JP2005281515A - 剥離剤組成物およびその製造方法 - Google Patents

剥離剤組成物およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来のアルカリ性剥離剤と同等の剥離力を有しながら、刺激臭が少なく、作業中に転倒事故の原因でもある滑りに対して高い抵抗性を有し、泡立ちが少なく洗浄汚水の再付着、再汚染防止性に優れた剥離剤組成物を提供する。
【解決手段】脂肪酸類と、アミン類と、溶剤類と、α−ヒドロキシ酸類とを主成分として含有し、これらが水希釈可能となるよう水溶または水分散の状態で存在し、pHが中性ないしアルカリ性に調整するようにした。
【選択図】なし

Description

本発明は、合成樹脂、天然系樹脂、ワックス類等を含有するフロアーポリッシュ等の艶出剤や塗料類に適した剥離剤組成物に関するものである。
従来から、床面に光沢や耐久性を付与し、美観の維持と床材の保護を目的とする様々なフロアーポリッシュが提案されている。例えば、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂等を主成分とし、高融点合成ワックスや天然系ワックス、アルカリ可溶性樹脂、可塑剤、融合剤等を含有し、耐久性向上の為に多価金属架橋を施したタイプのフロアーポリッシュが、業務用や家庭用として市場に提供されている。
このようなフロアーポリッシュは、歩行により傷ついたり汚れたりするため、汚れたフロアーポリッシュの皮膜を除去し、新たにフロアーポリッシュを塗布する作業が繰り返し行なわれ、美観の維持と床材の保護が行なわれている。
このような美観を維持する作業において、フロアーポリッシュの皮膜を除去する際には、界面活性剤や強アルカリ性ビルダー、溶剤等を含有する専用の剥離剤が使用されてきた。
特開昭63−221179号 特開平10−298593号 特開平2−274800号 特開平9−241687号
従来の剥離剤は、界面活性剤、珪酸ソーダ、カセイソーダ等の強アルカリ成分、溶剤、アンモニアやアミン類を含有するアルカリ性剥離剤が使用されていた。このような剥離剤は、pH12を超える強アルカリであって、建材によっては、リノリームやリノタイル、ゴムタイル、大理石、フローリング床(木質系)等、アルカリ性に弱い材質もあることから、床材に変色や脱色、腐食等の悪影響を及ぼしたり、隣接する壁材や什器備品に悪影響を与えたりすることがあった。特に、木質系床材の場合は、変色や床材の剥れや床鳴り等、再生が極めて困難な悪影響がある。したがって、剥離作業時には充分に養生するなどして配慮する必要があり、非常に手間が掛かっていた。
また、従来の剥離剤は、強アルカリであるため、人体への影響としては作業者の手荒れが酷く、独特の刺激的臭気があるため、作業中の作業者に不快感を与え、時として気分が悪くなったり化学物質過敏症になる恐れもあって、その安全性にも課題があった。さらに、剥離廃液も強アルカリであるため、浄化槽への悪影響等、剥離廃液が排出されることによる環境への悪影響も指摘されている。
さらに、従来の剥離剤は、剥離性能を向上させるために多量の溶剤等を含有するとともに多量の界面活性剤が含有されている。それに伴ない、使用時の泡立ちが多くなり、剥離後の廃液をウエットバキューム等で回収する際に、泡がフロートを押し上げ、機械が停止してしまって作業が頻繁に中断しているという問題がある。また、水拭きを行なう際には、泡が消え難いうえ、残留成分が多く残ることから、回収の為の水拭き回数を多くする必要がある等の問題が発生し、作業効率が悪いという問題もあった。そのうえ、界面活性剤が多くて成分が残留しやすいため、作業中に滑り易く、作業に危険が伴う等の問題もあった。
このように、従来のフロアーポリッシュ用剥離剤では、塗布したフロアーポリッシュの皮膜除去する際の作業上の手間や危険等の問題がかかるうえ、人体や環境への悪影響が懸念されるという問題を含んでいた。
