JP2018122771A - 乗物用シート - Google Patents
乗物用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018122771A JP2018122771A JP2017017530A JP2017017530A JP2018122771A JP 2018122771 A JP2018122771 A JP 2018122771A JP 2017017530 A JP2017017530 A JP 2017017530A JP 2017017530 A JP2017017530 A JP 2017017530A JP 2018122771 A JP2018122771 A JP 2018122771A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- density region
- seat
- low
- planar body
- constituent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/62—Thigh-rests
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/70—Upholstery springs ; Upholstery
- B60N2/7011—Upholstery springs ; Upholstery of substantially two-dimensional shape, e.g. hammock-like, plastic shells, fabrics
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/68—Seat frames
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/70—Upholstery springs ; Upholstery
- B60N2/7023—Coach-like constructions
- B60N2/7035—Cushions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
Description
シートクッション4は、着座状態の乗員の下半身を支持する部材であり、図2を参照して、上述の基本構成4F,4P,4Sと、複数の保持体11〜14と、面状体20を備えている(各部材の詳細は後述)。そしてシートクッション4では、シートパッド4Pを、枠状のシートフレーム4F上に配設してシートカバー4Sで被覆する。このときシートパッド4Pの裏側が、シートフレーム4Fの枠内に配置された後述の面状体20によって支持されている。そして乗員着座時などにおいてシートパッド4Pを面状体20が適度に伸長しながら支えるのであるが、この種のシート構成では、乗員臀部(特に乗員座骨)を支えるシートパッド部分A1,A2が相対的に下方に大きく沈み込む傾向にある。このため面状体20には、シートの座圧分散性能向上のため、相対的に大きく伸長する後述の一対の高伸長部位41,42が設けられている。そしてシートパッド部分A1,A2を各高伸長部位41,42が大きく伸長して支えるのであるが、この種の構成では、図3に示す他の面状体部分51〜55と各高伸長部位41,42との伸長率に顕著な差が発生し、これにより乗員が違和感を覚えるなどしてシート性能が悪化するおそれがある。そこで本実施例では、シートの座圧分散性能向上のため、後述の構成にて面状体20の伸長率を部分的に性能良く変更することとした。以下、各構成について詳述する。
シートカバー4Sは、図2を参照して、シートパッド4Pを被覆可能な袋状の部材であり、例えば布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)で構成できる。またシートパッド4Pは、シート外形をなす部材であり、例えばポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3〜60kg/m3)などの発泡樹脂で構成できる。そしてシートフレーム4Fは、上方視で略矩形の金属枠体であり、フロントフレーム4aと、一対のサイドフレーム4bと、補強フレーム4cと、リアフレーム4dを有する。フロントフレーム4aは、シートフレーム前部を構成する平板状の部材である。また一対のサイドフレーム4bは、それぞれシートフレーム側部を構成する平板状の部材であり、シート左右で互いに対面状に配置する。また補強フレーム4cは、シート幅方向に長尺なパイプ状の部材であり、一対のサイドフレーム4bの前部側に橋渡し状に設けられている。またリアフレーム4dは、シート幅方向に長尺なパイプ状の部材であり、一対のサイドフレーム4bの後部でこれらの間に橋渡し状に設けられている。そして補強フレーム4cは、フロントフレーム4aの近傍に配置されて、リアフレーム4dから前後方向に適宜の間隔で離間しており、これら両フレーム4c,4dの間に後述する面状体20が配設されることとなる。
