JP2014214442A - 建設機械 - Google Patents

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陽平 岩元
Yohei Iwamoto
陽平 岩元
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Abstract

【課題】スイングポストの揺動に伴う油圧ホースのスイングポストの側板への接触を抑制することができる建設機械の提供。【解決手段】本発明は、上部支軸4aと下部支軸4bの隙間13を通り、スイングポスト3の対向する一対の側板3a,3b間を通って上方向に延設され、作業装置5の油圧シリンダを駆動する油圧ホース13を備えたミニショベルであって、上部支軸4aと下部支軸4bの隙間12に配置され、油圧ホース13を保持する枠体20と、この枠体20に一体的に設けられ、枠体20が仮想的な鉛直軸の回りに回動可能となるように、枠体20を上部支軸4a及び下部支軸4bのそれぞれ対応するものに取り付ける上部ピン22a及び下部ピン22bを設けた構成にしてある。【選択図】図2

Description

本発明は、スイングポストの一対の側板間を通るように油圧ホースを配置した油圧ショベル等の建設機械に関する。
この種の従来技術として、特許文献1に示されるものがある。この従来技術は油圧ショベル、例えばミニショベルであり、このミニショベルは、左右方向に揺動可能なブームスイングブラケット、すなわちスイングポストと、このブームスイングブラケットと車体を形成する旋回体の旋回フレームとを連結し、隙間を介して上下に配置され、鉛直方向に延設される一対の支軸、すなわち上部支軸及び下部支軸とを備えている。ブームスイングブラケットには、作業装置を形成するブーム、及びブームシリンダが取り付けられている。
また、この従来技術は、一対の支軸間に形成される上述の隙間を通り、ブームスイングブラケットの対向する一対の側板間を通るように延設され、作業装置に含まれるブームシリンダ、アームシリンダ等の油圧シリンダを駆動する圧油を導く複数の油圧ホースを備えている。この油圧ホースは、ブームスイングブラケット内において、一対の側板が固定される壁板に取り付けられたホースクランプに装着されて保持されるようになっている。
特開2001−254395号公報
上述した従来技術は、ブームスイングブラケットの揺動に伴って、ホースクランプに保持されている油圧ホースの箇所以外の部分が左右に膨張し、その膨張した油圧ホースの部分がブームスイングブラケットの側板に接触してしまう虞がある。このような虞は、当該建設機械が特許文献1にも示されているミニショベル等のように小型機械になる程大きくなる。
上述のようにブームスイングブラケット、すなわちスイングポストの側板への油圧ホースの接触が度重なると、油圧ホースに損傷を生じる懸念がある。したがって従来技術では、油圧ホースの耐久性の点で問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、スイングポストの揺動に伴う油圧ホースのスイングポストの側板への接触を抑制することができる建設機械を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、車体と、左右方向に揺動可能なスイングポストと、上記車体と上記スイングポストとを連結し、隙間を介して上下に配置され、鉛直方向に延設される上部支軸及び下部支軸と、上記スイングポストに取り付けられ、油圧シリンダを含む作業装置と、上記上部支軸と上記下部支軸の上記隙間を通り、上記スイングポストの対向する一対の側板間を通って上方向に延設され、上記作業装置の上記油圧シリンダを駆動する圧油を導く油圧ホースとを備えた建設機械において、上記上部支軸と上記下部支軸の上記隙間に配置され、上記油圧ホースを保持する保持部と、上記保持部に一体的に設けられ、上記保持部が仮想的な鉛直軸の回りに回動可能となるように、上記保持部を上記上部支軸及び上記下部支軸のうちの少なくとも一方に取り付ける取り付け部材とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、スイングポストの内部に位置する油圧ホースの部分が、スイングポストの揺動に伴ってスイングポストの側板方向に膨張しようとする際に、車体とスイングポストとを連結する上部支軸及び下部支軸のうちの少なくとも一方に取り付け部材で取り付けられた保持部が油圧ホースを拘束した状態で、油圧ホースに生じる膨張力に応じて仮想的な鉛直軸の回りに回動する。これによって、スイングポストの側板方向への油圧ホースの動きが抑えられ、スイングポストの揺動に伴う油圧ホースのスイングポストの側板への接触を抑制することができる。
