JP2014092014A - 仕切り構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、仕切り構造において、従来の構成が有していた課題とされる緊急時の備蓄資材としての収納性・持ち運び・簡便で確実な設営・耐久性・美観などの観点から最適な手段を考案し、顧客ニーズに応える。
【解決手段】長方体の板状体で折り曲げ可能な第1仕切り部材1と、第2仕切り部材2と、柱状の基体に十文字溝が形成された第1連結部材3とを係合させて連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分する仕切り構造が可能な手段を用いている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、仕切り部材と連結部材と床部材を用いて部材どうしが係合されて連結し仕切りが構成されており、ボランティアなどが避難所において避難者の居住スペースを簡便に設営できるようにした仕切り構造に関する。
例えば、地震関連の文献等によると、今後30年に70%の確立でマグニチュード7を超える主な巨大地震として首都直下地震や東海地震、東南海・南海地震が想定されている。このような災害が発生した際に、避難所として小中学校などの公共施設が使用されている。そこでは、避難生活者への援助として水や食糧といった生命に関する物資の他に、避難場所を設営するための物資を備蓄しておくことは重要と考えられる。避難所での混乱を避けると同時に、避難生活者の精神的な負担を軽減するプライバシー確保が一時的にできる生活スペースを囲う仕切り構造は不可欠と考えられる。そこで、避難所において簡易に仕切りが設営できることを目的とした仕切り構造について、次のような先行技術文献が公開されている。
以下、先行技術文献について説明する。「段ボール製間仕切り構造(例えば、特許文献1)」は、一種類の間仕切り板を複数連結配置して成る段ボール製間仕切り構造であって、間仕切り板は中折り目と端板を備えており、端板が重なり合う位置に設けた連結穴部に連結材を挿入して連接される方法が用いられている。
また、この方法によると、一種類のダンボール製間仕切り板を用いて側壁仕切り板と床面敷き板が兼用されており、1組の囲いを形成するのに3枚の前記ダンボール製間仕切り板が使用されている。
更に、1組の囲いの形成において、2枚のL形側壁仕切り板を連結材を用いてコの字形につなぎ合せ、板面を縦向きにして下側連結部と、1枚の床面敷き板の両端部をL形に折り曲げて連結部どうしを連結材で連結されており、特許文献1と本発明とは、以下に示すような機能および構成が異なっている。
特開2006−328834号公報
以上に述べた先行技術文献の実施例から予想される課題として、特許文献1はダンボール製間仕切り板と連結材を用いて、ダンボール製間仕切り板を折り曲げて連結されており、1組の囲い面積が限定されており、囲いどうしを連結すると側壁仕切り板の一部に開口部が形成されて十分な間仕切りが出来ていないものと考えられる。更に、側壁仕切り板の外力による転倒防止を考慮するとダンボール仕切り板素材の板厚増による重量増加につながり、連結穴同士を位置合わせして連結材を挿入する方法は穴数が多く面倒な作業になることが予想され、緊急時の備蓄資材としての収納性・持ち運び・簡便で確実な設営・耐久性・美観などが課題として挙げられる。
本発明は、従来の構成が有していた課題を解決しようとすると同時に、被災時の備蓄資材として収納性及び持ち運びが容易で、簡便で確実な安定した設営を可能に構成し、耐久性及び美観の確保などの観点からも最適な仕切り構造を考案し、それを実現させることを目的としている。
上記目的に到達するのに本発明では、その課題を解決するために用いられている手段について、以下に説明する。長方形の板状体であって長手方向所定位置で折り曲げ可能な第1本体部と、第1本体部の両端に折り曲げ可能に連接された連結片とを有する第1仕切り部材と、長方形の板状体からなる第2本体部と、第2本体部の両端に折り曲げ可能に連接された連結片とを有する第2仕切り部材と、柱状の第1基体に軸方向に十文字溝が形成され、十文字溝の交差位置に溝側壁と所定隙間を隔てて突起が形成された第1連結部材とを用い、第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片を第1連結部材の十文字溝に係合させて第1仕切り部材及び第2仕切り部材を連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分けする仕切り構造である。更に、第1仕切り部材と第2仕切り部材と第1連結部材の部材のみを用いて収容人数に相応する小空間の仕切り構造の構成を可能にされており避難所の収容空間に応じた臨機応変な小空間に区分けする設営を可能にしている。
