JP2011193674A - デジタル制御dc/dcコンバータ - Google Patents

デジタル制御dc/dcコンバータ Download PDF

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Abstract

【課題】回路規模を増大せず低消費電力を実現し、電力変換効率の良いデジタル制御DC/DCコンバータを提供する。
【解決手段】デジタル演算によりデューティ比が求められるパルス幅変調信号に従いスイッチング素子をオン・オフ制御し、入力電圧を所望する出力電圧に変換するDC/DCコンバータであって、基準電圧Vrefにより遅延時間が制御されるディレイライン回路12と、出力電圧Voutにより遅延時間が制御されるディレイライン回路13と、ディレイライン回路12のl番目の出力タイミングでディレイライン回路13の出力信号を取り込みデジタル誤差信号e[n]に変換して出力する誤差出力回路14と、を有するAD変換回路11と、ディレイライン回路12のk番目以降の出力信号が順次出力されるタイミングに従いデジタル演算を実施するデジタル補償回路21と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パルス幅変調信号(以下、PWM(Pulse Width Modulation)信号という。)でスイッチングをおこない電圧変換するDC/DCコンバータに関し、特に、デジタル信号により制御されるデジタル制御DC/DCコンバータの低消費電力化に関する。
図6に、従来の一般的なデジタル制御DC/DCコンバータの構成例を示す。図6に示したデジタル制御DC/DCコンバータは、スイッチング素子をPWM信号でオン・オフ制御して入力電圧Vinを出力電圧Voutに変換する電圧モードの構成例であり、アナログ/デジタル変換回路(以下、AD変換回路という。)10とデジタル補償回路20とPWM回路30と発振回路40と高周波発振回路50とからなる制御回路1と、駆動回路DP、DN並びに駆動回路DP、DNによりオン・オフが制御される一対のスイッチング素子PチャンネルMOSFET(以下、PMOSという。)QPおよびNチャンネルMOSFET(以下、NMOSという。)QNとからなる出力回路2と、インダクタLとコンデンサCoからなる平滑回路3と、から構成されている。また、Vinは入力電圧VinをDC/DCコンバータに入力する電源(電源とその電圧に同じ符号を付した。)、負荷回路4はDC/DCコンバータの負荷回路である。
図6に示す制御回路1において、AD変換回路10は、フィードバックされる出力電圧Voutと目標値となる基準電圧Vrefとの誤差電圧をデジタル誤差信号e[n]に変換し、デジタル補償回路20は、デジタル誤差信号e[n]よりPWM信号のデューティ比(スイッチング周期中のオン時間比率)を指示するデューティコマンド信号d[n]をデジタル演算にて算出し、PWM回路30は、デューティコマンド信号d[n]に基づきPWM信号を生成する。ここで、[n]はn番目のスイッチング周期における信号であることを示す。出力回路2は、スイッチング素子PMOS・QH,NMOS・QNをPWM信号に従いオン・オフし、出力回路2の出力を平滑回路3で平滑して出力電圧Voutを得て、負荷回路4を駆動する。
図6において、制御回路1のAD変換回路10は、例えば、遅延素子の遅延時間を制御してAD変換をおこなうディレイライン回路方式のAD変換回路とする。(特許文献1参照)
図7に、このディレイライン回路方式を用いたAD変換回路の構成例を示す。図7に示すAD変換回路10は、2つのディレイライン回路5および6と、誤差出力回路7と、スタート信号生成回路8と、発振回路40とから構成される。
一般的にディレイライン回路は、制御電圧で遅延時間が制御される遅延素子を、必要な段数だけ直列接続して構成される。この遅延素子の構成例とタイミングチャートを図8に示す。図8(A)に示す遅延素子は、入力信号inがゲートに接続される一対のPMOS・QP1およびNMOS・QN1と制御電圧Vbがゲートに接続されるNMOS・QN2とが直列接続されて構成される第1のインバータと、第1のインバータの出力信号o1が入力される第2のインバータINVとで構成されるバッファー回路からなり、制御電圧Vbにより第1のインバータのNMOS・QN2のバイアス電流Ibを制御することにより所望する遅延時間tdelayを生成している。図8(B)に、図8(A)に示した遅延素子のタイミングチャートを示す。遅延素子は、入力信号inの立ち上がりエッジを所望する遅延時間tdelayだけ遅延し、立ち下がりエッジは通常のスイッチング遅延時間tdだけ遅延する出力信号outを生成する。
