JP2016114670A - 転写ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写部のニップ幅の変化を抑制して画像不良の発生を抑制しつつ、ベルト寄りをより確実に調整することのできる転写ユニット及び画像形成装置を提供する。【解決手段】複数の張架ローラ6、7、8と、無端状のベルト5と、ベルト5の幅方向の寄りを調整する調整手段70と、を有し、複数の張架ローラのうち一の張架ローラは調整手段70によりその回転軸線が他の張架ローラの回転軸線に対して傾斜させられる傾動ローラであり、調整手段70は、傾動ローラを上記他方の張架ローラに対して傾けることでベルト5の幅方向の寄りを調整する転写ユニット16は、ベルト5の回転方向において、像担持体1dからベルト5の回転方向の下流側で転写部T1dに隣接する傾動ローラ7までの間に、像担持体1d側に最も移動させられた傾動ローラ7の表面と像担持体1dの表面とを結ぶ接線よりも像担持体1d側へとベルト5を突出させる突出部材9dをベルト5の内周面側に有する構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、無端状のベルトを複数の張架部材によって張架しつつ回転移動させる転写ユニット、及びこの転写ユニットを備えるプリンタ、複写機、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
従来、例えば電子写真方式を用いたプリンタや複写機などの画像形成装置には、無端状のベルトを複数の張架部材によって張架しつつ回転移動させる転写ユニットを備えたものがある。例えば、像担持体から一次転写されたトナー像を記録用紙などの転写材に二次転写するために搬送する中間転写体、あるいは像担持体からトナー像が転写される転写材を担持して搬送する転写材担持体としてのベルトを備えた転写ユニットがある。このような転写ユニットでは、像担持体とベルトとの接触領域である転写ニップ(転写部)が形成され、この転写ニップにおいて像担持体からベルト又はベルト上の転写材にトナー像が転写される。
このような転写ユニットにおいては、ベルトを回転移動させた際に、ベルトの移動方向と略直交する方向であるベルト幅方向(張架ローラの軸方向)の一端側にベルトが寄ってしまう「ベルト寄り」が発生する。このベルト寄りに対して、例えばベルトの寄り力(回転トルク)を利用してベルト寄りを調整する構成がある(特許文献1)。具体的には、ベルトが寄った際にカムを駆動し、複数の張架部材のうち一の張架部材を変位させて、他の張架部材に対して傾けることで、ベルト寄りを調整する。
特開平11−116089号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるような、張架部材を傾けてベルト寄りを調整する構成では、傾ける張架部材に隣接する転写部における転写ニップの幅(ニップ幅)が変化する問題が生じる。
つまり、図13(a)に示すように、ベルト寄りが発生していない場合、像担持体としてのドラム型の感光体である感光ドラム1dとベルト5とで形成される転写ニップのニップ幅はN1である。これに対して、例えば、図13(b)に示すように、ベルト寄りが発生し、このベルト寄りを戻すために図中手前側が上方に移動するように張架部材7が傾いたものとする。この場合、感光ドラム1の長手方向において図中手前側の端部側では、感光ドラム1dとベルト5とが接触する転写ニップのニップ幅がN1からN2(N2>N1)へと変化してしまう。これにより、転写ニップにおけるトナー像の転写性が変化して、画像不良が発生する場合がある。
ここで、ニップ幅の変化を抑制するために、張架部材7の傾き量を少なくする必要が生じる。しかし、張架部材7の傾き量を少なくすると、ベルト寄りが発生した際に、ベルト寄りを十分に調整することができない場合がある。具体的には、ベルト寄りを調整する速度が遅くなったり、調整量自体が不足したりすることがある。そこで、画像不良を防止しつつ、より確実にベルト寄りを調整するという観点で新たな技術が必要となってきた。
したがって、本発明の目的は、転写部のニップ幅の変化を抑制して画像不良の発生を抑制しつつ、ベルト寄りをより確実に調整することのできる転写ユニット及び画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る転写ユニット及び画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、複数の張架ローラと、トナー像を担持する回転可能な像担持体に接触して転写部を形成し、前記転写部において前記像担持体からトナー像が転写されるか又は前記転写部において前記像担持体からトナー像が転写される転写材を担持して搬送する、前記複数の張架ローラに張架された回転可能な無端状のベルトと、前記ベルトの幅方向の寄りを調整する調整手段と、を有し、前記複数の張架ローラのうち前記ベルトの回転方向の上流側及び下流側でそれぞれ前記転写部に隣接する張架ローラの一方の張架ローラは、前記調整手段によりその回転軸線が他方の張架ローラの回転軸線に対して傾斜させられる傾動ローラであり、前記調整手段は、前記傾動ローラを前記他方の張架ローラに対して傾けることで前記ベルトの幅方向の寄りを調整する転写ユニットにおいて、前記ベルトの回転方向において、前記像担持体から前記ベルトの回転方向の下流側で前記転写部に隣接する前記傾動ローラまでの間、又は前記ベルトの回転方向の上流側で前記転写部に隣接する前記傾動ローラから前記像担持体までの間に、前記調整手段により前記像担持体側に最も移動させられた前記傾動ローラの表面と前記像担持体の表面とを結ぶ接線よりも前記像担持体側へと前記ベルトを突出させる突出部材を前記ベルトの内周面側に有することを特徴とする転写ユニットである。
本発明の他の態様によると、上記本発明の転写ユニットと、前記像担持体と、を有することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、転写部のニップ幅の変化を抑制して画像不良の発生を抑制しつつ、ベルト寄りをより確実に調整することができる。
