JP2015134119A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】焼き色のつきやすいケーキなどの被調理物を加熱容器に収容して加熱庫内で自動調理する場合に、自動調理時間の設定が容易であるとともに、焦げ付きのない高品質な料理を提供する。
【解決手段】同種の被調理物、及び同一の加熱度合いに対して、調理開始時の初期温度に基づき複数の加熱パターンを設定するとともに、いずれの加熱パターンでも同一の調理時間で自動調理が終了するように、初期温度が高温の加熱パターンでは、低温の加熱パターンに比べて設定された自動調理時間終了より前にガスバーナ55,56を消火して、余熱によって調理が行われる余熱調理時間を長く設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱庫内に被調理物を収容した加熱容器を導入して自動調理が可能な加熱調理器に関する。
従来、被調理物を加熱する加熱庫と、加熱庫内を加熱するガスバーナとを有し、焼網を用いた焼網調理モード以外に、被調理物を収容した加熱容器を加熱庫内に導入して自動調理を行う容器調理モードを備えた加熱調理器が知られている。このものでは、加熱容器を利用することにより、魚や肉のオーブン調理以外に、蒸し物、さらにはパンやケーキなどの種々の調理を行うことができる。
上記加熱容器を用いた調理を行う場合、調理中は加熱容器内の被調理物の状態を確認することができないため、自動調理時間を設定する自動調理時間設定手段とともに、被調理物の種類や、焼き加減などの加熱度合いを設定する設定手段を設け、設定される条件に従って、所定の加熱パターンでガスバーナの火力を制御する必要がある。例えば、設定される自動調理時間よりも短い初期加熱時間、上下のガスバーナを燃焼させ、初期加熱時間経過後は下火バーナのみを燃焼させるように所定の加熱パターンでガスバーナの火力を制御することが提案されている(特許文献1)。この加熱調理器によれば、上下バーナの火力を時間経過とともに変更することにより、加熱庫内の温度分布を均一化することができ、パンやケーキなどを美味しく焼き上げることができる。
また、被調理物の量が多いときや、焼網調理モードで調理を行った後、容器調理モードで調理を行うときなど、繰り返し加熱庫を利用した調理が行われる場合がある。このような繰り返し加熱庫を利用する調理が行われる場合に、前回の調理が終了してから短時間内に調理が再開されると、庫内温度が高温の状態から調理が開始される。そのため、繰り返し加熱庫を利用した調理を行う場合にも、初回調理と同じ自動調理時間を設定し、同じ加熱パターンで調理を行うと、被調理物の焼き過ぎが生じやすい。このため、特許文献1では、初期温度が高い場合、上下バーナで加熱する初期加熱時間を短くすることが提案されている。
特開2009−142314号公報
しかしながら、例えば、ケーキの中でもチョコレートケーキなどの焼き色がつきやすい被調理物の場合、初期温度が高温であると、調理終期における庫内温度が高くなり過ぎ、初期加熱時間を短くしても、焦げ付きが生じるという問題がある。また、容器調理モードでの自動調理が終了した後、余熱調理が必要とされる調理もある。このような調理を行う場合に、初期温度によって調理終期の庫内温度が異なるにも関わらず、同一の余熱調理時間を設定すると、被調理物の焼き過ぎが生じやすい。焼網調理モードでの自動調理では、庫内温度の変化を検知して、ガスバーナの火力を細かく制御することも可能であるが、容器調理モードでの自動調理では、加熱容器の熱容量が被調理物よりも大きく、調理の進行度合いが庫内温度の変化に現れ難いため、正確な温度調整が難しい。このため、上記のような焼き色のつきやすい被調理物を繰り返し加熱庫を利用して容器調理モードで自動調理する場合、初期温度に応じて自動調理時間全体を短縮化することが考えられる。