また本発明は、上記発明において、上記上部支軸の下面、及び上記下部支軸の上面の少なくとも一方に、鉛直方向に沿って延設され、端部が開口する穴を形成し、上記取り付け部材は、上記穴に挿入されるピンから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、上部支軸の下面、及び下部支軸の上面の少なくとも一方に形成した穴と、この穴に挿入されるピンとの組み合わせから成る簡単な構造で、保持部を仮想的な鉛直軸の回りに回動可能に保つことができる。
また本発明は、上記発明において、上記上部支軸及び上記下部支軸のそれぞれの軸心が、上記スイングポストの上記一対の側板間に仮想的に形成され、これらの側板のそれぞれに対し等距離となる中心線の延長上に位置するように、上記上部支軸及び上記下部支軸を設け、上記ピンを、上記上部支軸及び上記下部支軸のうちの該当する支軸の上記軸心位置に配置したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、スイングポストの左右の揺動角が略同等の場合に好適であり、スイングポストの揺動に際して油圧ホースがスイングポストの側板に接触しないように精度良く保つことができる。
また本発明は、上記発明において、上記上部支軸及び上記下部支軸のそれぞれの軸心が、上記スイングポストの上記一対の側板間に仮想的に形成され、これらの側板のそれぞれに対し等距離となる中心線の延長上に位置するように、上記上部支軸及び上記下部支軸を設け、上記ピンを、上記上部支軸及び上記下部支軸のうちの該当する支軸の上記軸心から離れた上記作業装置から離隔した後側位置あるいは上記作業装置に近づく前側位置に配置したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、油圧ホースが上方に延設されるに際し、建設機械の機種に応じた、すなわちスイングポストの形状寸法に応じた当該油圧ホースの良好な屈曲形態を確保することができる。
また本発明は、上記発明において、上記上部支軸及び上記下部支軸のそれぞれの軸心が、上記スイングポストの上記一対の側板間に仮想的に形成され、これらの側板のそれぞれに対し等距離となる中心線の延長上から離れた位置となるように、上記上部支軸及び上記下部支軸を設け、上記ピンを、上記上部支軸及び上記下部支軸のうちの該当する支軸の上記軸心位置に、または上記軸心から離れた位置に配置したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、スイングポストの側板間の中心線の延長上から離れた位置に上部支軸及び下部支軸を設け、ピンを上部支軸及び下部支軸のうちの該当する支軸の軸心位置に配置した場合には、保持部とピンとの取り付け位置を考慮することにより、油圧ホースを保持する保持部の中央位置が側板間の仮想的な中心線の延長上に位置するように保持部を配置することができる。
また、スイングポストの側板間の中心線の延長上から離れた位置に上部支軸及び下部支軸を設け、ピンを上部支軸及び下部支軸のうちの該当する支軸の軸心から離れた位置に配置した場合には、上部支軸及び下部支軸のうちの該当する支軸に対するピンの取り付け位置を考慮することにより、油圧ホースの保持部の中央位置が側板間の仮想的な中心線の延長上に位置するように保持部を配置することができる。
