JPH0674548A - 空気通路切替装置 - Google Patents

空気通路切替装置

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JPH0674548A
JPH0674548A JP26452192A JP26452192A JPH0674548A JP H0674548 A JPH0674548 A JP H0674548A JP 26452192 A JP26452192 A JP 26452192A JP 26452192 A JP26452192 A JP 26452192A JP H0674548 A JPH0674548 A JP H0674548A
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film damper
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H2001/00728Film doors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムダンパの屈曲変形による風洩れの問
題を解消する。 【構成】 吹出口切換用のモードダンパ22(フィルム
ダンパ)は、空気通路の形状に合わせて中間シャフト2
6により屈曲された形態で設けられている。空調運転時
には、このモードダンパ22を駆動シャフト24により
巻き取ることによって、モードダンパ22の通風用開口
部23a,23bを移動させて、吹出口の位置を切り換
える。空調運転の終了後又はイグニッションスイッチの
オフ後に、モードダンパ22を通風用開口部23a,2
3bが中間シャフト26に来るまで移動させて停止させ
る。この通風用開口部23a,23bの形成部分は、閉
鎖部23dとは異なり、風を通過させる部分で、本来的
にシールを必要としない部分であるので、万一、この部
分から風洩れが発生しても、洩れた風は通風用開口部2
3a,23bを通過した風と一緒に流れるだけのことで
あり、何等問題はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムダンパによっ
て空気の流れ方向を切り換えるようにした空気通路切替
装置に関し、例えば車両用空調装置に適用した場合に有
効なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルムダンパを使用した車両用
空調装置としては、例えば特開昭64−85809号公
報に記載されたものがある。このものは、空気通路内を
流れる空気に対向する位置にポリエチレン系樹脂製のフ
ィルムダンパを配置し、このフィルムダンパの所定位置
に通風用開口部を形成している。このフィルムダンパは
空気通路の形状に合わせて、シャフト等により屈曲され
た形態で配置され、このシャフト等に沿ってフィルムダ
ンパを移動させることにより、このフィルムダンパの通
風用開口部の位置をスライド移動させて空気の流れ方向
(吹出口の位置)を切り換えるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフィルムダ
ンパを使用した車両用空調装置において、エアコンスイ
ッチをオフしたりイグニッションスイッチをオフしたり
して、空調運転を終了すると、フィルムダンパの動作も
停止される。このときのフィルムダンパの停止位置は、
空調運転終了直前の位置であったり、或はイニシャライ
ズ機能により初期位置に自動復帰するものもあるが、い
ずれの場合でも、フィルムダンパのうち通風用開口部の
形成されていない部分(以下「閉鎖部」という)がシャ
フト等によって屈曲された状態で停止されてしまうこと
がある。この状態のまま長時間放置されると、シャフト
等の屈曲部の形状がフィルムダンパの閉鎖部に転写され
て、この閉鎖部が屈曲変形してしまう(この現象は低温
時に顕著に現れる)。
【0004】この場合、フィルムダンパの閉鎖部は、通
風用開口部に比べて剛性が高くなっているので、この閉
