JP2014151880A - 車両用表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】運転の安全性を阻害せず簡便な操作で情報通信端末の情報を見やすく表示して利用することができる安全で操作性に優れた車両用表示システムを提供する。
【解決手段】車両1の内部に情報通信端末45を配置する配置部19と、情報通信端末45に電力を供給する充電手段14と、情報通信端末11と双方向に通信を行う通信手段12と、情報通信端末11に入出力される情報を表示する表示手段11と、ステアリング3に設けられた操作手段17、18と、備え、操作手段17、18によって表示手段11の表示及び設定の操作並びに情報通信端末45の操作を行う。これにより、簡便な操作で情報通信端末45の情報を表示手段11に表示させて利用することができる。また、運転者がステアリング3から手を離すことなく安全に表示手段11及び情報通信端末45の操作を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報通信端末を接続して該情報通信端末の情報を表示する車両用表示システムに関する。
従来、携帯電話やスマートフォン等の携帯型情報通信端末を車両の機器に接続して、該情報通信端末の情報を車両に備えられたディスプレイに表示させる技術が知られている。
例えば、特許文献1には、スマートフォン等のタブレット型情報端末を車両と接続して車載機器の操作デバイスとして用いる制御装置において、前記タブレット情報端末の表示画面に表示される内容を、車両のセンターディスプレイに表示させることが記載されている。これにより、ユーザーがタブレット型情報端末で実行されるアプリケーションの表示内容を車両側のセンターディスプレイで見ることができるようになり、タブレット型情報端末による車載機器の操作と組み合わせて、利便性を向上させることができる。
特開2012−214155号公報(第15〜17頁、第4図)
しかしながら、従来の方法では、情報通信端末の操作を行うために、ユーザーが該情報端末の操作画面(タッチパネル)や該情報端末に設けられたスイッチ類に接触する必要があった。そのため、車両を運転する運転者が前記操作を行うためには、ステアリングから手を離す必要があり、安全な運転が妨げられるという問題点があった。
特に、運転中の運転者の視界から離れた位置(例えば、センターコンソール部等)に情報通信端末を配置した場合には、操作画面上の操作ボタン(アイコン)の位置やスイッチ類の位置を視認することが難しいため、情報通信端末の操作が非常に困難になる。この場合、操作のために運転者が情報通信端末の方へと視線をずらすと、車両の前方を視認することが難しくなり、安全上好ましくない。
このように、運転中に運転者が車載機器を操作する場合、ステアリングから手を離し、視線を前方から操作部分へと移す必要があり、安全性が損なわれるので、例えば、従来のナビゲーション装置等では、走行中には複雑な操作を行えないようにしていた。そのため、情報通信端末を車両に接続しても、安全性を確保するためには、走行中の操作を制限する必要があり、利便性が損なわれていた。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、運転の安全性を阻害せず簡便な操作で情報通信端末の情報を見やすく表示して利用することができる安全で操作性に優れた車両用表示システムを提供することを目的とする。
本発明の車両用表示システムは、車両の内部に設けられ情報通信端末を配置する配置部と、前記配置部に配置された前記情報通信端末に前記車両から電力を供給する充電手段と、前記配置部に配置された前記情報通信端末と双方向に通信を行う通信制御手段と、前記車両の内部に配置され前記通信制御手段を介して入出力される前記情報通信端末の情報を表示する表示手段と、前記車両のステアリング部に設けられる操作手段と、を備え、前記操作手段は、前記表示手段の表示及び設定の操作が可能であると共に、前記通信制御手段を介して前記情報通信端末の操作が可能であることを特徴とする。
本発明の車両用表示システムによれば、車両の内部に設けられた配置部に情報通信端末を配置することにより、前記情報通信端末に電力を供給しつつ双方向に通信を行い、入出力される情報を車両に配置された表示手段に表示することができる。また、車両のステアリング部に操作手段を設け、前記操作手段によって前記表示手段の表示及び設定の操作並びに前記情報通信端末の操作を行うことができる。そのため、簡便な操作で前記情報通信端末の情報を前記表示手段に表示させて利用することができる。また、運転者がステアリングから手を離すことなく安全に前記表示手段及び前記情報通信端末の操作を行うことができるようになる。
