JPH06222629A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06222629A
JPH06222629A JP5011592A JP1159293A JPH06222629A JP H06222629 A JPH06222629 A JP H06222629A JP 5011592 A JP5011592 A JP 5011592A JP 1159293 A JP1159293 A JP 1159293A JP H06222629 A JPH06222629 A JP H06222629A
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JP
Japan
Prior art keywords
unit
image forming
guide member
main body
shaft
Prior art date
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JP5011592A
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English (en)
Inventor
Koichi Nakagome
浩一 中込
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】装置本体に対し着脱自在なユニットに構成され
た画像形成組立体を簡易な構造で操作性良く確実に位置
決めでき、かつジャム処理時の用紙搬送路の開放をも操
作性良く簡易に行うことのできる画像形成装置を実現す
る。 【構成】ユニットU2 の側部に支点軸31が突設され、
装置本体側には支点軸31と係合可能な位置決め溝32
が設けられている。ユニットU2 直下の用紙搬送路を構
成するガイド部材33が回動自在に支持され、引っ張り
バネ35により所定の回動位置を境に開方向及び閉方向
へ付勢される。ガイド部材33は、ユニットU2 の側部
下方に突設された軸36と係合可能な溝33cを有し、
ユニットU 2 の装着の際は図1(a)に示すように引っ
張りバネ35により下方へ付勢され、これにより現像器
14の現像ロール14aが感光体ドラム11表面に支点
軸31を支点として所定の押圧力で圧接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を採用し
たプリンタ装置や複写機等の画像形成装置に係り、特に
はその装置本体に着脱自在な画像形成ユニットの位置決
め機構の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の一般的な画像形成装置(こ
こでは一例としてプリンタ装置を示す)の全体構成図で
あり、この画像形成装置は、用紙Pを積載収納し装置本
体Mに挿脱自在な給紙カセット1、この給紙カセット1
から用紙Pを一枚ずつ給送する給紙ロール2、給送され
てきた用紙を一旦待機させ所定のタイミングで再搬送す
る待機ロール3、搬送される用紙上に画像情報に基づく
トナー像を形成する画像形成部4、上記トナー像を用紙
に定着させる定着器5等を備えている。
【0003】上記画像形成部4は、矢印A方向に回転す
る像担持体としての感光体ドラム11、この感光体ドラ
ム11の周面を一様に帯電する帯電器12、ホストコン
ピュータ等から送られた画像情報に基づき上記の帯電さ
れた感光体ドラム11周面に露光を施すことにより静電
潜像を形成する印字ヘッド13、上記静電潜像をトナー
で現像することにより感光体ドラム11周面にトナー像
を形成する現像器14、搬送されてきた用紙上に上記ト
ナー像を転写する転写器15、転写後に感光体ドラム1
1周面に残存した未転写トナーを回収するクリーナ16
等、画像形成に関与する各種部材から構成されている。
そして、これら画像形成関与部材のうち、感光体ドラム
11、帯電器12及びクリーナ16を含む第1の画像形
成組立体と、現像器14を含む第2の画像形成組立体と
が、いずれも1つのユニットとして構成され(それぞれ
第1のユニットU1 、第2のユニットU2 とする)、そ
のそれぞれが装置本体Mに対し着脱自在となっている。
なお、画像形成部4のほぼ全体を1つのユニットとして
一体的に構成したものもあるが、図2のように2つのユ
ニットU1 、U2 に分離する方式とすることにより、寿
命管理ひいてはコストの低減を図ることが可能となる。
【0004】また、装置本体Mは下部機体M1 と上部機
体M2 とに分割されており、下部機体M1 に対し上部機
体M2 がヒンジ部6を支点として矢印B方向に回動する
ことで開閉自在となっている。上部機体M2 の開成時に
は、この上部機体M2 と共に印字ヘッド13が感光体ド
ラム11近傍から離間して上記ユニットU1 、U2 の上
