JP3149698U - 直角2方向に引き出し可能な収納具 - Google Patents

直角2方向に引き出し可能な収納具 Download PDF

Info

Publication number
JP3149698U
JP3149698U JP2009000332U JP2009000332U JP3149698U JP 3149698 U JP3149698 U JP 3149698U JP 2009000332 U JP2009000332 U JP 2009000332U JP 2009000332 U JP2009000332 U JP 2009000332U JP 3149698 U JP3149698 U JP 3149698U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orthogonal
members
pulled out
directions
front plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2009000332U
Other languages
English (en)
Inventor
隆行 本林
隆行 本林
Original Assignee
本林家具株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 本林家具株式会社 filed Critical 本林家具株式会社
Priority to JP2009000332U priority Critical patent/JP3149698U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3149698U publication Critical patent/JP3149698U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

【課題】側面部材,底部材を共有する同じ抽斗部材を直角な2方向に引き出し可能な収納具を提供する。【解決手段】平面形状が四角形状をなし、直交する2つの側面部材が一体として夫々、引き出し容易な引き手部を有して前板1a,1bに形成され、該前板1a,1bの直交交叉部内部にシャフト3が立設されると共に、該前板内部にシャフトの摺動空隙部を存して仕切壁が形成されている。一方、他の2つの側面部材1c,1dが直交する平板状部材により形成され、かつ上記両側面部材で囲まれた空間内部に底部材4を有する抽斗部材11を、前記平板状側面部材1c,1dに対応して直交する2つの側枠部材10で形成された収納空間内に配設された底板11を介して積層し、前記底板11上に直交する2方向に形成した溝12に抽斗部材11の底部材4下面に設けた突出部5を嵌係合させ、シャフトを軸として直交2方向に引き出し可能とした。【選択図】図2

