JP2018516767A - 成形研磨粒子を含む研磨物品 - Google Patents

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Abstract

第1の主面と、第2の主面と、第1の主面及び第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であり、本体部は、本体部の側面から内部に延びている少なくとも1つの部分的切断部を含む。【選択図】図16A

Description

以下は、研磨物品、特に、成形研磨粒子を含む研磨物品に関するものである。
研磨粒子、及び研磨粒子から作製される研磨物品は、研削、仕上げ、及び磨きを含めた様々な材料除去操作に有用である。研磨材料の種類に応じ、このような研磨粒子は、品物の製造において、多様な材料及び表面を成形または研削することに有用であり得る。現在までに、特定の外形を有するある特定の種類の研磨粒子、例えば三角形の成形研磨粒子、及びそのような対象物を組み込んだ研磨物品が考案されている。例えば、米国特許第5,201,916号、同第5,366,523号、及び同第5,984,988号を参照のこと。
特定の形状を有する研磨粒子の作製に用いられている3つの基本的な技術は(1)融解、(2)焼結、及び(3)化学的製陶である。融解プロセスでは、研磨粒子は、冷却ロール(その面は彫刻されていてもいなくてもよい)、融解した材料が注がれる鋳型、または酸化アルミニウム融解物に浸漬されるヒートシンク材料によって成形することができる。例えば、米国特許第3,377,660号を参照のこと(融解した研磨材料を炉から低温の鋳造用回転シリンダーへと流し込むこと、材料を急速に固化させて薄い半固体湾曲シートを形成すること、加圧ロールにより半固体材料を高密度化すること、及び次いで半固体材料を急速駆動されている低温コンベヤーでシリンダーから引き出して、その湾曲を逆転させることによって半固体材料の細片を部分的に破砕することを含むプロセスが開示されている)。
焼結プロセスでは、研磨粒子は、直径10マイクロメートル以下の粒径を有する耐火粉末から形成することができる。粉末には、潤滑剤及び好適な溶媒、例えば水と共に、結合材を添加することができる。得られる1種もしくは複数の混合物またはスラリーを、様々な長さ及び直径の小板またはロッドに成形することができる。例えば、米国特許第3,079,242号を参照のこと(焼成ボーキサイト材料から研磨粒子を作製する方法であって、(1)材料を微粉末まで小さくすること、(2)正の圧力下で圧縮し、上記粉末の微粒子を結晶粒サイズの凝集体に形成すること、及び(3)ボーキサイトの融解温度未満の温度で粒子の凝集体を焼結し、粒子の限定的な再結晶を誘発し、これにより砥粒を寸法通りに直接作製することを含む方法が開示されている)。
化学的製陶技術は、コロイド分散体またはヒドロゾル(ゾルと呼ばれることもある)を、任意選択により他の金属酸化物前駆体の溶液との混合物中で、ゲルまたは成分の移動度を制限する他の任意の物理状態へと変換すること、乾燥すること、及び焼成してセラミック材料を得ることを含む。例えば、米国特許第4,744,802号及び同第4,848,041号を参照のこと。成形研磨粒子、及び関連する形成方法、並びにこのような粒子を組み込んだ研磨物品についての他の関係ある開示は、http://www.abel−ip.com/publications/において入手可能である。
当該業界において、研磨粒子、及び研磨粒子を用いた研磨物品の性能、寿命、及び効果の改良が依然として必要とされている。
一実施形態においては、成形研磨粒子は、第1の主面と、第2の主面と、第1の主面及び第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含み、本体部は、本体部の側面から内部に延びている少なくとも1つの部分的切断部を含む。
別の実施形態においては、成形研磨粒子は、第1の面と、第2の面と、第1の面及び第2の面に接合した側面と、を有する本体部を含み、本体部は、長さ(Lpc)及び幅(Wpc)を有する少なくとも1つの部分的切断部を含み、本体部は強度を含み、本体部の部分的切断部の長さ(Lpc)と部分的切断部の幅(Wpc)と強度の組合せは、本体部の破砕性を調節するように適合された関係を有する。
別の実施形態においては、成形研磨粒子は、第1の主面と、第2の主面と、第1の主面及び第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含み、側面と第1の主面との接合部によって画定されている少なくとも1つの縁部は、湾曲輪郭を有する凹部を含む。
さらに別の実施形態においては、成形研磨粒子は、第1の主面と、第2の主面と、第1の主面及び第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含み、本体部は、第1の外隅部、第2の外隅部、及び第3の外隅部を含み、第1の外隅部、第2の外隅部、及び第3の外隅部のうちの少なくとも1つは不連続段状凹部を含む。
さらに別の実施形態においては、成形研磨粒子は、第1の主面と、第2の主面と、第1の主面及び第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含み、本体部は、第1の外隅部、第2の外隅部、及び第3の外隅部を含み、本体部は、第1の外隅部と第2の外隅部と第3の外隅部の間に延びる少なくとも1つの不連続段状凹部であって、第1、第2、及び第3の外隅部からさらに間隔を空けて位置する不連続段状凹部を含む。
さらなる実施形態においては、成形研磨粒子は、第1の主面と、第2の主面と、第1の主面及び第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含み、側面は、本体部の高さの大部分に延びている第1の領域と、本体部の側面から外側に延びるフランジ部を含む第2の領域と、を含み、第2の領域は、本体部の高さの小部分に延びる最大高さを含む。
さらなる実施形態においては、成形研磨粒子は、第1の主面と、第2の主面と、第1の主面及び第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含み、第1の主面の上方の距離に延びている凸部をさらに含み、凸部は、基部及び上部領域を有し、基部は、上部の厚さと比べて異なる厚さを有する。
さらに別の実施形態においては、成形研磨粒子は、第1の主面と、第2の主面と、第1の主面及び第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含み、側面は、本体部の中央領域において本体部の周囲に延びる凹部を含み、本体部は、平均先端鋭さが250ミクロン以下の少なくとも1つの外隅部を含む。
本開示は、添付の図面を参照することによってより深く理解することができ、また本開示の多数の特徴及び利点が当業者に明らかとなり得る。
図1は、一実施形態による粒子状材料を形成するためのシステムの一部分を含む図である。 図2は、一実施形態による粒子状材料を形成するための図1のシステムの一部分を含む図である。 図3は、実施形態によるある特定の特徴を図示するための成形研磨粒子の断面図を含む図である。 図4は、一実施形態による成形研磨粒子の側面図及びフラッシングの割合を含む図である。 図5Aは、一実施形態による成形研磨粒子を組み込んだ砥石物品の図を含む図である。 図5Bは、一実施形態による研磨布紙物品の一部分の断面図を含む図である。 図6は、一実施形態による研磨布紙物品の一部分の断面図を含む図である。 図7は、一実施形態による研磨布紙物品の一部分の上面図を含む図である。 図8Aは、一実施形態による研磨布紙物品の一部分の上面図を含む図である。 図8Bは、一実施形態による研磨布紙物品の一部分の斜視図を含む図である。 図9は、一実施形態による研磨布紙物品の一部分の斜視図を含む図である。 図10は、一実施形態による研磨物品の一部分の上面図を含む図である。 図11は、一実施形態による研磨布紙の一部分を表す画像であり、支持材上での成形研磨粒子の配置方向を分析するのに使用する画像を含む図である。 図12Aは、実施形態による成形研磨粒子の図を含む図である。 図12Bは、実施形態による成形研磨粒子の図を含む図である。 図12Cは、実施形態による成形研磨粒子の図を含む図である。 図13Aは、実施形態による成形研磨粒子の図を含む図である。 図13Bは、実施形態による成形研磨粒子の図を含む図である。 図13Cは、実施形態による成形研磨粒子の図を含む図である。 図13Dは、一実施形態による、抜き勾配の測定のための断面線を有する成形研磨粒子の上面画像を含む図である。 図13Eは、一実施形態による、抜き勾配の測定のための成形研磨粒子の断面画像を含む図である。 図13Fは、一実施形態による、抜き勾配の測定のための成形研磨粒子の断面画像を含む図である。 図14は、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む図である。 図15Aは、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む図である。 図15Bは、図15Aの成形研磨粒子の一部分の断面図を含む図である。 図15Cは、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む図である。 図16Aは、一実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む図である。 図16Bは、図16Aの成形研磨粒子の上面図を含む図である。 図16Cは、図16Bの成形研磨粒子の一部分の断面図を含む図である。 図16Dは、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む図である。 図16Eは、図16Dの成形研磨粒子の斜視図を含む図である。 図17Aは、一実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む図である。 図17Bは、図17Aの成形研磨粒子の上面図を含む図である。 図17Cは、図17Bの成形研磨粒子の一部分の断面図を含む図である。 図17Dは、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む図である。 図17Eは、図17Dの成形研磨粒子の斜視図を含む図である。 図18Aは、一実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む図である。 図18Bは、図18Aの成形研磨粒子の一部分の断面図を含む図である。 図18Cは、実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む図である。 図18Dは、実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む図である。 図18Eは、実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む図である。 図19Aは、一実施形態による成形研磨粒子の一部分の断面図を含む図である。 図19Bは、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の断面図を含む図である。 図19Cは、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の断面図を含む図である。 図19Dは、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の断面図を含む図である。 図19Eは、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の断面図を含む図である。 図20Aは、一実施形態による成形研磨粒子の上面画像を含む図である。 図20Bは、一実施形態による成形研磨粒子の側面画像を含む図である。 図20Cは、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の上面画像を含む図である。 図20Dは、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の上面画像を含む図である。 図20Eは、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の上面画像を含む図である。 図20Fは、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の上面画像を含む図である。 図21Aは、成形研磨粒子の上面画像を含む図である。 図21Bは、一実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む図である。 図22Aは、一実施形態による成形研磨粒子の上面画像を含む図である。 図22Bは、一実施形態による成形研磨粒子の上面画像を含む図である。 図22Cは、図22Bの成形研磨粒子の上面トポグラフィー画像を含む図である。 図22Dは、図22B及び図22Cの成形研磨粒子の断面図を含む図である。 図23Aは、一実施形態による成形研磨粒子の断面図を含む図である。 図23Bは、一実施形態による図23Aの成形研磨粒子の一部分の断面図を含む図である。
以下は、成形研磨粒子を含む研磨物品に関するものである。本明細書の方法は、成形研磨粒子を形成すること、及び成形研磨粒子を組み込んだ研磨物品を使用することにおいて利用することができる。成形研磨粒子は、例えば研磨布紙、砥石、遊離研磨材、及びそれらの組合せを含めた様々な用途に利用することができる。成形研磨粒子では、他の様々な使用法を得ることができる。
成形研磨粒子
成形研磨粒子を得るには、様々な方法を利用することができる。粒子は、商業的供給源から得ても、作製してもよい。成形研磨粒子を作製するのに使用する一部の好適なプロセスとしては、3Dプリンティングなどの積層造形、堆積、印刷(例えばスクリーン印刷)、鋳型成形、加圧、鋳込成形、分割、切断、方形切断、打抜き、加圧、乾燥、硬化、コーティング、押出、圧延、及びそれらの組合せを挙げることができるが、これらに限定されない。成形研磨粒子は、同じ二次元及び三次元形状を有する成形研磨粒子では、各粒子が互いに実質的に同じ表面及び縁部の配置を有するように形成される。したがって、成形研磨粒子は、同じ二次元及び三次元形状を有する群の他の成形研磨粒子と比べて、形状忠実性が高く、表面及び縁部の配置に一貫性を有することができる。対照的に、非成形研磨粒子は、異なるプロセスにより形成され、異なる形状特質を有し得る。例えば、非成形研磨粒子は典型的に粉砕プロセスによって形成し、粉砕プロセスでは、材料の塊を形成し、次いで押し砕き、篩にかけて、ある特定のサイズの研磨粒子を得る。しかしながら、非成形研磨粒子は、表面及び縁部の配置が概して乱雑であり、通常、本体部の周りの表面及び縁部の配置において認識できる二次元または三次元形状が全くない。さらに、同じ群またはバッチの非成形研磨粒子は、通常、互いと比べて一貫した形状がなく、表面及び縁部は互いと比較した場合にランダムに配置されている。したがって、非成形粒または砕粒は、成形研磨粒子と比較して形状忠実性が有意に低い。
図1は、非限定的な一実施形態による、成形研磨粒子を形成するためのシステム150の図を含む。成形研磨粒子を形成するプロセスは、セラミック材料及び液体を含む混合物101を形成することにより開始することができる。詳細には、混合物101は、セラミック粉末材料及び液体から形成するゲルとすることができる。一実施形態によれば、ゲルは、別個の粒子が統合された網状構造体としてセラミック粉末材料から形成することができる。
混合物101は、本明細書に詳述されるプロセスに使用するのに好適なレオロジー特性を有するように、ある特定の含量の固体材料、液体材料、及び添加剤を含有してもよい。すなわち、ある特定の例においては、混合物は、ある特定の粘度を有することができ、より詳細には、材料の寸法的に安定な相を形成する好適なレオロジー特性を有することができ、その相は本明細書に記述されるプロセスにより形成することができる。材料の寸法的に安定な相は、特定の形状を有するよう形成され、形成後の処理の少なくとも一部分の間、形状を実質的に維持することができる材料である。ある特定の例においては、形状は、形成プロセスで最初に得られた形状が最終的に形成する対象物で存在するように、後続の処理を通じて保持してもよい。一部の例においては、混合物101は形状安定材料でなくてもよく、プロセスは乾燥などのさらなる処理による混合物101の固化及び安定化に依存してもよいことが理解されるであろう。
混合物101は、特定の含量の固体材料、例えばセラミック粉末材料を有するよう形成することができる。例えば、一実施形態においては、混合物101は、混合物101の総重量の少なくとも約25重量%、例えば少なくとも約35重量%、またはさらには少なくとも約38重量%の固体含量を有することができる。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、混合物101の固体含量は、約75重量%以下、例えば約70重量%以下、約65重量%以下、約55重量%以下、約45重量%以下、または約42重量%以下とすることができる。混合物101中の固体材料の含量は、上述の最小パーセンテージのいずれかと最大パーセンテージのいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
一実施形態によれば、セラミック粉末材料は、酸化物、窒化物、炭化物、ホウ化物、オキシ炭化物、オキシ窒化物、及びそれらの組合せを含むことができる。特定の例においては、セラミック材料は、アルミナを含むことができる。より詳細には、セラミック材料は、ベーマイト材料を含むことができ、ベーマイト材料は、アルファアルミナの前駆体とし得る。「ベーマイト」という用語は概して、典型的にAl・HOであって約15重量%の含水量を有する鉱物ベーマイト、並びに15重量%を超える、例えば20〜38重量%の含水量を有する擬ベーマイトを含めたアルミナ水和物を指すよう本明細書において使用される。なお、ベーマイト(擬ベーマイトを含める)は特定の、且つ識別可能な結晶構造を有し、したがって固有のX線回折パターンを有する。このため、ベーマイトは、本明細書においてベーマイト粒子材料の作製に用いる通常の前駆体材料であるATH(三水酸化アルミニウム)などの他のアルミナ水和物を含めた他のアルミナ質材料とは区別される。
さらに、混合物101は、特定の含量の液体材料を含むよう形成することができる。一部の好適な液体としては、水を挙げることができる。一実施形態によれば、混合物101は、混合物101の固体含量よりも少ない液体含量を有するよう形成することができる。より具体的な例においては、混合物101は、混合物101の総重量の少なくとも約25重量%の液体含量を有することができる。他の例においては、混合物101中の液体の量は、より多くてもよく、例えば少なくとも約35重量%、少なくとも約45重量%、少なくとも約50重量%、またはさらには少なくとも約58重量%とすることができる。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、混合物の液体含量は、約75重量%以下、例えば約70重量%以下、約65重量%以下、約62重量%以下、またはさらには約60重量%以下とすることができる。混合物101中の液体の含量は、上述の最小パーセンテージのいずれかと最大パーセンテージのいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の処理及び形成を容易にするために、混合物101は、特定の貯蔵弾性率を有することができる。例えば、混合物101は、少なくとも約1×10Pa、例えば少なくとも約4×10Pa、またはさらには少なくとも約5×10Paの貯蔵弾性率を有することができる。しかしながら、少なくとも1つの非限定的な実施形態では、混合物101は、約1×10Pa以下、例えば約2×10Pa以下の貯蔵弾性率を有してもよい。混合物101の貯蔵弾性率は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
貯蔵弾性率は、ペルチェプレート温度制御システムを備えたARESまたはAR−G2回転式レオメータを用いて平行プレートシステムにより測定することができる。試験のために、混合物101は、互いから約8mm離れるように設置された2枚のプレートの間の隙間内に押し出すことができる。ゲルを隙間に押し出した後、隙間を画定する2枚のプレート間の距離を、混合物101がプレート間の隙間を完全に満たすまで、2mmに縮める。余剰の混合物を拭き取った後、隙間を0.1mmずつ減らし、試験を開始する。試験は振動ひずみ掃引試験であり、機器の設定をひずみ範囲0.01%〜100%とし、6.28rad/s(1Hz)で、25mmの平行プレートを使用して、1ディケード当たり10点記録して行う。試験完了後1時間以内に、隙間を0.1mmずつ再度減少させ、試験を繰り返す。試験は、少なくとも6回繰り返すことができる。第1の試験は、第2及び第3の試験とは異なってもよい。各標本の第2及び第3の試験からの結果のみを報告すべきである。
さらに、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の処理及び形成を容易にするために、混合物101は、特定の粘度を有することができる。例えば、混合物101は、少なくとも約2×10Pa s、例えば少なくとも約3×10Pa s、少なくとも約4×10Pa s、少なくとも約5×10Pa s、少なくとも約6×10Pa s、少なくとも約8×10Pa s、少なくとも約10×10Pa s、少なくとも約20×10Pa s、少なくとも約30×10Pa s、少なくとも約40×10Pa s、少なくとも約50×10Pa s、少なくとも約60×10Pa s、または少なくとも約65×10Pa sの粘度を有することができる。少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、混合物101は、約100×10Pa s以下、例えば、約95×10Pa s以下、約90×10Pa s以下、またはさらには約85×10Pa s以下の粘度を有してもよい。混合物101の粘度は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。粘度は、上述の貯蔵弾性率と同じ方式で測定することができる。
さらに、混合物101は、特定の含量の有機材料を含むよう形成することができ、その有機材料には、例えば、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の処理及び形成を容易にするための液体とは異なり得る有機添加剤が含まれる。一部の好適な有機添加剤としては、安定化剤、結合材、例えばフルクトース、スクロース、ラクトース、グルコース、UV硬化性樹脂などを挙げることができる。
とりわけ、本明細書の実施形態は、従来の形成操作に使用されるスラリーとは異なり得る混合物101を利用してもよい。例えば、混合物101中の有機材料、特に、上述の有機添加剤のうちのいずれかの含量は、混合物101中の他の成分と比較して少量としてもよい。少なくとも1つの実施形態においては、混合物101は、混合物101の総重量の約30重量%以下の有機材料を有するよう形成することができる。他の例では、有機材料の量は、より少なくてもよく、例えば、約15重量%以下、約10重量%以下、またはさらには約5重量%以下としてもよい。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、混合物101中の有機材料の量は、混合物101の総重量の少なくとも約0.01重量%、例えば少なくとも約0.5重量%とすることができる。混合物101中の有機材料の量は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに、混合物101は、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の処理及び形成を容易にするため、液体含量とは異なる特定の含量の酸または塩基を有するよう形成することができる。一部の好適な酸または塩基としては、硝酸、硫酸、クエン酸、塩素酸、酒石酸、リン酸、硝酸アンモニウム、及びクエン酸アンモニウムを挙げることができる。硝酸添加剤を使用する特定の一実施形態によれば、混合物101は、約5未満のpHを有することができ、より詳細には、約2〜約4の範囲内のpHを有することができる。
図1のシステム150は、ダイ103を含むことができる。示されているように、混合物101は、ダイ103の内部に用意し、ダイ103の一端に位置するダイ開口部105を通って押し出されるように構成することができる。さらに示されているように、押し出しは、混合物101に力180を印加することを含んで、混合物101がダイ開口部105を通って押し出されることを容易にすることができる。印加ゾーン183内での押出し中に、ツール151は、ダイ103の一部分と直接接触し、ツール穴152への混合物101の押出しを容易にすることができる。ツール151は、図1に示されているようなスクリーンの形態とすることができ、そのスクリーンでは、穴152が、ツール151の全厚みにわたって延びている。さらに、ツール151は、穴152がツール151の全厚みの一部分に延びるように形成して、ツール151が底面を有してもよく、混合物101を保持し成形するように構成された空間の体積部が、底面と側面とによって画定されていてもよいことが理解されるであろう。
ツール151は、例えばステンレス鋼などの金属合金を含めた、金属材料で形成してもよい。他の例においては、ツール151は、ポリマーなどの有機材料で形成してもよい。
一実施形態によれば、押出し中に特定の圧力を利用してもよい。例えば、圧力は、少なくとも約10kPa、例えば少なくとも約500kPaとすることができる。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、押出し中に利用する圧力は、約4MPa以下とすることができる。混合物101の押出しに用いる圧力は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。特定の例においては、ピストン199によって伝えられる圧力の一貫性により、成形研磨粒子の処理及び形成の改善が容易になることがある。とりわけ、混合物101の両端及びダイ103の幅の両端に一貫した圧力を制御して伝えることにより、成形研磨粒子の処理制御の改善及び寸法特性の改善を容易にすることができる。
ツール穴152に混合物101を入れる前に、離型剤をツール穴152の表面に塗布することができ、これにより、さらなる処理の後に成形研磨粒子前駆体をツール穴152から取り出すことを容易にすることができる。そのようなプロセスは任意選択的であってもよく、鋳型成形プロセスを行うために必ずしも用いなくてもよい。好適な例示的離型剤としては、有機材料、例えば1種または複数のポリマー(例えば、PTFE)を挙げることができる。他の例においては、油(合成油または有機油)を離型剤としてツール穴152の表面に塗布してもよい。1つの好適な油としては、ピーナツ油とすることができる。離型剤は、任意の好適な方式を用いて塗布してもよく、その方式としては、堆積、噴霧、印刷、刷毛塗り、コーティングなどが挙げられるが、これらに限定されない。
混合物101は、任意の好適な方式で成形してもよいツール穴152内に入れて、ツール穴152の形状に一致した形状を有する成形研磨粒子を形成してもよい。
図2を簡単に参照すると、ツール151の一部分が示されている。示されているように、ツール151は、ツール151の体積部に延びるツール穴152、より詳細には複数のツール穴152を含むことができる。一実施形態によれば、ツール穴152は、ツール151の長さ(l)と幅(w)とによって画定される面で見たときに二次元形状を有することができる。二次元形状としては、例えば多角形、楕円形、数字、ギリシャ語アルファベット文字、ラテン語アルファベット文字、ロシア語アルファベット文字、多角形形状の組合せを含む複雑形状、及びそれらの組合せなどの、様々な形状を挙げることができる。特定の例においては、ツール穴152は、長方形、四辺形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、及びそれらの組合せなどの二次元多角形形状を有してもよい。とりわけ、本明細書の実施形態の成形研磨粒子をさらに参照することによって理解されるように、ツール穴152には他の様々な形状が利用されてもよい。
図2のツール151は、互いに対して特定の方式で方向付けられたツール穴152を有するとして示されているが、他の様々な配置方向を用いてもよいことが理解されるであろう。一実施形態によれば、ツール穴152のそれぞれは、互いに対して実質的に同じ配置方向、及びスクリーンの表面に対して実質的に同じ配置方向を有することができる。例えば、ツール穴152のそれぞれは、ツール151の幅方向軸線158に沿って幅方向に延びるツール穴152の第1の列156の第1の面155を画定する第1の縁部154を有することができる。第1の面155は、ツール151の長手方向軸線157に実質的に直交する方向に延びることができる。しかしながら、他の例においては、ツール穴152は、互いに対して同じ配置方向を必ずしも有する必要はないことが理解されるであろう。
さらに、ツール穴152の第1の列156は、成形研磨粒子の特定の処理及び調節された形成を容易にするように、移動方向に対して方向付けることができる。例えば、ツール穴152は、第1の列156の第1の面155が、移動方向171に対する角度を画定するように、ツール151に配置することができる。示されているように、第1の面155は、移動方向171に対して実質的に直角な角度を画定することができる。さらに、一実施形態においては、ツール穴152は、第1の列156の第1の面155が、例えば鋭角または鈍角を含めた、移動方向に対する別の角度を画定するようにツール151に配置し得ることが理解されるであろう。さらに、ツール穴152は、必ずしも列に配置しなくてもよいことが理解されるであろう。ツール穴152は、互いに対して、様々な特定の規則正しい分布で、例えば二次元パターンの形態で、ツール151に配置してもよい。あるいは、開口部は、ツール151にランダムに配置してもよい。
図1を再度参照すると、システム150の作動中、ツール151は、方向153に移動させて、連続的な鋳型成形の作動を容易にすることができる。理解されるように、ツール151は、連続したベルトの形態であってもよく、このベルトは、ローラ上を移動させて、連続的な処理を容易にすることができる。一部の実施形態においては、ツール151は、ダイ開口部105を通して混合物101を押し出しながら、移動させることができる。システム150に示されているように、混合物101は、方向191に押し出してもよい。ツール151の移動方向153は、混合物101の押出し方向191に対して角度付けることができる。移動方向153と押出し方向191とが成す角度はシステム100では実質的に直角として示されているが、例えば鋭角または鈍角を含めた他の角度が意図される。混合物101を、ダイ開口部105を通して押し出した後、混合物101及びツール151は、ダイ103の表面に付けられたナイフの刃107の下を移動させてもよい。ナイフの刃107は、ダイ103の前部領域を画定してもよく、その前部領域は、混合物101がツール151のツール穴152に移動するのを容易にする。
鋳型成形プロセスでは、混合物101は、ツール穴152に含まれている間に、著しい乾燥を受け得る。したがって、成形は、主として、混合物101を成形するためのツール穴152内での混合物101の実質的な乾燥及び固化によるものであり得る。ある特定の例においては、鋳型成形プロセスにより形成された成形研磨粒子は、他のプロセス、例えばスクリーン印刷プロセスと比較して、鋳型穴の特徴をより厳密に複製した形状を示し得る。しかしながら、ある特定の有益な形状特性は、スクリーン印刷プロセス(例えば、フラッシング及び高低差)によってより容易に達成できることに留意するべきである。
離型剤を塗布した後、混合物101は、鋳型穴に入れて乾燥させることができる。乾燥は、水または有機材料などの揮発性物質を含めた特定の含量のある特定の材料を混合物101から除去することを含んでもよい。一実施形態によれば、乾燥プロセスは、約300℃以下、例えば約250℃以下、約200℃以下、約150℃以下、約100℃以下、約80℃以下、約60℃以下、約40℃以下、またはさらには約30℃以下の乾燥温度で行うことができる。さらに、非限定的な一実施形態では、乾燥プロセスは、少なくとも約−20℃、例えば少なくとも約−10℃、少なくとも約0℃、少なくとも約5℃、少なくとも約10℃、またはさらには少なくとも約20℃の乾燥温度で行ってもよい。乾燥温度は、上述の最小温度のいずれかと最大温度のいずれかの間の範囲内としてもよいことが理解されるであろう。
ある特定の例においては、乾燥は、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の形成を容易にするよう、特定の時間行ってもよい。例えば、乾燥は、少なくとも約30秒間、例えば少なくとも約1分間、例えば少なくとも約2分間、少なくとも約4分間、少なくとも約6分間、少なくとも約8分間、少なくとも約10分間、例えば少なくとも約30分間、少なくとも約1時間、少なくとも約2時間、少なくとも約4時間、少なくとも約8時間、少なくとも約12時間、少なくとも約15時間、少なくとも約18時間、少なくとも約24時間、行うことができる。さらに他の例においては、乾燥のプロセスは、約30時間以下、例えば約24時間以下、約20時間以下、約15時間以下、約12時間以下、約10時間以下、約8時間以下、約6時間以下、約4時間以下としてもよい。乾燥の時間は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに、乾燥は、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の形成を容易にするよう、特定の相対湿度で行ってもよい。例えば、乾燥は、少なくとも約20%、少なくとも約30%、少なくとも約40%、少なくとも約50%、少なくとも約60%、例えば少なくとも約62%、少なくとも約64%、少なくとも約66%、少なくとも約68%、少なくとも約70%、少なくとも約72%、少なくとも約74%、少なくとも約76%、少なくとも約78%、またはさらには少なくとも約80%の相対湿度で行ってもよい。さらに他の非限定定期な実施形態においては、乾燥は、約90%以下、例えば約88%以下、約86%以下、約84%以下、約82%以下、約80%以下、約78%以下、約76%以下、約74%以下、約72%以下、約70%以下、約65%以下、約60%以下、約55%以下、約50%以下、約45%以下、約40%以下、約35%以下、約30%以下、またはさらには約25%以下の相対湿度で行ってもよい。乾燥中に用いる相対湿度は、上述の最小パーセンテージのいずれかと最大パーセンテージのいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
乾燥プロセスが完了した後、混合物101をツール穴152から取り出して、成形研磨粒子前駆体を得ることができる。とりわけ、混合物101をツール穴152から取り出す前、または混合物101を取り出して成形研磨粒子前駆体を形成した後、1つまたは複数の形成後プロセスを完了させてもよい。そのようなプロセスとしては、表面成形、硬化、反応、照射、平坦化、か焼、焼結、篩、ドーピング、及びそれらの組合せを挙げることができる。例えば、1つの任意選択的なプロセスにおいては、混合物101または成形研磨粒子前駆体を任意選択の成形ゾーンを通して移動させてもよく、ここで、混合物または成形研磨粒子前駆体の少なくとも1つの外面を成形してもよい。さらに別の実施形態においては、鋳型穴に含まれた混合物101または成形研磨粒子前駆体は、任意選択の付与ゾーンを通して移動させてもよく、ここで、ドーパント材料を付与することができる。特定の例においては、ドーパント材料を付与するプロセスは、混合物101または成形研磨粒子前駆体の少なくとも1つの外面にドーパント材料を選択的に配置することを含むことができる。
ドーパント材料は、例えば噴霧、浸漬、堆積、含浸、転写、打抜き、切断、プレス、粉砕、及びそれらの任意の組合せを含めた様々な方法を利用して付与してもよい。一実施形態によれば、ドーパント材料を付与することは、特定の材料、例えば前駆体の付与を含むことができる。ある特定の例においては、前駆体は、最終的に形成する成形研磨粒子に組み込まれることになるドーパント材料を含む、金属塩などの塩とすることができる。例えば、金属塩は、ドーパント材料の前駆体である元素または化合物を含むことができる。塩材料は、液体形態、例えば塩及び液体担体を含む分散液としてもよいことが理解されるであろう。塩は、窒素を含んでもよく、より詳細には、硝酸塩を含むことができる。他の実施形態においては、塩は、塩化物、硫酸塩、リン酸塩、及びそれらの組合せとすることができる。一実施形態においては、塩は、金属硝酸塩を含むことができ、より詳細には、金属硝酸塩から本質的になることができる。一実施形態においては、ドーパント材料としては、アルカリ元素、アルカリ土類元素、希土類元素、ハフニウム、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、モリブデン、バナジウム、またはそれらの組合せなどの、元素または化合物を挙げることができる。特定の一実施形態においては、ドーパント材料としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、スカンジウム、イットリウム、ランタン、セシウム、プラセオジム、ニオブ、ハフニウム、ジルコニウム、タンタル、モリブデン、バナジウム、クロム、コバルト、鉄、ゲルマニウム、マンガン、ニッケル、チタン、亜鉛、及びそれらの組合せなどの元素または元素を含む化合物が挙げられる。
