JP2016021760A - ミキサ・アーキテクチャ - Google Patents

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Abstract

【課題】増幅器のシングルエンドに結合されたミキサのノイズ除去特性を改善する技術を提供する。
【解決手段】ミキサに先行するLNAのようなステージ300からのシングルエンド信号(RF)が、シングルバランスドミキサ350.1の入力P1に結合されて、局部発振器(LO)信号とミキシングされる。シングルバランスドミキサのトポロジを複製するダミー部350.2は、シングルバランスドミキサ350.1に結合されて、ノイズ除去を改善する。このLO信号はまた、ダミー部350.2にも供給される。ダミー部350.2の入力P2は、ダミー負荷390に結合され、これは、LNA(low noise amplifier)300のような先行するステージの負荷特性を複製するように設計される。
【選択図】図3

Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
この特許出願は、2008年10月30日に出願され“Receiver using single ended low noise amplifier and single balanced mixer”と表題され、これによって、その開示が参照によって本明細書に明示的に組み込まれる米国仮特許出願61/109,771に対する優先権を主張する。
本開示は集積回路(IC)設計に関し、より具体的にはミキサのアーキテクチャに関する。
無線通信の送受信機はしばしば、信号の周波数をアップまたはダウンコンバートするためにミキサを組み込む。例えば、通信サーバにおいては、ミキサは低ノイズ増幅器(LNA)の出力に結合されて、LNAの出力を局部発振器(LO)信号とミキシングすることにより、それをダウンコンバートし得る。
ミキサを設計する種々の回路トポロジが、技術的に良く知られている。例えば、シングルバランスドミキサ(single-balanced mixer)は、シングルエンド入力信号を差動LO信号とミキシングするように設計される。シングルバランスドミキサの1つの限界は、他のミキサトポロジに較べて、ノイズ除去特性(noise rejection property)が比較的貧弱であることである。相対的に、ダブルバランスドミキサ(double-balanced mixer)は、差動入力信号を差動LO信号とミキシングするように設計される。ダブルバランスドミキサは、比較的優れたノイズ除去特性を有する一方で、ミキサの前段、例えばLNAの出力が完全差動(fully differential)であることを必要とし得る。完全差動LNAは、シングルエンドLNAより多くの電力を消費し、より大きいダイ面積を占め、そしてより多くのIC入力ピンまたは外部整合要素を必要とし得る。あるいは、ダブルバランスドミキサでは、シングルエンドLNA出力を完全差動信号に変換するためバラン(balun)が設けられ得る。しかし、そのようなバランもまた非常に大きいダイ面積を占め、そしてリンク・バジェット(link budget)に悪影響を及ぼす挿入損失を生じさせ得る。
増幅器のような、シングルエンドの前段に結合されたミキサの、ノイズ除去特性を改善する技術を提供することが望まれるだろう。
図1は、本開示の技術が実装され得る従来の無線通信デバイスの設計のブロック図を例示する。 図2Aは、ダブルバランスドミキサに結合された差動低ノイズ増幅器(LNA)の従来の実装を例示する。 図2Bは、シングルバランスドミキサに結合されたシングルエンドLNAの従来の実装を例示する。 図3は、本開示に従った、シングルバランス部とダミー部とを有するミキサに結合されたシングルエンドLNAの典型的な実施形態を例示する。 図4Aは、本開示に従ったダミー負荷の典型的な実施形態を例示する。 図4Bは、本開示に従ったダミー負荷の典型的な実施形態を例示する。 図4Cは、本開示に従ったダミー負荷の典型的な実施形態を例示する。 図5は、図3のミキサのトランジスタについてのバイアススキームの典型的な実施形態を例示する。 図6は、本開示に従ったバイアス電圧VBD1及びVBD2を最適に選択するための較正手順の典型的な実施形態を例示する。 図7は、本開示に従った方法の典型的な実施形態を例示する。
添付図面と共に以下で述べられる詳細な説明は、本発明の典型的な実施形態の説明として意図されており、本発明を実施出来る唯一の典型的な実施形態を示すことを意図されない。本説明全体で使用される用語「典型的」は、「例(example)、例証(instance)、または例示(illustration)として与えられること」を意味し、他の典型的な実施形態に対して好適または有利であると解釈される必要はない。詳細な説明は、本発明の典型的な実施形態の完全な理解を提供する目的で、具体的な詳細を含む。本発明の典型的な実施形態が、これらの具体的な詳細を有することなく実施し得ることが、当業者には明白であろう。ある例では、周知の構造及びデバイスは、本明細書に示された典型的な実施形態の新規性をあいまいにすることを避けるため、ブロック図の形で示される。
図1は、本開示の技術が実装され得る従来の無線通信デバイス100の設計のブロック図を例示する。デバイス100は例示の目的のみで示され、多少なりとも本開示の範囲を限定することを意味しないことに留意する。
図1に示す設計では、無線デバイス100は、送受信機120と、データ及びプログラムコードを保持するメモリ112を有するデータプロセッサ110とを含む。送受信機120は、双方向通信をサポートする送信機130及び受信機150を含む。一般に無線デバイス100は、任意の数の通信システム及び周波数帯域につき、任意の数の送信機及び任意の数の受信機を含んでも良い。
送信機または受信機は、スーパーヘテロダイン・アーキテクチャまたはダイレクトコンバージョン(direct conversion)・アーキテクチャで実装され得る。スーパーヘテロダイン・アーキテクチャでは、信号は複数のステージで、無線周波数(RF)とベースバンドとの間で周波数変換が行われる。例えば、受信機の場合、あるステージでRFから中間周波数(IF)に変換され、その後別のステージでIFからベースバンドに変換される。ダイレクトコンバージョン・アーキテクチャでは、信号は1つのステージで、RFとベースバンドとの間の周波数変換が行われる。スーパーヘテロダイン及びダイレクトコンバージョン・アーキテクチャは、異なる回路ブロックを使用し、及び/または異なる要求を有し得る。図1に示す設計では、送信機130及び受信機150は、ダイレクトコンバージョン・アーキテクチャで実装されている。