また、第1連結部材の十文字溝の幅が、第1仕切り部材の連結片及び第2仕切り部材の連結片の少なくとも一方を二枚重ね合わせて係合可能な幅で形成されており、更に、第1連結部材の十文字溝の角部には第1仕切り部材及び第2仕切り部材の一カ所〜四カ所のコーナーに用途に応じて自在に係合可能にさせている。
また、柱状の第2基体に軸方向に十文字二段溝が形成された第2連結部材をさらに用い、第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片を第1連結部材の十文字溝及び第2連結部材の十文字二段溝の少なくとも一方に係合させ、十文字一段溝には第1仕切り部材及び第2仕切り部材のコーナー上下面を係合させて連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分けする仕切り構造であり、第1連結部材は第1仕切り部材及び第2仕切り部材のコーナーで使用され、第2連結部材は第1仕切り部材及び第2仕切り部材のコーナー及び連結片どうしを二枚重ね合わせて連結される方法が用いられている。
また、第2連結部材の十文字二段溝の幅及び十文字一段溝の幅は、十文字二段溝の幅が第1仕切り部材の連結片及び第2仕切り部材の連結片の少なくとも一方を二枚重ね合わせて係合可能な幅であり、十文字一段溝は第1仕切り部材のコーナー上下面及び第2仕切り部材のコーナー上下面に対向するように係合可能な幅である構成であり、十文字二段溝の直線状溝では第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片どうしが係合されて二枚重ね合わせ面を密接させ、第2仕切り部材の連結片を通路側に向けて可動可能に係合されている。
また、第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片が、切り込み又は折り曲げ筋によって第1本体部及び第2本体部に対して折り曲げ可能に連接され、第1連結部材の十文字溝に形成された突起に切り込み又は折り曲げ筋が対向するように、第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片を第1連結部材の十文字溝に係合させる仕切り構造であり、第1連結部材の十文字溝の片側に第1仕切り部材及び第2仕切り部材を係合させても連結可能にされている。
また、第1仕切り部材及び第2仕切り部材が段ボールから構成されており、第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片はリブとしても活用されるものであり、折り曲げ部は片側ライナーを切断して切り込み及び片側ライナーに折り目の窪みを付けた折り曲げ筋を設けて折り曲げ及び折畳みが可能に形成されている。
また、第1連結部材が、第1連結部材の十文字溝に第1仕切り部材及び第2仕切り部材のコーナー上下面で対向させて係合連結されており、第1連結部材を上下に対向させて配置することによって支柱の役割を兼用させている。
更に、長方形板状体の長手方向に第1連結部材の配置間隔で折り曲げ可能な第1床体部と、第1床体部の両端に折り曲げ可能に連接された端床体を有し、板幅方向の結合面より第1連結部材の配置間隔の中心位置及び折り曲げ位置に係合穴が設けられた第1床部材と、長方形板状体の長手方向に第1連結部材の配置間隔で折り曲げ可能な第2床体部と、第2床体部の両端に折り曲げ可能に連接された端床体を有し、第1連結部材の配置間隔と同じ板幅の結合面で形成され、結合面間の中心位置に連結部材が係合可能な係合穴を有する第2床部材とを用い、第1床部材及び第2床部材の係合穴に第1連結部材又は第2連結部材を係合させて第1仕切り部材及び第2仕切り部材を連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分けする仕切り構造が構成されており、水平力による第1連結部材又は第2連結部材の水平方向動きを規制し、各部材間を安定して保持させている。
更に、第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片は第2連結部材の十文字二段溝の直線状溝に係合させて転倒防止と補強を兼ねて構成されており、第2連結部材の十文字二段溝の直線状溝には第2仕切り部材の連結片を通路側に向けて可動可能に係合され、開閉扉としての機能を発揮させている。
