JP6327020B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内を空調する車両用空調装置に関する。
従来の車両用暖房装置として、車室内全体を空調風で空調するカーエアコンと乗員の足元を暖房する補助ヒータとを組み合わせて空調制御する構成が開示されている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に記載の車両用暖房装置では、カーエアコンからの熱量と補助ヒータからの熱量とが乗員の足元にて同一温感となるように、カーエアコンが吹出す風量と補助ヒータの温度を制御している。
特開2012−192829号公報
前述の特許文献1に記載の車両用暖房装置では、暖房する場合に足元への熱量を補助ヒータによって制御する構成があるが、暖房についての記載のみである、バイレベルモードの場合についてはなんら開示されていない。吹出モードがバイレベルの場合、すなわち上半身に冷風を送風し、足元に温風を送風する場合、足元への温風の制御が困難な場合がある。たとえば温風の熱源であるエンジン冷却水が低温の場合、足元への熱量を確保することが困難である。またたとえば、上半身および足元のそれぞれが快適となる温度を両立可能なエアミックスドアの開度が狭いカーエアコンの構成の場合、上半身への冷風を確保すると足元への熱量が不足する場合がある。
そこで、本発明は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、乗員の上半身の冷却と足元の加熱との両立が可能な車両用空調装置を提供することを目的とする。
本発明は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
本発明は、モード決定手段(12)によってバイレベルモードに決定された場合には、制御手段(12)は、内気温検出手段(35)によって検出された内気温よりも低い温度の冷風を上半身に送風するとともに、足元には空調風が送風されないように空調部(24)を制御し、足元を加熱するようにヒータ(60)を制御し、
バイレベルモードに決定された場合、ヒータを駆動せずに、空調部から上半身へ冷風を送風するとともに、足元へ温風を送風してバイレベルモードを実行したときの上半身への冷風の目標吹出温度と足元への温風の目標吹出温度とが予め記憶される記憶手段をさらに含み、
制御手段は、モード決定手段によってバイレベルモードに決定された場合には、記憶手段に記憶される温風の目標吹出温度を用いてヒータの発熱量を決定し、記憶手段に記憶される冷風の目標吹出温度となるように空調部を制御することを特徴とする車両用空調装置(10)である。
このような本発明に従えば、車両用空調装置は、乗員の足元を加熱するヒータと、乗員の上半身および足元を空調風によって空調する空調部とを含む。そしてバイレベルモードの場合には、上半身を空調部によって冷却し、下半身をヒータによって加熱する。ヒータは電力によって駆動するので、エンジン冷却水の温度が低い場合でも熱源を確保することができる。また空調部は、温風と冷風とを同時に送風する必要がないので、暖房能力を確保するために冷房能力が犠牲になることを防ぐことができる。これによって空調部による乗員の上半身を冷却と、ヒータによる乗員の足元の加熱との両立が可能な車両用空調装置を実現することができる。
なお、前述の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
第1実施形態の車両用空調装置10の全体構成を示す模式図である。 車両用空調装置10が設けられる車両の車室内を示す斜視図である。 エアコンECU12の通常モードにおける処理の一例を示したフローチャートである。 バイレベルモードのときの処理を示すフローチャートである。 外気温とヒータ60の最大温度との関係を示すグラフである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に関して、図1〜図5を用いて説明する。車両用空調装置10は、走行用に水冷エンジンを搭載する自動車などの車両において、車室内を空調する空調ユニット11をエアコンECU12によって制御するように構成されたいわゆるオートエアコンシステムである。
