JP2016094262A - 乗客コンベア - Google Patents

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暁則 手塚
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Abstract

【課題】注意が必要な乗客に対し注意放送を行うことができる乗客コンベアを提供することを目的とする。【解決手段】乗り口のスカートガード44の下部に設けられたカメラ66と、スピーカ54と、カメラ66が撮影した画像を解析して検出画像中にスカートガード44と踏段30の隙間に挟まれ易い物体が写っているか否かを判定する画像解析部508と、画像解析部508が、挟まれ易い物体が写っていると判定したときにスピーカ54から注意放送を行う音声制御部507とを有する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアに関するものである。
従来、エスカレータなどの乗客コンベアには安全装置が設けられている。この安全装置としては、スカートガード挟まれ検出装置、インレット挟まれ検出装置、踏段浮き上がり検出装置などである。そして、乗客に対しては、乗客コンベアに安全に乗るようにスピーカから注意放送を行っている。
特開2012−176811号公報
上記のような乗客コンベアは、予め設定した音声を繰り返し注意放送するのみであった。そのため、注意放送はしているが、不特定多数を対象にしているため、本来注意が必要な乗客に気付かれないという問題点があった。
そこで、本発明の実施形態は、本当に注意が必要な乗客に対し注意放送を行うことができる乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、乗り口と降り口のそれぞれに設けられた乗降板と、所定の走行速度で走行する無端状に連結された複数の踏段と、前記乗り口の前記乗降板から表れた前記踏段に対応したスカートガードの下部に設けられたカメラと、スピーカと、前記カメラが撮影した検出画像を解析して、前記検出画像中に前記スカートガードと前記踏段の隙間に挟まれやすい物体が写っているか否かを判定する画像解析部と、前記画像解析部が、挟まれやすい物体が写っていると判定した時に前記スピーカから注意を促す注意放送を行う音声制御部と、を有する乗客コンベアである。
本実施形態のエスカレータの側面図である。 カメラが設けられている位置のスカートガードの縦断面図である。 エスカレータのブロック図である。 画像解析部のブロック図である。 靴が写った検出画像の図である。 ロングスカートが写った検出画像の図である。 注意放送を行う場合のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態のエスカレータ10に関して図1〜図5に基づいて説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1に基づいて説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
エスカレータ10のトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、駆動装置18が設けられている。この駆動装置18は、誘導電動機(インダクションモータ)よりなるモータ20と、このモータ20により動作する駆動チェーン22を有し、この駆動チェーン22により駆動スプロケット24が回転する。上階側の機械室14内部には、制御ボックス50が設けられている。
トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、従動スプロケット26が設けられ、駆動スプロケット24と従動スプロケット26との間に左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡され、左右一対の踏段チェーン28,28には複数の踏段30が等間隔で取り付けられ、踏段30の車輪30aが不図示の案内レールを走行し、車輪30bが案内レール25を走行する。
トラス12の左右両側には、左右一対の欄干36,36が立設されている。この欄干36の上部を手摺りベルト38が踏段30と同期して移動する。欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から、手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48が突出している。
