JP2011165861A - 炭化珪素半導体素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】炭化珪素半導体素子において、素子抵抗、耐圧、電圧印加時のゲート絶縁膜中電界強度およびスイッチング損失の全てに渡って優れた特性を実現する。を提供することを目的とする。
【解決手段】炭化珪素MOSFETの基本単位構造において、ウェル領域3のチャネル形成部3cのドーピング濃度は上面部で最小になり、ウェル領域3の底部のドーピング濃度はソース領域4の下の部分3aとチャネル形成部3cの下の部分3bとで同じである。JFET領域5のドーピング濃度をNJFET[/cm3]、基本単位構造におけるJFET領域5の最小幅をLJFET[μm]とそれぞれ定義すると、NJFET≧6×1015+3.8×1016×2LJFET -2.5、NJFET≦8×1015+1.4×1017×2LJFET -3.15、0.6μm≦2LJFET≦2μmの関係を充たす。
【選択図】図1

Description

本発明は、炭化珪素(SiC)を用いて形成された半導体素子に関し、特に、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)のチャネル領域およびJFET(Junction FET)領域の構造に関する。
炭化珪素(SiC)は、珪素(Si)と比べて絶縁破壊電界強度が十倍以上大きいので、SiCを用いて形成した半導体素子(SiC半導体素子)では、Siを用いて形成される従来の半導体素子と比較して、十分の一以下の厚さの耐圧層(ドリフト層)により、従来と同程度の耐圧を確保することができる。故に、SiC半導体素子では、静特性としての素子抵抗が従来の半導体素子に比べて大幅に低減される。そのためSiC半導体素子は、パワーデバイスの分野において、デバイスの特性向上を可能にする手段として期待されている。
SiC半導体素子としてのnチャネル型MOSFETの素子抵抗をさらに低減させる方法としては、表面付近にチャネルが形成されるp型ウェル領域において、その表面付近のドーピング濃度を低くして、チャネル移動度の向上を図る技術が知られている(例えば特許文献1)。またnチャネル型MOSFETにおいて、一対のp型ウェル領域に挟まれたn型領域は「JFET領域」と呼ばれるが、JFET領域のドーピング濃度を高くすることにより素子抵抗を低減する技術も知られている(例えば特許文献2)。
特開2000−150866号公報 特開2006−511961号公報
上記のように、SiC半導体素子では、従来の十分の一以下の厚さのドリフト層で、従来と同程度の耐圧を確保できるため、素子抵抗を低減できる。
しかしドリフト層の厚さが小さくなると、素子の容量(キャパシタンス)成分が増加することになる。SiCを用いたパワーデバイスでは、従来のSiパワーデバイスより高速のスイッチングが期待されているため、素子容量を低く抑えて動特性としてのスイッチング損失の増大を抑制することも要求される。MOSFETの動特性としてのスイッチング損失を低減させる方法の1つとしては、ゲート・ドレイン間容量を低減させることが考えられる。もちろんドリフト層の厚さを大きくすれば素子容量の増加を抑えることができるが、素子抵抗が増大してしまうため好ましくない。
MOSFETの素子容量を低減させる他の方法としては、p型ウェル領域の間のn型領域(JFET領域)の幅を狭くして、ドレイン側から見た実質的なゲート電極の幅を短縮することが考えられる。しかしJFET領域のドーピング濃度を維持して幅だけを短縮させると素子抵抗が増大するため、JFET領域の小幅化に伴って高濃度化も必要になる。しかしJFET領域の高濃度化は、素子耐圧の低下、あるいは、電圧印加時におけるゲート絶縁膜中の電界強度の上昇を招くことが懸念される。電圧印加時におけるゲート絶縁膜中の電界強度が高くなると、絶縁破壊を招く恐れが生じるため、素子の信頼性が低下する。従って、JFET領域の幅とドーピング濃度は、MOSFETの電気的特性および信頼性を左右する極めて重要なものである。
