JP6869606B2 - 整備用窓口開閉機構 - Google Patents
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Description
油圧ショベル1は、図1に示すように、機械本体部2と機械本体部2から前方に延びる作業ユニット15により構成されている。機械本体部2は、その下部をなし、機械本体部2を走行される走行体3と、走行体3に対して水平に旋回可能な旋回体7とで構成されている。走行体3には、走行フレーム4とクローラ5と駆動力をクローラ5に伝えるモータ6とが主に設けられている。旋回体7には、オペレータが着座して油圧ショベル1を操作するためのオペレータキャビン8と、エンジンや油圧機器等を内部に設けているエンジンルーム9と、後部にて機械のバランスをとるためのカウンターウエイト10とが設けられている。一方、作業ユニット15は、旋回体7から前方に延びるブーム16と、ブーム16の先端に支持されたアーム17と、アーム17の先端に支持されたバケット18とにより構成されている。
本発明に係る整備用窓口開閉機構20は、図2から図4に示すように、整備用窓口11を開閉する開閉カバー12と、開閉カバー12とカウンターウエイト10を複数のリンク21,22で連結し、開閉カバー12をカウンターウエイト10に対して水平方向に移動させるリンク機構20Aと、リンク機構20Aに設けられたスプリング40と、を備えている。リンク機構20Aは、第1固定支持部25、第2固定支持部26、第1移動支持部27及び第2移動支持部28を備えている。第1固定支持部25及び第2固定支持部26は、リンク21,22の長手方向におけるカウンターウエイト10側の一端21a,22aをリンク21,22がカウンターウエイト10に対して回転可能となるようにそれぞれ支持しており、水平方向に並べて配されている。一方、第1移動支持部27及び第2移動支持部28は、リンク21.22の長手方向における開閉カバー12側の他端21b,22bをリンク21,22が開閉カバー12に対して回転可能となるように支持している。第1固定支持部25と第1移動支持部27とは第1リンク21で連結されると共に、第2固定支持部26と第2移動支持部28とは第2リンク22で連結されている。そして、第1固定支持部25と第2固定支持部26との間隔L1が、第1移動支持部27と第2移動支持部28との間隔L2よりも小さく設定されている。
開閉カバー12は、図2及び図3に示すように、水平方向、具体的には左右方向に横長の板状の部材により構成されている。図2及び図3に示した例の開閉カバー12は、水平方向が湾曲していて円弧状をなしている。開閉カバー12の湾曲の程度は、カウンターウエイト10の湾曲の程度に応じて形成される。開閉カバー12は、凸状に形成された面が機械本体部2の外側に向けられ、凹状に形成された面が機械本体部2の内側に向けられる。ただし、開閉カバー12は、湾曲させずに平坦な板状の部材で形成してもよい。整備用窓口開閉機構20を構成しているリンク機構20Aは、開閉カバー12の内側の面に取り付けられる。リンク機構20Aは、後述するブラケット32を介し、開閉カバー12の左右方向の中央部に取り付けられている。そのため、開閉カバー12は、リンク機構20Aによって左右のバランスのとれた形態が維持される。
リンク機構20Aは、2本のリンク21,22を有しており、各リンク21,22がカウンターウエイト10側と開閉カバー12側とを連結している。各リンク21,22の長手方向の一端21a,22aは、カウンターウエイト10に取り付けられた取り付け金具31に支持され、長手方向の他端21b,22bは、開閉カバー12に取り付けられたブラケット32に支持されている。リンク機構20Aは上下に1基ずつ設けられていて、各リンク機構20Aが開閉カバー12の上部と下部とをそれぞれ取り付け金具31を介してカウンターウエイト10に支持されている。上側に設けられたリンク機構20Aと下側に設けられたリンク機構20Aとは、構成が同様なので、以下では、上側に設けられたリンク機構20Aの構成を代表例として説明する。
以上の構成を備えた整備用窓口開閉機構20は、図5(A)から図5(D)に示すように作用する。なお、図5(A)から図5(D)は、各図の上側が油圧ショベル1よりも後方を表し、各図の下側が油圧ショベル1の前方を表している。
2 機械本体部
3 走行体
4 走行フレーム
5 クローラ
6 モータ
7 旋回体
8 オペレータキャビン
9 エンジンルーム
10 カウンターウエイト
11 整備用窓口
12 開閉カバー
12a,12b 端部
15 作業ユニット
16 ブーム
17 アーム
18 バケット
20 整備用窓口開閉機構
