JP2013129402A - 自動車ドアのシール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グラスラン4の中空状シール部13にスリット17が設けられているケースにおいて、リテーナ5によるグラスラン4の保持の安定性を高める。
【解決手段】リテーナ5の一対の係合部22a,22bを中空状シール部13のベース部16に両側から係合させるとともに、リテーナ5の係合部22a,22b間に設けた突部26をベース部16のスリット17に嵌合させる。
【選択図】図7

Description

本発明は自動車ドアのシール装置に関する。
図1に示す自動車のフロントドアでは、昇降ガラス1の前側にサイドパネル2として固定ガラスが設けられている。そのようなサイドパネル2は、ミラーベースとして利用されることもあり、コーナーブラケットとも称されている。図示は省略するが、リヤドアにあっても、昇降ガラスの後側にサイドパネルが設けられることがある。サイドパネルはガラス製とされる他、金属製或いは樹脂製とされることもある。
上記フロントドアには、昇降ガラス1の昇降自在に保持するとともに、昇降ガラス1とサイドパネル2との隙間をシールするために、リテーナ5が固定され、このリテーナ5にグラスランが組み付けられている。このリテーナ5及びグラスランは、ドアのベルトラインLの下方からベルトラインLを越えてフロントピラー付近まで延びている。
図2はグラスラン4の一例を示す。上端の第1部分4aは、ドア閉時にフロントピラー側ウェザストリップと弾接する当接部6を有し、この第1部分4aに続く第2部分4bは、昇降ガラス1とサイドパネル2との隙間をシールすべく、例えば、図3に示す中空状になっている。また、第3部分4cは、リテーナ3に対する係合部7を有し、第4部分4dは、昇降ガラス1を昇降自在に保持すべく、例えば図4に示す断面略コ字状になっている。
このように、グラスラン4は、その各部の形状が相違するため、その成形には例えば予め成形済みの部分品を金型にセットして連結させるインサート成形法が採用されている。第2部分4b及び第4部分4dを押出成形し、これらを成形型にセットして第1部分4a及び第3部分4cをインジェクション又はトランスファーによる金型成形することにより、第1部分4aから第4部分4dが一体になったグラスラン4を得るという方法である。
ここに、上記第2部分4bを含めて第1部分4aから第3部分4cまで部分を一気に型成形することも従来より試みられている。その場合、第2部分4bは中空状になっているため、中芯(中子)が必要になり、この中芯を抜き取るためのスリットを第2部分4bの全長にわたって設けなければならない。しかし、第2部分4bに設けられた中芯抜きスリットが開いたままであれば、リテーナによる当該グラスランの保持が不安定になり、また、ドアガラスに対するシール性も悪くなる。そのため、中芯抜きスリットを接着剤で塞ぐこともなされているが、接着部に力が加わったときにその接着が外れる可能性があり、また、接着剤の経年劣化も懸念され、必ずしも有効なスリット対策ではない。
これに対して、特許文献1には、長手方向に延びる切れ目を有する中空状ウェザストリップの内部に、その切れ目から中空パッドを挿入して切れ目を接着剤で塞ぐこと、また、切れ目の幅が広いときは中空パッドの基部を切れ目に嵌めた状態にすることが記載されている。上記切れ目は、特許文献1には明記されていないが、上述の中芯抜きスリットであると考えられる。
実開平3−5625号公報
上記特許文献1に記載された提案によれば、中空パッドによってグラスランの剛性を高めることができるため、スリットを接着する場合でも、その接着が外れる可能性が少なくなると考えられる。また、中空パッドの基部をスリットに嵌めるケースでは、グラスランのリテーナに対する保持性がその中空パッドの嵌め込みによって高まると考えられる。しかし、スリットによるグラスランの保持性やシール性の低下を防止するために、別体のパッドが必要になるという問題がある。
そこで、本発明は、グラスランの中空状シール部に長手方向に延びるスリットが設けられているケースにおいて、上述の如きパッドを用いることなく、リテーナによるグラスランの保持の安定性を高め、シール性を確保する。