空調ユニット11は、車室内13の空間の温度調節および吹出口モードの変更などが可能なエアコンユニットである。空調ユニット11は、車両の車室内13前方に配置され、内部を送風空気が通過する空調ケース14を備えている。空調ケース14は、一方側に空気取入口が形成され、他方側に車室内13に向かう空気が通過する複数の吹出口が形成される。空調ケース14は、空気取入口と吹出口との間に送風空気が通過する空気通路15を有する。空調ケース14の上流側(一方側)には、送風機ユニット16が設けられる。送風機ユニット(空調用送風機)16は、内外気切替ドア17およびブロワ18を含む。内外気切替ドア17は、サーボモータ19などのアクチュエータによって駆動され、空気取入口である内気吸込口20と外気吸込口21との開度を変更する吸込口切替手段である。
空調ユニット11は、具体的には図示しないが、たとえば完全センター置きといわれるタイプのものであり、車室内13前方の計器盤下方部であって、車両左右方向の中央位置に搭載されている。送風機ユニット16は、たとえば空調ユニット11の車両前方側に配設される。送風機ユニット16の内気吸込口20は、運転席側の下方に開口しており、運転席側から車室内13空気を吸い込む。
ブロワ18は、ブロワ駆動回路22によって制御されるブロワモータ23により回転駆動されて、空調ケース14内において車室内13に向かう空気流を発生させる遠心式送風機である。ブロワ18は、各吹出口から車室内空間に向けてそれぞれ吹き出される空調風の吹出風量を変更する機能も有する。
空調ケース14には、送風機ユニット16から送風された空気を加熱または冷却して空調風とし、複数の吹出口に送る空調部24としてエバポレータ25、およびヒータコア26が設けられる。エバポレータ25は、空調ケース14を通過する空気を冷却する冷却器として機能する。
エバポレータ25の空気流れ下流側において、空気通路15は分岐点で2つに分岐している。分岐点よりも空気流れ下流側では、空気通路15は加熱用通路27と冷風バイパス通路28となっている。加熱用通路27には、ヒータコア26が配置されている。
冷風バイパス通路28は、ヒータコア26をバイパスして空気を流通する通路である。加熱用通路27と冷風バイパス通路28の分岐点の近傍には、冷風バイパス通路28の上流端開口の開度を調節する冷風バイパスドア29が設けられている。冷風バイパスドア29は、冷風バイパス通路28を開閉し、加熱用通路27を通過する空気と冷風バイパス通路28を通過する空気との風量割合を調節するドア手段である。
エバポレータ25の空気下流側の加熱用通路27には、通過する空気を走行用エンジンの冷却水と熱交換して加熱する加熱器としてのヒータコア26が設けられている。走行用エンジンの冷却水が循環する冷却水回路は、ウォータポンプ30によって、走行用エンジンのウォータジャケットで暖められた冷却水を循環させる回路で、ラジエータ(図示せず)、サーモスタット(図示せず)およびヒータコア26を有している。ヒータコア26は、内部に走行用エンジンを冷却した冷却水が流れ、この冷却水を暖房用熱源として通過する空気を加熱する。ヒータコア26は、加熱用通路27を部分的に塞ぐように空調ケース14内においてエバポレータ25よりも下流側に配設されている。
ヒータコア26の空気上流側には、車室内空間の温度調節を行うためのエアミックスドア31が設けられている。エアミックスドア31は、サーボモータ19などのアクチュエータにより駆動されており、各吹出口から車室内13の各空調空間に向けて、それぞれ吹き出される空調風の吹出温度を変更する。換言すると、エアミックスドア31は、エバポレータ25を通過する空気とヒータコア26を通過する空気との風量比率を調整するエアミックス手段として機能する。エアミックスドア31の開度は、ポテンションメータ32によって検出される。ポテンションメータ32は、検出した開度をエアコンECU12に与える。
エバポレータ25は、冷凍サイクルの一構成部品を成すものである。冷凍サイクルは、コンプレッサ33、コンデンサ、レシーバ、膨張弁およびエバポレータ25を含む。コンプレッサ33は、車両のエンジンルーム内に搭載された走行用エンジンの出力軸によるベルト駆動されて、冷媒を圧縮して吐出する。コンデンサは、コンプレッサ33より吐出された冷媒を凝縮液化させる。レシーバは、コンデンサより流入した液冷媒を気液分離する。膨張弁は、レシーバより流入した液冷媒を断熱膨張させる。エバポレータ25は、膨張弁より流入した気液二相状態の冷媒を蒸発気化させる。
