JP2013228641A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置の扉のヒンジ取付座面と、外装カバー表面との高さが異なる複数の箇所へ共通のヒンジ部を用いることが出来る画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置100本体側の後側板113の取付座面113dに取り付けられる固定側ヒンジ板112の取付座面に、第1の座面112kと、該第1の座面112kから突出する複数のエンボス112f〜112iの端面からなる第2の座面112mと、を設け、固定側ヒンジ板112を取り付ける画像形成装置100本体側の後側板113の取付座面113dとしての、エンボス112f〜112iが挿通し得る逃げ穴113f〜113iを有して第1の座面112kと当接し得る第一の取付座面と、エンボス112f〜112iの端面からなる第2の座面112mと当接し得る第二の取付座面とに選択的に固定側ヒンジ板112を取り付け可能に構成した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
扉がヒンジ部を介して開閉可能に設けられる画像形成装置において、シート搬送路の扉が90度程度まで開くものがある。
また、扉が脱着可能な構成は、ネジ止め方式、回動軸の抜き取り方式、回動軸が抜き差し出来る分離式のヒンジ等が採用されている。
更に、回動端部まで移動すると分離出来るロック付きのヒンジもある。
また、特許文献1には、ヒンジ軸に挿抜可能なスリットに板状の軸ピンを装着するものが提案されている。
また、特許文献2には、蝶番ピンに装着するピン抜け止め具が提案されている。
また、特許文献3には、抜き差し蝶番で、軸に平面を設け、ここにネジ締め固定する調整ネジを設けたものが提案されている。
また、特許文献4には、カバーの脱着を要しないでヒンジ軸の位置調整が出来る構成が提案されている。
また、特許文献5には、梃子(テコ)を利用してヒンジピンを移動させて、扉の着脱が出来るようにした構成が提案されている。
実開昭63−191802号公報 特開2007−211490号公報 特開平10−030373号公報 特開2004−339850号公報 特開平10−317775号公報
上記従来例では、以下の課題があった。
画像形成装置の、扉のヒンジ取付座面と、外装カバー表面との高さが異なる複数の個所へ共通のヒンジ部を用いる場合、一種類のヒンジで達成することが求められた。それは、製造に掛かる量産用の金型投資を抑制し、共通化、標準化を促進する考えからである。しかしながらが、一種類のヒンジを用いると外装面に段差が生じてしまう。
これを調整するためにシート状のスペーサを挟むことで高さ調整を行おうとする。すると、取り付け後に激しいドアの開閉テストで、その衝撃荷重で取付位置がずれる場合がある。
また、構成部品が増えることで寸法公差上の積み重ね公差数が増え、その分だけ精度がばらつく。更には、部品数が増えることは量産金型が増加し、管理面等でコストアップの要因にもなる。
以上のような問題によりスペーサを挟む等で部品点数を増やしたくないという要求があった。また、枠体等、他の部品で対応するとなると、複雑な曲げや絞り加工を施す必要が生じ、技術的難易度がある上に精度が出し難いという問題点があった。
一方、作業性向上のために、扉の開き角として略90度を確保する場合、外観デザイン、設置場所、ヒンジ装着スペースが狭い等の観点から、設計レイアウト上、ヒンジ軸の位置変更が出来ないという問題がある。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、画像形成装置の扉のヒンジ取付座面と、外装カバー表面との高さが異なる複数の箇所へ共通のヒンジ部を用いることが出来る画像形成装置を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、扉がヒンジ部を介して開閉可能に設けられる画像形成装置において、画像形成装置本体側の取付座面に取り付けられる固定側ヒンジ板の取付座面に、第1の座面と、前記第1の座面から突出する複数の突起部の端面からなる第2の座面と、を設け、前記固定側ヒンジ板を取り付ける画像形成装置本体側の取付座面としての、前記突起部が挿通し得る逃げ穴を有して前記第1の座面と当接し得る第一の取付座面と、前記突起部の端面からなる第2の座面と当接し得る第二の取付座面とに選択的に前記固定側ヒンジ板を取り付け可能に構成したことを特徴とする。
上記構成により、画像形成装置の扉のヒンジ取付座面と、外装カバー表面との高さが異なる複数の箇所へ共通のヒンジ部を用いることが出来、組立性、サービス性の向上が図れる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 本発明に係る画像形成装置に設けられる扉とヒンジ部を内面側から見た斜視説明図である。 本発明に係る画像形成装置に設けられる扉とヒンジ部を外面側から見た斜視説明図である。 (a)は本発明に係る画像形成装置の第1実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に逃げ穴を設けた構成を示す分解斜視図である。(b)はヒンジ軸の取付部の構成を示す拡大平面図である。 第1実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けた構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けた構成を示す分解平面図である。 (a)は第1実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けた構成を示す組立平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 第1実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けていない構成を示す分解斜視図である。 第1実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けていない構成を示す分解平面図である。 (a),(b)は第1実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けていない構成を示す組立平面図及び組立側面図である。 (a)は第1実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けていない構成を示す組立斜視図である。(b)はヒンジ軸の取付部の構成を示す拡大平面図である。 (a)〜(c)は第1実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けていない構成を示す平面図、正面図及び側面図である。 