JP2013129997A - 建設機械の油圧ホース配索構造 - Google Patents

建設機械の油圧ホース配索構造 Download PDF

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晃 齊藤
Takuya Matsui
琢也 松井
Atsushi Miyazaki
敦史 宮崎
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Abstract

【課題】第1サイドフレーム内及び第2サイドフレーム内に第1油圧ホース及び第2油圧ホースの案内部材を要することなく、第1油圧ホース及び第2油圧ホースの無理な屈曲を起こさずに車幅を変更させることができる建設機械の油圧ホース配索構造の提供。
【解決手段】本発明は、第1走行モータ13に接続される第1油圧ホース26を、第1収納部材20から第2サイドフレーム側間隙部30に引き出し、センタジョイント11の外周面に沿うように湾曲させた状態を維持してセンタジョイント11に接続し、第2走行モータ16に接続される第2油圧ホース27を、第1収納部材20から第1サイドフレーム側間隙部31に引き出し、センタジョイント11の外周面に沿うように湾曲させた状態を維持してセンタジョイント11に接続し、平面視で第1油圧ホース26と第2油圧ホース27を交差させるように配置した構成にしてある。
【選択図】図4

Description

本発明は、車幅の変更が可能なミニショベル等の建設機械に備えられ、走行モータ及びセンタジョイントに接続される油圧ホースを走行体のフレーム内に配索する建設機械の油圧ホース配索構造に関する。
この種の従来技術として特許文献1に示されるものがある。特許文献1には、車幅を変更可能なミニショベルに設けられ、第1走行モータと、スイベルジョイントすなわちセンタジョイントとに接続される第1油圧ホースと、第2走行モータとセンタジョイントとに接続される第2油圧ホースの配索構造が開示されている。
この従来の油圧ホース配索構造は、第1油圧ホースが、センタフレームの一方の側部に移動可能に配置されるトラックフレームすなわち第1サイドフレームに取り付けた第1走行モータに一端が接続され、他端がセンタフレームに設けたセンタジョイントに接続され、第1サイドフレーム、及びセンタフレームに設けた支持フレーム内を挿通させるようにして配索されている。同様に、第2油圧ホースが、センタフレームの他方の側部に移動可能に配置されるトラックフレームすなわち第2サイドフレームに取り付けた第2走行モータに一端が接続され、他端がセンタフレームに設けたセンタジョイントに接続され、第2サイドフレーム、及びセンタフレームに設けた支持フレーム内を挿通させるようにして配索されている。第1サイドフレーム及び第2サイドフレームを移動させて行われる車幅の最小時にあっても、車幅の最大時にあっても、第1油圧ホースと第2油圧ホースとが互いに接触しないように、これらの第1油圧ホースと第2油圧ホースとを離隔して配置してある。
また、この従来の油圧ホース配索構造は、第1サイドフレーム及び第2サイドフレームのそれぞれの内部に、最大時の状態から最小時の状態へと車幅を変化させる際のたるみを生じた第1油圧ホース及び第2油圧ホースを、無理な屈曲を起こさないように案内するガイド面を有する案内部材を備えた構成になっている。
特開2009−191555号公報
上述した従来技術は、走行体の第1サイドフレーム内及び第2サイドフレーム内のそれぞれに、第1油圧ホース及び第2油圧ホースのそれぞれを案内する案内部材を要することから、サイドフレームの製作工数が多くなって、走行体の製作費が高くなりやすい問題がある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、第1サイドフレーム内及び第2サイドフレーム内に第1油圧ホース及び第2油圧ホースの案内部材を要することなく、第1油圧ホース及び第2油圧ホースの無理な屈曲を起こさずに車幅を変更させることができる建設機械の油圧ホース配索構造