JP2013227146A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送回転体に対向する従動回転体の着脱作業が容易で、シート搬送が良好に出来る画像形成装置を提供する。
【解決手段】 搬送ローラ142に圧接されて従動回転する従動ローラ107と、該従動ローラ107を回転自在に軸支し、ステイ132に可動に設けられた軸受137と、一端が該軸受137のバネ当接面137cに設けられたボス137bに嵌装され、他端がステイ132のバネ座面132kに設けられたエンボス132jに嵌装され、搬送ローラ142に従動ローラ107を加圧するコイルバネ136と、両端部に設けられたフック部135aがステイ132の軸受ガイド132f,132gに設けられた切り欠き132h,132iに係止され、押圧部135cが軸受137のバネ受け面137aに当接係合してコイルバネ136の加圧力に抗して付勢して、軸受137を保持する線バネ135とを有することを特徴とする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に装備されるシート搬送装置に関するものである。
従来の画像形成装置として、特許文献1には、搬送駆動ローラに対向する搬送従動ローラを板バネ部材によって付勢する構成が示されている。
また、特許文献2には、軸受にボスを設け、該ボスに巻きばねを装着してローラを付勢する構成が示されている。
また、特許文献3には、軸受の上方が開放された挿入溝内に反転ローラの軸部を挿入し、挿入溝の上端開放部を防塵シートにより塞いだ構成が示されている。
特開平11−143155号公報 特開2008−213982号公報 特開2008−170825号公報
しかしながら、特許文献1では、ガイド板と、搬送従動ローラと、板バネ部材との位置関係において、搬送従動ローラをメンテナンスや修理等の際に脱離しようとする場合は、板バネ部材を外し、その後、搬送従動ローラを取り外すことになる。このため、外装カバーの内側に搬送従動ローラが設けられた場合、外装カバーを取り外し、ガイド板を取り外さなければ搬送従動ローラを取り外すことが出来ないので、大がかりな分解作業となってしまうという問題が有った。
また、特許文献2では、ローラの軸受に設けられたボスに巻きばねが装着されているので巻きばねによる付勢力の安定化には寄与している。しかし、ローラの軸部を受ける半円状の軸受はシート搬送路を通過する厚さの異なる各種のシートの先端がローラ対のニップ部に衝突する衝撃を受ける。更に、シートから生じる紙粉がローラの軸部を受ける半円状の摺擦面に堆積し、堆積物にシートの先端が衝突する衝撃を受ける。また、シートの後端がローラ対から離脱する際の衝撃を受ける。これらの影響により、ローラの軸部を受ける半円状の摺擦面からローラの軸部が離脱する可能性が有る。
また、外装カバーの内側に一方のローラが設けられた場合、装置本体側に設けられるローラの脱落を防止するための部品が別途、必要になるという問題が有る。
また、特許文献3では、防塵シートを張り付けて、軸部の抜け止めやガタつきを抑えることが出来、防塵シートにより突起物等が覆われてシート搬送面がなだらかになるので、カールしたシート先端の引っ掛かりを防ぐことが可能である。しかし、反転ローラや軸部の交換の際には、防塵シートを剥がす。そして、反転ローラや軸部の交換が完了したら、防塵シートの貼り付け面の糊の残りが無いように清掃した後に、新しい防塵シートに張り替える。このため、部品コストが掛ってしまい、作業が安定しないので防塵シートの張り付け作業ミスによりシートが引っ掛ってしまう場合もある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、搬送回転体に対向する従動回転体の着脱作業が容易で、シート搬送が良好に出来る画像形成装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係るシート搬送装置の代表的な構成は、搬送回転体に圧接されて従動回転する従動回転体と、前記従動回転体を回転自在に軸支し、ステイに可動に設けられた軸受と、一端が前記軸受に設けられ、他端が前記ステイの座面に設けられ、前記搬送回転体に前記従動回転体を加圧する加圧手段と、両端部に設けられたフック部が前記ステイに設けられた係止部に係止され、中央部の一部が前記軸受に当接係合して前記加圧手段の加圧力に抗して付勢して、前記軸受を保持する線バネとを有することを特徴とする。
上記構成によれば、線バネの付勢力により加圧手段により加圧される軸受の加圧手段の加圧方向への移動動作が円滑に行われる。
これにより、従動回転体の外径と、軸受との段差が少なくてもシートが軸受に引っ掛かることが無く、省スペースで信頼性の高い従動回転体の保持構成とすることが出来る。
また、線バネのフック部をステイに設けられた係止部に着脱することで、線バネ、軸受、従動回転体、加圧手段の着脱が容易に出来、製品製造時、メンテナンス時、修理サービス時等の組立分解が容易で作業性が向上する。
本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 画像形成装置本体のフレームと、扉との関係を示す斜視説明図である。 本発明に係るシート搬送装置の第1実施形態のシート給送部に設けられる搬送回転体と、従動回転体との構成を示す断面説明図である。 本発明に係るシート搬送装置の第1実施形態が扉側に設けられた構成を示す斜視説明図である。 (a),(b)は本発明に係るシート搬送装置の第1実施形態が扉側に設けられた構成を示す平面図及び正面図である。(a)は(b)のA−A断面図である。 本発明に係るシート搬送装置の第1実施形態が扉側に設けられた構成において、搬送ガイド板を透視した斜視図である。 (a),(b)は搬送ガイド板に設けられた脱着穴の構成を示す正面図及び縦断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。 本発明に係るシート搬送装置の第1実施形態の構成を示す縦断面説明図である。 (a)〜(c)は第1実施形態の線バネの構成を示す平面図、側面図及び斜視図である。 (a),(b)は本発明に係るシート搬送装置の第1実施形態の構成を示す斜視説明図である。 (a)〜(d)は搬送回転体に対して、従動回転体の位置関係が変化する様子を示した断面説明図である。 (a)〜(c)は本発明に係るシート搬送装置の第2実施形態の線バネの構成を示す平面図、側面図及び斜視図である。 (a)〜(c)は本発明に係るシート搬送装置の第3実施形態の線バネの構成を示す平面図、側面図及び斜視図である。
