JP2012049838A - 半導体装置およびその特性調整方法 - Google Patents

半導体装置およびその特性調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出力バッファのインピーダンスの調整に要するクロック数を抑制する。
【解決手段】プルアップレプリカバッファは、キャリブレーション端子と電源配線の間に接続され、カウンタから供給されるDRZQP信号によりインピーダンスを制御される。プルダウンレプリカバッファは、接地配線と接続ノードAの間に接続され、カウンタから供給されるDRZQN信号によりインピーダンスを制御される。より具体的には、DRZQP信号やDRZQN信号はカウント値を示し、このカウント値に比例してレプリカバッファのインピーダンスが段階的に増減される。カウント値は、二分探索法にしたがって更新される。
【選択図】図12

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、出力バッファのインピーダンスを調整可能な半導体装置およびその特性調整方法に関する。
近年、半導体装置間(CPUとメモリ間など)におけるデータ転送には、非常に高いデータ転送レートが要求されており、これを実現するため、入出力信号の振幅はますます小振幅化されている。入出力信号が小振幅化すると、出力バッファのインピーダンスに対する要求精度は非常に厳しくなる。
出力バッファのインピーダンスは、製造時のプロセス条件によってばらつくのみならず、実使用時においても、周辺温度や電源電圧の変動の影響を受ける。このため、出力バッファに高いインピーダンス精度が要求される場合には、インピーダンス調整機能を持った出力バッファが採用される。このような出力バッファに対するインピーダンスの調整は、一般に「キャリブレーション回路」と呼ばれる出力インピーダンス調整回路を用いて行われる。
キャリブレーション回路には出力バッファと同じ構成を有するレプリカバッファが含まれている。そして、キャリブレーション動作を行う場合、キャリブレーション端子に外部抵抗を接続した状態で、キャリブレーション端子に現れる電圧と基準電圧とを比較し、これによってレプリカバッファのインピーダンスを調整する。レプリカバッファの調整内容を出力バッファに反映させることによって、出力バッファのインピーダンスを所望の値に調整する(特許文献1)。
特開2010−21994号公報
レプリカバッファのインピーダンスは、クロック信号に同期して段階的に調整される。より具体的には、コンパレータによる電圧比較と、比較結果に基づくインピーダンスの調整がクロック信号に同期して実行される。したがって、クロック信号が高周波数化するとコンパレータが電圧比較するための時間(以下、「判定時間」とよぶ)を確保しづらくなる。通常、判定時間が短くなるほどコンパレータの電位差検出精度が悪くなる傾向にある。
このような問題に対処するため、分周回路によりクロック信号の周波数を低下させ、低周波数化されたクロック信号に同期してインピーダンスを調整することもある。しかし、クロック信号の周波数を低くしすぎると、キャリブレーション時間が長くなってしまう。
本発明に係る半導体装置は、データ出力端子と、データ出力端子及び第1の電源の間に設けられそのインピーダンスが複数のビット情報からなる第1調整コードによって制御される第1導電型のトランジスタを含む第1のバッファと、データ出力端子及び第2の電源の間に設けられそのインピーダンスが複数のビット情報からなる第2調整コードによって制御される第2導電型のトランジスタを含む第2のバッファと、第1及び第2調整コードを二分探索法によって発生し、第1及び第2のバッファにそれぞれ出力する出力制御回路を備える。
本発明の別の側面に係る半導体装置は、キャリブレーション端子と、第1調整コードを出力する第1のカウンタと、キャリブレーション端子と第1の電源との間に接続されそのインピーダンスが第1調整コードによって制御される第1のレプリカバッファと、キャリブレーション端子の電圧と第1の基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、更新クロックに同期して第1のコンパレータの論理レベルを判定し、判定の結果に基づいて第1のカウンタに保持された第1調整コードを上位ビット側から更新するカウンタ制御回路を備える。
本発明に係る半導体装置の特性調整方法は、第1のカウンタから出力される第1調整コードに基づいて、キャリブレーション端子と第1の電源との間に接続された第1のレプリカバッファのインピーダンスを変化させるステップと、キャリブレーション端子の電圧と第1の基準電圧とを比較するステップと、キャリブレーション端子の電圧と第1の基準電圧との比較の結果に基づいて、第1のカウンタに保持された第1調整コードを更新するステップを備える。第1調整コードを更新するステップは、第1のカウンタに保持された第1調整コードを上位ビット側から更新する。
本発明によれば、出力バッファのインピーダンス調整に要するクロック数を抑制しやすくなる。このため、コンパレータの判定時間を確保しつつ、規定時間以内にキャリブレーションを完了させやすくなる。
第1実施形態による半導体装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態における出力インピーダンス調整回路の構成を示すブロック図である。 プルアップレプリカバッファの回路図である。 プルダウンレプリカバッファの回路図である。 カウンタの回路図である。 データ入出力部の構成を示すブロック図である。 出力インピーダンス制御回路の回路図である。 出力バッファの回路図である。 複数の出力バッファを同じデータ入出力端子に並列接続した例を示す回路図である。 一般的なインピーダンス調整過程を示すタイムチャートである。 コンパレータの計測精度と判定時間の関係を示すグラフである。 第1実施形態におけるインピーダンス調整過程を示すタイムチャートである。 第1実施形態におけるインピーダンス調整過程を示すフローチャートである。 逐次型と二分探索型におけるカウント回数を比較するグラフである。 第2実施形態による出力インピーダンス調整回路の構成を示すブロック図である。 第3実施形態による出力インピーダンス調整回路の構成を示すブロック図である。 基準電圧生成回路および基準電圧調整回路の回路図である。 第4実施形態による出力インピーダンス調整回路の構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態による半導体装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体装置10は、外部端子としてクロックパッド11a,11b、クロックイネーブルパッド11c、コマンドパッド12a〜12e、アドレスパッド13_0〜13_m、データパッドDQ0〜DQn(データ入出力端子)、データストローブパッドDQS、キャリブレーションパッドZQ(キャリブレーション端子)を備えている。その他、電源パッドなども備えられるが、図示を省略してある。
