JP2016168967A - アクチュエータ制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信化されたシステムにおいて、1つ通信メッセージで異なるタイプのドア用のアクチュエータを駆動することができるアクチュエータ制御システムを提供する。【解決手段】エアコンECU10は、ステッパーモータを制御する形式の通信メッセージを送信する。ステッパーモータとDCモータは、それぞれ所定の形式の通信メッセージで制御されるので、エアコンECU10から送信される通信メッセージではDCモータを制御することができない。そこでエアコンECU10から送信される通信メッセージを中継して、アクチュエータを駆動するサブECU80を有する。サブECU80は、エアコンECU10から送信された通信メッセージを各アクチュエータの所定の形式に応じた制御情報に変換して、それに基づき各アクチュエータを駆動する。【選択図】図2

Description

本発明は、車室内に空調風を送風する車両用空調装置のアクチュエータを制御するアクチュエータ制御システムに関する。
従来の車両用空調装置では、通風路に送風する送風機、および通風路を通過する空気量を調節するドアを備える。送風機は、ブロワモータによって駆動される。ドアは、サーボモータによって駆動される。したがって車両用空調装置は、サーボモータおよびブロワモータ等の電気部品が搭載されている。これらの電機部品は、A/CECU(エアコン制御装置)で駆動が制御されている。
アクチュエータとしては、ポテンショメータ付DCサーボモータおよびステッパーモータの二種類が主に用いられている。車両用空調装置の普及に伴い、電気部品を標準化し、ポテンショメータ付DCサーボモータあるいはステッパーモータを混在させずに、同種のモータを使用することでコストダウンを図る事が一般的である。また高機能化に伴うアクチュエータ数の増大に伴い、配線数および重量が増え、組み付け性が悪化している。そこで組み付け性などを向上するため、車両の通信網をローカルネットワーク化(通信化)するシステムも増えてきている。
ところが、電子部品の低コスト化、特にマイコンの低コスト化に伴い、複数のアクチュエータを駆動する統合システムの方が、安価になる場合がある。特許文献1の統合モジュールは、車両のユーザインターフェース部、空調制御部、および車両空調装置の各電気部品に組み込まれる制御回路の大部分が組み込まれており、空調制御部から統合モジュールに必要な電気配線を削減している。このような統合モジュールでも、上位の制御装置と通信しており、標準のアクチュエータを標準の通信メッセージで駆動している。
特表2003−523873号公報
車両用空調装置の風向を制御する各ドアに求められる性能は、それぞれ異なる。たとえば温度コントロールには、きめ細かい制御を行うため、高分解能の停止精度を持つアクチュエータが求められる。また内外気ドアおよび吹出モード切替ドアには、臭い遮断や防曇のため、高応答性(速度)が求められる。一般的に、車両用空調装置に使用されるDCモータはトルクが高く高速であるが、センサの分解能が低い。またステッパーモータは、高分解能だが、トルクが低い。
前述の特許文献1に記載の統合モジュールでは、標準の通信メッセージでドアの駆動モータを制御している。DCモータとステッパーモータとでは、制御に用いられる通信メッセージが異なるので、統合モジュールでは同一種類の駆動モータしか使用できないという問題がある。したがってDCモータおよびステッパーモータのうち、どちらかを標準品として使用した場合、精度を犠牲、または高応答性を犠牲にするなど、車両用空調装置とドアに求められる機能が限定されるという問題がある。
そこで、本発明は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、通信化されたシステムにおいて、1つ通信メッセージで異なるタイプのドア用のアクチュエータを駆動することができるアクチュエータ制御システムを提供することを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
本発明は、各アクチュエータ(5,17,18,28,29,38,39,81)の駆動を制御する通信メッセージを送信するメイン制御部(10)と、メイン制御部から送信された通信メッセージを中継して、各アクチュエータを駆動するサブ制御部(80)と、を含み、メイン制御部は、複数のアクチュエータに対して、1つの形式の通信メッセージを送信し、サブ制御部は、メイン制御部から送信された通信メッセージを各アクチュエータの所定の形式に応じた制御情報に変換して、各アクチュエータを駆動することを特徴とするアクチュエータ制御システムである。
このような本発明に従えば、メイン制御部は、複数のアクチュエータに対して、1つの形式の通信メッセージを送信する。複数のアクチュエータは、それぞれ所定の形式の通信メッセージで制御されるので、メイン制御部から送信される通信メッセージと異なる形式で制御されるアクチュエータもある。このようなアクチュエータは、メイン制御部が送信する通信メッセージでは制御することができない。しかし本発明では、メイン制御部から送信される通信メッセージを中継して、アクチュエータを駆動するサブ制御部を有する。
サブ制御部は、メイン制御部から送信された通信メッセージを各アクチュエータの所定の形式に応じた制御情報に変換して、各アクチュエータを駆動する。これによってメイン制御部から送信される通信メッセージと異なる形式で制御されるアクチュエータであっても、サブ制御部によって駆動することができる。
これによってメイン制御部の構成を、アクチュエータに応じて変更することなく、複数のアクチュエータを制御することができる。また各アクチュエータは、それぞれ応答速度や制御位置の分解能が構造などによって異なり、構造が異なると通信メッセージの形式が異なる場合がある。このような構造が異なるアクチュエータであっても、サブ制御部を中継することによって、メイン制御部が複数のアクチュエータを統括的に制御することができる。したがって各アクチュエータの性能に適したドアを駆動させることによって、車両用空調装置の通風路を通過する空気量を、より車室内の空調に適した制御にすることができる。
