JP2013525223A - ソフトパッケージのためのスクリュークロージャ - Google Patents

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Abstract

ソフトパッケージ(1)、有利にはフィルム袋にはスクリュークロージャ(2)が取り付けられている。このようなスクリュークロージャは、ソフトパッケージ(1)に結合するための取付けフランジ(4)を有した注出口から成る第1の部分と、スクリューキャップ(5)の形の第2の部分とから成っている。スクリューキャップは、上面(50)と、下方領域に設けられた雌ねじ山(52)を備えた周壁(51)とを有している。雌ねじ山の上方にねじ山のない区分(53)があり、このねじ山のない区分の上方領域にはスライドシール(10)が配置されている。スライドシール(10)は、注出口の雄ねじ山(6)の上方にある同様にねじ山のない領域(7)を押圧する。これによりねじ外し中もシールされているスクリュークロージャが実現される。

Description

本発明は、ソフトパッケージ、即ちフィルム袋のためのスクリュークロージャであって、フィルム袋に取り付けられた、雄ねじ山と取付けフランジとを備えた注出口と、該注出口にねじ込み可能なキャップとから成っており、該キャップは周壁と上面とを有している形式のものに関する。
ガラス瓶やプラスチックボトルのような硬質のパッケージのためのスクリュークロージャは広く公知である。このような従来の硬質のパッケージでは実質的に、スクリュークロージャは完全な閉鎖状態におけるシール機能のみを保証すれば良い。これは種々の形式のシールにより行われる。この場合、特に、周壁と上面の内側との間の角隅領域に配置されたシールエレメントを有するシールが使用される。このようなシールの典型的な例は、WO−A9011944又はWO−A9011232、WO−A9731834に示されている。スクリュークロージャにおけるシールの別のタイプはいわゆるシールオリーブ(Dichtolive)であって、これは主として、スクリューキャップの周壁に対して同心的に延びるリング壁として形成されており、このリング壁は垂直に下方に向けられて、キャップ上面の内側に一体成形されており、容器ネック若しくは注出口を内側でシールしている。このようなシールオリーブの典型例は、DE−A4401751又はUS−A4253581に開示されている。上記両タイプの組み合わせも公知であり、例えば、EP−A417554に開示されている。
フィルム袋の形のソフトパッケージでは、注出口は別個の部分として形成されて、実際に円筒状で管状の注出口から成っており、これに一体成形されたフランジを有しており、このフランジによりスクリュークロージャのこの部分がソフトパッケージに固定されている。スクリュークロージャのこのような形態では、原則的に2つの異なる形式が公知である。即ち1つは、注出口の領域でソフトパッケージのフィルムに孔が打ち抜かれており、この孔が直接、注出口と連通接続している形式である。この場合、前記フランジは打ち抜かれたこの孔の周りに接着又は溶接されている。第2の形式では、フィルム袋が完全に閉鎖されており、注出口の内壁に付加的に雌ねじ山が配置されており、この雌ねじ山に環状の切断エレメントが並進的に可動に配置されていて、この切断エレメントは、キャップの上面に設けられた連行体を介して運動可能であり、キャップのねじり運動により、下方エッジでフィルム袋のフィルムに向けられて少なくとも1つの切断歯を有する切断エレメントが、切断歯によってフィルム袋のフィルムを切開可能である。このような形式の典型例はCH−A695019号又はEP−A1795456号、その他の文献により公知である。
フィルム袋におけるこのような両タイプのスクリュークロージャでは、スクリューキャップにさらに付加的に保証帯を設けることができる。
多数回にわたるスクリューキャップの開放ねじり運動は比較的高い摩擦力の克服を要するので、使用者はソフトパッケージを比較的高い力で保持しなければならず、この間にキャップをねじって開放する。このような高い保持力によりソフトパッケージは変形し、ソフトパッケージ内の内圧は高くなる。周壁と上面との間の角隅領域に取り付けられた通常のシールを有するスクリューキャップが僅かにでも開放されると、このシールはもはや機能しない。このようなことは硬質のパッケージでは問題にならないが、ソフトパッケージにおいては大きな問題である。何故ならば、クロージャを完全に開放するために使用者はひき続き力を加えなければならず、今や上記シールは働かないので、内容物が、僅かな量であったとしても外部に押し出されてしまうからである。このようなことは美観を損ねるものでありかつ非衛生的であり、しばしば、その後一緒にねじ込もうものならクロージャがくっついてしまうこともある。
