JP2012074798A - 携帯端末、浸水検知プログラムおよび浸水検知方法 - Google Patents

携帯端末、浸水検知プログラムおよび浸水検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】浸水の状態に合わせてデータを保護することができる携帯端末、浸水検知プログラム及び浸水検知方法を提供する。
【解決手段】折り畳み型の携帯電話機10は、2つの筐体を有し、2つの筐体には、開口部として、通話中に利用されるスピーカ22およびマイク18のための開口、外部電源の接続口が設けられる。4つの静電センサ38は、筐体に内蔵される基板上、各開口部の近くに配置され、電源回路44の近くに配置された静電センサ38によって浸水が検知された場合、プロセッサ24は、電源回路44からの給電を遮断する。また、電源回路44および無線通信回路14の近くに配置されていない静電センサ38によって浸水が検知され場合、プロセッサ24は、メモリカード42に保存されたバックアップデータを、バックアップサーバ102に送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯端末、浸水検知プログラムおよび浸水検知方法に関し、特に浸水が想定された、携帯端末、浸水検知プログラムおよび浸水検知方法に関する。
従来、浸水が想定された、携帯端末は広く知られており、この種の装置の一例が特許文献1に開示されている。この背景技術の携帯用電子装置は、損傷事象センサとして機能する加速度計、熱検出器および湿気検出器を有している。この損傷事象センサによって、自由落下、火または水による、差し迫っている損傷事象が検出されると、携帯用電子装置は、データ喪失を見越して、データを外部のバックアップサーバーに伝送する。
特開2001−331281号公報[G06F 3/08, G06F 12/16, H04B 1/40, H04Q 7/32, H04M 1/02]
ところが、特許文献1では、損傷事象の詳細な状態を検出することができないため、検出された損傷事象(たとえば、浸水)の状態に合わせた対応をとることができない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、携帯端末、浸水検知プログラムおよび浸水検知方法を提供することである。
この発明の他の目的は、浸水の状態に合わせてデータを保護することができる、携帯端末、浸水検知プログラムおよび浸水検知方法を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、少なくとも1つ以上の開口部が設けられた筐体、少なくとも1つ以上の開口部の近くに配置された少なくとも1つ以上の浸水検知部、および浸水を検知した浸水検知部毎に異なる、第1浸水検知処理を実行する第1実行部を備える、携帯端末である。
第1の発明では、携帯端末(10:実施例において対応する部分を例示する参照符号。以下、同じ。)は、1または2以上の筐体(C1,C2)を有している。筐体には、開口部として、通話中に利用されるスピーカ(18)およびマイク(22)のための開口(OP1,OP2)や、外部電源の接続口(52)などが設けられている。また、携帯端末が折り畳み型であれば、2つの筐体を接続するヒンジ機構(H)の隙間も上記開口部に含まれる。浸水検知部(38:38a−38d)は、上述した各開口部の近くの基板(70)上にそれぞれ配置される。第1実行部(24,S9,S13)は、浸水検知部が浸水を検知した部位毎に異なる、第1浸水検知処理を実行する。
第1の発明によれば、各開口部の近くに浸水検知部が配置されるため、浸水している部位を特定することができる。そして、携帯端末は、浸水している部位に合わせて第1浸水検知処理を実行することで、携帯端末のデータを保護することができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、浸水検知部によって浸水が検知されたとき、浸水を検知した浸水検知部に関係なく第2浸水検知処理を実行する第2実行部をさらに備える。
第2の発明では、第2実行部(24,S1,S5,S7,S15,S17,S19,S21)は、いずれか1つの浸水検知部によって浸水が検知されれば、第2浸水検知処理を実行する。
第2の発明によれば、携帯端末に水が浸入したときに、浸水した部位毎に異なる第1浸水検知処理と、浸水した部位に関係なく共通して実行される第2浸水検知処理とに分けて実行されるので、携帯端末が実行する処理は単純になる。そして、処理が単純になると、処理時間も短縮されるため、データを素早く保護できる。
第3の発明は、第2の発明に従属し、データを記憶する記憶部、および外部記録装置と接続可能なI/Fをさらに備え、第2浸水検知処理は、記憶部に記憶されたデータを外部記録装置にバックアップするバックアップ処理を含む。
第3の発明では、記憶部は、RAM(34)などであり、アドレス帳や、受信メールのデータが記憶される。I/F(40)には、外部記録装置として、取り外しが容易なメモリカード(42)が接続される。そして、浸水が検知されると、第2実行部は、第2浸水検知処理として、記憶部に記憶されたデータを、外部記録装置にバックアップするバックアップ処理を実行する。
第3の発明によれば、取り外しが容易なメモリカードに、携帯端末のデータをバックアップすることで、携帯端末を容易に復旧できるようになる。
第4の発明は、第2の発明または第3の発明に従属し、第2浸水検知処理は、浸水が検知されたことを事業者に通知する通知処理をさらに含む。

第4の発明では、浸水が検知されると、第2実行部は、第2浸水検知処理として、浸水が検知されたことを事業者に通知する通知処理を実行する。
また、事業者には、たとえば記憶部に記憶されている、携帯端末の電話番号、機種名および製造番号などの端末データと、浸水を検知した検知時刻と浸水が検知された検知部位とが識別情報として通知(送信)される。また、通知された識別情報は、事業者のデータサーバに蓄積される。そして、事業者は、浸水した携帯電話機が修理に出されると、データサーバを検索することで、携帯端末の現状を詳細に知ることができる。