鋳型成形プロセスは、焼結プロセスをさらに含んでもよい。本明細書のある特定の実施形態では、焼結は、混合物をツール穴152から取り出し、成形研磨粒子前駆体を形成した後に行うことができる。成形研磨粒子前駆体123の焼結を用いて、通常グリーン体の状態にある粒子を高密度化してもよい。特定の例においては、焼結プロセスは、セラミック材料の高温相の形成を促進することができる。例えば、一実施形態においては、成形研磨粒子前駆体は、アルミナの高温相、例えばアルファアルミナが形成するように焼結してもよい。一例においては、成形研磨粒子は、粒子の総重量の少なくとも約90重量%のアルファアルミナを含むことができる。他の例においては、アルファアルミナの含量はより高くてもよく、成形研磨粒子がアルファアルミナから本質的になってもよい。
最終的に形成する成形研磨粒子の本体部は、特定の二次元形状を有することができる。例えば、本体部は、本体部の長さ及び幅により画定される面で見たときに二次元形状を有することができ、多角形形状、楕円形状、数字、ギリシャ語アルファベット文字、ラテン語アルファベット文字、ロシア語アルファベット文字、多角形形状の組合せを用いた複雑形状、及びそれらの組合せを含めた、ある形状を有することができる。特定の多角形形状としては、長方形、台形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、及びそれらの任意の組合せが挙げられる。別の例においては、最終的に形成された成形研磨粒子は、不規則な四辺形、不規則な長方形、不規則な台形、正五角形でない五角形、正六角形でない六角形、正七角形でない七角形、正八角形でない八角形、正九角形でない九角形、正十角形でない十角形、及びそれらの組合せなどの二次元形状を有する本体部を有することができる。正多角形でない多角形の形状は、多角形の形状を画定する辺のうちの少なくとも1つの寸法(例えば、長さ)が別の辺とは異なるものである。本明細書の他の実施形態において示されるように、ある特定の成形研磨粒子の二次元形状は、特定の数の外点または外側隅部を有することができる。例えば、成形研磨粒子の本体部は、長さ及び幅により画定される面で見たときに、二次元多角形形状を有することができ、ここで、本体部は、少なくとも4個の外点(例えば、四辺形)、少なくとも5個の外点(例えば、五角形)、少なくとも6個の外点(例えば、六角形)、少なくとも7個の外点(例えば、七角形)、少なくとも8個の外点(例えば、八角形)、少なくとも9個の外点(例えば、九角形)などを有する二次元形状を含む。
図3は、本明細書の実施形態の成形研磨粒子のある特定の特徴を示す、成形研磨粒子の断面図を含む。そのような断面図は、実施形態の例示的な成形研磨粒子のいずれにも適用でき、本明細書に記載される1つまたは複数の形状態様または寸法特性を決定できることが理解されるであろう。成形研磨粒子の本体部は、上部主面303(すなわち、第1の主面)と、上部主面303の反対側の底部主面304(すなわち、第2の主面)と、を含むことができる。上面303及び底面304は、側面314によって互いから分けることができる。
ある特定の例においては、本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、平均高低差を有することができ、これは、hcとhmの差の測定値である。とりわけ、L中央部の寸法は、隅部の高さ(hc)と隅部の反対側の縁部中点の高さ(hm)との間の距離を画定する長さとすることができる。さらに、本体部301は、内部高さ(hi)を有することができ、これは、本体部301の任意の隅部と反対側の縁部中点との間の寸法に沿って測定される、本体部301の最も小さな高さ寸法とすることができる。本明細書においては便宜上、平均高低差は、通常、hc−hmとして特定するが、しかしながら、これは差の絶対値として規定する。したがって、平均高低差は、本体部301の側面314における高さが隅部313における高さよりも高い場合には、hm−hcとして計算してもよいことが理解されるであろう。より詳細には、平均高低差は、好適なサンプルサイズからの複数の成形研磨粒子に基づいて計算することができる。粒子の高さhc及びhmは、STIL(Sciences et Techniques Industrielles de la Lumiere − France)のMicro Measure 3D Surface Profilometer(白色光(LED)色収差技法)を用いて測定することができ、平均高低差は、サンプルのhc及びhmの平均値に基づいて計算することができる。
図3に示されているように、特定の一実施形態においては、粒子が相対的に平坦で、約300ミクロン以下、例えば、約250ミクロン以下、約220ミクロン以下、約180ミクロン以下、約150ミクロン以下、約100ミクロン以下、約50ミクロン以下、またはさらには約20ミクロン以下の平均高低差を有するように、成形研磨粒子300の本体部301は平均高低差を有することができ、その平均高低差は、第1の隅部の高さ(hc)と、かなり低い第2の中点の高さ(hm)との間の[hc−hm]の絶対値とすることができる。
本明細書の成形研磨粒子の本体部は、本体部の最長寸法であって側面に沿って延びる幅(w)を含むことができる。成形研磨粒子は、本体部の中点を通って延び(主面に沿っていてもよい)、本体部を二分する長さ(すなわち、L中央部)を含むことができる。本体部は、高さ(h)をさらに含むことができ、高さは、本体部301の側面により画定される方向において、長さ及び幅に対して垂直な方向に延びる本体部の寸法とすることができる。特定の例においては、幅は長さ以上とすることができ、長さは高さ以上とすることができ、幅は高さ以上とすることができる。
特定の例においては、本体部301は、第1アスペクト比を有するよう形成することができ、第1アスペクト比は、幅:長さとして表される比であり、少なくとも1:1の値を有する。他の例においては、本体部301は、第1アスペクト比(w:l)が少なくとも約1.5:1、例えば少なくとも約2:1、少なくとも約4:1、またはさらには少なくとも約5:1となるように形成することができる。さらに、他の例においては、研磨粒子300は、本体部301が、約10:1以下、例えば、9:1以下、約8:1以下、またはさらには約5:1以下の第1アスペクト比を有するように形成することができる。本体部301は、上述の比のいずれかの間の範囲内の第1アスペクト比を有し得ることが理解されるであろう。さらに、本明細書における高さに関する言及は、研磨粒子300の測定可能な最大高さへの言及とし得ることが理解されるであろう。
第1アスペクト比に加えて、研磨粒子300は、本体部301が第2アスペクト比を含むように形成することができ、第2アスペクト比は、長さ:高さの比として規定することができ、高さは内部高さの中央値(Mhi)である。ある特定の例においては、第2アスペクト比は、少なくとも約1:1、例えば少なくとも約2:1、少なくとも約4:1、またはさらには少なくとも約5:1とすることができる。さらに、他の例においては、研磨粒子300は、本体部301が約1:3以下、例えば1:2以下、またはさらには約1:1以下の第2アスペクト比を有するように形成することができる。本体部301は、上述の比のいずれかの間の範囲内、例えば約5:1〜約1:1の範囲内の第2アスペクト比を有し得ることが理解されるであろう。
別の実施形態によれば、研磨粒子300は、本体部301が第3アスペクト比を含むように形成することができ、第3アスペクト比は、幅:高さの比により規定され、高さは、内部高さ中央値(Mhi)である。本体部301の第3アスペクト比は、少なくとも約1:1、例えば少なくとも約2:1、少なくとも約4:1、少なくとも約5:1、またはさらには少なくとも約6:1とすることができる。さらに、他の例においては、研磨粒子300は、本体部301が、約3:1以下、例えば2:1以下、またはさらには約1:1以下の第3アスペクト比を有するように形成することができる。本体部301は、上述の比のいずれかの間の範囲内、例えば、約6:1〜約1:1の範囲内の第3アスペクト比を有し得ることが理解されるであろう。
一実施形態によれば、成形研磨粒子300の本体部301は、性能の改善を容易にすることができる特定の寸法を有することができる。例えば、一例においては、本体部301は、内部高さ(hi)を有することができ、これは、本体部301の任意の隅部と反対側の縁部中点との間の寸法に沿って測定される、本体部301の最も小さな高さ寸法とすることができる。特定の例においては、内部高さ(hi)は、外隅部のそれぞれと、反対側の縁部中点との間で取った3つの測定値のうちの最も小さな本体部301の高さ寸法(すなわち、底面304と上面305との間の測定値)としてもよい。成形研磨粒子300の本体部301の内部高さ(hi)は、図3に示されている。特定の例においては、成形研磨粒子300の本体部301の内部高さ(hi)は、本体部301のトポグラフィー上面図を作成することによって決定することができる。そのための好適なプログラムとしては、ImageJソフトウェアが挙げられる。本体部301の両側の主面をスキャンして、本体部301の図を作成することができる。Otsuの方法などのクラスタリング法を用いて、両主面の外周部を特定することができ、各主面の最小高さ及びトポグラフィーを決定することができる。内部高さ(hi)は、分析した第1及び第2の主面の最小高さ及びトポグラフィーから決定することができる。
一実施形態によれば、内部高さ(hi)は、幅(w)の少なくとも約20%とすることができる。特定の一実施形態においては、高さ(hi)は、幅の少なくとも約22%、例えば本体部301の幅の少なくとも約25%、少なくとも約30%、またはさらには少なくとも約33%とすることができる。非限定的な一実施形態では、本体部301の高さ(hi)は、本体部301の幅の約80%以下、例えば約76%以下、約73%以下、約70%以下、幅の約68%以下、幅の約56%以下、幅の約48%以下、またはさらには幅の約40%以下とすることができる。本体部301の高さ(hi)は、上述の最小パーセンテージのいずれかと最大パーセンテージのいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
内部高さ中央値(Mhi)を調節することができ、これにより性能の改善を容易にすることができる成形研磨粒子のバッチを作製することができる。特に、バッチの内部高さ(hi)中央値は、上述と同じ方式で、そのバッチの成形研磨粒子の幅中央値と関連付けることができる。とりわけ、内部高さ中央値(Mhi)は、幅の少なくとも約20%、例えば、バッチの成形研磨粒子の幅中央値の少なくとも約22%、少なくとも約25%、少なくとも約30%、またはさらには少なくとも約33%とすることができる。非限定的な一実施形態では、本体部301の内部高さ中央値(Mhi)は、本体部301の幅中央値の約80%以下、例えば約76%以下、約73%以下、約70%以下、幅の約68%以下、幅の約56%以下、幅の約48%以下、またはさらには約40%以下とすることができる。本体部301の内部高さ中央値(Mhi)は、上述の最小パーセンテージのいずれかと最大パーセンテージのいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに、成形研磨粒子のバッチは、好適なサンプルサイズからの寸法特性の標準偏差により測定したとき、寸法均一性の改善を示すことができる。一実施形態によれば、成形研磨粒子は、内部高さ変動値(Vhi)を有することができ、内部高さ変動値は、バッチからの粒子の好適なサンプルサイズでの内部高さ(hi)の標準偏差として計算することができる。一実施形態によれば、内部高さ変動値は、約60ミクロン以下、例えば約58ミクロン以下、約56ミクロン以下、またはさらには約54ミクロン以下とすることができる。非限定的な一実施形態においては、内部高さ変動値(Vhi)は、少なくとも約2ミクロンとすることができる。本体部の内部高さ変動値は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
別の実施形態では、成形研磨粒子300の本体部301は、少なくとも約70ミクロンの高さを有することができ、高さは、内部高さ(hi)としてもよい。より詳細には、高さは、少なくとも約80ミクロン、例えば少なくとも約90ミクロン、少なくとも約100ミクロン、少なくとも約110ミクロン、少なくとも約120ミクロン、少なくとも約150ミクロン、少なくとも約175ミクロン、少なくとも約200ミクロン、少なくとも約225ミクロン、少なくとも約250ミクロン、少なくとも約275ミクロン、またはさらには少なくとも約300ミクロンとしてもよい。さらなる非限定的な一実施形態においては、本体部301の高さは、約3mm以下、例えば約2mm以下、約1.5mm以下、約1mm以下、またはさらには約800ミクロン以下、約600ミクロン以下、約500ミクロン以下、約475ミクロン以下、約450ミクロン以下、約425ミクロン以下、約400ミクロン以下、約375ミクロン以下、約350ミクロン以下、約325ミクロン以下、約300ミクロン以下、約275ミクロン以下、またはさらには約250ミクロン以下とすることができる。本体部301の高さは、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。さらに、上述の値の範囲は、成形研磨粒子のバッチの内部高さ中央値(Mhi)を表し得ることが理解されるであろう。
本明細書のある特定の実施形態では、成形研磨粒子300の本体部301は、例えば、幅>長さ、長さ>高さ、及び幅>高さを含めた、特定の寸法を有することができる。より詳細には、成形研磨粒子300の本体部301は、少なくとも約200ミクロン、例えば少なくとも約250ミクロン、少なくとも約300ミクロン、少なくとも約350ミクロン、少なくとも約400ミクロン、少なくとも約450ミクロン、少なくとも約500ミクロン、少なくとも約550ミクロン、少なくとも約600ミクロン、少なくとも約700ミクロン、少なくとも約800ミクロン、またはさらには少なくとも約900ミクロンの幅(w)を有することができる。非限定的な一例においては、本体部301は、約4mm以下、例えば約3mm以下、約2.5mm以下、またはさらには約2mm以下の幅を有することができる。本体部301の幅は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。さらに、上述の値の範囲は、成形研磨粒子のバッチの幅中央値(Mw)を表し得ることが理解されるであろう。
成形研磨粒子300の本体部301は、例えば、少なくとも約0.4mm、例えば少なくとも約0.6mm、少なくとも約0.8mm、またはさらには少なくとも約0.9mmの長さ(L中央部またはLp)を含めた、特定の寸法を有することができる。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態では、本体部301は、約4mm以下、例えば約3mm以下、約2.5mm以下、またはさらには約2mm以下の長さを有することができる。本体部301の長さは、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。さらに、上述の値の範囲は、成形研磨粒子のバッチの長さ中央値(Ml)を表すことができ、長さ中央値は、より詳細には、中央部長さ中央値(ML中央部)またはプロファイル長さ中央値(MLp)としてもよいことが理解されるであろう。
成形研磨粒子300は、特定の量のディッシングを有する本体部301を有することができ、ディッシング値(d)は、本体部301の内部における最も小さな高さ寸法(hi)と比較した、本体部301の外隅部における平均高さ(Ahc)との間の比として規定することができる。本体部301の隅部における平均高さ(Ahc)は、全ての隅部において本体部301の高さを測定し、その値の平均を取ることによって計算することができ、平均高さは、1つの隅部における単一の高さ値(hc)とは異なり得る。隅部または内部における本体部301の平均高さは、STIL(Sciences et Techniques Industrielles de la Lumiere − France)のMicro Measure 3D Surface Profilometer(白色光(LED)色収差技法)を用いて測定することができる。あるいは、ディッシングは、バッチからの粒子の好適なサンプリングから計算される、隅部における粒子の高さ中央値(Mhc)に基づくものとしてもよい。同様に、内部高さ(hi)は、バッチからの成形研磨粒子の好適なサンプリングにより得られる内部高さ中央値(Mhi)とすることができる。一実施形態によれば、ディッシング値(d)は、約2以下、例えば約1.9以下、約1.8以下、約1.7以下、約1.6以下、約1.5以下、またはさらには約1.2以下とすることができる。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、ディッシング値(d)は、少なくとも約0.9、例えば少なくとも約1.0とすることができる。ディッシング比は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。さらに、上述の凹み値の範囲は、成形研磨粒子のバッチのディッシング中央値(Md)を表し得ることが理解されるであろう。
例えば図3の粒子の本体部301を含む、本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、底面積(A)を画定する底面304を有することができる。特定の例においては、底面304は、本体部301の最も大きな面とすることができる。底部主面304は、底面積(A)として規定される表面積を有することができ、これは、上部主面303の表面積とは異なる。特定の一実施形態においては、底部主面304は、底面積(A)として規定される表面積を有することができ、これは、上部主面303の表面積とは異なる。別の実施形態においては、底部主面304は、底面積(A)として規定される表面積を有することができ、これは、上部主面303の表面積よりも小さい。
さらに、本体部301は、底面積(A)に垂直であり、粒子300の中点381を通って延びる面の面積を規定する、中点断面積(A)を有することができる。ある特定の例においては、本体部301は、底面積の中点面積に対する面積比(A/A)が約6以下とすることができる。より特定の例においては、面積比は、約5.5以下、例えば約5以下、約4.5以下、約4以下、約3.5以下、またはさらには約3以下とすることができる。さらに、非限定的な一実施形態においては、面積比は、少なくとも約1.1、例えば少なくとも約1.3、またはさらには少なくとも約1.8としてもよい。面積比は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。さらに、上述の面積比は、成形研磨粒子のバッチの面積比中央値を表し得ることが理解されるであろう。
さらに、例えば図3の粒子を含めた、本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、正規化された高低差が約0.3以下とすることができる。正規化された高低差は、等式[(hc−hm)/(hi)]の絶対値により規定することができる。他の実施形態においては、正規化された高低差は、約0.26以下、例えば約0.22以下、またはさらには約0.19以下とすることができる。さらに、特定の一実施形態においては、正規化された高低差は、少なくとも約0.04、例えば少なくとも約0.05、またはさらには少なくとも約0.06とすることができる。正規化された高低差は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。さらに、上述の正規化された高さの値は、成形研磨粒子のバッチの正規化された高さの値の中央値を表し得ることが理解されるであろう。
成形研磨粒子300は、本体部301が、結晶性材料、より詳細には多結晶性材料を含むように形成することができる。とりわけ、多結晶性材料は、砥粒を含むことができる。一実施形態においては、本体部301は、例えば結合材を含めた有機材料を本質的に含まなくてもよい。より詳細には、本体部301は、多結晶性材料から本質的になることができる。
一態様においては、成形研磨粒子300の本体部301は、互いに結合して研磨粒子300の本体部301を形成する複数の研磨粒子、グリット、及び/または結晶粒を含む凝集体とすることができる。好適な砥粒は、窒化物、酸化物、炭化物、ホウ化物、オキシ窒化物、オキシホウ化物、ダイヤモンド、及びそれらの組合せを含むことができる。特定の例においては、砥粒は、酸化物化合物または複合体、例えば酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化イットリウム、酸化クロム、酸化ストロンチウム、酸化ケイ素、及びそれらの組合せを含むことができる。特定の一例においては、研磨粒子300は、本体部301を形成している砥粒がアルミナを含むように、より詳細にはアルミナから本質的になり得るように、形成する。さらに、特定の例においては、成形研磨粒子300は、シードゾル−ゲルから形成することができる。
本体部301内に含有される砥粒(すなわち、クリスタリット)は、通常約100ミクロン以下の平均粒度を有し得る。他の実施形態においては、平均粒度は、より小さくてもよく、例えば約80ミクロン以下、約50ミクロン以下、約30ミクロン以下、約20ミクロン以下、約10ミクロン以下、またはさらには約1ミクロン以下、約0.9ミクロン以下、約0.8ミクロン以下、約0.7ミクロン以下、またはさらには約0.6ミクロン以下とすることができる。さらに、本体部301に含有される砥粒の平均粒度は、少なくとも約0.01ミクロン、例えば少なくとも約0.05ミクロン、少なくとも約0.06ミクロン、少なくとも約0.07ミクロン、少なくとも約0.08ミクロン、少なくとも約0.09ミクロン、少なくとも約0.1ミクロン、少なくとも約0.12ミクロン、少なくとも約0.15ミクロン、少なくとも約0.17ミクロン、少なくとも約0.2ミクロン、またはさらには少なくとも約0.5ミクロンとすることができる。砥粒は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の平均粒度を有し得ることが理解されるであろう。
ある特定の実施形態によると、研磨粒子300は、本体部301内に少なくとも2つの異なる種類の結晶粒を含む複合物品とすることができる。異なる種類の結晶粒は、互いに異なる組成を有する結晶粒であることが理解されるであろう。例えば、本体部301は、少なくとも2つの異なる種類の結晶粒を含むように形成することができ、この2つの異なる種類の結晶粒は、窒化物、酸化物、炭化物、ホウ化物、オキシ窒化物、オキシホウ化物、ダイヤモンド、及びそれらの組合せとすることができる。
一実施形態によれば、研磨粒子300は、本体部301で測定することができる最も大きな寸法で測定した場合に、少なくとも約100ミクロンの平均粒径を有することができる。実際には、研磨粒子300は、少なくとも約150ミクロン、例えば少なくとも約200ミクロン、少なくとも約300ミクロン、少なくとも約400ミクロン、少なくとも約500ミクロン、少なくとも約600ミクロン、少なくとも約700ミクロン、少なくとも約800ミクロン、またはさらには少なくとも約900ミクロンの平均粒径を有することができる。さらに、研磨粒子300は、約5mm以下、例えば約3mm以下、約2mm以下、またはさらには約1.5mm以下の平均粒径を有することができる。研磨粒子300は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の平均粒径を有し得ることが理解されるであろう。
本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、性能の改善を容易にすることができるフラッシングのパーセントを有することができる。とりわけ、フラッシングは、片側から見たときに、図4に示されるような粒子の面積を画定するものであり、フラッシングは、枠402及び403内で本体部301の側面から延びているものである。フラッシングは、本体部301の上面303及び底面304に近接した先細の領域を表すことができる。フラッシングは、本体部301の側面の最も内側の点(例えば、421)と側面の最も外側の点(例えば、422)の間に延びる、枠内に含まれる側面に沿った本体部301の面積のパーセンテージとして測定することができる。特定の一例においては、本体部301は、特定の含量のフラッシングを有することができ、その含量は、枠402及び403内に含まれる本体部301の面積を、枠402、403、及び404内に含まれる本体部301の全面積と比較したパーセンテージとすることができる。一実施形態によれば、本体部301のフラッシングのパーセント(f)は、少なくとも約1%とすることができる。別の実施形態においては、フラッシングのパーセントは、より高くてもよく、例えば少なくとも約2%、少なくとも約3%、少なくとも約5%、少なくとも約8%、少なくとも約10%、少なくとも約12%、例えば少なくとも約15%、少なくとも約18%、またはさらには少なくとも約20%とすることができる。さらに、非限定的な一実施形態においては、本体部301のフラッシングのパーセントは、調節することができ、フラッシングのパーセントは、約45%以下、例えば約40%以下、約35%以下、約30%以下、約25%以下、約20%以下、約18%以下、約15%以下、約12%以下、約10%以下、約8%以下、約6%以下、またはさらには約4%以下としてもよい。本体部301のフラッシングのパーセントは、上述の最小パーセンテージのいずれかと最大パーセンテージのいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。さらに、上述のフラッシングのパーセンテージは、成形研磨粒子のバッチの平均のフラッシングのパーセンテージまたはフラッシングのパーセンテージの中央値を表し得ることが理解されるであろう。
フラッシングのパーセントは、成形研磨粒子300を横向きに載置し、本体部301を側面から見て、図4に示されているような白黒の画像を作成することによって、測定することができる。そのための好適なプログラムとしては、ImageJソフトウェアが挙げられる。フラッシングのパーセントは、中央部404並びに枠402及び403内の面積を含む、側面から見たときの本体部301の全面積(暗部の総面積)と比較した、枠402及び403内の本体部301の面積を決定することによって計算することができる。このような手順を、好適にサンプリングした粒子に対して完了させて、平均、中央値、及び/または標準偏差の値を得ることができる。
図12A〜26は、本明細書の実施形態による成形研磨粒子の図を含む。一実施形態によれば、本明細書の実施形態の成形研磨粒子の本体部は、先端鋭さ、強度、及び形状指数を含む、少なくとも3つの結晶粒の特徴の間に特定の関係を有することができる。特定の理論に拘束されることを望むものではないが、実証調査に基づくと、ある特定の結晶粒の特徴の間に特定の相互関係が存在することができ、これらの結晶粒の特徴の相互関係を調節することによって、成形研磨粒子の自己尖鋭化挙動を改変及び改善することができ、それによって、効率及び寿命に関して性能が改善された研磨物品の形成が容易になり得る。
図12Aは、一実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む。図12Bは、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む。示されているように、成形研磨粒子1200は、上部主面1203(すなわち、第1の主面)と、上部主面1203の反対側の底部主面1204(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部1201を含むことができる。上面1203及び底面1204は、少なくとも1つの側面1205によって互いに分けることができ、側面1205は、例えば別個の側面部分1206、1207、及び1208を含めた、1つまたは複数の別個の側面部分を含んでもよい。別個の側面部分1206〜1208は、縁部において互いに接合していてもよく、縁部には、縁部1209及び1210が含まれるがこれらに限定されない。縁部1209は、上部主面1203の外側隅部1211と底部主面1204の外側隅部1212との間に延びることができる。縁部1210は、上部主面1203の外側隅部1213と底部主面1204の外側隅部1214との間に延びることができる。
示されているように、成形研磨粒子1200の本体部1201は、上面1203に平行な面で見たときに、概して多角形の形状を有することができ、より詳細には、本体部1201は、本体部の幅と長さの面(すなわち、図12Bに示されている上面図)で見たときに、5つの外側点または外側隅部を有する二次元五角形形状を有することができる。詳細には、本体部1201は、図12Aに示されているように、長さ(LまたはL中央部)を有することができ、長さは、本体部の外側隅部1216から、反対側の縁部1217の中点に延びる寸法として測定することができる。とりわけ、図12Aに示されているような一部の実施形態においては、長さは、本体部1201の上面1203の中点1281を通って延びることができるが、これは全ての実施形態で必ずしもそうである必要はない。さらに、本体部1201は、幅(W)を有することができ、幅は、側面1205の別個の側面部分に沿った本体部1201の最も長い寸法の測定値である。本体部の高さは、通常、上部主面1203と底部主面1204との間の距離としてもよい。本明細書の実施形態に記載されるように、高さの寸法は、本体部1201の異なる位置、例えば本体部1201の隅部と内部とで、異なってもよい。
特定の例においては、本体部1201は、第1アスペクト比を有するよう形成してもよく、第1アスペクト比は、本明細書の実施形態に記載される値を有する幅:長さとして表される比である。さらに、図12Aの実施形態の成形研磨粒子などの、ある特定の実施形態においては、第1アスペクト比が少なくとも約1:1であるように、長さは幅以上とすることができる。他の例においては、本体部1201は、第1アスペクト比(w:l)が少なくとも約1:1.5、例えば少なくとも約1:2、少なくとも約1:4、またはさらには少なくとも約5:1となり得るように形成することができる。さらに、他の例においては、研磨粒子1200は、本体部1201が、約1:10以下、例えば1:9以下、約1:8以下、またはさらには約1:5以下の第1アスペクト比を有するように形成することができる。本体部1201は、上述の比のいずれかの間の範囲内の第1アスペクト比を有し得ることが理解されるであろう。
第1アスペクト比に加えて、研磨粒子1200は、本体部1201が第2アスペクト比を含むように形成することができ、第2アスペクト比は、長さ:高さの比として規定することができ、高さは、中点1281で測定される内部高さの中央値(Mhi)とすることができる。ある特定の例においては、第2アスペクト比は、少なくとも約1:1、例えば少なくとも約2:1、少なくとも約4:1、またはさらには少なくとも約5:1とすることができる。さらに、他の例においては、研磨粒子1200は、本体部1201が約1:3以下、例えば1:2以下、またはさらには約1:1以下の第2アスペクト比を有するように形成することができる。本体部1201は、上述の比のいずれかの間の範囲内、例えば約5:1〜約1:1の範囲内の第2アスペクト比を有し得ることが理解されるであろう。
別の実施形態によれば、研磨粒子1200は、本体部1201が第3アスペクト比を含むように形成することができ、第3アスペクト比は、幅:高さの比により規定され、高さは、内部高さ中央値(Mhi)としてもよい。本体部1201の第3アスペクト比は、少なくとも約1:1、例えば少なくとも約2:1、少なくとも約4:1、少なくとも約5:1、またはさらには少なくとも約6:1とすることができる。さらに、他の例においては、研磨粒子1200は、本体部1201が、約3:1以下、例えば2:1以下、またはさらには約1:1以下の第3アスペクト比を有するように形成することができる。本体部1201は、上述の比のいずれかの間の範囲内、例えば、約6:1〜約1:1の範囲内の第3アスペクト比を有し得ることが理解されるであろう。
一実施形態によれば、成形研磨粒子1200の本体部1201は、本明細書に記載されるプロセスのいずれかを用いて形成してもよい。とりわけ、本体部1201は、所定の強度、所定の先端鋭さ、及び所定の形状指数を含む、少なくとも3つの結晶粒の特徴の特定の相互関係を有するように形成してもよい。成形研磨粒子の先端鋭さは、本体部1201の外側隅部に最も良く適合する円の最大半径を決定することによって測定してもよく、先端鋭さは平均先端鋭さとしてもよい。例えば、図12Bを参照すると、本体部1201の上部主面1203の上面図が提供されている。隅部1231に対し、最も良く適合する円が、成形研磨粒子1201の本体部1201の画像の上に重ねられており、外側隅部1231の湾曲に対して最も良く適合する円の半径が、外側隅部1231の先端鋭さの値を規定する。本体部1201の各外側隅部に対して測定を再度行って、単一の成形研磨粒子の個々の先端鋭さの平均を決定してもよい。さらに、測定を、バッチの成形研磨粒子の好適なサンプルサイズの成形研磨粒子において再度行って、平均のバッチ先端鋭さを得てもよい。任意の好適なコンピュータプログラム、例えばImageJを、好適な倍率の画像(例えば、SEM画像または光学顕微鏡画像)と共に用いて、最も良く適合する円及び先端鋭さを正確に測定してもよい。
本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、特定の鋭さ、強度、及び形状指数係数(すなわち、3SF)を有する成形研磨粒子の形成を容易にする、特定の先端鋭さを有してもよい。例えば、一実施形態によれば、成形研磨粒子の本体部は、約80ミクロン以下から少なくとも約1ミクロンの範囲内の先端鋭さを有することができる。さらに、ある特定の例においては、本体部は、約78ミクロン以下、例えば76ミクロン以下、約74ミクロン以下、約72ミクロン以下、約70ミクロン以下、約68ミクロン以下、約66ミクロン以下、約64ミクロン以下、約62ミクロン以下、約60ミクロン以下、約58ミクロン以下、約56ミクロン以下、約54ミクロン以下、約52ミクロン以下、約50ミクロン以下、約48ミクロン以下、約46ミクロン以下、約44ミクロン以下、約42ミクロン以下、約40ミクロン以下、約38ミクロン以下、約36ミクロン以下、約34ミクロン以下、約32ミクロン以下、約30ミクロン以下、約38ミクロン以下、約36ミクロン以下、約34ミクロン以下、約32ミクロン以下、約30ミクロン以下、約28ミクロン以下、約26ミクロン以下、約24ミクロン以下、約22ミクロン以下、約20ミクロン以下、約18ミクロン以下、約16ミクロン以下、約14ミクロン以下、約12ミクロン以下、約10ミクロン以下の先端鋭さを有することができる。さらに別の非限定的な実施形態においては、先端鋭さは、少なくとも約2ミクロン、例えば少なくとも約4ミクロン、少なくとも約6ミクロン、少なくとも約8ミクロン、少なくとも約10ミクロン、少なくとも約12ミクロン、少なくとも約14ミクロン、少なくとも約16ミクロン、少なくとも約18ミクロン、少なくとも約20ミクロン、少なくとも約22ミクロン、少なくとも約24ミクロン、少なくとも約26ミクロン、少なくとも約28ミクロン、少なくとも約30ミクロン、少なくとも約32ミクロン、少なくとも約34ミクロン、少なくとも約36ミクロン、少なくとも約38ミクロン、少なくとも約40ミクロン、少なくとも約42ミクロン、少なくとも約44ミクロン、少なくとも約46ミクロン、少なくとも約48ミクロン、少なくとも約50ミクロン、少なくとも約52ミクロン、少なくとも約54ミクロン、少なくとも約56ミクロン、少なくとも約58ミクロン、少なくとも約60ミクロン、少なくとも約62ミクロン、少なくとも約64ミクロン、少なくとも約66ミクロン、少なくとも約68ミクロン、少なくとも約70ミクロンとすることができる。本体部は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の先端鋭さを有し得ることが理解されるであろう。
