JP2013249148A - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア Download PDF

Info

Publication number
JP2013249148A
JP2013249148A JP2012123347A JP2012123347A JP2013249148A JP 2013249148 A JP2013249148 A JP 2013249148A JP 2012123347 A JP2012123347 A JP 2012123347A JP 2012123347 A JP2012123347 A JP 2012123347A JP 2013249148 A JP2013249148 A JP 2013249148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt guard
detection unit
passenger conveyor
skirt
guard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012123347A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Takahashi
哲也 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2012123347A priority Critical patent/JP2013249148A/ja
Priority to CN2013102002261A priority patent/CN103449295A/zh
Publication of JP2013249148A publication Critical patent/JP2013249148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構造で、ステップとスカートガードとの隙間に異物が挟まれたことを確実に検出することのできる乗客コンベアの提供。
【解決手段】ステップ7とスカートガード9との隙間に異物が挟まれたことを検出する検出部14と、この検出部14から出力される検出信号に応じて運転制御を行う制御装置11とを備えた乗客コンベアにおいて、前記検出部14は、スカートガード9に沿って連続して延設され、スカートガード9の撓みを連続的に検出する検出部14から成り、制御装置11は、検出部14が所定時間以上に亘りスカートガード9の撓みを検出したことに応じ運転停止指令を出力するようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗客コンベアに関するものである。
乗客コンベアにあっては、一般に、無端状に連結され、乗降口間を移動するステップの進行方向に沿ってその両側に欄干が設けられると共に、この欄干の基部にスカートガードが配置され、ステップの側面とスカートガードが対向するようになっている。そして、ステップとスカートガードとの隙間に人または物が挟まれたことを検出する背景技術として、実開昭62−189374号公報(特許文献1)がある。この公報には、踏段の進行方向に沿って第1の領域と第2の領域を設定するとともに、第1の領域にあって乗客が接触したことを検出し、注意信号を出力する第1の検出手段(テープスイッチ)と、第2の領域にあって乗客が接触したことを検出し、乗客コンベアを停止させる停止信号を出力する第2の検出手段(テープスイッチ)とを設けたと記載されている。
実開昭62−189374号公報
しかしながら、前述した特許文献のものでは、例えば、いたずらでスカートガードを蹴った場合でも、テープスイッチは乗客との接触を検出し、運転停止等の対応動作が行われる。このように、危険度が低い瞬間的な接触等を判別することができず、不必要な対応動作がなされ、運転効率の低下を招くという課題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、簡易な構造で、ステップとスカートガードとの隙間に異物が挟まれたことを確実に検出することのできる乗客コンベアを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、無端状に連結され、乗降口間を移動するステップと、このステップの進行方向に沿ってその両側に立設される欄干と、この欄干の基部に配置されるスカートガードと、前記ステップと前記スカートガードとの隙間に異物が挟まれたことを検出する検出部と、この検出部から出力される検出信号に応じて運転制御を行う制御装置とを備えた乗客コンベアにおいて、前記検出部は、前記スカートガードに沿って連続して延設され、前記スカートガードの撓みを連続して検出する検出部から成り、前記制御装置は、前記検出部が所定時間以上に亘り連続的に前記スカートガードの撓みを検出したことに応じ運転停止指令を出力することを特徴としている。
このように構成した本発明では、検出部が所定時間以上に亘りスカートガードの撓みを検出したことに応じ運転停止指令を出力する。このように、連続して延設される検出部により所定時間以上に亘るスカートガードの撓みを検出することにより、運転停止動作を要するステップとスカートガードとの隙間の異物の挟まれなのか、危険度が低い瞬間的なスカートガードの撓みなのかを判別し、不必要な対応動作を防ぐことができる。