ところで、上記自動調理が可能な加熱調理器の自動調理時間は、加熱調理器に添付されている料理レシピなどを参照し、使用者の手入力により設定される場合がある。このような料理レシピに記載される自動調理時間は、初期温度が室温程度の低温の状態から調理が開始される初回調理を対象として設定される。それゆえ、繰り返し加熱庫を利用した調理が行われることを考慮して、初期温度に応じた自動調理時間の設定が可能なように複数の自動調理時間を料理レシピに記載することも考えられるが、料理レシピが複雑となり、好ましくない。また、使用者が調理の都度、初期温度を判定することは困難であり、初期温度に応じた自動調理時間を使用者が選択することも難しい。一方、初期温度が高い場合、上記のように加熱調理器側で使用者が設定した自動調理時間よりも早期に調理を終了させることも考えられるが、予定していた自動調理時間よりも短時間で調理が終了するため、使用者に違和感を与えやすい。さらに、自動調理終了時に余熱での調理が予定されている場合、初期温度が高温の状態から調理が開始されると、低温の状態から調理が開始される場合と比べて、調理終了時の温度が高くなるから、料理レシピなどに記載されている同一の余熱調理時間とすると被調理物の焼き過ぎが生じるという問題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、被調理物を収容した加熱容器を加熱庫内に導入して自動調理を行う容器調理モードを選択可能な加熱調理器において、初回調理でも、繰り返し加熱庫を利用した調理を行う場合でも、自動調理時間を容易に設定でき、いずれの場合でも被調理物の焼き過ぎが生じない高品質な料理を提供することにある。
本発明は、加熱庫と、
前記加熱庫内を加熱するガスバーナと、
前記加熱庫の庫内温度を検知する温度検知部と、
前記加熱庫内に被調理物が収容された加熱容器を導入して自動調理を行う容器調理モードを設定する容器調理モード設定部と、
前記被調理物の種類を設定する被調理物設定部と、
前記被調理物の加熱度合いを設定する加熱レベル設定部と、
自動調理時間を設定する自動調理時間設定部と、
前記被調理物の種類、前記加熱度合い、及び前記温度検知部で検知される調理開始時の初期温度に応じて設定された所定の加熱パターンに基づいて、前記自動調理時間、前記ガスバーナの火力を制御する制御部と、を有する加熱調理器であって、
前記加熱パターンは、同種の被調理物及び同一の加熱度合いに対して、前記初期温度に基づき複数の温度帯に分類して設けられており、
前記複数の温度帯の加熱パターンは、前記初期温度に関わらず、同一の自動調理時間で自動調理が終了するように、前記初期温度が高い加熱パターンは、前記初期温度が低い加熱パターンよりも、前記自動調理時間終了前に前記ガスバーナを消火させて余熱で調理を行う余熱調理時間が長く設定されている加熱調理器である。
上記加熱調理器によれば、容器調理モードで自動調理が行われる場合に、同種の被調理物及び同一の加熱度合いに対して、ガスバーナの火力を制御する加熱パターンが初期温度に基づき複数の温度帯に分類して設けられているが、いずれの加熱パターンも初期温度に関わらず、同一の自動調理時間で自動調理が終了するように設定されているから、使用者は容易に単一の自動調理時間を設定することができる。そして、上記加熱調理器では、いずれの加熱パターンでも同一の自動調理時間で自動調理が終了するように、初期温度が高い加熱パターンは、初期温度が低い加熱パターンよりも、自動調理時間終了前にガスバーナを消火させて、余熱で調理を行う余熱調理時間が長く設定されているから、容器調理モードで繰り返し加熱庫を利用した調理を行う場合に、初回調理と同一の自動調理時間を設定しても、被調理物の焼き過ぎが生じることはない。
上記加熱調理器において、好ましくは、
前記複数の温度帯の加熱パターンはいずれも、前記自動調理時間終了時の庫内温度が略同一になるように設定される。
上記加熱調理器によれば、初期温度が低温の場合、高温の場合いずれでも、同一の自動調理時間が終了したときの庫内温度が略同一となるように設定されているから、自動調理終了後に余熱調理が予定されている調理を行う場合に、同一の余熱調理時間を設定することができる。
