JP2014042451A - 電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法 - Google Patents

電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014042451A
JP2014042451A JP2013225344A JP2013225344A JP2014042451A JP 2014042451 A JP2014042451 A JP 2014042451A JP 2013225344 A JP2013225344 A JP 2013225344A JP 2013225344 A JP2013225344 A JP 2013225344A JP 2014042451 A JP2014042451 A JP 2014042451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
torque
motor position
creep
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013225344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5878906B2 (ja
Inventor
Sang-Wook Kwon
相 旭 權
Seo Ho Choi
瑞 浩 崔
Soon Woo Kwon
純 祐 權
Kyu Il Lee
圭 一 李
Joon Yong Lee
準 庸 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hyundai Motor Co
Original Assignee
Hyundai Motor Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR20090069759A external-priority patent/KR101491171B1/ko
Priority claimed from KR20090069756A external-priority patent/KR101481182B1/ko
Priority claimed from KR1020090069758A external-priority patent/KR101499995B1/ko
Application filed by Hyundai Motor Co filed Critical Hyundai Motor Co
Publication of JP2014042451A publication Critical patent/JP2014042451A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5878906B2 publication Critical patent/JP5878906B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L15/00Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
    • B60L15/20Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed
    • B60L15/2009Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed for braking
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • B60W30/18009Propelling the vehicle related to particular drive situations
    • B60W30/18063Creeping
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

【課題】電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法を提供する。
【解決手段】電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置10は、車両停止後にブレーキを解除したとき、走行路の坂道角を感知する坂道角センサーの検出情報を利用してモータ位置制御又はクリープトルク制御への進入可否を判定する坂道判断部40と、モータ位置を維持するためのモータトルクを計算して、モータの位置を維持させるモータ位置制御部20と、モータのクリープトルクを時間遅延を通して発生させると同時にモータ速度を一定にする水準で制御するクリープトルク制御部30と、を含めて構成される。
【選択図】図5

