JP2013531090A - 剥離用組成物、ならびにそれらの製造方法および使用方法 - Google Patents

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Abstract

提供するのは、コーティングを表面から剥離するのに適する組成物である。該組成物は、溶媒および有機官能性アミンを包含してよい。該溶媒は、ベンジルアルコールであってよい。該組成物は、更に、少なくとも一つの界面活性剤を包含してよい。該組成物は、組成物中に互いに約1:1の比率で存在する少なくとも二つの界面活性剤を包含してよい。更に提供するのは、コーティングを表面から剥離する方法であって、本発明による組成物を表面に適用することを包含する方法である。
【選択図】 図1

Description

関連出願へのクロス・リファレンス
[0001]本出願は、本明細書中にそのまま援用される2010年5月20日出願の米国仮特許出願第61/346,726号に優先権の恩典を主張する。
[0002]本発明は、コーティングを表面から剥離するための濃縮組成物に関する。
[0003]コーティングは、しばしば、いろいろな表面を、摩耗、汚染、湿分、腐食等から保護するのに用いられる。コーティングは、その表面の引き続きの再適用または他の保全のために除去することができる。いろいろな組成物が、コーティングを表面から剥離するのに利用可能である。慣用的な剥離用組成物は、高価で且つ使用困難であり、不快な化学薬品を包含し、または希薄濃度で不十分に機能することがありうる。慣用的な濃縮剥離用組成物は、使用に適する作業濃度へ希釈される高濃度の活性剤を包含することができるので、費用を減少させ、かつより大きい容量の輸送への要求を排除することができる。しかしながら、慣用的な濃縮剥離用組成物中の活性剤の高濃度は、しばしば、活性剤を可溶化させる補助溶媒の使用を必要とする。慣用的な濃縮剥離用組成物は、更に、高い表面張力を有して、表面上でそれらを十分にシート状にさせないことがありうる。
[0003]適する活性成分を含む濃縮剥離用組成物は、良好な湿潤性を有することが望まれる、すなわち、それらは、固体表面との接触を維持する液体である。
[0004]一つの態様において、本発明は、コーティングを表面から剥離するのに適する組成物を提供することができる。その組成物は、溶媒および有機官能性アミンを包含してよい。組成物は、溶媒および有機官能性アミンを一緒に、組成物の少なくとも約75重量%の量で含んでよい。溶媒は、ベンジルアルコールを含んでよい。組成物は、更に、少なくとも二つの界面活性剤を含んでよい。
[0005]別の態様において、本発明は、コーティングを表面から剥離するのに適する組成物を提供することができる。その組成物は、約25重量%〜約50重量%のベンジルアルコール、約25重量%〜約50重量%の有機官能性アミン、および実質的に脂肪酸を含有しないことを包含してよい。組成物は、更に、少なくとも一つの界面活性剤を含んでよい。
[0006]別の態様において、本発明は、コーティングを表面から剥離するのに適する組成物を提供することができる。その組成物は、ベンジルアルコール、有機官能性アミン、および少なくとも二つの界面活性剤を包含してよい。それら界面活性剤は、互いに約1:6〜約6:1の比率で存在してよい。
[0007]別の態様において、本発明は、コーティングを表面から剥離する方法を提供することができる。その方法は、上記の少なくとも一つの組成物をコーティングに適用することを包含してよい。
[0008]本発明の他の側面は、詳細な説明および添付図面の考察によって明らかになるであろう。
[0009]図1は、SIGNATURETM(Diversey, Inc., Sturtevant, WI)床仕上塗料の10層の塗膜を、いろいろな剥離用組成物を用いて除去するのに必要なサイクル数を示すグラフである。 [0010]図2は、VECTRATM(Diversey, Inc., Sturtevant, WI)床仕上塗料の10層の塗膜を、いろいろな剥離用組成物を用いて除去するのに必要なサイクル数のグラフである。 [0011]図3は、PREMIATM(Diversey, Inc., Sturtevant, WI)床仕上塗料の10層の塗膜を、いろいろな剥離用組成物を用いて除去するのに必要なサイクル数のグラフである。 [0012]図4は、いろいろな剥離用組成物の希釈についての初期泡高のグラフである。 [0013]図5は、いろいろな剥離用組成物の希釈についての5分後の泡高のグラフである。
[0014]本発明のいずれかの態様を詳細に説明する前に、本発明が、その適用において、以下の説明に示される成分の構成および配置の詳細に制限されないということは理解されるはずである。本発明は、他の態様が可能であり且ついろいろな方法で実施、または実行することが可能である。
[0015]一つの態様において、本発明は、コーティングを表面から剥離する組成物を提供する。その剥離用組成物は、溶媒および有機官能性アミンを含んでよい。溶媒は、アルコール、エステル、フタレート系溶媒(phthalate-based solvent)、ピロリドン系溶媒(pyrrolidone-based solvent)、およびそれらの組み合わせの少なくとも一つを含んでよい。
[0016]アルコールの例には、アルコールが、2〜6個の炭素および2〜3個のヒドロキシルを分子中に有するアルカンポリオールである多価アルコールが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。多価アルコールの例には、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,2−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、メソエリスリトール、ネオペンチルグリコール、ペンタエリトリトール、ならびにそれらの組み合わせおよびブレンドが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。芳香族アルコール誘導体も有用でありうる。アルコールの例には、ベンジルアルコール、キシレノール、フェノール等が含まれるが、これに制限されるわけではない。溶媒には、更に、エチレンまたはプロピレングリコールに基づくグリコールエーテル系溶媒(glycol ether based solvent)、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、エチレン/ジエチレングリコール2−エチルヘキシルエーテル、エチレングリコールフェニルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、プロピレングリコールフェニルエーテル、およびそれらのブレンドが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。更に、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、およびブタノールなどのモノアルコールは、溶媒系中で利用することができる。特定の態様において、溶媒は、ベンジルアルコールを含む。
