によれば、次のような効果が得られる。従来は、各WSS22a〜22dでDropされる複数の光信号の経路毎に1つの分岐機能部34a〜34h(図7参照)を接続していた。言い換えれば、WSS22a〜22d毎にDropされる光信号数(M−D)「例えば6−4」に、全WSS22a〜22dの数D「例えば4」を乗算した数値D(M−D)「4(6−4)」=8の、分岐機能部34a〜34hを用いていた。
本実施形態では、上記数値D(M−D)「8」を、1組の数K(例えばK=2とする)で割って得られる正の整数「4」以上の数「4」の光カプラ(例えば光カプラ36a)が、1組のWSS(例えば、WSS22c,22d)と、1つの分岐機能部(例えば34a)との間に接続される。このような4個の光カプラ36a〜36d毎に分岐機能部34a〜34d(図1)が接続されるので、分岐機能部34a〜34dの数は、従来の8個の半分の4個で済む。つまり、分岐機能部34a〜34dの装置コストを半分と大幅に低減できる。
また、従来では分岐機能部34a〜34h(図7)に光カプラを用いた場合、C機能部35a〜35dの入力ポートに接続される分岐機能部34a〜34hの出力分岐数が多くなる程に、光カプラから出力される光信号のパワーが減衰していた。このため、分岐機能部34a〜34hに光カプラを使用できなかった。しかし、本実施形態では、上述したように分岐機能部34a〜34d(図1)の数を低減できるので、C機能部35a〜35dの入力ポート側の分岐機能部34a〜34dによる出力分岐数が低減される。このため、出力光信号のパワーが減衰しないように、分岐機能部34a〜34dに安価な光カプラを使用可能となり、装置コストを低減できる。
上述したように、本実施形態では、分岐機能部34a〜34d(図1)の数を低減できるので、その入力ポート数を低減できる。この入力ポート数の低減により、C機能部35a〜35dに光カプラを使用した際に、光カプラからの光信号パワーの損失を低減できる。このため、C機能部35a〜35dに安価な光カプラを使用可能となり、装置コストを低減できる。従って、光分岐挿入装置30Aの多くのトランスポンダ41a〜44nを接続可能な構成を低コストで実現できる。
<第1実施形態の変形例>
図3は、本発明の第1実施形態の変形例に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の構成を示すブロック図である。
図3に示す変形例の光伝送装置10Bにおける光分岐挿入装置30Bが、上述した光分岐挿入装置30A(図1)と異なる点は、各方路1〜Dに接続されたWSS22a〜22d毎にDrop用の出力ポートを1本増設し、この増設された4つのWSS22a〜22dで合計4本の出力ポートと、C機能部35a〜35dの入力ポートとの間にバイパス部38を接続したことにある。バイパス部38は、合波部38a及び分波部38bを備える。また、C機能部35a〜35d毎の入力ポート数は、(D/K)個に1個増設されて、(D/K)+1個とされている。なお、図3において、出力側のWSS23a〜23d(図1参照)は省略してある。
合波部38a及び分波部38bには、光カプラ又はWSSが適用される。合波部38aは、各WSS22a〜22dでDropされる各光信号を1つに合波し、分波部38bへ出力する。分波部38bは、その合波された光信号を分波して各C機能部35a〜35dの増設された1入力ポートへ出力する。
ここで、WSS22c,22dでDropされ、光カプラ36aに入力された双方の光信号が何らかの原因によりC機能部35a,35bへ出力されなかった不具合が生じたとする。この場合、その双方の光信号は、バイパス部38を介してC機能部35a,35bへ出力されるので、その不具合が解消される。
ここで、方路1〜DのWSS22a〜22d毎に、光カプラ36a〜36d及び光アンプ31を介して分岐機能部34a〜34dに、Dropしている光信号の本数(Drop数)は(M−D)本である。分岐機能部34a〜34d毎の出力ポート数(分岐数)はA個である。このDrop数(M−D)と分岐数Aとから、C機能部35a〜35dにWSSを適用する際のWSS数は、A(M−D)で求められる。従って、分波部38bの出力ポート数もA(M−D)となる。
第1実施形態で引用した数値を当て嵌めると、M=6、D=4、A=2なので、2×(6−4)=4が導かれ、この4がバイパス部38の分波部38bの出力ポート数と、C機能部35a〜35dのWSS数となる。