本発明の一実施例における一次転写ニップの近傍の断面図である。 本発明の一実施例におけるベルト寄り調整時の一次転写ニップの様子を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の断面図である。 本発明の一実施例に係る転写ユニットの斜視図である。 本発明の一実施例における中間転写ベルトに張力を付与する機構を示す斜視図である。 本発明の一実施例におけるベルト寄り調整機構の分解図である。 図5中の矢印B方向から見たベルト寄り調整機構の断面図である。 本発明の一実施例におけるベルト寄り調整機構の調整部材の動作を説明するための模式図である。 本発明の一実施例におけるベルト寄り調整機構の動作を説明するための模式図である。 本発明の他の実施例における一次転写ニップの近傍の断面図である。 本発明の他の適用例を説明するための画像形成装置の要部の断面図である。 本発明の更に他の適用例を説明するための画像形成装置の要部の断面図である。 従来の課題を説明するための画像形成装置の要部の断面図である。
以下、本発明に係る転写ユニット及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[実施例1]
1.画像形成装置の全体的な構成及び動作
図3は、本発明の一実施例に係る画像形成装置の概略断面図である。本実施例の画像形成装置10は、電子写真方式を用いてフルカラー画像を形成することのできる、中間転写方式を採用したタンデム型のカラー画像形成装置である。この画像形成装置10は、本発明の一実施例に係るベルト寄り調整機構を備えた転写ユニットを有している。
画像形成装置10は、画像形成装置10に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器から送られてきた信号に従って、電子写真方式により、記録用紙、OHPシートなどの転写材Sに画像を形成する。画像形成装置10内には、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成する複数の画像形成ユニットとしての第1、第2、第4、第4の画像形成ユニットa、b、c、dが、本実施例では略水平方向に直線状に配置されている。また、各画像形成ユニットa、b、c、dに対向するように転写ユニットとしての中間転写ベルトユニット(中間転写ユニット)16が配置されている。中間転写ベルトユニット16は、中間転写ベルト5と他の部材がユニット化されたものである。中間転写体としての無端状のベルトで構成された中間転写ベルト5は、複数の張架部材としての駆動ローラ6、テンションローラ7及び従動ローラ8に張架されている。中間転写ベルト5は、各画像形成ユニットa、b、c、dと対向して回転移動させられる。第1、第2、第4、第4の画像形成ユニットa、b、c、dは、中間転写ベルト5の移動方向に沿ってこの順番で一列に配列されている。
各画像形成ユニットa、b、c、dは、それぞれ形成するトナー像の色が異なることを除けば、実質的に同一の構成を有し、実質的に同一の作用をなすので、第4の画像形成ユニットdで代表して説明する。
画像形成ユニットdでは、周知の電子写真画像形成プロセスによってトナー像が形成される。画像形成ユニットdには、像担持体としてのドラム型(円筒形)の電子写真感光体である感光ドラム1dが、図中矢印Y方向に回転可能に設けられている。画像形成時には、回転する感光ドラム1dの表面が帯電手段としてのローラ状の帯電部材である帯電ローラ2dによって、所定の極性(本実施例では負極性)の所定の電位に一様に帯電させられる。次に、コンピュータから送られてきた信号に従って、露光手段としてのレーザスキャナ3が発光し、帯電した感光ドラム1d上を走査露光することによって、感光ドラム1d上に静電潜像(静電像)が形成される。
感光ドラム1d上に形成された静電潜像は、現像手段としての現像装置4dによって現像剤としてのトナーが供給されて、トナー像として現像(可視化)される。現像装置4dは、感光ドラム1dに対向して配置された現像ローラによって現像剤収容部に収容されたトナーを感光ドラム1dへと搬送し、感光ドラム1d上の静電潜像を現像する。本実施例では、イメージ部露光と反転現像により、トナー像が形成される。すなわち、一様に帯電処理された後に露光されることで電位の絶対値が低下した感光ドラム1d上の露光部に、感光ドラム1dの帯電極性と同極性(本実施例では負極性)に帯電したトナーが付着する。
感光ドラム1d上に形成されたトナー像は、一次転写ニップ(一次転写部)T1dにおいて、一次転写ローラ9dの作用によって、図中矢印K方向に回転移動する中間転写ベルト5上に静電的に転写(一次転写)される。一次転写ニップT1dは、感光ドラム1dと中間転写ベルト5との接触領域である。このとき、一次転写ローラ9dには、現像時のトナーの帯電極性(正規の極性)とは逆極性(本実施例では正極性)の直流電圧である一次転写電圧(一次転写バイアス)が印加され、一次転写ニップT1dに転写電界が形成される。
ここで、本実施例では、各感光ドラム1a〜1dのそれぞれに対応して、一次転写手段としてのローラ状の一次転写部材である一次転写ローラ9a〜9dが、中間転写ベルト5の内周面側に設けられている。各一次転写ローラ9a〜9dは、各感光ドラム1a〜1dよりも中間転写ベルト5の移動方向の下流側に配置され、中間転写ベルト5を各感光ドラム1a〜1d側に持ち上げるようにして一次転写ニップT1a〜T1dを形成している。中間転写ベルトユニット16の構成や一次転写ニップT1a〜T1dの構成などについては後述して更に詳しく説明する。
一次転写後に感光ドラム1dの表面に残留したトナー(一次転写残トナー)は、感光体クリーニング手段としてのドラムクリーニング装置11dにより感光ドラム1dの表面から除去されて回収され、感光ドラム1dは清掃される。その後、感光ドラム1dは、再度上記帯電以下の画像形成プロセスに供せられる。
カラー画像の形成時には、中間転写ベルト5の移動とタイミングをとって上記プロセスによって各画像形成ユニットa、b、c、dの各感光ドラム1a、1b、1c、1d上に形成された各色のトナー像が、順次中間転写ベルト5上に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト5上にカラー画像用の多重トナー像が形成される。
一方、転写材収容部31から給送手段13などによって送り出された転写材Sが、中間転写ベルト5上のトナー像とタイミングをとって、二次転写ニップ(二次転写部)T2へと搬送される。二次転写ニップT2は、二次転写手段としてのローラ状の二次転写部材である二次転写ローラ12と、中間転写ベルト5との接触領域である。二次転写ローラ12は、中間転写ベルト5を介して駆動ローラ6(二次転写対向ローラを兼ねる。)に向けて付勢(押圧)されている。中間転写ベルト5上のトナー像は、二次転写部T2において、二次転写ローラ12の作用によって、転写材S上に静電的に転写(二次転写)される。このとき、二次転写ローラ12には、現像時のトナーの帯電極性(正規の極性)とは逆極性(本実施例では正極性)の直流電圧である二次転写電圧(二次転写バイアス)が印加され、二次転写ニップT2に転写電界が形成される。
