JP2014096505A - バックライトおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源として複数の線状光源を用いたバックライトを備える液晶表示装置において青色光による色度の境界を目立たなくする。
【解決手段】青色光を発するLEDチップと青色光によって励起して青色光よりも長波長の光を発する蛍光体とを組み合わせることにより青色光と長波長の光との合成光を発する複数のLEDを直線状に間隔をおいて基板に実装することによりLEDバー(線状光源)を作製する(工程P1)。LEDバーにおけるLEDが発する青色光のピーク波長の平均である平均ピーク波長の隣接するLEDバーの間での差であるピーク波長差が規定値以下となるように複数のLEDバーを組み合わせる(工程P2)。さらに、組み合わされたLEDバーを一直線に並ぶように接合して導光板に組み込む(工程P3)。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数のLEDを有する線状光源を備えたバックライトおよびその製造方法に関するものである。
近年、液晶表示装置のバックライトとして、長寿命であり、かつ消費電力の少ないLEDを光源として用いたバックライトが普及してきている。このようなバックライトには、通常、白色LEDが用いられる。白色LEDは、一般に、青色LEDと蛍光体とを組み合わせて構成されている。このような白色LEDにおいては、青色LEDチップから発される青色光と、蛍光体がこの青色光で励起されることによって発する光との混色によって白色光が得られる。例えば、蛍光体として緑色蛍光体および赤色蛍光体を用いた白色LEDでは、緑色蛍光体および赤色蛍光体を青色光で励起することにより得られた緑色光および赤色光と、青色光とを混色することで白色光を得ている。
このような白色LEDをバックライトに用いるには、直下方式バックライトまたはエッジライト方式バックライトが適用される。直下方式バックライトは、各白色LEDが直接光を液晶パネルの背面に照射する。一方、エッジライト方式バックライトは、白色LEDの光を導光板の側端部から入射させ、当該光を導光板の出射面から出射させて液晶パネルの背面に照射する。
このうち、エッジライト方式バックライトでは、通常、複数の白色LEDが導光板の側端部に配置される。このため、白色LEDは、例えば、液晶表示装置への組み込みが容易になるように、基板などに、導光板の側端部に沿って直線状に配置された状態で実装されて直線状の光源として提供される(例えば特許文献1の図12参照)。
特表2011−504605号公報(2011年2月10日公表)
上記のような線状光源は、通常複数組み合わされることが多い。このように組み合わされた複数の線状光源を備えるバックライトでは、以下のような問題が生じる場合がある。
バックライトに用いられる白色LEDは、通常、前述のように、青色LEDと蛍光体とを組み合わせて構成されるので、蛍光体の濃度等を最適に決定しても、蛍光体が所望の濃度や量になるように蛍光体層を形成することは非常に困難である。このため、製造時に蛍光体の濃度や量が白色LED間で均一にならない。また、青色LEDも発光層の特性も製品間でばらつきがあることから、白色LED間で青色光のピーク波長にばらつきがある。このため、蛍光体の励起光と青色LEDの青色光との光強度のバランスにばらつきが生じるので、白色LED間で色度もばらついてしまう。
このため、線状光源に用いる白色LEDは、青色光のピーク波長を所定の範囲にランク分けして、同ランクの白色LEDを単一の線状光源に実装していた。青色光のピーク波長は、例えば次の表1にように2.5nmの範囲を持ったランクに分類される。また、線状光源における青色光のピーク波長は、線状光源に実装される全白色LEDにおける青色光のピーク波長の平均として得られる。
Figure 2014096505
隣接する線状光源に同一ランク(単一ランク)の白色LEDが実装されていれば、両線状光源間の青色光のピーク波長に相違はない。これに対し、隣接する線状光源に異なるランクの白色LEDが実装されている場合、両線状光源間の青色光のピーク波長に相違が生じる。この場合、両線状光源間での青色光のピーク波長の差が7.5nmより大きくなると、画面上に両線状光源に青色光による色度の境界が見えてしまう。
例えば、ランク“2”の白色LEDが実装された線状光源と、ランク“4”の白色LEDが実装された線状光源との間では、青色光のピーク波長の差が5.0nmであるので、色度の境界は見えない。また、ランク3の白色LEDが実装された線状光源と、ランク“4”の白色LEDが実装された線状光源との間では、青色光のピーク波長の差が2.5nmであるので、色度の境界は見えない。しかしながら、ランク“1”の白色LEDが実装された線状光源と、ランク“4”の白色LEDが実装された線状光源との間では、青色光のピーク波長の差が7.5nmであるので、色度の境界が見えてしまう。
上記のような色度の境界が見える現象は、両線状光源からの光が混合されることの少ない、線状光源に近い領域で、より顕著に現れる。このため、表示画像における表示色が不均一になるという不都合がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光源として複数の線状光源を用いたバックライトを備える液晶表示装置において青色光による色度の境界を目立たなくすることにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るバックライトの製造方法は、1次光を発するLED素子と前記1次光によって励起して前記1次光よりも長波長の2次光を発する蛍光体とを組み合わせることにより前記1次光と前記2次光との合成光を発する複数のLEDを直線状に間隔をおいて基板に実装することにより線状光源を作製する作製工程と、前記線状光源における前記LEDが発する前記1次光のピーク波長の平均である平均ピーク波長の隣接する前記線状光源の間での差であるピーク波長差が規定値以下となるように複数の前記線状光源を組み合わせる組合せ工程と、組み合わされた前記線状光源を一直線に並ぶように接合して導光板に組み込む組み込み工程とを含んでいることを特徴としている。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るバックライトは、1次光を発するLED素子と前記1次光によって励起して前記1次光よりも長波長の2次光を発する蛍光体とを組み合わせることにより前記1次光と前記2次光との合成光を発する複数のLEDが直線状に間隔をおいて配列されており、互いに一直線に並ぶように接合される複数の線状光源と、少なくとも一端側から入射する前記線状光源からの出射光を液晶パネルに面状に放射する導光板とを備え、複数の前記線状光源が、前記線状光源における前記LEDが発する前記1次光のピーク波長の平均である平均ピーク波長の隣接する前記線状光源の間での差であるピーク波長差が規定値以下となるとなるように組み合わされていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、色度の境界が見えないようにすることができるバックライトを提供することができるという効果を奏する。