なお、前述の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
車両用空調装置100を示す図である。 アクチュエータ制御システムを示すブロック図である。 サブECUの処理を示す図である。 比較例1のアクチュエータ制御システムを示すブロック図である。 比較例2のアクチュエータ制御システムを示すブロック図である。 第2実施形態のアクチュエータ制御システムを示すブロック図である。 第2実施形態のサブECUの処理を示す図である。 第3実施形態のアクチュエータ制御システムを示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を、複数の形態について説明する。各実施形態で先行する実施形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付すか、または先行の参照符号に一文字追加し、重複する説明を略する場合がある。また各実施形態にて構成の一部を説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している実施形態と同様とする。各実施形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に関して、図1〜図5を用いて説明する。車両用空調装置100は、走行用に水冷エンジンを搭載する自動車などの車両において、車室内を空調する空調ユニット1をエアコンECU10によって制御するように構成された、いわゆるオートエアコンシステムである。
空調ユニット1は、車室内の運転席側空調空間と助手席側空調空間との温度調節、および吹出口モードの変更などを、互いに独立して行うことが可能なエアコンユニットである。運転席側空調空間は、運転席と運転席後方の後部座席を含む空間である。また助手席側空調空間は、助手席と助手席後方の後部座席を含む空間である。
空調ユニット1は、車両の車室内前方に配置され、内部を送風空気が通過する空調ケース2を備えている。空調ケース2は、一方側に空気取入口が形成され、他方側に車室内に向かう空気が通過する複数の吹出口が形成される。空調ケース2は、空気取入口と吹出口との間に送風空気が通過する通風路を有する。空調ケース2の空気取入口側には、送風機ユニット13が設けられる。送風機ユニット13は、内外気切替ドア3およびブロワ4を含む。内外気切替ドア3は、切替用サーボモータ5などのアクチュエータによって駆動され、空気取入口である内気吸込口6と外気吸込口7との開度を変更する吸込口切替手段である。
空調ユニット1は、具体的には図示しないが、完全センター置きといわれるタイプのものであり、車室内前方の計器盤下方部であって、車両左右方向の中央位置に搭載されている。送風機ユニット13は、空調ユニット1の車両前方側に配設される。送風機ユニット13の内気吸込口6は、運転席側の下方に開口しており、運転席側から車室内空気を吸い込む。
ブロワ4は、ブロワ駆動回路8によって制御されるブロワモータ9により回転駆動されて、空調ケース2内において車室内に向かう空気流を発生させる遠心式送風機である。ブロワ4は、後述する運転席側および助手席側の各吹出口20〜23,30〜33から車室内の運転席側空調空間および助手席側空調空間に向けてそれぞれ吹き出される空調風の吹出風量を変更する機能も有する。
空調ケース2には、送風機ユニット13から送風された空気を加熱または冷却して空調風とし、複数の吹出口に送る空調部としてエバポレータ41、ヒータコア42およびPTCヒータ43が設けられる。具体的には、空調ケース2には、空調ケース2を通過する空気を冷却する冷却器としてのエバポレータ41が設けられている。
また、エバポレータ41の空気下流側には、第1空気通路11および第2空気通路12を通過する空気を、エンジンの冷却水と熱交換して加熱するヒータコア42が設けられている。ヒータコア42は、エンジンの冷却水が循環する冷却水回路(図示せず)に設けられる。冷却水回路には、ヒータコア42の他に、電動ウォータポンプ、ラジエータおよびサーモスタットなどを有する。冷却水回路は、電動ウォータポンプによって、エンジンのウォータジャケットで暖められた冷却水を循環させる回路である。ヒータコア42は、内部にエンジンを冷却した冷却水が流れ、この冷却水を暖房用熱源として冷風を再加熱する。ヒータコア42は、第1空気通路11および第2空気通路12を部分的に塞ぐように配置されている。
ヒータコア42の空気下流側には、PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータ43が設けられる。PTCヒータ43は、暖房のため走行用エンジン60の廃熱以外の熱源を用いて空気を加熱する補助加熱装置に相当するもので、電力を熱源とする。PTCヒータ43は、暖房用熱源としてヒータコア42を通過した空気を加熱する。PTCヒータ43は、通電発熱素子部(図示せず)を備え、通電発熱素子部に通電されることによって発熱し、周囲の空気を暖めることができる。PTCヒータ43は、複数本の通電発熱素子部を備え、スイッチまたはリレーにて任意の本数の通電発熱素子部に通電されることによって発熱し、周囲の空気を暖める。スイッチまたはリレーの切替えは、エアコンECU10により制御される。この通電発熱素子部は、耐熱性を有する樹脂材料、たとえば66ナイロンやポリブタジエンテレフタレートなどで成形された樹脂枠の中に複数個のPTC素子を嵌め込むことにより構成したものである。
第1空気通路11と第2空気通路12とは、仕切板14により区画されている。また、例えば電力を用いて走行する車両に用いられた車両用空調装置100では、エバポレータ41やヒータコア42に換えてペルチェ素子に変更しても良い。そのヒータコア42の空気上流側には、車室内の運転席側空調空間と助手席側空調空間との温度調節を、互いに独立して行うための運転席側エアミックスドア15および助手席側エアミックスドア16が設けられている。