本発明は、上部支軸と下部支軸の隙間に配置され、油圧ホースを保持する保持部と、保持部に一体的に設けられ、保持部が仮想的な鉛直軸の回りに回動可能となるように、保持部を上部支軸及び下部支軸のうちの少なくとも一方に取り付ける取り付け部材とを備えたことから、スイングポストの揺動に伴う油圧ホースのスイングポストの側板への接触を抑制することができる。これにより、スイングポストにおける油圧ホースの損傷を従来に比べて軽減させることができ、油圧ホースの耐久性を向上させることができる。
本発明に係る建設機械の第1実施形態を構成するミニショベルを示す側面図である。 第1実施形態に備えられるスイングポストを含む要部の側面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 第1実施形態に備えられるスイングポストを示す斜視図である。 第1実施形態に備えられるスイングポストの支軸及び保持体を形成する枠体を示す斜視図である。 図6に示すスイングポストの支軸と枠体とを分解して示した斜視図である。 第1実施形態の動作を説明する図で、スイングシリンダを伸長させたときのスイングポスト及び油圧ホースの動きを示す要部平面図である。 第1実施形態の動作を説明する図で、スイングシリンダを収縮させたときのスイングポスト及び油圧ホースの動きを示す要部平面図である。 本発明の第2実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第3実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第4実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第5実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第6実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第7実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第8実施形態の要部を示す斜視図である。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1−7に示すように、本実施形態に係る建設機械は、例えば小型機械を構成するミニショベルである。このミニショベルは、図1に示すように、走行体1と、この走行体1の上部に配置される旋回体2と、この旋回体2の旋回フレーム2aに、スイングポスト3を介して取り付けられ、上下方向に回動し、土砂の掘削作業等を行う作業装置5とを備えている。
走行体1と旋回体2とは車体を構成している。また、作業装置5は、スイングポスト3に取り付けられるブーム6と、このブーム6の先端に取り付けられるアーム7と、このアーム7の先端に取り付けられるバケット8とを含んでいる。また、作業装置5は各種油圧シリンダを含んでいる。これらの油圧シリンダは例えば、一端をスイングポスト3に取り付けられブーム6を作動させるブームシリンダ6a、アーム7を作動させるアームシリンダ7a、及びバケット8を作動させるバケットシリンダ8aを含んでいる。
旋回体2の旋回フレーム2a上には、運転席9を配置してあり、運転席9を覆うようにキャノピ10を配置してある。
上述したスイングポスト3は、運転席9に座ったオペレータから見て、左右方向に揺動可能となっている。また本実施形態は、図1−4に示すように、車体すなわち旋回体2の旋回フレーム2aとスイングポスト3とを連結し、隙間12を介して上下に配置され、鉛直方向に延設される上部支軸4a及び下部支軸4bを備えている。また本実施形態は、上部支軸4aと下部支軸4bの隙間12を通り、スイングポスト3の対向する一対の側板3a,3b間を通って上方に延設され、作業装置5のブームシリンダ6a、アームシリンダ7a等の油圧シリンダを駆動する圧油を導く複数本の油圧ホース13を備えている。
本実施形態は、上部支軸4aと下部支軸4bの隙間12に配置され、油圧ホース13を保持し、ガイドする保持部と、この保持部に一体的に設けられ、保持部が仮想的な鉛直軸の回りに回動可能となるように、保持部を上部支軸4a及び下部支軸4bのうちの少なくとも一方に取り付ける取り付け部材とを備えている。