内側に延びる切断エレメントを有さない単純なスクリュークロージャであるならば、原理的には、注出口内に十分深く突入したシールオリーブによってシールを維持することが考えられる。しかしながらスクリュークロージャに内部の切断エレメントを設けるならばこのような形式のシールは不可能である。DE−A3938713に記載のシール部材もこれに関しては何も手段を示していない。このような手段では、スクリューキャップの上面の下側に2つの同心的な環状壁が配置されていて、この環状壁は両側で、即ち内側と外側とで、スライドシールとして注出口に密着している。このような手段は、切断エレメントを有したスクリュークロージャではやはり実現不可能である。幾分、変わった手段が米国特許US−A4371091により公知である。この公知の手段では、スクリューキャップの周壁に、雌ねじ山のすぐ上側で環状のシール突起が一体成形されており、このシール突起は完全にねじ締められた状態では、注出口の上縁部の領域で直接接触し、この縁部を僅かに越えて下方に延びることができる。このような手段でも、シール部材は、僅かな開放回転角度において既に係合しなくなり、結果として、ここで問題としている使用のためにはやはり使えない。1960年代には、高い精度を有したプラスチッククロージャは未だ殆ど製造されなかった。しかしながら当時の、特に湾曲されたリング状のシールリップから成っていてキャップ上面下側に取り付けられたスクリュークロージャのシール部材は、これを完全に離型可能とするために高い精度が必要であった。このような理由から、GB−A1205887で提案された手段では、注出口の上端部にスライド面が設けられ、このスライド面に、スクリューキャップの内面、雌ねじ山の上側に設けられたリング状のシール突起が密接するようになっている。これは瓶であるので、シール部材は主として、閉鎖状態でクロージャをシールする目的を有する。所定の開放ねじり運動後に、シール部材はもはや注出口と係合していないが、このような係合は公知のように瓶でも不要である。
DE−1935874Uにより公知の手段は、極めて類似した形式でありながら構成が極めて複雑である。この場合、実際にただ一度回動した後は既にもはやシールされなくなるが、このようなことは既に述べたとおり、比較的硬質の瓶では問題ではない。
従って本発明の課題は、冒頭で述べた形式のソフトパッケージのためのスクリュークロージャを改良して、ソフトパッケージに高い圧力がかけられた場合でも、スクリュークロージャの閉鎖が、ねじ外し運動が完全に終了するまで、必要なシール性を保証することができるようにすることである。
この場合、この手段は、注出口がソフトパッケージの既存の開口を介して取り付けられる従来のスクリュークロージャにも、完全に無菌状態で閉鎖され、スクリュークロージャの開放時にソフトパッケージを切開する切断エレメントを注出口において内部で有するソフトパッケージにも使用可能である。
添付の図面には本発明の2つの実施例が概略的に示されており、以下に詳しく説明する。
ソフトパッケージにおけるスクリュークロージャの取り扱いの様子を示した斜視図である。 切断エレメントを有さない本発明によるスクリュークロージャの直径上の垂直断面図である。 切断エレメントを有する本発明によるスクリュークロージャの第2実施例を完全閉鎖位置で示した、同じく直径上の垂直断面図である。 注出口のねじ山とスクリューキャップのねじ山とがまだ螺合している、部分的に開放された中間位置にある図3と同じスクリュークロージャを示した図である。 スクリューキャップが、上記ねじ山はもはや螺合していないがまだシール状態が存在しているところまで開放されている、同じスクリュークロージャを示した図である。 完全開放位置にある本発明によるスクリュークロージャを示した図である。