鎖部が屈曲変形してしまうと、その変形状態がなかなか
元に戻らず、その後の空調運転時にその変形箇所から風
洩れが発生するなどの不具合があった。
【0005】また、空気通路内に冷却器を設けた構成の
ものでは、低外気温時や冷却器で空気が冷やされた時に
空気中の水分がフィルムダンパに結露し易いので、上述
したフィルムダンパの屈曲変形による風洩れの問題に加
え、その閉鎖部に結露水が溜って、低外気温時にフィル
ムダンパを凍結させてしまうおそれがあった。
【0006】本発明は、この様な事情を考慮してなされ
たもので、第1の目的は、フィルムダンパの屈曲変形に
よる風洩れの問題を解消することにあり、第2の目的
は、フィルムダンパの凍結も未然に防止することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の空気通路切替装置は、空気通路
内を流れる空気に対向する位置に屈曲された形態で設け
られたフィルムダンパと、このフィルムダンパを移動さ
せることにより前記フィルムダンパに形成された通風用
開口部の位置を移動させて前記空気の流れ方向を切り換
えるダンパ駆動手段と、空気通路切替運転の終了後に前
記ダンパ駆動手段によって前記フィルムダンパを前記通
風用開口部が屈曲部に来るまで移動させて停止させる停
止位置制御手段とを備えたものである。
【0008】また、請求項2の空気通路切替装置は、空
気通路内に冷却手段を備え、この冷却手段により冷却さ
れた空気の流れ方向を切り替えるようにしたものにおい
て、前記空気通路内を流れる空気に対向する位置に屈曲
された形態で設けられたフィルムダンパと、このフィル
ムダンパを移動させることにより前記フィルムダンパに
形成された通風用開口部の位置を移動させて前記空気の
流れ方向を切り換えるダンパ駆動手段と、空気通路切替
運転の終了後に前記ダンパ駆動手段によって前記フィル
ムダンパを前記通風用開口部が屈曲部に来るまで移動さ
せて停止させる停止位置制御手段とを備えたものであ
る。
【0009】
【作用】上述した請求項1及び請求項2のいずれの構成
のものも、停止位置制御手段は、空気通路切替運転の終
了後にダンパ駆動手段を制御して、フィルムダンパをそ
の通風用開口部が屈曲部に来るまで移動させて停止させ
る。従って、停止中に屈曲部の形状がフィルムダンパに
転写されたとしても、その転写位置は、従来のような閉
鎖部(通風用開口部が形成されていない部分)ではな
く、通風用開口部の形成部分である。
【0010】この通風用開口部の形成部分は、閉鎖部に
比べて剛性が格段に低くなっているので、たとえ、この
通風用開口部の形成部分が停止中に転写により屈曲変形
したとしても、その後の空気通路切替運転時にフィルム
ダンパを移動させる過程で、フィルムダンパに作用する
引張力により通風用開口部の形成部分の変形がある程度
修正されるようになる。しかも、通風用開口部の形成部
分は、閉鎖部とは異なり、風を通過させる部分で、本来
的にシールを必要としない部分であるので、万一、この
部分から風洩れが発生しても、洩れた風は通風用開口部
を通過した風と一緒に流れるだけのことであり、何等問
題はない。
【0011】また、請求項2のように、空気通路内に冷
却手段が設けられたものでは、この冷却手段の冷却作用
によりフィルムダンパに結露が生じ易いが、空気通路切
替運転の終了後にフィルムダンパの通風用開口部を屈曲
部まで移動させるので、この屈曲部が低い位置にあった
としても、フィルムダンパ上の結露水は通風用開口部か
ら流れ落ちることになり、フィルムダンパに結露水が溜
らなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を車両用空調装置に適用した第
1実施例について図1乃至図6を参照して説明する。ま
ず、車両用空調装置の概略構成を図2に基づいて説明す
る。車室内に空気を送る空気通路を構成する送風ダクト
11内には、ブロワ12、冷却器13及びヒータコア1
4が空気の流れに沿って設けられている。上記冷却器1