図7に示す2つのディレイライン回路5および6は、8段の遅延素子での構成例である。第1のディレイライン回路5は、入力される基準電圧Vrefにより全ての遅延素子a1〜a8の遅延時間が制御され、第2のディレイライン回路6は、入力される出力電圧Voutにより全ての遅延素子b1〜b8の遅延時間が制御される。
図9に、図7に示したディレイライン回路方式のAD変換回路10のタイミングチャートを示す。AD変換回路10は、DC/DCコンバータのスイッチング周期毎にAD変換動作をおこなう。スタート信号生成回路8は、発振回路40で生成されるスイッチング周波数に同期したスタート信号startを生成する。スタート信号startは、2つのディレイライン回路5および6に入力され、遅延素子の遅延時間だけ遅延しながら各遅延素子a1〜a8およびb1〜b8を順次伝播する。スタート信号startが第1のディレイライン回路5の4番目の遅延素子a4に到達した時点でラッチ信号を出力する。このラッチ信号により、第2のディレイライン回路6の各遅延素子の出力b1〜b8(素子とその出力に同じ符号を付した。)を誤差出力回路7に取り込み、取り込まれたデータb1〜b8を変換してデジタル誤算信号e[n]を出力する。このデジタル誤差信号e[n]は、2つのディレイライン回路5および6の遅延時間を制御する基準電圧Vrefと出力電圧Voutとの誤差電圧に応じて決まる変換値となる。
図9のタイミングチャートにおいて、第1のディレイライン回路5がラッチ信号を出力する時、基準電圧Vrefと出力電圧Voutが一致している場合は、第2のディレイライン回路6のスタート信号startも第1のディレイライン回路5と同様に4番目の遅延素子b4まで到達しており、デジタル誤差信号e[n]は’0’を出力する。次に、基準電圧Vrefが出力電圧Voutより低い場合、第2のディレイライン回路6のスタート信号startは1番目の遅延素子b1までしか到達せずデジタル誤差信号e[n]は’−3’を出力する。また、基準電圧Vrefが出力電圧Voutより高い場合、第2のディレイライン回路6のスタート信号startは8番目の遅延素子b8まで到達しておりデジタル誤差信号e[n]は’+3’を出力する。このように、第2のディレイライン回路6の出力信号b1〜b8をラッチ信号で格納し、基準電圧Vrefと出力電圧Voutとの誤差電圧に応じたデジタル値に変換して出力することで、AD変換動作がおこなわれる。
図6において、制御回路1のデジタル補償回路20は、例えば、デジタル演算機能としてデジタルPID(Proportional Integral and Differential)制御をおこなう回路とする。すなわち、デジタル誤差信号e[n]が’0’となるようにデューティコマンド信号d[n]を制御演算する。離散化されたデジタルPID制御演算の式は、一般的に(1)式のように表される。
Figure 2011193674
ここで、d[n−1]は1スイッチング周期前のデューティコマンド信号、e[n−1],e[n−2]はそれぞれ1スイッチング周期前、2スイッチング周期前のデジタル誤差信号出力、A,B,Cは制御係数である。
上記(1)式に示すように、PID制御演算は3つの乗算と3つの加算が必要となるが、乗算回路と加算回路をそれぞれ3つ設けることは大幅な回路面積の増加につながるため、通常は1つの乗算回路と1つの累積回路を用い3回の乗算処理と3回の累積処理を実行することによりPID制御演算を実現している。しかし、このPID制御演算は、1スイッチング周期内で演算処理を完了してデューティコマンド信号d[n]を指示する必要がある。すなわち、1スイッチング周期内で3回の乗算処理と3回の累積処理を完了させるためには、演算処理に用いる演算クロックは、スイッチング周波数の最低6倍の高速な周波数が必要となる。この演算クロックは高周波発振回路50にて生成される。
しかし、回路の消費電流は周波数に比例することから、高周波発振回路50を内蔵する回路構成ではDC/DCコンバータの消費電流が増加し、電力変換効率が低下するという問題点がある。
この高周波発振回路による消費電流の増加を改善するデジタル制御装置として、低い発振パルスを用いて高い発振パルスと同等の動作をおこなうAD変換回路と、このAD変換回路を用いた電力変換装置の回路構成が特許文献2で紹介されている。