図1には、ソフトパッケージ1に取り付けられているスクリュークロージャを開放する際のねじ外し状態が示されている。ソフトパッケージはラミネート加工されたカートンパッケージであって良いが、この実施例では、図1で示したようなフィルム袋が特に重要である。フィルム袋1を開放する際、使用者はチューブを一方の手で保持すると同時に他方の手でスクリュークロージャ2をねじって開放する。この場合、使用者はフィルム袋に力Fを加える。この力によりフィルム袋において内圧が高められる。スクリュークロージャ2が従来の構成であるならば、内圧が高まると、液体が注出口とスクリューキャップ5との間へと流出する恐れがある。本発明による手段はこのような場合の対策を提供する。
図2には、本発明の第1の実施形態が示されている。スクリュークロージャ全体には符号2が付与されている。この図において、一方はスクリューキャップ5であって、他方は管状で円筒状の注出口3から成る下方部分であると理解される。注出口3の下縁部には、半径方向で突出するフランジ4が一体成形されている。管状の注出口3の外面には雄ねじ山6が一体成形されている。雄ねじ山6より上方にはねじ山のない区分が注出口3に設けられていることがわかる。ねじ山のない区分7は有利には、少なくとも、雄ねじ山6が設けられている軸方向で延びる区分8と同じ長さである。
キャップ5は実質的に、スクリューキャップの一般的な構成を有している。キャップ5は上面50を有しており、この上面には周壁51が下方に向かって引き延ばされて続いている。周壁51はほぼ円筒状に形成されている。周壁51の下方の領域に雌ねじ山52が設けられており、この雌ねじ山52が、注出口3の上記雄ねじ山6に嵌合する点のみが通常とは異なっている。雌ねじ山52の上方には、注出口3のねじ山のない区分7とほぼ同じ大きさの雌ねじ山のない領域53が続いている。
上面50と周壁51との間の角隅領域には環状のシール突起54が存在している。これらのシール突起54はクロージャが閉じられた状態で、高い内圧負荷にも耐え得る静的シールを成している。
キャップ5の周壁51の内面にはスライドシール10が一体成形されている。このスライドシール10は所定の押圧により注出口3の外面に密接する。
図2に示した実施例では、スクリューキャップ5は開放するために既にある程度ねじられている。スクリューキャップ5が完全に閉鎖されている位置にある場合は、シール突起54は注出口3の上縁部の上に載置されていて、スライドシール10は、雄ねじ山6の領域8のちょうど上側で注出口3に密着する。図示した位置ではキャップ5は、注出口3の雄ねじ山6とキャップ5の雌ねじ山52の螺合がちょうど外れ始め、スライドシール10は注出口3の外面にまだ密接しているところまでねじ外されている。
スライドシール10の選択された形状は多くの選択肢のなかの一形態である。重要であるのは、スライドシール10が所定の変形力のもとで密着させられることだけである。注出口3は離型のために所定の引張力を受けなければならないので、上縁部の内径は、フランジ4の領域における内径よりも僅かに小さい。しかしながらさらに、注出口3の壁厚さはフランジ4の領域から上縁部に向かって僅かに減少するので、全体として注出口3はねじ山のない区分7では幾分円錐状に延びており、スライドシール10はこのような円錐形状に追従できなければならず、上方の領域においてもなお所定の押圧力により密着させられなければならない。
スライドシールが内方に大きく突出し過ぎていると、スクリューキャップの載着に問題が生じるので、図示した実施の形態の代わりに、スライドシールが、下方に向かう、即ちその可撓的な先端がフランジに向かう環状のエプロンの形状であっても有利である。選択的にスライドシールは、それ自体僅かな力を受容することができるいわゆるシールリップよりも繊細に形成することもできる。この場合、有利にはこのような環状のシールリップが複数設けられる。これらのシールリップは例えば実際に、周壁内面から垂直に突出することができ、載着の際はこれらは自動的に上に向かってアーチ形に湾曲する。これにより、シールリップに作用する内圧がシールリップをより強く注出口3に押し付けるという大きな利点が得られる。さらに複数のシールリップは、実質的にラビリンスシールと同様の作用をする。従って、ここには図示していないこのような手段は、このようなシールリップの繊細性にも関わらず、高い内圧を塞き止めることができる。実際には、このようなスクリューキャップを成形型から押し出すのには問題がある。しかしながら、このようなスクリューキャップにおいてキャップをまず全体的に型から取り出し、次いで、内部に突出したコアを引き出すという技術は長年、公知である。この場合、周壁51を外方に向かってばね弾性的に動かすことができるので、雌ねじ山52もスライドシール10もコアの引き出しの際に損傷を受けることなく残される。