本発明は、上記課題を解決するために、リテーナを利用してグラスランのスリットを塞ぐようにした。
すなわち、ここに開示するドアウインド部を昇降する昇降ガラスと、そのドアウインド部に固定して設けられたサイドパネルとを有する自動車ドアのシール装置は、
上記サイドパネルに固定されたリテーナと、該リテーナに保持されたグラスランとを備え、
上記グラスランは、上記昇降ガラスに室内側から当接する当接部と、該当接部の背部に設けられたベース部とを備えてなる中空状シール部を有し、そのベース部にグラスラン長手方向に延びるスリットが形成されており、
上記リテーナは、上記ベース部の背部に沿って広がるリテーナ本体部と、該リテーナ本体部に設けられ上記ベース部にその両側から係合する一対の係合部と、該両係合部間において上記リテーナ本体部より室外側に突出し上記ベース部のスリットに嵌合する突部とを備え、
上記ベース部に両側から係合する一対の係合部と上記スリットに嵌合する突部とによって、上記ベース部が上記リテーナに保持され、
上記グラスランと上記リテーナの突部とによってグラスラン長手方向に延びる閉断面の中空部が構成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様では、上記グラスランは、上記ドアのベルトラインよりも下側の部位から上方へ延びるグラスラン上部と、上記ベルトラインよりも下側の部位から下方に延びるグラスラン下部とが一体になったものであり、
上記グラスラン上部が上記ベース部にスリットを有する中空状シール部を有し、
上記グラスラン下部はチャンネル状に形成されており、
上記リテーナの突部は、上記グラスラン上部から上記グラスラン下部にわたって連続して延びており、
上記グラスラン上部においては、上記リテーナの突部が上記ベース部のスリットに嵌合し、上記グラスラン下部においては、上記リテーナの突部の先端面が該グラスラン下部の室内側の面に当接している。
本発明の好ましい態様では、上記グラスラン上部のベース部は、その中央が上記グラスラン下部の室内側の面よりも室内側に膨出し、該ベース部の膨出部に上記突部が嵌合する上記スリットが形成されている。
本発明の好ましい態様では、上記リテーナの突部は、上記リテーナ本体部より室外側に突出した脚部と、該脚部に支持されて両側に張り出した張出し部とを備えた断面略T字状に形成されており、該張出し部の両側縁部が上記ベース部のスリットに嵌合している。
本発明によれば、リテーナの一対の係合部が中空状シール部のベース部に両側から係合しているとともに、リテーナの両係合部間に設けられた突部がベース部のスリットに嵌合しているから、この突部は単にスリットを塞いでいるだけでなく、両側の係合部と相俟ってベース部を保持する機能を果たしている。すなわち、このベース部は、上記突部と一対の係合部とによって2箇所が保持されていることになる。よって、スリットを幅広に形成した場合でも、さらには中空状シール部の長手方向に広い範囲にわたって形成した場合でも、リテーナによるグラスランの保持が確実になって安定した保持状態が得られるとともに、このリテーナの突部がグラスランと共に閉断面の中空部を形成しているから、昇降ガラスとサイドパネルとの間のシール性が良くなる。
上記グラスランを型成形する場合には、中空状シール部の中空部成形用の中芯を上記スリットから抜き取ることになるが、上述の如く、リテーナによるグラスランの保持性及びシール性を損なうことなく、スリットを幅広に、さらには広範囲にわたって形成することができるから、中芯の抜き取りが容易になる。
グラスラン上部が上記スリットを有する中空状シール部を有し、グラスラン下部がチャンネル状に形成され、リテーナの突部がグラスラン上部からグラスラン下部にわたるように連続して延び、グラスラン上部においては上記突部がスリットに嵌合し、グラスラン下部においては上記突部の先端面がグラスラン下部の室内側の面に当接しているケースでは、リテーナの突部がグラスラン下部ではチャンネル形状を保持するサポート機能を果たすことになる。よって、リテーナに上部から下部にわたって連続して設けられた突部の有効利用が図れる。
すなわち、リテーナを押出成形する場合、リテーナの全長にわたって突部が形成されることになる。そこで、リテーナの上部の突部はグラスラン上部のスリットに嵌合させてグラスランの保持性及びシール性の向上に利用し、リテーナの下部の突部はグラスラン下部に当接させて該グラスラン下部のサポートに利用するものである。