各エアミックスドア15,16は、ステッパーモータ17,18などのアクチュエータにより駆動されており、運転席側および助手席側の各吹出口20〜23,30〜33から車室内の各空調空間に向けて、それぞれ吹き出される空調風の吹出温度を変更する。換言すると、エアミックスドア15,16は、エバポレータ41を通過する空気とヒータコア42を通過する空気との風量比率を調整するエアミックス手段として機能する。
エバポレータ41は、冷凍サイクル(図示せず)の一構成部品を成すものである。冷凍サイクルは、コンプレッサ、レシーバ、膨張弁およびエバポレータ41とを含む。コンプレッサは、車両のエンジンルーム内に搭載された車両走行用のエンジンの出力軸によるベルト駆動または電動モータによって駆動されて、冷媒を圧縮して吐出する。コンデンサは、コンプレッサより吐出された冷媒を凝縮液化させる。レシーバは、コンデンサより流入した液冷媒を気液分離する。膨張弁は、レシーバより流入した液冷媒を断熱膨張させる。エバポレータ41は、膨張弁より流入した気液二相状態の冷媒を蒸発気化させる。
第1空気通路11の空気下流側には、図1に示すように、運転席側デフロスタ吹出口20、運転席側センタフェイス吹出口21、運転席側サイドフェイス吹出口22、および運転席側フット吹出口23が、各吹出ダクトを介して連通している。また、第2空気通路12の空気下流側には、図1に示すように、助手席側デフロスタ吹出口30、助手席側センタフェイス吹出口31、助手席側サイドフェイス吹出口32、および助手席側フット吹出口33が、各吹出ダクトを介して連通している。
運転席側デフロスタ吹出口20および助手席側デフロスタ吹出口30は、車両前方窓ガラスへ空調風を吹き出すための吹出口を構成する。運転席側フェイス吹出口21および運転席側サイドフェイス吹出口22は、運転者の頭胸部へ空調風を吹き出すための吹出口を構成する。助手席側フェイス吹出口31および助手席側サイドフェイス吹出口32は、運転者および助手席乗員の頭胸部へ空調風を吹き出すための吹出口を構成する。運転席側フット吹出口23および助手席側フット吹出口33は、運転者および助手席乗員の足元へ空調風を吹き出すための吹出口を構成する。
また図1では、図示は省略するが、後部座席への吹出口として、後部座席側センタフェイス吹出口、後部座席サイドフェイス吹出口、および後部座席側フット吹出口が第1空気通路11および第2空気通路12の下流側にそれぞれ形成されている。
第1空気通路11および第2空気通路12内には、車室内の運転席側と助手席側との吹出モードの設定を、互いに独立して行う運転席側吹出口切替ドアおよび助手席側吹出口切替ドアが設けられている。運転席側吹出口切替ドアおよび助手席側吹出口切替ドアとして、運転席側デフロスタドア24および助手席側デフロスタドア34、運転席側フェイスドア25および助手席側フェイスドア35、ならびに運転席側フットドア26および助手席側フットドア36が設けられている。
運転席側吹出口切替ドア24〜26および助手席側吹出口切替ドア34〜36は、DCモータ28,29,38,39などのアクチュエータにより駆動され、運転席側および助手席側の吹出モードをそれぞれ切り替える。図1では、運転席側フェイスドア25と運転席側フットドア26とが1つの運転席側フェイスドア用モータ29によって駆動されているが、個別のアクチュエータを用いてもよい。同様に、助手席側フェイスドア35と助手席側フットドア36とが1つの助手席側フェイスドア用モータ39によって駆動されているが、個別のアクチュエータを用いてもよい。
運転席側デフロスタドア24は、運転席側デフロスタドア用モータ28によって駆動される。運転席側デフロスタドア用モータ28は、DCモータである。また助手席側デフロスタドア34は、助手席側デフロスタドア用モータ38によって駆動される。助手席側デフロスタドア用モータ38は、DCモータである。
運転席側吹出口切替ドア24〜26は、複数の吹出口20〜23,30〜33のうち、運転席を空調範囲とする吹出口20〜23から吹出す空調風の通過を許可する許可状態と通過を遮断する遮断状態とにわたって切替える開閉手段である。また助手席側吹出口切替ドア34〜36は、複数の吹出口20〜23,30〜33のうち、助手席を空調範囲とする吹出口30〜33から吹出す空調風の通過を許可する許可状態と通過を遮断する遮断状態とにわたって切替える開閉手段である。運転席側および助手席側の吹出口モードとしては、たとえばフェイスモード、バイレベル(B/L)モード、フットモード、フット/デフロスタモードおよびデフロスタモードがある。
後部座席についても同様に、後部座席の吹出モードの設定を行う、後部座席吹出口切替ドアとして、後部座席側デフロスタドア、後部座席側フェイスドアおよび後部座席側フットドアが設けられている。運転席側吹出口切替ドアは、DCモータなどのアクチュエータにより駆動され、後部座席側の吹出モードを切り替える。
後部座席側吹出口切替ドアは、複数の吹出口のうち、後部座席を空調範囲とする吹出口から吹出す空調風の通過を許可する許可状態と通過を遮断する遮断状態とにわたって切替える開閉手段である。後部座席側の吹出口モードとしては、たとえばフェイスモード、バイレベル(B/L)モードおよびフットモードがある。
次に、車両用空調装置100の制御に関して説明する。エアコンECU10は、メイン制御部であって、エンジンの始動および停止を司るイグニッションスイッチが入れられた時に、車両に搭載された車載電源であるバッテリー(図示せず)から直流電源が供給され、演算処理や制御処理を開始するように構成されている。エアコンECU10には、エアコン操作パネル90上の各種操作スイッチから、各スイッチ信号が入力されるように構成されている。