Description

本考案は家庭内や事務所等において物品を収納する収納具に係り、特に2方向に引き出し可能で、前板が2方向一体型の抽斗収納具に関するものである。
家庭内や事務所等で使用されている抽斗収納具は収納ボックスを一方向のみに引き出し得るようになっているのが従来一般的である。しかし、このような一方向のみに引き出せるものでは上段を引き出すと下段の収納ボックスは隠れてそのままの状態では使用し難い難点があった。そこで、このような難点を解決するため直角2方向に引き出し得るようにした抽斗収納具が提案されている。(例えば特許文献1,2参照)
ところが、上記提案された直角2方向への引き出し可能な収納具は、何れも4本の支柱あるいは対向するパネルにより囲まれた収納空間の底板上に前板が2方向各別個で底板が2方向別々の二重構造になっている抽斗ボックスを載置し、収納空間を前側と一側で開口して各開口に向けて該ボックスを移動自在となるようにした構造であり、抽斗ボックス本体と支柱あるいはパネルとは別体となっていて、レール部材やスライド枠などを必要とすると共に、ボックスが2個重なった状態を呈して構造が複雑となって家庭内あるいは事務所等において必らずしも充分とは云えなかった。
特開平9−238764号公報 特開平10−276846号公報
本考案は上述の如き実状に対処し、より構造の簡略化を図るべく、支柱,パネル等をなくし、抽斗本体(以下、抽斗部材という)そのものを直接、直角2方向に引き出し得るようにして構造の簡略化と使用者の利用性を向上せしめることを目的とするものである。
即ち、上記目的に適合する本考案の特徴は、平面形状が四角形状をなし、直交する2つの側面部材が一体として夫々、引き出し容易な引き手部を有して前板に形成され、該前板の直交交叉部内部にシャフトが立設されると共に、該内部にシャフトの摺動する空隙部を存して仕切壁が形成される一方、他の2つの側面部材が直交する平板状部材により形成されて、上記両側面部材で囲まれた空間内部に底部材を有してボックス構成されてなる抽斗部材を、前記平板状側面部材に対応して直交する2つの側枠部材で形成された収納空間内に、該側枠部材より収納空間内に突き出し配設された底板を介して、複数個積層してなり、積層された各抽斗部材は底板上に直交する2方向に形成された溝に抽斗部材の底部材下面に設けた突出部を嵌係合することにより、直交する2方向に夫々の引き手部により同じボックス構造を有して引き出し可能である直角2方向に引き出し可能な収納具である。
ここで引き出し容易な引き手部を有する前板としては上部が幅広で、下方へ向けて内方へ傾斜する斜壁前板としてもよく、また同幅平板で直交する交叉部に互いに交叉して外方に突き出た突出縁を形成した前板としても良い。これらは夫々の外観を考慮して適合するように選定することが好ましい。
上記本考案収納具は引き手部により抽斗部材をシャフトを軸として直角2方向に夫々同じ側面部材、底部材を備えたまま引き出すことが可能となり、左右に引き出される抽斗部材に夫々別々に底板を設けることがないため、抽斗部材の構造が簡単になると共に、従来の如き支柱による四角形状の枠の必要もなく、また、直交する斜壁前板による収納具の外観も美麗となり、実用上、ならびに外観上、極めて効果的である。
本考案に係る収納具の積層状態外観図である。 上記図1の収納具の一部省略断面概要図である。 図1のc−c断面における抽斗部材の平面図である。 底板の溝配置を示す平面図である。 抽斗部材を2方向に引き出した状態を示す説明図である。 本考案に係る収納具の別形態例を示す引き出し状態を示す図である。
以下、更に添付図面を参照し本考案収納具の具体的形態について詳述する。図1は本考案に係る収納具の1態様の積層状態外観図、図2は同収納具の断面図、図3は各抽斗部材の平面図であり、これら図において1は抽斗部材を示し、該抽斗部材1は図2,図3に示す如く平面形状が四角形状をなし、その直交する2つの側面部材1a,1bが図2に示す如く一定に連なって内方に傾斜する斜壁前板に形成され、該斜壁前板の直交する交叉部内部にシャフト3が立設されていると共に、該斜壁前板の内部にはシャフトの摺動する空隙部a,bを存して仕切壁2a,2bが形成されている。
一方、四角形状抽斗部材1の前記斜壁前板の残りの2つの側面部材1c,1dは直交する平板状部材で形成されていて、前記斜壁前板をなす側面部材内部の仕切壁2a,2bと共に収納空間部を形成し、その底部に底部材4が設けられて各抽斗部材1のボックスを形成している。
図1,図2は上記の如き構成をもつ各抽斗部材1が積層された状態を示し、積層に当たっては、前記抽斗部材1の平面状側面部材1c,1dに対応する如く互いに直交して収納空間を作るよう形成された側枠部材10が使用され、該側枠部材10内部の収納空間内に側枠部材より突き出して底板11を配設して、該底板を介して図示の如く抽斗部材1を積層するようになっている。
底板11にはその表面に図4に示すように抽斗部材の摺動を容易ならしめるための溝12が引き出す方向に向け縦横直交して2方向に穿設されていて、前記抽斗部材底面に戸車その他の突出部5を設けることによって互いに係嵌合させ、斜壁前板上部に手を掛けて引き手として溝に沿って抽斗部材1を直角2方向に引き出し得るようになっている。この場合、直角に引き出される抽斗部材1は引き出し方向が異なるだけで斜壁前板ならびに仕切壁を有して他の平面状部材と共に同じ底部材を有するボックス構造である点に何ら異なるところはない。即ち、同じ収納ボックス構造を有する抽斗部材が直角2方向にシャフトを軸に動いて引き出されることになり、本考案の重要な特徴をなしている。
図6は上記収納具が前板を斜壁前板として上部幅広部に手を掛けて抽斗部材を引き出すのに対し、抽斗部材6を前板6a,6bに上下にわたる斜壁を形成することなく、平坦として直交交叉部を作り、互いに交叉して突出する突出縁7を形成した構成よりなり、この場合には交叉して突出した夫々の突出縁7に手を掛けて引き手として抽斗部材6を直角2方向に容易に引き出すことができる。なお、上記の外、抽斗部材の形状は引き手を有し、引き出し容易であれば上記形態に拘束されるものではない。
かくして、以上のようにして本考案収納箱は同じ構造の抽斗部材を図1の如く前板を揃えて積層することにより、図5及び図6に示すように各段毎に異なる2方向に引き出すことができることはもとより、1つの抽斗部材において異なる2方向に随時、引き出すことができ、収納箱を部屋内あるいは事務所等において配置し使用する上に頗る便利であり、実用が極めて大である。
1:抽斗部材
1a,1b:斜壁前板の側面部材
1c,1d:平面状側面部材
2a,2b:仕切壁
3:シャフト
4:底部材
5:突出部
6a,6b:前板
7:突出縁
10:側枠部材
11:底板
12:溝
13:突起

