JP2015032519A - 蓄電素子および蓄電素子に配置される規制部材 - Google Patents

蓄電素子および蓄電素子に配置される規制部材 Download PDF

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Abstract

【課題】電極端子等の部材の不要なずれの発生が抑制され、かつ、効率よく製造することのできる蓄電素子を提供すること。
【解決手段】電池10であって、電極体400を収容する容器100と、正極端子200と、正極端子200に接続された接続板210と、接続板210と外部の金属板800とを締結する締結部材280と、少なくとも一部が容器100と接続板210との間に配置され、締結部材280の一部を保持することで、締結部材280の、正極端子200の突出方向と交差する方向への移動を規制する絶縁部材220とを備え、絶縁部材220は、絶縁部材220の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部221であって、電池10の、容器100の壁面以外の部分と係合する係合部221を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、容器に収容された電極体を有する蓄電素子に関する。
世界的な環境問題への取り組みとして、従来のガソリン自動車に代えてハイブリッド自動車および電気自動車等の、動力源としてモータを備える自動車が普及し始めている。
また、これらハイブリッド自動車等に備えられたモータに電力を供給する電源として、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子が広く活用されている。
このような蓄電素子は、例えば、容器から突出して設けられた電極端子と、当該電極端子に接続された金属製の接続板とを備える。また、接続板と、外部の装置との電気的な接続のための導電部材とが、ボルトおよびナット等により締結される。
特許文献1および2には、このような構成を有する電池において、接続板と外部接続端子とを締結する際の電極端子等の移動を防止するための構造が開示されている。
特許第5146110号公報
ここで、電池等の蓄電素子において、外部の導電部材をボルトおよびナット等で取り付ける際に、電極端子等の部材を移動させないためには、従来では、上記特許文献1に開示されたように、これらの部材を固定する絶縁性の部材(固定部材)が蓄電素子に組み込まれる。
具体的には、この固定部材が、電極端子等の他の部材とともに蓋板に配置され、蓋板で容器の本体の開口を閉塞するように、蓋板と容器本体とが接合される。
この蓋板と容器本体との接合の手法としては、例えば溶接が用いられるが、従来では、固定部材の存在が、溶接する位置および範囲等についての制限となり得る。
また、蓋板と容器本体との溶接の前には、固定部材の蓋板への取り付けを完了しておく必要があるため、固定部材の存在が、蓄電素子の製造工程についての制限ともなり得る。
本発明は、上記従来の課題を考慮し、電極端子等の部材の不要なずれの発生が抑制され、かつ、効率よく製造することのできる蓄電素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子は、電極体を収容する容器と、前記電極体に電気的に接続され、前記容器から突出して設けられた正極端子および負極端子の一方である第一端子と、前記第一端子に接続された第一接続板と、前記第一接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する第一締結部材と、少なくとも一部が前記容器と前記第一接続板との間に配置され、前記第一締結部材の一部を保持することで、前記第一締結部材の、前記第一端子の突出方向と交差する方向への移動を規制する第一絶縁部材とを備え、前記第一絶縁部材は、前記第一絶縁部材の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部であって、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分と係合する係合部を有する。
この構成によれば、第一接続板と外部の導電部材とを締結する第一締結部材の一部は、第一絶縁部材によって、第一端子の突出方向に交差する方向の移動が規制される。
これにより、第一接続板と導電部材とを締結する際において、例えば第一端子を軸として第一接続板が回動することが抑制される。その結果、第一接続板と第一端子との接続の信頼性の低下、または、第一端子と容器との間の気密性の低下などの抑制が可能となる。
また、第一絶縁部材は、端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部を有している。つまり、蓄電素子の所定の部分に対して、第一端子の突出方向に交差する方向からスライドするように、第一絶縁部材を取り付けることが可能である。
これにより、例えば蓋板と容器本体とが溶接等によって接合された状態の容器に、第一絶縁部材を配置することができる。つまり、簡単に言うと、蓄電素子の容器に第一絶縁部材を後付けで配置することができる。
そのため、例えば、容器本体と蓋板との溶接部分を、第一絶縁部材で覆うことも可能である。その結果、第一絶縁部材による電気的な絶縁の効果をより広い範囲で得ることができる。
このように、本態様の蓄電素子は、電極端子等の部材の不要なずれ(部材の正規の位置からの移動または回動)の発生が抑制され、かつ、効率よく製造することのできる蓄電素子である。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記第一絶縁部材はさらに、前記容器の壁面に当接することで、前記第一絶縁部材の、前記第一端子の突出方向と交差する平面内における回動を規制する当接部を有するとしてもよい。
この構成によれば、第一絶縁部材の容器に対する移動または回動がより確実に抑制され、その結果、第一接続板および第一端子についての回り止め効果も向上する。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記当接部は、前記容器の、前記第一端子が配置された面である主面と交差する方向に平行な壁面である側壁面に外側から当接することで、前記第一絶縁部材の、前記平面内における回動を規制するとしてもよい。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記当接部は、前記容器の、前記第一端子が配置された面である主面の端縁から立設された壁面である内壁面に内側から当接することで、前記第一絶縁部材の、前記平面内における回動を規制するとしてもよい。
このように、第一絶縁部材に、例えば容器の形状に応じた態様で当接部を設けることができる。つまり、様々な形状の容器に第一絶縁部材を後付けで配置することが可能である。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記係合部は、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分である、前記第一端子と係合するとしてもよい。