また、前記表示手段を前記操作手段よりも前方に配置することにより、運転者が車両前方から視線をそらすことなく表示内容を確認できるようになる。これにより、安全性を損なうことなく前記情報通信端末を利用することができるようになる。
また更に、車両またはその周囲の状況を検出して前記情報通信端末へ送信することにより、その送信された車両状況に関するデータを前記情報通信端末で様々なアプリケーションに利用することができるようになる。その結果、例えば、車両の走行状態に応じて自動実行するアプリケーション等により、安全な運転を阻害せずに前記情報通信端末を利用することができ、利便性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る車両用表示システムの概略構成図である。 同上、表示手段及び操作手段の配置例を示す説明図である。 同上、操作手段の操作と表示手段の画面の遷移を示す説明図である。 同上、操作手段の操作と表示手段の画面の遷移を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両用表示システムを図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用表示システム10の概略構成を示す図である。
図1に示すように、車両用表示システム10は、オーディオBOX20と、配置部19と、多機能表示装置11と、表示スイッチ17と、オーディオスイッチ18と、を備えている。
オーディオBOX20は、例えばスマートフォン45等の情報通信端末を双方向通信可能に接続するものである。ここで、情報通信端末としては、スマートフォン45の他に、例えば、タブレット型情報端末46、携帯音楽プレーヤ47、フラッシュメモリ48、その他、種々の通信機器や記録装置を利用することができる。
オーディオBOX20は、情報通信端末としてのスマートフォン45等と双方向に通信を行う通信制御手段としての通信部12を備えている。また、オーディオBOX20は、スマートフォン45等に車載のバッテリ7からの電力を供給する充電手段としての電源14を備えている。
通信部12及び電源14は、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格等の所定形状のコネクタ13に接続されている。コネクタ13には、USBケーブル31を介してスマートフォン45が着脱自在に接続される。これにより、煩雑な接続作業を必要とせず簡単な抜き差しのみで、通信部12とスマートフォン45との双方向通信、及び電源14によるスマートフォン45の充電が可能となる。尚、他の情報通信端末46〜48を接続する場合も同様に、各々専用のケーブル32、33を介して、または直接、コネクタ13に接続することができる。
また、オーディオBOX20には、例えば、BLUETOOTH(登録商標)規格等による双方向無線通信を行う無線通信部15及びアンテナ16を備えている。無線通信部15には、通話用のハンズフリーマイク27等を無線通信可能に接続することができる。
尚、スマートフォン45等が無線通信部15に対応する規格の無線通信機能を備えている場合には、無線通信部15をスマートフォン45等と双方向に通信を行うための通信手段として利用しても良い。
また、電源14とスマートフォン45とをUSBケーブル31を介して充電する方法に代えて、電磁誘導の原理を応用したワイヤレス充電方式を採用しても構わない。双方向通信及び充電を無線で行う構成により、スマートフォン15との接続を更に容易に行うことができるようになる。
また、オーディオBOX20は、FM/AMチューナ23と、補助入力部25と、補助入力端子26と、オーディオ制御部21と、パワーアンプ22と、を備えている。これらは、ラジオ放送の受信や音楽の再生等を行う音響機器としての機能を発揮するものである。具体的には、FM/AMチューナ23は、アンテナ24を介して受信されるラジオ放送等を音声信号に変換するものである。補助入力部25は、外部機器からの信号を変換するものであり、補助入力端子26は、外部機器を接続する端子(例えば、ステレオミニジャック等)である。オーディオ制御部21は、再生する音声信号の選択やボリュームコントロール等の音響制御を行うものである。パワーアンプ22は、音声信号を増幅するものであり、その音声信号は、車両スピーカ34を通じて音声として出力される。