上述した保持部は、例えば図6,7に示すように、丸パイプを四角形状に形成した枠体20から成っている。このように枠体20が丸パイプから成ることにより、枠体20に対して油圧ホースを円滑に滑動させることができる。また、図2,7に示すように、上部支軸4aの下面、及び下部支軸4bの上面の少なくとも一方に、例えば双方に、鉛直方向に沿って延設され、端部が開口する穴21a,21bを形成してある。
上述した取り付け部材は、本実施形態では例えば、枠体20を上部支軸4aと下部支軸4bの双方に取り付ける取り付け部材から成っている。この取付け部材は、図7に示すように、上部支軸4aの下面に形成した穴21aに挿入される上部ピン22aと、下部支軸4bの上面に形成した穴21bに挿入される下部ピン22bとから成っている。
図5に示すようにスイングポスト3は、上述した一対の側板3a,3bの他に、上部支軸4aを保持する上部取り付け座3cと、下部支軸4bを保持する下部取り付け座3dとを有している。図6,7に示すように、上部支軸4aの上部には例えば四角形状の板部材31を固定してあり、この板部材31が上部取り付け座3cに溶接されることによって、上部支軸4aが上部取り付け座3cに保持されている。また、下部支軸4bには貫通穴を形成する係止穴4b1が設けられており、下部取り付け座3dに形成した貫通穴、及び下部支軸4bに形成した係止穴4b1に挿入されるボルト32によって、下部支軸4bが下部取り付け座3dに保持されている。図2に示すように、上部支軸4aは、旋回フレーム2aに固定した上部軸受11aに挿入されて、この上部軸受11aに対して相対的に回動可能となっている。同様に、下部支軸4bは、旋回フレーム2aに固定した下部軸受11bに挿入されて、この下部軸受11bに対して相対的に回動可能となっている。
また、スイングポスト3は、図5に示すように、ブーム6が上下方向の回動可能に連結される取り付け部3gと、スイングポスト3を左右に揺動させる図4に示すスイングシリンダ30が回動可能に連結される取り付け部3h,3iとを有している。
また本実施形態は、上部支軸4a及び下部支軸4bのそれぞれの軸心が、スイングポスト3の一対の側板3a,3b間に仮想的に形成され、これらの側板3a,3bに対し等距離となる図4に示す中心線35の延長上に位置するように上部支軸4a及び下部支軸4bを設けてある。また、上部支軸4aの下面に設けられる穴21a及び上部ピン22aを上部支軸4aの軸心位置に設けてあり、下部支軸4bの上面に設けられる穴21b及び下部ピン22bを下部支軸4bの軸心位置に設けてある。
このように構成した第1実施形態にあっては、作業に伴って図8に示すようにスイングシリンダ30を伸長させて、スイングポスト3を左方向に揺動させたときに、あるいは図9に示すようにスイングシリンダ30を収縮させて、スイングポスト3を右方向に揺動させたときに、スイングポスト3の内部に位置する油圧ホース13の部分が、スイングポスト3の揺動に伴ってスイングポスト3の側板3a,3bのうちの該当する方向に膨張しようとする際に、枠体20が油圧ホース13を拘束した状態で、油圧ホース13に生じる膨張力に応じて仮想的な鉛直軸の回りに回動する。これによって、スイングポスト3の側板3a,3b方向の油圧ホース13の動きが抑えられ、スイングポスト3の揺動に伴う油圧ホース13のスイングポスト3の側板3a,3bへの接触を抑制することができる。したがって、この第1実施形態によれば、スイングポスト3における油圧ホース13の損傷を軽減させることができ、油圧ホース13の耐久性を向上させることができる。
また、この第1実施形態は、上部支軸4aの下面に形成した穴21aと、この穴21aに挿入される上部ピン22aとの組み合わせ、及び下部支軸4bの上面に形成した穴21bと、この穴21bに挿入される下部ピン22bとの組み合わせから成る簡単な構造で、枠体20を仮想的な鉛直軸の回りに回動可能に保つことができ、実用性に富む。
また、この第1実施形態は、側板3a,3b間に形成される中心線35の延長上に位置するように上部支軸4a及び下部支軸4bを設け、上部ピン22a及び下部ピン22bを、上部支軸4a及び下部支軸4bのそれぞれの軸心位置に配置したことから、スイングポスト3の左右の揺動角が略同等のときなどに好適であり、スイングポスト3の揺動に際して、油圧ホース13がスイングポスト3の側板3a,3bに接触しないように精度良く保つことができる。
