JP2012009172A - 同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、高周波信号の伝送性を向上することができる同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置を提供する。
【解決手段】同軸コネクタあって、筒状の外周導体10aと、外周導体10aの中心軸に沿って設けられた、軸方向に断面視して中央部と端部との間に中央部の外径よりも外径が拡大または縮小する変径部10dを有する中心導体10cと、外周導体10aと中心導体10cとの間に設けられた絶縁体10bとを備えており、絶縁体10bの端面は、中心導体10cの変径部10dに対応する位置に設けられているとともに、内側に窪んだ窪み部10eを有していることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】同軸コネクタあって、筒状の外周導体10aと、外周導体10aの中心軸に沿って設けられた、軸方向に断面視して中央部と端部との間に中央部の外径よりも外径が拡大または縮小する変径部10dを有する中心導体10cと、外周導体10aと中心導体10cとの間に設けられた絶縁体10bとを備えており、絶縁体10bの端面は、中心導体10cの変径部10dに対応する位置に設けられているとともに、内側に窪んだ窪み部10eを有していることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えば、同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置に関する。
同軸コネクタにおいて、外周導体と、絶縁体と、中心導体から構成され、中心導体が、絶縁体に挿通保持された部位と挿通保持されていない部位を有し、絶縁体に挿通保持された部位と挿通保持されていない部位との間に段差部を有するものがある。このような同軸コネクタとしては、例えば、特許文献1に開示されている。
しかしながら、上記同軸コネクタは、段差部において、中心導体の直径が急激に変化することから、中心導体を伝送する高周波信号に反射損失等の伝送損失が発生しやすいという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、高周波信号の伝送性を向上することができる同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置に関する。
上記目的を達成するために本発明における同軸コネクタは、筒状の外周導体と、該外周導体の中心軸に沿って設けられた、軸方向に断面視して中央部と端部との間に前記中央部の外径よりも外径が拡大または縮小する変径部を有する中心導体と、前記外周導体と前記中心導体との間に設けられた絶縁体とを備えており、該絶縁体の端面は、前記中心導体の前記変径部に対応する位置に設けられているとともに、内側に窪んだ窪み部を有していることを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために本発明における素子収納用パッケージは、上側主面に素子が載置される載置部を有する基体と、前記上側主面に前記載置部を取り囲むように設けられた、側壁に同軸コネクタの取り付け部を有する枠体と、該枠体の前記取り付け部に取り付けられた本発明に係る同軸コネクタとを備えたことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するために本発明における半導体装置は、本発明に係る素子収納用パッケージと、前記載置部に載置され、前記同軸コネクタに電気的に接続された素子と、前記枠体の上面に接合された蓋体とを備えたことを特徴とするものである。
本発明の同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置は、高周波信号の伝送性を向上することができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置について、図面を参照しながら説明する。
<実施形態>
<同軸コネクタの構成、素子収納用パッケージの構成、および半導体装置の構成>
本実施形態に係る同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置は、図1乃至図3に示すような構成である。同軸コネクタ10は、筒状の外周導体10aと、外周導体10aの中心軸に沿って設けられた、軸方向に断面視して中央部と端部との間に中央部の外径よりも外径が拡大または縮小する変径部10dを有する中心導体10cと、外周導体10aと中心導体10cとの間に設けられた絶縁体10bとを備えており、絶縁体10bの端面は、中心導体10cの変径部10dに対応する位置に設けられているとともに、内側に窪んだ窪み部10eを有している。
<同軸コネクタの構成、素子収納用パッケージの構成、および半導体装置の構成>
