JP2011185579A - 送風装置 - Google Patents

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JP2011185579A JP2010054286A JP2010054286A JP2011185579A JP 2011185579 A JP2011185579 A JP 2011185579A JP 2010054286 A JP2010054286 A JP 2010054286A JP 2010054286 A JP2010054286 A JP 2010054286A JP 2011185579 A JP2011185579 A JP 2011185579A
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太郎 黒田
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Abstract

【課題】別途の吸引装置が不要となり、製品コストを低減し、製品を小型化する送風装置を提供する。
【解決手段】ケーシング1に、送風ファン13、熱交換器12およびエアフィルタ21が取り付けられている。バイパス通路30の第1開口部31は、送風ファン13と熱交換器12との間に開口し、バイパス通路30の第2開口部32は、エアフィルタ21の粉塵を貯留する一時貯留部70に開口する。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、壁掛け型、床置き型や天吊り型などの空気調和機や、空気清浄機などの送風装置に関する。
従来、送風装置の一例の空気調和機としては、熱交換器を通過する空気の粉塵を除去するエアフィルタと、このエアフィルタに沿って駆動可能な吸引ノズルと、この吸引ノズルに連結された吸引装置と備えたものがある(WO2006/046409号公報:特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の空気調和機では、エアフィルタに付着した粉塵を吸引ノズルから吸引するために、空気調和機内の送風ファンとは別個の吸引装置が必要となっていた。このため、製品コストが増加し、製品が大型化する問題があった。
WO2006/046409号公報
そこで、この発明の課題は、別途の吸引装置が不要となり、製品コストを低減し、製品を小型化する送風装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の送風装置は、
ケーシングと、
このケーシング内に設けられた送風ファンと、
この送風ファンの上流側に位置するように上記ケーシング内に設けられた圧損部材と、
この圧損部材の上流側に位置するように上記ケーシング内に設けられたエアフィルタと、
一端が上記送風ファンと上記圧損部材との間に開口すると共に他端が上記ケーシング内の粉塵存在領域に開口するバイパス通路と
を備えることを特徴としている。
この発明の送風装置によれば、上記バイパス通路の一端は、上記送風ファンと上記圧損部材との間に開口すると共に、上記バイパス通路の他端は、上記ケーシング内の粉塵存在領域に開口するので、送風ファンの回転により、送風ファンと圧損部材との間に負圧を発生させて、バイパス通路内を負圧にする。そして、この負圧によって、ケーシング内の粉塵存在領域の粉塵をバイパス通路の他端開口部からバイパス通路内に運ぶ。
したがって、上記送風ファンを利用して粉塵を吸引するため、別途の吸引装置が不要となり、製品コストを低減し、製品を小型化する。また、負圧により粉塵を運ぶため、正圧による吹き飛ばしに比べて、粉塵の拡散や粉塵の隙間からの漏れが発生し難く、一箇所に吸引して集めることができる。
また、一実施形態の送風装置では、上記バイパス通路の途中に、粉塵を収集するゴミ収集部を設けている。
この実施形態の送風装置によれば、上記バイパス通路の途中にゴミ収集部を設けているので、ゴミ収集部に粉塵を溜めて、粉塵の回収が容易となる。
また、一実施形態の送風装置では、上記バイパス通路の途中に、バイパス用フィルタを設けている。
この実施形態の送風装置によれば、上記バイパス通路の途中にバイパス用フィルタを設けているので、バイパス通路内の粉塵が、バイパス通路の外側に漏れることを防止する。
また、一実施形態の送風装置では、上記バイパス通路の途中に、このバイパス通路を開閉する開閉機構を設けている。
この実施形態の送風装置によれば、上記バイパス通路の途中に開閉機構を設けているので、粉塵存在領域の粉塵を除去する必要がないときに、開閉機構によりバイパス通路を閉じることで、バイパス通路内を空気が流れることを防止し、圧損部材を通過する風量の低下を防止する。また、送風装置が空気調和機である場合、冷房運転時、開閉機構によりバイパス通路を閉じることで、バイパス通路の一端側の結露を防止する。
また、一実施形態の送風装置では、上記バイパス通路の途中に、このバイパス通路内に溜まった粉塵の飛散を防止する粉塵飛散防止機構を設けている。
この実施形態の送風装置によれば、上記バイパス通路の途中に粉塵飛散防止機構を設けているので、バイパス通路内に溜まった粉塵の飛散を防止する。