冷凍サイクルのうちコンプレッサ33は、走行用エンジンからコンプレッサ33への回転動力の伝達を断続するクラッチ手段としての電磁クラッチが連結されている。この電磁クラッチは、クラッチ駆動回路により制御される。電磁クラッチが通電(ON)された時に、走行用エンジンの回転動力がコンプレッサ33に伝達されて、エバポレータ25による空気冷却作用が行われる。また電磁クラッチの通電が停止(OFF)した時に、走行用エンジンとコンプレッサ33とが遮断され、エバポレータ25による空気冷却作用が停止される。電磁クラッチのオンオフは、エバ後温度センサ34が検出するエバ後温度(TE)と、目標エバ後温度(TEO)との比較結果に応じて制御される。またコンデンサは、自動車が走行する際に生じる走行風を受け易い場所に配設され、内部を流れる冷媒と冷却ファンにより送風される外気および走行風とを熱交換する室外熱交換器である。
空調ケース14の他方側、すなわち空気通路15の空気下流側には、図1および図2に示すように、デフロスタ吹出口41、フェイス吹出口42、およびフット吹出口43が、各吹出ダクトを介して連通している。
デフロスタ吹出口41は、車両前方窓ガラスへ空調風を吹き出すための吹出口を構成する。フェイス吹出口42は、運転者および助手席乗員の上半身(頭胸部)へ空調風を吹き出すための吹出口を構成する。フット吹出口43は、運転者および助手席乗員の足元へ空調風を吹き出すための吹出口を構成する。
空気通路15内には、車室内13の吹出モードの設定を行う吹出口切替ドア51として、デフロスタドア、フェイスドアおよびフットドアが設けられている。吹出口切替ドアは、サーボモータ19などのアクチュエータにより駆動され、吹出モードをそれぞれ切り替える。吹出口モードとしては、たとえばフェイスモード、バイレベル(B/L)モード、フットモード、フット/デフロスタモードおよびデフロスタモードがある。
また車室内13には、乗員の足元を加熱するヒータ60を設けられている。ヒータ60は、電力が供給されると発熱し、乗員の足元を非接触で加熱する。ヒータ60は、供給される電力が大きくなるほど発熱量が増加する。ヒータ60は、エアコンECU12によって電力量などの駆動が制御される。
次に、車両用空調装置10の電気的構成に関して説明する。エアコンECU12は、制御手段であって、走行用エンジンの始動および停止を司るイグニッションスイッチが入れられた時に、車両に搭載された車載電源であるバッテリー(図示せず)から直流電源が供給される。そしてエアコンECU12は、電力が供給されると演算処理や制御処理を開始するように構成されている。エアコンECU12には、エンジンECUから出力される通信信号、車室内13前面に設けられたコントロールパネル70上の各スイッチからのスイッチ信号、および各センサからのセンサ信号が入力される。エンジンECUは、EFI(Electronic Fuel Injection)ECUともいう。
次に、乗員によって操作されるコントロールパネル70に関して説明する。コントロールパネル70は、インストルメントパネルに一体的に設置される。コントロールパネル70には、たとえば液晶ディスプレイ、内外気切替スイッチ、デフロスタスイッチ、吹出モード切替スイッチ(選択手段、モード決定手段)、ブロワ風量切替スイッチ、エアコンスイッチ、オートスイッチ、オフスイッチ、ヒータスイッチおよび温度設定スイッチなどが設置されている。液晶ディスプレイには、空調空間の設定温度を視覚表示する設定温度表示部、吹出モードを視覚表示する吹出モード表示部およびブロワ風量を視覚表示する風量表示部などが設けられている。
コントロールパネル70を各種のスイッチに関して説明する。デフロスタスイッチは、前面窓ガラスの防曇能力を上げるか否かを指令する空調スイッチに相当するもので、吹出モードをデフロスタモードに設定するように要求するデフロスタモード要求手段である。モード切替スイッチは、乗員のマニュアル操作に応じて、吹出モードを、フェイスモード、バイレベル(B/L)モード、フットモード、フット/デフロスタモードのいずれかに設定するように要求する選択手段である。エアコンスイッチは、冷凍サイクルのコンプレッサ33の稼働、または停止を指令する空調操作スイッチである。温度設定スイッチは、車室内13の温度を所望の温度に設定(Tset)するための温度設定手段である。ヒータスイッチは、ヒータ60の駆動を制御するスイッチである。