Description

本発明は電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とこれを制御するための方法に関する。
一般的なガソリンエンジン車両は、走行中にアクセルペダルとブレーキペダルを踏まない状況でもエンジンのアイドリングトルクがトルクコンバーター及び変速機に伝達されるため、車両が徐々に小さい速度を維持しながら走行するクリープ走行がなされる。
図13に図示するように、坂道走行状況にある車両は転がり抵抗だけでなく、mgsinθほどの傾斜抵抗を受け、このような傾斜抵抗により、運転手のブレーキペダル操作による摩擦制動力により坂道で車両が止まった後、ブレーキペダルを解除すると車両が後ろに下がってしまう。
車両が後ろに下がる状況を避けるために、運転手は再びブレーキペダルを踏んだり、アクセルペダルを操作するなど車両の後退防止のための操作を行う。
このように坂道走行で後退するのを防止するための操作の不便さをなくすために、アクセルペダル及びブレーキペダルを印加しない状況でも一定量の摩擦ブレーキを維持して後退を防止し、再び運転手がアクセルペダルを印加すると、摩擦ブレーキを解除して正常な運転状況に転換するクリープ制御技術が導入されている。
反面、燃料電池が搭載された電気自動車は別のエンジンがなくてもモータ駆動システム(モータ、減速機、タイヤ)の構成のみで走行するため、車両停止時にモータによるアイドリングトルクが自動発生することなく、ガソリンエンジン車両のようにクリープが発生しない。
そこで、電気自動車にガソリンエンジン車両のクリープ機能を具備させるために、モータトルク制御を通してクリープ機能を具現しなければならない。即ち、燃料電池自動車をはじめとするモータで駆動する純粋電気自動車は、一般のガソリン量産車と同一な走行感を満足させるために、エンジンアイドリングトルクと類似するトルクを生成するためのクリープ制御アルゴリズムが必要であり、クリープ運転時の走行感向上ためのクリープ制御アルゴリズムの開発と合せて、坂道での停止後の再出発時の後退を防止する技術もまた研究されている。
もちろん、燃料電池及び電気自動車のようにモータのみで駆動する車両では、追加的な別途のシステムの導入をしなくてもモータ駆動力の制御(例えば、坂道であることを判断してモータ駆動トルクを増大させる方法)を通して簡単に坂道での後退防止を具現することができる。
即ち、図12に図示するように、燃料電池及び電気自動車に坂道角センサー又は後退判断アルゴリズムを適用して坂道であることを判断し、判断された結果によってモータトルクを増加させる方法を具現することができ、この方法はモータ駆動力を直接制御することが容易であるため、簡単に具現することができる。
しかし、追加的に必要なモータトルク量を計算する部分が必要であり、その計算量が坂道角、搭乗者数など様々な変数によって異なり得るため、多くの誤差及び実験が必要であるという問題点がある。
特に、既存クリープトルク制御ロジックを維持して坂道であることが判断された場合、クリープトルク指令を増加させる方法は増加される追加モータトルクの量を正確に計算することが容易ではなく、正確に車両位置を維持するのに困難があり、更に、搭乗者数や坂道の角度など与えられた環境が変化すると、トルク量を再び計算してこそ車両位置が維持され、そうでない場合、車両が下がったり、過度に前に突進する状況が発生するという問題点がある。
本発明は前述した点を勘案してなされたものであって、本発明の目的は、平地及び坂道に関係なく、走行中に車両が停止した後、モータ位置制御モードで進入して、バックラッシュ補正が行われるようにした後、ブレーキ解除時に停止した位置を維持するためのモータの位置制御及びモータ位置安定化のチェックが行われ、クリープトルク制御が行われるようにすることで、ブレーキペダル及びアクセルペダルなどの操作をしなくても坂道での後退を最小に維持すると同時に、多様な坂道、搭乗者数などの変化に関係なく車両の原位置を維持できるようにした電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法を提供することにある(第1の目的)。
本発明の別の目的は、走行中に車両が停止した状態でブレーキを解除すると、まず坂道測定情報を基盤に停止した位置を維持するためのモータ位置制御又はクリープトルク制御が行われるようにすることで、ブレーキペダル及びアクセルペダルなどの操作をしなくても坂道での後退を最小に維持すると同時に、多様な坂道、搭乗者数などの変化に関係なく車両の原位置を維持することができ、その後クリープトルクモードに自然に転換されるようにした電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法を提供することにある(第2の目的)。
本発明のまた別の目的は、走行中に坂道などで車両が停止した後、ブレーキを解除すると、後退判断ロジックが実行されて停止した位置を維持するためのモータの位置制御又はクリープトルク制御が行われ、モータ位置制御時に停止した位置でのモータ位置安定化をチェックした後、クリープトルク制御が行われるようにすることで、ブレーキペダル及びアクセルペダルなどの操作をしなくても坂道での後退を最小に維持すると同時に、多様な坂道、搭乗者数などの変化に関係なく車両の原位置を維持することができ、その後クリープトルクモードに自然に転換されるようにした電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法を提供することにある(第3の目的)。
前述した第2の目的を達成するための本発明による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置は、車両停止後にブレーキ解除時、走行路の坂道を感知する坂道角センサーの検出情報を利用してモータ位置制御又はクリープトルク制御への進入可否を判定する坂道判断部と、モータ位置を維持するためのモータトルクを計算して、モータの位置を維持させるモータ位置制御部と、モータのクリープトルクを時間遅延を通して発生させると同時に、モータ速度を一定にする水準で制御するクリープトルク制御部と、を含めて構成されることを特徴とする。
前述した第2の目的を達成するための本発明による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法は、ブレーキ解除時、走行路の坂道角を測定して車両が後ろに下がる程度の坂道角であるかを判断してモータ位置制御又はクリープトルク制御への進入可否を判断する坂道判断段階と、坂道角が坂道判断基準傾斜角より小さい場合、クリープトルク制御段階に進入し、坂道角が坂道判断基準傾斜角より大きい場合、モータ位置を維持するためにモータトルクを増大させるモータ位置制御段階と、モータ位置制御進入後、一定時間後、モータ位置を継続維持するか又はクリープトルク制御段階に進入するかを判断するモータ位置安定化チェック段階と、モータトルクがモータ位置の維持のための安定化トルクを出発点として最大クリープトルクまで一定に増加してからなるクリープトルク制御段階と、を含むことを特徴とする。
前述した第3の目的を達成するための本発明による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置は、車両停止後にブレーキ解除時、車両が後ろに下がる状況を感知する後退判断部と、モータ位置を維持するためのモータトルクを計算して、モータの位置を維持させるモータ位置制御部と、モータのクリープトルクを時間遅延を通して発生させると同時に、モータ速度を一定にする水準で制御するクリープトルク制御部と、を含めて構成されることを特徴とする。
前述した第3の目的を達成するための本発明による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法は、、ブレーキ解除時、車両が後ろに下がるのを判断するために行われる後退判断段階と、車両が後退しない場合はクリープトルク制御段階に進入し、車両が後退していると判断するとモータ位置を維持するためにモータトルクを増大させるモータ位置制御段階と、一定時間後、モータ位置を継続維持するか又はクリープトルク制御段階に進入するかを判断するモータ位置安定化チェック段階と、モータトルクがモータ位置の維持のための安定化トルクを出発点として最大クリープトルクまで一定に増加してからなるクリープトルク制御段階と、を含むことを特徴とする。
本発明の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法によると、モータ駆動のみで走行する電気自動車の停止後にブレーキ解除時、停止した位置を維持するためのモータの位置制御が先行され、停止した位置でのモータ位置安定化をチェックした後、クリープトルク制御が行われるようにすることで、ブレーキペダル及びアクセルペダルなどを操作することなく、そして多様な坂道角及び搭乗者数などの変化に関係なく、坂道で車両の原位置を維持すると同時に後退又は急発進のような現象を防止するため、走行安定性を向上させることができる。
そして、モータ駆動のみで走行する電気自動車を提示し、バックラッシュ補償トルクを印加するショック防止モードが遂行されると共に坂道判断ロジックが実行され、ブレーキ解除時に停止した位置を維持するためのモータの位置制御が先行したり、クリープトルク制御が行われるようにした後、ブレーキペダルの解除後にも停止した位置でのモータ位置安定化をチェックしてクリープトルク制御が行われるようにすることで、ブレーキペダル及びアクセルペダルなどを操作することなく、そして多様な坂道角及び搭乗者数などの変化に関係なく、坂道角で車両の原位置を維持すると同時に後退又は急発進のような現象を防止するため、走行安定性を向上させることができる。
更に、坂道角センサーの検出及びこれを利用した坂道角判断ロジックを通して、車両が後退するためにモータ位置の維持のためのモータトルクを印加するモータ位置制御を実施するが、坂道角で計算された坂道負荷に該当するトルクをモータトルクに更に印加して、モータ位置の維持のための安定化がより早く行われるという長所を提供する。
また、モータ駆動のみで走行する電気自動車の停止時、バックラッシュ補償トルクを印加するショック防止モードが遂行されると共に後退判断ロジックが実行され、ブレーキ解除時に停止した位置を維持するためのモータの位置制御が先行されたり、クリープトルク制御が行われるようにした後、ブレーキペダルの解除後にも停止した位置でのモータ位置安定化をチェックしてクリープトルク制御が行われるようにすることで、ブレーキペダル及びアクセルペダルなどを操作することなく、そして多様な坂道角及び搭乗者数などの変化に関係なく、坂道で車両の原位置を維持すると同時に後退又は急発進のような現象を防止するため、走行安定性を向上させることができる。