本発明に係る画像形成装置の第2実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けていない構成を示す分解斜視図である。 第2実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けていない構成を示す分解平面図である。 (a)は第2実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に突起部が挿通する逃げ穴を設けていない構成を示す組立平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 第2実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に高い突起部のみが挿通する逃げ穴を設けた構成を示す分解斜視図である。 第2実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に高い突起部のみが挿通する逃げ穴を設けた構成を示す分解平面図である。 (a)は第2実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に高い突起部のみが挿通する逃げ穴を設けた構成を示す組立平面図、(b)は(a)のD−D断面図である。 第2実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に高低両方の突起部が挿通する逃げ穴を設けた構成を示す分解平面図である。 第2実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に高低両方の突起部が挿通する逃げ穴を設けた構成を示す分解平面図である。 (a)は第2実施形態において、画像形成装置本体側の取付座面に高低両方の突起部が挿通する逃げ穴を設けた構成を示す組立平面図、(b)は(a)のE−E断面図である。
図により本発明に係る画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。
先ず、図1〜図12を用いて本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置を示す断面説明図である。
図1に示す画像形成装置100は、中間転写ベルト31の水平部に画像形成手段となる画像形成部1Y,1M,1C,1Kが直列状に配置されたタンデム型の中間転写方式を採用した画像形成装置である。そして、外部機器から送信された画像情報(信号)に応じて、電子写真方式によりシートSにフルカラー画像を形成する。尚、以下の説明では、画像形成部1Y,1M,1C,1Kを画像形成部1で代表させて説明する場合がある。他の画像形成プロセス手段についても同様である。
画像形成部1は像担持体となる感光ドラム11Y,11M,11C,11Kに、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色のトナー像を形成して中間転写ベルト31上の同一画像位置に一次転写する。
中間転写ベルト31は、駆動ローラ33と、テンションローラ34と、二次転写を行うための転写対向ローラ32とによって張架されて回転する。中間転写ベルト31の内周面側には、各感光ドラム11に対向する位置に一次転写を行うための一次転写ローラ35Y,35M,35C,35Kが配置されている。
イエローYのトナー像を形成する感光ドラム11Yの周囲には、該感光ドラム11Yの表面を一様に帯電させる帯電ローラ12Yと、該感光ドラム11Yの表面を露光して静電潜像を形成する露光装置13Yが設けられる。更に、該感光ドラム11Yの表面上の静電潜像にトナーを転移させてトナー像を形成する現像装置14Yと、トナー像の一次転写後に感光ドラム11Yに残留するトナーを除去するクリーニング部材15Yとを備えている。
尚、マゼンタM、シアンC、ブラックKの各色のトナー像を形成する構成は、前述したイエローYのトナー像を形成する場合と同様であるので、前述の説明において添え字のYを、M,C,Kにそれぞれ置き換えることで良く、各色毎の重複する説明は省略する。
一方、給送カセット61,62,63,64に収容されたシートSは、給送ローラ71,72,73,74の何れかが回転することでシート搬送路81へ搬送される。シート搬送路81上で画像形成装置100本体側(装置本体側)に設けられた搬送回転体となる搬送ローラ142は、画像形成装置100本体に設けられた図示しない駆動源となるモータ等により回転駆動される。
搬送ローラ142に圧接されて従動回転する従動回転体となる従動ローラ107が画像形成装置100本体(装置本体)に対して図2に示すヒンジ部102,103を介して開閉可能な扉101側(扉側)に設けられている。そして、シート搬送路81上に送られたシートSは搬送ローラ142と従動ローラ107とにより挟持されて搬送される。
レジストローラ75は、中間転写ベルト31上のトナー像とタイミングを合わせて、該中間転写ベルト31を介して二次転写ローラ41と転写対向ローラ32とが当接する二次転写ニップ部にシートSを搬送する。
次に、二次転写ニップ部において、二次転写ローラ41の作用により中間転写ベルト31上のトナー像が転写されたシートSは、搬送ベルト42に担持されて定着装置5に搬送される。そして、該定着装置5で加熱、加圧することによりトナー像をシートSの表面に固着させてフルカラー画像が定着される。その後、排出路82を通って排出トレイ65上に排出される。中間転写ベルト31上に残留するトナーはクリーニング部材99により除去され、廃トナー容器36内に収容される。85は両面搬送路85である。
図2及び図3は、図1に示す扉101側(扉側)の取付座面101aに設けられるヒンジ部102,103の可動側ヒンジ板114を扉101の内面側と外面側から見た構成を示す。更に、図4に示す画像形成装置100本体側(画像形成装置本体側)の後側板113に設けられる取付座面113dに取り付けられる固定側ヒンジ板112を扉101の内面側と外面側から見た構成を示す。扉101の側辺に設けられた取付座面101aには上下一対のヒンジ部102,103の可動側ヒンジ板114がネジ110を締結することにより固定されている。
画像形成装置100に設けられる扉101の操作者側となる手前側には、扉101を閉じた際に画像形成装置100に扉101を保持するための図2に示すフック104,111が設けられている。このフック104,111には、図3に示す把手105が図示しない回転可能なシャフトを介して一体的に設けられている。
図2に示すように、扉101の内側には、シート搬送路81の搬送ガイド板106と、シートSを挟持してシート搬送方向下流側に搬送するための搬送ローラ142に圧接して従動回転する従動ローラ107が設けられている。
図3に示すように、扉101の外側には、樹脂製の外装カバー108が設けられている。そして、扉101の手前側には把手105を操作者が摘んで該扉101を開閉するための凹部109が設けられている。