図により本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
先ず、図1〜図11を用いて本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。
図1は本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置を示す概略構成図である。
図1に示す画像形成装置100は、中間転写ベルト31の水平部に画像形成手段となる画像形成部1Y,1M,1C,1Kが直列状に配置されたタンデム型の中間転写方式を採用した画像形成装置である。そして、外部機器から送信された画像情報(信号)に応じて、電子写真方式によりシートSにフルカラー画像を形成する。尚、以下の説明では、画像形成部1Y,1M,1C,1Kを画像形成部1で代表させて説明する場合がある。他の画像形成プロセス手段についても同様である。
画像形成部1は像担持体となる感光ドラム11Y,11M,11C,11Kに、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色のトナー像を形成して中間転写ベルト31上の同一画像位置に一次転写する。
中間転写ベルト31は、駆動ローラ33と、テンションローラ34と、二次転写を行うための転写対向ローラ32とによって張架されて回転する。中間転写ベルト31の内周面側には、各感光ドラム11に対向する位置に一次転写を行うための一次転写ローラ35Y,35M,35C,35Kが配置されている。
イエローYのトナー像を形成する感光ドラム11Yの周囲には、該感光ドラム11Yの表面を一様に帯電させる帯電ローラ12Yと、該感光ドラム11Yの表面を露光して静電潜像を形成する露光装置13Yが設けられる。更に、該感光ドラム11Yの表面上の静電潜像にトナーを転移させてトナー像を形成する現像装置14Yと、トナー像の一次転写後に感光ドラム11Yに残留するトナーを除去するクリーニング部材15Yとを備えている。
尚、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色のトナー像を形成する構成は、前述したイエローYのトナー像を形成する場合と同様であるので、前述の説明において添え字のYを、M,C,Kにそれぞれ置き換えることで良く、各色毎の重複する説明は省略する。
一方、給送カセット61,62,63,64に収容されたシートSは、給送ローラ71,72,73,74の何れかが回転することでシート搬送路81へ搬送される。シート搬送路81上で画像形成装置100本体側(装置本体側)に設けられた搬送回転体となる搬送ローラ142は、画像形成装置100本体に設けられた図示しない駆動源となるモータ等により回転駆動される。
搬送ローラ142に圧接されて従動回転する従動回転体となる従動ローラ107が画像形成装置100本体(装置本体)に対して開閉可能な扉101側(扉側)に設けられている。そして、シート搬送路81上に送られたシートSは搬送ローラ142と従動ローラ107とにより挟持されて搬送される。
レジストローラ75は、中間転写ベルト31上のトナー像とタイミングを合わせて、該中間転写ベルト31を介して二次転写ローラ41と転写対向ローラ32とが当接する二次転写ニップ部にシートSを搬送する。
次に、二次転写ニップ部において、二次転写ローラ41の作用により中間転写ベルト31上のトナー像が転写されたシートSは、搬送ベルト42に担持されて定着装置5に搬送される。そして、該定着装置5で加熱、加圧することによりトナー像をシートSの表面に固着させてフルカラー画像が定着される。その後、排出路82を通って排出トレイ65上に排出される。中間転写ベルト31上に残留するトナーはクリーニング部材99により除去され、廃トナー容器36内に収容される。
シート搬送路81には、図3に示すように、シートSを挟持して下流へと搬送する搬送ローラ142と従動ローラ107とからなるローラ対が設けられる。更に、シートSの姿勢を維持しつつ規定された隙間を確保してシートSの搬送をガイドする搬送ガイド板106が設けられている。
シート搬送路81において、シートSがジャムした場合、シート搬送路81の片側が扉101となっているので、ユーザは扉101を開いてシートSのジャムを除去することが出来る。
また、メンテナンスサービス時には、画像形成装置100本体の内部の点検、清掃作業、消耗部品の交換、給油等の作業のためにシート搬送路81の扉101に設けられた図2に示す凹部109から手を入れる。そして、把手105を開くようにして扉101を開くことが出来る。
図2は画像形成装置100本体のフレームと、扉101との配置関係を示す斜視図である。
図2は、図1に示す画像形成装置100を図1の右側から見たもので、画像形成装置100本体内部の各ユニット、装着部品、電装品、外装カバー等を便宜上、省略して、画像形成装置100本体に対して開閉可能な扉101を装着した状態を示している。