更に、第1仕切り部材及び第2仕切り部材が隣接して仕切りが形成される箇所において、第1仕切り部材の代わりに第2仕切り部材が用いる事が可能であり、第2仕切り部材どうしでは一方を省略して連結することも可能に構成されている。
更に、第1仕切り部材及び第2仕切り部材は、折り畳んでコンパクトな梱包にして運搬及び収納性を向上させている。上記の手段により課題を解決し、目的到達が企図されている。
本発明の仕切り構造は、上述されている手段によって以下に示されるような効果が所望されるものであり、第1仕切り部材及び第2仕切り部材と第1連結部材及び第2連結部材で構成されており、更に、第1床部材及び第2床部材を用いた構成を可能にしており、第2仕切り部材は開閉扉としても活用され、第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片は転倒防止のリブを兼用しており、第1床部材及び第2床部材は敷物としても使用できるものであり、それぞれの部材によって十分な機能を発揮させている。
更に、第1仕切り部材及び第2仕切り部材は、それぞれの部材どうしが二枚重ね合って連結される箇所においては、第1仕切り部材及び第2仕切り部材の何れかの部材を省略して連結できるものであり、何れかの仕切り部材を節減できる効果を有している。
更に、第1仕切り部材と第2仕切り部材は、軽量で折畳んでコンパクトに梱包できるので持ち運びが容易であり、耐久性に優れた素材の選定が可能で繰り返し利用ができるものであり、更に、備蓄資材倉庫のスペースが小型化できる利点を有している。
更に、避難所での仕切り構造の設営は、床部材によって位置合わせが容易になり、床面に敷いた床部材の係合穴に連結部材を嵌め込み、連結部材の溝に合せて仕切り部材を差し込むことにより連結されて設置できるようにされており、ボランティアなどが短時間で簡便に大量の設営が可能になり、被災時に避難所での混乱を軽減させるのに役立たせている。
更に、仕切り部材は、カラフルな素材を用いることにより避難所での区割り設定が容易になり、避難生活者の緊張を和らげるのに役立ち、色分けによって識別効果を高めるものであり、美観の観点からも意匠性の効果が発揮ができるものである。以上に記述されているように、本発明の効果が所望できるものである。
本発明の実施形態の一例を示す第1仕切り部材の等角投影図 本発明の実施形態の一例を示す第2仕切り部材の等角投影図 本発明の実施形態の一例を示す第1連結部材の等角投影図 本発明の実施形態の一例を示す第2連結部材の等角投影図 本発明の実施形態の一例を示す仕切り構造の等角投影図 本発明の実施形態の一例を示す仕切り構造の請求項3の等角投影図 本発明の図5の水平方向の部分拡大断面図 本発明の図6の通路側下部の部分拡大斜視図 本発明の図6の戸開き時の平面図 本発明の図6を一対にした二枚重ね仕切り板の平面図 本発明の図6を一対にした一枚仕切り板の平面図 本発明の図6の仕切り面積を変えて4連結した平面図 本発明の図11を5連結にして2列に設営時の等角投影図 本発明の図9B部の横曲げ仕切り板を係合させた拡大断面図 本発明の図12C部の横曲げ仕切り板を係合させた拡大平面図 本発明の図10A部の縦曲げ仕切り板を係合させた拡大平面図 本発明の実施形態の一例を示す第1床部材の等角投影図 本発明の実施形態の一例を示す第2床部材の等角投影図 本発明の実施形態の一例を示す仕切り構造の等角投影図 本発明の実施形態の一例を示す床部材つなぎの等角投影図
以下、本発明の実施形態の一例について図1〜図20に基づいて説明する。各部材の単体が図1〜図4及び図17、図18、図20に示されており、基本的な構成が図5〜図9、図19に示されている。更に、避難所で設営された状態が図10〜図13に示されており、仕切り部材と連結部材の係合された状態の詳細が図14〜図16に示されている。また、図において、位置関係を示すのに仕切り構造5の端部を端側、一対に連結される側を一対の連結側、開閉扉側を通路側、連続して連結される側を連続連結側、仕切り構造の中央部を仕切り構造の中央として表示されている。