本発明の各実施形態に共通する液晶表示装置の構成を示す斜視図である。 上記液晶表示装置におけるバックライトに用いられるLEDの構成を示す縦断面図である。 上記LEDの発光スペクトルを示すグラフである。 本発明の実施形態1に係る上記バックライトの製造の手順を示す製造工程図である。 上記バックライトに組み込まれるLEDバーを分類する方LEDバー組合せ装置の構成を示すブロック図である。 上記LEDバー組合せ装置によるLEDバーの組合せの手順を示すフローチャートである。 実施形態1の変形例に係るLEDバーの組合せにおいてLEDバーの接合部からピーク波長の平均が算出される範囲を示す図である。 本発明の実施形態2に係る上記バックライトの製造の手順を示す製造工程図である。 実施形態2に係るバックライトの製造に用いられるLEDバーにおけるLEDの配列パターンを示す図である。 実施形態2に係るバックライトの製造に用いられるLEDバーにおけるLEDの他の配列パターンを示す図である。
[液晶表示装置]
まず、本発明に係る各実施形態に共通する液晶表示装置の構成について以下に説明する。
〔液晶表示装置の構成〕
図1は、各実施形態に係る液晶表示装置1の概略構成を示す斜視図である。
図1に示すように、液晶表示装置1は、液晶パネル2と、バックライト3とを備えている。
液晶パネル2は、対向する2枚の透明基板間に液晶が満たされており、マトリクス状に構成される画素単位で液晶の配向状態を変化させることによって、バックライト3からの光の透過率を変更する。また、液晶パネル2は、表示面側に配置されるカラーフィルタ4を有している。カラーフィルタ4は、各画素を構成する3つの副画素毎に、赤(R),緑(G),青(B)の各色用のフィルタが形成されている。光が各フィルタを透過することによって、各フィルタの色の光を出射することができる。液晶パネル2においては、表示画像毎に決められる各画素の色に応じた赤(R),緑(G),青(B)の光色成分比に基づき、副画素に対応する液晶層の透過率が個別に調整されることによって、各画素が表示すべき色で表示される。
バックライト3は、液晶パネル2の背面側に配置されており、液晶パネル2の全面に光を照射するエッジライト方式バックライトである。このバックライト3は、導光板5およびLEDバー6,7を有している。
LEDバー6,7は、線状光源であり、導光板5における少なくとも一辺側の光が入射される端部に、互いに隣接するように配置されている。LEDバー6,7は、図1に示す例では下方の一辺側に配置されている。また、LEDバー6は液晶表示装置1の正面に向かって右側に配置され、LEDバー7は左側に配置されている。
LEDバー6,7は、それぞれ複数のLED9および基板8によって構成されている。また、LEDバー6,7は、液晶パネル2から放射される光に、LEDバー6,7の光における青色光のピーク波長の差に基づいた色度の境界が見えないように、ピーク波長の差が規定値である7.5nm以下となるように組み合わされている。
なお、LEDバー6,7の青色光のピーク波長は、LEDバー6,7にそれぞれ実装されるLED9が発する青色光のピーク波長の平均として求められる。
基板8は、細長い短冊状(直線状)に形成されており、LED9の外形サイズ(幅)よりやや広い幅を有している。この基板8は、LED9を実装する実装面に、LED9への給電のための図示しないプリント配線が形成されている。また、基板8の両端部または一方の端部には、プリント配線に接続される図示しない正極端子および負極端子が設けられている。この正極端子および負極端子に外部からの給電のための配線が接続されることにより、LED9が給電される。
LED9は、白色LEDであり、導光板5側に光を発するように基板8上に所定の間隔をおいて実装されている。この白色LEDは、後述するように、青色LEDと、青色LEDの青色光で励起する赤色蛍光体および緑色蛍光体とを含んでいる。
導光板5は、LEDバー6,7から入射する直線状の光を面状に放射するように、光を光放射面の各部から取り出せる構造を有している。
なお、液晶表示装置1では、バックライト3の光源として2つのLEDバー6,7を用いているが、3つ以上の複数のLEDバーを用いてもよい。
また、LEDバー6,7は、導光板5の下側(下辺側)配置されているが、それに限らず、液晶パネル2の左右の一方側や上側に配置されてもよい。あるいは、導光板5の対向する2辺側にLEDバー6,7と同様なLEDバーの対を設けてもよい。
また、液晶表示装置1において、後述の各実施形態について、特に下記の条件において良好な結果を生じる。
LED9のサイズ:4〜8mm×1〜4mm
LEDバー6,7におけるLED9のピッチ:0.5〜2.0cm
LEDバー6,7の長さ:30〜100cm(液晶表示装置1の画面サイズ31〜100インチに対して)
〔LEDの構成〕
図2は、前述のバックライト3に用いられるLED9としてのLED9の構成を示す縦断面図である。図3は、LED9の発光スペクトルを示すグラフである。
図2に示すLED9は、白色LEDであり、枠体11、LEDチップ12、リードフレーム13、ワイヤ14、樹脂15および蛍光体16,17を備えている。
枠体11は、リードフレーム13上に配置されている。また、枠体11は、ナイロン系材料にて形成されており、凹部11aを有している。凹部11aの傾斜面は、LEDチップ12の出射光を反射する反射面として形成されている。この反射面は、LEDチップ12の出射光を効率良く取り出すため、銀またはアルミニウムを含む金属膜で形成されることが好ましい。
リードフレーム13は、枠体11にインサート成形されている。リードフレーム13の上端部は、分割して形成されており、その一部が枠体11の凹部11aの底面において露出している。また、リードフレーム13の下端部は、所定の長さに切断されるとともに枠体11の外壁に沿って折曲され、外部端子をなしている。
LEDチップ12(LED素子)は、例えば、導電性基板を有するGaN系半導体発光素子であって、導電性基板の底面に底面電極が形成され、その逆の面に上部電極が形成されている。LEDチップ12の出射光(1次光)は、430〜480nmの範囲の青色光であり、450nm付近にピーク波長を有する。また、LEDチップ12は、凹部11aの底面に露出するリードフレーム13における上端部の一方側に導電性のロウ材によってダイボンドされている。さらに、LEDチップ12は、上部電極とリードフレーム13における上端部の他方側とがワイヤ14によってワイヤボンドされている。このように、LEDチップ12は、リードフレーム13と電気的に接続されている。
樹脂15は、凹部11a内に充填されることによって凹部11aを封止している。また、樹脂15は波長の短い1次光に対して耐久性の高いことが要求されるため、シリコーン樹脂が好適に用いられる。
蛍光体16,17は、樹脂15に分散されている。蛍光体16は、1次光よりも長波長の緑色(ピーク波長が500nm以上550nm以下)の2次光を発する緑色蛍光体であり、例えばEu賦活βサイアロンの蛍光体材料からなる。一方、蛍光体17は、1次光よりも長波長の赤色(ピーク波長が600nm以上780nm以下)の2次光を発する赤色蛍光体であり、例えばCaAlSiN3:Euとを混合させた蛍光体材料からなる。このような蛍光体16,17を用いることにより、演色性の良好な3波長タイプのLED9を得ることができる。
