JP3303555B2 - 複合光導波路カプラ - Google Patents

複合光導波路カプラ

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JP3303555B2
JP3303555B2 JP23353494A JP23353494A JP3303555B2 JP 3303555 B2 JP3303555 B2 JP 3303555B2 JP 23353494 A JP23353494 A JP 23353494A JP 23353494 A JP23353494 A JP 23353494A JP 3303555 B2 JP3303555 B2 JP 3303555B2
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waveguide chip
coupler
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健男 清水
史朗 中村
眞一 古川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • G02B6/24Coupling light guides
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  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信システ
ムで使用される光導波路カプラに関し、更に詳しくは、
シングルスターシステムとパッシブダブルスターシステ
ムの両方に対応が可能な複合光導波路カプラに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、図19に示すようなシングルスタ
ーシステムと呼ばれる光ファイバ通信システムが、主に
ビジネスユーザー向けに実用化されている。このシステ
ムでは、光局内の光通信端末Aと光通信システム加入者
(以下、加入者という)が保有する光通信端末Bとが通
信光送信用光ファイバ線路Lにより結ばれている。
【0003】このシステムにおいては、光局内の光通信
端末Aから発信された通信用の光(以下、通信光とい
う)λ1 が、通信光送信用光ファイバLを伝搬してい
き、加入者の光通信端末Bで受信され、光通信が行われ
る。このように、シングルスターシステムでは、通信光
送信用光ファイバLを介して光局内の光通信端末Aと加
入者の光通信端末Bが1対1の組合せで加入者の数(N
個)だけ設置される。
【0004】ところで、光通信システムにおいては、通
信光送信用光ファイバLに断線等が発生し、通信に支障
をきたす場合がある。そこで、これら断線等の障害を光
ファイバ線路全体にわたって監視をするために、通常、
光ファイバ線路監視試験装置Dと監視光送信用光ファイ
バ線路Sからなる光ファイバ線路監視システムが通信光
送信用光ファイバLに組み込まれる。
【0005】前記シングルスターシステムでは、図20
に示すように光局内の光通信端末Aと加入者の光通信端
末Bとを結ぶ通信光送信用光ファイバL1本毎にカプラ
Cが配設され、ここへ監視光送信用光ファイバSを介し
て光ファイバ線路監視試験装置Dが接続され、通信光送
信用光ファイバLの監視が行われる。光ファイバ線路監
視システムは、例えば、前記光ファイバ線路監視試験装
置Dから監視光λ2 を光ファイバ線路内に入射し、前記
監視光λ2 が障害点から散乱によってもどってくる現象
を利用するものであり、もどってくる監視光λ2 のパワ
ー(散乱光パワー)の監視を行い、そのときのもどり時
間から障害点の位置の特定が行われる。
【0006】シングルスターシステムでは、光局内の光
通信端末Aと加入者の光通信端末Bとの間を結ぶ通信光
送信用光ファイバLが1本であり、システム自体の構造
が簡単であるため、前記光ファイバ線路監視のような光
通信システムの運営管理が容易になるという利点があ
る。前記光ファイバ線路監視システムを光通信システム
に組み込む場合、例えば、図21に示すような2入力・
2出力カプラ(以下、2×2カプラという)Cを複数個
(光局内の光通信端末Aと加入者の光通信端末Bとを結
ぶ通信光送信用光ファイバLの本数と同数)と、前記2
×2カプラのそれぞれの入力端と出力端とに接続される
通信光送信用光導波路l,監視光送信用光導波路sのパ
ターンが集積された光導波路チップ8を用いることによ
り、前記通信光送信用光ファイバLに光ファイバ線路監
視システムが組み込まれる。つまり、通信光送信用光導
波路lに監視光λ2 が結合・分離されることにより光通
信システムの光ファイバ線路監視が行われる。
【0007】実際には、図22に示すように、光局内の
光通信端末Aに結ばれる通信光送信用光ファイバLと光
ファイバ線路監視試験装置Dに結ばれる監視光送信用光
ファイバSとを所定の位置に配列した第1の光ファイバ
ブロック3と、加入者の光通信端末Bに結ばれる通信光
送信用光ファイバLと光ファイバ線路監視試験装置Dに
結ばれる監視光送信用光ファイバSとを所定の位置に配
列した第2の光ファイバブロック4とを前記光導波路チ
ップ8の両端面8a,8bに突き合わせ、各光導波路の
コアと、各光ファイバのコアとの軸が合うように調心し
た後、例えば、接着剤により接着固定することにより光
ファイバ線路監視システムを組み込んだシングルスター
システムが形成される。
【0008】尚、このとき、光ファイバブロック3,4
と光導波路チップ8との接続部を補強するために上板9
を光導波路チップ8の上部に接続し、光ファイバブロッ
ク3,4との接着面の面積を増加させることが行われ
る。このようなシングルスターシステムの場合、光局内
の光通信端末Aの建設コストが高いため個々の加入者の
設備費の負担が大きくなるという欠点がある。そのた
め、現在は、主に、コスト負担能力が比較的大きいビジ
ネスユーザー向けに導入されている。