第4の発明によれば、事業者は、浸水した携帯端末が修理に出されると、その携帯端末から通知された識別情報を利用して、携帯端末の現状を詳細に知ることができるため、携帯端末を容易に修理できるようになる。
第5の発明は、第2発明ないし第4の発明のいずれかに従属し、第2浸水検知処理は、表示部に浸水が検知されたことを通知するメッセージを表示する表示処理をさらに含む。
第5の発明では、浸水が検知されると、第2実行部は、第2浸水検知処理として、浸水が検知されたことを通知するメッセージを、表示部(30)に表示する表示処理を実行する。
第5の発明によれば、使用者に対して、携帯端末を修理に出すように促すことができる。
第6の発明は、第1発明ないし第4の発明のいずれかに従属し、電源回路をさらに備え、電源回路は、開口部の近くに配置され、第1実行部は、電源回路の近くに配置された浸水検知部によって浸水が検知されたとき、第1浸水検知処理として、電源回路による給電を遮断する遮断処理を実行する。
第6の発明では、電源回路(44)は、たとえば二次電池(46)から得た電力を、携帯端末に給電する。また、電源回路は、たとえば外部電源が接続される接続口の近くに配置される。電源回路の近くに配置された浸水検知部が浸水を検知すると、電源回路による給電を遮断する遮断処理が、第1実行部によって実行される。
第6の発明によれば、電源回路の近くで浸水が検知された場合、大電流での短絡(ショート)によってデータが消滅する可能性が有ため、携帯電話機10の電源をオフにして、携帯電話機10のデータを保護する。
第7の発明は、第6の発明に従属し、サーバと通信するための通信回路をさらに備え、第1実行部は、電源回路の近くに配置されていない浸水検知部によって浸水が検知されたとき、第1浸水検知処理として、外部記録装置にバックアップされたデータをサーバに送信する送信処理を実行する。
第7の発明では、通信回路(14)は、無線通信によって、バックアップ用のサーバ(102)と通信する。電源回路の近くに配置されていない浸水検知部が浸水を検知すると、外部記録装置にバックアップされたデータをバックアップ用のサーバに送信する送信処理が実行される。
第7の発明によれば、記憶部に記憶されているデータが、外部記録装置およびサーバの両方に保存されるため、データ保護の信頼性を向上させることができる。
第8の発明は、第7の発明に従属し、通信回路は、開口部の近くに配置され、通信回路の近くに配置されている浸水検知部によって浸水が検知されたとき、外部記録装置にバックアップされたデータをサーバに送信しないようにする。
第8の発明では、開口部の近くには通信回路が配置される。そして、通信回路の近くに配置されている浸水検知部が浸水を検知すると、外部記録装置にバックアップされたデータがサーバに送信されないようにする。
第8の発明によれば、データが正常に送信されない可能性あるため、バックアップされたデータを、サーバに送信しないようにする。
第9の発明は、第1の発明ないし第8の発明に従属し、浸水検知部は、静電センサを含む。
第9の発明によれば、タッチキーとしても利用可能な静電センサを利用して、浸水を検出することができる。
第10の発明は、少なくとも1つ以上の開口部(OP1,OP2,50,52)が設けられた筐体(C1,C2)および少なくとも1つ以上の開口部の近くに配置された少なくとも1つ以上の浸水検知部(38:38a−38d)を有する、携帯端末(10)のプロセッサ(24)を、浸水を検知した浸水検知部毎に異なる、浸水検知処理を実行する実行部(24,S9,S13)として機能させる、浸水検知プログラムである。
第10の発明でも、第1の発明と同様、各開口部の近くに浸水検知部が配置されるため、浸水している部位を特定することができる。そして、携帯端末は、浸水している部位に合わせて第1浸水検知処理を実行することで、携帯端末のデータを保護することができる。
第11の発明は、少なくとも1つ以上の開口部(OP1,OP2,50,52)が設けられた筐体(C1,C2)および少なくとも1つ以上の開口部の近くに配置された少なくとも1つ以上の浸水検知部(38:38a−38d)を有する、携帯端末(10)の浸水検知方法であって、浸水を検知した浸水検知部毎に異なる、浸水検知処理を実行する(24,S9,S13)、浸水検知方法である。
第11の発明でも、第1の発明と同様、各開口部の近くに浸水検知部が配置されるため、浸水している部位を特定することができる。そして、携帯端末は、浸水している部位に合わせて第1浸水検知処理を実行することで、携帯端末のデータを保護することができる。
第12の発明は、開口部(OP1,OP2,50,52)が設けられた筐体(C1,C2)、開口部の近くに配置された静電センサ(38:38a−38d)、および静電センサの静電容量が変化したとき、浸水検知処理を実行する実行部(24,S9,S13)を備える、携帯端末である。
第12の発明によれば、タッチキーとしても利用可能な静電センサによって、浸水を検知できる。また、浸水が検知されると、携帯端末のデータを保護するために、浸水検知処理が実行される。
この発明によれば、各開口部の近くに浸水検知部を配置することで、浸水している部位を特定することができる。そして、浸水している部位に合わせて第1浸水検知処理が実行されるため、携帯端末のデータを適切に保護することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の携帯電話機の電気的な構成を示す図解図である。 図2は図1に示す携帯端末の閉状態の外観の一例を示す図解図である。 図3は図1に示す携帯端末の開状態の外観の一例を示す図解図である。 図4は図1に示す静電センサの構成の一例を示す図解図である。 図4は図1に示す静電センサの構成の他の一例を示す図解図である。 図6は図1に示す携帯端末に内蔵される基板の一例を示す図解図である。 図7は図1に示すRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。 図8は図1に示すプロセッサの浸水検知処理を示すフロー図である。