次いで、転写材Sは中間転写ベルト5から分離されて定着ユニット14へと搬送される。定着ユニット14において、転写材S上のトナー像は加圧、加熱され、転写材S上に強固に定着される。その後、転写材Sは搬送され、排出トレイ15上に排出される。また、二次転写後に中間転写ベルト5の表面に残留したトナー(二次転写残トナー)は、中間転写体クリーニング手段としてのベルトクリーニング装置30により中間転写ベルト5の表面から除去されて回収され、中間転写ベルト5は清掃される。
本実施例では、中間転写ベルトユニット16は、画像形成装置10の装置本体10Aに対して着脱自在とされている。また、各画像形成ユニットa〜dの感光ドラム1a〜1dと、この感光ドラム1a〜1dに作用するプロセス手段とを、枠体によって一体的にカートリッジ化して、画像形成装置10の装置本体10Aに対して着脱可能なプロセスカートリッジとしてもよい。プロセス手段は、上記帯電ローラ2a〜2d、現像装置4a〜4d、感光体クリーニング装置11a〜11dのうち少なくとも一つであってよい。
2.中間転写ベルトユニット
次に、中間転写ベルトユニット16の全体的な構成、中間転写ベルト5に対し張力を付与する機構の構成、及びベルト寄り調整機構の構成ついて説明する。
まず、図4を参照して、中間転写ベルトユニット16の全体的な構成について説明する。図4は、本実施例の中間転写ベルトユニット16の斜視図である。内部機構の説明のため、中間転写ベルト5の図示は省略している。なお、ここでは画像形成装置10及びその要素に関して、図1の紙面手前側を「左側」、紙面奥側を「右側」、紙面右側を「正面側」、紙面左側を「背面側」とする。上記「左側」と「右側」とを結ぶ直線方向は、感光ドラム1a〜1d及び中間転写ベルト5の駆動ローラ6の回転軸線方向と略平行である。図中、上記「正面側」と「背面側」とを結ぶ直線をX軸、このX軸に直交する上記「左側」と「右側」とを結ぶ直線方向をY軸、これらX軸、Y軸とそれぞれ直交する方向をZ軸として示している。
中間転写ベルトユニット16は、中間転写ベルト5を有する。また、中間転写ベルトユニット16は、中間転写ベルト5を張架する複数の張架部材としての駆動ローラ6、テンションローラ7及び従動ローラ8を有する。また、中間転写ベルトユニット16は、複数の張架部材を支持する側部フレーム部材17L、17R(符号の「L」、「R」は、それぞれ「左側」、「右側」の部材であることを示す。)を有する。また、中間転写ベルトユニット16は、左側と右側の側部フレーム部材17L、17R間を橋渡すように設けられた中央フレーム部材17Cを有する。上記側部フレーム部材17L、17R及び中央フレーム部材17Cで、ユニットフレーム部材17が構成される。さらに、中間転写ベルトユニット16は、一次転写ローラ9a、9b、9c、9dを有する。
駆動ローラ6、従動ローラ8は、それぞれ側部フレーム部材17L、17Rに対して軸受けを介して位置決めされている。駆動ローラ6、従動ローラ8のそれぞれの回転軸は、各々軸受に軸支され回転可能とされている。また、テンションローラ7は、後述する調整部材21L、21R(図6)によって側部フレーム部材17L、17Rに対して移動可能に支持されている。駆動ローラ6は、図示しない駆動手段により回転駆動され、中間転写ベルト5を搬送する。テンションローラ7及び従動ローラ8は、中間転写ベルト5に接触して中間転写ベルト5の移動に従動して回転する。駆動ローラ6及び従動ローラ8の回転軸線方向は、それぞれ感光ドラム1dの回転軸線方向と略平行であり、テンションローラ7は後述するようにその回転軸線方向が駆動ローラ6の回転軸線方向に対して傾斜するように傾動させられる。また、駆動ローラ6、従動ローラ8及びテンションローラ7の回転軸線方向の長さは、それぞれ中間転写ベルト5の幅と同等とされている。中間転写ベルトユニット16は、画像形成装置10の装置本体10Aに設けられた本体フレーム部材60(図3)に対して位置決めされ、締結などにより着脱可能に固定されるように構成されている。
次に、図5、図6を参照して、中間転写ベルト5に対し張力を付与する機構の構成について説明する。図5は、中間転写ベルト5に張力(テンション)を付与するテンションローラ7の回転軸線方向の左側の端部の近傍の斜視図である。また、図6は、テンションローラ7周りの構成部品を説明する分解斜視図である。
図5、図6に示すように、テンションローラ軸受18L、18Rは、それぞれテンションローラ軸受ホルダ19L、19Rに対して、各々図5中の矢印A方向に移動可能(摺動可能)に係合している。テンションローラ軸受18L、18Rは、それぞれテンションローラ軸受ホルダ19L、19Rとの間に設けられた付勢手段としてのテンションバネ20により、図5中の矢印A方向に沿って中間転写ベルト5の内周面側から外周面側に向けて付勢される。これにより、テンションローラ軸受18L、18Rは、それぞれ中間転写ベルト5に張力を付与するように、テンションローラ7の回転軸を介してテンションローラ7を付勢している。図6に示すように、テンションローラ7は、テンションローラスリーブ7aとテンションローラフランジ7bとテンションローラ回転軸50とを有し、これらが一体で回動するよう構成される。テンションローラ回転軸50は、その回転軸線方向の両端が、それぞれ軸受支持部材であるテンションローラ軸受18L、18Rに軸支されている。
次に、図5〜図8を参照して、中間転写ベルト5が移動方向と略直交するベルト幅方向における一端側に寄った場合に機能する調整手段としてのベルト寄り調整機構70について説明する。
本実施例のベルト寄り調整機構70は、寄り調整張架部材(傾動ローラ、ステアリングローラ)としてのテンションローラ7、第1、第2の調整部材21L、21Rを有する。ベルト寄り調整機構70は、複数の張架部材のうちの一の張架部材を他の張架部材に対して傾けることでベルト寄りを調整(補正)するものである。ここでは、この一の張架部材を寄り調整張架部材とし、本実施例ではこの寄り調整張架部材はテンションローラ7である。