図10に、この特許文献2に記載されているAD変換回路の回路構成を示す。図10に示すAD変換回路は、周期信号発生回路60と、カウンタ回路70と、デジタル信号発生回路80と、から構成されている。
周期信号発生回路60は、時間変化するアナログ信号Ainを入力し、このアナログ信号Ainをその大きさに対応する周波数であるN系列の周期信号P1〜PNに置き換えて出力する。カウンタ回路70は、N系列の周期信号P1〜PNのパルス数を計数するN個のカウンタCNTR1〜CNTRNから構成される。デジタル信号発生回路80は、N系列の周期信号P1〜PNからアナログ信号Ainの大きさに対応するデジタル信号Doutをサンプル周期毎に出力する。
すなわち、入力信号の大きさに対応するサンプル周期の1/Nの周期信号を生成し計数することにより、サンプル周期のN倍の分解能のAD変換回路を実現するとしている。そして、このAD変換回路をデジタル制御DC/DCコンバータに用いることにより、低消費電力を実現できるとしている。
US2006/0273831 A1号公報 WO2008/041428 A1号公報
上述した従来のデジタル制御DC/DCコンバータには、以下のような問題点あった。
まず、図6に示した第1の回路構成例では、デジタル誤差信号よりデューティコマンド信号をデジタル制御演算により算出するデジタル補償回路に高速の演算クロックを用いる必要があるため、消費電流が増大し電力変換効率が低下するという問題点がある。また、高速の演算クロックを用いない場合は、乗算回路や累積回路を並列に設置しなければならず、回路規模が増大するという問題点がある。
また、図10に示した第2の回路構成例では、AD変換回路に低速の発振パルスを用いて高速の発振パルスと同等の分解能を実現し低消費電力化を図っているが、デジタル補償回路のデジタル制御演算に関する低消費電力化については言及されていない。すなわち、第1の回路構成例で述べた問題点が、同様に発生することになる。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、回路規模を増大せずに低消費電力を実現し、電力変換効率が良いデジタル制御DC/DCコンバータを提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明は、デジタル演算によりデューティ比が求められるパルス幅変調信号に従いスイッチング素子をオン・オフ制御し、入力電圧を所望する出力電圧に変換するDC/DCコンバータであって、遅延時間が基準電圧により制御される遅延素子が直列接続され、スタート信号startを順次遅延して複数の出力信号を生成する第1のディレイライン回路と、遅延時間が出力電圧により制御される遅延素子が直列接続され、前記スタート信号startを順次遅延して複数の出力信号を生成する第2のディレイライン回路と、前記第1のディレイライン回路の前記複数の出力信号の中のl(lは自然数)番目に出力される信号の出力タイミングで、前記第2のディレイライン回路の前記複数の出力信号を取り込み、前記基準電圧と前記出力電圧との誤差電圧に相当するデジタル誤差信号に変換する誤差出力回路と、を有するAD変換回路と、前記第1のディレイライン回路のk(kは自然数)番目以降の出力信号が順次出力されるタイミングに従い、前記デジタル誤差信号を用いて前記デジタル演算を実施して前記デューティ比を算出するデジタル補償回路と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記第1および第2のディレイライン回路は、入力される制御電圧により所望する遅延時間を生成する同一の遅延素子が複数直列接続されて構成され、前記第1のディレイライン回路の前記遅延素子の直列接続の段数は前記デジタル補償回路の演算処理数により規定され、前記第2のディレイライン回路の前記遅延素子の直列接続の段数は前記AD変換回路の変換精度により規定されることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記デジタル補償回路は、前記デジタル演算としてPID演算もしくはPI演算の機能を有し、複数の演算処理をおこなうことによりデジタル演算を完了することを特徴とする。
本発明に係るデジタル制御DC/DCコンバータは、AD変換回路に用いるディレイライン回路を構成する複数の遅延素子の出力信号をデジタル補償回路の制御演算クロックに用いることにより、回路規模を増大せず低消費電力を実現するという効果を奏する。