特に、本実施形態に係るオーディオBOX20は、スマートフォン45等を接続することができるので、スマートフォン45等からの情報に基づく音声についても車両スピーカ34を通じて車室内に再生することができる。そのため、スマートフォン45内に記録された音楽を再生することもできるし、前述のハンズフリーマイク27と組み合わせて、運転中であっても安全に携帯電話の通話を行うこともできる。
オーディオスイッチ18は、オーディオ関連の操作を行うためのスイッチであり、所定の機能が割り当てられた複数のスイッチ群として構成され、オーディオBOX20に信号入力可能に接続されている。具体的には、オーディオスイッチ18によって、オーディオ機能のON・OFF、ラジオ局や音楽の選択、ボリュームや音質の調整、外部機器の選択、その他各種設定等を行うことができる。
配置部19は、スマートフォン45等を配置する部位であり、オーディオBOX20に設けても良いし、車内のその他の場所(センターコンソール部やダッシュボードポケット等)に設けても良い。配置部19は、スマートフォン45等を配置するためのスペースと、スマートフォン45等を固定するための固定手段と、を備えている。固定手段としては、種々の構成が考えられる。例えば、固定手段として、スマートフォン45等の周囲に弾性変形して当接する係止爪や、スマートフォン45等の外形に合わせて形成された凹部、または滑り止め加工を施した配置面等が挙げられる。
多機能ディスプレイ11は、車両の走行状態や車両周辺の状況、車載機器の状況等を表示するものであり、更に、オーディオBOX20の通信部12を介して入出力されるスマートフォン45等の情報を表示する表示手段として機能する。
多機能ディスプレイ11は、例えば、液晶パネル等からなる表示画面を有し、また、表示のための所定の演算や描画制御を実行する表示制御部11aを備えている。そして、多機能ディスプレイ11は、オーディオBOX20に、通信ケーブル30を介して、双方向通信可能に接続されている。これにより、スマートフォン45等から入力される情報は、通信部12を介して多機能ディスプレイ11へと送信される。
表示スイッチ17は、多機能ディスプレイ11の表示及び設定の操作を行う操作手段であり、多機能ディスプレイ11に信号入力可能に接続されている。また、表示スイッチ17は、多機能ディスプレイ11の表示制御部11a及びオーディオBOX20の通信部12を介してスマートフォン45等の操作を行うための操作手段としても機能する。
また、多機能ディスプレイ11には、車両に設けられた車速検出器41やカメラ42、その他の車載制御機器や検出器等が通信可能に接続されている。これにより、車両の走行状態に関する情報等を多機能ディスプレイ11に表示することが可能になると共に、それら情報をオーディオBOX20の通信部12を介してスマートフォン45へと送信することができる。
次に、図2を参照して、多機能ディスプレイ11、表示スイッチ17及びオーディオスイッチ18等の配置について説明する。図2は、車両用表示システム10を車両1に取り付けた際の各機器の配置の例を示す説明図である。
図2に示すように、多機能ディスプレイ11は、該表示画面が車室2の内部に露出して運転者から見えるように、ダッシュボード4の上部に形成された凹部7に配置される。
換言すれば、本実施形態では、多機能ディスプレイ11は、フロントガラス5の周囲に配置されている。このように、多機能ディスプレイ11をフロントガラス5の周囲に配置することにより、運転者は、顔の向きを大きく変えることなく、視線を僅かにずらすだけで多機能ディスプレイ11の表示画面を視認することができる。そのため、車両1を運転する運転者に対して、運転中の前方への注意を阻害せず、安全に表示画面の情報を伝えることができる。
尚、多機能ディスプレイ11を設置する位置は、本実施形態の例に限定されるものではないが、運転者から見やすい位置であることが望ましい。具体的には、多機能ディスプレイ11は、運転者よりも前方に配置される必要があり、好ましくは、ステアリング3よりも前方に配置される。
また、多機能ディスプレイ11を配置する高さ方向の位置については、ステアリング3の中心軸よりも上方が好ましく、更には、ダッシュボード4の上部またはその上方が好ましい。また、多機能ディスプレイ11をスピードメータやタコメータが配置されるメータ−クラスターパネル6の内部またはその周辺に配置しても良い。
