JP5639099B2 - 配管クランプ具及び作業機の配管固定構造 - Google Patents

配管クランプ具及び作業機の配管固定構造 Download PDF

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Description

本発明は、建設、土木に利用される旋回作業機に利用可能な配管クランプ具及び作業機の配管固定構造に関する。
バックホー等の旋回作業機においては、エンジン駆動される油圧ポンプとオイルタンク又はコントロールバルブとの間、コントロールバルブとアクチュエータとの間を多数本の配管用ホースで接続しており、この配管用ホースはフレームや内部機器との接触、干渉を回避するために、クランプで結束しかつフレームに対して固定し、ホースの振動を抑制している。
例えば、特許文献1では、3本のデリバリホースを配管クランプ具で結束支持し、この配管クランプ具を旋回台の側部に固定している。この配管クランプ具は、旋回台にボルト固定又は溶着のベース部材に、ホースを挟持する押さえ部材の両端部をそれぞれボルトで固定している。
特開2001−271375号公報
前記従来技術の配管クランプ具は、ベース部材が旋回台の側部に固定されているので、押さえ部材を開閉するボルトの着脱を外側方から行うことができ、ホースの取り替え等のメンテナンスが容易にできるが、エンジンの近傍の上下に車両機器が存在する部位等では、車両機器が上下方向からのボルトの着脱の障害になるため、ホースの交換等のメンテナンスがやり難く、配管クランプ具をそのままの形態で利用することが困難になっている。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした配管クランプ具及び作業機の配管固定構造を提供することを目的とする。
本発明は、押さえ部材の一端をベース部材に枢支し、押さえ部材の他端を、ベース部材を固定するベース固定具とは別の押さえ締結具でベース固定具の固定方向と反対側から簡単に締結できるようにした配管クランプ具を提供することを目的とする。
本発明は、押さえ部材の一端をベース部材に枢支し、押さえ部材の他端を、ベース部材を固定するベース固定具とは別の押さえ締結具でベース固定具の固定方向と反対側から締結できる配管クランプ具を用いて、障害物の多い場所でも配管を支持できかつメンテナンスも容易にできるようにした作業機の配管固定構造を提供することを目的とする。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
第1に、両端部に固定具5を挿入する挿入孔6を有しかつ両端部間に配管3を支持するベース部材2と、このベース部材2と相俟って配管3を挟持する押さえ部材4とを有しており、
前記ベース部材2の一端部と押さえ部材4の一端部とには、一方に枢支軸7が設けられ、他方に枢支軸7に嵌合する軸受部9が設けられて開閉自在に連結され、
前記ベース部材2の他端部と押さえ部材4の他端部とには、前記挿入孔6からずれた位置に固定具5の挿入方向と反対側から締結具8で締結可能な締結部2a、4aが設けられていることを特徴とする。
第2に、ベース部材2の中途部は両端部より1段高く位置して配管3を支持する高台部2bが形成され、この高台部2bの一端部側に枢支軸7が設けられ、押さえ部材4の一端部側に軸受部9が設けられ、押さえ部材4の他端部の締結部4aの近傍には前記高台部2bの他端部側と当接可能な当接部4bが形成されていることを特徴とする。
第3に、機体フレーム11上にエンジン12、油圧ポンプ13、オイルタンク14及びコントロールバルブ18が搭載され、油圧ポンプ13とコントロールバルブ18とを接続
する複数本の配管3が、前記請求項1又は2に記載の配管クランプ具1によって結束支持され、この配管クランプ具1がエンジン12を搭載している機体フレーム11の上面に固定具5を介して取り付けられており、
前記機体フレーム11は、配管クランプ具1の両端部の挿入孔6に対向する取付部15と、他端部の締結部2a、4aを下方に開放する開口部16とを有することを特徴とする。
