JP2011525466A - エレベータドア装置 - Google Patents

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Abstract

エレベータドア装置は、エレベータ出入口の上部に設けられ、エレベータドアの左右移動を案内するハンガーレールを備えるハンガーケース、一端部にはハンガーレール上で転動するローラーが回転可能に連結され、他端部にはエレベータドアが結合されるハンガープレート、及びハンガープレートがエレベータ出入口の幅方向に左右移動できるよう駆動力を伝達する駆動滑車が回転可能に連結され、第1締結手段によりハンガーケースに結合される滑車ブラケットを含み、前記滑車ブラケットは第2締結手段によりローラーの回転軸方向と平行な方向(D)に対向するよう前記ハンガーレールと結合される。これに伴い、本発明に係るエレベータドア装置は、ハンガーケースの撓みを防止することができ、エレベータドアが所定の行程区間を外れてハンガーレールから離脱するのを防止することができる。

Description

本発明はエレベータドア装置に関し、より詳しくはハンガーケースの撓みを防止し、エレベータドアの離脱を防止することができるエレベータドア装置に関する。
従来のエレベータドア装置に対し検討してみれば、エレベータ出入口の上部には、エレベータドアを駆動させるための駆動装置などが取り付けられたハンガーケースが設けられる。前記ハンガーケースには、駆動装置以外にもエレベータドアの左右移動を案内するためのハンガーレールが備えられる。
前記ハンガーレール上には、ハンガーレールに沿って転動しながら、エレベータ出入口の幅方向に左右移動するローラーが備えられる。このようなローラーは、エレベータドアと結合されるハンガープレートに連結される。上記のような構造により、エレベータドアは、ハンガーケースに設けられたハンガーレールに、左右移動可能にハンガープレートを介して連結される。
しかし、従来のエレベータドア装置は、エレベータドアの荷重が前記ローラーを介してハンガーレールに集中される構造を有しているので、ハンガーレールが連結されたハンガーケースには、ローラーの回転軸方向と平行な方向に撓みや垂れが生じ得る。このような垂れや撓みが生じると、エレベータドアが本来の機能を発揮することができないとの問題がある。
さらに、従来のエレベータドア装置は、エレベータドアが、開放方向の移動を制限することができる別途の部材を備えていないので、駆動装置などの異常によりエレベータドアが所定の行程区間を外れても、エレベータドアがハンガーレールからの離脱を防止することができないという問題がある。
したがって、本発明は前記の問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の一の課題は、エレベータドアの荷重がハンガーケースに集中されることを防止し、エレベータドアの荷重によりハンガーケースが撓むか垂れるのを防止することができるエレベータドア装置を提供することである。
さらに、本発明の他の課題は、エレベータドアが所定の行程区間を外れようとする場合にその移動を制限することができるようにして、駆動装置などに異常が発生しても、エレベータドアがハンガーレールから離脱することのないエレベータドア装置を提供することである。
上記の本発明の課題を達成するための本発明の好ましい実施の形態によれば、エレベータドア装置は、エレベータ出入口の上部に設けられ、エレベータドアの左右移動を案内するハンガーレールを備えるハンガーケースと、一端部にはハンガーレール上で転動するローラーが回転可能に連結され、他端部にはエレベータドアが結合されるハンガープレートと、ハンガープレートがエレベータ出入口の幅方向に左右移動できるよう駆動力を伝達する駆動滑車が回転可能に連結され、第1締結手段によりハンガーケースに結合される滑車ブラケットとを含み、滑車ブラケットは、第2締結手段によりローラーの回転軸方向と平行な方向に対向するようハンガーレールと結合される。
このような構成とすることで、本発明に係るエレベータドア装置は、エレベータドアの荷重を滑車ブラケットとハンガーケースに分散させてハンガーケースの撓みを防止することができる。
一方、滑車ブラケットは、ローラーの回転軸方向と平行な方向に水平に形成され、第1締結手段によりハンガーケースと結合される水平プレート、及び水平プレートから垂直に延長され、第2締結手段によりハンガーレールと結合される垂直プレートを含んで構成することができる。