クロックパッド11a、11bにはそれぞれ外部クロック信号CK,/CKが供給され、クロックイネーブルパッド11cにはクロックイネーブル信号CKEが入力される。外部クロック信号CK,/CK及びクロックイネーブル信号CKEは、クロック発生回路21に供給される。本明細書において信号名の先頭に「/」が付されている信号は、対応する信号の反転信号又はローアクティブな信号であることを意味する。したがって、外部クロック信号CK,/CKは互いに相補の信号である。クロック発生回路21は内部クロック信号ICLKを生成する回路であり、生成された内部クロック信号ICLKは、半導体装置10の各種回路ブロックに供給される。
コマンドパッド12a〜12eには、それぞれロウアドレスストローブ信号/RAS、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、チップセレクト信号/CS、及びオンダイターミネーション信号ODTが供給される。これらのコマンド信号は、コマンドデコーダ31に供給される。
アドレスパッド13_0〜13_mには、アドレス信号ADDが供給される。アドレス信号ADDは、不図示のアドレス入力回路を介してロウ系制御回路41、カラム系制御回路51、コマンドデコーダ31、モードレジスタ61に供給される。より具体的には、通常動作モード時には、アドレス信号ADDのうちロウアドレスについてはロウ系制御回路41に供給され、カラムアドレスについてはカラム系制御回路51に供給される。また、モードレジスタセットにエントリしている場合には、アドレス信号ADDはモードレジスタ61に供給され、これによってモードレジスタ61の内容が更新される。
コマンドデコーダ31は、内部クロックICLKに同期して、コマンド信号およびアドレス信号の一部の保持、デコードおよびカウントなどを行うことによって、各種内部コマンドICMDを生成する回路である。生成された内部コマンドICMDは、制御ロジック32を介して半導体装置10の各種回路ブロックに供給される。
制御ロジック32は、コマンドデコーダ31から供給される内部コマンドICMDとモードレジスタ61の出力とに応じて、内部クロック信号ICLKに同期して各種回路ブロックの動作を制御する。
ロウ系制御回路41の出力は、ロウデコーダ71に供給される。ロウデコーダ71は、メモリセルアレイ70に含まれるいずれかのワード線WLを選択する回路である。メモリセルアレイ70内においては、複数のワード線WLと複数のビット線BLが交差しており、その交点にはメモリセルMCが配置されている(図1では、1本のワード線WL、1本のビット線BL及び1個のメモリセルMCのみを示している)。ビット線BLは、センスアンプ列62内の対応するセンスアンプSAに接続されている。
カラム系制御回路51の出力は、カラムデコーダ72に供給される。カラムデコーダ72は、センスアンプ列62に含まれるいずれかのセンスアンプSAを選択する。カラムデコーダ72によって選択されたセンスアンプSAは、メインI/O線MIOを介してデータアンプ73に接続される。データアンプ73は、リード動作時においてはセンスアンプSAによって増幅されたリードデータをさらに増幅し、リードライトバスRWBS1を介してこれをラッチ回路74に供給する。一方、ライト動作時においては、リードライトバスRWBS1を介してラッチ回路74から供給されるライトデータを増幅し、これをメモリセルアレイ70に供給する。
ラッチ回路74は、データアンプ73とデータ入出力部75との間で入出力データのパラレル/シリアル変換を行うパラレルシリアル変換回路である。
タイミング制御部90は、データの入出力タイミングを制御するDLL(Delay Locked Loop)回路を含み、読み出し動作時には、制御ロジック32から供給されるリードコマンドRCMD、外部クロック信号CK、/CKに応じて、データ入出力部75におけるデータの読み出しタイミングを制御する読み出しタイミング信号RCKを出力すると同時に、データストローブパッドDQSを介して、外部にデータストローブ信号を出力する。一方、書き込み動作時には、制御ロジック32から供給されるライトコマンドWCMD、外部クロック信号CK、/CK、及び外部からデータストローブパッドDQSを介して供給されるデータストローブ信号DQSに応じて、データ入出力部75におけるライトデータの取り込みタイミングを制御する書き込みタイミング信号WCKをデータ入出力部75に供給する。
出力インピーダンス調整部80は、出力インピーダンス調整回路100(出力制御回路)とキャリブレーション端子ZQとを含む。出力インピーダンス調整回路100は、コマンドデコーダ31から供給される内部コマンドであるインピーダンス調整コマンドZQCOMとクロック発生回路21から供給される内部クロックICLKとを受けて、プルアップインピーダンス調整信号DRZQP(第1調整コード)及びプルダウンインピーダンス調整信号DRZQN(第2調整コード)をデータ入出力部75に供給する。キャリブレーション端子ZQには、所望の抵抗値を有する外部抵抗Rが接続される。外部抵抗Rは半導体装置10とは異なる要素であり、基板2に搭載されている。基板2は、半導体装置10が搭載された回路基板である。出力インピーダンス調整回路100の詳細については後述する。
データ入出力部75は、複数本の配線で構成されるリードライトバスRWBS2から供給される複数のリードデータDATA0〜DATAnを、複数のデータパッドDQ0〜DQnの各々を介して外部に出力し(リード時)、又は、複数のデータパッドDQ0〜DQnを介して入力され複数のDATA0〜DATAnをリードライトバスRDBS2に出力する(ライト時)。データ入出力部75の詳細については後述する。
以上が本実施形態による半導体装置10の全体構成である。次に、出力インピーダンス調整回路100の構成について詳細に説明する。