具体的には、上記特許文献1の剥離剤は、適度に粘度をつけ、剥離剤の塗布から回収までの間に什器備品類の下に流れ込まないように改善されているが、剥離性や泡立ちに問題を残したものである。また、上記特許文献2の剥離剤は、pHは7.0〜9.5であるが、剥離性や泡立ちに問題を残すものである。また、上記特許文献3の剥離剤は、特定の溶剤とエタノールアミンからなるものであるが、臭気や剥離性、泡立ちなどに問題を残すものである。さらに、上記特許文献4の剥離剤は、特定の溶剤とアミンを用いたものであるが、泡立ちや滑り性、汚水の回収性等に問題を残すものである。
また、近年では、フロアーポリッシュに求められる性能がどんどん高くなり、特に耐久性を向上させるために、より一層強靭なフロアーポリッシュが開発され使用されている。このような強靭なフロアーポリッシュの皮膜を除去する為の剥離剤も、より強力なタイプが開発されているが、界面活性剤を多くしたり、さらに強アルカリにしたりする方向の開発ばかりが行なわれており、上述したような剥離剤の問題点は解決されていないのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、従来のアルカリ性剥離剤と同等の剥離力を有しながら、刺激臭が少なく、作業中に転倒事故の原因でもある滑りに対して高い抵抗性を有し、泡立ちが少なく洗浄汚水の再付着、再汚染防止性に優れた剥離剤組成物の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の剥離剤組成物は、脂肪酸類と、アミン類と、溶剤類と、α−ヒドロキシ酸類とを主成分として含有し、これらが水希釈可能となるよう水溶または水分散の状態で存在し、pHが中性ないしアルカリ性に調整されたことを要旨とする。
また、本発明の剥離剤組成物の製造方法は、脂肪酸類と、アミン類と、溶剤類と、α−ヒドロキシ酸類とを主成分として含有し、これらが水希釈可能となるよう水溶または水分散の状態で存在し、pHが中性ないしアルカリ性である濃縮型艶出剤用剥離剤組成物を、多孔質吸着材に接触させることを要旨とする。
本発明者は、剥離剤組成物の成分による剥離性能向上と人体や環境、床材や隣接する什器備品等への影響、環境安全性の両立に関し各種の研究を行ない、従来と同様の剥離性を有し、人体や環境、隣接する什器備品、床材への影響が少ない剥離剤組成物を見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明の剥離剤組成物は、従来の強アルカリの剥離剤と同等の強力な剥離性を確保するとともに、刺激臭を低減して作業性効と安全性を向上させたものである。すなわち、中性ないしアルカリ性領域において任意にpHを調整することが出来るため、床材や周辺の什器備品類への悪影響が低減され、作業者の手荒れを軽減し、作業後の水拭き回数も減少させ、作業後の剥離排水による環境負荷も低減することができる。また、非常に泡立ちが小さいため、従来のように装置の停止による作業の中断がなくなり、拭き取り回数も少なくなって、剥離後の洗浄廃液の処理が短時間で行なえる。また、作業中の滑り性が低いため転倒事故が軽減して作業の安全性が飛躍的に向上する。しかも、安定性が高い濃縮が可能であり、それだけ容器が小さくまたは少なくすることができて、運搬労力や保管スペースを節減するとともに、鉄やプラスチック等容器用の資源の使用を削減できる。
また、本発明の剥離剤組成物の製造方法は、刺激臭の徹底した低減が可能となり、刺激臭の極めて少ない剥離剤組成物が得られる。このような剥離剤組成物では、作業中の作業者の不快感が大幅に低減され、作業場周辺への迷惑も大幅に低減される。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を詳しく説明する。