【0009】一方、加入者の設備費の負担の軽減を考慮
した構成として、図23に示すようなパッシブダブルス
ターシステムが検討されている。このシステムでは、ま
ず、光局内に光通信端末Aが設置され、光局外に少なく
とも1本(M本までとする)の通信光送信用光ファイバ
e1〜Lemが敷設されて光通信端末Aは光分岐部Eと接
続されている。
【0010】この光分岐部Eは、通常、8本,16本,
32本など複数本(N本とする)の分岐を有している。
そして、1番目の分岐r1 には通信光送信用光ファイバ
1が、2番目の分岐r2 には通信光送信用光ファイバ
2 がというように、一般にi番目の分岐ri には通信
光送信用光ファイバLi が接続されている。それぞれの
通信光送信用光ファイバL1 ,L2 ,……Li ,……L
N には、加入者が保有する光通信端末B1 ,B2 ,……
i ,……BN がそれぞれ接続されている。
【0011】尚、通信光送信用光ファイバLe1〜Lem
本数Mと通信光送信用光ファイバL i の本数Nとは、M
≦Nの関係にある。このシステムにおいては、光局内の
光通信端末Aから発信された通信光λ1 は通信光送信用
光ファイバLe を伝搬して光分岐部Eに入力され、ここ
でN本の分岐に分割され、各分割された通信光λ1 は、
通信光送信用光ファイバLi (i=1,2,……N)を
伝搬して、各加入者のそれぞれの光通信端末Bi (i=
1,2,……N)で受信される。
【0012】このシステムの場合、加入者が保有する光
通信端末Bi 、および光分岐部Eまでの通信光送信用光
ファイバLi の設備費は、当然のこととして、個々の加
入者によって負担される。しかし、光局内の光通信端末
Aおよび前記光通信端末Aから光分岐部Eまでの通信光
送信用光ファイバLe は、加入者全員で共有されること
になるので、加入者1人当たりの負担は軽減されるとい
う利点がある。
【0013】したがって、パッシブダブルスターシステ
ムは、コスト負担能力が小さく、ビジネスユーザーに比
べて圧倒的に数が多い一般家庭ユーザーを対象として、
今後大量に導入されることが期待されている。このパッ
シブダブルスターシステムの光分岐部Eには、入力端を
M個、出力端をN個有しているものが用いられる。例え
ば、2入力・4出力の場合、図24に示すような2入力
・4出力(以下2×4という)のスターカプラeと、各
入力端a1 ,a2 と出力端b1 〜b4 に接続される通信
光送信用光導波路le1,le2,l1 〜l4 のパターンが
集積された光導波路チップ10が採用される。
【0014】この光導波路チップ10を使用する場合に
は、光局内の光通信端末Aからの通信光送信用光ファイ
バLe を配列した光ファイバブロックと、各加入者側光
通信端末Biに接続されている通信光送信用光ファイバ
Liを配列した光ファイバブロックとを前記光導波路チ
ップ10の所定の端面10a,10bにそれぞれ接続し
て光通信システムが構成される。そして、光局の光通信
端末Aからの通信光が光導波路チップ10で分配され、
各加入者の光通信端末Biに伝搬されていく。
【0015】このようなパッシブダブルスターシステム
においても、光ファイバ線路の障害発生を監視するため
に、例えば、図25に示すような、光ファイバ線路監視
システムが形成される。すなわち、光分岐部Eと加入者
の光通信端末Bとを結ぶ通信光送信用光ファイバLi1
本毎に2×2カプラCiがN個配設され、これら2×2
カプラおよび監視光送信用光ファイバSを介して光ファ
イバ線路監視試験装置Dが接続される。
【0016】このとき、例えば、2入力・4出力の場
合、図26に示すように、2×4スターカプラeと、前
記スターカプラeの入力端a1 ,a2 および出力端b1
〜b4に接続される通信光送信用光導波路le1,le2
1 〜l4 のパターンと、前記通信光送信用光導波路l
1 〜l4 のそれぞれに一方の入力端c1 と一方の出力端
1 とが接続される4個の2×2カプラC1 〜C4 と、
前記各2×2カプラの他方の入力端c2 と他方の出力端
2 に接続される4本の監視光送信用光導波路s 1 〜s
4 とが同一基板上に集積された光導波路チップ10’が
形成される。つまり、この光導波路チップ10’は、通
信光λ1 が伝搬している通信光送信用光導波路l1 〜l
4 に、監視光λ2 が伝搬している監視光送信用光導波路
1 〜s4が2×2カプラC1 〜C4 を介して結合した
構造になっている。そのため、この光導波路チップ1
0’を用いることにより前記通信光送信用光導波路l1
〜l4への監視光λ2 の結合・分離が可能となり、加入
者側の光ファイバ線路監視を行うことができる。
【0017】この光導波路チップ10’を用いた場合、
シングルスターシステムの場合と同様に、図22に示す
ような、光局内の光通信端末に結ばれる通信光送信用光
ファイバLe と光ファイバ線路監視試験装置Dに結ばれ
る監視光送信用光ファイバSを所定の位置に配列した第
1の光ファイバブロック3と、各加入者の光通信端末B
iに結ばれる通信光送信用光ファイバLiと光ファイバ
線路監視試験装置Dに結ばれる監視光送信用光ファイバ
Sを所定の位置に配列している第2の光ファイバブロッ
ク4とを前記光導波路チップ10’の所定端面10’
a,10’bへそれぞれ接続することによりパッシブダ
ブルスターシステムの光ファイバ線路監視システムが形
成される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シングルス
ターシステムとパッシブダブルスターシステムとについ
て、建設コスト,運営管理コスト,加入者1人当たりの
情報容量,秘話性の各項目について比較を行った場合、
それぞれのシステムには表1に示すような長所,短所が
ある。
【0019】
【表1】
【0020】表1から明らかなように、建設コストをの
ぞいてはシングルスターシステムの方がパッシブダブル