エアコンECU12の内部には、図示は省略するが、演算処理や制御処理を行うCPU(中央演算装置)、ROMやRAMなどのメモリ、およびI/Oポート(入力/出力回路)などの機能を含んで構成される周知のマイクロコンピュータが設けられている。各種センサからのセンサ信号がI/OポートまたはA/D変換回路によってA/D変換された後に、マイクロコンピュータに入力される。エアコンECU12には、運転席の周囲の空気温度(内気温)Trを検出する内気温検出手段としての内気温センサ35、および車室外温度(外気温)を検出する外気温検出手段としての外気温センサ36が接続されている。またエアコンECU12には、エバポレータ25を通過した直後の空気温度(エバ後温度TE)を検出するエバ後温度検出手段としてのエバ後温度センサ34、車室内13に差し込む日射量を検出する日射センサ38が接続されている。さらにエアコンECU12には、エアミックスドア31の実際の位置を検出するポテンションメータ32、およびエンジン冷却水温度を検出する冷却水温センサ37が接続されている。
内気温センサ35、外気温センサ36、エバ後温度センサ34、および冷却水温センサ37は、たとえばサーミスタなどの感温素子が使用されている。内気温センサ35は、運転席付近、たとえばステアリング付近のインストルメントパネル内部の運転席以外の吹出口を閉じても、ほとんど影響しない部位に設定される。また、日射センサ38は、空調空間内に照射される日射量するため、たとえばフォトダイオードなどが使用されている。
次に、エアコンECU12による制御方法を、図3を用いて説明する。まず、イグニッションスイッチがオンされてエアコンECU12に直流電源が供給されると、予めメモリに記憶されている図3に示す制御プログラムが実行される。
ステップS11では、エアコンECU12内部のマイクロコンピュータに内蔵されたデータ処理用メモリの記憶内容などを初期化し、ステップS12に移る。ステップS12では、各種データをデータ処理用メモリに読み込み、ステップS13に移る。したがってステップS12では、コントロールパネル70上の各種操作スイッチからのスイッチ信号、および各種センサからのセンサ信号が入力される。センサ信号としては、たとえば内気温センサ35が検知する車室内温度Tr、外気温センサ36が検知する外気温Tam、日射センサ38が検知する日射量Ts、エバ後温度センサ34が検知するエバ後温度TE、および冷却水温センサ37が検知する冷却水温Twである。
ステップS13では、記憶している演算式に入力データを代入して、目標吹出温度TAOを演算し、その目標吹出温度TAOと外気温Tamから、目標エバポレータ後温度TEOを演算し、ステップS14に移る。
ステップS13にて用いられる演算式の一例を数式1に示す。
TAO=Kset×Tset−Kr×Tr−Kam×Tam−Ks×Ts+C …(1)
ここで、Tsetは、各温度設定スイッチにて設定された設定温度、Trは内気温センサ35にて検出された内気温度、Tamは外気温センサ36にて検出された外気温度、Tsは日射センサ38にて検出された日射量である。また、Kset,Kr,KamおよびKsは各ゲインであり、Cは全体にかかる補正用の定数である。したがってエアコンECU12は、内気温センサ35によって検出された空気温度を用いて、目標吹出温度を決定する目標吹出温度決定手段としての機能を有する。
ステップS14では、演算した目標吹出温度TAOに基づいてブロワ風量、すなわちブロワモータ23に印加するブロワ制御電圧VAを演算し、ステップS15に移る。ブロワ制御電圧VAは、目標吹出温度TAOに適合したブロワ制御電圧VAを、予め定めた特性パターンに基づいて求めるとともに、それらのブロワ制御電圧VAを平均化処理することにより得ている。
ステップS15では、演算された目標吹出温度TAOとステップS12における入力データとを、メモリに記憶されている演算式に代入して、エアミックスドア31のエアミックス開度SW(%)を演算し、ステップS16に移る。したがってエアコンECU12は、目標吹出温度を用いて、エアミックス開度を決定する風量比率決定手段としての機能を有する。
ステップS16では、ステップS13にて演算された目標吹出温度TAOに基づき、車室内13へ取り込む空気流の吸込モードと、車室内13へ吹き出す空気流の吹出モードとを決定し、ステップS17に移る。吹出モードは空調モードに対応し、エアコンECU12はモード決定手段として機能する。
ステップS17では、ステップS13で演算された目標吹出温度TAOとエバ後温度センサ34が検知する実際のエバポレータ後温度Teとが一致するように、フィードバック制御(PI制御)にてコンプレッサ33のオンオフを制御し、ステップS18に移る。