本発明の剥離剤組成物は、脂肪酸類と、アミン類と、溶剤類と、α−ヒドロキシ酸類とを主成分として含有している。なお、本発明において主成分とは、剥離剤として寄与し得る主たる有効成分である。
上記脂肪酸類は、剥離剤組成物の浸透性を向上させ、床面のキズ中に浸透して当該キズ中に入り込んだフロアーポリッシュ成分を剥離する。また、剥離剤組成物の高い剥離性を付与しながら泡立ちを少なくする。また、剥離剤組成物を構成する難溶性の成分(例えばベンジルアルコール等の溶剤類)の溶解性を高め、水溶または水分散の状態を得るのに寄与する。
上記脂肪酸類としては、飽和脂肪酸または不飽和脂肪酸を使用することができ、特に制限するものではない。例えば、飽和脂肪酸としては、カプロン酸、カプリル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、椰子脂肪酸等があげられる。また、不飽和脂肪酸としては、オレイン酸、牛脂脂肪酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸、大豆脂肪酸等々があげられる。これらは、単独でもしくは2種以上を併せて用いることができる。
特に、上記脂肪酸類が、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リノール酸のうち少なくともいずれかより選ばれたものを用いることが好ましい。これらの脂肪酸類は、臭気が少なく、かつ上記他の成分との相溶性に優れ、アミン類との反応により容易に脂肪酸アミン塩を生成することで、他成分の溶解性や安定性を得ながら、剥離力の向上に寄与するものである。
また、上記ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、リノール酸のうち少なくともいずれかを始めとする脂肪酸は、主成分中、0.1〜10重量%含有させることが好ましく、0.5重量%〜10重量%であればより好ましい。0.1重量%未満であると浸透力などに寄与せず、逆に10重量%を超えると溶解させるのに手間が掛かるからである。
上記アミン類は、剥離剤組成物に優れた剥離性を付与する。
上記アミン類としては、特に限定するものではなく、(モノ、ジ、トリ)イソプロパノールアミン・(モノ、ジ、トリ)エタノールアミン・モルホリン誘導体、N、Nジメチルエタノールアミン、N−β−アミノエチルエタノールアミン等のアミノアルコール誘導体等が挙げられる。これらは単独でもしくは2種以上を併せて用いることもできる。
これらのなかでも、刺激臭が少なく安全性が高いという観点から、特に、(モノ、ジ、トリ)イソプロパノールアミン、(モノ、ジ、トリ)エタノールアミン、アミノエトキシエタノール、アミノアルコール誘導体類等のうち少なくともいずれかが好適に使用される。
上記(モノ、ジ、トリ)イソパノールアミン・(モノ、ジ、トリ)エタノールアミン・アミノエトキシエタノール、アミノアルコール誘導体を始めとするアミン類は、主成分中、1重量%〜70重量%含有させるのが好ましく、さらに好ましいのは、5重量%〜50重量%含有させることである。1重量%未満だと剥離性に寄与しなくなり、逆に70重量%を超えると、手荒れなどを引き起こす恐れが高くなるからである。
上記溶剤類は、剥離対象とするコーティングのワックス分や樹脂分を溶解して剥離性を確保する。
上記溶剤類としては、特に限定するものではないが、安全性を考慮すれば、例えば、(モノ、ジ、トリ)オキシアルキレングリコール誘導体、乳酸エステル類、グリコールエーテル類、N−メチルー2−ピロリドン、アルコール類、多価アルコール類、1,3−ジメチルー2−2イミダゾリジン等を用いることができる。また、例えば、メチル、エチル、ブチル、フェニル等のセロソルブ系溶剤やメチル、エチル、ブチル等のカルビトール系溶剤、3−メチル−3メトキシブタノール、ベンジルアルコール、ベンジルアルコールに酸化エチレンを1〜2モル付加させた誘導体、ヘキシレングリコール等を用いることができる。これらは、単独でもしくは2種以上を併せて用いることができる。