上階側の機械室14の天井面の乗降口には上階側の乗降板32が設けられ、乗降板32の先端にはコム33が設けられ、下階側の機械室16の天井面の乗降口には下階側の乗降板34が設けられ、乗降板34の先端にはコム35が設けられている。
欄干36の側面下部には、スカートガード44が設けられている。正面スカートガード40,42又はスカートガード44の内側面には操作盤52,56が上下階にそれぞれ設けられている。
上階側のコム33付近の両側部に設けられているスカートガード44の下部には、コムライト62、スピーカ54が設けられている。このコムライト62は、コム33付近の乗客の足下を照らして、安全を確保する。コムライト62の近傍には、カメラ66が設けられている。下階側のコム35付近の両側部に設けられているスカートガード44の下部には、コムライト64、スピーカ58が設けられている。このコムライト64は、コム35付近の乗客の足下を照らして、安全を確保する。コムライト64の近傍には、カメラ68が設けられている。カメラ66とカメラ68については後から詳しく説明する。
(2)踏段30の構造
踏段30は、アルミ合金により一体鋳造されたものであり、側面形状が三角形の踏段フレーム301の上面にクリート面302が形成され、後面の縦方向にライザ面303が形成されている。この踏段フレーム301の前端部には左右一対の前輪30a,30aが回動自在に取り付けられ、踏段フレーム301の後端部の下部には、左右一対の後輪30b,30bが取り付けられている。
(3)カメラ66,68の構造
次に、カメラ66とカメラ68の構造について図2に基づいて説明する。
上階側に設けられているカメラ66は、乗降板32の先端にあるコム33の位置に対応したスカートガード44の内側に取り付けられている。さらに詳しく説明すると、乗降板32のコム33から、踏段30のクリート面32が全て露出した状態におけるクリート面302の中央の若干上にカメラ66が取り付けられている。このカメラ66の両側にコムライト62が取り付けられている。カメラ66は、踏段30のクリート面302に乗客が乗ったときの足下を撮影するように設定されており、その画像が鮮明になるように、コムライト62が光源となって乗客の足下を照らしている。
下階側のカメラ68は、乗降板34の先端にあるコム35の位置に対応したスカートガード44の内側に取り付けられている。さらに詳しく説明すると、乗降板32のコム35から、踏段30のクリート面32が全て露出した状態におけるクリート面302の中央の若干上にカメラ68が取り付けられている。このカメラ66の両側にコムライト64が取り付けられている。カメラ68は、踏段30のクリート面302に乗客が乗ったときの足下を撮影するように設定されており、その画像が鮮明になるように、コムライト64が光源となって乗客の足下を照らしている。
(4)エスカレータ10の電気的構成
次にエスカレータ10の電気的構成について図3のブロック図に基づいて説明する。
機械室14内部に設けられた制御ボックス50内部には、主制御装置501、モータ20に三相の駆動電流を供給するインバータ装置502、電源回生ユニット503、リアクトル504、ノイズフィルタ505、音声案内装置506が設けられている。
主制御装置501には、コムライト62、コムライト64、操作盤52、操作盤56が接続され、さらにエスカレータ10の安全装置60、音声案内装置506が接続されている。
電源系回路について説明する。三相電源4から供給された三相の電源は、ノイズフィルタ505、リアクトル504を経て電源回生ユニット503に接続されている。ノイズフィルタ505、リアクトル504は、高調波対策として電源側に設けられている。電源回生ユニット503は、エスカレータ10が下降運転した場合に発生するエネルギーを三相電源4に回生する。この電源回生ユニット503には、インバータ装置502が接続されている。
エスカレータ10を制御する主制御装置501は、インバータ装置502にエスカレータ10の運転速度信号、運転方向信号(上昇方向、又は、下降方向を示す信号)を出力し、その運転速度信号、運転方向信号に応じた周波数電圧の駆動電流をインバータ装置502がモータ20に供給する。また、主制御装置501は、電源回生ユニット503にも回生信号を出力し、電源回生ユニット503を制御する。さらに、主制御装置501は、音声案内装置506の音声制御部507にも運転方向信号を出力する。
音声案内装置506は、音声制御部507、画像解析部508、音声合成部509を有し、音声合成部509にスピーカ54とスピーカ58が接続され、画像解析部508には、カメラ66とカメラ68が接続されている。