本発明とは別の第1参考例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置を示す制御構成図である。 本発明とは別の第1参考例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法を説明する順序図である。 本発明とは別の第1参考例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法を説明する順序図である。 本発明とは別の第1参考例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法を制御モード別に示した制御ブロック図である。 本発明の第2実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置を示す制御構成図である。 本発明の第2実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法を説明する順序図である。 本発明の第2実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法を制御モード別に示した制御ブロック図である。 本発明の第3実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置を示す制御構成図である。 本発明の第3実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法を説明する順序図である。 本発明の第3実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法を説明する順序図である。 本発明の第3実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法を制御モード別に示した制御ブロック図である。 既存の電気自動車で坂道角センサー又は後退判断アルゴリズムを使用する例を説明する概略図である。 坂道走行時に車両が傾斜抵抗を受ける状況を説明する概略図である。
以下、本発明の好ましい実施例及び本発明とは別の参考例を添付図面を参照して詳しく説明する。まず、本発明とは別の第1参考例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法について説明する。
図1は第1参考例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御を示す制御構成図である。
第1参考例は、既存のモータトルク開ループ制御の短所を補完しつつ、坂道走行時にモータの位置(モータの回転子位置)を維持するために、モータ位置閉ループ制御方式を提供し、ブレーキペダル印加後、車両停止時に自動で位置制御モードに転換し、モータの現在位置のフィードバックを得てPID、PD制御などの適切な制御を通して現在位置を維持するためのモータトルクを自動計算して車両の位置を維持するために使用する。
第1参考例によるモータ位置及びクリープ制御装置10は、モータ位置制御決定部、モータ位置制御部20及びクリープトルク制御部30とで構成される。
モータ位置制御決定部は、車両停止からブレーキ解除後の一定時間までモータ位置制御を維持する時間を決定する。
モータ位置制御部20は、モータ位置(モータの回転子位置)を制御する構成であり、車両の停止時、位置制御進入時のモータ位置角度とバックラッシュ補償角度を加えて目標入力角を設定し、位置制御進入時のモータ位置角度と目標入力角の差をPD制御装置に入力して、車両の位置、即ち、モータの位置を維持するためのモータトルクを自動で計算する。
クリープトルク制御部30は、実際のトルクコンバーターのような油圧形成のためのトルクコンバーター油圧形成モデル部32とトルクコンバーター正常状態モデル部34とで構成され、トルクコンバーター油圧形成モデル部32は、ブレーキペダルを踏んで車両を停止させた状況でブレーキペダルをはずすブレーキ解除時、モータのクリープトルクが時間遅延して生じるようにする。
即ち、トルクコンバーター油圧形成モデル部32によるトルクコンバーター油圧形成過程により、モータのクリープトルクが時間遅延して生じるようにする。
トルクコンバーター正常状態モデル部34は、トルクコンバーター油圧形成モデル部の入出力端の速度差が大きくなるに従って、モータトルク伝達力が大きくなるという特性を模写する部分であり、モータの速度を一定速度に維持するために速度の増加に従ってトルクを減らす制御をし、結局モータ速度を一定にする水準でモータクリープトルクを調節する役割をする。
クリープトルク制御部30の最終トルク出力端には、クリープトルクの変化が急激に変化しないように調節するフィルター36が追加で連結される。
次に、前述した構成を基盤とする第1参考例のモータ位置及びクリープ制御方法を説明する。
図2及び3は第1参考例による電気自動車のクリープ走行制御方法を説明する順序図であり、図4は第1参考例による電気自動車のクリープ走行制御方法を制御モード別に示した制御ブロック図として、時間による制御モードの変化及びそれに伴うモータ構成トルクの変化様相を示している。
クリープトルク制御部30とモータ位置制御部20からなる下記のクリープ走行制御のためのロジックは一つの例示であるだけで、クリープトルク発生モードとモーと位置維持モードを有するという枠の中で多様な制御ロジックを具現することができる。
第1参考例は、モータ位置及びクリープ制御のために車両が停止すると同時に無条件モータ位置制御モードに進入する段階と、バックラッシュを除去するためのバックラッシュ補償制御段階と、ブレーキ解除時にモータ位置を維持するためにモータトルクを増大させるモータ位置制御段階と、モータ位置安定化チェック段階と、クリープトルク制御段階を通して、モータのみで走行する電気自動車でもブレーキペダル及びアクセルペダルなどを操作することなく坂道などで後退又は急発進のような現象を防止できるようにした点に主眼点を置く。
まず、平地又は坂道走行に関係なく、走行中にブレーキペダルを踏むと車両が停止すると同時に無条件モータ位置制御モードに進入する。
モータ位置制御モードでの1番目の制御は、バックラッシュを除去するためのバックラッシュ補償制御段階であり、バックラッシュによるショック防止制御を遂行する。
即ち、モータと減速機、又は減速機と走行タイヤ間にバックラッシュがある状況でモータトルクを突然加えると、減速機側に大きな衝撃が加えられて車体が瞬間ゆれるなどの乗車感が落ちるため、車両の停止状況であらかじめバックラッシュほど補償してやるためのモータ位置制御が遂行される。
従って、モータ回転子と減速機間のバックラッシュによるモータの現在角度と正常状態角度間の誤差を補償するために、モータ位置制御部20は位置制御進入時のモータ位置角度とバックラッシュ補償角度を加えて目標入力角を設定し、位置制御進入時のモータ位置角度と目標入力角の差をPD制御装置に入力して、車両の位置、即ち、モータの位置を維持するためのモータトルクを自動で計算する。
このようにモータの位置を維持するためのモータトルクを計算するが、計算されたトルク印加時、ショック防止のためにバックラッシュを考慮してモータトルクを計算する。
このとき、ブレーキペダルを踏んだ状態でのバックラッシュによるモータ位置の誤差を補正するためのバックラッシュ解消用モータトルク、即ち、モータ駆動力(図4のF1)はバックラッシュを解消できるほどの小さい量だけが必要である。
上述のようなバックラッシュによるショック防止制御を行った状態でブレーキペダルをはずすブレーキ解除時、車両が坂道に止まっている場合、坂道負荷が突然生じるため、この坂道負荷に関係なく車両の停止位置、即ち、モータの原位置を維持するためのモータ位置制御が行われて、モータに原位置を維持するのに必要なトルク、即ち、上記で計算されたトルクを印加する。
そこで、ブレーキ解除時、モータ位置を維持するために計算されたモータトルク(バックラッシュ解消のためのトルクを差し引いたトルク)にてモータ一制御段階が行われる。
このとき、ブレーキペダル解除時に坂道負荷が突然加えられることによって、モータ位置制御モード状況でモータ位置を維持するためのモータトルク、即ち、モータ駆動力(図4のF2)が増大されて、車両は坂道などでも継続して停止した状態を維持する。
次いで、上記モータ位置制御決定部でモータ位置制御を維持する時間を決定して、一定時間以上の場合、モータ位置制御が持続的に行わなければならないと判定する。
従って、一定時間後、下記のようにモータ位置安定化チェック段階が行われる。
上記モータ位置安定化チェック段階は、モータトルクの変化量及び位置の変化量が発生されたかを判断して車両の位置、即ち、モータの位置が持続的に原位置を維持するか、クリープトルクに転換しなければならないかを判断する段階である。
モータ位置安定化チェックのために、まずモータのトルク変化量がモータトルク安定化の基準値(図2のA)より小さいか、安定化判断カウントを増加させ、安定化判断カウントが安定化判断基準カウント値(図2のC)より大きいと、モータ位置が安定的に維持されたと判断する。
従って、ブレーキ解除後、モータ位置安定化チェック段階を開始して、モータ位置が安定的に維持されていると判断すると、クリープトルク制御段階に転換するかを判断する。
即ち、モータ位置制御が安定化されたと判断すると、モータ位置の維持のための安定化トルクが最大クリープトルクより小さい場合、クリープトルク制御モードに転換して、モータ位置の維持のための安定化トルクを出発点として徐々に最大クリープトルクまで増加しつつクリープトルク制御が行われる。
より詳しくは、モータ位置の維持のための安定化トルクがクリープトルクより小さい場合はクリープトルク制御段階に添加されて、モータ位置の維持のための安定化されたモータトルクを出発点として最大クリープトルクまでモータトルク(図4のF3)が上昇すると、車両が徐々に動き、反面、モータ位置の維持のための安定化トルクがクリープトルクより大きい場合はモータ位置は継続して変わらず維持される。
このとき、前述したモータ位置の位置のための制御、そしてクリープトルク制御はアクセルペダルやブレーキペダルを含むと解除される。
このように、モータ駆動のみで走行する電気自動車が坂道を走行するとき、搭乗者数や坂道角に関係なく正確に車両の原位置、即ち、モータの位置を維持した後、クリープトルク制御モードに転換されるようにすることで、坂道に停止した後、再出発をしても後退又は急発進することなく走行することができるため、運転性を大きく向上させることができる。