図2は、第1実施形態における出力インピーダンス調整回路100の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、出力インピーダンス調整回路100は、プルアップレプリカバッファ110(第1のレプリカバッファ),120(第3のレプリカバッファ)とプルダウンレプリカバッファ130(第2のレプリカバッファ)を含む。レプリカバッファ110,120,130は、後述する出力バッファの一部と同じ回路構成を有している。そして、レプリカバッファ110,120,130を用いて出力インピーダンスの調整を行い、その結果を出力バッファに反映させることによって、出力バッファのインピーダンスを所望値に設定する。これが出力インピーダンス調整回路100の役割である。
図3は、プルアップレプリカバッファ110の回路図である。
プルアップレプリカバッファ110は、電源配線VDDQ(第1の電源)に対して並列接続された5つのPチャンネルMOSトランジスタ111〜115と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗119によって構成されている。抵抗119の他端はキャリブレーション端子ZQに接続されている。プルアップレプリカバッファ110はプルアップ機能のみを有し、プルダウン機能は有していない。電源配線VDDQとは、高位側の電源電位が供給される電源配線である。
トランジスタ111〜115のゲートには、プルアップインピーダンス制御信号DRZQP(第1調整コード)の対応するビットがそれぞれ供給されている。これにより、レプリカバッファ110に含まれる5個のトランジスタは、個別にオン/オフ制御を行うことができる。
プルアップレプリカバッファ110に含まれるトランジスタの並列回路は、導通時に所定のインピーダンス(例えば120Ω)となるように設計されている。しかしながら、トランジスタのオン抵抗は製造条件によってばらつくとともに、動作時における環境温度や電源電圧によって変動することから、必ずしも所望のインピーダンスが得られるとは限らない。このため、実際にインピーダンスを120Ωとするためには、オンさせるべきトランジスタの数を調整する必要があり、かかる目的のために、複数のトランジスタからなる並列回路を用いている。
インピーダンスを微細かつ広範囲に調整するためには、並列回路を構成する複数のトランジスタのW/L比(ゲート幅/ゲート長比)を互いに異ならせることが好ましく、2のべき乗の重み付けをすることが特に好ましい。この点を考慮して、本実施形態では、トランジスタ111のW/L比を1WLpとした場合、トランジスタ112〜115のW/L比をそれぞれ2WLp、4WLp、8WLp、16WLpに設定している。
これにより、プルアップインピーダンス制御信号DRZQPによってオンさせるトランジスタを適宜選択することによって、製造条件によるばらつきや温度変化などにかかわらず、並列回路のオン抵抗をほぼ120Ωに固定させることができる。
また、抵抗119の抵抗値は例えば120Ωに設計されている。これにより、トランジスタ111〜115からなる並列回路がオン状態となれば、キャリブレーション端子ZQからみたプルアップレプリカバッファ110のインピーダンスは240Ωとなる。抵抗119としては、たとえば、タングステン(W)抵抗を用いることができる。
プルアップレプリカバッファ120についても、抵抗119の他端が接続ノードA(内部接点)に接続されている他は、図3に示したプルアップレプリカバッファ110と同一の回路構成を有している。したがって、プルアップレプリカバッファ120に含まれる5つのトランジスタのゲートにも、プルアップインピーダンスコードDRZQP(第1調整コード)が供給される。
図4は、プルダウンレプリカバッファ130の回路図である。
図4に示すように、プルダウンレプリカバッファ130は、接地配線VSSQ(第2の電源)に対して並列接続された5つのNチャンネルMOSトランジスタ131〜135と、一端がこれらトランジスタのドレインに接続された抵抗139によって構成されている。抵抗139の他端は、接続ノードA(内部接点)に接続されている。レプリカバッファ130はプルダウン機能のみを有し、プルアップ機能は有していない。接地配線VSSQとは、低位側の電源電位(接地電位)が供給される電源配線である。
トランジスタ131〜135のゲートには、プルダウンインピーダンス制御信号DRZQN(第2調整コード)の対応するビットがそれぞれ供給されている。これにより、レプリカバッファ130に含まれる5個のトランジスタは、個別にオン/オフ制御を行うことができる。
プルダウンレプリカバッファ130に含まれるトランジスタの並列回路についても、導通時に例えば120Ωとなるように設計されている。また、抵抗139の抵抗値も、例えば120Ωに設計されている。これにより、トランジスタ131〜135からなる並列回路がオン状態となれば、接続ノードAからみたプルダウンレプリカバッファ130のインピーダンスは、プルアップレプリカバッファ110,120と同様、240Ωとなる。
トランジスタ131〜135についても、トランジスタ111〜115と同様、W/L比に2のべき乗の重み付けをすることが特に好ましい。具体的には、トランジスタ131のW/L比を1WLnとした場合、トランジスタ132〜135のW/L比をそれぞれ2WLn、4WLn、8WLn、16WLnに設定すればよい。
図2に戻る。プルアップレプリカバッファ110,120およびプルダウンレプリカバッファ130のインピーダンスは、カウンタ140(バイナリスキャンカウンタ)から供給されるプルアップインピーダンス調整信号DRZQP(第1調整コード)、プルダウンインピーダンス調整信号DRZQN(第2調整コード)によって調整される。プルアップインピーダンス調整信号DRQP、プルダウンインピーダンス調整信号DRZQNは、いずれも5ビットのカウント値を示す。この5ビットのカウント値により、プルアップレプリカバッファ110,120、プルダウンレプリカバッファ130に含まれるトランジスタが選択的にオン/オフされる。カウント値が大きいほど、インピーダンスが低くなるように設定される。
カウンタ140には、コンパレータ151(第1のコンパレータ),152(第2のコンパレータ)からそれぞれ判定信号CMPP,CMPNが供給される。コンパレータ151は、プルアップレプリカバッファ110の出力電位(キャリブレーション端子ZQの電位)と基準電位Vrefとを比較する。具体的には、コンパレータ151の非反転入力端子(+)がキャリブレーション端子ZQに接続され、反転入力端子(−)が抵抗171,172の接続ノードに接続されている。抵抗171,172は、電源配線VDDQと接地配線VSSQとの間に直列接続されており、その接続ノードの電位が基準電位Vrefとなる。以下、Vref=VDDQ/2であるとして説明する。基準電位Vref>ZQ電位のときには判定信号CMPPはローレベル、基準電位Vref<ZQ電位のときには判定信号CMPPはハイレベルとなる。