図3〜図6には再度、ソフトパッケージ1の上にあるスクリュークロージャ2が示されている。注出口3とそのフランジ4は雌ねじ山22が設けられていること以外は図2の実施例と同じである。注出口3には既に上述した切断エレメント20がねじ込み可能に支承されている。切断エレメント20の内面に設けられた連行体23は、キャップの上面50から垂直に下方に向かって突出している第2の連行体24のためのストッパとして働く。スクリューキャップ5をねじって開放する際に、注出口3の雌ねじ山22において延びている切断エレメント20の雄ねじ山25が下方に向かって動き、この際に、少なくとも1つの切断歯21がフィルムFを切開する。この例ではさらに、図2に関して既に記載したのと同様にスライドシール10が存在しており、スライドシール10は図6に明確に示されている。特にこの実施例では、注出口3の内面におけるシールがここでは不可能であることが明らかである。しかしながら、既に記載した本発明による手段は、実質的には変更することなく、スクリューキャップのこのような実施例においても使用することができる。
このような実施例でも、図2の実施例と全く同様に、スクリューキャップ5に付加的に保証帯40を設けることができる。この保証帯40は、注出口3の環状のカラー30の後方で形状接続的に雄ねじ山の下方に取り付けることができる。ねじ外す際に、目標破断個所ブリッジ41によってスクリューキャップ5の下縁部55に一体成形されている保証帯40が裂断され、上記カラー30の下側に残って引っ掛かっている。このような状態は図2の右側に示されており、左側には、確かに同様にカラー30に後方から係合している保証帯40が示されているが、この保証帯40は例えば、剥ぎ取り舌片によって取り除かれ、この場合さらに、保証帯40をスクリューキャップ5に結合している目標破断個所ブリッジが破壊される。図面には目標破断個所ブリッジに符号41が付与されている。しかしながらこのような目標破断個所ブリッジは完全に分離された形状でのみ示されており、一方では保証帯40に、他方ではスクリューキャップ5の下縁部55に残留物として示されている。
原則的には本発明による手段は、スライドシール10をキャップ5の周壁51にではなく、注出口3の外面に設けることによっても実現可能である。この場合、2つの構成が考えられる。即ち、スライドシール10をねじ山のすぐ上方に設ける構成、又は、注出口3の上縁部の領域に設ける構成である。第1の構成では、ねじ山の非平坦性を克服してシールするためにスライドシール10を比較的長く形成しなくてはならない。第2の構成では、スライドシール10は半径方向の延在において比較的短くすることができ、結果としてこの場合、複数のシールリップも考えられるが、第1の構成では、有利にはエプロン形状のスライドリングシールが有利である。
1 ソフトパッケージ若しくはフィルム袋、 2 スクリュークロージャ、 3 注出口、 4 フランジ、 5 キャップ/スクリューキャップ、 6 雄ねじ山、 7 ねじ山のない壁領域、 8 ねじ山付き区分、 10 スライドシール、 20 切断エレメント、 21 切断歯、 22 雌ねじ山、 23 連行体、 24 第2の連行体、 25 切断エレメントの雄ねじ山、 30 カラー、 40 保証帯、 41 目標破断個所ブリッジ、 50 上面、 51 周壁、 52 雌ねじ山、 53 雌ねじ山のない領域、 54 シール突起、 55 スクリューキャップの下縁部、 P 力