調整部材21L、21Rは、ベルト寄りが生じた際に中間転写ベルト5と接触する。調整部材21L、21Rは、中間転写ベルト5から力を受けることで回転可能な構成になっている。図6に示すように、調整部材21L、21Rは、それぞれテンションローラ7の回転軸線方向の両端側に設けられている。調整部材21L、21Rは、それぞれ実質的に同一のカム形状(カムプロファイル)を備えたカム曲面21bを有する。そして、調整部材21L、21Rは、それぞれ中間転写ベルト5がベルト幅方向に寄った場合に、中間転写ベルト5と接触することで中間転写ベルト5の回転方向と同方向に回転する。
図7に示すように、調整部材21L、21Rのカム曲面21bは、装置本体10A側に形成された摺擦面22に接触する。また、調整部材21L、21Rは、テンションローラ軸受18L、18Rに支持され、テンションローラ軸受18L、18Rに対して回転可能に係合している。よって、調整部材21L、21Rの回転軸は、テンションローラ7の回転軸と同軸である。左側の調整部材21Lと右側の調整部材21Rは、ベルト寄りが生じていない場合、この状態における中間転写ベルト7の幅方向の中央である実質的な中央に対して対称に配置されている。
ここで、摺擦面22は、図4に示すテンションローラ7の下方に配置されたテンションローラ7と対向する部材が備えた、テンションローラ7に対向する平面である(図7)。摺擦面22は、本体フレーム部材60に形成してもよいが、中間転写ベルトユニット16の一部として形成してもよい。
図8は、左側の調整部材21Lの動作とテンションローラ7の動作の関係を示した模式的な側面図である。前述のように、調整部材21Lの一部に形成されたカム曲面21bは、固定面である摺擦面22に当接している。本実施例では、このカム曲面21bのカム形状は、調整部材21Lの回転位相によってテンションローラ軸受18Lの高さが連続的に変化するような形状である。具体的には、図8(b)において、調整部材21Lが中間転写ベルト5の搬送方向に回転(矢印C方向)した場合、テンションローラ軸受18Lを下げるように動作する(図8(c)の状態)。また、図8(b)において、調整部材21Lが中間転写ベルトの搬送方向とは逆方向(矢印−C方向)に回転した場合、テンションローラ軸受18Lを持ち上げるように動作する(図8(a)の状態)。
調整部材21L、21Rは、中間転写ベルト5がベルト幅方向に寄った際に、どちらか一方が中間転写ベルト5から力を受けて移動すると、その動きに連動して、他方が逆方向に移動するものである。本実施例では、図6に示すように、調整部材21L、21Rは、連動手段として設けられた連結部材であるリンク部材23によって連結されている。リンク部材23のリンク部材支点軸23aは、中間転写ベルト5の幅方向において実質的な中央領域で中央フレーム部材17Cに揺動可能に支持される。また、リンク部材23は、その長手方向の両端部にそれぞれ調整部材係合部23bを備え、各調整部材係合部23bは、各調整部材21L、21Rに設けられたリンク部材係合部21dとそれぞれ係合している。調整部材21L、21Rのリンク部材係合部21dは、テンションローラ回転軸50よりも装置本体110の背面側(図3中の左側)に設けられている。本実施例では、調整部材21L、21Rの一方がある方向(例えば矢印C方向)に回転した場合、リンク部材23を介して、他方が逆方向(例えば矢印−C方向)に略同一角度回転するよう構成されている。
3.ベルト寄り調整機構の動作
図7〜図9を参照して、ベルト寄り調整機構70の動作について説明する。図9は、ベルト寄り調整機構70の動作を示す模式的な斜視図である。
図9(a)に示すように、中間転写ベルト5は、駆動ローラ6によって、図中矢印K方向に回転移動されている。ここで、図9(a)、図7(b)に示すように中間転写ベルト5が矢印F方向(右側に向かう方向)に寄った場合、右側のベルト端部5aが右側の調整部材21Rのベルト摺擦面21cRに接触し、矢印F方向へのベルト寄りが規制される。このようにしてベルト寄りが規制されることで、右側のベルト端部5aと右側の調整部材21Rのベルト摺擦面21cRとの間に接触圧が生じる。この接触圧を「寄り力」と呼ぶ。
右側のベルト端部5aが右側の調整部材21Rのベルト摺擦面21cRに接触すると、右側のベルト端部5aは、寄り力に起因する摩擦力によって右側の調整部材21Rを中間転写ベルト5の回転方向(矢印C方向)に回転させる。右側の調整部材21Rの矢印C方向の回転に伴い、中間転写ベルト5が寄った側である右側のテンションローラ7の端部は図中下方に下がる。これと同時に、右側の調整部材21Rは、これに連結されたリンク部材23をリンク部材支点23a中心に揺動させる(矢印H)。さらに、リンク部材23が、逆側に連結された左側の調整部材21Lを中間転写ベルト5の回転方向とは逆方向(矢印−C方向)に回転させる。左側の調整部材21Lの回転に伴い、中間転写ベルト5が寄った側とは逆側である左側のテンションローラ7の端部は図中上方に上がる。
以上の動作によって、テンションローラ7の回転軸線(図中符号21a)は、駆動ローラ5の回転軸線に対して、傾きを生じさせられる。テンションローラ7の回転軸線方向の両端部は、リンク部材23によって各々逆方向に略同量変位する。すなわち、テンションローラ7は、ベルト幅方向において、リンク部材支点23aに対して対称に傾いた状態となる。
中間転写ベルトユニット16は、このテンションローラ7の傾きによって、中間転写ベルト7を初期の寄り方向(矢印F方向)と反対方向に移動させようとするので、中間転写ベルト7の寄りを調整し、寄り力を低減させる。中間転写ベルト5の寄り力が十分に小さくなると、右側のベルト端部5aは右側の調整部材21Rを回転させる力を失い、右側の調整部材21Rは回転を停止する。右側の調整部材21Rが回転を停止すると同時に、左側の調整部材21Lも回転を停止する。右側の調整部材21Rと左側の調整部材21Lは、回転を停止した後、その位置(位相)を維持する。
このように、本実施例のベルト寄り調整機構70は、ベルト寄りが発生した際に、右側と左側の調整部材21L、21Rが連動して、互いに逆方向に移動してテンションローラ7を傾ける構成である。つまり、本実施例では、調整手段70は、傾動ローラ7の回転軸線方向の両方の端部を、同期して逆方向に移動させる。このように寄り調整張架部材をその両端の調整部材で傾ける構成は、寄り調整張架部材をその一端部の一つの調整部材のみで傾ける構成よりも、寄り調整張架部材をより傾け易い構成である。
4.一次転写ニップ
次に、図1〜図3を参照して、一次転写ニップの構成について更に詳しく説明する。