送信経路では、データプロセッサ110は送信すべきデータを処理して、同相(I:in-phase)及び直交位相(Q:quadrature-phase)のアナログ出力信号を送信機130に供給する。送信機130内では、ローパスフィルタ132a及び132bが、それぞれI及びQアナログ出力信号をフィルタリングして、先のデジタル/アナログ変換で生じた望ましくないイメージ(images)を除去する。増幅器134a及び134bは、それぞれローパスフィルタ132a及び132bからの信号を増幅して、I及びQベースバンド信号を供給する。アップコンバータ140は、送信(TX)局部発振(LO)信号生成器170からのTX LO信号を用いてI及びQベースバンド信号をアップコンバートして、アップコンバート信号を供給する。フィルタ142は、アップコンバート信号をフィルタリングして、受信周波数帯域におけるノイズ、及び周波数アップコンバートにより生じた望ましくないイメージを除去する。電力増幅器(PA:power amplifier)144は、フィルタ142からの信号を増幅して所望の出力電力レベルを得て、送信RF信号を供給する。送信RF信号は、デュプレクサまたはスイッチ146を介して送られ、アンテナ148により送信される。
受信経路では、アンテナ148は、基地局によって送信された信号を受信して、受信RF信号を供給し、これはデュプレクサまたはスイッチ146を介して送られ、低ノイズ増幅器(LNA:low noise amplifier)に供給される。受信RF信号は、LNA152によって増幅され、そしてフィルタ154によってフィルタリングされて、所望のRF入力信号が得られる。ダウンコンバータ160は、受信(RX)LO信号生成器180からのRX LO信号を用いてRF入力信号をダウンコンバートして、I及びQベースバンド信号を供給する。このI及びQベースバンド信号は、増幅器162a及び162bで増幅され、更にローパスフィルタ164a及び164bによってフィルタリングされて、I及びQアナログ入力信号が得られる。これはデータプロセッサ110に供給される。
TX LO信号生成器170は、周波数アップコンバートのために使用されるI及びQ TX LO信号を生成する。RX LO信号生成器180は、周波数ダウンコンバートのために使用されるQ RX LO信号を生成する。各LO信号は、特定の基本周波数を有する周期的な信号である。PLL172は、データプロセッサ110からタイミング情報を受信し、LO信号生成器170からのTX LO信号の周波数及び/または位相を調整するために使用される制御信号を生成する。同様に、PLL182は、データプロセッサ110からタイミング情報を受信し、LO信号生成器180からのRX LO信号の周波数及び/または位相を調整するために使用される制御信号を生成する。
図1は、送受信機の例を示す。概して、送信機及び受信機における信号の調整は、増幅器、フィルタ、アップコンバータ、ダウンコンバータ等の1つまたはそれ以上のステージによって実行され得る。これらの回路ブロックは、図1に示す構成とは異なるように配置されても良い。更に、図1には示されない他の回路もまた、送信機及び受信機において信号を調整するために用いられても良い。図1におけるいくらかの回路ブロックが省かれても良い。送受信機120の全体または一部は、1つまたはそれ以上のアナログ集積回路(IC)、RF IC(RFIC)、mixed signal IC等の上に実装され得る。
図2Aは、ダブルバランスドミキサ250Aに結合された差動低ノイズ増幅器(LNA)200Aの従来の実装を例示する。LNA200A及びミキサ250Aは、例えば図1に示すLNA154及びダウンコンバータ140に使用され得る。例示を簡略化するため、特定の詳細についての実装の図示が省略されていること、例えば図示された幾つかのトランジスタのDCバイアス、及び受信機においてQチャネルに適応するため、1つまたはそれ以上の追加のミキサを設けることを、当業者は理解するだろう。
図2Aでは、LNA200Aは、入力差動電圧(IN、IN)を増幅して増幅差動電圧(RF、RF)を生成するための、差動カスコード配置に構成されたトランジスタ201、202、203、204を含む。トランジスタ201、202についてソース・ディジェネレーション・インピーダンス(source degeneration impedance)210、211が設けられ、他方で負荷220、221がトランジスタ203、204のドレインに設けられる。バイアス電圧VBがトランジスタ203、204に供給される。
増幅RF電圧(RF、RF)は、結合キャパシタ215、216を介してミキサ250Aの入力ポート(P1、P2)に結合される。ミキサ250Aは、増幅RF電圧(RF、RF)と差動局部発振器(LO)信号(LO、LO)とをミキシングして、差動出力信号(OUT、OUT)を生成する。ダブルバランスドミキサ250Aは、トランジスタ260、261と270、271の2つの対を含み、261と271のドレインが互いに結合され、260と270のドレインが互いに結合される。ダブルバランスドミキサ250Aは、LO端子LOまたはLOでのノイズが、ミキサ出力(OUT、OUT)でのコモンモードノイズ(common-mode noise)である場合、優れたノイズ除去特性を有し、そのようなコモンモードノイズは、差動出力信号(OUT、OUT)によって容易に除去される。
図2Bは、シングルバランスドミキサ250Bに結合されたシングルエンドLNA200Bの従来の実装を例示する。図2Bでは、シングルエンドLNA200Bは、入力電圧INを増幅して増幅出力電圧RFを生成するため、シングルエンドカスコード増幅器として構成された増幅器201、203を含む。出力電圧(RF)をサポートするノードは、結合キャパシタ215を介してミキサ250Bの入力ポート(P)に結合されている。ミキサ250Bは、RF信号(RF)と差動LO信号(LO、LO)とをミキシングして、出力信号(OUT、OUT)を生成する。