3は、コンプレッサ(図示せず)やコンデンサ(図示せ
ず)等と共に冷凍サイクルを構成し、上記コンデンサで
放熱して液化した冷媒をこの冷却器13内で蒸発させる
ことにより、冷却器13の中を通過する空気を除湿冷却
する。
【0013】一方、ヒータコア14は、その内部を循環
するエンジン冷却水の放熱作用により、ヒータコア14
の中を通過する空気を加熱する。このヒータコア14の
中を通過する空気又は、ヒータコア14に沿ってエアミ
ックス用のフィルムダンパ(以下「エアミックスダン
パ」という)15が設けられている。このエアミックス
ダンパ15の両端は、それぞれシャフト16,17に連
結され、これら両シャフト16,17はタイミングベル
ト(図示せず)によって連結されている。そして、一方
のシャフト16を後述するエアミックス用サーボモータ
30(図4参照)によって回転させて、エアミックスダ
ンパ15を巻き取り又は巻き戻すことにより、エアミッ
クスダンパ15の通風用開口部(図示せず)をスライド
移動させて、ヒータコア14を通る空気とその両側の第
1及び第2の各冷風通路10,18を通る空気の量を調
節する。
【0014】前述した送風ダクト11の下流側には、車
室内前席乗員の足元へ向けて空気を吹き出すためのフロ
ントフット吹出口19(FOOT)、フロントガラス
(図示せず)へ向けて空気を吹き出すためのデフロスタ
吹出口20(DEF)、及び車室内前席乗員の上半身へ
向けて空気を吹き出すためのフェイス吹出口21(FA
CE)がそれぞれ設けらけている。これら3つの吹出口
19,20,21に対向する位置に吹出口切替用のフィ
ルムダンパたるモードダンパ22が設けられている。
【0015】このモードダンパ22は、例えばポリエチ
レン系樹脂のプラスチックフィルムにより構成され、そ
の内部に布をモールドすることにより耐久性を高めたも
のである。このモードダンパ22には、図3に示すよう
に、フロントフット吹出口19(FOOT)に対応する
2つの通風用開口部23a、デフロスタ吹出口20(D
EF)に対応する2つの通風用開口部23b、及びフェ
イス吹出口21(FACE)に対応する4つの通風用開
口部23cが形成されている。
【0016】このモードダンパ22の両端は、図1及び
図2に示すように、駆動シャフト24と従動シャフト2
5とに連結され、これら両シャフト24,25はタイミ
ングベルト(図示せず)によって連結されている。更
に、両シャフト24,25の中間位置には、空気通路の
形状に合わせてモードダンパ22を屈曲させる中間シャ
フト26が設けられ、これら3本のシャフト24〜26
によってモードダンパ22を前記各吹出口19〜21へ
の空気通路内面に密着させてシールするようになってい
る。そして、駆動シャフト24をダンパ駆動手段たるパ
ルスモータ39(図4参照)によって回転させて、モー
ドダンパ22を巻き取り又は巻き戻すことによって、前
記通風用開口部23a〜23cをスライド移動させて、
空気を車室内に吹き出す吹出口の位置を次のように切り
換える。
【0017】即ち、図3に示すように、(a)“FAC
E”では、フェイス吹出口21に通風用開口部23cを
臨ませてフェイス吹出口21から車室内前席乗員の上半
身へ向けて空気を吹き出し、(b)“B/L”では、フ
ロントフット吹出口19とフェイス吹出口21に通風用
開口部23a,23cを部分的に臨ませて、両吹出口1
9,21から車室内前席乗員の上半身と足元へ向けて空
気を吹き出す。また、(c)“FOOT”では、主とし
てフロントフット吹出口19に通風用開口部23aを臨
ませてフロントフット吹出口19から車室内前席乗員の
足元へ向けて空気を吹き出すと共に、デフロスタ吹出口
20にも通風用開口部23bを部分的に臨ませてデフロ
スタ吹出口20からも少量の空気を吹き出す。
【0018】また、(d)“F/D”では、主としてデ
フロスタ吹出口20に通風用開口部23bを臨ませてデ
フロスタ吹出口20からフロントガラスへ向けて空気を
吹き出すと共に、フロントフット吹出口19にも通風用