エアコン操作パネル90には、図示は省略するが、たとえば液晶ディスプレイ、内外気切替スイッチ、フロントデフロスタスイッチ、リヤデフロスタスイッチ、デュアルスイッチ、吹出モード切替スイッチ、ブロワ風量切替スイッチ、エアコンスイッチ、オートスイッチ、オフスイッチ、温度設定スイッチ、および運転席空調スイッチなどが設置されている。
液晶ディスプレイには、たとえば運転席側および助手席側空調空間の設定温度を視覚表示する設定温度表示部、吹出モードを視覚表示する吹出モード表示部、およびブロワ風量を視覚表示する風量表示部などが設けられている。液晶ディスプレイには、たとえば外気温表示部、吸込モード表示部および時刻表示部などが設けられていても良い。また、エアコン操作パネル90上の各種の操作スイッチは、液晶ディスプレイに設けられていてもよい。
エアコン操作パネル90を各種のスイッチに関して説明する。フロントデフロスタスイッチは、前面窓ガラスの防曇能力を上げるか否かを指令する空調スイッチに相当する。デュアルスイッチは、運転席側空調空間内の温度調節と助手席側空調空間内の温度調節とを、互いに独立して行う左右独立温度コントロールを指令する左右独立制御指令手段である。モード切替スイッチは、乗員のマニュアル操作に応じて、吹出モードを、フェイスモード、バイレベル(B/L)モード、フットモード、フット/デフロスタモードのいずれかに設定するように要求するモード要求手段である。エアコンスイッチは、冷凍サイクルのコンプレッサの稼働、または停止を指令する空調操作スイッチである。温度設定スイッチは、運転席側空調空間内と助手席側空調空間内のそれぞれ温度を、所望の温度に設定(Tset)するための運転席側および助手席側温度設定手段である。運転席空調スイッチは、乗員のマニュアル操作に応じて、空調モードを後述する運転席モードに設定するように要求する入力手段である。
エアコンECU10の内部には、図示は省略するが、演算処理や制御処理を行うCPU(中央演算装置)、ROMやRAMなどのメモリ、およびI/Oポート(入力/出力回路)などの機能を含んで構成される周知のマイクロコンピュータが設けられている。各種センサからのセンサ信号がI/OポートまたはA/D変換回路によってA/D変換された後に、マイクロコンピュータに入力される。エアコンECU10には、各種センサが接続されている。
内気温センサ71は、運転席の周囲の空気温度(内気温)Trを検出する内気温度検出手段として機能する。外気温センサ72は、車室外温度(外気温)を検出する外気温検出手段として機能する。日射センサ73は、日射量を検出する日射検出手段として機能する。エバ後温度センサ74は、エバポレータ41を通過した直後の空気温度(エバ後温度TE)を検出するエバ後温度検出手段として機能する。冷却水温センサ75は、車両のエンジン冷却水温を検出して送風空気の加熱温度とする加熱温度検出手段として機能する。湿度センサ76は、車室内の相対湿度を検出する湿度検出手段として機能する。着座センサ77は、各席の乗員の存否を検出する乗員検出手段として機能する。
次に、エアコンECU10によるアクチュエータの制御に関して、図2〜図5を用いて説明する。図2に示すように、本実施形態のアクチュエータ制御システムでは、エアコンECU10と各アクチュエータとの間には、サブECU80が設けられている。サブECU80は、車両用空調装置100に搭載されている。またエアコンECU10は、サブECU80を含む各装置とLANバスを用いて通信している。
サブECU80は、アクチュエータとLANバスではなく、接続ケーブルによって個別に接続されている。サブECU80の内部には、図示は省略するが、演算処理や制御処理を行うCPU(中央演算装置)、ROMやRAMなどのメモリ、およびI/Oポート(入力/出力回路)などの機能を含んで構成される周知のマイクロコンピュータが設けられている。
次に、サブECU80に接続されているアクチュエータに関して説明する。図2では、理解を容易にするため空調ユニット1のアクチュエータの一部を示している。図2示す4つのアクチュエータは、運転席側ステッパーモータ17、助手席側ステッパーモータ18、運転席側フェイスドア用モータ29、および後部座席側フェイスドア用モータ81である。図2では、運転席側エアミックスドア15をA/M−Drと示し、助手席側エアミックスドア16をA/M−Paと示す。また運転席側フェイスドア25をMODEと示し、後部座席用フェイスドアは、R/Fと示す。
また運転席側フェイスドア用モータ29および後部座席側フェイスドア用モータ81は、ポテンショ付きのDCモータである。したがって回転位置を自分で検出する位置検出機構を有する。
車内LANのシリアル通信プロトコルとしては、LIN(Local Interconnect Network)を用いている。LANを利用して複数のアクチュエータを駆動する場合、事前にアクチュエータの各々にID(認識番号)を割り振られている。たとえば図2に示すように、0x00から0x03までのIDが割り当てられている。
エアコンECU10は、通信システムとして、ステッパーモータシステムをベースにしている。ステッパーモータシステムの通信メッセージでは、ステッパーモータのステップ数が用いられる。ステッパーモータのステップ数は、モータ出力軸1回転あたり4000〜6400stepと高分解能である。通信メッセージとして、位置情報に関する通信データを16bitで取り扱う。
サブECU80は、エアコンECU10からの通信メッセージの送信対象のIDに基づいて、運転席側フェイスドア用モータ29であるか後部座席側フェイスドア用モータ81である場合には、通信メッセージをDCモータを制御する制御情報に変換する。そしてサブECU80は、図3に示すように、変換した制御情報に基づき、対象のアクチュエータを駆動する。