当業者は、シングルエンドLNA200B及びシングルバランス250Bが、差動LNA200A及びダブルバランスドミキサ250Aよりも少ない要素で実装されるとき、200Bと250Bとの組み合わせが、200Aと250Aとの組み合わせよりも小さい、集積回路上のダイ面積を占め得ることを理解するだろう。しかしながら、LO端子LOまたはLOのノイズがミキサ出力(OUT、OUT)における差動モードノイズとして現れる際には、シングルバランスドミキサ250Bの出力信号(OUT、OUT)は、LOノイズの比較的貧弱な除去をもたらし得ることが更に理解されるだろう。更に、LNA200Bの電源電圧及びミキサ250Bの電源電圧からのノイズが、ミキサ出力(OUT、OUT)に直接ダウンコンバートされても良く、これは信号対ノイズ比(SNR)を更に悪化させる。
図3は、本開示に従った、シングルバランス部(single-balanced portion)350.1及びダミー部350.2を有するミキサ350に結合されたシングルエンドLNA300の典型的な実施形態を例示する。図3では、LNA300は、トランジスタ301、303を含むシングルエンドLNAである。電圧(RF)をサポートするLNA出力ノードは、結合キャパシタ315を介してミキサ350の第1入力ポート(P1)に結合される。ミキサ350のダミー部350.2のポート(P2)は、「ダミー負荷端子」390aでダミー負荷390に結合される。ダミー負荷350.2を、ミキサ350にシングルバランス部350.1に整合(matching)させることにより、ダブルバランスドミキサのノイズ除去特性が、LNA300のようなシングルエンドの先行するステージにより面積を削減しつつ、維持され得る。更にダミー負荷390を、シングルエンドLNA300の特性に整合する特定の特性を有するように設計することで、ミキサ350のノイズ除去特性は更に改善され得る。
典型的な実施形態では、ダミー負荷390は、LNA300によってミキサ350の第1入力ポート(P1)に示される正味のインピーダンスに近似する、ミキサ350の第2入力ポート(P2)に示されるインピーダンスZinを有するように設計され得る。そのようなインピーダンスZinは、例えば、LNA300の負荷320のインピーダンス、及び/またはLNA300のカスコードトランジスタ303の出力インピーダンスから成り得る。ダミー負荷390の典型的な実施形態は、以下で更に述べられる。
示される典型的な実施形態では、ディジェネレーション(degeneration)抵抗265、266、275、276が、トランジスタ260、261、270、271のソースに設けられる。ミキサ入力に追加された抵抗が、ノイズの削減に有利に役立つことが理解されるだろう。
図4Aは、本開示に従ったダミー負荷390の典型的な実施形態390.1を例示する。ダミー負荷390.1は、ダミー負荷端子390aからVDDへの直列のRC接続を含む。典型的な実施形態では、ダミー負荷390.1の容量Cは、LNA300にあるその他の容量性(例えば寄生の)素子を含めて、図3の結合キャパシタ315の効果を複製するように設計され得る。負荷320における並列のインダクタ−キャパシタ(LC)ネットワーク(図示せず)が、共振時に、所望の動作RF周波数帯域で抵抗性を示し得るように、ダミー負荷390.1の抵抗Rは、共振時のそのような負荷320の抵抗を模倣するように選択され得ることが、当業者に理解されるだろう。
図4Bは、本開示に従ったダミー負荷390の代替的な典型的な実施形態390.2を例示する。ダミー負荷390.2は、図3の結合キャパシタ315に整合されたキャパシタ316Bと直列に結合された並列LCネットワーク410を含む。典型的な実施形態では、LCネットワーク410は、LNA300の負荷320のLCネットワーク(図示せず)と整合するように設計され得る。当業者は、ダミー負荷390.2は、ダミー負荷390.1に較べてより広い周波数範囲にわたって、負荷320に対するより良い整合を、より大きなダイ面積を消費するが、有利に提供し得ることを理解するだろう。典型的な実施形態では、LCネットワーク410内のインダクタは、負荷320のLCネットワークの対応するインダクタよりも損失が大きいように設計され、これにより、ダミー負荷390を実装するのに必要なダイ面積を、負荷320について必要なそれよりも小さくし得る。
図4Cは、本開示に従ったダミー負荷390の更に別の典型的な実施形態390.3を例示する。ダミー負荷390.3は、シングルエンドLNA300のトポロジ及び要素を複製するように設計されている。ダミー負荷390.3におけるトランジスタ303C及び301Cが、それぞれ電圧VB1及びVB2でバイアスされ得ることに留意する。ダミー負荷390.3を設けることは、ミキサ350の前段についてのシングルエンドLNA設計の先に述べた利点を維持しつつ、ミキサ350の入力を有利にバランスすることが理解されるだろう。
典型的な実施形態では、ダミー負荷390.1のRC回路は、LNA300に供給されるのと同じ電源電圧VDDに接続され得る。しかしながら、一般にダミー負荷390はVDDに接続される必要がなく、あるいはあらゆるノード(例えばグランド)に接続されて良いことが、当業者であれば理解するだろう。ダミー負荷390の更に別の典型的な実施形態(図示せず)では、ダミー負荷390は単に高周波数グランドへの直接接続を含み、受動素子を含む必要が無いことが理解されるだろう。そのような代替的な実施形態は、本開示の範囲内であることが意図される。
当業者は、明示的に図示されていないダミー負荷390の代替的な典型的な実施形態が容易に導き出され、そしてそのような代替的な実施形態は本開示の範囲内であることが意図されることを理解するだろう。
典型的な実施形態では、ミキサ350のダミー部350.2のトランジスタ370、371は、ダミー部350.2とシングルエンド部350.1との間の整合を向上させるため、設定可能なバイアス電圧を与えられても良い。図5は、ミキサ350のトランジスタ360、361、370、371についてのバイアススキームの典型的な実施形態を例示する。図5では、LO信号(LO、LO)は、それぞれ結合キャパシタ360.1、361.1、370.1、371.1を用いて、トランジスタ360、361、370、371に結合される。シングルエンド部350.1のトランジスタ360、361は、バイアス電圧VBS1 501、VBS2 502を用いてバイアスされ、ダミー部350.2のトランジスタ370、371は、バイアス電圧VBD1 503、VBD2 504を用いてバイアスされる。典型的な実施形態では、バイアス電圧VBS1 501、VBS1 502、VBD1 503、及びVBD2 504のいずれかまたは全ては、シングルエンド部350.1に対するダミー部350.2の最適な整合を提供するように調整可能であり、及び/または較正され得る。