以上説明したように、本発明によれば、容器調理モードにより同種の被調理物を同一の加熱度合いで自動調理する場合、初期温度に関わらず、同一の自動調理時間で自動調理が終了するように加熱パターンが設定されているから、同一の調理については料理レシピなどに単一の自動調理時間を記載すればよく、また使用者が調理開始前に初期温度を判定して自動調理時間を設定する必要もない。これにより、初回調理あるいは繰り返し加熱庫を利用した調理のいずれの場合であっても、使用者は単一の自動調理時間を設定すればよく、容易に自動調理時間を設定することができ、使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。また、使用者が設定した自動調理時間で自動調理が終了するため、使用者に違和感を与えることもない。さらに、自動調理終了後に余熱調理が予定されている調理の場合でも、初期温度を考慮して余熱調理時間を変更する必要もない。
また、上記同種の被調理物を同一の加熱度合いで自動調理する場合、初期温度が高い加熱パターンは、初期温度が低い加熱パターンよりも、設定された自動調理時間が終了する前にガスバーナを消火させ、余熱で調理を行う余熱調理時間が長く設定されているから、繰り返し加熱庫を利用した調理を行うときの自動調理時間を、初回調理を行うときの自動調理時間と同一に設定しても、被調理物の焼き過ぎを防止できる。これにより、例えば、焼き色がつきやすいチョコレートケーキなどを初期温度が高温の状態から調理する場合でも、高品質な料理を得ることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の一例を示す概略斜視図である。 図2は、図1の加熱調理器の概略縦断面図である。 図3は、図1の加熱調理器の加熱庫の概略断面図である。 図4は、図1の加熱調理器で開閉扉を開いた状態の概略斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の制御回路の概略図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器でケーキパンモードが選択された場合の制御動作の一例を説明するフローチャートである。
以下に、本発明を実施の形態に係る加熱調理器について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、システムキッチンのカウンタートップKに開設された開口K1に落とし込み状態に装着されるドロップインコンロの斜視図である。コンロ本体3の天板30には五徳33,34,35とガスバーナ31,32,36が位置しているとともに、コンロ本体3の正面中央にはグリル2の開閉扉21が配設されている。
開閉扉21の右側に位置するコンロ操作部23にはガスバーナ31,32,36の点・消火と火力調節機能を兼備した操作摘み24,25,28が配設されており、該操作摘み24,25,28は、後述するグリル用摘み37と同様に、押し込み操作の繰り返しによってコンロ操作部23から突出した使用状態と、コンロ操作部23と面一になった不使用状態との2状態に変化するようになっている。また、操作摘み24,25,28の下方には、コンロ部の種々の機能をセットする引き出し式操作部39が設けられている。該引き出し式操作部39は、後述するグリル用の引き出し式操作部38と同様に、コンロ本体3に対して、引き出し・押し込み自在に装着されている。
一方、グリル2の開閉扉21の左側に形成されたグリル用操作部22にはグリル2用の上下バーナ56,55(以下、単独では、「上火バーナ56」、「下火バーナ55」という)の点・消火と火力調節機能を兼備したグリル用摘み37と、その下方の引き出し式操作部38が設けられている。前記グリル用の引き出し式操作部38は、コンロ本体3に対して引き出し・押し込み自在に装着されており、不使用時には該引き出し式操作部38をコンロ本体3に対して押し込んだ収納状態にできるようになっている。