[0017]溶媒中のエステルの例には、プロピレングリコールジベンゾエート、ジプロピレングリコールジベンゾエート、ポリプロピレングリコールジベンゾエート、エチレングリコールジベンゾエート、ジエチレングリコールジベンゾエート、ポリエチレングリコールジベンゾエート、ネオペンチルグリコールジベンゾエート等のエチレンまたはプロピレングリコールに基づくグリコールエーテルジベンゾエートが含まれてよいが、これに制限されるわけではなく、更には、イソデシルベンゾエート、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルベンゾエート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレート、およびそれらの組み合わせが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。
[0018]溶媒中のフタレート系溶媒の例には、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジエチルフタレートが含まれてよいが、これに制限されるわけではなく、それらの組み合わせを用いることもできる。ピロリドン系溶媒には、2−ピロリドン、N−メチルピロリドン、N−オクチル−2ピロリドン、およびそれらの組み合わせが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。テルペン誘導体も、溶媒系に用いるのに適している。テルペンの例には、D−リモネン、ピネン等などの環状テルペンが含まれるが、これに制限されるわけではない。溶媒系には、水が含まれてもよい。
[0019]有機官能性アミンは、概して、少なくとも有機基およびアミンを包含する。例としては、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)、トリエタノールアミン(TEA)、モノイソプロパノールアミン、それらのn−アルキル置換誘導体、またはそれらの組み合わせが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。官能性アミンは、モノエタノールアミンであってよい。
[0020]組成物は、更に、少なくとも一つの界面活性剤を含んでよい。界面活性剤には、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤の少なくとも一つおよびそれらの組み合わせが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。両性界面活性剤には、C−C20アミンオキシドなどのアミンオキシド、アルキルアミドプロピルベタインなどのベタイン、スルテイン(sultaine)、およびアルキルアミノプロピオネートが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。
[0021]陰イオン界面活性剤は、水溶性塩、具体的には、約8〜約22個の炭素原子を含有するアルキル残基;およびスルファミン酸および硫酸のエステル残基から成る群より選択される残基をそれらの分子構造中に有する有機硫黄反応生成物のアルカリ金属塩であってよい。このような界面活性剤は、当該技術分野において周知であり、本明細書中に援用される“Surface Active Agents and Detergents”, Vol. II by Schwartz, Perry and Berch, Interscience Publishers inc., 1958 に詳細に記載されている。陰イオン界面活性剤の例には、アミド、スルホスクシネートおよびその誘導体、エトキシ化アルコールのスルフェート、アルコールのスルフェート、スルホネートおよびスルホン酸誘導体、リン酸エステルおよびポリマー性界面活性剤が含まれるが、これに制限されるわけではない。陰イオン界面活性剤の例には、アルキルスルフェート、エーテルスルフェート、アルキルスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、α−オレフィンスルホネート、ジフェニルオキシドジスルホネート、アルキルナフタレンスルホネート、スルホスクシネート、スルホスクシナメート、ナフタレン−ホルムアルデヒド縮合物、イセチオネート、N−メチルタウレート、リン酸エステル、およびエーテルカルボキシレートが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。陰イオン界面活性剤の例には、アルキルジフェニルオキシドジスルホネートが含まれる。陰イオン界面活性剤の他の例には、DOWFAXTM2A1、DOWFAXTM3B2およびDOWFAXTMC10L(Dow, Midland, MI 製のアルキルジフェニルオキシドジスルホネート);CALSOFT(登録商標)AOS−40αオレフィンスルホン酸ナトリウムおよびCALSOFT(登録商標)LAS−99線状アルキルベンゼンスルホン酸(Pilot Chemical, Cincinnati, OH);およびSTEOL(登録商標)CA−460アルキルエーテル硫酸アンモニウム塩、およびSTEOL(登録商標)CS−460ラウレス(laureth)硫酸ナトリウム(Stepan Company, Northfield, IL)が含まれてよいが、これに制限されるわけではない。
[0022]非イオン界面活性剤には、アルキレンオキシド基(事実上、親水性)と有機疎水性化合物との縮合によって生成する化合物であって、事実上、脂肪族またはアルキル芳香族であってよいものが含まれてよいが、これに制限されるわけではない。いずれか特定の疎水性基と縮合する親水性残基またはポリオキシアルキレン残基の長さは、親水性要素と疎水性要素との間に所望の平衡度を有する水溶性化合物を生じるように容易に調整することができる。非イオン界面活性剤の例には、アルカノールアミド、アミンオキシド、ブロックポリマー、エトキシ化第一級および第二級アルコール、エトキシ化アルキルフェノール、エトキシ化脂肪エステル、ソルビタン誘導体、グリセロールエステル、プロポキシル化およびエトキシ化脂肪酸、アルコールおよびアルキルフェノール、グリコールエステル、ポリマー性多糖、エトキシ化アルキルフェノールのスルフェートおよびスルホネート、ならびにポリマー性界面活性剤が含まれるが、これに制限されるわけではない。