複数の保持体(第一保持体11〜第四保持体14)は、図2及び図3を参照して、それぞれ後述の面状体20を保持しつつシートフレーム4Fの補強フレーム4cとリアフレーム4dに取付けられる部材である。第一保持体11と第二保持体12は、略同一の基本構成を有しており、面状体20の前端部に左右対称となるように配置される。例えば右側に配置される第一保持体11は、シート幅方向に延びている棒状の部材であり、左右一対の掛止部11a,11bを有している。右側の掛止部11aは、略逆U字状をなすように上方に湾曲している部位であり、第一保持体11の右端から前方に向けて突出している。また左側の掛止部11bは、略逆U字状をなすように上方に湾曲している部位であり、第一保持体11の左端から前方に向けて突出している。そして各掛止部11a,11bは、第一保持体11を後述の面状体20に取付けた状態において、それぞれ前側に向けて突出して補強フレーム4cに上方から掛止可能な位置に配置される。また左側に配置される第二保持体12も、シート幅方向に延びている棒状の部材であり、左右一対の掛止部12a,12bを有している。
面状体20は、図2及び図3を参照して、シートフレーム4Fの枠内に配置するシートパッド4Pを裏側から支える面材であり、一対の挿通部21,22と、本体部24を有している。この面状体20は、無縫製の織物で構成された上面視で略矩形の面材であり、図3を参照して、前縁20aと後縁20bと右縁20cと左縁20dを有している。ここで前縁20aは、シートフレーム4Fの枠内に面状体20が取付けられている状態を基準として、面状体20の前端をなして左右に延びている縁である。また同状態を基準として、後縁20bは、面状体20の後端をなして左右に延びている縁であり、右縁20cは、面状体20の右端をなして前後に延びている縁であり、左縁20dは、面状体20の左端をなして前後に延びている縁である。
一対の挿通部(第一挿通部21,第二挿通部22)は、図3を参照して、それぞれ対応する保持体11〜14を挿通可能な筒状の部位である。これら各挿通部21,22は、二重織組織の一種である袋織組織で形成されている。そして第一挿通部21は、第一保持体11と第二保持体12を挿通可能な部位であり、面状体20の前縁20a付近に設けられて左右方向に延びている。この第一挿通部21のシート幅方向における略中央には、前側に開口している第一開口部21aが設けられており、この第一開口部21aからは、対応する保持体11,12の一部(掛止部11b,12a)を露出させておくことができる。また第二挿通部22は、第三保持体13と第四保持体14を挿通可能な部位であり、面状体20の後縁20b付近に設けられて左右方向に延びている。この第二挿通部22のシート幅方向における略中央には、後側に開口している第二開口部22aが設けられており、この第二開口部22aからは、対応する保持体13,14の一部(側枠部13d,14c)を露出させておくことができる。なお各挿通部21,22の前後の端部は、後述する一重組織の本体部24と、対応する一重組織の縁(前縁20a,後縁20b)で閉じられた状態とされている。
本体部24は、図2及び図3を参照して、一対の挿通部21,22の間に配置されている一重組織部分であり、実質的にシートパッド4Pを下支えすることができる。この本体部24には、図3を参照して、左右一対の高伸長部位41,42と、他の面状体部分(複数の低伸長部位51〜55)とが設けられており、これら各伸長部位は、後述する構成糸31,32からなる各密度領域で形成されている(図3では、便宜上、各高伸長部位に破線のハッチを付し、各伸長部位に異なる二点破線のハッチを付している)。左右一対の高伸長部位41,42は、上面視で略矩形の部位であり、面状体20の中で最も伸長しやすい部分である。これら各高伸長部位41,42は、面状体20の後部前側で左右に適宜の間隔をあけて設けられ、それぞれ乗員臀部(特に乗員座骨)を支持するシートパッド部分A1,A2を支持可能な位置に配置されている。ここで面状体20の後部とは、面状体20を前後に二分割した場合に、乗員臀部(特に乗員座骨)を支持するシートパッド部分A1,A2に対面する部分を含む後方側の部分である。また面状体20の前部とは、面状体20を前後に二分割した場合に、面状体20の後部を除く前方側の部分である。
また複数の低伸長部位(前側低伸長部位51,後側低伸長部位52,右側低伸長部位53,左側低伸長部位54,中央低伸長部位55)は、図3を参照して、本発明の他の面状体部分に相当する部位であり、各高伸長部位41,42よりも伸長しにくくされている。前側低伸長部位51と後側低伸長部位52は、各高伸長部位41,42を挟んで本体部24の前後に分かれて設けられている。前側低伸長部位51は、本体部24の前部を構成している略矩形の部位であり、各高伸長部位41,42の前方に配置されて本体部24を左右方向に横断している。また後側低伸長部位52は、本体部24の後部後側を構成している略矩形の部位であり、各高伸長部位41,42の後方に配置されて本体部24を左右方向に横断している。なお前側低伸長部位51の前後の幅寸法を、後側低伸長部位52よりも大寸に設定することで、各高伸長部位41,42を、本体部24の略中央からやや後方寄りの部分に配置することができる。
本体部24の製織に際しては、図3〜図5を参照して、後述する複数の第一構成糸31と複数の第二構成糸32を交差状に適宜交絡させて織地を形成する(各図では、便宜上、各構成糸31,32自体ではなく、各構成糸31,32の向きを示す矢線を図示する)。この本体部24の製織では、後述するように経糸としての第一構成糸31を整経したのち、緯糸としての第二構成糸32を打ち込む。このとき第一構成糸31同士の間隔に疎密を設けて、図4に示す後述の各領域(FL,FH1,FH2,FM1,FM2)を形成する。また第二構成糸32同士の間隔に疎密を設けて、図5に示す後述の各領域(SL1,SL2,SH1〜SH3,SM1〜SM4)を形成する。そして本体部24等の織組織として、基本組織(平織,斜文織,朱子織)やその変化組織を例示できる。本実施例では、シートフレーム4Fの枠内に面状体20が配置されている状態を基準として、各第一構成糸31が、左右方向を向いて補強フレーム4cに沿って配置される。また各第二構成糸32が、前後方向を向いて各第一構成糸31に対して交差状(本実施例では略直交方向)に配置される。なお上述の各挿通部21,22も本体部24の織製に伴って順次形成できる。