実際には、M=100、D=40、A=5のように数値が多く、この際、WSS数は、A(M−D)=5×(100−40)=300のように多くなる。この300個のバイパス部38の出力ポートが、C機能部35a〜35dの300個のWSSの入力ポートに接続された関係となる。従って、実際には、バイパス部38を追加しても、300個に、合波部38a及び分波部38bの2個のWSSが追加されるだけである。このため、光分岐挿入装置30Bの全体のWSS数に対して極僅かな割合しか追加されないので、装置コストの低減を妨げることは無い。このように、バイパス部38を追加しても、第1実施形態で説明したと同様に、光分岐挿入装置30B全体のWSS数を低減できるので、コスト低減を図ることができる。
また、合波部38a及び分波部38bに各々光カプラを適用した場合でも、上記同様に全体のWSS等の部品数に対して極僅かな割合しか追加されないので、装置コストの低減を妨げることは無い。
<第2実施形態の構成>
図4は、本発明の第2実施形態に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の構成を示すブロック図である。
図4に示す光伝送装置10Cの光分岐挿入装置30Cが、第1実施形態の光分岐挿入装置30A(図1)と異なる点は、光カプラ36a〜36dに代え、セレクタ37a〜37dを備えたことにある。
セレクタ37a〜37dは、2以上の数Kを1組とした組のWSS22a,22bのDrop用の経路に、同じ数Kの組のセレクタ37b,37dが接続されている。従って、他の組のWSS22c,22dのDrop用の経路には、同じ数Kの他組のセレクタ37a,37cが接続されている。以降、WSS22a,22bのDrop用の経路に接続された組のセレクタ37b,37dを代表して説明する。
前提条件として、方路1から伝送され、WSS22aでDropされた2つの光信号の内、一方の信号S1が、セレクタ37bに入力され、他方の信号S2がセレクタ37dに入力されている。また、方路2から伝送され、WSS22bでDropされた2つの光信号の内、一方の信号S3が、セレクタ37bに入力され、他方の信号S4がセレクタ37dに入力されているとする。
この際、一方のセレクタ37bが、方路1側のWSS22aでDropされた信号S1を選択している場合、他方のセレクタ37dは、方路2側の他方のWSS22bでDropされた信号S4を選択する選択動作を行う。
この選択動作により、方路1の光信号S1を、セレクタ37bから光アンプ31及び分岐機能部34bを介してC機能部35a,35bに入力できる。また、方路2の光信号S4を、セレクタ37dから光アンプ31及び分岐機能部34dを介してC機能部35c,35dに入力できる。この入力された光信号は、C機能部35a〜35dから各トランスポンダ41a〜44nを介して通信装置51a〜54nへ送信される。
他のセレクタ37a,37cにおいても同様に選択して、方路3,Dからの光信号をC機能部35a〜35dに入力できる。この入力された光信号は、C機能部35a〜35dから各トランスポンダ41a〜44nを介して通信装置51a〜54nへ送信される。
<第2実施形態の動作>
次に、第2実施形態に係る光分岐挿入装置30Cを備える光伝送装置10Cの光分岐挿入動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
図5に示すステップS21において、WSS22a〜22dの分岐ポートが、各方路1〜Dを伝送してきた光信号を、波長λ1〜λn毎にDropする。このDropされた各光信号はセレクタ37a〜37dに入力される。
ステップS22において、1組のセレクタ(例えばセレクタ37b,37d)は、1組のWSS22a,22bでドロップされた何れかの光信号を選択して分岐機能部34bへ出力する。この際、1組の一方のセレクタ37bが、1組の何れか一方のWSS22aでドロップされた光信号S1を選択している場合、他方のセレクタ37dが、他方のWSS22bでドロップされた光信号S4を選択する。この選択された光信号S1,S4は、分岐機能部34b,34dに入力される。
ステップS23において、分岐機能部(例えば分岐機能部34b)は、セレクタ37bで選択された光信号S1を分岐し、C機能部35a,35b毎のD/K個の入力ポートへ入力する。C機能部35a,35b毎の入力ポートには、他の分岐機能部34aからの光信号も入力される。
ステップS24において、C機能部35a,35b毎のB個の出力ポートから出力された光信号を、トランスポンダ41a〜41nへ送信する。
ステップS25において、トランスポンダ41a〜41nは、それらの光信号を通信装置51a〜51nへ送信する。
<第2実施形態の効果>
