JP2016509047A5 - - Google Patents

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JP2016509047A5
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本発明による化合物または製剤または組成物を使用して処置できる状態には、最も広範な意味では、固形腫瘍および非固形腫瘍を含めたがんが含まれる。処置できる状態のさらなる詳細を、以下に記載する。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
式(I)の化合物
Figure 2016509047

またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ[式中、
Qは、−CH=NR 12 、−W、−CH NHR 13 、−CH=Oおよび−CH(OR 17 から選択され、
Aは、−CHR C(O)−、C 1〜8 アルキレン、C 2〜8 アルケニレン、C 2〜8 アルキニレン、C 3〜10 シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンから選択され(ここで、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、ただしQが−CH=Oである場合、Aはアルキニレンではなく、
Yは、−H、−NR 、−OR 、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよく、R と共に環式構造を形成してもよい)、ただしQが−CH=Oである場合、Yはアルキニルではなく、
は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、またはより好ましくは、−HおよびC 1〜4 アルキルから選択され、または−A−Yと共に、窒素を含有する必要に応じて置換されている複素環式基を形成し、ここで、前記必要に応じた置換は、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルまたはC 3〜10 シクロアルキルであってもよく(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、
は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルおよびC 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、Yと共に環式構造を形成してもよい)、各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO 、−Z−SO NR および−Z−COOR から選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
Zは、単結合、C 1〜4 アルキレン、ヘテロシクリレンおよびC 3〜6 シクロアルキレンから選択され、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜10 シクロアルキル、−N(R 、カルバモイルおよび−OHから選択され、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜6 シクロアルキル、−CN、−F、−Cl、−Br、カルバモイルおよび−OHから選択され、
およびR のそれぞれは、独立に、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、またはR およびR は、それらが結合しているN原子と一緒になって、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールおよびアリールは、C 1〜4 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 3〜6 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよい)、
各R は、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリールおよび−Z−ヘテロアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
10 およびR 11 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよい)、またはR 10 およびR 11 は、それらが結合しているN原子と一緒になって、上記に定義の1つもしくは複数のR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
ただし、Aが−CH −である場合、YはHではなく、
Qが−CH=NR 12 である場合、R 12 は、C 1〜10 アルキル、C 2〜10 アルケニル、C 2〜10 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
Qが−CH NHR 13 である場合、R 13 は、水素、−C(O)R 、−C(O)C(O)R 、−C(O)C(O)OR 、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリルおよび−Z−単環式−ヘテロアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、または−CR 14 15 −NR 、−CR 14 15 CNもしくは−CR 14 15 OR であり(ここで、R 14 およびR 15 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され、R 14 およびR 15 は、介在する炭素原子と一緒になって、C 3〜10 シクロアルキル環またはC 5〜10 −シクロアルケニル環を表してもよく、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル(環)、シクロアルケニル環、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
QがWである場合、Wは、R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基から選択され、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのR は、一緒になってスピロ基を形成してもよく、
16 は、水素、−C(O)R 、および−C(O)C(O)R 、および−C(O)C(O)R から選択され、
Qが−CH(OR 17 である場合、各R 17 は、独立にR であるか、または2つのR 17 置換基は、介在する−O−CH(−)−O−と一緒になって、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていて2つまでのオキソ基を含有するヘテロシクリルを形成してもよい]、
またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ。
(項目2)
Aが、−CHR C(O)−、またはC 1〜8 アルキレン、またはヘテロシクリレンから選択される、項目1に記載の化合物。
(項目3)
Yが、−NR である、項目1または項目2に記載の化合物。
(項目4)
Aが、−CHR C(O)−である、項目3に記載の化合物。
(項目5)
Aが、−CH −C(O)−である、項目4に記載の化合物。
(項目6)
Yが、
Figure 2016509047

であり、nが、1〜3であり、R 10 およびR 11 のそれぞれが、独立に、項目1に定義の通りである、項目2から5のいずれか一項に記載の化合物。
(項目7)
Yが、
Figure 2016509047

であり、nが、1〜3であり、R 10 およびR 11 のそれぞれが、独立に、項目1に定義の通りである、項目6に記載の化合物。
(項目8)
Yが、
Figure 2016509047

であり、nが、1〜3であり、各mが、独立に0〜2である、項目6に記載の化合物。
(項目9)
Yが、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリール(これは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)から選択される、項目1または項目2に記載の化合物。
(項目10)
13 が、Hである、先行する項目のいずれかに記載の化合物。
(項目11)
Qが、式
Figure 2016509047

[式中、R18およびR19は、水素であるか、または一緒になって、R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;
16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基を形成し、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのR は、一緒になってスピロ基を形成してもよい]
の化合物である、先行するいずれかの項目に記載の化合物。
(項目12)
部分−A−Yが、単環式シクロアルキル、単環式ヘテロシクリル、単環式ヘテロアリール、二環式ヘテロアリールおよび単環式アリールから選択される1〜3個の環式部分を含む、先行する項目のいずれか一項に記載の化合物。
(項目13)
以下の表に示される化合物:
Figure 2016509047
Figure 2016509047
Figure 2016509047
Figure 2016509047
Figure 2016509047
Figure 2016509047

(項目14)
シュウ酸塩の形態の、項目12に記載の化合物。
(項目15)