開口部23aを少しだけ臨ませて、フロントフット吹出
口19からも空気を吹き出す。そして、(e)“DE
F”では、デフロスタ吹出口20に通風用開口部23b
を臨ませて、デフロスタ吹出口20からフロントガラス
へ向けて空気を吹き出す。
【0019】一方、図2に示すように、第2の冷風通路
18には、冷却器13を通過した冷風をモードダンパ2
2側にバイパスさせるための冷風バイパス路27が設け
られ、この冷風バイパス路27には、強冷却運転時に開
放される冷風バイパスダンパ28が設けられている。ま
た、送風ダクト11の下流側には、エアミックスダンパ
15を通過した空気の一部を後席側に送るためのリアフ
ットダクト29が設けられている。
【0020】次に、電気的構成を図4に基づいて説明す
る。冷凍サイクル及びエンジン冷却水循環サイクル等か
ら成るエアコンユニット31は、電子制御ユニット(以
下「ECU」という)32によって制御される。このE
CU32は、吹出口切替用のモードダンパ22を駆動す
るパルスモータ39や、エアミックスダンパ15を駆動
するサーボモータ30も制御する。この場合、ECU3
2は、操作パネル33に設けられた各種スイッチ(図示
せず)の操作により、空調運転を実行し、自動制御(A
UTO)が選択されたときには、日射量を検出する日射
センサ34、外気温を検出する外気温センサ35、及び
車室内の気温を検出する内気温センサ36からの出力信
号に基づいて空調運転を自動制御するようになってい
る。更に、このECU32は、バッテリー37を電源と
すると共に、イグニッションスイッチ(以下「IG」と
いう)38のオン・オフ信号も入力される。
【0021】この場合、ECU32は、図5に示された
制御プログラムを実行することにより、IG38のオフ
後にパルスモータ39によってモードダンパ22をその
通風用開口部23a,23bが屈曲部である中間シャフ
ト26に来るまで移動させて停止させる停止位置制御手
段として機能する。以下、このECU32による制御内
容を図5のフローチャートに従って説明する。
【0022】この第1実施例では、モードダンパ22の
位置(パルスモータ39の回転位置)を検出するセンサ
が設けられていないため、イニシャライズが必要とな
る。ここで、イニシャライズとは、モードダンパ22を
一方向に最後まで巻き取って、例えば“DEF”位置ま
で移動させる動作をいう。このイニシャライズは、通
常、IG38のオフ後に行うものであるが、イニシャラ
イズが終了する前に修理等によりバッテリー37の脱着
があった場合には、モードダンパ22の停止位置が不確
定になるため、この場合にもイニシャライズが必要とな
る。
【0023】そこで、この第1実施例では、IG38の
オン後(S101)、まず、バッテリー37の接続後に
最初になされたIG38のオンか否かが判断される(S
102)。ここで、「YES」と判断された場合には、
S103に移行して、イニシャライズを実行する。この
後、図3(f)に示す目標停止位置までのステップ数
(例えば10)を出力して(S104)、パルスモータ
39を例えば10ステップ回転させることによって、モ
ードダンパ22を目標停止位置まで移動させた後、S1
05に移行する。
【0024】一方、S102で「NO」と判断された場
合、即ち、バッテリー37の接続後に最初になされたI
G38のオンでない場合にも、S105に移行して吹出
モード(吹出口の位置)がマニュアル(手動設定)に設
定されているか否かが判断される。もし、マニュアルに
設定されていれば、このS105で「YES」と判断さ
れて、S106に移行し、操作パネル33の操作スイッ
チ(図示せず)により手動設定された吹出口位置を認識
して、出力ステップ数(目標停止位置から手動設定され
た吹出口位置までのステップ数)を計算する(S10
8)。
【0025】また、S105で「NO」と判断された場
合、即ち、吹出モードがオート(自動制御)である場合
には、S107に移行し、操作パネル33の温度設定器
(図示せず)、日射センサ34、外気温センサ35及び