これらの中でも、特に好ましくは、ベンジルアルコール、ベンジルアルコールに酸化エチレンを1〜2モル付加させた誘導体、グリコールエーテル系、ジアルキルグリコールエーテル系、3−メチル−3メトキシブタノール、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、2価アルコール類のうち少なくともいずれかを用いることができる。これらの溶剤類は、比較的入手が容易で、かつ安全性も高く、臭気が少ないうえ、樹脂溶解力を適度に有するからである。
これらの溶剤類は、主成分中、1重量%〜80重量%含有させるのが好ましく、より好ましくは、5重量%〜70重量%である。1重量%未満だと剥離性に寄与せず、逆に80重量%を超えると床材の固定化のための接着剤への影響が懸念されるからである。
上記α−ヒドロキシ酸類は、剥離剤組成物の成分が分離しない安定な状態でのpH調整を可能とする。これにより、pHを中性〜アルカリ性の範囲で任意に調整することが可能となる。例えば、pHがアルカリ性サイドであれば、これらのα−ヒドロキシ酸を含有させることでpHを弱アルカリ性や中性に調整でき、逆にpHが酸性サイドであれば、上記アミン類の添加量を増やすことにより、pHを中性や弱アルカリ性に調整することができる。特に、アルカリのものにα−ヒドロキシ酸を添加してpHを弱アルカリ性や中性に調整した場合、溶液安定性や剥離性能をより向上させることができる。ここで、pHを中性〜アルカリ性の範囲とは、具体的にはpH6〜12の範囲をいう。
上記α−ヒドロキシ酸類は、例えば、クエン酸、グリコール酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸等をあげることができる。これらのなかでも、好ましいのは、クエン酸、リンゴ酸であり、特に好ましいのは、グリコール酸である。これらのα−ヒドロキシ酸類は、比較的入手が容易で、かつ安全性も高く、臭気が少ないうえ、剥離剤溶液への溶解性に優れるからである。
本発明の剥離剤組成物は、上記溶剤類により剥離対象のコーティングのワックス分や樹脂分を溶解し、上記脂肪酸類とアミン類が混合されることにより、泡立ちの少ない洗浄成分が生成され、溶解された樹脂等が洗浄除去されるのである。そして、α−ヒドロキシ酸類により上記洗浄成分のpH調節を可能とし、剥離対象のコーティングの種類や用途に応じて適切なpHに調整することが行なわれる。
本発明の剥離剤組成物は、上記脂肪酸類と、アミン類と、溶剤類と、α−ヒドロキシ酸類とを含む主成分の組合せ合計を10重量%以上含有して、これらが水希釈可能となるよう水溶または水分散の状態で存在している。このようにすることにより、剥離剤組成物を使用する際には、汚れの状況に応じて原液のままもしくは水で50倍程度までに希釈して使用することができる。
本発明の剥離剤組成物は、さらに、アセチレングリコール系誘導体類、脂肪族ジオール系誘導体類、ポリビニルピロリドン類、サイクロデキストリン類、N−アルキルピロリドンのうち少なくともいずれかを主成分として含有することができる。
これらは、いずれも剥離された樹脂分に対してまとわりついて、滑りにくくしたり剥離廃液の回収を容易にしたりする。これらは単独でもしくは2種以上を併せて用いることができる。これらは、主成分に対し、0.01〜10重量%程度含有させるのが好ましく、より好ましいのは、0.1〜5重量%である。0.01重量%未満では、滑りにくくしたり剥離廃液の回収を容易にしたりする効果が十分でなく、10重量%を超えると、溶解性に劣るうえ、泡立ちを多くするからである。
上記アセチレングリコール系誘導体は、剥離された樹脂分にまとわりついて剥離廃液の回収を容易にするほか、動的表面張力を低下させて界面に速やかに吸着し、濡れ性を高めて洗浄力を向上させ、消泡性を高くする。上記アセチレングリコール誘導体類としては、例えば、2,4,7,9−テトラメチル−5−デンシ−4,7ジオール等に酸化エチレンを付加したもの等があげられる。