スターシステムよりも優れている。しかしながら、現
在、一般家庭向けには電話,低速データ,放送分配画像
等低料金であり、情報容量を余り必要としないサービス
しか需要が顕在化しておらず、短期的には情報容量が少
なくても建設コストが低いパッシブダブルスターシステ
ムの導入が望まれている。
【0021】一方、B−ISDN(Broadband-Integrat
ed Services Digital Network :広帯域サービス総合デ
ィジタル網)を通じて将来の様々な情報サービスに対応
できるようにするには、情報容量の点でパッシブダブル
スターシステムでは対応が困難であるため、長期的には
シングルスターシステムの普及が望まれる。このよう
に、光通信システムにおいて、短期的に望ましいシステ
ム構成と長期的に望ましいシステム構成とが異なってい
る。
【0022】そこで、本発明では、上記問題点を解決す
るため、シングルスターシステムとパッシブダブルスタ
ーシステムとの両方に対応することができる複合光導波
路カプラを提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、入力端がM個で、出力端がN個(M,
Nは整数でM≦N)のスターカプラと、前記M個の入力
端および前記N個の出力端のそれぞれに接続するM本お
よびN本の通信光送信用光導波路と、前記M本の通信光
送信用光導波路の途中にそれぞれ配設されるM個の2入
力・2出力カプラと、前記個の2入力・2出力カプラ
の入力端の一方および出力端の一方にそれぞれ接続され
M本の監視光送信用光導波路と、前記スターカプラお
よびM個の2入力・2出力カプラに接続されないN本の
監視光送信用光導波路とを同一基板上に集積した第1の
光導波路チップと、N個の2入力・2出力カプラと、前
記N個の2入力・2出力カプラの入力端の一方および出
力端の一方にそれぞれ接続されるN本の通信光送信用光
導波路と、前記N個の2入力・2出力カプラの入力端の
他方および出力端の他方にそれぞれ接続されるN本の監
視光送信用光導波路と、前記第1の光導波路チップのM
個の2入力・2出力カプラを介した監視光を伝搬するた
めのM本の監視光送信用光導波路とを同一基板上に集積
した第2の光導波路チップとが、互いの対応する一端面
同士を互いの対応する光導波路のコアの光軸が合うよう
に着脱自在に接続されていることを特徴とする複合光導
波路カプラ(以下、複合光導波路カプラIIという)が
提供される。
【0024】まず、本発明の複合光導波路カプラIにつ
いて、図1に基づいて説明する。本発明の複合光導波路
カプラIは、後述する第1の光導波路チップ1の一端面
に後述する第2の光導波路チップ2が着脱自在に接続さ
れた構造になっている。
【0025】この光導波路チップ1は、図1に示すよう
に、M個の入力端a1 〜am (図では2個)とN個の出
力端b1 〜bn (図では4個)を有するスターカプラ
e,M個の入力端a1 〜am に接続されるM本の通信光
送信用光導波路le1〜lem(図では2本),N個の出力
端b1 〜bn に接続されるN本の通信光送信用光導波路
1 〜ln (図では4本),および後段の光導波路チッ
プに監視光を伝搬するためのN本の監視光送信用光導波
路s1 〜sn (図では4本)が同一基板上に集積された
構造になっている。
【0026】また、第2の光導波路チップ2は、N個の
2×2カプラC1 〜Cn (図では4個),各2×2カプ
ラの一方の入力端c1 と一方の出力端d1 に接続される
N本の通信光送信用光導波路l1 〜ln (図では4
本),各2×2カプラの他方の入力端c2 と他方の出力
端d2 に接続されるN本の監視光送信用光導波路s1
n (図では4本)が同一基板上に集積された構造にな
っている。
【0027】そして、これら2つの光導波路チップ1,
2は、互いの端面1bと2aとを着脱自在に突き合わせ
接続されている。尚、前記第1の光導波路チップと第2
の光導波路チップとは、その突き合わせ端面においてそ
れぞれ対応する光導波路同士が、互いのコアの光軸が一
致するように突き合わされている。
【0028】このとき、前記第1の光導波路チップ1と
前記第2の光導波路チップ2との端面1b,2aに後述
するようなガイドピン嵌合用の孔を設け、これら2つの
光導波路チップをガイドピンの嵌合により着脱自在に接
続することが好ましい。ついで、第1の光導波路チップ
1の他の端面1aと第2の光導波路チップ2の他の端面
2bにはそれぞれ、所定の位置に所定の光ファイバを配
列した第1の光ファイバブロック3および第2の光ファ
イバブロック4が接続される。このとき、第1の光ファ
イバブロック3に配列される光ファイバのうち、実線で
示したM本の光ファイバLe1〜Lem(図では2本)は通
信光λ1 を伝搬するための光ファイバであるため、光局
内の光通信端末A(図示せず)に接続される。一方、点
線で示したN本(図では4本)の光ファイバS1 〜Sn
は監視光λ2 を伝搬するための光ファイバであるため、
光ファイバ線路監視試験装置D(図示せず)に接続され
る。
【0029】また、第2の光ファイバブロック4に配列
される光ファイバのうち、実線で示したN本の光ファイ
バL1 〜Ln (図では4本)は通信光λ1 を伝搬するた
めの光ファイバであるため、加入者側の光通信端末B
(図示せず)に接続される。一方、点線で示したN本
(図では4本)の光ファイバS1 〜Sn は監視光λ2
伝搬するための光ファイバであるため、光ファイバ線路
監視試験装置D(図示せず)に接続される。
【0030】尚、このとき、各光ファイバを最終行き先
毎に振り分けるために、複数の光ファイバを有する第1
の光ファイバ群の各光ファイバと、複数の光ファイバを
有する第2の光ファイバ群の各光ファイバとを交互に配
置して前記光ファイバブロックに配列保持することが好
ましい。例えば、第2の光ファイバブロック4におい
て、加入者側の光通信端末Bに接続されるN本の光ファ