を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、走行体と、この走行体の上に配置される旋回体と、この旋回体に取り付けられる作業装置とを有し、上記走行体は、丸胴及びこの丸胴内に配置されるセンタジョイントが設けられるセンタフレームと、このセンタフレームの一方の側部に移動可能に配置され、第1走行モータが取り付けられる第1サイドフレームと、上記センタフレームの他方の側部に移動可能に配置され、第2走行モータが取り付けられる第2サイドフレームとを有し、上記センタフレームに車幅方向に延設され、上記センタジョイントに対向する面部に開口部が形成された収納部材と、上記収納部材に摺動可能に収納され、上記第1サイドフレームに取り付けた第1筒体と、上記収納部材に摺動可能に収納され、上記第2サイドフレームに取り付けた第2筒体と、一端が上記第1サイドフレームに取り付けられた第1走行モータに接続され、他端が上記センタジョイントに接続される第1油圧ホース、及び一端が上記第2サイドフレームに取り付けられた第2走行モータに接続され、他端が上記センタジョイントに接続される第2油圧ホースとを有し、上記第1サイドフレーム及び上記第2サイドフレームの移動に伴って車幅の変更が可能な建設機械に設けられ、一端を上記第1走行モータに接続した上記第1油圧ホースを、上記第1サイドフレーム内及び上記第1筒体内に挿通して、上記センタフレームの上記収納部材の上記開口部から上記センタジョイント方向に引き出し、その他端を上記センタジョイントに接続するように配索し、一端を上記第2走行モータに接続した上記第2油圧ホースを、上記第2サイドフレーム内及び上記第2筒体内に挿通して、上記センタフレームの上記収納部材の上記開口部から上記センタジョイント方向に引き出し、その他端を上記センタジョイントに接続するように配索した建設機械の配索構造を前提としている。
このような前提技術において、本発明は、一端を上記第1走行モータに接続し、上記第1サイドフレーム内及び上記第1筒体内に挿通した上記第1油圧ホースを、上記収納部材の上記開口部から上記センタジョイントの上記外周面の上記第2サイドフレーム側に位置する第2サイドフレーム側周面部と、この第2サイドフレーム側周面部に対向する上記丸胴の内周面部との間に形成される第2サイドフレーム側間隙部に引き出し、その他端側を上記センタジョイントの外周面に沿うように湾曲させた状態に保持してその他端を上記センタジョイントに接続し、一端を上記第2走行モータに接続し、上記第2サイドフレーム内及び上記第2筒体内に挿通した上記第2油圧ホースを、上記収納部材の上記開口部から上記センタジョイントの上記外周面の上記第1サイドフレーム側に位置する第1サイドフレーム側周面部と、この第1サイドフレーム側周面部に対向する上記丸胴の内周面部との間に形成される第1サイドフレーム側間隙部に引き出し、その他端側を上記センタジョイントの外周面に沿うように湾曲させた状態に保持してその他端を上記センタジョイントに接続し、平面視で上記第1油圧ホースと上記第2油圧ホースとが交差するように、これらの第1油圧ホースと第2油圧ホースを配索したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、車幅の最大から最小への変更に際しては、第1油圧ホースを、センタジョイントの第2サイドフレーム側周面部と、この第2サイドフレーム側周面部に対向する丸胴の内周面部との間に形成される第2センタフレーム側間隙部を含むセンタジョイントの外周面と丸胴の内周面との間に形成される空間部等において、センタジョイントの外周面に沿う湾曲させた形状を保持しながら車幅の変更に追従するように拡張させることができ、また、第2油圧ホースを、センタジョイントの第1サイドフレーム側周面部と、この第1サイドフレーム側周面部に対向する丸胴の内周面部との間に形成される第1サイドフレーム側間隙部を含むセンタジョイントの外周面と丸胴の内周面との間に形成される空間部等において、センタジョイントの外周面に沿う湾曲させた状態を保持しながら車幅の変更に追従するように拡張させることができる。