そして第一構成糸31の整経時に、隣り合う第一構成糸31同士の間隔を調整して図4に示す各領域(前後一対の第一高密度領域FH1,FH2,第一低密度領域FL,前後一対の第一中密度領域FM1,FM2)を形成する。前後一対の第一高密度領域FH1,FH2は、第一構成糸31同士が最も密に配置された領域であり、本体部24を第一構成糸31だけで見た場合に最も伸長性に劣る部分である(第一構成糸31の配置本数は後述)。前側の第一高密度領域FH1は、本体部24の前部に形成された略矩形の領域であり、本体部24を左右方向に横断して図3の前側低伸長部位51と略同位置に配置される。また後側の第一高密度領域FH2は、本体部24の後部後側に形成された略矩形の領域であり、本体部24を左右方向に横断して図3の後側低伸長部位52と略同位置に配置される。そして第一低密度領域FLは、第一構成糸31同士が最も疎に配置された領域であり、一対の第一高密度領域FH1,FH2の間に配置される(第一構成糸31の配置本数は後述)。この第一低密度領域FLは、本体部24を左右に横断するように形成されており、図3の各高伸長部位41,42及びこれらに隣り合う各低伸長部位53〜55を横断して配置される。
また前後一対の第一中密度領域FM1,FM2は、図4を参照して、第一構成糸31同士が第一低密度領域FLよりも密で且つ対応する第一高密度領域よりも疎に配置されている領域である(第一構成糸31の配置本数は後述)。前側の第一中密度領域FM1は、前側の第一高密度領域FH1と第一低密度領域FLの間に配置されており、後側の第一中密度領域FM2は、後側の第一高密度領域FH2と第一低密度領域FLの間に配置されている。そして各第一中密度領域FM1,FM2が設けられることで、第一低密度領域FLと各第一高密度領域FH1,FH2が隣接している場合に比して、第一低密度領域FLと各第一高密度領域FH1,FH2との伸長率の差が顕著に現れることを極力回避することができる。なお各第一中密度領域FM1,FM2の前後の幅寸法は特に限定しないが、典型的には対応する第一高密度領域及び第一低密度領域FLよりも小寸に設定されている。
また第二構成糸32の打ち込み時に、隣り合う第二構成糸32同士の間隔を調整して図5に示す各領域(三対の第二高密度領域SH1〜SH3,左右一対の第二低密度領域SL1,SL2,複数の第二中密度領域SM1〜SM4)を形成できる。各第二高密度領域(右側の第二高密度領域SH1、左側の第二高密度領域SH2、中央の第二高密度領域SH3)は、第二構成糸32同士が最も密に配置された領域であり、本体部24を第二構成糸32だけで見た場合に最も伸長性に劣る部分である(第二構成糸32の配置本数は後述)。右側の第二高密度領域SH1は、本体部24の右縁に形成された略矩形の領域であり、本体部24を前後方向に縦断して図3の右側低伸長部位53を網羅可能な位置に配置される。また左側の第二高密度領域SH2は、本体部24の左縁に形成された略矩形の領域であり、本体部24を前後方向に縦断して図3の左側低伸長部位54を網羅可能な位置に配置される。また中央の第二高密度領域SH3は、後述する左右の第二低密度領域SL1,SL2の間に形成された略矩形の領域であり、本体部24を前後方向に縦断して図3の中央低伸長部位55を網羅可能な位置に配置される。
また左右一対の第二低密度領域SL1,SL2は、図5を参照して、第二構成糸32同士が最も疎に配置された領域であり、本体部24の左右に分かれて形成されている(第二構成糸32の配置本数は後述)。右側の第二低密度領域SL1は、右側の第二高密度領域SH1と中央の第二高密度領域SH3の間に形成された略矩形の領域であり、本体部24を前後方向に縦断して図3の右側の高伸長部位41を網羅可能な位置に設けられている。また左側の第二低密度領域SL2は、左側の第二高密度領域SH2と中央の第二高密度領域SH3の間に形成された略矩形の領域であり、本体部24を前後方向に縦断して図3の左側の高伸長部位42を網羅可能な位置に設けられている。
また複数の第二中密度領域(一番目の第二中密度領域SM1〜四番目の第二中密度領域SM4)は、図5を参照して、第二構成糸32同士が対応する第二低密度領域よりも密で且つ対応する第二高密度領域よりも疎に配置されている領域である(第二構成糸32の配置本数は後述)。本実施例では、一番目の第二中密度領域SM1が、右側の第二高密度領域SH1と右側の第二低密度領域SL1の間に設けられ、二番目の第二中密度領域SM2が、右側の第二低密度領域SL1と中央の第二高密度領域SH3の間に設けられている。また三番目の第二中密度領域SM3が、中央の第二高密度領域SH3と左側の第二低密度領域SL2の間に設けられ、四番目の第二中密度領域SM4が、左側の第二低密度領域SL2と左側の第二高密度領域SH2の間に設けられている。そして各第二中密度領域SM1〜SM4が設けられることで、各第二低密度領域SL1,SL2と対応する第二高密度領域が隣接している場合に比して、各第二低密度領域SL1,SL2と対応する第二高密度領域との伸長率の差が顕著に現れることを極力回避することができる。なお各第二中密度領域SM1〜SM4の前後の幅寸法は特に限定しないが、典型的には対応する第二高密度領域及び第二低密度領域よりも小寸に設定されている。