本発明に係るデジタル制御DC/DCコンバータの構成例を示す図である。 本発明の実施例に係るAD変換回路の構成例を示す図である。 本発明の実施例に係るAD変換回路のタイミングチャートを示す図である。 本発明の実施例に係る制御回路の構成例を示す図である。 本発明の実施例に係る制御回路のタイミングチャートを示す図である。 従来のデジタル制御DC/DCコンバータの構成例を示す図である。 従来のディレイライン回路を用いたAD変換回路の構成例を示す図である。 従来のディレイライン回路に用いる遅延素子の回路構成例(A)とタイミングチャート(B)を示す図である。 従来のディレイライン回路を用いたAD変換回路のタイミングチャートを示す図である。 従来の第2の回路構成例としてAD変換回路の構成例を示す図である。
[実施例1]
以下、本発明の実施形態に係るデジタル制御DC/DCコンバータについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明のデジタル制御DC/DCの構成を示すブロック図である。図6に示す従来のDC/DCコンバータの構成例と同じ部位には同じ符号を付して、詳細な説明は省略する。
図1に示すデジタル制御DC/DCコンバータは、スイッチング素子をPWM信号で制御して入力電圧Vinを出力電圧Voutに変換する電圧モードの構成例であり、AD変換回路11と、デジタル補償回路21と、PWM回路30と、発振回路40と、を備えた制御回路1と、駆動回路DP,DN並びに駆動回路DP,DNによりオン・オフが制御される一対のスイッチング素子PMOS・QPおよびNMOS・QNとからなる出力回路2と、インダクタLとコンデンサCoからなる平滑回路3と、から構成されている。また、Vinは入力電圧Vinをデジタル制御DC/DCコンバータに入力する電源(電源とその電圧に同じ符号を付した。)、負荷回路4はデジタル制御DC/DCコンバータの負荷である。
図1において、AD変換回路11は、基準電圧Vrefにより遅延時間が制御される遅延素子A1〜Am(mは自然数)が直列接続され、スタート信号startを遅延時間に従い順次遅延した出力信号A1〜Am(素子とその出力に同じ符号を付した。)を生成するディレイライン回路12と、出力電圧Voutにより遅延時間が制御される遅延素子B1〜Bmが直列接続され、スタート信号startを遅延時間に従い順次遅延した出力信号B1〜Bm(素子とその出力に同じ符号を付した。)を生成するディレイライン回路13と、ディレイライン回路12のl(lは自然数)番目に出力される出力信号Alのタイミングでディレイライン回路13の出力信号B1〜Bmを取り込み、基準電圧Vrefと出力電圧Voutとの誤差電圧に相当するデジタル誤算信号e[n]に変換して出力する誤差出力回路14と、を備える。スタート信号startは、発振回路40で生成されるスイッチング周波数の立ち上がりに同期して生成され、AD変換動作はスイッチング周期毎におこなわれる。ここで、遅延素子は、図8に示した遅延素子と同じように、入力される制御電圧で遅延時間が制御される構成とする。
デジタル補償回路21は、AD変換回路11より出力されるデジタル誤差信号e[n]を用いてデジタル演算を実施してPWM信号のデューティ比を指示するデューティコマンド信号d[n]を算出する。このデジタル演算は、s(sは自然数)回の演算処理を実施して完了するものとし、各演算処理に用いられる演算クロックclk1〜clksは、AD変換回路11のディレイライン回路12のk(kは自然数)番目以降の出力信号A1〜Am(図1の例ではk=1,m=s)が接続され、順次出力されるタイミングに従い演算処理がおこなわれる。
PWM回路30は、デューティコマンド信号d[n]に基づきPWM信号を生成し出力する。出力回路2は、PWM信号によりスイッチング素子PMOS・QHおよびNMOS・QNをオン・オフ制御する。平滑回路3は、出力回路2の出力を平滑して出力電圧Voutを生成し、これを負荷回路4に供給する。
図2は、本発明に係るAD変換回路11およびデジタル補償回路21の回路構成例である。図2に示すAD変換回路11は、基準電圧Vrefにより遅延時間が制御される遅延素子A1〜A8(m=8)が直列接続されるディレイライン回路12と、出力電圧Voutにより遅延時間が制御される遅延素子B1〜B8が直列接続されるディレイライン回路13と、ディレイライン回路12の出力信号A4(l=4)のタイミングでディレイライン回路13の出力信号B1〜B8を取り込み、基準電圧Vrefと出力電圧Voutとの誤差電圧に相当するデジタル誤算信号e[n]に変換して出力する誤差出力回路14と、を備える。