この構成によれば、電極端子である第一端子を利用して、第一絶縁部材の容器への後付けおよび固定を行うことができる。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子はさらに、前記正極端子および前記負極端子の他方である第二端子と、前記第二端子に接続された第二接続板と、前記第二接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する第二締結部材と、少なくとも一部が前記容器と前記第二接続板との間に配置され、前記第二締結部材の一部を保持することで、前記第二締結部材の、前記第二端子の突出方向と交差する方向への移動を規制する第二絶縁部材とを備え、前記第一絶縁部材の前記係合部は、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分である、前記第二絶縁部材と係合するとしてもよい。
この構成によれば、第二端子側の回り止め部材として機能する第二絶縁部材を利用して、第一絶縁部材の容器への後付けおよび固定を行うことができる。つまり、第一絶縁部材および第二絶縁部材の一方は他方に係止される。そのため、他の部材に依存せず、第一絶縁部材および第二絶縁部材の形状自体によって、第一絶縁部材および第二絶縁部材それぞれのずれの発生が抑制される。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子はさらに、前記正極端子および前記負極端子の他方である第二端子と、前記第二端子に接続された第二接続板と、前記第二接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する第二締結部材とを備え、前記第一絶縁部材は、一部が前記容器と前記第二接続板との間に配置され、前記第二締結部材の一部を保持することで、前記第二締結部材の、前記第二端子の突出方向と交差する方向への移動を規制するとしてもよい。
この構成によれば、例えば、第一端子側の回り止めと、第二端子側の回り止めとを、1つの部材(第一絶縁部材)に担わせることができる。そのため、蓄電素子を構成する部品点数の削減、および、蓄電素子の製造工程の簡素化等が可能となる。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記第一絶縁部材は、前記第一端子と前記第二端子との間の位置に、前記絶縁部材の折り曲げを容易化する薄肉部を有するとしてもよい。
この構成によれば、第一絶縁部材を容器に配置する作業が容易化されるため、蓄電素子の製造がより効率化される。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記第一絶縁部材は、樹脂と無機材料との複合材料によって構成されているとしてもよい。
この構成によれば、例えば、第一端子等の部材の回り止めとしての強度の向上と、容器と他の部材との電気的絶縁の確実性の向上とが図られる。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記第一締結部材は、ボルトとナットとを含み、前記第一絶縁部材は、前記第一締結部材の一部である前記ナットを保持するとしてもよい。
この構成によれば、ナットを保持した状態の第一絶縁部材を、第一接続板と容器との間に挿入するように配置することで、第一絶縁部材の容器への後付けができる。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記第一締結部材は、ボルトとナットとを含み、前記第一絶縁部材は、前記第一締結部材の一部である前記ボルトを起立した状態で保持し、前記第一接続板には、前記第一接続板の端縁から前記ボルトが貫通する位置まで延設された溝が形成されているとしてもよい。
この構成によれば、ボルトを起立した状態で保持する第一絶縁部材を、当該ボルトが、第一接続板に設けられた溝に挿入されるように配置することで、第一絶縁部材の容器への後付けができる。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子において、前記第一接続板と接続される前記導電部材は、金属板であり、前記第一絶縁部材は、前記金属板が配置された側から前記蓄電素子を見た場合において、少なくとも、前記金属板と、前記容器の前記第一端子が突設された面である主面とが重なる領域を覆うように配置されているとしてもよい。
この構成によれば、当該容器と絶縁されるべき金属板(例えば、バスバー)と、当該容器との間に第一絶縁部材が配置される。そのため、仮に、金属板が接続された蓄電素子が、強い衝撃によって金属板または蓄電素子が変形してしまうような非通常状態に置かれた場合であっても、当該容器と金属板との間での短絡の発生が抑制される。
また、本発明の一態様に係る蓄電素子は、電極体を収容する容器と、前記電極体に電気的に接続され、前記容器から突出して設けられた正極端子および負極端子の一方である第一端子と、前記第一端子に接続された第一接続板と、前記第一接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する第一締結部材と、少なくとも一部が前記容器と前記第一接続板との間に配置され、前記第一締結部材の一部を保持することで、前記第一締結部材の、前記第一端子の突出方向と交差する方向への移動を規制する規制部材とを備え、前記規制部材は、前記規制部材の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部であって、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分と係合する係合部を有するとしてもよい。
この構成によれば、規制部材により、第一接続板の回動の抑制等の、上記第一絶縁部材と同じ効果を得ることができる。
また、本発明の一態様に係る規制部材は、蓄電素子に配置される規制部材であって、前記蓄電素子は、電極体を収容する容器と、前記電極体に電気的に接続された電極端子と、前記電極端子に接続された接続板と、前記接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する締結部材と、を有し、前記規制部材は、少なくとも一部が前記容器と前記接続板との間に配置され、前記締結部材の一部を保持することで、前記締結部材の、前記電極端子の突出方向と交差する方向への移動を規制し、前記規制部材の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部であって、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分と係合する係合部を有する。
本態様の規制部材によれば、接続板の回動の抑制等の、上記第一絶縁部材と同じ効果を得ることができる。
本発明によれば、電極端子等の部材の不要なずれが抑制され、かつ、効率よく製造することのできる蓄電素子を提供することができる。
実施の形態における電池の内部構造の概要を示す斜視図である。 実施の形態における絶縁部材の形状および取り付け方の一例を示す斜視図である。 図2の絶縁部材におけるA−A断面を示す断面図である。 実施の形態における電池の絶縁部材とその周辺を示す図である。 絶縁部材による接続板および正極端子についての回り止め効果を説明するための図である。 実施の形態の変形例1における絶縁部材を示す図である。 図6に示す絶縁部材が薄肉部を有する場合の外観を示す図である。 実施の形態の変形例2における各種の絶縁部材の形状を示す上面図である。 実施の形態の変形例3における絶縁部材の断面図である。 実施の形態の変形例4における電池の絶縁部材とその周辺の側面を示す側面図である。 実施の形態の変形例5における電池の構成概要を示す図である。 実施の形態における絶縁部材の構成例を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態における蓄電素子について説明する。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