内気温センサ36からの出力信号に基づいて演算された
目標吹出温度Taoに応じて、移動すべき吹出口位置を自
動的に決定する。この後、S108に移行して、出力ス
テップ数(現在の停止位置から移動すべき吹出口位置ま
でのステップ数)を計算する。例えば、現在の停止位置
(当初は目標停止位置)のステップ数が“10”で、移
動すべき吹出口位置(例えば“FACE”)のステップ
数が“80”である場合には、出力ステップ数は80−
10=70と計算される。
【0026】この様にして計算されたステップ数を出力
して(S109)、パルスモータ39を上記ステップ数
だけ回転させることにより、モードダンパ22を図3
(a)〜(e)のいずれかの位置まで移動させることに
なる。
【0027】そして、空調運転実行中は、S109の処
理後にS110で「NO」と判断されて、S105に戻
り、上述した処理を繰り返す。
【0028】この後、乗員が操作パネル33のエアコン
スイッチ(図示せず)を操作して、空調運転を終了すれ
ばS110の判断が「YES」となり、S111に移行
して、IG38のオフ後、所定時間t1 (例えば1分)
経過後に(S112)、前述と同様のイニシャライズを
実行する(S113)。ここで、イニシャライズを所定
時間t1 経過後に行う理由は、乗員が自動車から出た頃
を見計らってイニシャライズを行うことにより、イニシ
ャライズの動作音を乗員に気付かせないようにするため
である。
【0029】この後、目標停止位置までのステップ数
(例えば10)を出力し(S114)、パルスモータ3
9を例えば10ステップ回転させることにより、モード
ダンパ22を図3(f)に示す目標停止位置まで移動さ
せて、本制御を終了する。尚、本制御によるモードダン
パ22の動きは図6にタイムチャートとして図示されて
いる。尚、図6は、IG38のオン後に“FACE”ま
で移動させる例を示している。
【0030】ところで、モードダンパ22の位置は、図
3(a)〜(e)に示されたいずれの位置であっても、
モードダンパ22の閉鎖部23d(通風用開口部23a
〜23cの形成されていない部分)が中間シャフト26
上に位置するため、この位置で長時間放置しておくと、
前述した従来の転写による屈曲変形・風漏れの問題が発
生する。
【0031】そこで、この第1実施例では、IG38の
オフ後に、モードダンパ22を目標停止位置まで移動さ
せて、図3(f)に示すように、モードダンパ22の通
風用開口部23a,23bが屈曲部である中間シャフト
26上に位置するところで停止させる。
【0032】このモードダンパ22のうち通風用開口部
23a〜23cの形成部分は、閉鎖部23d(通風用開
口部23a〜23cの形成されていない部分)に比べて
剛性が格段に低くなっているので、たとえ、この部分が
停止中に転写により屈曲変形したとしても、その後の空
調運転時にモードダンパ22を移動させる過程でモード
ダンパ22に作用する引張力により通風用開口部23a
〜23cの形成部分の変形がある程度修正されるように
なる。しかも、通風用開口部23a〜23cの形成部分
は、閉鎖部23dとは異なり、風を通過させる部分で、
本来的にシールを必要としない部分であるので、万一、
この部分から風洩れが発生しても洩れた風は通風用開口
部23a〜23cを通過した風と一緒に流れるだけのこ
とであり、何等問題はない。
【0033】以上説明した第1実施例では、モードダン
パ22の位置(パルスモータ39の回転位置)を検出す
るセンサが設けられていないため、イニシャライズが必
要となるが、図7及び図8に示す本発明の第2実施例で
は、モードダンパ22を駆動するダンパ駆動手段(例え
ばサーボモータ)にポテンショメータ等の位置検出手段
(図示せず)を設け、イニシャライズを不要にしてい
る。
【0034】この第2実施例では、バッテリー37の脱
着後でも、モードダンパ22の位置(サーボモータの回
転位置)を検出することができるので、第1実施例にお
けるS102〜S104の処理は不要である。従って、