一方、平地を走行する状況でも無条件に上記のようなモータ位置制御が行われるが、平地では車両負荷がないため、モータ位置安定化時間が早くなり、即時クリープトルク制御モードに転換されるため、別途の制御上の問題は発生しない。
ここで、本発明の第2実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法を説明すると次のようである。
図5は本第2実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置を示す制御構成図である。
第2実施例は、既存のモータトルク開ループ制御の短所を補完しつつ、坂道走行時にモータの位置(モータの回転子の位置)を維持するためにモータ位置閉ループ制御方式を提供し、ブレーキペダル印加後に車両停止すると、バックラッシュ補償トルクを印加するショック防止モードが行われると同時に坂道判断ロジックが実行され、ブレーキ解除時に自動で位置制御モードに転換されながら、モータの現在位置のフィードバックを受けてPID、PD制御などの適切な制御を通して現在位置を維持するためのモータトルクを自動計算して車両の位置の維持のために使用する。
第2実施例によるモータ位置及びクリープ制御装置10は、坂道角センサー50の検出値を基盤に走行路の坂道角度と計算すると共に、モータ位置制御又はクリープトルク制御モードへの進入可否を判定する坂道判断部40、モータ位置制御部20及びクリープトルク制御部30とで構成される。
坂道判断部40は、車両停止後にブレーキ解除時、車両が走行していた走行路の坂道角によってモータ位置制御又はクリープトルク制御モードへの進入可否を判定する。
即ち、坂道判断部40は、車両停止後にブレーキ解除時、走行路の坂道角を感知する坂道角センサーの検出情報を利用してモータ位置制御又はクリープトルク制御への進入可否を判定する構成であり、測定された走行路の坂道角が坂道の判断のための基準傾斜角より小さいとクリープトルク制御段階に進入すると判定し、測定された坂道角が坂道の判断のための基準傾斜角より大きいとモータ位置制御段階に進入すると判定する。
モータ位置制御部20はモータ位置(モータの回転子の位置)を制御する構成であり、モータ位置制御進入時点でモータの現在の角度に正常状態の角度との誤差を補償するためのオフセット角を加えて目標入力角を設定し、現在の角度と目標入力角の差をPD制御装置に入力して車両の位置、即ち、モータの位置を維持するためのモータトルクを自動で計算する。
クリープトルク制御部30は、実際のトルクコンバーターのような油圧形成のためのトルクコンバーター油圧形成モデル部32とトルクコンバーター正常状態モデル部34とで構成されるが、トルクコンバーター油圧形成モデル部32はブレーキペダルを踏んで車両を停止させた状況でブレーキペダルをはずすブレーキ解除時、モータのクリープトルクが時間遅延を通して発生するようにする。
即ち、トルクコンバーター油圧形成モデル部32によるトルクコンバーター油圧形成過程により、モータのクリープトルクが時間遅延を通して表れるようにする。
トルクコンバーター正常状態モデル部34はトルクコンバーター油圧形成モデル部の入出力端の速度差が大きくなるに従って、モータトルク伝達力が大きくなる特性を模写する部分であり、モータの速度を一定な速度に維持するために速度の増加に従ってトルクを減らす制御をし、結局モータ速度を一定にする水準でモータクリープトルクを調節する役割をする。
クリープトルク制御部30の最終トルク出力端には、クリープトルクの変化が急激に変化しないように調節するフィルター36が追加で連結される。
ここで前述した構成を基盤として、本発明のモータ位置及びクリープ制御方法を次に説明する。
図6は第2実施例による電気自動車のクリープ走行制御方法を説明する順序図であり、図7は第2実施例による電気自動車のクリープ走行制御方法を制御モード別に示した制御ブロック図であり、時間による制御モードの変化及びそれに伴うモータ駆動トルクの変化様相を示している。
本発明は、ブレーキペダルを印加して車両が停止すると共に、バックラッシュによるショック防止制御のためにバックラッシュを除去するバックラッシュ補償制御段階と、ブレーキ解除時、走行路の坂道角を測定してモータ位置制御又はクリープトルク制御への進入可否を判定する坂道判断段階と、坂道角が坂道判断基準傾斜角より大きい場合、モータ位置を維持するためにモータトルクを増大させるモータ位置制御段階と、モータ位置安定化チェック段階と、クリープトルク制御段階などを通してモータのみで走行する電気自動車でもブレーキペダル及びアクセルペダルなどを操作することなく坂道などで後退又は急発進のような現象を防止できるようにした点に主眼点を置く。
まず、坂道走行状況で、ブレーキペダルを踏むと車両が停止すると共に無条件バックラッシュを除去するためのバックラッシュ補償制御段階として、バックラッシュによるショック防止制御を行う。
即ち、モータと減速機、又は減速機と走行タイヤ間にバックラッシュがある状況でモータトルクを突然加えると、減速機側に大きな衝撃が加えられて車体が瞬間揺れるなど乗車感が落ちるため、車両の停止状況であらかじめバックラッシュほど補償してやるためのモータ位置制御が行われる。
従って、モータ回転子と減速期間のバックラッシュによるモータの現在の角度と正常状態の角度間の誤差を補償するために、即ち、走行中ブレーキ印加時、車両が停止すると共にバックラッシュ除去のために、ショック防止のためにバックラッシュを考慮してモータトルクを計算する過程と、バックラッシュを解消することができる水準のトルクをモータに印加する過程としてバックラッシュ補償制御段階が行われる。
このとき、ブレーキペダルを踏んだ状態でのバックラッシュによるモータ位置の誤差を補正するためのバックラッシュ解消用モータトルク、即ち、モータ駆動力(図7のF1)はバックラッシュを解消できるほどの小さい量のみが必要である。
次に、バックラッシュによるショック防止制御を行った状態でブレーキペダルをはずすブレーキ解除時、車両が坂道に止まっている場合、坂道負荷が突然生じるため、車両が後ろに下がるのを防止するための先行段階として坂道判断段階が行われる。
即ち、ブレーキ解除時、走行路の坂道角を感知する坂道角センサーの検出情報を利用してモータ位置制御又はクリープトルク制御への進入可否を判定するが、坂道角が坂道判断のための基準傾斜角より小さい場合、クリープトルク制御段階に進入するようにし、坂道角が坂道判断のための基準傾斜角より大きい場合、モータ位置制御モードに進入されるようにする。
言い換えると、ブレーキペダル解除時、坂道角センサーの傾斜情報を坂道判断部からの入力を受けた後、坂道角が定められた基準傾斜角水準以上である場合は車両が後退するためにあらかじめモータ位置制御モードに進入し、坂道角が定められた基準傾斜角以下である場合、外部負荷ノイズに関係なくモータ位置を維持するためのモータ位置制御が行われ、モータ位置の維持に必要なトルクを発生し、下記のように坂道角の負荷ほどのトルクが追加されるため、モータ位置が早い時間に安定化される。
そこで、モータ位置制御モードとして、モータ位置制御進入時点でモータの現在の角度に正常状態の角度の誤差を補償するためのオフセット角を加えて目標入力角を設定する過程と、現在の角度と目標入力角との差をPD制御装置に入力してモータの位置を維持するためのモータトルクを計算する過程と、計算されたモータトルクが坂道角センサー50の検出による坂道負荷値ほどのトルクに加えられた最終モータトルクがモータ位置を維持するようにモータに印加する過程が行われる。
従って、車両が坂道で後退する現象を発生させる坂道負荷に関係なく車両の停止した位置、即ち、モータの原位置が維持される。
即ち、ブレーキペダル解除時、坂道負荷が突然加えられることによって、モータ位置制御モード状況でモータ位置を維持するために計算された最終モータトルク、即ち、モータ駆動力(図7のF2)が増大するため、車両は坂道などでも継続して停止状態を維持する。
特に、坂道角センサー50の検出による坂道角、即ち、坂道負荷値(mgsinθ)がモータ位置制御のためのモータ位置制御部にフィードフォワードの入力として提供されて、モータ位置の維持のための制御時にモータに印加されるモータトルクが坂道負荷値ほどのトルクに加えられるようにすることで、モータ位置の維持が早い時間により安定化される。
一方、パワーフォワード値として入力される坂道負荷値(mgsinθ)は坂道角と車両の重量で計算され、坂道角は坂道角センサー50から継続して測定され、重量変化は感知できないが、搭乗者数のような重量変化はモータ位置のフィードバック制御部分で十分に補償することができる。
次に、一定時間後、次のようにモータ位置安定化チェック段階が行われる。
上記モータ位置安定化チェック段階は、モータトルク変化量及び位置変化量が発生されたかを判断して車両の位置、即ち、モータの位置が持続的に原位置を維持するか、クリープトルクに転換するかを判断する段階である。
クリープ位置安定化チェックのために、まずモータのトルク変化量がモータトルク安定化基準値より小さいか、モータの位置変化量がモータ位置安定化基準値より小さい場合、安定化判断カウントを増加させ、安定化判断カウントが安定化判断基準カウント値より大きい場合、モータ位置が安定的に維持されると判断する。
従って、ブレーキ解除後、モータ位置安定化チェック段階を開始して、モータ位置が安定的に維持されると判断すると、クリープトルク制御段階に転換するかを判断する。
即ち、モータ位置制御が安定化されたと判断すると、モータ位置の維持のための安定化トルクが最大クリープトルクより小さい場合、クリープトルク制御モードに転換されて、モータ位置の維持のための安定化トルクを出発点として徐々に最大クリープトルクまで増加しつつクリープトルク制御が行われる。
より詳しくは、モータ位置の維持のための安定化トルクがクリープトルクより小さい場合はクリープトルク制御段階に転換されて、モータ位置の維持のための安定化されたモータトルクを出発点として最大クリープトルクまでモータトルク(図7のF3)が上昇すると、車両が徐々に動き、反面、モータ位置の維持のための安定化トルクがクリープトルクより大きい場合はモータ位置は継続して変わらず維持される。
このとき、前述したモータ位置の維持のための制御、そしてクリープトルク制御はアクセルペダルやブレーキペダルを踏むと解除される。