第2実施形態に係る光分岐挿入装置30Cは、1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSS(例えばWSS22c,22d)と、1つの分岐機能部(例えば分岐機能部34a)との間に接続され、WSS22c,22d毎にDropされる光信号数(M−D)に、全WSS22a〜22dの数Dを乗算した数値D(M−D)を、前記数Kで割って得られる正の整数以上の数のセレクタ37a〜37dを備える。
セレクタ(例えばセレクタ37b,37d)は、1組のWSS22a,22bでドロップされた何れかの光信号を選択して分岐機能部34bへ出力する。また、1組の一方のセレクタ37bが、1組の何れか一方のWSS22aでドロップされた光信号S1を選択している場合、他方のセレクタ37dが、他方のWSS22bでドロップされた光信号S4を選択する選択動作を行う構成とした。
この構成によれば、光分岐挿入装置30Cを、第1実施形態の光カプラ36a〜36d(図1)について、第2実施形態のセレクタ37a〜37dに置き換えるのみの構成で実現可能となる。このため、セレクタ37a〜37dを用いることにより、光アンプ31と分岐機能部34a〜34dとの各個数を1/Kだけ減少させ、更に、C機能部35a〜35dの入力ポート数をD/K個に減少させることができる。従って、第1実施形態と同様に、光分岐挿入装置30Cに多くのトランスポンダ41a〜44nを接続可能な構成を低コストで実現できる。
<第2実施形態の変形例>
図6は、本発明の第2実施形態の変形例に係る光分岐挿入装置を備える光伝送装置の構成を示すブロック図である。
図6に示す変形例の光伝送装置10Dの光分岐挿入装置30Dが、上述した光分岐挿入装置30C(図4)と異なる点は、各方路1〜Dに接続されたWSS22a〜22d毎にDrop用の出力ポートを1本増設し、この増設された合計4本の出力ポートと、C機能部35a〜35dの入力ポートとの間にバイパス部38を接続したことにある。バイパス部38は、合波部38a及び分波部38bを備える。また、C機能部35a〜35d毎の入力ポート数は、(D/K)個に1個増設されて、(D/K)+1個とされている。なお、図6において、出力側のWSS23a〜23d(図4参照)は省略した。
例えば、1組のWSS22a,22bの内、一方のWSS22aでDropされた光信号S1,S2が、セレクタ37b,37dで選択されず、C機能部35a〜35dへ出力されなかったとする。この場合でも、その光信号S1,S2は、バイパス部38を介してC機能部35a〜35dへ出力可能となる。
このようなセレクタ37a〜37dでの未選択を補うバイパス部38も、前述した第1実施形態の変形例の構成(図3)と同様に、分波部38bの出力ポート数もA(M−D)となる。C機能部35a〜35dにWSSを適用する際のWSS数も同様にA(M−D)となる。このため、第1実施形態の変形例で説明したと同様に、光分岐挿入装置30D全体のWSS数を低減できるので、コスト低減を図ることができる。合波部38a及び分波部38bに各々、安価な光カプラを適用した場合も同等の効果、並びに更に低コスト化の効果が得られる。
その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
10A,10B,10C,10D 光伝送装置
20 波長クロスコネクト装置
21,24,31 光アンプ
22a〜22d,23a〜23d WSS
30A,30B,30C,30D 光分岐挿入装置
32 分岐部
33 CD/CDC部
34a〜34h 分岐機能部
35a〜35d C機能部(CD/CDC機能部)
36a〜36d 光カプラ
37a〜37d セレクタ
41a〜44n トランスポンダ
51a〜54n 通信装置
38 バイパス部
38a 合波部
38b 分波部

Claims (5)

  1. 複数の光ファイバを有する方路毎に接続され、当該光ファイバに波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS(Wavelength Selective Switch)毎に接続された分岐機能部と、当該分岐機能部で分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するCD/CDC(Colorless and Directionless/Colorless, Directionless and Contentionless)機能部とを有する光分岐挿入装置であって、
    1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSSと、1つの前記分岐機能部との間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号数(M−D)に、全WSSの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割って得られる正の整数以上の数の光カプラを備え、