また、以下で説明する実施の形態は、包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
以下の実施の形態では、蓄電素子として電池を例に挙げ、図1〜図5を用いて、実施の形態における電池10の説明を行う。
(蓄電素子の構成概要)
図1は、実施の形態における電池10の内部構造の概要を示す斜視図である。なお、図1では、容器100の内部を透視した図となっている。
電池10は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池であり、例えば、非水電解質二次電池である。
非水電解質二次電池としては、例えば、正極活物質がコバルト酸リチウムなどのリチウム遷移金属酸化物であり、負極活物質が炭素材料であるリチウムイオン二次電池を挙げることができる。
なお、電池10の種類は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよく、また、一次電池であってもよい。また、電池10が、蓄電素子である、リチウムイオンキャパシタ等のキャパシタであってもよい。
電池10は、図1に示すように、電極体400を収容する容器100と、電極体400に電気的に接続され、容器100から突出して設けられた正極端子200および負極端子300とを備える。
なお、正極端子200および負極端子300のいずれか一方は第一端子の一例であり、他方は第二端子の一例である。
電池10はさらに、正極端子200に接続された接続板210と、負極端子300に接続された接続板310と、接続板210と外部の導電部材とを締結する締結部材280と、接続板310と外部の導電部材とを締結する締結部材380とを備える。
具体的には、上記接続板210および310のそれぞれには、例えば、他の装置(他の蓄電素子、またはモータ等の負荷)と電気的に接続するための金属板またはリード線等の導電部材が、締結部材280および380によって締結可能である。
なお、締結部材280および380のそれぞれは、本実施の形態ではボルトおよびナットの組み合わせによって実現されている。
また、正極端子200および接続板210は、例えば、かしめまたは溶接によって接続されている。負極端子300および接続板310も同様に、例えば、かしめまたは溶接によって接続されている。
このような構成の電池10には、正極端子200および接続板210の回り止めとして機能する絶縁部材220と、負極端子300および接続板310の回り止めとして機能する絶縁部材320とが配置されている。
絶縁部材220は、少なくとも一部が容器100と接続板210との間に配置され、締結部材280の一部を保持することで、締結部材280の、正極端子200の突出方向と交差する方向への移動を規制する。
また、絶縁部材320は、少なくとも一部が容器100と接続板310との間に配置され、締結部材380の一部を保持することで、締結部材380の、負極端子300の突出方向と交差する方向への移動を規制する。
なお、本実施の形態において、正極端子200および負極端子300の突出方向をZ軸に平行とした場合、絶縁部材220および320により、当該突出方向と交差する平面であるXY平面における締結部材280および380の移動が規制される。
また、絶縁部材220は、絶縁部材220の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部221であって、電池10の、容器100の壁面以外の部分と係合する係合部221を有する。
絶縁部材320も同様に、絶縁部材320の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部321であって、電池10の、容器100の壁面以外の部分と係合する係合部321を有する。
絶縁部材220および320についての詳細は、図2等を用いて後述する。
容器100は、金属からなる矩形筒状で底を備える容器本体101と、容器本体101の開口を閉塞する金属製の蓋板110とで構成されている。
また、容器100の内方には、電極体400と、正極集電体120と、負極集電体130とが配置されている。
なお、電池10の容器100の内部には電解液などの液体が封入されているが、当該液体の図示は省略する。
容器100は、電極体400等を内部に収容後、蓋板110と容器本体101とが溶接等されることにより内部を密封する構造を有している。なお、蓋板110と容器本体101との溶接の手法としては、例えば、レーザー光線を用いたレーザー溶接が採用される。
電極体400は、正極と負極とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる部材である。具体的には、電極体400は、負極と正極との間にセパレータが挟み込まれるように層状に配置されたものを、全体が長円形状となるように捲回されて形成されている。また、正極箔は例えばアルミニウムで形成され、負極箔は例えば銅で形成されている。
なお、電極体400の形状としては長円形状に限定されず、円形状または楕円形状でもよい。また、電極体400の構造は捲回型に限らず、平板状極板を積層した構造でもよい。
正極端子200は、電極体400の正極に電気的に接続された電極端子であり、負極端子300は、電極体400の負極に電気的に接続された電極端子である。
また、正極端子200および負極端子300は、電極体400の上方に配置された蓋板110に、蓋板110とは絶縁された状態で取り付けられている。
具体的には、正極端子200および負極端子300のそれぞれは、絶縁性のパッキン(図示せず)を介して蓋板110に取り付けられている。
正極集電体120は、電極体400の正極と容器100の側壁との間に配置され、正極端子200と電極体400の正極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。なお、正極集電体120は、電極体400の正極箔と同様、アルミニウムで形成されている。
負極集電体130は、電極体400の負極と容器100の側壁との間に配置され、負極端子300と電極体400の負極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。なお、負極集電体130は、電極体400の負極箔と同様、銅で形成されている。
また、容器100の内部に封入される非水電解質(電解液)は、様々なものを選択することができる。