本実施形態に係る同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置は、図1乃至図3に示すような構成である。同軸コネクタ10は、筒状の外周導体10aと、外周導体10aの中心軸に沿って設けられた、軸方向に断面視して中央部と端部との間に中央部の外径よりも外径が拡大または縮小する変径部10dを有する中心導体10cと、外周導体10aと中心導体10cとの間に設けられた絶縁体10bとを備えており、絶縁体10bの端面は、中心導体10cの変径部10dに対応する位置に設けられているとともに、内側に窪んだ窪み部10eを有している。
また、素子収納用パッケージは、上側主面に素子6が載置される載置部1aを有する基体1と、上側主面に載置部1aを取り囲むように設けられた、側壁に同軸コネクタの取り付け部2bを有する枠体2と、枠体2の同軸コネクタの取り付け部2bに取り付けられた本発明に係る同軸コネクタ10と、を備えている。
また、半導体装置は、本発明に係る素子収納用パッケージと、載置部1aに載置され、同軸コネクタ10に電気的に接続された素子6と、枠体2の上面に接合された蓋体8と、を備えている。
基体1は、平面視したとき、矩形状に形成された板状の部材である。基体1は、上側主面に、例えば、LD(半導体レーザ)、PD(フォトダイオード)等の半導体素子6が素子載置基台5を介して載置される載置部1aを有している。基体1は、例えば、銅(Cu)、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または銅(Cu)−タングステン(W)合金等の金属材料から成る。
基体1は、例えば、それらの金属材料を型枠に鋳込んで作製したインゴットを周知の切削加工や打ち抜き加工等の金属加工法を用いて所定の形状にして製作される。また、基体1は、半導体素子6で発生した熱を放熱するための放熱板として機能する。
なお、基体1は、基体1の外表面に耐蝕性に優れ、かつロウ材との濡れ性が良い金属、具体的には、厚さ0.5(μm)以上9(μm)以下のNi層と厚さ0.5(μm)以上9(μm)以下のAu層を順次、メッキ形成法によりメッキ層を被着させておくのがよい。メッキ層は基体1が酸化腐蝕するのを有効に防止することができる。載置部1aに、素子載置基台5が、金(Au)−錫(Sn)半田、金(Au)−ゲルマニウム(Ge)半田等のロウ材を介して接着固定される。また、素子載置基台5は、例えば、銅(Cu)−タングステン(W)合金、銅(Cu)−モリブデン(Mo)合金等の材料から成り、半導体素子6から基体1へ熱を伝えるための伝熱媒体として機能する。
枠体2は、基体1の上側主面に載置部1aを取り囲むように設けられ、枠体2の内側に
半導体素子6を収容するための空所を形成している。枠体2は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属材料から成る。枠体2は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金のインゴットを周知の切削加工や打ち抜き加工等の金属加工法により所定の枠状となすことによって製作される。
半導体素子6を収容するための空所を形成している。枠体2は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属材料から成る。枠体2は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金のインゴットを周知の切削加工や打ち抜き加工等の金属加工法により所定の枠状となすことによって製作される。
また、枠体2は、枠体2の外表面に耐蝕性に優れ、かつロウ材との濡れ性が良い金属、具体的には、厚さ0.5(μm)以上9(μm)以下のNi層と厚さ0.5(μm)以上9(μm)以下のAu層を順次、メッキ形成法によりメッキ層を被着させておくのがよい。メッキ層は枠体2が酸化腐蝕するのを有効に防止することができる。また、枠体2に同軸コネクタ10や入出力端子3を強固に接合することができる。
また、枠体2は、高周波信号の伝送線路としての線路導体11aが形成された、アルミナ質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックス等の材料から成る回路基板11を搭載する棚部2aが設けられている。
また、枠体2は、枠体2の側壁を貫通してまたは切り欠いて形成された同軸コネクタの取り付け部2bが設けられている。同軸コネクタについては、後述する。また、枠体2は、枠体2の側壁を貫通してまたは切り欠いて形成された入出力端子の取り付け部2cが設けられている。
入出力端子3は、上面の一辺側から対向する他辺側にかけて形成された配線導体3aを有する平坦部、および平坦部の上面に配線導体3aを挟んで接合された立壁部から構成される。また、平坦部は、枠体2の内外に突出する突出部を有している。
