JP2014156024A - 画像が形成された媒体および媒体の確認方法 - Google Patents
画像が形成された媒体および媒体の確認方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014156024A JP2014156024A JP2013026933A JP2013026933A JP2014156024A JP 2014156024 A JP2014156024 A JP 2014156024A JP 2013026933 A JP2013026933 A JP 2013026933A JP 2013026933 A JP2013026933 A JP 2013026933A JP 2014156024 A JP2014156024 A JP 2014156024A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- image
- region
- light
- background
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Abstract
【解決手段】第1発光スペクトル41を有する第1光が画像12に照射されたとき、第1絵柄領域21からの反射光および第1背景領域22からの反射光は、異色の光として視認され、かつ、第2絵柄領域26からの反射光および第2背景領域27からの反射光は、同色の光として視認される。また、第2発光スペクトル42を有する第2光が画像12に照射されたとき、第1絵柄領域21からの反射光および第1背景領域22からの反射光は、同色の光として視認され、かつ、第2絵柄領域26からの反射光および第2背景領域27からの反射光は、異色の光として視認される。
【選択図】図1
Description
以下、図1乃至図13を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。はじめに、本実施の形態による媒体10を観察するために用いられる光の例について説明する。
図1は、基材11上に画像12が形成された媒体10の一例を示す平面図であり、図2は、図1に示す媒体10の画像12を拡大して示す平面図である。媒体10は、例えば、商品券などの有価証券として構成されている。なお本実施の形態において、画像とは、特定の情報を示すまたは特定の情報を意味するものに限られることはない。例えば画像とは、図形、文字、模様、パターン、記号、柄、マーク、色彩等を広く含む概念である。
次に、各領域21,22,26,27の具体的な構成について説明する。はじめに図3を参照して、各領域21,22,26,27の断面構造について説明する。図3は、図2の画像12をIII−III方向から見た場合を示す断面図である。
色相変化インク31および第1インク33は、上述の第1白色光が照射されたときには異色のものとして視認され、上述の第2白色光が照射されたときには同色のものとして視認されるよう、構成されている。すなわち色相変化インク31および第1インク33は、メタメリックペアインクとなっている。また色相変化インク31および第2インク35は、上述の第1白色光が照射されたときには同色のものとして視認され、上述の第2白色光が照射されたときには異色のものとして視認されるよう、構成されている。すなわち色相変化インク31および第2インク35も、メタメリックペアインクとなっている。
(1)ベースラインの高さh0の0.5倍以上の深さdを有していること。
(2)50nm以下の半値幅wを有していること。
なお、負のピーク32bのベースライン32eを決定する方法が特に限られることはなく、スペクトル解析における一般的な手法が用いられる。例えば、負のピーク32bの波長よりも長波長側の波長域における反射の最大値、および、負のピーク32bの波長よりも短波長側の波長域における反射の最大値を結ぶ線がベースライン32eとして描かれる。また、ベースライン32eを決定する際に解析対象となる波長範囲が制限されてもよい。例えば、負のピーク32bの波長から長波長側にsnm広がる範囲内における反射の最大値、および、負のピーク32bの波長から短波長側snm広がる範囲内における反射の最大値を結ぶ線がベースライン32eとして描かれてもよい。sの値は、求められる色相変化の程度などに応じて適宜定められるが、例えば50となっている。
上述のように、第1白色光の第1発光スペクトル41は、緑色波長域に存在する急峻な第2ピーク41bを有している。従って、第1白色光が色相変化インク31に照射された場合、色相変化インク31によって反射される前後で、第1白色光に含まれる緑色成分の強度が大きく低下し、この結果、第1白色光の色相が大きく変化する。具体的には、反射の前後で第1白色光の色相が白色から桃色に変化する。以下の説明において、色相変化インク31を含む領域に対して第1白色光が照射されたときに現れる桃色の部分のことを桃色部分Pmとも称する。