このように滑車ブラケットが構成されるに伴い、エレベータドアの荷重によりハンガーケースの垂直部に垂れなどが生じても、滑車ブラケットへの垂れなどによる影響をより少なくすることができる。さらに、前記のような構造は、エレベータドアの荷重の分散にもより効果的である。
さらに、前記のような滑車ブラケットに対応されるよう、ハンガーケースは、ローラーの回転軸方向と平行な方向に水平に形成される水平部、及び垂直プレートと向き合うよう水平部から垂直に延長され、末端部でハンガーレールと連結される垂直部を含んで構成することができる。
これ以外にも、滑車ブラケットとハンガーレールとの間には支持部材が更に備えられ、支支持部材により滑車ブラケットとハンガーレールとの間の間隔が一定に維持される。このとき、第2締結手段は、支支持部材を貫通して滑車ブラケットとハンガーレールを結合するように構成することができる。
一方、ハンガープレートの一面は、滑車ブラケットと対向する方向に配置することができ、ハンガープレートの他面にはローラーを連結することができ、第2締結手段はハンガーレールの幅方向の末端部で滑車ブラケットとハンガーレールを結合することができる。
これに伴い、本発明に係るエレベータドア装置は、エレベータドアが所定の行程区間を外れてもハンガープレートの移動が第2締結手段により阻止され、エレベータドアがハンガーレールから離脱するのを防止することができる。
さらに、本発明に係るエレベータドア装置において、垂直プレートは、駆動滑車の中心部からエレベータドアの閉鎖方向へ凸状に突出した形状を有する第1側面、及び第1側面と対応されるように駆動滑車の中心部方向に凹んだ凹形状を有する第2側面を含んで構成することができる。
これに伴い、本発明に係る垂直プレートは、力を最大に受ける部分を第1側面に形成し、相対的に少ない力を受ける部分を第2側面に形成することにより、滑車ブラケットの剛性を確保しながらも滑車ブラケットの製造に要する材料を節減することができるとの効果がある。
本発明に係るエレベータドア装置は、ハンガーレールと滑車ブラケットを結合する第2締結手段を更に備えることにより、エレベータドアの荷重を滑車ブラケットにも分散させることができるので、ハンガーケースの垂れや撓みの発生をより安定に予防することができる。
さらに、本発明に係るエレベータドア装置は、滑車ブラケットが水平プレートと垂直プレートを含んで構成され、前記水平プレートがハンガーケースに結合される構造を有しているので、エレベータドアの荷重によりハンガーケースの垂直部に垂れなどが生じても、滑車ブラケットはその影響をより少なく受けることができるだけでなく、前記のような構造はエレベータドアの荷重の分散にもより効果的である。
併せて、本発明に係るエレベータドア装置は、第2締結手段がハンガーレールの末端部で滑車ブラケットとハンガーレールとの間の空間を横切って滑車ブラケットとハンガーレールを結合しているので、エレベータドアがハンガーレールから離脱するのを防止することができる。
実施の形態1に係るエレベータドア装置を示す正面図である。 図1のA部分の拡大図である。 図1の側面図である。 実施の形態2に係るエレベータドア装置を示す正面図である。
以下、図等を参照しながら本発明の好ましい実施の形態を詳しく説明するが、本発明がこれらの実施の形態に限定されるものではない。参考までに、同一の符号は、実質的に同一の要素を指し、このような規則下において、符号の説明は、他の図に記載された内容を参照して行うこともあり、また、当業者に自明であると判断される内容、又は繰り返される内容は省略する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るエレベータドア装置を示している正面図、図2は図1のA部分の拡大図、図3は図1の側面図である。
図1〜図3に示されているように、本発明の実施の形態1に係るエレベータドア装置は、ハンガーケース110、ハンガープレート170、及び滑車ブラケット120を含んで構成される。
エレベータ乗場側またはかご側出入口(以下では、2つを含めて「エレベータ出入口」と記載する)の上部にはハンガーケース110が設けられる。ハンガーケース110には、エレベータ乗場側またはかご側ドア(以下では、2つを含めて「エレベータドア」と記載する)を開閉するための駆動力を提供する駆動装置(図示省略)と、エレベータドア130の幅方向の左右移動を案内するハンガーレール112が備えられる。