上記ポリビニルピロリドンは、剥離剤溶液の安定性を保つばかりではなく、剥離剤中の揮発成分の揮発を抑制することで乾燥を防ぎ作業効率の安定化ができ、かつ、溶解したフロアーポリッシュの樹脂皮膜分に吸着し、再付着や再汚染防止の役割を果たす。この効果により汚水などの回収性を向上させるとともに、滑りにくくする。
上記ポリビニルピロリドンはK値が10〜130のものが好適であり、K値が20〜100であればなお好ましい。上記ポリビニルピロリドンのK値が上記範囲を外れると、剥離剤溶液への溶解性が劣るからである。
上記サイクロデキストリンは、剥離剤溶液の安定性を保つばかりではなく、剥離剤中の揮発成分の揮発を抑制することで乾燥を防ぎ作業効率の安定化ができ、かつ、溶解したフロアーポリッシュの樹脂皮膜分に吸着し、再付着や再汚染防止の役割を果たす。また、刺激臭の原因物質を包含することで刺激臭の抑制を可能とする。上記サイクロデキストリン類は、水溶性の高いものや溶剤にも溶解するものが好適に用いられ、具体的には、例えば、でんぷんに酵素を作用させて得られる環状オリゴ糖で、ブドウ糖が構成単位で、ブドウ糖が6環状に結合したもの(αタイプ)、7個(βタイプ)、8個(γタイプ)などの普通環や大環状、分子内分岐型などやそれらに酵素装飾や化学装飾、特殊装飾したものが用いることが出来る。好適に用いる事が出来るものは、水や溶剤に溶解しやすいもので、例えば、化学装飾や酵素装飾を施したサイクロデキストリンが挙げられる。
上記N−アルキルピロリドン類は、溶解したフロアーポリッシュの樹脂皮膜分に吸着し、再付着や再汚染の防止抑制に寄与し、滑りにくくしたり剥離廃液の回収を容易にしたりする。上記N−アルキルピロリドンは、特に、N−オクチルもしくはN−ドデシルピロリドンが好適に用いられる。これらは、比較的溶解性に優れるとともに、臭気が少なく、安全性も高いからである。
上記脂肪族ジオール系誘導体類は、剥離された樹脂分にまとわりついて剥離廃液の回収を容易にするほか、界面に速やかに吸着し濡れ性や泡立ちを制限する。
本発明の剥離剤組成物は、さらに、主成分として、パーフルオロアルキルリン酸エステル類を含有することができる。
上記パーフルオロアルキルリン酸エステル類は剥離剤の浸透力を助長し、床面についたキズの中に深く浸透し、キズに入り込んだフロアーポリッシュ樹脂まで剥離する。このパーフルオロアルキルリン酸エステル類は、水溶性もしくは溶剤への溶解性の高いものが好適に用いることができ、具体的には、例えば、パーフルオロリン酸ジエステル塩等を用いることができ、特に、水と溶剤類への溶解性と相溶性に優れることから、塩がアミン塩であれば好ましい。
本発明の剥離剤組成物は、さらに、主成分として、可溶化剤を含有することができる。
上記可溶化剤は、水不溶解成分を水溶解性にすることができ、剥離剤組成物の安定性を高め、成分の分離を抑制し、品質や性能を長期間維持する。上記可溶化剤としては、特に限定するものではなく、例えば、メタキシレンスルフォン酸ナトリウムやパラトルエンスルフォン酸ナトリウムなどが好適に用いることができる。はくり剤成分との相溶性と安定性が高いことから、更に好ましいくは、メタキシレンスルフォン酸ナトリウムが用いられる。
本発明の剥離剤組成物は、さらに、主成分として、アルデヒド類吸着剤を含有することができる。
上記アルデヒド類吸着剤は、消臭剤であり、刺激臭をなくして作業性や作業の安全性を向上させる。上記アルデヒド類吸着剤は、例えば、ベンジルアルコール類が、長期溶液中での化学反応や揮発時における酸化反応などの化学反応によって、ベンズアルデヒドやアセトアルデヒドなどのアルデヒド類を副生成した場合でも、これらの成分の作業中に放散することを防止する。特に、上記溶剤類の臭気を効果的に抑制することから、溶剤類を適量含有させることによる剥離性能の確保に寄与する。
