JP5426215B2 - 多目的ダンボール板固定部材 - Google Patents
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Description
このような問題を解決するため、従来から、ダンボール箱のコーナー部で上蓋とダンボール箱の側面を溝に挟み込んで固定し、ダンボール箱の積み重ねを可能とする器具が提案されている(特許文献1、2)。
しかしながら、特許文献1のような直交溝が形成されている場合には、ダンボールの蓋板を側面に沿って折り、直交する溝を、ダンボール箱のコーナー部の上方で位置合わせしてから、直交溝にダンボールの蓋板および側面板を挿入して固定している。
しかしながら、ダンボール箱のコーナー部は、運搬時などの接触などにより角が潰れていることも多く、その場合、手でコーナー部を直角に戻し、直角状態を保持して器具を上方から挿入する必要があり、器具の装着は、必ずしも容易ではなかった。
コーナー部が潰れているダンボール箱に対して、器具の取り付けを容易にするためには、例えば、特許文献2のように、直交する外壁の角を開放して、所定の空間を設けることも考慮される。
さらに、特許文献1、2の器具は、ダンボールの厚さによっては、外壁とダンボールの間に隙間ができたり、また、ダンボール蓋板を挟む力が十分でないため、蓋板の反発により、器具が上方に浮上してしまうこともあり、依然として、ダンボール蓋板の安定的な保持およびダンボール箱の積載安定性に大きな課題があった。
上記の課題を解決するため、例えば、避難所の間仕切りセット及び固定金具が提案されている(特許文献3)。しかしながら、予め、発泡パネルなどの間仕切材を備蓄するのは、備蓄スペースの確保やコストなどの点での問題が多く、現在でも普及するには至っていない。
<1>ダンボール蓋板をダンボール側面板とともに、ダンボール箱のコーナー部で上方から挟んで固定するためのダンボール蓋板固定部材であって、L字型に対向して立直する内壁と外壁を有し、前記内壁と外壁は、上端部で互いに水平な連結部を介して結合しており、内壁と外壁の間には、下方に開口する直交溝が形成され、前記直交溝は、2枚のダンボール板が把持可能な幅を有し、前記内壁は外壁よりも下方に突出しており、外壁は、L字の角部に下方に開口するコ字状の切り込みが形成されていることを特徴とするダンボール蓋板固定部材。
<2>内壁と外壁は、対向面の一方または両方に微細凹凸が形成されていることを特徴とする前記第1のダンボール蓋板固定部材。
<3>外壁には、上端縁に沿って直立するL字型のストッパーが設けられ、前記ストッパーは、L字の角部に切り欠けを有するとともに、ストッパーの内側面には、複数の突起が形成されていることを特徴とする前記第1または2のダンボール蓋板固定部材。
<4>内壁の上端縁には、内方へ突出する水平棚が設けられていることを特徴とする前記第1から3のいずれかのダンボール蓋板固定部材。
<5>ダンボールを立設させて簡易間仕切りを組み立てるための間仕切り組み立て部材であって、L字型に対向して立直する内壁と外壁を有し、前記内壁と外壁は、下端部で互いに水平部を介して結合しており、内壁と外壁の間には、上方に開口する直交溝が形成され、前記直交溝は、2枚のダンボール板が把持可能な幅を有し、前記内壁は外壁よりも上方に突出しており、外壁は、L字の角部に上方に開口するコ字状の切り込みが形成されていることを特徴とする間仕切り組み立て部材。
<6>ダンボールを立設させて簡易間仕切りを組み立てるための部材であって、L字型に対向して立直する内壁と外壁を有し、前記内壁と外壁は、中間部で互いに水平部を介して結合しており、内壁と外壁の間には、上方および下方に開口する直交溝が形成され、前記直交溝は、2枚のダンボール板が把持可能な幅を有し、前記内壁は外壁よりも上方および下方に突出しており、外壁は、L字の角部に上方および下方に開口するコ字状の切り込みが形成されていることを特徴とする間仕切り組み立て部材。
<7>内壁と外壁は、対向面の一方または両方に微細凹凸が形成されていることを特徴とする前記第5または6の間仕切り組み立て部材。