駆動装置は、一般にモーターを含む駆動装置本体、駆動装置本体の駆動力により回転する回転軸、回転軸に固定されて回転軸と連動して回転する駆動滑車140、及び駆動滑車140に巻き掛けられ駆動滑車140の回転により周回運動する無端状の連動ロープ129を含んで構成される。連動ロープ129の周回運動に伴い前記連動ロープ129に連結されたハンガープレート170は、エレベータ出入口150の幅方向に左右移動することができ、これに伴いハンガープレート170に結合されたエレベータドア130は、エレベータ出入口150を開閉することができる。
前記のように、駆動装置本体により発生した駆動力を、連動ロープ129を介してハンガープレート170に伝達する駆動滑車140は、第1締結手段122によりハンガーケース110に結合される滑車ブラケット120に回転可能に連結される。ここで、第1締結手段にはボルト、ナットのように追加的な構成を別に備えて両構成を結合する手段が一般に含まれ得るが、追加的な構成なく溶接のような方法で両構成を結合する手段も含まれ得る。一方、ハンガーケース110と滑車ブラケット120の具体的な結合構造は後述する。
ハンガーレール112は、エレベータ出入口150の幅方向に形成され、ハンガープレート170に連結されたローラー172の移動を案内する役割を果たす。さらに、ハンガーレール112はローラー172を介して、エレベータドア130が結合されたハンガープレート170を支持する役割を果たす。このようなハンガーレールは、ハンガーケースと別に製作されてハンガーケースに結合されることもあるが、ハンガーケースと一体に製作されることもある。本実施の形態では、ハンガーケース110と一体に製作されたハンガーレール112が例示されている。
一方、ハンガープレート170は、ローラー172を介してエレベータドア130とハンガーレール112を連結するだけでなく、駆動装置による駆動力をエレベータドア130に伝達する役割を果たす。即ち、駆動装置本体により発生した駆動力は駆動滑車140を回転させ、このような駆動滑車140の回転は駆動滑車140に巻き掛けられた連動ロープ129を周回運動させる。このような連動ロープ129の周回運動によりハンガープレート170は左右に移動することができ、ハンガープレート170の左右移動に伴い、ハンガープレート170に結合されたエレベータドア130はエレベータ出入口150を開閉することができる。
さらに、ハンガープレート170には、ハンガープレート170の左右移動を円滑に、かつハンガープレート170を、所定の経路を安定して移動させるため、ハンガーレール112上を転動するローラー172に連結される。このようなローラー172は、ハンガープレート170の上側の部位、かつ幅方向の両端間を2等分する中心線の両側に、一対設けられるのが一般的である。
前記のように、エレベータドア130の上部はハンガープレート170を介してハンガーケース110により支持され、エレベータドア130の下部はドアシュー(door shoe)(図示省略)を介してガイドレール(図示省略)により案内されることで、エレベータドア130は安定してエレベータ出入口150の幅方向に左右移動することができる。
図2及び図3を参考にしながら、本実施の形態に係るエレベータドア装置においてハンガーケースと滑車ブラケットの結合構造を詳しく説明する。
ハンガーケース110は、ローラー172の回転軸方向と平行な方向(D)へ水平に形成される水平部116、及び水平部116から垂直に延長され、末端部でハンガーレール112と連結される垂直部118を含んで構成される。滑車ブラケット120は、第1締結手段122によりハンガーケース110に結合される。ここで、ローラー172の回転軸方向と平行な方向(D)とは、図3において矢印で示しているように、エレベータドア装置の側面図を基準に横方向を意味する。
一方、第1締結手段は、滑車ブラケットをハンガーケース110の垂直部118に結合させてもよいが、ハンガーケース110の水平部116に結合させるのがより好ましい。その理由を説明すれば、次の通りである。エレベータドア130の荷重の大部分は、ハンガーレール112上で転動するローラー172を介してハンガーレール112に伝達される。これに伴い、ハンガーレール112と連結されているハンガーケース110の垂直部118には、前記のようなエレベータドア130の荷重が集中される。