図1を参照して、この実施例の携帯電話機10は携帯端末の一種であり、CPUまたはコンピュータと呼ばれるプロセッサ24を含む。また、このプロセッサ24には、無線通信回路14、A/D16、D/A20、キー入力装置26、表示ドライバ28、フラッシュメモリ32、RAM34、静電センサ制御回路36、インターフェース(以下、I/Fという。)38および電源回路44が接続される。無線通信回路14にはアンテナ12が接続され、A/D16にはマイク18が接続される。D/A20にはアンプ(図示せず)を介して、スピーカ22が接続される。表示ドライバ28には、表示部として機能するディスプレイ30が接続される。静電センサ制御回路36には静電センサ38が接続される。I/F40にはメモリカード42が接続される。そして、電源回路44にはリチウムイオン電池である二次電池46が接続される。
プロセッサ24は、携帯電話機10の全体制御を司る。RAM34は、プロセッサ24の作業領域(描画領域を含む)ないしバッファ領域として用いられる。記憶部と呼ばれるフラッシュメモリ32には、携帯電話機10の文字、画像、音声、音および映像のようなコンテンツのデータが記録される。
A/D16は、当該A/D16に接続されたマイク18を通して入力される音声ないし音についてのアナログ音声信号を、デジタル音声信号に変換する。D/A20は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換(復号)して、アンプを介してスピーカ22に与える。したがって、アナログ音声信号に対応する音声ないし音がスピーカ22から出力される。
キー入力装置(キー入力部)26は、通話キーおよび終話キーなどを備える。そして、使用者が操作したキーの情報(キーデータ)はプロセッサ24に入力される。また、キー入力装置26に含まれる各キーが操作されると、クリック音が鳴る。そのため、使用者は、クリック音を聞くことで、キー操作に対する操作感を得ることができる。
表示ドライバ28は、プロセッサ24の指示の下、当該表示ドライバ28に接続されたディスプレイ30の表示を制御する。なお、表示ドライバ28は表示する画像データを一時的に記憶するビデオメモリ(図示せず)を含む。
浸水検知部として機能する静電センサ38は、指や水などの物体が表面に接近することで静電容量が変化する静電容量方式のセンサである。また、静電センサ制御回路36は静電センサ38の静電容量の変化を監視することで、指または水などが静電センサ38に接近または接触したことを検知する。さらに、静電センサ38が複数ある場合、静電センサ制御回路36は、物体が接近または接触した静電センサ38を特定して、プロセッサ24に伝える。
I/F40は、外部記録装置であるメモリカード42に保存されている画像ファイルや、音楽ファイルなどを読み出すためのインターフェースである。また、メモリカード42には、RAM34に記憶されているアドレス帳データなどがバックアップデータとして、記憶されることもある。
電源回路44は、電源管理用のICであり、二次電池46と接続される。そして、電源回路44は二次電池46の電圧に基づく電源をシステム全体に供給する。ここで、電源回路44が電源をシステム全体に供給している場合には、電源オン状態と言うことにする。一方、電源回路44が電源をシステム全体に供給していない場合には、電源オフ状態と言うことにする。電源回路44は、電源オフ状態で、キー入力装置26によって電源オン操作がされると起動され、電源オフ状態で、キー入力装置26による電源オフ操作がされると停止される。さらに、電源オフ状態であっても、電源回路44は、外部電源コネクタ48に外部電源が接続され、二次電池46に電力が供給(充電)されると起動し、二次電池46の満充電状態が検知されると停止する。また、「充電」とは、外部電源コネクタ48が外部電源と接続され外部電源から電力の供給を受け、二次電池46が電気エネルギーを蓄えることを言う。
無線通信回路14は、CDMA方式での無線通信を行うための回路である。たとえば、使用者がキー入力装置26を用いて電話発信(発呼)を指示すると、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、電話発信処理を実行し、アンテナ12を介して電話発信信号を出力する。電話発信信号は、基地局および通信網(図示せず)を経て相手の電話機に送信される。そして、相手の電話機において着信処理が行われると、通信可能状態が確立され、プロセッサ24は通話処理を実行する。
通常の通話処理について具体的に説明すると、相手の電話機から送られてきた変調音声信号はアンテナ12によって受信される。受信された変調音声信号には、無線通信回路14によって復調処理および復号処理が施される。そして、これらの処理によって得られた受話音声信号は、D/A20によってアナログ音声信号に変換された後、スピーカ22から出力される。一方、マイク18を通して取り込まれた送話音声信号は、A/D16によってデジタル音声信号に変換された後、プロセッサ24に与えられる。デジタル音声信号に変換された送話信号には、プロセッサ24の指示の下、無線通信回路14によって符号化処理および変調処理が施され、アンテナ12を介して出力される。したがって、変調音声信号は、基地局および通信網を介して相手の電話機に送信される。
また、相手の電話機からの電話発信信号がアンテナ12によって受信されると、無線通信回路14は、電話着信(着呼)をプロセッサ24に通知する。これに応じて、プロセッサ24は、表示ドライバ28を制御して、着信通知に記述された発信元情報(電話番号)をディスプレイ30に表示する。また、これとほぼ同時に、プロセッサ24は、図示しないスピーカから着信音(着信メロディ、着信音声と言うこともある。)を出力させる。
そして、使用者が通話キーを用いて応答操作を行うと、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、電話着信処理を実行する。そして、通信可能状態が確立され、プロセッサ24は上述した通常の通話処理を実行する。