20A リンク機構
21 第1リンク
21a 第1リンクの一端
21b 第1リンクの他端
22 第2リンク
22a 第2リンクの一端
22b 第2リンクの他端
23 スプリング支持体
25 第1固定支持部
26 第2固定支持部
27 第1移動支持部
28 第2移動支持部
31 取り付け金具
32 ブラケット
40 スプリング
40a スプリングの一端
40b スプリングの他端
50 支持ピン
51,52 取り付けピン
H 作業者
Claims (2)
- 建設機械の後部に取り付けられたカウンターウエイトに形成され、当該建設機械の駆動機器が設けられた内部と当該建設機械の外部とを連絡している整備用窓口を開閉するための整備用窓口開閉機構であって、
前記整備用窓口を開閉する開閉カバーと、前記開閉カバーと前記カウンターウエイトを2本の棒状のリンクで連結し、前記開閉カバーを前記カウンターウエイトに対して水平方向に移動させるリンク機構と、前記リンク機構に設けられたスプリングと、を備え、
前記リンク機構は、
前記リンクを前記カウンターウエイトに対して回転可能に前記リンクの長手方向における前記カウンターウエイト側の一端をそれぞれ支持し、前記水平方向に並べて配された第1固定支持部及び第2固定支持部を備えると共に、
前記リンクを前記開閉カバーに対して回転可能に前記リンクの長手方向における前記開閉カバー側の他端をそれぞれ支持し、前記水平方向に並べて配された第1移動支持部及び第2移動支持部を備え、
前記第1固定支持部と前記第1移動支持部とが第1リンクで連結されると共に、前記第2固定支持部と前記第2移動支持部とが第2リンクで連結され、
前記第1固定支持部と前記第2固定支持部との間隔が、前記第1移動支持部と前記第2移動支持部との間隔よりも小さく設定され、
前記第1固定支持部と前記第1移動支持部とは、前記第2固定支持部と前記第2移動支持部よりも前記開閉カバーが前記整備用窓口を閉じた形態から開いた形態に移動する方向である開方向側にそれぞれ配置され、前記第1リンクは前記第2リンクよりも短く、
前記開閉カバーが前記整備用窓口を閉じた形態では、前記第1固定支持部、前記第2固定支持部、前記第1移動支持部及び前記第2移動支持部が前記水平方向に直線状に配置され、
前記開閉カバーが移動して前記整備用窓口を開く形態において、前記開閉カバーが前記整備用窓口に近い位置に存在しているときには、前記スプリングを備えた前記リンク機構は、前記開閉カバーを前記整備用窓口に向かう閉方向に力を与えように作用し、一方、前記開閉カバーが前記開方向側に位置しているときには、前記スプリングを備えた前記リンク機構は、前記開閉カバーを前記整備用窓口から遠ざける前記開方向に力を与えるように作用し、前記開閉カバーは、前記整備用窓口を閉じた形態から開いた形態に移動するまでの間、前記カウンターウエイトの外面から一定の短い距離だけ離れた範囲内で移動する、
ことを特徴とする整備用窓口開閉機構。 - 前記リンク機構が上下に1対設けられ、上側に配置された前記第1固定支持部及び前記第2固定支持部が前記整備用窓口の上部に設けられると共に前記第1移動支持部及び前記第2移動支持部が前記開閉カバーの上側に取り付けられ、下側に配置された前記第1固定支持部及び前記第2固定支持部が前記整備用窓口の下部に設けられると共に前記第1移動支持部及び前記第2移動支持部が前記開閉カバーの下側に取り付けられている、請求項1に記載の整備用窓口開閉機構。
Priority Applications (1)
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JP2017036249A JP6869606B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 整備用窓口開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2017036249A Active JP6869606B2 (ja) | 2017-02-28 | 2017-02-28 | 整備用窓口開閉機構 |
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-
2017
- 2017-02-28 JP JP2017036249A patent/JP6869606B2/ja active Active
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JP2018141313A (ja) | 2018-09-13 |
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