スライドシールが内方に大きく突出し過ぎていると、スクリューキャップの載着に問題が生じるので、スライドシールが、下方に向かう、即ちその可撓的な先端がフランジに向かう環状のエプロンの形状となっている図示の実施の形態は有利である。選択的にスライドシールは、それ自体僅かな力を受容することができるいわゆるシールリップよりも繊細に形成することもできる。この場合、有利にはこのような環状のシールリップが複数設けられる。これらのシールリップは例えば実際に、周壁内面から垂直に突出することができ、載着の際はこれらは自動的に上に向かってアーチ形に湾曲する。これにより、シールリップに作用する内圧がシールリップをより強く注出口3に押し付けるという大きな利点が得られる。さらに複数のシールリップは、実質的にラビリンスシールと同様の作用をする。従って、ここには図示していないこのような手段は、このようなシールリップの繊細性にも関わらず、高い内圧を塞き止めることができる。実際には、このようなスクリューキャップを成形型から押し出すのには問題がある。しかしながら、このようなスクリューキャップにおいてキャップをまず全体的に型から取り出し、次いで、内部に突出したコアを引き出すという技術は長年、公知である。この場合、周壁51を外方に向かってばね弾性的に動かすことができるので、雌ねじ山52もスライドシール10もコアの引き出しの際に損傷を受けることなく残される。

Claims (8)

  1. 容器のためのスクリュークロージャ(2)であって、雄ねじ山(6)を備えた注出口(3)と、該注出口(3)に螺合により装着可能なキャップ(5)とを有しており、該キャップ(5)は雌ねじ山(52)を備えた周壁(51)と上面(50)とを有しており、注出口(3)の前記雄ねじ山(6)の上方にねじ山のない壁領域(7)が設けられており、該ねじ山のない壁領域(7)は、キャップ(5)の周壁(51)の内面に配置された環状のスライドシール(10)のためのスライド面として働いており、スライドシール(10)は雌ねじ山(52)の上側で周壁(51)の内面に一体成形されている形式のものにおいて、
    前記容器がフィルム袋(1)であって、雄ねじ山(6)を備えた注出口(3)が、フィルム袋(1)上に取り付けられている取付けフランジ(4)を端部に備えた管状の部分から成っており、前記スライド面とスライドシールとは、キャップ(5)の雌ねじ山(52)が注出口(3)の雄ねじ山(6)にもはや螺合しなくなり、キャップのねじ外し運動の際に使用者によりフィルム袋に加えられる変形力がなくなるまで、シール結合していることを特徴とする、容器のためのスクリュークロージャ。
  2. ソフトパッケージ、即ち請求項1記載のフィルム袋のためのスクリュークロージャにおいて、
    キャップ(5)の雌ねじ山(52)の上方にねじ山のない壁領域が設けられており、該ねじ山のない壁領域は、注出口の外面に、注出口の雄ねじ山に対して間隔を置いて上方に配置された環状のスライドシールのためのスライド面として働くことを特徴とする、ソフトパッケージのためのスクリュークロージャ。
  3. スライドシールが、エプロンの形のL字型シールである、請求項1又は2記載のスクリュークロージャ。
  4. スライドシール(10)が、スクリューキャップ(5)の装着状態で、前記周壁(51)の下縁部(55)に向かって傾けられて方向付けられている、請求項1又は2記載のスクリュークロージャ。
  5. スライドシール(10)が装着状態で、キャップ(5)の上面(50)の方向に向かって傾けられて方向付けられている、請求項1又は2記載のスクリュークロージャ。
  6. 注出口(3)の内面に付加的に雌ねじ山(22)が配置されていて、該雌ねじ山には、雄ねじ山(25)を備えた環状の切断エレメント(20)が、並進的に連行体(23)と一緒に運動可能であるように配置されており、連行体(23)は、キャップ(5)の上面(50)に設けられた第2の連行体(24)を介して運動可能であって、キャップ(5)のねじり運動によって、下方エッジがフィルム袋のフィルムに向けられていて少なくとも1つの切断歯(21)を有した切断エレメント(20)が、該切断歯でフィルム袋のフィルムを切開することができる、請求項1又は2記載のスクリュークロージャ。
  7. キャップ(5)の周壁(51)と上面(50)との間の角隅領域に、少なくとも1つシール突起(54)の形で付加的なシール部材が設けられており、該シール部材は、スクリュークロージャ(2)が閉じられた状態で、注出口(3)の端面にシールするように当接する、請求項1又は2記載のスクリュークロージャ。
  8. スライドシール(10)の半径方向の延在が、キャップ(5)の周壁(51)の内面から注出口(3)の外面までの間隔よりも大きい、請求項1又は2記載のスクリュークロージャ。
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