逆に、車幅の最小から最大への変更に際しては、第1油圧ホースを、センタジョイントの第2サイドフレーム側周面部と、この第2サイドフレーム側周面部に対向する丸胴の内周面部との間に形成される第2サイドフレーム側間隙部を含むセンタジョイントの外周面と丸胴の内周面との間に形成される空間部等において、センタジョイントの外周面に沿う湾曲させた状態を保持しながら車幅の変更に追従するように収縮させることができ、また、第2油圧ホースを、センタジョイントの第1サイドフレーム側周面部と、この第1サイドフレーム側周面部に対向する丸胴の内周面部との間に形成される第1サイドフレーム側間隙部を含むセンタジョイントの外周面と丸胴の内周面との間に形成される空間部等において、センタジョイントの外周面に沿う湾曲させた状態を保持しながら車幅の変更に追従するように収縮させることができる。
このように本発明は、車幅の最小から最大への変更、あるいは最大から最小への変更に伴う第1油圧ホース及び第2油圧ホースの形状変化を、第1サイドフレーム側間隙部あるいは第2サイドフレーム側間隙部を含むセンタジョイントの外周面と丸胴の内周面との間に形成される空間部等で、無理な屈曲を起こさないようにこれらの第1油圧ホース及び第2油圧ホースを収縮、拡張させて吸収させることができる。すなわち本発明は、第1サイドフレーム内及び第2サイドフレーム内に、第1油圧ホース及び第2油圧ホースの案内部材を要することなく、第1油圧ホース及び第2油圧ホースの無理な屈曲を起こさずに車幅を変更させることができる。
本発明は、車幅の変更に際し、センタジョイントの外周面と丸胴の内周面との間に形成される空間部等において第1油圧ホース及び第2油圧ホースを拡張あるいは収縮させることにより、第1サイドフレーム内及び第2サイドフレーム内に第1油圧ホース及び第2油圧ホースの案内部材を要することなく、第1油圧ホース及び第2油圧ホースの無理な屈曲を起こさずに車幅を変更させることができる。したがって本発明によれば、従来では要していた第1,第2油圧ホースの案内部材の製作工程を省いて、第1,第2サイドフレームの製作工数を従来よりも短縮させることができ、車幅の変更が可能な建設機械にあって、第1油圧ホース及び第2油圧ホースの損耗を防止できる安定した油圧ホース配索構造を維持しながら、従来に比べて走行体の製作費を低減させることができる。
本発明に係る油圧ホース配索構造の一実施形態が備えられる建設機械の一例として挙げたミニショベルの斜視図である。 図1に示すミニショベルに備えられる走行体を示す斜視図である。 図1に示すミニショベルに備えられる車幅最小時の状態を示す平面図である。 本実施形態に係る油圧ホース配索構造を示し、車幅最小時の状態を示す平面図である。 図4のA断面図である。 本実施形態に係る油圧ホース配索構造を示す背面図である。 図6に示す状態からセンタジョイントと油圧ホースを除いた状態を示す図である。 図1に示すミニショベルに備えられる第1サイドフレーム及び第1筒体を拡大して示した図である。 図1に示すミニショベルに備えられる走行体の車幅最大時の状態を示す平面図である。 図9に示す車幅最大時における油圧ホースの配索状態を示す平面図である。
以下、本発明に係る建設機械の油圧ホース配索構造の実施の形態を図に基づいて説明する。
本実施形態に係る油圧ホース配索構造が備えられる建設機械は、例えば小型機械であるミニショベルから成っている。このミニショベルは、図1に示すように、走行体1と、この走行体1上に配置される旋回体2と、この旋回体2に上下方向の回動可能に取り付けられ、土砂の掘削作業等を行う作業装置3とを備えている。この作業装置3は、旋回体2に取り付けられるブーム3aと、このブーム3aの先端に取り付けられるアーム3bと、このアーム3bの先端に取り付けられるバケット3cとを含んでいる。作業装置3の下方には、走行体1に取り付けられ、排土作業等を行うドーザ装置4を備えている。