図1に示すように、グリル用の引き出し式操作部38をコンロ本体3から引き出すと、引き出し式操作部38の内部に設けられたタッチパネル式操作部380が現れる。本実施の形態の加熱調理器は、容器調理モードとして、魚や肉などをオーブン調理するためのオーブン調理モードとケーキやパンなどを調理するためのケーキパンモードとを備え、タッチパネル式操作部380には、各容器調理モードでの自動調理が可能なように、オーブン調理モード用のオーブンスイッチ41と、ケーキパンモード用のケーキパンスイッチ40とが配設されており、被調理物の種類によって異なる被調理物設定部が設けられている。また、ケーキパンスイッチ40の操作回数は、後述する3進カウンタ400でカウントされ、それに応じて加熱レベル表示部44の強加熱ランプ44a、中加熱ランプ44b、弱加熱ランプ44cが択一的に点灯されるようになっている。従って、本実施の形態において、ケーキパンスイッチ40は、容器調理モードでの自動調理を選択する調理モード選択部、被調理物の種類を設定する被調理物設定部、及び被調理物の加熱度合いを設定する加熱レベル設定部として機能する。なお、各設定部として異なる設定スイッチを設けてもよい。
また、タッチパネル式操作部380には、子供の悪戯等による誤操作を防止するためのロックスイッチ45と、自動調理時間を設定する自動調理時間設定部42と、自動調理時間を表示するタイマ表示部43とが配設されている。自動調理時間設定部42は、自動調理時間を増加させるアップキー42aと、減少させるダウンキー42bとを備えている。
図2、及び図4に示すように、グリル2は、加熱庫10と、これに装填された引き出し部20とを備えている。引き出し部20は、加熱庫10の前方開口100を開閉する開閉扉21から後方に突出する左右一対の支持アーム26,26にトレイ27が載置された構成で、トレイ27には、図3、及び図4に示すように、容器固定網50が載置収納されている。容器固定網50には、容器本体51とその上端開口を閉塞する蓋体52からなる金属製の加熱容器53が着脱自在に載置されるようになっている。
図2、及び図3に示すように、加熱庫10における下部の左右側壁の近傍にはパイプ状の下火バーナ55,55が配設されているとともに、その炎孔556,556は加熱庫10の中央向きに開口している。
一方、加熱庫10の天井には、上火バーナ56が配設されているとともに、加熱庫10の奥端には排気通路13を形成する排気ダクト17が連設されており、該排気ダクト17の上流端近傍の底壁には第1温度センサ14が配設されている。また、加熱庫10の上部の奥壁101には、第2温度センサ15が配設されている。
図5に示すように、前記上火バーナ56へのガス回路560には、元弁561とその下流側の火力切替弁562とが配設されているとともに、火力切替弁562のバイパス回路563にはオリフィス564が設けられている。従って、火力切替弁562が閉弁するとバイパス回路563のみから上火バーナ56にガス供給されて、該上火バーナ56が弱火燃焼する一方、火力切替弁562が開弁すると、該火力切替弁562側のガス回路とバイパス回路563の両方から上火バーナ56にガス供給されてこれが強火燃焼する。また、これと同様に、下火バーナ55へのガス回路550には、元弁551とその下流側の火力切替弁552とが配設されているとともに、火力切替弁552のバイパス回路553にはオリフィス554が設けられている。従って、火力切替弁552が閉弁するとバイパス回路553のみから下火バーナ55にガス供給されて、該下火バーナ55が弱火燃焼する一方、火力切替弁552が開弁すると、該火力切替弁552側のガス回路とバイパス回路553の両方から下火バーナ55にガス供給されてこれが強火燃焼する。