本明細書に述べられているように、結晶粒の別の特徴は、形状指数である。本体部1201の形状指数は、長さと幅の二次元の面(すなわち、上部主面1203または底部主面1204)で見たときに、本体部に重ねられた最も良く適合する外円の外半径を、本体部1201の長さと幅の二次元の面で見たときに、本体部1201内に完全に適合する最も大きく且つ最も良く適合する内円の内半径と比較した値として説明することができる。例えば、図12Cを参照すると、成形研磨粒子1201の上面図には、形状指数の計算を示すため、図に重ねられた2つの円が与えられている。第1の円は、成形研磨粒子の本体部に重ねられており、これは、成形研磨粒子の本体部の全外周が円の境界内に適合するように用いることができる最も小さな円を表す、最も良く適合する外円である。外円は半径(Ro)を有する。図12Cに示されているような形状では、外円は、五角形の形状の5つの隅部のそれぞれにおいて本体部の外周と交差し得る。しかしながら、ある特定の不規則または複雑な形状では、本体部は、隅部のそれぞれが等間隔で円と交差するように円内に均一に適合しないこともあるが、最も良く適合する外円は、それに関係なく形成し得ることが理解されるであろう。任意の好適なコンピュータプログラム、例えばImageJを、好適な倍率の画像(例えば、SEM画像または光学顕微鏡画像)と共に用いて外円を作成し、半径(Ro)を測定してもよい。
図12Cに示されているように、内側の第2の円は、成形砥粒の画像に重ねることができ、これは、本体部1201の長さと幅の面で見たときに、本体部1201の二次元形状の外周内に完全に入れて配置することができる最も大きな円を表す、最も良く適合する円である。内円は半径(Ri)を有することができる。ある特定の不規則または複雑な形状では、内円は、円の外周が図12Cの正五角形で示されるような等間隔で本体部の部分に接触するように本体部内に均一に適合しないこともあることが理解されるであろう。しかしながら、最も良く適合する内円は、それに関係なく形成し得る。任意の好適なコンピュータプログラム、例えばImageJを、好適な倍率の画像(例えば、SEM画像または光学顕微鏡画像)と共に用いて内円を作成し、半径(Ri)を測定してもよい。
形状指数は、外半径を内半径で割ることによって計算することができる(すなわち、形状指数=Ri/Ro)。例えば、図12A〜12Cの成形研磨粒子1200の本体部1201は、約0.81の形状指数を有する。
本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、特定の3SFを有する成形研磨粒子の形成を容易にする特定の形状指数を有するものとしてもよい。例えば、本体部は、少なくとも約0.51から約0.99以下の範囲内の形状指数を有するものとしてもよい。より詳細には、非限定的な一実施形態においては、成形研磨粒子の本体部は、少なくとも約0.52、例えば少なくとも約0.53、少なくとも約0.54、少なくとも約0.55、少なくとも約0.56、少なくとも約0.57、少なくとも約0.58、少なくとも約0.59、少なくとも約0.60、少なくとも約0.61、少なくとも約0.62、少なくとも約0.63、少なくとも約0.64、少なくとも約0.65、少なくとも約0.66、少なくとも約0.67、少なくとも約0.68、少なくとも約0.69、少なくとも約0.70、少なくとも約0.71、少なくとも約0.72、少なくとも約0.73、少なくとも約0.74、少なくとも約0.75、少なくとも約0.76、少なくとも約0.77、少なくとも約0.78、少なくとも約0.79、少なくとも約0.80、少なくとも約0.81、少なくとも約0.82、少なくとも約0.83、少なくとも約0.84、少なくとも約0.85、少なくとも約0.86、少なくとも約0.87、少なくとも約0.88、少なくとも約0.89、少なくとも約0.90、少なくとも約0.91、少なくとも約0.92、少なくとも約0.93、少なくとも約0.94、少なくとも約0.95の形状指数を有することができる。さらに別の非限定的実施形態においては、本体部は、約0.98以下、例えば約0.97以下、約0.96以下、約0.95以下、約0.94以下、約0.93以下、約0.92以下、約0.91以下、約0.90以下、約0.89以下、約0.88以下、約0.87以下、約0.86以下、約0.85以下、約0.84以下、約0.83以下、約0.82以下、約0.81以下、約0.80以下、約0.79以下、約0.78以下、約0.77以下、約0.76以下、約0.75以下、約0.74以下、約0.73以下、約0.72以下、約0.71以下、約0.70以下、約0.69以下、約0.68以下、約0.67以下、約0.66以下、約0.65以下、約0.64以下、約0.63以下、約0.62以下、約0.61以下、約0.60以下、約0.59以下、約0.58以下、約0.57以下、約0.56以下、約0.55以下、約0.54以下の形状指数を有することができる。本体部は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の形状指数を有し得ることが理解されるであろう。
さらに、本明細書に記述されるように、本体部1201は、特定の強度を有するよう形成してもよい。本体部の強度は、ヘルツ押込みにより測定してもよい。この方法では、砥粒は、溝がついたアルミニウムのSEMサンプル載置台に接着する。溝は、深さが約250μmであり、結晶粒を一列に収めるのに十分な幅である。結晶粒は、最も微細なペーストを1μmとした一連のダイヤモンドペーストを用いて自動ポリッシャーで磨き、最終的に鏡面仕上げを得る。最終ステップにおいて、磨かれた結晶粒は平坦で、アルミニウム表面と同一高さである。したがって、磨かれた結晶粒の高さは約250μmである。金属の台は、金属の支持ホルダに固定し、MTSユニバーサル試験フレームを用いて、鋼の球形圧子を押し込む。試験中のクロスヘッド速度は2μm/秒である。圧子として用いる鋼のボールは、直径3.2mmである。最大押込み荷重は、全ての結晶粒に対して同じであり、第1の破壊での荷重は、荷重変位曲線から荷重降下として決定する。押込みの後、結晶粒を光学的に撮像して、亀裂の存在及び亀裂パターンを記録する。
第1の荷重降下を第1のリングクラックのポップイン荷重として使用して、ヘルツ強度を計算することができる。ヘルツ応力場は十分に画定され、軸対称である。応力は、圧子のすぐ下では圧縮であり、接触域の半径により画定される領域の外側では引張である。低荷重では、場は完全に弾性である。半径がRの球及び印加垂直荷重Pでは、応力場の解は、接触に摩擦がないという元々のヘルツの仮定に従って容易に見出される。
接触域の半径aは、以下により得られる。
式中、
であり、Eは、圧子及びサンプル材料それぞれの弾性係数Eとポアソン比νの組合せである。
最大接触圧力は、以下により得られる。
最大剪断応力は、(ν=0.3と仮定して)τ=0.31、R=0及びz=0.48aにおけるpにより与えられる。
ヘルツ強度は、亀裂の発生時における最大引張応力であり、以下に従って計算される。
σ=1/3(1−2ν)p(R=a及びz=0において)
第1の荷重降下を式(3)における荷重Pとして使用して、最大引張応力を上述の式に従って計算する。これは、供試体のヘルツ強度の値である。合計すると、各グリット種について20〜30個の個々の成形研磨粒子サンプルを試験し、ある範囲のヘルツ破壊応力を得る。ワイブル分析手順(ASTM C1239に概説されている)に従って、ワイブル確率プロットを作成し、ワイブル特性強度(尺度値)及びワイブル係数(形状パラメータ)を、最大尤度の手順を用いて分布に対して計算する。
本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、特定の3SFを有する成形研磨粒子の形成を容易にする、特定の強度を有してもよい。例えば、本明細書の実施形態の成形研磨粒子の本体部は、約600MPa以下から少なくとも約100MPaの範囲内の強度を有することができる。このような強度は、本明細書の実施形態に記載されている組成物のいずれかを用いて達成することができ、その組成物としては、単一のセラミック組成物、ドーピングしたセラミック組成物、または複合組成物が挙げられるがこれらに限定されない。特定の実施形態によれば、本体部の強度は、約590MPa以下、例えば約580MPa以下、約570MPa以下、約560MPa以下、約550MPa以下、約540MPa以下、約530MPa以下、約520MPa以下、約510MPa以下、約500MPa以下、約490MPa以下、約480MPa以下、約470MPa以下、約460MPa以下、約450MPa以下、約440MPa以下、約430MPa以下、約420MPa以下、約410MPa以下、約400MPa以下、約390MPa以下、約380MPa以下、約370MPa以下、約360MPa以下、約350MPa以下、約340MPa以下、約330MPa以下、約320MPa以下、約310MPa以下、約300MPa以下、約290MPa以下、約280MPa以下、約270MPa以下、約260MPa以下、約250MPa以下、約240MPa以下、約230MPa以下、約220MPa以下、約210MPa以下、またはさらには約200MPa以下としてもよい。さらに別の非限定的な実施形態においては、本体部の強度は、少なくとも約110MPa、例えば少なくとも約120MPa、少なくとも約130MPa、少なくとも約140MPa、少なくとも約150MPa、少なくとも約160MPa、少なくとも約170MPa、少なくとも約180MPa、少なくとも約190MPa、少なくとも約200MPa、少なくとも約210MPa、少なくとも約220MPa、少なくとも約230MPa、少なくとも約240MPa、少なくとも約250MPa、少なくとも約260MPa、少なくとも約270MPa、少なくとも約280MPa、少なくとも約290MPa、少なくとも約300MPa、少なくとも約310MPa、少なくとも約320MPa、少なくとも約330MPa、少なくとも約340MPa、少なくとも約350MPa、少なくとも約360MPa、少なくとも約370MPa、少なくとも約380MPa、少なくとも約390MPa、少なくとも約400MPa、少なくとも約410MPa、少なくとも約420MPa、少なくとも約430MPa、少なくとも約440MPa、少なくとも約450MPa、少なくとも約460MPa、少なくとも約470MPa、少なくとも約480MPa、少なくとも約490MPa、またはさらには少なくとも約500としてもよい。本体部の強度は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内としてもよいことが理解されるであろう。
一態様によれば、成形研磨粒子の実証調査は、先端鋭さ、強度、及び形状指数という特定の結晶粒の特徴を互いに関して調節することによって、成形研磨粒子の研削挙動(例えば、自己尖鋭化挙動)を改変し得ることを示している。とりわけ、形成プロセスは、本体部の先端鋭さ、形状指数、及び強度という結晶粒の特徴の相互関係が、成形研磨粒子の研削性能(例えば、自己尖鋭化挙動)に影響を及ぼすよう、所定の方式で選択され調節されるようにして、行うことができる。例えば、一実施形態においては、成形研磨粒子を形成する方法は、所定の強度を有する材料を選択することと、所定の強度に基づいて所定の先端鋭さ及び所定の形状指数を有する成形研磨粒子の本体部を形成することと、を含むことができる。すなわち、成形研磨粒子を形成するための材料を、本体部が所定の強度を有するようにまず選択してもよく、その後、所定の先端鋭さ及び所定の形状指数という結晶粒の特徴を、成形研磨粒子が従来の成形研磨粒子よりも改善された性能を有し得るように、所定の強度に基づいて選択し、調節してもよい。
さらに別の実施形態においては、成形研磨粒子を形成する方法は、所定の形状指数を有する材料を選択することと、所定の形状指数に基づいて所定の先端鋭さ及び所定の強度を有する成形研磨粒子の本体部を形成することと、を含むことができる。すなわち、成形研磨粒子の本体部の形状をまず選択してもよく、その後、本体部の所定の先端鋭さ及び所定の強度という結晶粒の特徴を、成形研磨粒子が従来の成形研磨粒子よりも改善された性能を有し得るように、所定の形状指数に基づいて選択し、調節してもよい。
さらに別のアプローチにおいては、成形研磨粒子を形成する方法は、成形研磨粒子の本体部の所定の先端鋭さを選択することを含むことができる。本体部の先端鋭さを事前に選択した後、本体部の形状指数及び強度を所定の先端鋭さに基づいて選択し、調節してもよい。そのようなプロセスは、従来の成形研磨粒子よりも改善された性能を有する成形研磨粒子の形成を容易にし得る。
さらに別の実施形態においては、成形研磨粒子を形成する方法は、所定の高さ(高さは、本体部の平均高さ、内部高さ、または縁部もしくは先端部の高さとしてもよい)を有する材料を選択することと、所定の先端鋭さ、所定の強度、及び所定の形状指数を有する成形研磨粒子の本体部を所定の高さに基づいて形成することと、を含むことができる。すなわち、成形研磨粒子の本体部の高さをまず選択してもよく、その後、本体部の所定の先端鋭さ、強度、及び形状指数という結晶粒の特徴を、成形研磨粒子が従来の成形研磨粒子よりも改善された性能を有し得るように、所定の高さに基づいて選択し、調節してもよい。他の寸法、例えば長さ及び幅に対し、同じことを行ってもよく、本体部の所定の先端鋭さ、強度、及び形状指数を、成形研磨粒子が従来の成形研磨粒子よりも改善された性能を有し得るように、所定の長さまたは幅に基づいて選択し、調節してもよいことが理解されるであろう。
さらに、実証調査を通じて、成形研磨粒子の性能を先端鋭さ、強度、及び形状指数の相互関係によって最初に予想し得ることがわかっており、これは、鋭度−形状−強度の因子(3SF)に基づいて式:3SF=[(S×R×B)/2500]に従って評価することができる(式中、「S」は、本体部の強度(MPa単位)を表し、Rは本体部の先端鋭さ(ミクロン単位)を表し、「B」は本体部の形状指数を表す)。3SFの式は、結晶粒の特徴の相互関係に基づいて粒子の研削挙動の有効性を最初に予想することを意図している。その他の因子、例えば成形研磨粒子が組み込まれる研磨物品の態様が、粒子の挙動に影響を及ぼし得ることに留意すべきである。
一実施形態によれば、成形研磨粒子の本体部は、少なくとも約0.7から約1.7以下の範囲内の特定の3SF値を有してもよい。少なくとも1つの実施形態においては、本体部は、少なくとも約0.72、例えば少なくとも約0.75、少なくとも約0.78、少なくとも約0.8、少なくとも約0.82、少なくとも約0.85、少なくとも約0.88、少なくとも約0.90、少なくとも約0.92、少なくとも約0.95、またはさらには少なくとも約0.98の3SFを有することができる。さらに別の例においては、本体部は、約1.68以下、例えば約1.65以下、約1.62以下、約1.6以下、約1.58以下、約1.55以下、約1.52以下、約1.5以下、約1.48以下、約1.45以下、約1.42以下、約1.4以下、約1.38以下、約1.35以下、約1.32以下、約1.3以下、約1.28以下、約1.25以下、約1.22以下、約1.2以下、約1.18以下、約1.15以下、約1.12以下、約1.1以下の3SFを有することができる。本体部は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の3SFを有し得ることが理解されるであろう。
ある特定の例においては、本明細書の実施形態の前述の結晶粒の特徴及び3SF値に加えて、結晶粒の高さが、本明細書に記載のある特定の結晶粒の特徴と相互に関係し得るさらなる結晶粒の特徴または代替の結晶粒の特徴であってもよい。詳細には、結晶粒の高さは、結晶粒の特徴(例えば、強度及び先端鋭さ)のいずれかに対して調節して、成形研磨粒子及びそのような成形研磨粒子を用いた研磨物品の研削性能の改善を容易にすることができる。とりわけ、本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、研削中に発生する応力を、自己尖鋭化挙動の改善を容易にする方式で本体部全体に分散させることができるように、ある特定の結晶粒の特徴と相互に関係し得る特定の高さを有することができる。一実施形態によれば、成形研磨粒子の本体部は、約70ミクロンから約500ミクロンの範囲内、例えば約175ミクロンから約350ミクロンの範囲内、例えば約175ミクロンから約300ミクロンの範囲内、またはさらには約200ミクロンから約300ミクロンの範囲内の高さ(h)を有することができる。
特定の結晶粒の特徴及び3SFを有する本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、本明細書に記載されている実施形態の他の特徴のいずれかを有することができる。一態様においては、成形研磨粒子の本体部1201は、特性の組成を有することができる。例えば、本体部1201は、セラミック材料、例えば多結晶性セラミック材料、より詳細には酸化物を含んでもよい。酸化物としては、例えばアルミナを挙げることができる。ある特定の例においては、本体部は、過半量の含量のアルミナ、例えば本体部の総重量の少なくとも約95重量%のアルミナ、または例えば本体部の総重量の少なくとも約95.1重量%、少なくとも約95.2重量%、少なくとも約95.3重量%、少なくとも約95.4重量%、少なくとも約95.5重量%、少なくとも約95.6重量%、少なくとも約95.7重量%、少なくとも約95.8重量%、少なくとも約95.9重量%、少なくとも約96重量%、少なくとも約96.1重量%、少なくとも約96.2重量%、少なくとも約96.3重量%、少なくとも約96.4重量%、少なくとも約96.5重量%、少なくとも約96.6重量%、少なくとも約96.7重量%、少なくとも約96.8重量%、少なくとも約96.9重量%、少なくとも約97重量%、少なくとも約97.1重量%、少なくとも約97.2重量%、少なくとも約975.3重量%、少なくとも約97.4重量%、またはさらには少なくとも約97.5重量%のアルミナを含んでもよい。さらに、別の非限定的な実施形態においては、本体部1201は、本体部1201の総重量の約99.5重量%以下の含量のアルミナ、例えば約99.4重量%以下、約99.3重量%以下、約99.2重量%以下、約99.1重量%以下、約99重量%以下、約98.9重量%以下、約98.8重量%以下、約98.7重量%以下、約98.6重量%以下、約98.5重量%以下、約98.4重量%以下、約98.3重量%以下、約98.2重量%以下、約98.1重量%以下、約98重量%以下、約97.9重量%以下、約97.8重量%以下、約97.7重量%以下、約97.6重量%以下、またはさらには約97.5重量%以下のアルミナを含んでもよい。本体部1201は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の含量のアルミナを含んでもよいことが理解されるであろう。さらに、少なくとも1つの実施形態においては、本体部は、アルミナから本質的になっていてもよい。
本明細書の実施形態に記載されているように、成形研磨粒子の本体部は、ある特定の添加剤を含むよう形成してもよい。添加剤は非有機化学種とすることができ、非有機化学種としては、酸化物、金属元素、希土類元素、及びそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。特定の一例においては、添加剤は、ドーパント材料としてもよく、ドーパント材料は、材料の微細構造に影響を及ぼすのに十分な特定の微小量で存在し得るが、必ずしも微量以下で存在するとは限らない。ドーパント材料としては、アルカリ元素、アルカリ土類元素、希土類元素、遷移金属元素、及びそれらの組合せからなる群から選択される元素を挙げることができる。より詳細には、ドーパント材料は、ハフニウム、ジルコニウム、ニオブ、タンタル、モリブデン、バナジウム、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、スカンジウム、イットリウム、ランタン、セシウム、プラセオジウム、クロム、コバルト、鉄、ゲルマニウム、マンガン、ニッケル、チタン、亜鉛、及びそれらの組合せからなる群から選択される元素とすることができる。より具体的なさらなる実施形態においては、ドーパント材料としては、マグネシウム含有種を挙げることができ、マグネシウム含有種としては、例えば酸化マグネシウム(MgO)が挙げられるがこれに限定されず、またドーパント材料は酸化マグネシウム(MgO)としてもよい。
一実施形態によれば、マグネシウム含有種は、マグネシウムと少なくとも1つの他の元素とを含む化合物とすることができる。少なくとも1つの実施形態では、マグネシウム含有化合物としては、マグネシウム含有種がマグネシウム及び酸素を含むような、酸化物化合物を挙げることができる。さらに別の実施形態においては、マグネシウム含有種は、アルミニウムを含むことができ、より詳細には、アルミン酸マグネシウム種としてもよい。例えば、ある特定の例においては、マグネシウム含有種は、スピネル材料とすることができる。スピネル材料は、化学量論的または非化学量論的スピネルとしてもよい。
マグネシウム含有種は、例えばアルミナ相を含めた別の主要相と比較した場合に、本体部において形成する異なる材料相としてもよい。マグネシウム含有種は、主要相(例えば、アルミナ粒)の粒界に優先的に配置され得る。さらに他の例においては、マグネシウム含有種は、主要相であって、主要相の結晶粒の体積部全体に均一に分散していてもよい。
マグネシウム含有種は、強度改変材料としてもよい。例えば、少なくとも1つの実施形態においては、マグネシウム含有種の添加は、マグネシウム含有種を含まない本体部と比較して本体部の強度を低減させるよう適合させることができる。
実施形態の成形研磨粒子のある特定の組成は、特定の含量の酸化マグネシウムを含むことができる。例えば、本体部1201は、本体部1201の総重量の少なくとも約0.5重量%、例えば少なくとも約0.6重量%、少なくとも約0.7重量%、少なくとも約0.8重量%、少なくとも約0.9重量%、少なくとも約1重量%、少なくとも約1.1重量%、少なくとも約1.2重量%、少なくとも約1.3重量%、少なくとも約1.4重量%、少なくとも約1.5重量%、少なくとも約1.6重量%、少なくとも約1.7重量%、少なくとも約1.8重量%、少なくとも約1.9重量%、少なくとも約2重量%、少なくとも約2.1重量%、少なくとも約2.2重量%、少なくとも約2.3重量%、少なくとも約2.4重量%、またはさらには少なくとも約2.5重量%の含量のマグネシウム含有種を含んでもよい。さらに別の非限定的な実施形態においては、本体部1201は、約8重量%以下、約7重量%以下、約6重量%以下、約5重量%以下、約4.9重量%以下、約4.8重量%以下、約4.7重量%以下、約4.6重量%以下、約4.5重量%以下、約4.4重量%以下、約4.3重量%以下、約4.2重量%以下、約4.1重量%以下、約4重量%以下、約3.9重量%以下、約3.8重量%以下、約3.7重量%以下、約3.6重量%以下、約3.5重量%以下、約3.4重量%以下、約3.3重量%以下、約3.2重量%以下、約3.1重量%以下、約3重量%以下、約2.9重量%以下、約2.8重量%以下、約2.7重量%以下、約2.6重量%以下、約2.5重量%以下の含量のマグネシウム含有種を含んでもよい。本体部内のマグネシウム含有種の含量は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内としてもよいことが理解されるであろう。さらに、少なくとも1つの実施形態においては、本体部1201は、アルミナ(Al)及びマグネシウム含有種(例えば、MgO及び/またはアルミン酸マグネシウム)から本質的になっていてもよい。
さらに、本明細書に記述されているように、本明細書の実施形態のいずれかの成形研磨粒子の本体部は、結晶粒を含む多結晶性材料で形成されていてもよく、この結晶粒は、窒化物、酸化物、炭化物、ホウ化物、オキシ窒化物、ダイヤモンド、及びそれらの組合せなどの材料で作製され得る。さらに、本体部1201は、有機材料を本質的に含まなくてもよく、希土類元素を本質的に含まなくてもよく、また鉄を本質的に含まなくてもよい。本質的に含まないとは、本体部がそのような材料を含まない方式で形成されていることを意味すると理解されるが、本体部は、必ずしもそのような材料を完全に含まないというわけでなくてもよく、これはそのような材料が微量以下で存在してもよいからである。
図13Aは、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む。成形研磨粒子1300は、本明細書の実施形態の他の成形研磨粒子の特徴を有する本体部1301であって、上部主面1303と、上部主面1303の反対側の底部主面(示されていない)と、を含む本体部1301を有することができる。上部主面1303及び底部主面は、少なくとも1つの側面1304によって互いに分けることができ、側面1304は、1つまたは複数の別個の側面セクションを含んでもよい。一実施形態によれば、本体部1301は、正六角形ではない六角形として画定することができ、本体部は、本体部1301の長さと幅の面で見たときに、六角形の(すなわち6辺の)二次元形状を有し、側面のうち少なくとも2つ、例えば側面1305及び1306は、互いに対して異なる長さを有する。とりわけ、側面の長さは、本明細書においては本体部1301の幅を指すと理解され、本体部の長さは、本体部1301の中点を通って延びる最も大きい寸法である。さらに、示されているように、互いに対し平行な側面はない。さらに、示されてはいないが、側面のいずれかは、それらに湾曲を有してもよく、湾曲としては、2つの側面を接合している隅部の間で側面が本体部1301の中点に向かって内側に湾曲していてもよい凹んだ湾曲が挙げられる。
より詳細な実施形態によれば、本体部1301は、上から下へ見たときに、斜めの、先端が切断された形状を有することができる。そのような実施形態においては、側面は、第1の側面セクション1305と、第1の斜めの側面セクション1306と、含むことができ、それらの側面セクションは、第1の斜隅部1307で互いに接合して、第1の斜隅部の角度Ao1を画定することができる。とりわけ、第1の側面セクション1305及び第1の斜めの側面セクション1306は、第1の斜角Ao1が鈍角であり得るような特定の方式で、互いに接合することができる。より詳細な例においては、第1の斜角Ao1は、少なくとも約92度、例えば少なくとも約94度、少なくとも約96度、少なくとも約98度、少なくとも約100度、少なくとも約102度、少なくとも約104度、少なくとも約106度、少なくとも約108度、少なくとも約110度、少なくとも約112度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約120度、少なくとも約122度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約130度、少なくとも約132度、少なくとも約134度、少なくとも約136度、少なくとも約138度、またはさらには少なくとも約140度の鈍角値を有することができる。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、第1の斜角Ao1は、約176度以下、例えば約174度以下、約172度以下、約170度以下、約168度以下、約166度以下、約164度以下、約162度以下、約160度以下、約158度以下、約156度以下、約154度以下、約152度以下、約150度以下、約148度以下、 約146度以下、約144度以下、約142度以下、またはさらには約140度以下の値を有する鈍角とすることができる。第1の斜角Ao1は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の値を有し得ることが理解されるであろう。
図13Aの実施形態においてさらに示されているように、成形研磨粒子は、第1の側面セクション1305が第1の側面セクションの長さ(Lss1)を有することができ、第1の斜めの側面セクション1306が長さ(Los1)を有することができる本体部1301を有することができる。ある特定の例においては、第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)と異なり得る。例えば、ある特定の実施形態においては、第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)よりも大きくてもよい(すなわち、Los1>Lss1)。別の実施形態においては、第1の側面セクションの長さ(Lss1)は、第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)よりも大きくてもよい(すなわち、Lss1>Los1)。
少なくとも1つの特定の例においては、第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)と第1の側面セクションの長さ(Lss1)の間の関係は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にすることができる長さ因子(Los1/Lss1)を規定することができる。例えば、長さ因子(Los1/Lss1)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下とすることができる。さらに別の非限定的な実施形態では、長さ因子(Los1/Lss1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.25、少なくとも約0.3、少なくとも約0.35、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.85、少なくとも約0.9、またはさらには少なくとも約0.95とすることができる。長さ因子(Los1/Lss1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
代替の実施形態によれば、第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)と第1の側面セクションの長さ(Lss1)の間の関係は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にすることができる長さ因子(Lss1/Los1)を規定することができる。例えば、長さ因子(Lss1/Los1)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下とすることができる。さらに別の非限定的な実施形態では、長さ因子(Lss1/Los1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.25、少なくとも約0.3、少なくとも約0.35、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.85、少なくとも約0.9、またはさらには少なくとも約0.95とすることができる。長さ因子(Lss1/Los1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに示されているように、第2の側面セクション1311及び第1の斜めの側面セクション1306は、互いに接合して、第1の外側隅部1309を画定することができる。第1の外側隅部1309は、第1の外側隅部の角度Aec1を画定することができる。ある特定の例においては、第1の外側隅部の角度Aec1は、第1の斜角Ao1の値と異なり得る。少なくとも1つの実施形態においては、第1の外側隅部の角度Aec1は、第1の斜角Ao1の値よりも小さくてもよい。
第1の外側隅部の角度Aec1は、成形研磨粒子の性能の改善を容易にすることができる特定値を有するよう形成してもよい。例えば、第1の外側隅部の角度Aec1は、約130度以下、例えば約125度以下、約120度以下、約115度以下、約110度以下、約105度以下、約100度以下、約95度以下、約94度以下、またはさらには約93度以下としてもよい。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、第1の外側隅部の角度Aec1は、少なくとも約50度、例えば少なくとも約55度、少なくとも約60度、少なくとも約65度、少なくとも約70度、少なくとも約80度、またはさらには少なくとも約85度とすることができる。第1の外側隅部の角度Aec1は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の値を有し得ることが理解されるであろう。特定の一実施形態においては、第1の外側隅部の角度Aec1は、実質的に垂直とすることができる。
第1の外側隅部の角度Aec1及び第1の斜角Ao1は、特定の関係を有するよう形成してもよく、この関係は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にすることができる特定値を有する第1の角度因子(Aec1/Ao1)として説明することができる。例えば、第1の角度因子(Aec1/Ao1)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下としてもよい。さらに別の実施形態においては、第1の角度因子(Aec1/Ao1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.25、少なくとも約0.3、少なくとも約0.35、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.85、少なくとも約0.9、またはさらには少なくとも約0.95としてもよい。第1の角度因子(Aec1/Ao1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内としてもよいことが理解されるであろう。
さらに示されているように、本体部1301は、第2の側面セクション1311と、第2の斜めの側面セクション1312と、を含む側面1304を有することができ、それらの側面セクションは、第2の斜角Ao2で互いに接合することができる。とりわけ、第2の側面セクション1311及び第2の斜めの側面セクション1312は、第2の斜角Ao2が鈍角であり得るような特定の方式で、互いに接合することができる。より詳細な例においては、第2の斜角Ao2は、少なくとも約92度、例えば少なくとも約94度、少なくとも約96度、少なくとも約98度、少なくとも約100度、少なくとも約102度、少なくとも約104度、少なくとも約106度、少なくとも約108度、少なくとも約110度、少なくとも約112度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約120度、少なくとも約122度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約130度、少なくとも約132度、少なくとも約134度、少なくとも約136度、少なくとも約138度、またはさらには少なくとも約140度の鈍角値を有することができる。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、第2の斜角Ao2は、約176度以下、例えば約174度以下、約172度以下、約170度以下、約168度以下、約166度以下、約164度以下、約162度以下、約160度以下、約158度以下、約156度以下、約154度以下、約152度以下、約150度以下、約148度以下、 約146度以下、約144度以下、約142度以下、またはさらには約140度以下の値を有する鈍角とすることができる。第2の斜角Ao2は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の値を有し得ることが理解されるであろう。
さらに、成形研磨粒子は、第2の側面セクション1311が第2の側面セクションの長さ(Lss2)を有することができ、第2の斜めの側面セクション1312が長さ(Los2)を有することができる本体部1301を有することができる。ある特定の例においては、第2の斜めの側面セクションの長さ(Los2)は、第2の側面セクションの長さ(Lss2)と異なり得る。例えば、ある特定の実施形態においては、第2の斜めの側面セクションの長さ(Los2)は、第2の側面セクションの長さ(Lss2)よりも大きくてもよい(すなわち、Los2>Lss2)。別の実施形態においては、第2の側面セクションの長さ(Lss2)は、第2の斜めの側面セクションの長さ(Los2)よりも大きくてもよい(すなわち、Lss2>Los2)。
少なくとも1つの態様においては、第2の斜めの側面セクションの長さ(Los2)と第2の側面セクションの長さ(Lss2)の間の関係は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にすることができる長さ因子(Los2/Lss2)を規定することができる。例えば、長さ因子(Los2/Lss2)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下とすることができる。さらに別の非限定的な実施形態では、長さ因子(Los2/Lss2)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.25、少なくとも約0.3、少なくとも約0.35、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.85、少なくとも約0.9、またはさらには少なくとも約0.95とすることができる。長さ因子(Los2/Lss2)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