クエン酸塩の形態の、項目12に記載の化合物。
(項目16)
フマル酸塩の形態の、項目12に記載の化合物。
(項目17)
アスコルビン酸塩の形態の、項目12に記載の化合物。
(項目18)
130〜1,000g/mol、例えば180〜800g/mol、例えば225〜600g/molまたは250〜500g/molの分子量を有する、先行する項目のいずれか一項に記載の化合物。
(項目19)
項目1〜18のいずれか一項に記載の式(I)の少なくとも1つの化合物、および必要に応じて1つまたは複数の薬学的に許容され得る賦形剤、希釈剤または担体を含む、医薬組成物。
(項目20)
1つまたは複数のさらなる活性物質を含む、項目19に記載の医薬組成物。
(項目21)
医薬として使用するための化合物であって、式(I)の化合物
Figure 2016509047

[式中、
Qは、−CH=NR 12 、−W、−CH NHR 13 、−CH=Oおよび−CH(OR 17 から選択され、
Aは、−CHR C(O)−、C 1〜8 アルキレン、C 2〜8 アルケニレン、C 2〜8 アルキニレン、C 3〜10 シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンから選択され(ここで、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、ただしQが−CH=Oである場合、Aはアルキニレンではなく、
Yは、−H、−NR 、−OR 、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよく、R と共に環式構造を形成してもよい)、ただしQが−CH=Oである場合、Yはアルキニルではなく、
は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、またはより好ましくは、−HおよびC 1〜4 アルキルから選択され、または−A−Yと共に、窒素を含有する必要に応じて置換されている複素環式基を形成し、ここで、前記必要に応じた置換は、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルまたはC 3〜10 シクロアルキルであってもよく(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、
は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルおよびC 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、Yと共に環式構造を形成してもよい)、各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO 、−Z−SO NR および−Z−COOR から選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
Zは、単結合、C 1〜4 アルキレン、ヘテロシクリレンおよびC 3〜6 シクロアルキレンから選択され、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜10 シクロアルキル、−N(R 、カルバモイルおよび−OHから選択され、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜6 シクロアルキル、−CN、−F、−Cl、−Br、カルバモイルおよび−OHから選択され、
およびR のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、またはR およびR は、それらが結合しているN原子と一緒になって、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールおよびアリールは、C 1〜4 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 3〜6 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよい)、
各R は、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリールおよび−Z−ヘテロアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
10 およびR 11 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよい)、またはR 10 およびR 11 は、それらが結合しているN原子と一緒になって、上記に定義の1つもしくは複数のR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
ただし、Aが−CH −である場合、YはHではなく、
Qが−CH=NR 12 である場合、R 12 は、C 1〜10 アルキル、C 2〜10 アルケニル、C 2〜10 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
Qが−CH NHR 13 である場合、R 13 は、水素、−C(O)R 、−C(O)C(O)R 、−C(O)C(O)OR 、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリルおよび−Z−単環式−ヘテロアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリルおよび単環式ヘテロアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、または−CR 14 15 −NR 、−CR 14 15 CNもしくは−CR 14 15 OR であり(ここで、R 14 およびR 15 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され、R 14 およびR 15 は、介在する炭素原子と一緒になって、C 3〜10 シクロアルキル環またはC 5〜10 −シクロアルケニル環を表してもよく、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル(環)、シクロアルケニル環、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
QがWである場合、Wは、R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基から選択され、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのR は、一緒になってスピロ基を形成してもよく、
16 は、水素、−C(O)R 、および−C(O)C(O)R 、−C(O)C(O)R から選択され、
Qが−CH(OR 17 である場合、各R 17 は、独立にR であるか、または2つのR 17 置換基は、介在する−O−CH(−)−O−と一緒になって、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていて2つまでのオキソ基を含有するヘテロシクリルを形成してもよい]、
またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグである化合物。
(項目22)
HDME依存性疾患の処置に使用するための化合物であって、式(I)の化合物
Figure 2016509047
[式中、
Qは、−CH=NR 12 、−W、−CH NHR 13 、−CH=Oおよび−CH(OR 17 から選択され、
Aは、−CHR C(O)−、C 1〜8 アルキレン、C 2〜8 アルケニレン、C 2〜8 アルキニレン、C 3〜10 シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンから選択され(ここで、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
Yは、−H、−NR 、−OR 、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよく、R と共に環式構造を形成してもよい)、
は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、またはより好ましくは、−HおよびC 1〜4 アルキルから選択され、または−A−Yと共に、窒素を含有する必要に応じて置換されている複素環式基を形成し、ここで、前記必要に応じた置換は、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルまたはC 3〜10 シクロアルキルであってもよく(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、
は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルおよびC 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、Yと共に環式構造を形成してもよい)、各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO 、−Z−SO NR および−Z−COOR から選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
Zは、単結合、C 1〜4 アルキレン、ヘテロシクリレンおよびC 3〜6 シクロアルキレンから選択され、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜10 シクロアルキル、−N(R 、カルバモイルおよび−OHから選択され、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜6 シクロアルキル、−CN、−F、−Cl、−Br、カルバモイルおよび−OHから選択され、