ステップS18では、ステップS14にて演算されたブロワ制御電圧VAとなるように、ブロワ駆動回路22に制御信号を出力し、ステップS19に移る。ステップS19では、ステップS15で決定されたエアミックス開度SWとなるように、サーボモータ19に制御信号を出力し、ステップS110に移る。
ステップS110では、ステップS16で決定された吸込モードと吹出モードとなるように、サーボモータ19に制御信号を出力し、ステップS111に移る。ステップS111では、ステップS17で決定されたオンオフ制御をクラッチ駆動回路に出力し、ステップS12に戻り、ステップS12〜ステップS111までの処理を繰り返す。このような一連の処理を繰り返すことによって、乗員が設定した車室内温度にすることができる。
次に、吹出モードがバイレベルモードの場合の制御に関して図4および図5を用いて説明する。本フローは、ステップS16における処理の詳細であり、ステップS16が実行されると図4に示す処理が開始される。ステップS41では、目標吹出温度TAOは、バイレベル領域か否かを判断し、バイレベル領域の場合は、ステップS42に移り、バイレベル領域でない場合には、本フローを終了する。目標吹出温度TAOがB/L領域の場合とは、上半身に冷風吹出し、足元に温風吹出し、快適感を実現する温度領域である。バイレベル領域は、たとえば車室内13温25±10℃くらいの領域である。
ステップS42では、バイレベル領域であるので、目標吹出温度TAOから、フェイス側の目標吹出温度と、フット側の目標吹出温度とを算出し、ステップS43に移る。目標吹出温度TAOがバイレベル領域にあり、かつ冷却水温が低いために下半身に温風を吹出せない、または空調部24の性能として上半身への冷風吹出しと下半身への温風吹出しを実現できない場合はヒータ60を駆動する。具体的には、空調部24は上半身へ冷風のみを吹出し、ヒータ60は足元(下半身)を暖めることで、上半身と下半身それぞれを快適に保つことが可能となる。
図3のステップS14で求めたバイレベルモードのときの目標吹出温度TAOとして、ヒータ60を駆動せずに、空調部24から上半身へ冷風を送風するとともに、足元へ温風を送風してバイレベルモードを実行したときの目標吹出温度TAOである。具体的には、上半身への冷風の目標吹出温度と足元への温風の目標吹出温度とが演算されている。そして演算された目標吹出温度TAOは、エアコンECU12内のメモリ(記憶手段)に記憶されている。しかし、図3のステップS14で求めた目標吹出温度TAOに従って制御を行うと、上半身へ冷風の温度が目標吹出温度TAOよりも高くなる。これは吹出口が、上半身と下半身の双方から、上半身のみとなることで風量増加することが原因である。そのため、風量増加に伴うフェイス吹出口42からの吹出温の増加分、フェイス側の目標温度を下げる算出を行う必要がある。その算出方法の一例を数式2および数式3に示す。
TAO_上=TAO−α(℃) …(2)
α=((FACE時の風量)−(B/L時の風量))×K …(3)
ここでTAO_上が補正後の目標吹出温度TAOである。Kは係数である。たとえばTAOまたはTrに応じて可変値にすることも可能である。またヒータ60の目標温度(FOOT側)はそのままとし制御する。
ステップS43では、ヒータ60はフット側の目標吹出温度の生成が可能か否かを判断し、生成可能な場合は、ステップS44に移り、生成不可能な場合は、本フローを終了する。外気温や車両用空調装置10の作動状態といった取り巻く環境ごとに予めヒータ60の能力をマップ化し(図5参照)そのマップに応じて能力の有無を判定する。
図5に示すように、外気温が高くなるにつれて、ヒータ60の最大温度が高くなる。ヒータ60の最大温度は、外気温に応じて、たとえば30度から50度の範囲で変動する。たとえば外気温T1が低く、ヒータ60に求められる温度H1がヒータ60の最大温度よりも高い場合には、フット側の目標吹出温度を生成不可能と判断される。
ステップS44では、能力があるのでヒータ60を駆動して、バイレベルモードを実現するように設定し、本フローを終了する。具体的には、目標吹出温度TAOを、ステップS42で算出したフェイス側の目標吹出温度(TAO_上)に置き換える。そして吹出モードを、バイレベルモードの吹出モードではなく、フェイスモードに置き換える。したがって足元には温風が送風されず、冷風が上半身に送風されるモードとなる。そしてヒータ60を駆動して、足元を暖房する。ヒータ60は、冷風の目標吹出温度TAOをヒータ60の目標吹出温度とし制御する。これによってヒータ60を用いたバイレベルモードを実現することができる。