画像形成装置100のフレーム枠体は、図2に示す右前支柱128、右上ステイ129、左上ステイ130、後側板113、底板131等の構成部品を組み合わせて構成される。図2では、扉101が閉じられた状態で装着されている。扉101には把手105が設けられていて、ユーザは凹部109に手を入れて、該把手105を持ち上げることにより扉101を開くことが出来る。
図3は、最上位の給送カセット61に設けられる搬送ローラ142と、従動ローラ107との配置関係を示す断面図である。尚、他の給送カセット62,63,64に設けられる搬送ローラ142と、従動ローラ107との配置関係も同様であるため最上位の給送カセット61に設けられる搬送ローラ142と、従動ローラ107との配置関係を代表的に説明して重複する説明は省略する。
図3において、給送カセット61内に収容されたシートSは、給送ローラ71によりピックアップされる。そして、給送方向に回転する給送ローラ139と、給送方向とは反対方向に回転する分離ローラ140とにより分離されるリタード方式により最上位のシートSが分離給送される。
ここで、一枚毎に分離されたシートSは、給送ガイド141を通過して、搬送ローラ142と、従動ローラ107とが当接するニップ部145にて挟持搬送される。シート搬送路81に受け渡されたシートSは、更にシート搬送方向下流側である上部のシート搬送路81aに向けて搬送される。
同様に、下段の給送カセット62から給送されるシートSは、下部のシート搬送路81bから搬送されて来る。搬送ローラ142に対向する搬送ガイド板106は、画像形成装置100本体に対して略垂直に配置され、搬送ローラ142と反対側には補強用のステイ132が取り付けられている。
搬送ガイド板106に設けられたステイ132には、従動ローラ107の回転軸107aを回転自在に軸支する軸受137を保持しつつ摺動可能にガイドする軸受ガイド132f,132gが設けられている。
図8に示すように、軸受137のバネ当接面137cと、ステイ132のバネ座面132kとの間には搬送ローラ142に対して従動ローラ107を加圧する加圧手段となるコイルバネ136が設けられている。ステイ132に設けられた軸受ガイド132f,132gのそれぞれの端部には係止部となる切り欠き132h,132iが設けられている。
切り欠き132h,132iには、図9に示す線バネ135の両端部に設けられたフック部135aが係止される。そして、該線バネ135の中央部の一部である押圧部135cが軸受137の円弧形状のバネ受け面137aに当接係合してコイルバネ136の加圧力に抗して該線バネ135の復元力により付勢して軸受137を保持する。
図9に示すように、線バネ135の両端部には、ステイ132に設けられた軸受ガイド132f,132gのそれぞれの端部に設けられた切り欠き132h,132iに係止される一対のL字形状のフック部135aが設けられる。更に、フック部135aに直交して接続される一対のフックアーム部135bが設けられる。更に、フックアーム部135bに直交して接続され、軸受137のバネ受け面137aに当接係合する一対の押圧部135cが設けられる。
更に、押圧部135cに直交すると共に、フックアーム部135bに対して所定の傾斜角度で配置され、軸受137の側面137dに対面して該軸受137を軸方向に拘束し得る一対の撓みアーム部135eが設けられる。更に、一対の撓みアーム部135eに接続され、線バネ135の中央部に設けられた半円形状の撓み部135dが設けられる。本実施形態の線バネ135は、一対の撓みアーム部135eと半円形状の撓み部135dとによりU字形状の撓み部135dとして形成される。
ステイ132に設けられた軸受ガイド132f,132gは軸受137を圧縮されたコイルバネ136が伸長する際の加圧力の方向(図8の左右方向)に沿って移動可能にガイドする。そして、軸受ガイド132f,132gに沿って移動する軸受137の位置の変化に対応して、線バネ135の復元力により該線バネ135の中央部の一部となる押圧部135cが常に軸受137のバネ受け面137aに当接係合して追従する。
図4は画像形成装置100本体に対してヒンジ102,103を介して開閉可能に構成された扉101の構成を示す斜視図である。図4に示すように、扉101の一側辺には上下一対のヒンジ102,103が設けられている。扉101のヒンジ102,103と反対側の他側辺には該扉101を閉じたときに保持するためのフック104,111が設けられている。外装カバー108の表面側には、該フック104,101と連動する図2に示す把手105が設けられている。
扉101の内面側には、電気亜鉛メッキ鋼板等により形成され、シートSの搬送をガイドする搬送ガイド板106が設けられている。搬送ガイド板106のシートSが搬送されるシート搬送幅(シートSの搬送方向に直交する方向の幅)の範囲内に脱着穴106aが設けられている。
脱着穴106aから線バネ135と、軸受137と、従動ローラ107と、コイルバネ136とを一体的に脱着可能に構成されている。脱着穴106aからこれらを一体的に脱着する場合には、扉101を画像形成装置100本体(装置本体)に対して開放する。
そして、線バネ135のフック部135aをステイ132に設けられた軸受ガイド132f,132gの端部に形成された切り欠き132h,132iに脱着する。これにより、線バネ135と、軸受137と、従動ローラ107と、コイルバネ136とを一体的に脱着可能に構成されている。
図7(c)に示すように、コイルバネ136の一端は軸受137のバネ当接面137cに突設された断面円形状のボス137bに嵌装して係止される。更に、該コイルバネ136の他端はステイ132のバネ座面132kに突設された突起状のエンボス132jに着脱自在に嵌装されている。