代替の実施形態においては、第2の斜めの側面セクションの長さ(Los2)と第2の側面セクションの長さ(Lss2)の間の関係は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にすることができる長さ因子(Lss2/Los2)を規定することができる。例えば、長さ因子(Lss2/Los2)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下とすることができる。さらに別の非限定的な実施形態では、長さ因子(Lss2/Los2)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.25、少なくとも約0.3、少なくとも約0.35、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.85、少なくとも約0.9、またはさらには少なくとも約0.95とすることができる。長さ因子(Lss2/Los2)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに、第1の側面セクションの長さ(Lss1)に対する第2の側面セクションの長さ(Lss2)は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にするよう調節してもよい。一実施形態においては、Lss2は、Lss1と比べて異なる。例えば、Lss2は、Lss1よりも大きくてもよい。さらに他の実施形態においては、Lss2は、Lss1よりも小さくてもよい。図13Aに示されているものなどの、さらに別の実施形態では、Lss1とLss2は、互いと比べて本質的に同じとしてもよい。
さらに、第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)に対する第2の斜めの側面セクションの長さ(Los2)は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にするよう調節してもよい。一実施形態においては、Los2は、Los1と比べて異なる。例えば、Los2は、Los1よりも大きくてもよい。さらに他の実施形態においては、Los2は、Los1よりも小さくてもよい。図13Aに示されているものなどの、さらに別の実施形態では、Los1とLos2は、互いと比べて本質的に同じとしてもよい。
さらに示されているように、側面1304は、第2の斜めの側面セクション1312に接合して第2の外側隅部1315を画定している第3の側面セクション1317を含むことができる。第2の外側隅部1315は、第2の外側隅部の角度Aec2を画定することができる。ある特定の例においては、第2の外側隅部の角度Aec2は、第2の斜角Ao2の値と異なり得る。少なくとも1つの実施形態においては、第2の外側隅部の角度Aec2は、第2の斜角Ao2の値よりも小さくてもよい。
第2の外側隅部の角度Aec2は、成形研磨粒子の性能の改善を容易にすることができる特定値を有するよう形成することができる。例えば、第2の外側隅部の角度Aec2は、約130度以下、例えば約125度以下、約120度以下、約115度以下、約110度以下、約105度以下、約100度以下、約95度以下、約94度以下、またはさらには約93度以下としてもよい。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、第2の外側隅部の角度Aec2は、少なくとも約50度、例えば少なくとも約55度、少なくとも約60度、少なくとも約65度、少なくとも約70度、少なくとも約80度、またはさらには少なくとも約85度とすることができる。第2の外側隅部の角度Aec2は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の値を有し得ることが理解されるであろう。特定の一実施形態においては、第2の外側隅部の角度Aec2は、実質的に垂直とし得る。
第2の外側隅部の角度Aec2及び第2の斜角Ao2は、互いに対して特定の関係を有するよう形成してもよく、この関係は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にすることができる特定値を有する第2の角度因子(Aec2/Ao2)として説明することができる。例えば、第2の角度因子(Aec2/Ao2)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下としてもよい。さらに別の実施形態においては、第2の角度因子(Aec2/Ao2)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.25、少なくとも約0.3、少なくとも約0.35、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.85、少なくとも約0.9、またはさらには少なくとも約0.95としてもよい。第2の角度因子(Aec2/Ao2)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内としてもよいことが理解されるであろう。
さらに示されているように、本体部1301は、第3の側面セクション1317と、第3の斜めの側面セクション1319と、を含む側面1304を有することができ、それらの側面セクションは、第3の斜隅部1318で互いに接合して、第3の斜角Ao3を画定することができる。とりわけ、第3の側面セクション1317及び第3の斜めの側面セクション1319は、第3の斜角Ao3が鈍角であり得るような特定の方式で、互いに接合することができる。より詳細な例においては、第3の斜角Ao3は、少なくとも約92度、例えば少なくとも約94度、少なくとも約96度、少なくとも約98度、少なくとも約100度、少なくとも約102度、少なくとも約104度、少なくとも約106度、少なくとも約108度、少なくとも約110度、少なくとも約112度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約120度、少なくとも約122度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約130度、少なくとも約132度、少なくとも約134度、少なくとも約136度、少なくとも約138度、またはさらには少なくとも約140度の鈍角値を有することができる。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、第3の斜角Ao3は、約176度以下、例えば約174度以下、約172度以下、約170度以下、約168度以下、約166度以下、約164度以下、約162度以下、約160度以下、約158度以下、約156度以下、約154度以下、約152度以下、約150度以下、約148度以下、 約146度以下、約144度以下、約142度以下、またはさらには約140度以下の値を有する鈍角とすることができる。第3の斜角Ao3は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の値を有し得ることが理解されるであろう。
ある特定の例においては、成形研磨粒子は、第3の側面セクション1317が第3の側面セクションの長さ(Lss3)を有することができ、第3の斜めの側面セクション1319が長さ(Los3)を有することができる本体部1301を有することができる。さらに、第3の斜めの側面セクションの長さ(Los3)は、第3の側面セクションの長さ(Lss3)と異なり得る。例えば、ある特定の実施形態においては、第3の斜めの側面セクションの長さ(Los3)は、第3の側面セクションの長さ(Lss3)よりも大きくてもよい(すなわち、Los3>Lss3)。別の実施形態においては、第3の側面セクションの長さ(Lss3)は、第3の斜めの側面セクションの長さ(Los3)よりも大きくてもよい(すなわち、Lss3>Los3)。
少なくとも1つの態様においては、第3の斜めの側面セクションの長さ(Los3)と第3の側面セクションの長さ(Lss3)の間の関係は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にすることができる長さ因子(Los3/Lss3)を規定することができる。例えば、長さ因子(Los3/Lss3)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下とすることができる。さらに別の非限定的な実施形態では、長さ因子(Los3/Lss3)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.25、少なくとも約0.3、少なくとも約0.35、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.85、少なくとも約0.9、またはさらには少なくとも約0.95とすることができる。長さ因子(Los3/Lss3)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
代替の実施形態においては、第3の斜めの側面セクションの長さ(Los3)と第3の側面セクションの長さ(Lss3)の間の関係は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にすることができる長さ因子(Lss3/Los3)を規定することができる。例えば、長さ因子(Lss3/Los3)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下とすることができる。さらに別の非限定的な実施形態では、長さ因子(Lss3/Los3)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.25、少なくとも約0.3、少なくとも約0.35、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.85、少なくとも約0.9、またはさらには少なくとも約0.95とすることができる。長さ因子(Lss3/Los3)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに、第1の側面セクションの長さ(Lss1)に対する第3の側面セクションの長さ(Lss3)は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にするよう調節してもよい。一実施形態においては、Lss3は、Lss1と比べて異なり得る。例えば、Lss3は、Lss1よりも大きくてもよい。さらに他の実施形態においては、Lss3は、Lss1よりも小さくてもよい。図13Aに示されているものなどの、さらに別の実施形態では、Lss3とLss1は、互いと比べて本質的に同じとしてもよい。
別の態様においては、第2の側面セクションの長さ(Lss2)に対する第3の側面セクションの長さ(Lss3)は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にするよう調節してもよい。一実施形態においては、Lss3は、Lss2と比べて異なり得る。例えば、Lss3は、Lss2よりも大きくてもよい。さらに他の実施形態においては、Lss3は、Lss2よりも小さくてもよい。図13Aに示されているものなどの、さらに別の実施形態では、Lss3とLss2は、互いと比べて本質的に同じとしてもよい。
さらに、第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)に対する第3の斜めの側面セクションの長さ(Los3)は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にするよう調節してもよい。一実施形態においては、Los3は、Los1と比べて異なり得る。例えば、Los3は、Los1よりも大きくてもよい。さらに他の実施形態においては、Los3は、Los1よりも小さくてもよい。図13Aに示されているものなどの、さらに別の実施形態では、Los3とLos1は、互いと比べて本質的に同じとしてもよい。
別の実施形態では、第2の斜めの側面セクションの長さ(Los2)に対する第3の斜めの側面セクションの長さ(Los3)は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にするよう調節してもよい。一実施形態においては、Los3は、Los2と比べて異なり得る。例えば、Los3は、Los2よりも大きくてもよい。さらに他の実施形態においては、Los3は、Los2よりも小さくてもよい。図13Aに示されているものなどの、さらに別の実施形態では、Los3とLos2は、互いと比べて本質的に同じとしてもよい。
さらに示されているように、第1の側面セクション1305及び第3の斜めの側面セクション1319は、第3の外側隅部1321で互いに接合することができ、第3の外側隅部1321は、第3の外側隅部の角度Aec3を画定する。ある特定の例においては、第3の外側隅部の角度Aec3は、第3の斜角Ao3の値と異なり得る。少なくとも1つの実施形態においては、第3の外側隅部の角度Aec3は、第3の斜角Ao3の値よりも小さくてもよい。
第3の外側隅部の角度Aec3は、成形研磨粒子の性能の改善を容易にすることができる特定値を有するよう形成することができる。例えば、第3の外側隅部の角度Aec3は、約130度以下、例えば約125度以下、約120度以下、約115度以下、約110度以下、約105度以下、約100度以下、約95度以下、約94度以下、またはさらには約93度以下としてもよい。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、第3の外側隅部の角度Aec3は、少なくとも約50度、例えば少なくとも約55度、少なくとも約60度、少なくとも約65度、少なくとも約70度、少なくとも約80度、またはさらには少なくとも約85度とすることができる。第3の外側隅部の角度Aec3は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の値を有し得ることが理解されるであろう。特定の一実施形態においては、第3の外側隅部の角度Aec3は、実質的に垂直とすることができる。
第3の外側隅部の角度Aec3及び第3の斜角Ao3は、互いに対して特定の関係を有するよう形成してもよく、この関係は、成形研磨粒子1300の性能の改善を容易にすることができる特定値を有する第3の角度因子(Aec3/Ao3)として説明することができる。例えば、第3の角度因子(Aec3/Ao3)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下としてもよい。さらに別の実施形態においては、第3の角度因子(Aec3/Ao3)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.25、少なくとも約0.3、少なくとも約0.35、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.85、少なくとも約0.9、またはさらには少なくとも約0.95としてもよい。第3の角度因子(Aec3/Ao3)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内としてもよいことが理解されるであろう。
図13Bは、一実施形態による図13Aの成形研磨粒子の上面図を含む。成形研磨粒子1300は、本明細書の実施形態の特徴のいずれかを有する本体部1301を有することができる。とりわけ、本体部1301は、約0.63の形状指数を有する。
図13Cは、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む。成形研磨粒子1350は、本明細書の実施形態の他の成形研磨粒子の特徴を有する本体部1351であって、上部主面1353と、上部主面1353の反対側の底部主面(示されていない)と、を含む本体部1351を有することができる。上部主面1353及び底部主面は、少なくとも1つの側面1354によって互いに分けることができ、側面1354は、1つまたは複数の別個の側面セクションを含んでもよい。一実施形態によれば、本体部1351は、正六角形ではない六角形として画定することができ、本体部は、本体部1351の長さと幅の面で見たときに、六角形の(すなわち6辺の)二次元形状を有し、側面セクションのうち少なくとも2つ、例えば側面セクション1355及び1356は、互いに対して異なる長さを有する。さらに、示されているように、互いに対し平行な側面はない。さらに、示されてはいないが、側面のいずれかは、それらに湾曲を有してもよく、湾曲としては、2つの側面を接合している隅部の間で側面が本体部1351の中点に向かって内側に曲がっていてもよい凹んだ湾曲が挙げられる。
本体部1351は、上から下に見たときに、斜めの、先端が切断された形状を有することができ、より詳細には、側面1354の少なくとも一部分が湾曲した、斜めの、先端が切断された形状を有することができる。本体部1351は、図13Aの成形研磨粒子の本体部1300の特徴のいずれかを有することができる。一実施形態においては、側面1354は、第1の側面セクション1355と、第1の斜めの側面セクション1356と、含むことができ、それらの側面セクションは、第1の斜隅部1357で互いに接合して、鈍角値を有し得る第1の斜隅部の角度Ao1を画定することができる。とりわけ、第1の側面セクション1355は、実質的に直線の輪郭を有することができる。第1の斜めの側面セクション1356は、実質的に直線ではないものとすることができ、第1の斜めの側面セクションの少なくとも一部分が湾曲を含む。一実施形態においては、第1の斜めの側面セクション1356の全長は、湾曲を有することができる。例えば、第1の斜隅部1357と第1の外側隅部1359の間に延びる第1の斜めの側面セクション1356の全長は、湾曲していてもよい。より詳細の実施形態においては、第1の斜めの側面セクション1356は湾曲を有することができ、その湾曲は単調曲線を画定することができる。第1の斜めの側面セクション1356は、第1の斜めの側面セクション1356によって画定される本体部の部分が本体部1351の中点1381に向かって内側に延びるような、凹湾曲を画定してもよい。
別の例においては、第1の斜めの側面セクション1356は、円弧を画定して第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)を規定する湾曲を有することができる。第1の斜めの側面セクション1356の半径(Ros1)の大きさは、本体部1351の性能の改善を容易にするよう調節してもよい。少なくとも1つの実施形態によれば、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、隅部1357と1359の間の最短直線距離として測定される、第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)とは異なり得る。より詳細な例においては、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)よりも大きくてもよい。Ros1とLos1の間の関係は、本明細書の実施形態において規定したLss1とLos1の間の関係と同じとしてもよい。
さらに別の実施形態においては、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)に対して調節することができ、このことは、本体部1351の性能の改良を容易にすることができる。例えば、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)と異なり得る。特に、Ros1とLss1の間の関係は、本明細書の実施形態において規定したLss1とLos1の間の関係と同じとしてもよい。特定の例においては、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)よりも大きくてもよい。さらに、別の実施形態においては、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)よりも小さくてもよい。
さらに別の態様においては、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)及び第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)を含む、第1の側面の合計長さに対して調節することができ、このことは、本体部1351の性能の改良を容易にすることができる。例えば、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)と第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)の合計と異なり得る。特定の例においては、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)と第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)の合計よりも大きくてもよい。さらに、別の実施形態においては、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、第1の側面セクションの長さ(Lss1)と第1の斜めの側面セクションの長さ(Los1)の合計よりも小さくてもよい。
一実施形態によれば、第1の斜めの側面セクションの半径は、10mm以下、例えば9mm以下、または8mm以下、または7mm以下、または6mm以下、または5mm以下、または4mm以下、または3mm以下、またはさらには2mm以下とすることができる。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、第1の斜めの側面セクションの半径(Ros1)は、少なくとも0.01mm、例えば少なくとも0.05mm、または少なくとも0.1mm、または少なくとも0.5mmとすることができる。第1の斜めの側面セクションの半径は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかを含む範囲内とし得ることが理解されるであろう。
例えば第1の斜角(Ao1)、第1の外側隅部の角度(Aec1)、第2の斜角(Ao2)、第2の外側隅部の角度(Aec2)、第3の斜角(Ao3)、及び第3の外側隅部の角度(Aec3)を含めた、本体部の角度に対するいずれの言及も、本明細書の実施形態において与えられたものと同じとし得る。とりわけ、湾曲を有する少なくとも1つの斜めの側面セクションを付与することは、湾曲セクションの終端である隣接隅部(例えば、隅部1357及び1359)での角度を減らし得る。示されているように、第1の外側隅部の角度(Aec1)は、第2の側面セクション1361と、第1の斜めの側面セクション1356の隅部1359における接線1358(点線で示されている)とによって作られる角度として測定することができる。さらに、湾曲を有する第1の斜めの側面セクション1356を付与することは、図13Cに示されている配置方向または図13Cに示されている本体部1351の鏡像の配置方向において、本体部1351の隅部1359におけるすくい角を減らし、研削性能を改善することを容易にできる。複数の配置方向ですくい角を減少させることは、様々な配置方向での本体部1351による研削性能を改善することを容易にすることができる。
さらに示されているように、本体部1351は、隅部1363において互いに接合した、第2の側面セクション1361と、第2の斜めの側面セクション1362と、含むことができ、それらの側面セクションは、鈍角値を有し得る第2の斜隅部の角度(Ao2)を画定することができる。第2の側面セクション1361は、第1の斜めの側面セクション1356と第1の外側隅部1359において連結していてもよく、第1の外側隅部1359は、第1の外側隅部の角度(Aec1)を画定し、本明細書の他の実施形態に従って説明したように、第1の外側隅部の角度(Aec1)は、第1の斜角(Ao1)の値とは異なる。第1の外側隅部1359は、第1の斜めの側面セクション1356の湾曲部分と、第2の側面セクション1362の直線部分との間の接合によって画定することができる。
さらに示されているように、また一実施形態によれば、第2の斜めの側面セクション1362の少なくとも一部分は湾曲を含み、より詳細には、第2の斜めの側面セクション1362の全長が湾曲を有することができる。少なくとも1つの実施形態においては、第2の斜めの側面セクション1362は、単調曲線を有することができる。第2の斜めの側面セクション1362は、円弧を画定して第2の斜めの側面セクションの半径(Ros2)を規定する湾曲を有することができる。少なくとも1つの実施形態においては、Ros1とRos2は、実質的に同じとすることができる。さらに、第1の斜めの側面セクション1356の相対的な湾曲は、第2の斜めの側面セクション1362の湾曲と実質的に同じとすることができる。さらに、別の実施形態においては、Ros1とRos2は、互いと比較して異なるものとすることができる。さらに、第1の斜めの側面セクション1356の相対的な湾曲は、第2の斜めの側面セクション1362の湾曲と比較して異なるものとすることができる。
本体部1351は、隅部1373において互いに接合した、第3の側面セクション1371と、第3の斜めの側面セクション1372と、含むことができ、それらの側面セクションは、鈍角値を有し得る第3の斜隅部の角度(Ao3)を画定することができる。第3の側面セクション1371は、第2の斜めの側面セクション1362と第2の外側隅部1364において連結していてもよく、第2の外側隅部1364は、第2の外側隅部の角度(Aec2)を画定し、第2の外側隅部の角度(Aec2)は、本明細書に記載される成形研磨粒子の同様の隅部の特質のいずれかを有することができる。第2の外側隅部1364は、第2の斜めの側面セクション1362の湾曲部分と、第3の側面セクション1372の直線部分との間の接合によって画定することができる。本体部は、第3の斜めの側面セクション1372と第1の側面セクション1355との間の第3の外側隅部1374も含む。第3の外側隅部1374は、第3の外側隅部の角度(Aec3)を画定することができ、第3の外側隅部の角度(Aec3)は、本明細書の実施形態に記載される同様の隅部の特質のいずれかを有することができる。さらに、第3の側面セクション1371、第3の斜めの側面セクション1372、及び第3の斜めの側面セクションの半径は、本明細書の実施形態に記載される対応する要素の同じ特徴のいずれかを有することができる。
さらに別の実施形態においては、本体部1301は、外側隅部(例えば、隅部1364)から本体部1351の中点1381を通って本体部1351を二分する、少なくとも1つの中心軸線1382を有することができる。一実施形態によれば、本体部1351は、中心軸線1382に対して非対称とすることができる。すなわち、中心軸線1382の片側で上から下に見たときに、側面1354の輪郭によって画定される本体部1351の形状は、同一ではなく、したがって、中心軸線1382は、非対称軸線を画定する。他の例においては、本体部は、非対称軸線を画定する1つ超の中心軸線を有することができ、1つ超の中心軸線としては、例えば少なくとも3つの異なる中心軸線が挙げられ、本体部は3つの異なる中心軸線の各々に対して非対称である。
成形研磨粒子1350の本体部1351を限定せずに含めた、本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、少なくとも5つの異なる側面セクションを含む側面を有することができ、5つの異なる側面セクションは、隅部によって分けられており、隅部は外側隅部としてもよい。外側隅部は、仮定の輪ゴムが曲げられるであろう隅部である。すなわち、仮定の輪ゴムが本体部1351の側面1354の周りに設置されたならば、輪ゴムは、隅部1357、1359、1363、1364、1373、及び1374の周りで曲げられるはずである。隅部1357、1359、1363、1364、1373、及び1374の各々は、側面1354の異なる別の側面セクションを画定し、分ける。少なくとも1つの実施形態においては、本体部1351の側面1354は、少なくとも1つの湾曲部分によって分けられた、少なくとも2つの直線部分を含む。例えば、本体部1351は、第1の斜めの側面セクション1356によって互いに分けられた、第1の側面セクション1355及び第2の側面セクション1361を含むことができる。さらに別の実施形態においては、本体部1351の側面1354は、互いに対して交互になっている直線部分と湾曲部分とを含む。例えば、本体部1351の側面1354は、直線部分と湾曲部分とを含み、各直線部分は、少なくとも1つの湾曲部分に接合し、さらに外隅部において互いに連結し得る。本体部1351は、互いに直接連結した2つの直線部分、または互いに直接連結した2つの湾曲部分を必ずしも有するとは限らない。これは、非限定的な一実施形態に当てはまり、他の形状では、直線部分及び/または湾曲部分が互いに直接連結していてもよいことが理解されるであろう。
特定の例においては、本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、最小主面と側面との交差部分に特定の抜き勾配を有することができ、このことは、研磨粒子の形成の特定の態様を示すことができ、且つ/または研磨粒子の性能の改善を容易にすることができる。特定の一例においては、本明細書の成形研磨粒子は、平均抜き勾配を有することができ、これは、統計的に関連するサンプルサイズ及びランダムなサンプルサイズの成形研磨粒子(例えば、少なくとも20個の粒子)の抜き勾配の平均測定値とすることができる。特定の例においては、平均抜き勾配は、95°以下、例えば94°以下、または93°以下、または92°以下、または91°以下、またはさらには90°以下とすることができる。少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、少なくとも80°、例えば少なくとも82°、または少なくとも84°、または少なくとも85°、または少なくとも86°、または少なくとも87°の平均抜き勾配を有することができる。本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかを含む範囲内の平均抜き勾配を有し得ることが理解されるであろう。その範囲としては、少なくとも80°から95°以下の範囲内、または少なくとも80°から94°以下を含む範囲内、または少なくとも82°から93°以下を含む範囲内、または少なくとも84°から93°以下を含む範囲内が挙げられるが、これらに限定されない。
抜き勾配は、図13Dの点線によって示されるような主面に対して約90°の角度及び側面のうちの1つに対して垂直な角度で成形研磨粒子を半分に切断することによって測定することができる。可能な限り、分割線は、粒子の側面に対して垂直で、主面の中点を通って延びるべきである。次いで、成形研磨粒子の一部分を、図13Eに示すものと同様にして載置し、SEMにより観察する。そのための好適なプログラムとしては、ImageJソフトウェアが挙げられる。本体部の画像を使用して、最も大きな主面を特定し、その反対側の面を選択することによって、最も小さな主面を決定する。ある特定の成形研磨粒子は、概して正方形の断面図を有し得る。最も小さな主面を特定するには、最も大きな主面をまず決定する必要がある。最も小さな主面は、最も大きな主面の反対の面である。ImageJなどの画像化ソフトウェアを用いて、最も小さな主面の決定を補助してもよい。好適な画像処理ソフトウェア(例えば、ImageJ)を使用して、図13Eの下線によって示されているように、両方の主面に沿って、主面と側壁とに隣接する隅部間で直線を引く。画像分析ソフトウェアを使用して、長い方の線を測定する。2つの線のうちの短い方が、2つの主面のうちの小さい方であると推測される。図13Eに示される例においては、画像の右側の線がより短く、抜き勾配は、右上方の隅部に特定される隅部で測定されるべきであり、これは図13Fにも示されている。
抜き勾配を測定するため、図13Fに示されるように、最も小さい主面と側面とに沿って線を引き、交角を形成することができる。全体としての面の形状を考慮して、粒子の隅部における不完全さまたは他の代表的でない表面の起伏(例えば、載置手順に起因する亀裂または欠けなど)を無視して、線を引く。さらに、小さい方の主面と、側面とを表す線は、側壁を小さい方の主面と抜き勾配で連結する主面及び側面の部分を表すように引く。抜き勾配(すなわち、交差部分で測定された本体部の角度)は、線の交点に形成される内角によって決定する。
図14は、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む。示されているように、成形研磨粒子1400は、上部主面1403(すなわち、第1の主面)と、上部主面1403の反対側の底部主面(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部1401を含むことができる。上面1403及び底面は、少なくとも1つの側面1405によって互いに分けることができ、側面1405は、例えば側面1405の第1の部分1406、側面1405の第2の部分1407、及び側面1405の第3の部分1408を含めた、1つまたは複数の別個の側面部分を含んでもよい。特に、側面1405の第1の部分1406は、第1の隅部1409と第2の隅部1410の間に延びることができる。とりわけ、第1の隅部1409は、側面1405の2つの部分を接合する外側隅部とすることができる。第1の隅部1409と、こちらもまた外側隅部である第2の隅部1410とは、互いに隣接し、これらの間に位置する他の外側隅部はない。本体部の外側隅部は、成形研磨粒子の本体部を上から下に見たときに、2つの直線セクションの接合部によって画定される。外側隅部すなわち外隅部はまた、側面1405によって画定される本体部の外周に仮定の輪ゴムが設置した場合に、仮定の輪ゴムが曲げられるであろう隅部として規定することができる。
側面1405の第2の部分1407は、第2の隅部1410と第3の隅部1411の間に延びることができる。とりわけ、第2の隅部1410は、側面1405の2つの部分を接合する外側隅部とすることができる。第2の隅部1410と、こちらもまた外側隅部とすることができる第3の隅部1411とは、互いに隣接し、これらの間に位置する他の外側隅部はない。また、側面1405の第3の部分1408は、第3の隅部1411と第1の隅部1409の間に延びることができ、これらの隅部は両方とも、互いに隣接した外側隅部であり、これらの隅部の間に位置する他の外側隅部はない。さらに、図14の上面図に示されているように、側面1405の第1の部分1406、第2の部分1407、及び第3の部分1408は、上部主面1403と底部主面1404の間に延びる縁部において互いに接合していてもよい。
本体部1401は、図14に示されているように、長さ(LまたはL中央部)を有することができ、長さは、外側隅部(例えば、1410)から、反対側の側面(例えば、側面1405の第3の部分1408)の中点に延びる最も長い寸法として測定することができる。とりわけ、図14に示されているような一部の実施形態においては、長さは、本体部1401の上面1403の中点1481を通って延びることができるが、これは全ての実施形態で必ずしもそうである必要はない。さらに、本体部1401は、幅(W)を有することができ、幅は、側面1405の別個の側面部分に沿った本体部1401の最も長い寸法の測定値である。本体部の高さは、通常、上部主面1403と底部主面(示されていない)との間の距離としてもよい。本明細書の実施形態に記載されるように、高さの寸法は、本体部1401の異なる位置、例えば本体部1401の隅部と内部とで、異なってもよい。
示されているように、成形研磨粒子1400の本体部1401は、上面1403に平行な面で見たときに、概して多角形の形状を有することができ、より詳細には、本体部1401は、本体部の幅と長さの面で見たときに、複合多角形の二次元形状を有することができる。本明細書の他の実施形態において述べられているように、本体部1401は、第1アスペクト比を有するよう形成してもよく、第1アスペクト比は、本明細書の実施形態に記載される値を有する幅:長さとして表される比とすることができる。他の例においては、本体部1401は、第1アスペクト比(w:l)が少なくとも約1.5:1、例えば少なくとも約2:1、少なくとも約4:1、またはさらには少なくとも約5:1となり得るように形成することができる。さらに、他の例においては、研磨粒子1400は、本体部1401が、約10:1以下、例えば、9:1以下、約8:1以下、またはさらには約5:1以下の第1アスペクト比を有するように形成することができる。本体部1401は、上述の比のいずれかの間の範囲内の第1アスペクト比を有し得ることが理解されるであろう。
第1アスペクト比に加えて、研磨粒子1400は、本体部1401が第2アスペクト比を含むように形成することができ、第2アスペクト比は、長さ:高さの比として規定することができ、高さは、中点1481で測定される内部高さの中央値(Mhi)とすることができる。ある特定の例においては、第2アスペクト比は、少なくとも約1:1、例えば少なくとも約2:1、少なくとも約4:1、少なくとも約5:1、少なくとも約6:1、少なくとも約7:1、少なくとも約8:1、少なくとも約9:1、または少なくとも約10:1とすることができる。さらに、他の例においては、研磨粒子1400は、本体部1401が約1:3以下、例えば1:2以下、またはさらには約1:1以下の第2アスペクト比を有するように形成することができる。本体部1401は、上述の比のいずれかの間の範囲内、例えば約5:1〜約1:1の範囲内の第2アスペクト比を有し得ることが理解されるであろう。