また、一実施形態の送風装置では、上記バイパス通路は、上記ケーシングの側部の内側または上記ケーシングの側部の近傍に位置する。
この実施形態の送風装置によれば、上記バイパス通路は、上記ケーシングの側部の内側または上記ケーシングの側部の近傍に位置するので、送風装置の前面の吸込口の占有面積を大きくできて、送風装置の吸込風量の低減を防止し、送風装置の能力の低下を防止する。
また、一実施形態の送風装置では、上記圧損部材と上記送風ファンとで囲まれた空間を有し、この空間に上記バイパス通路の上記一端が開口する。
この実施形態の送風装置によれば、上記圧損部材と上記送風ファンとで囲まれた空間に上記バイパス通路の上記一端が開口するので、この空間は、バイパス通路の一端の開口を確保できる空間となる。また、上記空間では、負圧を確実に発生できる。
また、一実施形態の送風装置では、上記エアフィルタに付着した粉塵を取り除く清掃部材を有し、この清掃部材によって取り除かれた粉塵は、上記粉塵存在領域に導かれる。
この実施形態の送風装置によれば、上記エアフィルタに付着した粉塵を取り除く清掃部材を有し、この清掃部材によって取り除かれた粉塵は、上記粉塵存在領域に導かれるので、清掃部材により取り除かれた粉塵を、負圧により、バイパス通路に搬送できて、粉塵が粉塵存在領域に滞留することを防止する。
また、一実施形態の送風装置では、
上記清掃部材によって取り除かれた粉塵を一時貯留すると共に上記粉塵存在領域に相当する一時貯留部を有し、
上記バイパス通路の上記他端は、上記一時貯留部に開口する。
この実施形態の送風装置によれば、上記清掃部材によって取り除かれた粉塵を一時貯留すると共に上記粉塵存在領域に相当する一時貯留部を有し、上記バイパス通路の上記他端は、上記一時貯留部に開口するので、清掃部材によって取り除かれた粉塵を、一時貯留部に貯留してから、バイパス通路に吸引する。したがって、清掃部材によって取り除かれた粉塵の殆ど全てをバイパス通路に吸引できる。
また、一時貯留部を、従来のように、取り外し可能な構成にして粉塵を回収する必要がなく、一時貯留部を小型化にできる。この結果、送風装置の前面における一時貯留部の占有面積を小さくし、送風装置の前面の吸込口の占有面積を大きくできる。したがって、送風装置の吸込風量の低減を防止して、送風装置の能力の低下を防止できる。
また、一実施形態の送風装置では、上記清掃部材は、上記粉塵存在領域内にあり、上記バイパス通路の上記他端は、上記清掃部材の近傍に開口する。
この実施形態の送風装置によれば、上記バイパス通路の上記他端は、上記清掃部材の近傍に開口するので、清掃部材により取り除かれた粉塵を、バイパス通路に直接に吸引する。したがって、バイパス通路の他端と清掃部材との間に、別途の通路を設ける必要がなくて、装置を小型化できる。
また、一実施形態の送風装置では、上記バイパス通路の上記他端は、上記粉塵存在領域に相当する上記エアフィルタの近傍に開口する。
この実施形態の送風装置によれば、上記バイパス通路の上記他端は、上記エアフィルタの近傍に開口するので、負圧の作用により、エアフィルタの粉塵をバイパス通路に直接に除去できる。
この発明の送風装置によれば、上記バイパス通路の一端は、上記送風ファンと上記圧損部材との間に開口すると共に、上記バイパス通路の他端は、上記ケーシング内の粉塵存在領域に開口するので、別途の吸引装置が不要となり、製品コストを低減し、製品を小型化する。
本発明の送風装置の第1実施形態としての空気調和機の分解斜視図である。 図1の空気調和機の簡略断面図である。 空気調和機の説明図である。 本発明の送風装置の第2実施形態としての空気調和機の簡略断面図である。 本発明の送風装置の第3実施形態としての空気調和機の簡略断面図である。 本発明の送風装置の第5実施形態としての空気調和機の簡略斜視図である。 図6の空気調和機の簡略断面図である。 本発明の送風装置の第6実施形態としての空気調和機の簡略断面図である。 本発明の送風装置の第7実施形態としての空気調和機の簡略断面図である。 本発明の送風装置の第8実施形態としての空気調和機の簡略断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の送風装置の第1実施形態としての空気調和機の分解斜視図を示している。図2は、空気調和機の簡略断面図を示している。なお、図2では、わかりやすくするために、空気調和機のケーシング1における断面に、ダクト3の断面を重ね合わせて示している。
図1と図2に示すように、この空気調和機は、壁掛けタイプの空気調和機であり、本体ユニット10と、フィルタユニット20と、前面グリル50と、前面パネル60とを有している。
この空気調和機は、室内の空気を前面パネル60および前面グリル50上部の開口から吸い込んで、吸い込んだ空気を、前面グリル50とフィルタユニット20とを順に介して、本体ユニット10に導く。そして、本体ユニット10において冷房、暖房や調湿等の空調を行って、本体ユニット10の下部の吹出口15から空気を吹き出す。
上記本体ユニット10は、底フレーム11と、この底フレーム11に取り付けられた(圧損部材としての)熱交換器12、送風ファン13、電装品箱14およびダクト3とを有する。
