JP2015115699A - Ad変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログ入力値をデジタル値に変換するAD変換装置において、入出力特性の補正を実行中であってもアナログ入力値のAD変換を実施できるようにする。
【解決手段】AD変換装置1においては、TAD[A]26と、参照電圧を入力し、参照電圧をデジタル値に変換した参照値を出力するTAD[B]27と、参照値に従って、TAD[A]26がアナログ入力値をデジタル値に変換する際の特性である入出力特性を補正する補正ロジック部40とを備えている。このようなAD変換装置1によれば、アナログ入力値をAD変換するTAD[A]26と、参照電圧をAD変換するTAD[B]27とを備えているので、TAD[B]27で入出力補正の実行中にTAD[A]26の入出力特性を補正しているときであってもアナログ入力値のAD変換を実施できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アナログ入力値をデジタル値に変換するAD変換装置に関する。
上記のAD変換装置として、複数の参照電圧を定期的に順次入力し、アナログ入力値とデジタル値との関係を示す入出力特性を補正するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−274157号公報
しかしながら、上記AD変換装置では、上記の補正を行っている間、アナログ入力値のAD変換を実施できないという問題点があった。
そこで、このような問題点を鑑み、アナログ入力値をデジタル値に変換するAD変換装置において、入出力特性の補正を実行中であってもアナログ入力値のAD変換を実施できるようにすることを本発明の目的とする。
本発明のAD変換装置において、1または複数の第1AD変換器はアナログ入力値を入力し、アナログ入力値をデジタル値に変換した出力値を出力し、1または複数の第2AD変換器は参照電圧を入力し、参照電圧をデジタル値に変換した参照値を出力する。そして、出力補正手段は、参照値に従って、第1AD変換器がアナログ入力値をデジタル値に変換する際の特性である入出力特性を補正する。
このようなAD変換装置によれば、アナログ入力値をAD変換する第1AD変換器と、参照電圧をAD変換する第2AD変換器とを備えているので、第2AD変換器で入出力補正の実行中に第1AD変換器の入出力特性を補正しているときであってもアナログ入力値のAD変換を実施できる。
なお、各請求項の記載は、可能な限りにおいて任意に組み合わせることができる。この際、発明の目的を達成できる範囲内において一部構成を除外してもよい。
第1実施形態のAD変換装置1の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態のAD変換装置1においてAD変換を行う際のタイミングチャートである。 第2実施形態のAD変換装置2の概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態のAD変換装置2においてAD変換を行う際のタイミングチャートである。 TAD26,27の入出力特性補正を示すグラフである。 第3実施形態のAD変換装置3の概略構成を示すブロック図である。 第3実施形態のAD変換装置3においてAD変換を行う際のタイミングチャートである。 第4実施形態のAD変換装置4の概略構成を示すブロック図である。 第4実施形態のAD変換装置4においてAD変換を行う際のタイミングチャートである。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態のAD変換装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す如く、本実施形態のAD変換装置1は、複数(本実施形態では2つ)のAD変換器(TAD)26,27と、基準電圧入力部10と、切替ロジック23と、補正部8とを備えている。
AD変換装置1は、TAD[A]26に入力されるアナログ信号Vinに対するAD変換結果としてのデジタルデータ(非直線特性)を直線補正して出力する。なお、本実施形態においてアナログ信号VinはTAD[A]26に入力され、後述する基準電圧はTAD[B]27に入力される。
TAD26,27は、例えば特開2004−274157号公報の図20に開示されているように、複数の遅延ユニットを有しスタートパルスSPを周回させるパルス遅延回路を備えている。そして、TAD26,27は、入力された電圧に応じてスタートパルスが通過する遅延ユニットの数が変化するよう設定されており、この数をカウントすることで入力された電圧に応じたデジタル値を出力するよう構成されている。