上記ガス回路550,560に配設された元弁551,561や火力切替弁552,562は、制御装置6で制御されるとともに、該制御装置6には、上記第1及び第2温度センサ14,15、グリル用摘み37、オーブンスイッチ41、ケーキパンスイッチ40、及び自動調理時間設定部42の出力が印加されている。自動調理時間設定部42は、アップキー42aの操作でカウントアップ動作する一方、ダウンキー42bの操作でカウントダウン動作するカウンタ420を具備しており、該カウンタ420の出力が制御装置6に印加されている。既述したケーキパンスイッチ40の操作回数をカウントする3進カウンタ400の出力は、制御装置6に印加されており、該3進カウンタ400の出力によって、自動調理時の加熱度合いが、強加熱、中加熱、または弱加熱に設定されるように構成されている。
グリル2を制御する前記制御装置6には、図6のフローチャートで示す内容の制御プログラムが格納されたマイクロコンピュータが組み込まれている。また、マイクロコンピュータには、それぞれ設定された被調理物の種類、加熱度合いや、第1及び第2温度センサ14,15で検知される庫内温度などに基づいて自動調理中の上下バーナ56,55の火力を制御するための加熱パターンのデータテーブルが格納されている。
表1に、例えば、焼き色のつきやすいチョコレートケーキを自動調理するときに使用される、被調理物の種類が「ケーキパン」、加熱度合いが「弱」の場合の加熱パターンに設定されている各種設定値のデータテーブルを示す。これらの設定値は実験により求められたものであり、加熱調理器の性能や加熱庫10のサイズなどに応じて適宜設定される。なお、例えば、スポンジケーキあるいはパンなどのように同種の被調理物であるが、必要とされる加熱度合いが異なるものを自動調理するときに使用される、被調理物の種類が「ケーキパン」、加熱度合いが「中」あるいは「強」の場合や、さらに魚や肉などをオーブン調理モードで自動調理する場合についても、それぞれ同様に所定の加熱パターンで上下バーナ56,55の火力が制御されるよう、実験により求められた各種設定値を有するデータテーブルがメモリに格納されている。
Figure 2015134119
上記表1に示すように、本実施の形態では、被調理物の種類が同種(例えば、「ケーキパン」)で、加熱度合いが同一(例えば、「弱」)の場合、初期温度に基づいて、加熱パターンを、L(例えば、100℃以下)、H(例えば、100〜150℃)、HH(例えば、150〜200℃)、及びSH(例えば、200℃以上)の4つの温度帯に分類し、各温度帯で異なる加熱パターンが設定されるように構成されている。このように調理開始時の初期温度により、同種の被調理物を同一の加熱度合いで調理する場合でも、4つ以上の加熱パターンを設定することにより、各温度帯でフォローできる調理温度の範囲が狭くなるから、細かな火力制御を行うことができる。また、本実施の形態では、初期温度の差が大きい低温の場合と高温の場合だけでなく、全ての温度帯で加熱パターンを個別に設定しているから、被調理物の種類、加熱度合い、及び初期温度に応じて適切に被調理物を調理することができる。
表1をより詳細に説明すると、例えば、被調理物の種類が、「ケーキパン」に、加熱度合いが、「弱」に設定され、第1温度センサ14で検知される初期温度T0が室温程度の初回調理を含む低温「L」の状態から調理が開始される加熱パターンでは、まず上下バーナ56,55の初期火力P0がいずれも「強火」で制御され、第1切替時間t1(例えば、調理開始から5分間)が経過するか、または第1温度センサ14で検知される庫内温度Th1が所定の第1切替温度T1(例えば、250℃)以上あるいは第2温度センサ15で検知される庫内温度Th2が所定の第1切替温度T1(例えば、200℃)以上のいずれかになっている場合、上下バーナ56,55の火力が第1切替火力P1(例えば、上火バーナ56が「強火」、下火バーナ55が「弱火」)に弱められる。次いで、第2切替時間t2(例えば、使用者が設定した自動調理時間から5分間を減算した残時間の10%に5分間を加算した時間)が経過するか、または第1切替温度T1と同様に、庫内温度Th1が所定の第2切替温度T2(例えば、260℃)以上あるいは庫内温度Th2が所定の第2切替温度T2(例えば、210℃)以上のいずれかになっている場合、上下バーナ56,55の火力が第2切替火力P2(例えば、上火バーナ56が「消火」、下火バーナ55が「弱火」)に弱められる。