イバL1 〜Ln を第1の光ファイバ群とし、光ファイバ
線路監視試験装置Dに接続されるN本の光ファイバS1
〜Sn を第2の光ファイバ群とする。尚、第1および第
2の光ファイバ群はテープ状である。
【0031】これら光ファイバ群を光ファイバブロック
4に配列する際、テープ状の光ファイバ群を、所定長さ
の範囲にわたり1本毎に素線化し、それぞれ、所定の光
ファイバが、光ファイバブロック4の所定の位置に配列
されるように、第1の光ファイバ群の光ファイバと第2
の光ファイバ群の光ファイバが交互に配置される。それ
により、光ファイバブロック4の部分では、第1の光フ
ァイバ群と第2の光ファイバ群の各光ファイバが交差し
た状態であるが、それよりも後段では、各行き先ごとの
光ファイバ群に分かれた状態になる。
【0032】以上のような複合光導波路カプラIを用い
た光通信システムでは、加入者側の光ファイバ線路の監
視を行うことができる。一方、光局側の光ファイバ線路
についても光ファイバ線路監視を行う場合、前記複合光
導波路カプラIの構成に対して、光局側の光ファイバ線
路の監視を行うための光導波路の構成を追加することが
好ましい。
【0033】この場合、例えば、図2に示すような、複
合光導波路カプラIIが用いられる。複合光導波路カプラ
IIは、複合光導波路カプラIと同様に、第1の光導波路
チップ1’の一端面に第2の光導波路チップ2’が着脱
自在に接続された構造になっている。
【0034】この複合光導波路カプラIIの第1の光導
波路チップ1’は、複合光導波路カプラIの第1の光導
波路チップ1に対し、通信光送信用光導波路le1〜lem
のそれぞれに一方の入力端c1 と一方の出力端d1 とが
接続されるM個の2×2カプラCe1〜Cem(図では2
個),前記各2×2カプラの他方の入力端c2 と他方の
出力端d2 に接続されるM本の監視光送信用光導波路s
e1〜sem(図では2本)を追加した構造になっている。
【0035】また、第2の光導波路チップ2’は、複合
光導波路カプラIの第2の光導波路チップ2に対し、前
記第1の光導波路チップ1’の2×2カプラCe1〜Cen
の出力端d2からの監視光を伝搬するM本の監視光送信
用光導波路se1〜sem(図では2本)が追加された構造
になっている。ついで、第1の光導波路チップ1’の他
の端面1’aと第2の光導波路チップ2’の他の端面
2’bには、それぞれ、所定の位置に所定の光ファイバ
を配列した第1の光ファイバブロック3’および第2の
光ファイバブロック4’が接続されている。 このとき
第1の光ファイバブロック3’,第2の光ファイバブロ
ック4’は、複合光導波路カプラIの第1および第2の
光ファイバブロック3,4の構成に対して、監視光λ2
を伝搬するM本の監視光送信用光ファイバSe1〜S
em(図では2本ずつ)がそれぞれ追加された構造になっ
ている。尚、追加された監視光送信用光ファイバSe1
emは、光ファイバ線路監視試験装置Dに接続される。
【0036】
【作用】本発明による複合光導波路カプラは、第1の光
導波路チップ1と、第2の光導波路チップ2とを着脱自
在に接続した構成をとるものであり、これら第1の光導
波路チップ1と第2の光導波路チップ2とを接続した状
態では、パッシブダブルスターシステムに組み込むこと
ができ、第1の光導波路チップ1を取り外し、第2の光
導波路チップ2のみを使用すれば、シングルスターシス
テムを構成することができる。
【0037】また、前記第1の光導波路チップ1と第2
の光導波路チップ2とを接続する際にガイドピンを用い
ることにより、各光導波路チップを無調心で且つ確実に
接続することができるとともに、取り外し作業も容易に
行える。更に、光ファイバブロックに配列保持されてい
る光ファイバを第1の光ファイバ群と第2の光ファイバ
群とに分けることにより最終行き先(例えば、第1の光
ファイバ群は光通信系、第2の光ファイバ群は光ファイ
バ線路監視試験装置)への接続がそれぞれ多心一括で行
えるので、作業性が向上する。
【0038】更にまた、前記複合光導波路カプラの入力
側の通信光送信用光導波路に2×2カプラを追加して配
設し、それにともなって監視光送信用の光導波路および
光ファイバを配設して光ファイバ線路監視試験装置に接
続することにより、加入者側に加えて、光局側の光ファ
イバ線路に対しても光ファイバ線路監視が行える。
【0039】
【実施例】
実施例1 まず、第1の光導波路チップを形成するために、図3に
示すように、厚さ1mmのシリコン単結晶基板11の上
に、火炎堆積法によりSiO2 から成る下部クラッド層
12およびSiO2 −TiO2 から成るコア層を形成し
たのち、フォトリソグラフィーとエッチングにより前記
コア層の所定部分を残してコア13を形成した。この時
のエッチングパターンは、例えば、図4に示すように通
信光λ1が伝搬する光導波路le1,le2およびl1 〜l
4 をY分岐導波路を組み合わせた2×4スターカプラe
の形状に配置した光導波路パターンと、入力側の2つの
分枝光導波路le1,le2へ光ファイバ線路監視システム
を組み込むために、監視光λ2 が伝搬する光導波路
e1,se2を前記分枝光導波路le1,le2とエバネッセ
ント結合可能な状態に所定長さの範囲にわたり平行配置
して2個の2×2方向性結合器(2×2カプラ)Ce1
e2を構成した光導波路パターンと、監視光λ2を伝搬
するための光導波路s1 〜s4 のパターンとが集積され
ている。
【0040】尚、本実施例におけるスターカプラeを形
成する光導波路の分岐パターンはY分岐導波路とした
が、この光導波路の分岐パターンとしては方向性結合器
や、非対称マッハツェンダ干渉計(WINC)のような
波長平坦カプラ等の光導波路パターンを採用しても構わ
ない。また、本実施例における2×2カプラは2×2方
向性結合器Ce1,Ce2としたが、この2×2カプラとし