ここで、補正部8内のクロック発生部21は、所定周期(サンプリング周期)のサンプリングクロック(クロックパルス)CLKを生成し、TAD26,27へ入力させる。また、TAD26,27には、外部の図示しない制御回路(CPU等)からスタートパルスSP(パルス信号)が入力され、このスタートパルスによってTAD26,27の動作が開始されることになる。
基準電圧入力部10は、補正式設定部41にて直線補正式を設定するために必要なデータを得るための基準電圧を順次TAD[B]27へ入力するためのものであり、本実施形態では、基準電圧として、最小電圧生成部11からの最小電圧Vminと、中心電圧生成部12からの中心電圧Vcと、最大電圧生成部13からの最大電圧Vmaxとが、それぞれ3ステートアナログスイッチ14,15,16を介してTAD[B]27に入力される。
本実施形態のTAD26,27では、共に、入力電圧範囲のスペック(スケール)が最小電圧Vmin〜最大電圧Vmaxに設定されており、この範囲内の入力電圧をデジタルデータに変換して出力する。また、中心電圧Vcは、最小電圧Vminと最大電圧Vmaxの中間値である。これら3つの電圧を順次TAD[B]27へ入力してそれぞれAD変換し、そのAD変換結果に基づいて、後述するように直線補正式を設定する。
なお、各電圧生成部11,12,13は、それぞれ所望の電圧(Vmin,Vc,Vmax)を生成できるあらゆる構成にて実現できる。例えば、ある一定の電圧値を複数の抵抗にて分圧する分圧回路を構成することより、これら各電圧を得ることができる。また、以下の説明において、最小電圧Vmin,中心電圧Vc,最大電圧Vmaxに対するデジタルデータを「参照値」、実際のAD変換対象電圧に対するデジタルデータを「出力値」ともいう。
切替ロジック23は、補正部8内の参照電圧選択部22からの指示に従って、各3ステートアナログスイッチ14,15,16のいずれか1つを有効にするための信号を出力する。本実施形態では、最小電圧Vmin,中心電圧Vc,最大電圧Vmaxに対応する各3ステートアナログスイッチ14,15,16のいずれか1つを順次有効にすることによりこれら各電圧を順次TAD[B]27に入力し、対応する参照値を得る。その後、補正式設定部41にて直線補正式が設定される。
補正部8は、直線補正式を設定すると共にその直線補正式にて出力値を直線補正するためのものであり、本実施形態では1つのFPGA(Field Programmable Gate Array )にて構成されている。この補正部8は、クロック発生部21と、レジスタ30と、補正ロジック部40と、参照電圧選択部22とを備えている。
クロック発生部21は、サンプリングクロックCLKを生成して出力する。レジスタ30は、参照値を一時的に記憶する。補正ロジック部40は、レジスタ30の記憶内容に基づいて直線補正式を設定すると共にその直線補正式によって出力値を直線補正する。
以下、図2を参照しつつ、AD変換装置1の作動について説明する。まず、図2に示すboot期間において、参照電圧側のTAD[B]27を用いて非直線性補正を行う。この際、AD変換対象電圧(Vin)側のTAD[A]26については作動を休止する。
boot期間において、参照電圧選択部22は、サンプリングクロックCLKに従って各3ステートアナログスイッチ14,15,16のうちいずれか1つのみを有効にするための指示(信号)を切替ロジック23へ出力する。参照電圧選択部22は、例えば、まず最小電圧Vminに対応する3ステートアナログスイッチ8のみを有効にする指令を出力し、このVminに対する参照値MINが入力されレジスタ30内の最小データ記憶部32に記憶されたことを確認すると、次に中心電圧Vcに対応する3ステートアナログスイッチ9のみを有効にする指令を出力する。
そして、中心電圧Vcに対する参照値Cがレジスタ30内の中心データ記憶部33に記憶されたことを確認すると、次に最大電圧Vmaxに対応する3ステートアナログスイッチ10のみを有効にする指令を出力する。つまり、参照電圧選択部22が3ステートアナログスイッチ14,15,16を順次切り換える指令を出力することにより、各電圧Vmin,Vc,Vmaxに対する参照値をそれぞれ最小データ記憶部32,中心データ記憶部33,最大データ記憶部34に記憶する。
ここで、補正ロジック部40は、直線補正式が設定される補正式設定部41と、その直線補正式に従って出力値の変換(補正演算)を行う補正演算部42とを備える。補正式設定部41は、レジスタ30内の各記憶部32〜34にそれぞれ記憶されたMIN、C、MAXに基づいて、直線補正式を設定する。この直線補正式の設定については、例えば特開2004−274157号公報(図2等および段落[0088]〜[0100]の記載等)に開示された手法を用いればよい。