例えば、非水電解質の有機溶媒として、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、トリフルオロプロピレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、スルホラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、2−メチル−1,3−ジオキソラン、ジオキソラン、フルオロエチルメチルエーテル、エチレングリコールジアセテート、プロピレングリコールジアセテート、エチレングリコールジプロピオネート、プロピレングリコールジプロピオネート、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸プロピル、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、メチルプロピルカーボネート、エチルプロピルカーボネート、ジプロピルカーボネート、メチルイソプロピルカーボネート、エチルイソプロピルカーボネート、ジイソプロピルカーボネート、ジブチルカーボネート、アセトニトリル、フルオロアセトニトリル、エトキシペンタフルオロシクロトリホスファゼン、ジエトキシテトラフルオロシクロトリホスファゼン、フェノキシペンタフルオロシクロトリホスファゼンなどのアルコキシ及びハロゲン置換環状ホスファゼン類または鎖状ホスファゼン類、リン酸トリエチル、リン酸トリメチル、リン酸トリオクチルなどのリン酸エステル類、ホウ酸トリエチル、ホウ酸トリブチルなどのホウ酸エステル類、N−メチルオキサゾリジノン、N−エチルオキサゾリジノン等の非水溶媒が挙げられる。また、これに公知の添加剤を加えることもできる。
また、固体電解質を用いる場合は、高分子固体電解質として有孔性高分子固体電解質膜を用い、高分子固体電解質にさらに電解液を含有させればよい。また、ゲル状の高分子固体電解質を用いる場合には、ゲルを構成する電解液と、細孔中等に含有されている電解液とは異なっていてもよい。ただし、高出力、高容量が要求される中大型電池の場合は、固体電解質または高分子固体電解質を用いるよりも非水電解質を単独で用いるほうがより好ましい。
(絶縁部材の詳細)
以上のような基本的な構成を有する実施の形態の電池10における、絶縁部材220および320の形状等について図2〜図5を用いて説明する。
ここで、本実施の形態では、正極側の部材(正極端子200および絶縁部材220等)ならびに、負極側の部材(負極端子300および絶縁部材320等)の形状および取り付け構造等は、実質的に同一である。そのため、以下では、主として、正極側の部材に関する事項について説明し、負極側の部材に関する事項についてはその説明を適宜省略する。
図2は、実施の形態における絶縁部材220の形状および取り付け方の一例を示す斜視図である。なお、図2において、容器100は点線で示されており、かつ、容器100の内部を透視した図となっている。
図3は、図2の絶縁部材220におけるA−A断面を示す断面図である。
図4は、実施の形態における電池10の絶縁部材220とその周辺を示す図である。
なお、図4の(a)は、電池10の絶縁部材220の周辺の構造を示す上面図であり、図4の(b)は、図4の(a)に対応する正面図であり、図4の(c)は、図4の(a)に対応する側面図である。
また、本実施の形態では、説明の便宜上、電池10における電極端子(正極端子200および負極端子300の少なくとも一方。以下同じ。)の突出方向(Z軸正の方向)を上として扱うが、電池10が、自動車等に配置される際の電池10の向きに特に限定はない。
電池10が備える絶縁部材220は、保持部222を有する。保持部222は、例えば図2に示すように、ボルト281およびナット282を含む締結部材280の一部であるナット282を保持する。
本実施の形態の保持部222は、外形が六角形であるナット282に合わせた六角形の穴によって実現される。より詳細には、保持部222である穴は図3に示すように有底の穴である。そのため、ナット282の直下において、絶縁部材220と蓋板110との間に他の絶縁部材がない場合であっても、ナット282と蓋板110との間は電気的に絶縁される。
また、図3では、保持部222の深さは、ナット282の軸方向の高さよりも浅いため、ナット282の一部が当該穴から上に突出している。しかし、保持部222の中にナット282の全部が挿入されてもよい。
また、保持部222に挿入されたナット282の脱落防止のために、例えば粘性材料を用いてナット282と保持部222(穴の内面の一部)とを仮止めしてもよい。
また、保持部222である穴のサイズをナット282にフィットする大きさに形成することで生じる、絶縁部材220とナット282との間の摩擦力によってナット282の脱落防止が実現されてもよい。
また、インサート成型によって、ナット282が埋め込まれた絶縁部材220が作製されてもよい。
このように、絶縁部材220に設けられた六角形の穴である保持部222にナット282の少なくとも一部が挿入された状態で、ナット282が絶縁部材220に保持される。
これにより、ナット282の絶縁部材220に対する回動(XY平面内での回動)は規制される。つまり、ナット282が保持部222に保持されていることで、ボルト281とナット282との螺合が容易化される。
また、絶縁部材220は、上述のように、絶縁部材220の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部221を有する。
本実施の形態では、係合部221は、図2および図4の(a)に示されるように、絶縁部材220の端縁から、正極端子200を径方向から挟むように設けられた孔(本実施の形態では矩形の孔)に到達する溝を有している。つまり、図2に示すように、容器100の蓋板110に取り付けられた状態の正極端子200の側方から、係合部221に正極端子200が差し込まれるように、絶縁部材220を配置することができる。
また、係合部221における溝の一部は、図2に示すように、正極端子200の外径よりも狭くなっている。これにより、絶縁部材220を正極端子200に係合させることができる。また、正極端子200と係合した絶縁部材220が、正極端子200から容易に抜け落ちるようなことがない。
なお、本実施の形態における電極端子(正極端子200および負極端子300)は、蓄電素子の、容器の壁面以外の部分の一例である。
このように、絶縁部材220は、容器本体101に蓋板110が溶接された状態の容器100、つまり、絶縁部材220を除いて全ての組み立て作業を終えた電池10に、後付けで配置することができる。
また、絶縁部材220は正極端子200と係合する係合部221を有するため、少なくとも一箇所で、XY平面内における移動が規制される。また、絶縁部材220は、ナット282を保持する保持部222を有する。
そのため、絶縁部材220に保持されたナット282のXY平面内における移動が規制される。その結果、図2に示すように、締結部材280(ボルト281およびナット282)によって金属板800と接続板210とが締結される場合における、接続板210および接続板210と接続された正極端子200の回動が規制される。
つまり、絶縁部材220によって、接続板210および正極端子200についての回り止め効果が発揮される。
なお、金属板800は、例えば、正極端子200と、他の電池の電極端子とを接続するバスバーである。例えば、電池10が、蓄電装置が備える複数の電池のうちの1つとして備えられた場合、1枚のバスバーである金属板800によって、電池10の正極端子200と、他の電池の負極端子とが接続される。
金属板800は、取付孔801および接続板210の貫通孔211を貫通したボルト281に、ナット282が螺合することで、接続板210と構造的および電気的に接続される。
また、絶縁部材220および320はいずれも、樹脂を基材として採用しており、絶縁部材220および320の容器100への取り付けが可能な程度の弾性変形は可能である。
絶縁部材220および320の素材の具体例については、図12を用いて後述する。