別の実施形態によれば、研磨粒子1400は、本体部1401が第3アスペクト比を含むように形成することができ、第3アスペクト比は、幅:高さの比により規定され、高さは、内部高さ中央値(Mhi)としてもよい。本体部1401の第3アスペクト比は、少なくとも約1:1、例えば少なくとも約2:1、少なくとも約4:1、少なくとも約5:1、少なくとも約6:1、少なくとも約8:1、または少なくとも約10:1とすることができる。さらに、他の例においては、研磨粒子1400は、本体部1401が、約3:1以下、例えば2:1以下、またはさらには約1:1以下の第3アスペクト比を有するように形成することができる。本体部1401は、上述の比のいずれかの間の範囲内、例えば、約6:1〜約1:1の範囲内の第3アスペクト比を有し得ることが理解されるであろう。
一態様においては、成形研磨粒子1400の本体部1401は、部分的に凹んだ形状の、側面1405の第1の部分1406を有することができる。図14に示されているように、部分的に凹んだ形状は、湾曲セクション1442を含み、第1の湾曲セクションの長さ(Lc1)は、隣接する隅部1409と1410の間の側面1405の第1の部分1406の全長(Lfp1)の小部分に延びることができる。一実施形態においては、全長(Lfp1)は、本体部1401の幅と等しくてもよい。加えて、さらに示されているように、第1の湾曲セクション1442は、第1の直線セクション1441と第2の直線セクション1443の間に位置することができる。第1の直線セクション1441は、本体部1401の外側隅部1409における第1の端部で終端となり、側面1405の第1の部分1406に沿って長さ(Ll1)だけ延び、第1の直線セクション1441と第1の湾曲セクション1442との接合部における第2の端部で終端となることができる。第1の湾曲セクション1442及び第1の直線セクション1441は、第1の内隅部1445を画定することができ、第1の内隅部1445は、第1の直線セクション1441及び第1の湾曲セクション1442と共に、鈍角値を有する第1の内角1447を画定することができる。第2の直線セクション1443は、外側隅部1410における第1の端部で終端となり、側面1405の第1の部分1406に沿って長さ(Ll2)だけ延び、第2の直線セクション1443と第1の湾曲セクション1442との接合部における第2の端部で終端となることができる。第2の直線セクション1443及び第1の湾曲セクション1442は、第2の内隅部1446を画定することができる。第2の内隅部1446は、第2の直線セクション1443及び第1の湾曲セクション1442と共に、鈍角値を有する第2の内角1448を画定することができる。
理解されるように、第1の直線セクション1441及び第2の直線セクション1443は、図14に示されているように上から下に見たときに、実質的に直線とすることができる。第1の湾曲セクション1442は、こちらもまた図14に示されているように上から下に見たときに、有意に弓形の輪郭を有することができる。ある特定の例においては、本体部1401は、複合多角形形状と呼ぶことができ、外側隅部の合計は実質的に180度であり、側面の少なくとも一部分(例えば、第1の部分1406)が、弓形の湾曲、例えば第1の湾曲セクション1442の輪郭を有する。
図14に示されているように、第1の直線セクション1441は、第1の直線セクションの長さ(Ll1)を有することができ、第1の湾曲セクション1442は、第1の湾曲セクションの長さ(Lc1)を有することができる。ある特定の実施形態においては、第1の湾曲セクション1442の長さは、第1の直線セクション1441の長さ以上とすることができる(すなわち、Lc1≧Ll1)。さらに、少なくとも1つの非限定的な実施形態においては、第1の直線セクション1441の長さは、第1の湾曲セクション1442の長さ以上とすることができる(すなわち、Ll1≧Lc1)。少なくとも1つの特定の例においては、第1の直線セクション1441と第1の湾曲セクション1442の長さの関係は、成形研磨粒子1400のある特定の性能を容易にすることができる長さ因子(Ll1/Lc1)を規定することができる。例えば、長さ因子(Ll1/Lc1)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、約0.05以下とすることができる。さらに別の非限定的な実施形態では、長さ因子(Ll1/Lc1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2とすることができる。長さ因子(Ll1/Lc1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
少なくとも1つの代替実施形態においては、本体部1401は、別の長さ因子(Lc1/Ll1)を規定することができ、その長さ因子は、成形研磨粒子の性能の改善を容易にするのに好適とすることができ、その長さ因子は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下の値を有する。さらに別の実施形態においては、長さ因子(Lc1/Ll1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2とすることができる。長さ因子(Lc1/Ll1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに示されているように、第2の直線セクション1443は、長さ(Ll2)を有することができる。少なくとも1つの実施形態においては、Ll1とLl2は、互いに対し実質的に等しいものとすることができる。さらに他の例においては、Ll1とLl2は、互いと比較して、測定可能な程度に異なるものとすることができる。
別の態様においては、第2の直線セクション1443は、第1の湾曲セクション1442の長さに対する特定の長さを有することができ、このことは、本体部1401の性能の改良を容易にすることができる。例えば、一実施形態においては、Lc1は、Ll2以上とすることができる(すなわち、Lc1≧Ll2)。より詳細な実施形態においては、第2の直線セクション1443の長さ(Ll2)と第1の湾曲セクション1442の長さ(Lc1)の間の関係は、長さ因子(Ll2/Lc1)を規定することができ、長さ因子(Ll2/Lc1)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、約0.05以下としてもよい。さらに、別の非限定的な実施形態においては、長さ因子(Ll2/Lc1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2としてもよい。長さ因子(Ll2/Lc1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに別の実施形態においては、第2の直線セクション1443の長さ(Ll2)と第1の湾曲セクション1442の長さ(Lc1)の間の関係は、別の長さ因子(Lc1/Ll2)を規定することができ、長さ因子(Lc1/Ll2)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、約0.05以下としてもよい。さらに別の非限定的な実施形態においては、長さ因子(Lc1/Ll2)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、少なくとも約0.2とすることができる。長さ因子(Lc1/Ll2)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
本体部1401は、側面1405の第1の部分1406が、第1の直線セクション1441の長さ(Ll1)と第2の直線セクション1443の長さ(Ll2)の合計と、第1の湾曲セクション1442の長さ(Lc1)との間の特定の関係を有するよう形成することができ、直線合計因子((Ll1+Ll2)/Lc1)は、本体部1401の性能の改善を容易にするよう調節することができる。少なくとも1つの実施形態によれば、直線合計因子は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下とすることができる。さらに別の非限定的な実施形態においては、直線合計因子((Ll1+Ll2)/Lc1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2とすることができる。直線合計因子((Ll1+Ll2)/Lc1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに別の実施形態では、本体部1401は、側面1405の第1の部分1406が、第1の直線セクション1441の長さ(Ll1)と第2の直線セクション1443の長さ(Ll2)の合計と、第1の湾曲セクション1442の長さ(Lc1)との間の特定の関係を有し得るよう形成することができ、逆直線合計因子(Lc1/(Ll1+Ll2))が規定される。逆直線合計因子は、本体部1401の性能の改善を容易にするよう調節することができる。少なくとも1つの実施形態においては、逆直線合計因子(Lc1/(Ll1+Ll2))は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、またはさらには約0.05以下とすることができる。さらに別の実施形態においては、逆直線合計因子(Lc1/(Ll1+Ll2))は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2とすることができる。逆直線合計因子(Lc1/(Ll1+Ll2))は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
一実施形態によれば、第1の湾曲セクション1442は、第1の部分1406の全長(Lfp1)に対して特定の第1の湾曲セクションの長さ(Lc1)を有することができ、このことは、本体部1401の性能の改善を容易にすることができる。第1の部分1406の全長(Lfp1)は、本体部1401の幅(W)と等しいものとすることができる。ある特定の例においては、第1の湾曲セクションの長さ(Lc1)は、側面1405の第1の部分1406の全長(Lfp1)の小部分とすることができる。例えば、第1の湾曲セクションの長さ(Lc1)と第1の部分1406の全長(Lfp1)の間の関係は、長さ因子(Lc1/Lfp1)を規定することができ、長さ因子(Lc1/Lfp1)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、約0.05以下としてもよい。さらに、別の非限定的な実施形態においては、長さ因子(Lc1/Lfp1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2としてもよい。長さ因子(Lc1/Lfp1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
本体部1401に対してさらに述べると、第1の直線セクション1441は、第1の部分1406の全長(Lfp1)に対して特定の長さ(Ll1)を有することができ、このことは、本体部1401の性能の改善を容易にすることができる。ある特定の例においては、第1の直線セクションの長さ(Ll1)は、側面1405の第1の部分1406の全長(Lfp1)の小部分とすることができる。例えば、第1の直線セクションの長さ(Ll1)と第1の部分1406の全長(Lfp1)の間の関係は、長さ因子(Ll1/Lfp1)を規定することができ、長さ因子(Ll1/Lfp1)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、約0.05以下としてもよい。さらに、別の非限定的な実施形態においては、長さ因子(Ll1/Lfp1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2としてもよい。長さ因子(Ll1/Lfp1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに、第2の直線セクション1443は、第1の部分1406の全長(Lfp1)に対して特定の長さ(Ll2)を有することができ、このことは、本体部1401の性能の改善を容易にすることができる。ある特定の例においては、第2の直線セクションの長さ(Ll2)は、側面1405の第1の部分1406の全長(Lfp1)の小部分とすることができる。例えば、第2の直線セクションの長さ(Ll2)と第1の部分1406の全長(Lfp1)の間の関係は、長さ因子(Ll2/Lfp1)を規定することができ、長さ因子(Ll2/Lfp1)は、約1以下、例えば約0.95以下、約0.9以下、約0.85以下、約0.8以下、約0.75以下、約0.7以下、約0.65以下、約0.6以下、約0.55以下、約0.5以下、約0.45以下、約0.4以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.35以下、約0.3以下、約0.25以下、約0.2以下、約0.15以下、約0.1以下、約0.05以下としてもよい。さらに、別の非限定的な実施形態においては、長さ因子(Ll2/Lfp1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2としてもよい。長さ因子(Ll2/Lfp1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
本明細書に示されているように、第1の湾曲セクション1442は、第1の直線セクション1441に接合して、内隅部1445を画定することができる。さらに、第1の湾曲セクション1442は、第2の直線セクション1443に接合して、内隅部1446を画定することができる。特定の例においては、第1の湾曲セクション1442は、内隅部1445の接合部で画定されている第1の端部を有することができ、第1の端部は、本体部1401の第1の外側隅部1409から間隔を空けて位置している。さらに、第1の湾曲セクション1442は、内隅部1446の接合部で画定されている第2の端部を有することができ、第2の端部は、本体部1401の第2の外側隅部1410から間隔を空けて位置し得る。とりわけ、ある特定の実施形態においては、側面1405の第1の部分1406は、第1の内隅部1445及び第2の内隅部1446を含むことができ、これらの内隅部は、互いに間隔を空けて位置し得る。特に、第1の内隅部1445と第2の内隅部1446は、第1の湾曲セクション1442によって隔てられていてもよく、より詳細には、第1の湾曲セクション1442の両端の端部に位置していてもよい。第1の内隅部1445は、第1の直線セクション1441と第1の湾曲セクション1442の間の縁部に位置していることができ、第2の内隅部1446は、第1の湾曲セクション1442と第2の直線セクション1443の間の縁部に位置し得る。
第1の内隅部1445は、第1の湾曲セクション1442及び第1の直線セクション1441と共に、鈍角値を有し得る第1の内角1447を画定することができる。第1の内角1447は、第1の直線セクション1441と、第1の内隅部1445から延びる第1の湾曲セクション1442の接線1483との間に形成される角度として測定することができる。一実施形態によれば、第1の内角1447は、少なくとも約92度から約178度以下の値を有することができる。より詳細には、少なくとも1つの実施形態においては、第1の内角1447は、少なくとも約94度、例えば少なくとも約96度、少なくとも約98度、少なくとも約100度、少なくとも約102度、少なくとも約104度、少なくとも約106度、少なくとも約108度、少なくとも約110度、少なくとも約112度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約120度、少なくとも約122度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約130度、少なくとも約132度、少なくとも約134度、少なくとも約136度、少なくとも約138度、またはさらには少なくとも約140度の値を有することができる。さらに別の実施形態においては、第1の内角1447は、約176度以下、例えば約174度以下、約172度以下、約170度以下、約168度以下、約166度以下、約164度以下、約162度以下、約160度以下、約158度以下、約156度以下、約154度以下、約152度以下、約150度以下、約148度以下、 約146度以下、約144度以下、約142度以下、またはさらには約140度以下の値を有することができる。第1の内角1447は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の値を有し得ることが理解されるであろう。
第2の内隅部1446は、第1の湾曲セクション1442及び第2の直線セクション1443と共に、鈍角値を有し得る第2の内角1448を画定することができる。第2の内角1448は、第2の直線セクション1443と、第2の内隅部1446から延びている第1の湾曲セクション1442の接線1484との間に形成される角度として測定することができる。一実施形態によれば、第2の内角1448は、少なくとも約92度から約178度以下の値を有することができる。より詳細には、少なくとも1つの実施形態においては、第2の内角1448は、少なくとも約94度、例えば少なくとも約96度、少なくとも約98度、少なくとも約100度、少なくとも約102度、少なくとも約104度、少なくとも約106度、少なくとも約108度、少なくとも約110度、少なくとも約112度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約120度、少なくとも約122度、少なくとも約124度、少なくとも約126度、少なくとも約128度、少なくとも約130度、少なくとも約132度、少なくとも約134度、少なくとも約136度、少なくとも約138度、またはさらには少なくとも約140度の値を有することができる。さらに別の実施形態においては、第2の内角1448は、約176度以下、例えば約174度以下、約172度以下、約170度以下、約168度以下、約166度以下、約164度以下、約162度以下、約160度以下、約158度以下、約156度以下、約154度以下、約152度以下、約150度以下、約148度以下、 約146度以下、約144度以下、約142度以下、またはさらには約140度以下の値を有することができる。第2の内角1448は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の値を有し得ることが理解されるであろう。
さらに示されているように、側面1405の第1の部分1406の第1の湾曲セクション1442は、実質的に凹形状を有することができ、本体部1401の内側へ中点1481に向かって湾曲していてもよい。第1の湾曲セクション1442は、図14に示されているような単一の別個の湾曲を有する弧を画定していてもよい。
さらに、第1の湾曲セクション1442は、本体部1401の幅(W)(例えば、一実施形態においては全長(Lfp1)に対して特定の曲率半径(Rc1)を有することができ、このことは、本体部の性能の改善を容易にすることができる。曲率半径は、第1の湾曲セクション1442の湾曲に最も良く適合する円を重ね、最も良く適合する円の半径を測定することによって決定することができる。任意の好適なコンピュータプログラム、例えばImageJを、好適な倍率の本体部1401の画像(例えば、SEM画像または光学顕微鏡画像)と共に用いて、最も良く適合する円を正確に測定してもよい。一実施形態によれば、第1の湾曲セクション1442は、本体部1401の幅(W)の少なくとも約0.01倍、例えば本体部1401の幅(W)の少なくとも約0.5倍、本体部1401の幅(W)の少なくとも約0.8倍、本体部1401の幅(W)の少なくとも1.5倍、またはさらには本体部1401の幅(W)の少なくとも2倍の曲率半径(Rc1)を有することができる。別の実施形態においては、曲率半径(Rc1)は、本体部1401の幅(W)の約50倍以下、例えば本体部1401の幅(W)の約20倍以下、本体部1401の幅(W)の約15倍以下、本体部1401の幅(W)の約10倍以下、またはさらには本体部1401の幅(W)の約5倍以下とすることができる。第1の湾曲セクション1442は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の曲率半径(Rc1)を有することができる。
少なくとも1つの実施形態においては、第1の湾曲セクション1442は、4mm以下、または3mm以下、または2.5mm以下、または2mm以下、またはさらには1.5mm以下の曲率半径(Rc1)を有することができる。さらに、別の実施形態においては、第1の湾曲セクション1442は、少なくとも0.01mm、例えば少なくとも0.1mm、または少なくとも0.5mm、または少なくとも0.8mm、またはさらには少なくとも1mmの曲率半径を有することができる。本明細書の実施形態に記載されている湾曲セクションのいずれか1つの曲率半径は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかを含む範囲内とし得ることが理解されるであろう。しかしながら、側面の特定の側面部分は、複数の湾曲セクションを含み得ることが理解されるであろう。
図15Aは、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む。示されているように、成形研磨粒子1500は、上部主面1502(すなわち、第1の主面)と、上部主面1502の反対側の底部主面1504(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部1501を含むことができる。上面1502及び底面1504は、少なくとも1つの側面1503によって互いから分けることができる。側面1503は、別個の側面部分を含むことができ、その側面部分は、本明細書の他の実施形態に記載されているように、外隅部によって互いから分けることができる。示されているように、また特定の一実施形態においては、本体部1501は、側面1503から本体部1501の内部に延びる、少なくとも1つの部分的切断部1521を含むことができる。部分的切断部は、本体部1501の開口部を画定することができ、その開口部は、上部主面1502から底部主面1504まで本体部1501の全高さにわたり延びることができ、これは、図15Aの成形研磨粒子の軸線1582に沿って得られる図15Bの断面図に示されている。さらに示されているように、また一実施形態によれば、部分的切断部1521は、本体部1501の側面と、特に本体部の2つの外隅部の間で、交差することができる。ある特定の例においては、部分的切断部1521は、2つの外隅部の間の別個の側面部分の中点付近に、または中点に、位置していてもよい。他の例においては、部分的切断部1521は、本体部1501の外隅部付近に、または外隅部に、位置し得る。
特定の一例においては、部分的切断部1521は、固定研磨材物品中の研磨粒子の活用及び/または成形研磨粒子の性能の改善を容易にすることができる、特定の二次元形状を有することができる。部分的切断部1521の形状についての言及は、部分的切断部の側面と、部分的切断部1521を形成するために除去された側面1503の一部分によって形成されている開口部の二次元形状についての言及であると理解されるであろう。例えば、部分的切断部1521は、上から下に見たときに(図15Aに示されているように)、多角形、正多角形ではない多角形、楕円形、不規則形、十字形、星形、及びそれらの組合せからなる群から選択される二次元形状を有することができる。より詳細な例においては、部分的切断部1521は、三角形、四角形、台形、五角形、六角形、七角形、八角形、及びそれらの組合せからなる群から選択される二次元形状を有することができる。図15Aの部分的切断部1521は、概して四辺形の形状を有し、より詳細には、長方形の二次元形状を有する。とりわけ、部分的切断部1521は、面1521、1523、1524、及び除去されて部分的切断部1521の開口部を画定している側面1503の一部分によって、画定されている。ある特定の例においては、部分的切断部1521は、本体部の内部ではっきりと画定されている隅部において互いに交差する直線側面を有することができ、その隅部は、180度未満、例えば100度未満の内角を画定することができる。
さらに示されているように、部分的切断部1521は、長さ(Lpc)及び幅(Wpc)を有することができる。図15Aに示されているような、ある特定の例においては、部分的切断部の長さ(Lpc)は、部分的切断部の幅(Wpc)と異なっていてもよい。より詳細には、部分的切断部の長さ(Lpc)は、部分的切断部の幅(Wpc)よりも大きくてもよい。部分的切断部の長さ(Lpc)と部分的切断部の幅(Wpc)の間の関係は、本明細書に記載されている図14の成形研磨粒子のLl1とLc1の間の関係と同じとすることができ、LpcはLc1と関連し、WpcはLl1と関連する。
少なくとも1つの実施形態においては、部分的切断部1521は、本体部1501の高さ全体にわたって延びることができる。さらに、部分的切断部1521は、本体部1521の全幅及び/または全長の小部分に延びることができる。図15Aに示されているように、部分的切断部1521は、側面から軸線1583に沿って延び、粒子の中点1581を含むことができる。さらに、他の例においては、部分的切断部1521はより短い長さ(Lpc)を有してもよく、側面1503から本体部1501の内部へそのような距離を延びなくてもよいことが理解されるであろう。さらに、少なくとも1つの実施形態においては、部分的切断部1521は、側面1503から実質的に垂直に延びる長軸線を画定する長さ(Lpc)を有することができる。例えば、示されているように、部分的切断部1521は、軸線1583に沿って延びる長さ(Lpc)を有することができ、軸線1583は、部分的切断部1521と交差している側面1503の一部分に対して概して垂直に延びる。成形研磨粒子1500は、単一の部分的切断部1521を有するように示されているが、成形研磨粒子は、側面から本体部1501の体積部内へ延びる複数の部分的切断部を本体部内に有するよう形成し得ることが理解されるであろう。部分的切断部の各々は、本明細書に記載されている、部分的切断部1521に関連した特質のいずれかを有することができる。さらに、部分的切断部は、互いに対し異なる形状及びサイズを有することができ、このことは、固定研磨材物品における活用及び/または性能の改良を容易にすることができる。
一実施形態によれば、少なくとも1つの部分的切断部を含む成形研磨粒子は、成形研磨粒子の本体部の強度に適合した特定の形状及び/または寸法の部分的切断部を含んで形成することができる。例えば、部分的切断部1521は、特定の長さ(Lpc)及び幅(Wpc)で形成してもよく、さらには、本体部は特定の強度を有してもよく、部分的切断部の長さ(Lpc)、部分的切断部の幅(Wpc)、及び本体部の強度の組合せは、本体部1501の破砕性を調節するよう適合された関係を有する。
特に、図15Bを参照すると、成形研磨粒子の軸線1582に沿った断面図が示されている。ある特定の例においては、部分的切断部1521の断面形状を画定している隅部1531、1532、1533、及び1534(1531〜1534)のうちの1つまたは複数は、ある特定の曲率半径を有してもよい。1つまたは複数の隅部1531〜1534の曲率半径を調節することは、固定研磨材物品における成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。とりわけ、隅部1531〜1534のうちの1つまたは複数は、主面1502及び1504を側面1503に接合している縁部によって画定されている外隅部1506及び1507と比べて異なる曲率半径を有してもよい。特定の例においては、外隅部1506及び1507は、断面で見たときに、部分的切断部1521の縁部を画定している1つまたは複数の隅部1531〜1534と比べて小さい曲率半径を有してもよい。
成形研磨粒子における部分的切断部の形成は、形成プロセス中に行うことができ、形成プロセスとしては、鋳型成形、鋳込成形、印刷、加圧、押出、及びそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。例えば、部分的切断部は、例えば、前駆体成形研磨粒子の1つまたは複数において、また最終的には最後に形成される成形研磨粒子内において部分的切断部を形成するよう適合された形状を有する作製ツールを使用することによって、混合物の成形中に形成することができる。あるいは、部分的切断部は、1つまたは複数の形成後操作によって形成してもよく、形成後操作は、形成後の混合物、例えば前駆体成形研磨粒子または最終的に形成された成形研磨粒子において、行ってもよい。部分的切断部を形成するのに好適なこともある一部の例示的な形成後操作としては、スコーリング、切断、スタンピング、加圧、エッチング、イオン化、加熱、アブレーション、気化、加熱、及びそれらの組合せを挙げることができる。
様々なサイズ、形状、及び輪郭の成形研磨粒子を含めた、様々な種類の研磨粒子を、1つまたは複数の部分的切断部を有するように形成し得ることが理解されるであろう。例えば、図15Cは、一実施形態による成形研磨粒子の上面図を含む。成形研磨粒子1550は、上部主面1552(すなわち、第1の主面)と、上部主面1552の反対側の底部主面(すなわち、第2の主面)と、上面1552と底面(上面図には示されていない)の間に延び、それらを分けている少なくとも1つの側面1553と、を有する本体部1551を含むことができる。示されているように、また特定の一実施形態においては、本体部1551は、側面1553から本体部1551の内部に延びる、少なくとも1つの部分的切断部1561を含むことができる。部分的切断部1561は、本明細書に記載されている成形研磨粒子の他の部分的切断部の特徴のいずれかを有することができる。
さらに、示されてはいないが、他の例においては、研磨粒子は、形状のサイズが実質的に同じであってもよい複数の部分的切断部を有するよう形成することができる。あるいは、他の実施形態においては、成形研磨粒子は、複数の部分的切断部のうちの少なくとも2つがサイズ、形状、及び/または輪郭について互いに異なる、複数の部分的切断部を有するよう形成してもよい。部分的切断部の特徴は、例えば、1つまたは複数の不連続段状凹部を有する成形研磨粒子などを限定せずに含めた、本明細書の実施形態の他の特徴のいずれかと組み合わせることができる。
図16Aは、一実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む。図16Bは、一実施形態による図16Aの成形研磨粒子の上面図を含む。示されているように、成形研磨粒子1600は、上部主面1602(すなわち、第1の主面)と、上部主面1602の反対側の底部主面1604(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部1601を含むことができる。上面1602及び底面1604は、少なくとも1つの側面1603によって互いから分けることができる。側面1603は、別個の側面部分を含むことができ、その側面部分は、本明細書の他の実施形態に記載されているように、外隅部によって互いから分けることができる。
一実施形態によれば、本明細書の成形研磨粒子は、1つまたは複数の段状凹部を含むことができる。例えば、図16A及び16Bに示されているように、本体部1601は、第1の不連続段状凹部1610、第2の不連続段状凹部1620、及び第3の不連続段状凹部1630を含むことができる。第1の不連続段状凹部1610は、第1の外隅部1607に位置することができ、第2及び第3の不連続段状凹部1620及び1630とは間隔を空けて位置し得る。第2の不連続段状凹部1620は、第2の外隅部1608に位置することができ、第1及び第3の不連続段状凹部1610及び1630とは間隔を空けて位置し得る。第3の不連続段状凹部1610は、第3の外隅部1609に位置することができ、第1及び第2の不連続段状凹部1610及び1620とは間隔を空けて位置し得る。本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、成形研磨粒子の本体部の様々な位置に1つまたは複数の不連続段状凹部を含むことができる。
本明細書の実施形態の不連続段状凹部は、任意の好適な技術を用いて形成することができる。例えば、不連続段状凹部の形成は、形成プロセス中に行うことができ、形成プロセスとしては、鋳型成形、鋳込成形、印刷、加圧、押出、及びそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。例えば、不連続段状凹部は、例えば、前駆体成形研磨粒子の1つまたは複数において、また最終的には最後に形成される成形研磨粒子内において不連続段状凹部を形成するよう適合された形状を有する作製ツールを使用することによって、混合物の成形中に形成することができる。あるいは、不連続段状凹部は、1つまたは複数の形成後操作によって形成してもよく、形成後操作は、形成後の混合物、例えば前駆体成形研磨粒子または最終的に形成された成形研磨粒子において、行ってもよい。不連続段状凹部を形成するのに好適なこともある一部の例示的な形成後操作としては、スコーリング、切断、スタンピング、加圧、エッチング、イオン化、加熱、アブレーション、気化、加熱、及びそれらの組合せを挙げることができる。
示されているように、少なくとも1つの実施形態においては、第1の不連続段状凹部1610は、第1の凹部1611を含むことができ、第1の凹部1611は、第1の凹部1611を画定している平面と本体部1601の上部主面1602との間の距離によって測定される第1の深さ(D1)を有する。1つまたは複数の不連続段状凹部を付与することは、成形研磨粒子及びそのような成形研磨粒子を利用した固定研磨材物品の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。第1の不連続段状凹部1610は、第1の凹部1611を囲んでいる第2の凹部1612も含んでもよく、第2の凹部1612は、第2の凹部1612を画定している平面と本体部1601の上部主面1602との間の距離によって測定される第2の深さ(D2)を有する。深さは、上部主面1602に対し、本体部1601の高さと同じ方向で測定することができる。さらに、第1の凹部における粒子の高さは、第2の凹部1612における粒子の高さ未満とし得ることが理解されるであろう。
特定の一実施形態によれば、D1及びD2は、互いと比較して異なるものとすることができる。例えば、D1は、D2よりも大きくてもよい。より詳細には、少なくとも1つの実施形態においては、D2のD1に対する比(D2/D1)は、約1以下、例えば約0.95以下、または約0.9以下、または約0.85以下、または約0.8以下、または約0.75以下、または約0.7以下、または約0.65以下、または約0.6以下、または約0.55以下、または約0.5以下、または約0.45以下、または約0.4以下、または約0.35以下、または約0.3以下、または約0.35以下、または約0.3以下、または約0.25以下、または約0.2以下、または約0.15以下、または約0.1以下、または約0.05以下の値を有することができる。さらに、別の非限定的な実施形態においては、D2のD1に対する比(D2/D1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、または少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2、または少なくとも約0.3、または少なくとも約0.4、または少なくとも0.5、または少なくとも0.6、または少なくとも0.7、または少なくとも0.8、または少なくとも0.9としてもよい。D2のD1に対する比(D2/D1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
少なくとも1つの実施形態においては、第1の凹部1611は、側面1603の隣接部分の間の第1の外隅部1607を包囲することができる。示されているように、第1の凹部1611は、第1の外隅部1607と交差する実質的に平らな面と、第1の外隅部1607に隣接する側面1603の一部分とを含むことができる。第1の凹部1611は、第1の垂直面1613で終端となり得、第1の垂直面1613は、第1の凹部1611の主面に対し実質的に垂直に延び、第1の凹部1611の主面及び第2の凹部1612の主面と接合している。第1の凹部1611は、様々な他の形状及び輪郭を有することができ、平面に限定されないことが理解されるであろう。第1の凹部1611は、平らな及び湾曲した縁部及び/または面の組合せを含むことができる。
図16Aの第1の垂直面1613は、上から下に見たときに(図16Bを参照のこと)、凹形状を画定している概して湾曲した輪郭を有するように示されている。第1の垂直面1613の湾曲輪郭は、上から下に見たときに、第1の凹部1611に湾曲した二次元形状を与えている。直線、弓形、楕円、及びそれらの組合せを限定せずに含めた、第1の垂直面1613の他の輪郭も意図されていることが理解されるであろう。