図6は、本開示に従ったバイアス電圧VBD1 503またはVBD2 504を最適に選択するための較正方法の典型的な実施形態600を例示する。方法600は例示の目的でのみ与えられ、そして本開示の範囲を図示される特定の方法に限定することを意図していないことに留意する。バイアス電圧のその他の組、例えばVBS1 501及びVBS2 502、またはVDB1 503及びVBD2を共に調整するために、代替的な方法(図示せず)が追加的にまたは代替的に与えられても良いことを、そしてそのような代替的な典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図されることを、当業者は理解するだろう。
図6では、ブロック610で、バイアス電圧VBS1 501、VBS2 502、VBD1 503、及びVBD2 504が、トランジスタ360、361、370、371をバイアスするため、名目上の値(nominal value)の組に初期化される。典型的な実施形態では、そのような名目上の値は例えば、IC製造の前のミキサ設計のコンピュータ回路シミュレーションによって決定され得る。この名目上の値は、回路動作時にブロック610が実行される際の検索のために、メモリ(図示せず)に記憶され得る。
ブロック620では、VBD1 503またはVBD2 504として候補となる値が、トランジスタ370または371をバイアスするために印加される。
ブロック630では、ブロック620で印加されたVBD1 503またはVBD2 504の候補となる値に対応する対称性メトリック(symmetry metric)が、ミキサの出力で測定される。受信(RX)チェーンにおける本明細書の技術の典型的な実施形態では、そのような対称性メトリックは、例えばノイズ電力、ノイズ量(noise figure)、LOリーク、DCオフセット、二次入力インターセプトポイント(IIP2:second-order input intercept point)等、及び/または本明細書では明示的に列挙されていないミキサ対称性を測定するためのその他の任意のメトリックを測定し得る。送信(TX)チェーンにおける本明細書の技術の典型的な実施形態では、そのような対称性メトリックは、例えばミキサ出力における残留サイドバンド電力(residual sideband power)を測定し得る。
ブロック635では、対称性メトリックがある予め決められた基準を満たすかが確認される。もし満たすなら、方法はブロック640に進む。そうでなければ、方法はブロック636に進み、VBD1 503またはVBD2 504として新たな候補値を選択する。ブロック636で新たな候補値を選択した後、方法はブロック620に戻る。
典型的な実施形態では、ブロック635での予め決められた基準は、VBD1 503またはVBD2 504の印加された候補値がミキサ出力において許容出来る性能レベルをもたらすかを決定するため、対称性メトリックを閾値と比較することを含み得る。例えば、ノイズ量は対称性メトリックとして使用することが出来、この測定されたノイズ量は、許容可能な最大のノイズ量閾値と比較され得る。当業者は、その他の対称性メトリックを用いた代替的な典型的な実施形態が、ブロック635において適宜、その他の予め決められた基準を用い得ることを理解するだろう。そのような代替的な典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。
ブロック640では、特定された、測定された対称性メトリックに対応するVBD1 503またはVBD2 504の値が、トランジスタ370または371をバイアスするように適用される。
VBD1 503またはVBD2 504を調整する方法の典型的な実施形態600が図6を参照して説明されたが、当業者は、バイアス電圧を調整するその他のスキームを容易に導き出せるだろう。例えば、代替的な典型的な実施形態(図示せず)では、ミキサ350におけるトランジスタ360、361、370、371の各々についてのバイアス電圧の最適な組を得るため、VBD1 503及びVBD2 504が共に変化され、そして電圧VBS1 501及びVBS2 502と共に変化されても良い。そのような代替的な典型的な実施形態は、本開示の範囲内であると意図される。
図7は、本開示に従った方法700の典型的な実施形態を例示する。方法700は例示の目的でのみ与えられ、そして本開示の範囲を図示された具体的な方法に限定することを意図していないことに留意する。方法700は、シングルエンドの第1信号を差動の第2信号とミキシングして差動出力信号を生成するためのものである。
図7において、ブロック710では、第1信号が、第1トランジスタ対を備えるシングルエンド部の第1入力に結合される。
ブロック720では、差動第2信号が、第1トランジスタ対のゲート入力に結合される。
ブロック730では、第1トランジスタ対が、差動出力信号に結合される。
ブロック740では、ダミー負荷が、第2トランジスタ対を備えるダミー部の第1入力に結合され、この第2トランジスタ対は、第1トランジスタ対に整合されている。
ブロック750では、差動第2信号が、第2トランジスタ対のゲート入力に結合される。
ブロック760では、第2トランジスタ対が、差動出力信号に結合される。
本開示の種々の典型的な実施形態が、受信機におけるダウンコンバートに使用されるミキサとの関連で説明されてきたが、当業者は、本技術がそのような状況に適用される必要は無いことを理解するだろう。例えば、本明細書の技術は、送信機のミキサ(図示せず)に適応されても良く、ここではシングルエンドのベースバンド信号はアップコンバートのためにLO信号とミキシングされ、そしてミキサには本明細書で先に説明したようにダミー部とダミー負荷とが与えられ得る。そのような典型的な実施形態では、ダミー負荷は、アップコンバートミキサの出力に設けられ得る。これによりアップコンバートミキサは、シングルエンドの駆動増幅器を有利に直接駆動出来るようになり、これによりアップコンバート経路における中間的なバランの必要性を排除出来る。そのような代替的な典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。