前述のように、ベルト寄りを張架部材を傾斜させることで調整する構成では、転写部のニップ幅(ベルトの搬送方向における像担持体とベルトとの接触領域の長さ)が変化して、転写性の変化による画像不良が発生してしまうことがある。本実施例では、第1〜第4の画像形成ユニットa〜dのうち、ベルト寄り調整機構70により傾動させられるテンションローラ7に隣接する感光ドラム1dを備えた、第4の画像形成ユニットdの一次転写ニップT1dのニップ幅の変化が問題となる。したがって、特に第4の画像形成ユニットdの一次転写ニップT1の構成について詳しく説明する。
図1は、第4の画像形成ユニットdの一次転写ニップT1dの近傍の断面図であり、左側の端部における一次転写ローラ9dの支持機構の構成を示している。図2は、ベルト寄り調整時の感光ドラム1d、一次転写ローラ9d、テンションローラ7、中間転写ベルト5の左側の端部における位置関係を示す模式図である。
本実施例では、一次転写ローラ9dは、感光ドラム1dに対して中間転写ベルト5の回転方向(矢印K方向)下流側にオフセットした位置に配置されている。詳しくは後述するようにテンションローラ7の傾動による一次転写ニップT1dのニップ幅の変化をより良好に抑制するためには、一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5を介して感光ドラム1dに当接しないようにオフセットさせることが好ましい。ここで、本実施例では、感光ドラム1dに対する一次転写ローラ9dのオフセット量は、複数の感光ドラム1a〜1dの配列方向(本実施例では略水平方向)における感光ドラム1dの回転中心と一次転写ローラ9dの回転中心との間の距離とする。このとき、本実施例では、オフセット量が略3mm以上あれば、一次転写ローラ9dは中間転写ベルト5を介して感光ドラム1dに当接しない範囲となる構成とされている。特に、本実施例では、オフセット量は略8mmとした。
一次転写ローラ9dは、その回転軸線方向の端部が導電性軸受91dによって回転可能に支持されている。一次転写ローラ9dは、導電性軸受91dを介して、付勢手段としての圧縮バネで構成された加圧バネ92dによって中間転写ベルト5の内周面へと加圧される。導電性軸受91dには回転レバー部材93dが連結されている。回転レバー部材93dは、その回転中心94dを中心に回転するように構成されている。回転レバー部材93dは、加圧された導電性軸受91dによって図中反時計回り方向に回転する。そして、回転レバー部材93dは、その導電性軸受91dとは反対側の端部に形成されたストッパー部95dが中央フレーム部材17Cの壁部17C1に当接することで回転が停止する。回転レバー部材93dが回転を停止することで、一次転写ローラ9dはその位置が固定される。なお、一次転写ローラ9dの回転軸線方向の右側の支持機構も上記左側の支持機構と同じ構成(中間転写ベルト5の幅方向の実質的な中央に対し対称)とされている。一次転写ローラ9の回転軸線方向は、感光ドラム1dの回転軸線方向と略平行とされ、また一次転写ローラ9dの回転軸線方向の長さは中間転写ベルト5の幅と同等とされている。
図1に示すように、位置が固定された一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5をその内周面側から外周面側に向けて図中上方に持ち上げる。本実施例では、一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5を、感光ドラム1dの表面と、中立位置におけるテンションローラ7の表面と、を結ぶ接線(外接線)よりも感光ドラム1d側に略1mm持ち上げる(図2(a)中のLa)。テンションローラ7の中立位置は、テンションローラ7の回転軸線方向が駆動ローラ6の回転軸線方向に対して傾斜していない状態の位置である。また、上記接線を規定する感光ドラム1d、テンションローラ7の表面とは、それぞれ感光ドラム1d、テンションローラ7における中間転写ベルト5が接触することが可能な領域の表面である。
このように中間転写ベルト5を持ち上げることで、感光ドラム1dに中間転写ベルト5を巻き付け、感光ドラム1dと中間転写ベルト5との間に十分なニップ幅の一次転写ニップT1dを形成する。さらに、一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5を、感光ドラム1dの表面と、最も感光ドラム1側に移動させられたテンションローラ7の表面と、を結ぶ接線よりも感光ドラム1d側に図中上方へと突出させるようになっている。このように、本実施例では、一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5を上述のように突出させる突出部材の機能を有する。このような構成とすることで、詳しくは後述するように、テンションローラ7を傾動させてベルト寄りを調整する際の一次転写ニップT1dのニップ幅の変化を抑制して、転写性の変化による画像不良を抑制することができる。
ここで、本実施例では、一次転写ローラ9dは導電性部材としての金属製のローラであり、中間転写ベルト5に接触して中間転写ベルト5の移動に従動して回転する。そして、一次転写ローラ9は、図示しない電源より電圧を印加され、一次転写ニップT1dに転写電界を形成して感光ドラム1d上のトナー像を中間転写ベルト5上に静電的に転写させる。
次に、図2及び図9を参照して、ベルト寄りが発生した際の動作を説明する。
図2(a)は、ベルト寄りが発生していない場合のテンションローラ7、中間転写ベルト5などの左側の端部における位置関係を示す。ベルト寄りが発生していない場合、テンションローラ7は駆動ローラ6に対して傾いていない位置に配置される。つまり、テンションローラ7の右側の端部も図2(a)と同じ位置に配置される。このとき、前述のように、一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5を、感光ドラム1dの表面とテンションローラ7の表面とを結ぶ接線よりも感光ドラム1d側に図中上方へと突出させる(図2(a)中のLa)。また、このとき、感光ドラム1dと中間転写ベルト5とで形成される一次転写ニップT1dのニップ幅はNaである。