図4〜図12は、図2に示すヒンジ部102,103の第1実施形態の構成を示す。
画像形成装置100の奥側上下に配備されたヒンジ部102,103は、図4及び図11に示すように、可動側ヒンジ板114が固定側ヒンジ板112との間で着脱自在な抜差蝶番である。扉101は上下のヒンジ部102,103を介して画像形成装置100本体に対して開閉可能に設けられる。扉101の開閉時に回動するヒンジ部102,103の回動中心となるヒンジ軸119が一方のヒンジ板となる可動側ヒンジ板114に設けられる。該ヒンジ軸119が脱着可能に嵌合される嵌合穴112dを有する軸受部112aが他方のヒンジ板となる固定側ヒンジ板112に設けられている。
そして、上下のヒンジ部102,103のヒンジ軸119の片側の何れかが上方向に先に抜けるように固定側ヒンジ板112が画像形成装置100本体側(画像形成装置本体側)の取付座面となる後側板113の固定される。更に、可動側ヒンジ板114が扉101側(扉側)の取付座面101aに固定される。これにより、ヒンジ部102,103において扉101を上下方向に抜き差し分離出来る。画像形成装置100本体から扉101を取り外す際には、扉101をヒンジ軸119に沿って上方向にずらして脱離する。
固定側ヒンジ板112は、画像形成装置100のフレーム枠であって、画像形成装置100本体側の取付座面となる後側板113の図1の右端部に設けられるシート搬送路81の近傍に配備される。そして、固定側ヒンジ板112を取り付ける後側板113には、ネジ孔113aと、複数のガイドエンボス113b,113cが設けられている。
更に、詳しくは後述するが、図4〜図7に示すように、固定側ヒンジ板112に設けられた複数の突起部となるエンボス112f〜112iが挿通し得る逃げ穴113f〜113iが設けられたものが使用される。更に、図8〜図10に示すように、逃げ穴113f〜113iが設けられていないものが使用される。これらが選択的に使用される。
そして、図4〜図7に示すように、エンボス112f〜112iが設けられた固定側ヒンジ板112を逃げ穴113f〜113iが設けられた後側板113に固定する。その場合には、該エンボス112f〜112iを後側板113の逃げ穴113f〜113iに挿通すると共に、後側板113のガイドエンボス113b,113cを固定側ヒンジ板112のガイド長穴112b,112c内に挿入する。
そして、固定側ヒンジ板112を後側板113に当接する。そして、締結部材となるネジ121を固定側ヒンジ板112のネジ挿通用長穴112j内に挿通して後側板113のネジ孔113aに螺合締結して固定側ヒンジ板112が後側板113に固定される。
尚、図8〜図10に示すように、エンボス112f〜112iが設けられた固定側ヒンジ板112を逃げ穴113f〜113iが設けられていない後側板113に固定する。その場合には、後側板113のガイドエンボス113b,113cを固定側ヒンジ板112のガイド長穴112b,112c内に挿入して固定側ヒンジ板112のエンボス112f〜112iの端面を後側板113の取付座面113dに当接する。
そして、ネジ121を固定側ヒンジ板112のネジ挿通用長穴112j内に挿通して後側板113のネジ孔113aに螺合締結して固定側ヒンジ板112が後側板113にエンボス112f〜112iの高さ分だけ離間して固定される。
固定側ヒンジ板112に設けられるガイド長穴112b,112cは嵌合穴112dの中心軸に対して直交する方向に長手方向が配置されている。そして、後側板113に突出して設けたガイドエンボス113b,113cが該ガイド長穴112b,112c内を該ガイド長穴112b,112cの長手方向に沿って移動自在に嵌入される。固定側ヒンジ板112に設けられるネジ挿通用長穴112jは後側板113のネジ孔113aに対応する位置に設けられる。
画像形成装置100本体側の取付座面となる後側板113の取付座面113dに取り付けられる固定側ヒンジ板112の取付座面には、図6に示すように、該固定側ヒンジ板112の裏面からなる第1の座面112kを有する。更に、該第1の座面112kから突出する複数の突起部となるエンボス112f〜112iの端面からなる第2の座面112mとを有して構成されている。
固定側ヒンジ板112を取り付ける画像形成装置100本体側の取付座面となる後側板113は、図4〜図7に示すように、該固定側ヒンジ板112に設けられたエンボス112f〜112iが挿通し得る逃げ穴113f〜113iを有する。そして、該固定側ヒンジ板112の裏面からなる第1の座面112kと当接し得る第一の取付座面が設けられる。
更に、図8〜図10に示すように、該固定側ヒンジ板112に設けられたエンボス112f〜112iの端面からなる第2の座面112mと当接し得る第二の取付座面が設けられたものを有する。そして、図4〜図7に示す後側板113と、図8〜図10に示す後側板113とを選択することで、固定側ヒンジ板112の後側板113に対する取付位置となる離間位置が変更可能に構成されている。
可動側ヒンジ板114は、図2に示すように、扉101の奥側に上下に設けられた取付座面101aに締結部材となるネジ110により固定されている。
可動側ヒンジ板114には、図2、図4及び図11に示すように、扉101側の取付座面101aに設けられた第一の位置決め突起101bが嵌入される位置決め穴となる丸穴115が設けられる。更に、第二の位置決め突起101cが嵌入される位置決め長穴116が設けられる。更に、扉101側の取付座面101aに固定するネジ110を挿通するネジ挿通穴117が設けられている。
また、可動側ヒンジ板114の一端部は、図4(b)及び図11(b)に示すように、プレス加工により形成された直角の立上げ片118を有して断面L字形状に形成されている。そして、該断面L字形状の内周面に沿ってヒンジ軸119の外周面に設けた略直角の当接面119a,119bが当接されてレーザ溶接などにより固定(当接固定)されている。
可動側ヒンジ板114は、扉101に設けられた搬送ガイド板106と、従動ローラ107との位置関係において、寸法的に高精度に保ち、精度良く組み立てるため、位置決め手段としての位置決め丸穴115と、位置決め長穴116とを有している。
そして、可動側ヒンジ板114に設けられた丸穴115と長穴116を、扉101側の取付座面101aに設けられた突起101b,101cに嵌合する。そして、ネジ110を可動側ヒンジ板114に設けられたネジ挿通穴117に挿通して扉101側の取付座面101aに設けられた図示しないネジ孔に螺合締結する。これにより外装カバー108と、搬送ガイド板106と、可動側ヒンジ板114とを一体的に固定する。
ヒンジ軸119には、フランジ119cが設けられており、ヒンジ軸119の外周面に設けた略直角の当接面119a,119bとフランジ119cとを可動側ヒンジ板114の立上げ片118の3面に密着させて、レーザ溶接により一体化して精度を確保している。