このように、多機能ディスプレイ11をステアリング3よりも前方で、ステアリング3の中心軸よりも上方に配置することにより、運転者からの視認性を高めることができる。
尚、多機能ディスプレイ11として投影方式のディスプレイ(HUD:Head Up Display)を採用し、フロントガラス5の表面に無限遠に結像するよう情報を投影して表示しても良い。これにより、運転者の視線の動きを更に小さくできると共に、運転車が焦点を修正することなく表示された情報を視認できるようになる。その結果、更に安全性を高めることができる。
表示スイッチ17は、ステアリング3に設けられている。これにより、運手者がステアリング3から手を離すことなく、安全に表示の操作やスマートフォン45(図1参照)の操作を行うことができる。尚、多機能ディスプレイ11との位置関係は、多機能ディスプレイ11が表示スイッチ17よりも前方且つ上方に配置されることになる。
また、表示スイッチ17は、送りスイッチ17aと、戻しスイッチ17bと、SETスイッチ17cと、から構成されている。このようにシンプルなスイッチ構成を採用することにより、運転者がスイッチ17を直接目視することなく、指先だけで誤りなく操作を行うことができる。
また更に、表示スイッチ17は、各スイッチ17a〜17cを手前に引くことにより操作する構成を採用している。そのため、運転者は、親指と手のひらでステアリング3を的確に保持しつつ、他の指(例えば、人差し指のみ)で各スイッチ17a〜17cを操作することができる。これにより、安全性を損なわずに操作を行うことができる。
オーディオスイッチ18は、ステアリング3に設けられている。これにより、運転車は、ステアリング3から手を離すことなく、安全にオーディオ関連の操作を行うことができる。
オーディオBOX20は、車室2の内部前面(ダッシュボード4部)略中央に配置されている。ナビゲーションシステムを搭載する場合には、オーディオBOX20とナビゲーションシステムとを一体に構成し、ナビゲーションシステムの表示画面を車室2内に露出し、その奥にオーディオBOX20を配置しても良い。
尚、オーディオBOX20については、運転中に運転者が直接操作を行うことが少ないので、車室2内のその他の場所に配置しても構わない。
配置部19は、前述の通り、車両1の内部のどこに設けても良い。例えば、車室2内の前面略中央に配置されたオーディオBOX20に配置部19を設けても良い。その際、スマートフォン45等の表示画面を車室2の内部に露出するように配置することにより、スマートフォン45等の表示画面についても情報を表示する手段として利用することができる。即ち、車両1の運転情報や車載機器の情報、ナビゲーション情報等をスマートフォン45等の表示画面に表示することができる。
また、スマートフォン45等の表示画面が車室2内に全く露出しないように、例えば、配置部19をセンターコンソール部やダッシュボードポケット等の収納スペース内に設けても良い。このように配置しても、本実施形態では、多機能ディスプレイ11にスマートフォン45等の情報を表示して確認することができ、表示スイッチ17でスマートフォン45等の操作を行うことができる。
次に、図3及び図4を参照して、表示スイッチ17及びオーディオスイッチ18の操作と多機能ディスプレイ11(図1参照)の表示について説明する。
図3及び図4は、表示スイッチ17及びオーディオスイッチ18の操作と多機能ディスプレイ11の表示画面の遷移を示す説明図であり、図3は、基本画面50、60の遷移を、図4は、スマートフォン連携画面80の遷移を表している。
図3に示すように、多機能ディスプレイ11の表示画面には、基本画面50として、平均燃費(画面51)、瞬時燃費(画面52)、燃費の履歴(画面53)、時計(画面54)、各種設定情報(画面55)、オーディオ情報(画面60)、スマートフォン情報(画面58)等が表示される。
その他にも、外気温度、車内温度、冷却水温度、燃料残量、走行距離、連続走行時間、走行可能距離、平均車速、追従制御情報、車線維持制御情報等、車両の走行状態や周囲の状況等の情報を、基本画面50として表示させても良い。