また、通話可能状態に移行した後に終話キーによって通話終了操作が行われると、プロセッサ24は、無線通信回路14を制御して、通話相手に通話終了信号を送信する。通話終了信号の送信後、プロセッサ24は通話処理を終了する。また、先に通話相手から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ24は通話処理を終了する。さらに、通話相手によらず、移動通信網から通話終了信号を受信した場合も、プロセッサ24は通話処理を終了する。
携帯電話機10はデータ通信機能を有しており、ネットワーク100を介してバックアップサーバ102とデータ通信を行う。また、携帯電話機10は、自身の状態に応じて、メモリカード42に記憶されたバックアップデータを、バックアップサーバ102にアップロード(送信)することがある。
なお、データ通信中における、無線通信回路14は通信部として機能し、バックアップサーバ102は有線または無線でネットワーク100と接続されている。また、携帯電話機10は、メールサーバ(図示せず)とのデータ通信を行うことで、電子メールを送受信することができる。
図2(A),(B)は、携帯電話機10の閉状態の外観を示す図解図であり、図3は、携帯電話機10の開状態の外観を示す図解図である。図2(A),(B)を参照して、携帯電話機10は、各々が平面矩形の第1筐体C1および第2筐体C2を有する。なお、第1筐体C1および第2筐体C2の厚みは略同じである。
第2筐体C2の一方側面には、メモリカード42が挿入される挿入口50を覆う、カードカバーが設けられる。また、第2筐体C2の他方側面には、外部電源コネクタが接続される接続口52を覆う、コネクタカバーが設けられる。たとえば、使用者がカードカバーを外して、メモリカード42を挿入口50に挿入すると、メモリカード42は第1筐体C1の内部でI/F40と接続される。また、使用者がコネクタカバーを外して、外部電源を接続口52に接続すると、外部電源は外部電源コネクタ48と接続される。
第1筐体C1と第2筐体C2とは、ヒンジ機構Hによって結合されている。このヒンジ機構Hは、第1筐体C1の長さ方向他方の側面に形成される。また、第2筐体C2は、長さ方向一方の内側面の露出する位置においてヒンジ機構Hと結合される。そして、ヒンジ機構Hは、第1筐体C1を第2筐体C2の上に重ねた状態で、第1筐体C1の短辺と平行な軸AXを基準として可動させる。つまり、軸AXを基準とした回転により、第1筐体C1と第2筐体C2とを開閉させる。また、ヒンジ機構Hは、開状態で第1筐体C1を任意の角度で保持することが可能であり、ヒンジ機構Hは任意の角度で開かれた第1筐体C1の保持をアシストするアシスト機構を含む。
図3を参照して、携帯電話機10の開状態では、図示しないマイク16は、第2筐体C2に内蔵され、内蔵されたマイク16に通じる開口OP1は第2筐体C2の長さ方向他方の内側面に設けられる。同じく、図示しないスピーカ18は、第1筐体C1に内蔵され、内蔵されたスピーカ18に通じる開口OP2は、第1筐体C1の長さ方向一方の内側面に設けられる。
キー入力装置26は、複数のキーをさらに含んでおり、それぞれのキーは第2筐体C2の内側面に設けられる。たとえば、キー入力装置26は、十字キー、通話キー、終話キー、メニューキーおよびテンキーなどを含む。また、ディスプレイ30は、モニタ画面が第1筐体C1の内側面に露出するように取り付けられる。
たとえば、使用者は、ディスプレイ30を確認しながら、テンキーを操作して電話番号を入力し、通話キーによって発呼操作を行うことができる。そして、使用者は、終話キーによって通話終了操作を行う。また、使用者は、終話キーを長押しすることで携帯電話機10の電源をオン/オフする。さらに、終話キーが短押しされると、待機状態を示す画像がディスプレイ26に表示され、携帯電話機10は待機状態となる。
なお、携帯通信端末10の開状態および閉状態は、磁気センサおよび磁石などを利用して検出される。また、アンテナ12、無線通信回路14、プロセッサ24、表示ドライバ28、フラッシュメモリ32、RAM34、静電センサ制御回路36、静電センサ38、I/F40、電源回路44、二次電池46および外部電源コネクタ48は、第1筐体C1または第2筐体C2に内蔵されており、図2(A),(B)および図3では、図示されない。
図4(A),(B)は、静電センサ38の構成を示す図解図である。図4(A)を参照して、静電センサ38は、GND面60と、銅箔テープによって形成されたセンサパターン62とから構成されている。そして、静電センサ制御回路36は、センサパターン62によって生じる静電容量の変化量を逐次監視する。たとえば、静電センサ制御回路36は、センサパターン62によって生じる静電容量を、所定周期(100ms)毎に積分法によって求める。そして、図4(B)のように、水Wがセンサパターン62の上にかかると静電容量の変化量が閾値を超えるため、静電センサ制御回路36は、静電センサ38に水がかかっていることを検知できる。また、センサパターン62には、ソルダーレジストが塗布されているため、センサパターン62に水がかかったとしても、短絡(ショート)が発生することは無い。
なお、センサパターン62の形状は、図4(A)に示す矩形だけでなく、静電センサ38を配置する場所や用途に合わせて変更されてもよい。たとえば、センサパターン62は、図5(A)に示すアルファベットの「E」のような形でもよい。また、図5(B)に示すように、複数のセンサパターン62a−62cが一つのGND面60に形成されてもよい。
ここで、本実施例では、携帯電話機10に内蔵される基板上に、静電センサ38を設けて、浸水を検知する。また、浸水が検知された場合、プロセッサ24は、浸水を検知した部位毎に異なる第1浸水検知処理を実行することで、携帯電話機10のデータを保護する。また、本実施例では、第1浸水検知処理と合わせて第2浸水検知処理も実行される。
たとえば、携帯電話機10に水が浸入したときに、浸水した部位毎に異なる第1浸水検知処理と、浸水した部位に関係なく共通して実行される第2浸水検知処理とに分けて実行されるので、携帯電話機10が実行する処理は単純になる。そして、処理が単純になると、処理時間も短縮されるため、データを素早く保護できるようになる。