およびR のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、またはR およびR は、それらが結合しているN原子と一緒になって、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールおよびアリールは、C 1〜4 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 3〜6 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよい)、
各R は、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリールおよび−Z−ヘテロアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
10 およびR 11 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよい)、またはR 10 およびR 11 は、それらが結合しているN原子と一緒になって、上記に定義の1つもしくは複数のR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
ただし、Aが−CH −である場合、YはHではなく、
Qが−CH=NR 12 である場合、R 12 は、C 1〜10 アルキル、C 2〜10 アルケニル、C 2〜10 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
Qが−CH NHR 13 である場合、R 13 は、水素、−C(O)R 、−C(O)C(O)R 、−C(O)C(O)OR 、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−単環式−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、単環式−ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、または−CR 14 15 −NR 、−CR 14 15 CNもしくは−CR 14 15 OR であり(ここで、R 14 およびR 15 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され、R 14 およびR 15 は、介在する炭素原子と一緒になって、C 3〜10 シクロアルキル環またはC 5〜10 −シクロアルケニル環を表してもよく、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル(環)、シクロアルケニル環、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
QがWである場合、Wは、R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基から選択され、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのR は、一緒になってスピロ基を形成してもよく、
16 は、水素、−C(O)R 、および−C(O)C(O)R 、−C(O)C(O)OR から選択され、
Qが−CH(OR 17 である場合、各R 17 は、独立にR であるか、または2つのR 17 置換基は、介在する−O−CH(−)−O−と一緒になって、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていて2つまでのオキソ基を含有するヘテロシクリルを形成してもよい]、
またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグである化合物。
(項目23)
HDME依存性疾患を処置するための医薬組成物の調製のための化合物の使用であって、前記化合物は、式(I)の化合物
Figure 2016509047

[式中、
Qは、−CH=NR 12 、−W、−CH NHR 13 、−CH=Oおよび−CH(OR 17 から選択され、
Aは、−CHR C(O)−、C 1〜8 アルキレン、C 2〜8 アルケニレン、C 2〜8 アルキニレン、C 3〜10 シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンから選択され(ここで、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
Yは、−H、−NR 、−OR 、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよく、R と共に環式構造を形成してもよい)、
は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、またはより好ましくは、−HおよびC 1〜4 アルキルから選択され、または−A−Yと共に、窒素を含有する必要に応じて置換されている複素環式基を形成し、ここで、前記必要に応じた置換は、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルまたはC 3〜10 シクロアルキルであってもよく(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、
は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルおよびC 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、Yと共に環式構造を形成してもよい)、各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO 、−Z−SO NR および−Z−COOR から選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
Zは、単結合、C 1〜4 アルキレン、ヘテロシクリレンおよびC 3〜6 シクロアルキレンから選択され、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜10 シクロアルキル、−N(R 、カルバモイルおよび−OHから選択され、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜6 シクロアルキル、−CN、−F、−Cl、−Br、カルバモイルおよび−OHから選択され、
およびR のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、またはR およびR は、それらが結合しているN原子と一緒になって、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールおよびアリールは、C 1〜4 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 3〜6 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよい)、
各R は、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリールおよび−Z−ヘテロアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
10 およびR 11 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよい)、またはR 10 およびR 11 は、それらが結合しているN原子と一緒になって、上記に定義の1つもしくは複数のR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
ただし、Aが−CH −である場合、YはHではなく、
Qが−CH=NR 12 である場合、R 12 は、C 1〜10 アルキル、C 2〜10 アルケニル、C 2〜10 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
Qが−CH NHR 13 である場合、R 13 は、水素、−C(O)R 、−C(O)C(O)R 、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−単環式−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、または−CR 14 15 −NR 、−CR 14 15 CNもしくは−CR 14 15 OR であり(ここで、R 14 およびR 15 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され、R 14 およびR 15 は、介在する炭素原子と一緒になって、C 3〜10 シクロアルキル環またはC 5〜10 −シクロアルケニル環を表してもよく、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル(環)、シクロアルケニル環、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
QがWである場合、Wは、R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基から選択され、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのR は、一緒になってスピロ基を形成してもよく、
16 は、水素、−C(O)R 、および−C(O)C(O)R 、−C(O)C(O)OR から選択され、