図2に示すデジタル補償回路21は、デジタル誤差信号e[n]を用いて6回(s=6)のデジタル演算処理を実施してPWM信号のデューティ比を指示するデューティコマンド信号d[n]を算出する。各演算処理に用いられる演算クロックclk1〜clk6は、ディレイライン回路12の3番目(k=3)以降の出力信号A3〜A8が接続され、順次出力されるタイミングに従い演算処理がおこなわれる。
図3に、図2に示したAD変換回路11のディレイライン回路12のタイミングチャートを示す。スイッチング周期に同期したスタート信号startは、基準電圧Vrefにて制御される遅延時間tdelayだけ順次遅延しながら遅延素子A1〜A8を伝播し、1スイッチング周期中に遅延時間tdelayだけ立ち上がりが遅れた出力信号A1〜A8が生成される。そして、この遅延時間tdelayだけ立ち上がりが遅れた出力信号をデジタル補償回路21の演算クロックに用いることにより、デジタル演算処理に用いる高周波発振回路が不要となり、低消費電力が実現可能となる。
ここで、AD変換回路の分解能をΔVadcとすると、DC/DCコンバータの出力電圧Voutは基準電圧Vref±ΔVadcとなるように制御される。このため、ディレイライン回路12の遅延素子の段数mは、AD変換回路11に必要な出力精度で決まる。例えば、4bitの出力精度が必要な場合は、最低m=15段の遅延素子構成となり、1スイッチング周期に立ち上がりが等間隔な15個の出力信号を生成できる。これに対して、デジタル演算として前述の(1)式で示したPID制御演算を実施する場合は、1スイッチング周期に6回(s=6)の演算クロックがあればよく、15個の立ち上がり信号から必要なタイミングで6個(k=10)の信号を取り出すことで実現可能となる。
一方、デジタル演算が複雑で演算処理数が15を超える場合は、演算クロック数が不足してしまう。この場合は、ディレイライン回路12の遅延素子の段数mは、デジタル演算の演算処理数sで決定すればよい。AD変換回路11としては回路面積および消費電流が増加することになるが、制御回路1としては演算クロック用の発振回路を別に設けるよりも回路面積および消費電流を削減できる。
以上説明したように本発明は、AD変換回路11に用いるディレイライン回路12は、基準電圧Vrefにより遅延時間が制御されるために遅延時間は常に一定であることを利用し、ディレイライン回路12の出力信号をデジタル補償回路21のデジタル演算の演算クロックに用いることにより、高周波発振回路が不要で回路面積の削減と低消費電力を実現できる。これにより、デジタル制御DC/DCコンバータの変換効率の向上が可能となる。
[実施例2]
図4に、第2の実施例として本発明に係るAD変換回路11およびデジタル補償回路21の回路構成例を示す。図1および図2に示す実施例1と同じ部位には同じ符号を付して、詳細な説明は省略する。
図4に示すAD変換回路11は、基準電圧Vrefにより遅延時間が制御される遅延素子A1〜A25(m=25)が直列接続され、スタート信号startを遅延時間に従い順次遅延した出力信号A1〜A25(素子とその出力に同じ符号を付した。)を生成するディレイライン回路12と、出力電圧Voutにより遅延時間が制御される遅延素子B1〜B25が直列接続され、スタート信号startを遅延時間に従い順次遅延した出力信号B1〜B25(素子とその出力に同じ符号を付した。)を生成するディレイライン回路13と、ディレイライン回路12の出力信号A17(l=17)の出力タイミングでディレイライン回路13の出力信号B18〜B25の15bitのデータを取り込み、基準電圧Vrefと出力電圧Voutとの誤差電圧に相当する4bitのデジタル誤算信号e[n]に変換して出力する誤差出力回路14と、を備える。スタート信号startは、発振回路40で生成されるスイッチング周波数の立ち上がりに同期して生成され、AD変換動作はスイッチング周期毎におこなわれる。
図4に示すデジタル補償回路21は、AD変換回路11より出力されるデジタル誤差信号e[n]を用いて前述した(1)式で示すPID制御演算を実施してPWM信号のデューティ比を指示するデューティコマンド信号d[n]を算出する。