上記送風ファン13は、例えばクロスフローファンであり、この送風ファン13の空気流れの上流側に、上記熱交換器12が位置する。上記電装品箱14は、底フレーム11の左右一方側の側部に位置し、上記ダクト3は、底フレーム11の左右他方側の側部に位置する。なお、ダクト3を、底フレーム11の側部の近傍に位置するようにしてもよく、例えば、ダクト3を電装品箱14側に設けた場合、ダクト3は電装品箱14と熱交換器12との間に位置する。
上記底フレーム11には、フラップ16が揺動自在に取り付けられ、このフラップ16は、吹出口15の開閉を行うと共に風向きを調整する。
上記フィルタユニット20は、エアフィルタ21と、清掃部材としてのブラシ71と、一時貯留部70と、移送手段としてのピニオン23とを有する。
上記エアフィルタ21は、熱交換器12の空気流れの上流側(前面側)に位置する。エアフィルタ21は、空気中に浮遊する粉塵(塵埃)が熱交換器12を汚染することを防止する。
上記ブラシ71は、エアフィルタ21に付着した粉塵を掻き取って取り除く。ブラシ71は、一時貯留部70内に、回転可能に配置されている。
上記一時貯留部70は、ブラシ71によって取り除かれた粉塵を一時貯留する。一時貯留部70は、粉塵が存在する領域である粉塵存在領域Zに相当する。一時貯留部70は、フィルタユニット20から取り外し可能な構成でなくてよい。このため、従来のように取り外し可能な構成にして粉塵を回収する必要がなく、一時貯留部70の構造を簡略化できるだけでなく小型化できる。この結果、空気調和機の前面における一時貯留部70の占有面積を小さくし、空気調和機の前面の吸込口の占有面積を大きくできる。したがって、空気調和機の吸込風量の低減を防止して、空気調和機の能力の低下を防止できる。
上記ピニオン23は、エアフィルタ21に付着した粉塵を除去する清掃を行うため、エアフィルタ21を移動させる。ピニオン23は、エアフィルタ21に設けられた(図示しない)ラック部に噛合している。そして、エアフィルタ21を、ピニオン23の回転により走行させながら、回転しているブラシ71に接触させて、エアフィルタ21の清掃を行う。なお、詳細な構成は、特開2008−57883号公報と同様であるため、省略する。
上記前面グリル50は、フィルタユニット20を覆うように、取り付けられている。上記前面パネル60は、前面グリル50の前面を開閉自在に覆うように、取り付けられている。上記本体ユニット10の底フレーム11、上記前面グリル50および上記前面パネル60は、空気調和機のケーシング1を構成する。このケーシング1内に、上記熱交換器12、上記送風ファン13、上記エアフィルタ21、上記電装品箱14および上記ダクト3が設けられている。
上記ダクト3の内部は、バイパス通路30の一部を構成する。このバイパス通路30の一端側の第1開口部31は、上記送風ファン13と上記熱交換器12との間に開口する。バイパス通路30の他端側の第2開口部32は、上記一時貯留部70(粉塵存在領域Z)に開口する。第1開口部31は、第2開口部32よりも上側に位置する。なお、第1開口部31は、第2開口部32よりも下側に位置してもよく、または、第2開口部32と同じ高さに位置してもよい。
このように、上記バイパス通路30の第1開口部31は、上記送風ファン13の上流側でかつ上記熱交換器12の下流側に開口するので、空気調和機の通常運転のときに、送風ファン13の回転により、送風ファン13と熱交換器12との間に負圧が発生し、バイパス通路30内が負圧となる。この負圧とは、送風ファン13と熱交換器12との間の空間の空気圧が、熱交換器12の上流側の空間の空気圧よりも、低くなることをいう。
そして、この負圧によって、一時貯留部70内の粉塵をバイパス通路30の第2開口部32からバイパス通路30内に運ぶ。つまり、フラップ16を開けて送風ファン13を回転させた通常の空調運転において、空気は、バイパス通路30内を、第2開口部32から第1開口部31に向かって流れる。
上記バイパス通路30の途中で、上記ダクト3内に、粉塵を収集するゴミ収集部35を設けている。ゴミ収集部35は、例えば樹脂製のケースであり、ダクト3に上下方向に着脱可能に取り付けられている。したがって、ゴミ収集部35に粉塵を溜めて、粉塵の回収が容易となる。なお、ゴミ収集部35の外面とダクト3の内面との間には、空気漏れを防ぐシール材41が設けられている。このため、ゴミ収集部35の外側とダクト3の内側との間から粉塵がこぼれることがない。また、ゴミ収集部35は、ダクト3にネジやツメで固定しても良いが、プッシュプル方式やスライド方式の着脱機構などで固定すれば、着脱が容易となる。
上記ゴミ収集部35の上部と下部とは開口しており、下部開口部が、上記第2開口部32に相当する。上部開口部は、上記ダクト3(第1開口部31)に連通する。したがって、空気は、ゴミ収集部35内を、下部開口部から上部開口部に向かって流れる。ゴミ収集部35の内部は、バイパス通路30の一部を構成する。
上記バイパス通路30の途中で、ゴミ収集部35の上部開口部に、バイパス用フィルタ36を設けている。したがって、バイパス通路30内の粉塵が、バイパス用フィルタ36によって、バイパス通路30の外側に漏れることを防止する。