Qが−CH(OR 17 である場合、各R 17 は、独立にR であるか、または2つのR 17 置換基は、介在する−O−CH(−)−O−と一緒になって、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていて2つまでのオキソ基を含有するヘテロシクリルを形成してもよい]、
またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグである使用。
(項目24)
対象に、治療有効量の項目22に記載の式(I)の少なくとも1つの化合物を投与することを含む、前記対象においてHDME依存性疾患を処置する方法。

Claims (25)

  1. 式(I)の化合物
    Figure 2016509047
    またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に受容可能な塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ[式中、
    Qは、−CH=NR12、−W、−CHNHR13、−CH=Oおよび−CH(OR17から選択され、
    Aは、−CHRC(O)−、C1〜8アルキレン、C2〜8アルケニレン、C2〜8アルキニレン、C3〜10シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンから選択され(ここで、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、ただしQが−CH=Oである場合、Aはアルキニレンではなく、
    Yは、−H、−NR、−OR、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよく、Rと共に環式構造を形成してもよい)、ただしQが−CH=Oである場合、Yはアルキニルではなく、
    は、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、またはより好ましくは、−HおよびC1〜4アルキルから選択され、または−A−Yと共に、窒素を含有する必要に応じて置換されている複素環式基を形成し、ここで、前記必要に応じた置換は、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニルまたはC3〜10シクロアルキルであってもよく(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、
    は、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニルおよびC3〜10シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、Yと共に環式構造を形成してもよい)、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR、−Z−C(=O)−NR、−Z−NR−C(=O)−R、−Z−C(=O)−R、−Z−OR、ハロゲン、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SO、−Z−SONRおよび−Z−COORから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、1つまたは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、1つまたは複数のRで置換されていてもよい)、
    Zは、単結合、C1〜4アルキレン、ヘテロシクリレンおよびC3〜6シクロアルキレンから選択され、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C1〜4アルコキシ、C3〜10シクロアルキル、−N(R、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C1〜4アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、−CN、−F、−Cl、−Br、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    およびRのそれぞれは、独立に、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ペルフルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されていてもよい)、またはRおよびRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR1011、−Z−C(=O)−NR1011、−Z−OR、ハロゲン、−CN、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールおよびアリールは、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C3〜6シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR1011、−Z−C(=O)−NR1011、−Z−OR、ハロゲン、−CN、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のRでさらに置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のRでさらに置換されていてもよい)、
    各Rは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリールおよび−Z−ヘテロアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のRで置換されていてもよい)、
    10およびR11のそれぞれは、独立に、−H、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つもしくは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つもしくは複数のRで置換されていてもよい)、またはR10およびR11は、それらが結合しているN原子と一緒になって、上記に定義の1つもしくは複数のRで必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    ただし、Aが−CH−である場合、YはHではなく、
    Qが−CH=NR12である場合、R12は、C1〜10アルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR、−Z−C(=O)−NR、−Z−NR−C(=O)−R、−Z−C(=O)−R、−Z−OR、ハロゲン、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    Qが−CHNHR13である場合、R13は、水素、−C(O)R、−C(O)C(O)R、−C(O)C(O)OR、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ペルフルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリルおよび−Z−単環式−ヘテロアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリルおよびヘテロアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されていてもよい)、または−CR1415−NR、−CR1415CNもしくは−CR1415ORであり(ここで、R14およびR15のそれぞれは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され、R14およびR15は、介在する炭素原子と一緒になって、C3〜10シクロアルキル環またはC5〜10−シクロアルケニル環を表してもよく、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル(環)、シクロアルケニル環、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    QがWである場合、Wは、R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基から選択され、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのRは、一緒になってスピロ基を形成してもよく、
    16は、水素、−C(O)R、および−C(O)C(O)R、および−C(O)C(O)から選択され、
    Qが−CH(OR17である場合、各R17は、独立にRであるか、または2つのR17置換基は、介在する−O−CH(−)−O−と一緒になって、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていて2つまでのオキソ基を含有するヘテロシクリルを形成してもよい]、
    またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ。
  2. Aが、−CHRC(O)−、またはC1〜8アルキレン、またはヘテロシクリレンから選択される、請求項1に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  3. Yが、−NRである、請求項1または請求項2に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  4. Aが、−CHRC(O)−である、請求項3に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  5. Aが、−CH−C(O)−である、請求項4に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  6. Yが、
