JP2011213194A - 車両の内装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーテンエアバッグの車両前後方向の長さを確保しながら、カーテンエアバッグをスムーズに膨張展開させることができる車両の内装構造を提供する。
【解決手段】車両1の内装構造は、ピラートリム21の上方のルーフトリム15内で車体に取り付けられた衝撃吸収部材27と、ルーフトリム15の上方に収容されたカーテンエアバッグ29及びこのカーテンエアバッグ29にガスを供給するインフレータ31を備えるカーテンエアバッグ装置23とを有し、カーテンエアバッグ29は、収納状態で、その車両後方側端部を車両前方側に向けて折り曲げた折曲部45を有し、インフレータ31のガス導入部37がこの折曲部45よりも車両前方側に形成され、衝撃吸収部材27は、開口59及び保持爪61によって、車両前方側から内部に挿入されたカーテンエアバッグ29の折曲部45を保持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の内装構造に関し、特に、ルーフトリム内に配置されたカーテンエアバッグ装置を有する車両の内装構造に関する。
従来から、例えば、特許文献1に記載されているように、車両の側突時にフロントシート及びリアシートに着座している乗員を保護するために、車両のサイドウィンドウを覆うように膨張展開するカーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造が知られている。このようなカーテンエアバッグ装置を用いた車両の内装構造では、乗員をより確実に保護するために、カーテンエアバッグの車両前後方向の長さを長くすることが望ましい。
特開2004−314786号公報
しかしながら、カーテンエアバッグの車両前後方向の長さを長くしようとすると、カーテンエアバッグを前後方向に延ばしての車両後方側端部を、より車両後方側に配置するか、又は比較的硬質なリアピラー内部に配置する必要がある。そして、カーテンエアバッグの車両後方側端部を、より車両後方側に配置しようとしても、ピラートリムの上方に配置された、側突時に乗員の頭部を保護するためのヘッドインパクト等の衝撃吸収部材と干渉してしまう。また、カーテンエアバッグの車両後方側端部をリアピラー内部に配置すると、カーテンエアバッグの膨張展開時に、カーテンエアバッグは硬質なリアピラーを変形させながら膨張展開する必要があり、膨張展開の性能が低下してしまう。
そこで本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、カーテンエアバッグの車両前後方向の長さを確保しながら、カーテンエアバッグをスムーズに膨張展開させることができる車両の内装構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、カーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造であって、車両の室内の天井を覆うルーフトリムと、このルーフトリムよりも硬質な合成樹脂材料で形成されルーフトリムの下方に配置されたピラートリムと、このピラートリムの上方のルーフトリム内で車体に取り付けられた衝撃吸収部材と、車両の前後方向に延びてルーフトリムの上方に収容されたカーテンエアバッグ及びこのカーテンエアバッグにガスを供給するインフレータを備えるカーテンエアバッグ装置と、を有し、カーテンエアバッグは、収納状態で、その車両後方側端部を車両前方側に向けて折り曲げた折曲部を有し、インフレータのガス導入口がこの折曲部よりも車両前方側に形成され、衝撃吸収部材は、車両前方側から内部に挿入されたカーテンエアバッグの折曲部を保持する保持構造を備えていることを特徴とする。
このように構成された本発明によれば、カーテンエアバッグの車両後方側端部を車両前方側に折り曲げて折曲部を形成することで、膨張展開状態のカーテンエアバッグの車両前後方向の長さを、収納状態よりも長くすることができる。また、これと同時に、カーテンエアバッグの折曲部をピラートリムの上方に配置された衝撃吸収部材によって安定して保持することができる。また、保持構造によって、折曲部を車両前方側から挿入して保持することができる。このようにカーテンエアバッグを保持した状態で、折曲部よりも車両前方側の導入口からカーテンエアバッグにガスを供給して、カーテンエアバッグを導入口付近から膨張展開させると、カーテンエアバッグの車両後方側端部近傍は、膨張展開した導入口付近のカーテンエアバッグの部分によって、衝撃吸収部材の保持構造から車両前方側に向けて引っ張り出される。これにより、衝撃吸収部材がカーテンエアバッグの膨張展開を妨げるのを防止することができる。
また、本発明において好ましくは、カーテンエアバッグの折曲部は、カーテンエアバッグの車両後方側端部を上方に折り曲げて形成されている。