ては他の波長分割多重(Wavelength Division Multiple
xing, WDM)カプラや、非対称マッハツェンダ干渉計
(WINC)のような波長平坦カプラを用いて構わな
い。
【0041】更に、図4中における○印で示した光導波
路の交差部では、損失,漏話が実用上発生しないように
大きな交差角で光導波路パターンが形成されている。好
ましい交差角の範囲は10度以上である。本実施例では
前記交差角を20度とした。ついで、前記光導波路パタ
ーンのコアを形成したシリコン単結晶基板11に対し、
火炎堆積法によりSiO2 から成る上部クラッド層14
を形成し第1の光導波路チップ1’を得た。
【0042】次に、図5に示すように、第1の光導波路
チップ1’に対し、上部クラッド層14の上面からシリ
コン単結晶基板11にかけて、例えばスライサーを用い
ることにより、所定の幅hと深さfと長さtとを有し、
光導波路チップ1’の端面1’bに直交して延びる2本
のV溝15a,15aを、前記した光導波路コア13を
位置決めの基準にして刻設した。
【0043】更に、例えば、下記寸法の石英ガラスから
成る上板16に、第1の光導波路チップ1’のV溝15
a,15aと同形状でかつ相対する位置にV溝15b,
15bを刻設した。このようにしてV溝を刻設した第1
の光導波路チップ1’と上板16とを図6に示すよう
に、それぞれの上面1’m,16m同士を接着剤で接着
固定し、ピン嵌合用の孔15,15を形成した。このと
き、第1の光導波路チップ1’の端面1’a,1’b以
外の端面保護のため、図7に示すように、前記端面1’
a,1’b以外の周囲を樹脂19によりモールドして第
1のモールド光導波路チップ1sを得た。尚、第1の光
導波路チップ1’の端面1’a,1’bと第1のモール
ド光導波路チップ1sの端面は面一である。また、前記
上板16はピン嵌合用の孔を形成すると共に、後述する
光ファイバブロックとの接続の際の接続面補強の機能も
有している。
【0044】このようにして製造された第1のモールド
光導波路チップ1sの諸元は以下のとおりである。 下部クラッド層厚さ:20μm コアの断面寸法:8μm×8μm コア/クラッド間比屈折率差:0.25% 上部クラッド層厚さ:20μm 光導波路チップの長さ:20mm 光導波路チップの幅:7mm 上板の厚さ:1mm 上板の長さ:20mm 上板の幅:7mm モールド後のチップ全体の厚さ:3mm モールド後のチップ全体の幅:9mm 次に、図8に示すように、成形樹脂から成るフェルール
に8本の光ファイバS 1 ,S2 ,Le1,Se1,Se2,L
e2,S3 ,S4 をこの順番で250μm間隔で取り付
け、端面3’aを研磨し、第1の光ファイバブロック
3’を形成した。この第1の光ファイバブロック3’の
各光ファイバS1 ,S2 ,Le1,Se1,Se2,Le2,S
3 ,S4 は、前記第1の光導波路チップ1’の端面1’
aの各光導波路s1 ,s2 ,le1,se1,se2,le2
3 ,s4 とそれぞれ対応するように設置してある。
【0045】つまり、光導波路s1 には光ファイバS1
が、光導波路s2 には光ファイバS 2 が、………という
ように端面同士が突き合わされる。次いで、図9に示す
ように、前記第1のモールド光導波路チップ1sの端面
1’aと前記第1の光ファイバブロック3’の端面3’
aとを突き合わせ、各光導波路のコアの軸心と各光ファ
イバの軸心とが一致するように調心した後、接着剤によ
り固定した。
【0046】このとき、光導波路s1 ,s2 ,se1,s
e2,s3 ,s4 は光通信システムに光ファイバ線路監視
システムを組み込むための光導波路であるので、ここに
端面を突き合わされる光ファイバS1 ,S2 ,Se1,S
e2,S3 ,S4 は光ファイバ線路監視試験装置Dに接続
されている。一方、光導波路le1,le2は通信光を送信
させるための光導波路であるので、ここに端面を突き合
わされる光ファイバL e1,Le2は光局内の光通信端末A
に接続されている。
【0047】次に、前記第1のモールド光導波路チップ
1sと同様にして、第2のモールド光導波路チップ2s
を製作した。この第2のモールド光導波路チップ2s
は、内部の光導波路パターンが、例えば、図10に示す
ように、通信光λ1 が伝搬する光導波路l1 〜l4 のパ
ターンと、前記光導波路l1 〜l4 へ光ファイバ線路監
視システムを組み込むために、監視光λ2 が伝搬する光
導波路s1 〜s4 を前記光導波路l1 〜l4 とエバネッ
セント結合可能な状態に所定長さの範囲にわたり平行配
置して4個の2×2方向性結合器(2×2カプラ)C1
〜C4 を構成した光導波路パターンと、監視光λ 2 を伝
搬するための光導波路se1,se2のパターンとが集積さ
れている。
【0048】尚、本実施例における2×2カプラは2×
2方向性結合器C1 〜C4 としたが、この2×2カプラ
としては他の波長分割多重(Wavelength Division Mult
iplexing, WDM)カプラや、非対称マッハツェンダ干
渉計(WINC)のような波長平坦カプラを用いて構わ
ない。この第2のモールド光導波路チップ2sの諸元及
び外観は第1のモールド光導波路チップ1sと同様であ
る。尚、第2の光導波路チップ2’の端面2’a,2’
bと第2のモールド光導波路チップ2sの端面は面一で
ある。また、第1のモールド光導波路チップ1sの端面
1’bと第2のモールド光導波路チップ2sの端面2’
aには、それぞれ対応する位置に所定の光導波路および
ガイドピン嵌合用の孔15,15,25,25が設けて
あり、これら端面同士をガイドピンのガイドにより突き
合わせた場合に、各光導波路同士の光軸が合うようにな
っている。
【0049】次に、図11に示すように、成形樹脂から
成るフェルールに10本の光ファイバS1 ,L1
2 ,L2 ,Se1,Se2,L3 ,S3 ,L4 ,S4 を2
50μm間隔で取り付け、端面4’aを研磨し第2の光