安全装置60としては、スカートガード44に設けられたスカートガード挟まれ検出装置、インレット部46,48に設けられたインレット挟まれ検出装置、案内レール25に設けられた踏段浮き上がり検出装置、非常停止ボタンなどである。スカートガード挟まれ検出装置とは、スカートガード44と踏段30の間に異物(例えば、服や荷物)が挟まれたことを検出する装置であり、インレット挟まれ検出装置とは、手摺りベルト38が引き込まれるインレット部46又はインレット部48に異物(例えば、乗客の手や荷物)が同時に引き込まれたときに検出する装置である。
(5)画像解析部508と音声制御部507の機能
次に、画像解析部508と音声制御部507の機能について図4に基づいて説明する。
画像解析部508は、エッジ検出部510、エッジ位置算出部511、比較部512、判定部513を有している。
エッジ検出部510には、カメラ66又はカメラ68が撮影した検出画像が入力する。エッジ検出部510は、検出画像中のエッジ検出を行う。エッジ検出方法は、検出画像の各画素の輝度などの画素値に基づいて隣接する画素値の差が基準値以上の場合にはエッジであると検出する。
エッジ位置算出部511は、エッジ検出部510で検出した各画素におけるエッジの情報に基づいて、エッジの位置を算出する。例えばこのエッジ位置としては、検出したエッジが線上に分布している場合には、エッジの位置を線上に分布していると算出する。
比較部512は、エッジ位置算出部511は、算出したエッジ位置の縦方向の間隔と横方向の間隔が、予め定めた縦方向の閾値と横方向の閾値とをそれぞれ比較し、前記縦方向の間隔と横方向の間隔が、縦方向の閾値と横方向の閾値をそれぞれ超えていれば、その旨を表す検出信号を判定部513に出力する。すなわち、比較部512は、図5に示すように、踏段30のクリート面302に靴が乗っている場合には、検出画像における横方向のエッジ位置の間隔a1は横方向の閾値を超えているが、縦方向のエッジ位置の間隔b1は縦方向の閾値を超えていないため注意信号は出力しない。一方、図6に示すように、ロングスカートがクリート面302に乗っている場合には、比較部512は、検出画像における横方向のエッジ位置の間隔a2は横方向の閾値を超え、かつ、縦方向のエッジ位置の間隔b2は縦方向の閾値を超えているため、踏段30のクリート面302にロングスカートがあるとして検出信号を判定部513に出力する。
判定部513は、検出信号が入力すると、スカートガード44と踏段30の間に挟まれ易い物体が踏段30の上に乗っていると判定して、注意信号を音声制御部507に出力する。
音声制御部507は、注意信号が画像解析部508から入力すると、音声合成部509を用いて乗り口側のスピーカ54、又は、スピーカ58から、注意を促す注意放送を行う。例えば、「ロングスカートは隙間に挟まれ易いので特にご注意下さい」などである。この注意放送の他の文言としては、例えば「今踏段に乗られた乗客の方は足下にご注意下さい。」である。
(6)エスカレータ10の制御方法
次に、エスカレータ10における乗り口の踏段30に挟まれ易い物体が乗ったときに注意放送を行う制御方法について図7のフローチャートに基づいて説明する。なお、スカートガード44と踏段30の隙間に挟まれ易い物体としては、例えば、ロングスカートの裾、着物の裾などの足下まで延びた被服の下端部や鞄などの荷物である。
ステップS1において、主制御装置501がエスカレータ10の運転を開始する。この運転が下降運転の場合には、上階側の乗降板32が乗り口となり、下階側の乗降板34が降り口となる。主制御装置501は、運転方向信号(下降方向を示す信号)を音声制御部507に出力する。そして、ステップS2に進む。
ステップS2において、上階側のカメラ66が、撮影を開始する。カメラ66が静止画像を撮影する場合には、踏段30のクリート面302が、上階側の乗降板32のコム33から、全て表れる度に静止画像を撮影し、この静止画像を検出画像として画像解析部508へ出力する。そして、ステップS3に進む。
ステップS3において、カメラ66から検出画像が入力すると、画像解析部508は、検出画像を解析して、上記で説明したように挟まれ易い物体が有るか否かを検出する。画像解析部508は、ロングスカートを検出しなければステップS3を継続し(NOの場合)、検出した場合には注意信号を音声制御部507に出力してステップS4に進む(YESの場合)。