上記アルデヒド類吸着剤としては、例えば、尿素やリン酸2カリウム、亜硫酸ナトリウム、および、スルフォン酸基、アルデヒド基、カルボキシル基などの官能基を有するものが好適に用いることができる。
本発明の剥離剤組成物は、必要に応じて、ビルダー類やアルコール類、グリコールエーテル類、他の溶剤類、香料、着色剤、可溶化剤、界面活性剤、抗菌剤、増粘剤、等々の成分を含有することが可能である。
本発明の剥離剤組成物は、容器に水とともに各成分を攪拌しながら順番に添加し、数時間攪拌を続けることによりつくることができる。
このような剥離剤組成物は、従来の強アルカリの剥離剤と同等の強力な剥離性を確保するとともに、刺激臭を低減して作業性効と安全性を向上させたものである。すなわち、中性ないしアルカリ性領域において任意にpHを調整することが出来るため、床材や周辺の什器備品類への悪影響が低減され、作業者の手荒れを軽減し、作業後の水拭き回数も減少させ、作業後の剥離排水による環境負荷も低減することができる。また、非常に泡立ちが小さいため、従来のように装置の停止による作業の中断がなくなり、ふき取り回数も少なくなって、剥離後の洗浄廃液の処理が短時間で行なえる。また、作業中の滑り性が低いため転倒事故が軽減して作業の安全性が飛躍的に向上する。しかも、安定性が高い濃縮が可能であり、それだけ容器が小さくまたは少なくすることができて、運搬労力や保管スペースを節減するとともに、鉄やプラスチック等容器用の資源の使用を削減できる。
また、本発明の剥離剤組成物は、多孔質吸着材に接触させることにより、組成物中の不純物の除去を行ない、さらに臭気を低減することができる。
上記多孔質吸着材としては、例えば、活性炭類、竹炭類、木炭類、二酸化ケイ素類、活性アルミナ類、シリカゲル、ゼオライト類、白土、粘土類などのうち少なくともいずれかを用いることができる。これらのは単独でも使用できるが、目的とする処理成分によっては複数を組合せて用いることもできる。
具体的には、剥離剤組成物に対して、1〜10重量%の多孔質吸着材を常温常圧下で添加を行ない数時間攪拌後にフィルタープレスや精密ろ過装置などを用いて処理剤を除去するか、または、処理剤をカラムなどに充填し、そのカラム内を本発明の剥離剤組成物を通過させてろ過することにより、刺激臭の低減を計ることができる。
この剥離剤組成物の製造方法によれば、刺激臭の徹底した低減が可能となり、刺激臭の極めて少ない剥離剤組成物が得られる。このような剥離剤組成物では、作業中の作業者の不快感が大幅に低減され、作業場周辺への迷惑も大幅に低減される。
このような多孔質吸着材による処理は、缶等の容器に詰める直前に行ない、処理したものを直ちに容器詰して密閉することが行なわれる。このようにすることにより、不純物やアルデヒド類が吸着除去された状態の剥離剤を容器に密閉封入することにより、開封までの間に刺激臭成分が発生しにくくなるからである。
つぎに、実施例について説明する。
下記の表1に示す組成で、本発明の剥離剤組成物を得た。すなわち、100mlのビーカーに各成分を攪拌しながら順番に添加し、約2時間攪拌を続けて実施例A〜Fの剥離剤組成物を得た。
Figure 2005281515
なお、上記各実施例で使用した成分の詳細は、つぎのとおりである。
◆NAA−300;日本油脂製、オレイン酸とリノール酸の混合脂肪酸
◆NAA−122;日本油脂製、ラウリン酸
◆NAA−142;日本油脂製、ミリスチン酸
◆メルソラート H−95;バイエル社製、アニオン系界面活性剤
◆SBA−101;青木油脂製、ベンジルアルコール酸化エチレン1mol付加品
◆ソルフィット;クラレ製、3−メチル−3メトキシブタノール
◆ブチセノール20;協和醗酵製、ジエチレングリコールモノブチルエーテル
◆メガファック 191−J;大日本インキ化学工業製、パーフルオロアルキルリン酸エステル類