例えば、ヒンジ部102,103において、可動側ヒンジ板114を嵌合により接合すると、ガタ分によって、シート搬送路81の搬送ローラ142と従動ローラ107との平行位置が変動し、従動ローラ107の付勢圧のばらつきが発生する。
前述した特許文献3の技術では、ヒンジの上軸支部と、下軸支部とが共に大きめの穴で、ここに軸部がある程度ガタを持って装着され、その後、調整ネジを用いて保持固定するように構成されている。しかし、ヒンジの穴に対してガタ分をネジにより片側に押しつけてしまうので、回動中心がガタ分だけずれてしまうという問題があった。
本実施形態では、ヒンジ軸119に略直角の当接面119a,119bとフランジ119cとを設ける。そして、可動側ヒンジ板114の立上げ片118の3面に密着させて、レーザ溶接する。これにより、ヒンジ軸119の回動中心にずれが生じることが無く、特許文献3の課題は解決される。
尚、画像形成装置100の動作中に仮にヒンジ部102,103にガタがあるとする。そして、画像形成装置100内のシート搬送路81ではシートSが搬送される。その場合、シートSを挟持している搬送ローラ142と従動ローラ107にはシートSの先端がぶつかる打突音が発生する。更に、シートSが挟持されて通過する際の摺擦音が発生する。或いは、シートSの後端が搬送ローラ142から脱出する際のショックによる抜け音が発生する。更に、シートSの後端の跳ね音等、従動ローラ107を含む扉101全体に振動や音が伝わる。場合によっては振動が増幅される。
特に仮に扉101を支持しているフック104,111やヒンジ部102,103で確実に保持されていないと、扉101全体の振動になり易い。扉101が振動すると、画像形成装置100の外部に騒音を出すだけでなく、シートSそのものの搬送振動になり、画像品質にも悪影響を及ぼす。従って、振動防止が確実に出来、扉101がしっくりと滑らかに動く精度良いヒンジ部102,103の構成が求められる。本実施形態では、このような要求を満たす画像形成装置100として構成されている。
画像形成装置100のフレーム枠体の一部である後側板113には、ネジ孔113a及び、画像形成装置100の水平方向に設けられた二つのガイドエンボス113b,113cが設けられている。ガイドエンボス113b,113cは嵌め合い寸法公差g9程度に設定された釣鐘状のエンボスである。
一方、固定側ヒンジ板112には、ガイドエンボス113b,113cに対向して水平位置調整用の二つのガイド長穴112b,112cが設けられている。ガイド長穴112b,112cは嵌め合い寸法公差H7〜H10程度の寸法精度で、ガイドエンボス113b,113cがガイド長穴112b,112c内に嵌入され、該ガイド長穴112b,112cに沿って摺動自在に取り付けられる。これにより、画像形成装置100本体の後側板113に対して固定側ヒンジ板112が精度良く姿勢を保持出来るように構成されている。
これにより、固定側ヒンジ板112は画像形成装置100の水平方向に精度良く位置決め調整が可能となる。更に、ガイド長穴112cの周縁付近には、固定側ヒンジ板112を水平方向に調整する際の目安となる目盛112uが1mm刻みで固定側ヒンジ板112の表面上に刻印されている。
本実施形態では、固定側ヒンジ板112のガイド長穴112b,112cに沿って後側板113のガイドエンボス113b,113cを摺動させる。そして、該固定側ヒンジ板112をヒンジ軸119が嵌合される嵌合穴112dの中心軸に対して直交する水平方向に後側板113に沿って位置調整が出来る。
固定側ヒンジ板112を水平方向に位置調整しても、嵌合穴112d内に回動自在に嵌合されるヒンジ軸119が画像形成装置100の垂直方向に保持され、傾斜しない構成に出来る。
本実施形態では、固定側ヒンジ板112を水平方向に位置調整してもヒンジ軸119が垂直を維持する。例えば、ヒンジ軸119が傾くと扉101側に設けられた従動ローラ107に傾きが生じる。これにより、画像形成装置100本体側のシート搬送路81に配備された搬送ローラ142と、扉101側に設けられた従動ローラ107とのニップ部が傾斜する。これにより、搬送ローラ142と、従動ローラ107とのニップ部において挟持搬送されるシートSがスキューしてしまう。本実施形態では、扉101の傾き防止という従来の課題が解決される。
固定側ヒンジ板112の片側端部で上下に設けられた軸受部112aには、可動側ヒンジ板114に設けたヒンジ軸119が嵌合する嵌合穴112dが設けられている。嵌合穴112dの中心軸は、ガイド長穴112b,112cの長手方向における中心線に対して直交する方向に設けられている。
固定側ヒンジ板112の軸受部112aの嵌合穴112dの中心軸方向の途中には、図4に示す抜止め部材となる抜止め板120を挿入可能な嵌合穴112dの中心軸方向と直交するスリット112eが設けられている。また、該スリット112eに対応するヒンジ軸119の外周面には、抜止め板120の先端部に設けられた嵌合部120cが係止し得る抜止め溝119dが設けられている。
そして、固定側ヒンジ板112の軸受部112aの嵌合穴112d内に可動側ヒンジ板114に設けたヒンジ軸119を挿入する。そして、該軸受部112aのスリット112eから抜止め板120を挿入してヒンジ軸119の抜止め溝119dに抜止め板120の嵌合部120cを嵌着して装着係止する。これにより可動側ヒンジ板114に取り付けられた扉101が画像形成装置100本体の後側板113に取り付けられた固定側ヒンジ板112に対して回動自在に取り付けられる。
本実施形態では、ヒンジ軸119に設けられた抜止め溝119dに抜止め板120が嵌合により嵌着される抜差蝶番からなるヒンジ部102,103の構成となっている。
尚、ヒンジ軸119の下端部は、嵌合穴112d内への挿入作業を行い易くするために、砲弾型や半球形、或いはC面取り形状を有して構成される。
本実施形態の可動側ヒンジ板114は、電気亜鉛メッキ鋼板をプレス加工により形成される。また、ヒンジ軸119は機械構造用炭素鋼(S45C)、快削鋼棒材(SUM)や、ステンレス鋼(SUS)等の材料をヘッダー加工により冷間鍛造で形成される。これにより、製造コストを安価にすると共に、寸法精度の安定と強度を確保することが出来る。
本実施形態の固定側ヒンジ板112は、亜鉛ダイキャスト材により鋳造加工される。これにより、扉101の重量による大きな荷重が固定側ヒンジ板112にかかっても十分に耐えられる。そして、嵌合穴112d内におけるヒンジ軸119の滑り性を確保することが出来るという亜鉛ダイキャスト特有の特性も利用出来る。
抜止め板120は、固定側ヒンジ板112の軸受部112aのスリット112eから挿入される。そして、先端部に設けられた嵌合部120cがヒンジ軸119の外周面に形成された抜止め溝119dに摺動自在に嵌合してヒンジ軸119の上下方向の位置を拘束しつつ該ヒンジ軸119が嵌合部120cに対して回動自在に係止されている。