図2に示すように、走行体1は、丸胴10及びこの丸胴10内に配置されるセンタジョイント11が設けられるセンタフレーム12と、このセンタフレーム12の一方の側部に移動可能に配置され、第1走行モータ13が取り付けられる第1サイドフレーム14と、センタフレーム11の他方の側部に移動可能に配置され、第2走行モータ16が取り付けられる第2サイドフレーム17とを有している。第1サイドフレーム14には第1履帯15が巻回され、第2サイドフレーム17には第2履帯18が巻回されている。
当該ミニショベルは、図3〜5に示すように、それぞれセンタフレーム12と一体に設けられ、車幅方向に延設され、角穴を形成する第1収納部材20と第2収納部材23とを有する。第1収納部材20は、図6,7に示すように、センタジョイント11に対向する面部に長穴状の開口部20aを形成してある。
また、当該ミニショベルは、図4,5に示すように、第1収納部材20に摺動可能に収納され、第1サイドフレーム14に取り付けた角筒状の第1筒体21と、第1収納部材20に摺動可能に、第1筒体21に対向するように収納され、第2サイドフレーム17に取り付けた角筒状の第2筒体22とを備えている。図7,8に示すように、第1筒体21には、第1収納部材20の開口部20aに連通し、第2サイドフレーム17側に位置する端部が開放された開口21aを形成してあり、第2筒体22には、第1収納部材20の開口部20aに連通し、第1サイドフレーム14側に位置する端部が開放された開口22aを形成してある。
また、当該ミニショベルは、図4,5に示すように、第2収納部材23に摺動可能に収納され、第1サイドフレーム14に取り付けた長尺の第1摺動部材24と、第2収納部材23に摺動可能に収納され、第1摺動部材24に並設されるようにして第2サイドフレーム17に取り付けた長尺の第2摺動部材25とを備えている。さらに、当該ミニショベルは、一端が第1サイドフレーム14に接続され、他端が第2サイドフレーム17に接続され、伸縮可能な油圧シリンダ28を備えている。
また、当該ミニショベルは、図4に示すように、一端が第1サイドフレーム14に取り付けられた第1走行モータ13に接続され、他端がセンタジョイント11に接続され、第1走行モータ13を駆動する圧油を導く複数本の第1油圧ホース26と、一端が第2サイドフレーム17に取り付けられた第2走行モータ16に接続され、第2走行モータ16を駆動する圧油を導く複数本の第2油圧ホース27とを備えている。
このミニショベルは、図4に示す油圧シリンダ28を収縮させることにより、図3,4に示すように最小の車幅に保たれる。また、油圧シリンダ28を伸長させることにより、第1収納部材20内を第1サイドフレーム14に設けた第1筒体21、及び第2サイドフレーム17に設けた第2筒体22が互いに反対方向に摺動し、また、第2収納部材23内を第1サイドフレーム14に設けた第1摺動部材24、及び第2サイドフレーム17に設けた第2摺動部材25が互いに反対方向に摺動する。これに応じて、第1サイドフレーム14及び第2サイドフレーム17がセンタフレーム12から離れる方向に移動し、図9,10に示すように最大の車幅に変更される。
なお、油圧シリンダ28を収縮させた際には、第1収納部材20内を第1筒体21、及び第2筒体22が互いに近づく方向に摺動し、また、第2収納部材23内を第1摺動部材24、及び第2摺動部材25が互いに近づく方向に摺動する。これに応じて、第1サイドフレーム14及び第2サイドフレーム17がセンタフレーム12に近づく方向に移動し、上述の図3,4に示す最小の車幅に変更される。
このように構成されるミニショベルに備えられる本実施形態に係る油圧ホース配索構造は、図4〜6に示すように、一端を第1走行モータ13に接続し、第1サイドフレーム14内及び第1筒体21内に挿通した第1油圧ホース26を、第1筒体21の開口21a及び第1収納部材20の開口部20aからセンタジョイント11の外周面の第2サイドフレーム17側に位置する第2サイドフレーム側周面部11aと、この第2サイドフレーム側周面部11aに対向する丸胴10の内周面10aとの間に形成される第2サイドフレーム側間隙部30に引き出し、その他端側をセンタジョイント11の外周面に沿うように湾曲させた状態に保持してその他端をセンタジョイント11に接続させてある。