このような荷重の集中により、前記垂直部118にはローラー172の回転軸方向と平行な方向(D)に垂れや撓みが生じ得る。滑車ブラケットが第1締結手段により垂直部118と結合されれば、前記垂直部118に垂れまたは撓みが生じる場合、その垂れなどに伴い滑車ブラケットも元の位置から離脱され得る。
したがって、第1締結手段122は、前記のような垂れ、撓みによる影響をより少なく受けることができるハンガーケース110の水平部116に滑車ブラケット120を結合させるのがより好ましい。さらに、ハンガーケース110の水平部116に滑車ブラケット120を結合させることは、後述するように、滑車ブラケット120が水平プレート126と垂直プレート128で構成される場合にエレベータドア130の荷重を分散するのにより効果的である。
前記のように、滑車ブラケット120をハンガーケース110の水平部116に結合させるため、本実施の形態に係る滑車ブラケット120は、水平プレート126と垂直プレート128を含んで構成することができる。
水平プレート126は、ハンガーケース110の水平部116に対応されるよう、ローラー172の回転軸方向と平行な方向(D)へ水平に形成し、垂直プレート128は、ハンガーケース110の垂直部118と向き合うよう水平プレート126から垂直に延長させて形成することができる。滑車ブラケット120がこのような構造を有することで、第1締結手段122により滑車ブラケット120の水平プレート126をハンガーケース110の水平部116に結合させることができる。
一方、エレベータドア130の荷重によりハンガーケース110に垂れや撓みが生じるのを抑制することができるよう、本実施の形態に係るエレベータドア装置は、別に備えられた第2締結手段124を介し滑車ブラケット120をハンガーレール112に結合させることができる。即ち、図3に示されているように、滑車ブラケット120の水平プレート126とハンガーケース110の水平部116は第1締結手段122により互いに結合することができ、滑車ブラケット120の垂直プレート128とハンガーレール112は第2締結手段124により互いに結合することができる。このような第2締結手段124により、滑車ブラケット120とハンガーレール112は、ローラー172の回転軸方向と平行な方向(D)へ互いに向き合うように結合することができる。
締結手段には、ボルト、ナットのような追加的な構成を介し両構成を結合する手段が一般に含まれるが、追加的な構成なくとも溶接のような方法で両構成を結合する手段も含まれる。但し、通常、垂直プレート128とハンガーレール112との間には、一定の間隔が維持されているので、本実施の形態に係る結合構造では第2締結手段124としてボルトのような一般的な締結手段が用いてもよい。
本実施の形態に係るエレベータドア装置は、前記のような結合構造を有することにより、エレベータドア130の荷重を、ハンガーレール112だけでなく滑車ブラケット120にも分散させることができるので、ハンガーケース110の垂れや撓みの発生をより安定して防止することができる。
一方、前記で説明したように、エレベータドア130は、通常、ハンガープレート170を介しハンガーレール112に沿って左右移動する。即ち、ハンガープレート170の一端部には、ハンガーレール112上で転動するローラー172が回転可能に連結され、ハンガープレート170の他端部には、エレベータドア130が結合されることで、ローラー172がハンガーレール112上で転動すれば、エレベータドア130は、ハンガープレート170とともにエレベータ出入口150の幅方向に左右移動することができる。
このようなハンガープレートの左右移動と関連し従来のエレベータドア装置を検討してみれば、ハンガープレートの行程区間の間にハンガープレートの移動を制限することができる構成が一般に備えられていない。これに伴い、駆動装置の異常などでハンガープレートがエレベータドアの開放方向(P)(図1に示された矢印を参照)へ必要以上に移動する場合、エレベータドアがハンガーレールから離脱することがある。
しかし、本実施の形態に係るエレベータドア装置は、第2締結手段124がハンガーレール112の幅方向の一端部、即ち、エレベータドア130の開放方向(P)の末端部で滑車ブラケット120とハンガーレール112を結合するように構成されるので、エレベータドア130が所定の行程区間を外れてハンガーレール112から離脱することを防止することができる。