本発明によれば、配管クランプ具の押さえ部材側に障害物があっても、ベース部材を固定している側と反対側から押さえ部材の締結を弛めて回動開放でき、配管の支持及びメンテナンスが容易にできる。
即ち、請求項1に係る発明は、機体フレーム11に固定具5を介して両端部が固定されたベース部材2に対して、枢支軸7を介して一端部が連結された押さえ部材4を開閉することにより配管3を挟持・開放することができ、ベース部材2の他端部と押さえ部材4の他端部とを固定具5の挿入方向と反対側から締結具8で締結することができる。
請求項2に係る発明は、ベース部材2の中途部の高台部2bの一端部側に枢支軸7が設けられ、高台部2bの他端部側に押さえ部材4の当接部4bが当接可能であり、閉鎖時の押さえ部材4の位置決めが確実にでき、押さえ部材4の締結作業が容易にできる。
請求項3に係る発明は、配管クランプ具1を機体フレーム11の上面に固定具5を介して取り付けた後に、その上方に作業機器が配置されても、機体フレーム11の下方から開口部16を介して締結部2a、4aの締弛をすることができる。
本発明の実施形態を示す配管クランプ具開放状態の斜視図である。 配管クランプ具閉鎖状態の斜視図である。 配管クランプ具の側面図である。 配管クランプ具装着状態の平面図である。 配管クランプ具の正面図である。 バックホーの旋回台の平面図である。 バックホーの旋回台の背面図である。 バックホーの旋回台の右側面図である。 バックホーの旋回台の斜視図である。 配管保持具の斜視図である。 バックホーのキャリアローラの分解斜視図である。 キャリアローラ軸の分解斜視図である。 バックホーの全体側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図13において、旋回作業機21として後方小旋回型バックホーを例示しており、この旋回作業機21は概略的に、クローラ式走行装置22に縦軸を介して旋回台23を搭載し、この旋回台23の上部の中央近傍に掘削作業装置24の第1ブーム25の基部を枢支し、この第1ブーム25の後方の旋回台23の上部にキャビン26を配置し、旋回台23の後部にエンジン12を搭載している。
図6〜13において、旋回台23は骨格に機体フレーム11を有し、この機体フレーム11は、平板状の台フレーム11A上に、前部から後部にかけて略ハの字形状の縦フレーム11Bを立設固定し、縦フレーム11Bの前部に第1ブーム25の基部を枢支するスイング軸を支持する上下一対のスイングブラケット11Sを設け、縦フレーム11Bの後部を横切る方向に後縦壁11Dを立設してエンジンルームの前壁を形成している。
台フレーム11Aには中央側にスイベルジョイントが配置される開口11a、旋回モータが取り付けられるモータ取付部11b、後縦壁11Dより後方のエンジンルーム開口11c等がそれぞれ形成されている。
また、機体フレーム11上には、左側に燃料タンク20を配置する配置部11e、右側
にスイングシリンダ17のシリンダ取付部11fがそれぞれ形成され、シリンダ取付部11fの上側にはオイルタンク14を搭載する取付部11gが設けられ、後縦壁11Dより後方にエンジン12装着用のマウント部11hが形成されている。
エンジン12の左側にはクランク軸によって駆動される多連の油圧ポンプ13が装着され、この油圧ポンプ13はコントロールバルブ18と複数本の配管3を介して接続されており、前記コントロールバルブ18は機体フレーム11の右側上面に立設又はオイルタンク14の側面に装着されている。
前記複数本の配管3は長手方向複数の配管クランプ具1によって結束され、配管クランプ具(ホースクランプ)1を機体フレーム11に装着することにより取り付けられるものであり、金属パイプで形成される場合もあるが、実施形態ではホースで形成されており、機体フレーム11にエンジン12、油圧ポンプ13、オイルタンク14及びコントロールバルブ18等を組み立てる途中、又は組み立て前に取り付けられ、メンテナンス時に配管クランプ具1を開いて交換される。
配管クランプ具はエンジン12が配置されている機体フレーム11のエンジンルーム開口11cの近傍に配管クランプ具1が配置され、オイルタンク14の取付部11g、油圧ポンプ13の近傍及びラジエータ31の近傍等に複数個の簡易配管クランプ具30が配置されている。また、機体フレーム11に対して固定されることはないが、複数本の配管3を結束して振れ止めをする配管クランプ具として配管保持具38が設けられている。