本開示の典型的な実施形態はMOSトランジスタ(MOSFET)に関連して述べられてきたが、本開示の技術はMOSFETベースの設計に限定される必要は無く、バイポーラ接合トランジスタ(すなわちBJT)及び/またはその他の3端子トランスコンダクタンスデバイスを用いた代替的な典型的な実施形態(図示せず)に容易に適用出来ることが、当業者には理解されるだろう。例えば、典型的な実施形態(図示せず)では、図示された任意の比較器は、MOSFETでは無く、それぞれがMOSFETのドレイン、ゲート、及びソースについて示されたように結合される、BJTのコレクタ、ベース、及びエミッタを有するBJTを使用しても良い。あるいは、BiCMOSプロセスでは、CMOS及びバイポーラの構造/デバイスの両方の組み合わせが、回路性能を最大化するために用いられ得る。更に、特に断りの無い限り、本明細書及び特許請求の範囲において、用語「ドレイン」、「ゲート」、及び「ソース」は、MOSFETに関連づけられたそれらの用語の通常の意味だけでなく、BJTのような3端子トランスコンダクタンスデバイスの対応するノード(対応関係は、回路設計の当業者には明白であろう)をも包含することが出来る。
本開示の典型的な実施形態は、NMOSデバイスが図示された回路内の能動デバイスとして用いられる場合に関連して述べられてきたが、代替的な典型的な実施形態は、NMOSデバイスの代わりにPMOSデバイスを使用しても良いし、逆もまた同様であることが、当業者には更に理解されるだろう。そのような代替的な典型的な実施形態は、本開示の範囲内にあると意図される。
本明細書及び特許請求の範囲において、素子が他の素子と「接続され」または「結合され」として参照される場合には、素子は他の素子に直接に接続または結合され、または間に素子が介在しても良いことが理解されるだろう。逆に、素子が他の素子に「直接に接続され」または「直接に結合され」として参照される場合には、間に素子は介在しない。
当業者は、情報及び信号が任意の様々な異なる技術及び技法を使用して表されることを理解するであろう。例えば、上述の至る所で参照され得るデータ、指示、命令、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光学場または粒子、またはその任意の組合せによって表され得る。
当業者は、本明細書に開示された典型的な実施形態に関連して述べられた様々な例示の論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または双方の組合せとして実装され得ることを認識するであろう。ハードウェア及びソフトウェアのこの互換性を明確に例証するために、様々な例示の要素部品、ブロック、モジュール、回路、及びステップは、一般にそれらの機能に関して上で述べられてきた。そのような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実施及び制御されるか否かは、特定のアプリケーション及びシステム全体に課せられた設計制限に依存する。当業者は、記述した機能を具体的な各アプリケーションのために様々な方法で実施するかもしれないが、そのような実施決定は本発明の典型的な実施形態の範囲から逸脱するものと解釈されるべきでない。
本明細書に開示された典型的な実施形態に関連して述べた様々な例示の論理ブロック、モジュール、及び回路は、本明細書で述べた機能を実行するために設計された汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはその任意の組合せによって実装または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであって良いが、これに代るものでは、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、計算デバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連係した1つまたはそれ以上のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成として実施され得る。
本明細書に開示された典型的な実施形態に関連して述べた方法またはアルゴリズムのステップは、直接、ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、またはその二つの組合せにおいて具体化され得る。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的に書き込み可能なROM(EPROM)、電気的に消去及び書き込み可能なROM(EEPROM(登録商標))、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で既知である他の形の任意の記録媒体に存在し得る。典型的な記録媒体は、プロセッサが記録媒体から情報を読み出し、そして記録媒体へ情報を書込むことが出来るように、プロセッサへ結合され得る。あるいは、記録媒体はプロセッサへ一体化されても良い。プロセッサ及び記録媒体は、ASIC内にあっても良い。ASICは、ユーザ端末内にあっても良い。あるいは、プロセッサ及び記録媒体は、ユーザ端末においてディスクリート部品としてあっても良い。