ファイバブロック4’を形成した。この第2の光ファイ
バブロック4’の各光ファイバは、前記第2の光導波路
チップ2’の端面2’bの各光導波路s1 ,l1
2 ,l2 ,se1,se2,l3,s3 ,l4 ,s4 とそ
れぞれ対応するように設置してある。
【0050】つまり、光導波路s1 には光ファイバS1
が、光導波路l1 には光ファイバL 1 が、………という
ように端面同士が突き合わされる。次いで、第1のモー
ルド光導波路チップ1sと同様にして、図9に示すよう
に、前記第2のモールド光導波路チップ2sの端面2’
bと前記第2の光ファイバブロック4’の端面4’aと
を突き合わせ、各光導波路のコアの軸心と各光ファイバ
のコアの軸心とが一致するように調心した後、接着剤に
より固定した。
【0051】このとき、光導波路s1 ,s2 ,se1,s
e2,s3 ,s4 は通信光送信用光ファイバ線路に光ファ
イバ線路監視システムを組み込むための光導波路である
ので、ここに端面を突き合わされる光ファイバS1 ,S
2 ,Se1,Se2,S3 ,S4は光ファイバ線路監視試験
装置Dに接続されている。一方、光導波路l1 ,l2
3 ,l4 は通信光を伝搬させるための光導波路である
ので、ここに端面を突き合わされる光ファイバL1 ,L
2 ,L3 ,L4 は加入者側の光通信端末Bに接続されて
いる。
【0052】次に、図12,13に示すように、第1の
光ファイバブロック3’を接続した第1のモールド光導
波路チップ1sと、第2の光ファイバブロック4’を接
続した第2のモールド光導波路チップ2sとを、それぞ
れの端面に設けたピン嵌合用の孔15,15,25,2
5にガイドピン5を第1,第2のモールド光導波路チッ
プ1s,2sに掛け渡すように挿入し互いの端面1b,
2aを突き合わせ、例えば、クランプのような付勢部材
6により、それぞれのモールド光導波路チップが突き合
わされる方向に付勢し固定した。このようにして、図2
で示したような複合光導波路カプラIIを形成した。
【0053】尚、前記、第1のモールド光導波路チップ
1sと第2のモールド光導波路チップ2sとを接続した
複合光導波路カプラは、光ファイバ線路監視システムを
組み込んだパッシブダブルスターシステムとして機能さ
せることができた。また、前記複合光導波路カプラの接
続部はクランプ6,ガイドピン5を取り外すことにより
着脱可能であるので、例えば、図14に示すように、第
1の光ファイバブロック3’を接続した第1のモールド
光導波路チップ1sをガイドピン嵌合用の孔71,71
を有するMTコネクタ7と置き換え、新たにクランプ6
で付勢して突き合わせ接続させることにより、光ファイ
バ線路の切替えが容易に行える。このとき、例えば、前
記MTコネクタ7としては、図15に示すように、加入
者側の光通信端末Bの数と同数の光局内光通信端末Aに
つながる光ファイバLと光ファイバ線路監視試験装置D
につながる光ファイバSとを所定位置に配置したものを
使用する。このようなMTコネクタ7と第2のモールド
光導波路チップ2sとを接続することにより、シングル
スターシステムに対応させることができた。 実施例2 前記第1のモールド光導波路チップ1sおよび第2のモ
ールド光導波路チップ2sを製造する際に、図16に示
すように、光導波路チップ1’(2’)および上板16
のV溝の加工において、前記V溝を光導波路チップ1’
(2’)の全長にわたり刻設することにより、ピン嵌合
用の孔15,15,25,25をモールド光導波路チッ
プを貫通する形にした。また、前記第1および第2のモ
ールド光導波路チップ1s,2sに接続される第1およ
び第2の光ファイバブロック3’,4’についても、前
記貫通孔と一致する位置に、例えば、ドリルによりガイ
ドピンが通る貫通孔31,41を穿設した。
【0054】このように貫通孔を有するモールド光導波
路チップと光ファイバブロックとを各光導波路のコアの
光軸と光ファイバのコアの光軸とが合うように調心した
あと接続することにより、モールド光導波路チップ1s
(2s)と光ファイバブロック3’(4’)にわたり貫
通する孔を形成した。これにより、光ファイバブロック
の後部3’b(4’b)からのガイドピン5の抜き挿し
を自在にした。
【0055】このように、光ファイバブロックを接続し
たモールド光導波路チップの後部よりガイドピン5の抜
き挿しが自在になると光CATS(Cable Transfer Spl
icing System)で用いられている瞬時切替装置により、
図13から図14への切替えが数十mS程度以下の短時
間に実施できる。例えば、瞬時切替装置では、第1およ
び第2のモールド光導波路チップの互いに端面が突き合
わせ接続されている複合光導波路カプラから、まず、ク
ランプ6が外され、次いで第2のモールド光導波路チッ
プ2s側の第2の光ファイバブロック4’の後部からガ
イドピン5が高速で抜去され、第1のモールド光導波路
チップ1sと第2のモールド光導波路チップ2sとが引
き離される。引き続き、第2の光ファイバブロックを接
続している第2のモールド光導波路チップ2sが、複数
個の光通信端末からの光ファイバ線路および光ファイバ
線路監視試験装置からの光ファイバ線路を接続している
MTコネクタ7の位置に高速移動され、MTコネクタの
端面7aと第2のモールド光導波路チップ2sの端面
2’aとが突き合わされる。その後、前記ガイドピン5
が第2のモールド光導波路チップ2s側の第2の光ファ
イバブロック4’の後部より高速挿入され、MTコネク
タ7と第2のモールド光導波路チップ2sとの間に掛け
渡され、突き合わせ接続される。そして、最後にMTコ
ネクタ7と第2の光ファイバブロック4’を接続してい
る第2のモールド光導波路チップ2sにクランプ6がは
められ、切替えが終了する。このようにして、パッシブ
ダブルスターシステムとシングルスターシステムの切替