オイルタンク14の取付部11gは、シリンダ取付部11fを形成する縦板、前後脚19a等の上部に台板19を固着して形成されている。
複数個の簡易配管クランプ具30は略同一構造であって、例えば、オイルタンク14の取付部11gの前後脚19aの側面に取り付けられている簡易配管クランプ具30は、配管3を挟持するベース部材と押さえ部材とを、帯板を屈曲して形成し、押さえ部材が外方から両部材の両端部をボルト30aで取付部11gの前後の各脚19aに共締めしている。
これに対して配管クランプ具1は、図1〜7に示すように、ベース部材2は両端部に固定具5を挿入する挿入孔6を有し、押さえ部材4はベース部材2の一端部近傍に枢支軸7を介して一端部が連結され、押さえ部材4はベース部材2に対して枢支軸7を中心に開閉自在であり、閉鎖することによりベース部材2と相俟ってクッション材10を介して配管3を挟持する。
ベース部材2は平板の両端部を鉤形状に屈曲して、その中途部に両端部より1段高い高台部2bを形成し、高台部2bの一端部側に枢支軸7を固定している。この枢支軸7はピン材をフの字状(又はP字状若しくはL字状)に屈曲し、基部側を高台部2bの側面に溶着固定し、直線状の先端側を高台部2bの上面と平行に配置している。
ベース部材2は高台部2bから他端部にかけて一端部よりも幅広に形成され、他端部の半分は一端部及びクッション材10よりも幅方向に突出しており、この他端部には幅方向の2箇所にボルト挿通用の孔が穿孔されている。
ベース部材2の枢支軸7側の一端部の孔と他端部の突出した位置の孔とはボルト等の固定具5を挿入する挿入孔6であり、固定具5をこの挿入孔6に挿入して、機体フレーム11に形成された雌ネジ孔に上方から螺合することにより、ベース部材2は機体フレーム11に対して固定される。ベース部材2のクッション材10の延長位置の孔は押さえ部材4を締結するための締結部2aを形成している。
押さえ部材4は帯板を屈曲して形成され、一端部側には円筒体を溶着固定して軸受部9が形成され、この軸受部9を枢支軸7に嵌合することによりベース部材2に枢支連結されている。
押さえ部材4の他端部(軸受部9と反対側の端部)はベース部材2の締結部2aに対向しており、この端部は孔が穿孔されかつナット4dが溶着されて締結部4aとなっており、下方からボルト等の締結具8で締結可能になっている。
従って、締結部4aは締結部2aと共にベース部材2の一端部側の挿入孔6とは高台部2bを挟んで対称位置に位置するが、ベース部材2の他端部の挿入孔6からは幅方向にず
れた位置となっている。従って、押さえ部材4の他端部側の締結部4aはベース部材2の他端部の挿入孔6と重合することはない。
押さえ部材4は高台部2bに対向する中途部から締結部4aを形成した他端部まで長い側面を有し、この側面はクッション材10の側面を覆うと共に高台部2bの他端部側の面も覆い、高台部2bの他端部側と当接可能な当接部4bを形成している。
押さえ部材4は閉鎖時に側面の当接部4bが高台部2bの他端部側の面と当接することになり、締結部4aは締結部2aに対して適正位置に配置され、締結部4aと締結部2aとの孔が適合することにより締結具8の挿入が容易にできる。
前記機体フレーム11は、後縦壁11Dより後方がエンジンルームとなり、このエンジンルームに配置されるエンジン12の熱を逃がすためにエンジンルーム開口11cが形成されており、このエンジンルーム開口11cの前縁は前後に屈曲していて、ベース部材2の他端部側の挿入孔6と締結部2aとの間に位置し、機体フレーム11の挿入孔6に対向する部分がベース部材2を取り付けるための取付部15となり、締結部2aに対向するエンジンルーム開口11cが開口部16となっている。
従って、ベース部材2の両端部は、機体フレーム11の上方から挿入孔6に固定具5を挿入して取付部15に固定するのに対して、押さえ部材4の他端部は、開口部16を介して機体フレーム11の下方から締結具8を締結部2a及び締結部4aに挿入して両者を締結しており、固定具5で固定する作業方向と締結具8で締結する作業方向とでは、ボルトを挿入して締弛する方向が反対になっている。