上記のように構成されるLED9では、LEDチップ12から出射される1次光が樹脂15を通過するにつれ、その一部が蛍光体16,17を励起し2次光に変換される。1次光と2次光とが混合された出射光(合成光)は、ほぼ白色光となって外部に放射される。
図3は、LED9の発光スペクトルを示すグラフであり、縦軸は強度(任意単位)、横軸は波長(nm)である。
図3に示すように、3波長タイプのLED9の発光スペクトルは、青色、緑色および赤色にピークを有するように分布しており、青色光のピークが最も大きい。また、LED9は、1次光における430〜480nmの範囲の波長を有する青色光によって励起して高効率に発光する特定の蛍光体16,17を用いている。これにより、液晶表示装置1の透過特性に合わせて調整されたスペクトル特性を有するLED9を得ることができる。
なお、液晶表示装置1において、LED9が含む蛍光体は、緑色蛍光体および赤色蛍光体であるが、これに限定されない。例えば、LED9は、緑色蛍光体および赤色蛍光体に代えて、青色LEDの青色光で励起する黄色蛍光体を含んでいてもよい。これにより、青色LEDの青色光と、黄色蛍光体の黄色光との混合によって、擬似白色を得ることができる。
[実施形態1]
本発明の実施形態1に係るバックライト3の製造方法について、図4〜図6を参照して説明する。
〔バックライトの製造〕
図4は、本実施形態に係るバックライト3の製造の手順を示す製造工程図である。
本実施の形態では、図4に示すように、まず、LEDバー6,7として用いられるLEDバー(LEDバー部品)を作製する(工程P1)。
工程P1では、LED実装装置(図示しない)を用いて、LED9を基板8の実装面に所定の間隔をおいて実装していく。実装されるLED9については、前述の表1に示すように、青色光のピーク波長(以降、単に「ピーク波長」と称する)でランクに分類されていない。このため、ピーク波長の区別なく選別したLED9を実装に用いる。したがって、作製されたLEDバー部品は、異なるランクのピーク波長のLED9が混在して実装されている。
LED実装装置においては、まず、基板8にクリーム半田を印刷しておき、テープに保持されたLED9をテープから外して基板8上に配置していく。そして、基板8をリフロー処理することによりクリーム半田を溶融して、LED9を基板に接合する。
続いて、上記のようにして作製されたLEDバー部品からLEDバー6,7として用いられる2つのLEDバー部品の組合せを決定する(工程P2)。
工程P2では、各LEDバー部品のピーク波長の平均に基づいてLEDバー部品をランクに分類し、当該ランクに基づいて、ピーク波長の差が7.5以下となる2つのLEDバー部品の組合せとしてLEDバー6,7を決定する。この処理は、後述するLEDバー組合せ装置21(図5参照)を用いて行われる。このLEDバー組合せ装置21については、後に詳しく説明する。
さらに、組み合わされたLEDバー6,7を導光板5に組み込んで、バックライト3を作製する(工程P3)。
工程P3では、図1に示すように、LEDバー6,7を、一直線状に並ぶように接合した状態で導光板5の一端側に配置する。
以上のような工程P1〜P3を経て、バックライト3が完成する。
〔LED組合せ装置〕
図5は、LEDバー組合せ装置21の構成を示すブロック図である。
図5に示すLEDバー組合せ装置21は、上記の工程P1において作製されたLEDバー部品をピーク波長でランクに分類し、ピーク波長の差が7.5nm以下となるランクのLEDバー部品の組合せを決定する装置である。このLEDバー組合せ装置21は、LEDバー部品の分類および組合せを行うために、メモリ22と、記憶部23と、表示部24と、演算処理部25とを備えている。
また、LEDバー組合せ装置21は、LED特性測定装置31から与えられるLEDバー部品の特性測定値に基づいて、ランクの分類およびLEDバー部品の組合せを行う。LED特性測定装置31は、LEDバー部品のピーク波長を測定する装置であり、LEDバー部品のLED9を全て発光させた状態で各LED9のピーク波長を測定して出力する。
なお、LED特性測定装置31は、LEDバー組合せ装置21の外部に設けられる構成となっているが、LEDバー組合せ装置21の一部として設けられていてもよい。
〈メモリ、記憶部および表示部の構成〉
メモリ22は、LED特性測定装置31からのLEDバー部品の特性測定値(各LEDバー部品における全てのLED9のピーク波長)を一時的に記憶したり、演算処理部25による演算処理で生じる演算データを一時的に記憶したりする揮発性のメモリである。特性測定値は、分類の対象となるLEDバー部品の全数について、LEDバー部品を特定できるように各LEDバー部品に付与されたコードが対応付けられた状態でメモリ22に記憶される。
記憶部23は、演算処理部25の演算処理によって得られたLEDバー部品の組合せの結果を保存する記憶装置であり、ハードディスク装置等によって構成されている。
表示部24は、上記の組合せの結果を表示するための表示装置である。
〈演算処理部の構成〉
演算処理部25は、LED特性測定装置31からのピーク波長に基づいて、LEDバー部品をランクに分類し、分類されたランクに基づいてLEDバー部品を組み合わせる処理を行う。演算処理部25は、上記の処理を実現するために、平均算出部26、波長ランク分類部27および組合せ決定部28を有している。
平均算出部26は、メモリ22に記憶されている、LED特性測定装置31から与えられるLEDバー部品における全てまたは一部のLED9のピーク波長の平均(平均ピーク波長)を算出することにより、LEDバー部品のピーク波長を求める。この平均算出部26は、求めたLEDバー部品のピーク波長を、LEDバー部品を特定できるように各LEDバー部品に付与されたコードを対応付けた状態でメモリ22に記憶させる。
波長ランク分類部27は、メモリ22に記憶されたLEDバー部品のピーク波長に基づいて各LEDバー部品をランクに分類する。ここで用いるランクは、前述の表1に示すLEDについて用いられるランクと同じ“1”〜“4”のランクである。この波長ランク分類部27は、分類した結果をLEDバー部品のコードと対応付けた状態でメモリ22に記憶させる。
組合せ決定部28は、ピーク波長の差が7.5以下となるようなランクのLEDバー部品の組合せとなるLEDバー6,7を決定して、記憶部23に記憶させる。また、組合せ決定部28は、記憶部23に保存されたLEDバー6,7の組合せ結果をコードとともに表示させる。
〈演算処理部の実現形態〉
演算処理部25における平均算出部26、波長ランク分類部27および組合せ決定部28の各ブロックは、以下のようにCPUを用いてソフトウェア(LED分類プログラム)によって実現される。つまり、このLED分類プログラムは、コンピュータをLEDバー組合せ装置21(平均算出部26、波長ランク分類部27および組合せ決定部28)として機能させる。