また、入出力端子3は、枠体2の入出力端子の取り付け部2cに銀(Ag)ロウまたは銀(Ag)−銅(Cu)ロウ等のロウ材を介して取り付けられる。なお、入出力端子3は、入出力端子3と枠体2の入出力端子の取り付け部2cとの接合部にメタライズ層が形成されている。入出力端子3は、例えば、アルミナ質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックスまたはムライト質セラミックス等のセラミック材料から成る。また、配線導体3aは、タングステン、モリブデンまたはマンガン等で形成されている。
入出力端子3の配線導体3aは、平坦部の上面に、素子収納用パッケージの内外を導出するように、例えば、タングステン、モリブデンまたはマンガン等の粉末に有機溶剤、溶媒を添加混合してなる金属ペーストをセラミックグリーンシートに予め周知のスクリーン印刷法により所定パターンに印刷塗布しておくことによって入出力端子3の上面に形成される。そして、配線導体3aは半導体素子6と外部電気回路基板とを電気的に接続する。
また、入出力端子3は、外部リード端子4が設けられている。外部リード端子4は、外部電気回路と入出力端子3との信号の入出力を行うものである。すなわち、外部リード端子4は、半導体素子6を外部電気回路に電気的に接続する作用をなし、外部リード端子4を外部電気回路に接続することによって半導体素子6は、外部電気回路に接続されることになる。外部リード端子4は、枠体2の外側の入出力端子3の配線導体3aに銀(Ag)ロウまたは銀(Ag)−銅(Cu)ロウ等のロウ材を介して接合される。
また、外部リード端子4は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属材料から成る。これらの金属のインゴットを周知の圧延加工法や打ち抜き加工法、エッチング加工法等の金属加工法を採用することによって、所定の形状となるように製作される。
また、入出力端子3は、入出力端子3の枠体2の内側の配線導体3aと半導体素子6がボンディングワイヤで電気的に接続される。
また、枠体2には、内部に収容する半導体素子6との間で光信号を授受するための光ファイバ9が挿通固定される筒状の光ファイバ固定部材が設けられている。また、光ファイバ固定部材は、枠体2を貫通して、銀(Ag)ロウまたは銀(Ag)−銅(Cu)ロウ等のロウ材を介して接合される。この光ファイバ固定部材は、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属から成り、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金のインゴットを周知のプレス加工することにより所定の筒状にして製作される。
また、光ファイバ固定部材は、光ファイバ9を挿通可能な貫通孔を有する筒体であり、外部より貫通孔に光ファイバ9の一端を挿通するとともに光ファイバ9を半田等の接着剤やレーザ溶接により固定し、これにより光ファイバ9を介して内部に収容する半導体素子6と外部との光信号の授受が可能となる。
シールリング7は、枠体2の上面に銀(Ag)ロウまたは銀(Ag)−銅(Cu)ロウ等のロウ材で接合され、シールリング7の上面に蓋体8をシーム溶接等により接合するための接合媒体として機能する。鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属材料から成る。なお、シールリング7は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等のインゴットを周知のプレス加工により所定の形状となすことによって製作される。
蓋体8は、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属材料から成る。蓋体8が、基体1と枠体2と入出力端子3とシールリング7とからなる内部に半導体素子6を気密に封止することになる。なお、蓋体8は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等のインゴットを周知のプレス加工により所定の形状となすことによって製作される。
同軸コネクタ10は、枠体2の内部に収容する半導体素子6と外部電気回路とを電気的に接続する機能を有し、素子収納用パッケージ内部を塞ぐ機能を有する。同軸コネクタ10は、高周波信号が伝送される中心導体10cと、この中心導体10cの周囲に設けられた絶縁体10bと、この絶縁体10bの外周に設けられてグランドとなる外周導体10aとから構成されている。
同軸コネクタ10は、図3に示すように、筒状の外周導体10aと、外周導体10aの中心軸に沿って設けられた、軸方向に断面視して中心導体10cの中央部と端部との間に中心導体10cの中央部の外径よりも外径が拡大または縮小する変径部10dを有する中心導体10cと、外周導体10aと中心導体10cとの間に設けられた絶縁体10bとを備えている。そして、絶縁体10bの端面は、中心導体10cの変径部10dに対応する位置に設けられているとともに、内側に窪んだ窪み部10eを有している。窪み部10eの窪み量Aは、図3に示すように、高周波信号の伝送損失低減という点からで、0.1(mm)以上0.5(mm)以下に設定されることが好ましい。