ここで、本実施の形態では、絶縁部材220はさらに当接部223を備える。当接部223は、容器100の壁面に当接することで、絶縁部材220の、正極端子200の突出方向と交差する平面(XY平面)内における回動を規制する。
当接部223は、図2、図4の(b)および(c)に示すように、絶縁部材220の下面端縁から下方に突出したリブとして絶縁部材220に備えられている。
そのため、当接部223は、容器100の側壁面100a(図4の(b)参照)に外側から当接する。これにより、絶縁部材220のXY平面内における回動が規制される。
なお、側壁面100aは、容器100の、電極端子が配置された面である主面110aと交差する方向に平行な壁面である。
このように、本実施の形態の絶縁部材220は、容器100の壁面に当接する当接部223を有する。これにより、絶縁部材220の容器100に対する回動がより確実に抑制される。その結果、接続板210および正極端子200についての回り止め効果も向上する。
図5は、絶縁部材220による接続板210および正極端子200についての回り止め効果を説明するための図である。
図5に示すように、ボルト281の頭部が右回りに回された場合、例えばその回転軸がブレることで、ボルト281をXY平面に平行な方向に移動させようとする外力がボルト281に働く。その結果、ボルト281と螺合するナット282にも当該外力が作用する。
しかし、ナット282は、図2〜図4に示すように、絶縁部材220に保持されており、絶縁部材220は少なくとも一箇所で容器100に対する移動が規制されている。そのため、ナット282の移動は規制される。
さらに、本実施の形態では、絶縁部材220は、容器100の壁面と当接する当接部223を有する。具体的には、絶縁部材220には、上面視において容器100を挟み込むように一対の当接部223が備えられている。
その結果、絶縁部材220のXY平面内における移動の自由度は、当該一対の当接部223がない場合よりも抑制される。より詳細には、絶縁部材220は、当該一対の当接部223を備えることで、絶縁部材220の正極端子200を軸とした、XY平面内における回動を実質的に防止することが可能である。
なお、本実施の形態では、円柱状の正極端子200に絶縁部材220の係合部221が係合している。
しかし、例えば、正極端子200の周面に凹部または凸部を形成し、凹部または凸部に係合部221の一部が引っかかることで、絶縁部材220のXY平面内における回動を実質的に防止してもよい。
また、例えば、正極端子200を貫通する、上面視において真円以外の形状(例えば、多角形)の補助部材を、蓋板110と接続板210との間に挟みこむようにして蓋板110に固定し、当該補助部材に、補助部材と嵌り合う形状の係合部221を係合させてもよい。こうすることでも、絶縁部材220のXY平面内における回動の実質的な防止は可能である。
また、絶縁部材220に当接部223を設ける場合、その数に特に限定はない。つまり、絶縁部材220に、1または3以上の当接部223が設けられてもよい。
また、当接部223のサイズおよび形状についても、図2等に示されるサイズおよび形状に限定されない。例えば、当接部223の正面視における全体的な形状が、図4の(b)に示すような矩形である必要はなく、例えば半円形であってもよく、また、曲線と曲線との組み合わせによる形状であってもよい。
このように、本実施の形態における電池10は、正極端子200および接続板210の回り止めとして機能する絶縁部材220を備える。
これにより、接続板210と金属板800とを締結することに起因する、接続板210と正極端子200との接続部分の信頼性の低下、または、正極端子200と容器100(蓋板110)との気密性の低下等が抑制される。
また、絶縁部材220は、容器100に取り付けられるための係合部221を有しており、係合部221は、絶縁部材220の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含んでいる。
そのため、容器100に対する後付けが可能である。すなわち、電池10の製造における実質的な最終工程として、絶縁部材220の容器100への取り付けを行うことができる。
従って、例えば、電極端子の蓋板110への取り付け等の複雑な作業を含む工程と、絶縁部材220の容器100への取り付けという容易な作業のみの工程とを完全に切り分けることができる。これにより、複数の電池10の製造に係る効率を向上させることができる。
また、容器本体101と蓋板110とを溶接する際には、蓋板110の主面110aには、絶縁部材220は存在しないため、容器本体101の周縁と蓋板110の端縁とを全周において溶接することが可能である。
言い換えると、容器本体101と蓋板110との溶接箇所、つまり、蓋板110の端縁を、絶縁部材220で覆うことができる。
その結果、例えば図4の(a)に示すように、絶縁部材220を、金属板800が配置された側から電池10を見た場合において、少なくとも、金属板800と、容器100の主面110aとが重なる領域を覆うように配置することができる。
これにより、仮に、金属板800が接続された電池10が、強い衝撃によって金属板800または電池10が変形してしまうような非通常状態に置かれた場合であっても、容器100と金属板800との間での短絡の発生が抑制される。
なお、電池10は、図2等に示す絶縁部材220の形状とは異なる形状の絶縁部材を備えてもよい。そこで、以下に、実施の形態における絶縁部材220に関する各種の変形例を、上記実施の形態との差分を中心に説明する。
(変形例1)
図6は、実施の形態の変形例1における絶縁部材250を示す図である。
図6に示す絶縁部材250は、一部が容器100と正極側の接続板210との間に配置され、かつ、他の一部が容器100と負極側の接続板310と間に配置されており、正極側の部材および負極側の部材の回り止めとしての機能を備えている。
具体的には、絶縁部材250は、締結部材280の一部を保持する保持部253と、締結部材380の一部を保持する保持部254と、正極端子200と係合する係合部251と、負極端子300と係合する係合部252とを有する。
つまり、正極側の部材の回り止めとして機能する絶縁部材250は、一部が容器100と接続板310との間に配置され、締結部材380の一部を保持することで、締結部材380の、負極端子300の突出方向と交差する方向への移動を規制する。
なお、保持部253および254は、図2および図3に示す、実施の形態における保持部222と同じく、外形が六角形であるナット(282、382)に合わせた六角形の有底穴によって実現されている。
また、絶縁部材250はさらに、容器100の側壁面100aに外側から当接する当接部255および256を有している。
なお、図6には図示されていないが、例えば、絶縁部材250の奥側の下面端縁にも当接部255および256が配置されている。
このように、本変形例における絶縁部材250は、上記実施の形態における絶縁部材220と絶縁部材320とを連結したような構造を有している。
このような構造の絶縁部材250を、正極端子200等が配置された容器100に取り付ける場合、例えば、まず、絶縁部材250の保持部253にナット282を保持させ、保持部254にナット382を保持させる。
さらに、係合部251を接続板210と容器100との間に挿入し、係合部251を正極端子200に係合させる。その状態で、絶縁部材250を上方凸になるように湾曲させ、係合部252を接続板310と容器100との間に挿入し、係合部252を負極端子300に係合させる。