詳細には、図2、3に示されているように、ハンガープレート170の一面は滑車ブラケット120と対向する方向に配置することができ、ハンガープレート170の他面にはローラー172を連結できる。このような構造とすることで、ハンガープレート170は、その一面が滑車ブラケット120と対向し、その他面がハンガーレール112と対向するように配置することができる。
これと共に、本実施の形態において、第2締結手段124は、図2、3に示されているように、ハンガーレール112の末端部(即ち、エレベータドア130の開放方向(P)の末端部)で滑車ブラケット120とハンガーレール112との間の空間を横切って滑車ブラケット120とハンガーレール112を結合しているので、本実施の形態に係るエレベータドア装置は、駆動装置の異常などによりエレベータドア130が所定の行程区間を外れようとしても、ハンガーレール112の末端部でハンガープレート170のさらなる移動を強制的に規制することができる。
結局、本実施の形態に係るエレベータドア装置では、第2締結手段124によって、エレベータドア130が所定の行程区間を外れてハンガーレール112から離脱するのを防止することができるので、エレベータドア130の安定性がより確実に保たれる。
一方、滑車ブラケット120とハンガーレール112との間には、図3に示されているように、支持部材160がさらに備えられている。このような支持部材160は、滑車ブラケット120とハンガーレール112との間の間隔を一定に維持することができる。このとき、第2締結手段は支持部材160を貫通して滑車ブラケット120とハンガーレール112を結合するように構成することができる。
前記で検討してみたように、本実施の形態に係るエレベータドア装置は、ハンガーケース110と滑車ブラケット120を結合する第1締結手段122の他に、ハンガーレール112と滑車ブラケット120を結合する第2締結手段124を更に備えるに伴い、エレベータドア130の荷重を、ハンガーレール112だけでなく滑車ブラケット120にも分散させることができるので、ハンガーケース110の垂れや撓みの発生をより安定に予防することができる。
さらに、本実施の形態に係るエレベータドア装置は、滑車ブラケット120が、ハンガーケース110の水平部116に結合される水平プレート126とハンガーレール112に結合される垂直プレート128を含んで構成されるので、エレベータドア130の荷重によりハンガーケース110の垂直部118に垂れなどが生じてもその影響をより少なく受けることができる。さらに、このような構造は、エレベータドア130の荷重を分散するのにより効果的である。
これ以外にも、第2締結手段124がハンガーレール112の末端部で滑車ブラケット120とハンガーレール112との間の空間を横切って滑車ブラケット120とハンガーレール112を結合しているため、本実施の形態に係るエレベータドア装置は、エレベータドア130が所定の行程区間を外れてハンガーレール112から離脱するのを防止することができるので、エレベータドア130の安定性をより確実に保つことができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係るエレベータドア装置を示す正面図である。参考までに、前述の構成と同一はまた相当する構成に対しては同一であるか相当する図面の符号を与え、それに対する詳細な説明は省略する。
本実施の形態に係るエレベータドア装置と、実施の形態1に係るエレベータドア装置との間の主な相違点は、滑車ブラケットの垂直プレートの構成にあるので、以下では図4を参照しながら本実施の形態に係る滑車ブラケット220を中心に説明する。
本実施の形態に係る滑車ブラケット220は、実施の形態1の滑車ブラケット120と同様、ローラーの回転軸方向と平行な方向(D)に水平に形成され、第1締結手段122によりハンガーケース110と結合される水平プレート、及び水平プレートから垂直に延長され第2締結手段124によりハンガーレール112と結合される垂直プレート228を含んで構成されている。
しかし、実施の形態1とは異なり、垂直プレート228は第1側面228aと第2側面228bを含んで構成されている。第1側面228aは、図4に示されているように、駆動滑車140の中心部からエレベータドア130の閉鎖方向(C)へ突出した凸形状を有し、第2側面228bは、第1側面228aに対応するように駆動滑車140の中心部の方向に凹んだ凹形状を有している。