グラスラン上部のベース部の中央をグラスラン下部の室内側の面よりもさらに室内側に膨出させ、該膨出部に上記スリットを形成して上記突部を嵌合させるケースでは、リテーナの押出成形によって突部の突出高さが全長にわたって一定になるときであっても、リテーナの上部では突部をスリットに嵌合させる一方、リテーナの下部では突部をグラスラン下部の室内側の面に当接させることができる。また、ベース部の室内側に膨出した部分にスリットが形成されているから、スリットへの突部の嵌め込み作業が容易になる。
リテーナの突部が、リテーナ本体部より室外側に突出した脚部と、該脚部に支持されて両側に張り出した張出し部とを備えた断面略T字状に形成されており、該張出し部の両側縁部が上記ベース部のスリットに嵌合しているケースでは、脚部が張出し部よりも幅狭になっているから、突部をその根本からスリットに匹敵する幅で突出させるケースに比べて、リテーナの軽量化に有利になる。しかも、突部の張出し部がリテーナ本体部から離れているから、ベース部とリテーナ本体部との間にゆとりが得られ、仮にリテーナとグラスランとの間で寸法誤差があっても、張出し部をベース部のスリットに嵌めやすくなる。
自動車のドアを示す側面図である。 従来のグラスランを示す一部省略した正面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 本発明に係る自動車のドア構造を示す斜視図である。 本発明に係るグラスランを示す一部省略した正面図である。 図5のC−C線断面図である。 図5のD−D線断面図である。 本発明に係るリテーナの一部を示す斜視図である。 本発明に係るグラスランの上部と下部との関係(ベース部の膨出状態)を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図5は実施形態に係る自動車のフロントドアの構造を示す。同図において、1は昇降ガラス、2は昇降ガラス1の前側に設けられた固定のサイドパネル、3はドアインナパネルである。昇降ガラス1の昇降のために、その前側(サイドパネル2側)に弾性材よりなるグラスラン4と、該グラスラン4を保持する金属製又は樹脂製のリテーナ5とが設けられている。図5はドアアウタパネルを除いて室外側からドアの前部を視た図である。
<グラスラン>
グラスラン4は、型成形されたグラスラン上部11と押出成形されたグラスラン下部12とが一体になったものである。グラスラン上部11はドアベルトライン(ドアインナパネル3の上縁ライン)Lよりも下側の部位からベルトラインLを越えて上方へ延びている。図5では、グラスラン上部11を中間で切断した状態で示しているが、グラスラン上部11は図1に示すフロントピラー8まで延びている。グラスラン下部12は、グラスラン上部11の下端から、昇降ガラス1が下降端に位置するときの該昇降ガラス1の下端付近まで延びている。
図6に示すように、グラスラン上部11は、ドア閉時にフロントピラー部のウェザストリップと弾接しシールする当接部6を上端部に備え、下端部にリテーナ5との係合部7a,7bを備えている。すなわち、本実施形態のグラスラン上部11は、先の図2に示すグラスラン4と対比すると、その第1部4aから第3部4cまでが型成形によって形成されていることになる。また、グラスラン下部12は図2に示すグラスラン4の第4部4dに相当する。
図7(図5のC−C線断面図)に示すように、グラスラン上部11は、昇降ガラス1とサイドパネル2との隙間を室内側のみからシールする。そのために、グラスラン上部11は、昇降ガラス1に室内側から当接する中空状シール部13とシールリップ14とを備えている。中空状シール部13は、昇降ガラスに当接する当接部15と、この当接部15の背部に設けられた略前後方向に広がるベース部16とを備えてなる。シールリップ14は、ベース部16の車両後側(昇降ガラス11側)の側縁より室外側に折り返されて形成されている。昇降ガラス1が昇降するときは、この昇降ガラス1のサイドパネル2側の側縁がシール部13に摺接し、昇降ガラス1の側縁近傍の室内側の面がシールリップ14に摺接する。