中心導体10cの変径部10dは、図3に示すように、中心導体10cの径方向に段差状に変化する段差形状を有している。また、中心導体10cは、絶縁体10bに被覆された部分と外周導体10aの外側に突出した部分とを有しており、中心導体10cの外径は、絶縁体10bに被覆された部分の外径が外周導体10aの外側に突出した部分の外径よ
りも小さく設けられている。絶縁体10bに被覆された部分の外径と外周導体10aの外側に突出した部分の外径の比率は、高周波信号の伝送損失低減という点から、1.1以上2以下に設定されることが好ましい。
りも小さく設けられている。絶縁体10bに被覆された部分の外径と外周導体10aの外側に突出した部分の外径の比率は、高周波信号の伝送損失低減という点から、1.1以上2以下に設定されることが好ましい。
また、同軸コネクタ10は、図3(a)に示すように、外部の同軸ケーブル等と接続する際に、同軸コネクタを支持するために、外周導体10aの一端が中心導体10cの端部まで延在されている。また、同軸コネクタ10は、外部の同軸ケーブルと接続する際に、例えば、同軸ケーブルを支持するための支持部材を用意すれば、図3(b)に示すような形状でもよい。
同軸コネクタ10は、同軸コネクタの取り付け部2bに取り付けられ、枠体2に挿入固定される。また、基体1と、枠体2と、同軸コネクタ10とを備えることで素子収納用パッケージが構成される。
同軸コネクタの取り付け部2bへの同軸コネクタ10の嵌着接合は、同軸コネクタの取り付け部2bへ同軸コネクタ10を挿入するとともに、金(Au)−錫(Sn)半田、金(Au)−ゲルマニウム(Ge)半田等のロウ材で、同軸コネクタの取り付け部2bの内周面と同軸コネクタ10の外周導体10aを全周にわたり封着することによって行なわれる。また、中心導体10cは、回路基板11の線路導体11aに、金(Au)−錫(Sn)半田、金(Au)−ゲルマニウム(Ge)半田等のロウ材を介して電気的に接続される。
また、中心導体10cの変径部10dは、図3に示すように、外周導体10aの両端部に対応する位置に設けられている。中心導体10cに変径部10dを有しているので、中心導体10cの表面を伝わって濡れ拡がる絶縁体10bを変径部10dで塞き止めることができる。これによって、外周導体10aの両端部に相当する部位の中心導体10cの変径部10dまで絶縁体10bを位置させることができ、外周導体10aの内周面と変径部10dにかけて形成される絶縁体10bの窪み部10eの形状のばらつきを低減し、滑らかな形状の窪み部10eを形成することができる。
また、絶縁体10bを中心導体10cの変径部10dに対応する位置に設けることができるので、絶縁体10bの窪み部10eが外周導体10aの端部から中心導体10cの変径部10dにかけて、所定の形状に形成されやすくなる。また、絶縁体10bが中心導体10cの変径部10dに位置して設けられるので、変径部10dの外側に絶縁体10bがはみ出しにくくなり、中心導体10cに相手方の同軸ケーブル等を接続する際に、絶縁体10bが障害となるのを抑制することができる。
また、絶縁体10bは、外周導体10aの内周面から変径部10dにかけて設けられ、外周導体10aの内側に窪んだ滑らかな窪み部10eを有している。絶縁体10bの表面の形状が滑らかな形状となるので、絶縁体10bへの応力集中が低減され、クラック等による破損を抑制することができる。
また、外周導体10aは、円筒形等の筒状であり、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属から成る。例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金のインゴットを周知のプレス加工することにより所定の筒状にして製作される。また、外周導体10aの熱膨張係数は、例えば、5×10−6(/K)以上10×10−6(/K)以下に設定されることが好ましい。
また、中心導体10cは、円形等の棒状であり、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni
)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属から成り、外周導体10aの中心軸に沿って設けられる。例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金のインゴットを周知のプレス加工することにより所定の筒状にして製作される。また、中心導体10cの熱膨張係数は、例えば、5×10−6(/K)以上10×10−6(/K)以下に設定されることが好ましい。