あるいは、上記の各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成されてもよいし、DSP(Digital Signal Processor)を用いたプログラムによる処理で実現されてもよい。
上記のソフトウェアのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)は、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体に記録されてもよい。本発明の目的は、当該記録媒体をLEDバー組合せ装置21に供給し、CPUが記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出して実行することによっても達成することが可能である。
上記の記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/BD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系を用いることができる。その他、上記の記録媒体としては、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることもできる。
また、LEDバー組合せ装置21を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記のプログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
〔LEDバー組合せ装置による処理〕
LEDバー組合せ装置21によるLEDバー6,7の組合せの決定について、図6のフローチャートを参照して説明する。図6は、その組合せの手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、まず、LED特性測定装置31からのピーク波長を、LEDバー部品に含まれるLED9の全数について取得し、メモリ22に記憶させる(ステップS1)。次いで、各LEDバー部品について、取得したピーク波長の平均を算出する(ステップS2)。
さらに、算出されたピーク波長に基づいて、LEDバー部品をランク“1”〜“4”のいずれかに分類する(ステップS3)。そして、分類されたランクに基づいて、LEDバー部品の組合せを決定する(ステップS4)。このとき、一方のLEDバー部品が特定されると、このLEDバー部品のピーク波長に対して7.5nm以下のピーク波長の差となるLEDバー部品がメモリ22に記憶されたコードおよびピーク波長に基づいて選択される。
このようにして、ピーク波長差が7.5以下となる2つのLEDバー6,7の組合せが決定される。
〔変形例〕
続いて、本実施形態の変形例について、図7を参照して説明する。
図7は、LEDバー6,7の接合部からピーク波長の平均が算出される範囲を示す図である。
本変形例では、図7に示すように、LEDバー6,7の組合せを決定するとき、LEDバー6,7の接合部分(接合端部)から所定の範囲Dに配置されたLED9についてのピーク波長の平均のみを用いる。これは、以下の理由による。一般に、LEDバー部品内で各LED9のピーク波長が急激に変わることは確率的にほとんどないので、色度の境界を生じさせるLEDバー部品の接合部付近のLEDチップのみ波長測定すればよい。また、LEDバー部品の全体のピーク波長の平均より、むしろ接合部分付近のピーク波長の平均がLEDバー部品の間で近いことが色度の境界を生じさせないために必要である。
範囲Dは、LEDバー6,7の長さに応じて異なるが、10〜20cmであることが好ましい。
このため、LED特性測定装置31は、各LEDバー部品について、範囲Dに配置されたLED9についてのみピーク波長を測定して、LEDバー組合せ装置21に与える。LEDバー組合せ装置21は、平均算出部26が、LED特性測定装置31から取得したピーク値に基づいて各LEDバー部品についてのピーク波長の平均を算出する。これにより、波長ランク分類部27は、このピーク波長の平均に基づいてLEDバー部品をランクに分類し、組合せ決定部28は、このようにして分類されたランクに基づいて、ピーク波長の差が7.5nm以下となるLEDバー部品の組合せを決定する。
〔実施形態の効果〕
上記のように、本実施形態では、LEDバー組合せ装置21を用いて、ピーク波長差が7.5nm以下となるLEDバー6,7の組合せを決定して、バックライト3に組み込む。これにより、LEDバー6,7のピーク波長の差による色度の境界が見えることを回避できる。
また、本実施形態では、LED9の実装後に、LEDバー部品のピーク波長を算出し、当該ピークに基づいて、LEDバー6,7の組合せを決定する。これにより、LEDバー部品をランクで管理すればよく、LED9をランクで管理する必要がなくなる。このように管理対象が大幅に少なくなることから、部品の管理を簡素化することができる。
しかも、変形例では、LEDバー部品の全数のLED9ではなく、LEDバー6,7の接合部分から範囲Dに配置されたLED9についてのピーク波長の平均をLEDバー部品のピーク波長として算出する。これにより、LEDバー6,7の組合せが、LEDバー部品の全てのLED9のピーク波長の平均ではなく、一部のLED9のピーク波長の平均によって決定されても、LEDバー6,7のピーク波長の差による色度の境界が見えることを回避できる。それゆえ、LEDバー部品においてピーク波長を測定するLED9の数が、LEDバー部品におけるLED9の全数に対して大幅に減少する。したがって、LEDバー部品におけるピーク波長の測定時間が大幅に短縮されるので、バックライト3の製造に要する時間を短縮することができる。
[実施形態2]
本発明に係る他の実施形態について、図8〜図10を参照して以下に説明する。
なお、本実施形態において、前述の実施形態1における構成要素と同等の機能を有する構成要素については、同一の符号を付記してその説明を省略する。
〔バックライトの製造〕
図8は、本実施形態に係るバックライト3の製造の手順を示す製造工程図である。
本実施の形態では、以下に説明するように、ピーク波長でランクに分類されていないLED9を用いてLEDバー6,7を作製する実施形態1と異なり、予めピーク波長でランクに分類されたLED9を用いてLEDバー6,7を作製する。
図8に示すように、まず、LED9をピーク波長について前述の表1に示すランクに分類されたLED9から、ランクに応じてLEDバー6,7に用いられるLED9を選別し、選別したLED9の配列を規定の実装ルールにしたがって決定する(工程P11)。
工程P11では、続く工程P12で行うLED9の実装に先立って、全てのLED9をランク“1”またはランク“4”の単一のランクに統一することを除外(禁止)する実装ルールを満たすようにLED9を選別する。また、工程P11では、選別したLED9の配列を、実装ルールにしたがったLEDバー6,7におけるLED9の配列パターンとして決定する。
この実装ルールに適合するLED9の配列パターンの具体例については、後に詳しく説明する。
次いで、LEDバー6,7として用いられるLEDバーを作製する(工程P12)。