リテーナ5によるグラスラン上部11の保持のために、ベース部16の両側部にはグラスラン長手方向に延びる係合溝16a,16bが形成され、さらに、ベース部16の中央部にはグラスラン長手方向に延びるスリット17が形成されている。ベース部16のスリット17を存して相対する面にはグラスラン長手方向に延びる係合溝16c,16dが形成されている。
図8(図5のD−D線断面図)に示すように、グラスラン下部12は、昇降ガラス1の側縁部を室内側及び室外側から挟み、該昇降ガラス1の昇降をガイドする。そのために、グラスラン下部12は、昇降ガラス1側に向かって開口したチャンネル状のベース部18と、このベース部18の室内側及び室外側の両開口縁より各々内側に折り返されたリップ部19,20とを備えている。昇降ガラス1は、その側縁部の室内側及び室外側の面がリップ部19,20を摺接して昇降する。
リテーナ5によるグラスラン下部12の保持のために、ベース部18の室内側の両側部にはグラスラン長手方向に延びる係合溝18a,18bが形成され、ベース部18の室外側の部分には、各々グラスラン長手方向に延びる段部18c及び突起18dが設けられている。
<リテーナ5>
リテーナ5は、図5に示すように、グラスラン4に対応して、サイドパネル2の上端付近から、昇降ガラス11が下降端に位置するときの該昇降ガラス11の下端付近まで延びている。リテーナ5の一側部(サイドパネル2側)には、サイドパネル2及びドアインナパネル3に固定される固定部21がリテーナ長手方向の全長にわたって設けられている。
リテーナ5の上部(グラスラン上部11の係合部7aより上側)には、グラスラン保持部としては、グラスラン上部11を室内側から保持するインナ部(リテーナ本体部)22のみが設けられている。図7に示すように、インナ部22は、グラスラン上部11のベース部16に沿って略前後方向に広がり、その両側縁にベース部16に両側から係合するリテーナ長手方向に延びる係合部22a,22bが設けられている。この係合部22a,22bは、インナ部22の両側縁において相対するように突出していて、ベース部16の両側の係合溝16a,16bに係合している。
リテーナ5の下部には、図5に示すように、グラスラン保持部としては、上記リテーナ5の上部のインナ部22に続いて下方へ延び、グラスラン下部12を室内側から保持するインナ部(リテーナ本体部)23と、グラスラン下部12を室外側から保持するアウタ部24とが設けられている。図8に示すように、このインナ部23とアウタ部24とが昇降ガラス1側に向かって開口したチャンネル状のグラスラン保持部を形成している。
リテーナ5の下部のインナ部23は、上部のインナ部22と同じ断面形状を有する。すなわち、インナ部23は、グラスラン下部12のベース部18の室内側の側壁18eに沿って略前後方向に広がり、その両側縁にベース部18に両側から係合するリテーナ長手方向に延びる係合部23a,23bが設けられている。この係合部23a,23bは、インナ部23の両側縁において相対するように突出していて、ベース部18の両側の係合溝18a,18bに係合している。
リテーナ5の下部のアウタ部24は、ベース部18の室外側の側壁18fに沿って略前後方向に広がり、ベース部18の段部18cに係合する突起24aと、ベース部18の突起18dに係合する段部24bが設けられている。突起24a及び段部24bはリテーナ長手方向に延びている。
<リテーナ5の突部>
図5及び図9に示すように、リテーナ5には、その上部のインナ部22の係合部22a,22b間及び下部のインナ部23の係合部23a,23bをリテーナ長手方向に全長にわたって連続して延びる突部26が設けられている。ここに、係合部22aと係合部23aとは切れ目なく連続し、係合部22bと係合部23bとに関しても切れ目なく連続している。図7及び図8に示すように、突部26は、室外側に突出した脚部26aと、脚部26aに支持されて両側に張り出した張出し部26bとを備えた断面略T字状に形成されており、且つ全長にわたって一定の突出高さに形成されている。
グラスラン上部11においては、図7に示すように、上記突部26の張出し部26bがベース部16のスリット17に嵌まっている。すなわち、張出し部26bの両側縁部がベース部16のスリット17を存して相対する係合溝16c,16dに嵌合している。グラスラン下部12においては、図8に示すように、上記突部26の先端面、すなわち、張出し部26bの室外側の面がチャンネル状ベース部18の室内側の側壁18eに当接している。