一方、第2白色光の第2発光スペクトル42の第2ピーク42bは、緑色波長域および赤色波長域にわたって連続的に広がっている。すなわち、第2発光スペクトル42の第2ピーク42bの幅は、色相変化インク31の負のピーク32bの幅よりも十分に広くなっている。このため、第2白色光が色相変化インク31に照射され、これによって色相変化インク31の負のピーク32bの分だけ第2白色光に含まれる緑色成分の強度が低下したとしても、色相変化インク31の負のピーク32bが第2白色光の色相に与える影響は、第1白色光の場合に比べて小さい。この結果、色相変化インク31による反射の前後で、第2白色光の色相は例えば白色から黄色に変化する。以下の説明において、色相変化インク31を含む領域に対して第2白色光が照射されたときに現れる黄色の部分のことを黄色部分Ymとも称する。
例えば、桃色を示すインクとしては、DICグラフィックス社製の「UV BF D―330 ピンクW」や、「NS D−330 ピンク」を挙げることができる。前者は、UV硬化タイプのインクであり、後者は、酸化重合タイプのインクである。その他にも、桃色を示すインクとして、同社製の「UV BF SG20 紅赤」や「NS AZ 20 紅赤」を用いることもできる。
また、黄色を示すインクとしては、DICグラフィックス社製の「UV BF AZ D−540 イエロー」や、「NS D−540 イエロー」を挙げることができる。前者は、UV硬化タイプのインクであり、後者は、酸化重合タイプのインクである。その他にも、黄色を示すインクとして、同社製の「UV BF SG 24 赤黄」を用いることもできる。
好ましくは、第1インク33は、黄色部分Y2と、上述の色相変化インク31によって生成される黄色部分Ymとの間の色差が、黄色部分Y1と黄色部分Ymとの間の色差よりも小さくなるよう、構成されている。
好ましくは、第2インク35は、桃色部分P1と、上述の色相変化インク31によって生成される桃色部分Pmとの間の色差が、桃色部分P2と桃色部分Pmとの間の色差よりも小さくなるよう、構成されている。
基材11の材料が特に限られることはなく、媒体10により構成する有価証券の種類に応じて適宜選択される。例えば、基材11の材料として、優れた印刷適性および加工適性を有する白色のポリエチレンテレフタレートが用いられる。また、証券用紙や紙幣用紙を構成するための紙が基材11として用いられてもよい。基材11の厚みは、媒体10により構成される有価証券の種類に応じて適宜設定される。
はじめに、第1発光スペクトル41を有する第1白色光を媒体10に照射する。図10は、各インク31,33,35を含む領域の各反射スペクトル32,34,36を重ねて示す図であり、図11は、第1白色光が照射されたときの画像12を示す平面図である。図10においては、第1白色光の第1発光スペクトル41も点線で示されている。図10に示すように、第1白色光の第1発光スペクトル41の第2ピーク41bと、色相変化インク31の反射スペクトル32の負のピーク32bとは重なっている。このため、色相変化インク31を含む第1絵柄領域21は、緑色成分の強度が大きく低減された、桃色部分Pmとして視認される。一方、第1絵柄領域21の周囲に配置された、第1インク33を含む第1背景領域22は、黄色部分Y1として視認される。このように、第1白色光が照射されたとき、第1絵柄領域21からの反射光および第1背景領域22からの反射光は異色の光として視認される。この結果、図11に示すように、第1絵柄領域21と第1背景領域22とが判別され、このため、第1画像領域20に「O」という画像が現れる。
次に、第2発光スペクトル42を有する第2白色光を媒体10に照射する。図12は、各インク31,33,35を含む領域の各反射スペクトル32,34,36を重ねて示す図であり、図13は、第2白色光が照射されたときの画像12を示す平面図である。図12においては、第2白色光の第2発光スペクトル42も点線で示されている。図12に示すように、第2発光スペクトル42の第2ピーク42bの幅は、色相変化インク31の負のピーク32bの幅よりも十分に広くなっている。このため、色相変化インク31を含む第1絵柄領域21は、緑色成分をある程度含む、黄色部分Ymとして視認される。一方、第1絵柄領域21の周囲に配置された、第1インク33を含む第1背景領域22は、黄色部分Y2として視認される。このように、第2白色光が照射されたとき、第1絵柄領域21からの反射光および第1背景領域22からの反射光は同色の光として視認される。この結果、図13に示すように、第1絵柄領域21と第1背景領域22とは判別されない。すなわち、第1画像領域20に「O」という画像は現れない。
なお本実施の形態において、第1白色光を発光する第1白色光源として、三波長形蛍光灯が用いられ、第2白色光を発光する第2白色光源として、白色LEDが用いられる例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、第1白色光源または第2白色光源として、普通形蛍光灯などのその他の白色光源を用いてもよい。参考までに、普通形蛍光灯から発光された白色光の発光スペクトルの例を図6に示す。
次に図14乃至図16を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