ステップS4において、音声制御部507は、注意信号が画像解析部508から入力すると、音声合成部509を用いて乗り口側のスピーカである上階側のスピーカ54から、注意を促す注意放送を行う。例えば、「ロングスカートは隙間に挟まれ易いので特にご注意下さい」などである。注意放送の他の文言としては、例えば「今踏段に乗られた乗客の方は足下にご注意下さい。」である。そしてステップS5に進む。
ステップS5において、音声制御部507は、注意信号が入力した時点から計時を開始し、ステップS6に進む。
ステップS6において、音声制御部507は、計時している時間が、ロングスカートを履いた女性が乗る踏段30が降り口に到達する時間に達するとステップS7に進み(YESの場合)、達していないときはステップS6を継続する(NOの場合)。
ステップS7において、降り口側のスピーカ58から、「ロングスカートは隙間に挟まれ易いので特にご注意下さい」の注意放送を再び行う。なお、この注意放送で用いる文言は、乗り口側と同じでよく、同じ文言を繰り返し放送することで注意喚起を高めることができる。さらに、異なる文言を利用して注意喚起を高めてもよい。そしてステップS8に進む。
ステップS8において、音声制御部507は、計時を終了しステップS3に戻る。
(7)効果
本実施形態のエスカレータ10であると、ロングスカートなどのように、スカートガード44と踏段30の間の隙間に挟まれ易い物体が踏段30上に乗ると、そのタイミングで乗り口側で注意放送を行い、特定の乗客の安全性をより高めることができる。特に、従来のように一般的な放送でなく、その挟まれ易い物体を有する乗客が乗り口側の踏段30に乗ったときに注意放送を行うため、乗客は聞き流したりすることなく、その注意を受けることができる。
また、降り口側においても注意放送を行うため、その特定の乗客に対しより注意を喚起できる。
(8)変更例1
上記実施形態では、乗り口、降り口で注意放送を行ったが、それに加えて乗り口と降り口の途中にあるエスカレータ10の傾斜部分に踏段30が移動したときに、注意放送を行ってもよい。この場合には、音声制御部507は、注意信号が入力したときから計時を開始し、この計時している時間が傾斜部分を走行している時間に到達した場合に、その注意放送を行う。
(9)変更例2
上記実施形態では、カメラ66、カメラ68の光源としてコムライト62とコムライト64を用いたが、これに代えてスカートガード44の照明装置を用いてもよい。
(10)変更例3
変更例3は、画像解析部508の解析方法の第1の変更例である。
画像解析部508は、検出画像中の各画素の輝度値を黒色と白色とに二値化し、二値化した輝度値の中で黒色の画素数が閾値以上のときに、ロングスカートや鞄などによってカメラ66,68の撮影面が遮断されているとして、挟まれ易い物体が写っていると判定し、注意信号を出力する。
(11)変更例4
変更例4は、画像解析部508の解析方法の第2の変更例である。
踏段30に乗客が乗っていない状態の初期画像を予め画像解析部508に記憶させておく。画像解析部508は、検出画像が入力するとその初期画像と比較し、初期画像に対する検出画像の変更領域の画素数が閾値以上であるときは、踏段30に挟まれ易い物体が写っているとして検出信号を出力する。
(12)変更例5
上記実施形態では、乗り口と降り口にそれぞれスピーカ54,58を設けたが、これに代えてエスカレータ10が設置された建屋1の天井面にスピーカを設けてもよい。このスピーカとしては例えば、スポットライトのように特定の位置のみ音声を伝えることができる超指向性超音波スピーカを用い、乗り口と降り口にいる乗客のみスピーカから注意放送を行う。
(13)変更例6
上記実施形態では、カメラ66,68は静止画像を撮影したが、カメラ66,68が動画像を撮影する場合には、動画像における各フレーム画像に関して、踏段30のクリート面302が全て表れたときに撮影されたフレーム画像を検出画像として出力する。
(14)変更例7
上記実施形態では、エスカレータ10に適応して説明したが、これに代えて動く歩道に適応してもよい。
(15)その他
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、30・・・踏段、32・・・乗降板、34・・・乗降板、44・・・スカートガード、54・・・スピーカ、58・・・スピーカ、62・・・コムライト、64・・・コムライト、66・・・カメラ、68・・・カメラ、501・・・制御装置、506・・・音声案内装置、507・・・音声制御部、508・・・画像解析部、509・・・音声合成部