そして、運転者は、ステアリング3に設けられた表示スイッチ17を操作することにより、基本画面50としての画面51〜60を選択して表示させることができる。具体的には、送りスイッチ17aを引くことにより、これら画面51〜60を順番に1画面ずつ先送りして表示させることができ、また、戻りスイッチ17bを操作することにより、ひとつ前の画面に戻して表示させることができる。
また、オーディオ関連の基本画面60としては、FM受信局の選択(画面61)及びプリセット(画面65)、AM受信局の選択(画面62)及びプリセット(画面66)、音楽の選曲(画面63)及び各種音楽設定(画面67)、外部入力選択(画面64)、オーディオ機能のON・OFF(画面71)、ボリューム(画面72)、携帯電話の通話情報(画面73)、携帯電話の設定(画面74)等が表示される。
その他にも、オーディオ関連の基本画面60として、携帯音楽プレーヤ47(図1参照)やフラッシュメモリ48(図1参照)等のメディア内からの音楽の選曲及び各種設定、音質設定、携帯電話の通話時間等の情報を表示することもできる。
そして、運転者は、ステアリング3に設けられたオーディオスイッチ18を操作することにより、基本画面50に割り込ませて、オーディオ関連の基本画面60としての画面61〜74を選択して表示させることができる。また、オーディオスイッチ18を操作することにより、選曲や音量コントロール等、オーディオ関連の操作を行うことができる。具体的には、オーディオスイッチ18を構成する各機能が割り当てられたスイッチを押すことにより、前記の操作を行う。
基本画面50としてスマートフォン情報(画面58)を選択して表示させ、この状態で表示スイッチ17のセットスイッチ17cを引くことにより、図4に示すスマートフォン連携画面80に移動する。
図4に示すように、運転者は、スマートフォン連携画面80を多機能ディスプレイ11に表示させ、スマートフォン45等の情報を確認し、スマートフォン45等の操作を行うことができる。
具体的には、基本画面50のスマートフォン情報(画面58)でセットスイッチ17cを操作すると、スマートフォン45等の機能を示すアイコン81aを選択可能な選択画面81が表示される。アイコン81aは、車両情報を送信する機能を示すものである。
この状態で表示スイッチ17の送りスイッチ17aまたは戻りスイッチ17bを引くことにより、その他の機能の示すアイコン、例えば、メール機能を示すアイコン83a、気象情報表示を示すアイコン90a、基本画面50へと戻すアイコン93a等を選択可能に表示する選択画面83、90、93を表示させることができる。
選択画面81において、車速情報の送信を示すアイコン81aを選択することにより、車速や走行制御の状態等の情報をスマートフォン45へと送信することができる。具体的には、アイコン81aを選択した状態(例えば、ハイライト表示等)で、表示スイッチ17のセットスイッチ17cを引くことにより、情報送信中であることを示す画面82が表示され、データ送信が行われる。これにより、スマートフォン45のアプリケーションを利用して、走行状態の解析等を行うことができる。
例えば、車速や燃費等のデータをスマートフォン45のアプリケーションを利用して演算して記録し、グラフ化して履歴表示することもできる。更に、その情報を多機能ディスプレイ11に表示させることも可能である。
また、選択画面83を表示させ、メール機能を示すアイコン83aを選択すると(セットスイッチ17c)、メールの送受信状況や、メール本文の内容を表示して確認することができる(画面84)。ここで、送りスイッチ17aまたは戻りスイッチ17bを引くことにより、画面をスクロールして内容を表示することができる(画面84〜86)。
尚、メール送受信機能についても、スマートフォン45の様々なアプリケーションを実行することができる。例えば、予めメール返信のための定型文(例えば、「只今、運転中です。」、「後で連絡します。」等)を用意しておき、運転中であっても安全且つ容易にメールの返信ができるようにしても良い。
具体的には、画面85で定型文返信機能を示すアイコン85aを選択して(セットスイッチ17c)画面87へと移行し、画面87で、送りスイッチ17aまたは戻りスイッチ17bにより選択アイコン87aを移動させて定型文を選択(セットスイッチ17c)すれば良い。このように、簡単な操作でメールの返信を行うことができる。
そして、定型文の送信が完了したら、または選択画面に戻すためのアイコン86a、88aを選択してセットスイッチ17cを引いたら、スマートフォン45の機能を選択する画面83へと戻る。