    Figure 2016509047
    であり、nが、1〜3であり、R 10 およびR 11 のそれぞれが、独立に、請求項1に定義の通りである、請求項2から5のいずれか一項に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  7. Yが、
    Figure 2016509047
    であり、nが、1〜3であり、R 10 およびR 11 のそれぞれが、独立に、請求項1に定義の通りである、請求項6に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  8. Yが、
    Figure 2016509047
    であり、nが、1〜3であり、各mが、独立に0〜2である、請求項6に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  9. Yが、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリール(これは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)から選択される、請求項1または請求項2に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  10. 13が、Hである、請求項1〜9のいずれかに記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  11. Qが、式
    Figure 2016509047
    [式中、R 18 およびR 19 は、水素であるか、または一緒になって、R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;
    16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基を形成し、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのRは、一緒になってスピロ基を形成してもよい]
    の化合物である、請求項1〜10のいずれかに記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  12. 部分−A−Yが、単環式シクロアルキル、単環式ヘテロシクリル、単環式ヘテロアリール、二環式ヘテロアリールおよび単環式アリールから選択される1〜3個の環式部分を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  13. 以下の表に示される化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
    Figure 2016509047
    Figure 2016509047
    Figure 2016509047
    Figure 2016509047
    Figure 2016509047
    Figure 2016509047
  14. シュウ酸塩の形態の、請求項12に記載の化合物。
  15. クエン酸塩の形態の、請求項12に記載の化合物。
  16. フマル酸塩の形態の、請求項12に記載の化合物。
  17. アスコルビン酸塩の形態の、請求項12に記載の化合物。
  18. 130〜1,000g/mol、例えば180〜800g/mol、例えば225〜600g/molまたは250〜500g/molの分子量を有する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ
  19. 請求項1〜18のいずれか一項に記載の式(I)の少なくとも1つの化合物、またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグ、および必要に応じて1つまたは複数の薬学的に許容され得る賦形剤、希釈剤または担体を含む、医薬組成物。
  20. 1つまたは複数のさらなる活性物質を含む、請求項19に記載の医薬組成物。
  21. (I)の化合物
    Figure 2016509047
    [式中、
    Qは、−CH=NR12、−W、−CHNHR13、−CH=Oおよび−CH(OR17から選択され、
    Aは、−CHRC(O)−、C1〜8アルキレン、C2〜8アルケニレン、C2〜8アルキニレン、C3〜10シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンから選択され(ここで、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、ただしQが−CH=Oである場合、Aはアルキニレンではなく、
    Yは、−H、−NR、−OR、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよく、Rと共に環式構造を形成してもよい)、ただしQが−CH=Oである場合、Yはアルキニルではなく、
    は、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、またはより好ましくは、−HおよびC1〜4アルキルから選択され、または−A−Yと共に、窒素を含有する必要に応じて置換されている複素環式基を形成し、ここで、前記必要に応じた置換は、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニルまたはC3〜10シクロアルキルであってもよく(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、
    は、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニルおよびC3〜10シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、Yと共に環式構造を形成してもよい)、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR、−Z−C(=O)−NR、−Z−NR−C(=O)−R、−Z−C(=O)−R、−Z−OR、ハロゲン、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SO、−Z−SONRおよび−Z−COORから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、1つまたは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、1つまたは複数のRで置換されていてもよい)、
    Zは、単結合、C1〜4アルキレン、ヘテロシクリレンおよびC3〜6シクロアルキレンから選択され、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C1〜4アルコキシ、C3〜10シクロアルキル、−N(R、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C1〜4アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、−CN、−F、−Cl、−Br、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    およびRのそれぞれは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ペルフルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されていてもよい)、またはRおよびRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR1011、−Z−C(=O)−NR1011、−Z−OR、ハロゲン、−CN、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールおよびアリールは、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C3〜6シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR1011、−Z−C(=O)−NR1011、−Z−OR、ハロゲン、−CN、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のRでさらに置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のRでさらに置換されていてもよい)、
    各Rは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリールおよび−Z−ヘテロアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のRで置換されていてもよい)、
    10およびR11のそれぞれは、独立に、−H、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つもしくは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つもしくは複数のRで置換されていてもよい)、またはR10およびR11は、それらが結合しているN原子と一緒になって、上記に定義の1つもしくは複数のRで必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    ただし、Aが−CH−である場合、YはHではなく、