本発明の実施形態は、乗り口と降り口のそれぞれに設けられた乗降板と、所定の走行速度で走行する無端状に連結された複数の踏段と、前記乗り口の前記乗降板から表れた前記踏段に対応したスカートガードの下部に設けられたカメラと、スピーカと、前記カメラが撮影した検出画像を解析して、前記検出画像中に前記スカートガードと前記踏段の隙間に挟まれやすい物体が写っているか否かを判定する画像解析部と、前記画像解析部が、前記踏段に挟まれやすい物体が写っていると判定した時に前記スピーカから注意を促す注意放送を行う音声制御部と、を有し、前記画像解析部は、前記検出画像中のエッジを検出し、検出した前記エッジの縦方向の間隔が縦方向の閾値以上で、かつ、前記エッジの横方向の間隔が横方向の閾値以上のときに、挟まれやすい物体が写っていると判定する、乗客コンベアである。

Claims (10)

  1. 乗り口と降り口のそれぞれに設けられた乗降板と、
    所定の走行速度で走行する無端状に連結された複数の踏段と、
    前記乗り口の前記乗降板から表れた前記踏段に対応したスカートガードの下部に設けられたカメラと、
    スピーカと、
    前記カメラが撮影した検出画像を解析して、前記検出画像中に前記スカートガードと前記踏段の隙間に挟まれやすい物体が写っているか否かを判定する画像解析部と、
    前記画像解析部が、挟まれやすい物体が写っていると判定した時に前記スピーカから注意を促す注意放送を行う音声制御部と、
    を有する乗客コンベア。
  2. 前記画像解析部は、挟まれやすい物体が写っていると判定した時に注意信号を出力し、
    前記音声制御部は、前記注意信号が入力した時から計時を開始し、前記計時時間が挟まれやすい物体の写っていると判定した前記踏段が、前記乗り口と前記降り口の間を走行している時間に達すると、前記スピーカから注意を促す注意放送を再び行う、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記画像解析部は、挟まれやすい物体が写っていると判定した時に注意信号を出力し、
    前記音声制御部は、前記注意信号が入力した時から計時を開始し、前記計時時間が挟まれやすい物体の写っていると判定した前記踏段が、前記降り口に到達する時間に達すると、前記スピーカから注意を促す注意放送を再び行う、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  4. 前記スピーカが、前記乗り口の前記スカートガードと前記降り口の前記スカートガードにそれぞれ設けられ、
    前記音声制御部は、前記乗り口の前記スピーカから注意を促す前記注意放送を行う、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  5. 前記スピーカが、前記乗り口の前記スカートガードと前記降り口の前記スカートガードにそれぞれ設けられ、
    前記音声制御部は、前記降り口の前記スピーカから注意を促す前記注意放送を再び行う、
    請求項3に記載の乗客コンベア。
  6. 前記カメラの撮影のための光源が、コムライト、又は、前記スカートガードの照明装置である、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  7. 前記画像解析部は、前記検出画像中のエッジを検出し、検出した前記エッジの間隔が閾値以上のときに、挟まれやすい物体が写っていると判定する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  8. 前記画像解析部は、前記検出画像中の各画素の輝度値を黒色と白色とに二値化し、二値化した前記輝度値の中で黒色の画素数が閾値以上のときに、挟まれやすい物体が写っていると判定する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  9. 前記画像解析部は、前記踏段に乗客が乗っていない初期画像を予め記憶し、前記検出画像と前記初期画像を比較し、前記初期画像に対する前記検出画像中の変更領域の画素数が閾値以上であるときは、挟まれやすい物体が写っていると判定する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
  10. 前記カメラは、前記乗り口の前記乗降板から前記踏段のクリート面が全て表れたときに静止画像を撮影して前記画像解析部に前記検出画像として出力するか、又は、前記カメラは動画像を撮影し、前記乗り口の前記乗降板から前記踏段のクリート面が全て表れたときに撮影した前記動画像のフレーム画像を前記画像解析部に前記検出画像として出力する、
    請求項1に記載の乗客コンベア。
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