[0023]非イオン界面活性剤は、慣用的に、エチレンオキシドと、反応性水素原子を有する炭化水素、例えば、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基またはアミド基とを、酸性または塩基性触媒の存在下で縮合させることによって生成する。非イオン界面活性剤は、一般式RA(CHCHO)Hを有してよく、ここで、Rは、疎水性部分であり、Aは、反応性水素原子を有する基であり、そしてnは、エチレンオキシド部分の平均数である。Rは、約8〜約24個の炭素原子を有する第一級または第二級の直鎖または僅かに分枝状の脂肪族アルコールであってよい。非イオン界面活性剤の追加の例は、本明細書中に完全に援用される1978年9月5日発行のBarratらの米国特許第4,111,855号明細書、および1989年9月12日発行のKimらの米国特許第4,865,773号明細書に見出されうる。
[0024]組成物中で有用な他の非イオン界面活性剤には、式R(OCOH(式中、Rは、約8〜約18個の炭素原子を含有する脂肪族炭化水素残基、またはアルキル基が約8〜約15個の炭素原子を含有するアルキルフェニル残基であり、そしてnは、約2〜約14である)を有するエトキシ化アルコールまたはエトキシ化アルキルフェノールが含まれる。このような界面活性剤の例は、本明細書中に完全に援用される1973年2月20日発行のBoothの米国特許第3,717,630号明細書、1967年7月25日発行のKesslerらの米国特許第3,332,880号明細書、および1981年8月18日発行のFoxの米国特許第4,284,435号明細書に挙げられている。
[0025]更に、他の非イオン界面活性剤には、直鎖かまたは分枝状鎖立体配置の約8〜約15個の炭素原子を含有するアルキル基を有するアルキルフェノールと、エチレンオキシドとの縮合生成物が含まれるが、このエチレンオキシドは、1モルのアルキルフェノールにつき約2〜約14モルのエチレンオキシドの量で存在している。このような化合物中のアルキル置換基は、例えば、重合プロピレン、ジイソブチレン等から誘導することができる。このタイプの化合物の例には、1モルのノニルフェノールにつき約9モルのエチレンオキシドと縮合したノニルフェノール;1モルのフェノールにつき約8モルのエチレンオキシドと縮合したドデシルフェノール;および Harcros Chemicals Incorporated より市販の商業的に入手可能なT−DET(登録商標)9.5が含まれる。
[0026]他の有用な非イオン界面活性剤は、脂肪族アルコールと、約2〜約14モルのエチレンオキシドとの縮合生成物である。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖かまたは分枝状の第一級または第二級でありうるし、そして約8〜約18個の炭素原子を含有してよい。このようなエトキシ化アルコールの例には、ENS−70などの第二級アルコール非イオン界面活性剤;1モルのアルコールにつき約9モルのエチレンオキシドと縮合したミリスチルアルコールの縮合生成物;および約7モルのエチレンオキシドとココナツアルコール(10〜14個の炭素原子長さであるアルキル鎖を有する脂肪族アルコールの混合物)との縮合生成物が含まれる。このタイプの商業的に入手可能な非イオン界面活性剤の例には、Shell Chemical Company(Houston, TX)より市販のNEODOLTM45−9、NEODOLTM23−6.5、NEODOLTM45−7、NEODOLTM91−6およびNEODOLTM45−4;The Procter & Gamble Company(Cincinnati, OH)より市販の Kyro EOB;ならびにAkzo Nobelより市販のBEROL(登録商標)260およびBEROL(登録商標)266(Amsterdam, Netherlands からのアルコールエトキシレート)が含まれる。他の適する非イオン界面活性剤には、Shell Chemical Company(Houston, TX)より商業的に入手可能なNEODOLTMエトキシレート、および Dow(Midland, Ml)より入手可能なTERGITOLTM15−S−7または15−S−9などのTERGITOLTM界面活性剤が含まれる。追加の非イオン界面活性剤は、DuPont(Wilmington, DE)より商業的に入手可能なZONYL(登録商標)FSJ、ZONYL(登録商標)FSN等のようなフッ素化材料のクラスより選択されてよい。適する非イオン界面活性剤には、第一級および第二級のアルコールエトキシレート、およびアルキルポリグルコシドが含まれてよい。第一級アルコールエトキシレートには、Air Products and Chemicals(Allentown, PA)製のTOMADOL(登録商標)91−2.5、TOMADOL(登録商標)91−6、およびTOMADOL(登録商標)91−8などのC9−C11第一級アルコールエトキシレートが含まれてよい。第二級アルコールエトキシレートには、TERGITOL(登録商標)15−S−3、TERGITOL(登録商標)15−S−7、およびTERGITOL(登録商標)15−S−9などのC12−C14第二級アルコールエトキシレートが含まれてよい。TERGITOL(登録商標)は、1〜15モルのエチレンオキシドを含むC8−C18非イオン界面活性剤についての Union Carbide Corporation(Houston, TX)の商標である。アルキルポリグルコシドには、Henkel Corporation(Dusseldorf, Germany)製のGLUCOPON(登録商標)625FE、およびGLUCOPON(登録商標)425NなどのC8−C16アルキルポリグルコシド、およびTRITONTMBG−10(Dow, Midland, Ml)が含まれてよい。非イオン界面活性剤の混合物を用いてもよい。具体的な非イオン界面活性剤の例には、更に、CALOXAMINE(登録商標)LOラウリルジメチルアミンオキシド(Pilot Chemical, Cincinnati, OH)が含まれるが、これに制限されるわけではない。