本実施の形態に係る垂直プレート228は、前記のような構造を有することにより、より少量の材料だけでもより安定に駆動滑車140を支持することができる。詳細には、駆動滑車140は、連動ロープ129によって、エレベータドア130の閉鎖方向(C)に力を受ける。このような力は、回転軸を介し滑車ブラケット220の垂直プレート228へ伝達される。よって、垂直プレート228には、回転軸の中心部からエレベータドア130の閉鎖方向(C)へ最も強い力が働く。
これに伴い、前記のような力を適宜分散させて垂直プレート228の変形などを防止し、駆動滑車140を安定に支持するためには、駆動滑車140の中心部からエレベータドア130の閉鎖方向(C)へより幅広く垂直プレート228を形成するのが好ましい。但し、漠然と前記のような部分を幅広く形成することは、垂直プレートの製作に要する材料を増加させて該製造コストを増加させ得るとの問題がある。
しかし、本実施の形態に係る垂直プレート228は、力を最大に受ける部分を第1側面228aに形成し、相対的に少ない力を受ける部分を第2側面228bに形成することにより、本実施の形態に係るエレベータドア装置は、滑車ブラケットの剛性を確保しながらも滑車ブラケットの製造に要する材料の量を削減することができるという効果が得られる。
上述したように、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、当該技術分野の熟練した当業者であれば、下記の請求範囲に記載された本発明の思想及び領域から外れない範囲内で、本発明を多様に修正及び変更させ得ることを理解できるはずである。したがって、本発明の思想は下記に記載された特許請求の範囲によってのみ把握されなければならず、等価的な変形例の全てが本発明のカテゴリーに属すると言えるはずである。
本発明は、ハンガーケースの撓みを防止し、エレベータドアの離脱を防止することができるエレベータドア装置に関するものであって、産業上の利用可能性がある。

Claims (6)

  1. エレベータ出入口の上部に設けられ、エレベータドアの左右移動を案内するハンガーレールを備えるハンガーケースと、
    一端部には前記ハンガーレール上で転動するローラーが回転可能に連結され、他端部には前記エレベータドアが結合されるハンガープレートと、
    前記ハンガープレートが前記エレベータ出入口の幅方向に左右移動できるように駆動力を伝達する駆動滑車が回転可能に連結され、第1締結手段により前記ハンガーケースに結合される滑車ブラケットと
    を含み、
    前記滑車ブラケットは、第2締結手段により前記ローラーの回転軸方向と平行な方向に対向するよう前記ハンガーレールと結合されることを特徴とするエレベータドア装置。
  2. 前記滑車ブラケットは、前記ローラーの回転軸方向と平行な方向に水平に形成され、前記第1締結手段により前記ハンガーケースと結合される水平プレート、及び前記水平プレートから垂直に延長され、前記第2締結手段により前記ハンガーレールと結合される垂直プレートを含むことを特徴とする請求項1に記載のエレベータドア装置。
  3. 前記垂直プレートは、前記駆動滑車の中心部から前記エレベータドアの閉鎖方向へ凸状に突出した形状を有する第1側面、及び前記第1側面に対応するように前記駆動滑車の中心部方向へ凹んだ凹形状を有する第2側面を含むことを特徴とする請求項2に記載のエレベータドア装置。
  4. 前記ハンガーケースは、前記水平プレートに対応されるよう前記ローラーの回転軸方向と平行な方向に水平に形成される水平部、及び前記垂直プレートと向き合うよう前記水平部から垂直に延長され、該末端部で前記ハンガーレールと連結される垂直部を含むことを特徴とする請求項2に記載のエレベータドア装置。
  5. 前記滑車ブラケットと前記ハンガーレールとの間には、前記滑車ブラケットと前記ハンガーレールとの間の間隔を一定に維持する支持部材がさらに備えられ、前記第2締結手段は前記支持部材を貫通して前記滑車ブラケットと前記ハンガーレールを結合することを特徴とする請求項1に記載のエレベータドア装置。
  6. 前記ハンガープレートの一面は、前記滑車ブラケットと対向する方向に配置され、前記ハンガープレートの他面には前記ローラーが連結され、前記第2締結手段は前記ハンガーレールの幅方向の末端部で前記滑車ブラケットと前記ハンガーレールを結合することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のエレベータドア装置。
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