請求項1に記載されているように、図1に示される長方形の板状体であって長手方向所定位置で折り曲げ12可能な第1本体部11と、第1本体部11の両端に折り曲げ可能に連接された連結片14とを有する第1仕切り部材1と、図2に示される長方形の板状体からなる第2本体部21と、第2本体部21の両端に折り曲げ可能に連接された連結片23とを有する第2仕切り部材2と、図3に示される柱状の第1基体31に軸方向に十文字溝32が形成され、十文字溝32の交差位置に溝側壁34と所定隙間35を隔てて突起33が形成された第1連結部材3とを用い、第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の連結片14、23を第1連結部材3の十文字溝32に係合させて第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2を連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分けする図5で示される仕切り構造5である。更に、第1仕切り部材1と第2仕切り部材2と第1連結部材3の部材を用いて収容人数に相応するスペースの仕切り構造5の構成を可能にされており避難所の収容空間に応じた臨機応変な設営を可能にしている。
また、請求項2に記載されているように、図3に示される第1連結部材3の十文字溝の幅32が、図14で示すように第1仕切り部材1の連結片14及び第2仕切り部材2の連結片23の少なくとも一方を二枚重ね合わせて係合可能な幅で形成されており、更に、図16で示すように第1連結部材3の十文字溝32の溝側壁35には第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2のコーナー上下面15、24を用途に応じて一箇所〜四箇所に用いて係合を可能にさせている。
また、請求項3に記載されているように、図4に示される柱状の第2基体41に軸方向に十文字二段溝の幅42が形成された第2連結部材4をさらに用い、図8、図14に示されるように第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の連結片14、23を第1連結部材3の十文字溝の幅32及び第2連結部材4の十文字二段溝の幅42の少なくとも一方に係合させ、図15で示されるように十文字一段溝の幅45には第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2のコーナー上下面15、24を係合させて連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分けする仕切り構造5であり、第1連結部材3は第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2のコーナー上下面15、24で使用され、第2連結部材4は第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2のコーナー上下面15、24及び連結片14、23どうしを二枚重ね合わせて連結される方法が用いられている。
また、請求項4に記載されているように、図5で示される第2連結部材4の十文字二段溝の幅42及び十文字一段溝の幅45は、十文字二段溝の幅42が第1仕切り部材1の連結片14及び第2仕切り部材2の連結片23の少なくとも一方を二枚重ね合わせて係合可能な幅であり、十文字一段溝45は第1仕切り部材1のコーナー上下面15及び第2仕切り部材2のコーナー上下面24に対向するように係合可能な幅である構成であり、十文字二段溝42の直線状溝では第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の連結片14、23どうしが係合されて二枚重ね合わせ面を密接させ、第2仕切り部材2の連結片23を通路側に向けて可動可能に係合されている。
また、請求項5に記載されているように、図14〜図16で示される第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の連結片14、23が、切り込み又は折り曲げ筋13、22によって第1本体部11及び第2本体部21に対して折り曲げ可能に連接され、第1連結部材3の十文字溝に形成された突起33に切り込み又は折り曲げ筋13、22が対向するように、第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の連結片14、23を第1連結部材3の十文字溝に係合させる仕切り構造5であり、第1連結部材3の十文字溝の幅32の片側に第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2を図8で示されるような係合にしても連結可能にされている。