抜止め板120の平面部120aの中央部には該平面部120aの先端部まで延長されるスリット割溝120bが設けられ、これにより該スリット割溝120bの外周部の平面部120aには弾性が付与される。これにより、ヒンジ軸119の外周面に形成された抜止め溝119dに抜止め板120の嵌合部120cが嵌合して平面部120aの弾性による締め付け力がヒンジ軸119の抜止め溝119dに作用してヒンジ軸119の嵌合穴112dからの抜け出しを防止する。
抜止め板120の片端部には平面部120aから起立して設けられた摘み部120dが設けられている。そして、摘み部120dを指で摘みつつ、固定側ヒンジ板112の軸受部112aのスリット112eに対して水平方向に挿入する。これにより、扉101の装着と位置決めを行い、或いは、摘み部120dを指で摘みつつ、固定側ヒンジ板112の軸受部112aのスリット112eに対して水平方向に引き抜くことで扉101の脱離が可能に構成される。
本実施形態のヒンジ部102,103は、図1に示す画像形成装置100のシート搬送路81を構成する扉101の開閉に適用した一例である。
本実施形態では、扉101の回動中心である上下のヒンジ部102,103のうちのヒンジ軸119の片側の何れかが該ヒンジ軸119の軸方向に沿って上方向に先に抜けるように配置してある。
画像形成装置100本体から扉101を取り外す。その際には、図4及び図11に示すように、画像形成装置100本体の後側板113に対して位置調整後にネジ121により締結された固定側ヒンジ板112を外さない。更に、図2に示すように、扉101の取付座面101aに対して位置調整後にネジ110により締結された可動側ヒンジ板114を外さない。これらの固定側ヒンジ板112や可動側ヒンジ板114を外すことなく、扉101の可動側ヒンジ板114に設けられたヒンジ軸119を該扉101と一体的にヒンジ軸119のスラスト方向(嵌合穴112dの軸方向)に持ち上げて脱離する。
また、抜止め板120は扉101の外装カバー108に対して、画像形成装置100本体の内側となる搬送ガイド板106側に配置される。これにより、扉101を開けなければ外部から抜止め板120に操作アクセス出来ないように構成される。つまり、扉101の内側から意図的に扉101を外す操作をしようとしなければ外部から抜止め板120に触れることが出来ない。これにより扉101を不用意に脱離出来ず、意図せずに扉101が開かれることもない。
また、扉101の端部の上下方向において2箇所以上にヒンジ部102,103を取り付ける。その際に、図4に示す上部側のヒンジ部102の固定側ヒンジ板112のヒンジ板上面112nと、可動側ヒンジ板114のヒンジ軸119のフランジ119cの下面とは当接して摺動する。一方、下部側のヒンジ部103の固定側ヒンジ板112のヒンジ板上面112nと、可動側ヒンジ板114のヒンジ軸119のフランジ119cの下面とは離間されている。
本実施形態において、上下のヒンジ部102,103は同一形状であるが、上下二つの固定側ヒンジ板112の間隔と、上下二つの可動側ヒンジ板114の間隔とが全く同じ間隔に設定した場合、扉101を取り外すときは比較的容易に脱離することが出来る。
しかし、扉101を装着する際には上部のヒンジ軸119と、下部のヒンジ軸119とを同時に位置出しして嵌合穴112d内に挿入する。このため、実際の作業においては上下に二箇所のヒンジ軸119を同時に位置出しして嵌合穴112d内に挿入する作業は非常に困難である。
また、扉101や後側板113が持っている寸法公差のために、組み立て精度によっては、上下に二箇所のヒンジ軸119を同時に位置出しして嵌合穴112d内に挿入することが出来なくなる場合もある。
本実施形態では、上部のヒンジ部102のヒンジ軸119の一部を嵌合穴112d内に挿入した後に、下部のヒンジ部102のヒンジ軸119を嵌合穴112d内に挿入出来る。このためには、少なくとも積み重ね公差分は下部のヒンジ部103の嵌合穴112dを下方向に逃がして構成されている。本実施形態では2mm〜4mmの範囲で下部のヒンジ部103の嵌合穴112dを下方向に逃がして構成した。
尚、上記説明では、ヒンジ軸119を可動側ヒンジ板114に固定し、嵌合穴112dを有する固定側ヒンジ板112の軸受部112aにヒンジ軸119を挿抜可能とする形態を示した。しかし、ヒンジ軸119を固定側ヒンジ板112に固定し、可動側ヒンジ板114に、ヒンジ軸119が挿入される嵌合穴を有する軸受部を設けるようにしても良い。
この場合も、固定側ヒンジ板112の一端部に断面L字形状に形成し、この断面L字形状の内周面に沿ってヒンジ軸の外周面に設けた略直角の当接面を当接させて固定する。また、本実施形態では、上下のヒンジ部102,103の何れか一方にしか抜止め板120が抜き差し出来ないようにして構成されている。これにより、作業性を向上することが出来る。
尚、抜止め部材の他の例としては、抜止め板120の代わりに線バネ加工によって形成した抜止めピンを採用し、固定側ヒンジ板112の軸受部112aのスリット112eから抜止めピンを挿入する。そして、抜止めピンの先端部に設けられた嵌合部がヒンジ軸119の外周面に形成された抜止め溝119dに摺動自在に嵌合してヒンジ軸119の上下方向の位置を拘束しつつ該ヒンジ軸119が嵌合部に対して回動自在に係止される構成でも良い。
また、抜止め部材となる抜止め板120や抜止めピンに落下防止用の図示しないフックを設け、扉101を開くときには、該フックが扉101に引っ掛かって抜止め板120や抜止めピンの落下や紛失を防止することでも良い。
図4〜図7は、後側板113に逃げ穴113f〜113iが形成された場合の固定側ヒンジ板112と後側板113との接合を説明する図である。
本実施形態では、後側板113の取付座面113dに対する固定側ヒンジ板112の取付座面の離間距離(接合高さ)が、異なる二段の離間距離(接合高さ)を選択出来るように構成したものである。図7(a)は図5及び図6に分解図で示す固定側ヒンジ板112と後側板113とを接合して組立てた状態を示す平面図であり、図7(b)は図7(a)のA−A断面図である。
画像形成装置100本体には、図1に示す画像形成部1の近傍に設けられた上扉101Xが扉101と同様に画像形成装置100の奥側で鉛直方向に配置される回動中心を中心に回動自在に設けられている。上扉101Xも扉101で用いたものと同じ構成のヒンジ部102,103を介して画像形成装置100本体に回動自在に取り付けられる。
上扉101Xを回動自在に支えるヒンジ部102を取り付けるための後側板113には、図4〜図7に示すように、固定側ヒンジ板112に設けられるエンボス112f,112g,112h,112iが挿通される逃げ穴113f〜113iが形成されている。
上扉101Xは、画像形成部1のシート搬送路にジャムしたシートSを取り除くため、或いは、中間転写ベルト31や画像形成部1のメンテナンスのために開放される。