コンパレータ152は、プルアップレプリカバッファ120とプルダウンレプリカバッファ130の接続ノードA(内部接点)の電位(以下、「A電位」とよぶ)と基準電位Vrefとを比較する。具体的には、コンパレータ152の非反転入力端子(+)が抵抗171,172の接続ノードに接続され、反転入力端子(−)が接続ノードAに接続される。接続ノードAはプルアップレプリカバッファ120とプルダウンレプリカバッファ130の接続点である。基準電位Vref>A電位のときには判定信号CMPNはハイレベルとし、基準電位Vref<A電位のときには判定信号CMPNはローレベルとなる。
分周回路150は内部クロック信号ICLKを分周し、低周波数化された更新クロック信号SYNCLKをカウンタ140に供給する。カウンタ140は、更新クロック信号SYNCLKに同期してプルアップインピーダンス調整信号DRZQP、プルダウンインピーダンス調整信号DRZQNを更新する。コマンドラッチ回路160は、インピーダンス調整コマンドZQCOMをラッチしてカウンタ140に供給する。カウンタ140は、インピーダンス調整コマンドZQCOMを供給されたときにインピーダンス調整処理を開始する。
以上が出力インピーダンス調整回路100の構造である。その動作の詳細については後述する。
図5は、カウンタ140の回路図である。
カウンタ140は、カウンタ制御回路142とプルアップ用カウンタ144、プルダウン用カウンタ146を含む。カウンタ制御回路142には、更新クロック信号SYNCLK、判定信号CMPP、判定信号CMPNおよびインピーダンス調整コマンドZQCOMが供給される。カウンタ制御回路142は、インピーダンス調整コマンドZQCOMが供給されると、更新クロック信号SYNCLKに同期してカウント値を更新する。
判定信号CMPPがハイレベルのときには(基準電位Vref<ZQ電位)、カウンタ制御回路142はプルアップ用カウンタ144のカウント値をカウントダウンする。プルアップ用カウンタ144の値は、プルアップインピーダンス調整信号DRZQP(第1調整コード)として、プルアップレプリカバッファ110、120に供給される。カウント値が低くなると、プルアップレプリカバッファ110のインピーダンスが上昇し、ZQ電位が低くなる。この結果、ZQ電位が基準電位Vrefに近づく方向に調整される。ZQ電位が基準電位Vref(VDDQとVSSQの中間電位)に近づくとは、外部抵抗Rとプルアップレプリカバッファ110のインピーダンスが近づくことを意味する。同様の理由により、判定信号CMPPがローレベルのときには(基準電位Vref>ZQ電位)、カウント値をカウントアップする。
プルダウン側についても同様である。判定信号CMPNがハイレベルのときには(電位Vref>A電位)、カウンタ制御回路142はプルダウン用カウンタ146のカウント値をカウントアップし、判定信号CMPNがローレベルのときには、カウント値をカウントダウンする。プルダウン用カウンタ146のカウント値は、プルダウンインピーダンス調整信号DRZQNとして、プルダウンレプリカバッファ130に供給される。第1実施形態におけるカウンタ制御回路142は、下位ビット側からではなく上位ビット側から更新するが、詳細については後述する。
図6は、データ入出力部75の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、データ入出力部75は、各々のデータ端子DQ0〜DQnに対応して設けられた複数のデータ入出力単位回路75_0〜75_nからなる。これらデータ入出力単位回路75_0〜75_nには、タイミング制御部90から読み出しタイミング信号RCKと書き込みタイミング信号WCKとが共通に供給され、出力インピーダンス調整回路100からプルアップインピーダンス調整信号DRZQPとプルダウンインピーダンス調整信号DRZQNとが共通に供給される。また、各々のデータ入出力単位回路75_0〜75_nは、それぞれ対応するリードライト配線RWBS2_0〜RWBS_nに接続される。ここで、リードライト配線RWBS2_0〜RWBS_nは、図1に示したリードライトバスRWBS2を構成する配線である。
各々のデータ入出力単位回路75_0〜75_nは、出力制御回路240、出力インピーダンス制御回路230、出力バッファ210(第1のバッファ、第2のバッファ)、入力バッファ220を含む。図6に示すように、各データ端子DQ0〜DQnは、それぞれ対応するデータ入出力単位回路75_0〜75_n内の出力バッファ210及び入力バッファ220に接続されており、各リードライト配線RWBS2_0〜RWBS_nは、それぞれ対応するデータ入出力単位回路75_0〜75_n内の出力制御回路240及び入力バッファ220に接続されている。これにより、ライト動作時においては、データ入出力端子DQ0〜DQnに入力されたライトデータが入力バッファ220を介してリードライト配線RWBS2_0〜RWBS_nに供給される。この時、ライトデータがリードライト配線RWBS2_0〜RWBS_nに供給されるタイミングは、入力バッファ220に供給される書き込みタイミング信号WCKによって制御される。また、リード動作時においては、リードライト配線RWBS2_0〜RWBS_nに出力されたリードデータが出力制御回路240、出力インピーダンス制御回路230及び出力バッファ210を介してデータ端子DQ0〜DQnに供給される。この時、リードデータが出力インピーダンス制御回路230に供給されるタイミングは、出力制御回路240に供給される読み出しタイミング信号RCKによって制御される。
出力制御回路240は、読み出しタイミング信号RCKの活性化に応じて、対応するリードライト配線から供給されるリードデータDATAを反転し、リードデータ240P,240Nとして出力インピーダンス制御回路230に供給する。
図7は、出力インピーダンス制御回路230の回路図である。
図7に示すように、出力インピーダンス制御回路230は、5つのOR回路301〜305と、5つのAND回路311〜315によって構成されている。OR回路301〜305には、出力制御回路240からのリードデータ240Pが共通に供給されているとともに、出力インピーダンス調整回路100からのプルアップインピーダンス調整信号DRZQP(第1調整コード)の各ビットDRZQP1〜DRZQP5がそれぞれ供給されている。一方、AND回路311〜315には、出力制御回路240からのリードデータ240Nが共通に供給されているとともに、出力インピーダンス調整回路100からのプルダウンインピーダンス調整信号DRZQN(第2調整コード)の各ビットDRZQN1〜DRZQN5がそれぞれ供給されている。