Claims (3)

  1. 平面形状が四角形状をなし、直交する2つの側面部材が一体として夫々、引き出し容易な引き手部を有して前板に形成され、該前板の直交交叉部内部にシャフトが立設されると共に、該前板内部にシャフトの摺動する空隙部を存して仕切壁が形成されている一方、他の2つの側面部材が直交する平板状部材により形成され、かつ上記両側面部材で囲まれた空間内部に底部材4を有してボックス構成されてなる抽斗部材1を、前記平板状側面部材に対応して直交する2つの側枠部材で形成された収納空間内に、該側枠部材より収納空間内に突き出し配設された底板を介して、複数個積層してなり、積層された各抽斗部材は底板上に直交する2方向に形成された溝に抽斗部材の底部材下面に設けた突出部を嵌係合することにより、直交する2方向に夫々引き手部により同じボックス構造を有して引き出し可能であることを特徴とする直角2方向に引き出し可能な収納具。
  2. 引き出し容易な引き手部を有する前板が、上部が幅広で、下方へ向けて内方へ傾斜する斜壁前板である請求項1記載の直角2方向に引き出し可能な収納具。
  3. 引き出し容易な引き手部を有する前板が同幅平板よりなる前板で直交交叉部において互いに交叉して外方に突き出た突出縁を形成している請求項1記載の直角2方向に引き出し可能な収納具。
JP2009000332U 2009-01-27 2009-01-27 直角2方向に引き出し可能な収納具 Expired - Lifetime JP3149698U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009000332U JP3149698U (ja) 2009-01-27 2009-01-27 直角2方向に引き出し可能な収納具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009000332U JP3149698U (ja) 2009-01-27 2009-01-27 直角2方向に引き出し可能な収納具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3149698U true JP3149698U (ja) 2009-04-09

Family

ID=54854253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009000332U Expired - Lifetime JP3149698U (ja) 2009-01-27 2009-01-27 直角2方向に引き出し可能な収納具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3149698U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016149115A (ja) * 2015-09-15 2016-08-18 日本電気株式会社 精算処理機集合体
JP2017084300A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 日本電気株式会社 精算装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016149115A (ja) * 2015-09-15 2016-08-18 日本電気株式会社 精算処理機集合体
JP2017084300A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 日本電気株式会社 精算装置
US10588432B2 (en) 2015-10-30 2020-03-17 Nec Corporation Checkout device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5399090B2 (ja) 建物の壁構造
JP2017510758A (ja) 組立品及び組立品の組み立て方法
JP3149698U (ja) 直角2方向に引き出し可能な収納具
KR102123337B1 (ko) 다용도 선반
KR100949400B1 (ko) 다용도 조립식 보관함
JP3184558U (ja) 多段式ロッカー装置
JP2015223189A (ja) 引出し
JP3184558U7 (ja)
WO2013108402A1 (ja) スライド連結装置
JP2014092014A (ja) 仕切り構造
JP7220906B2 (ja) 十字方向の引き出し構造体及び同引き出し構造体を用いた物品収納具
KR200252494Y1 (ko) 다용도 조립식 서랍장
JP2015066051A (ja) 引出し付きテーブル
JP5879137B2 (ja) デスク装置
JP6955793B1 (ja) 収納容器と収納具
KR101236657B1 (ko) 수납공간용 구획부재 및 그 구획부재를 이용한 조립식 구획용구
KR20200052077A (ko) 벌집모양 공간정리장
JP2005351032A (ja) 建物
JP5463607B2 (ja) デスクトップパネルシステム
KR200482790Y1 (ko) 적층 조립식 서가
JP2008274690A (ja) 造り付け家具
KR20180000732U (ko) 수납가구
JP3159241U (ja) 薄型小仏壇
JP3159544U (ja) 間仕切り壁
KR200472754Y1 (ko) 다용도 서랍장

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140318

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term