[0027]組成物は、少なくとも一つの界面活性剤を含んでよく、いくつかの態様において、少なくとも二つの界面活性剤を含んでよい。それら少なくとも二つの界面活性剤は、組成物中において互いに約6:1〜約1:6、約5:1〜約1:5、約4:1〜約1:4、約3:1〜約1:3、約2:1〜約1:2、約1:1.5〜約1.5:1、約1.25:1〜約1:1.25、または約1:1の比率で存在してよい。界面活性剤は、組成物中において互いに約1:1の比率で組み合わされてよい。特定の態様において、少なくとも二つの界面活性剤は、陰イオン界面活性剤、および非イオン界面活性剤であってよい。例えば、少なくとも二つの界面活性剤は、アルキルジフェニルオキシドジスルホネート、第二級アルコールエトキシレート、第一級アルコールエトキシレート、およびアルキルポリグルコシドより選択されてよい。
[0028]特定の態様において、組成物の溶媒は、ベンジルアルコールを含んでよい。特定の態様において、組成物は、ベンジルアルコール、および有機官能性アミンを含んでよい。特定の態様において、組成物は、ベンジルアルコール、有機官能性アミン、および少なくとも二つの界面活性剤を含んでよい。
[0029]剥離用組成物は、ベンジルアルコールを、組成物の少なくとも約25重量%、少なくとも約30重量%、または少なくとも約40重量%の量で含んでよい。剥離用組成物は、ベンジルアルコールを、組成物の約60重量%未満、または約50重量%未満%の量で含んでよい。剥離用組成物は、有機官能性アミンを、組成物の少なくとも約25重量%、少なくとも約30重量%、または少なくとも約40重量%の量で含んでよい。剥離用組成物は、有機官能性アミンを、組成物の約60重量%未満、または約50重量%未満の量で含んでよい。組成物は、ベンジルアルコールおよび有機官能性アミンを一緒に、組成物の少なくとも約50重量%、少なくとも約75重量%、少なくとも約85重量%、または少なくとも95重量%の量で含んでよい。組成物は、ベンジルアルコールおよび有機官能性アミンを一緒に、組成物の約99重量%未満、約95重量%未満、約85重量%未満、約80重量%未満、または約75重量%未満の量で含んでよい。
[0030]組成物は、溶媒を、組成物の少なくとも約50重量%、少なくとも約75重量%、少なくとも約85重量%または少なくとも約95重量%の量で含んでよい。組成物は、溶媒を、組成物の約99重量%未満、約95重量%未満、約85重量%未満、約80重量%未満、または約75重量%未満の量で含んでよい。
[0031]組成物は、界面活性剤を、組成物の少なくとも約20重量%、少なくとも約15重量%、少なくとも約10重量%、または少なくとも約5重量%の量で含んでよい。組成物は、界面活性剤を、組成物の約25重量%未満、約20重量%未満、約15重量%未満、または約10重量%未満の量で含んでよい。
[0032]組成物の残りは、水であってよい。例えば、組成物は、水を、組成物の約0〜10重量%、約0〜5重量%、または約3〜5重量%の量で含んでよい。
[0033]組成物のpHは、少なくとも約7、少なくとも約8、少なくとも約9、または少なくとも約10であってよい。組成物のpHは、約14未満、約13未満、または約12未満であってよい。これには、約7〜約14、約8〜約14、約9〜約13、または約10〜約12のpHが含まれてよい。
[0034]組成物は、少なくとも約1cP、少なくとも約5cP、または少なくとも約10cPの粘度を有してよい。組成物は、約80cP未満、約75cP未満、または約60cP未満の粘度を有してよい。これには、約1〜約80cP、約5〜約75cP、または約10〜約60cPの粘度が含まれてよい。
[0035]いくつかの態様において、剥離用組成物は、エチレングリコールモノブチルエーテル(EGBE)を実質的に含有しなくてよい。本明細書中で用いられる「実質的に含有しない」とは、約3%未満、約1%未満、約0.5%未満、約0.2%未満、そしてより具体的には、約0.2%〜0%の成分を有することを意味する。組成物は、フルオロケミカルを実質的に含有しなくてよい。組成物は、脂肪酸を実質的に含有しなくてよい。
[0036]本発明による組成物は、高濃度の活性成分、すなわち、ベンジルアルコールおよび有機官能性アミンを含んでよいが、補助溶媒を実質的に必要とすることもない。組成物は、補助溶媒を実質的に含有しなくてよい。本発明による組成物は、硬水中で希釈してよく、そしてなお、効果的かつ安定であってよい。本明細書中で用いられる硬水は、少なくとも約200ppm、少なくとも約250ppm、少なくとも約300ppm、少なくとも約350ppm、または少なくとも約400ppmのCaCOを包含してよい。
[0037]組成物は、低い起泡性を有することもできる。低泡組成物は、例えば、実施例4および実施例8に記載のように、組成物の泡高を決定することによって分析することができる。簡単にいうと、一定容量の組成物を、メスシリンダーなどの容器に加える。その容器を、栓などで密閉後、例えば、10回反転させる。反転後の初期(反転直後)ならびに他の早い時点で得られた泡の高さを比較することができる。本明細書中で用いられる「低泡」は、比較的低い方の泡高である。メスシリンダー中に入れかつ10回反転させた50mLの液体組成物について、次の泡高の分類を用いることができるが、ここで、泡高は、mLでの泡の高さを加えた液体の高さである。
150+mLの泡高=高泡
100〜150mLの泡高=中程度の泡
75〜100mLの泡高=低泡
50〜75mLの泡高=極めて低泡
[0038]剥離用組成物は、生分解性であってよい。本明細書中で用いられる「生分解性」は、自然過程によって分解されることが可能な組成物を意味する。生分解は、例えば、迅速(ready)、固有(inherently)、および基本的(primary)生分解能などの異なった方法で定義することができる。生分解能を決定するのに適する方法は、当該技術分野において知られている。例えば、標準的な定義は、迅速生分解を決定する Organization for Economic Co-operation and Development(OECD)試験法に従う。OECDによって定義される迅速生分解は、生分解の程度および速度を一定の時間枠にわたって測定する実験室試験によって決定される(Guidelines for Testing of Chemicals. Ready Biodegradability, Test Guideline 301. Organization for Economic Cooperative and Development. Paris, France 1992)。