このように構成された本発明によれば、カーテンエアバッグの折曲部が、この折曲部よりも車両前方側にあるカーテンエアバッグの一部と重複した状態で、衝撃吸収部材によってカーテンエアバッグを保持することができる。これにより衝撃吸収部材の車幅方向の厚さが広がるのを防止することができる。また、折曲部を上方に折り曲げて、カーテンエアバッグの車両後方側端部よりも車両前方側にあるカーテンエアバッグの一部と上下方向に重複した状態とすることにより、カーテンエアバッグの膨張展開時にカーテンエアバッグの車両後方側端部が衝撃吸収部材に引っ掛かるのを防止することができる。
また、本発明において好ましくは、カーテンエアバッグを車体と連結する連結部材を備え、この連結部材は、一端がカーテンエアバッグの折曲部又はその近傍に固定され、他端がピラーに固定され、衝撃吸収部材の保持構造の車両前方側に配置されており、さらに、カーテンエアバッグを車両前後方向に引っ張るようになっている。
このように構成された本発明によれば、連結部材を用いてカーテンエアバッグを車体と連結し、さらにカーテンエアバッグを車両の前後方向に引っ張ることができる。これによりカーテンエアバッグが膨張展開する際に、カーテンエアバッグの位置及び形状を適切に維持することができる。また、連結部材を衝撃吸収部材の保持構造の車両前方側に配置することにより、連結部材と衝撃吸収部材が干渉するのを防止することができる。
また、本発明において好ましくは、衝撃吸収部材は、カーテンエアバッグの膨張展開時における連結部材の車室内側への移動を規制する規制部材を備える。
このように構成された本発明によれば、規制部によって、カーテンエアバッグの膨張展開時に連結部材が車室側へ移動するのを規制することができ、これにより、カーテンエアバッグが膨張展開する際に、カーテンエアバッグの位置及び形状を適切に維持することができる。
以上のように本発明によれば、カーテンエアバッグの車両前後方向の長さを確保しながら、カーテンエアバッグをスムーズに膨張展開させることができる。
本発明の実施形態による内装構造を備える車室の側面図である。 本発明の実施形態による内装構造を備える車両における、ルーフトリム及びピラートリムを取り外した状態の車室の側面図である。 本発明の実施形態による衝撃吸収部材を示す側面図である。 本発明の実施形態による衝撃吸収部材を車両前方側から見た斜視図である。 本発明の実施形態による衝撃吸収部材を下方側から見た斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態による車両の内装構造について説明する。
まず、図1により、本実施形態による車両の内装構造の基本構造を説明する。図1は車室の側面図である。図1に示すように、車両1は、車室内に配置されたフロントシート3とリアシート5とを備える。
また、車両1は、車室の天井を構成するルーフ7と、このルーフ7を支持するためのフロントピラー9、センターピラー11、及びリアピラー13を備え、これらによって車室を形成する。フロントピラー9は、フロントシート3よりも車両前側に配置され、センターピラー11は、フロントシート3とリアシート5との間に配置され、さらにリアピラー13は、リアシート5の車両後側に配置される。またルーフ7は、ルーフトリム15によって覆われており、さらにフロントピラー9、センターピラー11及びリアピラー13は、各々、ピラートリム17,19,21によって覆われている。
ピラートリム17,19,21は、乗員による荷物の出し入れの際に荷物が当たっても破損しない等のために、比較的硬質な合成樹脂材で作られている。一方、ルーフトリム15は、ピラートリム17,19,21と比較して荷物が当たる頻度が低い等の理由により、ピラートリム17,19,21よりも軟質な材料で作られている。
また、車両は、ルーフトリム15内に配置されたカーテンエアバッグ装置23を備える。
図2は、ルーフトリム及びピラートリムを取り外した状態の車室の側面図である。図2に示すように、カーテンエアバッグ装置23は、フロントピラー9からリアピラー13付近まで延びるルーフサイドレール25に取り付けられている。さらに、リアピラー13の上方におけるルーフトリム15の内側には、車両の側突時に乗員の頭部を保護するための、合成樹脂製の衝撃吸収部材27が取り付けられている。
カーテンエアバッグ装置23は、カーテンエアバッグ29と、このカーテンエアバッグ29にガスを供給するインフレータ31とを備える。カーテンエアバッグ29は、フロントピラー9からリアピラー13までの長さにほぼ相当する前後方向の長さを有し、また、車室のルーフ7からサイドウィンドウの下端までの長さにほぼ相当する高さ方向の長さを有する。そしてカーテンエアバッグ29は、蛇腹状に折り畳まれ、複数箇所に設けられたテープ部材33によって保持され、この状態でルーフサイドレール25に沿って収容される。カーテンエアバッグ29は、複数の取付ブラケット35を介して車体に固定される。また、カーテンエアバッグ29のセンターピラー11近傍には、インフレータ31からのガスが導入される導入部37が設けられている。