具体的には、エアコンECU10から対象IDのモータに、目標位置(0〜6400step)に駆動するように、通信メッセージが送信される。するとサブECU80は、対象IDのモータがDCモータの場合は、目標位置を「step」からDCモータを制御するための「%」に変換する。予め1stepが何%かがサブECU80には記憶されている。6400stepが360度(1回転)とすると、90度は1600stepとなる。0度から90度で開閉が完了する作動角が90度のドアであると、DCモータの駆動範囲を0度が0%であり、90度が100%と設定されている。したがってサブECU80は、800stepとする通信メッセージを受信すると、50%に位置する制御情報に変換して対象のDCモータを駆動する。
ステッパーモータシステムの場合、16bitの位置情報がエアコンECU10から送信されてくるため、サブECU80内部で8bitのDCモータポテンショ位置情報に変換し、DCモータを位置制御する。これによってステッパーモータ用の駆動ステップ数の指示が送信され、送信されたそのステップ数に相当する位置に、DCモータを駆動することができる。
具体的には、エアコンECU10は、あるアドレスを割り当てられたドアに対し、停止位置指令値が送信する。サブECU80は、停止位置の指令値として、1600stepを示す16bitの値が送信されてきた場合、100%の停止位置への駆動指示と判断する。そしてサブECU80は、100%位置に相当する8bitの値にポテンショ電圧検出値が一致するよう、位置制御を行う。またサブECU80は、駆動途中に、現在位置を返信するよう指示があった場合は、ステッパーモータのステップ数に相当する値を返信することで、エアコンECU10による異常検知などを防ぐことができる。
サブECU80は、エアコンECU10からの通信メッセージの送信対象のIDに基づいて、運転席側ステッパーモータ17であるか助手席側ステッパーモータ18である場合には、通信メッセージに基づいて対象のアクチュエータを駆動する。
またサブECU80に接続されるアクチュエータは、LAN接続用の回路部を有さない。後述するようにLANハブにアクチュエータをそれぞれ直接接続する場合には、通信回路などが必要である。しかし本実施形態では、サブECU80と各アクチュエータは、個別に接続される。したがってサブECU80は、いわゆる各アクチュエータの駆動回路として機能するので、各アクチュエータに回路部がなくても駆動することができる。
図4および図5は、比較例のアクチュエータ制御システムである。図4に示す比較例1では、エアコンECU108は、通信システムとして、DCモータシステムをベースにしている。エアコンECU108と各DCモータ178,188,298,818とは、LANバスを用いて接続されている。また車内LANのシリアル通信プロトコルとして、LINが用いられている。以下、比較例1のDCモータの符号は、省略する。
このような図4に示す比較例1では、エアコンECU108から各DCモータを制御するための通信メッセージが送信される。また各DCモータは、事前にID(認識番号)が割り振られている。たとえば図4に示すように、0x00から0x03までのIDが割り当てられている。各DCモータは、回路部83を備える。各DCモータの各々は、LANシステムのローカル装置を構成し、LANを用いて通信するために回路部83として、送受信部、メモリ、モータ駆動回路部を備えている。
このLIN通信は、マスター/スレーブ(主装置/子装置)のシングルマスター方式であり、マスターの指示がない限りスレーブからデータを送信できないが、受信動作に関して制限はなく、他のスレーブが送信しているときでも受信できる。つまり、マスター応答(トークンターン)とスレーブ応答(トークンターン)とが定期的交互スケジュールで情報交換を行う構成である。
比較例1では、エアコンECU108をマスターに設定し、このマスターは、通常1個の専用ICで構成されるLINドライバ回路と制御回路であるマイコンとを含む。また、各DCモータをスレーブに設定し、各ローカル装置には、少なくともLINドライバ回路とモータドライバ回路を含む。そこでマスターと各スレーブとの間で双方向のシリアル通信が行われる。
各DCモータは、LIN通信プロトコルに基づいて、自分のID宛の通信メッセージだけを受信して、受信した通信メッセージに基づいて駆動する。したがってエアコンECU108は、LANバスに接続されている各DCモータを個別に駆動することができる。
しかしDCモータシステムをベースにしているので、エアコンECU108は、DCモータを制御するための通信メッセージしか生成することができない。したがってLANバスにステッパーモータを接続しても、DCモータとステッパーモータとは通信メッセージが異なるので、ステッパーモータを駆動することができない。
図5に示す比較例2では、エアコンECU109は、通信システムとして、ステッパーモータシステムをベースにしている。エアコンECU109と各ステッパーモータ179,189,299,819とは、LANバスを用いて接続されている。また車内LANのシリアル通信プロトコルとして、比較例1と同様にLINが用いられている。以下、比較例2のステッパーモータの符号は、省略する。
このような図5に示す比較例2では、エアコンECU109から各ステッパーモータを制御するための通信メッセージが送信される。また各ステッパーモータは、比較例1と同様に、事前にID(認識番号)が割り振られている。各ステッパーモータは、回路部83を備える。各ステッパーモータの各々は、LANシステムのローカル装置を構成し、回路部83としてLANを用いて通信するために送受信部、メモリ、モータ駆動回路部を備えている。
比較例2では、エアコンECU109をマスターに設定し、各ステッパーモータをスレーブに設定する。そして前述のようにマスターと各スレーブとの間で双方向のシリアル通信が行われる。
各ステッパーモータは、LIN通信プロトコルに基づいて、自分のID宛の通信メッセージだけを受信して、受信した通信メッセージに基づいて駆動する。したがってエアコンECU109は、LANバスに接続されている各ステッパーモータを個別に駆動することができる。