ここに、グラスラン上部11のベース部16は、フラットではなく、図10に示すように、その中央がグラスラン下部12のベース部8の室内側の側壁18eよりも室内側に膨出していて、その膨出部に上記スリット17が形成されている。これにより、リテーナ5の突部26の高さがリテーナ全長にわたって一定であっても、その張出し部26bが、グラスラン上部11においてはベース部16のスリット17に嵌まり、クラスラン下部12においてはベース部18の室内側の側壁18eに当接することになる。
<グラスラン4とリテーナ5との位置決め>
図9に示すように、リテーナ5の下部のアウタ部24の上端部には、昇降ガラス1側に向かって開口した凹部25が形成されている。図5に示すように、グラスラン上部11の係合部7aが上記アウタ部24の上端に係合し、係合部7bが上記アウタ部24の凹部25に嵌まっている。この係合部7aとアウタ部24との係合と、係合部7bと凹部25との嵌合とにより、グラスラン4とリテーナ5との相互の位置決めがなされている。
<グラスラン4の成形>
グラスラン4は、インサート成形によって得ることができる。すなわち、グラスラン上部11を成形する成形型に、別に押出成形したグラスラン下部12をセットするとともに、中空状シール部13の中空部を形成するための中芯をセットする。そして、上記成形型に成形材料を充填してグラスラン下部11を成形する。その成形後、中芯をグラスラン上部11のスリット17から抜き取る。これにより、グラスラン上部11とグラスラン下部12とが一体になったグラスラン4を得ることができる。このグラスラン4は、ゴム製とすることができ、或いは樹脂(TPE=熱可塑性エラストマーを含む)製とすることができ、或いはゴムと樹脂との複合体(例えば、グラスラン下部12をゴム製とし、グラスラン上部11を樹脂製とする複合体)とすることができる。
<実施形態の作用効果>
上記実施形態では、グラスラン上部11においては、リテーナ5の一対の係合部22a,22bが中空状シール部13のベース部16の係合溝16a,16bに両側から係合しているとともに、係合部22a,22b間の突部26がベース部16のスリット17に嵌合している。すなわち、突部26は、単にスリット17を塞いでいるだけでなく、両側の係合部22a,22bと相俟ってベース部16を保持する機能を果たしている。
この場合、ベース部16は、上記突部26と一対の係合部22a,22bとによって2箇所が保持されていることになる。よって、スリット17を幅広に形成した場合でも、さらには中空状シール部13の全長にわたって形成した場合でも、リテーナ5によるグラスラン上部11の保持が確実になって安定した保持状態が得られる。また、上記突部26が中空状シール部13の昇降ガラス1との当接部15及びベース部16と共に閉断面の中空部を形成しているから、この中空状シール部13による昇降ガラス1とサイドパネル2との間のシール性が良くなる。
グラスラン下部12においては、リテーナ5の突部26の先端面が断面略コ字状のベース部18の室内側の面に当接しているから、この突部26がベース部18の略コ字状の断面形状を保持するサポート機能を果たすことになる。よって、グラスラン下部12のリテーナ5による保持が安定になる。
また、グラスラン4の成形において、リテーナ5によるグラスラン上部11の保持性及びシール性を損なうことなく、スリット17を中空状シール部13の全長にわたって幅広に形成することができるから、中芯の抜き取りが容易になる。この中芯の抜き取りにおいて、スリット17は中空状シール部13のベース部16の室内側に膨出した部分に形成されていて、スリット17が外側に開き易くなっているから、中芯の抜き取りがさらに容易になる。
また、リテーナ5の突部26が、脚部26aと張出し部26bとよりなる断面略T字状に形成されているから、根本からスリット17に匹敵する幅で突出させてなる突部に比べて、リテーナ5の軽量化に有利になる。しかも、突部26の張出し部26bがリテーナ本体部としてのインナ部22から離れているから、ベース部16とインナ部22の壁面との間にゆとりが得られ、仮にグラスラン4とリテーナ5との間で寸法誤差があっても、張出し部26bをベース部16のスリット17に嵌めやすくなる。