本実施形態の脱着穴106aは上下方向に3つ並設されている。そして、それぞれの脱着穴106a内にはPOM(Polyoxymethylene)樹脂製等の滑り性の良い材料により構成される従動ローラ107が左右に2個一対で配置されている。そして、扉101の上下3列の脱着穴106a内に全体で6個の従動ローラ107が配置されている。
扉101の外側には外観面となる樹脂製の外装カバー108が設けられている。
扉101の奥側上下に配置されたヒンジ102,103は、画像形成装置100本体から扉101を容易に脱着可能な抜差蝶番を採用している。抜差蝶番は扉101の開閉時に回動するヒンジ102,103の回動中心のヒンジ軸部112aでスラスト上下方向から嵌合装着して、抜き差し分離が出来るものである。
画像形成装置100本体側に固定されるヒンジ112は、図2に示す画像形成装置100本体のフレーム枠である後側板113の端部にネジ等の締結部材により固定される。
図4に示すように、扉101側に固定される可動側ヒンジ板114は、扉101の奥側にネジ110等の締結部材により固定される。
図5(b)は扉101の内側の正面図であり、図5(a)は図5(b)のA−A断面図である。図6は搬送ガイド板106を透視した扉101の内部構造を示す斜視図である。
図2に示す後側板113に取付けられたヒンジ102,103は、搬送ガイド板106と外装カバー108とに締結連結されている。図4及び図5に示す扉101の前側に設けられたフック104,111が画像形成装置100本体のフレーム枠となる右前支柱128に設けられた保持爪149に脱着可能に係止されて保持される。
図6に示すように、扉101に設けられた軸受147によりシャフト134が回転可能に設けられている。該シャフト134にはフック104,111と把手105が固定されている。フック104,111は、ネジ150によりシャフト134に締結されている。これにより把手105を把持してシャフト134を中心に回動させると、該シャフト134を介してフック104,111が回動し、保持爪149に対して脱着可能に構成される。
シャフト134は扉101に設けられた軸受147を介して回転可能に保持され、捩じりコイルバネ148によってフック104,111が保持爪149に対してロックが掛る方向に常時に付勢されている。そして、捩じりコイルバネ148の付勢力に抗して把手105を回動させることで、フック104,111が保持爪149から外れて扉101を開放することが出来る。
扉101の搬送ガイド板106の裏面側には、補強用のステイ132が左右に平行に3列に配置して設けられている。ステイ132は、図6に示す扉101の内面に設けられた固定台座101aに設けられたネジ孔にビス止めされて固定される。
断面ハット型のステイ132の凹部132n内には図5(b)に示すシート搬送幅の中心線151を中心に左右対称に従動ローラ107が収容配置される。図6に示すように、扉101の略水平方向に上段の補強用のステイ132a、中段の補強用のステイ132b、下段の補強用のステイ132cが配置されている。
ステイ132a〜132cは何れも同一形状であって、それぞれ軸受137により従動ローラ107の回転軸107aを軸支している。
また、ステイ132の長手方向の端部には、図6に示すように、板金加工により折り曲げて起立した曲げ部からなるネジ座面132eが設けられている。そして、図4に示す断面コ字形状の搬送ガイド板106の側片106eに形成された貫通穴にネジ133を挿入し、該ネジ133をネジ座面132eに設けられたネジ孔に螺合締結してステイ132に搬送ガイド板106が固定される。
軸受137は、軸受ガイド132f,132gに対して潤滑性が良く耐摩耗性を有するPOM(Polyoxymethylene)樹脂、PA(Polyamide)樹脂、或いはフッ素系樹脂等を用いて樹脂成形されたものを用いている。尚、高耐久性、メンテナンスフリー化を進める場合には、摺動特性の良い鉄系焼結、鉄銅系焼結、銅系焼結等の焼結金属成形品を用いても良い。更には、軸受ガイド132f,132gに対して滑動するボールベアリング等を設けて構成することでも良い。
図7は、従動ローラ107と脱着穴106aとの構成を示す正面図及び断面図である。
図6に示すように、ステイ132の長手方向中央部には、従動ローラ107と、軸受137と、コイルバネ136が線バネ135により係止して保持されている。軸受137は従動ローラ107の回転軸107aを軸支する。コイルバネ136は軸受137のバネ当接面137cに一体的に成形されたボス137bに嵌め込まれて係止されている。
軸受137はステイ132の一部を板金加工によりバネ座面132kから90度曲げ起こして形成した軸受ガイド132f,132gの間を滑動自在に嵌合して保持される。
図7(c)に示すように、ステイ132に設けたコイルバネ136の一端を受けるバネ座面132kには、該コイルバネ136をガイドする突起状のエンボス132jが設けられている。
図8に示すように、軸受ガイド132f,132gの端部には切り欠き132h,132iが形成されている。
図8及び図10は、図7と同様に従動ローラ107と脱着穴106aとの構成を示す部分断面図と斜視図である。図9は線バネ135の構成を示す平面図、側面図及び斜視図である。
搬送ガイド板106と、ステイ132とはバーリングカシメ部106dにて締結されて一体的に固定されている。ステイ132は図8に示すように、断面ハット型に折り曲げられて搬送ガイド板106と一体化して、箱型であるロ字形状の断面を形成する。これにより強度的には剛性が向上し、従動ローラ107を付勢するコイルバネ136の加圧力や、扉101の開閉時の衝撃等で周囲から力が加わっても変形や撓みが生じないように構成されている。
ステイ132の長手方向中央部には、図5(b)に示すシート搬送路81を通過するシートSのシート幅の中心線151を中心に左右対称となるように、一対の従動ローラ107が配置されている。