さらに、少なくとも1つの実施形態においては、不連続段状凹部1610は、第2の凹部1612が第1の凹部1611及び第1の外隅部1607を包囲し得るように、形成することができる。示されているように、第2の凹部1612は、第1の垂直面1613と交差する実質的に平らな面と、第1の外隅部1607に隣接する側面1603の一部分と、第1の凹部1611と、を含むことができる。第2の凹部1612の実質的に平らな面は、第1の外隅部1607及び第1の凹部1611の両側の側面1603と交差することができる。第2の凹部1612は、第1の垂直面1613と第2の凹部1612の主面との接合部を始点とし得、第2の凹部1612の主面に対し実質的に垂直に延びる第2の垂直面で終端となり得る。第2の垂直面1614は、上部主面1602に向かって延び、上部主面1602と交差することができる。第2の凹部1612は、様々な他の形状及び輪郭を有することができ、平面に限定されないことが理解されるであろう。第2の凹部1612は、平らな及び湾曲した縁部及び/または面の組合せを含むことができる。
図16Aの第2の垂直面1614は、上から下に見たときに(図16Bを参照のこと)、凹形状を画定している概して湾曲した輪郭を有するように示されている。第2の垂直面1614の湾曲輪郭は、上から下に見たときに、第2の凹部1612に湾曲した二次元形状を与えている。直線、弓形、楕円、及びそれらの組合せを限定せずに含めた、第2の垂直面1614の他の輪郭も意図されていることが理解されるであろう。
第1の凹部1611及び第2の凹部1612は、互いに対して異なる面積を有することができる。とりわけ、少なくとも1つの実施形態においては、第1の凹部1611の主面の第1の面積は、第2の凹部1612の主面の第2の面積とは異なっていてもよい(例えば、第2の面積より小さくても大きくてもよい)。不連続段状凹部の第1の面積と第2の面積の相対的面積を調節することは、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。特定の一実施形態によれば、第1の凹部1611の第1の面積は、第2の凹部1612の第2の面積よりも小さくてもよい。さらに、別の実施形態によれば、第1の凹部1611の第1の面積は、第2の凹部1612の第2の面積よりも大きくてもよい。
図16Cは、図16Bに示されている点線に沿った、図16A及び16Bの成形研磨粒子1600の一部分の断面図を含む。とりわけ、この図は、第3の不連続段状凹部1630の断面図を含む。一実施形態によれば、第3の外隅部1609と、第1及び第2の凹部1634及び1635とを接合している隅部1631、1632、及び1633(1631〜1633)は、丸みを帯びていてもよい。特定の例においては、隅部1631〜1633は、ある特定の曲率半径を有する丸みを帯びた輪郭を有することができる。一実施形態においては、隅部1631〜1633の間に位置する内隅部は、丸みを帯びていてもよい。隅部がある程度丸みを帯びていること、特に他の隅部(例えば、隅部1651)よりも大きい曲率半径(すなわち、他の隅部よりも低い先端鋭さ)は、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。
様々な形状、サイズ、及び輪郭の成形研磨粒子を限定せずに含めた、様々な種類の研磨粒子が、1つまたは複数の段状凹部を含み得ることが理解されるであろう。さらに、1つまたは複数の段状凹部の配置を変化させて、成形研磨粒子及び関連する固定研磨材物品の性能を調節することができる。図16Dは、一実施形態による少なくとも1つの段状凹部を含む代替の成形研磨粒子の上面図を含む。図16Eは、図16Dの成形研磨粒子の斜視図を含む。示されているように、成形研磨粒子1660は、上部主面1662(すなわち、第1の主面)と、上部主面1662の反対側の底部主面1664(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部1661を含むことができる。上面1662及び底面1664は、少なくとも1つの側面1663によって互いから分けることができる。側面1663は、別個の側面部分を含むことができ、その側面部分は、本明細書の他の実施形態に記載されているように、外隅部によって互いから分けることができる。
本明細書の成形研磨粒子1660は、1つまたは複数の段状凹部を含むことができる。例えば、図16D及び16Eに示されているように、本体部1661は、第1の不連続段状凹部1670、第2の不連続段状凹部1675、及び第3の不連続段状凹部1680を含むことができる。第1の不連続段状凹部1670は、第1の外隅部1671に位置することができ、第2及び第3の不連続段状凹部1675及び1680とは間隔を空けて位置し得る。第2の不連続段状凹部1675は、第2の外隅部1676に位置することができ、第1及び第3の不連続段状凹部1670及び1680とは間隔を空けて位置し得る。第3の不連続段状凹部1680は、第3の外隅部1681に位置することができ、第1及び第2の不連続段状凹部1670及び1675とは間隔を空けて位置し得る。第1の不連続段状凹部1670、第2の不連続段状凹部1675、及び第3の不連続段状凹部1680は、本明細書の実施形態に記載されている不連続段状凹部の特徴のいずれかを有することができる。例えば、示されているように、不連続段状凹部1670、1675、及び1680の各々は、垂直面によって分けられていて、ある特定の高さを有する複数の凹部を含むことができ、その複数の凹部は、成形研磨粒子のある特定の性能を容易にすることができる、互いに対する特定の関係を有してもよい。本明細書の実施形態にまた記載されているように、不連続段状凹部1670、1675、及び1680の各々は、互いと比べて同じであっても異なっていてもよいある特定の形状及び輪郭を有してもよい。
図17Aは、一実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む。図17Bは、一実施形態による図17Aの成形研磨粒子の上面図を含む。図17Cは、軸線1785に沿った、図17Bの成形研磨粒子の一部分の断面図を含む。示されているように、成形研磨粒子1700は、上部主面1702(すなわち、第1の主面)と、上部主面1702の反対側の底部主面1704(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部1701を含むことができる。上面1702及び底面1704は、少なくとも1つの側面1703によって互いから分けることができる。側面1703は、別個の側面部分を含むことができ、その側面部分は、本明細書の他の実施形態に記載されているように、外隅部によって互いから分けることができる。
一実施形態によれば、本明細書の成形研磨粒子は、1つまたは複数の段状凹部を含むことができる。例えば、図17A〜Cに示されているように、本体部1701は、第1の不連続段状凹部1710、第2の不連続段状凹部1720、及び第3の不連続段状凹部1730を含むことができる。第1の不連続段状凹部1710は、第1及び第2の外隅部1707及び1708の間に延びる第1の側面部分1771に沿って位置することができる。第1の不連続段状凹部1710は、第1及び第2の不連続段状凹部1720及び1730とは間隔を空けて位置し得る。とりわけ、第1及び第2の凹部1711及び1712と、第1の側面部分1771との交差によって画定されている第1の不連続段状凹部1710の境界は、第1及び第2の外隅部1707及び1708とは間隔を空けて位置している。特定の一実施形態においては、第1の不連続段状凹部1710は、本体部1701の外隅部と交差している第1の不連続段状凹部1710の部分がないように、形成することができる。第1の不連続段状凹部1710の一部分の形状及び輪郭の様々な詳細を本明細書に記載しているが、本明細書に示しているもの以外の他の面の形状、サイズ、及び輪郭を利用し得ることが理解されるであろう。
さらに示されているように、本体部1701は、第2の不連続段状凹部1720をさらに含むことができる。第2の不連続段状凹部1720は、第2及び第3の外隅部1708及び1709の間に延びる第2の側面部分1772に沿って位置することができる。第2の不連続段状凹部1720は、第1及び第3の不連続段状凹部1710及び1730とは間隔を空けて位置し得る。とりわけ、第2の不連続段状凹部1720の境界は、第2及び第3の外隅部1708及び1709とは間隔を空けて位置し得る。特定の一実施形態においては、第2の不連続段状凹部1720は、本体部1701の外隅部と交差している第2の不連続段状凹部1720の部分がないように、形成することができる。第2の不連続段状凹部1720の一部分の形状及び輪郭の様々な詳細を本明細書に記載しているが、本明細書に示しているもの以外の他の面の形状、サイズ、及び輪郭を利用し得ることが理解されるであろう。
さらに示されているように、本体部1701は、第3の不連続段状凹部1730をさらに含むことができる。第3の不連続段状凹部1730は、第1及び第3の外隅部1707及び1709の間に延びる第2の側面部分1773に沿って位置することができる。第3の不連続段状凹部1730は、第1及び第2の不連続段状凹部1710及び1720とは間隔を空けて位置し得る。とりわけ、第3の不連続段状凹部1730の境界は、第1及び第3の外隅部1707及び1709とは間隔を空けて位置し得る。特定の一実施形態においては、第3の不連続段状凹部1730は、本体部1701の外隅部と交差している第3の不連続段状凹部1730の部分がないように、形成することができる。第3の不連続段状凹部1730の一部分の形状及び輪郭の様々な詳細を本明細書に記載しているが、本明細書に示しているもの以外の他の面の形状、サイズ、及び輪郭を利用し得ることが理解されるであろう。
本体部1701の第1、第2、及び/または第3の不連続段状凹部のいずれか1つは、本明細書の実施形態に記載されている他の不連続段状凹部の特徴のいずれか1つまたは複数を有することができる。示されているように、少なくとも1つの実施形態においては、第1の不連続段状凹部1710は、第1の凹部1711を含むことができ、第1の凹部1711は、第1の凹部1711を画定している平面と本体部1701の上部主面1702との間の距離によって測定される第1の深さ(D1)を有する。1つまたは複数の不連続段状凹部を付与することは、成形研磨粒子及びそのような成形研磨粒子を利用した固定研磨材物品の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。第1の不連続段状凹部1710は、第1の凹部1711を囲んでいる第2の凹部1712も含んでもよく、第2の凹部1712は、第2の凹部1712を画定している平面と本体部1701の上部主面1702との間の距離によって測定される第2の深さ(D2)を有する。深さは、本体部1701の高さと同じ方向で測定することができる。さらに、第1の凹部における粒子の高さは、第2の凹部1712における粒子の高さ未満とし得ることが理解されるであろう。
特定の一実施形態によれば、D1及びD2は、互いと比較して異なるものとすることができる。例えば、D1は、D2よりも大きくてもよい。より詳細には、少なくとも1つの実施形態においては、D2のD1に対する比(D2/D1)は、約1以下、例えば約0.95以下、または約0.9以下、または約0.85以下、または約0.8以下、または約0.75以下、または約0.7以下、または約0.65以下、または約0.6以下、または約0.55以下、または約0.5以下、または約0.45以下、または約0.4以下、または約0.35以下、または約0.3以下、または約0.35以下、または約0.3以下、または約0.25以下、または約0.2以下、または約0.15以下、または約0.1以下、または約0.05以下の値を有することができる。さらに、別の非限定的な実施形態においては、D2のD1に対する比(D2/D1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、または少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2、または少なくとも約0.3、または少なくとも約0.4、または少なくとも0.5、または少なくとも0.6、または少なくとも0.7、または少なくとも0.8、または少なくとも0.9としてもよい。D2のD1に対する比(D2/D1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。さらに、本明細書の実施形態のいずれかの不連続段状凹部のいずれかは、2つ以上の凹部の間でこの関係を有し得ることが理解されるであろう。
示されているように、第1の凹部1711は、側面1703と交差する実質的に平らな面を含むことができる。第1の凹部1711は、第1の垂直面1713で終端となり得、第1の垂直面1713は、第1の凹部1711の主面に対し実質的に垂直に延び、第1の凹部1711の主面及び第2の凹部1712の主面と接合している。第1の凹部1711は、様々な他の形状及び輪郭を有することができ、平面に限定されないことが理解されるであろう。第1の凹部1711は、平らな及び湾曲した縁部及び/または面の組合せを含むことができる。
図17Aの第1の垂直面1713は、上から下に見たときに(図17Bを参照のこと)、凹形状を画定している概して湾曲した輪郭を有するように示されている。第1の垂直面1713の湾曲輪郭は、上から下に見たときに、第1の凹部1711に湾曲した二次元形状を与えることができる。直線、弓形、楕円、及びそれらの組合せを限定せずに含めた、第1の垂直面1713の他の輪郭も意図されていることが理解されるであろう。
さらに、少なくとも1つの実施形態においては、不連続段状凹部1710は、第2の凹部1712が、第1の凹部1711と、第1の凹部1711と交差している側面の部分と比較して大きい側面の部分と、を包囲し得るように、形成することができる。示されているように、第2の凹部1712は、第1の垂直面1713と交差する実質的に平らな面と、側面1703、より詳細には、第1の側面部分1771の一部分と、を含むことができる。第2の凹部1712の実質的に平らな面は、第1の凹部1711の両側で側面1703と交差することができる。第2の凹部1712は、第1の垂直面1713と第2の凹部1712の主面との接合部を始点とし得、第2の凹部1712の主面に対し実質的に垂直に延びる第2の垂直面1714で終端となり得る。第2の垂直面1714は、上部主面1702に向かって延び、上部主面1702と交差することができる。第2の凹部1712は、様々な他の形状及び輪郭を有することができ、平面に限定されないことが理解されるであろう。第2の凹部1712は、平らな及び湾曲した縁部及び/または面の組合せを含むことができる。
図17Aの第2の垂直面1714は、上から下に見たときに(図17Bを参照のこと)、凹形状を画定している概して湾曲した輪郭を有するように示されている。第2の垂直面1714の湾曲輪郭は、上から下に見たときに、第2の凹部1712に湾曲した二次元形状を与えることができる。直線、弓形、楕円、及びそれらの組合せを限定せずに含めた、第2の垂直面1714の他の輪郭も意図されていることが理解されるであろう。
本明細書の不連続段状凹部の他の特徴に従って説明されているように、第1の凹部1711と第2の凹部1712は、互いに対し異なる面積を有することができる。とりわけ、少なくとも1つの実施形態においては、第1の凹部1711の主面の第1の面積は、第2の凹部1712の主面の第2の面積とは異なっていてもよい(例えば、第2の面積より小さくても大きくてもよい)。不連続段状凹部の第1の面積と第2の面積の相対的面積を調節することは、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。特定の一実施形態によれば、第1の凹部1711の第1の面積は、第2の凹部1712の第2の面積よりも小さくてもよい。さらに、別の実施形態によれば、第1の凹部1711の第1の面積は、第2の凹部1712の第2の面積よりも大きくてもよい。
図17Cは、図17A及び17Bの成形研磨粒子1700の一部分の断面図を含む。とりわけ、この図は、第2及び第3の不連続段状凹部1720及び1730の一部分の断面図を含む。一実施形態によれば、第2の不連続段状凹部1720の隅部1731、1732、及び1733(1731〜1733)は、ある特定の曲率半径を有する丸みを帯びた輪郭を有することができる。一実施形態においては、隅部1731〜1733の間に位置する内隅部は、丸みを帯びていてもよい。隅部がある程度丸みを帯びていること、特に他の隅部(例えば、隅部1751)よりも大きい曲率半径(すなわち、大きな先端鋭さの値)は、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。少なくとも1つの実施形態においては、隅部1731〜1733は、互いと比べて実質的に同じ曲率半径を有することができる。他の例においては、隅部1731〜1733は、互いと比べて異なる曲率半径を有することができる。
一実施形態によれば、第3の不連続段状凹部1730の隅部1741、1742、及び1743(1741〜1743)は、ある特定の曲率半径を有する丸みを帯びた輪郭を有することができる。隅部がある程度丸みを帯びていること、特に他の隅部(例えば、隅部1751)よりも大きい曲率半径(すなわち、大きな先端鋭さの値)は、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。少なくとも1つの実施形態においては、隅部1741〜1743は、互いに対して実質的に同じ曲率半径を有することができる。他の例においては、隅部1741〜1743は、互いと比べて異なる曲率半径を有することができる。さらに、隅部1731〜1733及び隅部1741〜1743は、互いに対して実質的に同じ曲率半径を有し得ることが理解されるであろう。他の例においては、隅部1731〜1733及び隅部1741〜1743は、互いと比べて異なる曲率半径を有することができる。
様々な形状、サイズ、及び輪郭の成形研磨粒子を限定せずに含めた、様々な種類の研磨粒子が、本明細書の実施形態に記載されている1つまたは複数の段状凹部を含み得ることが理解されるであろう。さらに、1つまたは複数の段状凹部の配置を変化させて、成形研磨粒子及び関連する固定研磨材物品の性能を調節することができる。例えば、図17Dは、一実施形態による少なくとも1つの段状凹部を含む代替の成形研磨粒子の上面図を含む。図17Eは、図17Dの成形研磨粒子の斜視図を含む。示されているように、成形研磨粒子1780は、上部主面1782(すなわち、第1の主面)と、上部主面1782の反対側の底部主面1784(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部1781を含むことができる。上面1782及び底面1784は、少なくとも1つの側面1783によって互いから分けることができる。側面1783は、別個の側面部分を含むことができ、その側面部分は、本明細書の他の実施形態に記載されているように、外隅部によって互いから分けることができる。
本明細書の成形研磨粒子1780は、1つまたは複数の段状凹部を含むことができる。例えば、図17D及び17Eに示されているように、本体部1781は、第1の不連続段状凹部1791、第2の不連続段状凹部1792、及び第3の不連続段状凹部1793を含むことができる。第1の不連続段状凹部1791は、第1の側面部分1794に沿って位置することができ、第1の側面部分1794は、外隅部1786及び1786’の間に延び、側面1783の直線部分を画定し、この直線部分は、外隅部1786’及び1787の間に延びる弓形の側面セクションとは対照的である。第2の不連続段状凹部1792は、第2の側面部分1795に沿って位置することができ、第2の側面部分1795は、外隅部1787及び1787’の間に延び、側面1783の直線部分を画定し、この直線部分は、外隅部1787’及び1788の間に延びる弓形の側面セクションとは対照的である。第3の不連続段状凹部1793は、第3の側面部分1796に沿って位置することができ、第3の側面部分1796は、外隅部1788及び1788’の間に延び、側面1783の直線部分を画定し、この直線部分は、外隅部1788’及び1786の間に延びる弓形の側面セクションとは対照的である。不連続段状凹部1791、1792、及び1793は、本明細書の実施形態に記載されている不連続段状凹部の特徴のいずれかを有することができる。例えば、示されているように、不連続段状凹部1791、1792、及び1793の各々は、垂直面によって分けられていて、ある特定の高さを有する複数の凹部を含むことができ、その複数の凹部は、成形研磨粒子のある特定の性能を容易にすることができる、互いに対する特定の関係を有してもよい。本明細書の実施形態にまた記載されているように、不連続段状凹部1791、1792、及び1793の各々は、互いと比べて同じであっても異なっていてもよいある特定の形状及び輪郭を有してもよい。
さらに、図17D及び17Eの実施形態は、不連続段状凹部1791、1792、及び1793が側面の直線部分に沿って位置し得ることを示しているが、ある特定の成形研磨粒子は、1つまたは複数の不連続段状凹部を側面の弓形部分に有するように形成してもよいことが意図されている。例えば、少なくとも1つの実施形態においては、第1の不連続段状凹部は、外隅部1786’及び1787の間に延びる弓形側面部分に沿って位置していてもよい。
さらに、不連続段状凹部を含む本明細書の実施形態のいずれかでは、不連続段状凹部は、成形研磨粒子の本体部の主面及び/または側面の1つまたは複数に存在しうることが理解されるであろう。さらに、成形研磨粒子は、複数の不連続段状凹部を含むことができ、凹部は互いと比べて異なる形状、サイズ、及び/または位置を有する。本明細書の実施形態の不連続段状凹部は、本明細書の実施形態において規定されているプロセスのいずれかを用いて形成することができる。
図18Aは、一実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む。図18Bは、軸線1882に沿った、図18Aの成形研磨粒子の一部分の断面図を含む。示されているように、成形研磨粒子1800は、上部主面1802(すなわち、第1の主面)と、上部主面1802の反対側の底部主面1804(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部1801を含むことができる。上面1802及び底面1804は、少なくとも1つの側面1803によって互いから分けることができる。側面1803は、別個の側面部分を含むことができ、その側面部分は、本明細書の他の実施形態に記載されているように、外隅部によって互いから分けることができる。
一実施形態によれば、本明細書の成形研磨粒子は、1つまたは複数の凹部を含むことができる。例えば、図18Aに示されているように、本体部1801は、第1の凹部1810、第2の凹部1820、及び第3の凹部1830を含むことができる。第1の凹部1810は、第1及び第2の外隅部1807及び1808の間に延びる第1の側面部分1871に位置し得る。第1の凹部1810は、第1及び第2の凹部1820及び1830とは間隔を空けて位置し得る。とりわけ、縁部1814及び1815、並びに隅部1812及び1813によって画定されている第1の凹部1810の境界は、第1及び第2の外隅部1807及び1808とは間隔を空けて位置し得る。特定の一実施形態においては、第1の凹部1810は、本体部1801の外隅部と交差している第1の凹部1810の部分がないように、形成することができる。さらに、少なくとも1つの代替の実施形態においては、成形研磨粒子は、少なくとも1つの凹部が本体部の1つまたは複数の外隅部と交差するように、形成することができる。第1の凹部1810の一部分の形状及び輪郭の様々な詳細を本明細書に記載しているが、本明細書に示しているもの以外の他の面の形状、サイズ、及び輪郭を利用し得ることが理解されるであろう。
凹部は、本明細書の実施形態において規定されているプロセスのいずれかを用いて形成することができる。本明細書の実施形態の凹部は、任意の好適な技術を用いて形成することができる。例えば、1つまたは複数の凹部の形成は、形成プロセス中に行うことができ、形成プロセスとしては、鋳型成形、鋳込成形、印刷、加圧、押出、及びそれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されない。例えば、凹部は、例えば、前駆体成形研磨粒子の1つまたは複数において、また最終的には最後に形成される成形研磨粒子内において凹部を形成するよう適合された形状を有する作製ツールを使用することによって、混合物の成形中に形成することができる。あるいは、凹部は、1つまたは複数の形成後操作によって形成してもよく、形成後操作は、形成後の混合物、例えば前駆体成形研磨粒子または最終的に形成された成形研磨粒子において、行ってもよい。不連続段状凹部を形成するのに好適なこともある一部の例示的な形成後操作としては、スコーリング、切断、スタンピング、加圧、エッチング、イオン化、加熱、アブレーション、気化、加熱、及びそれらの組合せを挙げることができる。
さらに示されているように、本体部1801は、第2の凹部1820をさらに含むことができる。第2の凹部1820は、第2及び第3の外隅部1808及び1809の間に延びる第2の側面部分1872に沿って位置し得る。第2の凹部1820は、第1及び第3の凹部1810及び1830とは間隔を空けて位置し得る。とりわけ、第2の凹部1820の境界は、第2及び第3の外隅部1808及び1809とは間隔を空けて位置し得る。特定の一実施形態においては、第2の凹部1820は、本体部1801の外隅部と交差している第2の凹部1820の部分がないように、形成することができる。第2の不連続段状凹部1820の一部分の形状及び輪郭の様々な詳細を本明細書に記載しているが、本明細書に示しているもの以外の他の面の形状、サイズ、及び輪郭を利用し得ることが理解されるであろう。
さらに示されているように、本体部1801は、第3の凹部1830をさらに含むことができる。第3の凹部1830は、第1及び第3の外隅部1807及び1809の間に延びる第2の側面部分1873に沿って位置し得る。第3の凹部1830は、第1及び第2の凹部1810及び1820とは間隔を空けて位置し得る。とりわけ、第3の不連続段状凹部1830の境界は、第1及び第3の外隅部1807及び1809とは間隔を空けて位置し得る。特定の一実施形態においては、第3の凹部1830は、本体部1801の外隅部と交差している第3の不連続段状凹部1830の部分がないように、形成することができる。第3の不連続段状凹部1830の一部分の形状及び輪郭の様々な詳細を本明細書に記載しているが、本明細書に示しているもの以外の他の面の形状、サイズ、及び輪郭を利用し得ることが理解されるであろう。
本体部1801の第1、第2、及び/または第3の凹部1810、1820、及び1830のいずれか1つは、本明細書の実施形態に記載されている他の凹部の特徴のいずれか1つまたは複数を有することができる。さらに、図18C及び18Dに示されているように、様々な異なる種類の成形研磨粒子が、様々な数及び配置の凹部を含み得ることが理解されるであろう。図18Aに示されているように、少なくとも1つの実施形態においては、第1の凹部1810は、湾曲輪郭を有する第1の面1816を含むことができる。第1の凹部1810は、第1の縁部1814によって画定することができ、第1の縁部1814は、主面1802と交差していて、縁部1811に位置している隅部1812及び1813の間に延び、縁部1811は、本体部1801の第1の側面部分1871と上部主面1802との接合部によって画定されている。
特定の一実施形態によれば、第1の縁部1814は、湾曲輪郭を有することができる。より詳細には、第1の縁部1814は、曲度が実質的に同じである単調曲線1814とすることができ、上部主面1802の一部分になめらかな弓形パスを画定している。別の実施形態によれば、第2の縁部1815は、湾曲輪郭を有することができる。より詳細には、第2の縁部1815は、曲度が実質的に同じである単調曲線1815とすることができ、第2の縁部1815は、第1の側面部分1871になめらかな弓形パスを画定している。第1及び第2の縁部1814及び1815は、直線輪郭を有することができ、直線及び湾曲セクションの組合せを含み得ることが本明細書において意図され、またこのことが理解されるであろう。
特定の一実施形態によれば、第1の縁部1814は、縁部1811に位置する隅部1812を始点とし、上部主面1802を通って延び、本体部の縁部1811に位置する隅部1813で終点となり得る。さらに、第2の縁部1815は、縁部1811に位置する隅部1812を始点とし、第1の側面部分1871を通って延び、本体部の縁部1811に位置する隅部1813で終点となり得る。したがって、特定の一実施形態においては、第1及び第2の縁部1814及び1815は、縁部1811に位置する第1及び第2の隅部1812及び1813において互いに交差し、接合している。
一態様においては、第1の凹部1810は、第1の面1816を含むことができ、第1の面1816は湾曲輪郭を有することができる。特に、第1の面1816は、凹輪郭を有することができ、より詳細には、第1の面1816は、本体部1801の第1の側面1817の縁部1811において凹輪郭を画定することができる。ある特定の例においては、第1の面1816は、球の一部分によって画定される湾曲を有することができる。例えば、第3の面1836を有する第3の凹部1830に関して示されているように、凹んだ第3の面1836の最も低い点1831は、第1の外隅部1807から本体部1801の中点を通って延びる軸線1881に沿って、第3の面1836の中心に位置する。
図18Aにさらに示されているように、第1の凹部1810は、第1の凹部1810の最も長い寸法を画定している第1の長さ(Lfd)を有することができる。第1の凹部1810の長さは、縁部1811に実質的に沿って延びることができる。さらに、第1の凹部1810の長さ(Lfd)は、本体部の他の寸法に対して調節してもよく、このことは、成形研磨粒子1800の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。例えば、第1の凹部1810の長さ(Lfd)は、側面1803の第1の側面部分1871の長さ(Lfsp)に対する特定の関係を有することができる。とりわけ、第1の凹部1810の長さ(Lfd)は、第1の側面部分1871の長さ(Lfsp)よりも小さくてもよい。さらに、第1の側面部分1871の長さ(Lfsp)に対する第1の凹部1810の相対的な長さ(Lfd)は、本明細書の図14の実施形態において記載されている、第1の湾曲セクションの長さ(Lc1)と第1の部分の全長(Lfp1)との間で述べられている関係と同じとすることができる。例えば、長さ(Lfd)と長さ(Lfsp)の間の関係は、長さ因子(Lfd/Lfsp)を規定することができ、長さ因子(Lfd/Lfsp)は、約1以下、例えば約0.95以下、または約0.9以下、または約0.85以下、または約0.8以下、または約0.75以下、または約0.7以下、または約0.65以下、または約0.6以下、または約0.55以下、または約0.5以下、または約0.45以下、または約0.4以下、または約0.35以下、または約0.3以下、または約0.35以下、または約0.3以下、または約0.25以下、または約0.2以下、または約0.15以下、または約0.1以下、または約0.05以下としてもよい。さらに、別の非限定的な実施形態においては、長さ因子(Lfd/Lfsp)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2としてもよい。長さ因子(Lfd/Lfsp)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
図18Bは、軸線1882に沿った、成形研磨粒子1800の一部分の断面図を含む。とりわけ、この図は、第2及び第3の凹部1820及び1830の一部分の断面図を含む。一実施形態によれば、第2の凹部1820の面1826は、湾曲形状、より詳細には、成形研磨粒子1800の本体部1801の体積部へと延びる概して凹んだ形状を有することができる。面1826は、断面で見たときの縁部の隅部1828及び1829を含むことができ、隅部1828及び1829は、示されているように相対的に鋭い。ある特定の他の例においては、隅部1828及び1829は、本明細書の他の実施形態において示され記載されているように、より丸みを帯びて、より大きな曲率半径を画定していてもよい。図18Bにおいてさらに示されているように、第3の凹部1830の面1836は、湾曲形状、より詳細には、成形研磨粒子1800の本体部1801の体積部へと延びる概して凹んだ形状を有することができる。面1836は、断面で見たときの縁部の隅部1838及び1839を含むことができ、隅部1838及び1839は、示されているように相対的に鋭い。ある特定の他の例においては、隅部1838及び1839は、本明細書の他の実施形態において示され記載されているように、より丸みを帯びて、より大きな曲率半径を有してもよい。
図18C、18D、及び18Eは、実施形態による凹部を含む他の成形研磨粒子の斜視図を含む。図18C及び18Dの成形研磨粒子は、粒子の側面と上部主面の間の縁部のある特定の部分に位置する凹部を含む。凹部は、本明細書の実施形態に記載されている凹部の特徴のいずれかを有することができる。とりわけ、図18Cの成形研磨粒子は、湾曲輪郭を有する側面の部分に位置する凹部を含む。図18Dの成形研磨粒子は、直線形状を有する側面の部分に位置する凹部を含む。図18Eにさらに示されているように、一実施形態によれば、成形研磨粒子は単一の凹部を有するよう形成することができる。
図19Aは、一実施形態による成形研磨粒子の断面図を含む。示されているように、成形研磨粒子1900は、上部主面1902(すなわち、第1の主面)と、上部主面1902の反対側の底部主面1904(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部1901を含むことができる。上面1902及び底面1904は、少なくとも1つの側面1903によって互いから分けることができる。側面1903は、別個の側面部分を含むことができ、その側面部分は、本明細書の他の実施形態に記載されているように、外隅部によって互いから分けることができる。
少なくとも1つの実施形態においては、側面1903は、第1の高さ(h1)を有する第1の領域1905を含むことができる。側面1903は、第2の高さ(h2)を有する第2の領域1906をさらに含むことができる。第1及び第2の領域1905及び1906の第1及び第2の高さ(h1及びh2)の合計は、側面1903における本体部1901の全高さを規定することができる。特定の例においては、第1の高さ(h1)は、全高さに対する特定の関係を有することができる。例えば、第1の高さ(h1)は、側面1903において本体部1901の高さの大部分に延び得る。さらに別の実施形態においては、第2の高さ(h2)は、側面1903において本体部1901の高さの小部分に延び得る。
少なくとも1つの実施形態においては、h1はh2よりも大きい。h1とh2の間の関係は、比(h2/h1)によって規定することができ、比(h2/h1)は、約1以下、例えば約0.95以下、または約0.9以下、または約0.85以下、または約0.8以下、または約0.75以下、または約0.7以下、または約0.65以下、または約0.6以下、または約0.55以下、または約0.5以下、または約0.45以下、または約0.4以下、または約0.35以下、または約0.3以下、または約0.35以下、または約0.3以下、または約0.25以下、または約0.2以下、または約0.15以下、または約0.1以下、または約0.05以下の値を有することができる。さらに、別の非限定的な実施形態においては、比(h2/h1)は、少なくとも約0.05、例えば少なくとも約0.1、または少なくとも約0.15、またはさらには少なくとも約0.2としてもよい。比(h2/h1)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
さらに示されているように、本明細書の実施形態のある特定の成形研磨粒子においては、側面1903は、フランジ1907を含む第2の領域1906を含むことができ、フランジ1907は、側面1903と、本体部1901の底部主面1904とに接合し、本体部1901の側面1903から外側にさらに延びている。フランジは、作製ツールへの混合物の過剰充填に起因して形成し得、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。少なくとも1つの実施形態においては、フランジ1907は、長さ(Lf1)を有することができる。少なくとも1つの実施形態においては、フランジ1907の長さ(Lf1)は、第2の領域1906の高さ(h2)と比べて異なってもよい。例えば、長さ(Lf1)は、高さ(h2)よりも大きくてもよい。一部の例においては、フランジ1907は、長方形の断面輪郭を有してもよい。例えば、図19Aに示されているように、フランジ1907は、丸みを帯びた、または湾曲した断面形状を有する。