図4に示すデジタル補償回路は、AD変換回路11の出力であるデジタル誤差信号e[n]が入力され、3スイッチング周期分のデジタル誤差信号e[n],e[n−1],e[n−2]を格納しておく誤差レジスタ23_1〜23_3と、PID制御演算に用いる制御係数A,B,Cを格納しておく係数レジスタ24_1〜24_3と、PID制御演算の進行に応じて誤差レジスタ23_1〜23_3の中から必要なデジタル誤差信号を選択して出力するマルチプレクサ(以下、MUXという。)回路25と、PID制御演算の進行に応じて係数レジスタ24_1〜24_3の中から必要な制御係数を選択して出力するMUX回路26と、MUX回路25で選択されたデジタル誤差信号とMUX回路26で選択された制御係数とを乗算する乗算回路27と、乗算結果を加算する累積回路28と、演算結果を格納しPWM回路30へ出力する出力レジスタ29と、ディレイライン回路12より出力される演算クロックからMUX回路25,26の選択信号sel_mux(2bitのデータ)と累積回路の選択信号sel_acc(2bitのデータ)を生成する選択信号生成回路22と、を備えている。
ここで、演算クロックは、PID制御演算として3回の乗算処理と3回の累積処理の計6種類と乗算対象の切り替え制御用の2種類の計8種類の演算クロックが必要となる。この演算クロックclk1〜clk8は、ディレイライン回路12の18番目(k=18)以降の出力信号A18〜A25が接続される。
図5に、図4に示したAD変換回路11およびデジタル補償回路21のタイミングチャートを示す。
まず、ラッチ信号A17によりAD変換回路11からデジタル誤差信号e[n]が出力されると、AD変換回路11からの演算クロックclk1を用いてデジタル補償回路21の誤差レジスタ23_1にデジタル誤差信号e[n]が読み込まれ、誤差レジスタ23_2および23_3には、1スイッチング周期前のデジタル誤差信号e[n−1]および2スイッチング周期前のデジタル誤差信号e[n−2]がそれぞれシフトして格納される。
次に、演算クロックclk2〜clk8で生成した選択信号sel_muxが’01’になると、MUX回路25は誤差レジスタ23_3に格納されているデジタル誤差信号e[n−2]を読み出し、MUX回路26は係数レジスタ24_3に格納されている制御係数Cを読み出し、乗算回路27にて乗算処理1をおこなう。次に、クロック信号clk2〜clk8で生成した選択信号sel_acc信号が’01’になると、累積回路28にて保持していた前周期の演算結果d[n−1]と乗算処理1の結果との累積処理1をおこなう。
同様に、演算クロックclk2〜clk8で生成した選択信号sel_muxが’10’になると、MUX回路25は誤差レジスタ23_2に格納されているデジタル誤差信号e[n−1]を読み出し、MUX回路26は係数レジスタ24_2に格納されている制御係数Bを読み出し、乗算回路27にて乗算処理2をおこなう。次に、クロック信号clk2〜clk8で生成した選択信号sel_acc信号が’10’になると、累積回路28にて保持していた累積処理1の結果と乗算処理2の結果との累積処理2をおこなう。
同様に、演算クロックclk2〜clk8で生成した選択信号sel_muxが’11’になると、MUX回路25は誤差レジスタ23_1に格納されているデジタル誤差信号e[n]を読み出し、MUX回路26は係数レジスタ24_1に格納されている制御係数Aを読み出し、乗算回路27にて乗算処理3をおこなう。次に、クロック信号clk2〜clk8で生成した選択信号sel_acc信号が’11’になると、累積回路28にて保持していた累積処理2の結果と乗算処理3の結果との累積処理3をおこない、PID制御演算の演算処理が完了しデューティコマンド信号d[n]が算出される。
デューティコマンド信号d[n]は、演算クロックclk8の立ち上がりで出力レジスタ29に格納され、次のスイッチング周期の立ち上がりでPWM回路30に入力され、デューティコマンド信号d[n]に応じたPWM信号を出力する。
また、図4には示していないが、ディレイライン回路12およびディレイライン回路13は、スイッチング周期の立ち上がりで全ての遅延素子はリセットされる構成なっており、スイッチング周期毎にスタート信号startが立ち上がり、上述の動作を繰り返す。
なお、以上説明した本発明に係る実施例において、デジタル演算は(1)式で示したPID制御演算としたが、PI(Proportional and Integral)制御でも同様に適用できる。散化されたデジタルPI制御演算の式は、一般的に次のように表される。
Figure 2011193674
ここで、d[n−1]は前周期のデューティコマンド信号、e[n−1]は前周期のデジタル誤差信号出力、A,B制御係数である。