例えばこのような手順によって、絶縁部材250を容器100に後付けすることができ、その後、ボルト281(381)を用いて、外部の導電部材と、接続板210(310)とが締結される(例えば図2参照)。
この締結の際、絶縁部材250によって、締結部材280(380)の、電極端子(200、300)の突出方向に交差する方向への移動が規制される。その結果、接続板210(310)および電極端子(200、300)の回動が抑制される。
ここで、本変形例における絶縁部材250は、図6に示すように、容器100の壁面以外の2箇所(正極端子200、負極端子300)によって移動が規制される。そのため、これら容器100の壁面以外の2箇所による規制のみで、絶縁部材250の、正極端子200または負極端子300を軸とした、XY平面内における回動を実質的に防止することが可能である。
また、絶縁部材250は少なくとも1つの当接部(例えば、図6に示される当接部255)を備えることで、絶縁部材250の容器100に対する回動がより確実に抑制され、その結果、接続板210(310)および電極端子(正極端子200、負極端子300)についての回り止め効果も向上する。
なお、絶縁部材250を容器100に後付けする際に、絶縁部材250を湾曲させる手順が生じる。そこで、この湾曲(折り曲げ)を容易にするために、絶縁部材250は薄肉部を有してもよい。
図7は、図6に示す絶縁部材250が薄肉部258を有する場合の外観を示す図である。
図7に示すように、絶縁部材250に、絶縁部材250が容器100に取り付けられた場合における、正極端子200と負極端子300との間の位置に、薄肉部258を設ける。
これにより、絶縁部材250の折り曲げが容易化されるため、絶縁部材250の容器100への後付け作業の効率が向上する。
(変形例2)
上記実施の形態では、絶縁部材220が有する係合部221は、電極端子と係合するとした。しかし、係合部は、電極端子以外の部分と係合してもよい。例えば、正極側の絶縁部材の係合部が、負極側の絶縁部材と係合してもよい。
図8は、実施の形態の変形例2における各種の絶縁部材の形状を示す上面図である。
図8の(a)に示す、絶縁部材520は、正極端子200と係合する係合部521に加え、負極側の絶縁部材620と係合する係合部525を有する。
具体的には、正極側の絶縁部材520が有する係合部525、および、負極側の絶縁部材620が有する係合部625は、図8の(a)に示すように、上面視において互いに嵌り合う凹凸形状を有している。
これにより、絶縁部材520および絶縁部材620の一方が他方の回動を規制する部材として機能する。その結果、絶縁部材520に保持される締結部材280、および、絶縁部材620に保持される締結部材380それぞれの、電極端子(200、300)の突出方向に交差する方向の移動の規制がより確実に行われる。
ここで、2つの絶縁部材が互いに係合するための係合部の形状は、図8の(a)に示す形状に限られない。
例えば、図8の(b)に示す絶縁部材530および630のように、互いに嵌り合うかぎ型の係合部535および635を備えることで、絶縁部材530と絶縁部材630とが互いに係合してもよい。
また、例えば、図8の(c)に示すように、絶縁部材540が、逆局(負極)の方向に突出した形状の係合部545を有し、絶縁部材640が、係合部545が嵌り込む形状の凹部を含む係合部645を有してもよい。この構成であっても、絶縁部材540および絶縁部材640の一方が他方の回動を規制する部材として機能する。
なお、図8に示す、正極側の絶縁部材(520、530、540)、および、負極側の絶縁部材(620、630、640)は、いずれか一方が上方(Z軸正の方向)から他方に嵌め込むことが可能な形状である。
そのため、正極側の絶縁部材(520、530、540)、および、負極側の絶縁部材(620、630、640)の一方が容器100に取り付けられた後に、他方を容器100に取り付けることは可能である。つまり、これら絶縁部材は、いずれも容器への後付けが可能である。
また、図8には図示していないが、図8に示す絶縁部材のそれぞれに、少なくとも1つの当接部(例えば、図2の当接部223参照)が設けられてもよい。
また、図8に示す絶縁部材のそれぞれは、電極端子と係合する係合部(521、531、541、621、631、641)を有していなくてもよい。
例えば、図8の(a)に示す絶縁部材520が、容器100を挟むように配置された一対の当接部223(図4の(b)および(c)参照)を有する場合を想定する。
この場合、例えば当該一対の当接部223によって、絶縁部材520の容器100への仮固定と、Y軸方向の位置決めとが可能である。また、絶縁部材520の左端を正極端子200に当接させることで、絶縁部材520のX軸方向の位置決めも可能である。例えばこのような場合、絶縁部材520は、正極端子200と係合する係合部521を有しなくてもよい。
なお、以上説明した正極側の絶縁部材(520、530、540)、および、負極側の絶縁部材(620、630、640)の一方は第一絶縁部材の一例であり、他方は第二絶縁部材の一例である。
(変形例3)
上記実施の形態では、絶縁部材220が有する当接部223は、容器100の側壁面100a(図4の(b)参照)に外側から当接するとした。しかし、当接部は、容器の側壁面100a以外の壁面と当接するように、絶縁部材に設けられてもよい。例えば、当接部が、容器100の内壁面に当接するように絶縁部材に設けられてもよい。
図9は、実施の形態の変形例3における絶縁部材260の断面図である。なお、図9に示す断面は、図2におけるA−A断面に相当する位置の断面である。
図9に示すように、例えば、蓋板110が凹形状である場合、容器100には、主面110aの端縁から立設された壁面である内壁面100bが存在する。
この場合、絶縁部材260のY軸方向の両方の側面のそれぞれが当接部223aとして機能する。つまり、当接部223aが内壁面100bに内側がら当接することで、絶縁部材260の、正極端子200の突出方向に交差する平面内における回動が規制される。その結果、接続板210および正極端子200についての回り止め効果が向上する。
なお、絶縁部材260はさらに、容器の側壁面100aに外側から当接する当接部223を有してもよい。これにより、絶縁部材260による、接続板210および正極端子200についての回り止め効果をさらに向上させることができる。
(変形例4)
上記実施の形態では、電池10において正極端子200よりも内側に締結部材280が配置されている(例えば、図1参照)。しかしながら、絶縁部材220は、正極端子200よりも外側に締結部材280が配置される構造の電池に後付けすることもできる。
図10は、実施の形態の変形例4における電池11の絶縁部材220とその周辺の側面を示す側面図である。
図10に示す電池11は、正極端子200の端部に、外側(図10における左側)に延設された接続板210を有し、正極端子200よりも外側に締結部材280が配置される。
このように、正極端子200よりも外側に締結部材280が配置される構造であっても、ナット282を保持した絶縁部材220を、電池11の外側から、接続板210と容器100との間に挿入することで、絶縁部材220の容器100への後付けは可能である。
(変形例5)
上記実施の形態では、絶縁部材220は、締結部材280の一部であるナット282を保持するとした。しかしながら、絶縁部材220は、締結部材280の一部であるボルト281を保持してもよい。
図11は、実施の形態の変形例5における電池12の構成概要を示す図である。