チャネル移動度を向上させるためにp型ウェル領域の表面付近(チャネル領域)のドーピング濃度を低くした構造を有するMOSFETにおいて、JFET領域の幅およびドーピング濃度の設定手法についての詳細はあまり知られていない。特に、動特性としてのスイッチング損失を低減させるための、JFET領域の幅およびドーピング濃度の設定手法については、本発明者等の知る限り、全く把握されていない。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、素子抵抗、耐圧、電圧印加時のゲート絶縁膜中電界強度およびスイッチング損失の全てに渡って優れた特性を実現できる炭化珪素半導体素子を提供することを目的とする。
本発明に係るSiC半導体素子は、SiC基板と、前記SiC基板上に形成された第1導電型のドリフト層と、前記ドリフト層の上部に選択的に形成された第2導電型のウェル領域と、前記ウェル領域内に選択的に形成された第1導電型のソース領域と、前記ドリフト層上部において前記ウェル領域に隣接し、当該ドリフト層の他の部分よりドーピング濃度の高い第1導電型のJFET領域と、前記ドリフト層上にゲート絶縁膜を介して配設され、前記ソース領域、前記JFET領域およびその間の前記ウェル領域上に跨るゲート電極とを有する基本単位構造を少なくとも1以上備え、前記ウェル領域において、前記JFET領域と前記ソース領域との間の部分であるチャネル形成部のドーピング濃度は上面部で最小になり、前記ウェル領域の底部のドーピング濃度は前記ソース領域の下の部分と前記チャネル形成部の下の部分とで同じであり、前記JFET領域のドーピング濃度をNJFET[/cm3]、基本単位構造における前記JFET領域の最小幅をLJFET[μm]とそれぞれ定義すると、NJFET≧6×1015+3.8×1016×2LJFET -2.5、NJFET≦8×1015+1.4×1017×2LJFET -3.15、0.6μm≦2LJFET≦2μmの関係を充たすものである。
本発明に係る炭化珪素半導体素子によれば、静特性としての素子抵抗の低減、耐圧の確保、電圧印加時におけるゲート絶縁膜中の電界強度の低減を実現できると共に、動特性としてのスイッチング損失の低減を実現することができる。
本発明の実施の形態に係るMOSEFTの構成図である。 本発明の実施の形態に係るMOSEFTの製造工程を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るMOSEFTの製造工程を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るMOSEFTの変形例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るMOSEFTの変形例を示す図である。 JFET領域の幅とその抵抗値との関係を示すグラフである。 MOSFETの耐圧とJFET領域の幅との関係を示すグラフである。 MOSFETに規定電圧が印加されたときのゲート絶縁膜中の電界強度とJFET領域の幅との関係を示すグラフである。 MOSFETが所定の条件を満たすためのJFET領域のドーピング濃度とJFET領域の幅との関係を示すグラフである。 JFET領域の抵抗値を所定値に維持する条件における、MOSFETのJFET領域の幅とスイッチング損失との関係を示すグラフである。
上記のとおりMOSFETにおいては、チャネルが形成されるウェル領域において当該チャネルの形成領域(チャネル領域)のドーピング濃度を低くすることにより、チャネル移動度を向上させ、素子抵抗の低減を図ることができる。本実施の形態では、そのような構造のウェル領域を備えるMOSFETについて、素子抵抗の上昇、耐圧の低下、電圧印加時におけるゲート絶縁膜中の電界強度の増大を抑えつつ、スイッチング損失を小さくできるように、JFET領域の幅とドーピング濃度を設定する。
図1は、本発明の実施の形態に係るMOSEFTの構成図である。図1には、MOSFET素子の基本単位構造が示されており、実際のデバイスではこの基本単位構造が折り返されて、櫛型状あるいは多角形状に配置される。基本単位構造の長さであるピッチLHPは4〜10μm程度である。
図1のように、当該MOSFETは、n型低抵抗のSiC基板1と、その上に形成された耐圧層としてのn型のドリフト層2を備えている。SiC基板1は、(0001)面から所定のオフ角だけ傾いた主表面を有している。
