JP2012056451A - 鞍乗り型車両のレッグシールド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗装面と着色面とを有するレッグシールドを備える鞍乗り型車両が横倒し状態となり、車両上部付近まで接地する場合において、着色面で接地するようにして塗装面が施された部位を保護する。
【解決手段】レッグシールドを、塗装面部17を有するアウターレッグシールド11と、着色面部18,19を有し、且つ、アウターレッグシールド11の後側に配され、その前部がアウターレッグシールド11よりも車幅方向内側に配される上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13Cと、で構成し、上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13Cの後部を、アウターレッグシールド11よりも車幅方向外側に配して、バンパー部21を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両においてシートに着座した運転者の脚部を前方から覆う鞍乗り型車両のレッグシールド構造に関する。
従来、スクータ型車両のレッグシールドが上カバーと下カバーとから構成される構造が開示されている(特許文献1参照)。
上記のような構造では、上カバー(10a)が塗装部品として、下カバー(10b)が塗装されていない黒色等の着色部品として構成されることがある。こうした構成である場合、スクータ型車両が横倒し状態になった際、着色部品の下カバーが地面と接するバンパーとなって、塗装部品の上カバーの塗装面が傷つくことを防止し易くできる。
特開平10−167146号公報
しかしながら、上記従来の構造では、車両上部付近までカバーが接地する場合には塗装面を保護し難いという課題がある。また一方で、このようなカバー構造においては、風防性能を高めるような工夫がなされることが望まれる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、塗装面と着色面とを有するレッグシールドを備える鞍乗り型車両が横倒し状態となり車両上部付近まで接地する場合においても、着色面で接地するようにして塗装面が施された部位を保護しつつ、併せて風防性能を高めることにある。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、運転者が着座するシート(10)と、前記シート(10)の前方に配置され、運転者の脚部を前方から覆うレッグシールド(11,12B,13C)と、を備え、前記レッグシールド(11,12B,13C)が、塗装された塗装面部(17)と、素材の地が露出した着色面部(18,19)と、を有する鞍乗り型車両のレッグシールド構造において、前記レッグシールド(11,12B,13C)が、前記塗装面部(17)を有するアウターレッグシールド(11)と、前記着色面部(17,18)を有し、且つ、前記アウターレッグシールド(11)の後側に配され、その前部が前記アウターレッグシールド(11)よりも車幅方向内側に配されるインナーレッグシールド(12B,13C)と、からなり、前記インナーレッグシールド(12B,13C)の後部が、前記アウターレッグシールド(11)よりも車幅方向外側に配され、バンパー部(21)をなすことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記インナーレッグシールド(12B,13C)のバンパー部(21)が、前記アウターレッグシールド(11)の下方を回り込むように配されるロアバンパー部(24)を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記インナーレッグシールド(12B,13C)のバンパー部(21)が、車両上下方向に略真直ぐに延びるミドルバンパー部(22)と、前記ミドルバンパー部(22)の上部後端に結合して、車両上方に向かうに従い車幅方向外側に延びるアッパーバンパー部(23)と、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記アッパーバンパー部(23)が、前記アウターレッグシールド(11)の後縁と隙間をもって配され、車両上下方向に延びる鉛直バンパー部(25)と、車両前後方向或いは車両前方から後上方に延びるとともに、前記鉛直バンパー部(25)とT字状に交差するフィンバンパー部(26)と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記アウターレッグシールド(11)の側壁に、車幅方向内側に凹むとともに、車両前後方向に或いは車両前方から後上方に延びる凹状部(28)が設けられることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、着色面部を有するインナーレッグシールドが、アウターレッグシールドの後部から車幅方向外側に張り出るように配され、インナーレッグシールド後部がアウターレッグシールドよりも車幅方向外側に配されるバンパー部として機能するため、横倒し状態で車両上部付近まで接地する場合にも、着色のバンパー部から接地させることができ、塗装面を有するアウターレッグシールドを保護し易くすることができる。