そして、補正式設定部41にて直線補正式が設定されると、この直線補正式に従って補正演算部42がTAD[A]26による出力値を直線補正して出力できる状態となる。
このようなboot期間が終了すると、TAD[A]26によるAD変換を開始する。入力電圧(Vin)に対する出力値DT[A]は、レジスタ30内の信号出力部31に一時記憶され、記憶された出力値が補正演算部42にて直線補正される。補正演算部42による直線補正は、補正式設定部41にて設定された直線補正式に従って行われ、出力値DT[A]が補正値DTcに補正される。
ここで、サンプリングクロックCLKや現在温度に対する情報は、そのままこの3つの参照値(MIN,C,MAX)に反映されているため、上記による直線補正は、そのときのサンプリングクロックCLKや現在温度に対応した適切な補正となる。
本実施形態では、この参照値を定期的に取り込む構成にすることにより、サンプリングクロックCLKや周囲温度の変動に即対応した直線補正式が設定され、適切な直線補正が行われるようにしている。定期的な取り込みの具体例としては、例えばTAD[A]26が設置される環境において予め予想される温度変化状況を考慮し、予想される温度変動より短い周期で取り込む方法が考えられる。
参照値を定期的に取り込む際には、TAD[A]26による出力値を生成しつつ、TAD[B]27側ではboot期間と同様の作動を行う。つまり、図2に示す「補正演算部の構築」を定期的に実施する。
TAD[A]26による出力値は、補正式設定部41での直線補正式が変更され次第、新たな直線補正式で補正されることになる。なお、本実施形態においては、図2に示すVin信号参照期間において「補正演算部の構築」を実施しない期間では、TAD[B]27は休止状態とされる。
[本実施形態による効果]
以上のように詳述したAD変換装置1においては、アナログ入力値(AD変換対象電圧)を入力し、アナログ入力値をデジタル値に変換した出力値を出力する1または複数のTAD[A]26と、参照電圧を入力し、参照電圧をデジタル値に変換した参照値を出力する1または複数のTAD[B]27と、参照値に従って、TAD[A]26がアナログ入力値をデジタル値に変換する際の特性である入出力特性を補正する補正ロジック部40とを備えている。
このようなAD変換装置1によれば、アナログ入力値をAD変換するTAD[A]26と、参照電圧をAD変換するTAD[B]27とを備えているので、TAD[B]27で入出力補正の実行中にTAD[A]26の入出力特性を補正しているときであってもアナログ入力値のAD変換を実施できる。
また、上記のAD変換装置1において、各TAD26,27は、パルス遅延回路を備えた時間AD変換器として構成されている。
このようなAD変換装置1によれば、パルス遅延回路を備えた時間AD変換器では温度特性の補正を行うためにアナログ入力値のAD変換中に入出力特性の補正を行う必要があるが、この際、アナログ入力値のAD変換を中断することなく入出力特性の補正を行うことができる。
さらに、上記AD変換装置1において、TAD[B]27は、複数の参照電圧を入力して、各参照電圧に応じた参照値を出力し、補正ロジック部40は、複数の参照値に基づいて近似曲線を生成し、出力値を近似曲線に合致するよう補正する。
このようなAD変換装置1によれば、入出力特性が非直線性を有する場合であっても非直線性の補正を行うことができる。
[第2実施形態]
次に、別形態のAD変換装置2について説明する。本実施形態(第2実施形態)では、第1実施形態のAD変換装置1と異なる箇所のみを詳述し、第1実施形態のAD変換装置1と同様の箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のAD変換装置2は、図3に示すように、AD変換装置1の構成に加えて、切替部51および入出力特性補正部52を備えている。切替部51は、TAD[A]26に、AD変換対象電圧を入力するか、参照電圧を入力するかを切り替えるスイッチとして構成されている。この切替部51は、各3ステートアナログスイッチ14,15,16と同様に、切替ロジック23によって作動制御される。
入出力特性補正部52は、TAD[B]27とレジスタ30との経路上に配置されており、TAD[A]26からの出力も入力されるよう設定されている。入出力特性補正部52は、boot期間においてTAD[A]26とTAD[B]27との間の特性差を補正する機能を有する。すなわち、図4に示すように、第1実施形態の構成ではboot期間において利用されていなかったTAD[A]26を有効に利用できるようにしている。