しかしステッパーモータシステムをベースにしているので、エアコンECU109は、DCモータを制御するための通信メッセージしか生成することができない。したがってLANバスにDCモータを接続しても、ステッパーモータとDCモータとは通信メッセージが異なるので、ステッパーモータを駆動することができない。
比較例のように、エアコンECU108,109が制御するアクチュエータの種類は予め決まっているので、DCモータとステッパーモータとを両方制御することができない。そこで前述のように本実施形態では、サブECUが通信メッセージを中継するので、DCモータおよびステッパーモータの両方を制御することができるアクチュエータ制御システムを実現している。
ステッパーモータシステムでは、ステッパーモータが位置センサを持たないので、脱調な位置ずれが発生した場合のために、位置の初期化(イニシャライズ処理)を行う。すなわち、ドアの両端部に向けそれぞれステッパーモータを駆動し、ステッパーモータがロックした位置から別の端部でロックするまでのステップ数から、ドア駆動範囲を求める。そしてドア駆動範囲の中心値を50%の値として再設定し、以後0〜100%の範囲内で駆動させる。
本実施形態のように、ポテンショ付のDCモータは位置をフィードバックできるので、DCモータについてはイニシャライズが必要無い。しかしエアコンECU10は、ステッパーモータシステムであるので、DCモータに対してもイニシャライズ指示を行うので、あえてDCモータを駆動し、イニシャライズ処理を行ってもよい。
また、DCモータはステッパーモータに比べて一般的に高トルクであるので、イニシャライズによるドアロックが、ドア周囲の部材を破損させないため強度を上げる必要がある。破損および強度の向上となる状況を防ぐため、ドア端部で実際にはロックさせず、ドアの作動範囲の限界値である0%および100%位置で停止させ、イニシャライズを実施しているかのように作動させてもよい。
また、サブECU80は、実際にはDCモータは駆動させず、エアコンECU10に対して制御情報のみ送信し、あたかもエアコンECU10からイニシャライズを実施しているかのように処理してもよい。
以上説明したように本実施形態のアクチュエータ制御システムは、エアコンECU10は、複数のアクチュエータに対して、1つの形式の通信メッセージを送信する。本実施形態では、エアコンECU10は、ステッパーモータを制御する形式の通信メッセージを送信する。ステッパーモータとDCモータ(直流モータ)は、それぞれ所定の形式の通信メッセージで制御されるので、エアコンECU10から送信される通信メッセージではDCモータを制御することができない。しかし本実施形態では、エアコンECU10から送信される通信メッセージを中継して、アクチュエータを駆動するサブECU80を有する。
サブECU80は、エアコンECU10から送信された通信メッセージを各アクチュエータの所定の形式に応じた制御情報に変換して、各アクチュエータを駆動する。これによってエアコンECU10から送信される通信メッセージと異なる形式で制御されるDCモータであっても、サブECU80によって制御することができる。
これによってエアコンECU10の構成を、アクチュエータに応じて変更することなく、複数のアクチュエータを制御することができる。また各アクチュエータは、それぞれ応答速度や制御位置の分解能が構造などによって異なり、構造が異なると通信メッセージの形式が異なる場合がある。このような構造が異なるアクチュエータ、たとえばステッパーモータおよびDCモータであっても、サブECU80を中継することによって、エアコンECU10が複数のアクチュエータを統括的に制御することができる。したがって各アクチュエータの性能に適したドアを駆動させることによって、車両用空調装置100の通風路を通過する空気量を、より車室内の空調に適した制御にすることができる。
また本実施形態では、DCモータは、回転位置を検出する機能を有する。エアコンECU10は、ステッパーモータの回転位置を初期化するため、初期化処理(イニシャライズ処理)を示す通信メッセージを送信する。サブECU80は、初期化処理を示す通信メッセージの送信対象のアクチュエータが、DCモータである場合には、通信メッセージをDCモータを制御する制御情報に変換し、変換した制御情報に基づきDCモータを駆動する。これによってエアコンECU10は、ステッパーモータシステムであっても、DCモータに対して擬似的に初期化処理を実施させることができる。これによって本来は初期化処理が不要なDCモータから、エラー情報が返信されることを防ぐことができる。
さらに本実施形態では、サブECU80は、初期化処理を示す通信メッセージの送信対象のアクチュエータが、DCモータである場合には、通信メッセージをDCモータが駆動するドアが回転可能な範囲内で制御する制御情報に変換してもよい。そしてサブECU80は、変換した制御情報に基づきDCモータを駆動する。これによって初期化処理でDCモータが駆動したドアが、作動範囲を超えて駆動することを防ぐことができる。したがってドアが損傷することを防ぐことができる。
また本実施形態では、サブECU80は、初期化処理を示す通信メッセージの送信対象のアクチュエータが、DCモータである場合には、通信メッセージをDCモータに送信しないように制御してもよい。そしてサブECU80は、初期化処理を実施が完了したことを示す通信メッセージをエアコンECU10に送信してもよい。これによってエアコンECU10に、DCモータが初期化処理を実施しないことによって、エラーと処理されることを防ぐことができる。
また本実施形態では、サブECU80は、車両用空調装置100に搭載されている。これによってエアコンECU10は車両用空調装置100に搭載されていなくても、車両用空調装置100に搭載されたサブECU80と、エアコンECU10とを接続することによって、複数のアクチュエータを制御することができる。