ドリフト層2の厚さ及びドーピング濃度は、想定する耐圧に応じて、層厚4〜150μm程度、ドーピング濃度0.5〜30×1015/cm3程度の範囲で決定される。例えば、600V耐圧を想定した場合、層厚は4〜7μm程度、ドーピング濃度は1〜3×1016/cm3程度である。また1200V耐圧では、層厚は8〜15μm程度、ドーピング濃度は5〜15×1015/cm3程度である。1700V耐圧では、層厚は10〜20μm程度、ドーピング濃度は5〜15×1015/cm3程度である。3300V耐圧では、層厚は20〜35μm程度、ドーピング濃度は2〜4.5×1015/cm3程度である。6500V耐圧では、層厚は50〜80μm程度、ドーピング濃度は0.8〜2×1015/cm3程度である。10000V耐圧では、層厚は100〜150μm程度、ドーピング濃度は0.5〜1×1015/cm3程度である。
ドリフト層2の上部には、当該ドリフト層2の他の部分よりもドーピング濃度が高いn型の高濃度層が形成されており、その上部にp型のウェル領域3が選択的に形成されている。当該高濃度層において、ウェル領域3が形成されていない部分がJFET領域5となる。JFET領域5のドーピング濃度および幅については、後述する。
ウェル領域3の上部にはn型のソース領域4が形成され、ソース領域4とJFET領域5に挟まれたウェル領域3の部分の上部がチャネル領域となる。ソース領域4、JFET領域5およびその間のソース領域4の上には、それらを跨ぐように、ゲート絶縁膜6が形成され、その上にゲート電極7が配設される。
ゲート電極7の上には層間絶縁膜8が形成されるが、当該層間絶縁膜8はソース領域4上に開口が形成されており、その中にソース電極9が形成される。図1の例では、ソース電極9は、ソース領域4とウェル領域3の両方に接続するように、それらに跨って形成されている。層間絶縁膜8の上には、ソース電極9に接続する配線11が形成される。またドレイン電極10はSiC基板1の裏面に形成される。なお図示されていないが、ゲート電極7のパッドが形成された領域(一般的には素子外周部)にも、層間絶縁膜8には開口が形成され、ゲート電極7はそれを通して上層の配線に接続される。
ウェル領域3について、図1のようにウェル下部3a、ウェル下端部3b、ウェルコンタクト部3c、チャネル形成部3dという4つの部分に分けて説明する。ウェル下部3aは、ウェル領域3のうちソース領域4の下の部分である。ウェル下端部3bは、JFET領域5に面するウェル領域3の端部のうちソース領域4よりも深い部分(ウェル下部3aに隣接する部分)である。チャネル形成部3cは、JFET領域5に面するウェル領域3の端部のうちソース領域4の底よりも浅い部分(ウェル下端部3bの上の部分)であり、チャネル領域を含んでいる。ウェルコンタクト部3dは、ソース電極9に接続する部分(ソース電極9の下の部分)である。
ウェル下部3aにおける厚さおよびドーピング濃度は、想定した耐圧に等しい電圧(以下「規定電圧」と称す)がソース電極9とドレイン電極10の間に印加されてもウェル下部3aが完全に空乏化しないように設定される。例えば、厚さは0.8〜1.5μm程度、ドーピング濃度は7〜20×1017/cm3程度である。
このようにウェル下部3aの厚さとドーピング濃度は、規定電圧が印加されたときの空乏化の様子に基づいて決定される。想定する耐圧によってウェル下部3aの空乏化の様子は多少異なるが、上で示したように、想定する耐圧が大きくなるほどドリフト層2のドーピング濃度は小さく設定されるので、ウェル下部3aの厚さとドーピング濃度は想定する耐圧に殆ど依存しない。よって想定する耐圧が異なる場合でも、ウェル下部3aの厚さとドーピング濃度の値としては、ほぼ同じ程度のものを用いることができる。
またウェル下部3aに隣接するウェル下端部3bのドーピング濃度は、ウェル下部3aと同じにする。ウェル下端部3bのドーピング濃度がウェル下部3aより小さくすると、JFET領域5側への空乏層の伸びが小さくなるので素子抵抗の低減には有利であるが、その反面、ウェル領域3側への空乏層の伸びが大きくなるためゲート・ドレイン間容量が増加し、スイッチング損失が約1.5倍に増加する。よって素子抵抗の低減だけでなく、耐圧・信頼性の確保、スイッチング損失の低減を考慮すれば、ウェル下部3aとウェル下端部3bとは同じドーピング濃度を有すること好ましい。