ここで各構成糸31,32として、動物系又は植物系の天然繊維、合成繊維又はこれらの混紡繊維の糸(通常糸)を適宜用いることができる。合成繊維として、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、セルロース系繊維又はこれらの混紡繊維のフィラメントを例示できる。なかでもポリエステル系繊維(ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリトリメチレンテレフタレート(PTT),ポリブチレンテレフタレート(PBT),ポリ乳酸など)のフィラメントや、ポリアミド系繊維(ナイロン6,ナイロン66など)のフィラメントは、使用時の耐久性に優れるため通常糸として好適に使用できる。そして通常糸の繊度(太さ)は特に限定しないが、例えば30dtex〜3000dtex程度に設定できる。また各構成糸31,32として、通常糸に比して強度に優れる高強度糸を用いることもできる。この種の高強度糸として引張強度に優れる糸を例示でき、例えばパラ系アラミド繊維、ポリパラフェニレン・ベンゾビス・オキサゾール(PBO)繊維、ポリアリレート繊維、ポリエチレン繊維製の糸を用いることができる。そして高強度糸の繊度も特に限定しないが、典型的には30T(dtex)〜3000T(dtex)程度に設定できる。
そして全ての領域の各構成糸31,32として通常糸を使用できるが、各高密度領域(及び各中密度領域)と各低密度領域の間で構成糸31,32の種類を異ならせることもできる。例えば各低密度領域の各構成糸31,32にのみ高強度糸を用いることで、各構成糸31,32が疎に配置されていたとしても、各低密度領域の強度性の悪化をより確実に回避することができる。また各低密度領域に適切な伸長性を付与する観点から、各低密度領域に配置されている第一構成糸31と第二構成糸32の少なくとも一方を相対的に低繊度とすることもできる。このように各低密度領域の各構成糸31,32を、各高密度領域の各構成糸31,32よりも低繊度とすることで、各低密度領域に所望の伸長性をより確実に付与することができる。ここで各低密度領域の各構成糸31,32の繊度は、各低密度領域に付与すべき伸長性に応じて設定可能であり、例えば各高密度領域の各構成糸31,32の1/4〜3/4の範囲(好ましくは概ね1/2)の繊度に設定できる。そして各低密度領域の各構成糸31,32の繊度を、高密度領域の各構成糸31,32の概ね半分の繊度とすることで、各低密度領域に対して相対的に高い伸長性を更に確実に付与することができる。
図3〜図5を参照して、第一構成糸31の各領域と第二構成糸32の各領域を適宜重複させることで、本体部24に、各低伸長部位51〜55と各高伸長部位41,42を形成できる。このとき各低伸長部位51〜55には、後述するように各第一高密度領域FH1,FH2と、各第一中密度領域FM1,FM2と、各第二高密度領域SH1〜SH3と、各第二中密度領域SM1〜SM4の少なくとも一つが配置される。このように各低伸長部位51〜55に、各領域の相対的に伸長しにくい部分が配置されることで、後述の各高伸長部位41,42よりも伸長しにくくされている。
そして右側の高伸長部位41は、第一低密度領域FLと、右側の第二低密度領域SL1が重複されることで形成されている。また左側の高伸長部位42は、第一低密度領域FLと、左側の第二低密度領域SL2が重複されることで形成されている。このように左右の各高伸長部位41,42が、低密度領域同士(FLとSL1,FLとSL2)が重複されて形成されることにより、本体部24において相対的に伸長しやすい部位となり、本実施例では最も伸長しやすい部位となる。
図2及び図3を参照して、各保持体11〜14に面状体20を取付けたのち、この保持体11〜14を、後述するようにシートフレーム4Fの適宜の位置に取付ける。本実施例では、面状体20が、上述の通り無縫製の織物であるとともに、筒状の第一挿通部21と第二挿通部22を有している。そこで図3を参照して、第一保持体11と第二保持体12を、それぞれ面状体20の第一挿通部21に挿通しつつ左右対称となるように配置する。こうすることで各保持体11,12に面状体20の前側を、縫製作業を要することなく取付けることができる。そして右側の第一保持体11は、第一挿通部21右側に挿通された状態となり、さらに右端の掛止部11aが第一挿通部21の右端から露出するとともに、左側の掛止部11bが第一開口部21aから露出する。また左側の第二保持体12は、第一挿通部21左側に挿通された状態となり、さらに右端の掛止部12aが第一開口部21aから露出するとともに、左側の掛止部12bが第一挿通部21の左端から露出する。
図2及び図3を参照して、乗員着座時においては、シートパッド4Pにて乗員を弾性的に支持しつつ、シートパッド4Pの荷重を、織物製の面状体20が適度に伸長しながら受け止める。そして本実施例では、図2に示す乗員臀部を支えるシートパッド部分A1,A2が大きく沈み込むことを考慮して、面状体20に、図3に示す各低伸長部位51〜55よりも伸長しやすい各高伸長部位41,42が設けられている。これら各高伸長部位41,42は、第一構成糸31と第二構成糸32の低密度領域同士(FLとSL1,FLとSL2)が重複されて形成されることにより、本体部24において最も伸長しやすくされている。そして図2に示す乗員臀部を支持するシートパッド部分A1,A2を各高伸長部位41,42が大きく伸長しながら支えることで、これらシートパッド部分A1,A2にかかる座圧が分散されることにより、より理想的な座圧分布を達成できる。特に左右の高伸長部位41,42が乗員座骨を支持するシートパッド部分A1,A2をそれぞれ受け止めることにより、座り心地の良いシート構成となる。