また、請求項6に記載されているように、図1、図2に示される第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2は段ボールから構成されており、第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の連結片14、23はリブとしても活用されるものであり、図15、図16で示されるように折り曲げ部は片側ライナーを切断した切り込み及び片側ライナーに折り目の窪みを付けた折り曲げ筋13、22を設けて折り曲げ及び折畳みが可能に形成されている。
また、請求項7に記載されているように、図3に示される第1連結部材1が、図5で示されるように第1連結部材1の十文字溝32に第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2のコーナー上下面15、24で対向させて係合連結されており、第1連結部材1を上下に対向させて配置することによって支柱の役割を兼用させている。
また、請求項8に記載されているように、図17、図18に示される長方形板状体の長手方向に第1連結部材3の配置間隔で折り曲げ65可能な第1床体部61と、第1床体部61の両端に折り曲げ63可能に連接された端床体62を有し、板幅方向の結合面66より第1連結部材3の配置間隔の中心位置及び折り曲げ63、65位置に係合穴64が設けられた第1床部材6と、長方形板状体の長手方向に第1連結部材3の配置間隔で折り曲げ75可能な第2床体部71と、第2床体部71の両端に折り曲げ73可能に連接された端床体72を有し、第1連結部材3の配置間隔と同じ板幅の両端結合面76で形成され、両端結合面76間の中心位置に連結部材3、4が係合可能な係合穴74を有する第2床部材とを用い、第1床部材6及び第2床部材7の係合穴64、74に第1連結部材3又は第2連結部材4を係合させて第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2を連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分けする図19に示される床部材付き仕切り構造8が構成されており、水平力による第1連結部材3又は第2連結部材4の水平方向動きを規制し、各部材1、2、3、4間を安定して保持させている。
以下、上記構成の詳細について、更に、図1〜図20に基づいて説明する。図1で示される仕切り部材1は、長方形の板状体の段ボール製であって長手方向位置で折り曲げ12可能な図15、図16で示されるような切り込み又は折り曲げ筋13を設けた第1本体部11と、その両端に折り曲げ可能な図15、図16で示されるような切り込み又は折り曲げ筋13を設けて連接された連結片14により構成されている。また、部材寸法は厚さ0.5cm、高さ90cm、2×幅90cm、連結片2×10cm程度を目安にされている。
図2に示される第2仕切り材2は、長方形の板状体の段ボールからなる第2本体部21の両端に折り曲げ26可能な図15、図16で示されるように切り込み又は折り曲げ筋22を設けて折り曲げ可能に連接された連結片24により構成されている。また、部材寸法は厚さ0.5cm、高さ90cm、幅90cm、連結片2×10cm程度を目安にされている。
図3に示される第1連結部材3は、柱状の第1基体31に軸方向に十文字溝32が形成され、十文字溝32の交差位置に溝側壁34と所定間隔35を隔てて十文字溝32及び、突起33の溝底面36によって形成されており、第1連結部材3は上下から対向させた溝底面36を第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2に係合させて押し当てて連結されて支柱の機能も備えており、床面との設置面には着脱可能なゴム材を用いて保持させることも可能にされている。更に、図7で示すように十文字溝32の直線溝に第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の連結片14、23を二枚重ねて係合可能にされている。
図4に示される第2連結部材4は、柱状の第2基体41に軸方向に形成された十文字二段溝42は、二段重ねにされて十文字二段溝の幅42の二段溝底面43と十文字一段溝の幅45と一段溝底面44で構成されており、十文字一段溝45は図8、図15に示すような第1仕切り部材1及び第2仕切り部材の係合を可能にしており、十文字二段溝42は図14、図16に示すように一段溝底面44まで第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2を差し込み係合が可能にされている。