工程P12では、実施形態1の工程P2(図4参照)と同様、LED実装装置を用いて、LED9を基板8の実装面に所定の間隔をおいて実装していく。LED実装装置に装着されるテープには、予め工程P11で選別されたLED9が上記の実装ルールにしたがって並ぶように保持されている。
さらに、実施形態1の構成P3と同様に、組み合わされたLEDバー6,7を導光板5に組み込んで、バックライト3を作製する(工程P13)。
以上のような工程P1〜P3を経て、バックライト3が完成する。
〔LEDの配列パターン〕
図9は、バックライト3の製造に用いられるLEDバー6,7におけるLED9の第1の配列パターンを示す図である。図10は、バックライト3の製造に用いられるLEDバー6,7におけるLED9の第2の配列パターンを示す図である。
図9および図10において、「LED配列」に記載された数字は、LEDバー6,7にそれぞれ配列されるLED9のランクを表している。また、図9および図10において、「ランク平均」に記載された数値は、LEDバー6,7におけるLED9のランクの平均を表している。さらに、図9および図10において、「ランク平均差」に記載された数値は、LEDバー6,7の間でのランクの平均の差を表している。
なお、以下に説明するLED9の第1および第2の配列パターンは、便宜上、LEDバー6,7にそれぞれ8個のLED9が実装される場合の配列パターンである。しかしながら、LEDバー6,7におけるLED9の実装個数が8個に限定されないのは勿論である。
また、第1および第2の配列パターンにおいては、LEDバー6,7におけるLED9の配列が入れ替わっていてもよい。
ここで、以下に説明する第1および第2の配列パターンでは、LEDバー6におけるLED9のランクの平均と、LEDバー7におけるLED9のランクの平均との差が、2.0以下となるようにLED9の配列が定められている。これは、ランク差が2.0以下では、次に説明するように、前述の色度の境界が見える条件であるピーク波長差が7.5nmより大きくならないからである。
ここで、LEDバー6,7におけるLED9のランクの平均の差について説明する。
表2は、2つのランクの間でピーク波長の最大の差(最大差)と最小の差(最小差)とを示している。最小差は、比較対象となる2つのランクのうちの小さいランクのピーク波長の最小値と、大きいランクのピーク波長の最大値との差で与えられる。一方、最大差は、比較対象となる2つのランクのうちの小さいランクのピーク波長の最大値と、大きいランクのピーク波長の最小値との差で与えられる。また、波長差平均は、上記の最大差と最小差との平均である。
例えば、ランク差が1となるランク“1”とランク“2”との比較では、次のように最小さと最大差とが得られる。最小差は、ランク“1”のピーク波長の最小値とランク“2”とのピーク波長の最大値との差(449.0−449.0)によって0となる。一方、最大差は、ランク“1”のピーク波長の最大値とランク“2”とのピーク波長の最小値との差(451.5−446.5)によって5.0となる。したがって、この場合は、波長差平均が2.5となる。
表2に示すように、ランク差が0〜2では、ピーク波長の最大差が7.5nm以下であるので、LEDバー6,7間で、これらのランク差が生じるLED9のランクを組み合わせることが可能である(OK)。これに対し、ランク差が3では、ピーク波長の最大差が7.5nmより大きいので、LEDバー6,7間で、3のランク差が生じるLED9のランクを組み合わせることは、色度の境界が見えるために不可である(NG)。
Figure 2014096505
例えば、LEDバー6,7のうちいずれか一方における全てのLED9がランク“1”であり、他方における全てのLED9がランク“4”である場合、ランク差が3であるため、LEDバー6,7の間でのピーク波長の差が7.5nmより大きい。この場合、LEDバー6,7の間での平均ランクの差が3であるので、このようなランク同士のLED9の組合せは使用できない。したがって、色度の境界が見えないようにするためには、LEDバー6,7におけるそれぞれのLED9のランクの平均の差が2.0以下に設定される。
〈第1の配列パターン〉
前述の実装ルールに適合するLEDバー6,7に対する第1の配列パターンのルールとしては、LEDバー6,7におけるLED9のランク平均を1.5〜3.5の範囲内に設定することが考えられる。このルールの場合、LED9がどのように配列されているLEDバー6,7を組み合わせても、前述の実装ルール(LEDバー6,7におけるそれぞれのLED9のランクの平均の差が2.0以下になる設定)に適合する。これにより、LEDバー6,7の組み合わせについては特に制約はない。
なお、LEDバー6,7内でのLED9の配列パターンは、LED9のランク平均が1.5〜3.5の範囲内となる条件を満たしておれば、それ以外に特に規定はない。ただし、より好ましいのは、異なるランクのLED9が交互に配列される配列パターンである。その具体例として、図9に示すように、LEDバー6,7の組合せA1〜A18が挙げられる。また、第1の配列パターンでは、LEDバー6,7のいずれか一方にランク“1”またはランク“4”のLED9を用いる場合、他方にランク“2”またはランク“3”のLED9を用いることを規定している。
組合せA1,A3では、LEDバー7の配列パターンにおいて、ランク“1”のLED9と、ランク“2”のLED9とが交互に配列される。また、組合せA2,A4では、LEDバー7の配列パターンにおいて、ランク“1”のLED9と、ランク“3”のLED9とが交互に配列される。これに対し、組合せA1,A2では、LEDバー6の配列パターンにおいて、全てランク“2”のLED9が配列される。また、組合せA3,A4では、LEDバー6の配列パターンにおいて、全てランク“3”のLED9が配列される。
組合せA5,A7では、LEDバー7の配列パターンにおいて、ランク“4”のLED9と、ランク“2”のLED9とが交互に配列される。また、組合せA6,A8では、LEDバー7の配列パターンにおいて、ランク“4”のLED9と、ランク“3”のLED9とが交互に配列される。これに対し、組合せA5,A6では、LEDバー6の配列パターンにおいて、全てランク“2”のLED9が配列される。また、組合せA7,A8では、LEDバー6の配列パターンにおいて、全てランク“3”のLED9が配列される。
組合せA9,A10では、LEDバー7の配列パターンにおいて、ランク“1”のLED9と、ランク“2”のLED9とが交互に配列される。また、組合せA11,A12では、LEDバー7の配列パターンにおいて、ランク“1”のLED9と、ランク“3”のLED9とが交互に配列される。これに対し、組合せA9,A11では、LEDバー6の配列パターンにおいて、ランク“4”のLED9とランク“2”のLED9とが交互に配列される。また、組合せA10,A12では、LEDバー6の配列パターンにおいて、ランク“4”のLED9とランク“3”のLED9とが交互に配列される。
組合せA13〜A18では、LEDバー7の配列パターンにおいて、ランク“1”のLED9と、ランク“4”のLED9とが交互に配列されるが、LEDバー6の配列パターンにおいて、LED9の配列が次のように異なる。