ところで上述の構成では、図3を参照して、各低伸長部位51〜55(他の面状体部分)と各高伸長部位41,42との間の伸長率に顕著な差が発生し、これにより乗員が違和感を覚えるなどしてシート性能が悪化するおそれがある。そこで本実施例の面状体20では、同一方向に延びている構成糸同士が低密度領域よりも密で且つ高密度領域よりも疎に配置されている中密度領域(FM1,FM2,SM1〜SM4)が、隣り合う低密度領域と高密度領域の間に設けられている。また各高伸長部位41,42が、対応する低密度領域が配置されることで伸長しやすくされ、各低伸長部位51〜55が、対応する高密度領域と中密度領域のいずれかが配置されることで伸長しにくくされている。そして各低伸長部位51〜55における中密度領域(FM1,FM2,SM1〜SM4)を各高伸長部位41,42に隣接させることで、各低伸長部位51〜55と各高伸長部位41,42の伸長率との伸長率に顕著な差が生じることを極力回避している。
さらに本実施例では、図3を参照して、各低伸長部位51〜55を面状体20の適所に配置することで、シート性能を更に向上させることができる。例えば前側低伸長部位51が、図2に示す乗員臀部を支えるシートパッド部分A1,A2よりも前方のシートパッド前部を支えており、このシートパッド前部は乗員脚部を支える部分である。そして前側低伸長部位51によってシートパッド前部をしっかり支えることにより、乗員が運転時の姿勢を取りやすくなる。また右側低伸長部位53と左側低伸長部位54が、シートパッド左右縁をしっかり支えることにより、着座状態における乗員の左右のぐらつきを極力抑えることができる。特に本実施例では、前側低伸長部位51と後側低伸長部位52の左右縁も相対的に伸長しにくいため、乗員の左右のぐらつきを更に確実に抑えることができる。そして中央低伸長部位55は、左右の高伸長部位41,42の間に配置されて乗員座骨間の部分を支えるシートパッド中央部分をしっかり支えている。この中央低伸長部位55によって、乗員の体全体が過度に沈み込まないように規制しつつ、左右の高伸長部位41,42によって乗員座骨から受ける座圧を効果的に分散することができる。特に本実施例では、前側低伸長部位51と後側低伸長部位52の中央も相対的に伸長しにくいため、乗員の体全体が過度に沈み込まないように更に確実に規制することができる。
ここで本体部の構成は、上述の構成のほか、各種の構成を取り得る。例えば図6を参照して、本変形例の本体部24には、右側の高伸長部位41が設けられ、この右側の高伸長部位41では、第一低密度領域FLと、右側の第二低密度領域SL1が重複して配置されている。そして右側の高伸長部位41では、隣り合う第一構成糸31同士(又は隣り合う第二構成糸32同士)が疎に配置されているため、構成糸同士が離間する目開きが生じやすい。そして過度の目開きが生じた場合には、面状体20の意匠性や耐久性が低下することが懸念される。
また規制構造として、第一構成糸と第二構成糸を接着固定している固定部(図示省略)を用いることもできる。この規制構造としての固定部は、第一構成糸と第二構成糸の少なくとも一方に、加熱により溶融したのち固化可能な融着糸を用いることで形成できる。そして融着糸として、通常糸(高強度糸)の融点よりも低い融点の糸を用いることが望ましく、通常糸(高強度糸)の融点より20℃以下の融点を有する糸を用いることが更に好ましい。例えばポリエチレンテレフタレートの通常糸を用いる場合、240℃以下の融点を有する融着糸(例えばポリアミド系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ナイロン系の融着糸)を用いることができる。また融着糸は、その一部が溶融及び固化可能であればよく、この種の融着糸として、全溶融型や混繊型、芯鞘型の融着糸を例示できる。混繊型の融着糸とは、比較的高融点の繊維と、比較的低融点の繊維(融着部分)が混在する合成繊維の糸である。また芯鞘型の融着糸とは、比較的高融点の芯材部分と、比較的低融点の鞘部分(融着部分)とを有する合成繊維の糸である。そして高伸長部位の製織に際しては、第一構成糸又は第二構成糸の少なくとも一部を融着糸とする。つぎに面状体の仕上げ工程時の加熱によって融着糸を溶融固化させて交差している相手側の構成糸に一体化した固定部を構成する。この固定部(規制構造)によっても、第一構成糸と第二構成糸が部分的に一体化されるため、これら各構成糸の目開きを好適に阻止することができる。
また本実施例の構成は、図1に示すシートバック6にも適用することができ、このシートバック6は、着座状態の乗員の上半身を支持する部材である。そしてシートバック6に面状体を配置する場合には、面状体(図示省略)の上部に高伸長部位を設けて、乗員肩甲骨を支えるシートパッド部分A3,A4に対面状に配置しておくことができる。こうすることでハンドリングの際に乗員が肩や手などをスムーズに動かすことが可能となる。また面状体の下部に低伸長部位を設けて、乗員腰部を支えるシートパッド部分A5に対面状に配置しておくこともできる。そして低伸長部位によって、乗員腰部を支持するシートパッド部分A5がしっかり支えることにより、着座状態における乗員を安定的に支持しておくことができる。なお面状体の上部とは、起立状態のシートバック6を基準として、面状体を上下に二分割した場合に、乗員肩甲骨を支持するシートパッド部分A3,A4に対面する部分を含む上方側の部分である。また面状体の下部とは、面状体を上下に二分割した場合に、面状体の上部を除く下方側の部分である。