IG38のオン後(S201)、直ちに、吹出モード
(吹出口の位置)がマニュアル(手動設定)に設定され
ているか否かが判断される(S202)。もし、マニュ
アルに設定されていれば、このS202で「YES」と
判断されて、S203に移行し、操作パネル33の操作
スイッチ(図示せず)により手動設定された吹出口位置
を認識する。
【0035】一方、S202で「NO」と判断された場
合、即ち、吹出モードがオート(自動制御)である場合
には、S204に移行して、目標吹出温度Taoに応じ
て、移動すべき吹出口位置を自動的に決定する。この
後、移動すべき吹出口位置のステップ数を出力して(S
205)、サーボモータを上記ステップ数だけ回転させ
ることにより、モードダンパ22を図3(a)〜(e)
のいずれかの位置まで移動させる。
【0036】そして、空調運転実行中は、S205の処
理後にS206で「NO」と判断されて、S202に戻
り、上述した処理を繰り返す。この後、乗員が操作パネ
ル33のエアコンスイッチ(図示せず)を操作して、空
調運転を終了すれば、S206の判断が「YES」とな
り、S207に移行して、IG38のオフ後、所定時間
t1 (例えば1分)経過後に(S208)、目標停止位
置までのステップ数を出力して(S209)、モードダ
ンパ22を図3(f)に示す目標停止位置まで移動させ
て、本制御を終了する。尚、図8は、IG38のオン後
に“FACE”まで移動させる例を示している。
【0037】この第2実施例では、前述したポテンショ
メータ等の位置検出手段によりモードダンパ22の位置
(サーボモータの回転位置)を検出できるので、イニシ
ャライズを行わずに任意の吹出口位置から直接目標停止
位置へ移動させることができる利点がある。
【0038】尚、上記第1及び第2の各実施例では、い
ずれも、IG38のオフ後に所定の休止時間t1 を設け
るようにしたが、IG38のオフ後に直ちにイニシャラ
イズ又は目標停止位置への移動を実行するようにしても
良い。或は、第1実施例において、イニシャライズ(S
113)と目標停止位置への移動(S114)との間
に、所定の休止時間を設けるようにしても良い。
【0039】また、上記第1及び第2の各実施例では、
いずれも、IG38のオフ後に目標停止位置への移動を
実行するようにしたが、乗員が操作パネル33のエアコ
ンスイッチ(図示せず)を操作して空調運転を終了させ
た後(IG38のオフ前)に目標停止位置への移動を実
行するようにしても良い。
【0040】更に、上記第1及び第2の各実施例におい
て、目標停止位置は、図3(f)の位置に限定されず、
例えばフェイス吹出口21に対応する通風用開口部23
cが中間シャフト26上に乗った状態となる位置であっ
ても良く、要は、通風用開口部23a〜23cにより剛
性が格段に低くなっている部分が中間シャフト26上に
乗った状態となるように停止位置を制御すれば良い。ま
た、中間シャフト26(屈曲部)が2箇所以上ある構成
のものについても本発明を適用可能であることは言うま
でもない。
【0041】前述した第1及び第2の両実施例は、いず
れも、本発明を吹出口切替用のモードダンパ22の停止
位置制御に適用したものであるが、エアミックス用のフ
ィルムダンパであるエアミックスダンパ15について
も、本発明の停止位置制御を同様に適用できる。
【0042】以下、本発明をエアミックスダンパ15の
停止位置制御に適用した第3実施例について、図9乃至
図11を参照して説明する。エアミックスダンパ15
は、ヒータコア14に沿って屈曲状に配設されているた
め、ヒータコア14の底部が特許請求の範囲でいう“屈
曲部”となり、空調運転の終了後(IG38のオフ後)
に、ダンパ駆動手段たるサーボモータ30を動作させ
て、図9(b)に示すように、エアミックスダンパ15
の通風用開口部15aがヒータコア14の底部に来るま
で移動させて停止させることになる。この第3実施例で
は、エアミックスダンパ15の停止位置をイニシャライ
ズ位置に一致させる(イニシャライズと本発明の停止位
置制御とを同時に行わせる)ため、エアミックスダンパ