チャネル形成部3cでは、ウェル下部3a、ウェル下端部3bに比べてドーピング濃度が低く設定され、最表面での実効アクセプタ濃度が最も低くなるようなドーピングプロファイルを有する。ウェル下端部3bの最表面での実効アクセプタ濃度は、例えば1〜10×1016/cm3程度である。チャネル形成部3cの最表面にはチャネルが形成されるが、その部分のドーピング濃度を下げることにより不純物による散乱が低減され、チャネルにおけるキャリアの移動度(チャネル移動度)が向上する。従って、素子抵抗を低下することができる。チャネル形成部3cの最表面部の長さがMOSFETのチャネル長LCHに相当し、例えば0.3〜1μm程度に設定される。
ウェルコンタクト部3dは、チャネル形成部3cと同様のドーピングプロファイルでもよいが、ソース電極9に接続する最表面部のドーピング濃度が、例えば5〜50×1018/cm3程度と高くなるように、その部分だけにイオン注入を別途行ってもよい。これによりウェルコンタクト部3dとソース電極9とのコンタクト抵抗を下げることができる。
またソース領域4の厚さは0.3〜0.7μm程度、ドーピング濃度は5〜50×1018/cm3程度である。
JFET領域5は、ほぼ均一のドーピング濃度であるが、ウェル領域3のチャネル形成部3cの表面部でアクセプタのドーピング濃度が低いため、JFET領域5とp型ウェル領域3との界面はドリフト層2の上面に対し垂直ではなく、図1の如くJFET領域5はその上面に向けて広がった形状となる(逆にチャネル形成部3cはドリフト層2の上面に向けて狭まる形状となる)。
ここで、MOSETの基本単位構造におけるJFET領域5の最も狭い部分の幅をLJFETとして定義する。つまり、折り返して配設された一対の基本単位構造においては、一対のウェル領域3の間隔は2LJFETとなる。JFET領域5はその上面に向けて広がった形状であるため、その最も狭い部分は比較的深い部分、すなわちウェル下端部3bに隣接する部分となる。
図2、図3を参照し、図1に示したMOSFETの製造工程を説明する。まず、主表面が(0001)面から所定のオフ角だけ傾いたn型のSiC基板1を用意し、その上にn型のドリフト層2をエピタキシャル成長させる。このときドリフト層2の上部に、JFET領域5となるドーピング濃度の高いn型の高濃度層を形成する。この高濃度層は、ドリフト層2を成長させる途中で不純物のドーピング濃度を高めることによって形成してもよいし、ドリフト層2の成長を完了させた後に、その上部にイオン注入を行うことで形成してもよい。
続いて、フォトリトグラフィ技術を用いた選択的なイオン注入によりp型のウェル領域3を形成し、さらにその中に、選択的なイオン注入によりn型のソース領域4を形成する(図2)。その後、注入したイオンを活性化するための熱処理を行う。上記したように、ウェル領域3の形成の際、ウェルコンタクト部3dの最表面部のドーピング濃度を高めるためのイオン注入を別途行ってもよい。イオンを活性化させる熱処理は、ウェル領域3、ソース領域4の形成後に一括して行ってもよいし、各イオン注入工程が行われる毎に行ってもよい。
その後、ウェル領域3、ソース領域4、JFET領域5の表面上に、所定の絶縁膜および導電体膜を順次成膜し、それらをパターニングすることによってゲート絶縁膜6およびゲート電極7を形成する。ゲート絶縁膜6となる絶縁膜としては、例えば10〜100nm程度の膜厚のシリコン酸化膜、シリコン酸化窒化膜等が挙げられる。その形成手法は、SiC表面の熱酸化や窒化または堆積成膜、あるいはそれらの併用の何れでもよい。ゲート電極7は多結晶シリコン膜や金属膜の成膜によって形成する。
続いて、全面に層間絶縁膜8を成膜した後、ソース領域4の上方に開口を形成してから、その中にソース電極9を形成する(図3)。そして層間絶縁膜8上に配線11を形成し、さらにSiC基板1の裏面にドレイン電極10を形成することで、図1に示したMOSFETの構成が得られる。
なお、図1ではウェル領域3がJFET領域5よりも浅い(p型ウェル領域3の下にもドリフト層2の他の部分よりドーピング濃度が高いn型の高濃度層が存在する)構成となっているが、図4のようにウェル領域3とJFET領域5の深さが等しい構成であってもよいし、さらに図5のようにp型ウェル領域3がJFET領域5よりも深い構成であってもよい。
このようなプロセスフローで作製されるMOSFET素子において、JFET領域5の幅2LJFETの値に応じて素子の各種特性がどのように変化するかを知るために、本発明者等はデバイスシミュレーションによる計算を行った。図6から図10はその計算結果を表したグラフであり、JFET領域5の幅2LJFETと素子の各種特性との関係を示している。
