JP5101385B2 - シート分離機構、これを備えた定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1)前記定着回転体の前記外周面のうちの、前記定着ニップ部よりも回転方向下流側に位置する部分の母線に対してギャップを介して対向する分離辺を有するシート分離板と、
(2)基端側の揺動中心が前記フレームによって支持され、前記シート分離板を保持する先端側が前記定着回転体の外周面に対する接離方向に揺動可能な取付ベースと、
(3)前記取付ベースの先端側における前記母線方向の一方の端部に螺合され、先端を前記定着回転体と同軸の第1部材に当接させた状態で正逆回転されることで、前記シート分離板の前記母線方向一方側における前記ギャップを増減させる第1調整ねじと、
(4)前記取付ベースの先端側における前記母線方向の他方の端部に螺合され、先端を前記定着回転体と同軸の第2部材に当接させた状態で正逆回転されることで、前記シート分離板の前記母線方向他方側における前記ギャップを増減させる第2調整ねじと、
(5)前記取付ベースを付勢して、前記第1調整ねじの先端及び前記第2調整ねじの先端を前記第1部材及び第2部材にそれぞれ当接させる付勢部材と、
(6)前記定着フレームに形成されるとともに前記取付ベースの基端側における前記母線方向の一方の端部から外側に延びる第1軸部を回転可能に支持する円形の第1支持部と、
(7)前記定着フレームに形成されるとともに前記取付ベースの基端側における前記母線方向の他方の端部から外側に延びる第2軸部を回転可能でかつ前記ギャップの増減方向に移動可能に支持する溝状の第2支持部と、を備える、
ことを特徴としている。
図1〜図9を参照して、本発明に係る画像形成装置1、定着装置、シート分離機構50について説明する。このうち、図1は、画像形成装置1全体を、その前側左斜め上方から見た斜視図である。図2は、左側から見た画像形成装置1の内部の構造を模式的に示す図である。図3は、定着ローラ42及びシート分離機構50の全体を、前側左斜め上方から見た斜視図である。図4は、シート分離機構50を左側から見た図である。図5は、図4のシート分離機構50を拡大して示す図である。図6は、右側のシート分離機構50を、前側左斜め上方から見た斜視図である。図7は、右側のシート分離機構50を、前側左斜め上方から見た斜視図である。図8は、左側のシート分離機構を、左側前斜め上方から見た斜視図である。図9は、シート分離機構50を、右側前斜め上方から見て模式的に示す斜視図である。
図1,図2を参照して、画像形成装置1の概略を説明する。ここで、画像形成装置1としては、複写機,ファクシミリ,プリンタ,及びこれらの複合機等があげられるが、以下の説明では、画像形成装置1がプリンタである場合を例に説明する。なお、これらの図に示す画像形成装置1は、電子写真方式、中間転写方式、タンデム方式を採用した、4色フルカラーの画像形成装置1である。
図2に示すように定着装置35は、定着ローラ(定着回転体)42と、加圧ローラ(加圧回転体)43と、シート分離機構51とを備えている。このうち、定着ローラ42は、図3に示すように、板金で形成されたフレーム58によって支持されている。フレーム58は、左右方向に延設されたメインフレーム60と、この右端側及び左端側にそれぞれ配設された右フレーム61及び左フレーム62とを有している。メインフレーム60は、図4に示すように、垂直部60aと、この垂直部60aの上側及び下側において前方に向けて屈曲された水平部60b,60cとを有している。このメインフレーム60の右端に右フレーム61が固定され、また、左端に左フレーム62が固定されている。
シート分離機構50は、シートを分離するシート分離板51と、このシート分離板51に保持する取付ベース52と、この取付ベース52に螺合された第1調整ねじ53及び第2調整ねじ54と、取付ベース52を付勢する捩りコイルばね(付勢部材)55と、取付ベース52を支持する第1支持部56及び第2支持部57とを備えている。
Claims (7)
- 定着フレームによって回動自在に支持された定着回転体と加圧回転体との間に形成されて母線方向に延びる定着ニップ部を通過する際に、加熱・加圧されて表面にトナー像が定着されたシートを、前記定着回転体の外周面から分離するシート分離機構において、
前記定着回転体の前記外周面のうちの、前記定着ニップ部よりも回転方向下流側に位置する部分の母線に対してギャップを介して対向する分離辺を有するシート分離板と、
基端側の揺動中心が前記フレームによって支持され、前記シート分離板を保持する先端側が前記定着回転体の外周面に対する接離方向に揺動可能な取付ベースと、
前記取付ベースの先端側における前記母線方向の一方の端部に螺合され、先端を前記定着回転体と同軸の第1部材に当接させた状態で正逆回転されることで、前記シート分離板の前記母線方向一方側における前記ギャップを増減させる第1調整ねじと、