上記(2)式に示すように、PI制御演算は2つの乗算と2つの加算が必要となるため、1スイッチング周期内で4回の演算処理を実施すればよい。すなわち、図4に示したPID演算制御の回路構成例から、演算クロックが2本、誤差レジスタ23_3、係数レジスタ24_3、を削減して構成することが可能である。
以上説明したように、AD変換回路を構成するディレイライン回路で生成される遅延時間が一定で順次遅延した複数の遅延信号を、デジタル演算の演算クロックに用いることにより、高周波発振回路を設けることなく演算処理を1スイッチング周期内で実施することが可能となり、回路規模を増大せず制御回路の消費電流を低減し、デジタル制御DC/DCコンバータの電力変換効率の向上を実現できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良や変更が可能である。
1 制御回路
2 出力回路
3 平滑回路
4 負荷回路
5,6,12,13 ディレイライン回路
7,14 誤差出力回路
8,15 スタート信号生成回路
10,11 AD変換回路
20,21 デジタル補償回路
22 選択信号生成回路
23_1〜23_3 誤差レジスタ
24_1〜24_3 係数レジスタ
25,26 マルチプレクサ(MUX)回路
27 乗算回路
28 累積回路
29 出力レジスタ
30 PWM回路
40 発振回路
50 高周波発振回路
60 周期信号発生回路
70 カウンタ回路
80 デジタル信号発生回路
a1〜a8,A1〜Am,b1〜b8,B1〜Bm 遅延素子および遅延素子の出力信号
A,B,C 制御係数
Ain アナログ信号
C0 コンデンサ素子
clk1〜clks 演算クロック
d[n],d[n−1],d[n−2] デューティコマンド信号
Dout デジタル信号
DP,DN 駆動回路
e[n],e[n−1],e[n−2] デジタル誤差信号
Ib 遅延素子のバイアス電流
in 遅延素子の入力信号
INV インバータ
L インダクタ素子
o1,out 遅延素子の出力信号
QP,QP1 スイッチング素子(PMOS)
QN,QN1,QN2 スイッチング素子(NMOS)
P1〜PN 周期信号
sel_acc 累積回路の選択信号
sel_mux MUX回路の選択信号
start スタート信号
td,tdelay 遅延素子の遅延時間
Vb 遅延素子の制御電圧信号および制御電圧
Vin 入力電源端子および入力電圧
Vref 基準電圧端子および基準電圧
Vout 出力電源端子および出力電圧

Claims (3)

  1. デジタル演算によりデューティ比が求められるパルス幅変調信号に従いスイッチング素子をオン・オフ制御し、入力電圧を所望する出力電圧に変換するDC/DCコンバータであって、
    遅延時間が基準電圧により制御される遅延素子が直列接続され、スタート信号を順次遅延して複数の出力信号を生成する第1のディレイライン回路と、遅延時間が出力電圧により制御される遅延素子が直列接続され、前記スタート信号を順次遅延して複数の出力信号を生成する第2のディレイライン回路と、前記第1のディレイライン回路の前記複数の出力信号の中のl(lは自然数)番目に出力される信号の出力タイミングで、前記第2のディレイライン回路の前記複数の出力信号を取り込み、前記基準電圧と前記出力電圧との誤差電圧に相当するデジタル誤差信号に変換する誤差出力回路と、を有するAD変換回路と、
    前記第1のディレイライン回路のk(kは自然数)番目以降の出力信号が順次出力されるタイミングに従い、前記デジタル誤差信号を用いて前記デジタル演算を実施して前記デューティ比を算出するデジタル補償回路と、
    を備えたことを特徴とするデジタル制御DC/DCコンバータ。
  2. 前記第1および第2のディレイライン回路は、入力される制御電圧により所望する遅延時間を生成する同一の遅延素子が複数直列接続されて構成され、前記第1のディレイライン回路の前記遅延素子の直列接続の段数は前記デジタル補償回路の演算処理数により規定され、前記第2のディレイライン回路の前記遅延素子の直列接続の段数は前記AD変換回路の変換精度により規定されることを特徴とする請求項1記載のデジタル制御DC/DCコンバータ。
  3. 前記デジタル補償回路は、前記デジタル演算としてPID演算もしくはPI演算の機能を有し、複数の演算処理を行うことによりデジタル演算を完了することを特徴とする請求項1記載のデジタル制御DC/DCコンバータ。
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