なお、リテーナ5の突部26は、必ずしも上述の如き断面略T字状に形成することは要さず、先に述べたように、その根本からスリット17と同じ幅で突出したものであってもよく、或いは台形状に形成するなど、適宜の断面形状にすることができる。
また、リテーナ5の突部26は必ずしもスリット全長にわたって設けることを要さず、リテーナ5のスリット17の上部に対応する部位のみに設けてもよく、或いはスリット長手方向において間欠的に設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態は自動車のフロントドアのシール装置に関するが、本発明はリヤドアにも適用することができる。
1 昇降ガラス
2 サイドパネル
3 ドアインナパネル
4 グラスラン
5 リテーナ
11 グラスラン上部
12 グラスラン下部
13 中空状シール部
15 当接部
16 ベース部
17 スリット
22 インナ部(リテーナ本体部)
22a 係合部
22b 係合部
23 インナ部(リテーナ本体部)
26 突部
26a 脚部
26b 張出し部

Claims (5)

  1. ドアウインド部を昇降する昇降ガラスと、そのドアウインド部に固定して設けられたサイドパネルとを有する自動車ドアのシール装置であって、
    上記サイドパネルに固定されたリテーナと、該リテーナに保持されたグラスランとを備え、
    上記グラスランは、上記昇降ガラスに室内側から当接する当接部と、該当接部の背部に設けられたベース部とを備えてなる中空状シール部を有し、そのベース部にグラスラン長手方向に延びるスリットが形成されており、
    上記リテーナは、上記ベース部の背部に沿って広がるリテーナ本体部と、該リテーナ本体部に設けられ上記ベース部にその両側から係合する一対の係合部と、該両係合部間において上記リテーナ本体部より室外側に突出し上記ベース部のスリットに嵌合する突部とを備え、
    上記ベース部に両側から係合する一対の係合部と上記スリットに嵌合する突部とによって、上記ベース部が上記リテーナに保持され、
    上記グラスランと上記リテーナの突部とによってグラスラン長手方向に延びる閉断面の中空部が構成されていることを特徴とする自動車ドアのシール装置。
  2. 請求項1において、
    上記グラスランは、上記ドアのベルトラインよりも下側の部位から上方へ延びるグラスラン上部と、上記ベルトラインよりも下側の部位から下方に延びるグラスラン下部とが一体になったものであり、
    上記グラスラン上部が上記ベース部にスリットを有する中空状シール部を有し、
    上記グラスラン下部はチャンネル状に形成されており、
    上記リテーナの突部は、少なくとも上記グラスラン上部に設けられ、
    上記グラスラン上部においては、上記リテーナの突部が上記ベース部のスリットに嵌合していることを特徴とする自動車ドアのシール装置。
  3. 請求項2において、
    上記リテーナの突部は、上記グラスラン上部から上記グラスラン下部にわたって連続して延びており、
    上記グラスラン上部においては、上記リテーナの突部が上記ベース部のスリットに嵌合し、上記グラスラン下部においては、上記リテーナの突部の先端面が該グラスラン下部の室内側の面に当接していることを特徴とする自動車ドアのシール装置。
  4. 請求項2又は請求項3において、
    上記グラスラン上部のベース部は、その中央が上記グラスラン下部の室内側の面よりもさらに室内側に膨出し、該ベース部の膨出部に上記突部が嵌合する上記スリットが形成されていることを特徴とする自動車ドアのシール装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
    上記リテーナの突部は、上記リテーナ本体部より室外側に突出した脚部と、該脚部に支持されて両側に張り出した張出し部とを備えた断面略T字状に形成されており、該張出し部の両側縁部が上記ベース部のスリットに嵌合していることを特徴とする自動車ドアのシール装置。
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