上記バイパス用フィルタ36は、ゴミ収集部35の天井面の一部を構成している。したがって、フィルタ36に付着した粉塵を落とし易く、フィルタ36の目詰まりを防止できる。また、ゴミ収集部35の粉塵が溜まる底部とフィルタ36とが離れているため、フィルタ36への粉塵の再付着を防止できる。さらに、上記バイパス用フィルタ36の近傍には、バイブレータ42が設けられ、バイブレータ42の振動により、フィルタ36に付着した粉塵を落とす。
上記バイパス通路30の途中で、上記ダクト3内に、このバイパス通路30を開閉する開閉機構としてのシャッタ37を設けている。シャッタ37は、バイパス通路30の第1開口部31とバイパス用フィルタ36との間に位置している。したがって、一時貯留部70内の粉塵を除去する必要がないときに、シャッタ37によりバイパス通路30を閉じることで、バイパス通路30内を空気が流れることを防止し、熱交換器12を通過する風量の低下を防止する。また、空気調和機の冷房運転時、シャッタ37によりバイパス通路30を閉じることで、バイパス通路30の第1開口部31側の結露を防止する。
上記バイパス通路30の途中で、上記ゴミ収集部35内に、ゴミ収集部35内に溜まった粉塵の飛散を防止する粉塵飛散防止機構としての壁38を設けている。この壁38は、ゴミ収集部35の底部に立設されている。そして、壁38は、ゴミ収集部35内を、粉塵を溜めるゴミ溜め空間と、第2開口部32を含む吸引通路とに、区画する。ゴミ溜め空間と吸引通路とは、上部で連通しており、第2開口部32から吸引通路に流入した空気は、ゴミ溜め空間を通過することなく、バイパス用フィルタ36を通過する。したがって、ゴミ溜め空間に直接に空気が流れ難くなって、ゴミ溜め空間に溜まった粉塵の飛散を防止する。
上記バイパス通路30(上記ダクト3および上記ゴミ収集部35)は、上記ケーシング1の側部の内側に位置する。したがって、空気調和機の前面の吸込口の占有面積を大きくできて、空気調和機の吸込風量の低減を防止し、空気調和機の能力の低下を防止する。なお、バイパス通路30を、上記ケーシング1の側部の近傍に位置するようにしてもよく、例えば、バイパス通路30を電装品箱14側に設けた場合、バイパス通路30は電装品箱14と熱交換器12との間に位置する。
上記熱交換器12と上記送風ファン13とで囲まれた空間を有し、この空間に上記バイパス通路30の第1開口部31が開口する。つまり、熱交換器12は、倒立V字状に形成され、このV字の熱交換器12と、熱交換器12の下流側に位置する送風ファン13との間に、上記空間が形成される。したがって、この空間は、バイパス通路30の第1開口部31を確保できる空間となる。また、上記空間では、負圧を確実に発生できる。
ここで、図3に示すように、送風ファン13の上側で熱交換器12と送風ファン13とで囲まれた上記空間A1と、送風ファン13の横側(前側)で熱交換器12と送風ファン13との間の参考空間A2とにおいて、第1開口部31を設ける場合を比較する。なお、図3では、上記空間A1と上記参考空間A2とをハッチングにて示している。
上記参考空間A2では、熱交換器12と送風ファン13との間の間隔が小さいため、送風ファン13を運転したとき、上記参考空間A2の圧力は、上記空間A1の圧力よりも低くなる。このため、第1開口部31を上記参考空間A2に設けた方が、バイパス通路30による粉塵の吸引量が多くなる。
しかしながら、上記参考空間A2は小さいため、第1開口部31を送風ファン13の直近に設けることになって、気流が乱れ、騒音が発生し易くなる問題がある。また、上記参考空間A2は小さいため、大きな第1開口部31を設け難い問題がある。
したがって、第1開口部31を上記空間A1に設ける方が、上記参考空間A2に設ける場合と比べて吸引量が若干少なくなるが、第1開口部31を送風ファン13から離すことができて騒音が発生し難く、また、大きなスペースを確保できて、望ましい。
上記構成の空気調和機によれば、上記送風ファン13を利用して粉塵を吸引するため、別途の吸引装置が不要となり、製品コストを低減し、製品を小型化する。また、負圧により粉塵を運ぶため、正圧による吹き飛ばしに比べて、粉塵の拡散や粉塵の隙間からの漏れが発生し難く、一箇所に吸引して集めることができる。これに対して、正圧による吹き飛ばしでは、フィルタに付着したホコリを吹き飛ばす構成であるため、吹き飛ばされたホコリの飛散を防止する機構が必要となって、機構が複雑となる。
また、上記構成の空気調和機によれば、上記ブラシ71によって取り除かれた粉塵を、一時貯留部70に貯留してから、バイパス通路30に吸引する。したがって、ブラシ71によって取り除かれた粉塵の殆ど全てをバイパス通路30に吸引できる。
(第2の実施形態)
図4は、この発明の送風装置の第2実施形態としての空気調和機を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、ダクトおよびゴミ収集部の構成が相違する。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図4に示すように、ダクト203の下部は、一時貯留部70に開口しており、この下部開口部が第2開口部32に相当する。ゴミ収集部235は、上部のみ開口している。バイパス用フィルタ36は、ゴミ収集部235の上部開口部でなく、ダクト203内のシャッタ37の上流側に取り付けられている。