15の長さ寸法を後述する寸法A又はBだけ長くしてい
る。
【0043】即ち、イニシャライズ時に右方向にエアミ
ックスダンパ15を最後まで巻き取る場合、従来構造の
ものでは、図9(a)及び図10(a)に示すように、
エアミックスダンパ15が“Max Hot”位置に移
動して、エアミックスダンパ15の通風用開口部15a
がヒータコア14の開口部に対向した状態になる。この
状態では、エアミックスダンパ15の閉鎖部15b(通
風用開口部15aが形成されていない部分)がヒータコ
ア14の底部に跨がって屈曲した状態に維持される。こ
の状態のまま放置されれば、エアミックスダンパ15の
閉鎖部15bが屈曲変形してしまうばかりか、この屈曲
変形部分に結露水が溜って、低外気温時にエアミックス
ダンパ15がヒータコア14に凍結してしまうおそれが
ある。特に、図1に示すように、送風ダクト11内に冷
却手段たる冷却器13を設けたものでは、冷却器13の
冷却作用によりエアミックスダンパ15が冷やされてフ
ィルムダンパ15に結露が生じ易くなるため、この結露
水を如何にして排水するかが重要な問題となる。
【0044】そこで、この第3実施例では、図10
(b)に示すように、フィルムダンパ15の左端部を従
来よりも寸法Aだけ長くして、右側のシャフト17にエ
アミックスダンパ15を最後まで巻き取ることにより、
イニシャライズと本発明の停止位置制御とを同時に行え
るようになっている。このイニシャライズ(停止位置制
御)により、エアミックスダンパ15の通風用開口部1
5aがヒータコア14の底部に跨がった状態で停止する
ようになり、エアミックスダンパ15の屈曲変形による
風洩れの問題を解消できると共に、フィルムダンパ15
上の結露水は通風用開口部15aから流れ落ちることに
なり、フィルムダンパ15に結露水が溜らず、エアミッ
クスダンパ15の凍結が未然に防止される。
【0045】尚、イニシャライズ時にエアミックスダン
パ15を上述とは反対方向(左方向)に巻き取るように
しても良い。この場合、従来構造のものでは、図11
(a)に示すように、エアミックスダンパ15が“Ma
x Cool”位置に移動して、エアミックスダンパ1
5の閉鎖部15bがヒータコア14の開口部を閉鎖した
状態になる。この状態では、エアミックスダンパ15の
閉鎖部15bがヒータコア14の底部に跨がって屈曲し
た状態になり、前述したエアミックスダンパ15の屈曲
変形による風洩れや凍結の問題が発生する。
【0046】そこで、この第3実施例では、図11
(b)に示すように、フィルムダンパ15の右端部を従
来よりも寸法Bだけ長くして、左側のシャフト16にエ
アミックスダンパ15を最後まで巻き取ることにより、
イニシャライズと本発明の停止位置制御とを同時に行え
るようになっている。このイニシャライズ(停止位置制
御)により、エアミックスダンパ15の通風用開口部1
5aがヒータコア14の底部に跨がった状態で停止する
ようになり、エアミックスダンパ15の屈曲変形による
風洩れや凍結の問題を解消できる。
【0047】尚、本発明の適用範囲は、上記各実施例の
ような吹出口切替用のフィルムダンパ13やエアミック
スダンパ15に限定されず、例えば吸気口切替用のフィ
ルムダンパ(図示せず)の停止位置制御にも適用して実
施できる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、空気通路切替運転の終了後に、フィルムダンパをそ
の通風用開口部(剛性が格段に低くなっている部分)が
屈曲部に来るまで移動させて停止させるようにしたの
で、たとえ、通風用開口部の部分が停止中に転写により
屈曲変形したとしても、その後の空気通路切替運転時に
フィルムダンパを移動させる過程で、フィルムダンパに
作用する引張力により通風用開口部の形成部分の変形を
ある程度修正することができる。しかも、この通風用開
口部の形成部分は、風を通過させる部分で、本来的にシ
ールを必要としない部分であるので、万一、この部分か