なお、図11において、容器100は点線で示されており、かつ、容器100の内部を透視した図となっている。
図11に示す電池12は、特徴的な構成として、溝212が形成された接続板210aを備える。また、絶縁部材220は、ボルト281を起立した状態で保持する。
具体的には、絶縁部材220の保持部222にボルト281の頭部が挿入され、この状態で、絶縁部材220にボルト281が保持される。
また、接続板210aには、接続板210aの端縁からボルト281が貫通する位置まで延設された溝212が形成されている。そのため、ボルト281を起立した状態で保持する絶縁部材220を、接続板210aと容器100との間に挿入することが可能である。
つまり、図11における接続板210aの右端に存在する、溝212の開口から、ボルト281を溝212に差し込むようにして、絶縁部材220を容器100に取り付けることが可能である。
すなわち、ボルト281を起立した状態で保持する絶縁部材220を、容器100に後付けすることができる。
このようにして絶縁部材220が容器100に取り付けられた後に、ボルト281が、金属板800の取付孔801を貫通するように金属板800を配置し、ナット282で金属板800と接続板210aとを締結する。
この締結の際に、上記実施の形態等で説明したように、絶縁部材220によって、締結部材280の、正極端子200の突出方向に交差する方向への移動が規制される。その結果、接続板210aおよび正極端子200の回動が抑制される。
(絶縁部材の素材について)
以上説明した実施の形態およびその変形例1〜5における絶縁部材220等の絶縁部材は、例えば樹脂と無機材料との複合材料を素材とする。これにより、電極端子等の部材の回り止めとしての強度の向上と、容器100との他の部材との間の電気的絶縁の確実性の向上とが図られる。
以下、絶縁部材220等の絶縁部材が素材として採用し得る材料の例を示す。
図12は、実施の形態における絶縁部材220の構成例を示す模式図である。
図12の(a)に示すように、樹脂であるαに、粒子状の無機材料であるβが分散されて含まれることで、絶縁部材220が構成されてもよい。
また、図12の(b)に示すように、樹脂であるαに、繊維状の無機材料であるγが分散されて含まれることで、絶縁部材220が構成されてもよい。
なお、αとして採用される樹脂は、例えば以下に例示される耐熱性樹脂である。
すなわち、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリフェニレンスルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェニルサルフォン(PPSU)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリサルフォン(PSF)、ポリアクリレート(PAR)、液晶ポリエステル(LCP)、メラミン樹脂(MF)、フェノール樹脂(PF)、シリコーン樹脂(SI)、エポキシ樹脂(EP)などが、絶縁部材220の素材の一部として採用される耐熱性樹脂として例示される。
また、耐熱性樹脂の一種であるフッ素樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(FEP)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)などが例示される。
また、αとして非耐熱性樹脂が採用されてもよい。αとしてとして採用される非耐熱樹脂として、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、メタクリル樹脂、セルロース類、およびゴム類などが例示される。
また、粒子状の無機材料であるβとしては、例えば粒子状のセラミックが採用される。βとして採用されるセラミックとして、アルミナ、シリカ、チタニア、ジルコニア、マグネシア、セリア、イットリア、酸化亜鉛、および、酸化鉄等の酸化物系セラミック、ならびに、窒化ケイ素、窒化チタン、および窒化ホウ素等の窒化物系セラミックが例示される。
βとして採用されるセラミックとしては、他にも、シリコンカーバイド、炭酸カルシウム、硫酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、チタン酸カリウム、タルク、カオリンクレー、カオリナイト、ハロイサイト、パイロフィライト、モンモリロナイト、セリサイト、マイカ、アメサイト、ベントナイト、ゼオライト、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ藻土、ケイ砂等が例示される。
また、繊維状の無機材料であるγとしては、ガラス繊維、ロックウール、炭素繊維、セラミック繊維等が例示される。
なお、絶縁部材220が、セラミックの粒子または繊維を含む場合、電池10の電解液が容器100から漏出したと仮定した場合において、電解液に含まれる電解質の加水分解によって生成する酸分をセラミックの粒子または繊維によってトラップする効果が期待できる。
また、例えば絶縁部材220の素材の一部を構成する樹脂として、撥水性の樹脂を採用することで、絶縁部材220の表面における結露の発生を抑制することができる。
以上説明した絶縁部材220の素材についての例示および効果等は、実施の形態における絶縁部材320、および、変形例1における絶縁部材250等の他の絶縁部材にも適用される。
(実施の形態および変形例の補足)
以上、本発明の一態様に係る蓄電素子について、実施の形態およびその変形例に基づいて説明した。しかしながら、本発明は、これらの実施の形態およびその変形例に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態またはその変形例に施したものも、あるいは、上記説明された複数の構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、実施の形態における絶縁部材220と同一の形状であって、絶縁性の低い、または、絶縁性を有しない部材を、規制部材として絶縁部材220と同様に電池10に配置してもよい。これにより、上述の接続板210および正極端子200についての回り止め効果を得ることができる。
この場合、規制部材と、電池10の容器100との間に、例えば樹脂等の絶縁物が存在していれば、規制部材と容器100との電気的な絶縁は確保される。
この規制部材に関する事項は、上記の各種変形例における絶縁部材のそれぞれについても適用される。
また、例えば、図11に示す、変形例5における電池12が、絶縁部材220に代えて、図8の(a)に示す、絶縁部材520を備えてもよい。
また、例えば、図11に示す、変形例5における電池12の負極側の構造が、図1に示す実施の形態における電池10と同じであってもよい。つまり、正極側の絶縁部材220はボルト281を保持し、負極側の絶縁部材320がナット382を保持する構造の電池を実現することもできる。
本発明は、電極端子等の部材の不要なずれの発生が抑制され、かつ、効率よく製造することのできる蓄電素子を提供することができる。従って、本発明に係る蓄電素子は、自動車等に搭載される蓄電素子として有用である。
10、11、12 電池
100 容器
100a 側壁面
100b 内壁面
101 容器本体
110 蓋板
110a 主面
120 正極集電体
130 負極集電体
200 正極端子
210、210a、310 接続板
211 貫通孔
212 溝