このように従来のアクチュエータ制御システムでは、エアコンECU10とドアアクチュエーターの標準化を進めるあまり、応答性など車両用空調装置100としての機能を落とさざるを得ない状況があった。そこで本実施形態のように、サブECU80によりエアコンECU10の通信メッセージを受信し、各々のドアアクチュエーターに指令通りに駆動することで、車両用空調装置100としての特性を向上させる物である。
具体的には、運転席側ステッパーモータ17および助手席側ステッパーモータ18は、温度コントロールのためきめ細かい制御を行うので、高分解能の停止精度を持つアクチュエータを用いる。そして運転席側フェイスドア用モータ29および後部座席側フェイスドア用モータ81などのモード切替ドアおよび内外気切替ドア3には、臭い遮断や防曇のため、高応答性(速度)が求められるのでDCモータを用いる。このようにアクチュエータの種類が混在している構成であっても、前述のようにサブECU80によって、異なる種類のアクチュエータを制御することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に関して、図6および図7を用いて説明する。本実施形態では、図6および図7に示すように、エアコンECU102がDCモータシステムである点に特徴を有する。エアコンECU102は、通信システムとして、DCモータシステムをベースにしている。DCモータシステムでの通信メッセージでは、DCモータの開度(%)が用いられる。ポテンショメータを用いた位置センサの場合、DCモータは、0〜100%開度で停止位置を制御する。具体例として、位置情報に関する通信データを8bitデータとし、1〜4Vのアナログ電圧検出を0〜100%に当てて制御している。
サブECU802は、エアコンECU102からの通信メッセージの送信対象のIDに基づいて、運転席側ステッパーモータ17および助手席側ステッパーモータ18である場合には、通信メッセージをステッパーモータを制御する制御情報に変換する。そしてサブECU802は、図7に示すように、変換した制御情報に基づきアクチュエータを駆動する。
エアコンECU102は、DCモータのポテンショメータによる位置情報を基に、停止位置の指示をサブECU802に送信する。サブECU802は、目標位置を「%」からステッパーモータを制御するための「step」に変換する。変換方式は、前述の第1実施形態と逆になる。これによってDCモータシステムのエアコンECU102であっても、サブECU802によってステッパーモータを制御することができる。
DCモータシステムでは、イニシャライズ処理を実施するルーチンを持たないが、アクチュエータにステッパーモータが採用されているので、ステッパーモータにおいてはイニシャライズが必要である。そこでサブECU802は、ステッパーモータのみ所定の条件で初期化処理を実施する。これによって、ドアの位置を高精度に制御することができる。
また所定の条件として、サブECU802は、所定期間毎に、ステッパーモータの初期化処理を実施する。所定期間は、たとえばイグニッションONが50回に達した場合、サーボ駆動回数100回に達するなど、ステッパーモータの精度が低下する恐れがあるタイミングに実施される。
またサブECU802は、車両の駆動源が停止後、所定期間経過後に初期化処理を実施する。車両の駆動源が停止後、たとえばイグニッションオフした後に初期化処理を実施することで、乗員に認識されず初期化処理を実施することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に関して、図8を用いて説明する。本実施形態では、図8に示すように、エアコンECU103がステッパーモータシステムであり、サブECU803は一部のアクチュエータを制御する点に特徴を有する。エアコンECU103は、前述の第1実施形態と同様に、通信システムとして、ステッパーモータシステムをベースにしている。
エアコンECU103のLANバスには、運転席側ステッパーモータ17であるか助手席側ステッパーモータ18が接続されている。LANバスに接続されているので、前述の比較例2と同様に、運転席側ステッパーモータ17であるか助手席側ステッパーモータ18は回路部83を備える。
サブECU803は、第1実施形態と同様に、エアコンECU103からの通信メッセージの送信対象がフェイスドア用モータ29,81である場合には、通信メッセージをDCモータを制御する制御情報に変換する。そしてサブECU803は、変換した制御情報に基づき、対象のアクチュエータを駆動する。
サブECU803は、エアコンECU103からの通信メッセージの送信対象のIDに基づいて、運転席側ステッパーモータ17であるか助手席側ステッパーモータ18である場合には、制御を実施しない。なぜならサブECU803は、送信対象が接続されていないからである。
そして送信対象のIDが各ステッパーモータである場合には、各ステッパーモータはLIN通信プロトコルに基づいて、自分のID宛の通信メッセージだけを受信して、受信した通信メッセージに基づいて駆動する。
このように本実施形態では、通信メッセージの形式を変換する必要があるアクチュエータは、サブECU803に接続されている。これによって全てのアクチュエータをサブECU803に接続しなくてもよく、LANバスに接続して制御可能なアクチュエータは、LANバスに接続することができる。これによって配線を簡略化しつつ、通信メッセージが異なるアクチュエータも制御することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
前述の第1実施形態では、LANバスを用いたシリアル通信プロトコルは、LINを用いていたが、LINに限るものではない。たとえばCAN(登録商標)やその他のシリアル通信プロトコルによる通信方式にも適用可能である。
前述の第1実施形態では、DCモータの位置センサを、ポテンショメータとしたが、ポテンショメータに限るものではない。位置検出手段として、エンコーダのようなパルス検出方式や、サージ電圧検出によるパルスカウント方式など、他の位置センサを持ったDCモータであってもよい。