えが迅速に行える。 実施例3 図17に示すように、モールド光導波路チップ1s(2
s)の後部を、例えば、ダイシングソーで切り欠き、ガ
イドピンよりも長い空隙1v(2v)を設け、この空隙
からのガイドピン5の抜き挿しを自在にした。
【0056】このように、モールド光導波路チップの後
方よりガイドピン5の抜き挿しを自在にすることによ
り、実施例2と同様に、光CATS(Cable Transfer S
plicing System)で用いられている瞬時切替装置に対応
させ、システムの迅速切替えを行うことができた。 実施例4 光ファイバL1 ,L2 ,L3 ,L4 から成るテープ状の
第1の光ファイバ群Lgの先端より所定長さの範囲pを
単心毎に素線化した。また、光ファイバS1 ,S2 ,S
e1,Se2,S3 ,S4 から成るテープ状の第2の光ファ
イバ群Sgについても第1の光ファイバ群Lgと同様に
先端より所定長さの範囲pを単心毎に素線化した。
【0057】次いで、図18に示すように、第1の光フ
ァイバ群Lgの光ファイバL1 ,L 2 を第2の光ファイ
バ群Sgの光ファイバS1 ,S2 ,Se1と交互に配置
し、更に、第1の光ファイバ群Lgの光ファイバL3
4 を第2の光ファイバ群Sgの光ファイバSe2
3 ,S4 と交互に配置した。このように、第1の光フ
ァイバ群Lgと第2の光ファイバ群Sgとの光ファイバ
をS1 ,L1 ,S2 ,L2 ,Se1,Se2,L3 ,S3
4 ,S4 の順番で配置した状態で、再度、所定範囲q
をテープ状に加工した。
【0058】以上の作業により、光ファイバLおよびS
は、テープ状部Ta,交差部Tb,第1の光ファイバ群
Lgおよび第2の光ファイバ群Sgのテープ状部Tcの
3部分を有するテープ状光ファイバTとなった。前記テ
ープ状光ファイバTは、そのTa部分が第2の光ファイ
バブロック4に多心一括で接続され、Tc部分の一方で
ある第1の光ファイバ群Lgが加入者用光通信端末Bに
多心一括で接続され、Tc部分の他方である第2の光フ
ァイバ群Sgが光ファイバ線路監視試験装置Dに多心一
括で接続される。
【0059】このように、実施例4におけるテープ状光
ファイバTは、光ファイバブロックおよび最終行き先に
おいてテープ状態で多心一括で固定作業を行えるので作
業性が向上した。
【0060】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
複合光導波路カプラは、最初に、第1の光導波路チップ
と第2の光導波路チップとを接続して使用することによ
り低コストなパッシブダブルスターシステムを構築する
ことができ、その後、第1の光導波路チップと第2の光
導波路チップとを切り離すことにより容易(低コストか
つ短時間で)に、より拡張性があるシングルスターシス
テムへ変更することができる。そして、本発明の複合光
導波路カプラを用いた光通信システムでは、加入者側の
光ファイバ線路に加えて、光局側の光ファイバ線路に対
しても光ファイバ線路監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合光導波路カプラIの概略構成図で
ある。
【図2】本発明の複合光導波路カプラIIの概略構成図
である。
【図3】光導波路部の断面図である。
【図4】第1の光導波路チップの光導波路パターンを示
す概略構成図である。
【図5】V溝を刻設したときの光導波路チップと上板の
状態を示した斜視図である。
【図6】光導波路チップと上板とを接着し、ガイドピン
嵌合用の孔を形成した状態を示す斜視図である。
【図7】モールド光導波路チップの端面の状態を示す平
面図である。
【図8】第1の光ファイバブロックの構成を示す斜視図
である。
【図9】モールド光導波路チップと光ファイバブロック
とを接続した状態を示す斜視図である。
【図10】第2の光導波路チップの光導波路パターンを
示す概略構成図である。
【図11】第2の光ファイバブロックの構成を示す斜視
図である。
【図12】複合光導波路カプラを示す平面図である。
【図13】複合導波路カプラを示す側面図である。
【図14】第2の光ファイバブロックを接続している第
2のモールド光導波路チップとMTコネクタとを突き合
わせ接続した状態を示す側面図である。
【図15】MTコネクタと光ファイバ線路の接続状態を
示す概略構成図である。
【図16】モールド光導波路チップから光ファイバブロ
ックにかけてピン嵌合用の孔を貫通させた状態を示す側
面図である。
【図17】モールド光導波路チップの後部を切り欠いた
状態を示す側面図である。
【図18】光ファイバを最終行き先毎に分けた状態を示
す平面図である。
【図19】シングルスターシステムの概略構成図であ
る。
【図20】シングルスターシステムに光ファイバ線路監
視システムを組み込んだ概略構成図である。
【図21】光ファイバ線路監視システムを組み込んだシ
ングルスターシステムに用いられる光導波路チップの光
導波路パターンを示す概略構成図である。
【図22】光導波路チップと光ファイバブロックとを接
続した状態を示す斜視図である。
【図23】パッシブダブルスターシステムの概略構成図
である。
【図24】パッシブダブルスターシステムに用いられる
光導波路チップの光導波路パターンを示す概略構成図で
ある。
【図25】パッシブダブルスターシステムに光ファイバ
線路監視システムを組み込んだ概略構成図である。
【図26】光ファイバ線路監視システムを組み込んだパ
ッシブダブルスターシステムに用いられる光導波路チッ
プの光導波路パターンを示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 本発明の第1の光導波路チップ(複合光
導波路カプラIの) 1’ 本発明の第1の光導波路チップ(複合光