本発明によれば、危険度が低い瞬間的なスカートガードの撓みを判別し、不必要な対応動作、即ち、運転停止動作を防ぎ、運転効率の向上、及びサービス性の向上を図ることができる。また、検出部の継続検出時間を判断するというという簡易な構造で、運転停止動作を要するステップとスカートガードとの隙間の異物の挟まれなのか、危険度が低い瞬間的なスカートガードの撓みなのかを判別でき、これによって、設備コストの大幅な上昇を招くことなく、より適切な運転制御を実現することができる。
本発明に係る乗客コンベアの一実施例を示す概略構成図である。 図1の乗客コンベアに備えられる検出部を示す要部拡大断面図である。 図1の乗客コンベアの動作手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る乗客コンベアの実施例を図に基づき説明する。
乗客コンベア、例えば、エスカレータ1は、図1に示すように、下階2の床面2Fと上階3の床面3Fとに跨る枠体4と、この枠体4内に敷設された前輪ガイドレール5及び後輪ガイドレール6と、これら前輪ガイドレール5及び後輪ガイドレール6に案内されて循環移動する複数のステップ7と、これらステップ7の進行方向に沿ってその両側に立設される欄干8と、この欄干8の基部に配置されるスカートガード9と、欄干8の周縁に案内されステップ7と同期して循環駆動される移動手摺10と、ステップ7を駆動する図示しない駆動装置と、この駆動装置の駆動(運転)を制御する制御装置11とを有している。
ステップ7は、ステップチェーンによって無端状に連結されており、このステップチェーンは、枠体4の上水平区間内に軸支された駆動スプロケット12と下水平区間内に軸支された従動スプロケット13間に巻き掛けられている。そして、駆動スプロケット12は制御装置11で制御される駆動装置によって駆動される。
そして、本実施例においては、ステップ7とスカートガード9との隙間に異物が挟まれたことを検出するために次のような工夫がなされている。即ち、図1及び図2に示すように、スカートガード9に沿って連続して延設され、スカートガード9の撓みを連続して検出する検出部14、この例では、テープスイッチ14が設けられている共に、制御装置11は、テープスイッチ14が所定時間以上、例えば0.5秒以上に亘りスカートガード9の撓みを検出したことに応じ、駆動装置に運転停止指令を出力するようになっている。なお、テープスイッチ14は、枠体4に取付けられるブラケット15とスカートガード9との間に介設されている。
次に、前記のように構成されたエスカレータ1の動作を図3に示すフローチャートに従って説明する。
エスカレータ1の運転中に、ステップ7とスカートガード9との隙間に人または物が挟まれると、手順S1として、スカートガード9が押圧されて撓み、この撓みに応じて検出部であるテープスイッチ14が投入され、検出信号が制御装置11に出力される。制御装置11は、手順S2として、テープスイッチ14からの検出信号が所定時間以上、即ち0.5秒以上に亘り連続して出力されたものであると判断すると、手順S3として、駆動装置に対して緊急停止信号を出力し、エスカレータ1の運転停止動作を行う。
一方、例えば、乗客がいたずらでスカートガード9を蹴った場合、その衝撃により手順S1に示すように、スカートガード9は瞬間的に撓み、この撓みに応じてテープスイッチ14が投入され、検出信号が制御装置11に出力される。しかし、制御装置11は、手順S2として、テープスイッチ14からの検出信号の出力継続時間が所定時間以下、即ち0.5秒以下であることを判断し、手順S4に示すように、エスカレータ1を継続して運転する。なお、このような瞬間的なスカートガード9の撓みを検出したときに、図示しないスピーカ等を介して注意喚起放送を流し、乗客の注意を促すようにしても良い。
本実施例によれば、連続して延設されるテープスイッチ14により所定時間以上に亘るスカートガード9の撓みを連続して検出することにより、運転停止動作を要するステップ7とスカートガード9との隙間の異物の挟まれなのか、危険度が低い瞬間的なスカートガード9の撓みなのかを判別し、不必要な対応動作を防ぐことができる。これによって、不必要な対応動作、即ち、運転停止動作を防ぎ、運転効率の向上、及びサービス性の向上を図ることができる。また、テープスイッチ14を敷設すると共に、このテープスイッチ14の継続検出時間を判断するという簡易な構造で、運転停止動作を要するステップ7とスカートガード9との隙間の異物の挟まれなのか、危険度が低い瞬間的なスカートガード9の撓みなのかを判別でき、これによって、設備コストの大幅な上昇を招くことなく、より適切な運転制御を実現することができる。
なお、前述した実施例では、0.5秒以上に亘りスカートガード9の撓みを検出したとき、運転停止動作を行うようにしたが、本発明はこれに限らず、撓みの連続検出時間を0.5〜1秒の値の中で任意に設定することができる。ここで、0.5秒以上としたのは、危険度が低い瞬間的なスカートガード9の撓みを判断するためであり、1秒以下としたのは、1秒間の間に踏段7が進む距離を鑑み、安全性を確保するためである。
また、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。さらに、ある実施例の構成の一部を他の構成に置き換えることが可能である。また、実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。また、乗客コンベアとしてエスカレータを例に実施例を説明したが、他の乗客コンベアの例として動く歩道に適用しても良い。尚、本明細書において、乗客を搭載するステップには、エスカレータの踏段や動く歩道のパレットなどが含まれる。
1 エスカレータ
7 ステップ
8 欄干
9 スカートガード
10 移動手摺
11 制御装置
14 テープスイッチ(検出部)
15 ブラケット