そして、ベース部材2の固定を解除することなく、開口部16を介して機体フレーム11の下方から締結具8を弛めると、開口部16から手を入れて押さえ部材4を枢支軸7中心に回動して開放でき、押さえ部材4を開放することにより配管3の交換が可能になる。
前記クッション材10はゴム等の弾性材料で形成され、ベース部材2の高台部2bに固定の下クッション材10Dと、高台部2bに対向する押さえ部材4の内面側に固定の上クッション材10Uとからなり、両クッション材10D、10Uは対向面に3本の配管3に嵌合する半円形状の凹部10aを有している。
両クッション材10D、10Uは押さえ部材4と略同一幅であって、同一のものが使用できるが、押さえ部材4の上クッション材10Uには、凹部10aと反対側に押さえ部材4に形成された孔4cに嵌入された円形突起10Uaが設けられており、押さえ部材4に対する固着強度を高めている。
配管保持具38は配管クランプ具1と簡易配管クランプ具30との間で複数本(3本)の配管3を結束している。図10において、配管保持具38は樹脂又はゴム等で波形に形成されており、両側で一方向き(下向き)に開口した側保持凹部38aと中央で他方向き(上向き)に開口した中保持凹部38bとが横一列に形成されている。
配管保持具38は両側2本の配管3を下側から側保持凹部38aに嵌入し、中央1本の配管3を上側から中保持凹部38bに嵌入することにより、配管3の間隔を一定に保持し、相互の振れ、振動を止めて、干渉を防止する。この配管保持具38は配管3がホースであるときに特に有用であり、ホースに対する取り付け、位置変更等が容易である。
なお、前記配管保持具38は、各保持凹部38a、38bは開口間口が奥部より僅かに狭く形成し、ホースを圧入することにより抜けない形状にしたり、側保持凹部38aと中保持凹部38bの上下位置を異ならせて、両側2本のホースに対して中央ホースを三角配置するように形成したり、下向き開口の側保持凹部38a、上向き開口の中保持凹部38bの数を増減して2本又は4本以上のホースを保持できるように形成してもよい。
図6〜9において、前記取付部11gの台板19に搭載されるオイルタンク14は、厚板製の底板14A上に薄板で四角体に形成したタンク本体14Bを溶接により固着しており、底板14Aの4角を台板19にボルト締結している。
オイルタンク14は、厚板製の底板14A上に薄板のタンク本体14Bを溶接しているので、部品点数が少なく、平面の確保が容易であり、底板14Aを厚い1枚板で形成しているので、溶接ひずみが出難くなっている。
また、台板19も厚い1枚板で形成しているので、溶接ひずみが出難く、底板14Aと
の接触面の水平精度が出し易くなっている。
機体フレーム11の後縦壁11Dより後方のエンジンルームには、エンジン12が配置されているとともに、右側に冷却空気吸い込み式のラジエータ31が配置され、これらは左右側部カバー32、上部カバー33及びボンネット34(図13に図示)によって覆われており、ラジエータ31の周囲は上部カバー33及びボンネット34との間に隔壁部材が設けられていて、エンジン12の冷却風がラジエータ31の吸い込み側室に流れない構造となっている。
前記ラジエータ31の吸い込み側室はエンジンルームより温度が低く、エンジン12へ送る冷却風を流通させるために、防塵性及び防水性が良好な雰囲気となっており、この吸い込み側室にエンジン制御用のアクチュエータ35を配置している。
このアクチュエータ35は、アクセルレバー制御用AIモータであり、ラジエータ31の吸い込み側の下方に配置され、アクセルケーブル36を介してエンジン12と連結されている。
前記アクチュエータ35を吸い込み側室に配置することにより、キャビン26の操縦席の下方やステップ部の下方に配置することに比して、エンジン12に近いので組み立て性がよく、防塵性及び防水性が確保できることになる。
図11〜13において、クローラ式走行装置22のキャリアローラを示している。クローラ式走行装置22は、トラックフレーム40に後側の駆動輪41、前側の従動輪42、中間下側の複数の転動輪43及び中間上側のキャリアローラ44を有し、これらにクローラ45を巻き掛けて構成されている。