また、インナーレッグシールドを後方に向うに従い車幅方向外側に延びる形状とし、走行風を積極的に車幅方向外側に流すことができるため、レッグシールドの風防効果を高めることが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、車両横倒し時にロアバンパー部から接地させることで、より確実にインナーレッグシールドから接地させることが可能となり、アウターレッグシールドを保護し易くすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、車両の横倒し時に、より車両上部で接地しても、アッパーバンパー部を接地させることでアウターレッグシールドを保護し易くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、アッパーバンパー部の接地部分をT字状にすることで、バンパーの剛性を上げることができるとともに、接地部分をより長く設定することでバンパーの強度を確保し易くすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、走行風をより積極的にインナーレッグシールドの斜面に当てることで、走行風を車幅方向外側に反らすことが可能となる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 同自動二輪車前部の左側面図である。 同自動二輪車の前面図である。 図3のA−A線に沿う断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 図3のC−C線に沿う断面図である。 図3のD−D線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下で用いる図面において、矢印FRは車両の前方を示し、矢印UPは車両の上方を示し、矢印LHは車両の左方を示している。また、図中においてCL1は車幅方向の中心点を通り上下方向に延びる中心線を示し、CL2は車幅方向の中心点を通り前後方向に延びる中心線を示している。
図1〜図3に本実施形態に係る構造が適用されたスクータ型の自動二輪車1が示されている。自動二輪車1は車体前後方向略中央にエンジン2を搭載する。エンジン2の前方に前輪3が配され、エンジン2の後方に後輪4が配されている。前輪3は左右一対のフロントフォーク5に回動可能に支持され、フロントフォーク5の上部には操向ハンドル6が設けられている。フロントフォーク5は車体の基本骨格を形成する車体フレーム(図示略)の前端に回転可能に支持されている。
前輪3の上方にフロントフェンダ8が設けられ、後輪4の上方にリヤフェンダ9が設けられている。後輪4はスイングアーム7の後端に回転可能に支持され、スイングアーム7の前端は車体フレームの下部に上下方向に揺動可能に支持されている。該車体フレームは車体カバーCによって覆われ、エンジン2の上方には運転者Dが着座するシート10が設けられている。車体カバーCは複数の樹脂製カバーから構成されている。
車体カバーCにおいて、アウターレッグシールド11は、フロントフォーク5の前方から車両両側に延出し、車体前部及び前側部を覆うと共に、シート10に着座した運転者Dの脚部Lを前方から覆っている。アウターレッグシールド11の前部は車幅方向略中央領域で一部分断され、該分断された空間において中央にはヘッドライト30が設けられている。ヘッドライト30の左右には左右ウィンカ31,32が配設され、ヘッドライト30の上方にはスクリーン33が固定されている。
アウターレッグシールド11の後側にアッパサイドボディカバー12が配置され、アッパサイドボディカバー12は車両後下方に向けて延び、シート10の前部下方に至って車体上方側部を覆っている。アッパサイドボディカバー12の下側には、ロアサイドボディカバー13が配置されている。ロアサイドボディカバー13はアウターレッグシールド11の後側から車両後方に向けて延びてエンジン2の側部を覆っている。
ロアサイドボディカバー13の下部は車幅方向外側に張り出し、ロアサイドボディカバー13には運転者Dがその脚部Lを載せるステップフロア部13Aが形成されている。ステップフロア部13Aの前方側にアウターレッグシールド11が位置し、運転者Dの脚部Lを覆っている。
ロアサイドボディカバー13のステップフロア部13Aの下側にステップサイドパネル14が配置され、ステップサイドパネル14は、車両後方に延びてエンジン2の下部側部を覆い、バンク角を確保すべく、図3に示すように車両前面視で車両下方に向うに従い車幅方向内側に延びる形状に形成されている。また、ロアサイドボディカバー13の後部とステップサイドパネル14の後部との間には隙間が形成されており、エンジン2の一部が外側に露出されている。