)−コバルト(Co)合金または鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金等の金属から成り、外周導体10aの中心軸に沿って設けられる。例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金のインゴットを周知のプレス加工することにより所定の筒状にして製作される。また、中心導体10cの熱膨張係数は、例えば、5×10−6(/K)以上10×10−6(/K)以下に設定されることが好ましい。
また、絶縁体10bは、硼珪酸ガラス、アルミ珪酸塩ガラス等のガラスから成る絶縁体10bであり、中心導体10cを被覆して保持固定している。また、絶縁体10bの熱膨張係数は、例えば、3×10−6(/K)以上6×10−6(/K)以下に設定されることが好ましい。また、絶縁体10bの熱膨張係数は、外周導体10aおよび中心導体10cの熱膨張係数よりも小さいものとするのが好ましい。
図1に示すように、基体1の上側主面の載置部1aに半導体素子6が素子載置基台5を間に介して接着固定される。そして、半導体素子6は、同軸コネクタ10と電気的に接続された回路基板11上に形成されている線路導体11aとボンディングワイヤ等を介して電気的に接続される。また、半導体素子6は、半導体素子6の電極がボンディングワイヤ等を介して入出力端子3の配線導体3aに電気的に接続される。次に、枠体2の上面にシールリング7を介して蓋体8がシーム溶接等の溶接法で接合されて半導体装置となる。これによって、素子収納用パッケージおよび半導体装置は、伝送性が向上し、絶縁体10bがクラック等によって破損するのを抑制することができる。
また、枠体2の光ファイバ固定部材に光ファイバ9の一端を挿通させるとともにこれを半田等の接着剤やレーザ溶接によって接合し、光ファイバ9を枠体2に固定する。この半導体装置において、光ファイバは半導体装置が外部電気回路基板等に搭載された後に設けることもできる。または、製品として半導体装置自体に設けておくこともできる。そして、光ファイバ9を介して内部に収容する半導体素子6と外部との光信号の授受が可能となる。
本実施形態によれば、同軸コネクタ10は、中心導体10cに変径部10dを有しているので、中心導体10cの表面を伝わって濡れ拡がる絶縁体10bを変径部10dに位置させて設けることができる。これによって、外周導体10aの両端部に対応する位置の変径部10dまで絶縁体10bを位置させることができるため、絶縁体10bの窪み部10eはなだらかな所定の形状に形成することができる。これによって、同軸コネクタ10は、中心導体10cを伝送する高周波信号の特性インピーダンスのばらつきを低減することができ、中心導体10cを伝送する高周波信号に反射損失等の伝送損失が発生するのを抑制することができる。
また、中心導体10cの周囲の絶縁体10bの量を漸次減少させる窪み部10eを形成することができ、同軸コネクタ10は、中心導体10cを伝送する高周波信号の特性インピーダンスの変化を滑らかにすることができる。また、同軸コネクタ10は、中心導体10cを伝送する高周波信号の特性インピーダンスを所定の値にすることができ、高周波信号の伝送性が向上して、中心導体10cを伝送する高周波信号に反射損失等の伝送損失が発生するのを抑制することができる。
また、中心導体10cとの熱膨張差による熱応力が絶縁体10bに作用しても、絶縁体10bの窪み部10eが、外周導体10aの内周面から変径部10dにかけて設けられ、外周導体10aの内側に窪んだ滑らかな窪み部10eを有しているので、応力集中の起点となる箇所が形成されるのを抑制することができる。これによって、同軸コネクタ10は、絶縁体10bに応力集中が発生するのを抑制し、絶縁体10bがクラック等により破損するのを抑制することができる。また、外周導体10aとの熱膨張差による熱応力が絶縁
体10bに作用する場合も同様な効果が得られる。
体10bに作用する場合も同様な効果が得られる。
また、絶縁体10bは、外周導体10aの内周面から変径部10dにかけて設けられ、外周導体10aの内側に窪んだ滑らかな窪み部10eを有しているため、中心導体10cの外側に向かうにつれて中心導体10cの周囲の絶縁体10bの量を漸次減少させることができ、徐々に中心導体10cの周囲を空気の状態の伝送モードにしていくことができる。これによって、同軸コネクタ10は、中心導体10cを伝送する高周波信号の特性インピーダンスの変化をなだらかにすることができ、中心導体10cを伝送する高周波信号が絶縁体10bの両端を通過する際に、高周波信号に反射損失が発生するのを抑制することができる。
また、中心導体10cは、絶縁体10bに被覆された部分の外径が外周導体10aの外側に突出した部分の外径よりも小さいので、絶縁体10bで被覆された部分と被覆されていない部分とで、中心導体10cを伝送する高周波信号の特性インピーダンスの整合を取ることができる。したがって、同軸コネクタ10は、中心導体10cの全長にわたって伝送する高周波信号の特性インピーダンスを整合させることができ、高周波信号の伝送性を向上することができる。
<素子収納用パッケージ、および電子装置の製造方法>