    前記光カプラは、当該光カプラに接続された1組のWSS毎にドロップされる波長の異なる光信号を1つに結合し、この結合された光信号を前記分岐機能部へ出力する
    ことを特徴とする光分岐挿入装置。
  2. 複数の光ファイバを有する方路毎に接続され、当該光ファイバに波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS毎に接続された分岐機能部と、当該分岐機能部で分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するCD/CDC機能部とを有する光分岐挿入装置であって、
    1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSSと、1つの前記分岐機能部との間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号数(M−D)に、全WSSの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割って得られる正の整数以上の数のセレクタを備え、
    前記セレクタは、1組の前記WSSでドロップされた何れかの光信号を選択して前記分岐機能部へ出力し、1組の一方の前記セレクタが、1組の何れか一方の前記WSSでドロップされた光信号を選択している場合、他方の前記セレクタが、他方の前記WSSでドロップされた光信号を選択する動作を行う
    ことを特徴とする光分岐挿入装置。
  3. 前記WSS毎にドロップ用の出力ポートを増設し、この増設された出力ポートと、前記CD/CDC機能部の入力ポートとの間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号を当該CD/CDC機能部へ伝送するバイパス部を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光分岐挿入装置。
  4. 複数の光ファイバを有する方路毎に接続され、当該光ファイバに波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS毎に接続された分岐機能部と、当該分岐機能部で分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するCD/CDC機能部とを有する光分岐挿入装置の光分岐挿入方法であって、
    1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSSと、1つの前記分岐機能部との間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号数(M−D)に、全WSSの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割って得られる正の整数以上の数の光カプラを備え、
    前記光カプラは、当該光カプラに接続された1組のWSS毎にドロップされる波長の異なる光信号を1つに結合し、この結合された光信号を前記分岐機能部へ出力するステップ
    を実行することを特徴とする光分岐挿入方法。
  5. 複数の光ファイバを有する方路毎に接続され、当該光ファイバに波長分割多重で伝送されて来た各波長の光信号の内、複数波長の光信号をドロップするWSS毎に接続された分岐機能部と、当該分岐機能部で分岐された光信号を、複数のトランスポンダへ送信するCD/CDC機能部とを有する光分岐挿入装置の光分岐挿入方法であって、
    1入力ポートとM個の出力ポートを有し、2以上の数Kを1組とした組のWSSと、1つの前記分岐機能部との間に接続され、前記WSS毎にドロップされる光信号数(M−D)に、全WSSの数Dを乗算した数値D(M−D)を、数Kで割って得られる正の整数以上の数のセレクタを備え、
    前記セレクタは、1組の前記WSSでドロップされた何れかの光信号を選択して前記分岐機能部へ出力し、1組の一方の前記セレクタが、1組の何れか一方の前記WSSでドロップされた光信号を選択している場合、他方の前記セレクタが、他方の前記WSSでドロップされた光信号を選択する動作を行うステップ
    を実行することを特徴とする光分岐挿入方法。
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