図2(b)は、中間転写ベルト5が図9中の矢印F方向(右側に向かう方向)に寄り、テンションローラ7の左側が駆動ローラ6に対して図中上方に最大に傾いた場合のテンションローラ7、中間転写ベルト5などの左側の端部における位置関係を示す。テンションローラ7が図中上方に最大に傾いた場合においても、一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5を、感光ドラム1dの表面とテンションローラ7の表面とを結ぶ接線よりも感光ドラム1d側に図中上方へと突出させる(図2(b)中のLb)。このような構成により、テンションローラ7の傾き量が図中上方に最大となっても、中間転写ベルト5の一次転写ローラ9dへの巻き付き角が変わるのみで、一次転写ローラ9dよりも中間転写ベルト5の移動方向上流側の中間転写ベルト5は姿勢を変えない。つまり、感光ドラム1dと中間転写ベルト5とで形成される一次転写ニップT1dのニップ幅Nbは上記Naのままであり(Nb=Na)、ニップ幅は変化しない。さらに、このときのテンションローラ7の傾き量は、テンションローラ7を予め設定された傾動可能な範囲で最大限傾けた状態であり、ベルト寄りを調整するための十分な傾き量である。
なお、前述したように、テンションローラ7の両端部はリンク部材23によって各々逆方向に略同量変位する。したがって、このときテンションローラ7の右側の端部は図中下方に最大に傾いた位置に配置される。この場合のテンションローラ7、中間転写ベルト5などの右側の端部の位置関係は、後述の図2(c)に示す図中下方に最大に傾いた場合の左側の端部の状態と同じとなる。
一方、図2(c)は、中間転写ベルト5が図9中の矢印F方向とは反対方向に寄り、テンションローラ7の左側が駆動ローラ6に対して図中下方に最大に傾いた場合のテンションローラ7、中間転写ベルト5などの左側の端部における位置関係を示す。テンションローラ7が図中下方に最大に傾いた場合においても、一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5を、感光ドラム1dの表面とテンションローラ7の表面とを結ぶ接線よりも感光ドラム1d側に図中上方へと突出させる(図2(c)中のLc)。このような構成により、テンションローラ7の傾き量が図中下方に最大となっても、中間転写ベルト5の一次転写ローラ9dへの巻き付き角が変わるのみで、一次転写ローラ9dよりも中間転写ベルト5の移動方向上流側の中間転写ベルト5は姿勢を変えない。つまり、感光ドラム1dと中間手転写ベルト5とで形成される一次転写ニップT1dのニップ幅Ncは上記Naのままであり(Nc=Na)、ニップ幅は変化しない。さらに、このときのテンションローラ7の傾き量は、テンションローラ7を予め設定された傾動可能な範囲で最大限傾けた状態であり、ベルト寄りを調整するための十分な傾き量である。
なお、このときテンションローラ7の右側の端部は図中上方に最大に傾いた位置に配置される。この場合のテンションローラ7、中間転写ベルト5などの右側の端部の位置関係は、上述の図2(b)に示す図中上方に最大に傾いた場合の左側の端部の状態と同じとなる。
図2(d)に、テンションローラ7が駆動ローラ6に対して傾いていない状態(B)及び上下方向に最大に傾いた状態(A及びC)における感光ドラム1dからテンションローラ7までの中間転写ベルト5の姿勢を重ねて示す。なお、本実施例では、図8中のD(−D)で示すテンションローラ7の傾きによる移動量は、略±1mmである。
このように、テンションローラ7がいかなる傾き位置にあっても、一次転写ローラ9dは中間転写ベルト5を、テンションローラ7の傾き移動方向において感光ドラム1dの表面とテンションローラ7の表面とを結ぶ接線よりも感光ドラム1d側に突出させる。これにより、一次転写ローラ9dよりも中間転写ベルト5の移動方向上流側の、感光ドラム1dから一次転写ローラ9dまでの間の中間転写ベルト5の姿勢を変化させることがない。したがって、感光ドラム1dと中間転写ベルト5とで形成される一次転写ニップT1dのニップ幅の変化を抑制して略一定とすることが可能となる。その結果、転写性の変化による画像不良を抑制しつつ、ベルト寄りをより確実に調整することが可能となる。
なお、本実施例では、第1〜第4の画像形成ユニットa〜dにおける転写性を揃えるなどの観点から、第1〜第3の画像形成ユニットa〜cにおいても第4の画像形成ユニットdにおける一次転写ニップT1dと同じ構成とされている。ただし、一次転写ニップのニップ幅の変化を抑制する観点からは、本実施例の構成では第4の画像形成ユニットdにおいてのみ本実施例のような一次転写ニップの構成とすればよい。他の画像形成ユニットでは一次転写ローラは感光ドラムに対してオフセットされていなくてもよい。ここで、例えば図11に示すように、複数の画像形成ユニットa〜dの上流側に寄り調整張架部材としての傾動可能な張架ローラが配置される場合がある。この場合、この寄り調整張架部材に隣接する感光ドラム1aを備えた、第1の画像形成ユニットaの一次転写ニップT1aのニップ幅の変化が問題となる。この場合は、少なくとも第1の画像形成ユニットaに係る一次転写ニップT1aを上述の本実施例の場合と対応する構成とする。すなわち、一次転写ローラ9aを感光ドラム1aに対して中間転写ベルト5の移動方向上流側にオフセットさせ、寄り調整張架部材と感光ドラム1aとの間の中間転写ベルト5を感光ドラム1a側へと図中上方に突出させて一次転写ニップT1aを形成する。この場合、第3〜第4の画像形成ユニットb〜dにおいては、一次転写ローラは感光ドラムに対してオフセットされていなくてもよい。
このように、本実施例では、転写ユニット16は、複数の張架ローラ6、7、8と、複数の張架ローラ6、7、8に張架された回転可能な無端状のベルト5と、を有する。ベルト5は、トナー像を担持する回転可能な像担持体1dに接触して転写部T1dを形成し、転写部T1dにおいて像担持体1dからトナー像が転写される。また、転写ユニット16は、ベルト5の幅方向の寄りを調整する調整手段70を有する。複数の張架ローラのうちベルト5の回転方向の上流側及び下流側でそれぞれ転写部T1dに隣接する張架ローラの一方の張架ローラ7は、調整手段70によりその回転軸線が他方の張架ローラ6の回転軸線に対して傾斜させられる傾動ローラである。調整手段70は、傾動ローラ7を上記他方の張架ローラ6に対して傾けることでベルト5の幅方向の寄りを調整する。より詳細には、調整手段70は、傾動ローラ7の回転軸線方向の少なくとも一方の端部を、上記傾斜が行われていない場合の傾動ローラ7の表面と像担持体1dの表面とを結ぶ接線に対して交差する方向に移動させるようになっている。そして、転写ユニット16は、調整手段70により像担持体側に最も移動させられた傾動ローラ7の表面と像担持体1dの表面とを結ぶ接線よりも像担持体側へとベルト5を突出させる突出部材9dをベルト5の内周面側に有する。本実施例では、突出部材9dは、ベルト5の回転方向において、像担持体1dからベルト5の回転方向の下流側で転写部T1dに隣接する傾動ローラ7までの間に配置される。ただし、突出部材9dは、ベルト5の回転方向において、ベルト5の回転方向の上流側で転写部に隣接する傾動ローラから像担持体までの間に配置されてもよい。