また、第2浸水検知処理には、バックアップ処理、通知処理および表示処理が含まれている。バックアップ処理は、RAM34に記憶されるデータのうち、アドレス帳データや、受信メールデータなどのテキストデータを、バックアップデータとしてメモリカード42に記憶する処理である。そして、取り外しが容易なメモリカードに、携帯電話機10のデータがバックアップされるため、使用者は、携帯電話機10を容易に復旧できるようになる。
また、通知処理は、携帯電話機10の電話番号、機種名および製造番号などの端末データ、浸水を検知した検知時刻および浸水が検知された検知部位を、識別情報として事業者のデータサーバに通知する処理である。また、事業者のデータサーバは、通知された上記識別情報を、ログ(データベース)として蓄積する。そして、浸水した携帯電話機が修理に出されると、事業者はデータサーバに蓄積されたログから、修理に出された携帯電話機10の端末データを検索することで、浸水が検知された時刻と部位とを容易に特定することができる。したがって、事業者は、浸水した携帯電話機10が修理に出されると、その携帯端末から通知された識別情報を利用して、携帯電話機10の現状を詳細に知ることができるため、携帯端末を容易に修理できるようになる。また、事業者は、データサーバのログを利用して携帯電話機10の市場不良解析を行うこともできる。
なお、「事業者」は、携帯電話機10のキャリア(通信事業者)、製造メーカおよび販売店のいずれか1つ、または任意の組み合わせから構成される。また、通知された識別情報は、たとえばキャリアが管理する1台のデータサーバに蓄積される。そして、製造メーカおよび販売店は、キャリアが管理するデータサーバにアクセスすることで、通知された識別情報のログを容易に利用できる。
さらに、表示処理は、携帯電話機10の内部に水が浸入したことを伝えるメッセージを表示する処理である。つまり、使用者に対して、携帯電話機10を修理に出すように促すことができる。
続いて、遮断処理および送信処理を含む、第1浸水検知処理について説明する。図6を参照して、第2筐体C2に内蔵される基板70には、アンテナ12、無線通信回路14、プロセッサ24、フラッシュメモリ32、RAM34、静電センサ制御回路36、電源回路44および外部電源コネクタ48などが配置される。また、基板70は、上側が第2筐体C2のヒンジ機構Hに対応し、下側が開口OP1に対応する。さらに、開口OP1の近くには無線通信回路14およびI/F40が配置され、挿入口50の近くにはI/F40が配置され、接続口52の近くには電源回路44および外部電源コネクタ48が配置される。なお、図示は省略するが、ヒンジ機構Hの近くには、基板70と、が第1筐体C1に内蔵される基板とを接続するフレキシブル基板(またはケーブル)のコネクタが設けられている。
さらに、開口OP1、挿入口50、接続口52およびヒンジ機構Hの隙間(まとめて、「開口部」と言うこともある。)からの浸水を検知するために、基板70には、各開口部の近くに4つの静電センサ38が配置される。なお、図示していないが、開口OP2の近くにも静電センサ38が配置されている。
たとえば、開口OP1の近くには、カタカナの「ト」のような形をした、静電センサ38aが配置される。そして、開口OP1から浸入した水は静電センサ38aによって検知される。また、挿入口50の近くには、カタカナの「コ」のような形をした、静電センサ38bが配置される。そして、挿入口50から浸入した水は静電センサ38bによって検知される。また、接続口52の近くには、電源回路44の周囲を略囲うような形をした、静電センサ38cが配置される。そして、接続口52から浸入した水は静電センサ38cによって検知される。さらに、ヒンジ機構Hの隙間の近くには、横長な形をした静電センサ38dが配置される。そして、ヒンジ機構Hの隙間から浸入した水は静電センサ38dによって検知される。
また、電源回路44の近く接続口52から水が浸入して電源回路44に水がかかると、大電流での短絡(ショート)によってデータが消滅する可能性が有るため、携帯電話機10の電源はオフにされる。具体的な動作としては、接続口52の近くに配置された静電センサ38cの静電容量が変化すると、プロセッサ24は、使用者の操作に関係なく、電源回路44による給電を遮断する命令を発行する。そして、電源回路44は、プロセッサ24の命令を受けて、システム全体への給電を遮断する。このように、電源回路44の近くで浸水が検知された場合、携帯電話機10の電源がオフにされるため、携帯電話機10のデータが保護される。
また、電源回路44の近くに配置されていないセンサ、静電センサ38bまたは静電センサ38dによって浸水が検知された場合、メモリカード42に記録されたバックアップデータを、バックアップサーバ102に送信する。つまり、バックアップデータが、メモリカード42およびバックアップサーバ102の両方に保存されるため、データ保護の信頼性を向上させることができる。
ただし、無線通信回路14の近くに配置されている静電センサ38によって浸水が検知された場合、無線通信回路14が故障している可能性が有るため、バックアップデータがバックアップサーバ102に送信されないようにする。つまり、バックアップデータが正常に送信されない可能性あるため、バックアップデータが送信されないようにする。なお、他の実施例では、無線通信回路14の近くに配置されている静電センサ38によって浸水が検知されたとしても、バックアップデータがバックアップサーバ102に送信されてもよい。
図7は、RAM34のメモリマップ300を示す図である。RAM34のメモリマップ300には、プログラム記憶領域302およびデータ記憶領域304が含まれる。また、プログラムおよびデータの一部は、フラッシュメモリ32から一度に全部または必要に応じて部分的かつ順次的に読み出され、RAM34に記憶されてからプロセッサ24によって処理される。
プログラム記憶領域302には、携帯電話機10を動作させるためのプログラムが記憶されている。たとえば、携帯電話機10を動作させるためのプログラムは、浸水検知プログラム310などから構成されている。浸水検知プログラム310は、静電センサ38によって浸水が検知されたときに実行されるプログラムである。