ここで、同軸コネクタ、およびそれを備えた素子収納用パッケージ、ならびにそれを備えた半導体装置の製造方法を説明する。
ここで、同軸コネクタ、およびそれを備えた素子収納用パッケージ、ならびにそれを備えた半導体装置の製造方法を説明する。
基体1は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金を型枠に鋳込んで作製したインゴットを周知の切削加工や打ち抜き加工等の金属加工法を用いて所定形状にして製作される。また、枠体2は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金を型枠に鋳込んで作製したインゴットを周知の切削加工や打ち抜き加工等の金属加工法を用いて所定形状にして製作される。また、蓋体8は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金を型枠に鋳込んで作製したインゴットを周知の切削加工や打ち抜き加工等の金属加工法を用いて所定形状にして製作される。
また、入出力端子3は、平坦部と平坦部の上面に接合される立壁部から形成される。入出力端子3が、例えば、酸化アルミニウム質焼結体からなる場合、平坦部および立壁部のグリーンシートは、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム等の原料粉末に、有機バインダ、可塑剤、溶剤、分散剤等を混合添加してペースト状とし、ドクターブレード法やカレンダーロール法等によって形成される。
そして、平板形状のグリーンシートに金型を用いた打ち抜きを施すことによってそれぞれの形状に合わせて製作される。
平坦部は、タングステン、モリブデンまたはマンガン等の高融点金属粉末に有機バインダ、可塑剤、溶剤等を添加してなる導電ペーストを、平坦部の上面の所定位置にスクリーン印刷法等によって印刷塗布して、配線導体3aとなる金属ペースト層が形成される。また、平坦部および立壁部は、枠体2との接合部に該当する位置に導金属ペーストを印刷塗布してメタライズ層が形成される。また、入出力端子取り付け部2cが切り欠いて設けられている場合には、平坦部および立壁部は、枠体2およびシールリング7との接合部に該当する位置にメタライズ層が形成される。
さらに、グリーンシート状態の平坦部上に、グリーンシート状態の立壁部を積層して、約1600℃の温度で同時に焼成することにより、焼成後に、平坦部と立壁部が一体化されて、入出力端子3が製作される。
また、電解メッキ又は無電解メッキ等のメッキ形成方法によって、表面に露出した配線導体3a上、およびメタライズ層上に厚さ1.0(μm)以上3.0(μm)以下のニッケルメッキ層が形成される。
外部リード端子4は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金を型枠に鋳込んで作製したインゴットを周知の切削加工や打ち抜き加工等の金属加工法を用いて所定形状にして製作される。そして、入出力端子3の配線導体3aの枠体2の外側に銀(Ag)ロウまたは銀(Ag)−銅(Cu)ロウ等のロウ材を介して接合される。
シールリング7は、例えば、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金を型枠に鋳込んで作製したインゴットを周知の切削加工や打ち抜き加工等の金属加工法を用いて所定形状にして製作される。
同軸コネクタ10は、以下の方法により製作される。
まず、酸化ケイ素,酸化ホウ素,酸化ナトリウム,酸化アルミニウム,酸化カリウム,酸化リチウムから成る原料粉末に適当な有機溶剤,溶媒,バインダを添加混合して原料粉末を調整する。そして、この原料粉末をプレス成型により、中心に中心導体10cの直径よりやや大なる径の貫通孔を有するとともに直径が外周導体10aの内周径よりやや小なる円板状の成型体を成型する。しかる後、この成型体を500〜700℃の温度で仮焼して絶縁体10bとなる成型品を準備する。
また、別途、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金等の金属材料から成り、プレス加工,切削加工等により所定の形状に作成された外周導体10aと中心導体10cとを準備する。
次に、外周導体10aに絶縁体10bとなる成型品を挿入載置するとともに中心導体10cを貫通孔に中心導体10cの両端が貫通孔から突出するように挿入載置し、850〜950℃の温度で絶縁体10bとなる成型品を溶融することにより外周導体10aと絶縁体10bと中心導体10cとが気密に接合され、同軸コネクタ10と成る。
絶縁体10bの端面は、850〜950℃の温度で溶融する際に、中心導体10cの変径部10dと外周導体10aの端部とに位置して、窪み部10eを有して設けられる。また、絶縁体10bは、中心導体10cの変径部10dが段差形状になっているので絶縁体10bが外側に流れ出るのを抑制することができる。すなわち、外周導体10cの変径部10dが流動の塞き止め機能を有し、外側に流動するのを抑制することができる。これによって、絶縁体10bは、滑らかな窪み部10eを有して形成することができる。