    Qが−CH=NR12である場合、R12は、C1〜10アルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR、−Z−C(=O)−NR、−Z−NR−C(=O)−R、−Z−C(=O)−R、−Z−OR、ハロゲン、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    Qが−CHNHR13である場合、R13は、水素、−C(O)R、−C(O)C(O)R、−C(O)C(O)OR、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ペルフルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリルおよび−Z−単環式−ヘテロアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリルおよび単環式ヘテロアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されていてもよい)、または−CR1415−NR、−CR1415CNもしくは−CR1415ORであり(ここで、R14およびR15のそれぞれは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され、R14およびR15は、介在する炭素原子と一緒になって、C3〜10シクロアルキル環またはC5〜10−シクロアルケニル環を表してもよく、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル(環)、シクロアルケニル環、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    QがWである場合、Wは、R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基から選択され、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのRは、一緒になってスピロ基を形成してもよく、
    16は、水素、−C(O)R、および−C(O)C(O)R、−C(O)C(O)から選択され、
    Qが−CH(OR17である場合、各R17は、独立にRであるか、または2つのR17置換基は、介在する−O−CH(−)−O−と一緒になって、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていて2つまでのオキソ基を含有するヘテロシクリルを形成してもよい]、
    またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグである化合物を含む、組成物
  22. HDME依存性疾患の処置に使用するための組成物であって、式(I)の化合物
    Figure 2016509047
    [式中、
    Qは、−CH=NR12、−W、−CHNHR13、−CH=Oおよび−CH(OR17から選択され、
    Aは、−CHRC(O)−、C1〜8アルキレン、C2〜8アルケニレン、C2〜8アルキニレン、C3〜10シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンから選択され(ここで、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    Yは、−H、−NR、−OR、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよく、Rと共に環式構造を形成してもよい)、
    は、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、またはより好ましくは、−HおよびC1〜4アルキルから選択され、または−A−Yと共に、窒素を含有する必要に応じて置換されている複素環式基を形成し、ここで、前記必要に応じた置換は、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニルまたはC3〜10シクロアルキルであってもよく(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、
    は、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニルおよびC3〜10シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、Yと共に環式構造を形成してもよい)、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR、−Z−C(=O)−NR、−Z−NR−C(=O)−R、−Z−C(=O)−R、−Z−OR、ハロゲン、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SO、−Z−SONRおよび−Z−COORから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、1つまたは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、1つまたは複数のRで置換されていてもよい)、
    Zは、単結合、C1〜4アルキレン、ヘテロシクリレンおよびC3〜6シクロアルキレンから選択され、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C1〜4アルコキシ、C3〜10シクロアルキル、−N(R、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C1〜4アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、−CN、−F、−Cl、−Br、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    およびRのそれぞれは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ペルフルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されていてもよい)、またはRおよびRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR1011、−Z−C(=O)−NR1011、−Z−OR、ハロゲン、−CN、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールおよびアリールは、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C3〜6シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR1011、−Z−C(=O)−NR1011、−Z−OR、ハロゲン、−CN、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のRでさらに置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のRでさらに置換されていてもよい)、
    各Rは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリールおよび−Z−ヘテロアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のRで置換されていてもよい)、
    10およびR11のそれぞれは、独立に、−H、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つもしくは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つもしくは複数のRで置換されていてもよい)、またはR10およびR11は、それらが結合しているN原子と一緒になって、上記に定義の1つもしくは複数のRで必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    ただし、Aが−CH−である場合、YはHではなく、
    Qが−CH=NR12である場合、R12は、C1〜10アルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR、−Z−C(=O)−NR、−Z−NR−C(=O)−R、−Z−C(=O)−R、−Z−OR、ハロゲン、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    Qが−CHNHR13である場合、R13は、水素、−C(O)R、−C(O)C(O)R、−C(O)C(O)OR、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ペルフルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−単環式−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、単環式−ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されていてもよい)、または−CR1415−NR、−CR1415CNもしくは−CR1415ORであり(ここで、R14およびR15のそれぞれは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され、R14およびR15は、介在する炭素原子と一緒になって、C3〜10シクロアルキル環またはC5〜10−シクロアルケニル環を表してもよく、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル(環)、シクロアルケニル環、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    QがWである場合、Wは、R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基から選択され、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのRは、一緒になってスピロ基を形成してもよく、