ここで、より良好に転写部T1dのニップ幅の変化を抑制する観点からは、突出部材9dは、ベルト5を介して像担持体1dに当接しない位置に配置されていることが好ましい。また、傾動ローラ7の傾き位置に拘わらず、突出部材9dのベルト5の幅方向の全域がベルト5に接触していることが好ましい。
以上説明したように、本実施例では、一次転写ローラ9dを感光ドラム1dよりも中間転写ベルト5の移動方向下流にオフセットさせて配置し、中間転写ベルト5を感光ドラム1側に持ち上げる構成とする。そして、寄り調整張架部材としてのテンションローラ7がどの傾き位置にあっても、一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5を、感光ドラム1dの表面とテンションローラ7の表面とを結ぶ接線よりも感光ドラム1側に突出させる構成とする。これにより、感光ドラム1と中間転写ベルト5とで形成される一次転写ニップT1dのニップ幅の変化を抑制して略一定とすることが可能となり、転写性の変化による画像不良を抑制しつつ、ベルト寄りをより確実に調整することが可能となる。
[実施例2]
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は、実施例1の画像形成装置と同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
図10は、本実施例における第4の画像形成ユニットdの一次転写ニップT1dの左側端部の近傍を示す断面図である。本実施例の中間転写ベルトユニット16では、感光ドラム1dとほぼ正対して、一次転写ローラ9dが配置されている。一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5を介して感光ドラム1に当接されている。
そして、本実施例では、中間転写ベルト5の移動方向において一次転写ローラ9dとテンションローラ7との間に、突出部材として突出ローラ96dが配置されている。突出ローラ96dは、中間転写ベルト5をその内周面側から外周面側に向けて図中上方に持ち上げる。本実施例では、突出ローラ96dは、中間転写ベルト5を、感光ドラム1dの表面と、中立位置におけるテンションローラ7の表面と、を結ぶ接線(外接線)よりも感光ドラム1d側に略1mm持ち上げる。
ここで、本実施例では、一次転写ローラ9d及び突出ローラ96dは金属製のローラであり、中間転写ベルト5に接触して中間転写ベルト5の移動に従動して回転する。本実施例では、一次転写ローラ9dは図示しない電源より電圧を印加され、一次転写ニップT1dに転写電界を形成して感光ドラム1d上のトナー像を中間転写ベルト5上に静電的に転写させる。一方、突出ローラ96dには、電圧を印加しても、印加しなくてもよい。突出ローラ96dに電圧が印加される場合、突出ローラ96dは、一次転写ニップT1dにおける感光ドラム1dから中間転写ベルト5へのトナー像の転写を補助する。突出ローラ96dは、中間転写ベルト6を持ち上げて一次転写ニップT1dを形成して、テンションローラ7が傾斜しても一次転写ニップT1dのニップ幅の変化を抑制することに関して、実施例1における一次転写ローラ9dと実質的に同一の作用をなす。
なお、一次転写ローラ9dは、突出ローラ96dまでの間で、感光ドラム1dに対して中間転写ベルト5の移動方向下流側にオフセットされて配置されていてもよい。あるいは、一次転写ローラ9dは、中間転写ベルト5の移動方向上流側にオフセットされて配置されていてもよい。つまり、本実施例では、ベルト5の回転方向に沿う方向において突出部材96dに対して傾動ローラ7とは反対側に、電圧が印加されて転写部T1dに転写のための電界を形成する転写部材9dが設けられている。
また、本実施例では、第1〜第4の画像形成ユニットa〜dにおける転写性を揃えるなどの観点から、第1〜第3の画像形成ユニットa〜cにおいても第4の画像形成ユニットdにおける一次転写ニップT1dと同じ構成とされている。つまり、第1〜第4の画像形成ユニットa〜dの全てに関して、実質的に同一の構成の一次転写ローラと突出ローラが設けられている。ただし、一次転写ニップのニップ幅の変化を抑制する観点からは、本実施例の構成では第4の画像形成ユニットdにおいてのみ突出ローラを設ければよい。また、図11と同様、複数の画像形成ユニットa〜dの上流側に寄り調整張架部材としての傾動可能な張架ローラが配置される場合、少なくとも第1の画像形成ユニットに対して一次転写ローラの中間転写ベルトの移動方向上流側に突出ローラを設ければよい。
本実施例では、テンションローラ7がいかなる傾き位置にある場合でも、突出ローラ96dは中間転写ベルト5を、テンションローラ7の傾き移動方向において感光ドラム1dの表面とテンションローラ7の表面とを結ぶ接線よりも感光ドラム側に突出させる。これにより、実施例1と同様に、感光ドラム1dから一次転写ローラ9dまでの間の中間転写ベルト5の姿勢を変化させることがない。したがって、感光ドラム1dと中間転写ベルト5とで形成される一次転写ニップT1dのニップ幅の変化を抑制して略一定とすることが可能となる。その結果、転写性の変化による画像不良を抑制しつつ、ベルト寄りをより確実に調整することが可能となる。
[その他]
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
例えば、上述の実施例では、画像形成装置は中間転写体を備えた転写ユニットを有するものであったが、転写材担持体を備えた転写ユニットを有するものであってもよい。図12は、直接転写方式の画像形成装置の一例を示す。同図において、図3の画像形成装置のものと同一又は対応する機能、構成を有する要素には同一符号を付している。この画像形成装置は、上述の実施例における中間転写ベルト5の代わりに、転写材担持体としての無端状のベルトで形成された転写材担持ベルト(搬送ベルト)105を有する。各感光ドラム1a〜1dに形成されたトナー像は、各転写ニップTa〜Tdにおいて、転写材担持ベルト105に担持された転写材Sに順次に転写される。この転写材担持ベルト105を備えた転写ユニット116は、図3の画像形成装置と同様のベルト寄り調整機構70を有する。したがって、図3の画像形成装置の場合と同様に、特に図示の例では第4の画像形成ユニットdの転写ニップTdのニップ幅が変化することが問題となる。そこで、少なくともこの第4の画像形成ユニットdの転写ニップTdに関し、実施例1と同様のニップ幅の変化を抑制する構成を適用することができ、上述の実施例と同様の効果を得ることができる。具体的な構成や作用については、上述の実施例の説明を、中間転写ベルトを転写材担持ベルトと読み替えるなど適宜の読み替えをして援用し、繰り返しの説明は省略する。なお、直接転写方式の画像形成装置に関しても、中間転写方式の画像形成装置の場合と同様に、図10、図11を参照して説明した構成を適用することができる。