このように、モータ駆動のみで走行する電気自動車が坂道を走行するとき、停止時にバックラッシュの除去を実施し、再びブレーキを解除すると、坂道の判断によるモータ位置制御又はクリープトルク制御が行われるが、搭乗者数や坂道角に関係なく正確に車両の原位置、即ち、モータの位置を維持した後、クリープトルク制御モードに転換されるようにすることで、坂道に停止した後、再出発をしても後退又は急発進なく走行できるため、運転性を大きく向上させることができる。
ここで、本発明の第3実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法を次に説明する。
図8は本第3実施例による電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置を示す制御構成図である。
第3実施例は、既存のモータトルク開ループ制御の短所を補完しつつ、坂道走行時にモータの回転子の位置を維持するためにモータ位置閉ループ制御方式を提供し、ブレーキペダルを印加した後、車両停止時にバックラッシュ補償トルクを印加するショック防止モードが行われると同時に後退判断ロジックが実行され、ブレーキ解除時に自動で位置制御モードに転換しつつ、モータの現在の位置のフィードバックを受けてPID、PD制御などの適切な制御を通して現在の位置を維持するためのモータトルクを自動計算して車両の位置の維持のために使用する。
第3実施例によるモータ位置及びクリープ制御装置10は、後退判断部60、モータ位置制御部20及びクリープトルク制御部30とで構成される。
後退判断部60は車両停止後のブレーキ解除時、車両が後ろに下がる状況を感知する構成であり、ギアが前進ギアに位置していることを検出するギア変速段検出部と、タイヤが後進方向に回転していることを感知するタイヤ回転方向検出部とで構成される。
モータ位置制御部20はモータ位置(モータの回転子の位置)を制御する構成であり、モータ位置制御進入時点でモータの現在の角度と正常状態の角度との誤差を補償するためのオフセット角を加えて目標入力角を設定し、現在の角度と目標入力角の差をPD制御装置に入力して、車両の位置、即ち、モータの位置を維持するためのモータトルクを自動で計算する。
クリープトルク制御部30は、実際トルクコンバーターのような油圧形成のためのトルクコンバーター油圧形成モデル部32とトルクコンバーター正常状態モデル部34とで構成されるが、トルクコンバーター油圧形成モデル部32はブレーキペダルを踏んで車両を停止させた状況でブレーキペダルをはずすブレーキ解除時、モータのクリープトルクが時間遅延を通して発生するようにする。
即ち、トルクコンバーター油圧形成モデル部32によるトルクコンバーター油圧形成過程により、モータのクリープトルクが時間遅延を通して表れるようにする。
トルクコンバーター正常状態モデル部34は、トルクコンバーター油圧形成モデル部の入出力端速度の差が大きくなるに従って、モータトルク伝達力が大きくなる特性を模写する部分であり、モータの速度を一定な速度に維持するために速度の増加に従ってトルクを減らす制御をし、結局モータ速度を一定にする水準でモータクリープトルクを調節する役割をする。
クリープトルク制御部30の最終トルク出力端には、クリープトルクの変化が急激に変化しないように調節するフィルター36が更に連結される。
ここで、前述した構成を基盤とする第3実施例のモータ位置及びクリープ制御方法を説明する。
図9及び図10は第3実施例による電気自動車のクリープ走行制御方法を説明する順序図であり、図11は第3実施例による電気自動車のクリープ走行制御方法を制御モード別に示した制御ブロック図であり、時間による制御モードの変化及びそれに伴うモータ駆動トルクの変化様相を示している。
クリープトルク制御部30とモータ位置制御部20からなる下記のクリープ走行制御のためのロジックは一つの例示だけであり、クリープトルク発生モードとモータ位置維持モードを有するという枠の中で多様な制御ロジックを具現することができる。
第3実施例は、ブレーキペダルを印加して車両が停止すると同時にバックラッシュによるショック防止制御のためにバックラッシュを除去するバックラッシュ補償制御段階と、ブレーキ解除時、車両が後ろに下がっているのを判断するために行われる後退判断段階と、車両の後退ではない場合はクリープトルク制御段階に進入し、車両が下がっていると判断すると、モータ位置を維持するためにモータトルクを増大させるモータ位置制御段階と、モータ位置安定化チェック段階と、クリープトルク制御段階などを通してモータのみで走行する電気自動車でもブレーキペダル及びアクセルペダルなどを操作することなく坂道などで後退又は急発進のような現象を防止できるようにした点に主眼点を置く。
まず、坂道走行状況で、ブレーキペダルを踏むと車両が停止すると同時に、無条件バックラッシュを除去するためのバックラッシュ補償制御段階として、バックラッシュによるショック防止制御を行う。
即ち、モータと減速機、又は減速機と走行タイヤ間にバックラッシュがある状況でモータトルクを突然加えると、減速機側に大きな衝撃が加えられて車体が瞬間揺れるなど乗車感が落ちるため、車両の停止状況であらかじめバックラッシュほど補償するためのモータ位置制御が行われる。
従って、モータ回転子と減速期間のバックラッシュによるモータの現在の角度と正常状態の角度間の誤差を補償するために、即ち、走行中にブレーキ印加時、車両が停止すると同時にバックラッシュ除去のために、ショック防止のためにバックラッシュを考慮してモータトルクを計算する過程と、バックラッシュを解消できる水準のトルクをモータに印加する過程としてバックラッシュ補償制御段階が行われる。
このとき、ブレーキペダルを踏んだ状態でのバックラッシュによるモータ位置の誤差を補正するためのバックラッシュ解消用モータトルク、即ち、モータ駆動力(図11のF1)はバックラッシュを解消できるほどの小さい量だけが必要である。
次に、バックラッシュによるショック防止制御を行った状態でブレーキペダルをはずすブレーキ解除時、車両が坂道にあるとき坂道負荷が突然生じるため、車両が後ろに下がっていることを判断するための後退判断段階が行われる。
即ち、ブレーキペダル解除時、坂道/平地を判断するが、ギア段数とモータ回転方向などを通した後退判断ロジックを行って後退判断可否を具現することができ、後退判断可否によって2種の異なる運転モードに転換し、後退と判定された場合(坂道判定)には、外部負荷ノイズに関係なくモータ位置を維持するための位置制御が行われてモータ位置の維持に必要なモータトルクを発生する。
このとき、車両の後退ではない場合はクリープトルク制御段階に進入し、車両が後退していると判断すると、モータ位置を維持するためにモータトルクを増大させるモータ位置制御段階が行われる。
より詳しくは、上記後退判断段階はギア変速段検出部でギア変速段が前進(D段)段と検出し、同時にタイヤ回転方向検出部でタイヤが後進方向に回転すると感知すると、後退判断カウントを増加させて後退判断カウントが後退判断基準カウント値より大きい場合、後退と最終判定し、このように車両が後ろに下がっていると判定すると、モータ位置を維持するためにモータトルクを計算された水準まで増大させるモータ位置制御モードが行われる。
このとき、モータ位置を維持するモータトルク計算は、モータ位置制御進入時点でモータの現在の角度に正常状態の角度との誤差を補償するためのオフセット角を加えて目標入力角を設定する過程と、現在の角度と目標入力角の差をPD制御装置に入力してモータの位置を維持するためのモータトルクを計算する過程からなり、このようにモータ位置を維持できる水準まで計算されたトルクがモータに印加されてモータ位置制御が行われる。
一方、車両が後退と判定されない場合、下記のようなクリープトルク制御が行われる。
従って、車両が坂道で後退する現象を発生させる坂道負荷に関係なく車両の停止した位置、即ち、モータの原位置を維持するためのモータ位置制御が行われて、モータの原位置を維持できる水準までモータトルクを増大させるトルク命令を下す。
このとき、ブレーキペダル解除時、坂道負荷が突然加えられることによって、モータ位置制御モード状況でモータ位置を維持するためのモータトルク、即ち、モータ駆動力(図11のF2)が増大されて、車両は坂道などでも継続して停止した状態を維持する。
次いで、一定時間後、下記のようにモータ位置安定化チェック段階が行われる。
上記モータ位置安定化チェック段階は、モータトルク変化量及び位置変化量が発生されたかを判断して車両の位置、即ち、モータの位置が持続的に原位置を維持するか、クリープトルクに転換するかを判断する段階である。
モータ位置安定化チェックのために、まずモータのトルク変化量がモータトルク安定化基準値より小さいか、モータの位置変化量がモータ位置安定化基準値より小さい場合、安定化判断カウントを増加させ、安定化判断カウントが安定化判断基準カウント値より大きい場合、モータ位置が安定的に維持されていると判断する。
従って、ブレーキ解除後にモータ位置安定化チェック段階を開始して、モータ位置が安定的に維持されていると判断されると、クリープトルク制御段階に転換するかを判断する。
即ち、モータ位置制御が安定化されたと判断されると、モータ位置の維持のための安定化トルクが最大クリープトルクより小さい場合、クリープトルク制御モードに転換されて、モータ位置の維持のための安定化トルクを出発点として徐々に最大クリープトルクまで増加すると、クリープトルク制御が行われる。
より詳しくは、モータ位置の維持のための安定化トルクがクリープトルクより小さい場合はクリープトルク制御段階に転換されて、モータ位置の維持のための安定化されたモータトルクを出発点として最大クリープトルクまでモータトルク(図11のF3)が上昇すると、車両が徐々に動き、反面、モータ位置の維持のための安定化トルクがクリープトルクより大きい場合はモータ位置は継続して変わらず維持される。
このとき、前述したモータ位置の維持のための制御、そしてクリープトルク制御はアクセルペダルやブレーキペダルを踏むと解除される。
このように、モータ駆動のみで走行する電気自動車が坂道を走行するとき、停止時にバックラッシュ除去を実施し、再びブレーキ解除時に後退判断可否を判定して搭乗者数や坂道角に関係なく正確に車両の原位置、即ち、モータの位置を維持した後、クリープトルク制御モードに転換されるようにすることで、坂道に停止した後、再出発をしても後退又は急発進なく走行することができるため、運転性を大きく向上させることができる。
10 モータ位置及びクリープ制御装置
20 モータ位置制御部
30 クリープトルク制御部
32 トルクコンバーター油圧形成モデル部
34 トルクコンバーター正常状態モデル部
36 フィルター
40 坂道判断部
50 坂道角センサー
60 後退判断部