基体1と枠体2と入出力端子3と同軸コネクタ10とシールリング7が銀(Ag)ロウまたは銀(Ag)−銅(Cu)ロウ等のロウ材を介して接合されることによって素子収納用パッケージが製作される。
また、素子収納用パッケージから露出してニッケルメッキ層が形成されている配線導体3aは、電解メッキ又は無電解メッキ等のメッキ形成方法によって、更に、厚さ0.5(μm)以上3.0(μm)以下のニッケルメッキ層、厚さ0.5(μm)以上3.0(μm)以下の金メッキ層が形成される。
ここで、半導体装置の製造方法について説明する。
半導体装置は、素子収納用パッケージの基体1の載置部1aに素子載置基台5を、例えば、金(Au)−錫(Sn)半田または金(Au)−ゲルマニウム(Ge)半田等の材料で接着固定する。そして、素子載置基台5上に半導体素子6を金(Au)−錫(Sn)半田等を介して接着固定する。半導体素子6が、線路導体11aと配線導体3aにボンディングワイヤ等を介して電気的に接続される。次に、シールリング7の上面に蓋体8をシーム溶接等の溶接法によって接合し、基体1と枠体2と入出力端子3と同軸コネクタ10とシールリング7および蓋体8の内部に半導体素子6を気密に収容して半導体装置とする。
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。以下、本実施形態の変形例について説明する。なお、本実施形態の変形例に係る同軸コネクタのうち、本実施形態に係る同軸コネクタと同様な部分については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
<変形例1>
本実施形態に係る変形例の同軸コネクタでは、図4に示すように、中心導体10cの変径部10dは、中心導体10cの径方向に漸次変化する傾斜形状を有してもよい。すなわち、変径部10dが、中心導体10cの端部から中央部に向かって漸次外径が小さくなるようなテーパー形状に形成されている。傾斜形状の角度αは、図4に示すように、絶縁体10bを傾斜形状部に位置させる、すなわち、塞き止めを有効に機能させるという点から、30(°)以上80(°)以下に設定されることが好ましい。また、特性インピーダンスの変化を緩やかにする点から、30(°)以上80(°)以下に設定されることが好ましい。
本実施形態に係る変形例の同軸コネクタでは、図4に示すように、中心導体10cの変径部10dは、中心導体10cの径方向に漸次変化する傾斜形状を有してもよい。すなわち、変径部10dが、中心導体10cの端部から中央部に向かって漸次外径が小さくなるようなテーパー形状に形成されている。傾斜形状の角度αは、図4に示すように、絶縁体10bを傾斜形状部に位置させる、すなわち、塞き止めを有効に機能させるという点から、30(°)以上80(°)以下に設定されることが好ましい。また、特性インピーダンスの変化を緩やかにする点から、30(°)以上80(°)以下に設定されることが好ましい。
中心導体10cの変径部10dが、漸次変化する傾斜形状を有しているので、傾斜形状によって中心導体10cの直径が漸次変化するので、特性インピーダンスの変化が緩やかになる。これによって変径部10dで中心導体10cを伝送する高周波信号の反射損失を抑制することができる。すなわち、中心導体10cを伝送する高周波信号の特性インピーダンスが急激に変化するのではなく、漸次変化させることができるので、高周波信号の反射損失の発生を抑制することができる。
<変形例2>
本実施形態に係る変形例の同軸コネクタでは、図5に示すように、変径部10dは、中心導体10cの径方向に突き出た凸部または凹んだ凹部を有してもよい。すなわち、図5(a)は中心導体10cに凸部の形状が形成され、図5(b)は中心導体10cに凹部の形状が形成されている。中心導体10cの中央部の外径と凸部の外径の比率は、絶縁体10bを傾斜形状部に位置させる、すなわち、塞き止めを有効に機能させるという点から、1.1以上1.5以下に設定されることが好ましい。また、中心導体10cの中央部の外径と凹部の外径の比率は、絶縁体10bを傾斜形状部に位置させる、すなわち、塞き止めを有効に機能させるという点から、0.6以上0.9以下に設定されることが好ましい。
本実施形態に係る変形例の同軸コネクタでは、図5に示すように、変径部10dは、中心導体10cの径方向に突き出た凸部または凹んだ凹部を有してもよい。すなわち、図5(a)は中心導体10cに凸部の形状が形成され、図5(b)は中心導体10cに凹部の形状が形成されている。中心導体10cの中央部の外径と凸部の外径の比率は、絶縁体10bを傾斜形状部に位置させる、すなわち、塞き止めを有効に機能させるという点から、1.1以上1.5以下に設定されることが好ましい。また、中心導体10cの中央部の外径と凹部の外径の比率は、絶縁体10bを傾斜形状部に位置させる、すなわち、塞き止めを有効に機能させるという点から、0.6以上0.9以下に設定されることが好ましい。