組合せA13では、全てランク“2”のLED9が配列される。組合せA14では、全てランク“3”のLED9が配列される。組合せA15では、ランク“4”のLED9と、ランク“2”のLED9とが交互に配列される。組合せA16では、ランク“4”のLED9と、ランク“3”のLED9とが交互に配列される。組合せA17では、ランク“1”のLED9と、ランク“2”のLED9とが交互に配列される。組合せA18では、ランク“1”のLED9と、ランク“3”のLED9とが交互に配列される。
組合せA13〜A18では、LEDバー7において、隣接するLED9のランク差が3となるが、LEDバー7における全てのLED9のランクが平均されるので、隣接するLED9の間で色度の境界は見えない。
上記のような第1の配列パターンでは、LEDバー6,7の間のランク平均差が2.0以下である。
〈第2の配列パターン〉
前述の実装ルールに適合するLEDバー6,7に対する第2の配列パターンのルールとしては、LEDバー6,7におけるそれぞれのLED9のランクの平均の差が2.0以下になる配列が考えられる。このルールの場合、LEDバー6,7内でのLED9の配列パターンは特に制約はない。ただし、より好ましいのは、異なるランクのLED9が交互に配列されたる配列パターンである。その具体例として図10に示すように、LEDバー6,7の組合せB1〜B13が挙げられる。
組合せB1〜B4では、LEDバー7の配列パターンにおいて、それぞれ、ランク“1”のLED9と、ランク“1”から“4”までいずれか1つのLED9とが交互に配列される。これに対し、組合せB1〜B4では、LEDバー6の配列パターンにおいて、全てランク“1”のLED9が配列される。
組合せB5〜B8では、LEDバー7の配列パターンにおいて、それぞれ、ランク“1”のLED9と、ランク“1”から“4”までいずれか1つのLED9とが交互に配列される。これに対し、組合せB5〜B8では、LEDバー6の配列パターンにおいて、全てランク“2”のLED9が配列される。
組合せB9〜B11では、LEDバー7の配列パターンにおいて、それぞれ、ランク“1”のLED9と、ランク“2”から“4”までいずれか1つのLED9とが交互に配列される。これに対し、組合せB9〜B11では、LEDバー6の配列パターンにおいて、全てランク“3”のLED9が配列される。
組合せB12では、LEDバー7の配列パターンにおいて、ランク“1”のLED9と、ランク“3”のLED9とが交互に配列される。また、組合せB13では、LEDバー7の配列パターンにおいて、ランク“1”のLED9と、ランク“4”のLED9とが交互に配列される。これに対し、組合せB12,B13では、LEDバー6の配列パターンにおいて、全てランク“4”のLED9が配列される。
上記のような第2の配列パターンでも、LEDバー6,7の間のランク平均差が2.0以下である。
〔実施形態の効果〕
上記のように、本実施形態では、LEDバー6,7のいずれか一方に全てランク“1”のLED9が実装され、他方に全てランク“4”のLED9が実装されることを回避するように、LEDバー6,7を作製する。このとき、上記のような規定の第1または第2の配列パターンにしたがって、基板8にLED9を実装する。このようにして作製されたLEDバー6,7をバックライト3に組み込むことにより、LEDバー6,7のピーク波長の差による色度の境界が見えることを回避できる。
〈第1の配列パターン〉
第1の配列パターンでは、LEDバー6,7のいずれか一方に、ランク“1”またはランク“4”のLED9を用いる場合、ランク“2”またはランク“3”のLED9と組み合わせることを規定している。
組合せA1〜A8では、LEDバー7においてランク“1”またはランク“4”のLED9を用いる場合、ランク“2”またはランク“3”のLED9と組み合わせることを規定している。これにより、LEDバー6,7のいずれか一方においてこのようにLED9を組み合わせると、ランクの平均が1.5以上となる。それゆえ、LEDバー6,7の他方に、全てランク“2”またはランク“3”のLED9を用いると、LEDバー6,7の間でのランク平均の差が1.5以下になる。
また、組合せA9〜A12では、LEDバー7においてランク“1”のLED9を用いる場合、ランク“2”またはランク“3”のLED9と組み合わせることを規定している。これにより、LEDバー6,7のいずれか一方においてこのようにLED9を組み合わせると、ランクの平均が1.5以上となる。それゆえ、LEDバー6,7の他方に、ランク“4”のLED9とランク“2”のLED9との組合せ、またはランク“4”のLED9とランク“3”のLED9との組合せを用いると、LEDバー6,7の間でのランク平均の差が2.0以下になる。
また、組合せA13〜A18では、LEDバー7においてランク“1”および“4”のLED9を用いる場合、ランク“2”またはランク“3”のLED9と組み合わせることを規定している。これにより、LEDバー6,7のいずれか一方においてこのようにLED9を組み合わせると、ランクの平均が1.5以上となる。それゆえ、全てランク“2”またはランク“3”のLED9を用いると、LEDバー6,7の間でのランク平均の差が1.5以下になる。また、LEDバー6,7の他方に、ランク“4”のLED9とランク“2”のLED9との組合せ、またはランク“4”のLED9とランク“3”のLED9との組合せを用いると、LEDバー6,7の間でのランク平均の差が2.0以下になる。さらに、LEDバー6,7の他方に、ランク“4”のLED9とランク“2”のLED9との組合せ、またはランク“1”のLED9とランク“3”のLED9との組合せを用いると、LEDバー6,7の間でのランク平均の差が2.0以下になる。
第1の配列パターンについては、LEDバー6,7のランク平均が1.5〜3.5の範囲に限定されるので、LEDバー6,7の間のランク平均差が2.0より大きくなることはない。このため、LEDバー6,7のランク分け、あるいはランクの識別をする必要がないというメリットがある。しかし、ランク“1”およびランク“4”の単一のランクのLED9をLEDバー6,7に実装することを禁止しているため、ランク“1”およびランク“4”のLED9の在庫が多い場合は、在庫のLED9をLEDバー6,7に実装できないというデメリットがある。
このように、第1の配列パターンによれば、どの組合せA1〜A18においても、LEDバー6,7の間でのランク平均の差を前述の2.0以下に抑えることができる。これは、LEDバー6,7におけるLED9のランク平均が1.5〜3.5の範囲内にあるため、LEDバー6,7の間でランク平均の差が2.0を越えることがないからである。これにより、色度の境界が見えることはない。また、ランク平均によるLEDバー6,7の組合せの規制がなくなるので、ランク平均を考慮して組み合わせるLEDバー6,7を区別しなくてもよい。しかも、異なるランクのLED9を交互に配列することにより、バランスよくLED9を利用しながら、それぞれのランクの中間値を平均として設定することができる。
〈第2の配列パターン〉