はじめに、第1発光スペクトル41を有する第1白色光を媒体10に照射する。この場合、上述の第1の実施の形態の場合と同様に、第1絵柄領域21は桃色部分Pmとして視認され、第1背景領域22は黄色部分Y1として視認される。このように、第1絵柄領域21からの反射光および第1背景領域22からの反射光は異色の光として視認される。この結果、図15に示すように、第1絵柄領域21と第1背景領域22とが判別され、このため、第1画像領域20に「O」という画像が現れる。
次に、第2発光スペクトル42を有する第2白色光を媒体10に照射する。この場合、上述の第1の実施の形態の場合と同様に、第1絵柄領域21は黄色部分Ymとして視認され、第1背景領域22は黄色部分Y2として視認される。このように、第1絵柄領域21からの反射光および第1背景領域22からの反射光は同色の光として視認される。この結果、図16に示すように、第1絵柄領域21と第1背景領域22とは判別されない。すなわち、第1画像領域20に「O」という画像は現れない。
次に図17乃至図19を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。
はじめに、第1発光スペクトル41を有する第1白色光を媒体10に照射する。この場合、第1インク33を含む第1絵柄領域21は、黄色部分Y1として視認される。一方、第1絵柄領域21の周囲に配置された、色相変化インク31を含む第1背景領域22は、桃色部分Pmとして視認される。このように、第1白色光が照射されたとき、第1絵柄領域21からの反射光および第1背景領域22からの反射光は異色の光として視認される。この結果、図18に示すように、第1絵柄領域21と第1背景領域22とが判別され、このため、第1画像領域20に「O」という画像が現れる。
次に、第2発光スペクトル42を有する第2白色光を媒体10に照射する。この場合、第1インク33を含む第1絵柄領域21は、黄色部分Y2として視認される。一方、第1絵柄領域21の周囲に配置された、色相変化インク31を含む第1背景領域22は、黄色部分Ymとして視認される。このように、第2白色光が照射されたとき、第1絵柄領域21からの反射光および第1背景領域22からの反射光は同色の光として視認される。この結果、図19に示すように、第1絵柄領域21と第1背景領域22とは判別されない。すなわち、第1画像領域20に「O」という画像は現れない。
次に図20乃至図23を参照して、本発明の第4の実施の形態について説明する。
はじめに、第1発光スペクトル41を有する第1白色光を媒体10に照射する。この場合、第1絵柄領域21の各ドット領域21aは、桃色部分Pmとして視認される。一方、第1背景領域22の各ドット領域22aは、黄色部分Y1として視認される。このように、第1白色光が照射されたとき、第1絵柄領域21の各ドット領域21aからの反射光および第1背景領域22の各ドット領域22aからの反射光は異色の光として視認される。この結果、図22に示すように、ドット領域の色相の相違に基づいて、第1画像領域20に「O」という潜像が現れる。
次に、第2発光スペクトル42を有する第2白色光を媒体10に照射する。この場合、第1絵柄領域21の各ドット領域21aは、黄色部分Ymとして視認される。一方、第1背景領域22の各ドット領域22aは、黄色部分Y2として視認される。このように、第2白色光が照射されたとき、第1絵柄領域21の各ドット領域21aからの反射光および第1背景領域22の各ドット領域22aからの反射光は同色の光として視認される。この結果、図23に示すように、第1絵柄領域21と第1背景領域22とは判別されない。すなわち、第1画像領域20に「O」という潜像は現れない。
同様に本実施の形態によれば、第2絵柄領域26に含まれる色相変化インク31と、第2背景領域27に含まれる第2インク35とが接していない。すなわち、第1白色光が照射されたとき、桃色部分Pmと桃色部分P1とが接する部分が無い。このため、黄色部分Ymおよび黄色部分Y2の場合と同様に、桃色部分Pmと桃色部分P1との間の領域が境界領域として視認されることを抑制することができる。
これらのことにより、画像12の第1画像領域20および第2画像領域25のパターンの全容が解明されることをさらに抑制することができる。これによって、媒体10により構成される有価証券が偽造されることをより抑制することができる。
なお本実施の形態において、第1絵柄領域21、第1背景領域22、第2絵柄領域26および第2背景領域27に含まれる単位領域がドット領域を形成している例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、各領域21,22,26,27に含まれる単位領域が、マイクロ文字を形成していてもよい。図24に示す例においては、各領域21,22,26,27はそれぞれ、「D」、「N」及び「P」というマイクロ文字21b,22b,26b,27bを含んでいる。この場合、第1画像領域20および第2画像領域25における「O」および「K」という画像は、マイクロ文字21b,22b,26b,27bの列の上の潜像として形成されている。
250*tan(1/1.5/60)*2 = 0.1 (mm)
となる。
ここでいう解像限界とは、隣り合う2つの点を、2つの点として識別できる距離をいう。マイクロ文字の大きさを300μm角以下とした場合、多くの文字において、文字を構成する線の間隔は100μm程度となり、通常、肉眼では文字として識別することができない。また、文字の間隔を100μm以下とした場合、隣り合う文字を異なる文字として識別することができない。