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
4F シートフレーム
4P シートパッド
4S シートカバー
11〜14 保持体
20 面状体
21 第一挿通部
22 第二挿通部
24 本体部
31 第一構成糸
32 第二構成糸
41 右側の高伸長部位
42 左側の高伸長部位
51 前側低伸長部位(本発明の他の面状体部分)
52 後側低伸長部位(本発明の他の面状体部分)
53 右側低伸長部位(本発明の他の面状体部分)
54 左側低伸長部位(本発明の他の面状体部分)
55 中央低伸長部位(本発明の他の面状体部分)
60 規制構造
FH1 前側の第一高密度領域
FH2 後側の第一高密度領域
FL 第一低密度領域
FM1 前側の第一中密度領域
FM2 後側の第一中密度領域
SH1 右側の第二高密度領域
SH2 左側の第二高密度領域
SH3 中央の第二高密度領域
SL1 右側の第二低密度領域
SL2 左側の第二低密度領域
SM1 一番目の第二中密度領域
SM2 二番目の第二中密度領域
SM3 三番目の第二中密度領域
SM4 四番目の第二中密度領域
A1,A2 乗員臀部を支えるシートパッド部分
A3,A4 乗員肩甲骨を支えるシートパッド部分
A5 乗員腰部を支えるシートパッド部分
Claims (6)
- シート骨格をなす枠状のシートフレームと、乗員を弾性的に支持可能なシートパッドと、前記シートフレームの枠内に配置する前記シートパッドを裏側から支持している面状体とを備え、前記面状体に、他の面状体部分よりも伸長しやすい高伸長部位が設けられている乗物用シートにおいて、
前記面状体は、複数の構成糸が交絡している織物であって、同一方向に延びている構成糸同士が疎に配置された低密度領域と、同一方向に延びている構成糸同士が前記低密度領域よりも密に配置された高密度領域とを有し、隣り合う前記低密度領域と前記高密度領域の間に、同一方向に延びている構成糸同士が前記低密度領域よりも密で且つ前記高密度領域よりも疎に配置された中密度領域が設けられ、
前記高伸長部位が、前記低密度領域が配置されることで伸長しやすくされ、前記他の面状体部分が、前記高密度領域と前記中密度領域が配置されることで伸長しにくくされ、前記他の面状体部分における前記中密度領域が前記高伸長部位に隣接している乗物用シート。 - 前記面状体が、一方向に延びている複数の第一構成糸と、前記一方向に交差する方向に延びている複数の第二構成糸とが交絡している織物であって、前記低密度領域及び前記高密度領域として、前記複数の第一構成糸による第一低密度領域及び第一高密度領域と、前記複数の第二構成糸による第二低密度領域及び第二高密度領域とを有し、
前記第一低密度領域と前記第一高密度領域の間と、前記第二低密度領域と前記第二高密度領域の間とにそれぞれ前記中密度領域が設けられ、
前記高伸長部位が、前記第一低密度領域と前記第二低密度領域が重複して配置されることで伸長しやすくされ、前記他の面状体部分が、前記第一高密度領域及び前記第二高密度領域の少なくとも一つの領域と前記中密度領域が配置されることで伸長しにくくされ、前記他の面状体部分における前記中密度領域が前記高伸長部位に隣接している請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記面状体が、一方向に延びている複数の第一構成糸と、前記一方向に交差する方向に延びている複数の第二構成糸とが交絡している織物であって、
前記高伸長部位に、前記第一構成糸と前記第二構成糸の相対移動を規制する規制構造が設けられている請求項1又は2に記載の乗物用シート。 - 前記低密度領域に配置されている前記構成糸が、前記高密度領域に配置されている前記構成糸よりも高強度である請求項1〜3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記中密度領域では、同一方向に延びている構成糸同士が、前記高密度領域から前記低密度領域に向かうにつれて次第に疎に配置されていく請求項1〜4のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記乗物用シートが、着座状態の乗員の下半身を支持するシートクッションと、前記シートクッションの後部から起立した状態とされて着座状態の乗員の上半身を支持するシートバックとを有し、前記シートクッションと前記シートバックの少なくとも一方の部材が、前記シートフレームと前記シートパッドと前記面状体とを備えており、
前記一方の部材が前記シートクッションである場合には、着座状態の乗員座骨を支持するシートパッド部分を支える前記面状体の後部に前記高伸長部位が設けられ、
前記一方の部材が前記シートバックである場合には、着座状態の乗員肩甲骨を支持するシートパッド部分を支える前記面状体の上部に前記高伸長部位が設けられる請求項1〜5のいずれか一項に記載の乗物用シート。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017017530A JP2018122771A (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | 乗物用シート |