なお、図示は省略するが、携帯電話機10を動作させるためのプログラムには、電話着信状態を通知するためのプログラムおよび通話状態を確立するためのプログラムなどが含まれる。
続いて、データ記憶領域304には、センサバッファ330が設けられるとともに。端末データ332、アドレス帳データ334およびメールデータ336が記憶される。また、データ記憶領域304には、浸水フラグ338が設けられる。
センサバッファ330には、静電容量が変化した静電センサ38を特定するためのデータが一時的に記憶される。たとえば、静電センサ38aに水が接触した場合、静電センサ制御回路36によって静電容量の変化が検知され、静電センサ38aを示すデータ(たとえば数字列)がセンサバッファ330に格納される。
端末データ332は、携帯電話機10に設定されている電話番号、機種名、製造番号およびメールアドレスなどから構成されたデータである。たとえば、浸水が検知されたとき、プロセッサ24は、端末データ332、浸水部位および検知時刻を読み出して、識別データ(識別情報)を作成する。そして、プロセッサ24は、作成された識別データを事業者に通知する。
アドレス帳データ336は、使用者によって登録された名前や電話番号から構成される。メールデータ338は、携帯電話機10で送受信されたメールのデータである。また、浸水が検知されると、プロセッサ24はRAM34に記憶されているアドレス帳データ336およびメールデータ338をバックアップデータとして、メモリカード42に記録する。
浸水フラグ338は、浸水が検知されたか否かを判断するためのフラグである。たとえば、浸水フラグ338は、1ビットのレジスタで構成される。浸水フラグ338がオン(成立)されると、レジスタにはデータ値「1」が設定される。一方、浸水フラグ338がオフ(不成立)されると、レジスタにはデータ値「0」が設定される。そして、浸水フラグ338は、静電センサ制御回路36が静電容量の変化を検知したときにオンにされる。
なお、図示は省略するが、データ記憶領域304には、RTCが出力するデータを一時的に記憶するバッファや、文字列を表示するための文字データなどが記憶されると共に、携帯電話機10の動作に必要なカウンタや、フラグも設けられる。
プロセッサ24は、Android(登録商標)およびREXなどのLinux(登録商標)ベースのOSや、その他のOSの制御下で、図8に示す浸水検知処理などを含む、複数のタスクを並列的に処理する。
図8は浸水検知処理のフロー図である。静電センサ38によって浸水が検知されると、プロセッサ24はステップS1で、データをバックアップする。つまり、RAM34に記憶されている、アドレス帳データ334およびメールデータ336を、バックアップデータとしてメモリカード42に記憶させる。続いて、プロセッサ24は、ステップS3で、静電センサ38cが浸水を検知したか否かを判断する。つまり、プロセッサ24は、電源回路44の近くに配置された静電センサ38cの静電容量が変化したかを判断する。また、具体的には、プロセッサ24は、センサバッファ330に、静電センサ38cを示すデータが格納されているか否かを判断する。
ステップS3で“NO”であれば、つまり電源回路44の近くに配置された静電センサ38cが浸水を検知していなければ、プロセッサ24はステップS11に進む。一方、ステップS3で“YES”であれば、つまり電源回路44の近くに配置された静電センサ38cが浸水を検知していれば、プロセッサ24はステップS5で、警告メッセージを表示する。たとえば、プロセッサ24は、「携帯電話機の内部に水が浸入しました。非常に危険な状態ですので電源をオフにします。」という文字列をディスプレイ30に表示させる。なお、ステップS5で表示されるメッセージは、一定時間(たとえば、5秒)後には消去される。
続いて、プロセッサ24は、ステップS7で、事業者に通知する。つまり、プロセッサ24は、RAM34から、静電容量が変化した静電センサ38を示すデータと、携帯電話機10の電話番号、機種名および製造番号などが含まれる端末データ332と、図示しないRTCから読み出された時刻とを読み出し、識別データ(識別情報)を作成する。そして、プロセッサ24は、作成された識別データを事業者のサーバに送信する。
続いて、プロセッサ24は、ステップS9で、電源オフ命令を発行し、浸水検知処理を終了する。つまり、プロセッサ24は電源回路44による給電を遮断するために、電源オフ命令を電源回路44に発行する。
また、電源回路44の近くに配置された静電センサ38cによって浸水が検知されていなければ、プロセッサ24はステップS11で、静電センサ38aが浸水を検知したか否かを判断する。つまり、プロセッサ24は、無線通信回路14の近くに配置された静電センサ38aが浸水を検知したか否かを判断する。ステップS11で“NO”であれば、たとえば、挿入口50の近くに配置された静電センサ38bによって浸水が検知されていれば、プロセッサ24はステップS13で、バックアップデータを送信する。つまり、プロセッサ24は、メモリカード42に記録されたバックアップデータを読み出し、バックアップサーバ102に送信する。
続いて、プロセッサ24は、ステップS15で警告メッセージを表示する。たとえば、プロセッサ24は、「携帯電話機の内部に水が浸入しました。最寄りの販売店へお持ちください。」という文字列を、ディスプレイ30に表示する。続いて、プロセッサ24はステップS17で、ステップS7と同様に、事業者へ通知し、ステップS23に進む。
また、ステップS11で“YES”であれば、つまり無線通信回路14の近くに配置された静電センサ38aによって浸水が検知されていれば、プロセッサ24はステップS19で、ステップS15と同様、警告メッセージを表示し、ステップS21でステップS15と同じように、事業者へ通知する。つまり、無線通信回路14の近くで浸水が検知された場合、バックアップデータがバックアップサーバ102に送信されないようにする。
