JP2019039591A - 浴室システム - Google Patents
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Abstract
Description
同文献に記載の浴室システムにおいては、入浴者の動きを検知可能な人体検知装置が浴室に設置されており、たとえば入浴者が気絶(失神)し、入浴者が動かなくなると、このことが人体検知装置を介して所定の制御手段において察知され、入浴者に異常が発生したと判断される。このような判断がなされた場合、入浴者に異常が発生した旨が浴室外のリモコンに通報される。このことにより、浴室外の人が浴室内の異常に気付くこととなり、入浴者の救助・保護を図る上で好ましいものとなる。
これに対し、前記従来技術においては、異常が発生した旨を浴室外に通報するだけであるため、前記した要望に適切に応えることは困難であり、この点において未だ改善の余地がある。
すなわち、入浴者が浴室内において気絶するなどの異常が生じた場合に、この入浴者が低体温症になる可能性があると、熱供給手段が作動し、浴室内に熱供給が行なわれるため、入浴者の体温が下降することは適切に抑制される。したがって、冬季などの寒い時期において、入浴者に所定の異常が発生してから他者が浴室に駆け付ける迄の時間が長くなるような場合であっても、その期間中に入浴者が低体温症になることを適切に防止または抑制することが可能である。
給湯装置2、浴室乾燥機3、およびミスト噴出ノズル4のそれぞれは、本発明でいう「熱供給手段」の具体例に相当する。
の動作を制御する制御部30、およびこれらを内部に収容する筐体34を備えている。
ファン31は、浴室1の天井部に設けられた給気口35から浴室1内のエアを吸い込み、かつエア吹き出し口に設けられたルーバ33を介して浴室1内にエア送風を行なわせる。加熱用熱交換器32は、給気口35からファン31に吸い込まれるエアを加熱するための加熱手段である。この加熱用熱交換器32には、たとえば給湯装置2から加熱湯水が供給可能であり、このような加熱湯水の供給時には、ルーバ33から浴室1内に温風送風がなされる。加熱湯水の非供給時には、いわゆる冷風送風としてのエア送風が可能である。ルーバ33は、モータM1の駆動により角度変更自在であり、ルーバ33からの送風方向を変更可能である。
ン21Aや台所リモコン21Bが操作されない場合には、入浴者が浴槽10内に存在するか否かが制御部20において判断される(S8:YES,S9)。図2(a)は、入浴者が浴槽10内に存在する場合、同図(b)は、入浴者が洗い場11に存在する場合の例を示している。
湯水を円滑に排水することができない事態が生じ得る。前記した動作制御によれば、そのような事態が生じた場合にも好適に対処することができる。
あり、入浴者が浴室1に入室した後にシャワーが使用された履歴があれば、入浴者の身体は水に濡れているものと判断することが可能である。
給湯装置は、瞬間式のものに限らず、たとえば貯湯式の給湯装置を用いることもできる。
本発明でいう浴室は、浴槽が設置されている通常の浴室に限らず、たとえば浴槽が設置されていないシャワー浴専用のシャワー室も含む概念である。本発明でいう洗い場とは、浴室のうち、浴槽以外の領域である。
Sa 人体検知センサ(人体検知手段)
V1,V3 排水弁
1 浴室
10 浴槽
11 洗い場
2 給湯装置(熱供給手段)
20 制御部(制御手段)
3 浴室乾燥機(熱供給手段)
4 ミスト噴出ノズル(熱供給手段)
5 換気扇
Claims (11)
- 浴室内における入浴者の動きを検知し、かつその検知信号を出力可能な人体検知手段と、
前記入浴者の動きが所定時間以上無い、または少ない状態が発生した際に、前記検知信号に基づいて前記入浴者に所定の異常が発生したと判断する制御手段と、
前記浴室内の入浴者を暖めるように前記浴室内への熱供給が可能な熱供給手段と、
を備えている、浴室システムであって、
前記制御手段は、前記入浴者に前記異常が発生したと判断した場合には、前記入浴者が低体温症になる可能性があるか否かを判断し、かつ低体温症になる可能性があると判断した場合には、この判断を契機として、前記熱供給手段を作動させて前記浴室内に熱供給を行なわせるように構成されていることを特徴とする、浴室システム。 - 請求項1に記載の浴室システムであって、
前記低体温症になる可能性があるか否かの判断は、前記浴室の温度が所定温度以下である場合に、低体温症になる可能性があるとする判断である、浴室システム。 - 請求項1または2に記載の浴室システムであって、
前記浴室の浴槽の湯水を前記浴槽の外部に排出するための排水弁を備えており、
前記制御手段は、前記入浴者に前記異常が発生し、かつ前記入浴者が低体温症になる可能性があると判断したときには、前記入浴者が前記浴室のいずれの箇所に存在するかを判断し、
この判断において、前記入浴者が前記浴槽内に存在していると判断された場合には、前記排水弁を開状態とするように構成されている、浴室システム。 - 請求項3に記載の浴室システムであって、
前記熱供給手段として、給湯装置を備えており、
前記排水弁が開状態とされて前記浴槽内の湯水が排水された後には、前記排水弁が開状態のまま、前記給湯装置から前記浴槽内に所定の温度範囲の温水が供給されるように構成されている、浴室システム。 - 請求項4に記載の浴室システムであって、
前記浴槽内の湯水が排水された後に、前記給湯装置から前記浴槽内に供給される温水の温度は、36.5〜37.5℃の範囲内とされている、浴室システム。 - 請求項1または2に記載の浴室システムであって、
前記熱供給手段として、給湯装置を備えており、
前記制御手段は、前記入浴者に前記異常が発生し、かつ前記入浴者が低体温症になる可能性があると判断したときには、前記入浴者が前記浴室のいずれの箇所に存在するかを判断し、
この判断において、前記入浴者が前記浴室の洗い場に存在していると判断された場合には、前記給湯装置が作動し、前記浴室の浴槽への湯張り動作、または前記浴槽内に存在している湯水の追い焚き動作が実行されるように構成されている、浴室システム。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の浴室システムであって、
前記熱供給手段として、浴室乾燥機を備えており、
前記制御手段において、前記入浴者に前記異常が発生し、かつ前記入浴者が低体温症になる可能性があると判断されたときには、前記浴室乾燥機から前記浴室内に温風送風が行なわれるように構成されている、浴室システム。 - 請求項7に記載の浴室システムであって、
前記制御手段は、前記入浴者の身体が水に濡れているか否かを判断可能であり、
前記入浴者の身体が水に濡れていると判断した場合には、前記温風送風は、前記入浴者を避けた位置に向けて行なわれるように構成されている、浴室システム。 - 請求項1ないし8のいずれかに記載の浴室システムであって、
前記熱供給手段として、ミスト供給手段を備えており、
前記制御手段において、前記入浴者に前記異常が発生し、かつ前記入浴者が低体温症になる可能性があると判断されたときには、前記ミスト供給手段から前記浴室内に温水ミストが供給されるように構成されている、浴室システム。 - 請求項9に記載の浴室システムであって、
前記制御手段は、前記入浴者の顔部が前記ミスト供給手段の方を向いているか否かを判断可能であり、
前記入浴者の顔部が前記ミスト供給手段の方を向いていると判断された場合には、前記温水ミストの供給は実行されないように構成されている、浴室システム。 - 請求項1ないし10のいずれかに記載の浴室システムであって、
前記制御手段において、前記入浴者に前記異常が発生し、かつ前記入浴者が低体温症になる可能性があると判断されたことにより、前記熱供給手段を作動させるときには、前記浴室に付属して設置されている換気扇は、オフ状態とされる、浴室システム。
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