尚、走行中にメールを受信したら、多機能ディスプレイ11にその他の表示をしていた場合であっても運転者に受信を知らせる画面を割り込んで表示させ、その後、選択画面83またはメール内容を表示する画面84へと表示内容を変更しても良い。これにより、メールを受信したら直ちにその内容を確認することができる。
また、選択画面90で気象情報表示を示すアイコン90aを選択してセットスイッチ17cを引くことにより、現在地の気象情報(画面91)や目的地の気象情報(92)等を多機能ディスプレイ11に表示させることができる。表示させる気象情報は、スマートフォン45によって外部サイトからの情報を受信すれば良い。尚、その他の気象情報、例えば、予め選択した地点について、気温、湿度、日射、降水状況等についての現在観測値や予報値等を表示することも可能である。
選択画面93で基本画面50に戻るアイコン93aを選択してセットスイッチ17cを引くことにより、多機能ディスプレイ11の画面表示を基本画面50に戻すことができる。
以上説明した通り、本実施形態に係る車両用表示装置10によれば、スマートフォン45等を双方向通信可能に接続し、スマートフォン45の情報を多機能ディスプレイ11に表示させることができると共に、非常に簡単な操作で、スマートフォン45を操作することができる。また、車両の走行状態に関連する情報をスマートフォン45に送信することもできる。
これにより、スマートフォン45等では、様々なアプリケーションに応用することができる。例えば、メールを受信した際、車速情報等から走行中であるか否かを判断し、走行中であれば、運転者が操作をしなくても全て自動で定型文の返信を行うようにしても良い。これにより、運転を阻害せず、より安全性を高めることができる。
また、スマートフォン45のナビゲーション機能を利用して、または車載ナビゲーションと連携させて、自動返信する定型文にナビゲーション情報を付加することもできる。例えば、「現在、○○市を移動中です。」、「○○方面へ移動中です。」、「あと○○分で目的地に到着します。」等の文章を返信することができる。
また更に、受信したメールの内容をアプリケーションによって自動読み上げさせて、車両スピーカ34(図1参照)を通じて車室内へ音声出力しても良い。また、運転者の音声を入力し、アプリケーションに文字変換させて、メールの返信文を作成しても良い。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 車両
2 車室
5 フロントガラス
10 車両用表示システム
11 多機能ディスプレイ
12 通信部
14 電源
15 無線通信部
17 表示スイッチ
18 オーディオスイッチ
20 オーディオBOX
41 車速検出器
42 カメラ
45 スマートフォン
46 タブレット型情報端末
47 携帯音楽プレーヤ
48 フラッシュメモリ

Claims (4)

  1. 車両の内部に設けられ情報通信端末を配置する配置部と、
    前記配置部に配置された前記情報通信端末に前記車両から電力を供給する充電手段と、
    前記配置部に配置された前記情報通信端末と双方向に通信を行う通信制御手段と、
    前記車両の内部に配置され前記通信制御手段を介して入出力される前記情報通信端末の情報を表示する表示手段と、
    前記車両のステアリング部に設けられる操作手段と、を備え、
    前記操作手段は、前記表示手段の表示及び設定の操作が可能であると共に、前記通信制御手段を介して前記情報通信端末の操作が可能であることを特徴とする車両用表示システム。
  2. 前記表示手段は、前記操作手段よりも前方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示システム。
  3. 前記表示手段は、表示内容を前記車両のフロントガラスに投影して表示することを特徴とする請求項2に記載の車両用表示システム。
  4. 前記車両またはその周囲の状況を検出する検出手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記検出手段で検出した情報を表示可能であり、
    前記通信制御手段は、前記検出手段で検出した情報を前記情報通信端末へ送信可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の車両用表示システム。
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