OECD試験系列には、OECD Test Guideline No.301A〜F、すなわち、TG301A、TG301B、TG301C、TG301D、TG301E、およびTG301Fが含まれる。高濃度の物質を、各々の試験に用い、そして分解は、O消費;生化学的酸素要求量(Biochemical Oxygen Demand)(BOD);溶存有機炭素(Dissolved Organic Carbon)(DOC)の除去;CO生産;またはそれらの組み合わせを測定することによって決定する。試験条件は、各々のOECD試験で異なってよいが、概して、それら試験は、分解を達成する実行可能性;および容易分解が達せられるであろう時間枠を測定する。迅速生分解のためのOECD試験は、その時間枠内の終点として28日を用いる。例えば、80%のBODまたはCODレベルは、ある組成物を容易に生分解性とみなすために、28日以内に達成されてよい。別の例として、OECDは、ある組成物を迅速生分解能の証拠としてみなすために、28日以内に得られる生分解について次の合格レベルを定義する:70%DOC除去(OECD試験TG301AおよびTG301E);60%理論二酸化炭素(ThCO)(OECD試験TG301B);および60%理論酸素要求量(ThOD)(OECD試験TG301C、TG301DおよびTG301F)。迅速生分解性材料は、その環境中で急速に生分解することができるし、しかも廃水成分として排出された場合、廃水処理中に有効に分解されることができる。しかしながら、ある材料のOECD迅速生分解能判定基準不合格は、その材料が、十分な時間および状況が与えられた場合に環境中でまたは廃流中で生分解されないであろうということを必ずしも意味していないかもしれない。組成物成分が、個々に生分解性である場合、それら成分を含む組成物も、生分解性であると考えることができる。アルキルポリグルコシドおよびTOMADOLS(登録商標)(好適には、Air Products and Chemicals, Allentown, PA 製のTOMADOL(登録商標)91−6)の少なくとも一つを含む組成物は、容易に生分解性であるために特に適している。
[0039]剥離用組成物は、好都合な水生毒性プロフィールを有することがありうる。例えば、100mg/Lまたはそれより大の魚LC50値を有する組成物は、好都合な水生毒性プロフィールを有すると考えることができる。LC50値は、50%の試験生物が、特定の暴露期間中に生存する濃度である。水生毒性プロフィールは、配合物全体について決定することができる。配合物の水生毒性プロフィールは、その配合物の各々の成分の急性毒性データを用いた加法計算から決定することもできる。アルキルポリグルコシドおよびTOMADOLS(登録商標)(好適には、Air Products and Chemicals, Allentown, PA 製のTOMADOL(登録商標)91−6)の少なくとも一つを含む組成物は、好都合な水生毒性プロフィールを有するのに特に適している。
[0040]本発明による組成物の成分は、いずれの順序でも、慣用的な混合方法を用いて組み合わせ且つ混合することができる。慣用的な混合方法の例には、ビーカーまたは三角フラスコなどの容器中にマグネチックスターラーと一緒に入れること;または容器中においてオーバーヘッド混合または実験室用攪拌機(例えば、Yamato Scientific America Inc., Santa Clara, CA 製の Yamato LR400C)で、約150〜約400rpm、または約200〜約300rpmで混合することが含まれるが、これに制限されるわけではない。それら成分は一緒に、均一になるまで混合することができる。それら成分は、加熱することなく常温で混合することができる。
[0041]コーティング除去用組成物は、剥離されるコーティング済み支持体などの表面に適用することができ、そしてその組成物は、コーティングまたは表面または双方に接触させることができる。表面には、床、カウンター、壁、または他の硬質表面が含まれてよいが、これに制限されるわけではない。その表面は、ビニル、セラミックス、大理石、テラゾ、リノリウム、コンクリート、ゴム、花崗岩、またはそれらの組み合わせが含まれるがこれに制限されるわけではない材料を含んでよい。本発明の剥離用組成物を用いて剥離することができるコーティングには、ペイント、樹脂、エポキシ、ラッカー、シーラント、仕上塗料、他のコーティングの少なくとも一つおよびそれらの組み合わせが含まれる。コーティング材料の例には、ウレタン、アクリル樹脂、ポリマー、グリース、ロウ、油、またはそれらの組み合わせが含まれるが、これに制限されるわけではない。コーティングには、同じかまたは異なった組成物の単層または多重層が含まれてよい。
[0042]剥離用組成物は、少なくとも一つの表面、コーティングおよび双方に、一定(例えば、約0分〜約10分〜約30分)の接触時間適用後、コーティングを除去することができる。適用することには、モッピング(mopping)、流し込み、噴霧、散水、ブラッシング、浸漬、適するディスペンサーからの計量分配等が含まれるがこれに制限されるわけではないいずれかの多数の技法が含まれてよい。特に、パッド、スポンジ、立体不織布パッド、天然または合成繊維基材クロスまたはモップ、および他の織物を用いて、剥離用組成物を適用するまたはコーティングを除去することができる。更に、モッピング、噴霧、研磨、激しく撹拌すること、摩擦すること、加圧すること、自動スクラバーを用いること、真空にすること、水でフラッシングすること等を用いて、剥離用組成物の適用後にコーティングを除去することができる。その材料は、TASKI(例えば、Diversey, Sturtevant, WI 製のTASKI Ergodisc 200)、Tennant(Minneapolis, MN)および Clarke(Plymouth MN)などの製造者からのスイング機;およびTASKI(Diversey, Sturtevant, WI)、Tennant(Minneapolis, MN)、Clarke(Plymouth MN)、および Tomcat(例えば、Tomcat, Racine, WI 製の Tomcat Magnum−26インチ)などの製造者からのオートスクラバーが含まれるがこれに制限されるわけではない慣用的な床保全機に取り付けることができる。
[0043]本発明による組成物は、少なくとも約1:6、少なくとも約1:8、少なくとも約1:10、少なくとも約1:15、少なくとも約1:20、少なくとも約1:30、少なくとも約1:40、または少なくとも約1:50に希釈した場合に、少なくとも一つのコーティングを表面から有効に除去することができるが、慣用的な超濃縮剥離剤(strippers)は、典型的に、はるかに少なく、例えば、1:4に希釈される。