Claims (22)

  1. 車両停止後にブレーキを解除したとき、走行路の坂道角を感知する坂道角センサーの検出情報を利用してモータ位置制御又はクリープトルク制御への進入可否を判定する坂道判断部と、
    モータ位置を維持するためのモータトルクを計算して、モータの位置を維持させるモータ位置制御部と、
    モータのクリープトルクを時間遅延を通して発生させると同時にモータ速度を一定にする水準で制御するクリープトルク制御部と、を含めて構成されることを特徴とする電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置。
  2. 前記モータ位置制御部は、モータ位置制御進入時点でモータの現在の角度に正常状態の角度の誤差を補償するためのオフセット角を加えて目標入力角を設定し、現在の角度と目標入力角の差をPD制御装置に入力してモータ位置を維持するためのトルクを計算することを特徴とする請求項1記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置。
  3. 前記クリープトルク制御部は、モータのクリープトルクを時間遅延を通して発生させるトルクコンバーター油圧形成モデル部と、モータのクリープトルクをモータ速度を一定に維持するための水準で制御するトルクコンバーター正常状態モデル部とを含むことを特徴とする請求項1に記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置。
  4. 前記クリープトルク制御部の最終トルク出力端には、クリープトルクの変化が急激に変化しないように調節するフィルターが連結されることを特徴とする請求項1に記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置。
  5. ブレーキ解除時、走行路の坂道角を測定して車両が後ろに下がる程度の坂道角であるかを判断してモータ位置制御又はクリープトルク制御への進入可否を判定する坂道判断段階と、
    坂道角が坂道判断基準傾斜角より小さい場合、クリープトルク制御段階に進入するが、坂道角が坂道判断基準傾斜角より大きい場合、モータ位置を維持するためにモータトルクを増大させるモータ位置制御段階と、
    モータ位置制御に進入して一定時間後、モータ位置を継続して維持するか、或いはクリープトルク制御段階に進入しなければならないかを判断するモータ位置安定化チェック段階と、
    モータトルクがモータ位置の維持のための安定化トルクを出発点として最大クリープトルクまで一定に増加してからなるクリープトルク制御段階と、を含むことを特徴とする電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  6. 走行中にブレーキを印加するとき、車両が停止すると同時にバックラッシュ除去のために、ショック防止のためにバックラッシュを考慮してモータトルクを計算する過程と、バックラッシュを解消できる水準のトルクに印加する過程とからなるバックラッシュ補償制御段階を更に含むことを特徴とする請求項5記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  7. 前記モータ位置制御段階は、
    モータ位置制御進入時点でモータの現在の角度に正常状態の角度の誤差を補償するためのオフセット角を加えて目標入力角を設定する過程と、
    現在の角度と目標入力角の差をPD制御装置に入力してモータの位置を維持するためのモータトルクを計算する過程と、
    坂道角センサーの検出による坂道負荷値(mgsinθ)がフィードフォワードの入力として提供されて、坂道負荷値ほどのトルクに計算されたモータトルクが加えられた最終モータトルクがモータ位置を維持するようにモータに印加される過程と、からなることを特徴とする請求項5記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  8. 前記モータ位置安定化チェック段階は、
    モータのトルク変化量がモータトルク安定化基準値より小さいか、モータの位置変化量がモータ位置安定化基準値より小さい場合、安定化判断カウントを行ってモータ位置が安定的に維持されていると判断する過程と、
    クリープトルク制御段階に転換しなければならないかを判断する過程と、からなることを特徴とする請求項5記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  9. モータ位置の維持のための安定化トルクが最大クリープトルクより小さい場合、クリープトルク制御モードに転換され、モータ位置の維持のための安定化トルクがクリープトルクより大きい場合は、モータ位置が維持されることを特徴とする請求項8記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  10. 前記モータ位置制御及びクリープトルク制御は、アクセルペダルやブレーキペダルを踏むと即時に解除されることを特徴とする、請求項5記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  11. 車両停止後にブレーキを解除したとき、車両が後ろに下がる状況を感知する後退判断部と、
    モータ位置を維持するためのモータトルクを計算して、モータの位置を維持させるモータ位置制御部と、
    モータのクリープトルクを時間遅延を通して発生させると同時にモータ速度を一定にする水準で制御するクリープトルク制御部と、を含めて構成されることを特徴とする電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置。
  12. 前記後退判断部は、ギアが前進ギアに位置されていることを検出するギア変速段検出部と、タイヤが後進方向に回転していることを感知するタイヤ回転方向検出部とで構成されることを特徴とする請求項11記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置
  13. 前記モータ位置制御部は、モータ位置制御進入時点でモータの現在の角度に正常状態の角度との誤差を補償するためのオフセット角を加えて目標入力角を設定し、現在の角度と目標入力角の差をPD制御装置に入力してモータ位置を維持するためのトルクを計算することを特徴とする、請求項11記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置。
  14. 前記クリープトルク制御部は、モータのクリープトルクを時間遅延を通して発生させるトルクコンバーター油圧形成モデル部と、モータのクリープトルクをモータ速度を一定に維持するための水準で制御するトルクコンバーター正常状態モデル部とを含むことを特徴とする、請求項11記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置。
  15. 前記クリープトルク制御部の最終トルク出力端には、クリープトルクの変化が急激に変化しないように調節するフィルターが連結されることを特徴とする、請求項11記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置。
  16. ブレーキ解除時、車両が後ろに下がることを判断するために行われる後退判断段階と、
    車両が後退していない場合は、クリープトルク制御段階に進入し、車両が後退していると判断されると、モータ位置を維持するためのモータトルクを印加させるモータ位置制御段階と、
    モータ位置制御に進入して一定時間後、モータ位置を継続して維持するか、或いはクリープトルク制御段階に進入しなければならないかを判断するモータ位置安定化チェック段階と、
    モータトルクがモータ位置の維持のための安定化トルクを出発点として最大クリープトルクまで一定に増加してからなるクリープトルク制御段階と、を含むことを特徴とする電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  17. 走行中にブレーキを印加するとき、車両が停止すると同時にバックラッシュの除去のために、ショック防止のためにバックラッシュを考慮してモータトルクを計算する過程と、バックラッシュを解消できる水準のトルクをモータに印加する過程とからなるバックラッシュ補償制御段階を更に含むことを特徴とする、請求項16記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  18. 前記後退判断段階は、
    ギア変速段が前進段(D段)状態でタイヤが後進方法に回転していることを感知する過程と、
    後退判断カウントを増加させて後退判断カウントが後退判断基準カウント値より大きい場合、後退と判定する過程と、からなることを特徴とする、請求項16記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  19. 前記モータ位置制御段階は、
    モータ位置制御進入時点でモータの現在の角度に正常状態の角度との誤差を補償するためのオフセット角を加えて目標入力角を設定する過程と、
    現在の角度と目標入力角の差をPD制御装置に入力してモータの位置を維持するためのモータトルクを計算する過程と、
    モータ位置を維持できる水準まで増大されたトルクをモータに印加する過程と、からなることを特徴とする、請求項16記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  20. 前記モータ位置安定化チェック段階は、
    モータのトルク変化量がモータトルク安定化基準値より小さいか、モータの位置変化量がモータ位置安定化基準値より小さい場合、安定化判断カウントを行ってモータ位置が安定的に維持されていると判断する過程と、
    クリープトルク制御段階に添加しなければならないかを判断する過程と、からなることを特徴とする、請求項16記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  21. モータ位置の維持のための安定化トルクが最大クリープトルクより小さい場合、クリープトルク制御モードに転換され、モータ位置の維持のための安定化トルクがクリープトルクより大きい場合は、モータ位置が維持されることを特徴とする、請求項20記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
  22. 前記モータ位置制御及びクリープトルク制御は、アクセルペダルやブレーキペダルを踏むと即時に解除されることを特徴とする、請求項16記載の電気自動車のモータ位置及びクリープ制御方法。
JP2013225344A 2009-07-30 2013-10-30 電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法 Active JP5878906B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR20090069759A KR101491171B1 (ko) 2009-07-30 2009-07-30 전기자동차의 모터 위치 및 크립 제어 장치와 그 제어 방법
KR10-2009-0069759 2009-07-30
KR10-2009-0069758 2009-07-30
KR20090069756A KR101481182B1 (ko) 2009-07-30 2009-07-30 전기자동차의 모터 위치 및 크립 제어 장치와 그 제어 방법
KR10-2009-0069756 2009-07-30
KR1020090069758A KR101499995B1 (ko) 2009-07-30 2009-07-30 전기자동차의 모터 위치 및 크립 제어 장치와 그 제어 방법