220、250、260、320、520、530、540、620、630、640 絶縁部材
221、251、252、321、521、525、531、535、541、545、621、625、631、635、641、645 係合部
222、253、254 保持部
223、223a、255、256 当接部
258 薄肉部
280、380 締結部材
281、381 ボルト
282、382 ナット
300 負極端子
400 電極体
800 金属板
801 取付孔

Claims (14)

  1. 蓄電素子であって、
    電極体を収容する容器と、
    前記電極体に電気的に接続され、前記容器から突出して設けられた正極端子および負極端子の一方である第一端子と、
    前記第一端子に接続された第一接続板と、
    前記第一接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する第一締結部材と、
    少なくとも一部が前記容器と前記第一接続板との間に配置され、前記第一締結部材の一部を保持することで、前記第一締結部材の、前記第一端子の突出方向と交差する方向への移動を規制する第一絶縁部材とを備え、
    前記第一絶縁部材は、前記第一絶縁部材の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部であって、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分と係合する係合部を有する
    蓄電素子。
  2. 前記第一絶縁部材はさらに、前記容器の壁面に当接することで、前記第一絶縁部材の、前記第一端子の突出方向と交差する平面内における回動を規制する当接部を有する
    請求項1記載の蓄電素子。
  3. 前記当接部は、前記容器の、前記第一端子が配置された面である主面と交差する方向に平行な壁面である側壁面に外側から当接することで、前記第一絶縁部材の、前記平面内における回動を規制する
    請求項2記載の蓄電素子。
  4. 前記当接部は、前記容器の、前記第一端子が配置された面である主面の端縁から立設された壁面である内壁面に内側から当接することで、前記第一絶縁部材の、前記平面内における回動を規制する
    請求項2記載の蓄電素子。
  5. 前記係合部は、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分である、前記第一端子と係合する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  6. さらに、
    前記正極端子および前記負極端子の他方である第二端子と、
    前記第二端子に接続された第二接続板と、
    前記第二接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する第二締結部材と、
    少なくとも一部が前記容器と前記第二接続板との間に配置され、前記第二締結部材の一部を保持することで、前記第二締結部材の、前記第二端子の突出方向と交差する方向への移動を規制する第二絶縁部材とを備え、
    前記第一絶縁部材の前記係合部は、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分である、前記第二絶縁部材と係合する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  7. さらに、
    前記正極端子および前記負極端子の他方である第二端子と、
    前記第二端子に接続された第二接続板と、
    前記第二接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する第二締結部材とを備え、
    前記第一絶縁部材は、一部が前記容器と前記第二接続板との間に配置され、前記第二締結部材の一部を保持することで、前記第二締結部材の、前記第二端子の突出方向と交差する方向への移動を規制する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  8. 前記第一絶縁部材は、前記第一端子と前記第二端子との間の位置に、前記絶縁部材の折り曲げを容易化する薄肉部を有する
    請求項7記載の蓄電素子。
  9. 前記第一絶縁部材は、樹脂と無機材料との複合材料によって構成されている
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  10. 前記第一締結部材は、ボルトとナットとを含み、
    前記第一絶縁部材は、前記第一締結部材の一部である前記ナットを保持する
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  11. 前記第一締結部材は、ボルトとナットとを含み、
    前記第一絶縁部材は、前記第一締結部材の一部である前記ボルトを起立した状態で保持し、
    前記第一接続板には、前記第一接続板の端縁から前記ボルトが貫通する位置まで延設された溝が形成されている
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  12. 前記第一接続板と接続される前記導電部材は、金属板であり、
    前記第一絶縁部材は、前記金属板が配置された側から前記蓄電素子を見た場合において、少なくとも、前記金属板と、前記容器の前記第一端子が突設された面である主面とが重なる領域を覆うように配置されている
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  13. 蓄電素子であって、
    電極体を収容する容器と、
    前記電極体に電気的に接続され、前記容器から突出して設けられた正極端子および負極端子の一方である第一端子と、
    前記第一端子に接続された第一接続板と、
    前記第一接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する第一締結部材と、
    少なくとも一部が前記容器と前記第一接続板との間に配置され、前記第一締結部材の一部を保持することで、前記第一締結部材の、前記第一端子の突出方向と交差する方向への移動を規制する規制部材とを備え、
    前記規制部材は、前記規制部材の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部であって、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分と係合する係合部を有する
    蓄電素子。
  14. 蓄電素子に配置される規制部材であって、
    前記蓄電素子は、電極体を収容する容器と、前記電極体に電気的に接続された電極端子と、前記電極端子に接続された接続板と、前記接続板と前記蓄電素子の外部の導電部材とを締結する締結部材と、を有し、
    前記規制部材は、
    少なくとも一部が前記容器と前記接続板との間に配置され、前記締結部材の一部を保持することで、前記締結部材の、前記電極端子の突出方向と交差する方向への移動を規制し、
    前記規制部材の端縁から切り欠き状に設けられた部分を含む係合部であって、前記蓄電素子の、前記容器の壁面以外の部分と係合する係合部を有する
    規制部材。
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