方が開放され、この状態で、図3に示すようにユニット
1 、U2 の着脱操作が可能となる。
【0005】ここで、2つのユニットU1 、U2 に分離
するタイプの場合、ユニットU1 、U2 の下部機体M2
への装着時に、第1のユニットU1 の感光体ドラム11
と、第2のユニットU2 の現像器14における現像ロー
ル14a(なお、本例は非磁性一成分現像方式を採用
し、弾性部材からなる現像ロール14aを感光体ドラム
11表面に圧接させる方式の場合を示してあるが、磁気
ブラシ現像装置の場合でも同様である)との位置決めを
確実に行う必要がある。これは、2つのユニットU1
2 に分離しない一体型の場合にはその組立時に感光体
ドラムと現像ロールとの位置決めを予め行うことができ
るが、ユニットU1 、U2 の分離型の場合はこのような
位置決めを予め行うことができないためである。このよ
うな分離型における従来の位置決め方法の一例を以下に
示す。
【0006】すなわち、まず図3に示すように、第1、
第2のユニットU1 、U2 のそれぞれの側部に支点軸1
7、18を突設し、これら支点軸17、18が下部機体
1に設けられた位置決め溝19、20にそれぞれ係合
可能なように構成する。更に、図4に示すように、上部
機体M2 の内壁に、その閉成時に第2のユニットU2
上端部と当接して下方へ押圧可能な圧縮バネ21を設け
ておく。このような構成において、ユニットU1 、U2
を下部機体M1 に装着する際には、まず第1のユニット
1 をその支点軸17が位置決め溝19と係合するよう
下部機体M1 に装着し、続いて第2のユニットU2 をそ
の支点軸18が位置決め溝20と係合するよう下部機体
1 に装着する。この状態では、まだ現像ロール14a
は感光体ドラム11に対し所定の押圧力で圧接されては
いない。その後、上部機体M2 を下部機体M1 に対し所
定位置まで閉じると不図示のロック機構により上部機体
2 が閉状態にロックされ、この状態で、図4に示すよ
うに圧縮バネ21が第2のユニットU2 を下方へ押圧す
ることで、この第2のユニットU2 が支点軸18を中心
に矢印C方向に付勢され、現像ロール14aが感光体ド
ラム11表面に所定の押圧力で圧接された状態で所定箇
所に位置決めされる。なお、図4の例では、現像ロール
14aと同軸のガイドコロ14bが現像ロール14aの
両端部に設けられており、このガイドコロ14bが感光
体ドラム11の周面と当接することで、現像ロール14
aの感光体ドラム11に対するニップ幅を決定してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来の画
像形成装置においては、開閉自在な上部機体M2 に圧縮
バネ21等を付加しなければならないため、a)上部機
体M2 の自重が重くなって開成操作に大きな力を要する
ようになる、b)上部機体M2 の閉成操作時に圧縮バネ
21による押圧力の分だけ大きな力が必要となる、c)
上部機体M2 は比較的軽量にできているために撓みが生
じ易く、その撓みの影響で現像ロール14aの感光体ド
ラム11に対する圧接力が変動して適切な圧接力が得ら
れなくなる、等の問題があった。なお、現像ロール14
aを感光体ドラム11に圧接するための手段としては、
図4に示したように圧縮バネ21の押圧力を用いるもの
以外にも、手動操作レバーにより上記圧接を行うように
するものもあるが、これでは操作性が悪くなって好まし
くない。
【0008】一方、このような画像形成装置では、第2
のユニットU2 の下方に用紙搬送路が配設されるのが普
通であるが、とりわけ図2に示すように転写前の搬送路
から更に上流にUターン給紙搬送路7があるような場合
には転写前でジャムが起きやすく、その用紙搬送路での
ジャム処理では第2のユニットU2 を取り除き、更にそ
の用紙搬送路を開放できるようにして処理を行う場合が
多い。すなわち、例えば図4に示すように、用紙搬送路
を構成しているガイド部材のうち第2のユニットU2
に配設されているガイド部材22を開閉すべく軸23を
支点として矢印D方向に回動自在にすると共に、ガイド
部材22を所定の回動位置を境に開方向と閉方向に付勢
する引っ張りバネ24を設けているものがある。
【0009】ところが、この場合、第2のユニットU2
の着脱操作とは別に、ガイド部材22の開閉操作を手動
で行わなければならず、操作性が悪かった。しかも、ジ
ャム処理時にガイド部材22を開くと、ガイド部材22
は開いた状態のままバネ24により開方向に付勢された
ままとなるので、ジャム処理後に第2のユニットU2
再度装着する際、ガイド部材22を閉じるのをうっかり
忘れて、開いたままのガイド部材22にユニットU2
ぶつかってしまうという問題もあった。一方、ガイド部
材22を常時開方向に付勢しておき、第2のユニットU
2 の装着でガイド部材22を押し下げるようにしたもの
も提案されているが、これだとユニットU2 の位置決め