本実施形態では、後側板113の取付座面113dに対する固定側ヒンジ板112の取付座面の離間距離(接合高さ)が、異なる二段の離間距離(接合高さ)を選択出来る。
図1の上扉101Xに用いられるヒンジ部102,103は、図4〜図7に示すように、固定側ヒンジ板112に設けられるエンボス112f,112g,112h,112iが挿通される逃げ穴113f〜113iが後側板113に形成される。そして、図7(a)に示すように、固定側ヒンジ板112の嵌合穴112dを通る中心線と後側板113の取付座面113dとは離間距離h2に設定される。
図5に示すように、後側板113の取付座面113dには、固定側ヒンジ板112に設けられたエンボス112f〜112iに対向する位置に逃げ穴113f〜113iを設ける。図7(b)に示すように、エンボス112f〜112iが逃げ穴113f〜113i内に挿通されて後側板113の取付座面113dと、固定側ヒンジ板112の第1の座面112kとが当接し、ネジ121をネジ孔113aに螺合締結することで固定される。
この際の、固定側ヒンジ板112の嵌合穴112dを通る中心線と、後側板113の取付座面113dとは離間距離h2(h2<h1)に設定される。
図4〜図7に示すように、取付座面113dに逃げ穴113f〜113iを設けた後側板113と、図8〜図12に示すように、取付座面113dに逃げ穴113f〜113iを設けない後側板113とを適宜選択する。これによって、共通に使用する固定側ヒンジ板112のエンボス112f〜112iの元部の第1の座面112kと、エンボス112f〜112iの端面からなる第2の座面112mとのうちの何れかの座面が後側板113の取付座面113dに当接する。これにより、固定側ヒンジ板112の嵌合穴112d内に挿入される可動側ヒンジ板114のヒンジ軸119の後側板113の取付座面113dからの離間距離(高さ)を選択的に設定出来る。
これにより、取付座面の高さが異なる扉に対して、共通のヒンジ部102,103を用いて対応することが可能である。
図8〜図12は、後側板113に逃げ穴113f〜113iが無い場合の固定側ヒンジ板112と後側板113との接合を説明する図である。
図8〜図12は、ヒンジ軸119が嵌合される嵌合穴112dが形成された軸受部112aを有する固定側ヒンジ板112と、後側板113との接合構成で、高い位置である第2の座面112mに後側板113を当接して接合する場合の一例である。
図8は分解斜視図を示し、図9は平面図を示す。図10(a),(b)は組立状態を示す平面図と側面図である。
図8に示すように、固定側ヒンジ板112にはガイド長穴112b,112cが設けられている。固定側ヒンジ板112の中央部にはネジ挿通用長穴112jが設けられている。ネジ挿通用長穴112jの周囲で後側板113側に対面する面の固定側ヒンジ板112の板厚方向には所定の同じ高さを有するエンボス112f,112g,112h,112iが設けられている。
図9に示すように、固定側ヒンジ板112の後側板113側に対面する取付座面には、エンボス112f〜112iの元部に第1の座面112k(固定側ヒンジ板112の裏面)が設けられる。更に、第1の座面112kから平行に突出する複数のエンボス112f,112g,112h,112iの端面同士が同一平面上に配置され、これを第2の座面112mとして形成されている。
図9は、固定側ヒンジ板112と、後側板113とを離間した状態で示している。図10では、エンボス112f,112g,112h,112iの端面からなる第2の座面112mと、後側板113の取付座面113dとが当接し、ネジ121を後側板113のネジ孔113aに螺合締結する。図10に示すように、固定側ヒンジ板112の嵌合穴112dを通る中心線と、後側板113の取付座面113dとは離間距離h1(h1>h2)に設定される。
また、本実施形態では、水平方向に固定側ヒンジ板112の取付位置を調整出来る。画像形成装置100本体側に設けられる搬送ローラ142に対して扉101側に設けられる従動ローラ107が傾かずに精度良く位置決めされる。シート搬送路81に対して真っ直ぐにシートSを搬送出来る。シート搬送の位置精度の向上が図れる。
次に図13〜図21を用いて本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
前記第1実施形態では、後側板113の取付座面113dに対する固定側ヒンジ板112の取付座面の離間距離(接合高さ)が、異なる二段の離間距離(接合高さ)を選択出来る構成とした。本実施形態では、後側板113の取付座面113dに対する固定側ヒンジ板112の取付座面の離間距離(接合高さ)が、異なる三段の離間距離(接合高さ)を選択出来る構成とした。
図14に示すように、固定側ヒンジ板112の後側板113側に対面する取付座面には、固定側ヒンジ板112の裏面からなる第1の座面112kから突出する複数の突起部となる低い高さのエンボス112f〜112iの端面からなる座面112mが設けられる。同じく第1の座面112kから突出する複数の突起部となる高い高さのエンボス112p,112q,112r,112sの端面からなる座面112tが設けられる。これらの座面112m,112tが少なくとも異なる高さで複数種類設けられた第2の座面を構成する。
尚、本実施形態では、後側板113の取付座面113dに対する固定側ヒンジ板112の取付座面の離間距離(接合高さ)が三段の離間距離を選択出来る構成の一例について説明する。これは、固定側ヒンジ板112に設けた異なる複数の高さのエンボスと、該エンボスを挿通する後側板113に設けた逃げ穴とを有して構成される。
他に、後側板113の取付座面113dに対する固定側ヒンジ板112の取付座面の離間距離(接合高さ)が、異なる三段以上の異なるn段(n=4,5,6…)の離間距離(接合高さ)を選択出来る構成とすることも可能である。
固定側ヒンジ板112に設けられた突起部となる高さの異なる複数のエンボスを多段に設け、夫々のエンボスは異なる複数の高さを設けて、同一の高さのエンボスの端面により形成される平面をそれぞれの座面として構成する。更に、それらのエンボスを挿通し得る逃げ穴を後側板113の取付座面113dに適宜設ける。
図13及び図14は後側板113の取付座面113dに低いエンボス112f〜112i及び高いエンボス112p〜112sを挿通し得る逃げ穴を有さない場合の構成を示す。図13は分解斜視図、図14は平面図である。図15(a)は、図13及び図14の分解図で示した固定側ヒンジ板112と後側板113との組立状態を示す平面図である。図15(b)は図15(a)のB−B断面図である。
図16及び図17は後側板113の取付座面113dに高いエンボス112p〜112sを挿通し得る逃げ穴113p,113q,113r,113sを設けた場合の構成を示す。図16は分解斜視図、図17は平面図である。図18(a)は、図16及び図17の分解図で示した固定側ヒンジ板112と後側板113との組立状態を示す平面図である。図18(b)は図18(a)のD−D断面図である。