図4のステップS41では、目標吹出温度TAOによってヒータ60を用いたバイレベル制御を実行するか否かの最初の判断をしている。たとえば目標吹出温度TAOではなく吹出口状態がバイレベルモードである否か判定し制御すると、低水温時またはエアミックス制御のバイレベル領域が狭い空調部24では上半身と下半身の両方を快適にできる領域が狭くなる。そのためバイレベル領域は目標吹出温度TAOを用いて判定することにより、上半身と下半身それぞれを快適にできる温度領域を広げることができる。
また図4のステップS43に示すように、低外気温の場合には、ヒータ60のみでは目標温度(FOOT側)を生成できない領域がある。このような場合には、既存の空調部24の制御で作動させるので、バイレベルモードを確実に実現することができる。
また図4のステップS44では、目標吹出温度TAOがバイレベル領域にあり、かつ、ヒータ60が目標温度を生成できる場合、空調部24のステップS42で求めた目標吹出温度にし、吹出口をFACEに切り替えるように変更する。さらにヒータ60はTAOに従い制御させることにより、上半身と下半身の目標温度を達成することが可能となる。
以上説明したように本実施形態の車両用空調装置10は、乗員の上半身および足元に加熱または冷却された空調風を送風して車室内13を空調するとともに、乗員の足元を加熱するヒータ60を備える。バイレベルモードの場合には、上半身を空調部24によって冷却し、下半身をヒータ60によって加熱する。ヒータ60は電力によって駆動するので、エンジン冷却水の温度が低い場合でも熱源を確保することができる。また空調部24は、温風と冷風とを同時に送風する必要がないので、暖房能力を確保するために冷房能力が犠牲になることを防ぐことができる。これによって空調部24による乗員の上半身を冷却と、ヒータ60による乗員の足元の加熱との両立が可能な車両用空調装置10を実現することができる。換言すると、車両用空調装置10は、上半身を車室内雰囲気温度よりも低い冷風で冷やし、足元をヒータ60で暖めるバイレベルモードを実現することができる。
また本実施形態では、エアコンECU12は、バイレベルモードに決定された場合には、記憶される温風の目標吹出温度を用いてヒータ60の発熱量を決定し、記憶される冷風の目標吹出温度となるように空調部24を制御する。これによって既存のバイレベルモードのときの目標吹出温度TAOを用いて、ヒータ60を制御することができる。したがって快適な車内空間を提供することができる。
さらに本実施形態では、まず、空調部24の既存制御の風量算出結果から求められるFACE側風量(総風量−FOOT側風量)と、吹出口をFACEのみにした場合のFACE風量とを比較する。そしてFACE側目標吹出温度をFACE風量の変化量に応じて目標吹出温度TAOを変化させている(図4のステップS42参照)。換言すると、エアコンECU12は、バイレベルモードになるとヒータ60を駆動し、記憶される温風の目標吹出風量が大きい程、空調部24からの冷風の目標吹出温度を記憶されている冷風の目標吹出温度よりも低く設定している。これによってバイレベルモードになったときに、フェイス吹出口42から目標吹出温度TAOよりも高い温風が吹き出ることを抑制することができる。
また本実施形態では、エアコンECU12は、吹出モード切替スイッチによってバイレベルモードが選択された場合には、温風の目標吹出温度を用いてヒータ60の発熱量を決定し、冷風の目標吹出温度となるように空調部24を制御する。換言すると、バイレベルモードが選択された場合には、FOOT側への温風の出力制御はFOOT側目標吹出温度はTAOに従い、ヒータ60によって目標温度を達成するよう制御する。そしてFACE側への冷風の出力制御は、空調部24で算出するTAOに基づきFACE側目標吹出温度を置き換えて算出することによって、目標温度を達成するよう制御する。換言すると、エアコンECU12は、バイレベルモードに決定された場合には、予め演算されている温風の目標吹出温度を用いてヒータ60の発熱量を決定し、予め演算されている冷風の目標吹出温度となるように空調部24を制御する。これによって既に演算されている目標吹出温度TAOを用いて、バイレベルモードに対応することができる。したがってヒータ60を用いるバイレベルモードのために、最初から目標吹出温度TAOなどを演算するよりも、演算負荷を抑えることができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