ステップサイドパネル14の下側にはアンダーカバー15(図1)が配置され、アンダーカバー15は車両後上方に緩やかな角度で延びて、アッパサイドボディカバー12の下部にその後部一部を連ねて外装を形成している。また、シート10の下方に配置されたリヤボディカバー16は、シート10の延在方向に沿って延びて車体後部側部を覆っている。
上記各カバーは、車体フレーム等に支持され、隣接するカバー同士は、互いに適所で係止されている。車体カバーCにおいて、アッパサイドボディカバー12、ロアサイドボディカバー13、ステップサイドパネル14、アンダーカバー15、及びリヤボディカバー16は左右一対配設されている。
アウターレッグシールド11は、その外壁に塗装が施され、外側に露出する部位に塗装面部17を有している。一方、アッパサイドボディカバー12、ロアサイドボディカバー13、及びステップサイドパネル14は素材に着色が施されている。図中、符号18、19、20は、アッパサイドボディカバー12の素材の面が露出した着色面部、ロアサイドボディカバー13の着色面部、及びステップサイドパネル14の着色面部を示している。
アッパサイドボディカバー12は、車両前後方向に延びて車体側部を覆うアッパサイドカバー本体12Aと、アッパサイドカバー本体12Aの前部から車幅方向外側に延びてアウターレッグシールド11の後面を覆う上部インナーレッグシールド部12Bとで構成されている。
図2に示すように、上部インナーレッグシールド部12Bは、側面視で前方に向けて凹状となるL字型のアウターレッグシールド11の後端部11Aに接する側面視でL字型の前部12Cと、この前部12Cから後方に延びる側壁の後部に位置する後側部12Dと、後側部12Dから車幅方向内側に延びる後面部12Eとを有している。
ロアサイドボディカバー13は、車体前後方向に延びて車体側部を覆うロアサイドカバー本体13Bと、ロアサイドカバー本体13Bの前部から車幅方向外側に延びてアウターレッグシールド11の後面を覆う下部インナーレッグシールド部13Cとを備えている。下部インナーレッグシールド部13Cは、側面視でL字型の前部13Dと、前部13Dから後方に延びる側壁の後部に位置する側面視でL字型の後側部13Eと、後側部13Eから車幅方向内側に延びる後面部13Fとを有している。
図4に図2のA−A線に沿う断面が示され、アッパサイドボディカバー12において、上部インナーレッグシールド部12Bの前部12Cは、アウターレッグシールド11の後端部11Aの外側側部よりも車幅方向内側に配されている。また、上部インナーレッグシールド部12Bの後側部12Dは、この後側部12Dを通って中心線CL2に沿って延びる直線L1から明らかなように、アウターレッグシールド11の後端部11Aの外側側部よりも車幅方向外側に配されている。
また、図2に示すように下部インナーレッグシールド部13Cの前部13Dの上側一辺は、アウターレッグシールド11の後端部11Aの下側に連なって前下方に延びる後端下部11Bに沿うように配されている。そして、図5には図2のB−B線に沿う断面が示され、下部インナーレッグシールド部13Cの後側部13Eは、この後側部13Eを通って中心線CL1に沿って延びる直線L2から明らかなように、アウターレッグシールド11の外側側部よりも車幅方向外側に配されている。
アッパサイドボディカバー12の上部インナーレッグシールド部12Bにおいて、前部12Cから後側部12Dに連なる側壁には、後方に向うに従い車幅方向外側に延びる形状が含まれている。ロアサイドボディカバー13の下部インナーレッグシールド13Cにおいて、前部13Dから後側部13Eに連なる側壁は、後方に向うに従い車幅方向外側に延びる形状とされている。
上部インナーレッグシールド部12Bの後側部12Dと下部インナーレッグシールド部13Cの後側部13Eは上下方向に連なり後上方に延出し、図3に示すように、上部インナーレッグシールド部12Bの後側部12Dと下部インナーレッグシールド部13Cの後側部13Eは全体で、アウターレッグシールド11の後端部11A及び後端下部11Bよりも車幅方向外側に張り出している。
すなわち、本実施形態においては、上部インナーレッグシールド部12Bの後側部12Dと下部インナーレッグシールド部13Cの後側部13Eとで、アウターレッグシールド11の側端部よりも車幅方向外側に張り出すバンパー部21が構成されている。
そして、このバンパー部21は、図2及び図3に示すように車両前面視で車両上下方向に略真直ぐに延び、車両側面視で後上方に延びるミドルバンパー部22と、ミドルバンパー部22の上部後端に結合して、車両上方に向かうに従い車幅方向外側に延びるアッパーバンパー部23と、図2に示すようにミドルバンパー部22の下端に結合して、アウターレッグシールド11の下方を回り込むように配されるロアバンパー部24とを有している。