Claims (3)

  1. 無端状に連結され、乗降口間を移動するステップと、このステップの進行方向に沿ってその両側に立設される欄干と、この欄干の基部に配置されるスカートガードと、前記ステップと前記スカートガードとの隙間に異物が挟まれたことを検出する検出部と、この検出部から出力される検出信号に応じて運転制御を行う御装置とを備えた乗客コンベアにおいて、
    前記検出部は、前記スカートガードに沿って連続して延設され、前記スカートガードの撓みを連続して検出する検出部から成り、前記制御装置は、前記検出部が所定時間以上に亘り前記スカートガードの撓みを検出したことに応じ運転停止指令を出力することを特徴とした乗客コンベア。
  2. 前記検出部として、テープスイッチとしたことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。
  3. 前記制御装置は、前記検出部が0.5〜1秒以上に亘り前記スカートガードの撓みを検出したことに応じ運転停止指令を出力することを特徴とした請求項1または請求項2記載の乗客コンベア。
JP2012123347A 2012-05-30 2012-05-30 乗客コンベア Pending JP2013249148A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012123347A JP2013249148A (ja) 2012-05-30 2012-05-30 乗客コンベア
CN2013102002261A CN103449295A (zh) 2012-05-30 2013-05-27 乘客传送设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012123347A JP2013249148A (ja) 2012-05-30 2012-05-30 乗客コンベア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013249148A true JP2013249148A (ja) 2013-12-12

Family

ID=49732209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012123347A Pending JP2013249148A (ja) 2012-05-30 2012-05-30 乗客コンベア

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2013249148A (ja)
CN (1) CN103449295A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104671055A (zh) * 2015-02-12 2015-06-03 江南嘉捷电梯股份有限公司 一种自动扶梯或自动人行道上的围裙保护装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5052692U (ja) * 1973-09-13 1975-05-21
JPS55164278U (ja) * 1979-05-11 1980-11-26
JPS58110678U (ja) * 1982-11-22 1983-07-28 株式会社日立製作所 エスカレ−タの安全装置
JPS59177291A (ja) * 1983-03-25 1984-10-06 株式会社東芝 エスカレ−タの安全装置
JPS62189374U (ja) * 1986-05-26 1987-12-02

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0412988A (ja) * 1990-04-27 1992-01-17 Toshiba Corp エスカレータ等の安全装置
JPH0930765A (ja) * 1995-07-18 1997-02-04 Hitachi Building Syst Co Ltd 乗客コンベアにおけるスカートガードスイッチの動作力測定装置
JP2010058910A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Toshiba Elevator Co Ltd スカートガード及びスカートガードの制御方法
CN201321341Y (zh) * 2008-12-29 2009-10-07 浙江莱茵电梯有限公司 自动扶梯围裙安全保护装置
JP2010235255A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 乗客コンベア
JP2011057425A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベア
JP5337080B2 (ja) * 2010-03-02 2013-11-06 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エスカレータ引き込まれ防止装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5052692U (ja) * 1973-09-13 1975-05-21
JPS55164278U (ja) * 1979-05-11 1980-11-26
JPS58110678U (ja) * 1982-11-22 1983-07-28 株式会社日立製作所 エスカレ−タの安全装置
JPS59177291A (ja) * 1983-03-25 1984-10-06 株式会社東芝 エスカレ−タの安全装置
JPS62189374U (ja) * 1986-05-26 1987-12-02

Also Published As

Publication number Publication date
CN103449295A (zh) 2013-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016094262A (ja) 乗客コンベア
JP5748359B2 (ja) 乗客コンベア
JP5257867B2 (ja) 乗客コンベア
JP5575839B2 (ja) 乗客コンベア
JP5945023B1 (ja) 乗客コンベア
JP5683993B2 (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP2010208799A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP6786577B2 (ja) 乗客コンベア
JP2013249148A (ja) 乗客コンベア
JP6079663B2 (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP6187285B2 (ja) 乗客コンベアの自動速度切換装置
JP5567064B2 (ja) 乗客コンベアの乗客カウント装置
JP2006193258A (ja) 乗客コンベア
JP2012188236A (ja) 乗客コンベア
JP2012236660A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP5140363B2 (ja) エスカレータの安全装置
JP2007076786A (ja) 乗客コンベア制御装置及び乗客コンベア
JP5069998B2 (ja) エスカレータの安全装置
JP5567101B2 (ja) 乗客コンベア
JP6454289B2 (ja) 乗客コンベア
JP6466546B1 (ja) エスカレータ
JP2013193849A (ja) 乗客コンベアの安全装置
JP2005314038A (ja) 乗客コンベア
JP5847222B2 (ja) 乗客コンベア装置
JP2018100138A (ja) 乗客コンベア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160308