図5に示される仕切り構造5は、小空間の戸閉め状態が示されており、第1仕切り部材1はコーナーに対向して配置され、第2仕切り部材2はコーナー間に連結して配置され、第1連結部材3が第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2のコーナー上下面15、24に配置されて連結しており、通路側の第2仕切り部材2は連結片23を通路側に向けて連結されている。第1連結部材3は90cm間隔で配置されて連結されており、一人当りの小空間面積は90cm×180cmとすると3人程度の収容面積に相当している。
図6に示される仕切り構造5は、請求項3に記載されているように第2連結部材4をさらに用い、第2連結部材4を第1仕切り部材1及び第2仕切り部材の連結片14、の上下に係合させて連結される構成にされており、通路側の第2仕切り部材2は開放状態が示されている。
図7の平面図は、図5に示される仕切り構造5を部分拡大した水平方向の断面図であり、仕切り構造5のコーナー部に配置された第1連結部材3は十文字溝32の溝側壁34に第1仕切り部材1が係合保持されており、コーナー間に配置された連結部材3には第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の連結片14、23が係合保持されており、十文字溝32の空き溝状態の箇所には第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2が連続して連結可能にされており、通路側の第2仕切り部材2は連結片23を通路側に向けて配置して第1連結部材3の十文字溝14の直線状溝より片方の連結片23を抜出し、図7で示すように第2仕切り部材2を内側へ可動させて戸開き可能に構成されている。
図8の平面図は、図6に示される仕切り構造5の部分拡大された水平断面図であり、第2連結部材4を用いて第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2を係合保持させており、第1連結部材3の十文字溝32及び第2連結部材4の十文字二段溝42の直線状溝に第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の連結片14、23が連結可能にされており、通路側の第2仕切り部材2は連結片23を通路側に向けて配置して片方を第1連結部材3及び第2連結材4の直線状溝より抜出し、図7で示されるように第2仕切り部材2を内側へ可動させて戸開き可能に構成されている。
図9の平面図は、図6に示される仕切り構造5の平面図であり、各部材配置が示されており、第2仕切り部材2は戸開き状態が示されており、開閉扉として連結された第2仕切り部材2は連結片23の切り込み又は折り曲げ筋22を回転中心にして開閉可能に構成されている。
図10の平面図は、図5に示される仕切り構造5を一対にして連結しており、第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2が背中合せにして二枚重ねで連結された構成が示されている。
図11の平面図は、図5に示される仕切り構造5を一対にして連結しており、第1仕切り部材1及び、第2仕切り部材2の何れかの部材が省略されて一枚の仕切り部材で連結された構成が示されており、第1仕切り部材1及び第1仕切り部材2と第1連結部材3及び第1連結部材4の組合せによりこのような構成が可能にされている。
図12の平面図は、図11に示される一対の仕切り構造5に対し、更に連続して一対の仕切り構造5を連結して左図の小空間は4人用と2人用にしており、右図の小空間は3人用を二つ連続して連結した状態であり、第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2は重ね合せ連結が省略されて一枚の連結部材を用いた小空間の構成が可能にされている。
図13の斜視図は、図11に示される一対の仕切り構造5に対し、一対の仕切り構造5が連続して連結され、2列に設営された状態が示されており、避難場の空間に応じて所望される小空間の設営が可能にされている。