そして、自動調理時間が経過するまで、第2切替火力が維持され、自動調理時間が終了すると、下火バーナ55が消火されて、図示しないスピーカなどから調理終了が報知される。なお、この加熱パターンでは、加熱時間だけでなく、庫内温度にも基づいて火力を低下させるタイミングが設定されているが、いずれか一方のみにより火力を切り替えるタイミングを設定してもよい。
また、被調理物の種類が、「ケーキパン」に、加熱度合いが、「弱」に設定され、第1温度センサ14で検知される初期温度T0が「H」の状態から調理が開始される加熱パターンでは、上記と同様に、まず上下バーナ56,55の初期火力P0がいずれも「強火」で制御され、第1切替時間t1(例えば、調理開始から5分間)が経過するか、または第1温度センサ14で検知される庫内温度Th1が所定の第1切替温度T1(例えば、255℃)以上あるいは第2温度センサ15で検知される庫内温度Th2が所定の第1切替温度T1(例えば、205℃)以上のいずれかになっている場合、上下バーナ56,55の火力が第1切替火力P1(例えば、上火バーナ56が「強火」、下火バーナ55が「弱火」)に弱められる。次いで、第2切替時間t2(例えば、5分間)が経過するか、または庫内温度Th1が所定の第2切替温度T2(例えば、270℃)以上あるいは庫内温度Th2が所定の第2切替温度T2(例えば、215℃)以上のいずれかになっている場合、上下バーナ56,55の火力が第2切替火力P2(例えば、上火バーナ56が「消火」、下火バーナ55が「弱火」)に弱められる。さらに、第3切替時間t3(例えば、使用者により設定された自動調理時間終了より0.5分間前)が経過すると、上下バーナ56,55がいずれも消火されて、自動調理時間が終了するまで、余熱で調理する余熱調理時間が設けられる。なお、第2切替時間t2が第1切替時間t1と同一の時間で設定されているのは、初期温度T0が高く、第1切替火力P1への切り替えが第1切替温度T1に基づいて短時間で行われた場合に対応させるためである。
さらに、被調理物の種類が、「ケーキパン」に、加熱度合いが、「弱」に設定され、第1温度センサ14で検知される初期温度T0が「HH」の状態から調理が開始される加熱パターンでは、まず上下バーナ56,55の初期火力P0がいずれも「強火」で制御され、第1切替時間t1(例えば、調理開始から5分間)が経過するか、または第1温度センサ14で検知される庫内温度Th1が所定の第1切替温度T1(例えば、260℃)以上あるいは第2温度センサ15で検知される庫内温度Th2が所定の第1切替温度T1(例えば、210℃)以上のいずれかになっている場合、上下バーナ56,55の火力が第1切替火力P1(例えば、上火バーナ56が「強火」、下火バーナ55が「弱火」)に弱められる。次いで、第2切替時間t2(例えば、5分間)が経過するか、または庫内温度Th1が所定の第2切替温度T2(例えば、270℃)以上あるいは庫内温度Th2が所定の第2切替温度T2(例えば、220℃)以上のいずれかになっている場合、上下バーナ56,55の火力が第2切替火力P2(例えば、上火バーナ56が「消火」、下火バーナ55が「弱火」)に弱められる。さらに、第3切替時間t3(例えば、使用者により設定された自動調理時間終了より1分間前)が経過すると、上下バーナ56,55がいずれも消火されて、自動調理時間が終了するまで、余熱で調理する余熱調理時間が設けられる。