ら風洩れが発生しても、洩れた風は通風用開口部を通過
した風と一緒に流れるだけのことであり、何等問題はな
く、従来のフィルムダンパの屈曲変形による風洩れの問
題を解消できる。
【0049】また、空気通路内に設けられた冷却手段の
冷却作用によりフィルムダンパに結露が生じ易くなって
いる場合でも、空気通路切替運転の終了後にフィルムダ
ンパの通風用開口部を屈曲部まで移動させれば、上述と
同じく、フィルムダンパの屈曲変形による風洩れの問題
を解消できると共に、フィルムダンパ上の結露水を通風
用開口部から排水することができて、フィルムダンパの
凍結の問題も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるフィルムダンパの
配設形態を示す図
【図2】車両用空調装置の全体構成図
【図3】FACE,B/L,FOOT,F/D,DEF
及び目調停止位置におけるフィルムダンパの位置を示す
【図4】電気的構成を示すブロック図
【図5】制御の流れを示すフローチャート
【図6】IGのオフ後から次のオン後までのフィルムダ
ンパの動きを示すタイムチャート
【図7】本発明の第2実施例における制御の流れを示す
フローチャート
【図8】IGのオフ後から次のオン後までのフィルムダ
ンパの動きを示すタイムチャート
【図9】本発明をエアミックスダンパに適用した第3実
施例を説明する斜視図で、(a)は従来の停止位置、
(b)は第3実施例の停止位置
【図10】エアミックスダンパを右方向に巻き取ってイ
ニシャライズしたときのエアミックスダンパの展開図
で、(a)は従来の停止位置、(b)は第3実施例の停
止位置
【図11】エアミックスダンパを左方向に巻き取ってイ
ニシャライズしたときのエアミックスダンパの展開図
で、(a)は従来の停止位置、(b)は第3実施例の停
止位置
【符号の説明】
11は送風ダクト(空気通路)、12はブロワ、13は
冷却器(冷却手段)、14はヒータコア(屈曲部)、1
5はエアミックスダンパ(フィルムダンパ)、15aは
通風用開口部、15bは閉鎖部、19はフロントフット
吹出口、20はデフロスタ吹出口、21はフェイス吹出
口、22はモードダンパ(フィルムダンパ)、23a〜
23cは通風用開口部、23dは閉鎖部、24は駆動シ
ャフト、25は従動シャフト、26は中間シャフト(屈
曲部)、29はリアフットダクト、30はサーボモータ
(ダンパ駆動手段)、32はECU(停止位置制御手
段)、38はIG(イグニッションスイッチ)、39は
パルスモータ(ダンパ駆動手段)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気通路内を流れる空気に対向する位置
    に屈曲された形態で設けられ、通風用開口部を有するフ
    ィルムダンパと、 このフィルムダンパを移動させることにより前記通風用
    開口部の位置を移動させて前記空気の流れ方向を切り換
    えるダンパ駆動手段と、 空気通路切替運転の終了後に前記ダンパ駆動手段によっ
    て前記フィルムダンパを前記通風用開口部が屈曲部に来
    るまで移動させて停止させる停止位置制御手段とを備え
    たことを特徴とする空気通路切替装置。
  2. 【請求項2】 空気通路内に冷却手段を備え、この冷却
    手段により冷却された空気の流れ方向を切り替えるよう
    にしたものにおいて、 前記空気通路内を流れる空気に対向する位置に屈曲され
    た形態で設けられ、通風用開口部を有するフィルムダン
    パと、 このフィルムダンパを移動させることにより前記通風用
    開口部の位置を移動させて前記空気の流れ方向を切り換
    えるダンパ駆動手段と、 空気通路切替運転の終了後に前記ダンパ駆動手段によっ
    て前記フィルムダンパを前記通風用開口部が屈曲部に来
    るまで移動させて停止させる停止位置制御手段とを備え
    たことを特徴とする空気通路切替装置。
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