キャリアローラ44は、トラックフレーム40の中間上面に固定の支持ブラケット46にローラ軸47の一端を片持ち支持し、ローラ軸47に軸受48、オイルシール49等を介してローラ部材50を回転自在に支持している。
支持ブラケット46はローラ軸47の小径端部を挟持する二又部46aを有し、この二又部46aをボルト51で締結することにより、ローラ軸47をトラックフレーム40に対して固定している。
前記ローラ軸47の小径端部には平行な2つの平面部47aがフライス加工され、二又部46aにも平面部47aに対面する平行な挟持面46bが形成されており、平面部47aが挟持面46bと面接するように、ローラ軸47の小径端部を支持ブラケット46の二又部46aに挿入してを挟持されている。
ローラ軸47の小径端部は、2つの平面部47aを有する断面小判形状に形成すると、断面円形である場合に比して、平面部47aと挟持面46bとの面圧が低く、ローラ軸47の回転が防止され、軸摺接がないので支持ブラケット46の削れがなく、上下方向の荷重に対して支持強度を高めることができる。
なお、本発明は前記実施形態における各部材の形状及びそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜13に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
例えば、ベース部材2に軸受部9を設け、押さえ部材4に枢支軸7に設けてもよく、ベース部材2を高台部2bのない平坦形状にしかつ押さえ部材4の当接部4bを下クッション材10Dの側面に当接させてもよい。
1 配管クランプ具
2 ベース部材
2a 締結部
2b 高台部
3 配管
4 押さえ部材
4a 締結部
4b 当接部
4d ナット
5 固定具
6 挿入孔
7 枢支軸
8 締結具
9 軸受部
10 クッション材
11 機体フレーム
12 エンジン
13 油圧ポンプ
14 オイルタンク
16 開口部
18 コントロールバルブ

Claims (3)

  1. 両端部に固定具(5)を挿入する挿入孔(6)を有しかつ両端部間に配管(3)を支持するベース部材(2)と、このベース部材(2)と相俟って配管(3)を挟持する押さえ部材(4)とを有しており、
    前記ベース部材(2)の一端部と押さえ部材(4)の一端部とには、一方に枢支軸(7)が設けられ、他方に枢支軸(7)に嵌合する軸受部(9)が設けられて開閉自在に連結され、
    前記ベース部材(2)の他端部と押さえ部材(4)の他端部とには、前記挿入孔(6)からずれた位置に固定具(5)の挿入方向と反対側から締結具(8)で締結可能な締結部(2a、4a)が設けられていることを特徴とする配管クランプ具。
  2. ベース部材(2)の中途部は両端部より1段高く位置して配管(3)を支持する高台部(2b)が形成され、この高台部(2b)の一端部側に枢支軸(7)が設けられ、押さえ部材(4)の一端部側に軸受部(9)が設けられ、押さえ部材(4)の他端部の締結部(4a)の近傍には前記高台部(2b)の他端部側と当接可能な当接部(4b)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配管クランプ具。
  3. 機体フレーム(11)上にエンジン(12)、油圧ポンプ(13)、オイルタンク(14)及びコントロールバルブ(18)が搭載され、油圧ポンプ(13)とコントロールバルブ(18)とを接続する複数本の配管(3)が、前記請求項1又は2に記載の配管クランプ具(1)によって結束支持され、この配管クランプ具(1)がエンジン(12)を搭載している機体フレーム(11)の上面に固定具(5)を介して取り付けられており、
    前記機体フレーム(11)は、配管クランプ具(1)の両端部の挿入孔(6)に対向する取付部(15)と、他端部の締結部(2a、4a)を下方に開放する開口部(16)とを有することを特徴とする作業機の配管固定構造。
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