図19〜図21は後側板113の取付座面113dに低いエンボス112f〜112i及び高いエンボス112p〜112sを挿通し得る逃げ穴113f〜113i及び113p〜113sを設けた場合の構成を示す。図19は分解斜視図、図20は平面図である。図21(a)は、図19及び図20の分解図で示した固定側ヒンジ板112と後側板113との組立状態を示す平面図である。図21(b)は図21(a)のE−E断面図である。
図13〜図15において、固定側ヒンジ板112には、可動側ヒンジ板114に設けられるヒンジ軸119が嵌合される嵌合穴112dが形成された軸受部112aが設けられる。更に、嵌合穴112dの軸方向に対して直交する方向に長手方向が配置されたガイド長穴112b,112cが同一直線上に並んで形成されている。更に、ネジ121が挿入されるネジ挿通用長穴112jが設けられている。
本実施形態では、固定側ヒンジ板112の後側板113に対面する側の表面に該固定側ヒンジ板112の板厚方向の高さが異なる複数の突起部となる低いエンボス112f〜112iと、高いエンボス112p〜112sとが設けられている。そして、後側板113の取付座面113dに対する固定側ヒンジ板112の取付座面が、低いエンボス112f〜112iの端面からなる座面112mと、高いエンボス112p〜112sの端面からなる座面112tとの異なる高さの二段階で選択出来る。
図13及び図14に示すように、固定側ヒンジ板112の後側板113に対面する側の表面に設けられたエンボス112f〜112i,112p〜112sの元部には第1の座面112k(固定側ヒンジ板112の裏面)が設けられる。第1の座面112kには、ネジ挿通用長穴112jの周囲八方向に該第1の座面112kから突出するエンボス112f〜112i,112p〜112sが設けられている。
第1の座面112kから平行に突出する複数の低いエンボス112f〜112iの端面同士が同一平面上にネジ挿通用長穴112jの周囲四方向に配置され、これを第2の座面112mとして形成されている。
第1の座面112kから平行に突出する複数の高いエンボス112p〜112sの端面同士が同一平面上にネジ挿通用長穴112jの周囲で低いエンボス112f〜112iの間の四方向に配置され、これを第3の座面112tとして形成されている。
後側板113には、ガイドエンボス113b,113cが画像形成装置100本体の水平方向に配置される。固定側ヒンジ板112のガイド長穴112b,112c内にガイドエンボス113b,113cが嵌入されて該ガイド長穴112b,112cに沿って移動可能に嵌合されている。
ネジ121は、固定側ヒンジ板112に設けられたネジ挿通用長穴112jに挿通され、後側板113に設けられたネジ孔113aに螺合締結される。これにより、固定側ヒンジ板112を後側板113に締結固定することが出来る。
図13〜図15に示す構成では、後側板113の取付座面113dにエンボス112f〜112i,112p〜112sが挿通し得る逃げ穴を有さない。この構成では、図15(b)に示すように、該後側板113の取付座面113dには高いエンボス112p〜112sの端面からなる第3の座面112tが当接する。このため、固定側ヒンジ板112の軸受部112aに形成された嵌合穴112dの中心軸と、後側板113の取付座面113dとは、図15(a)に示す離間距離h2に設定される。
図16〜図18は、後側板113の取付座面113dに高いエンボス112p〜112sのみが挿通し得る逃げ穴113p〜113sを有する構成を示す。
固定側ヒンジ板112には、可動側ヒンジ板114に設けられるヒンジ軸119が嵌合される嵌合穴112dの中心軸に対して直交する方向に長手方向が配置されたガイド長穴112b,112cが同一直線上に並んで設けられている。更に、ネジ121が挿通されるネジ挿通用長穴112jが設けられている。
固定側ヒンジ板112の第1の座面112kには、ネジ挿通用長穴112jの周囲八方向に該第1の座面112kから突出するエンボス112f〜112i,112p〜112sが設けられている。
一方、後側板113には、ガイドエンボス113b,113cが画像形成装置100本体の水平方向に配置される。固定側ヒンジ板112のガイド長穴112b,112c内にガイドエンボス113b,113cが嵌入されて該ガイド長穴112b,112cに沿って移動可能に嵌合されている。
更に、後側板113には、固定側ヒンジ板112に設けられた高いエンボス112p〜112sに対応する位置に該高いエンボス112p〜112sが挿通し得る逃げ穴113p〜113sが設けられている。
ネジ121は、固定側ヒンジ板112に設けられたネジ挿通用長穴112jに挿通され、後側板113に設けられたネジ孔113aに螺合締結される。これにより、固定側ヒンジ板112を後側板113に締結固定することが出来る。
図16〜図18に示すように、後側板113の取付座面113dに高いエンボス112p〜112sのみが挿通し得る逃げ穴113p〜113sを有する構成では、高いエンボス112p〜112sが逃げ穴113p〜113sに貫通して逃げる。
従って、図18(b)に示すように、後側板113の取付座面113dには低いエンボス112f〜112iの端面からなる第2の座面112mが当接する。このため、固定側ヒンジ板112の軸受部112aに形成された嵌合穴112dの中心軸と、後側板113の取付座面113dとは、図18(a)に示す離間距離h3(h3<h2)に設定される。
図19〜図21は、後側板113の取付座面113dに高いエンボス112p〜112sと、低いエンボス112f〜112iとがそれぞれ挿通し得る逃げ穴113p〜113s,113f〜113iを有する構成を示す。
固定側ヒンジ板112には、可動側ヒンジ板114に設けられるヒンジ軸119が嵌合される嵌合穴112dの中心軸に対して直交する方向に長手方向が配置されたガイド長穴112b,112cが同一直線上に並んで設けられている。更に、ネジ121が挿通されるネジ挿通用長穴112jが設けられている。
固定側ヒンジ板112の第1の座面112kには、ネジ挿通用長穴112jの周囲八方向に該第1の座面112kから突出するエンボス112f〜112i,112p〜112sが設けられている。
一方、後側板113には、ガイドエンボス113b,113cが画像形成装置100本体の水平方向に配置される。固定側ヒンジ板112のガイド長穴112b,112c内にガイドエンボス113b,113cが嵌入されて該ガイド長穴112b,112cに沿って移動可能に嵌合されている。
更に、後側板113には、固定側ヒンジ板112に設けられた高いエンボス112p〜112sに対応する位置に該高いエンボス112p〜112sが挿通し得る逃げ穴113p〜113sが設けられている。更に、後側板113には、固定側ヒンジ板112に設けられた低いエンボス112f〜112iに対応する位置に該低いエンボス112f〜112iが挿通し得る逃げ穴113f〜113iが設けられている。