出力制御回路240の出力であるリードデータ240P,240Nは、対応するデータ端子DQ0〜DQ_nから出力すべきデータの論理値などに応じて制御される。具体的には、対応するデータ端子DQ0〜DQ_nからハイレベルの信号を出力する場合には、リードデータ240P,240Nがローレベルに設定され、対応するデータ端子DQ0〜DQ_nからローレベルの信号を出力する場合には、リードデータ240P,240Nがハイレベルに設定される。また、出力バッファ210を終端抵抗として用いるODT(On Die Termination)機能を使用する場合には、リードデータ240Pをローレベルとし、リードデータ240Nをハイレベルとする。
OR回路301〜305の出力である動作信号231P〜235P(=230P)と、AND回路311〜315の出力である動作信号231N〜235N(=230N)は、図6に示すように、出力バッファ210に供給される。
図8は、出力バッファ210の回路図である。
図8に示すように、出力バッファ210は、並列接続された5つのPチャンネルMOSトランジスタ211p〜215pと、並列接続された5つのNチャンネルMOSトランジスタ211n〜215nとを備えている。これらトランジスタ211p〜215pとトランジスタ211n〜215nとの間には、抵抗218,219が直列に接続されており、抵抗218と抵抗219の接続点が対応するデータ端子DQ0〜DQ_nに接続されている。
トランジスタ211p〜215pのゲートには、動作信号230Pを構成する5つの動作信号231P〜235Pがそれぞれ供給されている。また、トランジスタ211n〜215nのゲートには、動作信号230Nを構成する5つの動作信号231N〜235Nがそれぞれ供給されている。これにより、出力バッファ210に含まれる10個のトランジスタは、10本の動作信号231P〜235P,231N〜235Nによって、個別にオン/オフ制御がされる。動作信号231P〜235Pは動作信号230Pを構成する信号群であり、動作信号231N〜235Nは動作信号230Nを構成する信号群である。
出力バッファ210のうち、PチャンネルMOSトランジスタ211p〜215p及び抵抗218からなるプルアップ回路PU(第1のバッファ)は、図3に示したレプリカバッファ110(120)と同じ回路構成を有している。また、NチャンネルMOSトランジスタ211n〜215n及び抵抗219からなるプルダウン回路PD(第2のバッファ)は、図4に示したレプリカバッファ130と同じ回路構成を有している。
したがって、トランジスタ211p〜215pからなる並列回路およびトランジスタ211n〜215nからなる並列回路は、いずれも導通時に例えば120Ωとなるように設計されている。また、抵抗218,219の抵抗値は、いずれも例えば120Ωに設計されている。これにより、トランジスタ211p〜215pからなる並列回路及びトランジスタ211n〜215nからなる並列回路の一方がオン状態となれば、対応するデータ端子DQ0〜DQ_nからみた出力バッファ210のインピーダンスは240Ωとなる。
実際の半導体装置においては、図9に示すように一つのデータ端子DQに対して出力バッファ210が並列に複数個設けられ、使用する出力バッファの数によって出力インピーダンスを選択可能に構成される。つまり、一つの出力バッファのインピーダンスをXとすると、Y個の出力バッファを並列に使用することによって出力インピーダンスをX/Yとすることが可能となる。
図10は、一般的なインピーダンス調整過程を示すタイムチャートである。ここでは、プルアップレプリカバッファ110におけるインピーダンス調整を例として説明する。コンパレータ151は、基準電位VrefとZQ電位を比較し、カウンタ140はその比較結果に応じてプルアップレプリカバッファ110のインピーダンスZ1を調整する。この調整の目的はインピーダンスZ1を外部抵抗Rに近づけることである。ZQ電位が基準電位Vrefに近づくとき、インピーダンスZ1と外部抵抗Rが近づく。
カウント値は5ビット表現であるため、その範囲は0〜31である。カウント値=00000(=0)のときプルアップレプリカバッファ110のトランジスタ111〜115はすべてオフ、カウント値=11111(=31)のときトランジスタ111〜115はすべてオンになる。いいかえれば、カウント値=00000(=0)のときにはプルアップレプリカバッファ110のインピーダンスZ1は最大となり、カウント値=11111(=31)のときインピーダンスZ1は最小となる。電源投入時においては、カウント値の最適値はまったく不明であるため、カウント値=10000(=16)に初期設定される。カウント値=10000(=16)は0〜31のセンター値である。
図10によれば、カウント値=センター値のとき、ZQ電位<基準電位Vref(=VDDQ/2)であるため、インピーダンスZ1は段階的に引き下げられる。ZQ電位>基準電位Vrefとなると、確認動作としてダウン・アップ動作を実行し(時刻t1〜t2)、カウント値が確定する。仮に、カウント値=11111(=31)のときZQ電位が基準電位Vrefを超過するのならば、センター値(=16)から最適値(=31)を検出するまでに要するカウント回数は、31−16+2=17回である。最後の2回は確認動作用である。
最適値が31回未満であれば、カウント回数は17回未満となる。カウント値の最大値は31なので、プルアップレプリカバッファ110のインピーダンス調整に必要なカウント回数の最大値は17回である。以下、図10に示すようにカウント値を1つずつ更新することによりインピーダンスを調整する方法のことを「逐次型」とよぶ。
プルダウンレプリカバッファ130についても、カウント回数の最大値は17回である。キャリブレーションのために確保される最大時間は512クロック時間と規定されている。プルアップおよびプルアップの両方でカウント回数=17回となった場合、コンパレータ151,152の判定時間として確保できるのは、512÷(17×2)=約15クロック時間となる。内部クロック信号ICLKの1クロック時間が1.5(nsec)であれば判定時間として1.5×15=22.5(nsec)を確保できる。しかし、内部クロック信号ICLKの1クロック時間が0.87(nsec)まで高速化すると、判定時間として確保できるのは0.87×15=13.0(nsec)まで低下する。今後、外部クロック信号CKがいっそう高速化すると、判定時間は更に短くなる。