US15/883,149 US10259366B2 (en) | 2017-02-02 | 2018-01-30 | Vehicle seat |
EP18154056.8A EP3357748B1 (en) | 2017-02-02 | 2018-01-30 | Vehicle seat |
CN201810094239.8A CN108437864A (zh) | 2017-02-02 | 2018-01-31 | 交通工具座椅 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017017530A JP2018122771A (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | 乗物用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018122771A true JP2018122771A (ja) | 2018-08-09 |
Family
ID=61094276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017017530A Pending JP2018122771A (ja) | 2017-02-02 | 2017-02-02 | 乗物用シート |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10259366B2 (ja) |
EP (1) | EP3357748B1 (ja) |
JP (1) | JP2018122771A (ja) |
CN (1) | CN108437864A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160760U (ja) * | 1984-09-08 | 1986-04-24 | ||
JPS61181555U (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-12 | ||
JP2010240089A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートカバー |
JP2015221112A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | タカノ株式会社 | 椅子 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69333862T2 (de) * | 1992-06-15 | 2006-01-12 | Herman Miller, Inc., Zeeland | Ein unbedecktes Gewebe für Sitze und Verfahren zur Herstellung eines Stuhles mit solchem Gewebe |
US6070942A (en) * | 1998-05-12 | 2000-06-06 | Mccord Winn Textron Inc. | Seating assembly and method of making same |
JP2003342859A (ja) | 2002-03-18 | 2003-12-03 | Delta Tooling Co Ltd | 立体編物及びシート構造 |
US6854805B2 (en) * | 2002-03-27 | 2005-02-15 | Delta Tooling Co., Ltd. | Seat structure |
EP1552771B1 (en) * | 2002-07-23 | 2009-04-15 | Okamura corporation | Construction for attaching net member to chair seat or backrest frame |
US7731294B2 (en) | 2002-09-03 | 2010-06-08 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Seat |
JP2005046355A (ja) | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Delta Tooling Co Ltd | シート用面状支持部材 |
CN101351356A (zh) * | 2005-12-29 | 2009-01-21 | 哥瑞考儿童产品公司 | 汽车座椅 |
JP5545049B2 (ja) | 2010-06-08 | 2014-07-09 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シート |
US8991931B2 (en) * | 2010-06-11 | 2015-03-31 | Okamura Corporation | Furniture cloth and chair |
CN103722847A (zh) * | 2012-10-14 | 2014-04-16 | 常州博朗凯德织物有限公司 | 汽车座套面料 |
JP2014104884A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Daihatsu Motor Co Ltd | パッド部材 |