搬送ガイド板106と、ステイ132とを一体化するために、図6に示すステイ132の固定片132mにカシメ穴132dが形成されている。カシメ穴132dは、図5(b)及び図6に示すように、各ステイ132の任意の位置に複数箇所設けられている。そして、図7(a)に示すバーリングカシメ部106dと合致させて一体的に締結される。
従動ローラ107は、長手方向中央部は大径で、長手方向左右両端部は小径の段状ローラで構成される。従動ローラ107の回転軸107aの両端は軸受137により回転自在に軸支されている。図11に示すように、従動ローラ107の長手方向中央部の大径部は、対向する搬送ローラ142とによりニップ部145(図3参照)を形成し、該ニップ部145によりシートSを挟持搬送する。
図7に示すように、ステイ132には、バネ座面132kを中心に軸受ガイド132f,132gが対称に形成されている。軸受ガイド132f,132gは、ステイ132のバネ座面132kの面からプレス加工により形成することが出来る。
図7(c)に示すように、バネ座面132kの短手方向の中央部には、コイルバネ136の内径よりも若干小さな直径を有する突起状のエンボス132jが設けられている。そして、エンボス132jにコイルバネ136の一端を嵌装して装着した際に、該コイルバネ136をバネ座面132kの短手方向の中央部にガイドして位置決めする。これにより、コイルバネ136の加圧力がシートSの搬送動作によって変化してもコイルバネ136の装着位置がずれないように位置決めすることが出来る。
軸受137は軸受ガイド132f,132gに沿って摺動自在に構成され、滑らかにスライド可動に構成されている。
図7(c)に示すように、軸受137のバネ当接面137cの中央部には、断面円形状の突起からなるボス137bが設けられている。
軸受137のバネ当接面137cに設けられたボス137bにコイルバネ136の一端が該コイルバネ136の内径方向に働く締め付け力により圧入保持されている。これにより、ステイ132のバネ座面132kに対してコイルバネ136の軸方向が略垂直方向になるように該コイルバネ136を支持している。
図9(a)〜(c)は本実施形態の線バネ135の形状を示す平面図と側面図と斜視図である。
本実施形態の線バネ135は、該線バネ135をステイ132の軸受ガイド132f,132gに設けられた切り欠き132h,132iに係止するためのフック部135aを有する。更に該フック部135aを支持するフックアーム部135bを有する。更に、軸受137のバネ受け面137aと当接する押圧部135cを有する。更に、コイルバネ136の加圧力による荷重とバランスをとる復元力を発生する撓み部135dを有する。更に、撓み部135dと押圧部135cとを接続し撓み開閉する撓みアーム部135eを有して構成されている。
線バネ135の材質はステンレスのSUS304、WPB、SWPB、SWIC等のバネ用線材を用いることが出来る。
本実施形態の線バネ135では、後工程でメッキが不要で安価なSWIC材を用い、線径として外径直径が0.5mm、撓みアーム部135eの長さが1.7mm、撓み部135dの半径が2mmに設定されたものを使用した。
次に図10を用いて搬送ガイド板106に設けられた脱着穴106aから線バネ135と、軸受137と、従動ローラ107と、コイルバネ136とを一体的に着脱する手順について説明する。
先ず、搬送ガイド板106に設けられた脱着穴106aから線バネ135と、軸受137と、従動ローラ107と、コイルバネ136とを一体的に装着する手順について説明する。
先ず、2個の軸受137を1セットとし、それぞれの軸受137のバネ当接面137cに設けられたボス137bに対して、予めコイルバネ136の一端を装着保持さておく。
次に従動ローラ107の回転軸107aの両端部に軸受137を取り付ける。そして、従動ローラ107と、軸受137と、コイルバネ136とを一体的にセットする。その状態で搬送ガイド板106に形成した脱着穴106aからステイ132に設けられた左右の軸受ガイド132f,132gの間に軸受137を挿入しつつステイ132の凹部132n内に収容する。
ステイ132の凹部132n内に従動ローラ107を収容する際に、該従動ローラ107の回転軸107aの長手方向の側端部に対して、線バネ135の撓み部135dを対面接触させておく。これにより、従動ローラ107の着脱作業時に該従動ローラ107と、軸受137との回転軸107a方向の位置ズレを防止することが可能となり、軸受137を軸受ガイド132f,132gの間に挿入する際に位置合わせが容易になり作業性が良くなる。
軸受137を軸受ガイド132f,132gの間に挿入する。すると、一端が軸受137のバネ当接面137cに設けられたボス137bに嵌装して保持されたコイルバネ136の他端がステイ132のバネ座面132kに突設されたエンボス132jに係合して嵌装される。そして、該エンボス132jにガイドされてバネ座面132kに到達する。
次に、軸受137のバネ受け面137aに線バネ135の押圧部135cを当接させながら、線バネ135のフック部135aを軸受ガイド132f,132gの先端部に設けた切り欠き132h,132iに引っ掛けて係止する。
これにより、図8に示すように、一部をループさせたU字形状の撓み部135dを形成したフリクションのある線バネ135の復元力によって、軸受137は、コイルバネ136による加圧力と、線バネ135の復元力による反力とが釣り合う位置で停止する。そして、軸受137を軸受ガイド132f,132gに沿って移動自在に保持することが可能となる。
コイルバネ136の加圧力が軸受137を介して線バネ135に加わると線バネ135は撓む。そして、軸受ガイド132f,132gの先端部に設けた切り欠き132h,132iでは線バネ135は一対のフック部135aが内側方向に引き合う内側方向ベクトルの分力が働く。これにより、線バネ135がコイルバネ136の加圧力で外れることはない。