中心導体10cが、凸部または凹部を有しているので、中心導体10cの表面を伝わって濡れ拡がる絶縁体10bが凸部または凹部の部分に位置して設けることができ、絶縁体10cの窪み部10eの形状がばらつくのを抑制することができる。
1 基体
1a 載置部
2 枠体
2a 棚部
2b 同軸コネクタの取り付け部
2c 入出力端子の取り付け部
3 入出力端子
3a 配線導体
4 外部リード端子
5 素子載置基台
6 素子
7 シールリング
8 蓋体
9 光ファイバ
10 同軸コネクタ
10a 外周導体
10b 絶縁体
10c 中心導体
10d 変径部
10e 窪み部
11 回路基板
11a 線路導体
1a 載置部
2 枠体
2a 棚部
2b 同軸コネクタの取り付け部
2c 入出力端子の取り付け部
3 入出力端子
3a 配線導体
4 外部リード端子
5 素子載置基台
6 素子
7 シールリング
8 蓋体
9 光ファイバ
10 同軸コネクタ
10a 外周導体
10b 絶縁体
10c 中心導体
10d 変径部
10e 窪み部
11 回路基板
11a 線路導体
Claims (6)
- 筒状の外周導体と、
該外周導体の中心軸に沿って設けられた、軸方向に断面視して中央部と端部との間に前記中央部の外径よりも外径が拡大または縮小する変径部を有する中心導体と、
前記外周導体と前記中心導体との間に設けられた絶縁体とを備えており、
該絶縁体の端面は、前記中心導体の前記変径部に対応する位置に設けられているとともに、内側に窪んだ窪み部を有していることを特徴とする同軸コネクタ。 - 請求項1に記載の同軸コネクタであって、
前記変径部は、前記中心導体の径方向に段差状に変化する段差形状または漸次変化する傾斜形状を有することを特徴とする同軸コネクタ。 - 請求項1または請求項2に記載の同軸コネクタであって、
前記変径部は、前記中心導体の径方向に突き出た凸部または凹んだ凹部を有することを特徴とする同軸コネクタ。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の同軸コネクタであって、
前記中心導体は、前記絶縁体に被覆された部分と前記外周導体の外側に突出した部分とを有しており、前記絶縁体に被覆された部分の外径が前記外周導体の外側に突出した部分の外径よりも小さいことを特徴とする同軸コネクタ。 - 上側主面に素子が載置される載置部を有する基体と、
前記上側主面に前記載置部を取り囲むように設けられた、側壁に同軸コネクタの取り付け部を有する枠体と、
該枠体の前記取り付け部に取り付けられた請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の同軸コネクタと
を備えたことを特徴とする素子収納用パッケージ。 - 請求項5に記載の素子収納用パッケージと、
前記載置部に載置され、前記同軸コネクタに電気的に接続された素子と、
前記枠体の上面に接合された蓋体と
を備えたことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010141737A JP2012009172A (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | 同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012009172A true JP2012009172A (ja) | 2012-01-12 |
Family
ID=45539512
Family Applications (1)
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JP2010141737A Pending JP2012009172A (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | 同軸コネクタ、および素子収納用パッケージ、ならびに半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012009172A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014192220A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Kyocera Corp | 電子部品搭載用パッケージおよびそれを用いた電子装置 |
CN110391560A (zh) * | 2018-06-29 | 2019-10-29 | 中航光电科技股份有限公司 | 同轴接触件单元及单芯同轴连接器、多芯同轴连接器 |
-
2010
- 2010-06-22 JP JP2010141737A patent/JP2012009172A/ja active Pending
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