前述の第1実施形態では、サブECU80の上位のメイン制御部は、エアコンECU10であったがエアコンECU10に限るものではない。たとえばエンジンECUなど他の制御装置が上位の制御装置であってもよい。
前述の第1実施形態では、アクチュエータは、ステッパーモータおよびDCモータであったが、この二種類に限るものではない。他のアクチュエータであってもく、DCモータは回転位置を検出する機能を有さないDCモータであってもよい。また各DCモータの通信メッセージの形式は互いに同じである必要はなく、分解能などの性能が異なるDCモータであっても、サブECUが通信メッセージを制御情報に変換して駆動できるアクチュエータであればよい。このことに関して、ステッパーモータであっても同様である。
10…エアコンECU(メイン制御部) 11…第1空気通路(通風路) 12…第2空気通路(通風路) 15…運転席側エアミックスドア(ドア) 16…助手席側エアミックスドア(ドア) 17…運転席側ステッパーモータ(アクチュエータ) 18…助手席側ステッパーモータ(アクチュエータ) 25…運転席側フェイスドア(ドア) 29…運転席側フェイスドア用モータ(アクチュエータ) 60…走行用エンジン(駆動源) 80…サブECU(サブ制御部) 81…後部座席側フェイスドア用モータ(アクチュエータ) 100…車両用空調装置

Claims (10)

  1. 車室内に空調風を送風する車両用空調装置(100)のアクチュエータ制御システムであって、
    前記車室内に送風するための通風路(11,12)を通過する空気量を調節する複数のドア(15,16,24〜26,34〜36)と、
    前記各ドアをそれぞれ駆動する複数のアクチュエータ(5,17,18,28,29,38,39,81)と、
    前記各アクチュエータの駆動を制御する通信メッセージを送信するメイン制御部(10)と、
    前記メイン制御部から送信された前記通信メッセージを中継して、前記各アクチュエータを駆動するサブ制御部(80)と、を含み、
    前記メイン制御部は、複数の前記アクチュエータに対して、1つの形式の前記通信メッセージを送信し、
    前記サブ制御部は、前記メイン制御部から送信された前記通信メッセージを前記各アクチュエータの所定の形式に応じた制御情報に変換して、前記各アクチュエータを駆動することを特徴とするアクチュエータ制御システム。
  2. 複数の前記アクチュエータは、ステッパーモータ(17,18)と直流モータ(28,29,38,39,81)との二種類であり、
    前記メイン制御部は、前記ステッパーモータを制御する形式の前記通信メッセージを送信し、
    前記サブ制御部は、前記通信メッセージの送信対象の前記アクチュエータが、前記直流モータである場合には、前記通信メッセージを前記直流モータを制御する制御情報に変換し、変換した制御情報に基づき前記直流モータを駆動することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ制御システム。
  3. 前記直流モータは、回転位置を検出する機能を有し、
    前記メイン制御部は、前記ステッパーモータの回転位置を初期化するため、初期化処理を示す前記通信メッセージを送信し、
    前記サブ制御部は、前記初期化処理を示す前記通信メッセージの送信対象の前記アクチュエータが、前記直流モータである場合には、前記通信メッセージを前記直流モータを制御する制御情報に変換し、変換した制御情報に基づき前記直流モータを駆動することを特徴とする請求項2に記載のアクチュエータ制御システム。
  4. 前記サブ制御部は、前記初期化処理を示す前記通信メッセージの送信対象の前記アクチュエータが、前記直流モータである場合には、前記通信メッセージを前記直流モータが駆動する前記ドアが回転可能な範囲内で制御する制御情報に変換し、変換した制御情報に基づき前記直流モータを駆動することを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ制御システム。
  5. 前記サブ制御部は、前記初期化処理を示す前記通信メッセージの送信対象の前記アクチュエータが、前記直流モータである場合には、前記直流モータの前記初期化処理を実施せずに、前記初期化処理を実施が完了したとして、完了を示す前記通信メッセージを前記メイン制御部に送信することを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ制御システム。
  6. 複数の前記アクチュエータは、ステッパーモータと直流モータとの二種類であり、
    前記メイン制御部は、前記直流モータを制御する形式の前記通信メッセージを送信し、
    前記サブ制御部は、前記通信メッセージの送信対象の前記アクチュエータが、前記ステッパーモータである場合には、前記通信メッセージを前記ステッパーモータを制御する制御情報に変換し、変換した制御情報に基づき前記ステッパーモータを駆動することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ制御システム。
  7. 前記サブ制御部は、前記ステッパーモータの位置を初期化するための初期化処理を実施することを特徴とする請求項6に記載のアクチュエータ制御システム。
  8. 前記サブ制御部は、所定期間毎に、前記ステッパーモータの前記初期化処理を実施することを特徴とする請求項7に記載のアクチュエータ制御システム。
  9. 前記サブ制御部は、車両の駆動源(60)が停止後、所定期間経過後に前記ステッパーモータの前記初期化処理を実施することを特徴とする請求項7に記載のアクチュエータ制御システム。
  10. 前記サブ制御部は、前記車両用空調装置に搭載されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載のアクチュエータ制御システム。
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