そして、被調理物の種類が、「ケーキパン」に、加熱度合いが、「弱」に設定され、第1温度センサ14で検知される初期温度T0が「SH」の状態から調理が開始される加熱パターンでは、まず上下バーナ56,55の初期火力P0がいずれも「強火」で制御され、第1切替時間t1(例えば、調理開始から5分間)が経過するか、または第1温度センサ14で検知される庫内温度Th1が所定の第1切替温度T1(例えば、265℃)以上あるいは第2温度センサ15で検知される庫内温度Th2が所定の第1切替温度T1(例えば、215℃)以上のいずれかになっている場合、上下バーナ56,55の火力が第1切替火力P1(例えば、上火バーナ56が「強火」、下火バーナ55が「弱火」)に弱められる。次いで、第2切替時間t2(例えば、5分間)が経過するか、または庫内温度Th1が所定の第2切替温度T2(例えば、270℃)以上あるいは庫内温度Th2が所定の第2切替温度T2(例えば、225℃)以上のいずれかになっている場合、上下バーナ56,55の火力が第2切替火力P2(例えば、上火バーナ56が「消火」、下火バーナ55が「弱火」)に弱められる。さらに、第3切替時間t3(例えば、使用者により設定された自動調理時間終了より3分間前)が経過すると、上下バーナ56,55がいずれも消火されて、自動調理時間が終了するまで、余熱で調理する余熱調理時間が設けられる。
従って、本実施の形態の初期温度に応じて4つの温度帯に分類された複数の加熱パターンにおいて、初期温度が低温「L」の温度帯で設定されている加熱パターンは、自動調理時間が終了するまで上下バーナ56,55のいずれかにより加熱庫10が加熱されているが、初期温度が高温「H」、「HH」、「SH」の温度帯で設定されている加熱パターンは、自動調理時間終了よりも所定時間前に上下バーナ56,55をいずれも消火させ、余熱で調理を行う余熱調理時間を設けられており、また初期温度が高温になるほど余熱調理時間が長くなるように設定されているから、初期温度が異なる場合に同一の自動調理時間が設定されても、調理終期において加熱庫10の庫内温度が過度に上昇するのが抑えられ、被調理物の焼き過ぎを防止することができる。これにより、チョコレートケーキのような焼き色のつきやすい被調理物を繰り返し加熱庫10を利用して調理する場合でも、焦げ付きが発生せず、高品質な料理を提供することができる。また、初期温度に関わらず、同一の調理を行う場合には、自動調理時間設定部42で同一の自動調理時間を設定すればよいから、使用者が自動調理時間の設定に迷うこともない。さらに、料理レシピなどには初回調理を対象とした単一の自動調理時間を記載すればよく、使用者が初期温度を確認する必要もない。そして、初回調理でも、繰り返し加熱庫10を利用した調理を行う場合いずれでも、同一の自動調理時間で調理が終了するから、使用者が違和感を覚えることもない。また、上記複数の加熱パターンの自動調理終了時における第1温度センサ14で検知される庫内温度はいずれも、略同程度とすることができる。従って、例えば、自動調理終了後に、余熱調理時間が別途設けられる調理であっても、初期温度に応じて個別に余熱調理時間を設定する必要がないから、単一の余熱時間を料理レシピに記載することができ、初期温度が高くても焦げ付きのない高品質な料理を提供することができる。
図6は、制御装置6のマイクロコンピュータに組み込まれているケーキパンモードで自動調理を行うための制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
ケーキパンモードで自動調理を行う場合、まず使用者が図示しない電源スイッチを投入し、ケーキパンスイッチ40をオン操作してケーキパンモードを選択するとともに、加熱度合いを設定し、さらに料理レシピなどを参照して自動調理時間設定部42で自動調理時間t0を設定する(ステップST1〜ST2)。
次いで、使用者がグリル用摘み37を操作して点火操作を行うと(ステップST3)、タイマをスタートさせるとともに、第1温度センサ14で検知される庫内温度Th1から初期温度T0が取得される(ステップST4)。そして、初期温度T0に基づき、対応する温度帯の加熱パターンにおける切替時間t1,t2,t3、切替温度T1,T2,T3、切替火力P1,P2,P3などの各設定値がデータテーブルから読み込まれる(ステップST5)。