図14の平面図は、図12Cの部分拡大図を示すもので、第1仕切り部材1及び第1仕切り部材2は切り込み13、22形状が示されており、切り込み13、22の切り込み面は突起33の外周面と接触させて保持され、切り込み13、22は段ボールシートの片側ライナーを切り離し、繋がった片側ライナーを用いて折り曲げ及び折り畳めるようにされており、第1連結部材3の十文字溝32の片側には二箇所の溝側壁34に第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2が係合されて保持され、第1仕切り部材1及び第2仕切り部材の連結片14、23は第2連結部材4の十文字二段溝32の直線状溝に係合させて連結されている。
図15の平面図は、図12Cの部分拡大図を示すもので、図12Cの部分において連結部材4の十文字一段溝45には第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2が対向して係合させた状態にしており、第2連結部材4の十文字一段溝の幅45の一段溝底面44まで第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の切り込み又は折り曲げ筋13、22が対向して係合されており所望される小空間に応じた連結が可能にされている。
図16の平面図は、図10Aの部分拡大図を示すもので、図10Aの部分において連結部材3の十文字溝32には4箇所の溝側壁34に第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の折り曲げ筋13、22が係合された状態にしており、第1連結部材の十文字溝32には第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2の折り曲げ筋13、22の背面を四角形にした突起33の表面を当てるようして二枚重ねで保持させて所望される小空間に応じた連結が可能にされている。
図17の等角投影図は、第1床部材6が示されており、長方形の板状体の段ボールであって長手方向は一対の仕切り構造が連結可能な長さにしてW形に折り畳めるように折り曲げ73、75が可能にされており、板幅方向に連続連結が出来るようにして係合穴は結合面66より連結部材3、4の配置間隔の中心位置及び、長手方向は折り曲げ位置に係合穴が設けられている。また、第1床部材6は連続連結された仕切り構造5の両端位置にに配置されるもので、連結部材3、4の水平方向の動きが規制され、床面シートとしても活用できるもので、位置決め作業の手間が省略されている。
図18の等角投影図は、第2床部材7が示されており、長方形の板状体の段ボールであって長手方向は一対の仕切り構造5が連結可能な長さにしてW形に折り畳めるように折り曲げ73、75が可能にされており、係合穴74は板幅方向に連続連結が出来るように両端結合面76の中心位置とし、長手方向は折り曲げ75位置とその両端に設けられている。また、第2床部材7は連続連結された仕切り構造5の中間に配置して結合されるもので、連結部材3、4の水平方向の動きが規制され、床面シートとしても活用できるもので、設置作業が容易にされている。
図19の等角投影図は、仕切り構造5に第1床部材6を及び第1床部材7を取り付けた状態の床部材付き仕切り構造8が示されており、第1床部材6は本図で示されるように両端側に配置されて連結を可能にしており、通路側に配置される第2仕切り部材2の箇所には連続連結側への床部材6、7どうしの可動規制を目的とした床部材つなぎ9の設置された状態が示されている。
図20の等角投影図は、床部材つなぎ9が示されており、床部材つなぎ9は板状の長方形の床部材つなぎ体91の両端に第1連結部材3の配置間隔でつなぎを可能にした係合穴92を設けて形成されており、床部材つなぎ9を用いることによって床部材6、7どうしの可動を規制させている。
更に、各部材の材料は、第1仕切り部材1及び第2仕切り部材2は、段ボール製とし、材料特性が優れた種類の豊富なプラダンシートの選定が可能であり、第1連結部材及び第2連結部材は樹脂製が適しており、第1床部材及び第2床部材はプラダンシートの使用も可能にされている。
以上のように、本実施形態によると、締結部品及び工具を使用する事無く、簡素な部品を用いて手作業により容易に所定の空間を所望形状の小空間に区分けすることができるものである。
1 第1仕切り部材
11 第1本体部
12 折り曲げ
13 切り込み又は折り曲げ筋
14 連結片
15 コーナー上下面
2 第2仕切り部材
21 第2本体部
22 切り込み又は折り曲げ筋
23 連結片
24 コーナー上下面
3 第1連結部材
31 第1基体部及び基体
32 十文字溝又は十文字溝の幅
33 突起
34 溝側壁
35 所定隙間
36 溝底面
4 第2連結部材
41 第2基体