本実施形態では、コイルバネ136は、図11(a)に示すように、シートSが存在しないで搬送ローラ142に従動ローラ107が当接した位置で2.7N(約275gf)の加圧力に設定されている。
次に、搬送ガイド板106に設けられた脱着穴106aから線バネ135と、軸受137と、従動ローラ107と、コイルバネ136とを一体的に脱離する手順について説明する。
先ず、搬送ガイド板106に設けられた脱着穴106aから手を入れて線バネ135のフック部135aを軸受ガイド132f,132gの先端部に設けた切り欠き132h,132iから外す。これにより、コイルバネ136の加圧力により軸受137が押し出され、従動ローラ107ごと指先で摘んで、図10(a)の矢印a方向に容易に脱離することが出来る。
以上のように、扉101の内面側に設けられる搬送ガイド板106に、線バネ135と、軸受137と、従動ローラ107と、コイルバネ136とを一体的に脱着する脱着穴106aを設けた。これにより、従動ローラ107と、軸受137と、該軸受137に装着されているコイルバネ136と、線バネ135とが、搬送ガイド板106の内面側に脱着可能である。
尚、図10(a)に示すように、脱着穴106aのシート搬送方向下流側(図10(a)の上方側)には、ガイド斜面106b,106cが設けられている。シートSの先端が脱着穴106aに入り込んだ場合でもガイド斜面106b,106cにより該脱着穴106aからシート搬送路81となる搬送ガイド面106fにシートSの先端をガイドする。
一般に画像形成装置の耐久寿命は、今から約10年前では、A4サイズのシートSを概ね100万枚程度搬送すると耐久寿命に至っていた。これは、中速機クラスのMFP(Multifunction Printer、または Multifunction Peripheral)等を使用した場合の一例である。現在では同画像形成装置の耐久寿命はA4サイズのシートSを概ね300万枚程度搬送出来るようになってきている。
画像形成装置100の長寿命化のために、個々の部品の改良や最適化を図り、メンテナンスフリーを進めている。
他方、サービスマンによるメンテナンス性の向上も望まれている。このことは、製品の販売価格に反映される、生産設備や金型投資などを含めた画像形成装置の価格であるイニシャルコストと、ユーザ先に設置後に保守・サービス、サプライのために係るランニングコストの低減が望まれている。装置内の清掃や点検の際に容易に交換可能とするようなメンテナンス性の向上が要求されている。
本実施形態では、線バネ135のフック部135aをステイ132に設けられた軸受ガイド132f,132gの先端部に設けた切り欠き132h,132iから取り外す。これにより、従動ローラ107、軸受137、コイルバネ136の部品交換や清掃、点検が容易に出来る。これによりメンテナンス時間が短縮出来、メンテナンスの効率化に寄与出来る。
図11は固定位置の搬送ローラ142に対して、従動ローラ107の位置関係が変化する様子を示した断面説明図である。
扉101側に設けられた従動ローラ107の位置の変化に対応して、軸受137の位置が軸受ガイド132f,132gの間を摺動して移動する。その際に、線バネ135の復元力により該線バネ135の押圧部135cが軸受137のバネ受け面137aに常に接触して軸受137の移動に追従している。これにより、シート搬送路81を搬送されるシートSに線バネ135や軸受137が干渉しないように、常に最も逃げた位置に配置される。
図11(a)は、搬送ローラ142と従動ローラ107とのニップ部145にシートSが存在せず、搬送ローラ142と従動ローラ107とが直接当接している状態を示す。
図11(b)は、搬送ローラ142と従動ローラ107とのニップ部145を厚紙のシートSが通過している状態を示す。軸受137の位置に関わらず線バネ135の2つの押圧部135cが、円弧形状のバネ受け面137aに常に接触するように、軸受137の位置が変わると2つの押圧部135cの間に設けられた撓み部135dが変形する。
画像形成装置100で用いられる厚紙は単位面積当たりの重量となる坪量で規定され、一般的には45g/m〜230g/mが厚紙とされる。本実施形態の画像形成装置100で使用したシートSの坪量は200g/mであり、シートSの厚さは0.41mm程度である。従って、位置固定されている搬送ローラ142に対して、シートSを挟持している従動ローラ107は、シートSの厚さ分だけ図11の右方向に移動する。
従動ローラ107の回転軸107aを軸支する軸受137も同様にシートSの厚さ分だけ図11の右方向に移動する。線バネ135の復元力により軸受137のバネ受け面137aに常時、当接する線バネ135の押圧部135cも軸受137と一体的にシートSの厚さ分だけ図11の右方向に移動する。
本実施形態のコイルバネ136のバネ定数は0.44N/mm(約45gf/mm)である。これにより、従動ローラ107がシートSの厚さ0.41mm分だけ図11の右方向に移動すると、その分だけ圧縮されたコイルバネ136の加圧力は0.18N(約18.45gf)増加する。線バネ135の復元力と、コイルバネ136の加圧力とが相互に付勢し合っているので、シートSはシート搬送路81上を搬送ガイド板106の搬送ガイド面106fに沿って搬送される。
図11(b)に示すように、搬送ローラ142と従動ローラ107とのニップ部145をシートSが通過する。その状態において、線バネ135は、該線バネ135の復元力により押圧部135cが軸受137のバネ受け面137aと接触した状態を保つことが出来るように設定されている。
図11(c)は画像形成装置100本体に対して扉101を開放して従動ローラ107が搬送ローラ142から離間した状態を示す。このとき、従動ローラ107は搬送ローラ142との圧接が解除されて、コイルバネ136の加圧力により搬送ローラ142側に押される。