boot期間においてTAD[A]26は、切替部51を介してTAD[B]27に入力される参照電圧と同様の参照電圧を入力する。そして、入出力特性補正部52は各TAD26,27からの出力DT[A],DT[B]を比較する。入出力特性補正部52には、例えば図5に示すように、複数の参照電圧に対する参照値が各TAD26,27から同時に入力される。
そして、入出力特性補正部52は、TAD[B]27の出力特性をTAD[A]26の出力特性に合致させるための補正係数(デジタル値に応じた関数)を設定し、この補正係数に基づいて、図4に示すように、boot期間後(Vin信号参照期間)にTAD[B]27から出力される参照値を補正する。
このようなAD変換装置2によれば、複数のAD変換器から出力される参照値同士を比較することができるので、AD変換器同士の特性差を補正することができる。なお、TAD[A]26に参照電圧を入力するタイミングは、本実施形態のようにアナログ入力値のAD変換を行う必要がないタイミングに限られていることが好ましい。
[第3実施形態]
次に、さらに別形態のAD変換装置3について説明する。本実施形態のAD変換装置3は、図6に示すように、AD変換装置1の構成に加えて、切替部61,64、加算部62、乗算部63,65、を備えている。
切替部61,64は、各3ステートアナログスイッチ14,15,16等と同様に、切替ロジック23によって作動制御される。特に、切替部61は、TAD[B]27に、AD変換対象電圧を入力するか、参照電圧を入力するかを切り替えるスイッチとして構成されている。また、切替部64は、レジスタ30への入力を、後述する加算部62からの出力とするか、後述する乗算部63からの出力とするかを切り替えるスイッチとして構成されている。
加算部62は、各TAD26,27からの出力を加算して切替部64に送る。
乗算部63,65は、入力される値を定数倍(本実施形態では2倍)して出力する。乗算部63はTAD[A]26からの出力を定数倍して切替部64に出力し、乗算部65はTAD[B]27からの出力を定数倍してレジスタ30に出力する。
このようなAD変換装置3において切替ロジック23は、図7に示すように、boot期間終了後において、補正ロジック部40に参照電圧を入力する必要がない時期(つまり、図7に示す「補正演算部の構築」を実施しないタイミング)に、TAD[B]27にもAD変換対象電圧を入力し、各TAD26,27による出力値を加算部62で加算してレジスタに入力させる。
このようなAD変換装置3によれば、アナログ入力値を各AD変換器(TAD[A]26およびTAD[B]27)に入力し、それぞれ出力値を加算するので精度を上げることができる。なお、各TAD26,27からの出力値の大きさの比が1対1である場合、精度は√2倍になることが統計学上知られている。
さらに、上記のAD変換装置3においては、TAD[B]27に参照値が入力されている際には、各TAD26,27による出力を乗算部63,65にて定数倍するので、加算部62にて加算された出力値とデータの大きさ(スケール)を一致させることができる。
[第4実施形態]
次に、さらに別形態のAD変換装置4について説明する。本実施形態のAD変換装置4は、図8に示すように、第1実施形態のAD変換装置1の構成に対して、前述の切替部51、入出力特性補正部52、切替部61,64、加算部62、乗算部63,65を備えている。
入出力特性補正部52は、TAD[B]27と乗算部65との間に配置される。この構成においては、図9に示すように、boot期間においては各TAD26,27に参照電圧が入力され、boot期間終了後において「補正演算部の構築」を実施しないときには、各TAD26,27にAD変換対象電圧が入力されるよう切替部51,61,64が作動する。
そして、boot期間終了後において「補正演算部の構築」を実施する際には、TAD[A]26にAD変換対象電圧が入力され、TAD[B]27に参照電圧が入力される。つまり、各TAD26,27を常に利用することで、ハードウェアを効率的に利用できるよう設定されている。
[その他の実施形態]
本発明は、上記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、上記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。また、上記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。また、上記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、各請求項に係る発明の理解を容易にする目的で使用しており、各請求項に係る発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