42 十文字二段溝又は十文字二段溝の幅
43 二段溝底面
44 一段溝底面
45 十文字一段溝又は十文字一段溝の幅
5 仕切り構造
6 第1床部材
61 第1床体部
62 端床体
63 折り曲げ
64 係合穴
65 切り込み又は折り曲げ
66 結合面
7 第2床部材
71 第2床体部
72 端床体
73 折り曲げ
74 係合穴
75 切り込み又は折り曲げ
76 両端結合面
8 床部材付き仕切り構造
9 床部材つなぎ
91 床部材つなぎ体
92 係合穴

Claims (8)

  1. 長方形の板状体であって長手方向所定位置で折り曲げ可能な第1本体部と、第1本体部の両端に折り曲げ可能に連接された連結片とを有する第1仕切り部材と、
    長方形の板状体からなる第2本体部と、第2本体部の両端に折り曲げ可能に連接された連結片とを有する第2仕切り部材と、
    柱状の第1基体に軸方向に十文字溝が形成され、十文字溝の交差位置に溝側壁と所定隙間を隔てて突起が形成された第1連結部材とを用い、
    第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片を、第1連結部材の十文字溝に係合させて、第1仕切り部材及び第2仕切り部材を連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分けすることを特徴とする仕切り構造。
  2. 第1連結部材の十文字溝の幅が、第1仕切り部材の連結片及び第2仕切り部材の連結片の少なくとも一方を二枚重ね合わせて係合可能な幅である請求項1記載の仕切り構造。
  3. 柱状の第2基体に軸方向に十文字二段溝が形成された第2連結部材をさらに用い、
    第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片を、第1連結部材の十文字溝の幅及び第2連結部材の十文字二段溝の幅の少なくとも一方に係合させ、 十文字一段溝には第1仕切り部材及び第2仕切り部材のコーナー上下面を対向にして係合させて、第1仕切り部材及び第2仕切り部材を連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分けする請求項1又は2記載の仕切り構造。
  4. 第2連結部材の十文字二段溝及び十文字一段溝は、十文字二段溝の幅が第1仕切り部材の連結片及び第2仕切り部材の連結片の少なくとも一方を二枚重ね合わせて係合可能な幅であり、十文字一段溝の幅は第1仕切り部材のコーナー上下面及び第2仕切り部材のコーナー上下面に対向させて係合可能な幅である請求項3記載の仕切り構造。
  5. 第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片が、切り込み又は折り曲げ筋によって第1本体部及び第2本体部に対して折り曲げ可能に連接され、
    第1連結部材の十文字溝に形成された突起に前記切り込み又は折り曲げ筋が対向するように、第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片を第1連結部材の十文字溝の幅に係合させる請求項1〜4のいずれか1項に記載の仕切り構造。
  6. 第1仕切り部材及び第2仕切り部材が、段ボールから構成されたものである請求項1〜5のいずれか1項に記載の仕切り構造。
  7. 第1連結部材及び第2連結部材が、十文字溝及び十文字二段溝に係合させる第1仕切り部材及び第2仕切り部材の連結片のコーナー上下面で対向させて係合されて連結される請求項1〜6のいずれか1項に記載の仕切り構造。
  8. 長方形板状体の長手方向に第1連結部材の配置間隔で折り曲げ可能な第1床体部と、第1床体部の両端に折り曲げ可能に連接された端床体を有し、板幅方向の結合面より第1連結部材の配置間隔の中心位置及び折り曲げ位置に係合穴が設けられた第1床部材と、
    長方形板状体の長手方向に第1連結部材の配置間隔で折り曲げ可能な第2床体部と、第2床体部の両端に折り曲げ可能に連接された端床体を有し、第1連結部材の配置間隔と同じ板幅の結合面で形成され、結合面間の中心位置に連結部材が係合可能な係合穴を有する第2床部材とを用い、
    第1床部材及び第2床部材の係合穴に第1連結部材又は第2連結部材を係合させて第1仕切り部材及び第2仕切り部材を連結し、所定の空間を所望形状の小空間に区分けする請求項1〜7のいずれか1項に記載の仕切り構造。
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