また、一端を第2走行モータ16に接続し、第2サイドフレーム17内及び第2筒体22内に挿通した第2油圧ホース27を、第2筒体22の開口22a及び第1収納部材20の開口部20aからセンタジョイント11の外周面の第1サイドフレーム14側に位置する第1サイドフレーム側周面部11bと、この第1サイドフレーム側周面部11bに対向する丸胴10の内周面10bとの間に形成される第1サイドフレーム側間隙部31に引き出し、その他端側をセンタジョイント11の外周面に沿うように湾曲させた状態に保持してその他端をセンタジョイント11に接続させてある。
すなわち本実施形態は、図4に示すように、平面視で第1油圧ホース26と第2油圧ホース27とが、第1収納部材20内において交差するようにして、これらの第1油圧ホース26と第2油圧ホース27とを走行体1内に配索してある。
このように構成した本実施形態は、図9,10に示す最大の車幅から図3,4に示す最小の車幅への変更に際しては、第1油圧ホース26を、センタジョイント11の第2サイドフレーム側周面部11aと、この第2サイドフレーム側周面部11aに対向する丸胴10の内周面部10aとの間に形成される第2サイドフレーム側周面部30を含むセンタジョイント11の外周面と丸胴10の内周面との間に形成される空間部等において、センタジョイント11の外周面に沿う湾曲させた形状を保持しながら車幅の変更に追従するように、丸胴10内において拡張させることができる。
また、このような最小の車幅への変更に際して、第2油圧ホース27を、センタジョイント11の第1サイドフレーム側周面部11bと、この第1サイドフレーム側周面部11bに対向する丸胴10の内周面10bとの間に形成される第1サイドフレーム側周面部31を含むセンタジョイント11の外周面と丸胴10の内周面との間に形成される空間部等において、センタジョイント11の外周面に沿う湾曲させた形状を保持しながら車幅の変更に追従するように、丸胴10内において拡張させることができる。
逆に、図3,4に示す最小の車幅から図9,10に示す最大の車幅への変更に際しては、第1油圧ホース26を、センタジョイント11の第2サイドフレーム側周面部11aと、この第2サイドフレーム側周面部11aに対向する丸胴10の内周面部10aとの間に形成される第2サイドフレーム側間隙部30を含むセンタジョイント11の外周面と丸胴10の内周面との間に形成される空間部等において、センタジョイント11の外周面に沿う湾曲させた状態を保持しながら車幅の変更に追従するように、丸胴10内において収縮させることができる。
また、このような最大の車幅への変更に際し、第2油圧ホース27を、センタジョイント11の第1サイドフレーム側周面部11bと、この第1サイドフレーム側周面部11bに対向する丸胴10の内周面部10bとの間に形成される第1サイドフレーム側間隙部31を含むセンタジョイント11の外周面と丸胴10の内周面との間に形成される空間部等において、センタジョイント11の外周面に沿う湾曲させた状態を保持しながら車幅の変更に追従するように、丸胴10内において収縮させることができる。
このように本実施形態は、車幅の最小から最大への変更、あるいは最大から最小への変更に伴う第1油圧ホース26及び第2油圧ホース27の形状変化を、第1サイドフレーム側間隙部30あるいは第2サイドフレーム側間隙部31を含むセンタジョイント11の外周面と丸胴10の内周面との間に形成される空間部等で無理な屈曲を起こさないように吸収させることができる。すなわち本実施形態は、第1サイドフレーム14内及び第2サイドフレーム17内に、第1油圧ホース26及び第2油圧ホース27の無理な屈曲を起こさずに車幅を変更させることができる。
これにより本実施形態は、第1,第2油圧ホース26,27の上述した案内部材の製作工程を省いて、第1,第2サイドフレーム14,17の製作工程を短縮させることができ、車幅の変更が可能なミニショベルにあって、第1油圧ホース26及び第1油圧ホース27の損耗を防止できる安定した油圧ホース配索構造を維持しながら、走行体1の製作費を低減させることができる。