前述の第1実施形態では、風量増加に伴う吹出温の増加分、FACE側の目標温度を下げて制御しているが、このような制御に限るものではない。たとえば赤外線センサおよび内気センサなどで乗員の上半身の温度を検出して、その検出温度と設定温度(TSET)の差に応じてFACE側の目標温度を求めて制御してもよい。
前述の第1実施形態では、ヒータ60の能力に応じてヒータ60の作動を判断しているが、このような制御に限るものではない。たとえば車両側の電力制限でヒータ60を停止もしくは出力制限せざるを得ない場合、ヒータ60が故障した場合、および乗員によるヒータスイッチ操作でヒータ60を停止させた場合にもヒータ60を駆動したバイレベルモードの実施が不可能と判断してもよい。具体的には、エアコンECU12は、車両の電力のうち、ヒータ60にて消費可能な電力を取得する。そしてエアコンECU12は、バイレベルモードが選択されている場合であって、取得した消費可能な電力の上限値でヒータ60を駆動しても足元への暖房能力が不足しているときは、ヒータ60の駆動を制限する。具体的には、ヒータ60を停止し、足元をヒータ60ではなく空調部24からの温風によって暖房するように空調部24を制御する。これによってヒータ60を使用できない場合でも、バイレベルモードを実現することができる。また乗員の操作によってヒータ60の駆動が停止された場合にも、ヒータ60の駆動を停止する。
前述の第1実施形態では、ヒータ60が駆動したバイレベルモードの場合には、フェイス吹出口42からの風量が増加しているがこのような構成に限るものではない。エアコンECU12は、フェイスモードからバイレベルモードが選択された場合には、上半身へ送風する冷風の風量をフェイスモードから変化させないよう空調部24を制御するとともに、足元を加熱するようにヒータ60を制御してもよい。これによってフェイスモードからバイレベルモードに切り替わったときに、風量が変化することを抑制することができる。したがって乗員に違和感を与えることなく、吹出モードを移行することができる。換言すると、吹出口がFACEからB/Lに切替わる際、FOOT側はヒータ60で暖房することにより、FACE側の風量変化の発生を防ぐことができる。
10…車両用空調装置 11…空調ユニット
12…エアコンECU 13…車室内
14…空調ケース 15…空気通路 24…空調部
25…エバポレータ 26…ヒータコア 31…エアミックスドア
33…コンプレッサ 35…内気温センサ(内気温検出手段)
41…デフロスタ吹出口 42…フェイス吹出口 43…フット吹出口
51…吹出口切替ドア 60…ヒータ 70…コントロールパネル

Claims (5)

  1. 車室内(13)に設けられ、電力が供給されると発熱し、乗員の足元を非接触で加熱するヒータ(60)と、
    少なくとも前記乗員の上半身および前記足元に、加熱または冷却された空調風を送風して、前記車室内を空調する空調部(24)と、
    前記車室内の気温を検出する内気温検出手段(35)と、
    前記内気温検出手段によって検出された内気温を用いて前記車室内を空調する空調モードを決定するモード決定手段(12)と、
    前記モード決定手段によって決定された空調モードに応じて、前記内気温を用いて前記ヒータおよび前記空調部を制御する制御手段(12)と、を含み、
    前記制御手段は、前記モード決定手段によって、前記空調モードが前記乗員の前記上半身を冷房し、前記乗員の前記足元を暖房するバイレベルモードに決定された場合には、前記内気温検出手段によって検出された前記内気温よりも低い温度の冷風を前記上半身に送風するとともに、前記足元には前記空調風が送風されないように前記空調部を制御し、前記足元を加熱するように前記ヒータを制御し、