インフレータ31は、カーテンエアバッグ29の上方に配置され、車両の衝突時に制御装置(図示せず)から入力される起爆信号に応じてカーテンエアバッグ29にガスを供給するようになっている。そしてカーテンエアバッグ29は、膨張展開後に、鎖線で示すように、サイドウィンドウを覆うような形状となり、乗員を保護する。
また、カーテンエアバッグ29は、フロントピラー9の延伸方向に沿って配設されたフロントテザー39と、リアピラー13の延伸方向に沿って配設されたリアテザー41とを備える。フロントテザー39は、一端が取付ブラケット35を介してフロントピラー9に固定され、他端がカーテンエアバッグ29の車両前方側端部近傍に固定されている。また、リアテザー41は、一端が取付ブラケット35を介してリアピラー13に固定され、他端がカーテンエアバッグ29に固定されている。これらフロントテザー39とリアテザー41は、カーテンエアバッグ29の膨張展開時にカーテンエアバッグ29を車両前後方向に引っ張り、その展開形状を維持するようになっている。
また、カーテンエアバッグ29の車両後方側端部43は車両前方に向けて折り曲げられ、これにより、カーテンエアバッグ29の車両後方側端部近傍に折曲部45が形成される。この折曲部45は、蛇腹状に折り畳まれたカーテンエアバッグ29の車両後方側端部43を上側に折り曲げて、カーテンエアバッグ29の車両後方側端部43を、それよりも車両前方側にあるカーテンエアバッグ29の上に載せるようにして形成される。これにより、カーテンエアバッグ29の車両後方側端部43とその近傍が、カーテンエアバッグの一部と上下方向に重複した折曲部45が形成される。そして折曲部45の周囲にも、この折曲部45の形状を保持するためのテープ部材33が巻き付けられている。そしてこの折曲部45は、リアピラー13の上方で車体に固定された衝撃吸収部材27内に収容される。
図3は、衝撃吸収部材を示す側面図であり、図4は、この衝撃吸収部材を車両前方側から見た斜視図であり、図5は、衝撃吸収部材を下側から見た斜視図である。尚、以下の衝撃吸収部材の構成の説明では、衝撃吸収部材を車体に取り付けた状態で特定される方向を用いるものとする。
図3及び図4に示すように、衝撃吸収部材27は、内部に、カーテンエアバッグ29の折曲部45を収容するための収容部47を有し、この収容部47は、上壁49、下壁51、及び衝撃吸収部材27の車両後方部分を構成する後端部分53によって囲まれた空間で構成される。上壁49及び下壁51の車両前方端部は、車幅方向外側の位置で上下方向に延びる上下連結部材55によって連結されている。そして、上壁49、下壁51、及び後端部分53は、車幅方向に所定の厚さを有し、車両が側突して乗員の頭部が当たった際に、その衝撃を吸収するようになっている。このような衝撃吸収部材27は、車幅方向外方に突出する固定爪57を、ルーフ7のインナー部分の取付面に形成された固定孔(図示せず)に差し込むことで車体に固定される。
また、衝撃吸収部材27の車両前方側には、カーテンエアバッグ29の折曲部45を受け入れるための開口59が形成されており、カーテンエアバッグ29の折曲部45は、この開口59を通って収容部47に入れられる。さらに、収容部47を規定する下壁51の車幅方向内側には、収容部47内に収容されたカーテンエアバッグ29の折曲部45を収容部47内に保持するための保持爪61が設けられている。この保持爪61は、下壁51から垂直方向に延びる。そして本発明の実施形態にかかる衝撃吸収部材27では、この開口59、保持爪61、及び収容部47が、カーテンエアバッグ29の折曲部45を保持する保持構造として機能する。
また、図3乃至5に示すように、衝撃吸収部材27は、リアテザー41の車室内方向への移動を規制するための規制部材63を備える。この規制部材63は、下壁51の車両前方側端部の車両前方側に設けられ、ルーフ7のインナー部分の衝撃吸収部材27の取付面と平行して、リアテザー41の延伸方向に沿って延びる壁によって構成される。このような規制部材63と、ルーフのインナー部分の取付面との間には、リアテザー41が通る通路65が形成される。そしてリアテザー41は、この通路65を通ってカーテンエアバッグ29の折曲部45又はその近傍に固定される。そして規制部材63は、カーテンエアバッグ29の膨張展開時にリアテザー41が車室方向に移動するのを規制する。
そしてこのような衝撃吸収部材27を用いることにより、側突時に乗員の頭部を保護すると同時に、カーテンエアバッグ29の車両後方側端部の折曲部45を、リアピラー13の上方で安定して保持することができる。また、カーテンエアバッグ29は、布製であるため、衝撃吸収部材27の収容部47に収容されたカーテンエアバッグ29の折曲部45は、カーテンエアバッグ29が膨張展開しない軽度の側突時などに、乗員の頭部などが衝撃吸収部材27に当たった際の衝撃吸収部材27の衝撃吸収性能に悪影響を与えることがない。