粉塵飛散防止機構としての壁238は、ゴミ収集部235の底部に設けるのでなく、ダクト203の一部を構成している。ゴミ収集部235は、この壁238の内側に着脱自在に取り付けられる。
上記ダクト203は、第2開口部32を含む吸引通路を有し、第2開口部32から吸引通路に流入した空気は、ゴミ収集部235内を通過することなく、バイパス用フィルタ36を通過する。
上記構成の空気調和機によれば、上記ゴミ収集部235に、バイパス用フィルタ36および壁238を設けていないので、ゴミ収集部235をコンパクトにでき、取り扱いが容易になる。
(第3の実施形態)
図5は、この発明の送風装置の第3実施形態としての空気調和機を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、ダクトおよびゴミ収集部の構成が相違する。なお、この第3の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図5に示すように、ゴミ収集部335は、ダクト303の下部に着脱自在に取り付けられている。ゴミ収集部335の前後が開口し、前開口部が、上記第2開口部32に相当し、後開口部は、ダクト303(第1開口部31)に連通する。
ゴミ収集部335の後開口部には、バイパス用フィルタ36が取り付けられ、ゴミ収集部335の前開口部には、飛散防止機構としてのダンパ338が取り付けられている。このダンパ338は、前開口部を開閉自在とする。ダンパ338は、一時貯留部70の粉塵をバイパス通路30内に吸引するときにのみ開状態になるように設定され、粉塵を吸引しないときには、ダンパ338が閉じて、ゴミ収集部335内の粉塵が、再度、一時貯留部70に戻ることを防止する。つまり、ダンパ338は、粉塵飛散防止機構に加えて、開閉機構の役割をも担う。この空気調和機では、上記第1実施形態のバイブレータ42やシャッタ37を省略している。
上記構成の空気調和機によれば、上記ダンパ338は、粉塵飛散防止機構に加えて、開閉機構の役割をも担うので、部品数を削減でき、小型化を図ることができる。
(第4の実施形態)
この発明の送風装置の第4実施形態としての空気調和機では、図2を参考として、一時貯留部70を省略し、バイパス通路30の第2開口部32が、ブラシ71の近傍に開口する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
上記第2開口部32は、ブラシ71の直下に位置して、ブラシ71により取り除かれた粉塵を、第2開口部32からバイパス通路30に直接に吸引する。ブラシ71は、粉塵存在領域Z内にあるといえる。
上記構成の空気調和機によれば、バイパス通路30の第2開口部32とブラシ71との間に、別途の通路を設ける必要がなくて、装置を小型化できる。
(第5の実施形態)
図6と図7は、この発明の送風装置の第5実施形態としての空気調和機を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第5の実施形態では、バイパス通路の構成が相違する。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略すると共に、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
図6と図7に示すように、バイパス通路30の第2開口部32は、粉塵存在領域Zに相当するエアフィルタ21の近傍に開口している。具体的に述べると、図2参照のダクト3やゴミ収集部35に、吸引ノズル103が接続されている。この吸引ノズル103は、エアフィルタ21の前面上流側に配置され、エアフィルタ21に沿って左右に移動する。吸引ノズル103は、エアフィルタ21に対向する面に、上下方向に延在するスリット状の開口部を有し、このスリット状の開口部が、第2開口部32に相当する。
上記吸引ノズル103には、ブレード5が取り付けられ、吸引ノズル103が移動するときに、ブレード5がエアフィルタ21の前面に接触して、エアフィルタ21に付着した粉塵4を掻き取る。ブレード5によって掻き取られた粉塵4は、第2開口部32から、吸引ノズル103内部のバイパス通路30に吸引される。なお、この空気調和機の詳細な構成は、特開2008−14559号公報と同様であるため、省略する。
上記構成の空気調和機によれば、バイパス通路30の第2開口部32は、エアフィルタ21の近傍に開口するので、負圧の作用により、エアフィルタ21の粉塵をバイパス通路30に直接に除去できる。
なお、吸引ノズル103をエアフィルタ21に沿って上下左右に移動するように構成してもよい。また、ブレード5を省略して、第2開口部32のみによって粉塵4を吸引するようにしてもよい。
(第6の実施形態)
図8は、この発明の送風装置の第6実施形態としての空気調和機を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第6の実施形態では、空気調和機は、床置きタイプの空気調和機である。なお、この第6の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図8に示すように、この空気調和機は、ケーシング601と、このケーシング601内に設けられた送風ファン613、(圧損部材としての)熱交換器612およびエアフィルタ621とを有する。なお、この空気調和機の詳細な構成は、特開2007−183011号公報と同様であるため、省略する。