のための付勢力を更に増大させる必要があり、非常に複
雑な構成となってしまって好ましくない。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、装置
本体に対し着脱自在なユニットに構成された画像形成組
立体を簡易な構造で操作性良く確実に位置決めでき、か
つジャム処理時の用紙搬送路の開放をも操作性良く簡易
に行うことのできる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、像担持体を少なくとも有する第1の画像形
成組立体と、前記像担持体に対し所定の位置決め関係で
当接して対向配設され画像形成に関与する部材を有する
第2の画像形成組立体とを備え、前記第1、第2の画像
形成組立体の少なくとも一方を装置本体に対し着脱自在
なユニットに構成した画像形成装置において、前記着脱
自在なユニットに設けられた支点軸と、前記装置本体に
設けられ前記支点軸と係合する位置決め溝と、前記装置
本体の前記ユニットの装着位置近傍に設けられた用紙搬
送路と、該用紙搬送路を開閉すべく回動自在に支持され
前記ユニットと係合可能なガイド部材と、該ガイド部材
を所定の回動位置を境に閉方向及び開方向へ付勢する付
勢手段とを有し、前記付勢手段は、前記ガイド部材が前
記ユニットと係合状態で前記所定の回動位置よりも閉方
向側に操作移動させられた際、前記ガイド部材を介し前
記ユニットを前記他方の画像形成組立体に対し前記支点
軸を支点にして押圧する押圧手段を兼ねることを特徴と
する。
【0012】
【作用】上記ユニットの装置本体への装着は、ユニット
に設けられた支点軸を装置本体側の位置決め溝に係合さ
せた状態で行われる。その際、ユニットが装置本体へ徐
々に装着されていくに従い、開状態にある上記ガイド部
材とユニットが係合し、その後、この係合状態でガイド
部材が所定の回動位置よりも閉方向側に移動すると、ガ
イド部材が付勢手段によって閉方向へ付勢されるので、
この付勢力によりガイド部材を介しユニットが所定の装
着位置に所定の押圧力で位置決めされる。
【0013】一方、ジャム処理等のために上記ユニット
を装置本体から取り外していく際は、ユニットと係合状
態にあるガイド部材が所定の回動位置よりも開方向側に
移動すると、ガイド部材が付勢手段によって開方向側に
付勢される。すなわち、ガイド部材はユニットの取り外
し操作に伴い自動的に開状態となる。その後、ユニット
とガイド部材との係合が外れ、続いて支点軸と位置決め
溝との係合が外れることにより、ユニットは装置本体外
へ取り出される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例の画像形成
装置における第2のユニットU2 及びその近傍の構成を
示す図であり、同図(a)はユニットU2 を装置本体の
所定の装着位置に装着した状態を示し、同図(b)はユ
ニットU2 を装置本体の所定の装着位置から取り外した
状態を示している。なお、図1に示した部分を除く本実
施例の全体構成は図2に示したものと同様であり、特
に、感光体ドラム11、帯電器12及びクリーナ16を
含む第1の画像形成組立体と、現像器14を含む第2の
画像形成組立体とが、それぞれ第1のユニットU1 、第
2のユニットU2 として構成され、そのそれぞれが装置
本体Mに対し着脱自在となっている。
【0015】本実施例における第2のユニットU2 の側
部には、図1(a)に示すように、図4に示した支点軸
18とほぼ同様な位置に、円柱の側面をカットして縦方
向の長さ(直径)aよりも横方向の幅bを短くした形状
(b<a)の支点軸31が突設されている。また、装置
本体側(図2における下部機体M1 )には、上記の幅b
に対応する幅の細いスリット部32aとその下端部に設
けられ上記直径aに対応する直径の円形部32bとから
なる位置決め溝32が設けられている。スリット部32
aは支点軸31を縦方向にした場合にのみ通過可能であ
り、円形部32bまで達した支点軸31は円形部32b
内を回動自在となる。支点軸32bの上記カットの方向
は、第2のユニットU2 が正規の装着位置(図1(a)
に示す位置)にある時に支点軸32bがスリット部32
aを通過不可能となるよう、すなわちスリット部32a
の方向に対し支点軸32bの長手方向が斜めとなるよう
にカットされている。
【0016】また、第2のユニットU2 直下の用紙搬送
路を構成するユニットU2 側のガイド部材33が、上記
用紙搬送路を開閉すべく回動軸34によって装置本体側
に回動自在に支持されると共に、ガイド部材33の突起
部33aと装置本体側の突起部33bとの間に付勢手段
としての引っ張りバネ35が掛止され、この引っ張りバ
ネ35によりガイド部材33がデッドポイントとなる所
定の回動位置(2つの突起部33a、33bを結ぶ線上
に回動軸34が来る位置)を境に開方向(矢印E1