ここでは1200V耐圧を想定し、層厚が8〜15μm程度、ドーピング濃度が5〜15×1015/cm3程度のドリフト層2が用いられることを前提とした計算結果を示すが、他の値の耐圧を想定する場合(他の層厚およびドーピング濃度のドリフト層2を用いる場合)についても、各種の特性はほぼ同様の傾向の結果となる。(i)素子抵抗の特性に関しては、ドリフト層2の抵抗成分ではなくJFET領域5の抵抗成分に注目していること、(ii)耐圧やゲート絶縁膜中の電界強度に関しては、想定する耐圧を高くするとドリフト層2のドーピング濃度は低く設定されるため、ドリフト層2とウェル領域3との間のpn接合近傍の電界強度が逆に低下する傾向にあること、がその理由である。
図6は、MOSFETのオン抵抗のうちのJFET領域5の抵抗成分RJFET[ohm/cm2]とJFET領域5の幅2LJFETとの関係の一例を示すグラフである。JFET領域5の幅LJFETがある値(この例では約1.5μm)より小さくなると、JFET領域5の抵抗成分が急激に増加することが分かる。
図7は、MOSFETの耐圧Vb[V]とJFET領域5の幅2LJFETとの関係の一例を示すグラフである。ウェル領域3のウェル下端部3bをウェル下部3aと同じドーピング濃度にした構成であるため、JFET領域5の幅2LJFETを2μm程度まで大きくしても充分な耐圧が確保されているが、2μmを越えたあたりから耐圧の低下が顕著になる傾向が見られる。
図8は、MOSFETに規定電圧(ここでは1200V)が印加された状態におけるゲート絶縁膜6中の電界強度Eox[MV/cm]とJFET領域5の幅2LJFETとの関係の一例を示すグラフである。規定電圧に近い電圧が印加されたとき、ゲート絶縁膜6の中央部P(図1のMOSFET基本単位構造の端部)に最大の電界強度が現れるが、その値は2LJFETが約1.9μmの場合で4MV/cm、2LJFETが2.1μmの場合で4.5MV/cmとなる。ウェル領域3のウェル下端部3bをウェル下部3aと同じドーピング濃度にした構成であるため、2LJFETを2μm程度にしてもゲート絶縁膜6中の電界強度は低く抑えられている。しかし充分な信頼性を確保するためには、2LJFETを1.9〜2.1μm以下に設定し、ゲート絶縁膜6中の電界強度をより低くすることが望ましい。
図9は、MOSFETが所定の条件を満たすためのJFET領域5の幅2LJFET[μm]と、JFET領域5のドーピング濃度NJFET[/cm3]との関係を示すグラフである。図9において、太い実線の曲線は、JFET領域5の抵抗成分が急激に増加しはじめるJFET領域5の幅2LJFETの値(図6では1.5μm)と、JFET領域5のドーピング濃度NJFETとの関係を示しており、次の式(1)の関係が得られる。
JFET=6×1015+3.8×1016×2LJFET -2.5 …(1)
破線の曲線は、規定電圧印加時のされたときにゲート絶縁膜6中の電界強度が4MV/cmとなるJFET領域5の幅2LJFETの値(図8では1.9μm)と、JFET領域5のドーピング濃度NJFETとの関係を示しており、次の式(2)の関係が得られる。
JFET=7.6×1015+9.3×1016×2LJFET -2.9 …(2)
細い実線の曲線は、規定電圧印加時のされたときにゲート絶縁膜6中の電界強度が4.5MV/cmとなるJFET領域5の幅2LJFETの値(図8では2.1μm)と、JFET領域5のドーピング濃度NJFETとの関係を示しており、次の式(3)の関係が得られる。
JFET=8×1015+1.4×1017×2LJFET -3.15 …(3)
図9において、太い実線より上の領域であれば、オン抵抗のうちのJFET領域5の抵抗成分が小さく抑えられ、静特性としての素子抵抗を低減することができる。また、破線もしくは細い実線より下の領域であれば、規定電圧印加時におけるゲート絶縁膜6中の電界強度が抑えられ、素子の信頼性を向上させることができる。
図7で示したように、JFET領域5の幅2LJFETが2μmを越えると耐圧低下が顕著になるので、耐圧確保の観点からはJFET領域5の幅2LJFETは2μm以下が望ましい。ここで、規定電圧印加時におけるゲート絶縁膜6中の電界強度が4MV/cmとなる式(2)において、JFET領域5の幅2LJFETを2μmとすると、JFET領域5のドーピング濃度NJFETは2×1016/cm3となる。この条件におけるJFET領域5の抵抗値を基準にして、その抵抗値を維持させた場合の2LJFETとNJFETとの関係(一点鎖線)を計算すると、次の式(4)で表される図9の一点鎖線の曲線が得られる。