上記送風ファン613は、例えばターボファンであり、この送風ファン613の空気流れの上流側に、上記熱交換器612が位置し、この熱交換器612の上流側に、上記エアフィルタ621が位置する。そして、送風ファン613の回転により空気が図中の矢印に示すように流れる。
上記ケーシング601の側部の内側には、ダクト603が取り付けられている。このダクト603には、ゴミ収集部635が、前方に着脱自在となるように取り付けられている。また、ダクト603には、上記第1実施形態と同様の、バイパス用フィルタ36、開閉機構としてのシャッタ37およびバイブレータ42が取り付けられている。なお、図8では、ダクト603とゴミ収集部635との間のシール材を省略して描いている。
上記ダクト603の一端の開口部である第1開口部31は、送風ファン613と熱交換器612との間に開口している。ダクト603の他端の開口部は、吸引ダクト624に接続しており、この吸引ダクト624は、吸引ノズル623に接続している。
上記吸引ノズル623は、エアフィルタ621の前面上流側に配置され、エアフィルタ621に沿って上下左右に移動する。吸引ノズル623は、エアフィルタ21に対向する面に、開口部を有し、この開口部が、第2開口部32に相当する。この第2開口部32は、エアフィルタ621の近傍に開口する。ダクト603の内部、ゴミ収集部635の内部、吸引ダクト624の内部および吸引ノズル623の内部が、バイパス通路30を構成する。
そして、上記吸引ノズル623によってエアフィルタ621の清掃を行うとき、送風ファン613の回転によって送風ファン613と熱交換器612との間に負圧を発生してバイパス通路30内を負圧にした状態で、吸引ノズル623をエアフィルタ621に沿って上下左右に移動して、エアフィルタ621に付着した粉塵を、第2開口部32から、バイパス通路30に吸引する。バイパス通路30に吸引された粉塵は、ゴミ収集部635に溜められて回収される。
上記構成の空気調和機によれば、上記送風ファン613を利用して粉塵を吸引するため、別途の吸引装置が不要となり、製品コストを低減し、製品を小型化する。また、負圧により粉塵を運ぶため、正圧による吹き飛ばしに比べて、粉塵の拡散や粉塵の隙間からの漏れが発生し難く、一箇所に吸引して集めることができる。これに対して、正圧による吹き飛ばしでは、フィルタに付着したホコリを吹き飛ばす構成であるため、吹き飛ばされたホコリの飛散を防止する機構が必要となって、機構が複雑となる。
また、バイパス通路30の第2開口部32は、エアフィルタ621の近傍に開口するので、負圧の作用により、エアフィルタ621の粉塵をバイパス通路30に直接に除去できる。
(第7の実施形態)
図9は、この発明の送風装置の第7実施形態としての空気調和機を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第7の実施形態では、空気調和機は、天井埋込タイプの空気調和機である。なお、この第7の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図9に示すように、この空気調和機は、ケーシング701と、このケーシング701内に設けられた送風ファン713、(圧損部材としての)熱交換器712およびエアフィルタ721とを有する。なお、この空気調和機の詳細な構成は、特開平7−243662号公報と同様であるため、省略する。
上記送風ファン713は、例えばクロスフローファンであり、この送風ファン713の空気流れの上流側に、上記熱交換器712が位置し、この熱交換器712の上流側に、上記エアフィルタ721が位置する。そして、送風ファン713の回転により空気が図中の矢印に示すように流れる。
上記ケーシング701の側部の内側には、ダクト703が取り付けられている。このダクト703には、ゴミ収集部735が、下方に着脱自在となるように取り付けられている。また、ダクト703には、上記第1実施形態と同様の、バイパス用フィルタ36、開閉機構としてのシャッタ37およびバイブレータ42が取り付けられている。なお、図9では、ダクト703とゴミ収集部735との間のシール材を省略して描いている。
上記ダクト703の一端の開口部である第1開口部31は、送風ファン713と熱交換器712との間に開口している。ダクト703の他端の開口部は、吸引ダクト724に接続しており、この吸引ダクト724は、吸引ノズル723に接続している。
上記吸引ノズル723は、エアフィルタ721の下面上流側に配置され、エアフィルタ721に沿って前後左右に移動する。吸引ノズル723は、エアフィルタ21に対向する面に、開口部を有し、この開口部が、第2開口部32に相当する。この第2開口部32は、エアフィルタ721の近傍に開口する。ダクト703の内部、ゴミ収集部735の内部、吸引ダクト724の内部および吸引ノズル723の内部が、バイパス通路30を構成する。