    16は、水素、−C(O)R、および−C(O)C(O)R、−C(O)C(O)ORから選択され、
    Qが−CH(OR17である場合、各R17は、独立にRであるか、または2つのR17置換基は、介在する−O−CH(−)−O−と一緒になって、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていて2つまでのオキソ基を含有するヘテロシクリルを形成してもよい]、
    またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグを含む、組成物
  23. HDME依存性疾患を処置するための医薬組成物の調製のための化合物の使用であって、前記化合物は、式(I)の化合物
    Figure 2016509047
    [式中、
    Qは、−CH=NR12、−W、−CHNHR13、−CH=Oおよび−CH(OR17から選択され、
    Aは、−CHRC(O)−、C1〜8アルキレン、C2〜8アルケニレン、C2〜8アルキニレン、C3〜10シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンから選択され(ここで、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    Yは、−H、−NR、−OR、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよく、Rと共に環式構造を形成してもよい)、
    は、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、またはより好ましくは、−HおよびC1〜4アルキルから選択され、または−A−Yと共に、窒素を含有する必要に応じて置換されている複素環式基を形成し、ここで、前記必要に応じた置換は、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニルまたはC3〜10シクロアルキルであってもよく(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、
    は、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニルおよびC3〜10シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C1〜6アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC3〜6シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、Yと共に環式構造を形成してもよい)、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR、−Z−C(=O)−NR、−Z−NR−C(=O)−R、−Z−C(=O)−R、−Z−OR、ハロゲン、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SO、−Z−SONRおよび−Z−COORから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、1つまたは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、1つまたは複数のRで置換されていてもよい)、
    Zは、単結合、C1〜4アルキレン、ヘテロシクリレンおよびC3〜6シクロアルキレンから選択され、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C1〜4アルコキシ、C3〜10シクロアルキル、−N(R、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C1〜4アルコキシ、C3〜6シクロアルキル、−CN、−F、−Cl、−Br、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    およびRのそれぞれは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ペルフルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されていてもよい)、またはRおよびRは、それらが結合しているN原子と一緒になって、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    各Rは、独立に、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜6アルケニル、C2〜6アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR1011、−Z−C(=O)−NR1011、−Z−OR、ハロゲン、−CN、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールおよびアリールは、C1〜4アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C3〜6シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR1011、−Z−C(=O)−NR1011、−Z−OR、ハロゲン、−CN、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のRでさらに置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のRでさらに置換されていてもよい)、
    各Rは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリールおよび−Z−ヘテロアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のRで置換されていてもよい)、
    10およびR11のそれぞれは、独立に、−H、C1〜6アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つもしくは複数のRで置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つもしくは複数のRで置換されていてもよい)、またはR10およびR11は、それらが結合しているN原子と一緒になって、上記に定義の1つもしくは複数のRで必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    ただし、Aが−CH−である場合、YはHではなく、
    Qが−CH=NR12である場合、R12は、C1〜10アルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR、−Z−C(=O)−NR、−Z−NR−C(=O)−R、−Z−C(=O)−R、−Z−OR、ハロゲン、−Z−SR、−Z−SOR、−Z−SOおよび−Z−COORから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    Qが−CHNHR13である場合、R13は、水素、−C(O)R、−C(O)C(O)R、C1〜8アルキル、C1〜4フルオロアルキル、C1〜4ペルフルオロアルキル、C1〜4ヒドロキシアルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−単環式−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるRで必要に応じて置換されていてもよい)、または−CR1415−NR、−CR1415CNもしくは−CR1415ORであり(ここで、R14およびR15のそれぞれは、独立に、−H、C1〜8アルキル、C2〜8アルケニル、C2〜8アルキニル、C3〜10シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され、R14およびR15は、介在する炭素原子と一緒になって、C3〜10シクロアルキル環またはC5〜10−シクロアルケニル環を表してもよく、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル(環)、シクロアルケニル環、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていてもよい)、
    QがWである場合、Wは、R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基;R16でN置換されていて1つまたは複数のRで必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C5〜7−シクロアルカ−2−イル基から選択され、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのRは、一緒になってスピロ基を形成してもよく、
    16は、水素、−C(O)R、および−C(O)C(O)R、−C(O)C(O)ORから選択され、
    Qが−CH(OR17である場合、各R17は、独立にRであるか、または2つのR17置換基は、介在する−O−CH(−)−O−と一緒になって、1つまたは複数のRで必要に応じて置換されていて2つまでのオキソ基を含有するヘテロシクリルを形成してもよい]、
    またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグである使用。
  24. 対象においてHDME依存性疾患を処置するための請求項22に記載の組成物であって、治療有効量の前記組成物が前記対象に投与されることを特徴とする、組成物
  25. HDME依存性疾患を処置するための医薬組成物であって、前記組成物は、式(I)の化合物
    Figure 2016509047

    [式中、
    Qは、−CH=NR 12 、−W、−CH NHR 13 、−CH=Oおよび−CH(OR 17 から選択され、
    Aは、−CHR C(O)−、C 1〜8 アルキレン、C 2〜8 アルケニレン、C 2〜8 アルキニレン、C 3〜10 シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンから選択され(ここで、アルキレン、アルケニレン、アルキニレン、シクロアルキレン、ヘテロシクリレン、ヘテロアリーレンおよびアリーレンは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
    Yは、−H、−NR 、−OR 、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよく、R と共に環式構造を形成してもよい)、
    は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、またはより好ましくは、−HおよびC 1〜4 アルキルから選択され、または−A−Yと共に、窒素を含有する必要に応じて置換されている複素環式基を形成し、ここで、前記必要に応じた置換は、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルまたはC 3〜10 シクロアルキルであってもよく(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよい)、
    は、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニルおよびC 3〜10 シクロアルキルから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニルおよびシクロアルキルは、−OH、アリール、C 1〜6 アルコキシ、ヘテロアリール、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、FおよびC 3〜6 シクロアルキルから選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、Yと共に環式構造を形成してもよい)、各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO 、−Z−SO NR および−Z−COOR から選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
    Zは、単結合、C 1〜4 アルキレン、ヘテロシクリレンおよびC 3〜6 シクロアルキレンから選択され、
    各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜10 シクロアルキル、−N(R 、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 1〜4 アルコキシ、C 3〜6 シクロアルキル、−CN、−F、−Cl、−Br、カルバモイルおよび−OHから選択され、
    およびR のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、またはR およびR は、それらが結合しているN原子と一緒になって、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    各R は、独立に、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜6 アルケニル、C 2〜6 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、複素環、ヘテロアリールおよびアリールは、C 1〜4 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 3〜6 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−ヘテロアリール、−Z−アリール、−Z−NR 10 11 、−Z−C(=O)−NR 10 11 、−Z−OR 、ハロゲン、−CN、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択される1つまたは複数で必要に応じて置換されていてもよく、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR でさらに置換されていてもよい)、
    各R は、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリールおよび−Z−ヘテロアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つまたは複数のR で置換されていてもよい)、
    10 およびR 11 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜6 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され(ここで、任意のヘテロシクリルは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよく、任意のヘテロアリールおよび任意のアリールは、上記に定義の1つもしくは複数のR で置換されていてもよい)、またはR 10 およびR 11 は、それらが結合しているN原子と一緒になって、上記に定義の1つもしくは複数のR で必要に応じて置換されているN−複素環式環を形成してもよく、
    ただし、Aが−CH −である場合、YはHではなく、
    Qが−CH=NR 12 である場合、R 12 は、C 1〜10 アルキル、C 2〜10 アルケニル、C 2〜10 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−アリール、−Z−ヘテロアリール、−Z−NR 、−Z−C(=O)−NR 、−Z−NR −C(=O)−R 、−Z−C(=O)−R 、−Z−OR 、ハロゲン、−Z−SR 、−Z−SOR 、−Z−SO および−Z−COOR から選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
    Qが−CH NHR 13 である場合、R 13 は、水素、−C(O)R 、−C(O)C(O)R 、C 1〜8 アルキル、C 1〜4 フルオロアルキル、C 1〜4 ペルフルオロアルキル、C 1〜4 ヒドロキシアルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、−Z−ヘテロシクリル、−Z−単環式−ヘテロアリールおよび−Z−アリールから選択され(ここで、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つもしくは複数の独立に選択されるR で必要に応じて置換されていてもよい)、または−CR 14 15 −NR 、−CR 14 15 CNもしくは−CR 14 15 OR であり(ここで、R 14 およびR 15 のそれぞれは、独立に、−H、C 1〜8 アルキル、C 2〜8 アルケニル、C 2〜8 アルキニル、C 3〜10 シクロアルキル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールから選択され、R 14 およびR 15 は、介在する炭素原子と一緒になって、C 3〜10 シクロアルキル環またはC 5〜10 −シクロアルケニル環を表してもよく、アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル(環)、シクロアルケニル環、ヘテロシクリル、ヘテロアリールおよびアリールは、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていてもよい)、
    QがWである場合、Wは、R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−ジアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−チアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基;R 16 でN置換されていて1つまたは複数のR で必要に応じてさらに置換されていて必要に応じて1つまたは2つのオキソ基を含有する1,3−オキサアザ−C 5〜7 −シクロアルカ−2−イル基から選択され、ここで3つのすべての場合において、同じ炭素原子上の2つのR は、一緒になってスピロ基を形成してもよく、
    16 は、水素、−C(O)R 、および−C(O)C(O)R 、−C(O)C(O)OR から選択され、
    Qが−CH(OR 17 である場合、各R 17 は、独立にR であるか、または2つのR 17 置換基は、介在する−O−CH(−)−O−と一緒になって、1つまたは複数のR で必要に応じて置換されていて2つまでのオキソ基を含有するヘテロシクリルを形成してもよい]、
    またはその異性体もしくは異性体混合物、またはその薬学的に許容され得る塩もしくは溶媒和物もしくはプロドラッグを含む、組成物。
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