図19Aにさらに示されているように、側面1903は、本体部1901の第1の領域1905及び第2の領域1906とは反対側で、第3の領域1915及び第4の領域1916をさらに含む。第3の領域1915は第3の高さ(h3)を有することができ、第4の領域1916は第4の高さ(h4)を有することができる。第3及び第4の高さ(h3及びh4)の合計は、第3及び第4の領域1915及び1916での側面1903における本体部1901の全高さを規定することができる。特定の例においては、第3の高さ(h3)は、側面1903における本体部1901の高さの大部分に延び得、第4の高さ(h4)は、側面1903における本体部1901の全高さの小部分に延び得る。第3の高さ(h3)と第4の高さ(h4)の間の相対的差異は、第1の高さ(h1)と第2の高さ(h2)に対し本明細書において記載したものと同じとすることができる。
側面1903は、フランジ1917をさらに含むことができ、フランジ1917は、側面1903と、本体部1901の底部主面1904とに接合し、第4の領域1916において本体部1901の側面1903から外側にさらに延びている。フランジ1917は、作製ツールへの混合物の過剰充填に起因して形成し得、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。フランジ1917は、本明細書に記載されている他のフランジの特徴のいずれかを有することができる。
図19B、19C、19D、及び19Eは、図19Aの成形研磨粒子の少なくとも1つまたは複数の特徴を有する成形研磨粒子の断面画像を含む。とりわけ、図19B〜19Eの成形研磨粒子は、図19Aに特に示されているものにおいて記載しているように、粒子の異なる高さを画定している第1及び第2の領域を含む側面を有することができる。さらに、図19B〜19Eの成形研磨粒子は、本明細書の実施形態に記載しているように、側面に接合した1つまたは複数のフランジを含む。示されているように、フランジは、粒子の他の面に対し様々なサイズ及び形状を有してもよく、このことは、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を助けることができる。
側面から延びるフランジを有する成形研磨粒子は、本明細書の実施形態において規定されているプロセスのいずれかを用いて形成することができる。本明細書に記述されているように、フランジ及び側面の特定の態様は、形成プロセス中に、例えば作製ツールに混合物を過剰充填することによって、作製することができる。さらに、図19A〜19Eに示されているような断面形状を有する、そのような粒子を形成する他のプロセスとしては、鋳型成形、鋳込成形、印刷、加圧、押出、乾燥、加熱、焼結、及びそれらの組合せを挙げることができる。あるいは、図19A〜Eの成形研磨粒子の特徴は、1つまたは複数の形成後操作によって形成してもよく、形成後操作は、形成後の混合物、例えば前駆体成形研磨粒子または最終的に形成された成形研磨粒子において、行ってもよい。不連続段状凹部を形成するのに好適なこともある一部の例示的な形成後操作としては、スコーリング、切断、スタンピング、加圧、エッチング、イオン化、加熱、アブレーション、気化、加熱、及びそれらの組合せを挙げることができる。
図20Aは、一実施形態による成形研磨粒子の上面画像を含む。図20Bは、図20Aの成形研磨粒子の側面画像を含む。示されているように、成形研磨粒子2000は、上部主面2002(すなわち、第1の主面)と、上部主面2002の反対側の底部主面2004(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部2001を含むことができる。上面2002及び底面2004は、少なくとも1つの側面2003によって互いから分けることができる。側面2003は、別個の側面部分を含むことができ、その側面部分は、本明細書の他の実施形態に記載されているように、外隅部によって互いから分けることができる。
一実施形態によれば、本明細書の成形研磨粒子は、1つまたは複数の凸部を含むことができ、凸部としては、例えば上部主面2002に沿ってその上に垂直に延びる凸部2010が挙げられる。凸部は、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。特定の実施形態においては、凸部は、基部2012及び上部領域2011を有することができ、基部は、本体部2001及び成形研磨粒子の上部主面2002と一体的に接合し、それらと共に形成されている。少なくとも1つの実施形態においては、上部領域2011は、丸みを帯びた輪郭を有することができる。図20Bに示されているように、上部領域2011は、本体部2001の側面から見たときに、概して楕円の形状を有してもよい。さらに、少なくとも1つの実施形態においては、基部2012は、上部領域2011の厚さ(tur)とは異なる厚さ(tb)を有してもよい。とりわけ、一実施形態においては、基部2012は、基部が上部領域2011の厚さ(tur)に対して狭いサイズのネック領域を有するように、上部領域2011の厚さ(tur)よりも有意に小さい厚さ(tb)を有してもよい。
図20C〜20Eは、凸部を含む他の成形研磨粒子の画像を含む。とりわけ、示されているように、凸部の位置、サイズ、及び輪郭は様々であってもよく、このことは、成形研磨粒子及び関連する固定研磨材物品の活用及び/または性能における様々な利点を容易にすることができる。図20Cに示されているように、研磨粒子2020は、本体部2021と、本体部2021の上部主面2024に沿ってその上に垂直に延びる凸部2022と、を含む。凸部は、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。図20Cに示されているものなどの、特定の実施形態においては、凸部は、凸部の少なくとも一部分が上部主面2024の末端縁部を超えて延びるように、粒子の長さよりも大きな長さを有することができる。図20Cにさらに示されているように、代替の実施形態の少なくとも1つの成形研磨粒子、例えば成形研磨粒子2025は、本体部2026と、上部主面2028に沿って延びる凸部2027と、を有することができ、凸部2027は、本体部2026を二分割する軸線2029から幅方向へ距離を置いて配置されている。すなわち、示されているように、上から下に見たときに、凸部2027の全体が、上部主面2028を二分割する軸線2029から距離を空けて位置するように、凸部2027の全体は中心からはずれていてもよい。
さらに、ある特定の例においては、凸部は、所望の位置及び/または配置方向に成形研磨粒子を設置するのに好適なこともある。例えば、図20Dに示されているように、成形研磨粒子2030は、本体部2031の主面2032から延びる凸部2033を含む本体部2031を有することができる。さらに示されているように、凸部2033により、本体部2031は、画像に示されているように、表面上で調節された位置に設置されている。固定研磨材物品が、固定研磨材物品の研磨能の改善を容易にすることができる調節された位置で成形研磨粒子を利用することができるように、凸部2033の表面のサイズ、形状、及び輪郭は、例えば、固定研磨材物品の形成に用いてもよい基材を含めた表面上での成形研磨粒子の位置の調節の改善を容易にするよう調節してもよい。図20Eは、凸部を有する成形研磨粒子のさらなる上面画像を含む。図20Fは、凸部を有する成形研磨粒子の側面画像を含む。
凸部を有する成形研磨粒子は、本明細書の実施形態において規定されているプロセスのいずれかを用いて形成することができる。本明細書に記述されているように、凸部は、例えば開口部または非直線形状を有することで作製ツールの穴の不均一な充填を可能にするドクターブレードを利用してことによって、形成プロセス中に作製することができる。さらに、図20A〜20Fに示されているようなc型形状を有する、そのような粒子を形成する他のプロセスとしては、鋳型成形、鋳込成形、印刷、加圧、押出、乾燥、加熱、焼結、及びそれらの組合せを挙げることができる。あるいは、図20の成形研磨粒子の特徴は、1つまたは複数の形成後操作によって形成してもよく、形成後操作は、形成後の混合物、例えば前駆体成形研磨粒子または最終的に形成された成形研磨粒子において、行ってもよい。不連続段状凹部を形成するのに好適なこともある一部の例示的な形成後操作としては、スコーリング、切断、スタンピング、加圧、エッチング、イオン化、加熱、アブレーション、気化、加熱、及びそれらの組合せを挙げることができる。ある特定の例においては、成形研磨粒子の1つまたは複数の面(例えば、上部主面)は、非常に微細な線を有してもよく、その線は、ゲルが作製ツールにある間のゲル表面上のドクターブレードの移動を含めた、形成プロセスの態様の人為結果である。
図21Aは、成形研磨粒子の側面画像を含む。図21Bは、一実施形態による成形研磨粒子の斜視図を含む。示されているように、成形研磨粒子2100は、上部主面2102(すなわち、第1の主面)と、上部主面2102の反対側の底部主面2104(すなわち、第2の主面)と、を有する本体部2101を含むことができる。上面2102及び底面2104は、少なくとも1つの側面2103によって互いから分けることができる。側面2103は、本体部の中央領域において本体部20101の周囲に延びる1つまたは複数の凹部2110を含んでもよい。図21A及びBに示すように、本体部2101は、側面から見たときに、砂時計形状を有することができる。とりわけ、側面2103は、凹部2110を含んでもよく、凹部2110は、本体部2101の周囲に延び、凹部2110及び底部主面2104に接合した第1の凸部分2111と、凹部2110及び本体部2101の上部主面2102に接合した第2の凸部分2112との間に含まれる。とりわけ、第1及び第2の凸部分2111及び2112は、凹部2110において共に接合し、本体部2101の側面2103に概してV形状の凹部またはノッチを画定することができる。
少なくとも1つの実施形態においては、本明細書の実施形態の成形研磨粒子は、本体部の周囲に延びる凹部を有することができ、上から下に見たときに、本明細書の実施形態に記載されている主面の1つにおいて、特に鋭い外隅部も有することができる。例えば、図12Bの実施形態に関して記載されているように、成形研磨粒子2100は、250ミクロン以下の平均先端鋭さを有する1つまたは複数の外隅部、例えば外隅部2121を有することができる。特定の一実施形態によれば、平均先端鋭さは、240ミクロン以下、例えば230ミクロン以下、または220ミクロン以下、または210ミクロン以下、または200ミクロン以下、または190ミクロン以下、または180ミクロン以下、または170ミクロン以下、または160ミクロン以下、または150ミクロン以下、または140ミクロン以下、または130ミクロン以下、または120ミクロン以下、または110ミクロン以下、または100ミクロン以下、または90ミクロン以下、または80ミクロン以下、または70ミクロン以下、または60ミクロン以下、または50ミクロン以下、または40ミクロン以下、または30ミクロン以下、または20ミクロン以下とすることができる。さらに別の非限定的な実施形態においては、平均先端鋭さは、少なくとも0.1ミクロン、例えば少なくとも1ミクロン、少なくとも2ミクロン、または少なくとも5ミクロン、または少なくとも10ミクロン、または少なくとも15ミクロン、または少なくとも20ミクロンとすることができる。少なくとも1つの特定の実施形態においては、平均先端鋭さは、本明細書の最小値のいずれかと最大値のいずれかとを含む範囲内とすることができ、その範囲としては、少なくとも1ミクロンから250ミクロン以下の範囲、またはさらには少なくとも1ミクロンから100ミクロン以下の範囲が挙げられるが、これらに限定されない。
側面形状と、特に鋭い外隅部とを組み合わせることは、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。さらに、そのような組合せは、エッチングプロセスによって形成された開口部を有する作製工具から形成された成形研磨粒子に特に独特のものとし得る。一部のエッチングプロセスは、側面から見たときに成形研磨粒子の本体部に砂時計形状を与えるよう適合された側面を有する穴を有する作製ツールを作ることができる。しかしながら、エッチングによって形成された穴または開口部を有する従来の作製ツールは、高度に丸みを帯びた隅部を有する形状も画定するので、したがって、得られる成形研磨粒子の平均先端鋭さは、300ミクロン超となる場合がある。本発明の成形研磨粒子は、エッチングされている側面と、加工または処理(例えば、機械加工またはアブレーション)されていて、上から下に見たときの外隅部の曲率半径を減らす(すなわち、小さい平均先端鋭さの)隅部と、を有する作製ツールで形成することができる。90度よりも有意に小さい抜き勾配を画定し得る砂時計形状を、特に小さい平均先端鋭さを有する外隅部と組み合わせた組合せは、研磨粒子及び関連する固定研磨材物品の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。
図22Aは、一実施形態による成形研磨粒子の上面画像を含む。示されているように、成形研磨粒子は、領域2211から縁部2212まで減少している漸変厚さを有する上部主面2202を有する本体部2201を含むことができる。漸変厚さは、領域2211から縁部2212まで、または縁部2212付近の領域までの、結晶粒の減少している高さとすることができる。このような形状の特徴は、成形研磨粒子の活用及び/または性能の改善を容易にすることができる。このような形状の特徴は、加工中に形成することができ、作製ツールの穴が充填される方式によって調節することができる。とりわけ、混合物にかけられる圧力、及び作製ツールの移動方向に対する開口部の配置方向を調節して、このような形状の特徴の形成を調節することができる。
図22B及び図22Cは、漸変厚さを有する成形研磨粒子の上面画像を含む。図22Dは、図22B及び22Cの成形研磨粒子の断面図を含む。とりわけ、図22Cは、上部主面2202の領域2211から縁部2212までの漸変厚さを含む図22Bの成形研磨粒子のトポグラフィー図を示している。図22Dは、図22Bの成形研磨粒子の断面図を含む。図22Dの断面図は、成形研磨粒子の漸変厚さのさらなる図を示している。さらに示されているように、漸変厚さは、縁部2212に隣接した最も低い点として凹部2213を含む。したがって、ある特定の例においては、上面2202における最も低い点は、縁部2212になくてもよい。
固定研磨材物品
成形研磨粒子を形成または準備した後、粒子を他の材料と併せて、固定研磨材物品を形成することができる。固定研磨材においては、成形研磨粒子を、マトリクスまたは基材に連結して、材料除去操作に使用することができる。一部の好適な例示的固定研磨材物品としては、砥石物品を挙げることができ、砥石物品において成形研磨粒子は、結合材料の三次元マトリクスに含有されている。他の例においては、固定研磨材物品は、研磨布紙物品としてもよく、研磨布紙物品において成形研磨粒子は、支持材を覆う単一の層に分散させて、1つまたは複数の接着層を用いて支持材に結合してもよい。
図5Aは、一実施形態による成形研磨粒子を組み込んだ砥石物品の図を含む。示されているように、砥石590は、結合材591、結合材に含有された研磨粒子材料592、及び結合材591内の気孔598を含み得る。特定の例においては、結合材591としては、有機材料、無機材料、及びそれらの組合せを挙げることができる。好適な有機材料としては、ポリマー、例えば、エポキシ、樹脂、熱硬化性物質、熱可塑性物質、ポリイミド、ポリアミド、及びそれらの組合せを挙げることができる。ある特定の好適な無機材料としては、金属、金属合金、ガラス相材料、結晶相材料、セラミックス、及びそれらの組合せを挙げることができる。
一部の例においては、砥石590の研磨粒子材料592としては、成形研磨粒子593、594、595、及び596を挙げることができる。特定の例においては、成形研磨粒子593、594、595、及び596は、異なる種類の粒子としてもよく、これらの粒子は、本明細書の実施形態に記載される組成、二次元形状、三次元形状、サイズ、及びそれらの組合せが互いに異なってもよい。あるいは、砥石物品は、単一の種類の成形研磨粒子を含んでもよい。
砥石590は、希釈研磨粒子を表す、ある種類の研磨粒子材料597を含むことができ、これらは、成形研磨粒子593、594、595、及び596とは組成、二次元形状、三次元形状、サイズ、及びそれらの組合せが異なってもよい。
砥石590の気孔598は、開気孔、閉気孔、及びそれらの組合せとすることができる。気孔598は、砥石590の本体部の総体積に基づいて過半量(体積%)で存在してもよい。あるいは、気孔598は、砥石590の本体部の総体積に基づいて少量(体積%)で存在することができる。結合材591は、砥石590の本体部の総体積に基づいて過半量(体積%)で存在してもよい。あるいは、結合材591は、砥石590の本体部の総体積に基づいて少量(体積%)で存在することができる。さらに、研磨粒子材料592は、砥石590の本体部の総体積に基づいて過半量(体積%)で存在することができる。あるいは、研磨粒子材料592は、砥石590の本体部の総体積に基づいて少量(体積%)で存在することができる。
図5Bは、一実施形態による研磨布紙物品の断面図を含む。特に、研磨布紙物品500は、基材501(例えば、支持材)と、基材501の表面を覆う少なくとも1つの接着剤層とを含むことができる。接着剤層は、メイクコート503及び/またはサイズコート504を含むことができる。研磨布紙物品500は、本明細書の実施形態のいずれかの成形研磨粒子505と、必ずしも成形研磨粒子でなくてもよいランダムな形状を有する希釈研磨粒子の形態の第2の種類の研磨粒子材料507と、を含むことができる研磨粒子材料510を含むことができる。図5Bの成形研磨粒子505は、概して考察の目的で示しているものであり、研磨布紙物品が本明細書の実施形態の任意の成形研磨粒子を含み得ることが理解されるであろう。メイクコート503は、基材501の表面を覆い、成形研磨粒子505及び第2の種類の研磨粒子材料507の少なくとも一部分を囲むことができる。サイズコート504は、成形研磨粒子505及び第2の種類の研磨粒子材料507並びにメイクコート503を覆い、それらに結合することができる。
一実施形態によれば、基材501としては、有機材料、無機材料、及びそれらの組合せを挙げることができる。ある特定の例においては、基材501は、織布材料を含んでもよい。しかしながら、基材501は、不織布材料から作製されてもよい。特に好適な基材材料としては、ポリエステル、ポリウレタン、ポリプロピレン、及び/またはポリイミド、例えばDuPont製のKAPTONなどのポリマーを含めた有機材料、並びに紙を挙げることができる。一部の好適な無機材料としては、金属、金属合金、特に銅、アルミニウム、鋼の箔、並びにこれらの組合せを挙げることができる。支持材は、触媒、結合剤、硬化剤(curant)、静電防止剤、懸濁化剤、目詰まり防止剤、滑沢剤、湿潤剤、色素、充填剤、粘度調整剤、分散剤、消泡剤、及び研削剤の群から選択される1つまたは複数の添加剤を含むことができる。
ポリマー配合物を使用して、研磨布紙物品500の様々な層のいずれか、例えば、フロントフィル(frontfill)、プレサイズ、メイクコート、サイズコート、及び/またはスーパーサイズコートなどを形成することができる。フロントフィルを形成するのに使用する場合、ポリマー配合物は、通常、ポリマー樹脂、フィブリル化繊維(好ましくは、パルプの形態)、充填材料、及び他の任意選択の添加剤を含む。一部のフロントフィルの実施形態に好適な配合物は、フェノール樹脂、ウォラストナイト充填剤、消泡剤、界面活性剤、フィブリル化繊維、及び残部の水などの材料を含むことができる。好適なポリマー樹脂材料としては、フェノール樹脂、尿素/ホルムアルデヒド樹脂、フェノール/ラテックス樹脂、並びにそのような樹脂の組合せを含めた熱硬化性樹脂から選択される硬化性樹脂が挙げられる。他の好ましいポリマー樹脂材料としては、放射線硬化性樹脂、例えば、電子ビーム、UV照射、または可視光を用いて硬化できる樹脂、例えば、エポキシ樹脂、アクリル化エポキシ樹脂のアクリル化オリゴマー、ポリエステル樹脂、アクリル化ウレタン、及びポリエステルアクリレート、並びにモノアクリル化、多アクリル化モノマーを含めたアクリル化モノマーも挙げることができる。配合物は、侵食性を向上させることによって堆積した研磨粒子の自己尖鋭化特性を向上させることができる、非反応性熱可塑性樹脂結合材も含むことができる。そのような熱可塑性樹脂の例としては、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、及びポリオキシプロピレン‐ポリオキシエテンブロックコポリマーなどが挙げられる。基材501にフロントフィルを使用することにより、メイクコート503の好適な適用のため、並びに所定の配置方向での成形研磨粒子505の適用及び方向付けの改善のため、表面の均一性を改善することができる。
メイクコート503は、単回プロセスで基材501の表面に適用することができ、あるいは、研磨粒子材料510をメイクコート503材料と合わせて、混合物として基材501の表面に適用することができる。メイクコート503の好適な材料としては、有機材料、特に、例えばポリエステル、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリシロキサン、シリコーン、酢酸セルロース、ニトロセルロース、天然ゴム、デンプン、シェラック、及びそれらの混合物を含めた、ポリマー材料を挙げることができる。一実施形態においては、メイクコート503は、ポリエステル樹脂を含むことができる。コーティングされた基材は、次いで、樹脂及び研磨粒子材料を基材に硬化させるために加熱することができる。通常、コーティングされた基材501は、この硬化プロセス中に、約100℃から約250℃未満の温度に加熱することができる。
研磨粒子材料510は、本明細書の実施形態による成形研磨粒子505を含むことができる。特定の例においては、研磨粒子材料510は、異なる種類の成形研磨粒子505を含んでもよい。異なる種類の成形研磨粒子は、本明細書の実施形態に記載されているように、組成、二次元形状、三次元形状、サイズ、及びそれらの組合せが互いに異なり得る。示されているように、研磨布紙500は、成形研磨粒子505を含むことができ、成形研磨粒子505は、本明細書の実施形態の成形研磨粒子の形状のうちのいずれかを有してもよい。
他の種類の研磨粒子507は、成形研磨粒子505とは異なる希釈粒子とすることができる。例えば、希釈粒子は、組成、二次元形状、三次元形状、サイズ、及びそれらの組合せが、成形研磨粒子505とは異なり得る。例えば、研磨粒子507は、ランダムな形状を有する従来の粉砕した研磨グリットを表し得る。研磨粒子507は、成形研磨粒子505の粒径の中央値よりも小さな粒径の中央値を有してもよい。
メイクコート503を研磨粒子材料510と共に十分に形成した後、研磨粒子材料510を覆い、それを適所で結合するようサイズコート504を形成することができる。サイズコート504は、有機材料を含むことができ、ポリマー材料から本質的に作製されてもよく、とりわけ、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリシロキサン、シリコーン、酢酸セルロース、ニトロセルロース、天然ゴム、デンプン、シェラック、及びこれらの混合物を用いることができる。
一実施形態によれば、成形研磨粒子505は、互いに対して及び/または基材501に対して、所定の配置方向に向いていてもよい。完全にはわかっているわけではないが、寸法の特徴のうちの1つまたは組合せが、成形研磨粒子505の方向付けの改善を担い得ると考えられる。一実施形態によれば、成形研磨粒子505は、基材501に対して平坦な配置方向、例えば、図5Bに示されている配置方向に向いていてもよい。平坦な配置方向では、成形研磨粒子の底面304が基材501の表面に最も近いものとすることができ、成形研磨粒子505の上面303は、基材501とは反対に向き、加工対象物との最初の接触を行うように構成することができる。
別の実施形態によれば、成形研磨粒子505は、所定の側面の配置方向、例えば図6に示されている配置方向で、基材501に設置することができる。特定の例においては、研磨物品500における成形研磨粒子505の全含量のうち、成形研磨粒子505の大半は、所定の側面の配置方向を有することができる。この側面の配置方向では、成形研磨粒子505の底面304は、基材501の表面に対し間隔を空けて位置し、基材501の表面に対し角度がついていてもよい。特定の例においては、底面304は、基材501の表面に対して鈍角(B)を形成し得る。さらに、上面303は、基材501の表面に対し間隔を空けて位置し、基材501の表面に対し対して角度がついており、これにより、特定の例においては、略鋭角(A)が画定されてもよい。側面配置方向では、側面305は、基材501の表面に最も近いものとすることができ、より詳細には、基材501の表面と直接接触していてもよい。
本明細書のある特定の他の研磨物品では、研磨物品500における複数の成形研磨粒子505のうちの少なくとも約55%は、所定の側面の配置方向で支持材に連結していてもよい。さらに、この割合はより高くてもよく、例えば少なくとも約60%、少なくとも約65%、少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約77%、少なくとも約80%、少なくとも約81%、またはさらには少なくとも約82%としてもよい。また非限定的な一実施形態では、研磨物品500は、本明細書の成形研磨粒子505を使用して形成してもよく、成形研磨粒子の全含量の約99%以下が所定の側面の配置方向を有する。
所定の配置方向にある粒子の割合を決定するために、以下の表1の条件で動作するCTスキャン機を用いて、研磨物品500の2D微小焦点X線画像を取得する。X線2D画像化は、Quality Assuranceソフトウェアを用いて、支持材上の成形研磨粒子において行う。供試体載置台は、4インチ×4インチの窓を有するプラスチック製の枠、及び枠を固定する2つのネジを有する上部が半平坦化されている直径0.5インチの固体金属ロッドを用いている。画像化の前に、供試体を枠の片側にクリップで留め、ネジの頭部はX線の入射方向に向ける。次いで、4インチ×4インチの窓のエリア内の5つの領域を、120kV/80μAでの画像化のため選択する。各2D投影を、X線オフセット/ゲイン補正し、15倍の倍率で記録する。
次いで、ImageJプログラムを使用して画像を取り込んで分析し、異なる配置方向に、以下の表2に従って値を割り当てる。図11は、一実施形態による研磨布紙の一部分を表す画像を含み、この画像を用いて支持材上の成形研磨粒子の配置方向を分析することができる。
次いで、3つの計算を、以下の表3に示されているように行う。計算を行った後、1平方センチメートル当たりの特定の配置方向(例えば、側面配置方向)にある結晶粒の割合を導くことができる。
さらに、成形研磨粒子を用いて作製された研磨物品は、成形研磨粒子を様々な含量で用いることができる。例えば、研磨物品は、複数の成形研磨粒子をオープンコート構成またはクローズドコート構成で単一の層に含む、研磨布紙物品とすることができる。例えば、複数の成形研磨粒子は、成形研磨粒子のコーティング密度が約70粒子/cm以下である、オープンコート研磨物品を規定し得る。他の例においては、研磨物品1平方センチメートル当たりの成形研磨粒子のオープンコート密度は、約65粒子/cm以下、例えば約60粒子/cm以下、約55粒子/cm以下、またはさらには約50粒子/cm以下としてもよい。さらに、非限定的な一実施形態においては、本明細書の成形研磨粒子を用いたオープンコート研磨物品の密度は、少なくとも約5粒子/cm、またはさらには少なくとも約10粒子/cmとすることができる。研磨布紙物品のオープンコート密度は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
代替的な実施形態では、複数の成形研磨粒子は、成形研磨粒子のコーティング密度が少なくとも約75粒子/cm、例えば少なくとも約80粒子/cm、少なくとも約85粒子/cm、少なくとも約90粒子/cm、少なくとも約100粒子/cmである、クローズドコート研磨物品を規定し得る。さらに、非限定的な一実施形態においては、本発明の成形研磨粒子を用いた研磨布紙物品のクローズドコート密度は、約500粒子/cm以下とすることができる。研磨布紙物品のクローズドコート密度は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
ある特定の例においては、研磨物品は、コーティングのオープンコート密度が、物品の外側研磨表面を覆う研磨粒子材料の約50%以下とすることができる。他の実施形態においては、研磨表面の総面積に対する研磨粒子材料のコーティング率は、約40%以下、約30%以下、約25%以下、またはさらには約20%以下とすることができる。さらに、非限定的な一実施形態においては、研磨表面の総面積に対する研磨粒子材料のコーティング率は、少なくとも約5%、例えば少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、少なくとも約30%、少なくとも約35%、またはさらには少なくとも約40%とすることができる。研磨表面の総面積に対する成形研磨粒子の被覆パーセントは、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
一部の研磨物品は、支持材または基材501の長さ(例えば、連)に対し特定の含量の研磨粒子を有し得る。例えば、一実施形態においては、研磨物品は、少なくとも約20lb/連、例えば少なくとも約25lb/連、またはさらには少なくとも約30lb/連の正規化された重量の成形研磨粒子を用いてもよい。さらに、非限定的な一実施形態においては、研磨物品は、約60lb/連以下、例えば約50lb/連以下、またはさらには約45lb/連以下の正規化された重量の成形研磨粒子を含むことができる。本明細書の実施形態の研磨物品は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内の正規化された重量の成形研磨粒子を用い得ることが理解されるであろう。
本明細書に記載されている研磨物品における複数の成形研磨粒子は、バッチの第1の部分の研磨粒子を規定することができ、本明細書の実施形態に記載されている特徴は、成形研磨粒子のバッチの少なくとも第1の部分の研磨粒子に存在する特徴を表すことができる。さらに、一実施形態によれば、本明細書において既述の1つまたは複数のプロセスパラメータの調節によって、本明細書の実施形態の成形研磨粒子の1つまたは複数の特徴の保有率を調節することもできる。あるバッチの任意の成形研磨粒子の1つまたは複数の特徴を与えることにより、研磨物品における粒子の代替のまたは改善された活用を容易にすることができ、さらに研磨物品の性能または使用の改善を容易にすることができる。バッチは、第2の部分の研磨粒子も含んでもよい。第2の部分の研磨粒子としては、希釈粒子を挙げることができる。
本明細書の実施形態の一態様によれば、固定研磨材物品は、研磨粒子のブレンドを含むことができる。研磨粒子のブレンドは、第1の種類の成形研磨粒子及び第2の種類の成形研磨粒子を含むことができる。第1の種類の成形研磨粒子は、本明細書の実施形態の成形研磨粒子の任意の特徴を含むことができる。第2の種類の成形研磨粒子は、本明細書の実施形態の成形研磨粒子の任意の特徴を含むことができる。さらに、本開示を考慮すると、本明細書の実施形態の研磨粒子及び/または従来の研磨粒子を含めた1つまたは複数の異なる種類の成形研磨粒子を固定研磨材において組み合わせて、研磨物品の全体の性能を改善してもよいことが理解されるであろう。このことは、異なる種類の研磨粒子のブレンドを使用することを含んでもよく、異なる種類の研磨粒子は、サイズ、形状、硬度、破壊靱性、強度、先端鋭さ、形状指数、組成、ドーパントの種類及び/または含量、並びにそれらの組合せが異なり得る。
成形研磨粒子のブレンドは、第1の含量(C1)で存在する第1の種類の成形研磨粒子を含むことができ、第1の含量(C1)は、ブレンドの粒子の総含量と比べた第1の種類の成形研磨粒子の割合(例えば、重量パーセント)で表すことができる。さらに、研磨粒子のブレンドは、第2の含量(C2)の第2の種類の成形研磨粒子を含んでもよく、第2の含量(C2)は、ブレンドの総重量に対する第2の種類の成形研磨粒子の割合(例えば、重量パーセント)として表される。第1の含量は、第2の含量と同じであってもよく、異なってもよい。例えば、ある特定の例においては、ブレンドは、第1の含量(C1)がブレンドの総含量の約90%以下となり得るように形成することができる。別の実施形態においては、第1の含量はより少なくてもよく、例えば約85%以下、約80%以下、約75%以下、約70%以下、約65%以下、約60%以下、約55%以下、約50%以下、約45%以下、約40%以下、約35%以下、約30%以下、約25%以下、約20%以下、約15%以下、約10%以下、またはさらには約5%以下としてもよい。さらに、非限定的な一実施形態においては、第1の含量の第1の種類の成形研磨粒子は、ブレンドの総含量の研磨粒子の少なくとも約1%で存在してもよい。さらに他の例においては、第1の含量(C1)は、少なくとも約5%、例えば少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、少なくとも約30%、少なくとも約35%、少なくとも約40%、少なくとも約45%、少なくとも約50%、少なくとも約55%、少なくとも約60%、少なくとも約65%、少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、またはさらには少なくとも約95%としてもよい。第1の含量(C1)は、上述の最小パーセンテージのいずれかと最大パーセンテージのいずれかの間の範囲内で存在し得ることが理解されるであろう。
研磨粒子のブレンドは、特定の含量の第2の種類の成形研磨粒子を含んでもよい。例えば、第2の含量(C2)は、ブレンドの総含量の約98%以下としてもよい。他の実施形態においては、第2の含量は、約95%以下、例えば約90%以下、約85%以下、約80%以下、約75%以下、約70%以下、約65%以下、約60%以下、約55%以下、約50%以下、約45%以下、約40%以下、約35%以下、約30%以下、約25%以下、約20%以下、約15%以下、約10%以下、またはさらには約5%以下としてもよい。さらに、非限定的な一実施形態においては、第2の含量(C2)は、ブレンドの総含量の少なくとも約1%の量で存在してもよい。例えば、第2の含量は、少なくとも約5%、例えば少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約25%、少なくとも約30%、少なくとも約35%、少なくとも約40%、少なくとも約45%、少なくとも約50%、少なくとも約55%、少なくとも約60%、少なくとも約65%、少なくとも約70%、少なくとも約75%、少なくとも約80%、少なくとも約85%、少なくとも約90%、またはさらには少なくとも約95%としてもよい。第2の含量(C2)は、上述の最小パーセンテージのいずれかと最大パーセンテージのいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
別の実施形態によれば、研磨粒子のブレンドは、第1の含量(C1)と第2の含量(C2)の比を規定することができる、ブレンド比(C1/C2)を有してもよい。例えば、一実施形態においては、ブレンド比(C1/C2)は、約10以下としてもよい。さらに別の実施形態においては、ブレンド比(C1/C2)は、約8以下、例えば約6以下、約5以下、約4以下、約3以下、約2以下、約1.8以下、約1.5以下、約1.2以下、約1以下、約0.9以下、約0.8以下、約0.7以下、約0.6以下、約0.5以下、約0.4以下、約0.3以下、またはさらには約0.2以下としてもよい。さらに、別の非限定的な実施形態においては、ブレンド比(C1/C2)は、少なくとも約0.1、例えば少なくとも約0.15、少なくとも約0.2、少なくとも約0.22、少なくとも約0.25、少なくとも約0.28、少なくとも約0.3、少なくとも約0.32、少なくとも約0.4、少なくとも約0.45、少なくとも約0.5、少なくとも約0.55、少なくとも約0.6、少なくとも約0.65、少なくとも約0.7、少なくとも約0.75、少なくとも約0.8、少なくとも約0.9、少なくとも約0.95、少なくとも約1、少なくとも約1.5、少なくとも約2、少なくとも約3、少なくとも約4、またはさらには少なくとも約5としてもよい。ブレンド比(C1/C2)は、上述の最小値のいずれかと最大値のいずれかの間の範囲内としてもよいことが理解されるであろう。
少なくとも1つの実施形態においては、研磨粒子のブレンドは、過半量の成形研磨粒子を含むことができる。すなわち、ブレンドは、第1の種類の成形研磨粒子及び第2の種類の成形研磨粒子を限定せずに含めた、成形研磨粒子から主に形成することができる。少なくとも特定の一実施形態においては、研磨粒子のブレンドは、第1の種類の成形研磨粒子及び第2の種類の成形研磨粒子から本質的になることができる。しかしながら、他の非限定的な実施形態においては、ブレンドは、他の種類の研磨粒子を含んでもよい。例えば、ブレンドは、従来の研磨粒子または成形研磨粒子を含み得る、第3の種類の研磨粒子を含んでもよい。第3の種類の研磨粒子としては、従来の破砕及び粉砕技法によって達成し得る不規則な形状を有する希釈剤の種類の研磨粒子を挙げることができる。