前記取付ベースの先端側における前記母線方向の他方の端部に螺合され、先端を前記定着回転体と同軸の第2部材に当接させた状態で正逆回転されることで、前記シート分離板の前記母線方向他方側における前記ギャップを増減させる第2調整ねじと、
前記取付ベースを付勢して、前記第1調整ねじの先端及び前記第2調整ねじの先端を前記第1部材及び第2部材にそれぞれ当接させる付勢部材と、
前記定着フレームに形成されるとともに前記取付ベースの基端側における前記母線方向の一方の端部から外側に延びる第1軸部を回転可能に支持する円形の第1支持部と、
前記定着フレームに形成されるとともに前記取付ベースの基端側における前記母線方向の他方の端部から外側に延びる第2軸部を回転可能でかつ前記ギャップの増減方向に移動可能に支持する溝状の第2支持部と、を備える、
ことを特徴とするシート分離機構。 - 前記第1部材及び前記第2部材は、前記定着回転体における前記母線方向両端部をそれぞれ内周面において回転自在に支持するとともに外周面が前記定着フレームに嵌合される軸受部材であり、
前記第1調整ねじ及び前記第2調整ねじは、それぞれの先端を前記軸受部材の前記外周面に当接させる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート分離機構。 - 前記軸受部材は、ボールベアリングであり、
前記定着回転体における前記母線方向両端部をそれぞれインナーレースの前記内周面において嵌合するとともに、アウターレースの外周面が前記定着フレームに嵌合され、
前記第1調整ねじ及び前記第2調整ねじは、それぞれの先端を前記アウターレースの前記外周面に当接させる、
ことを特徴とする請求項2に記載のシート分離機構。 - 前記シート分離板が、前記定着回転体の回転方向に対してカウンタ方向となるように前記取付ベースに取り付けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート分離機構。 - 前記第1支持部の中心と前記シート分離板の前記分離辺に対向する前記母線とを結ぶ直線が、前記母線における接線方向を向いている、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート分離機構。 - 定着回転体と前記定着回転体に当接されて前記定着回転体との間に母線方向に延びる定着ニップ部を形成する加圧回転体とを備えた定着装置において、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート分離機構を備える、
ことを特徴とする定着装置。 - シートを搬送するシート搬送部と、前記シート搬送部から供給されたシートにトナー像を形成する画像形成部と、前記トナー像を加熱・加圧してシートに定着させる定着装置とを備えた画像形成装置において、
前記定着装置が、請求項6に記載の定着装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2008112208A JP5101385B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | シート分離機構、これを備えた定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008112208A JP5101385B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | シート分離機構、これを備えた定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置 |
Publications (2)
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JP2009265214A JP2009265214A (ja) | 2009-11-12 |
JP5101385B2 true JP5101385B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=41391181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008112208A Active JP5101385B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | シート分離機構、これを備えた定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置 |
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2008
- 2008-04-23 JP JP2008112208A patent/JP5101385B2/ja active Active
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