図11(a)は搬送ローラ142と従動ローラ107とが直接当接している状態における従動ローラ107の位置を示す。図11(c)は従動ローラ107が搬送ローラ142から離間した状態における従動ローラ107の位置を示す。そして、図11(a)に示す従動ローラ107の位置に対して、図11(c)に示す従動ローラ107の位置は搬送ローラ142側(図11(c)の左側)に3.3mm移動している。
図11(c)に示す従動ローラ107が搬送ローラ142から離間した状態において、コイルバネ136の荷重は、4.15N(約423.4gf)の加圧力となり、線バネ135の復元力とのバランスが取れている状態である。
図11(c)に示す従動ローラ107が搬送ローラ142から離間した状態の寸法公差は1mm程度に設定される。
図11(d)は扉101の寸法公差が最大になった状態を示している。本実施形態によれば、従動ローラ107を6個使用し、コイルバネ136は一つの従動ローラ107に2個使用しているので合計で12本のコイルバネ136を使用している。
これにより、12本のコイルバネ136による加圧力の総和は32.36N(約3.3kgf)となる。更に、コイルバネ136のバネ公差は±10%程度であるので、コイルバネ136のバネ公差が最大になった状態で12本のコイルバネ136による加圧力の総和の最大加圧力は35.60N(約3.63kgf)となる。
従来の樹脂製の搬送ガイドを用いた場合には、12本のコイルバネ136による加圧力の総和の最大加圧力では搬送ガイドの補強が不十分であったため2mm程度の撓みが生じた。そして、搬送ガイドに補強リブを追加しても、長期に荷重がかかるため経年劣化により徐々に弾性反発力が低下し、やがて永久変形となり、これに伴い徐々に撓みが増加した。従って、高耐久のMFP(Multifunction Printer、または Multifunction Peripheral)の場合、徐々にシート搬送力が低下し、シートSが斜行してしまうという問題があった。
本実施形態では、金属板製の搬送ガイド板106に補強用のステイ132を設けたことで、12本のコイルバネ136による加圧力の総和の最大加圧力による変形を0.05mm程度に減らすことが出来、経年変化にも耐久性を有する。
また、従動ローラ107に対する加圧力の安定化に寄与することが出来、その分、シートSの搬送に対して安定性が増加し、長期経年変化に対しても性能が殆ど低下しないで製品規格を満足することが出来る。
シート搬送路81において、シートSが厚紙等の場合に該シートSの腰の強さにより従動ローラ107が図11(b)の右側方向に押される。コイルバネ136の加圧力がその抵抗力に負けて、従動ローラ107の外周面が搬送ガイド板106の搬送ガイド面106fよりも扉101側(図11の右側)に退避してしまう。すると、シートSがスリップする。或いは、シートSに皺や弛みが生じて正常に搬送出来なくなる。
従って、従動ローラ107の最大逃げ寸法は、少なくとも該従動ローラ107の外周面が搬送ガイド板106の搬送ガイド面106fよりも搬送ローラ142側(図11の左側)に設定される。
上記構成により、線バネ135の復元力によりコイルバネ136により加圧される軸受137の該コイルバネ148の加圧方向への移動動作が円滑に行われる。
これにより、従動ローラ107の外径と、軸受137との段差が少なくてもシートSが軸受137に干渉することが無く、省スペースで信頼性の高い従動ローラ107の保持構成とすることが出来る。
また、線バネ135のフック部135aをステイ132に設けられた軸受ガイド132f,132gの切り欠き132h,132iに着脱する。これにより、線バネ135、軸受137、従動ローラ107、コイルバネ136の着脱が容易に出来、製品製造時、メンテナンス時、修理サービス時等の組立分解が容易で作業性が向上する。
次に、図12を用いて本発明に係るシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
図12は線バネ135の他の形態を示す平面図、側面図及び斜視図である。本実施形態では、図9に示して前述した第1実施形態の線バネ135の撓みアーム部135eの長さよりも所定の長さだけ長い撓みアーム部135eを有する線バネ135を採用したものである。
軸受137の最大変位量が大きくなる場合や、シート搬送速度が高速化する必要性からコイルバネ136の加圧力が増加する場合がある。この場合は、線バネ135のバネ形状を適宜変更して、要求に適合する形態にすることが求められる。
図12(a)〜(c)では、線バネ135の撓みアーム部135eの長さを長くしてある。図11(c)に示して前述したように、コイルバネ148の加圧力により押される軸受137の円弧形状のバネ受け面137aに当接する押圧部135cが押されて線バネ135の撓みアーム部135eは撓み部135dと連動して広がり、開き角度が生じる。
本実施形態では、図12に示すように、撓みアーム部135eの長さが長い分、図9に示す第1実施形態の線バネ135よりも同圧がかかる場合に撓み部135dを中心とする一対の撓みアーム部135eの開き角度が大きくなる。これにより軸受137の位置を更に搬送ローラ142側(図11の左側)に移動可能にしたものである。
軸受137がコイルバネ136により図11(b)の左方向に加圧され、搬送されるシートSの腰の力により従動ローラ107が図11(b)の右方向に押される。これによる軸受137の位置変化に対して、線バネ135の復元力により軸受137を付勢する方向はコイルバネ136による加圧方向に対して上方と下方の所定の傾斜角度に対峙している。これにより、搬送ローラ142と従動ローラ107とによるシートSの挟持力の抵抗とはなり難い。このために、線バネ135の復元力は、シート搬送時の使用範囲ではその影響を少なくしておくことが必要である。