<8>前記第5の間仕切り組み立て部材の直交溝に、切断、展開されたダンボール箱の蓋板および側面板が把持されることでダンボール側面板がL字型に立設されていることを特徴とするダンボール間仕切り構造。
<9>前記第8に記載のダンボール間仕切り構造において立設する側面板と、その上端に結合しているダンボール蓋板とが、前記第6に記載の間仕切り組み立て部材の下方に開口する直交溝によって把持されるとともに、前記第6に記載の間仕切り組み立て部材の上方に開口する直交溝によって、前記とは別のダンボール箱の蓋板および側面板が把持されて、さらに、ダンボール側面板が立設されていることを特徴とするダンボール間仕切り構造。
図1(A)は、本発明のダンボール蓋板固定部材の第一の実施形態を例示する斜視図であり、図1(B)は、図1(A)の反転図である。
第2の実施形態において、第1の実施形態と基本的構造が同じ部分については、説明を省略する。
なお、図1および図4に示されている水平棚7および連結部4に設けられている穴9は、例えば、陳列する商品の広告旗を立てたり、固定部材同士を紐で縛って保管したりなど、様々な用途に使用することができる多目的なものとして考慮されるが、必ずしも、この穴9を設ける必要はない。また、本発明について説明する図においては、使い勝手を考慮して、ダンボール蓋板固定部材に面取り加工が施された滑らかな形状を例示しているが、このような細部については様々な態様が可能である。
さらに、本発明者は、本発明のダンボール蓋板固定部材によって、ダンボール蓋板を容易かつ強固に固定することができたことから、この構造を、ダンボールを利用した簡易間仕切りの組み立て部材に応用できることを見出した。
第1の形態の組み立て部材10aは、ダンボールを立設するために、床面に配置して使用されるもので、図5に例示されるように、図4に示すダンボール蓋板固定部材と同様の内壁2、外壁3、直行溝5などを有しており、基本的構造は同じであるので、重複する説明および符号は省略する。この組み立て部材10aは、具体的には、水平な連結部4を床面に対峙させることで、直交溝5が上方に開口し、この直交溝5に、切断、展開したダンボール箱の蓋板および側面板を折って挿入することで、ダンボールを立設可能とするものである。
そして、組み立て部材10の大きさは、ダンボールの高さに応じた立設安定性を考慮して、適宜決定することができ、立設安定性を確保するため、内壁間に補強材を設けることなどもできる。
2 内壁
3 外壁
4 連結部
5 直交溝
6 切り込み
7 水平棚
8 ストッパー
8a 切欠け
8b 突起
9 穴
10 組み立て部材
11 ダンボール蓋板
12 ダンボール側面
Claims (3)
- ダンボール蓋板をダンボール側面板とともに、ダンボール箱のコーナー部で上方から挟んで固定するためのダンボール蓋板固定部材であって、
L字型に対向して立直する内壁と外壁を有し、前記内壁と外壁は、上端部で互いに水平な連結部を介して結合しており、内壁と外壁の間には、下方に開口する直交溝が形成され、前記直交溝は、2枚のダンボール板が把持可能な幅を有し、前記内壁は外壁よりも下方に突出しており、外壁は、L字の角部に下方に開口するコ字状の切り込みが形成され、内壁と外壁は、対向面の一方または両方に微細凹凸が形成されており、外壁には、上端縁に沿って直立するL字型のストッパーが設けられ、前記ストッパーは、L字の角部に切り欠けを有するとともに、内壁の上端縁には、内方へ突出する水平棚が設けられており、ストッパーの内側面には、前記水平棚に積み重ねるダンボールの下方を保持する縦長形状の突起が複数形成されていることを特徴とするダンボール蓋板固定部材。 - 外壁は、下方が内壁側に向かって傾斜していることを特徴とする請求項1のダンボール蓋板固定部材。
- 水平棚には、穴が設けられていることを特徴とする請求項1または2のダンボール蓋板固定部材。
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