別の実施形態によれば、研磨粒子のブレンドは、複数の成形研磨粒子を含むことができ、複数の成形研磨粒子の各々は、研磨布紙物品の基材などの支持材に対する配置方向を調節して、配置してもよい。好適な調節された配置方向の例としては、所定の回転配置方向、所定の幅方向の配置方向、及び所定の長手方向の配置方向のうちの少なくとも1つを挙げることができる。少なくとも1つの実施形態においては、調節された配置方向を有する複数の成形研磨粒子は、ブレンドの第1の種類の成形研磨粒子の少なくとも一部分、ブレンドの第2の種類の成形研磨粒子の少なくとも一部分、及びそれらの組合せを含むことができる。より詳細には、調節された配置方向を有する複数の成形研磨粒子は、第1の種類の成形研磨粒子の全てを含むことができる。さらに別の実施形態においては、支持材に対する配置方向が調節されて配置されている複数の成形研磨粒子は、研磨粒子のブレンド内の第2の種類の成形研磨粒子の全てを含んでもよい。
図7は、調節された配置方向を有する成形研磨粒子を含む研磨布紙物品の一部分の上面図を含む。示されているように、研磨布紙物品700は、支持材701の長さに沿って延びてそれを画定している長手方向軸線780と、支持材701の幅に沿って延びてそれを画定している幅方向軸線781とによって画定され得る、支持材701を含む。一実施形態によれば、成形研磨粒子702は、支持材701の幅方向軸線781に対する特定の第1の幅方向位置と、支持材701の長手方向軸線780に対する第1の長手方向位置とによって規定される、第1の所定の位置712に位置することができる。さらに、成形研磨粒子703は、支持材701の幅方向軸線781に対する第2の幅方向位置と、支持材701の長手方向軸線780に対する第1の長手方向位置(成形研磨粒子702の第1の長手方向位置と実質的に同じである)とによって規定される、第2の所定の位置713を有してもよい。とりわけ、成形研磨粒子702及び703は、支持材701の幅方向軸線781に平行な幅方向面784に沿って測定したときに2つの隣接する成形研磨粒子702及び703間の最小距離として規定される幅方向間隔721で、互いに間隔を空けて位置していてもよい。一実施形態によれば、幅方向間隔721は、成形研磨粒子702及び703間に何らかの距離が存在するように、ゼロよりも大いものとすることができる。しかしながら、示されてはいないが、幅方向間隔721がゼロで、隣接する成形研磨粒子の部分間の接触、及びさらには重なりが可能となり得ることが理解されるであろう。
さらに示されるように、研磨布紙物品700は、支持材701の長手方向軸線780に対する第2の長手方向位置によって規定され、さらに支持材701の幅方向軸線781に平行であり、幅方向軸線784から間隔を空けて位置する幅方向面785に対する第3の幅方向位置によって規定される、第3の所定の位置714に位置する成形研磨粒子704を含むことができる。さらに、示されるように、成形研磨粒子702と704との間に長手方向間隔723が存在してもよく、長手方向間隔723は、長手方向軸線780に平行な方向で測定したときに、2つの隣接する成形研磨粒子702及び704間の最小距離として規定することができる。一実施形態によれば、長手方向間隔723はゼロよりも大きいものとすることができる。さらに、示されてはいないが、隣接する成形研磨粒子が互いに接触するか、またはさらには重なるように、長手方向間隔723はゼロであってもよいことが理解されるであろう。
図8Aは、一実施形態による成形研磨粒子を含む研磨物品の一部分の上面図を含む。示されているように、研磨物品800には、支持材801の幅を画定する幅方向軸線781に対して第1の回転配置方向を有する第1の位置で、支持材801の上に位置する成形研磨粒子802を含むことができる。特に、成形研磨粒子802は、幅方向軸線781に平行な幅方向面884と成形研磨粒子802の寸法との間の第1の回転角度により規定される、所定の回転配置方向を有することができる。とりわけ、成形研磨粒子802の寸法に対する本明細書における言及は、成形研磨粒子802を二分割する軸線831への言及を含むことができ、そのような二分割軸線831は、支持材801に(直接または間接的に)接続した面(例えば、側面または縁部)に沿って成形研磨粒子802の中心点821を通って延びる。したがって、側面配置方向で配置された成形研磨粒子(図6を参照されたい)に関しては、分断軸線831は、中心点821を通り、且つ支持材801の表面に最も近い側面833の幅(w)の方向に延び得る。
ある特定の実施形態では、成形研磨粒子802の所定の回転配置方向は、二分割軸線831と幅方向面884との間の最小角度を規定する所定の回転角度841によって規定することができ、二分割軸線831と幅方向面884は両方とも、図8Aの上から見たときに中心点821を通って延びる。一実施形態によれば、所定の回転角度841、したがって所定の回転配置方向は、0°とすることができる。他の実施形態においては、所定の回転配置方向を規定する所定の回転角度は、より大きくてもよく、例えば少なくとも約2°、少なくとも約5°、少なくとも約10°、少なくとも約15°、少なくとも約20°、少なくとも約25°、少なくとも約30°、少なくとも約35°、少なくとも約40°、少なくとも約45°、少なくとも約50°、少なくとも約55°、少なくとも約60°、少なくとも約70°、少なくとも約80°、またはさらには少なくとも約85°とすることができる。さらに、回転角度841によって規定される所定の回転配置方向は、約90°以下、例えば約85°以下、約80°以下、約75°以下、約70°以下、約65°以下、約60°以下、例えば約55°以下、約50°以下、約45°以下、約40°以下、約35°以下、約30°以下、約25°以下、約20°以下、例えば約15°以下、約10°以下、またはさらには約5°以下としてもよい。所定の回転配置方向は、上述の最小角度のいずれかと最大角度のいずれかの間の範囲内とし得ることが理解されるであろう。
図8Bは、三角形の二次元形状を有する成形研磨粒子802を含む研磨物品800の一部分の斜視図を含む。三角形の二次元形状を有する参照する成形研磨粒子は、単に説明するためのものであり、図8Bの三角形の成形研磨粒子の代わりに、本明細書の実施形態の形状のいずれかを有する任意の成形研磨粒子を使用し得ることが理解されるであろう。示されているように、研磨物品800は、支持材801の幅を画定している幅方向軸線781に対する第1の回転配置方向を成形研磨粒子802が含むように、第1の位置812において支持材801の上に位置する成形研磨粒子802を含むことができる。成形研磨粒子の所定の配置方向のある特定の態様は、示されているように、x、y、zの三次元軸線を参照して説明することができる。例えば、成形研磨粒子802の所定の長手方向の配置方向は、支持材801の長手方向軸線780に平行に延びるy軸線に対する成形研磨粒子802の位置を参照して説明することができる。さらに、成形研磨粒子802の所定の幅方向の配置方向は、支持材801の幅方向軸線781に平行に延びるx軸線上の成形研磨粒子の位置を参照して説明することができる。さらに、成形研磨粒子802の所定の回転配置方向は、成形研磨粒子802の側面833の中心点821を通って延びる二分割軸線831を参照して規定することができる。とりわけ、成形研磨粒子802の側面833は、支持材801に直接的または間接的に接続し得る。特定の一実施形態においては、二分割軸線831は、例えば、幅方向軸線781に平行に延びるx軸線を含めた、任意の好適な参照軸線と角度をなすことができる。成形研磨粒子802の所定の回転配置方向は、x軸線と二分割軸線831との間に形成される回転角として説明することができ、この回転角は図8Bにおいて角度841として示されている。とりわけ、複数の成形研磨粒子を研磨物品の支持材に調節して配置することにより、研磨物品の性能の改善を容易にすることができる。
図9は、一実施形態による、研削方向に対して所定の配置方向の特性を有する成形研磨粒子を含む研磨物品の一部分の斜視図を含む。とりわけ、図8Bと同様に、成形研磨粒子は三角形の二次元形状を有するが、これは単に研磨物品のある特徴を説明して考察するために行われているものである。図9に示されている成形研磨粒子の代わりに、本明細書の実施形態の成形研磨粒子のいずれかを使用し得ることが理解されるであろう。一実施形態においては、研磨物品900は、別の成形研磨粒子903に対して及び/または研削方向985に対して所定の配置方向を有する成形研磨粒子902を含むことができる。研削方向985は、材料除去操作において、加工対象物に対して研磨物品を動かすことが意図される方向としてもよい。特定の例においては、研削方向985は、支持材901の寸法に対して規定することができる。例えば、一実施形態においては、研削方向985は、支持材の幅方向軸線981に対し実質的に垂直であり、支持材901の長手方向軸線980に対し実質的に平行としてもよい。成形研磨粒子902の所定の配置方向の特性により、成形研磨粒子902と加工対象物との最初の接触面を規定することができる。例えば、成形研磨粒子902は、主面963及び964と、それぞれ主面963と964との間に延び得る側面965及び966とを含むことができる。成形研磨粒子902の所定の配置方向の特性により、主面963が材料除去操作中に成形研磨粒子902の他の表面よりも前に加工対象物と最初に接触するように構成されるように、粒子902を配置することができる。そのような配置方向は、研削方向985に対する主面の配置方向と見なしてもよい。より詳細には、成形研磨粒子902は、研削方向985に対して特定の配置方向を有する二分割軸線931を有することができる。例えば、示されているように、研削方向985のベクトルと二分割軸線931とは、互いに対し実質的に垂直である。成形研磨粒子では支持材に対する任意の範囲の所定の回転方向が企図されていることと同様に、成形研磨粒子の研削方向985に対する任意の範囲の配置方向が企図され、また利用され得ることが理解されるであろう。
成形研磨粒子903は、成形研磨粒子902及び研削方向985と比べて、異なる1つまたは複数の所定の配置方向の特性を有することができる。示されているように、成形研磨粒子903は、主面991及び992を含むことができ、それらの各々は側面971及び972により接合することができる。さらに、示されているように、成形研磨粒子903は、研削方向985のベクトルに対して特定の角度をなす二分割軸線973を有することができる。示されているように、成形研磨粒子903の二分割軸線973は、二分割軸線973と研削方向985との間の角度が本質的に0度になるように、研削方向985と実質的に平行な配置方向を有することができる。したがって、成形研磨粒子903の所定の配置方向の特性は、成形研磨粒子903の他の表面のいずれよりも前に側面972が加工対象物と最初に接触することを容易にする。成形研磨粒子903のそのような配置方向は、研削方向985に対する側面の配置方向と見なすことができる。
さらに、非限定的な一実施形態においては、研磨物品は、支持材、研削方向、及び/または互いに対して、1種または複数の所定の分布で配置され得る、1つまたは複数の成形研磨粒子の群を含み得ることが理解されるであろう。例えば、1つまたは複数の成形研磨粒子の群は、本明細書に記載されているように、研削方向に対する所定の配置方向を有することができる。さらに、本明細書の研磨物品は、1つまたは複数の成形研磨粒子の群を有することができ、その群の各々が、研削方向に対する異なる所定の配置方向を有する。研削方向に対する異なる所定の配置方向を有する成形研磨粒子の群を用いることは、研磨物品の性能の改善を容易にすることができる。
図10は、一実施形態による研磨物品の一部分の上面図を含む。特に、研磨物品1000は、複数の成形研磨粒子を含む第1の群1001を含むことができる。示されているように、成形研磨粒子は、支持材101上で互いに対して所定の分布を規定するよう、配置することができる。より詳細には、所定の分布は、上から下に見たときに、パターン1023の形態とすることができ、より詳細には、三角形形状の二次元アレイを画定することができる。さらに示されているように、第1の群1001は、研磨物品1000に配置されて、支持材101の上に位置する所定のマクロ形状1031を画定することができる。一実施形態によれば、マクロ形状1031は、上から下に見たときに特定の二次元形状を有することができる。一部の例示的な二次元形状としては、多角形、楕円形、数字、ギリシャ語アルファベット文字、ラテン語アルファベット文字、ロシア語アルファベット文字、アラビア語アルファベット文字、漢字、複雑な形状、不規則な形状、デザイン、それらの任意の組合せを挙げることができる。特定の例においては、特定のマクロ形状を有する群を形成することは、研磨物品の性能の改善を容易にすることができる。
さらに示されているように、研磨物品1000は、複数の成形研磨粒子を含む群1004を含むことができ、複数の成形研磨粒子は、支持材101の表面で互いに対して所定の分布を画定するよう配置することができる。とりわけ、所定の分布は、パターン422、より詳細には略四辺形のパターンを画定している複数の成形研磨粒子の配置を含むことができる。示されているように、群1004は、研磨物品1000の表面上にマクロ形状1034を画定することができる。一実施形態においては、群1004のマクロ形状1034は、上から下に見たときに、研磨物品1000の表面に例えば多角形、より詳細には略四辺形(ダイヤモンド)形状を含めた、上から下に見た二次元形状を有することができる。図10の示されている実施形態においては、群1001は、群1004のマクロ形状1034と実質的に同じであるマクロ形状1031を有することができる。しかしながら、他の実施形態においては、様々な異なる群が研磨物品の表面で使用され得ること、より詳細には、異なる群の各々が互いに対し異なるマクロ形状を有する様々な異なる群が、研磨物品の表面で使用され得ることが理解されるであろう。
さらに示されているように、研磨物品は、群1001、1002、1003、及び1004を含むことができ、これらは、群1001〜1004の間に延びるチャネル領域1021及び1024によって分けることができる。特定の例においては、チャネル領域1021及び1024は、成形研磨粒子を実質的に含まなくてもよい。さらに、チャネル領域1021及び1024は、群1001〜1004の間で液体を移動させるように構成され、研磨物品の削り屑除去及び研削性能をさらに改善することができる。さらに、ある特定の実施形態においては、研磨物品1000は、群1001〜1004の間に延びるチャネル領域1021及び1024を含むことができ、チャネル領域1021及び1024は、研磨物品1000の表面にパターン形成することができる。特定の例においては、チャネル領域1021及び1024は、研磨物品の表面に沿って延びる規則的で繰り返しているアレイの特徴を表すことができる。
本明細書の実施形態の固定研磨材物品は、様々な材料除去操作に用いることができる。例えば、本明細書の固定研磨材物品は、加工対象物に対して固定研磨材物品を動かすことによって、加工対象物から材料を除去する方法において用いることができる。固定研磨体と加工対象物との間の相対移動により、加工対象物の表面からの材料の除去を促すことができる。本明細書の実施形態の固定研磨材物品を用いて、様々な加工対象物を改変することができ、加工物としては、無機材料、有機材料、及びそれらの組合せを含む加工対象物が挙げられるが、これらに限定されない。特定の一実施形態においては、加工対象物は、金属合金などの金属を含んでもよい。特定の一例においては、加工対象物は、金属または金属合金、例えばステンレス鋼から本質的になってもよい。
多くの異なる態様及び実施形態が可能である。これらの態様及び実施形態の一部は本明細書において記載されている。本明細書を読了後、当業者であれば、これらの態様及び実施形態が単に説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではないことを認識するであろう。実施形態は、以下に挙げる項目のいずれか1つまたは複数に従ってもよい。
本明細書の研磨粒子の特徴のいずれかについての言及は、少なくとも1つの結晶粒に存在する特徴についての言及であると理解されるであろう。ある特定の例においては、実施形態の特徴の1つまたは複数は、あるバッチの研磨粒子のランダムに選択され統計学的に相関のあるサンプルの有意な部分、または固定研磨材物品の研磨粒子のランダムに選択され統計学的に相関のあるサンプルの有意な部分に存在する。例えば、実施形態の特徴の1つまたは複数は、ランダムに選択され統計学的に相関のあるサンプルからの少なくとも過半数の粒子に存在する。他の例においては、そのような特徴の保有率はより多くてもよく、ランダムに選択され統計学的に相関のあるサンプルからの粒子の少なくとも60%、または少なくとも70%、または少なくとも80%、または少なくとも90%、または本質的に全てとしてもよい。
明確化のため別個の実施形態の文脈で本明細書に記載されているある特定の特徴は、1つの実施形態において組み合わせて提供されてもよい。逆に、簡略化のため1つの実施形態の文脈において記載されている様々な特徴は、別々に提供されてもよく、または任意のサブコンビネーションで提供されてもよい。さらに、範囲で述べた値についての言及は、その範囲内のあらゆる値を含む。
特定の実施形態に関して、利益、他の利点、及び問題の解決法を上に記載している。しかしながら、利益、利点、問題の解決法、及び、任意の利益、利点もしくは解決法を生じさせるかまたはそれらをより顕著にし得るいずれの特徴も、特許請求の範囲の請求項のいずれかまたは全ての不可欠な特徴、必須な特徴または本質的な特徴として解釈すべきではない。
本明細書において記載される実施形態の詳細及び説明は、様々な実施形態の構成の一般的な理解を提供することを意図するものである。詳細及び説明は、本明細書において記載される構造物または方法を使用する装置及びシステムの全要素及び全特徴を完全且つ包括的に記載するものとしての役割を果たすことを意図していない。別個の実施形態は、1つの実施形態において組合せで提供されてもよく、反対に、簡潔のため1つの実施形態の文脈に記載された様々な特徴は、別個で提供されるかまたは任意の部分組合せで提供されてもよい。さらに、範囲で述べた値について言うことは、その範囲内の全ての値を含む。単に本明細書を読了すれば、他の多くの実施形態が当業者に明らかとなってもよい。本開示の範囲から逸脱することなく構造的置換、論理的置換または別の変化がなされてもよいように、他の実施形態が使用されてもよく、他の実施形態が本開示から派生してもよい。したがって本開示は、限定するものというよりもむしろ説明するものであるとみなされるべきである。
図と組み合わせた説明は、本明細書において開示される教示の理解を助けるためになされるものである。以下の考察は、この教示の特定の実施及び実施形態に重点を置く。このように重点を置くことは教示の説明を助けるためになされるものであり、教示の範囲または適用範囲を限定するものとして解釈するべきではない。しかしながら、この適用においては他の教示を確かに使用することができる。
本明細書において使用する場合、「含む(comprises)」、「含んでいる(comprising)」、「含む(includes)」、「含んでいる(including)」、「有する(has)」、「有している(having)」という用語またはそれらの他のいかなる変形も、非限定的包含を網羅することを意図するものである。例えば、列挙された特徴を含む方法、物品または装置は必ずしもそれらの特徴のみに限定されず、明示的に列挙されていない他の特徴、またはこれらの方法、物品もしくは装置に本来備わっている他の特徴を含んでもよい。さらに、明示的に反対のことが述べられていない限り、「または」は包含的な「または」を指し、排他的な「または」を指すものではない。例えば、条件AまたはBは、以下のいずれか1つによって満たされる。Aが真であり(または存在し)且つBが偽である(または存在しない)、Aが偽であり(または存在せず)且つBが真である(または存在する)、及び、AとBの両方が真である(または存在する)。
また、「a」または「an」は、本明細書において記載する要素及び成分の記載に使用する。これは単に利便性目的でなされ、本発明の範囲の一般的認識を示すためになされている。この記載は1つまたは少なくとも1つを含むと解釈されるべきであり、明らかに異なる意図でない限り、単数形は複数形も含み、または複数形は単数形も含む。例えば、本明細書において1個の項目が記載される場合、1個の項目の代わりに、1個よりも多い項目を使用してもよい。同様に、本明細書において1個よりも多い項目が記載される場合、1個よりも多い項目に対し、1個の項目で置き換えてもよい。
別段の定めがない限り、本明細書において使用する全ての技術用語及び科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般に理解される意味と同じ意味を有する。材料、方法及び例は単に説明するためのもので、限定することを意図するものではない。本明細書において記載されていない範囲で、特定の材料及び行為の遂行に関する詳細の多くは従来通りであり、構造技術分野及び対応する製造技術分野内の参考図書及び他の出典において見出されてもよい。
上で開示した主題は、説明するものであって制限するものではないと考えられるべきであり、添付の特許請求の範囲は、そのような変更形態、強化形態、及び本発明の真の範囲内にある他の実施形態を全て包含するよう意図するものである。よって本発明の範囲は、法によって許される最大限の範囲で、以下の特許請求の範囲及びそれらの等価物の許容される最も広範囲の解釈によって決定されるべきであり、前述の詳細な説明によって制限または限定されるべきではない。
多くの異なる態様及び実施形態が可能である。これらの態様及び実施形態のいくつかは本明細書において記載されている。本明細書を読了後、当業者であれば、これらの態様及び実施形態が単に説明用であり、本発明の範囲を限定するものではないことを認識するであろう。実施形態は、以下に挙げる項目のいずれか1つまたは複数に従ってもよい。
項目
項目1。第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記本体部が、前記本体部の前記側面から内部に延びている少なくとも1つの部分的切断部を含む、成形研磨粒子。
項目2。前記部分的切断部が、多角形、正多角形ではない多角形、楕円形、不規則形、十字形、星形、及びそれらの組合せからなる群から選択される二次元形状を含み、前記部分的切断部が、三角形、四角形、台形、五角形、六角形、七角形、八角形、及びそれらの組合せからなる群から選択される二次元形状を含む、項目1に記載の成形研磨粒子。
項目3。前記本体部が、長さ(Lpc)及び幅(Wpc)を有する少なくとも1つの部分的切断部を含み、前記部分的切断部の長さ(Lpc)が前記部分的切断部の幅(Wpc)と異なるか、または前記長さが前記幅よりも大きい、項目1に記載の成形研磨粒子。
項目4。前記部分的切断部が、前記本体部の全高さにわたり延びているが、前記本体部の全幅及び/または全長のうちの小部分のみに延びている、項目1に記載の成形研磨粒子。
項目5。前記部分的切断部が、前記側面に対し実質的に垂直に延びている長軸線を画定している長さ(Lpc)を含む、項目1に記載の成形研磨粒子。
項目6。第1の面と、第2の面と、前記第1の面及び前記第2の面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記本体部が、長さ(Lpc)及び幅(Wpc)を有する少なくとも1つの部分的切断部を含み、前記本体部が強度を含み、前記本体部の前記部分的切断部の長さ(Lpc)と前記部分的切断部の幅(Wpc)と強度の組合せが、前記本体部の破砕性を調節するように適合された関係を有する、成形研磨粒子。
項目7。前記部分的切断部が、多角形、正多角形ではない多角形、楕円形、不規則形、十字形、星形、及びそれらの組合せからなる群から選択される二次元形状を含み、前記部分的切断部が、三角形、四角形、台形、五角形、六角形、七角形、八角形、及びそれらの組合せからなる群から選択される二次元形状を含む、項目6に記載の成形研磨粒子。
項目8。前記本体部が、長さ(Lpc)及び幅(Wpc)を有する少なくとも1つの部分的切断部を含み、前記部分的切断部の長さ(Lpc)が前記部分的切断部の幅(Wpc)と異なるか、または前記長さが前記幅よりも大きい、項目6に記載の成形研磨粒子。
項目9。前記部分的切断部が、前記本体部の全高さにわたり延びているが、前記本体部の全幅及び/または全長のうちの小部分のみに延びている、項目6に記載の成形研磨粒子。
項目10。前記部分的切断部が、前記側面に対し実質的に垂直に延びている長軸線を画定している長さ(Lpc)を含む、項目6に記載の成形研磨粒子。
項目11。第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記側面と前記第1の主面との接合部によって画定されている少なくとも1つの縁部が、湾曲輪郭を有する凹部を含む、成形研磨粒子。
項目12。前記凹部が、第1の隅部及び第2の隅部において一緒に接合する、湾曲輪郭を有する2つの縁部を含む、項目11に記載の成形研磨粒子。
項目13。前記第1及び第2の隅部が、前記側面と前記第1の主面の間の縁部と実質的に交差している、項目12に記載の成形研磨粒子。
項目14。前記2つの縁部が丸みを帯びた断面輪郭を有する、項目12に記載の成形研磨粒子。
項目15。前記凹部が、長軸線を画定している長さを含み、前記凹部の前記長軸線は、前記少なくとも1つの縁部と実質的に平行である、項目12に記載の成形研磨粒子。
項目16。前記凹部が、前記少なくとも1つの縁部において凹輪郭を画定している、項目12に記載の成形研磨粒子。
項目17。第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記本体部が、第1の外隅部、第2の外隅部、及び第3の外隅部を含み、前記第1の外隅部、前記第2の外隅部、及び前記第3の外隅部のうちの少なくとも1つが不連続段状凹部を含む、成形研磨粒子。
項目18。少なくとも1つの前記不連続段状凹部が、第1の深さ(D1)を有する第1の凹部と、前記第1の凹部を囲んでいて第2の深さ(D2)を有する第2の凹部と、を含み、D1及びD2は互いと比べて異なる、項目17に記載の成形研磨粒子。
項目19。D1がD2よりも大きい、項目18に記載の成形研磨粒子。
項目20。前記第1の外隅部が、前記第1の凹部及び前記第2の凹部を有する第1の不連続段状凹部を含み、前記第1の凹部が前記第1の外隅部を包囲している、項目18に記載の成形研磨粒子。
項目21。前記第1の凹部が、二次元湾曲輪郭を含む、項目18に記載の成形研磨粒子。
項目22。前記第1の凹部が、断面視したときに、丸みを帯びた隅部を含む、項目18に記載の成形研磨粒子。
項目23。前記第2の凹部が、二次元湾曲輪郭を含む、項目18に記載の成形研磨粒子。
項目24。前記第2の凹部が、断面視したときに、丸みを帯びた隅部を含む、項目18に記載の成形研磨粒子。
項目25。前記第1の凹部が、前記第2の凹部に完全に包囲されている、項目18に記載の成形研磨粒子。
項目26。第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記本体部が、第1の外隅部、第2の外隅部、及び第3の外隅部を含み、前記本体部が、前記第1の外隅部と前記第2の外隅部と前記第3の外隅部の間に延びている少なくとも1つの不連続段状凹部であって、前記第1、第2、及び第3の外隅部からさらに間隔を空けて位置する不連続段状凹部を含む、成形研磨粒子。
項目27。前記本体部が、複合多角形形状である、項目26に記載の成形研磨粒子。
項目28。前記側面の少なくとも一部分が、弓形輪郭を含む、項目26に記載の成形研磨粒子。
項目29。少なくとも1つの不連続段状凹部が、第1の深さ(D1)を有する第1の凹部と、前記第1の凹部を囲んでいて第2の深さ(D2)を有する第2の凹部と、を含み、D1及びD2は互いと比べて異なる、項目26に記載の成形研磨粒子。
項目30。D1がD2よりも大きい、項目29に記載の成形研磨粒子。
項目31。前記第1の凹部が、二次元湾曲輪郭を含む、項目29に記載の成形研磨粒子。
項目32。前記第1の凹部が、断面視したときに、丸みを帯びた隅部を含む、項目29に記載の成形研磨粒子。
項目33。前記第2の凹部が、二次元湾曲輪郭を含む、項目29に記載の成形研磨粒子。
項目34。前記第2の凹部が、断面視したときに、丸みを帯びた隅部を含む、項目29に記載の成形研磨粒子。
項目35。前記第1の凹部が、前記第2の凹部に完全に包囲されている、項目29に記載の成形研磨粒子。
項目36。第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記側面が、前記本体部の高さの大部分に延びている第1の領域と、前記本体部の前記側面から外側に延びているフランジ部を含む第2の領域と、を含み、前記第2の領域が、前記本体部の高さの小部分に延びている最大高さを含む、成形研磨粒子。
項目37。前記フランジ部が、最大高さよりも大きい長さを有する、項目36に記載の成形研磨粒子。
項目38。前記フランジ部が実質的に長方形の断面輪郭を有する、項目36に記載の成形研磨粒子。
項目39。前記フランジ部が、前記本体部の前記側面及び前記第2の主面に接合している、項目36に記載の成形研磨粒子。
項目40。第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記第1の主面の上方の距離に延びている凸部をさらに含み、前記凸部が、基部及び上部領域を有し、前記基部が、前記上部部分の厚さと比べて異なる厚さを含む、成形研磨粒子。
項目41。第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記側面は、前記本体部の中央領域において前記本体部の周囲に延びている凹部を含み、前記本体部は、平均先端鋭さが250ミクロン以下の少なくとも1つの外隅部を含む、成形研磨粒子。
項目42。前記先端鋭さが、1ミクロン以上200ミクロン以下の範囲内である、項目41に記載の成形研磨粒子。
項目43。前記本体部が、砂時計形の断面形状を含む、項目41に記載の成形研磨粒子。
項目44。前記凹部が、互いに反対にある第1及び第2の主面から延びている2つの凸部分の間に位置している、項目41に記載の成形研磨粒子。
項目45。前記本体部が、約0.01以上約0.99以下の形状指数を含む、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目46。前記本体部が、約100MPa以上1500MPa以下の強度を含む、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目47。前記本体部が、約1ミクロン以上約80ミクロン以下の先端鋭さを含む、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目48。前記本体部が、アルカリ元素、アルカリ土類元素、希土類元素、遷移金属元素、及びそれらの組合せからなる群から選択されるドーパント材料を含む添加剤を含む、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目49。前記本体部が、結晶粒を含む多結晶材料を含み、平均粒度が約10ミクロン以下である、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目50。前記本体部が、四辺形、長方形、台形、五角形、六角形、七角形、八角形、正多角形、正多角形ではない多角形、楕円形、数字、ギリシャ語アルファベット文字、ラテン語アルファベット文字、ロシア語アルファベット文字、多角形形状の組合せを有する複雑形状、直線部分及び湾曲部分を有する形状、並びにそれらの組合せからなる群から選択される二次元形状を含む、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目51。前記本体部が、砥石物品、研磨布紙物品、及びそれらの組合せからなる群から選択される固定研磨材の一部分として基材に連結している、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目52。前記本体部が、酸化物、炭化物、窒化物、ホウ化物、オキシ炭化物、オキシ窒化物、オキシホウ化物、天然鉱物、合成材料、炭素系材料、及びそれらの組合せからなる群から選択される材料を含む、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目53。前記本体部がアルファアルミナを含む、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目54。前記本体部がアルファアルミナから本質的になる、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目55。前記成形研磨粒子の前記本体部が、長さ>幅>高さを含む、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目56。前記本体部の少なくとも1つの側面が、部分的に凹んだ形状を有する、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
項目57。前記本体部が、80°以上95°以下の平均抜き勾配を有することができる、項目1、6、11、17、26、36、40、及び41のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
本開示の要約書は、特許法を遵守するために提供するものであり、特許請求の範囲または意味を、解釈または限定するために使用するものではないという理解の下で提出する。加えて、前述の図面の詳細な説明においては、本開示の簡素化の目的で、様々な特徴を一緒にグループ化するか、または単一の実施形態において記載することがある。この開示は、特許請求する実施形態が、各請求項において明示的に記載されているよりも多くの特徴を必要とするという意図を反映しているとして解釈するべきではない。そうではなく、以下の特許請求の範囲が反映しているように、本発明の主題は、開示する実施形態のいずれかの全ての特徴よりも少ないものを対象としてもよい。よって、以下の特許請求の範囲は、各請求項が、特許請求する主題を別々に規定するものとして独立している状態で、図面の詳細な説明に組み入れられる。

Claims (15)

  1. 第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記本体部が、前記本体部の前記側面から内部に延びている少なくとも1つの部分的切断部を含む、成形研磨粒子。
  2. 前記部分的切断部が、多角形、正多角形ではない多角形、楕円形、不規則形、十字形、星形、及びそれらの組合せからなる群から選択される二次元形状を含み、前記部分的切断部が、三角形、四角形、台形、五角形、六角形、七角形、八角形、及びそれらの組合せからなる群から選択される二次元形状を含む、請求項1に記載の成形研磨粒子。
  3. 前記本体部が、長さ(Lpc)及び幅(Wpc)を有する少なくとも1つの部分的切断部を含み、前記部分的切断部の前記長さ(Lpc)が前記部分的切断部の前記幅(Wpc)と異なるか、または前記長さが前記幅よりも大きい、請求項1に記載の成形研磨粒子。
  4. 前記部分的切断部が、前記本体部の全高さにわたり延びているが、前記本体部の全幅及び/または全長のうちの小部分のみに延びている、請求項1に記載の成形研磨粒子。
  5. 前記部分的切断部が、前記側面に対し実質的に垂直に延びている長軸線を画定している長さ(Lpc)を含む、請求項1に記載の成形研磨粒子。
  6. 第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記側面と前記第1の主面との接合部によって画定されている少なくとも1つの縁部が、湾曲輪郭を有する凹部を含む、成形研磨粒子。
  7. 前記凹部が、第1の隅部及び第2の隅部において一緒に接合する、湾曲輪郭を有する2つの縁部を含む、請求項6に記載の成形研磨粒子。
  8. 前記凹部が、長軸線を画定している長さを含み、前記凹部の前記長軸線は、前記少なくとも1つの縁部と実質的に平行である、請求項7に記載の成形研磨粒子。
  9. 前記凹部が、前記少なくとも1つの縁部において凹輪郭を画定している、請求項7に記載の成形研磨粒子。
  10. 第1の主面と、第2の主面と、前記第1の主面及び前記第2の主面に接合した側面と、を有する本体部を含む成形研磨粒子であって、前記本体部が、第1の外隅部、第2の外隅部、及び第3の外隅部を含み、前記第1の外隅部、前記第2の外隅部、及び前記第3の外隅部のうちの少なくとも1つが不連続段状凹部を含む、成形研磨粒子。
  11. 少なくとも1つの前記不連続段状凹部が、第1の深さ(D1)を有する第1の凹部と、前記第1の凹部を囲んでいて第2の深さ(D2)を有する第2の凹部と、を含み、D1及びD2は互いと比べて異なる、請求項10に記載の成形研磨粒子。
  12. 前記第1の凹部が、二次元湾曲輪郭を含む、請求項11に記載の成形研磨粒子。
  13. 前記第1の凹部が、前記第2の凹部に完全に包囲されている、項目11に記載の成形研磨粒子。
  14. 前記本体部が、砥石物品、研磨布紙物品、及びそれらの組合せからなる群から選択される固定研磨材の一部分として基材に連結している、請求項1、6、及び10のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
  15. 前記本体部の少なくとも1つの側面が、部分的に凹んだ形状を有する、請求項1、6、及び10のいずれか1項に記載の成形研磨粒子。
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