本実施形態では、線バネ135の撓み部135dを中心とする一対の撓みアーム部135eの開き角度が大きく出来る。これにより、コイルバネ136による軸受137の加圧方向における該軸受137の位置変動が大きい場合には、線バネ135の復元力による影響を低減させて、軸受137の追従範囲を拡大出来る。他の構成は、前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
次に、図13を用いて本発明に係るシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置の第3実施形態の構成について説明する。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
図13は線バネ135の更に他の形態を示す平面図、側面図及び斜視図である。本実施形態では、図12に示して前述した第2実施形態の線バネ135の撓みアーム部135eに円形の巻き線部である捩じりコイルバネ部135fを設けて撓み部135dを構成したものである。
撓み部135dに捩じりコイルバネ部135fを設けたことで、線バネ135の線長を長くし、捩じりコイルバネ部135fによる捩じり力と撓み力の両方を組み合わせてある。
これにより、線バネ135のバネ定数の数値を更に少なくすることが可能となる。これにより、コイルバネ136による加圧方向における軸受137の移動に対して該軸受137のバネ受け面137aに掛かるバネ圧をよりコイルバネ136による加圧方向に近付けることが可能となった。
従って、シート搬送時のシート搬送速度の高速変化に対する線バネ135の復元力をよりコイルバネ136による加圧方向に近付けて軸受137の位置変動に対する追従性を向上させることが出来る。更に、線バネ135の耐久性能をより長期化出来る。
線バネ135は、使用される従動ローラ107の位置条件、コイルバネ136の加圧力、寸法公差などの諸条件に合わせて最適な形状を選択することが出来る。他の構成は、前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
107 …従動ローラ(従動回転体)
132,132a〜132c …ステイ
132f,132g …軸受ガイド
132h,132i …切り欠き(係止部)
132j …エンボス
132k …バネ座面
135 …線バネ
135a …フック部
135c …押圧部(中央部の一部)
136 …コイルバネ(加圧手段)
137 …軸受
137a …バネ受け面
137b …ボス
137c …バネ当接面
142 …搬送ローラ(搬送回転体)

Claims (6)

  1. 搬送回転体に圧接されて従動回転する従動回転体と、
    前記従動回転体を回転自在に軸支し、ステイに可動に設けられた軸受と、
    一端が前記軸受に設けられ、他端が前記ステイの座面に設けられ、前記搬送回転体に前記従動回転体を加圧する加圧手段と、
    両端部に設けられたフック部が前記ステイに設けられた係止部に係止され、中央部の一部が前記軸受に当接係合して前記加圧手段の加圧力に抗して付勢して、前記軸受を保持する線バネと、
    を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記ステイに設けられ、前記軸受を前記加圧手段による加圧方向に移動可能にガイドする軸受ガイドを有し、
    前記軸受ガイドに沿って移動する前記軸受の位置の変化に対応して、前記線バネの復元力により該線バネの中央部の一部が常に前記軸受に当接係合して追従することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記線バネは、
    前記中央部に設けられ前記軸受に当接係合する2つの押圧部と、
    前記軸受の位置の変化に対応して、該線バネの2つの押圧部が前記軸受に当接しながら追従するように変形する、前記2つの押圧部の間に設けられた撓み部と、
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記線バネは、
    前記フック部に接続されるフックアーム部と、
    前記フックアーム部に接続され、前記軸受に当接係合する押圧部と、
    前記押圧部に接続され、前記軸受の側面に対面して該軸受を拘束し得る撓みアーム部と、
    前記撓みアーム部に接続され、中央部に設けられたU字形状または円形状の撓み部と、
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置。
  5. 前記搬送回転体は装置本体側に設けられ、
    前記従動回転体は前記装置本体に対して開閉可能な扉側に設けられ、
    前記扉は、
    シートの搬送をガイドする搬送ガイド板と、
    前記搬送ガイド板に設けられた前記ステイと、
    前記搬送ガイド板のシートが搬送されるシート搬送幅の範囲内に設けられ、前記線バネと、前記軸受と、前記従動回転体と、前記加圧手段とを脱着可能な脱着穴と、
    を有し、
    前記扉を前記装置本体に対して開放し、前記線バネの前記フック部を前記ステイに設けられた係止部に脱着することで、前記軸受と、前記従動回転体と、前記加圧手段とを前記脱着穴を介して脱着可能に構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    画像情報に応じてシートに画像を形成する画像形成手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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