導波路カプラIIの) 1a,1b 本発明の第1の光導波路チップの端面 1m 本発明の第1の光導波路チップの上面 1s 本発明の第1のモールド光導波路チップ 1v 切り欠き部 11 シリコン単結晶基板 12 下部クラッド層 13 コア 14 上部クラッド層 15 ガイドピン嵌合用の孔 15a V溝(光導波路チップの) 15b V溝(上板の) 16 上板 16m 上板の上面 19 樹脂(モールド用) 2 本発明の第2の光導波路チップ(複合光
導波路カプラIの) 2’ 本発明の第2の光導波路チップ(複合光
導波路カプラIIの) 2a,2b 本発明の第2の光導波路チップの端面 2m 本発明の第2の光導波路チップの上面 2s 本発明の第2のモールド光導波路チップ 2v 切り欠き部 21 シリコン単結晶基板 22 下部クラッド層 23 コア 24 上部クラッド層 25 ガイドピン嵌合用の孔 25a V溝(光導波路チップの) 25b V溝(上板の) 26 上板 26m 上板の上面 29 樹脂(モールド用) 3 第1の光ファイバブロック(複合光導波
路カプラIの) 3’ 第1の光ファイバブロック(複合光導波
路カプラIIの) 3a 第1の光ファイバブロックの端面 3b 第1の光ファイバブロックの後方の端面 31 第1の光ファイバブロックのガイドピン
用の貫通孔 4 第2の光ファイバブロック(複合光導波
路カプラIの) 4’ 第2の光ファイバブロック(複合光導波
路カプラIIの) 4a 第2の光ファイバブロックの端面 4b 第2の光ファイバブロックの後方の端面 41 第2の光ファイバブロックのガイドピン
用の貫通孔 5 ガイドピン 6 付勢部材(クランプ) 7 MTコネクタ 71 ガイドピン嵌合用の孔 7a 端面(MTコネクタの) 8 シングルスターシステム用の光導波路チ
ップ 8a,8b シングルスターシステム用の光導波路チ
ップの端面 9 上板(接続部補強用の) 10 パッシブダブルスターシステム用の光導
波路チップ 10a,10b パッシブダブルスターシステム用の光
導波路チップの端面 10’ パッシブダブルスターシステムに光ファ
イバ線路監視システムを組み込むための光導波路チップ 10’a,10’b パッシブダブルスターシステムに
光ファイバ線路監視システムを組み込むための光導波路
チップの端面 A 光局内の光通信端末 a1 〜am スターカプラの入力端 b1 〜bn スターカプラの出力端 B 加入者側の光通信端末 C 2入力・2出力カプラ c1 ,c2 2入力・2出力カプラの入力端 D 光ファイバ線路監視試験装置 d1 ,d2 2入力・2出力カプラの出力端 E 光分岐部 e スターカプラ f 深さ(V溝の) h 幅(V溝の) L 通信光送信用光ファイバ l 通信光送信用光導波路 p 光ファイバを単心毎に素線化する範囲 q 光ファイバをテープ状に加工する範囲 T テープ状光ファイバ Ta テープ状部 Tb 交差部 Tc テープ状部 t 長さ(V溝の) S 監視光送信用光ファイバ s 監視光送信用光導波路 r1 〜rn 分岐(光分岐部の)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 史朗 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 古川 眞一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−242333(JP,A) 特開 昭61−186907(JP,A) 特開 平1−237504(JP,A) 特開 平8−79177(JP,A) 特開 昭64−89693(JP,A) 特開 平6−177841(JP,A) 特開 平6−235842(JP,A) 欧州特許出願公開591941(EP,A 1) 英国特許出願公開2271682(GB,A) 英国特許出願公開2184255(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/122 - 6/14 H04B 10/00 - 10/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端がM個で、出力端がN個(M,N
    は整数でM≦N)のスターカプラと、前記M個の入力端
    および前記N個の出力端のそれぞれに接続するM本およ
    びN本の通信光送信用光導波路と、前記M本の通信光送
    信用光導波路の途中にそれぞれ配設されるM個の2入力
    ・2出力カプラと、前記M個の2入力・2出力カプラの
    入力端の一方および出力端の一方にそれぞれ接続される
    M本の監視光送信用光導波路と、前記スターカプラおよ
    びM個の2入力・2出力カプラに接続されないN本の監
    視光送信用光導波路とを同一基板上に集積した第1の光
    導波路チップと、 N個の2入力・2出力カプラと、前記N個の2入力・2
    出力カプラの入力端の一方および出力端の一方にそれぞ
    れ接続されるN本の通信光送信用光導波路と、前記N個
    の2入力・2出力カプラの入力端の他方および出力端の
    他方にそれぞれ接続されるN本の監視光送信用光導波路
    と、前記第1の光導波路チップのM個の2入力・2出力
    カプラを介した監視光を伝搬するためのM本の監視光送
    信用光導波路とを同一基板上に集積した第2の光導波路
    チップとが、互いの対応する一端面同士を互いの対応す
    る光導波路のコアの光軸が合うように着脱自在に接続さ
    れていることを特徴とする複合光導波路カプラ。
  2. 【請求項2】 前記第1の光導波路チップと前記第2の
    光導波路チップとが接続され、それぞれの光導波路チッ
    プの他端面に、所定の光ファイバを所定の位置に配列保
    持した第1の光ファイバブロックと第2の光ファイバブ
    ロックとがそれぞれ接続されている、請求項の複合光
    導波路カプラ。
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