向)及び閉方向(矢印E2 方向)へ付勢される。なお、
装置本体側にはガイド部材33の回動範囲を規制する不
図示のストッパが設けられており、引っ張りバネ35に
よるガイド部材33の開方向への回動は図1(b)に示
すように用紙搬送路を十分に開放する位置(第1の位
置)でストップされ、閉方向への回動は図1(a)に示
すように下側のガイド部材37との間で所定のギャップ
からなる用紙搬送路を形成する位置(第2の位置)でス
トップされる。
【0017】更に、ガイド部材33は、第2のユニット
2 の側部下方に突設された軸36と係合可能な溝33
cを有している。この溝33cの形状は、ガイド部材3
3が図1(b)に示す第1位置にある時に上方から装着
されるユニットU2 の軸36を受け入れ可能であり、か
つ、ガイド部材33が図1(a)に示す第2位置にある
時にユニットU2 が正規の装着位置からずれないよう軸
36を所定位置へ固定可能なように設定されている。上
記の引っ張りバネ35は、ガイド部材33が上記第2位
置にある時にガイド部材33及び軸36を介してユニッ
トU2 を正規の装着位置に位置決めすべく下方へ付勢す
る機能、すなわち現像器14の現像ロール14aを感光
体ドラム11表面に支点軸31を支点にして所定の押圧
力で圧接させる押圧手段としての機能も有している。
【0018】なお、図1には、第2のユニットU2 の片
側の側部の構造しか示されていないが、もう片側の側部
にも上記の支点軸31、位置決め溝32、ガイド部材3
3、引っ張りバネ35、軸36等と同様な構造を有して
いる。
【0019】次に、上記構成における第2のユニットU
2 の着脱操作について、以下に具体的に述べる。第2の
ユニットU2 を装置本体に装着する前は、ガイド部材3
3は図1(b)に示すように第1の位置に跳ね上がった
状態となっている。すなわち、ガイド部材33は引っ張
りバネ35により開方向へ付勢され、不図示のストッパ
により上記第1の位置に静止された状態となっている。
【0020】この状態において第2のユニットU2 を装
置本体に装着するわけであるが、その際は、まず図1
(b)に示すように支点軸31が装置本体側の位置決め
溝32のスリット部32aを通過可能なように第2のユ
ニットU2 をやや傾けた状態に所持したまま、ユニット
2 を装置本体内へ向けて下降操作させていく。する
と、支点軸31とスリット部32aとが或る地点で係合
するので、そのまま支点軸31をスリット部32aに沿
って案内させつつユニットU2 を下降操作させていく。
その途中、ユニットU2 の軸36が、上記第1の位置に
あるガイド部材33の溝33cと係合する。
【0021】その後、支点軸31が位置決め溝32の円
形部32bまで達すると、支点軸31が円形部32bと
回動自在に係合した状態となるので、そのまま支点軸3
1を支点としてユニットU2 を水平状態に戻すべく時計
方向に回動操作させながら装置本体に装着していく。こ
の状態で、支点軸31は円形部32bとしっかり係合し
ており、スリット部32aから抜け出てしまうことはな
い。ここで、上記ユニットU2 の回動操作の際、その動
きに伴って、軸36も溝33cと係合したまま支点軸3
1を中心とする円周方向に移動するので、その動きによ
りガイド部材33がデッドポイントを通過し引っ張りバ
ネ35により閉方向へ付勢される。すると、図1(a)
に示すように、軸36がガイド部材33により所定の力
1 で押圧され、これによりユニットU2 には支点軸3
1を中心とした力のモーメントMが働き、その結果、現
像ロール14aが所定の押圧力F2 で感光体ドラム11
に圧接された状態でユニットU2 が位置決めされる。
【0022】一方、ユニットU2 を装置本体から取り外
す時は、ユニットU2 を引っ張りバネ35の付勢力に抗
し支点軸31を中心として反時計方向にやや回動するこ
とで図1(b)に示す状態まで傾け、この状態のまま支
点軸31をスリット部32aに沿って案内させつつユニ
ットU2 を上方へ引き上げる操作を行う。その際、ユニ
ットU2 の動きに伴って軸36が溝33cと係合したま
ま移動することにより、ガイド部材33が開方向へ回動
していきデッドポイントを通過後に引っ張りバネ35に
より開方向への付勢を受ける。その後、軸36と溝33
cとの係合が外れると、ガイド部材33は図1(b)に
示す第1の位置に静止し、用紙搬送路が開放された状態
となる。
【0023】以上に述べたように、本発明によれば、ガ
イド部材33に付加されたバネ35の付勢力により感光
体ドラム11と現像ロール14aとの圧接を可能にして
いるので、非常に簡易な構造で適切な圧接力を得ること
ができ、しかも、図4に示した従来の装置のように上部
機体M2 に圧縮バネ21を付加した場合等に生じる上部
機体M2 の操作性の悪さを完全に解消することができ
る。