ロアバンパー部24は下部インナーレッグシールド部13Cの後側部13Eによって構成されている。アッパーバンパー部23は、アウターレッグシールド11の後縁(後端部11A)と隙間をもって配され、車両上下方向に延びる鉛直バンパー部25と、車両前方から後上方に延びるとともに鉛直バンパー部25とT字状に交差して結合するフィンバンパー部26とで構成されている。
フィンバンパー部26は、アウターレッグシールド11の後端部11Aの上部一辺に沿って後上方に延びている。ここで、図6には図2のC−C線に沿う断面が示され、フィンバンパー部26の側縁部も、この側縁部を通って中心線CL1に沿って延びる直線L3から明らかなように、アウターレッグシールド11よりも車幅方向外側に張り出している。したがって、この自動二輪車1は傾いた際に、アウターレッグシールド11よりも先に、ミドルバンパー部22、アッパーバンパー部23、及びロアバンパー部24で構成されるバンパー部21から接地するようになっている。
一方で、図2に示すようにインナーレッグシールド部12Bにおいては、鉛直バンパー部25の前側に、車幅方向に貫通する通風孔27が上下方向に三つ並んで形成されている。また、ミドルバンパー部22の前下方であって、ロアバンパー部24の上部前方に位置するアウターレッグシールド11の下部側壁には、車幅方向内側に凹むとともに、車両前方から後上方に延びる凹状部28が設けられている。
上記のような凹状部28が設けられることで、図7の矢印Wに示すようにアウターレッグシールド11では凹状部28の側方に沿って走行風が後方に流れる。そして、凹状部28からの走行風は、上部インナーレッグシールド部12Bにおいて前部12Cと後側部12Dとの間に形成される、後方に向うに従い車幅方向外側に延びる斜面によって車幅方向外側に流れるようになっている。なお、図中34はアウターレッグシールド11及び上部インナーレッグシールド部12Bによって覆われたラジエターを示している。
以上に記載したように上記実施形態では、運転者Dの脚部Lを前方から覆うレッグシールド(アウターレッグシールド11、上部インナーレッグシールド部12B、及び下部インナーレッグシールド部13C)が、塗装面部17を有するアウターレッグシールド11と、着色面部18,19を有し、且つ、アウターレッグシールド11の後側に配され、その前部12C,13Cがアウターレッグシールド11よりも車幅方向内側に配される上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13Cとからなり、上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13Cの後部(後側部12D,13E)が、アウターレッグシールド11よりも車幅方向外側に配され、バンパー部21をなしている。
したがって、着色面部18,19を有する上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13Cが、アウターレッグシールド11の後部から車幅方向外側に張り出るように配され、上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13C後部で構成されるバンパー部21がアウターレッグシールド11よりも車幅方向外側に配されるため、横倒し状態で車両上部付近まで接地する場合にも、着色のバンパー部21から接地させ、塗装面部17を有するアウターレッグシールド11を保護し易くすることができる。また、上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13Cは後方に向うに従い車幅方向外側に延びる形状となっており、走行風を積極的に車幅方向外側に流すことができるため、レッグシールドの風防効果を高めることが可能となる。
また、この実施形態では、上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13Cの後部で構成されるバンパー部21は、アウターレッグシールド11の下方(後端下部11B)を回り込むように配されるロアバンパー部24を有している。したがって、車両横倒し時にロアバンパー部24から接地させることで、より確実に上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13Cから接地させることが可能となり、アウターレッグシールド11の保護を保護し易くすることができる。
加えて、上記バンパー部21は、車両上下方向に略真直ぐに延びるミドルバンパー部22と、ミドルバンパー部22の上部後端に結合して、車両上方に向かうに従い車幅方向外側に延びるアッパーバンパー部23とを有しているので、車両の横倒し時に、より車両上部で接地しても、アッパーバンパー部23を接地させることで、塗装面を有するアウターレッグシールド11を保護し易くすることができる。