図10に要部を示す第2実施形態は、第1実施形態と同様に、上部支軸4a及び下部支軸4bのそれぞれの軸心(同図10では下部支軸4bの軸心37を示してある。)が、スイングポスト3の一対の側板3a,3b間に仮想的に形成され、これらの側板3a,3bのそれぞれに対し等距離となる中心線35の延長上に位置するように、上部支軸4a及び下部支軸4bを設けるとともに、上部ピン22a及び下部ピン22bを、上部支軸4a及び下部支軸4bのうちの該当する支軸の軸心から離れた作業装置5から離隔した後側位置に配置してある。
図11に要部を示す第3実施形態は、第2実施形態と同様に、上部支軸4a及び下部支軸4bのそれぞれの軸心(同図11では下部支軸4bの軸心37を示してある。)が、スイングポスト3の一対の側板3a,3b間に仮想的に形成され、これらの側板3a,3bのそれぞれに対し等距離となる中心線35の延長上に位置するように、上部支軸4a及び下部支軸4bを設けるとともに、上部ピン22a及び下部ピン22bを、上部支軸4a及び下部支軸4bのうちの該当する支軸の軸心から離れた作業装置5に近づく前側位置に配置してある。
なお、第2,第3実施形態、及び後述の第4−第8実施形態も、基本構成は上述した第1実施形態と同等である。したがって、第2,第3実施形態、及び後述の第4−第8実施形態にあっても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、第2,第3実施形態にあっては、スイングポスト3に収納された油圧ホース13が側板3a,3b間を通って上方に延設されるに際し、ミニショベルの機種に応じた、すなわちスイングポスト3の形状寸法に応じた油圧ホース13の良好な屈曲形態を確保することができる。
図12に示す第4実施形態、及び図13に示す第5実施形態は、上部支軸4a及び下部支軸4bのそれぞれの軸心が、スイングポスト3の一対の側板3a,3b間に仮想的に形成され、これらの側板3a,3bのそれぞれに対し等距離となる中心線35の延長上から離れた位置となるように、上部支軸4a及び下部支軸4bを設けるとともに、上部ピン22a及び下部ピン22bのそれぞれを、上部支軸4a及び下部支軸4bそれぞれの軸心位置に配置した構成にしてある。
このように構成した第4,第5実施形態は、上述した第1実施形態と同等の作用効果が得られる他、枠体20と上部ピン22a、下部ピン22bとの取り付け位置を考慮することにより、油圧ホース13を保持する枠体20の中央位置が側板3a,3b間の仮想的な中心線35の延長上に位置するように、枠体20を配置することができる。
図14に示す第6実施形態、及び図15に示す第7実施形態は、上部支軸4a及び下部支軸4bのそれぞれの軸心が、スイングポスト3の一対の側板3a,3b間に仮想的に形成され、これらの側板3a,3bのそれぞれに対し等距離となる中心線35の延長上から離れた位置となるように、上部支軸4a及び下部支軸4bを設けるとともに、上部ピン22a及び下部ピン22bのそれぞれを、上部支軸4a及び下部支軸4bそれぞれの軸心位置から離れた位置に配置した構成にしてある。
このように構成した第6,第7実施形態は、上述した第1実施形態と同等の作用効果が得られる他、上部ピン22a及び下部ピン22bのそれぞれの該当する上部支軸4a、下部支軸4bに対する取り付け位置を考慮することにより、油圧ホース13を保持する枠体20の中央位置が側板3a,3b間の仮想的な中心線35の延長上に位置するように、枠体20を配置することができる。
図16に示す第8実施形態は、油圧ホース13を保持する保持部の構成が第1実施形態とは異なっている。この第8実施形態に備えられる保持部40は、同図16に示すように、上枠41と、下枠42と、油圧ホース13のそれぞれが挿入される複数の貫通穴43aが形成され、例えばゴム製のホースクランプ43と、上枠41と下枠42とを締結するボルト44,45とから成っている。上枠41には上述した上部支軸4aに形成した穴21aに挿入される上部ピン46を一体的に設けてあり、下枠42には上述した下部支軸4bに形成した穴21bに挿入される下部ピン47を一体的に設けてある。このように構成した第8実施形態も、第1実施形態と同等の作用効果が得られる。また、この第8実施形態は、油圧ホース13が挿入される貫通穴43aを有するホースクランプ43を備えているので、油圧ホース13に対する拘束力を大きくすることができる。