図11は、コンパレータの計測精度と判定時間の関係を示すグラフである。
横軸は検出可能電位を示し、縦軸は判定時間を示す。判定時間が短くなるほど、検出可能電位は高くなる。いいかえれば、判定時間が短くなるほど微少な電位差を検出しづらくなる。図11に示す特性を有するコンパレータの場合、判定時間として8(nsec)確保できれば約2.5(mV)程度の微少電位差を検出できるが、判定時間として4(nsec)しか確保できなかった場合には、約6.8(mV)以上の電位差がなければ検出できない。コンパレータ151,152が微少な電圧信号の大小を正しく検出するためには、十分な判定時間を確保しなければならない。
外部クロック信号CKや内部クロック信号ICLKが高周波数化すると、1クロック時間が短くなるので、十分な判定時間を確保できなくなってしまう。分周回路150により低周波数の更新クロック信号SYNCLKを生成すれば、長い判定時間を確保できる。しかし、無制限には分周できない。たとえば、分周をしない場合には、512クロック時間のうち、キャリブレーションに必要な最大時間は17×2=34クロック時間にすぎない。しかし、16倍に分周した場合には、キャリブレーションに必要な最大時間は17×16×2=544クロック時間となってしまう。すなわち、設計上、8倍までしか分周できない。
図12は、第1実施形態におけるインピーダンス調整過程を示すタイムチャートである。ここでも、プルアップレプリカバッファ110のインピーダンス調整を例として説明する。コンパレータ151は、基準電位VrefとZQ電位を比較し、カウンタ140はその比較結果に応じてプルアップレプリカバッファ110のインピーダンスZ1を調整する。第1実施形態においても、電源投入時においてはカウント値=10000(=16)に初期設定される。
図12においても、カウント値=センター値のときZQ電位<基準電位Vrefなので、インピーダンスZ1は段階的に引き下げられる。カウント値はカウントアップされる。第1実施形態においては、カウント値は「10000(=16)」から「10001(=17)」ではなく、「11000(=24)」に更新される。カウント値=11000(=24)でもZQ電位<基準電位Vrefのままであれば、上位2ビットを「11」に確定させた上で、カウント値を「11100(=28)」に更新する。カウント値=11100(=28)でZQ電位>基準電位Vrefとなった場合には、上位3ビットを「110」に確定させた上で、カウント値は「11100(=28)」から「11010(=26)」に更新される。このようなインピーダンス調整方法を「二分探索型」とよぶ。逐次型においては、下位ビットから順番にカウントアップ/カウントダウンされるが、二分探索型においては上位ビットから順番にカウントアップ/カウントダウンされる。
ZQ電位>基準電位Vrefとなると、確認動作としてダウン・アップ動作を実行し(時刻t11〜t12)、カウント値が確定する。仮に、カウント値=11111(=31)のときZQ電位が基準電位Vrefを超過するのならば、センター値(=16)から最適値(=31)を検出するまでに要するカウント回数は、6回である。この場合、カウント値は、「10000(=16)」→「11000(=24)」→「11100(=28)」→「11110(=30)」→「11111(=31)」→「11110(=30)」→「11111(=31)」の順に変化するためである。これは逐次型の17回に比べて格段に少ない。二分探索型においては、最大カウント回数、いいかえれば、電圧比較動作の回数を抑制することにより、十分な判定時間を確保している。
図13は、第1実施形態におけるインピーダンス調整過程を示すフローチャートである。ここでは、プルアップレプリカバッファ110のインピーダンス調整を対象として説明する。まず、カウンタ制御回路142は、プルアップ用カウンタ144にセンター値である「10000(=16)」をセットする(S10)。nを桁数とすると、MSB(最上位桁)はn=4、LSB(最下位桁)はn=0として表現される。
カウンタ制御回路142は、n=Xの桁に「1」をセットする(S12)。ここでいうXとは、最上位桁の次の桁、すなわち、第3桁である。この結果、カウント値=「11000(=24)」となる。コンパレータ151は、電圧比較し、その比較結果をCMPP信号として出力する(S14)。ZQ電位>基準電位Vrefであれば第3桁目は「0」で確定し、ZQ電位<基準電位Vrefのままであれば第3桁目は「1」で確定する(S16)。n=0、すなわち、最下位桁が確定すれば(SS20のY)、インピーダンス調整は修了する。最下位桁が確定していなければ、nをデクリメントし、操作対象が1つ下位の桁に移行する(S18)。
プルダウンレプリカバッファ130のインピーダンス調整についても同様である。プルダウンの場合には、S14においてコンパレータ152が比較結果をCMPN信号として出力する。そして、CMPN信号に応じて、上位桁から順番に操作してインピーダンスが調整される。
図14は、逐次型と二分探索型におけるカウント回数を比較するグラフである。このグラフは、センター値=15の場合を示している。逐次型の場合、最適値=15のときに必要なカウント回数は、確認のための2回だけである。最適値=30ならば、必要なカウント数は、30−15+2=17回となる。
二分探索型の場合、最適値=15のときに必要なカウント回数は7回であるが最適値=30のときに必要なカウント回数は6回である。二分探索型の場合、カウント回数は7回以内に抑制されている。センター値と最適値が近いときには逐次型の方が二分探索型よりも有利であるが、二分探索型の場合にはカウント回数を7回以内に抑制できる。カウント回数が少ない、いいかえれば、電圧比較回数が少なくなるため、判定時間を確保しやすい設計となる。
[第2実施形態]
図15は、第2実施形態による出力インピーダンス調整回路の構成を示すブロック図である。
第2実施形態における半導体装置の構成や制御方法は、第1実施形態と同様である。唯一の違いは、分周回路150がバッファ153に置き換えられていることである。内部クロック信号ICLKを分周して更新クロック信号SYNCLKを生成する必要がない場合には分周回路150は不要である。たとえば、内部クロック信号ICLKが低速のときには、分周不要である。
[第3実施形態]
図16は、第3実施形態による出力インピーダンス調整回路の構成を示すブロック図である。