ネジ121は、固定側ヒンジ板112に設けられたネジ挿通用長穴112jに挿通され、後側板113に設けられたネジ孔113aに螺合締結される。これにより、固定側ヒンジ板112を後側板113に締結固定することが出来る。
図19〜図21に示す構成では、後側板113の取付座面113dに高いエンボス112p〜112sと、低いエンボス112f〜112iとがそれぞれ挿通し得る逃げ穴113p〜113s,113f〜113iを有する。この構成では、高いエンボス112p〜112sと、低いエンボス112f〜112iとがそれぞれ逃げ穴113p〜113s,113f〜113iに貫通して逃げる。
従って、図21(b)に示すように、後側板113の取付座面113dには固定側ヒンジ板112の第1の座面112kが当接する。このため、固定側ヒンジ板112の軸受部112aに形成された嵌合穴112dの中心軸と、後側板113の取付座面113dとは、図21(a)に示す離間距離h4(h4<h3<h2)に設定される。
本実施形態では、図1に示す扉101が、図13〜図15に示した後側板113の取付座面113dにエンボス112f〜112i,112p〜112sが挿通し得る逃げ穴を有さない。この構成で、固定側ヒンジ板112の軸受部112aに形成された嵌合穴112dの中心軸と、後側板113の取付座面113dとは、図15(a)に示す離間距離h2(h2>h3>h4)に設定される。
また、図1に示す上扉101Xが、図16〜図18に示した後側板113の取付座面113dに高いエンボス112p〜112sのみが挿通し得る逃げ穴113p〜113sを有する。この構成で、固定側ヒンジ板112の軸受部112aに形成された嵌合穴112dの中心軸と、後側板113の取付座面113dとは、図18(a)に示す離間距離h3(h2>h3>h4)に設定される。
また、図1に示す反転扉101Rが、図19〜図21に示した後側板113の取付座面113dに高いエンボス112p〜112sと、低いエンボス112f〜112iとがそれぞれ挿通し得る逃げ穴113p〜113s,113f〜113iを有する。この構成で、固定側ヒンジ板112の軸受部112aに形成された嵌合穴112dの中心軸と、後側板113の取付座面113dとは、図21(a)に示す離間距離h4(h2>h3>h4)に設定される。図1に示す反転扉101Rは、画像形成装置100の手前側に上下方向に設けられた回動中心を中心にして回動されることで上下方向に延びた反転搬送路2を開放する。
更に他の構成として、前記各実施形態と同様に、図2に示す扉101側に固定される可動側ヒンジ板114の取付座面にも突出高さの異なる複数の突起部となるエンボスを設けて段差を設けることが可能である。板金プレスの場合、半抜きエンボス加工、或いは絞り加工等によりネジ穴の周辺にエンボスを配置して前記各実施形態と同様に高さの異なる平行な突起面を加工することが可能である。
この場合、扉101側の可動側ヒンジ板114の取付座面と、画像形成装置100本体側の固定側ヒンジ板112の取付座面との個別部品の組み合わせとなる。これにより、双方のエンボスの異なる高さの数の積(例:固定側ヒンジ板112は3段×可動側ヒンジ板114は2段=合計で6段)のように組み合わせが増える。そのため、画像形成装置100に複数設けられる扉の高さが異なる段差に応じて柔軟な対応が可能となり、標準化、汎用化が行える。他の構成は、前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来る。
100 …画像形成装置
101 …扉
112 …固定側ヒンジ板
112f〜112i …エンボス(突起部)
112k …第1の座面
112m …第2の座面
113 …後側板
113d …取付座面
113f〜113i …逃げ穴

Claims (7)

  1. 扉がヒンジ部を介して開閉可能に設けられる画像形成装置において、
    画像形成装置本体側の取付座面に取り付けられる固定側ヒンジ板の取付座面に、第1の座面と、前記第1の座面から突出する複数の突起部の端面からなる第2の座面と、を設け、
    前記固定側ヒンジ板を取り付ける画像形成装置本体側の取付座面としての、前記突起部が挿通し得る逃げ穴を有して前記第1の座面と当接し得る第一の取付座面と、前記突起部の端面からなる第2の座面と当接し得る第二の取付座面とに選択的に前記固定側ヒンジ板を取り付け可能に構成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の座面は、前記第1の座面から突出する複数の突起部の端面が、少なくとも異なる高さで複数種類設けられたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記固定側ヒンジ板と前記扉側に設けられる可動側ヒンジ板との一方のヒンジ板に設けられるヒンジ軸が脱着可能に嵌合される嵌合穴を有する軸受部が、他方のヒンジ板に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置本体側の取付座面には、ネジ孔と、複数のガイドエンボスが設けられ、
    前記固定側ヒンジ板には、
    前記嵌合穴の中心軸に対して直交する方向に長手方向が設定され、前記ガイドエンボスが嵌入されるガイド長穴と、
    前記ネジ孔に対応するネジ挿通用長穴と、
    が設けられる、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記軸受部の嵌合穴の軸方向の途中に該嵌合穴の軸方向と直交するスリットが設けられ、該スリットから抜止め部材を装着して、前記ヒンジ軸に設けられた溝に嵌着し得ることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記固定側ヒンジ板と前記可動側ヒンジ板の一方のヒンジ板の一端部を断面L字形状として、該L字形状の内周面に沿って、前記ヒンジ軸の外周面に設けた略直角の当接面を当接固定したことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記扉が上下のヒンジ部を介して前記画像形成装置本体に対して開閉可能に設けられ、
    前記上下のヒンジ部の前記ヒンジ軸の片側の何れかが上方向に先に抜けるように前記固定側ヒンジ板及び前記可動側ヒンジ板を前記画像形成装置本体側の取付座面及び前記扉側の取付座面に固定し、
    前記画像形成装置本体から前記扉を取り外す際には、前記扉を前記ヒンジ軸に沿って上方向にずらして脱離することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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