さらに、上記アッパーバンパー部23は、アウターレッグシールド11の後端部11Aと隙間をもって配され、車両上下方向に延びる鉛直バンパー部25と、車両前方から後上方に延びるとともに、鉛直バンパー部25とT字状に交差するフィンバンパー部26と、を有している。したがって、アッパーバンパー部23の接地部分をT字状にすることで、バンパー部21の剛性を上げることができるとともに、接地部分をより長く設定することでバンパー部21の強度を確保し易くすることができる。
また、アウターレッグシールド11の側壁には、車幅方向内側に凹むとともに、車両前後方向に或いは車両前方から後上方に延びる凹状部28が設けられている。このため、走行風をより積極的に上部インナーレッグシールド部12B及び下部インナーレッグシールド部13Cの斜面に当てることで、走行風を車幅方向外側に反らすことが可能となる。
なお、上記本実施形態では、本発明を自動二輪車に適用した例を説明したが、本発明は、三輪車両や四輪のバギー車等でも好適に適用できる。また本発明は電動自動二輪車や燃料電池車両にも好適に適用できる。
また、本実施形態においては、アウターレッグシールド11の後側に位置するインナーレッグシールドを、アッパサイドボディカバー12における上部インナーレッグシールド部12Bと、ロアサイドボディカバー13における下部インナーレッグシールド部13Cとで構成したが、上部インナーレッグシールド部12Bと下部インナーレッグシールド部13Cに相当する部位を独立のカバー部材として構成してもよい。また上部インナーレッグシールド部12Bと下部インナーレッグシールド部13Cに相当する部位とが一体のカバー部材である構成を採用しても構わない。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
10 シート
11 アウターレッグシールド(レッグシールド)
12B 上部インナーレッグシールド部(レッグシールド、インナーレッグシールド)
13C 下部インナーレッグシールド部(レッグシールド、インナーレッグシールド)
17 塗装面部
18,19 着色面部
21 バンパー部
22 ミドルバンパー部
23 アッパーバンパー部
24 ロアバンパー部
25 鉛直バンパー部
26 フィンバンパー部
28 凹状部

Claims (5)

  1. 運転者が着座するシート(10)と、前記シート(10)の前方に配置され、運転者の脚部を前方から覆うレッグシールド(11,12B,13C)と、を備え、前記レッグシールド(11,12B,13C)が、塗装された塗装面部(17)と、素材の地が露出した着色面部(18,19)と、を有する鞍乗り型車両のレッグシールド構造において、
    前記レッグシールド(11,12B,13C)が、前記塗装面部(17)を有するアウターレッグシールド(11)と、前記着色面部(17,18)を有し、且つ、前記アウターレッグシールド(11)の後側に配され、その前部が前記アウターレッグシールド(11)よりも車幅方向内側に配されるインナーレッグシールド(12B,13C)と、からなり、
    前記インナーレッグシールド(12B,13C)の後部が、前記アウターレッグシールド(11)よりも車幅方向外側に配され、バンパー部(21)をなすことを特徴とする鞍乗り型車両のレッグシールド構造。
  2. 前記インナーレッグシールド(12B,13C)のバンパー部(21)は、前記アウターレッグシールド(11)の下方を回り込むように配されるロアバンパー部(24)を有することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のレッグシールド構造。
  3. 前記インナーレッグシールド(12B,13C)のバンパー部(21)は、車両上下方向に略真直ぐに延びるミドルバンパー部(22)と、前記ミドルバンパー部(22)の上部後端に結合して、車両上方に向かうに従い車幅方向外側に延びるアッパーバンパー部(23)と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両のレッグシールド構造。
  4. 前記アッパーバンパー部(23)は、前記アウターレッグシールド(11)の後縁と隙間をもって配され、車両上下方向に延びる鉛直バンパー部(25)と、車両前後方向或いは車両前方から後上方に延びるとともに、前記鉛直バンパー部(25)とT字状に交差するフィンバンパー部(26)と、を有することを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両のレッグシールド構造。
  5. 前記アウターレッグシールド(11)の側壁に、車幅方向内側に凹むとともに、車両前後方向に或いは車両前方から後上方に延びる凹状部(28)が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両のレッグシールド構造。
JP2010201815A 2010-09-09 2010-09-09 鞍乗り型車両のレッグシールド構造 Active JP5485087B2 (ja)

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