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009266232A Division JP5600415B2 (ja) 2009-07-30 2009-11-24 電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014042451A true JP2014042451A (ja) 2014-03-06
JP5878906B2 JP5878906B2 (ja) 2016-03-08

Family

ID=43527790

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009266232A Active JP5600415B2 (ja) 2009-07-30 2009-11-24 電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法
JP2013225344A Active JP5878906B2 (ja) 2009-07-30 2013-10-30 電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009266232A Active JP5600415B2 (ja) 2009-07-30 2009-11-24 電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8315752B2 (ja)
JP (2) JP5600415B2 (ja)
CN (1) CN101987622B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016164036A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 本田技研工業株式会社 車両駐車制御装置
KR20200035305A (ko) * 2017-10-02 2020-04-02 스카니아 씨브이 악티에볼라그 적어도 하나의 전기기계를 제어하기 위한 시스템 및 방법

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4380676B2 (ja) * 2006-09-12 2009-12-09 トヨタ自動車株式会社 移動体
JP5614541B2 (ja) * 2011-03-17 2014-10-29 三菱自動車工業株式会社 電動車両
KR20130009083A (ko) 2011-07-14 2013-01-23 현대자동차주식회사 차량의 크립토크 제어 방법
JP5825081B2 (ja) * 2011-12-09 2015-12-02 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP6111516B2 (ja) * 2011-12-21 2017-04-12 スズキ株式会社 電動車両のモータ制御装置
US9008924B2 (en) * 2012-05-08 2015-04-14 Eaton Corporation Transmission creep control
US9499154B2 (en) * 2012-05-08 2016-11-22 Eaton Corporation Method to initiate, manage, and adapt vehicle motion at low speeds in a wet clutch dual clutch transmission
CN102717801B (zh) * 2012-06-01 2015-06-03 内蒙古北方重型汽车股份有限公司 电动轮非公路自卸车坡起自动防倒滑***
CN102887081B (zh) * 2012-09-27 2015-12-16 重庆长安汽车股份有限公司 一种新能源汽车的坡道起步的控制方法
CN102963253B (zh) * 2012-11-27 2014-02-12 深圳市力驰电动汽车有限公司 一种电动汽车自控缓行的方法及装置
JP6015511B2 (ja) * 2013-03-22 2016-10-26 マツダ株式会社 車両の走行制御装置
US9557748B2 (en) * 2013-04-26 2017-01-31 Ford Global Technologies, Llc Powertrain creep torque control
KR101439029B1 (ko) 2013-05-29 2014-09-05 현대자동차주식회사 모터구동차량의 크립토크 제어방법
CN103475278A (zh) * 2013-08-26 2013-12-25 天津市松正电动汽车技术股份有限公司 一种叉车驻坡控制流程
US10293810B2 (en) 2013-10-18 2019-05-21 Ford Global Technologies, Llc Hybrid vehicle idle and creep control
CN103569129B (zh) * 2013-11-11 2016-03-30 重庆长安汽车股份有限公司 一种纯电动车的零踏板扭矩控制方法
US9052006B1 (en) * 2013-12-13 2015-06-09 Hyundai Motor Company Controlling method and system for reducing tip-in shock
KR101996830B1 (ko) * 2013-12-24 2019-10-01 현대자동차 주식회사 진동 감소 장치 및 이를 이용한 진동 감소 방법
US9327709B2 (en) 2014-02-12 2016-05-03 Ford Global Technologies, Llc Cancelling creep torque in a hybrid vehicle
KR101491408B1 (ko) * 2014-02-12 2015-02-06 현대자동차주식회사 경사로 출발 보조 장치의 제어 방법
FR3021280B1 (fr) * 2014-05-21 2017-12-22 Renault Sas Procede de controle d'un groupe motopropulseur d'un vehicule, dispositif et vehicule correspondant.
KR101601430B1 (ko) * 2014-06-13 2016-03-09 현대자동차주식회사 모터구동차량의 크립토크 제어방법
US10099575B2 (en) * 2014-09-29 2018-10-16 Ford Global Technlogies, Llc Creep compensation using road grade and mass estimation
US10308138B2 (en) 2016-05-11 2019-06-04 Ford Global Technologies, Llc Hybrid electric vehicle creep control
US10106148B2 (en) 2016-08-19 2018-10-23 Ford Global Technologies, Llc Electric machine torque control during transient phase of bypass clutch
US10640106B2 (en) 2016-08-19 2020-05-05 Ford Global Technologies, Llc Speed controlling an electric machine of a hybrid electric vehicle
US10071653B2 (en) 2016-08-19 2018-09-11 Ford Global Technologies, Llc Speed controlling an electric machine of a hybrid electric vehicle
US11273811B2 (en) 2016-12-29 2022-03-15 Cummins Inc. Electric drive vehicle with low speed creep
CN106926749B (zh) * 2017-02-22 2019-08-23 上海思致汽车工程技术有限公司 一种电动汽车蠕行扭矩的控制方法
CN107380167A (zh) * 2017-06-09 2017-11-24 江门市地尔汉宇电器股份有限公司 半坡低速行驶辅助***、控制方法及其电动车辆
CN107839688B (zh) * 2017-10-19 2018-07-24 吉林大学 一种电动汽车蠕行车速控制方法
CN109747431B (zh) * 2017-11-06 2021-04-30 深圳市蓝海华腾技术股份有限公司 一种电动汽车的驻坡控制方法、***及装置
CN110949139B (zh) * 2018-09-27 2021-08-17 联合汽车电子有限公司 电动车的自动驻坡方法
KR20210007077A (ko) * 2019-07-09 2021-01-20 현대자동차주식회사 친환경 자동차 및 그를 위한 발진 제어 방법
US11097716B2 (en) 2019-10-24 2021-08-24 Ford Global Technologies, Llc Controls and methods for operating electric powertrain
CN111547060B (zh) * 2020-05-15 2021-04-13 保隆霍富(上海)电子有限公司 一种判断车辆运行静止的方法
CN113968146B (zh) * 2020-07-22 2023-05-09 宇通客车股份有限公司 一种电动车辆限速控制方法、装置和***
CN113511211B (zh) * 2021-05-31 2022-09-06 重庆长安汽车股份有限公司 一种基于电动汽车电驱***的扭振控制方法
US11951987B2 (en) 2021-10-21 2024-04-09 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Creep torque feedback to improve controllably maneuvering a vehicle
AT526381A1 (de) 2022-07-29 2024-02-15 Wacker Neuson Linz Gmbh Verfahren zum Verringern einer Wegrollgeschwindigkeit einer fahrbaren, einen elektrischen Antriebsmotor umfassenden Maschine