◆サーフィノール420;エアプロダクツ社製、アセチレングリコール誘導体類、2,4,7,9−テトラメチル−5−デンシ−4,7ジオール酸化エチレン付加物
◆EmviroGem AD−01;エアプロダクツ社製、脂肪族ジオール系誘導体類
◆SXS−Y;三菱ガス化学製、メタキシレンスルフォン酸ソーダ
◆ケムキャッチ T−6900;大塚化学製、アルデヒド類吸着剤
◆RAN E−70;ターゲンケミカル製、リンゴ酸塩、コロイダルシリカ、グリセリン、クエン酸、乳酸塩類の混合物の消臭剤
◆PVP K−30;I.SP社製;ポリビニルピロリドン K値、30
◆イソエリートP;塩水港精糖製、マルトシルα−サイクロデキストリン
一方、比較例として、下記の表2に示す組成の剥離剤組成物を準備した。
Figure 2005281515
なお、上記各比較例で使用した成分の詳細は、つぎのとおりである。
◆アルキルベンゼンスルフォン酸:ライオン社製、商品名、ライポンLH−500
◆ソフタノール90:日本触媒製、アルキル基炭素数12〜14の直鎖型第2級アルコールに酸化エチレン9モル付加品
つぎに、臭気試験を行なうため、実施例Aおよび比較例3の剥離剤組成物を多孔質吸着材に接触させた。すなわち、下記の表3に示すように、実施例および比較例の剥離剤組成物を計量後、各種の多孔質吸着材を規定量攪拌しながら添加を行ない、2時間攪拌後に、1μmのろ紙を用いてろ過を行なって除去した。なお、表3中「ブレイク」は市販のスイショウ油化工業社製の樹脂ワックス剥離剤の商品名である。
Figure 2005281515
なお、上記各実施例で使用した多孔質吸着材の詳細は、つぎのとおりである。
◆活性炭;二村化学工業製、GL−130A
◆竹炭;エポック社製高野竹より作られた竹炭を細かく破砕したものを使用。
◆活性アルミナ;水澤化学工業製、ネオビード
上記各実施例および比較例の剥離剤組成物について、フロアーポリッシュの剥離試験を行なった。
試験に供する艶出剤は、次のものを用意した。日本フロアーポリッシュ工業会(以下JFPAと略す)のフロアーポリッシュの試験方法及び規格・床用洗剤の試験方法に記載のJFPA規格−201、標準ポリッシュの処方、プライマルB−832(40%)、35.00重量%・ハイテックE−4B(40%)、7.00重量%・トプコLR400レジン溶液(30%)、1.25重量%・TBXP、1.25重量%・ジエチレングリコールモノエチルエーテル、5.00重量%・消泡剤エマルジョンSE−21(17%)、0.01重量%・FC−129(1%)、1.00重量%・脱イオン水、45.74重量%からなる艶出剤とした。
上記艶出剤をJFPA規格−205、剥離剤の剥離性能試験方法に準じて試験片を用意した。合わせて、実際のフロアーでの試験には市販のスイショウ油化工業株式会社製、樹脂ワックス「ファブラス」を合計5層塗布し、ポリッシャーに黒パットを装着して、滑り度合いや汚水などの回収性を評価した。
試験項目の試験方法は以下の通りである。
上記、JFPA規格−201、標準ポリッシュの処方を用いて、JFPA規格−205、剥離剤の剥離性能試験方法に準じて比較試験を行なった。この試験では、実施例及び比較例より得られる艶出剤用剥離剤は、予め、水で5倍、10倍、15倍、20倍、30倍希釈したものを用いて、剥離性能を評価した。
また、剥離剤の起泡性の試験は、JFPA規格−202、床用洗剤の起泡性試験方法に準じ、消泡性の試験は、JFPA規格−203、床用洗剤の消泡性試験方法に準じて行なった。但し、評価は、泡の高さ(ml)で行なった。
基材に対する影響試験は、タジマ社製、リノリュームタイル、商品名、マーモリュームを用いて、艶出剤用剥離剤の5倍希釈液を3ml、このタイル上に滴下して、カバーグラスで覆い、1時間後に希釈液を拭き取り、変色等の影響度合いを判定した。
また、滑り度合い及び汚水の回収性については、実施例A、Bは15倍希釈液で、E及び比較例の全ては5倍希釈液を用いて評価を行なった。