JP6102560B2 (ja) * | 2013-06-21 | 2017-03-29 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シートのクッション体 |
JP6179458B2 (ja) * | 2014-05-20 | 2017-08-16 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
JP6194851B2 (ja) | 2014-06-03 | 2017-09-13 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
US10118525B2 (en) * | 2014-10-03 | 2018-11-06 | Lear Corporation | Vehicle seating assembly with aesthetic leather trim cover assembly |
-
2017
- 2017-02-02 JP JP2017017530A patent/JP2018122771A/ja active Pending
-
2018
- 2018-01-30 US US15/883,149 patent/US10259366B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2018-01-30 EP EP18154056.8A patent/EP3357748B1/en active Active
- 2018-01-31 CN CN201810094239.8A patent/CN108437864A/zh active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6160760U (ja) * | 1984-09-08 | 1986-04-24 | ||
JPS61181555U (ja) * | 1985-05-02 | 1986-11-12 | ||
JP2010240089A (ja) * | 2009-04-03 | 2010-10-28 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートカバー |
JP2015221112A (ja) * | 2014-05-22 | 2015-12-10 | タカノ株式会社 | 椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3357748A1 (en) | 2018-08-08 |
US10259366B2 (en) | 2019-04-16 |
EP3357748B1 (en) | 2020-10-07 |
US20180215297A1 (en) | 2018-08-02 |
CN108437864A (zh) | 2018-08-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6435618B1 (en) | Seat | |
WO2004026080A1 (ja) | シート | |
JP2014083954A (ja) | 車両用シート | |
JP2002177099A (ja) | 車両用シート | |
JP2002219985A (ja) | 乗物用シート | |
US10300817B2 (en) | Seat-cover outer-skin material, seat cover, and vehicle seat | |
CN109624808A (zh) | 多区域座椅悬架 | |
JP4741759B2 (ja) | シート用クッション構造 | |
JP2018122771A (ja) | 乗物用シート | |
JP4544520B2 (ja) | 体圧分散型クッション布帛とクッション体 | |
US10160181B2 (en) | Laminated structure | |
JP2002238694A (ja) | 鉄道車両又は航空機用シート | |
JP6450976B2 (ja) | 乗物用シート | |
US10040380B2 (en) | Seat cover for vehicle seat | |
JP3777545B2 (ja) | パネル形クッション体 | |
JP5545049B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6152800B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2005046355A (ja) | シート用面状支持部材 | |
JP2017206089A (ja) | 乗物用シートのシートカバー | |
JP6762884B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP6402931B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP5189285B2 (ja) | バケットシート | |
JP6900292B2 (ja) | 乗物用シートのシートカバー | |
JP2002238689A (ja) | 乗物用シート | |
JP2017065598A (ja) | 乗物用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210518 |