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001045613A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Nissan Motor Co Ltd 電気自動車のモータ制御装置
JP2003061205A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Mitsubishi Motors Corp 電気自動車のモータ制御装置
JP2006017229A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Nissan Motor Co Ltd ハイブリッド車両のヒルホールド制御装置
JP2006311644A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Nissan Motor Co Ltd 車両用駆動制御装置

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5457363A (en) * 1993-02-09 1995-10-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Driving-force regulating apparatus for electric vehicle
US5376869A (en) * 1993-02-11 1994-12-27 General Electric Company Electric vehicle drive train with rollback detection and compensation
JPH1023615A (ja) * 1996-07-01 1998-01-23 Denso Corp 電気自動車の走行制御装置
JP3675080B2 (ja) 1996-12-26 2005-07-27 トヨタ自動車株式会社 クリープトルク制御装置
KR100273518B1 (ko) 1997-12-05 2001-01-15 정몽규 전기자동차의 주행 제어방법
JP4061738B2 (ja) * 1998-10-06 2008-03-19 トヨタ自動車株式会社 電気自動車のモータ制御装置
JP2000127928A (ja) 1998-10-22 2000-05-09 Toyota Motor Corp 車両のヒルホールド制御装置
JP2000324619A (ja) * 1999-05-12 2000-11-24 Toyota Motor Corp 電気自動車の制御装置
JP2001026221A (ja) * 1999-05-13 2001-01-30 Toyota Motor Corp 駆動装置用制御装置
JP2001025109A (ja) * 1999-07-05 2001-01-26 Mitsubishi Motors Corp 電気自動車のモータトルク制御装置
US6278916B1 (en) * 2000-05-09 2001-08-21 Ford Global Technologies, Inc. Torque control strategy for management of creep and grade hold torque in a wheeled vehicle whose powertrain includes a rotary electric machine
JP2002010407A (ja) 2000-06-15 2002-01-11 Fuji Heavy Ind Ltd 電動モータ付車両のクリープ制御装置
JP2003065106A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Toyota Motor Corp 動力出力装置および電気自動車
JP2003182404A (ja) * 2001-12-17 2003-07-03 Aisin Seiki Co Ltd 電動車輌の坂路停止制御装置
JP3766019B2 (ja) * 2001-12-26 2006-04-12 本田技研工業株式会社 電気自動車のモータトルク制御装置
JP3575479B2 (ja) * 2002-03-08 2004-10-13 日産自動車株式会社 車両の駆動力制御装置
JP3612711B2 (ja) * 2002-07-03 2005-01-19 トヨタ自動車株式会社 自動車
KR100520569B1 (ko) 2003-12-24 2005-10-11 현대자동차주식회사 연료 전지 전기자동차의 크리프 토크 제어방법
JP4696918B2 (ja) 2006-01-10 2011-06-08 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置
JP2009040296A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
US7806802B2 (en) * 2007-08-28 2010-10-05 Ford Global Technologies, Llc Preventing rollback of a hybrid electric vehicle
US7926889B2 (en) * 2007-10-29 2011-04-19 Textron Innovations Inc. Hill hold for an electric vehicle
JP4453742B2 (ja) * 2007-10-31 2010-04-21 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
US7909730B2 (en) * 2007-11-02 2011-03-22 GM Global Technology Operations LLC Method for vehicle creep torque control

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001045613A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Nissan Motor Co Ltd 電気自動車のモータ制御装置
JP2003061205A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Mitsubishi Motors Corp 電気自動車のモータ制御装置
JP2006017229A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Nissan Motor Co Ltd ハイブリッド車両のヒルホールド制御装置
JP2006311644A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Nissan Motor Co Ltd 車両用駆動制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016164036A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 本田技研工業株式会社 車両駐車制御装置
KR20200035305A (ko) * 2017-10-02 2020-04-02 스카니아 씨브이 악티에볼라그 적어도 하나의 전기기계를 제어하기 위한 시스템 및 방법
KR102344391B1 (ko) * 2017-10-02 2021-12-29 스카니아 씨브이 악티에볼라그 적어도 하나의 전기기계를 제어하기 위한 시스템 및 방법
US11780443B2 (en) 2017-10-02 2023-10-10 Scania Cv Ab Method and system for controlling at least one electrical machine

Also Published As

Publication number Publication date
US20110029172A1 (en) 2011-02-03
US8315752B2 (en) 2012-11-20
JP5600415B2 (ja) 2014-10-01
CN101987622A (zh) 2011-03-23
JP5878906B2 (ja) 2016-03-08
CN101987622B (zh) 2015-04-15
JP2011036120A (ja) 2011-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5878906B2 (ja) 電気自動車のモータ位置及びクリープ制御装置とその制御方法
JP6094681B2 (ja) 車両の制御装置
JP5563062B2 (ja) アクセルペダル装置
CN102656046B (zh) 车辆用加速踏板装置及踏板反力控制方法
EP2589508B1 (en) Creeping-cut control apparatus for electrically driven vehicle
EP2589509B1 (en) Creep cut-off control device for electric vehicle
JP5381954B2 (ja) 車両駆動力制御装置
US8862303B2 (en) Industrial vehicle
JP5207953B2 (ja) ハイブリッド自動車のオートクルーズ制御装置及び車両の自動制動制御装置
JP5108424B2 (ja) 車両走行制御装置
JP6729142B2 (ja) 駆動力制御方法及び駆動力制御装置
JP5309720B2 (ja) 電動車両の制駆動制御装置及び制駆動制御方法
JP5825081B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
KR101481182B1 (ko) 전기자동차의 모터 위치 및 크립 제어 장치와 그 제어 방법
KR101499995B1 (ko) 전기자동차의 모터 위치 및 크립 제어 장치와 그 제어 방법
KR101491171B1 (ko) 전기자동차의 모터 위치 및 크립 제어 장치와 그 제어 방법
WO2022264738A1 (ja) 車両の制御装置
CN117901657A (zh) 一种车辆坡道起步辅助控制方法
JP2020097321A (ja) 車両用駆動装置
JP2007112238A (ja) 車両の駆動力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140805

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5878906

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250