実際には、外部抵抗Rはパッケージ上の外部端子に接続されるので、チップ上のZQ端子からパッケージ上の外部端子との間にはある程度の抵抗成分が存在する。このため、レプリカバッファのインピーダンス調整においては、外部抵抗Rの抵抗値とパッケージ上の抵抗成分との和が目標値となってしまい、所望の値からわずかにずれてしまうことがある。そこで、第3および第4実施形態においては、ZQ端子と外部端子との間に存在する抵抗成分に対応するため、基準電圧を調整可能に形成している。
第3実施形態における半導体装置の構成や制御方法も、第1実施形態と基本的に同様である。第3実施形態においては、コンパレータ151の非反転入力端子(+)はキャリブレーション端子ZQに接続され、反転入力端子(−)は基準電圧生成回路160に接続される。基準電圧生成回路160は、電源電圧(VDDQ−VSSQ)のほぼ半分である基準電圧VMIDを生成する。後述するように、基準電圧VMIDのレベルは、基準電圧調整回路170によって微調整される。コンパレータ151は、ZQ電位>基準電圧VMIDであればハイレベルの判定信号CMPP、その逆であればローレベルの判定信号CMPPを出力する。
図17は、基準電圧生成回路160および基準電圧調整回路170の回路図である。
基準電圧生成回路160は、電源電位VDDQと接地電位VSSQとの間に直列接続された複数の抵抗161〜163によって構成されている。各抵抗間からは、それぞれ基準電圧VMID1〜VMID5が取り出される。したがって、基準電圧生成回路160は、互いにレベルの異なる複数の基準電圧を生成することになる。
抵抗161〜163のうち、電源電位VDDQに接続された抵抗161及び接地電位VSSQに接続された抵抗162は、相対的に高抵抗である。一方、抵抗161と抵抗162との間に接続された抵抗163は、相対的に低抵抗である。そして、複数の基準電圧VMID1〜VMID5は、いずれも抵抗163からなる低抵抗部から取り出される。これは、複数の基準電圧VMID1〜VMID5の電圧差を小さくするためである。特に限定されるものではないが、抵抗161,162からなる高抵抗部は拡散層抵抗を用いることが好ましく、抵抗163からなる低抵抗部はタングステン(W)などの配線抵抗を用いることが好ましい。
基準電圧調整回路170は、セレクタ171および選択信号生成部172によって構成される。セレクタ171は、基準電圧生成回路160によって生成された基準電圧VMID1〜VMID5を受ける回路であり、この中からいずれか一つの基準電圧を出力する。その選択は、選択信号生成部172からの選択信号Sに基づいて行われる。
選択信号生成部172に対しては、製造中または製造後において書き込み処理が行われる。選択信号生成部172は、書き込み処理が行われた後、選択信号Sの内容が保持されるよう、不揮発性記憶素子を含むことが好ましい。不揮発性記憶素子の種類については特に限定されないが、電気的に書き込み可能な素子を用いることが好ましい。電気的に書き込み可能な素子としては、アンチヒューズが挙げられる。初期状態(後述する基準電圧の調整動作を行う前の状態)においては、基準電圧VMID1〜VMID5のうち、中間電圧(VDD/2)に最も近い電圧が選択される。
[第4実施形態]
図18は、第4実施形態による出力インピーダンス調整回路の構成を示すブロック図である。
第4実施形態における半導体装置の構成や制御方法も、第1実施形態と基本的に同様である。第4実施形態においては、コンパレータ152の非反転入力端子(+)は接続ノードAに接続されておいるが、反転入力端子(−)は基準電圧生成回路560に接続されている。基準電圧生成回路560は、電源電圧(VDDQ−VSSQ)のほぼ半分である基準電圧VMIDaを生成する。
コンパレータ152に供給される基準電圧VMIDaは、基準電圧生成回路560と基準電圧調整回路570によりオフセット可能である。基準電圧生成回路560と基準電圧調整回路570の回路構成は、図17に示した基準電圧生成回路160と基準電圧調整回路170の回路構成と同様である。
基準電圧VMIDaをオフセットさせるのは、データ入出力端子DQより出力される出力信号の立ち上がり波形と立ち下がり波形をより均一とするためである。つまり、出力バッファ210を構成するPチャンネルMOSトランジスタ211p〜215pのI−V特性(電流−電圧特性)と、NチャンネルMOSトランジスタ211n〜215nのI−V特性との間には多少の差があるため、両者のオン抵抗を一致させたとしても、立ち上がり波形と立ち下がり波形が不均一となることがある。このような波形の相違は、出力バッファ210を構成するPチャンネルMOSトランジスタ211p〜215pのオン抵抗と、NチャンネルMOSトランジスタ211n〜215nのオン抵抗との間にわずかな差を設けておくことによって解消できる。
このような観点から、第4実施形態においては、プルダウンレプリカバッファ130のインピーダンス調整に用いる基準電圧についてもオフセット可能に構成している。この結果、出力信号の立ち上がり波形と立ち下がり波形をより均一化できる。
以上、本発明をいくつかの実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。したがって、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
10 半導体装置、11a,11b クロックパッド、11c クロックイネーブルパッド、21 クロック発生回路、31 コマンドデコーダ、32 制御ロジック、41 ロウ系制御回路、51 カラム系制御回路、61 モードレジスタ、62 センスアンプ列、70 メモリセルアレイ、71 ロウデコーダ、72 カラムデコーダ、73 データアンプ、74 ラッチ回路、75 データ入出力部、80 出力インピーダンス調整部、90 タイミング制御部、100 出力インピーダンス調整回路、110 プルアップレプリカバッファ、120 プルアップレプリカバッファ、130 プルダウンレプリカバッファ、140 カウンタ、150 分周回路、151,152 コンパレータ、160 基準電圧生成回路、170 基準電圧調整回路、171 セレクタ、172 選択信号生成部、560 基準電圧生成回路、570 基準電圧調整回路、180 コマンドラッチ回路、210 出力バッファ、220 入力バッファ。

Claims (13)

  1. データ出力端子と、
    前記データ出力端子及び第1の電源の間に設けられ、そのインピーダンスが複数のビット情報からなる第1調整コードによって制御される第1導電型のトランジスタを含む第1のバッファと、
