JP3160585U - 組み立て式の間仕切り構造 - Google Patents

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国彦 山田
国彦 山田
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株式会社伊藤段ボール工業所
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Abstract

【課題】避難した人々のプライバシーが守られる壁によって間仕切りされた空間が構築でき、しかも簡易に組み立てられ、また避難指令が解除された際には速やかに解体して片づけられるような組み立て式の間仕切り構造を提供すること。【解決手段】複数の方形の段ボール製の壁パネル1の縦方向の縁部を対向又は直交するように隣接配置し、ハブ位置に配置された支持脚2によって支持する。支持脚2は2枚の段ボール製の支持脚パネルを2つ折りに折り曲げて第1及び第2のケース3,4とし、それらを十次形状に組み合わせて四方に向って壁パネルの角部1を保持するためのスロット10を形成させる。そして、適宜配置された支持脚2のスロット10に壁パネル1を挿入し、所望のパターンで空間を間仕切りする。【選択図】 図3

Description

本考案は災害時に災害から避難した人々が一時手的に住まいするために収容施設(例えば、学校の体育館、公民館等)内に配設して壁によって間仕切りした空間を構築するための組み立て式の間仕切り構造に関するものである。
台風や地震等の災害時において避難指令が出た際に避難した人々は避難所として学校の体育館、公民館のような施設に一時的に収容されるのが一般的である。
しかし、収容施設内ではなかなかプライバシーが確保されない。体育館などではオープンスペースに家族毎に寄り集まって自分らの寝場所や家財を置く場所を確保するのが精一杯であって、気軽に着替えや話ができないものである。そのため、従来から避難した人々のプライバシーが守られる壁によって間仕切りされた空間が構築でき、しかも簡易に組み立てられ、また避難指令が解除された際には速やかに解体して片づけられるような組み立て式の間仕切り構造が望まれていた。
第1の手段では、複数の方形の段ボール製の壁パネルの縦方向の縁部を対向又は直交するように隣接配置し、ハブ位置に配置された支持脚によって支持することで前記壁パネルで間仕切りされた空間を構築する組み立て式の間仕切り構造であって、
前記支持脚は、同じ大きさの2枚の段ボール製の支持脚パネルを2つ折りに折り曲げてそれぞれ均等な大きさの一対の挟持片を対向させた第1及び第2のケースから構成され、前記第1及び第2のケースはそれぞれの直線状の折り曲げ部が同一平面上に存在するように直交して組み合われており、組み合われた状態で四方に向って前記壁パネルの角部を保持するためのスロットが形成され、複数の前記支持脚の一部は前記折り曲げ部が下側となるように配置された下部支持脚とされるとともに、前記支持脚の他の一部は前記折り曲げ部が上側となるように前記下部支持脚の上方位置に互いの前記スロットが対向するように配置された上部支持脚とされ、前記下部支持脚の前記スロットには前記壁パネルの下部側角部を挿入させるとともに、前記上部支持脚の前記スロットには前記壁パネルの上部側角部を挿入させるようにして前記支持脚をハブとして前記壁パネルを縦横に配設し、同壁パネルによって間仕切りされた空間を構築するようにしたことをその要旨とする。
第2の手段では第1の手段に加え、前記第1のケースには前記挟持片の幅方向中央位置であって、前記挟持片の先端側に高さ方向の中央付近に延びる第1のスリットが形成されるとともに、前記第2のケースには前記挟持片の幅方向中央位置であって、前記挟持片の基端側に高さ方向の中央付近に延びる第2のスリットが形成されており、前記支持脚は前記両ケースを相互に90度ずらして前記第1及び第2のケースの前記両スリットの開口部を対向させ、前記第1及び第2のケースを相互に相手側に進出させることで一方の前記挟持片が他方の前記スリット内に挿入されて十字形状に組み合わされていることをその要旨とする。
上記各請求項の考案では、支持脚をハブとして段ボール製の壁パネルを取り付けることで空間を間仕切りして簡易的に多くの部屋を構築することができ、しかも壁パネルを支持脚のスリットに差し込むだけで簡単に組み立てられ、また解体することも可能であるため災害時の避難用の設備として最適である。
(a)は本考案の組み立て式の間仕切り構造において使用する第1の支持脚パネルの平面図、(b)は同じく第2支持脚パネルの平面図。 本実施例の支持脚の斜視図。 本実施例の支持脚と壁パネルによって組み立て式の間仕切り構造を構築している状態の説明図。 組み立て式の間仕切り構造の一例の平面図。
以下、本考案における組み立て式の間仕切り構造を具体化した一実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すよう組み立て式の間仕切り構造は複数枚の長方形の段ボール製の壁パネル1とそれら壁パネル1が支持される複数の支持脚2から構成されている。
支持脚2は第1及び第2のケース3,4から構成されている。第1及び第2のケース3,4はそれぞれ図1(a)及び(b)に示すような第1及び第2の支持脚パネルP1,P2から構成されている。第1及び第2の支持脚パネルP1,P2は両端寄りが幅狭で中央方向にかけて徐々に幅広となる略六角形形状の段ボール製の板体とされている。第1及び第2の支持脚パネルP1,P2は最も幅広の中央位置において近接した2つの折り目L1,L2位置で折り曲げることで直線状の折り曲げ部6が形成され、その折り曲げ部6を基部として一対の挟持片5が対向する第1及び第2のケース3,4が形成されることとなる。
第1のケース3(第1の支持脚パネルP1)には折り曲げた状態の各挟持片5の先端(外側)左右方向の中央位置に挟持片5の長さのほぼ半分の長さの第1のスリット7が形成されている。一方、第2のケース4(第2の支持脚パネルP2)には各挟持片5の基部寄り左右方向の中央位置に挟持片5の長さのほぼ半分の長さの第2のスリット8が形成されている(第2の支持脚パネルP2の状態では第2のスリット8は1本につながっている)。各挟持片5の先端部には第1のケース3を閉じた(折り曲げた)状態から開放するための指掛け部となる半月状の切り欠き9が所定位置に形成されている。
支持脚2は第1及び第2のケース3,4を相互に90度ずらし、かつスリット7,8の開口部側を向い合わせに配置し、第1及び第2のケース3,4を相互に相手側に進出させることで十字形状に組み合わされている。組み合わされた状態では図2に示すように第1及び第2のケース3,4の直交する折り曲げ部6は同一平面上に存在することとなる。図2及び図3に示すように支持脚2として組み立てられた状態で4方向に壁パネル1の角部が挿入されるスロット10が形成されることとなる。
このような構成において、間仕切り構造を構築する工程の一例を説明する。尚、以下において床に設置する支持脚2を下部支持脚2Aとし、下部支持脚2Aと上下方向において対向する上部位置に配置される支持脚2を上部支持脚2Bとする。
支持脚2を折り曲げ部6が下側となるように床の上に設置する(下部支持脚2)。そして、この下部支持脚2Aをハブとして1〜4枚の壁パネル1をその下部側角部をスロット10に挿入させるようにする。これによってまず、壁パネル1を下部支持脚2に仮支持することができる。次に、上部支持脚2Bを仮支持されている壁パネル1の上部側角部がそのスロット10に挿入されるように取り付けていく。上部支持脚2Bは折り曲げ部6が上側となり、かつ下部支持脚2Aと互いのスロット10が対向するように配置される。尚、上部支持脚2Bは第1及び第2のケース3,4を組み立てた状態で配置しても、図2に示すように第1及び第2のケース3,4を分解した状態で壁パネル1の上部側角部をスロット10に挿入させながら組み立てていってもよい。第1及び第2のケース3,4を分解した状態の方が作業が容易であり、完成した状態で上部支持脚2Bを構成すれば足るからである。
このように支持脚2に最大4枚の壁パネル1を支持させることで例えば図4に示すような間仕切りパターンで空間を間仕切ることが可能となる。図4は一例であり、スペースの状況に応じて適宜パターンは変更可能である。もちろん、支持脚2に対してはすべてのスロット10に壁パネル1を挿入させなければならないわけではない。スペースの関係で使用しないスロット10があっても構わない。壁パネル1はその両側を支持脚2で支持されるだけでなく、片側だけで支持脚2に支持されるような接合の仕方でも構わない。
このような構成の間仕切り構造であれば空間を間仕切る壁パネル1によって簡易的に多くの部屋を構築することができ、しかも壁パネル1を支持脚2のスロット10に差し込むだけで簡単に組み立てられ、また解体することも可能であるため災害時の避難用の設備として最適である。
なお、この発明は,次のように変更して具体化することも可能である。
・上記の組み立て例は一例であって、複数の支持脚2と壁パネル1の組み合わせは種々のパターンが考えられ、支持脚2と壁パネル1の組み立ての順番も種々のパターンが考えられる。また、下部支持脚2は壁パネル1を支持するために必須であるが、上部支持脚2Bは必ずしもすべての下部支持脚2に対応させて配置する必要はない。
・支持脚2の形状は上記に限定されるものではない。
・壁パネル1に扉となる切り欠きを形成するようにしてもよい。
・使用する壁パネル1は上記以外のサイズのものを使用することも可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
1…壁パネル、2…支持脚、3,4…第1及び第2のケース、5…挟持片、10…スロット、P1,P2…支持脚パネル。