JFET=6.5×1016×2LJFET -1.7 …(4)
式(1)で示される太い実線のみならず、式(4)で示される一点鎖線よりも上の領域であれば、MOSFETの素子抵抗をさらに低減できる。
次に、式(4)の関係を維持しつつ(素子抵抗を一定に維持しつつ)、JFET領域の幅2LJFETを変化させたときにおける、MOSFETのスイッチング損失SWlossの変化をデバイスシミュレーションに基づき算出した。その算出結果を図10に示す。なお、MOSFETのスイッチング損失は、ゲート電圧をしきい値未満の電圧からしきい値以上の電圧に掃引してスイッチオンさせたときの電流・電圧波形を計算して両者を乗算したものをスイッチング時間分だけ積算したものと、その状態からゲート電圧をしきい値未満の電圧に掃引してスイッチオフさせたときの電流・電圧波形を計算して両者を乗算したものをスイッチング時間分だけ積算したものとを、足し合わせることにより算出した。
図10に示すように、素子抵抗が同じであっても、スイッチング損失SWloss[J/cycle]はJFET領域5の幅2LJFETの値に応じて変化し、2LJFETが1μmのときに最小となることが分かる。スイッチング損失SWlossがそのように変化する理由は、次のように考えられる。即ち、JFET領域5の幅が1μmより大きい領域では、ドレイン電極10側から見たゲート電極7の実質的な幅が素子容量に大きく影響するため、JFET領域5の幅が狭くなるほど素子容量は低下し、スイッチング損失が減少する。しかしJFET領域5の幅が1μmより小さい領域では、JFET領域5のドーピング濃度が容量成分に大きく影響するようになるため、JFET領域5の幅が狭くなりJFET領域5のドーピング濃度が大きく設定されるほど、素子容量が大きくなってスイッチング損失が増加する。
図10の結果から、スイッチング損失を低減するためには、JFET領域5の幅は1μm前後に設定することが有効であると言える。また図7の結果から、JFET領域5の幅2LJFETが2μmを超えると耐圧の低下が顕著になることが分かっているので、スイッチング損失SWlossを上限を、JFET領域5の幅2LJFETが2μmのときの値と規定する。
つまりスイッチング損失低減の観点では、JFET領域5の幅2LJFETは、図10の太い破線に挟まれた0.6μm≦2LJFET≦2μmの範囲内が望ましく、さらに望ましくは、二点鎖線に挟まれた0.8μm≦2LJFET≦1.5μmの範囲内にあることである。この太い破線と二点鎖線で示される範囲は、図9においても示している。
以上の結果から、静特性として素子抵抗の低減および耐圧の確保、動特性としてスイッチング損失の低減、ゲート絶縁膜中の電界強度の低減(信頼性向上)の全てを実現するためには、JFET領域5の幅2LJFETおよびドーピング濃度NJFETが、図9において太い実線(式(1))より上、且つ、細い実線(式(3))より下の範囲であり、さらに図10の太い破線に挟まれた範囲であればよい。つまり、次の式(5)〜(7)を満たしていればよい。
JFET≧6×1015+3.8×1016×2LJFET -2.5 …(5)
JFET≦8×1015+1.4×1017×2LJFET -3.15 …(6)
0.6μm≦2LJFET≦2μm …(7)
ここで、ゲート絶縁膜中の電界強度の低減をより重視する場合は、JFET領域5の幅2LJFETおよびドーピング濃度NJFETが、図9において太い実線(式(1))より上、且つ、破線(式(2))より下の範囲にすればよい。つまり、次の式(8)〜(10)を満たすようにすればよい。
JFET≧6×1015+3.8×1016×2LJFET -2.5 …(8)
JFET≦7.6×1015+9.3×1016×2LJFET -2.9 …(9)
0.6μm≦2LJFET≦2μm …(10)
また、素子抵抗の低減をより重視する場合は、JFET領域5の幅2LJFETおよびドーピング濃度NJFETが、図9において一点鎖線(式(4))より上、且つ、細い実線(式(3))より下の範囲にすればよい。つまり、次の式(11)〜(13)を満たすようにすればよい。