    前記データ出力端子及び第2の電源の間に設けられ、そのインピーダンスが複数のビット情報からなる第2調整コードによって制御される第2導電型のトランジスタを含む第2のバッファと、
    前記第1及び第2調整コードを二分探索法によって発生し、前記第1及び第2のバッファにそれぞれ出力する出力制御回路と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記出力制御回路は、
    インピーダンスが前記第1調整コードによって制御される前記第1導電型のトランジスタを含む第1のレプリカバッファと、
    インピーダンスが前記第2調整コードによって制御される前記第2導電型のトランジスタを含む第2のレプリカバッファと、
    前記第1のレプリカバッファの出力電圧と第1の基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、
    前記第2のレプリカバッファの出力電圧と第2の基準電圧とを比較する第2のコンパレータと、
    前記第1及び第2のコンパレータの出力に基づいて前記第1及び第2調整コードを生成するバイナリスキャンカウンタと、を備え、
    前記バイナリスキャンカウンタは、前記第1のコンパレータの出力に基づき更新クロックに同期して前記第1調整コードを上位ビット側から確定させ、前記第2のコンパレータの出力に基づき前記更新クロックに同期して前記第2調整コードを上位ビット側から確定させることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. キャリブレーション端子をさらに備え、
    前記出力制御回路は、
    前記第1のレプリカバッファは、前記キャリブレーション端子と前記第1の電源との間に接続され、
    前記第2のレプリカバッファは、内部接点と前記第2の電源との間に接続され、
    前記第1のレプリカバッファの出力電圧は前記キャリブレーション端子から取り出され、
    前記第2のレプリカバッファの出力電圧は前記内部接点から取り出される、ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記出力制御回路は、前記第1の電源及び前記内部接点との間に設けられ、そのインピーダンスが前記第1調整コードによって制御される前記第1導電型のトランジスタを含む第3のレプリカバッファをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記出力制御回路は、前記第1及び第2の基準電圧の少なくとも一方を調整する基準電圧調整回路をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記出力制御回路は、内部クロックを分周することによって前記更新クロックを生成する分周回路をさらに備えることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. キャリブレーション端子と、
    第1調整コードを出力する第1のカウンタと、
    前記キャリブレーション端子と第1の電源との間に接続され、そのインピーダンスが前記第1調整コードによって制御される第1のレプリカバッファと、
    前記キャリブレーション端子の電圧と第1の基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、
    更新クロックに同期して前記第1のコンパレータの論理レベルを判定し、判定の結果に基づいて前記第1のカウンタに保持された前記第1調整コードを上位ビット側から更新するカウンタ制御回路と、を備えることを特徴とする半導体装置。
  8. 第2調整コードを出力する第2のカウンタと、
    内部接点と第2の電源との間に接続され、そのインピーダンスが前記第2調整コードによって制御される第2のレプリカバッファと、
    前記内部接点の電圧と第2の基準電圧とを比較する第2のコンパレータと、をさらに備え、
    前記カウンタ制御回路は、前記更新クロックに同期して前記第2のコンパレータの論理レベルを判定し、判定の結果に基づいて前記第2のカウンタに保持された前記第2調整コードを上位ビット側から更新することを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第1の電源と前記内部接点との間に接続され、前記第1のレプリカバッファと同じインピーダンスを有する第3のレプリカバッファをさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 内部クロックを分周することによって前記更新クロックを生成する分周回路をさらに備えることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置。
  11. 第1のカウンタから出力される第1調整コードに基づいて、キャリブレーション端子と第1の電源との間に接続された第1のレプリカバッファのインピーダンスを変化させるステップと、
    前記キャリブレーション端子の電圧と第1の基準電圧とを比較するステップと、
    前記キャリブレーション端子の電圧と第1の基準電圧との比較の結果に基づいて、前記第1のカウンタに保持された前記第1調整コードを更新するステップと、を備え、
    前記第1調整コードを更新するステップは、前記第1のカウンタに保持された前記第1調整コードを上位ビット側から更新することを特徴とする半導体装置の特性調整方法。
  12. 第2のカウンタから出力される第2調整コードに基づいて、内部接点と第2の電源との間に接続された第2のレプリカバッファのインピーダンスを変化させるステップと、
    前記内部接点の電圧と第2の基準電圧とを比較するステップと、
    前記内部接点の電圧と第2の基準電圧との比較の結果に基づいて、前記第2のカウンタに保持された前記第2調整コードを更新するステップと、を備え、
    前記第2調整コードを更新するステップは、前記第2のカウンタに保持された前記第2調整コードを上位ビット側から更新することを特徴とする請求項11に記載の半導体装置の特性調整方法。
  13. 前記第1の電源と前記内部接点との間のインピーダンスを前記第1のレプリカバッファのインピーダンスと一致させるステップをさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の特性調整方法。
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