なお本実施の形態および変形例において、第1絵柄領域21および第2絵柄領域26が色相変化領域であり、第1背景領域22および第2背景領域27が非色相変化領域である例を示した。しかしながら、上述の第2の実施の形態の場合と同様に、第1絵柄領域21および第2背景領域27が色相変化領域として構成され、第1背景領域22および第2絵柄領域26が非色相変化領域として構成されていてもよい。また上述の第3の実施の形態の場合と同様に、第1背景領域22および第2背景領域27が色相変化領域として構成され、第1絵柄領域21および第2絵柄領域26が非色相変化領域として構成されていてもよい。
11 基材
12 画像
20 第1画像領域
21 第1絵柄領域
22 第1背景領域
25 第2画像領域
26 第2絵柄領域
27 第2背景領域
31 色相変化インク
33 第1インク
35 第2インク
41 第1発光スペクトル
42 第2発光スペクトル
Claims (13)
- 基材上に画像が形成された媒体であって、
前記画像は、第1画像領域および第2画像領域を有し、
前記第1画像領域は、第1絵柄領域と、前記第1絵柄領域の周囲に配置された第1背景領域と、を含み、
前記第2画像領域は、第2絵柄領域と、前記第2絵柄領域の周囲に配置された第2背景領域と、を含み、
第1発光スペクトルを有する第1光が照射されたとき、前記第1絵柄領域からの反射光および前記第1背景領域からの反射光は、異色の光として視認され、かつ、前記第2絵柄領域からの反射光および前記第2背景領域からの反射光は、同色の光として視認され、
前記第1発光スペクトルとは異なる第2発光スペクトルを有する第2光が照射されたとき、前記第1絵柄領域からの反射光および前記第1背景領域からの反射光は、同色の光として視認され、かつ、前記第2絵柄領域からの反射光および前記第2背景領域からの反射光は、異色の光として視認される、媒体。 - 前記第1光は、第1白色光源から発光された第1白色光であり、
前記第2光は、第2白色光源から発光された第2白色光である、請求項1に記載の媒体。 - 前記第1白色光源および前記第2白色光源のうちの少なくともいずれか一方は、三波長形蛍光灯または白色LEDから構成されている、請求項2に記載の媒体。
- 前記第1絵柄領域および前記第1背景領域の少なくともいずれか一方は、照射される光のスペクトルに応じて色相が変化する色相変化領域であり、
前記第2絵柄領域および前記第2背景領域の少なくともいずれか一方は、照射される光のスペクトルに応じて色相が変化する色相変化領域であり、
色相変化領域は、その反射スペクトルが、ベースラインから下方に凸となっている負のピークであって、ベースラインの高さh0の0.5倍以上の深さを有するとともに50nm以下の半値幅を有する負のピークを含む、領域として定義される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の媒体。 - 前記第1絵柄領域および前記第1背景領域の一方は、色相変化領域であり、他方は、非色相変化領域であり、
前記第2絵柄領域および前記第2背景領域の一方は、色相変化領域であり、他方は、非色相変化領域であり、
非色相変化領域は、その反射スペクトルがベースラインの高さh0の0.5倍以上の深さを有する負のピークを含まない、または、その反射スペクトルが50nm以下の半値幅を有する負のピークを含まない、領域として定義される、請求項4に記載の媒体。 - 前記第1絵柄領域および前記第2絵柄領域は、色相変化領域であり、
前記第1背景領域および前記第2背景領域は、非色相変化領域である、請求項5に記載の媒体。 - 前記第1絵柄領域および前記第2背景領域は、色相変化領域であり、
前記第1背景領域および前記第2絵柄領域は、非色相変化領域である、請求項5に記載の媒体。 - 前記第1背景領域および前記第2背景領域は、色相変化領域であり、
前記第1絵柄領域および前記第2絵柄領域は、非色相変化領域である、請求項5に記載の媒体。 - 前記色相変化領域として構成された各領域はいずれも、照射される光のスペクトルに応じて色相が変化する同一の色相変化インクを含む、請求項6乃至8のいずれか一項に記載の媒体。
- 前記第1絵柄領域および前記第1背景領域の少なくともいずれか一方に含まれる色相変化インクと、前記第2絵柄領域および前記第2背景領域の少なくともいずれか一方に含まれる色相変化インクとが異なっている、請求項4に記載の媒体。
- 前記第1絵柄領域、前記第1背景領域、前記第2絵柄領域および前記第2背景領域はいずれも、互いに離間して配置された複数の単位領域を含んでいる、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の媒体。
- 前記単位領域が、マイクロ文字を形成している、請求項11に記載の媒体。
- 基材上に画像が形成された媒体の確認方法において、
前記媒体の前記画像は、第1画像領域および第2画像領域を有し、
前記第1画像領域は、第1絵柄領域と、前記第1絵柄領域の周囲に配置された第1背景領域と、を含み、
前記第2画像領域は、第2絵柄領域と、前記第2絵柄領域の周囲に配置された第2背景領域と、を含み、