[0044]以下の実施例は、本発明を当業者に更に詳しく説明するためのものであり、特許請求の範囲に示される発明の範囲を制限すると解釈されるべきではない。
[0045]実施例1:配合物1
[0046]組成物を、表1(「配合物1(Formulation 1)」)にしたがって製造した。
[0047]それら成分を一緒に、ビーカーおよびマグネチックスターラーを用いて、均一になるまで2〜5分間混合した。pHは、12.00であり、遊離アルカリ度は、6.1meq/gであり、全アルカリ度は、6.9meq/gであり、粘度は、20cpsであり、そして密度は、8.69lbs/ガロンであった。
[0048]実施例2:配合物2
[0049]組成物を、表2(「配合物2(Formulation 2)」)にしたがって製造した。
[0050]それら成分を一緒に、ビーカーおよびマグネチックスターラーを用いて、均一になるまで2〜5分間混合した。
[0051]実施例3:剥離効率
[0052]剥離済みVCTタイルを、所望の床仕上塗料またはシーラー(Diversey, Inc., Sturtevant, WI 製のSIGNATURETM、VECTRATMまたはPREMIATM)の10層の塗膜でコーティングした。VCTタイルは、例えば、Tarkett(Nanterre, France)、Armstrong(Lancaster, PA)および Azrock(Houston, TX)により製造されたビニル組成タイルである。各々の塗膜に、グリースペンシルで番号付けしたが、ここで、「10」は、10番目の塗膜として印し、「9」は、9番目の塗膜等として印した。次に、タイルを、オーブン中において120°Fで4日間焼付けした。焼付け後、タイルを、2インチストリップに切断した。そのタイルを、Byk-Gardner スクラバー(Byk-Gardner, Columbia, MD)中に入れた。配合物1(実施例1)を、水で1:12、1:16、および1:20に希釈した。各30mLの希釈を、タイルストリップ上に置いた。赤色パッド(3M, St. Paul, MN 製の3MTM Red Buffer Pad 5100)を取り付けた Byk-Gardner スクラバーを、タイル上で開始した。それぞれの塗膜を各々除去するのに必要なサイクル数を、監視しかつ記録した。層の完全な除去は、グリースペンシルでの次層の数字が完全に消えるやいなや決定した。比較のために、そのプロセスを、FASTRIPTM、FREEDOM(登録商標)SCおよびFULL IMPACTTM剥離用組成物(Diversey, Inc., Sturtevant, WI)について繰り返した。表3〜表5および図1〜図3に示されるように、配合物1は、FASTRIPTM、FREEDOM(登録商標)SCおよびFULL IMPACTTM超濃縮剥離用組成物と比較したところ、SIGNATURETM、VECTRATMおよびPREMIATM床仕上塗料それぞれで匹敵するかまたは改善された剥離性能を示した。
[0053]実施例4:泡高
[0054]配合物1(実施例1)を、1:12、1:16、および1:20に希釈した。各50mLの希釈を、250mLのメスシリンダー中に入れた。シリンダーの上に栓をし、そしてシリンダーを10回反転させた。mLで測定した泡高は、泡および液体の高さであった。初期泡高、更には、1分、2分、および5分静置後の泡高を記録した。そのプロセスを、配合物2(実施例2)について、更には、比較のためにFASTRIPTM、FREEDOM(登録商標)SCおよびFULL IMPACTTM剥離用組成物について繰り返した。全ての実験のための湿度は、50%であった。表6に示されるように、配合物1および配合物2は、FASTRIPTM、FREEDOM(登録商標)SCおよびFULL IMPACTTM剥離用組成物と比較したところ、低起泡性であった。初期および5分における比較泡高を、それぞれ、図4および図5にグラフで示す。
[0055]実施例5:曇り点評価
[0056]曇り点は、それら組成物について、形成の安定性の指標として決定した。200gの希釈を伴わない配合物1(実施例1)を、二つのPETEボトル中に入れた。一方のボトルは、オーブン中に120°Fで一晩入れ、そしてもう一方のボトルは、冷蔵庫中に40°Fで一晩入れた。次に、それらボトル中の組成物の曇りおよび相分離を観察した。それらボトルを、120°F、および40°Fで1か月間保持し、そして再度、ボトル中の組成物の曇りおよび相分離を観察した。そのプロセスを、配合物2(実施例2)について繰り返した。配合物1および配合物2は、一晩および1か月双方の時点で、沈降物の存在を伴うことなく透明かつ安定であった。
[0057]実施例6:硬水安定性
[0058]配合物1(実施例1)を、300ppmの硬水を用いて1:12、1:16および1:20に希釈した。その硬水は、1gのCaCOを1000gの脱イオン水中に溶解させて、1000ppmのCaCO溶液を作ることによって調製した。次に、1200mLの1000ppmCaCO溶液を、4000mLのビーカー中において2800mlの脱イオン水で希釈して、300ppmのCaCO溶液を生じた。各々の希釈の外観、濁り、フロキュレーションおよび相分離について観察した。そのプロセスを、配合物2(実施例2)について、更には、比較のためにFASTRIPTMおよびFREEDOM(登録商標)SC剥離用組成物について繰り返した。沈澱が形成されなかった(溶液が透明であった)場合、その溶液は、安定性として分類した。曇ったかまたは濁った外観は、安定性はより小さいが、機能性として分類した。結果を、表7に示す。
[0059]実施例7:床仕上塗料除去
[0060]配合物1(実施例1)および配合物2(実施例2)を、1:20および1:15に希釈した。各々の希釈を、いろいろな床コーティングを有する床について調べた。厚い塗膜は、約1000〜約1500ft/ガロンを塗ると決定し、標準塗膜は、約2000ft/ガロンを塗ると決定し、そして薄い塗膜は、約2500ft/ガロンを超えて塗ると決定した。
[0061]1:20希釈の配合物1を、HIGH MILEAGETM床仕上塗料(Diversey, Inc., Sturtevant, WI)の4層の厚い塗膜でコーティングした床上に塗布した。その泡高は低く、配合物は床上に一様に広がった。床仕上塗料は、綿モップと、赤色パッド(3M, St. Paul, MN 製の3MTM Red Buffer Pad 5100)を取り付けた Byk-Gardner Scrubber を用いて、1回の剥離サイクルで完全に除去された。