1つまたはそれ以上の典型的な実施形態では、述べられた機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、それらの機能は1つまたはそれ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶され、或いは伝送され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの持ち運びを助ける任意の媒体を含むコンピュータ記憶メディア及び通信メディアの双方を含み得る。記録媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であって良い。例として、これに限定するもので無いものとして、このようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは光ディスク媒体、磁気ディスク媒体または他の磁気記録デバイス、または命令またはデータ構造の形で所望のプログラムコードを運びまたは保持するために使用され、そしてコンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体を含むことが出来る。また、あらゆる接続が、適切にコンピュータ読み取り可能な媒体と呼ばれる。例えば、そのソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、または遠隔源から送信されるならば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk and disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、及びブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、一般的に、磁気によってデータを再生し、ディスク(disc)はレーザによって光学的にデータを再生する。上記の組合せもまたコンピュータ読み取り可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示された典型的な実施形態の上記説明は、当業者に本発明の製造及び使用を可能にするために与えられる。これらの典型的な実施形態に対する種々の変形が、当業者には容易に明白であろう。そして本明細書で定義された包括的な原理は、この発明の範囲及び精神から逸脱することなく、その他の典型的な実施形態に適用され得る。よって、この発明は、本明細書に示された典型的な実施形態に限定されることを意図されないが、本明細書で開示された新規な特徴と原理に一致する最も広い範囲に許容される。
図2Aは、ダブルバランスドミキサ250Aに結合された差動低ノイズ増幅器(LNA)200Aの従来の実装を例示する。LNA200A及びミキサ250Aは、例えば図1に示すLNA15及びダウンコンバータ10に使用され得る。例示を簡略化するため、特定の詳細についての実装の図示が省略されていること、例えば図示された幾つかのトランジスタのDCバイアス、及び受信機においてQチャネルに適応するため、1つまたはそれ以上の追加のミキサを設けることを、当業者は理解するだろう。
開示された典型的な実施形態の上記説明は、当業者に本発明の製造及び使用を可能にするために与えられる。これらの典型的な実施形態に対する種々の変形が、当業者には容易に明白であろう。そして本明細書で定義された包括的な原理は、この発明の範囲及び精神から逸脱することなく、その他の典型的な実施形態に適用され得る。よって、この発明は、本明細書に示された典型的な実施形態に限定されることを意図されないが、本明細書で開示された新規な特徴と原理に一致する最も広い範囲に許容される。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲を付記する。
[C1]
差動出力信号を生成するためにシングルエンド(single-ended)第1信号を差動第2信号とミキシングする装置であって、
第1トランジスタ対を備えるシングルエンド部と、
前記第1トランジスタ対に整合された第2トランジスタ対を備えるダミー部と
を備え、前記第1トランジスタ対の第1入力は前記シングルエンド第1信号に結合され、前記第1トランジスタ対のゲート入力は前記差動第2信号に結合され、前記第1トランジスタ対は前記差動出力信号に結合され、
前記第2トランジスタ対の第1入力はダミー負荷端子に結合され、前記第2トランジスタ対のゲートは前記差動第2信号に結合され、前記第2トランジスタ対は前記差動出力信号に結合される、装置。
[C2]
前記ダミー負荷端子は、高周波数のグランド電圧に結合される、C1の装置。
[C3]
前記装置は、前記ダミー負荷端子に結合されたダミー負荷を更に備える、C1の装置。
[C4]
前記第1トランジスタ対の前記第1入力は、ディジェネレーション(degeneration)抵抗を介して、前記シングルエンド第1信号に結合され、
前記第2トランジスタ対の前記第1入力は、ディジェネレーション抵抗を介して前記ダミー負荷に結合される、C1の装置。
[C5]
前記第1トランジスタ対の前記第1入力は、結合キャパシタを介して前記シングルエンド第1信号に結合され、
前記ダミー負荷はキャパシタを更に備える、C3の装置。
[C6]
入力信号を増幅して前記シングルエンド第1信号を生成するように構成された増幅器を更に備える、C3の装置。
[C7]
前記ダミー負荷は、電源電圧(source voltage)に結合された抵抗に結合されたキャパシタを更に備える、C6の装置。
[C8]
前記増幅器は、並列のインダクタ−キャパシタ負荷を備え、
前記ダミー負荷は、並列のインダクタ−キャパシタ負荷を備える、C6の装置。
[C9]
前記ダミー負荷の前記インダクタは、前記増幅器の負荷の前記インダクタよりも損失が大きいように設計される、C8の装置。
[C10]
前記増幅器は、
第1及び第2カスコードトランジスタを備えるカスコード増幅器と、
前記第1カスコードトランジスタのソースに結合されたソース・ディジェネレーション・インピーダンスと、
前記第2カスコードトランジスタのドレインに結合された負荷と
を更に備え、前記ダミー負荷は、
第1及び第2ダミーカスコードトランジスタと、
前記第1ダミーカスコードトランジスタのソースに結合されたダミー・ソース・ディジェネレーション・インピーダンスと、
前記第2ダミーカスコードトランジスタのドレインに結合された二次ダミー負荷(secondary dummy load)とを更に備えるC6の装置。
[C11]
前記第1トランジスタ対は第1及び第2トランジスタを備え、
前記第2トランジスタ対は第3及び第4トランジスタを備え、
前記差動第2信号の第1端は、前記第1及び第4トランジスタのゲートに結合され、
前記差動第2信号の第2端は、前記第2及び第3トランジスタのゲートに結合され、
前記第1及び第3トランジスタのドレインは互いに結合され、
前記第2及び第4トランジスタのドレインは互いに結合される、C1の装置。
[C12]