調理中に、第1及び第2温度センサ14,15で検知される庫内温度Th1,Th2が第1切替温度T1以上になるか、または調理開始から第1切替時間t1が経過すると(ステップST6及びST7で、Yes)、上下バーナ56,55の火力が第1切替火力P1に変更される(ステップST8)。次いで、同様に、第1及び第2温度センサ14,15で検知される庫内温度Th1,Th2が第2切替温度T2以上になるか、または第2切替時間t2が経過すると(ステップST9及びST10で、Yes)、上下バーナ56,55の火力が第2切替火力P2に変更される(ステップST11)。そして、第3切替時間t3、第3切替温度T3、及び第3切替火力P3が設定されていない場合(ステップST12で、No)、すなわち、初期温度T0が温度帯「L」に属する場合、自動調理時間t0まで第2切替火力P2が維持され、設定された自動調理時間t0が経過すると、スピーカなどから自動調理の終了が報知される(ステップST16〜ST17)。一方、第3切替時間t3、第3切替温度T3、及び第3切替火力P3が設定されている場合(ステップST12で、Yes)、すなわち、初期温度T0が温度帯「H」、「HH」、「SH」に属する場合、庫内温度Th1,Th2が第3切替温度T3以上になるか、または第3切替時間t3が経過すると(ステップST13及びST14で、Yes)、上下バーナ56,55の火力が第3切替火力P3に変更される(ステップST15)。このとき、本実施の形態では、既述したように、初期温度が温度帯「H」、「HH」、「SH」の場合、上下バーナ56,55がいずれも消火されるから、余熱で調理が行われ、設定した自動調理時間が終了すると、上記と同様にスピーカなどから自動調理の終了が報知される(ステップST16〜ST17)。
なお、上記実施の形態では、初期温度が温度帯「H」、「HH」、「SH」に属するときの加熱パターンで、いずれも自動調理時間が終了する前に余熱調理時間が設定されているが、加熱調理器の性能や被調理物の種類によって、より初期温度が高温の温度帯「HH」、「SH」あるいは「SH」の加熱パターンのみに余熱調理時間を設定してもよい。
10 加熱庫
14 第1温度センサ(温度検知部)
40 ケーキパンスイッチ(容器調理モード設定部、被調理物設定部、加熱レベル設定部)
42 自動調理時間設定部
55 下火バーナ
56 上火バーナ
6 制御装置

Claims (2)

  1. 加熱庫と、
    前記加熱庫内を加熱するガスバーナと、
    前記加熱庫の庫内温度を検知する温度検知部と、
    前記加熱庫内に被調理物が収容された加熱容器を導入して自動調理を行う容器調理モードを設定する容器調理モード設定部と、
    前記被調理物の種類を設定する被調理物設定部と、
    前記被調理物の加熱度合いを設定する加熱レベル設定部と、
    自動調理時間を設定する自動調理時間設定部と、
    前記被調理物の種類、前記加熱度合い、及び前記温度検知部で検知される調理開始時の初期温度に応じて設定された所定の加熱パターンに基づいて、前記自動調理時間、前記ガスバーナの火力を制御する制御部と、を有する加熱調理器であって、
    前記加熱パターンは、同種の被調理物及び同一の加熱度合いに対して、前記初期温度に基づき複数の温度帯に分類して設けられており、
    前記複数の温度帯の加熱パターンは、前記初期温度に関わらず、同一の自動調理時間で自動調理が終了するように、前記初期温度が高い加熱パターンは、前記初期温度が低い加熱パターンよりも、前記自動調理時間終了前に前記ガスバーナを消火させて余熱で調理を行う余熱調理時間が長く設定されている加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記複数の温度帯の加熱パターンはいずれも、前記自動調理時間終了時の庫内温度が略同一になるように設定されている加熱調理器。
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