[0062]1:20希釈の配合物1を、SIGNATURETM床仕上塗料(Diversey, Inc., Sturtevant, WI)の8層の標準塗膜でコーティングした床上に塗布した。その泡高は低く、配合物は床上に一様に広がった。床仕上塗料は、5分の滞留時間で完全に除去された。再湿潤は不必要であった、すなわち、組成物は、十分にシート状となり、5分で乾燥することはなかった。
[0063]1:20希釈の配合物1を、FRESH TIMESAVERTM床仕上塗料(Diversey, Inc., Sturtevant, WI)の3層の塗膜でコーティングした床上に塗布した。その泡高は低く、配合物は床上に一様に広がった。床仕上塗料は、綿モップと、赤色パッド(3M, St. Paul, MN 製の3MTM Red Buffer Pad 5100)を取り付けた Byk-Gardner スクラバーを用いて、1回の剥離サイクルで完全に除去された。
[0064]1:20希釈の配合物2を、SIGNATURETM床仕上塗料(Diversey, Inc., Sturtevant, WI)の8層の塗膜でコーティングした床上に塗布した。その泡は低く、配合物は床上に一様に広がった。床仕上塗料は、綿モップと、赤色パッド(3M, St. Paul, MN 製の3MTM Red Buffer Pad 5100)を取り付けた Byk-Gardner スクラバーを用いて、1回の剥離サイクルで完全に除去された。
[0065]1:15希釈の配合物2を、SIGNATURETM床仕上塗料(Diversey, Inc., Sturtevant, WI)の8層の塗膜でコーティングした床上に塗布した。その泡は低く、配合物は床上に一様に広がった。その希釈は、剥離中に粘稠であった。床仕上塗料は、綿モップと、赤色パッド(3M, St. Paul, MN 製の3MTM Red Buffer Pad 5100)を取り付けた Byk-Gardner スクラバーを用いて、1回の剥離サイクルで完全に除去された。
[0066]実施例8:界面活性剤比率
[0067]組成物1〜24を、表8にしたがって調製し、かつ混合した。
[0068]起泡性を調べるために、各々の組成物について50mLの希釈生成物(1:20希釈)を、250mLメスシリンダー中に入れた。シリンダーの上に栓をし、そしてシリンダーを10回反転させた。mLで測定した泡高は、泡および液体の高さであった。初期泡高、更には、1分、2分、および5分後の泡高を記録した。等級システムは、次の通りであった。
150+mLの泡高=高泡
100〜150mLの泡高=中程度の泡
75〜100mLの泡高=低泡
50〜75mLの泡高=極めて低泡
[0069]表面張力を調べるために、Wilhelmy プレート法を、Kruss 商標の張力計および白金製プレートで用いた。50〜75mLの希釈済み(1:20希釈)生成物を用いて、測定値を得た。簡単にいうと、白金プレートを、十分に清浄にし、そして細い金属ワイヤによって、はかりまたは天秤に取り付けた。湿潤によるプレートへの力(F)を、Kruss 商標の張力計によって測定しかつ用いて、表面張力(σ)を、Wilhelmy 方程式:σ=[F/(2ι・cosθ)](式中、ιは、Wilhelmy プレートの湿潤した長さであり、そしてθは、液相とプレートとの間の接触角である)を用いて計算した。
[0070]組成物の湿潤性を調べるために、12”x12”VCTタイルを、TIMESAVERTM床仕上塗料(Diversey, Inc.)の3層の塗膜で浸漬コーティングし、そして3〜5日間硬化させた。ワイヤ丸引落棒(wire round draw down bar)(RDS10;Webster, NY)を用いたが、それは、約22.86μmの液体の湿潤薄膜を生じた。1mLの希釈済み(1:20希釈)生成物を、RDS10ワイヤ丸棒を用いてタイルに引き落とした。湿潤は、0〜6の尺度で等級付けし、0は不十分な湿潤であり、かつ6は顕著な湿潤であるとした。
[0071]組成物1〜24の泡高、表面張力、および湿潤性を、FREEDOM(登録商標)SC、PRO STRIPTM(Diversey, Sturtevant, WI)および水のそれらと比較した。FREEDOM(登録商標)SCおよびPRO STRIPTMは、正の基準(3等級)として用い、そして水は、負の基準(0等級)として用いた。結果を、表9および表10に示す。
[0072]したがって、本発明は、特に、コーティングを表面から剥離するための組成物を提供する。本発明のいろいろな特徴および利点は、特許請求の範囲に示す。

Claims (44)

  1. コーティングを表面から剥離するのに適する組成物であって、
    (a)溶媒;および
    (b)有機官能性アミン
    を含み、ここで、組成物が、溶媒および有機官能性アミンを一緒に、組成物の少なくとも約75重量%の量で含む、前記組成物。
  2. 溶媒が、組成物の約25重量%〜約50重量%の量である、請求項1に記載の組成物。
  3. 溶媒が、ベンジルアルコール、ジエチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールフェニルエーテル、およびプロピレングリコールフェニルエーテルの少なくとも一つを含む、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 溶媒が、ベンジルアルコールを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 溶媒および有機官能性アミンが一緒に、組成物の約75〜95重量%の量である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 有機官能性アミンが、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、およびそれらの組み合わせの少なくとも一つを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 組成物が、少なくとも二つの界面活性剤を更に含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 界面活性剤が、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、および両性界面活性剤から成る群より選択される、請求項7に記載の組成物。