    前記バイレベルモードに決定された場合、前記ヒータを駆動せずに、前記空調部から前記上半身へ冷風を送風するとともに、前記足元へ温風を送風して前記バイレベルモードを実行したときの前記上半身への冷風の目標吹出温度と前記足元への温風の目標吹出温度とが予め記憶される記憶手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記モード決定手段によって前記バイレベルモードに決定された場合には、前記記憶手段に記憶される温風の目標吹出温度を用いて前記ヒータの発熱量を決定し、前記記憶手段に記憶される冷風の目標吹出温度となるように前記空調部を制御することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記バイレベルモードに決定された場合、前記ヒータを駆動せずに、前記空調部から前記上半身へ冷風を送風するとともに、前記足元へ温風を送風して前記バイレベルモードを実行したときの前記上半身への冷風の目標吹出風量および目標吹出温度と、前記足元への温風の目標吹出風量および目標吹出温度とが予め記憶される記憶手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記モード決定手段によって前記バイレベルモードに決定された場合には、前記ヒータを駆動し、前記記憶手段に記憶される温風の目標吹出風量が大きい程、前記空調部からの冷風の目標吹出温度を前記記憶手段に記憶されている冷風の目標吹出温度よりも低く設定して前記空調部を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 車室内(13)に設けられ、電力が供給されると発熱し、乗員の足元を非接触で加熱するヒータ(60)と、
    少なくとも前記乗員の上半身および前記足元に、加熱または冷却された空調風を送風して、前記車室内を空調する空調部(24)と、
    前記車室内の気温を検出する内気温検出手段(35)と、
    前記内気温検出手段によって検出された内気温を用いて前記車室内を空調する空調モードを決定するモード決定手段(12)と、
    前記モード決定手段によって決定された空調モードに応じて、前記内気温を用いて前記ヒータおよび前記空調部を制御する制御手段(12)と、を含み、
    前記制御手段は、前記モード決定手段によって、前記空調モードが前記乗員の前記上半身を冷房し、前記乗員の前記足元を暖房するバイレベルモードに決定された場合には、前記内気温検出手段によって検出された前記内気温よりも低い温度の冷風を前記上半身に送風するとともに、前記足元には前記空調風が送風されないように前記空調部を制御し、前記足元を加熱するように前記ヒータを制御し、
    前記バイレベルモードに決定された場合、前記ヒータを駆動せずに、前記空調部から前記上半身へ冷風を送風するとともに、前記足元へ温風を送風して前記バイレベルモードを実行したときの前記上半身への冷風の目標吹出風量および目標吹出温度と、前記足元への温風の目標吹出風量および目標吹出温度とが予め記憶される記憶手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記モード決定手段によって前記バイレベルモードに決定された場合には、前記ヒータを駆動し、前記記憶手段に記憶される温風の目標吹出風量が大きい程、前記空調部からの冷風の目標吹出温度を前記記憶手段に記憶されている冷風の目標吹出温度よりも低く設定して前記空調部を制御することを特徴とする車両用空調装置。
  4. 前記制御手段は、前記空調部によって前記上半身だけを冷風で空調しているフェイスモードから前記モード決定手段によって前記バイレベルモードに決定された場合には、前記上半身へ送風する冷風の風量を前記フェイスモードから変化させないよう前記空調部を制御するとともに、前記足元を加熱するように前記ヒータを制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  5. 前記ヒータは、供給される電力が大きくなるほど発熱量が増加し、
    前記制御手段は、
    車両の電力のうち、前記ヒータにて消費可能な電力を取得し、
    前記モード決定手段によって前記バイレベルモードに決定している場合であって、取得した前記消費可能な電力の上限値で前記ヒータを駆動しても前記足元への暖房能力が不足しているとき、および前記乗員の操作によって前記ヒータの駆動が停止された場合には、前記足元を前記空調部からの温風によって暖房するように前記空調部を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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