1 走行体
2 旋回体
3 作業装置
10 丸胴
10a 内周面部
10b 内周面部
11 センタジョイント
11a 第2サイドフレーム側周面部
11b 第1サイドフレーム側周面部
12 センタフレーム
13 第1走行モータ
14 第1サイドフレーム
16 第2走行モータ
17 第2サイドフレーム
18 第2履帯
20 第1収納部材
20a 開口部
21 第1筒体
21a 開口
22 第2筒体
22a 開口
23 第2収納部材
24 第1摺動部材
25 第2摺動部材
26 第1油圧ホース
27 第2油圧ホース
28 油圧シリンダ
30 第2サイドフレーム側間隙部
31 第1サイドフレーム側間隙部

Claims (1)

  1. 走行体と、この走行体の上に配置される旋回体と、この旋回体に取り付けられる作業装置とを有し、上記走行体は、丸胴及びこの丸胴内に配置されるセンタジョイントが設けられるセンタフレームと、このセンタフレームの一方の側部に移動可能に配置され、第1走行モータが取り付けられる第1サイドフレームと、上記センタフレームの他方の側部に移動可能に配置され、第2走行モータが取り付けられる第2サイドフレームとを有し、上記センタフレームに車幅方向に延設され、上記センタジョイントに対向する面部に開口部が形成された収納部材と、上記収納部材に摺動可能に収納され、上記第1サイドフレームに取り付けた第1筒体と、上記収納部材に摺動可能に収納され、上記第2サイドフレームに取り付けた第2筒体と、一端が上記第1サイドフレームに取り付けられた第1走行モータに接続され、他端が上記センタジョイントに接続される第1油圧ホース、及び一端が上記第2サイドフレームに取り付けられた第2走行モータに接続され、他端が上記センタジョイントに接続される第2油圧ホースとを有し、上記第1サイドフレーム及び上記第2サイドフレームの移動に伴って車幅の変更が可能な建設機械に設けられ、
    一端を上記第1走行モータに接続した上記第1油圧ホースを、上記第1サイドフレーム内及び上記第1筒体内に挿通して、上記センタフレームの上記収納部材の上記開口部から上記センタジョイント方向に引き出し、その他端を上記センタジョイントに接続するように配索し、一端を上記第2走行モータに接続した上記第2油圧ホースを、上記第2サイドフレーム内及び上記第2筒体内に挿通して、上記センタフレームの上記収納部材の上記開口部から上記センタジョイント方向に引き出し、その他端を上記センタジョイントに接続するように配索した建設機械の配索構造において、
    一端を上記第1走行モータに接続し、上記第1サイドフレーム内及び上記第1筒体内に挿通した上記第1油圧ホースを、上記収納部材の上記開口部から上記センタジョイントの上記外周面の上記第2サイドフレーム側に位置する第2サイドフレーム側周面部と、この第2サイドフレーム側周面部に対向する上記丸胴の内周面部との間に形成される第2サイドフレーム側間隙部に引き出し、その他端側を上記センタジョイントの外周面に沿うように湾曲させた状態に保持してその他端を上記センタジョイントに接続し、
    一端を上記第2走行モータに接続し、上記第2サイドフレーム内及び上記第2筒体内に挿通した上記第2油圧ホースを、上記収納部材の上記開口部から上記センタジョイントの上記外周面の上記第1サイドフレーム側に位置する第1サイドフレーム側周面部と、この第1サイドフレーム側周面部に対向する上記丸胴の内周面部との間に形成される第1サイドフレーム側間隙部に引き出し、その他端側を上記センタジョイントの外周面に沿うように湾曲させた状態に保持してその他端を上記センタジョイントに接続し、
    平面視で上記第1油圧ホースと上記第2油圧ホースとが交差するように、これらの第1油圧ホースと第2油圧ホースを配索したことを特徴とする建設機械の油圧ホース配索構造。
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