例えば、上記実施形態においては、サンプリングクロックCLKに従って各部が作動するよう構成したが、CPUを有する制御装置等による指令を受けて作動するよう構成してもよい。また、上記実施形態においては、2つのAD変換器(TAD26,27)を利用したが、3つ以上のAD変換器を用いてもよい。
さらに、上記実施形態においてはAD変換器としてTADを採用したが、TAD以外のAD変換器を採用してもよい。
[実施形態の構成と本発明の手段との対応関係]
上記実施形態におけるTAD[A]26は、本発明でいう第1AD変換器に相当し、上記実施形態におけるTAD[B]27は、本発明でいう第2AD変換器に相当する。また、上記実施形態における補正ロジック部40は、本発明でいう出力補正手段に相当し、上記実施形態における切替ロジック23、切替部51は、本発明でいう参照電圧入力制御手段に相当する。
さらに、上記実施形態における入出力特性補正部52は、本発明でいう参照補正手段に相当し、上記実施形態における切替ロジック23、切替部61は、本発明でいう入力制御手段に相当する。また、上記実施形態における加算部62は、本発明でいう加算手段に相当し、上記実施形態における乗算部63,65は、本発明でいう乗算手段に相当する。
1〜4…AD変換装置、8…補正部、10…基準電圧入力部、11…最小電圧生成部、12…中心電圧生成部、13…最大電圧生成部、14,15,16…3ステートアナログスイッチ、19…信号出力部、21…クロック発生部、22…参照電圧選択部、23…切替ロジック、26…TAD[A]、27…TAD[B]、30…レジスタ、32…最小データ記憶部、33…中心データ記憶部、34…最大データ記憶部、40…補正ロジック部、41…補正式設定部、42…補正演算部、51…切替部、52…入出力特性補正部、61…切替部、62…加算部、63…乗算部、64…切替部、65…乗算部。

Claims (6)

  1. アナログ入力値をデジタル値に変換するAD変換装置(1)であって、
    前記アナログ入力値を入力し、前記アナログ入力値をデジタル値に変換した出力値を出力する1または複数の第1AD変換器(26)と、
    参照電圧を入力し、前記参照電圧をデジタル値に変換した参照値を出力する1または複数の第2AD変換器(27)と、
    前記参照値に従って、前記第1AD変換器が前記アナログ入力値をデジタル値に変換する際の特性である入出力特性を補正する出力補正手段(40)と、
    を備えたことを特徴とするAD変換装置。
  2. 請求項1に記載のAD変換装置において、
    前記各AD変換器は、パルス遅延回路を備えた時間AD変換器として構成されていること
    を特徴とするAD変換装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のAD変換装置において、
    前記第2AD変換器は、複数の参照電圧を入力して、各参照電圧に応じた参照値を出力し、
    前記出力補正手段は、複数の参照値に基づいて近似曲線を生成し、前記出力値を前記近似曲線に合致するよう補正すること
    を特徴とするAD変換装置。
  4. 請求項1〜請求項3に記載のAD変換装置において、
    前記第2AD変換器に入力される参照電圧を前記アナログ入力値に換えて前記第1AD変換器にも入力させる参照電圧入力制御手段(23、51)と、
    各AD変換器から出力される参照値を比較することによって、前記各AD変換器のうちのあるAD変換器の入出力特性に他のAD変換器の入出力特性を補正する参照補正手段(52)と、
    を備えたことを特徴とするAD変換装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のAD変換装置において、
    前記第2AD変換器に参照電圧を入力するタイミングを制御し、前記第2AD変換器に参照電圧を入力しないときに前記第1AD変換器に入力されるアナログ入力値を入力させる入力制御手段(23、61)と、
    前記第2AD変換器にアナログ入力値が入力されている際に、各AD変換器から出力される出力値を加算する加算手段(62)と、
    を備えたことを特徴とするAD変換装置。
  6. 請求項5に記載のAD変換装置において、
    前記第2AD変換器に参照値が入力されている際に、各AD変換手段による出力を定数倍して出力する乗算手段(63,65)、
    を備えたことを特徴とするAD変換装置。
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