第1発光スペクトルを有する第1光が前記媒体の前記画像に照射されたとき、前記第1絵柄領域からの反射光および前記第1背景領域からの反射光は、異色の光として視認され、かつ、前記第2絵柄領域からの反射光および前記第2背景領域からの反射光は、同色の光として視認され、
前記第1発光スペクトルとは異なる第2発光スペクトルを有する第2光が前記媒体の前記画像に照射されたとき、前記第1絵柄領域からの反射光および前記第1背景領域からの反射光は、同色の光として視認され、かつ、前記第2絵柄領域からの反射光および前記第2背景領域からの反射光は、異色の光として視認され、
前記媒体の確認方法は、
前記媒体を準備する工程と、
第1発光スペクトルを有する第1光を前記媒体に照射して、前記第1画像領域の前記第1絵柄領域と前記第1背景領域とが判別され、かつ、前記第2画像領域の前記第2絵柄領域と前記第2背景領域とが判別されないことを確認する工程と、
第2発光スペクトルを有する第2光を前記媒体に照射して、前記第1画像領域の前記第1絵柄領域と前記第1背景領域とが判別されず、かつ、前記第2画像領域の前記第2絵柄領域と前記第2背景領域とが判別されることを確認する工程と、を備える、媒体の確認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013026933A JP2014156024A (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 画像が形成された媒体および媒体の確認方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013026933A JP2014156024A (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 画像が形成された媒体および媒体の確認方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014156024A true JP2014156024A (ja) | 2014-08-28 |
Family
ID=51577258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013026933A Pending JP2014156024A (ja) | 2013-02-14 | 2013-02-14 | 画像が形成された媒体および媒体の確認方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014156024A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10278460A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-20 | Toppan Printing Co Ltd | 複製防止物品、物品の真偽判別方法および物品の真偽判別装置 |
JP2000327978A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-28 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止用インキ、偽造防止印刷物および偽造防止印刷物の判定方法 |
JP2001207091A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-07-31 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止用インキおよび偽造防止印刷物及びこの印刷物の偽造防止方法 |
JP2002046339A (ja) * | 2000-08-01 | 2002-02-12 | Toppan Printing Co Ltd | Ovd形成体、それを用いた真偽判定方法、及びovd転写箔 |
JP2002270899A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-20 | Mitsubishi Electric Lighting Corp | 色温度可変led光源モジュール |
JP2004114376A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2004188808A (ja) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | National Printing Bureau | 真偽判別可能な印刷物及びその真偽判別方法 |
JP2012000779A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止印刷物とその真偽判定方法および偽造防止インキ |
JP2012035548A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 発光媒体 |
-
2013