なお、上記各実施形態では、保持部を支軸に取り付ける取り付け部材として、上部支軸4aに取り付けられる上部ピン22aと、下部支軸4bに取り付けられる下部ピン22bの双方を設けた構成にしてあるが、本発明は、このように構成することには限られず、いずれか一方のみの取り付け部材を、すなわち上部ピン22aと下部ピン22bのうちのいずれか一方のみを設ける構成にしてもよい。
2 旋回体(車体)
2a 旋回フレーム
3 スイングポスト
3a 側板
3b 側板
4a 上部支軸
4b 下部支軸
5 作業装置
6a ブームシリンダ(油圧シリンダ)
7a アームシリンダ(油圧シリンダ)
8a バケットシリンダ(油圧シリンダ)
11a 上部軸受
11b 下部軸受
12 隙間
13 油圧ホース
20 枠体(保持部)
21a 穴
21b 穴
22a 上部ピン(取り付け部材)
22b 下部ピン(取り付け部材)
35 中心線
37 軸心
40 保持部
41 上枠
42 下枠
43 ホースクランプ
46 上部ピン(取り付け部材)
47 下部ピン(取り付け部材)

Claims (5)

  1. 車体と、左右方向に揺動可能なスイングポストと、上記車体と上記スイングポストとを連結し、隙間を介して上下に配置され、鉛直方向に延設される上部支軸及び下部支軸と、上記スイングポストに取り付けられ、油圧シリンダを含む作業装置と、上記上部支軸と上記下部支軸の上記隙間を通り、上記スイングポストの対向する一対の側板間を通って上方向に延設され、上記作業装置の上記油圧シリンダを駆動する圧油を導く油圧ホースとを備えた建設機械において、
    上記上部支軸と上記下部支軸の上記隙間に配置され、上記油圧ホースを保持する保持部と、
    上記保持部に一体的に設けられ、上記保持部が仮想的な鉛直軸の回りに回動可能となるように、上記保持部を上記上部支軸及び上記下部支軸のうちの少なくとも一方に取り付ける取り付け部材とを備えたことを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1に記載の建設機械において、
    上記上部支軸の下面、及び上記下部支軸の上面の少なくとも一方に、鉛直方向に沿って延設され、端部が開口する穴を形成し、
    上記取り付け部材は、上記穴に挿入されるピンから成ることを特徴とする建設機械。
  3. 請求項2に記載の建設機械において、
    上記上部支軸及び上記下部支軸のそれぞれの軸心が、上記スイングポストの上記一対の側板間に仮想的に形成され、これらの側板のそれぞれに対し等距離となる中心線の延長上に位置するように、上記上部支軸及び上記下部支軸を設け、
    上記ピンを、上記上部支軸及び上記下部支軸のうちの該当する支軸の上記軸心位置に配置したことを特徴とする建設機械。
  4. 請求項2に記載の建設機械において、
    上記上部支軸及び上記下部支軸のそれぞれの軸心が、上記スイングポストの上記一対の側板間に仮想的に形成され、これらの側板のそれぞれに対し等距離となる中心線の延長上に位置するように、上記上部支軸及び上記下部支軸を設け、
    上記ピンを、上記上部支軸及び上記下部支軸のうちの該当する支軸の上記軸心から離れた上記作業装置から離隔した後側位置あるいは上記作業装置に近づく前側位置に配置したことを特徴とする建設機械。
  5. 請求項2に記載の建設機械において、
    上記上部支軸及び上記下部支軸のそれぞれの軸心が、上記スイングポストの上記一対の側板間に仮想的に形成され、これらの側板のそれぞれに対し等距離となる中心線の延長上から離れた位置となるように、上記上部支軸及び上記下部支軸を設け、
    上記ピンを、上記上部支軸及び上記下部支軸のうちの該当する支軸の上記軸心位置に、または上記軸心から離れた位置に配置したことを特徴とする建設機械。
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