JFET≧6.5×1016×2LJFET -1.7 …(11)
JFET≦8×1015+1.4×1017×2LJFET -3.15 …(12)
0.6μm≦2LJFET≦2μm …(13)
ゲート絶縁膜中の電界強度および素子抵抗の両方をより低減させたい場合は、JFET領域5の幅2LJFETおよびドーピング濃度NJFETが、図9において一点鎖線(式(4))より上、且つ、破線(式(3))より下の範囲にすればよい。つまり、次の式(14)〜(16)を満たすようにすればよい。
JFET≧6.5×1016×2LJFET -1.7 …(14)
JFET≦7.6×1015+9.3×1016×2LJFET -2.9 …(15)
0.6μm≦2LJFET≦2μm …(16)
さらに、スイッチング損失の低減をより重視するならば、JFET領域5の幅2LJFETを、図10の二点鎖線に挟まれた範囲無いにすればよい。つまり上記の各条件式において、式(7),(10),(13),(16)を、次の式(17)に置き換えればよい。
0.8μm≦2LJFET≦1.5μm …(17)
なお、以上では基板とドリフト層とが同じ導電型を有するMOSFETについて説明したが、上で示したJFET領域の幅(2LJFET)およびドーピング濃度(NJFET)と各種特性との関係は、基板とドリフト層とが互いに異なる導電型を有するIGBTにおいても同様のことが言える。
つまりIGBTにおいても、JFET領域の幅(2LJFET)およびドーピング濃度(NJFET)を、式(5)〜(17)で示した各条件を満たすように設定すれば、静特性として素子抵抗の低減および耐圧の確保、動特性としてスイッチング損失の低減、ゲート絶縁膜中の電界強度の低減(信頼性向上)の全てを実現することができる。
1 SiC基板、2 ドリフト層、3 ウェル領域、4 ソース領域、5 JFET領域、6 ゲート絶縁膜、7 ゲート電極、8 層間絶縁膜、9 ソース電極、10 ドレイン電極、11 配線、3a ウェル下部、3b ウェル下端部、3c チャネル形成部、3d ウェルコンタクト部。

Claims (5)

  1. SiC基板と、
    前記SiC基板上に形成された第1導電型のドリフト層と、
    前記ドリフト層の上部に選択的に形成された第2導電型のウェル領域と、
    前記ウェル領域内に選択的に形成された第1導電型のソース領域と、
    前記ドリフト層上部において前記ウェル領域に隣接し、当該ドリフト層の他の部分よりドーピング濃度の高い第1導電型のJFET領域と、
    前記ドリフト層上にゲート絶縁膜を介して配設され、前記ソース領域、前記JFET領域およびその間の前記ウェル領域上に跨るゲート電極と
    を有する基本単位構造を備え、
    前記ウェル領域において、前記JFET領域と前記ソース領域との間の部分であるチャネル形成部のドーピング濃度は上面部で最小になり、前記ウェル領域の底部のドーピング濃度は前記ソース領域の下の部分と前記チャネル形成部の下の部分とで同じであり、
    前記JFET領域のドーピング濃度をNJFET[/cm3]、基本単位構造における前記JFET領域の最小幅をLJFET[μm]とそれぞれ定義すると、
    JFET≧6×1015+3.8×1016×2LJFET -2.5
    JFET≦8×1015+1.4×1017×2LJFET -3.15
    0.6μm≦2LJFET≦2μm
    の関係を充たす
    ことを特徴とする炭化珪素半導体素子。
  2. 前記チャネル形成部は、前記ドリフト層の上面に向けて狭まる形状である
    請求項1記載の炭化珪素半導体素子。
  3. JFET≦7.6×1015+9.3×1016×2LJFET -2.9
    の関係をさらに充たす
    請求項1または請求項2記載の炭化珪素半導体素子。
  4. JFET≧6.5×1016×2LJFET -1.7
    の関係をさらに充たす
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体素子。
  5. 0.8μm≦2LJFET≦1.5μm
    の関係をさらに充たす
    請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体素子。
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