第2の配列パターンでは、LEDバー7においてランク“1”のLED9と組み合わされるLED9のランクに応じて、他方のLEDバー6に用いられるLED9のランク(単一ランク)が決定される。
組合せB1〜B8では、LEDバー7において、ランク“1”のLED9にランク“1”から“4”までのいずれかのLED9が組み合わされる場合、LEDバー6においては、単一のランク“1”またはランク“2”のLED9が用いられる。また、組合せB9〜B11では、LEDバー7において、ランク“1”のLED9にランク“2”から“4”までのいずれかのLED9が組み合わされる場合、LEDバー6においては、単一のランク“3”のLED9が用いられる。さらに、組合せB12,B13では、LEDバー7において、ランク“1”のLED9にランク“2”または“4”のLED9が組み合わされる場合、LEDバー6においては、単一のランク“4”のLED9が用いられる。
このように、第2の配列パターンによれば、LEDバー6,7のいずれか一方においてランク“1”のLED9と組み合わされるLED9のランクに応じて、他方に実装されるランク(単一ランク)が定まる。これにより、どの組合せB1〜B13においても、LEDバー6,7の間でのランク平均の差を前述の2.0以下に抑えることができる。これにより、色度の境界が見えることはない。しかも、LEDバー6,7のいずれか一方において、異なるランクのLED9を交互に配列することにより、バランスよくLED9を利用しながら、それぞれのランクの中間値を平均として設定することができる。
第2の配列パターンについては、LEDバー6,7のランク平均が1.0〜4.0の範囲に分布するので、ランク平均差が2.0以下になるように、隣り合うLEDバー6,7が組み合わされる。このため、LEDバー6,7のランク分け、あるいはランクの識別をする必要があるというデメリットがある。しかし、ランク“1”およびランク“4”の単一のランクのLED9を配列する配列パターンが存在する。これにより、第1の配列パターンと異なり、ランク“1”およびランク“4”のLED9の在庫が多い場合でも、当該LED9をLEDバー6,7に実装することができるというメリットがある。
[まとめ]
本発明の一態様に係るバックライトの製造方法は、1次光を発するLED素子(LEDチップ12)と前記1次光によって励起して前記1次光よりも長波長の2次光を発する蛍光体(蛍光体16,17)とを組み合わせることにより前記1次光と前記2次光との合成光を発する複数のLED(LED9)を直線状に間隔をおいて基板に実装することにより線状光源(LEDバー6,7)を作製する作製工程と、前記線状光源における前記LEDが発する前記1次光のピーク波長の平均である平均ピーク波長の隣接する前記線状光源の間での差であるピーク波長差が規定値以下となるように複数の前記線状光源を組み合わせる組合せ工程と、組み合わされた前記線状光源を一直線に並ぶように接合して導光板(導光板5)に組み込む組み込み工程とを含んでいる。
また、本発明の一態様に係るバックライト(バックライト3)は、1次光を発するLED素子(LEDチップ12)と前記1次光によって励起して前記1次光よりも長波長の2次光を発する蛍光体(蛍光体16,17)とを組み合わせることにより前記1次光と前記2次光との合成光を発する複数のLED(LED9)が直線状に間隔をおいて配列されており、互いに一直線に並ぶように接合される複数の線状光源(LEDバー6,7)と、少なくとも一端側から入射する前記線状光源からの出射光を液晶パネル(液晶パネル4)に面状に放射する導光板(導光板5)とを備え、複数の前記線状光源が、前記線状光源における前記LEDが発する前記1次光のピーク波長の平均である平均ピーク波長の隣接する前記線状光源の間での差であるピーク波長差が規定値以下となるとなるように組み合わされている。
上記の構成にといて、複数の線状光源は、組合せ工程により、ピーク波長差が規定値以下となるように組み合わされる。それゆえ、規定値を適宜設定することにより、バックライトから液晶パネルに光が照射されたときに、隣接する2つの線状光源の出射光のピーク波長差による色度の境界が見えることを防止することができる。
前記バックライトの製造方法は、前記作製工程において、前記線状光源を作製するために、各LEDが発する前記1次光の前記ピーク波長の区別なく選別した前記LEDを用い、前記組合せ工程が、各線状光源の前記平均ピーク波長を算出する平均算出工程と、算出された前記平均ピーク波長に基づいて前記線状光源を複数の異なる前記ピーク波長の範囲で規定されるランクに分類するランク分類工程と、前記ランクに基づいて、前記ピーク波長差が前記規定値以下となる前記線状光源の組合せを決定する組合せ決定工程とを含んでいることが好ましい。
上記の構成では、線状光源がピーク波長の区別なく選別したLEDを用いて作製される。また、算出された平均ピーク波長に基づいて、線状光源がランクに分類され、さらに、そのランクに基づいて、ピーク波長差が規定値以下となる線状光源の組合せが決定される。これにより、予めLEDをピーク波長に応じて区別しておく必要がなく、そのための管理も必要ない。これに代わり、線状光源をランクに応じて管理する必要があるが、管理対象としては大幅に削減される。したがって、部品の管理を簡素化することができる。
前記バックライトの製造方法において、前記平均算出工程において、前記平均ピーク波長を算出する対象となる前記LEDを、隣接する前記線状光源が接合される端部から所定の範囲に限定することが好ましい。
上記の構成では、前述のように、線状光源の全体の平均ピーク波長より、むしろ接合部分付近の平均ピーク波長が線状光源の間で近いことが色度の境界を生じさせないために必要であることから、平均ピーク波長を算出する対象が上記の範囲におけるLEDに限られる。これにより、線状光源においてピーク波長を測定するLEDの数が、線状光源におけるLEDの全数に対して大幅に減少する。したがって、線状光源における各LEDのピーク波長の測定時間が大幅に短縮されるので、バックライトの製造に要する時間を短縮することができる。
前記バックライトの製造方法は、前記組合せ工程に先立って、前記LEDを予め複数の異なる前記ピーク波長の範囲で規定されるランクに分類するLEDランク分類工程をさらに含み、前記組合せ工程が、前記第作製工程に先立って、隣接する2つの前記線状光源について、前記ピーク波長差が前記規定値より大きくなるような、それぞれ単一かつ互いに異なるランクの前記LEDの配列を、隣接する2つの前記線状光源のうちの一方について除外して、当該線状光源における前記LEDの配列を決定する配列決定工程を含んでいることが好ましい。
上記の構成では、隣接する2つの線状光源のうちの一方について、隣接する2つの前記線状光源について、前記ピーク波長差が前記規定値より大きくなるような、それぞれ単一かつ互いに異なるランクの前記LEDの配列が除外される。除外される配列としては、例えば、前述の表1に示されるランク“1”またはランク“4”のみの単一ランクのLEDによる配列である。このような配列を排除することにより、上記の一方の線状光源については、他のランクのLEDが配列されることになる。これにより、他方の線状光源に如何なるランクのLEDが配列されても、両線状光源の間でのピーク波長差を規定値以下に抑えることができる。