続いて、プロセッサ24は、ステップS23で、確認メッセージを表示する。たとえば、プロセサ24は、「携帯電話機の電源をオフにしますか?」という確認メッセージを、ディスプレイ30に表示する。続いて、プロセッサ24は、ステップS25で、オフにする操作がされたか否かを判断する。たとえば、確認メッセージと共に「はい」と書かれたキーが表示されている場合、プロセッサ24は「はい」と書かれたキーが操作されたか否かを判断する。ステップS25で“YES”であれば、つまり「携帯電話機の電源をオフにしますか?」という確認メッセージに対して「はい」と書かれたキーが操作されると、プロセッサ24はステップS9に進む。つまり、ステップS9で電源オフ命令が発行され、携帯電話機10の電源がオフにされる。
また、ステップS25で“NO”であれば、つまり「はい」と書かれたキーが操作されなければ、プロセッサ24はステップS27で、オン状態を維持する操作がされたか否かを判断する。たとえば、「はい」と書かれたキーに加えて「いいえ」と書かれたキーが表示されている場合、プロセッサ24は「いいえ」と書かれたキーが操作されたか否かを判断する。ステップS27で“NO”であれば、たとえば使用者が全く操作しなければ、プロセッサ24はステップS25およびステップS27の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS27で“YES”であれば、つまり「携帯電話機の電源をオフにしますか?」という確認メッセージに対して「いいえ」と書かれたキーが操作されると、プロセッサ24は浸水検知処理を終了する。つまり、携帯電話機10の電源はオンのままにされる。
なお、他の実施例では、ステップS15およびステップS19で表示される警告メッセージの表示時間は、使用者によって確認しやすくするために、ステップS5で表示される警告メッセージの表示時間より長くされてもよい。
また、他の実施例では、確認メッセージが表示されてから、携帯電話機10が全く操作されないことも考えられるので、確認メッセージが表示されてから無操作のまま放置されると、携帯電話機10の電源が自動的に切れるようにしてもよい。具体的には、ステップS27で“NO”と判断された場合、プロセッサ24はタイムアウト判定の処理を実行する。タイムアウト判定で“NO”であれば、プロセッサ24はステップS23に戻る。一方、タイムアウト判定で“YES”であれば、プロセッサ24はステップS9の処理を実行し、携帯電話機10の電源をオフにする。
また、他の実施例では、警告メッセージを表示するステップS5,S15,19の処理は、まとめてステップS1とステップS3との処理の間で実行されてもよい。さらに、事業者に通知するステップS7,S17,S21の処理も、まとめてステップS1とステップS3との処理の間で実行されてもよい。つまり、他の実施例では、ステップS1の処理の後に、警告メッセージを表示処理と、事業者へ通知する処理とが実行される。
また、ステップS9またはステップS13の処理を実行するプロセッサ24は第1実行部として機能する。さらに、ステップS1,S5,S7,S15,S17,S19またはS21の処理を実行するプロセッサ24は第2実行部として機能する。
以上の説明から分かるように、折り畳み型の携帯電話機10は、第1筐体C1および第2筐体C2を有している。2つの筐体には、開口部として、通話中に利用されるスピーカ18およびマイク22のための開口OP1,OP2や、メモリカード42を挿入するための挿入口50および外部電源の接続口52が設けられる。静電センサ38a−38dは、第1筐体C1に内蔵される基板70において、各開口部の近くに位置に配置される。そして、電源回路44の近くに配置された静電センサ38cによって浸水が検知された場合、プロセッサ24は、電源回路44からの給電を遮断する。また、電源回路44および無線通信回路14の近くに配置されていない静電センサ38b,38dによって浸水が検知され場合、プロセッサ24は、メモリカード42に保存されたバックアップデータを、バックアップサーバ102に送信する。
このように、携帯電話機10では、浸水している部位に合わせて浸水検知処理が実行されるため、フラッシュメモリ34のデータが適切に保護される。
また、本実施例では、タッチキーとしても利用可能な静電センサ38を利用して、浸水を検知することができる。たとえば、タッチキーまたはタッチパネルを最初から備える携帯電話機では、図4(A)などに示されるような簡単な構成の静電センサ38を追加するだけで良くなるため、携帯電話機10の仕様をあまり変更しなくて済む。
なお、基板70上の回路の配置は、携帯電話機10の仕様変更などに応じて変更されてもよい。この場合、浸水が検知されることで実行される第1浸水検知処理も変わる。たとえば、ヒンジ機構Hの隙間の近くに電源回路44が配置される場合、ヒンジ機構Hの隙間の近くに配置される静電センサ38が浸水を検知すれば、携帯電話機10の電源がオフにされる。また、静電センサ38は、基板70とACF(Anisotropic Conductive Film)接続されたフレキシブル基板(FPC:Flexible printed circuits)基板上に設けられてもよい。たとえば、静電センサ38のセンサパターンはフレキシブル基板の曲面部分に設けることができるため、開口部により近い位置にセンサパターンを配置でき、開口部により近い位置で浸水を検知することができるようになる。また、静電センサ38がフレキシブル基板上に設けられる場合、カバーレイによって覆われているため、水がかかってもショートが起きることは無い。
また、他の実施例では、開口部の数が変化してもよい。たとえば、音楽を出力するためのスピーカや、イヤフォン端子がさらに設けられる場合、スピーカおよびイヤフォン端子に通じる開口部がさらに設けられる。そして、この場合、新たに設けられた開口部の近くにも静電センサ38が配置される。
また、他の実施例では、第1浸水検知処理および第2浸水検知処理には、携帯電話機10の仕様変更に対応した処理が加えられてもよい。たとえば、携帯電話機10が音楽を再生する機能を有する場合、第1浸水検知処理には、音楽データをデコードするデコード回路の近くで浸水が検知されればデコード回路への給電を遮断する「遮断処理」が加えられる。また、第2浸水検知処理には、再生中の音楽を停止するための「停止処理」が加えられる。