前記第2信号は、局部発振器(LO)信号を備え、
前記第1信号は、増幅された無線周波数(RF)信号を備える、C1の装置。
[C13]
前記第2トランジスタ対は、少なくとも1つの設定可能なバイアス電圧によってバイアスされる、C1の装置。
[C14]
前記少なくとも1つの設定可能なバイアス電圧は、ミキサの出力において測定された対称性メトリック(symmetry metric)を最適化するためのバイアス電圧を決定する手段によって生成される、C13の装置。
[C15]
差動出力信号を生成するためにシングルエンド(single-ended)第1信号を差動第2信号とミキシングする方法であって、
前記第1信号を、第1トランジスタ対を備えるシングルエンド部の第1入力に結合することと、
前記差動第2信号を、前記第1トランジスタ対のゲート入力に結合することと、
前記第1トランジスタ対を、前記差動出力信号に結合することと、
ダミー負荷端子を、第1トランジスタ対に整合された第2トランジスタ対を備えるダミ
ー部の第1入力に結合することと、
前記差動第2信号を、前記第2トランジスタ対のゲート入力に結合することと、
前記第2トランジスタ対を、前記差動出力信号に結合することとを備える方法。
[C16]
ダミー負荷を、前記ダミー負荷端子に結合すること、を更に備えるC15の方法。
[C17]
前記第1トランジスタ対の前記第1入力を、ディジェネレーション(degeneration)抵抗を介して前記シングルエンド第1信号に結合することと、
前記第2トランジスタ対の前記第1入力を、ディジェネレーション抵抗を介して前記ダミー負荷端子に結合することとを更に備えるC15の方法。
[C18]
前記シングルエンド第1信号を生成するために第1信号を増幅すること、を更に備えるC15の方法。
[C19]
前記第2信号は、局部発振器(LO)信号を備え、
前記第1信号は、増幅された無線周波数(RF)信号を備える、C15の方法。
[C20]
設定可能なバイアス電圧を用いて、前記第1及び第2トランジスタ対の少なくとも1
つのトランジスタをバイアスすること、を更に備えるC15の方法。
[C21]
前記第1及び第2トランジスタ対の前記トランジスタを、名目上の値(nominal valu
es)にバイアスすることと、
前記設定可能なバイアス電圧を、候補値に設定することと、
前記差動出力信号での対称性メトリック(symmetry metric)を測定することと、
前記対称性メトリックが、予め決められた基準を満たしているか、確認することと、
前記対称性メトリックが予め決められた基準を満たしていれば、前記設定可能なバイアス電圧を、前記予め決められた基準を満たす前記対称性メトリックに対応する前記候補値に設定することと、
前記対称性メトリックが予め決められた基準を満たしていなければ、前記設定可能なバイアス電圧を新たな候補値に設定することとを更に備えるC20の方法。
[C22]
前記対称性メトリックはノイズ量(noise figure)を備え、
前記予め決められた基準は、前記ノイズ量が閾値未満であるか、を備える、C21の方法。
[C23]
差動出力信号を生成するために、シングルエンド(single-ended)第1信号を差動第2信号でミキシングする手段を備えるミキサ。
[C24]
コンピュータに対してミキサについてのバイアス電圧を選択させるためのコードを記憶するコンピュータプログラム製品であって、前記コードは、
コンピュータに対して、シングルバランス(single-balanced)部とダミー部とを備えるミキサのトランジスタを名目上の値(nominal values)にバイアスさせるためのコードと、
コンピュータに対して、設定可能なバイアス電圧を候補値に設定させるためのコードと、
コンピュータに対して、前記差動出力信号での対称性メトリック(symmetry metric)を測定させるためのコードと、
コンピュータに対して、前記対称性メトリックが、予め決められた基準を満たしているか、確認させるためのコードと、
コンピュータに対して、前記対称性メトリックが予め決められた基準を満たしていれば、前記設定可能なバイアス電圧を、前記予め決められた基準を満たす前記対称性メトリックに対応する前記候補値に設定させるためのコードと、
コンピュータに対して、前記対称性メトリックが予め決められた基準を満たしていなければ、前記設定可能なバイアス電圧を新たな候補値に設定させるためのコードとを備えるコンピュータプログラム製品。

Claims (24)

  1. 差動出力信号を生成するためにシングルエンド(single-ended)第1信号を差動第2信号とミキシングする装置であって、
    第1トランジスタ対を備えるシングルエンド部と、
    前記第1トランジスタ対に整合された第2トランジスタ対を備えるダミー部と
    を備え、前記第1トランジスタ対の第1入力は前記シングルエンド第1信号に結合され、前記第1トランジスタ対のゲート入力は前記差動第2信号に結合され、前記第1トランジスタ対は前記差動出力信号に結合され、
    前記第2トランジスタ対の第1入力はダミー負荷端子に結合され、前記第2トランジスタ対のゲートは前記差動第2信号に結合され、前記第2トランジスタ対は前記差動出力信号に結合される、装置。
  2. 前記ダミー負荷端子は、高周波数のグランド電圧に結合される、請求項1の装置。
  3. 前記装置は、前記ダミー負荷端子に結合されたダミー負荷を更に備える、請求項1の装置。
  4. 前記第1トランジスタ対の前記第1入力は、ディジェネレーション(degeneration)抵抗を介して、前記シングルエンド第1信号に結合され、
    前記第2トランジスタ対の前記第1入力は、ディジェネレーション抵抗を介して前記ダミー負荷に結合される、請求項1の装置。
  5. 前記第1トランジスタ対の前記第1入力は、結合キャパシタを介して前記シングルエンド第1信号に結合され、
    前記ダミー負荷はキャパシタを更に備える、請求項3の装置。
  6. 入力信号を増幅して前記シングルエンド第1信号を生成するように構成された増幅器を更に備える、請求項3の装置。
  7. 前記ダミー負荷は、電源電圧(source voltage)に結合された抵抗に結合されたキャパシタを更に備える、請求項6の装置。
  8. 前記増幅器は、並列のインダクタ−キャパシタ負荷を備え、