【0024】更に、第2のユニットU2 の着脱操作に伴
ってガイド部材33が自動的に開閉することになるの
で、ジャム処理時にガイド部材をわざわざ手動で開放す
る必要がなくなり、ジャム処理時の操作性が著しく向上
する。しかも、ジャム処理後にユニットU2 を再装着す
る際も、ガイド部材の閉め忘れによる事故を防止するこ
とができる。
【0025】なお、上記実施例では、感光体ドラム11
を含む第1の画像形成組立体と、感光体ドラム11に対
し所定の位置決め関係で当接して対向配置される画像形
成関与部材(例えば現像器14の現像ロール14a)を
有する第2の画像形成組立体とを、いずれも装置本体に
着脱自在なユニットとして構成した場合を示したが、本
発明は第1、第2の画像形成組立体のいずれか一方をユ
ニット構成としたものに対しても適用可能である。例え
ば、上記第2の画像形成組立体が装置本体に組み込ま
れ、第1の画像形成組立体のみが装置本体に対し着脱自
在なものであってもよい。このような場合は、第1の画
像形成組立体(第1のユニットU1 )の装着位置近傍の
用紙搬送路(すなわち転写後の用紙搬送路)を構成する
ガイド部材を、転写前のガイド部材33と同様に、ユニ
ットU1 との係合により開閉自在な構成とすればよい。
【0026】また、本発明の適用可能な用紙搬送路は、
必ずしも上記実施例のようにユニットの下方に横方向に
配設されている必要はなく、例えばユニットの側方に縦
方向に配設されたものであってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、装置本体に着脱自在な
ユニット構成の画像形成組立体を、これと係合するガイ
ド部材を介し付勢手段により他の画像形成組立体へ押圧
して位置決めすることを可能にしているので、非常に簡
易な構造で適切な押圧力による位置決めが可能となる。
しかも、従来の装置のように上部機体に付勢手段を付加
するものと違い、上部機体の操作性の悪化を招く心配が
ない。
【0028】更に、ユニットの着脱操作に伴ってガイド
部材が自動的に開閉することになるので、ジャム処理時
にガイド部材をわざわざ手動で開放する必要がなくな
り、また、ジャム処理後にユニットを再装着する際もガ
イド部材の閉め忘れを気にする必要がなくなり、ジャム
処理時の操作性を著しく向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像形成装置における第2
のユニットU2 及びその近傍の構成を示す図であり、同
図(a)はユニットU2 を装置本体の所定の装着位置に
装着した状態を示し、同図(b)はユニットU2 を装置
本体の所定の装着位置から取り外した状態を示してい
る。
【図2】従来の一般的な画像形成装置の全体構成図であ
る。
【図3】図2に示した画像形成装置から第1、第2のユ
ニットU1 、U2 を取り出した状態を示す斜視図であ
る。
【図4】従来の画像形成装置における第1、第2のユニ
ットU1 、U2 及びその近傍の構成を示す図である。
【符号の説明】
11 感光体ドラム 14 現像器 14a 現像ロール 31 支点軸 32 位置決め溝 33 ガイド部材 33c 溝 35 引っ張りバネ 36 軸 U1 第1のユニット U2 第2のユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体を少なくとも有する第1の画像形
    成組立体と、前記像担持体に対し所定の位置決め関係で
    当接して対向配設され画像形成に関与する部材を有する
    第2の画像形成組立体とを備え、前記第1、第2の画像
    形成組立体の少なくとも一方を装置本体に対し着脱自在
    なユニットに構成した画像形成装置において、 前記着脱自在なユニットに設けられた支点軸と、 前記装置本体に設けられ前記支点軸と係合する位置決め
    溝と、 前記装置本体の前記ユニットの装着位置近傍に設けられ
    た用紙搬送路と、 該用紙搬送路を開閉すべく回動自在に支持され前記ユニ
    ットと係合可能なガイド部材と、 該ガイド部材を所定の回動位置を境に閉方向及び開方向
    へ付勢する付勢手段とを有し、 前記付勢手段は、前記ガイド部材が前記ユニットと係合
    状態で前記所定の回動位置よりも閉方向側に操作移動さ
    せられた際、前記ガイド部材を介し前記ユニットを前記
    他方の画像形成組立体に対し前記支点軸を支点にして押
    圧する押圧手段を兼ねることを特徴とする画像形成装
    置。
JP5011592A 1993-01-27 1993-01-27 画像形成装置 Withdrawn JPH06222629A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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