  9. 少なくとも一つの界面活性剤が、少なくとも、第一級アルコールエトキシレート、第二級アルコールエトキシレート、アルキルポリグルコシド、アルキルジフェニルオキシドジスルホネート、アミンオキシド、またはそれらの組み合わせを含む、請求項7に記載の組成物。
  10. 少なくとも二つの界面活性剤が、約1:6〜約6:1の比率で存在する、請求項7〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 少なくとも二つの界面活性剤が、約1:1の比率で存在する、請求項10に記載の組成物。
  12. 組成物が、生分解性である、請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 組成物が、OECD TG301A検査、およびOECD TG301E検査の少なくとも一つに合格している、請求項12に記載の組成物。
  14. 組成物が、OECD TG301B検査、OECD TG301C検査、OECD TG301D検査、およびOECD TG301F検査の少なくとも一つに合格している、請求項12に記載の組成物。
  15. 組成物が、少なくとも100mg/Lの魚LC50値を有する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 組成物が、フルオロケミカルを実質的に含有せず、かつ脂肪酸を実質的に含有しない、請求項1〜15のいずれか1項に記載の組成物。
  17. 組成物が、極めて低泡〜中程度の泡である、請求項1〜16のいずれか1項に記載の組成物。
  18. 少なくとも部分的に表面上のコーティングを剥離する方法であって、請求項1〜17のいずれか1項に記載の組成物をコーティングに適用することを含む、前記方法。
  19. コーティングを表面から剥離するのに適する組成物であって、
    (a)組成物の約25重量%〜約50重量%の量のベンジルアルコール;および
    (b)組成物の約25重量%〜約50重量%の量の有機官能性アミン
    を含み、ここで、組成物が、脂肪酸を実質的に含有しない、前記組成物。
  20. 有機官能性アミンが、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、およびそれらの組み合わせの少なくとも一つを含む、請求項19に記載の組成物。
  21. 組成物が、少なくとも一つの界面活性剤を更に含む、請求項19〜20のいずれか1項に記載の組成物。
  22. 少なくとも一つの界面活性剤が、陰イオン界面活性剤、および非イオン界面活性剤から成る群より選択される、請求項21に記載の組成物。
  23. 少なくとも一つの界面活性剤が、第一級アルコールエトキシレート、第二級アルコールエトキシレート、アルキルポリグルコシド、アミンオキシド、およびアルキルジフェニルオキシドジスルホネートから成る群より選択される、請求項21に記載の組成物。
  24. 組成物が、約1:6〜約6:1の比率で存在する少なくとも二つの界面活性剤を含む、請求項21〜23のいずれか1項に記載の組成物。
  25. 組成物が、約1:1の比率で存在する少なくとも二つの界面活性剤を含む、請求項24に記載の組成物。
  26. 組成物が、フルオロケミカルおよび脂肪酸を実質的に含有しない、請求項19〜25のいずれか1項に記載の組成物。
  27. 組成物が、生分解性である、請求項19〜26のいずれか1項に記載の組成物。
  28. 組成物が、OECD TG301A検査、およびOECD TG301E検査の少なくとも一つに合格している、請求項27に記載の組成物。
  29. 組成物が、OECD TG301B検査、OECD TG301C検査、OECD TG301D検査、およびOECD TG301F検査の少なくとも一つに合格している、請求項27に記載の組成物。
  30. 組成物が、少なくとも100mg/Lの魚LC50値を有する、請求項19〜29のいずれか1項に記載の組成物。
  31. 組成物が、極めて低泡〜中程度の泡である、請求項19〜30のいずれか1項に記載の組成物。
  32. コーティングを表面から剥離する方法であって、請求項19〜31のいずれか1項に記載の組成物をコーティングに適用することを含む、前記方法。
  33. コーティングを表面から剥離するのに適する組成物であって、
    (a)ベンジルアルコール;
    (b)有機官能性アミン;および
    (c)少なくとも二つの界面活性剤
    を含み、ここで、界面活性剤が、約1:6〜約6:1の比率で存在する、前記組成物。
  34. 界面活性剤が、約1:1の比率で存在する、請求項33に記載の組成物。
  35. 有機官能性アミンが、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノイソプロパノールアミン、およびトリエタノールアミンから成る群より選択される、請求項33〜34のいずれか1項に記載の組成物。
  36. 少なくとも一つの界面活性剤が、陰イオン界面活性剤、および非イオン界面活性剤から成る群より選択される、請求項33〜35のいずれか1項に記載の組成物。
  37. 少なくとも一つの界面活性剤が、第一級アルコールエトキシレート、第二級アルコールエトキシレート、アルキルポリグルコシド、アミンオキシド、およびアルキルジフェニルオキシドジスルホネートから成る群より選択される、請求項33〜35のいずれか1項に記載の組成物。
  38. 組成物が、フルオロケミカルおよび脂肪酸を実質的に含有しない、請求項33〜37のいずれか1項に記載の組成物。
  39. 組成物が、生分解性である、請求項33〜38のいずれか1項に記載の組成物。
  40. 組成物が、OECD TG301A検査、およびOECD TG301E検査の少なくとも一つに合格している、請求項39に記載の組成物。
  41. 組成物が、OECD TG301B検査、OECD TG301C検査、OECD TG301D検査、およびOECD TG301F検査の少なくとも一つに合格している、請求項39に記載の組成物。
  42. 組成物が、少なくとも100mg/Lの魚LC50値を有する、請求項33〜41のいずれか1項に記載の組成物。
  43. 組成物が、極めて低泡〜中程度の泡である、請求項33〜42のいずれか1項に記載の組成物。
  44. コーティングを表面から剥離する方法であって、請求項33〜43のいずれか1項に記載の組成物をコーティングに適用することを含む、前記方法。
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