- 2013-02-14 JP JP2013026933A patent/JP2014156024A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10278460A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-20 | Toppan Printing Co Ltd | 複製防止物品、物品の真偽判別方法および物品の真偽判別装置 |
JP2000327978A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-28 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止用インキ、偽造防止印刷物および偽造防止印刷物の判定方法 |
JP2001207091A (ja) * | 2000-01-25 | 2001-07-31 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止用インキおよび偽造防止印刷物及びこの印刷物の偽造防止方法 |
JP2002046339A (ja) * | 2000-08-01 | 2002-02-12 | Toppan Printing Co Ltd | Ovd形成体、それを用いた真偽判定方法、及びovd転写箔 |
JP2002270899A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-20 | Mitsubishi Electric Lighting Corp | 色温度可変led光源モジュール |
JP2004114376A (ja) * | 2002-09-24 | 2004-04-15 | Konica Minolta Holdings Inc | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP2004188808A (ja) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | National Printing Bureau | 真偽判別可能な印刷物及びその真偽判別方法 |
JP2012000779A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止印刷物とその真偽判定方法および偽造防止インキ |
JP2012035548A (ja) * | 2010-08-09 | 2012-02-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 発光媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5699313B2 (ja) | 発光媒体 | |
JP5541583B2 (ja) | 発光媒体および発光媒体の確認方法 | |
US9028929B2 (en) | Light-emitting medium | |
JP4552052B2 (ja) | 多色発光混合物及び多色発光インキ組成物、並びに画像形成物 | |
US11703798B2 (en) | Light modulation element and information recording medium | |
JP2008126474A (ja) | 画像表示体 | |
JP2014174327A (ja) | 表示体及びその真偽判定方法 | |
WO2012018085A1 (ja) | 発光媒体および発光媒体の確認方法 | |
JP2014156024A (ja) | 画像が形成された媒体および媒体の確認方法 | |
JP6146654B2 (ja) | 画像が形成された媒体および媒体の確認方法 | |
JP5573469B2 (ja) | 発光媒体および発光媒体の確認方法 | |
JP2022108415A (ja) | 偽造防止媒体 | |
RU2703795C1 (ru) | Защитный элемент на основе люминесцентного материала | |
JP2012061776A (ja) | 潜像画像を有する印刷物 | |
JP2023178857A (ja) | 偽造防止媒体およびその検証方法 | |
WO2016080374A1 (ja) | 発光媒体および発光媒体の読み取り方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170421 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170608 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20171114 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180125 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20180205 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20180223 |