また、上述の実施例では、突出部材はローラであるものとし説明したが、上述の実施例の場合と同様に十分にベルトを像担持体側に突出させることができれば、移動するベルトを摺擦するように固定的に配置された部材であってもよい。例えば、パッド状のもの、ブラシ状のもの、あるいは回転しないように配置されたローラ状のものなどが挙げられる。
また、上述の実施例では、寄り調整張架部材(傾動ローラ、ステアリングローラ)は、ベルトに接触して回転する調整部材によって傾動させられるものであり、特にその両端部が移動されて傾動させられるものであった。しかし、寄り調整張架部材の傾動方法は、上述の実施例のものに限定されるものではない。例えば、寄り調整張架部材の両端部を移動させて傾動させる構成とすることで前述の効果が得られるが、一方の端部のみを移動させて傾動させる構成としてもよい。また、ベルトに接触して回転する調整部材によって寄り調整張架部材を傾動させる構成に限定されるものではない。例えば、ベルトの幅方向の端部やベルト上に設けられたマークを光学センサなどの検知手段により検知してベルト寄り(寄り方向、寄り量)を求め、そのベルト寄りを補正するように寄り調整張架部材を任意の傾動手段で傾動させるようにしてもよい。
1 感光ドラム
5 中間転写ベルト
6 駆動ローラ
7 テンションローラ
8 従動ローラ
9d 一次転写ローラ
96d 突出ローラ
16 中間転写ベルトユニット
21 調整部材
23 リンク部材

Claims (12)

  1. 複数の張架ローラと、
    トナー像を担持する回転可能な像担持体に接触して転写部を形成し、前記転写部において前記像担持体からトナー像が転写されるか又は前記転写部において前記像担持体からトナー像が転写される転写材を担持して搬送する、前記複数の張架ローラに張架された回転可能な無端状のベルトと、
    前記ベルトの幅方向の寄りを調整する調整手段と、
    を有し、
    前記複数の張架ローラのうち前記ベルトの回転方向の上流側及び下流側でそれぞれ前記転写部に隣接する張架ローラの一方の張架ローラは、前記調整手段によりその回転軸線が他方の張架ローラの回転軸線に対して傾斜させられる傾動ローラであり、
    前記調整手段は、前記傾動ローラを前記他方の張架ローラに対して傾けることで前記ベルトの幅方向の寄りを調整する転写ユニットにおいて、
    前記ベルトの回転方向において、前記像担持体から前記ベルトの回転方向の下流側で前記転写部に隣接する前記傾動ローラまでの間、又は前記ベルトの回転方向の上流側で前記転写部に隣接する前記傾動ローラから前記像担持体までの間に、前記調整手段により前記像担持体側に最も移動させられた前記傾動ローラの表面と前記像担持体の表面とを結ぶ接線よりも前記像担持体側へと前記ベルトを突出させる突出部材を前記ベルトの内周面側に有することを特徴とする転写ユニット。
  2. 前記突出部材は、前記ベルトを介して前記像担持体に当接しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の転写ユニット。
  3. 前記傾動ローラの傾き位置に拘わらず、前記突出部材の前記ベルトの幅方向の全域が前記ベルトに接触していることを特徴とする請求項1又は2に記載の転写ユニット。
  4. 前記突出部材は、電圧が印加されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の転写ユニット。
  5. 前記ベルトの回転方向に沿う方向において前記突出部材に対して前記傾動ローラとは反対側に、電圧が印加されて前記転写部に前記転写のための電界を形成する転写部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の転写ユニット。
  6. 前記突出部材は、前記ベルトの移動に従動して回転するローラであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の転写ユニット。
  7. 前記傾動ローラは、前記複数の張架ローラのうち前記ベルトの回転方向の下流側で前記転写部に隣接する張架ローラであり、前記突出部材は、前記ベルトの回転方向において前記像担持体から前記傾動ローラまでの間で前記ベルトの内周面側に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の転写ユニット。
  8. 前記傾動ローラは、付勢手段によって前記ベルトの内周面側から外周面側に向けて付勢されて前記ベルトに張力を付与することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の転写ユニット。
  9. 前記傾動ローラは、前記ベルトの移動に従動して回転することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の転写ユニット。
  10. 前記調整手段は、前記傾動ローラの回転軸線方向の両方の端部を、同期して逆方向に移動させることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の転写ユニット。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の転写ユニットと、前記像担持体と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記ベルトの回転方向に沿う方向において前記転写部に対して前記傾動ローラとは反対側に、前記ベルトに接触して別の転写部を形成し、前記ベルト又は前記ベルトに担持された転写材に転写するトナー像を担持する、回転可能な別の像担持体を有することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
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