Claims (2)

  1. 複数の方形の段ボール製の壁パネルの縦方向の縁部を対向又は直交するように隣接配置し、ハブ位置に配置された支持脚によって支持することで前記壁パネルで間仕切りされた空間を構築する組み立て式の間仕切り構造であって、
    前記支持脚は、同じ大きさの2枚の段ボール製の支持脚パネルを2つ折りに折り曲げてそれぞれ均等な大きさの一対の挟持片を対向させた第1及び第2のケースから構成され、前記第1及び第2のケースはそれぞれの直線状の折り曲げ部が同一平面上に存在するように直交して組み合われており、組み合われた状態で四方に向って前記壁パネルの角部を保持するためのスロットが形成され、
    複数の前記支持脚の一部は前記折り曲げ部が下側となるように配置された下部支持脚とされるとともに、前記支持脚の他の一部は前記折り曲げ部が上側となるように前記下部支持脚の上方位置に互いの前記スロットが対向するように配置された上部支持脚とされ、
    前記下部支持脚の前記スロットには前記壁パネルの下部側角部を挿入させるとともに、前記上部支持脚の前記スロットには前記壁パネルの上部側角部を挿入させるようにして前記支持脚をハブとして前記壁パネルを縦横に配設し、同壁パネルによって間仕切りされた空間を構築するようにしたことを特徴とする組み立て式の間仕切り構造。
  2. 前記第1のケースには前記挟持片の幅方向中央位置であって、前記挟持片の先端側に高さ方向の中央付近に延びる第1のスリットが形成されるとともに、前記第2のケースには前記挟持片の幅方向中央位置であって、前記挟持片の基端側に高さ方向の中央付近に延びる第2のスリットが形成されており、前記支持脚は前記両ケースを相互に90度ずらして前記第1及び第2のケースの前記両スリットの開口部を対向させ、前記第1及び第2のケースを相互に相手側に進出させることで一方の前記挟持片が他方の前記スリット内に挿入されて十字形状に組み合わされていることを特徴とする請求項1に記載の組み立て式の間仕切り構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7503473B2 (ja) 2020-10-20 2024-06-20 株式会社トーモク 衝立用連結具

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