これらの試験結果を、下記の表4に示す。
Figure 2005281515
上記表4の試験結果の通り、実施例の全てが比較例に比して、実施例は顕著に剥離性、起泡性/消泡性、滑り性、臭気、汚水の回収性などに数段優れ、また、高希釈濃度にもかかわらず優れた諸性能を発揮することがわかる。また、pHが中性領域であるにもかかわらず、試験に供したフロアーポリッシュの皮膜は完全に除去でき、しかも、その希釈液の起泡性や消泡性は、泡立ちはないと言っても過言ではないレベルである。
さらに、臭気の比較試験の結果を下記の表5に示す。
Figure 2005281515
上記表5の結果からわかるとおり、実施例の剥離剤組成物は比較例に比べて臭気が少ないことがわかる。特に多孔質吸着材に接触させて処理した実施例Gに関して顕著に良好な結果が得られていることがわかる。
つぎに、アルデヒド類の放散量をJIS A1901−2003(チャンバー試験)に準拠して測定した結果を下記の表6に示す。
Figure 2005281515
上記表6の結果からわかるとおり、特に多孔質吸着材に接触させて処理した実施例Gに関してアルデヒド類の放散量が少ないことがわかる。
つぎに、ヒメダカ限度試験を行なった。このヒメダカ限度試験とは、一定の水槽に一定量の脱塩素処理水を入れ、水温を27℃に保ち、エアレーションを行なった中にヒメダカを10匹入れて、各試料を規定濃度(1000ppm)入れて、48時間後の生存数を確認したものである。その結果を下記の表7に示す。
Figure 2005281515
上記表7の結果からわかるとおり、比較例ではヒメダカの生存数は0であったが、実施例では10匹全てが生存しており、廃液の毒性が極めて低いことがわかる。
以上の結果より、本発明の剥離剤組成物は、剥離性に優れ、しかも、床材等に対する影響もpHを調整することで緩和でき、泡による不具合もなく、汚水など回収の効率化や作業中の滑りから起因する転倒事故の軽減、臭気の低臭化やシックハウス症候群懸念物質の低減化ができることがわかる。また、ヒメダカ限度試験結果が示す通り、本発明の剥離剤組成物は魚毒性が少なく、人や環境にやさしいものである。
本発明の剥離剤組成物は、フロアーポリッシュ用に限定するものでなく、例えば、電車やバス等の車体や航空機、船舶の内外装材に使用されている塗料や艶出剤及び保護剤の剥離剤としても使用することができる。

Claims (6)

  1. 脂肪酸類と、アミン類と、溶剤類と、α−ヒドロキシ酸類とを主成分として含有し、これらが水希釈可能となるよう水溶または水分散の状態で存在し、pHが中性ないしアルカリ性に調整されたことを特徴とする剥離剤組成物。
  2. さらに、アセチレングリコール系誘導体類、脂肪族ジオール系誘導体類、ポリビニルピロリドン類、サイクロデキストリン類、N−アルキルピロリドンのうち少なくともいずれかを主成分として含有する請求項1記載の剥離剤組成物。
  3. さらに、パーフルオロアルキルリン酸エステル類を主成分として含有する請求項1または2記載の剥離剤組成物。
  4. さらに、可溶化剤を主成分として含有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の剥離剤組成物。
  5. さらに、アルデヒド類吸着剤を主成分として含有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の剥離剤組成物。
  6. 脂肪酸類と、アミン類と、溶剤類と、α−ヒドロキシ酸類とを主成分として含有し、これらが水希釈可能となるよう水溶または水分散の状態で存在し、pHが中性ないしアルカリ性である濃縮型艶出剤用剥離剤組成物を、多孔質吸着材に接触させることを特徴とする剥離剤組成物の製造方法。
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