    前記ダミー負荷は、並列のインダクタ−キャパシタ負荷を備える、請求項6の装置。
  9. 前記ダミー負荷の前記インダクタは、前記増幅器の負荷の前記インダクタよりも損失が大きいように設計される、請求項8の装置。
  10. 前記増幅器は、
    第1及び第2カスコードトランジスタを備えるカスコード増幅器と、
    前記第1カスコードトランジスタのソースに結合されたソース・ディジェネレーション・インピーダンスと、
    前記第2カスコードトランジスタのドレインに結合された負荷と
    を更に備え、前記ダミー負荷は、
    第1及び第2ダミーカスコードトランジスタと、
    前記第1ダミーカスコードトランジスタのソースに結合されたダミー・ソース・ディジェネレーション・インピーダンスと、
    前記第2ダミーカスコードトランジスタのドレインに結合された二次ダミー負荷(secondary dummy load)と
    を更に備える請求項6の装置。
  11. 前記第1トランジスタ対は第1及び第2トランジスタを備え、
    前記第2トランジスタ対は第3及び第4トランジスタを備え、
    前記差動第2信号の第1端は、前記第1及び第4トランジスタのゲートに結合され、
    前記差動第2信号の第2端は、前記第2及び第3トランジスタのゲートに結合され、
    前記第1及び第3トランジスタのドレインは互いに結合され、
    前記第2及び第4トランジスタのドレインは互いに結合される、請求項1の装置。
  12. 前記第2信号は、局部発振器(LO)信号を備え、
    前記第1信号は、増幅された無線周波数(RF)信号を備える、請求項1の装置。
  13. 前記第2トランジスタ対は、少なくとも1つの設定可能なバイアス電圧によってバイアスされる、請求項1の装置。
  14. 前記少なくとも1つの設定可能なバイアス電圧は、ミキサの出力において測定された対称性メトリック(symmetry metric)を最適化するためのバイアス電圧を決定する手段によって生成される、請求項13の装置。
  15. 差動出力信号を生成するためにシングルエンド(single-ended)第1信号を差動第2信号とミキシングする方法であって、
    前記第1信号を、第1トランジスタ対を備えるシングルエンド部の第1入力に結合することと、
    前記差動第2信号を、前記第1トランジスタ対のゲート入力に結合することと、
    前記第1トランジスタ対を、前記差動出力信号に結合することと、
    ダミー負荷端子を、第1トランジスタ対に整合された第2トランジスタ対を備えるダミー部の第1入力に結合することと、
    前記差動第2信号を、前記第2トランジスタ対のゲート入力に結合することと、
    前記第2トランジスタ対を、前記差動出力信号に結合することと
    を備える方法。
  16. ダミー負荷を、前記ダミー負荷端子に結合すること、を更に備える請求項15の方法。
  17. 前記第1トランジスタ対の前記第1入力を、ディジェネレーション(degeneration)抵抗を介して前記シングルエンド第1信号に結合することと、
    前記第2トランジスタ対の前記第1入力を、ディジェネレーション抵抗を介して前記ダミー負荷端子に結合することと
    を更に備える請求項15の方法。
  18. 前記シングルエンド第1信号を生成するために第1信号を増幅すること、を更に備える請求項15の方法。
  19. 前記第2信号は、局部発振器(LO)信号を備え、
    前記第1信号は、増幅された無線周波数(RF)信号を備える、請求項15の方法。
  20. 設定可能なバイアス電圧を用いて、前記第1及び第2トランジスタ対の少なくとも1つのトランジスタをバイアスすること、を更に備える請求項15の方法。
  21. 前記第1及び第2トランジスタ対の前記トランジスタを、名目上の値(nominal values)にバイアスすることと、
    前記設定可能なバイアス電圧を、候補値に設定することと、
    前記差動出力信号での対称性メトリック(symmetry metric)を測定することと、
    前記対称性メトリックが、予め決められた基準を満たしているか、確認することと、
    前記対称性メトリックが予め決められた基準を満たしていれば、前記設定可能なバイアス電圧を、前記予め決められた基準を満たす前記対称性メトリックに対応する前記候補値に設定することと、
    前記対称性メトリックが予め決められた基準を満たしていなければ、前記設定可能なバイアス電圧を新たな候補値に設定することと
    を更に備える請求項20の方法。
  22. 前記対称性メトリックはノイズ量(noise figure)を備え、
    前記予め決められた基準は、前記ノイズ量が閾値未満であるか、を備える、請求項21の方法。
  23. 差動出力信号を生成するために、シングルエンド(single-ended)第1信号を差動第2信号でミキシングする手段を備えるミキサ。
  24. コンピュータに対してミキサについてのバイアス電圧を選択させるためのコードを記憶するコンピュータプログラム製品であって、前記コードは、
    コンピュータに対して、シングルバランス(single-balanced)部とダミー部とを備えるミキサのトランジスタを名目上の値(nominal values)にバイアスさせるためのコードと、
    コンピュータに対して、設定可能なバイアス電圧を候補値に設定させるためのコードと、
    コンピュータに対して、前記差動出力信号での対称性メトリック(symmetry metric)を測定させるためのコードと、
    コンピュータに対して、前記対称性メトリックが、予め決められた基準を満たしているか、確認させるためのコードと、
    コンピュータに対して、前記対称性メトリックが予め決められた基準を満たしていれば、前記設定可能なバイアス電圧を、前記予め決められた基準を満たす前記対称性メトリックに対応する前記候補値に設定させるためのコードと、
    コンピュータに対して、前記対称性メトリックが予め決められた基準を満たしていなければ、前記設定可能なバイアス電圧を新たな候補値に設定させるためのコードと
    を備えるコンピュータプログラム製品。
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