また、携帯電話機10がGPS信号を受信できる場合、事業者に通知される識別データには、GPS信号に基づく位置情報が含まれることがある。
また、作成された識別データは、事業者に送信された後にはRAM34から削除されるが、無線通信回路14の故障などによって事業者に通知できない状態であれば、フラッシュメモリ32に保存される。
また、バックアップデータに含まれるデータは、アドレス帳データ334およびメールデータ336だけに限らない。たとえば、バックアップデータには、スケジュールデータや、アラーム設定データなどのテキストで構成されているデータが含まれることもある。
また、外部電源コネクタ48には専用コネクタが用いられるが、他の実施例では、外部電源コネクタ48としてUSBコネクタが用いられてもよい。
また、二次電池46としてリチウムイオン電池を採用したが、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、ナトリウムイオン電池、金属空気電池および亜鉛臭素電池などであってもよい。
また、携帯電話機10の形状は1軸の折り畳み型であったが、2軸の折り畳み型や、スライド型、ストレート型およびリボルバー型などであってもよい。
また、携帯電話機10の通信方式はCDMA方式であるが、LTE(Long Term Evolution)方式、W-CDMA方式、GSM方式、TDMA方式、FDMA方式およびPHS方式などが採用されてもよい。
また、浸水検知プログラム310は、データ配信用のサーバのHDDに記憶され、ネットワークを介して携帯電話機10に配信されてもよい。また、CD,DVD,BD(Blu-ray Disc)などの光学ディスク、USBメモリおよびメモリカードなどの記憶媒体にこれらのプログラムを記憶させた状態で、その記憶媒体が販売または配布されてもよい。そして、上記したサーバや記憶媒体などを通じてダウンロードされた、浸水検知プログラム310が、本実施例と同等の構成の携帯電話機にインストールされた場合、本実施例と同等の効果が得られる。
さらに、本実施例は、携帯電話機10のみに限らず、スマートフォンおよびPDA(Personal Digital Assistant)に適用されてもよい。
そして、本明細書中で挙げた、一定時間および所定時間などの具体的な数値は、いずれも単なる一例であり、製品の仕様などの必要に応じて適宜変更可能である。
10 … 携帯電話機
12 … アンテナ
14 … 無線通信回路
32 … フラッシュメモリ
34 … RAM
36 … 静電センサ制御回路
38a−38d … 静電センサ
40 … I/F
42 … メモリカード
44 … 電源回路
46 … 二次電池
48 … 外部電源コネクタ
50 … 挿入口
48 … 接続口
OP1,OP2 … 開口

Claims (12)

  1. 少なくとも1つ以上の開口部が設けられた筐体、
    前記少なくとも1つ以上の開口部の近くに配置された少なくとも1つ以上の浸水検知部、および
    浸水を検知した浸水検知部毎に異なる、第1浸水検知処理を実行する第1実行部を備える、携帯端末。
  2. 前記浸水検知部によって浸水が検知されたとき、浸水を検知した浸水検知部に関係なく第2浸水検知処理を実行する第2実行部をさらに備える、請求項1記載の携帯端末。
  3. データを記憶する記憶部、および
    外部記録装置と接続可能なI/Fをさらに備え、
    前記第2浸水検知処理は、前記記憶部に記憶されたデータを前記外部記録装置にバックアップするバックアップ処理を含む、請求項2記載の携帯端末。
  4. 前記第2浸水検知処理は、浸水が検知されたことを事業者に通知する通知処理をさらに含む、請求項2または3記載の携帯端末。
  5. 前記第2浸水検知処理は、前記表示部に浸水が検知されたことを通知するメッセージを表示する表示処理をさらに含む、請求項2ないし4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. 電源回路をさらに備え、
    前記電源回路は、前記開口部の近くに配置され、
    前記第1実行部は、前記電源回路の近くに配置された浸水検知部によって浸水が検知されたとき、前記第1浸水検知処理として、前記電源回路による給電を遮断する遮断処理を実行する、請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯端末。
  7. サーバと通信するための通信回路をさらに備え、
    前記第1実行部は、前記電源回路の近くに配置されていない浸水検知部によって浸水が検知されたとき、前記第1浸水検知処理として、前記外部記録装置にバックアップされたデータを前記サーバに送信する送信処理を実行する、請求項6記載の携帯端末。
  8. 前記通信回路は、前記開口部の近くに配置され、
    前記通信回路の近くに配置されている浸水検知部によって浸水が検知されたとき、前記外部記録装置にバックアップされたデータを前記サーバに送信しないようにする、請求項7記載の携帯端末。
  9. 前記浸水検知部は、静電センサを含む、請求項1ないし8のいずれかに記載の携帯端末。
  10. 少なくとも1つ以上の開口部が設けられた筐体および前記少なくとも1つ以上の開口部の近くに配置された少なくとも1つ以上の浸水検知部を有する、携帯端末のプロセッサを、
    浸水を検知した浸水検知部毎に異なる、浸水検知処理を実行する実行部として機能させる、浸水検知プログラム。
  11. 少なくとも1つ以上の開口部が設けられた筐体および前記少なくとも1つ以上の開口部の近くに配置された少なくとも1つ以上の浸水検知部を有する、携帯端末の浸水検知方法であって、
    浸水を検知した浸水検知部毎に異なる、浸水検知処理を実行する、浸水検知方法。
  12. 開口部が設けられた筐体、
    前記開口部の近くに配置された静電センサ、および
    前記静電センサの静電容量が変化したとき、浸水検知処理を実行する実行部を備える、携帯端末。
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