そして、上記吸引ノズル723によってエアフィルタ721の清掃を行うとき、送風ファン713の回転によって送風ファン713と熱交換器712との間に負圧を発生してバイパス通路30内を負圧にした状態で、吸引ノズル723をエアフィルタ721に沿って前後左右に移動して、エアフィルタ721に付着した粉塵を、第2開口部32から、バイパス通路30に吸引する。バイパス通路30に吸引された粉塵は、ゴミ収集部735に溜められて回収される。
上記構成の空気調和機によれば、上記送風ファン713を利用して粉塵を吸引するため、別途の吸引装置が不要となり、製品コストを低減し、製品を小型化する。また、負圧により粉塵を運ぶため、正圧による吹き飛ばしに比べて、粉塵の拡散や粉塵の隙間からの漏れが発生し難く、一箇所に吸引して集めることができる。これに対して、正圧による吹き飛ばしでは、フィルタに付着したホコリを吹き飛ばす構成であるため、吹き飛ばされたホコリの飛散を防止する機構が必要となって、機構が複雑となる。
また、バイパス通路30の第2開口部32は、エアフィルタ721の近傍に開口するので、負圧の作用により、エアフィルタ721の粉塵をバイパス通路30に直接に除去できる。
(第8の実施形態)
図10は、この発明の送風装置の第8実施形態としての空気清浄機を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第8の実施形態では、空気清浄機は、床置きタイプの空気清浄機である。なお、この第8の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図10に示すように、この空気清浄機は、ケーシング801と、このケーシング801内に設けられた送風ファン813、(圧損部材としての)空気清浄ユニット812およびエアフィルタ821とを有する。なお、この空気清浄機の詳細な構成は、特開2009−248031号公報と同様であるため、省略する。
上記送風ファン813は、例えばターボファンであり、この送風ファン813の空気流れの上流側に、上記空気清浄ユニット812が位置し、この空気清浄ユニット812の上流側に、上記エアフィルタ821が位置する。そして、送風ファン813の回転により空気が図中の矢印に示すように流れる。
上記ケーシング801の側部の内側には、ダクト803が取り付けられている。このダクト803には、ゴミ収集部835が、前方に着脱自在となるように取り付けられている。また、ダクト803には、上記第1実施形態と同様の、バイパス用フィルタ36、開閉機構としてのシャッタ37およびバイブレータ42が取り付けられている。なお、図10では、ダクト803とゴミ収集部835との間のシール材を省略して描いている。
上記ダクト803の一端の開口部である第1開口部31は、送風ファン813と空気清浄ユニット812との間に開口している。ダクト803の他端の開口部は、吸引ダクト824に接続しており、この吸引ダクト824は、吸引ノズル823に接続している。
上記吸引ノズル823は、エアフィルタ821の前面上流側に配置され、エアフィルタ821に沿って上下左右に移動する。吸引ノズル823は、エアフィルタ21に対向する面に、開口部を有し、この開口部が、第2開口部32に相当する。この第2開口部32は、エアフィルタ821の近傍に開口する。ダクト803の内部、ゴミ収集部835の内部、吸引ダクト824の内部および吸引ノズル823の内部が、バイパス通路30を構成する。
そして、上記吸引ノズル823によってエアフィルタ821の清掃を行うとき、送風ファン813の回転によって送風ファン813と空気清浄ユニット812との間に負圧を発生してバイパス通路30内を負圧にした状態で、吸引ノズル823をエアフィルタ821に沿って上下左右に移動して、エアフィルタ821に付着した粉塵を、第2開口部32から、バイパス通路30に吸引する。バイパス通路30に吸引された粉塵は、ゴミ収集部835に溜められて回収される。
上記構成の空気清浄機によれば、上記送風ファン813を利用して粉塵を吸引するため、別途の吸引装置が不要となり、製品コストを低減し、製品を小型化する。また、負圧により粉塵を運ぶため、正圧による吹き飛ばしに比べて、粉塵の拡散や粉塵の隙間からの漏れが発生し難く、一箇所に吸引して集めることができる。これに対して、正圧による吹き飛ばしでは、フィルタに付着したホコリを吹き飛ばす構成であるため、吹き飛ばされたホコリの飛散を防止する機構が必要となって、機構が複雑となる。
また、バイパス通路30の第2開口部32は、エアフィルタ821の近傍に開口するので、負圧の作用により、エアフィルタ821の粉塵をバイパス通路30に直接に除去できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1から上記第8の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。
また、エアフィルタを移動してエアフィルタを清掃する機構は、例えば、特開2007−100975号公報や、特開2008−185331号公報や、特開2008−057923号公報などに開示されている機構であってもよい。また、吸引ノズル(バイパス通路の第2開口部)を移動してエアフィルタを清掃する機構は、例えば、WO2006/046409号公報や、特開2008−057864号公報などに開示されている機構であってもよい。また、エアフィルタと吸引ノズルとの両方を移動してエアフィルタを清掃するようにしてもよい。