次に、上述の構成を有する内装構造の作用及び効果について詳述する。
衝撃吸収部材27の車両前方側に開口59を設けて、この開口59を通ってカーテンエアバッグ29の折曲部45を衝撃吸収部材27の収容部47に入れることによって、カーテンエアバッグ29の膨張展開時に、衝撃吸収部材27がカーテンエアバッグ29の膨張展開を妨げないようになっている。具体的には、車両1が側突すると制御装置がこれを検出して、インフレータ31に起爆信号を入力する。これにより、インフレータ31が起爆してカーテンエアバッグ29へのガスの供給を開始する。このとき、インフレータ31からのガスの導入部37がセンターピラー11付近に形成されているため、カーテンエアバッグ29は、導入部37に最も近い中央部から膨張展開を開始する。そしてカーテンエアバッグ29の中央部が膨張展開を開始すると、カーテンエアバッグ29は、先ず、カーテンエアバッグ29の中央部がその下方にあるルーフトリム15を変形させながら下向きに膨張展開する。そしてこれにより、カーテンエアバッグ29の車両後方側端部43を含む折曲部45は、車両前方側に引っ張られる。これによりカーテンエアバッグ29の折曲部45は、衝撃吸収部材27に干渉されることなく、車両前方側に移動して、開口59を通って衝撃吸収部材27の外に出る。そして、ガスがカーテンエアバッグ29の車両後方側端部43近傍に到達すると、ガス圧によって折曲部45を囲むテープ部材33が破断して、カーテンエアバッグ29の車両後方側端部43近傍も膨張展開する。そしてこのとき、折曲部45は、ピラートリム21よりも軟質なルーフトリム15内に配置されているため、カーテンエアバッグ29の車両後方側端部43近傍の膨張展開時には、カーテンエアバッグ29は、軟質なルーフトリム15を変形させながら膨張展開する。
このように本発明の実施形態にかかる車両の内装構造によれば、カーテンエアバッグ29の車両後方側端部43近傍に、カーテンエアバッグ29の折曲部45を形成して、膨張展開した状態のカーテンエアバッグ29の車両前後方向の長さを、収納状態の車両前後方向長さよりも長くすることができる。またこのとき、カーテンエアバッグ29に折曲部45を形成して、この部分を衝撃吸収部材27によって保持させることにより、カーテンエアバッグ29全体を軟質なルーフトリム15内に配置することができるため、カーテンエアバッグ29をスムーズに膨張展開させることができる。
1 車両
13 リアピラー
15 ルーフトリム
21 ピラートリム
23 カーテンエアバッグ装置
27 衝撃吸収部材
29 カーテンエアバッグ
31 インフレータ
37 導入部
39 フロントテザー
41 リアテザー
45 折曲部
47 収容部
59 開口
61 保持爪
63 規制部材

Claims (4)

  1. カーテンエアバッグ装置を備えた車両の内装構造であって、
    車両の室内の天井を覆うルーフトリムと、
    このルーフトリムよりも硬質な合成樹脂材料で形成されルーフトリムの下方に配置されたピラートリムと、
    このピラートリムの上方のルーフトリム内で車体に取り付けられた衝撃吸収部材と、
    車両の前後方向に延びて前記ルーフトリムの上方に収容されたカーテンエアバッグ及びこのカーテンエアバッグにガスを供給するインフレータを備えるカーテンエアバッグ装置と、を有し、
    前記カーテンエアバッグは、収納状態で、その車両後方側端部を車両前方側に向けて折り曲げた折曲部を有し、
    前記インフレータのガス導入口がこの折曲部よりも車両前方側に形成され、
    前記衝撃吸収部材は、車両前方側から内部に挿入された前記カーテンエアバッグの前記折曲部を保持する保持構造を備えていることを特徴とする車両の内装構造。
  2. 前記カーテンエアバッグの前記折曲部は、前記カーテンエアバッグの前記車両後方側端部を上方に折り曲げて形成されている請求項1に記載の車両の内装構造。
  3. 前記カーテンエアバッグを車体と連結する連結部材を備え、この連結部材は、一端が前記カーテンエアバッグの前記折曲部又はその近傍に固定され、他端が前記ピラーに固定され、前記衝撃吸収部材の前記保持構造の車両前方側に配置されており、さらに、カーテンエアバッグを車両前後方向に引っ張るようになっている、請求項1又は2に記載の車両の内装構造。
  4. 前記衝撃吸収部材は、前記カーテンエアバッグの膨張展開時における前記連結部材の車室内側への移動を規制する規制部材を備える、請求項3に記載の車両の内装構造。
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