前記バックライトの製造方法は、前記組合せ工程に先立って、前記LEDを予め複数の異なる前記ピーク波長の範囲で規定されるランクに分類するLEDランク分類工程をさらに含み、前記組合せ工程が、前記作製工程に先立って、隣接する2つの前記線状光源について、前記ピーク波長差が前記規定値より大きくなるような、それぞれ単一かつ互いに異なるランクの前記LEDのうち、前記ピーク波長が短い範囲のランクの前記LEDと、全てのランクのうちのいずれか1つの前記LEDとを組み合わせて、隣接する2つの前記線状光源のうちの一方について前記LEDの配列を決定し、当該LEDの組合せに応じて他方の前記線状光源について前記LEDの配列を決定する配列決定工程を含んでいることが好ましい。
上記の構成では、隣接する2つの線状光源のうちの一方について、ピーク波長差が規定値より大きくなるような、それぞれ単一かつ互いに異なるランクのLEDのうち、ピーク波長が短い範囲のランクのLEDと、当該LEDと異なるランクのLEDとを組み合わされる。ピーク波長が短い範囲のランクのLEDとしては、例えば、前述の表1に示されるランク“1”のLEDであり、このLEDと組み合わされるのは、ランク“2”〜ランク“4”のいずれかのLEDである。これにより、予め一方の線状光源におけるLEDの配列を決定しておけば、それに応じて、他方の線状光源におけるLEDの配列を決定することができる。それゆえ、バランスよく、LEDを利用することができる。
前記バックライトの製造方法および前記バックライトにおいて、前記1次光が青色光であることが好ましい。これは、LEDの光において青色光のピークが最も大きいことから、当該ピークによる色度の境界を目立たないように規定値を設定することが望ましいからである。
前記バックライトの製造方法および前記バックライトにおいて、前記規定値が7.5nmであることが好ましい。これは、青色光に対して規定値が7.5nmとなるからである。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明に係るバックライトの製造方法は、複数のLEDが実装された線状光源(LEDバー)を複数組み合わせて用いるバックライトの製造に好適に利用できる。
1 液晶表示装置
2 液晶パネル
3 バックライト
5 導光板
6 LEDバー(線状光源)
8 基板
7 LEDバー(線状光源)
9 LED
12 LEDチップ(LED素子)
16 蛍光体
17 蛍光体
21 LEDバー組合せ装置
22 メモリ
23 記憶部
24 表示部
25 演算処理部
26 平均算出部
27 波長ランク分類部
28 組合せ決定部
31 LED特性測定装置

Claims (10)

  1. 1次光を発するLED素子と前記1次光によって励起して前記1次光よりも長波長の2次光を発する蛍光体とを組み合わせることにより前記1次光と前記2次光との合成光を発する複数のLEDを直線状に間隔をおいて基板に実装することにより線状光源を作製する作製工程と、
    前記線状光源における前記LEDが発する前記1次光のピーク波長の平均である平均ピーク波長の隣接する前記線状光源の間での差であるピーク波長差が規定値以下となるように複数の前記線状光源を組み合わせる組合せ工程と、
    組み合わされた前記線状光源を一直線に並ぶように接合して導光板に組み込む組み込み工程とを含んでいることを特徴とするバックライトの製造方法。
  2. 前記作製工程において、前記線状光源を作製するために、各LEDが発する前記1次光の前記ピーク波長の区別なく選別した前記LEDを用い、
    前記組合せ工程は、
    各線状光源の前記平均ピーク波長を算出する平均算出工程と、
    算出された前記平均ピーク波長に基づいて前記線状光源を複数の異なる前記ピーク波長の範囲で規定されるランクに分類するランク分類工程と、
    前記ランクに基づいて、前記ピーク波長差が前記規定値以下となる前記線状光源の組合せを決定する組合せ決定工程とを含んでいることを特徴とする請求項1に記載のバックライトの製造方法。
  3. 前記平均算出工程において、前記平均ピーク波長を算出する対象となる前記LEDを、隣接する前記線状光源が接合される端部から所定の範囲に限定することを特徴とする請求項2に記載のバックライトの製造方法。
  4. 前記組合せ工程に先立って、前記LEDを予め複数の異なる前記ピーク波長の範囲で規定されるランクに分類するLEDランク分類工程をさらに含み、
    前記組合せ工程は、前記第作製工程に先立って、隣接する2つの前記線状光源について、前記ピーク波長差が前記規定値より大きくなるような、それぞれ単一かつ互いに異なるランクの前記LEDの配列を、隣接する2つの前記線状光源のうちの一方について除外して、当該線状光源における前記LEDの配列を決定する配列決定工程を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のバックライトの製造方法。
  5. 前記組合せ工程に先立って、前記LEDを予め複数の異なる前記ピーク波長の範囲で規定されるランクに分類するLEDランク分類工程をさらに含み、
    前記組合せ工程は、前記作製工程に先立って、隣接する2つの前記線状光源について、前記ピーク波長差が前記規定値より大きくなるような、それぞれ単一かつ互いに異なるランクの前記LEDのうち、前記ピーク波長が短い範囲のランクの前記LEDと、全てのランクのうちのいずれか1つの前記LEDとを組み合わせて、隣接する2つの前記線状光源のうちの一方について前記LEDの配列を決定し、当該LEDの組合せに応じて他方の前記線状光源について前記LEDの配列を決定する配列決定工程を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のバックライトの製造方法。
  6. 前記1次光が青色光であることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のバックライトの製造方法。
  7. 前記規定値が7.5nmであることを特徴とする請求項6に記載のバックライトの製造方法。
  8. 1次光を発するLED素子と前記1次光によって励起して前記1次光よりも長波長の2次光を発する蛍光体とを組み合わせることにより前記1次光と前記2次光との合成光を発する複数のLEDが直線状に間隔をおいて配列されており、互いに一直線に並ぶように接合される複数の線状光源と、
    少なくとも一端側から入射する前記線状光源からの出射光を液晶パネルに面状に放射する導光板とを備え、
    複数の前記線状光源が、前記線状光源における前記LEDが発する前記1次光のピーク波長の平均である平均ピーク波長の隣接する前記線状光源の間での差であるピーク波長差が規定値以下となるように組み合わされていることを特徴するバックライト。
  9. 前記1次光が青色光であることを特徴とする請求項8に記載のバックライト。
  10. 前記規定値が7.5nmであることを特徴とする請求項9に記載のバックライト。
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