また、バイパス通路により粉塵を吸引する領域(粉塵存在領域)として、エアフィルタ以外に、熱交換器や、デシカントロータや、加湿フィルタや、空気清浄ユニットや、(パネルなどの)ケーシング外郭などであってもよく、これらの部材に付着する粉塵をバイパス通路により吸引するようにしてもよい。
また、バイパス通路の第1開口部の位置は、熱交換器と送風ファンとで囲まれた空間以外に、熱交換器の下流側でかつ送風ファンの上流側で、熱交換器と送風ファンとの間の空間であればよい。
ゴミ収集部は、ダクトに着脱不能に固定されていてもよい。また、ゴミ収集部としては、ダストボックスや、使い捨ての容器や袋などであってもよく、または、粉塵を吸引除去できる掃除機のノズルなどであってもよい。
また、清掃部材として、ブラシ以外に、ブレードなどであってもよい。開閉機構として、シャッタ以外に、ダンパなどであってもよい。粉塵飛散防止機構として、壁以外に、ダンパなどであってもよい。また、ゴミ収集部、バイパス用フィルタ、(例えばシャッタ等の)開閉機構、および、(例えば壁等の)粉塵飛散防止機構を、省略してもよい。
1,601,701,801 ケーシング
3,203,303,603,703,803 ダクト
12,612,712 熱交換器(圧損部材)
812 空気清浄ユニット(圧損部材)
13,613,713,813 送風ファン
21,621,721,821 エアフィルタ
30 バイパス通路
31 第1開口部
32 第2開口部
35,235,335,635,735,835 ゴミ収集部
36 バイパス用フィルタ
37 シャッタ(開閉機構)
38,238 壁(粉塵飛散防止機構)
338 ダンパ(粉塵飛散防止機構)
70 一時貯留部
71 ブラシ(清掃部材)
103,623,723,823 吸引ノズル
Z 粉塵存在領域

Claims (11)

  1. ケーシングと、
    このケーシング内に設けられた送風ファンと、
    この送風ファンの上流側に位置するように上記ケーシング内に設けられた圧損部材と、
    この圧損部材の上流側に位置するように上記ケーシング内に設けられたエアフィルタと、
    一端が上記送風ファンと上記圧損部材との間に開口すると共に他端が上記ケーシング内の粉塵存在領域に開口するバイパス通路と
    を備えることを特徴とする送風装置。
  2. 請求項1に記載の送風装置において、
    上記バイパス通路の途中に、粉塵を収集するゴミ収集部を設けていることを特徴とする送風装置。
  3. 請求項1または2に記載の送風装置において、
    上記バイパス通路の途中に、バイパス用フィルタを設けていることを特徴とする送風装置。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の送風装置において、
    上記バイパス通路の途中に、このバイパス通路を開閉する開閉機構を設けていることを特徴とする送風装置。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の送風装置において、
    上記バイパス通路の途中に、このバイパス通路内に溜まった粉塵の飛散を防止する粉塵飛散防止機構を設けていることを特徴とする送風装置。
  6. 請求項1から5の何れか一つに記載の送風装置において、
    上記バイパス通路は、上記ケーシングの側部の内側または上記ケーシングの側部の近傍に位置することを特徴とする送風装置。
  7. 請求項1から6の何れか一つに記載の送風装置において、
    上記圧損部材と上記送風ファンとで囲まれた空間を有し、この空間に上記バイパス通路の上記一端が開口することを特徴とする送風装置。
  8. 請求項1から7の何れか一つに記載の送風装置において、
    上記エアフィルタに付着した粉塵を取り除く清掃部材を有し、この清掃部材によって取り除かれた粉塵は、上記粉塵存在領域に導かれることを特徴とする送風装置。
  9. 請求項8に記載の送風装置において、
    上記清掃部材によって取り除かれた粉塵を一時貯留すると共に上記粉塵存在領域に相当する一時貯留部を有し、
    上記バイパス通路の上記他端は、上記一時貯留部に開口することを特徴とする送風装置。
  10. 請求項8に記載の送風装置において、
    上記清掃部材は、上記粉塵存在領域内にあり、上記バイパス通路の上記他端は、上記清掃部材の近傍に開口することを特徴とする送風装置。
  11. 請求項1から7の何れか一つに記載の送風装置において、
    上記バイパス通路の上記他端は、上記粉塵存在領域に相当する上記エアフィルタの近傍に開口することを特徴とする送風装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105222243A (zh) * 2015-08-27 2016-01-06 广东志高空调有限公司 一种空调

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